JP2015210640A - 表示装置、監視システム、表示方法および表示プログラム - Google Patents

表示装置、監視システム、表示方法および表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示画面の一部を拡大する際に、拡大対象とする領域を正確に把握する。
【解決手段】画像を表示可能な表示部と、表示部の所定の表示領域に表示する第1画面のデータを生成する第1画面生成部と、第1画面内で設定される第1領域における背景色の特性と第1画面内の第1領域以外の第2領域における背景色の特性とが異なる第2画面のデータを生成する第2画面生成部と、表示領域内で少なくとも第1領域を拡大した第3画面のデータを生成する第3画面生成部と、第1領域の設定入力および前記第3画面の生成指示入力を受け付ける入力部と、第1乃至第3画面生成部がそれぞれ生成した第1乃至第3画面を表示部にそれぞれ表示させる表示制御部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラントを監視する監視システムにおいて制御装置から取得した情報を表示する表示装置、該表示装置を備えた監視システム、該表示装置が実行する表示方法および表示プログラムに関する。
従来、鉄鋼プラント、化学プラント、発電プラント等の各種プラントを対象とするプロセスの制御や監視を行うための監視システムとして、プロセスの制御を行う制御装置と、ヒューマンマシンインターフェースとしてのオペレータステーションとを備えた分散型制御システムが知られている。
オペレータステーションは、制御装置から送られてくるプラントの状態情報に基づいた画像コンテンツの表示を行う機能を有している(例えば、非特許文献1を参照)。このような画像コンテンツとして、例えばプラントに設けられた機器の状態情報の時間的な履歴を示すトレンド画面がある。トレンド画面では、より詳細な情報を把握するために選択した領域を拡大して表示することができる。
富士電機システムズ株式会社 オープン統合化制御システム FOCUS FOCUS−P 取扱説明書<オペレーション編> 改定7版 2006年7月「第3節 グループパネル」P.2
しかしながら、従来のオペレータステーションでは、トレンド画面等の表示画面の一部を拡大する際に、どの領域を拡大対象としているかが明示されないため、ユーザは自身が選択している領域を正確に把握することができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、表示画面の一部を拡大する際に、拡大対象とする領域を正確に把握することができる表示装置、監視システム、表示方法および表示プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る表示装置は、画像を表示可能な表示部と、前記表示部の所定の表示領域に表示する第1画面のデータを生成する第1画面生成部と、前記第1画面内で設定される第1領域における背景色の特性と前記第1画面内の前記第1領域以外の第2領域における背景色の特性とが異なる第2画面のデータを生成する第2画面生成部と、前記表示領域内で少なくとも前記第1領域を拡大した第3画面のデータを生成する第3画面生成部と、前記第1領域の設定入力および前記第3画面の生成指示入力を受け付ける入力部と、前記第1乃至第3画面生成部がそれぞれ生成した前記第1乃至第3画面を前記表示部にそれぞれ表示させる表示制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記第3画面生成部は、前記第1領域が前記表示領域の全域を占めるように拡大することを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記第3画面生成部は、前記第1領域の形状を保持したまま拡大することを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記第3画面生成部は、前記第1領域および該第1領域の周辺の前記第2領域を、前記第1および第2領域における背景色の特性が異なる状態のまま拡大することによって前記第3画面のデータを生成し、前記表示制御部は、前記第1領域を含む前記第3画面の一部を前記表示部に表示させることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記入力部は、前記第3画面の表示範囲を変更する指示入力を受け付け可能であることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記入力部は、前記第1領域の位置、形状または大きさを変更する指示入力を受け付け可能であり、前記第2画面生成部は、前記入力部が受け付けた指示入力に基づいて前記第2画面における前記第1領域の位置、形状または大きさを変更することを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、上記発明において、1以上の前記第1領域の設定情報を記憶する記憶部と、前記入力部が受け付けた選択信号に基づいて前記記憶部から1つの前記第1領域を選択する第1領域選択部と、をさらに備え、前記第2画面生成部は、前記第1領域選択部が選択した前記第1領域に対応する前記第2画面のデータを生成し、前記表示制御部は、前記第2画面生成部が生成した前記第2画面を前記表示部に表示させることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記第2画面生成部は、前記表示部が前記第1領域選択部の選択に応じた前記第2画面を表示している最中に前記第1領域選択部が別の前記第1領域を選択した場合、該選択された前記第1領域に対応する前記第2画面のデータを生成し、前記表示制御部は、前記第2画面生成部が新たに生成した前記第2画面を前記表示部に表示させることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記第1領域選択部は、前記第1領域を選択する際、同一画面上で表示可能な他の前記第1領域を合わせて選択し、前記第2画面生成部は、前記第1領域選択部が選択した前記第1領域をすべて含む前記第2画面のデータを生成することを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記背景色の特性は、色の透過性であることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記第1画面は、折れ線グラフを表示することを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、上記発明において、プラントに設置された複数の機器に接続された制御装置と通信可能に接続されてなり、前記表示部は、前記制御装置から前記複数の機器の状態をそれぞれ示す複数の状態情報を取得して表示することを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記第1画面は、前記複数の状態情報の少なくともいずれか一つのトレンドを示す折れ線グラフを表示することを特徴とする。
本発明に係る監視システムは、プラントに設置された複数の機器に接続された制御装置と、前記制御装置と通信可能に接続され、前記制御装置から前記複数の機器の状態をそれぞれ示す複数の状態情報を取得して前記表示部で表示する上記の表示装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る表示方法は、画像を表示可能な表示部を備えた表示装置が行う表示方法であって、前記表示部の所定の表示領域に第1画面を表示する第1画面表示ステップと、前記第1画面内に含まれる第1領域の設定入力を受け付ける第1領域設定ステップと、前記第1領域における背景色の特性と前記第1領域以外の第2領域における背景色の特性とが異なる第2画面を表示する第2画面表示ステップと、前記表示領域内で少なくとも前記第1領域を拡大した第3画面を表示する第3画面表示ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る表示プログラムは、画像を表示可能な表示部を備えた表示装置に、前記表示部の所定の表示領域に第1画面を表示する第1画面表示ステップと、前記第1画面内に含まれる第1領域の設定入力を受け付ける第1領域設定ステップと、前記第1領域における背景色の特性と前記第1領域以外の第2領域における背景色の特性とが異なる第2画面を表示する第2画面表示ステップと、前記表示領域内で少なくとも前記第1領域を拡大した第3画面を表示する第3画面表示ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、表示画面の一部を拡大する際に、拡大対象とする領域を正確に把握することができる。
