JP2015210853A - 照明装置及び照明装置を備えた液晶表示装置 - Google Patents

照明装置及び照明装置を備えた液晶表示装置 Download PDF

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和寛 大谷
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Abstract

【課題】LED光源が導光板の側面に対向配置され、導光板の出射面側に複数の光学シートが配置された照明装置及びこの照明装置を備えた液晶表示装置において、より一層の高輝度化を図り、高輝度が要求されるような広告媒体用等として最適な照明装置及び照明装置を用いた液晶表示装置を提供する。【解決手段】導光板23と、導光板の側面に対向配置されたLED光源24と、導光板の出射面23c上に形成されたLED光源からの出射光と平行な方向に伸びるレンチキュラーレンズ23dと、導光板の上方に配置されるプリズムシート25aと、プリズムシート25aの上方に配置されるプリズムシート25bと、を備えた照明装置であって、プリズムシート25aのプリズム方向が、レンチキュラーレンズの方向と平行になるように配置し、プリズムシート25bのプリズム方向が、レンチキュラーレンズの方向と直交するように配置されている。【選択図】図4

Description

本発明は、照明装置及び照明装置を備えた液晶表示装置に関する。
主に室内で使用されている液晶表示装置等からなるテレビでは、300〜400cd/m程度の輝度で十分である。
ところで、主に半屋外、屋外に設置される看板等の広告媒体は、従来から用いられている紙の他に、最近では表示装置を用いたものが普及してきている。半屋外での使用が前提となるこのような広告媒体用の表示装置の場合、テレビで要求される300〜400cd/m程度の輝度では全く不十分であり、最低でも1000cd/m以上の輝度が必要となる。また、晴天下での視認性等を考慮すると、その表示装置には2000cd/m以上の超高輝度が要求される。
このような広告媒体用の表示装置としては、大型化が容易な液晶表示装置が多用されている。液晶表示装置は、Plasma Display Panel(PDP)等の自発光型表示装置とは異なり、表示を行うためにはバックライトと呼ばれる照明装置が必要となる。
このバックライトの光源としては、従来主流であった冷陰極管(CCFL)から、最近では発光ダイオード(LED)が主流となってきている。このLED光源を用いたバックライトとしては、例えば特許文献1に記載されている直下型バックライトが知られている。
また、特許文献1の直下型バックライトの他に、液晶表示装置の薄型化に適したエッジライト型バックライトもよく知られている。このエッジライト型バックライトは、導光板の側面にLED光源を複数配置することで線状光源化し、この線状光源を導光板の前面から出射して面状光源へと変換するものである。
このようなエッジライト型バックライトは、導光板の出射面に様々な光学シートが配置され輝度の均一化、高輝度化等を図っている。このような光学シートとして特許文献2のような光学シート等、様々なものが知られている。
特開2010−164774号公報 特開2009−025774号公報
通常、光学シートは複数用いられることが多い。複数の光学シートを用いる場合、同じ種類の光学シートを用いたとしても、この光学シートの配置順序がバックライトの出射面からの輝度に影響を与える。
光学シートの配置順序による影響が僅か数%である場合、例えば、テレビ程度の輝度であればその影響も僅かである。しかしながら、2000cd/mというような超高輝度が要求されるような広告媒体用の表示装置の場合には、僅か数%であったとしても、輝度へ与える影響が大きくなる。したがって、高輝度化を図る上で、光学シートの配置順序は
極めて重要な要素となる。
そこで、本発明は、LED光源が導光板の側面に対向配置され、導光板の出射面側に複数の光学シートが配置された照明装置及びこの照明装置を備えた液晶表示装置において、より一層の高輝度化を図り、高輝度が要求されるような広告媒体用等として最適な照明装置及び照明装置を用いた液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の照明装置は、導光板と、前記導光板の側面に対向配置されたLED光源と、前記導光板の出射面上に設けられ、前記LED光源の光の出射方向と平行な方向に伸びるレンチキュラーレンズと、前記レンチキュラーレンズの上方に配置される第1プリズムシートと、前記第1プリズムシートの上方に配置される第2プリズムシートと、を備え、前記第1プリズムシートのプリズムの長手方向が前記レンチキュラーレンズの伸びる方向と平行になるように前記第1プリズムシートが配置され、前記第2プリズムシートのプリズム方向が前記レンチキュラーレンズの方向と直交するように前記第2プリズムシートが配置されていることを特徴とする。
