JP2015210166A - 電池監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】セル電圧の計測精度を向上させる。
【解決手段】セル11,12の端子間と第1の電圧計測回路2との間にヒューズ5が接続され、セル11,12の端子間と負荷4との間にヒューズ6が接続されているので、ヒューズ5の電圧ドロップが小さくなり、第1の電圧計測回路2のセル電圧計測精度が向上する。
【選択図】図1

Description

この発明は、電気自動車(Electric Vehicle;EV)およびハイブリッド電気自動車(Hybrid EV;HEV)といった電動車両を動作させる電池を監視する電池監視装置に関するものである。
EVおよびHEVには、駆動用電源としてリチウムイオン電池が採用されている。リチウムイオン電池は、セルと呼ばれる4V前後の電圧を持つ電池で構成されており、セルを8〜10個集めたものをモジュールと呼ぶ。このモジュールを10〜20個直列に接続して合計300〜400Vの電池を構成し、それをEVおよびHEVの駆動用電源として使用している。
このような構成の電池の状態を監視するために、電池監視装置が車両に搭載されている。電池監視装置は電池の電圧と温度の計測(監視)を行っている。これらの計測値は、電池の寿命に影響を及ぼす充電状態(State of Charge;SOC)および劣化状態(State of Helth;SOH)を算出するための重要なパラメータであるため、高い精度での計測が必要である。
従来の電池監視装置は、高精度の電圧計測用の専用IC(Integrated Circuit)を搭載しているため、専用ICのセル電圧計測精度は電池が要求する仕様を十分に満足している。しかし、実際の回路においては、セル電圧計測精度は専用ICの計測精度のみではなく周辺回路も影響していることが分かっている。特に、専用ICの端子を過電流から保護するためのヒューズ(例えば、特許文献1参照)、および電池に接続された負荷で発生している電圧ドロップは一番大きく影響している。
特開2013−121246号公報
しかし、従来はヒューズおよび負荷で発生する電圧ドロップの影響が考慮されていなかったため、セル電圧計測精度が低いという課題があった。
ここで、図6に、従来の電池監視装置100の一例を示す。リチウムイオン電池などの二次電池10は、直列接続された複数のセルから構成されており、複数のセルのうちの2個のセル11,12が代表で図示されている。セル11,12の端子間には、過電流保護用のヒューズ101を介して第1の電圧計測回路2の電圧計測端子3が接続されている。第1の電圧計測回路2は、上述の専用ICである。第1の電圧計測回路2の電圧計測端子3の電流が小さいため、ヒューズ101の抵抗により発生する電圧ドロップも小さい。そのため、ヒューズ101の電圧ドロップによる第1の電圧計測回路2の電圧計測精度への影響はほぼない。
しかし、図6の場合、セル11,12の端子間には、ヒューズ101を介して負荷4も接続されている。負荷4は、例えば、電池監視装置100の動作を制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコン)、高電圧側の第1の電圧計測回路2等と低電圧側のマイコン等とを絶縁するアイソレータなどである。ヒューズ101に流れる電流は、第1の電圧計測回路2の電圧計測端子3の電流だけではなく、負荷4の消費電流もあるため、ヒューズ101の抵抗値により発生する電圧ドロップが大きくなる。そのため、第1の電圧計測回路2の電圧計測精度に及ぼす影響が大きい。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、セル電圧計測精度の向上を目的とする。
この発明に係る電池監視装置は、複数のセルそれぞれの電圧を計測する第1の電圧計測回路と、複数のセルのうちの負荷が接続されたセルと第1の電圧計測回路との間に接続された第1のヒューズと、負荷が接続されたセルと負荷との間に接続された第2のヒューズとを備えるものである。
この発明によれば、第1の電圧計測回路に接続される第1のヒューズと、負荷に接続される第2のヒューズを分けたので、第1のヒューズの電圧ドロップを小さくでき、第1の電圧計測回路のセル電圧計測精度を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係る電池監視装置の構成例を示す回路図である。 実施の形態1に係る電池監視装置のセル電圧計測精度を説明するための表である。 この発明の実施の形態2に係る電池監視装置の構成例を示す回路図である。 実施の形態2に係る電池監視装置の、負荷側のヒューズが溶断した場合の電流の流れおよび断線検知方法を説明する図である。 実施の形態2に係る電池監視装置の、第1の電圧計測回路側のヒューズが溶断した場合の電流の流れおよび断線検知方法を説明する図である。 従来の電池監視装置の一例を示す回路図である。
実施の形態1.