本発明の実施の形態1に係る監視システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置であるオペレータステーションの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置であるオペレータステーションの表示部における監視システム用の表示画面の表示例を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置であるオペレータステーションが実行する表示方法の処理の概要を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る表示装置の表示部におけるトレンド画面の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置であるオペレータステーションが実行する拡大処理の概要を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る表示装置の表示部における背景色特性変更画面の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置の表示部における関心領域表示画面の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置の表示部における拡大トレンド画面の表示例(第1例)を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置の表示部における拡大トレンド画面の表示例(第2例)を示す図である。 本発明の実施の形態1の変形例1に係る表示装置の表示部における拡大トレンド画面の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態1の変形例2に係る表示装置の表示部における拡大トレンド画面が有するトレンド表示領域の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る表示装置であるオペレータステーションが実行する拡大処理の概要を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る表示装置であるオペレータステーションが実行する関心領域の移動処理を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態2に係る表示装置であるオペレータステーションが実行する関心領域の拡大・変形処理を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態3に係る表示装置であるオペレータステーションの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る表示装置であるオペレータステーションが実行する表示方法の処理の概要を示すフローチャートである。 図登録済みの関心領域を選択する際に表示部が表示する選択画面の表示例を示す図である。 関心領域表示画面の表示例を示す図である。 図19に示す関心領域表示画面において、戻るボタンが選択された場合に表示される関心領域画面の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る表示装置であるオペレータステーションが実行する拡大処理の概要を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る表示装置であるオペレータステーションの表示部における関心領域表示画面の別の表示例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)を説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る監視システムの構成を模式的に示す図である。同図に示す監視システム1は、鉄鋼プラント、化学プラントまたは発電プラント等のプラントPで行われるプロセスの制御や監視を行う分散型制御システム(DCS:Distributed Control System)である。監視システム1は、複数の制御装置2(図1では2つの制御装置2のみを図示)と、オペレータステーション3と、データベースステーション4と、プリンタ5と、を備える。
複数の制御装置2、オペレータステーション3およびデータベースステーション4は、制御ネットワーク6を介して通信可能に接続されている。オペレータステーション3、データベースステーション4およびプリンタ5は、情報ネットワーク7を介して通信可能に接続されている。制御ネットワーク6および情報ネットワーク7の各々は、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、イントラネット、公衆回線網、専用回線網などを適宜組み合わせた通信ネットワークによって構成される。
制御装置2は、プラントPのプロセスを実行するためにプラントPに設置された各種機器(図1では2つの機器P1、P2のみを図示)に接続されたセンサ等の計測装置と接続する。制御装置2は、CPU(Central Proccessing Unit)を備え、計測装置の測定結果等に基づいた演算を行うことによって各種機器を制御する。制御装置2が行う制御方式として、例えばPID(Proportional Integral Derivative)制御を挙げることができる。
制御装置2は、上述した計測装置の測定結果等に基づいてプロセスの制御を行うための内部計器に関わる情報を有している。このような内部計器として、例えばPID制御計器、スイッチ(オン/オフ)計器、力率計器、風向計器等がある。
制御装置2は、内部計器の情報を制御対象である各種機器の状態を示す状態情報として、制御ネットワーク6を介してオペレータステーション3へ定期的に送信する。状態情報には、計測装置の測定結果に加えて、各種設定値、異常を示す情報(アラーム)、内部計器を識別するためのTAG情報等が含まれる。
制御装置2は、制御ネットワーク6を介してオペレータステーション3から送られてくる指示信号に基づいて、各種設定値の変更等の処理を行う。
図2は、オペレータステーション3の構成を示すブロック図である。同図に示すオペレータステーション3は、ユーザ(プラント管理者等のオペレータ)が、プラントPの稼動状態を確認するための装置であり、本発明に係る表示装置として機能する。オペレータステーション3は、入力部31と、第1通信部32と、第2通信部33と、表示部34と、画像処理部35と、制御部36と、記憶部37と、を備える。
入力部31は、キーボード、およびマウス等のポインティングデバイスを用いて構成され、ユーザによる各種操作指示信号の入力を受け付ける。入力部31を構成するポインティングデバイスとして、表示部34の表示画面上に重ねて設けられるタッチパネルを適用することも可能である。
第1通信部32は、制御部36の制御の下、制御ネットワーク6を介して複数の制御装置2との間で各種データを送受信する。第1通信部32が制御装置2から受信した情報は、記憶部37に格納されて記憶される。
第2通信部33は、制御部36の制御の下、情報ネットワーク7を介してデータベースステーション4やプリンタ5との間で各種データを送受信する。
表示部34は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)等のディスプレイを用いて構成され、制御部36による制御の下、各種情報を表示する。図3は、表示部34における監視システム用の表示画面の表示例を模式的に示す図である。同図に示す表示画面100は、ユーザがプラントの状況や作業の目的に応じて選択するための各種メニューを表示するメニュー表示領域100aと、制御対象である機器の状態情報を表示する状態情報表示領域100bとを有する。状態情報表示領域100bには、プラントPに関する各種情報を表示するグラフィック画面、プラントPの機器P1、P2等から得られる状態情報をトレンド表示するトレンド画面、および機器P1、P2等から得られた状態情報を帳票形式で表示する帳票画面、プラントPに異常が発生した場合に出力されるアラーム情報を表示するアラーム画面等が表示される。