本発明の照明装置によれば、照明装置から出射される出射光の輝度を高めることができる。とくに、本発明の照明装置は、1000〜2000cd/mというような非常に高い輝度が要求される液晶表示装置用の照明装置として適している。
また、本発明の照明装置は、前記第1プリズムシートと、前記第2プリズムシートのプリズムピッチが、64〜75μmであることを特徴とする。
本発明の照明装置によれば、照明装置から出射される出射光の輝度を高めることができる。とくに、本発明の照明装置は、1000〜2000cd/mというような非常に高い輝度が要求される大型の液晶表示装置用の照明装置として適している。
また、本発明の液晶表示装置は、前記照明装置と、前記照明装置の前方に配置される液晶パネルと、を備えることを特徴とする。
本発明の液晶表示装置によれば、液晶表示装置の輝度を高めることができる。とくに1000〜2000cd/mというような非常に高い輝度が要求される液晶表示装置として適している。
実施形態の液晶表示装置の正面図である。 実施形態の液晶表示装置の分解斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 実施形態のバックライトにおける導光板と、第1、第2プリズムシートの関係を示した概念図である。 実施形態のプリズムシートの断面拡大図である。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための一例を示すものであり、本発明をこの実施形態に特定することを意図するものではない。本発明は、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態にも適応できるものである。
図1は本発明の実施形態に係る液晶表示装置1の正面図である。また、図2は液晶表示
装置1の分解斜視図である。また、図3は図1のA−A線断面図である。図1〜図3には、互いに直交するXYZ軸が併記されている。図4及び図5にも同様にXYZ軸が併記されている。液晶表示装置1を正面から見たとき、X軸方向は前後方向、Y軸方向は左右方向、Z軸方向は上下方向である。液晶表示装置1の長辺と短辺はそれぞれZ軸とY軸に平行である。
液晶表示装置1は、液晶パネル10と、照明装置の一例であるバックライト20とを備え、液晶パネル10の前面側に位置する額縁状の前面枠11によって一体に固定されている。
液晶パネル10は、一対の透明な矩形状のガラス基板が所定のギャップを保持して貼り合わせられているとともに、基板間に液晶材料が注入されている。また、一対のガラス基板は、一方が薄膜トランジスタのアレイ基板であり、他方がカラーフィルタと透明導電膜が形成された基板である。
また、液晶パネル10には、駆動用ICや制御用IC等が実装された実装基板12がガラス基板の端部にフィルム配線13を介して接続されている。なお、図示していないが、液晶パネル10の前面側と後面側には、それぞれ偏光フィルムが貼り付けられている。また、本実施形態においては、液晶パネル10のサイズが47インチであり、縦の長さが約60cm、横の長さが約104cmの液晶パネル10を用いた。
前面枠11は、金属製の部材であり、図3に示すように断面が逆L字状となっている。前面枠11の開口部14から液晶パネル10の表示領域が露出する。
バックライト20は、箱状のシャーシ21と、シャーシ21の内側に収納された反射シート22と、導光板23と、LED光源24と、光学シート25と、シャーシ21の前部に位置する額縁状の中枠26と、によって構成されている。
シャーシ21は、コスト面から鉄等の金属からなる箱状の
部材である。また、シャーシ21は、液晶パネル10よりも若干大きな矩形状の部材である。このシャーシ21は、底面21aと、底面21aの4辺からそれぞれ立ち上がった側壁21bとで構成されている。
反射シート22は、シャーシ21の底面21aの内側と略同じ大きさであり、その上に導光板23が配置される。反射シート22は、ポリエステルフィルム等からなり、導光板23側の表面で光が鏡面反射や拡散反射するような加工が施されている。
導光板23は、矩形状の板状部材であり、可視領域で無色透明な樹脂等で形成されている。導光板23は、側面(入射面23a)側に配置されたLED光源24からの光が、導光板23内部を全反射しながら進んでいくうちに導光板23の裏面23b側に加工された反射ドットによって向きを変え、全反射角より小さくなった成分の光が導光板23の表面(出射面23c)から出射してくことを利用して、面状光源を形成するものである。この反射ドットは、導光板23にスクリーン印刷やインクジェット印刷によって形成されたり、導光板23とともに一体成型により形成されたりする。