画像処理部35は、トレンド画面(第1画面)データを生成するトレンド画面生成部(第1画面生成部)351と、トレンド画面で設定される関心領域(第1領域)を表示する関心領域表示画面(第2画面)データを生成する関心領域表示画面生成部(第2画面生成部)352と、関心領域を拡大した拡大トレンド画面(第3画面)データを生成する拡大トレンド画面生成部(第3画面生成部)353と、を有する。画像処理部35は、CPUや各種演算回路等を用いて実現される。
トレンド画面生成部351は、制御装置2から第1通信部32を介して受信した情報および記憶部37が記憶する情報を参照することにより、選択された内部計器に対応する機器の状態情報を表示するトレンド画面データを生成する。
関心領域表示画面生成部352は、トレンド画面の中で関心領域として設定された領域をそれ以外の非関心領域(第2領域)と識別可能に表示する関心領域表示画面データを生成する。
拡大トレンド画面生成部353は、設定された関心領域をトレンド画面表示領域の全域に拡大することによって拡大トレンド画面データを生成する。
制御部36は、入力部31が受け付けた関心領域の設定信号に基づいて、トレンド画面における関心領域を設定する関心領域設定部361と、表示部34の表示処理を制御する表示制御部362と、制御装置2が行うプロセス制御の制御パラメータを入力部31の入力に応じて変更する制御パラメータ変更部363とを有する。
制御部36は、CPUや各種演算回路等を用いて構成され、入力部31が入力を受け付けた各種操作指示信号に応じてオペレータステーション3を構成する各部に対応する指示やデータの転送等を行うことにより、オペレータステーション3の動作を統括して制御する。なお、画像処理部35と制御部36を、共通のCPUを用いて構成することも可能である。
記憶部37は、状態情報記憶部371と、トレンド画面情報記憶部372と、関心領域情報記憶部373と、プログラム記憶部374と、を有する。
状態情報記憶部371は、第1通信部32が制御装置2から定期的に受信する複数の状態情報を記憶する。状態情報記憶部371は、制御部36の制御の下、複数の状態情報を受信するごとに記憶する情報を更新するとともに、それ以前の情報を、第2通信部33を介してデータベースステーション4へ送信するようにしてもよい。
関心領域情報記憶部373は、拡大トレンド画面生成部353が拡大トレンド画面データを生成する際に必要な情報を記憶する。このような情報として、関心領域設定部361が設定した関心領域の位置および大きさ(縦と横の長さ)に関する情報等がある。なお、本実施の形態1において、関心領域設定部361が設定した関心領域の情報は、その情報に基づく拡大トレンド画面データが拡大トレンド画面生成部353によって生成された時点で自動的に削除してもよい。すなわち、関心領域情報記憶部373は、関心領域の情報を、拡大トレンド画面生成部353が拡大トレンド画面を生成するまでの間、一時的に記憶するようにしてもよい。
プログラム記憶部374は、本実施の形態1に係る表示プログラムを含み、オペレータステーション3を動作させるための各種プログラム、および各種プログラムの実行中に使用される各種データ等を記憶する。なお、プログラム記憶部374が記憶するプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することも可能である。また、プログラムの記録部または記録媒体への記録は、コンピュータまたは記録媒体を製品として出荷する際に行ってもよいし、通信ネットワークを介したダウンロードにより行ってもよい。
記憶部37は、本実施の形態1に係る表示プログラムや所定のOSを起動するプログラム等が予めインストールされたROM(Read Only Memory)、および各処理の演算パラメータやデータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)等を用いて実現される。上述した各種プログラムは、通信ネットワークを介してダウンロードすることによって取得することも可能である。ここでいう通信ネットワークは、例えば既存の公衆回線網、LAN、WANなどによって実現されるものであり、有線、無線を問わない。
以上の構成を有するオペレータステーション3は、1つのコンピュータを用いて実現してもよいし、複数のコンピュータを用いて実現してもよい。後者の場合には、通信ネットワークを介してデータの送受信を行いながら、互いに連携して処理を行うようにすることも可能である。なお、ここでいうコンピュータは、汎用のパーソナルコンピュータやサーバ等によって構成することができる。また、通信ネットワークを介した複数のコンピュータからなるクライアント・サーバシステムによってオペレータステーション3を構築する場合には、入力部31および表示部34の機能をクライアント端末に具備させる一方、画像処理部35、制御部36および記憶部37の機能を一または複数のサーバに分散するような構成としてもよい。
データベースステーション4は、制御ネットワーク6を介して制御装置2から送信されてくるデータを蓄積する装置であり、プラントPに関するアラームの履歴情報や数値のトレンド情報を長期間にわたって保存するための装置である。データベースステーション4は、情報ネットワーク7を介してオペレータステーション3との間でデータの送受信も行う。データベースステーション4は、プラントPに関するアラームの履歴情報や数値のトレンド情報を長期間にわたって保存するための装置である。
プリンタ5は、情報ネットワーク7を介して送信されてくるオペレータステーション3の指示信号に基づいて、オペレータステーション3およびデータベースステーション4が記憶する各種データを取得して印刷する。
図4は、本実施の形態1に係る表示装置が実行する表示方法の処理の概要を示すフローチャートである。図4では、オペレータステーション3において、所定期間における所定の複数の内部計器に対するトレンド画面の表示が選択された場合の処理(以下、トレンド画面表示処理という)の概要を示している。
まず、トレンド画面生成部351は、表示対象として設定された内部計器に対応する機器の状態情報に含まれる測定値(PV:Process Variable)等の時間的な変化を表示するトレンド画面データを生成する(ステップS1)。トレンド画面生成部351は、トレンド画面データの生成に必要な情報を第1通信部32を介して制御装置2へ要求する。その後、トレンド画面生成部351は、制御装置2から取得した情報および状態情報記憶部371が記憶している情報をもとにトレンド画面データを生成する。なお、トレンド画面データに必要な情報の一部をデータベースステーション4から取得するようにしてもよい。
続いて、表示制御部362は、トレンド画面生成部351が生成したトレンド画面データに対応するトレンド画面を表示部34に表示させる(ステップS2)。
図5は、表示部34におけるトレンド画面の表示例を示す図である。同図に示すトレンド画面101は、3つの内部計器A、B、Cのトレンドを表示している。トレンド画面101は、タイトル表示領域111と、数値情報表示領域112と、トレンド表示領域113とを有する。タイトル表示領域111には、「トレンド画面」というタイトルが表示されている。数値情報表示領域112には、例えば各内部計器の最新の測定値(PV)、データ取得期間、計測周期、縦罫線間隔等の数値情報が表示されている。トレンド表示領域113には、内部計器A、B、Cのトレンドをそれぞれ示す折れ線グラフ114、115、116に加え、表示範囲を縦方向および横方向にそれぞれスクロールするための縦スクロールバー117および横スクロールバー118が表示されている。なお、図5では、3つの内部計器のトレンドを表示している場合を例示しているが、表示対象のトレンドの数はこれに限られるわけではない。
ステップS2の後、入力部31が拡大処理の開始指示信号の入力を受け付けた場合(ステップS3:Yes)、オペレータステーション3は、拡大処理を行う(ステップS4)。本実施の形態1において、開始指示信号は、ユーザが入力部31のマウスを操作することによってトレンド画面上の所望の位置にマウスポインタMを移動した後、マウスボタンをクリックすることによって入力される。以下、図6に示すフローチャートを参照して、拡大処理の概要を説明する。
まず、関心領域表示画面生成部352は、ステップS3で入力された開始指示信号をトリガとして、トレンド表示領域の背景色の特性を変更することにより、背景色特性変更画面データを生成する(ステップS21)。続いて、表示制御部362は、背景色特性変更画面を表示部34に表示させる(ステップS22)。図7は、表示部34における背景色特性変更画面の表示例を示す図である。同図に示す背景色特性変更画面102は、もとのトレンド画面101のトレンド表示領域113全体を網掛けした態様で表示している。この網掛けは、背景色の特性として、その透過性を低くして表示していることを模式的に示している。