また、導光板23の出射面23cには、導光板23の短辺と直交する方向(LEDチップ32の出射光と平行な方向)に伸びる半円錐形状のレンチキュラーレンズ加工が施されている。バックライト20は、導光板23の出射面23cにレンチキュラーレンズ加工を施すことで、光の指向性と利用効率を高め、輝度の向上を図っている。
LED光源24は、導光板23の短辺両側に配置されており、金属ベース板31と、金属ベース板31の表面に半田付けされた複数のLEDチップ32を備えている。LED光源24は、出射方向が導光板23の長手方向に平行となるように配置されている。
LED光源24を構成する金属ベース板31は、放熱性に優れた部材が最適であり、例えば、銅やアルミニウムを主成分とする金属板からなり、0.5〜1.5mmの板厚からなる。なお、金属ベース板31は、熱伝導性のよい接着剤を用いてシャーシ21へ固定している。金属ベース板31をネジ止めによりシャーシ21へ固定しても構わないが、接着剤で固定することにより、ネジ等によるLEDチップ32からの出射光への影響を防ぐことができる。
金属ベース板31の表面には、絶縁層が形成され、絶縁層の上には銅箔からなる金属箔層がLEDチップ32へ給電するための配線形状をなして形成されている。そして、LEDチップ32が金属箔層の所定位置に半田付けされている。図2に示すようにLEDチップ32が側壁21bに沿って複数配置されることによって、側壁21bの横に線状光源化されたLED光源24が形成される。なお、LEDチップ32から照射された光を効率良く反射するために、LEDチップ32が半田付けされる個所を除き、金属箔層34の表面や絶縁層33の表面には白色絶縁膜(図示せず)が形成されている。
なお、バックライト20から出射された光が白色光となるものであれば、LEDチップ32は、既知の様々なものを用いることができる。例えば、LEDチップ32は、青色発光素子に、黄色の蛍光体を塗布し、補色効果により疑似白色発光するものでもよい。また、色再現性を大きくするために、LEDチップ32は、赤色、緑色、青色の発光素子をそれぞれ用いて白色光とするものでもよい。
光学シート25は、導光板23の出射面23cから出射した光を、効率良く液晶パネル10に照射するためのシート状部材である。本実施形態では、光学シート25は、3枚のシートからなり、導光板23の出射面23c上に第1プリズムシートであるプリズムシート25aを配置し、プリズムシート25aの上に第2プリズムシートであるプリズムシート25bを配置し、プリズムシート25bの上に、反射型偏光シート25cを配置している。なお、プリズムシート25a、25bについては、詳細を後述する。
反射型偏光シート25cは、例えば住友スリーエム社のDBEF(登録商標)等があり、液晶パネル10の後面側に貼り付けられた偏光板を通過しない成分の光を反射してリサイクルすることによって、偏光板を通過する光へと変換するものである。この反射型偏光シート25cを用いることで、バックライト20から出射される光の利用効率が上がり、輝度が向上する。
中枠26は、金属製や樹脂製の額縁状の部材である。中枠26は、図示しない係合手段によって、シャーシ21の側壁21bと係合する。そして、中枠26は、シャーシ21の側壁21bと係合することによって、シャーシ21内に収納された光学シート25等をシャーシ21内で固定する。また、中枠26の前方側には液晶パネル10が載置される。液晶パネル10は、前面枠11と中枠26とが図示しない係合手段によって係合することによって、前面枠11と中枠26との間で強固に固定される。
このような構成の液晶表示装置1を広告媒体用の表示装置として用いる場合、晴天下での視認性を良好にするためには、2000cd/m以上という非常に高い輝度が必要となる。このような超高輝度を実現する方法として、LEDチップ32へ流す電流量を増やす方法がある。一方で、LEDチップ32へ流す電流量を増やすと、LEDチップ32からの熱が増加するため放熱の問題が生じる。したがって、バックライト20の高輝度化を
図るには、単にLEDチップ32へ流す電流量を増やすだけでなく、他の方法も必要となる。
そこで、本実施形態においては、プリズムシート25a、25bのレンズピッチ及び配置順によって、輝度の改善を図っている。この点について図を用いて詳細を説明する。