なお、関心領域表示画面生成部352が変更する背景色の特性は透過性に限られるわけではない。例えば、背景色の特性として、光の三属性である色相、彩度、明度のいずれか一つを適用することも可能である。また、透過性および光の三属性のうち複数を組み合わせたものを背景色の特性とすることも可能である。
この後、入力部31が関心領域の選択入力を受け付けた場合(ステップS23:Yes)、オペレータステーション3はステップS24へ移行する。本実施の形態1において、拡大表示対象領域の選択入力操作は、マウスのドラッグ操作によって実現される。このドラッグ操作は、例えば通常のパーソナルコンピュータが備える表示モニタ上で表示されるウィンドウの面積を拡大する際に行う操作と同様である。マウスがドラッグされると、関心領域はマウスポインタMの始点と終点を対角線とする矩形領域として定義される。
関心領域設定部361は、入力部31が受け付けた関心領域の選択入力に基づいて、トレンド画面における関心領域の設定を行い、設定した情報を関心領域情報記憶部373へ一時的に格納する(ステップS24)。
続いて、関心領域表示画面生成部352は、関心領域情報記憶部373を参照し、設定された関心領域の背景色の特性を元に戻すことによって関心領域表示画面データを生成する(ステップS25)。
この後、表示制御部362は、関心領域表示画面を表示部34に表示させる(ステップS26)。図8は、関心領域表示画面の表示例を示す図である。同図に示す関心領域表示画面103は、トレンド表示領域113の中に関心領域113aをトレンド画面101と同様の特性を有する背景色で表示する一方、非関心領域113bは背景色特性変更画面102と同様の特性を有する背景色で表示している。図8では、ユーザが関心領域113aの左上の頂点(図7を参照)から右下の頂点までマウスでドラッグ操作を行うことによって関心領域を設定した場合を示している(関心領域113a内の破線の矢印Lを参照)。なお、矢印Lは、図7の背景色変更画面102から関心領域表示画面103に至るまでのマウスポインタMの軌跡を示す仮想的な線であって実際の画面上に表示されるわけではないが、軌跡を明示するために画面上で表示させるようにしてもよい。
続いて、入力部31が関心領域の選択確定信号の入力を受け付けた場合(ステップS27:Yes)、拡大トレンド画面生成部353は、選択された領域をトレンド表示領域113全域に拡大して表示する拡大トレンド画面データを生成する(ステップS28)。本実施の形態1において、選択確定信号は、マウスのドロップ操作によって実現される。したがって、マウスのドロップ操作をした時点のマウスポインタMの位置が、矩形状をなす関心領域のいずれかの頂点となり、この頂点と開始指示信号入力時(マウスボタン押下時)のマウスポインタMの位置とを結ぶ直線が、関心領域の対角線となる。具体的に、図8では、関心領域113aの左上の頂点が始点であり、右下の頂点が終点である場合を示している。
拡大トレンド画面生成部353は、関心領域をトレンド表示領域113の全域に拡大する。本実施の形態1において、拡大トレンド画面生成部353は、拡大する際に、拡大対象とする領域のトレンドに関する状態情報を再取得して、拡大するトレンド表示領域113のスケール(縦スケール、横スケール)に合わせて再描画する。このため、関心領域の縦横比(アスペクト比)がトレンド表示領域113の縦横比と等しくない場合、縦方向と横方向の拡大率は異なる。例えば、図8に示す場合、トレンド表示領域113は横長の矩形状をなす一方、関心領域113aは縦長の矩形状をなしている。したがって、図8に示す場合、関心領域113aの横方向の拡大率の方が縦方向の拡大率よりも大きくなる。
拡大トレンド画面生成部353は、関心領域113aの周辺の非関心領域113bについても拡大トレンド画面データを生成する。この際、拡大トレンド画面生成部353は、拡大前の関心領域113aおよび非関心領域113bの背景色の特性を保持したまま、拡大トレンド画面データを生成する。これにより、入力部31が拡大トレンド画面のスクロール操作の入力を受け付けた場合、表示部34でスクロール画面をスムーズに表示させることが可能となる(後述するステップS8を参照)。
ステップS23において入力部31が関心領域の選択入力を受け付けない場合(ステップS23:No)、およびステップS27において入力部31が関心領域の選択確定信号の入力を受け付けない場合(ステップS27:No)、オペレータステーション3はステップS29へ移行する。
ステップS29において、入力部31が拡大処理を終了する信号の入力を受け付けた場合(ステップS29:Yes)、オペレータステーション3は拡大処理を終了してメインルーチンへ戻る。一方、ステップS29において、入力部31が拡大処理を終了する信号の入力を受け付けない場合(ステップS29:No)、オペレータステーション3はステップS23へ戻る。
以上説明したステップS4の拡大処理に続く処理を説明する。ステップS4での拡大処理の後、拡大トレンド画面データが生成されて存在している場合(ステップS5:Yes)、表示制御部362は、拡大トレンド画面を表示部34に表示させる(ステップS6)。図9は、拡大トレンド画面の表示例を示す図である。同図に示す拡大トレンド画面104は、図7の背景色特性変更画面102における関心領域113aをトレンド表示領域113の全域へ拡大した画面である。この場合の関心領域113aの拡大率は、上述したように、横方向の拡大率が縦方向の拡大率よりも大きい。
この後、入力部31が、拡大トレンド画面のスクロール操作の入力を受け付けた場合(ステップS7:Yes)、表示制御部362は、スクロール量に応じて表示する部分を変更して(スクロールして)表示部34に表示させる(ステップS8)。図10は、スクロール量に応じた拡大トレンド画面の表示例を示す図である。同図に示す拡大トレンド画面105は、拡大トレンド画面104に対して縦スクロールバー117を用いて画面を上向きに移動させる一方、横スクロールバー118を用いて画面を下向きにスクロールした場合のスクロール後の表示例を示している。拡大トレンド画面105では、関心領域113aと非関心領域113bの背景色の特性が、関心領域表示画面103と同じである。このため、ユーザは、拡大トレンド画面をスクロールした場合、関心領域113aと非関心領域113bの境界を正確に把握することができる。
続いて、入力部31が縮小指示の入力を受け付けた場合(ステップS9:Yes)、オペレータステーション3はステップS1へ戻る。
ステップS9において、入力部31が縮小表示の入力を受け付けない場合(ステップS9:No)において、トレンド表示終了の指示信号の入力を受け付けたとき(ステップS10:Yes)、オペレータステーション3はトレンド画面表示処理を終了する。一方、ステップS10において、入力部31がトレンド表示終了の指示信号の入力を受け付けない場合(ステップS10:No)、オペレータステーション3はステップS7へ戻る。
ステップS3において、入力部31が拡大処理の開始指示信号の入力を受け付けない場合(ステップS3:No)、およびステップS5において、拡大トレンド画面データが生成されていない場合(ステップS5:No)、制御部36は、状態情報記憶部371が記憶する状態情報が更新されているか否かを判断する(ステップS11)。判断の結果、状態情報が更新されている場合(ステップS11:Yes)、オペレータステーション3はステップS1へ戻る。一方、判断の結果、状態情報が更新されていない場合(ステップS11:No)、オペレータステーション3はステップS12へ移行する。
ステップS12において、入力部31がトレンド表示終了の指示信号の入力を受け付けた場合(ステップS12:Yes)、オペレータステーション3はトレンド画面表示処理を終了する。一方、入力部31がトレンド表示終了の指示信号の入力を受け付けない場合(ステップS12:No)、オペレータステーション3はステップS11へ戻る。
ステップS7において、拡大トレンド画面のスクロール操作の入力を受け付けない場合(ステップS7:No)、オペレータステーション3はステップS9へ移行する。
以上説明した本発明の実施の形態1によれば、拡大対象の領域として設定される関心領域をそれ以外の非関心領域とは異なる背景色の特性で表示する関心領域表示画面を生成するため、表示画面の一部を拡大する際に、関心領域を正確に把握することができる。