まず、プリズムシート25a、25bは、熱可塑性樹脂シートに頂角90°のプリズム形状を高圧力で転写して形成したものである。このプリズム形状はシート短辺と直交する方向に伸びるもの(プリズム方向H)と、シート短辺と平行な方向に伸びるもの(プリズム方向V)があり、プリズムシート25aと、プリズムシート25bには、どちらか一方のプリズム形状が形成されている。そして、プリズムシート25a、25bを重ねて用いることで、プリズム形状が直交することになり、プリズムシート25a、25bを通過した光がシートの法線方向へ集光され、輝度が向上する。
このような頂角90°のプリズムシート25a、25bと、半円錐形状のレンチキュラーレンズ加工が施された導光板23と、を備えたバックライト20における、プリズムシート25a、25bのプリズム方向について説明する。図4は、バックライト20における導光板23と、プリズムシート25a、25bの関係を示した概念図である。なお、導光板23のB−B線断面図を導光板23の右横に、プリズムシート25aのC−C線断面図をプリズムシート25aの右横に、プリズムシート25bのD−D線断面図をプリズムシート25bの上方にそれぞれ記している。
上記のように、導光板23は、導光板23の出射面23cに、導光板23の短辺と直交する方向(LEDチップ32の出射光と平行な方向)に伸びる半円錐形状のレンチキュラーレンズ23dが形成されている。
導光板23の上方に配置されるプリズムシート25aは、プリズム形状がシート短辺と直交する方向に伸びるプリズム方向Hのシートとなっている。したがって、導光板23のレンチキュラーレンズの方向と、プリズムシート25aのプリズム方向Hとは平行になっている。
プリズムシート25aの上方に配置されるプリズムシート25bは、プリズム形状がシート短辺と平行な方向に伸びるプリズム方向Vのシートとなっている。したがって、導光板23のレンチキュラーレンズの方向と、プリズムシート25bのプリズム方向Hとは直交している。
このような実施形態のバックライト20と、比較用バックライトの輝度の比較を行った。比較用バックライトは、バックライト20のプリズムシート25a、25bのプリズム方向とプリズム方向が逆になっているものである。つまり、比較用バンクライトは、導光板23の上方に配置されるプリズムシート25aは、プリズム形状がシート短辺と平行な方向に伸びるプリズム方向Vのシートとなっている。したがって、導光板23のレンチキュラーレンズの方向と、プリズムシート25aのプリズム方向Hとは直交している。また、プリズムシート25aの上方に配置されるプリズムシート25bは、プリズム形状がシート短辺と直交する方向に伸びるプリズム方向Hのシートとなっている。したがって、導光板23のレンチキュラーレンズの方向と、プリズムシート25bのプリズム方向Hとは平行になっている。
以上のようなバックライト20と、比較用バックライトとのバックライトから出射した出射光について比較したところ、比較用バックライトの輝度を1.0とすると、バックライト20の輝度は1.02となった。つまり、バックライト20の輝度が2%向上した。
このような数%の輝度の向上は、テレビ用の表示装置で要求される程度の輝度(400cd/m)であれば僅かである。しかしながら、2000cd/mというような超高輝度が要求されるような広告媒体用の表示装置では、非常に大きな輝度の向上となる。
したがって、半円錐形状のレンチキュラーレンズが形成された導光板23と、導光板23の上方に配置される頂角90°のプリズムシート25aと、プリズムシート25aの上方に配置される頂角90°のプリズムシート25bと、を備えたバックライト20において、プリズムシート25aのプリズム方向が、レンチキュラーレンズの方向と平行になるように配置し、プリズムシート25bのプリズム方向が、レンチキュラーレンズの方向と直交するように配置することによって、輝度の向上を図ることができる。
また、プリズムシート25a、25bのレンズピッチについて図を用いて説明する。図5は、プリズムシート25aの断面拡大図である。なお、プリズムシート25bもプリズムシート25aと同様の構造となっているためその説明は省略する。
プリズムシート25aの各プリズムにおけるF値は、焦点距離f、有効開口(プリズムピッチ)Dとすると、
F=f/D ・・・式(1)
となる。
また、プリズムシート25aの各プリズムにおける像の照度(液晶パネル10に入射する光量)Lは、レンズを透過する光量t、物体の輝度Bとすると、
L=tBπ/4F・・・式(2)
となる。
式(1)を式(2)に代入すると、
L=tbπD/4f・・・式(3)
となる。