また、本実施の形態1によれば、非関心領域では背景色の透過性を低下させることで関心領域との特性の違いを生み出しているため、非関心領域のトレンドも把握することができる。
また、本実施の形態1によれば、拡大トレンド画面を生成する際、関心領域周辺の非関心領域も拡大するため、スクロールすることによって関心領域の周辺のトレンドも確認することができる。加えて、非関心領域の背景色の特性は拡大前後で同じであるため、ユーザは拡大後も関心領域と非関心領域を明確に区別することができる。
また、本実施の形態1によれば、ユーザはマウスのドラッグアンドドロップ操作を行うだけで、関心領域の設定および拡大トレンド画面の生成を実行することができるため、簡単な操作で所望の拡大トレンド画面を見ることができる。
ところで、トレンド画面のように折れ線グラフを表示する画面では、例えば関心領域を単なる枠で表示しても、グラフとの見分けがつきにくくなってしまうおそれがある。これに対して、本実施の形態1においては、関心領域と非関心領域で背景色の特性を変更しているため、折れ線グラフを含むような画面内で関心領域を設定する場合であっても、関心領域を明確に認識することが可能となる。
(実施の形態1の変形例)
図11は、本実施の形態1の変形例1に係る表示部34における拡大トレンド画面の表示例を示す図である。同図に示す拡大トレンド画面106は、図8に示す関心領域113aの縦横の比率を変えずに同じ倍率で拡大して表示したものである。拡大トレンド画面106のトレンド表示領域113’内の関心領域113a’では、縦方向が最大である一方、横方向は最大ではない。このため、拡大トレンド画面では、横方向に沿って非関心領域113b’が表示されている。なお、拡大トレンド画面106は、時系列の最後が、拡大前のトレンド画面101と一致するように表示される。
図12は、本実施の形態1の変形例2に係る表示部34における拡大トレンド画面の表示例を模式的に示す図である。同図に示す拡大トレンド画面107は、トレンド表示領域113’’の関心領域113a’’の表示範囲が、トレンド表示領域113’’の全域よりも若干小さくなっており、周縁部に非関心領域113b’’が表示されている。このような表示を行うことにより、ユーザは拡大トレンド画面でも、関心領域と非関心領域の境界を正確に把握することができる。
以上説明した本実施の形態1の変形例1および2が、本実施の形態1と同様の効果を奏するものであることはいうまでもない。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、関心領域の設定を行う際に、関心領域の位置、大きさ、形状を変更可能であることを特徴とする。本実施の形態2に係る表示装置は、実施の形態1で説明したオペレータステーション3と同様の構成を有しており、監視システム1の一部をなす。以下、監視システム1が有する構成要素と同じ構成要素については、図2と同一の符号を付して説明する。
本実施の形態2に係る表示装置であるオペレータステーション3が実行するトレンド画面表示処理の概要は、図4に示すフローチャートと同様であるが、拡大処理(ステップS4)の内容が異なる。以下、図13に示すフローチャートを参照して、オペレータステーション3が実行する拡大処理の概要を説明する。
まず、関心領域表示画面生成部352は、ステップS3(図4を参照)で入力された開始指示信号をトリガとして、トレンド表示領域の背景色の特性を変更することにより、背景色特性変更画面データを生成する(ステップS31)。続いて、表示制御部362は、背景色特性変更画面を表示部34に表示させる(ステップS32)。
この後、入力部31が関心領域の選択入力を受け付けた場合(ステップS33:Yes)、関心領域設定部361は関心領域を設定し、設定した情報を関心領域情報記憶部373へ格納する(ステップS34)。
続いて、関心領域表示画面生成部352は、選択された領域の背景色の特性を元に戻すことによって関心領域表示画面データを生成する(ステップS35)。本実施の形態2において、関心領域の選択入力操作は、ユーザによるマウスのドラッグアンドドロップ操作によって実現される。具体的には、関心領域は、マウスのドラッグ時のマウスポインタの位置とドロップ時のマウスポイントの位置を結ぶ直線を対角線とする矩形領域として定義される。関心領域表示画面生成部352は、マウスポインタMの位置を追跡することにより、関心領域に対応する矩形領域の背景色の特性を元に戻す処理を行う。選択入力後のトレンド画面は、図8に示す関心領域表示画面103と同様に関心領域と非関心領域とが識別可能に表示される。
表示制御部362は、関心領域表示画面生成部352が生成した関心領域表示画面を表示部34に表示させる(ステップS36)。
ステップS40の後、入力部31が関心領域の変更指示信号の入力を受け付けた場合(ステップS37:Yes)、関心領域設定部361は、関心領域を変更し、変更後の情報を関心領域情報記憶部373へ格納する(ステップS38)。
続いて、関心領域表示画面生成部352は、関心領域情報記憶部373を参照して関心領域表示画面データを更新する(ステップS39)。表示制御部362は、更新された関心領域表示画面データに対応する関心領域表示画面を表示部34に表示させる(ステップS40)。
図14は、関心領域の変更処理の一例として、関心領域の移動処理を模式的に示す図である。同図に示すトレンド表示領域213は、互いに背景色の特性が異なる関心領域213aおよび非関心領域213bを有する。破線で示す領域213a0は、変更前の関心領域の位置および大きさを仮想的に示している。なお、図14では折れ線グラフ等の記載を省略している。図14では、ユーザが関心領域213a0の外縁付近にマウスポインタを合わせてから右下方向へマウスをドラッグアンドドロップすることにより、関心領域を移動させた後の表示状態を示している。この移動操作は、パーソナルコンピュータのモニタ上でのウィンドウの移動操作と同様である。
図15は、関心領域の変更処理の別な例として、関心領域の拡大・変形処理を模式的に示す図である。同図に示すトレンド表示領域223は、互いに背景色の特性が異なる関心領域223aおよび非関心領域223bを有する。破線で示す領域223a0は、変更前の関心領域の位置および大きさを仮想的に示している。図15においても、折れ線グラフ等の記載を省略している。図15では、ユーザが関心領域223a0の境界の右下頂点部にマウスポインタを合わせてからドラッグアンドドロップすることにより、関心領域の形状を変えながら拡大した後の表示状態を示している。この拡大・変形操作は、パーソナルコンピュータのモニタ上でウィンドウを拡大・変形する操作と同様である。なお、図15では拡大・変形した場合を例示したが、同様の操作によって関心領域を縮小・変形することも可能であるし、関心領域の形状は変えずに拡大または縮小することも可能である。
この後、入力部31が選択確定信号の入力を受け付けた場合(ステップS41:Yes)、拡大トレンド画面生成部353は、選択された領域をトレンド表示領域113全域を占めるように拡大した拡大トレンド画面データを生成する(ステップS42)。本実施の形態2において、選択確定信号は、マウスポインタMを関心領域内に位置させた状態でマウスのクリック操作によって実現される。なお、選択確定信号の入力は、これに限られるわけではない。例えば、入力部31は、マウスポインタを関心領域内に位置させた状態でマウスをダブルクリックさせた場合に選択確定信号として入力を受け付けるようにしてもよい。また、確定信号入力用のアイコンをトレンド表示画面に表示させておき、このアイコンがマウスまたはタッチパネル等によって選択された場合に選択確定信号の入力を受け付けるようにしてもよい。
ステップS33において入力部31が関心領域の選択入力を受け付けない場合(ステップS33:No)、およびステップS41において入力部31が関心領域の選択確定信号の入力を受け付けない場合(ステップS41:No)、オペレータステーション3はステップS43へ移行する。
ステップS43において、入力部31が拡大処理を終了する信号の入力を受け付けた場合(ステップS43:Yes)、オペレータステーション3は拡大処理を終了してメインルーチンへ戻る。一方、ステップS43において、入力部31が拡大処理を終了する信号の入力を受け付けない場合(ステップS43:No)、オペレータステーション3はステップS33へ戻る。
ステップS37において入力部31が関心領域の変更指示信号の入力を受け付けない場合(ステップS37:No)、オペレータステーション3はステップS41へ移行する。
以上説明した本発明の実施の形態2によれば、拡大対象の領域として設定される関心領域をそれ以外の非関心領域とは異なる背景色の特性で表示する関心領域表示画面を生成するため、表示画面の一部を拡大する際に、関心領域を正確に把握することができる。
また、本実施の形態2によれば、非関心領域では背景色の透過性を低下させる点や、拡大トレンド画面を生成する際、関心領域周辺の非関心領域も拡大する点が実施の形態1と同じであるため、実施の形態1と同様、ユーザは非関心領域のトレンドも把握することができたり、拡大後も関心領域と非関心領域を明確に区別したりすることができる。さらに、トレンドのような折れ線グラフを表示する画面に対して好適である点も、実施の形態1と同様である。
また、本実施の形態2によれば、ユーザはマウスのドラッグアンドドロップ操作を行うだけで関心領域を選択することができることに加え、関心領域の位置、形状または大きさを変更することができるため、関心領域の設定を一段と柔軟に行うことができる。
(実施の形態3)
図16は、本発明の実施の形態3に係る表示装置であるオペレータステーションの構成を示すブロック図である。同図に示すオペレータステーション8は、制御部81および記憶部82の構成を除いて、実施の形態1で説明したオペレータステーション3と同様の構成を有する(図2を参照)。また、オペレータステーション8は、本実施の形態3に係る監視システムの一部をなす。本実施の形態3に係る監視システムは、オペレータステーションを除いて、実施の形態1に係る監視システム1と同様の構成を有する。以下、監視システム1が有する構成要素と同じ構成要素については、図2と同一の符号を付して説明する。
制御部81は、関心領域設定部361と、表示制御部362と、制御パラメータ変更部363と、ブックマーク登録部811と、関心領域選択部(第1領域選択部)812とを有する。ブックマーク登録部811は、関心領域に対してブックマークに登録されたことを示す情報を付加する機能を有する。関心領域選択部812は、ブックマークに登録された関心領域の中から、入力部31が受け付けた選択信号に基づいて関心領域を選択する。
記憶部82は、状態情報記憶部371と、トレンド画面情報記憶部372と、関心領域情報記憶部373と、プログラム記憶部374と、ブックマーク情報記憶部821とを有する。ブックマーク情報記憶部821は、関心領域設定部361が設定した関心領域のうち、入力部31が受け付けた登録指示信号に基づいてブックマークに登録された関心領域の情報を記憶する。
以上の構成を有するオペレータステーション8において、入力部31が関心領域のブックマークの登録指示信号の入力を受け付けると、ブックマーク登録部811が該当する関心領域の情報に対してブックマーク登録情報を付加し、ブックマーク情報記憶部821へ格納する。ブックマーク登録情報が付加された関心領域情報は、拡大トレンド画面生成部353が拡大トレンド画面データを生成した後も、ブックマーク情報記憶部821によって記憶される。
図17は、本実施の形態3に係る表示装置であるオペレータステーション8が実行する表示方法の概要を示すフローチャートである。まず、トレンド画面データの生成処理(ステップ51)およびトレンド画面の表示処理(ステップS52)は、図4のステップS1およびS2にそれぞれ対応している。
この後、入力部31がブックマーク登録済の関心領域の選択入力を受け付けた場合(ステップS53:Yes)、関心領域選択部812は選択された関心領域の情報をブックマーク情報記憶部821から取得して関心領域表示画面生成部352へ出力する(ステップS54)。図18は、登録済みの関心領域を選択する際に表示部34が表示する選択画面の表示例を示す図である。同図に示す選択画面301は、複数の登録済み関心領域の始点に相当する日時をメニュー表示している。選択画面301では、マウスポインタMが指示しているメニューを識別可能に表示する。図18では、ブックマーク登録済みの関心領域を示す複数のメニューのうち、メニュー「2.2013/5/20 18:30」選択された状態を示している。この日時は、対応する関心領域の始点の情報を示している。ここで、選択メニューの変更は、例えばユーザがマウスホイールまたはキーボードを操作することによって行われる。図18に示す状態でユーザがマウスをクリックすることにより、入力部31はメニュー「2.2013/5/20 18:30」に対応する関心領域の選択入力を受け付ける。
ステップS54に続いて、関心領域表示画面生成部352は、関心領域選択部812から出力された関心領域の情報に基づいて関心領域表示画面データを生成する(ステップS55)。その後、表示制御部362は、ステップS54で生成された拡大対象表示画面データに対応する関心領域表示画面を表示部34に表示させる(ステップS56)。図19は、関心領域表示画面の表示例を示す図である。同図に示す関心領域表示画面302は、トレンド表示領域に表示され、タイトル表示領域311と、トレンド表示領域321とを有する。タイトル表示領域311には、選択された関心領域の始点の日時情報(「2.2013/5/20 18:30」)に加え、拡大ボタン312、戻るボタン313、および進むボタン314が表示される。トレンド表示領域321は、互いに異なる背景色の特性を有する関心領域322と非関心領域323とが識別可能に表示されている。関心領域322は、トレンド表示領域321の中央に位置している。図19において、トレンドの折れ線グラフ等は省略して記載している。なお、タイトルに関心領域の始点の日時情報を表示する代わりに、ユーザが設定入力したタイトルや内部計器のTAG情報等を表示するようにしてもよい。
拡大ボタン312は、表示中の関心領域の拡大指示信号の入力を受け付ける機能を有している。拡大ボタン312にマウスポインタMを合わせた状態でマウスがクリックされると、関心領域の拡大トレンド画面が生成される。なお、関心領域の内部にマウスポインタを合わせてクリックまたはダブルクリック等の操作を行うことによって拡大トレンド画面の表示指示を入力する構成としてもよい。
戻るボタン313は、一つ前に登録された関心領域へ表示を移行する指示入力を受け付ける。図20は、図19に示す関心領域表示画面302において、戻るボタン313が選択された場合に表示される関心領域画面の表示例を示す図である。図20に示す関心領域表示画面303は、タイトル表示領域331と、トレンド表示領域341とを有する。タイトル表示領域331には、選択された関心領域の始点の日時情報(「2013/2/9 12:10」)に加え、拡大ボタン332、戻るボタン333、および進むボタン334が表示されている。トレンド表示領域341には、互いに異なる背景色の特性を有する関心領域342と非関心領域343とが識別可能に表示されている。関心領域342は、トレンド表示領域341の中央に位置している。図20においても、トレンドの折れ線グラフ等は省略して記載している。
進むボタン314は、一つ後に登録された関心領域へ表示を移行する指示入力を受け付ける。例えば、図19に示す関心領域表示画面302において、進むボタン314が選択されると、図18の選択画面におけるメニュー「3.2014/1/15 9:00」に相当する関心領域表示画面が表示部34で表示されることとなる。
ステップS56の後、入力部31が関心領域の拡大指示信号の入力を受け付けた場合(ステップS57:Yes)、オペレータステーション8はステップS58へ移行する。一方、入力部31が関心領域の拡大指示信号の入力を受け付けない場合(ステップS57:No)、オペレータステーション8はステップS64へ移行する。
まず、入力部31が関心領域の拡大指示信号の入力を受け付けた場合(ステップS57:Yes)を説明する。この場合、拡大トレンド画面生成部353は、関心領域をトレンド表示領域の全域へ拡大した拡大トレンド画面データを生成する(ステップS58)。このステップS58に続けてオペレータステーション8が行うステップS59〜S63の処理は、図4のステップS6〜S10の処理に順次対応している。
次に、入力部31が関心領域の拡大指示信号の入力を受け付けない場合(ステップS57:No)を説明する。この場合において、入力部31が関心領域の変更指示入力を受け付けたとき(ステップS64:Yes)、オペレータステーション8はステップS54へ戻る。一方、この場合において、入力部31が関心領域の変更指示入力を受け付けないとき(ステップS64:No)、オペレータステーション8は後述するステップS68に移行する。