式(3)から、液晶パネル10に入射する光量Lを増加させるためには、プリズムシートのプリズムピッチDを大きくすればよい。一方、プリズムの頂角90°のまま、プリズムピッチDを大きくすると、プリズムシートのシート厚が増えてしまう。シート厚が増加すると、液晶表示装置1の厚みが増してしまうため、とくに中小型の液晶表示装置にとっては好ましくない。一般的なプリズムシートではシート厚も考慮されているため、通常プリズムピッチDは、50μmとなっている。
一方、広告媒体用の表示装置は、大型の表示装置であるため、中小型の液晶表示装置のような、装置の厚みはそれほど問題にならない。そこで、本実施形態のバックライト20は、プリズムピッチDが50μmよりも大きなプリズムシート25a、25Bを用いた。具体的には、プリズムシート25a、25BのプリズムピッチDが、64〜75μmのシートを用いた。このようなプリズムシート25a、25bを用いることにで、プリズムピッチDが50μmのシートに比べ、シート面での輝度に関しては、200〜1000cd/mの輝度の上昇がみられた。一方、プリズムピッチDがあまり大きくなり過ぎると、シート面でモアレが発生してしまった。
以上のように、半円錐形状のレンチキュラーレンズが形成された導光板23と、導光板23の上方に配置される頂角90°のプリズムシート25aと、プリズムシート25aの上方に配置される頂角90°のプリズムシート25bと、を備えたバックライト20において、プリズムシート25aのプリズム方向が、レンチキュラーレンズの方向と平行になるように配置し、プリズムシート25bのプリズム方向が、レンチキュラーレンズの方向
と直交するように配置し、プリズムシート25a、25bのプリズムピッチを64〜75μmにすることによって、輝度の向上を図ることができ、超高輝度が要求されるような大型の液晶表示装置1のバックライト20として適したものとなる。
なお、本実施形態においては、導光板23の出射面23cに形成されたレンチキュラーレンズ23dは、LED光源24が配置された導光板23の短辺と直交する方向に伸びている。一方、LED光源24が導光板23の長辺側に配置されている場合、バックライト20は、LED光源24が配置された導光板23の長辺と直交する方向に伸びるレンチキュラーレンズ23dが形成された導光板23を用いる。この場合、プリズムシート25aのプリズム方向は、レンチキュラーレンズの方向と平行になるように配置するため、プリズムシート25aはプリズム形状がシート短辺と平行に伸びるプリズム方向Vのシートとなる。また、プリズムシート25bのプリズム方向は、レンチキュラーレンズの方向と直交するように配置するため、プリズムシート25bは、プリズム形状がシート短辺と直交して伸びるプリズム方向Hのシートとなる。
また、本実施形態において、バックライト20は、レンチキュラーレンズ23dが導光板23の出射面23cに直接形成されているが、レンチキュラーレンズ23dが形成されたシートを用い、このシートを導光板23の出射面23c上に配置する構成でも構わない。
1…液晶表示装置
10…液晶パネル
11…前面枠
12…実装基板
13…フィルム配線
14…開口部
20…バックライト
21…シャーシ
21a…底面
21b…側壁
22…反射シート
23…導光板
23a…入射面
23b…裏面
23c…出射面
23d…レンチキュラーレンズ
24…LED光源
25…光学シート
25a、25b…プリズムシート
25c…反射型偏光シート
26…中枠
31…金属ベース板
32…LEDチップ

Claims (3)

  1. 導光板と、
    前記導光板の側面に対向配置されたLED光源と、
    前記導光板の出射面上に設けられ、前記LED光源の光の出射方向と平行な方向に伸びるレンチキュラーレンズと、
    前記レンチキュラーレンズの上方に配置される第1プリズムシートと、
    前記第1プリズムシートの上方に配置される第2プリズムシートと、を備え、
    前記第1プリズムシートのプリズムの長手方向が前記レンチキュラーレンズの伸びる方向と平行になるように前記第1プリズムシートが配置され、
    前記第2プリズムシートのプリズムの長手方向が前記レンチキュラーレンズの伸びる方向と直交するように前記第2プリズムシートが配置されていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記第1プリズムシートと、前記第2プリズムシートのプリズムピッチが、64〜75μmであることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記1または2に記載の照明装置と、
    前記照明装置の前方に配置される液晶パネルと、を備えることを特徴とする液晶表示装置。
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