ステップS53において、入力部31がブックマーク登録済の関心領域の選択入力を受け付けない場合(ステップS53:No)を説明する。この場合において、入力部31が拡大処理の開始指示信号の入力を受け付けた場合(ステップS65:Yes)、オペレータステーション8は、拡大処理を行う(ステップS66)。本実施の形態3においても、開始指示信号は、ユーザが入力部31のマウスを操作することによってトレンド画面上の所望の位置にマウスポインタMを移動した後、マウスボタンをクリックすることによって入力される。なお、ステップS65で入力部31が拡大処理の開始指示信号の入力を受け付けない場合(ステップS65:No)、オペレータステーション8は、後述するステップS68へ移行する。
以下、図21に示すフローチャートを参照して、オペレータステーション8が行う拡大処理(ステップS66)の概要を説明する。まず、ステップS71〜S77の処理は、図6に示すステップS21〜S27の処理に順次対応している。なお、ステップS73において入力部31が関心領域の選択入力を受け付けない場合(ステップS73:No)、およびステップS77において入力部31が関心領域の選択確定信号の入力を受け付けない場合(ステップS77:No)、オペレータステーション8は、後述するステップS81へ移行する。
ステップS78おいて、入力部31が、確定した関心領域のブックマーク登録指示信号の入力を受け付けた場合(ステップS78:Yes)、ブックマーク登録部811は、該当する関心領域の情報に対してブックマーク登録情報を付加し、ブックマーク情報記憶部821へ格納する(ステップS79)。
続いて、拡大トレンド画面生成部353は、確定した関心領域の拡大トレンド画面データを生成する(ステップS80)。この後、オペレータステーション8は、拡大処理を終了してメインルーチンへ戻る。
ステップS78において、入力部31が、確定した関心領域のブックマーク登録指示信号の入力を受け付けない場合(ステップS78:No)、オペレータステーション8はステップS80へ移行する。
ステップS81において、入力部31が拡大処理を終了する信号の入力を受け付けた場合(ステップS81:Yes)、オペレータステーション8は拡大処理を終了してメインルーチンへ戻る。一方、ステップS81において、入力部31が拡大処理を終了する信号の入力を受け付けない場合(ステップS81:No)、オペレータステーション8はステップS73へ戻る。
以上説明したステップS66の拡大処理に続く処理を説明する。ステップS66での拡大処理の後、拡大トレンド画面データが生成されて存在している場合(ステップS67:Yes)、オペレータステーション8はステップS59へ移行する。
一方、ステップS67において、拡大トレンド画面データが生成されていない場合(ステップS67:No)、制御部36は、状態情報記憶部371が記憶する状態情報が更新されているか否かを判断する(ステップS68)。判断の結果、状態情報が更新されている場合(ステップS68:Yes)、オペレータステーション8はステップS51へ戻る。一方、判断の結果、状態情報が更新されていない場合(ステップS68:No)、オペレータステーション8はステップS69へ移行する。
ステップS69において、入力部31がトレンド表示終了の指示信号の入力を受け付けた場合(ステップS69:Yes)、オペレータステーション8はトレンド画面表示処理を終了する。一方、入力部31がトレンド表示終了の指示信号の入力を受け付けない場合(ステップS69:No)、オペレータステーション8はステップS68へ戻る。
以上説明した本発明の実施の形態3によれば、拡大対象の領域として設定される関心領域をそれ以外の非関心領域とは異なる背景色の特性で表示する関心領域表示画面を生成するため、表示画面の一部を拡大する際に、関心領域を正確に把握することができる。
また、本実施の形態3によれば、非関心領域では背景色の透過性を低下させる点や、拡大トレンド画面を生成する際、関心領域周辺の非関心領域も拡大する点が実施の形態1と同じであるため、実施の形態1と同様、ユーザは非関心領域のトレンドも把握することができたり、拡大後も関心領域と非関心領域を明確に区別したりすることができる。さらに、トレンドのような折れ線グラフを表示する画面に対して好適である点も、実施の形態1と同様である。
また、本実施の形態3によれば、ユーザは所望の関心領域を一時的ではなく記憶することができるため、過去に選択した関心領域を有効に活用して、一段ときめの細かい監視を行うことが可能となる。
なお、本実施の形態3において、ブックマーク登録済みの関心領域が選択された場合において、その周辺にブックマーク登録済みの他の関心領域が存在しているとき、これらを一括して表示するようにしてもよい。図22は、この場合の関心領域表示画面の表示例を示す図である。同図に示す関心領域表示画面401は、タイトル表示領域411と、トレンド表示領域421とを有する。タイトル表示領域411には、選択された関心領域の始点の日時情報(「2014/1/15 9:00」)に加え、拡大ボタン412、戻るボタン413、および進むボタン414が表示される。トレンド表示領域421には、選択された関心領域422に加えて、その周辺でブックマーク登録済みの2つの関心領域423、424が同時に表示されている。関心領域422〜424と、非関心領域425とは、背景色の特性を変えて表示されている。このような表示方法を採用することにより、ユーザはより効率的に過去に選択してブックマーク登録された関心領域の情報を得ることができる。
図22に示す場合において、例えば関心領域422と他の関心領域423、424との間でも背景色の特性をさらに変えることにより、ユーザが選択した関心領域422を明示するようにしてもよい。この場合には、ユーザが選択した関心領域をトレンド表示領域の中央に配置させる必要はない。なお、図22は、関心領域422と関心領域423、424とが重なっていない場合を例示している。これに対し、関心領域が重なっている場合には、他と重なっていない部分にマウスポインタを合わせてクリックすることで、全体を一意の関心領域として設定することができる。また、同様の操作を行うことで、重なった関心領域のうちの1つを拡大表示させるようにしてもよい。一方、重なっている領域をクリックした場合には、重なっている部分のみを新たな関心領域として設定するようにしてもよいし、重なっている関心領域から1つの関心領域を選択して拡大表示するための選択画面を表示してユーザに選択を促すようにしてもよい。
また、本実施の形態3において、ブックマーク情報記憶部をデータベースステーション4に設けてもよい。この場合には、第2通信部33を介してデータベースステーション4との間で適宜通信を行うことにより、上述した表示方法を実現することとなる。
(その他の実施の形態)
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態1〜3のみによって限定されるべきものではない。例えば、図9に示す拡大トレンド画面104から図8に示す関心領域表示画面103へ戻る場合には、マウスホイールを操作することにより、操作量(回転量)に応じて徐々に画像を縮小していくようにしてもよい。この場合、ユーザは途中でマウスホイールの操作を止めることにより、中間状態のトレンド画面を見ることができる。ここで、関心領域と非関心領域の背景色の特性を保持したままとすれば、ユーザは画像を縮小している途中の段階でも関心領域と非関心領域を明確に識別することができるのでより好ましい。
また、図9に示す拡大トレンド画面104から図8に示す関心領域表示画面103へ戻る場合、表示部で「戻る」と表示されたアイコンを選択することによって処理を開始するようにしてもよい。この場合には、拡大トレンド画面104から関心領域表示画面103へ徐々に縮小していくように表示すれば、上述したマウスホイール操作と同様の視覚的な効果を得ることができる。さらに、表示部で「停止」と表示されたアイコンを選択することによって縮小処理を停止させるような構成とすれば、マウスホイール操作を縮小途中で止めた場合と同様の効果を得ることができる。
また、トレンド画面以外の各種監視システム用画面を表示する場合にも、上記同様の機能を具備させることが可能である。
また、本明細書では、プラントに設置された機器の状態情報のトレンドについて説明してきたが、より一般に折れ線グラフを用いてトレンドを表示する場合に適用すれば、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。このようなトレンドとしては、例えば株価、為替、商品先物取引等のトレンドを挙げることができる。
本明細書で記載したフローチャートにおける処理の順序はあくまでも一例に過ぎず、本発明を実施する際に矛盾のない範囲で変更することが可能である。
以上の説明からも明らかなように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を含みうるものである。例えば、先に説明したDCS以外に、SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)ソフトが組み込まれた表示機能を有するパーソナルコンピュータによる監視システムや、プログラマブルコントローラと表示部とを備えたプログラマブルコントロールシステムによる監視システムに対しても、本発明を適用することができる。
1 監視システム
2 制御装置
3、8 オペレータステーション
4 データベースステーション
5 プリンタ
6 制御ネットワーク
7 情報ネットワーク
31 入力部
32 第1通信部
33 第2通信部
34 表示部
35 画像処理部
36、81 制御部
37、82 記憶部
100 表示画面
100a メニュー表示領域
100b 状態情報表示領域
101 トレンド画面
102 背景色特性変更画面
103、302、303、401 関心領域表示画面
104、105、106、107 拡大トレンド画面
111、311、331、411 タイトル表示領域
112 数値情報表示領域
113、113’、113’’、213、223、321、341、421 トレンド表示領域
113a、113a’、113a’’、213a、213a0、223、223a0、322、342、422、423、424 関心領域
113b、113b’、113b’’、213b、223b、323、343、425 非関心領域
114、115、116 折れ線グラフ
117 縦スクロールバー
118 横スクロールバー
301 選択画面
312、332、412 拡大ボタン
313、333、413 戻るボタン
314、334、414 進むボタン
351 トレンド画面生成部
352 関心領域表示画面生成部
353 拡大トレンド画面生成部
361 関心領域設定部
362 表示制御部
363 制御パラメータ変更部
371 状態情報記憶部
372 トレンド画面情報記憶部
373 関心領域情報記憶部
374 プログラム記憶部
811 ブックマーク登録部
812 関心領域選択部
821 ブックマーク情報記憶部
M マウスポインタ
P プラント
P1、P2 機器

Claims (16)

  1. 画像を表示可能な表示部と、
    前記表示部の所定の表示領域に表示する第1画面のデータを生成する第1画面生成部と、
    前記第1画面内で設定される第1領域における背景色の特性と前記第1画面内の前記第1領域以外の第2領域における背景色の特性とが異なる第2画面のデータを生成する第2画面生成部と、
    前記表示領域内で少なくとも前記第1領域を拡大した第3画面のデータを生成する第3画面生成部と、
    前記第1領域の設定入力および前記第3画面の生成指示入力を受け付ける入力部と、
    前記第1乃至第3画面生成部がそれぞれ生成した前記第1乃至第3画面を前記表示部にそれぞれ表示させる表示制御部と、
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記第3画面生成部は、
    前記第1領域が前記表示領域の全域を占めるように拡大することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第3画面生成部は、
    前記第1領域の形状を保持したまま拡大することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記第3画面生成部は、
    前記第1領域および該第1領域の周辺の前記第2領域を、前記第1および第2領域における背景色の特性が異なる状態のまま拡大することによって前記第3画面のデータを生成し、
    前記表示制御部は、
    前記第1領域を含む前記第3画面の一部を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記入力部は、
    前記第3画面の表示範囲を変更する指示入力を受け付け可能であることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記入力部は、
    前記第1領域の位置、形状または大きさを変更する指示入力を受け付け可能であり、
    前記第2画面生成部は、
    前記入力部が受け付けた指示入力に基づいて前記第2画面における前記第1領域の位置、形状または大きさを変更することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  7. 1以上の前記第1領域の設定情報を記憶する記憶部と、
    前記入力部が受け付けた選択信号に基づいて前記記憶部から1つの前記第1領域を選択する第1領域選択部と、
    をさらに備え、
    前記第2画面生成部は、
    前記第1領域選択部が選択した前記第1領域に対応する前記第2画面のデータを生成し、
    前記表示制御部は、
    前記第2画面生成部が生成した前記第2画面を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記第2画面生成部は、
    前記表示部が前記第1領域選択部の選択に応じた前記第2画面を表示している最中に前記第1領域選択部が別の前記第1領域を選択した場合、該選択された前記第1領域に対応する前記第2画面のデータを生成し、
    前記表示制御部は、
    前記第2画面生成部が新たに生成した前記第2画面を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記第1領域選択部は、
    前記第1領域を選択する際、同一画面上で表示可能な他の前記第1領域を合わせて選択し、
    前記第2画面生成部は、
    前記第1領域選択部が選択した前記第1領域をすべて含む前記第2画面のデータを生成することを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  10. 前記背景色の特性は、色の透過性であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  11. 前記第1画面は、
    折れ線グラフを表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  12. プラントに設置された複数の機器に接続された制御装置と通信可能に接続されてなり、
    前記表示部は、
    前記制御装置から前記複数の機器の状態をそれぞれ示す複数の状態情報を取得して表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  13. 前記第1画面は、
    前記複数の状態情報の少なくともいずれか一つのトレンドを示す折れ線グラフを表示することを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  14. プラントに設置された複数の機器に接続された制御装置と、
    前記制御装置と通信可能に接続され、前記制御装置から前記複数の機器の状態をそれぞれ示す複数の状態情報を取得して前記表示部で表示する請求項1に記載の表示装置と、
    を備えたことを特徴とする監視システム。
  15. 画像を表示可能な表示部を備えた表示装置が行う表示方法であって、
    前記表示部の所定の表示領域に第1画面を表示する第1画面表示ステップと、
    前記第1画面内に含まれる第1領域の設定入力を受け付ける第1領域設定ステップと、
    前記第1領域における背景色の特性と前記第1領域以外の第2領域における背景色の特性とが異なる第2画面を表示する第2画面表示ステップと、
    前記表示領域内で少なくとも前記第1領域を拡大した第3画面を表示する第3画面表示ステップと、
    を含むことを特徴とする表示方法。
  16. 画像を表示可能な表示部を備えた表示装置に、
    前記表示部の所定の表示領域に第1画面を表示する第1画面表示ステップと、
    前記第1画面内に含まれる第1領域の設定入力を受け付ける第1領域設定ステップと、
    前記第1領域における背景色の特性と前記第1領域以外の第2領域における背景色の特性とが異なる第2画面を表示する第2画面表示ステップと、
    前記表示領域内で少なくとも前記第1領域を拡大した第3画面を表示する第3画面表示ステップと、
    を実行させることを特徴とする表示プログラム。
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