図1に示すように、実施の形態1に係る電池監視装置1は、直列接続された複数のセルから構成された二次電池10を監視するものである。この二次電池10は、EVおよびHEVなどの電動車両に搭載され、この電動車両を動作させる。先立って説明した図6と同様、図1の例でも直列接続された複数のセルのうち、2個のセル11,12を示している。また、電池監視装置1には、複数のセルそれぞれのセル電圧(より正確には複数のセルそれぞれの端子間電圧)を計測する第1の電圧計測回路2と、マイコンまたはアイソレータ等で構成される負荷4とが含まれる。第1の電圧計測回路2には、例えば、高精度の電圧計測用の専用ICを使用する。
実施の形態1では、過電流保護用のヒューズを2個に分けることによって、第1の電圧計測回路2のセル電圧計測精度を向上させる。ヒューズ5(第1のヒューズ)は、セル11,12の端子間と第1の電圧計測回路2の電圧計測端子3との間に接続されている。ヒューズ6(第2のヒューズ)は、セル11,12の端子間と負荷4との間に接続されている。第1の電圧計測回路2の電圧計測端子3の消費電流をヒューズ5に流し、負荷4の消費電流をヒューズ6に流すことにより、電圧計測端子3と接続するヒューズ5にはわずかな電圧ドロップしか発生しない。
図2に、セル電圧計測精度を説明するための表を示す。この表では、「従来案」として図6の構成によるセル電圧計測例を挙げ、「本発明案」として図1の構成によるセル電圧計測例を挙げる。
「従来案」の図6の構成において、ヒューズ101の抵抗が0.1Ωの場合、セル11,12の端子間からヒューズ101に20.5mAの電流が流れると、ヒューズ101の抵抗による第1の電圧計測回路2の電圧計測端子3の電圧ドロップは2.05mVとなる。
特に高電位の最上位セルではヒューズ101に流れる電流(消費電流)が大きいため、ヒューズ101の電圧ドロップは、第1の電圧計測回路2による最上位セルのセル電圧計測精度に大きく影響する。
一方、「本発明案」の図1の構成において、ヒューズ5の抵抗が0.1Ωの場合、セル11,12の端子間からヒューズ5に0.5mAの電流が流れると、ヒューズ5の抵抗による第1の電圧計測回路2の電圧計測端子3の電圧ドロップは0.05mVとなる。
ヒューズ6の抵抗が0.1Ωの場合、セル11,12の端子間からヒューズ6に20mAの電流が流れるとヒューズ6の抵抗による電圧ドロップは2mVとなるが、ヒューズ5が断線(溶断)していない限り、ヒューズ6の電圧ドロップは第1の電圧計測回路2の電圧計測端子3に影響しない。
つまり、「本発明案」では、「従来案」より約2mV(負荷4の電流×ヒューズ6の抵抗値)、セル電圧計測精度を向上できる。
また、実施の形態1では、ヒューズ5またはヒューズ6のどちらかが溶断した場合でも二次電池10から電池監視装置1へ電流を供給できるように、2個のダイオードを設置している。ダイオード7(第1のダイオード)は、アノード端子がヒューズ5と第1の電圧計測回路2の電圧計測端子3との間に接続され、カソード端子がヒューズ6と負荷4との間に接続されている。ダイオード8(第2のダイオード)は、カソード端子がヒューズ5と第1の電圧計測回路2の電圧計測端子3との間に接続され、アノード端子がヒューズ6と負荷4との間に接続されている。つまり、ダイオード8は、ダイオード7とは逆極性方向に並列に接続されている。
セル11,12の端子間から第1の電圧計測回路2の電圧計測端子3へ、ヒューズ5の許容電流を超える過電流が流れると、ヒューズ5が溶断して過電流を遮断し第1の電圧計測回路2を保護する。ヒューズ5が溶断した後も、セル11,12の端子間からヒューズ6およびダイオード8を通って、第1の電圧計測回路2の電圧計測端子3へ電流が供給される。
セル11,12の端子間から負荷4へ、ヒューズ6の許容電流を超える過電流が流れると、ヒューズ6が溶断して過電流を遮断し負荷4を保護する。ヒューズ6が溶断した後も、セル11,12の端子間からヒューズ5およびダイオード7を通って、負荷4へ電流が供給される。
従って、ヒューズ5またはヒューズ6が溶断した場合でも、二次電池10から電池監視装置1へ電源を供給し続けることができる。
以上より、実施の形態1によれば、電池監視装置1は、複数のセルそれぞれの電圧を計測する第1の電圧計測回路2と、複数のセルのうちの負荷4が接続されたセルと第1の電圧計測回路2との間に接続されたヒューズ5と、負荷4が接続されたセルと負荷4との間に接続されたヒューズ6とを備える構成にした。このため、第1の電圧計測回路2に接続されたヒューズ5の電圧ドロップを小さくでき、第1の電圧計測回路2のセル電圧計測精度を向上させることができる。
また、実施の形態1によれば、電池監視装置1は、アノード端子がヒューズ5と第1の電圧計測回路2との間に接続され、カソード端子がヒューズ6と負荷4との間に接続されたダイオード7と、ダイオード7とは逆極性方向に並列接続されたダイオード8とを備える構成にした。このため、ヒューズ5またはヒューズ6が溶断した場合でも、二次電池10から電池監視装置1へ電源供給を継続できる。
実施の形態2.
図3は、実施の形態2に係る電池監視装置1の構成例を示す回路図である。実施の形態2の電池監視装置1には、二次電池10から負荷4に印加する電圧V2を計測する第2の電圧計測回路20が追加されている。なお、図3において、図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
第2の電圧計測回路20は、例えばマイコンで構成されている。この第2の電圧計測回路20は断線検知部21を有しており、この断線検知部21は、第1の電圧計測回路2の電圧計測端子3が計測したセル11,12の端子間電圧(以下、電圧V1)の情報を取得し、電圧V1,V2を比較してヒューズ5,6の断線(溶断)を検知する。
図4は、ヒューズ6が溶断した場合の電流の流れおよび断線検知方法を説明する図である。ヒューズ6が溶断した場合、電流は矢印の方向へ流れる。また、この場合、第1の電圧計測回路2の電圧計測端子3で計測した電圧V1と、第2の電圧計測回路20で計測した電圧V2との差は、0.6V(V1−V2≒0.6V)、つまりダイオード7の順電圧である。
図5は、ヒューズ5が溶断した場合の電流の流れおよび断線検知方法を説明する図である。ヒューズ5が断線した場合、電流は矢印の方向へ流れる。また、この場合、第1の電圧計測回路2の電圧計測端子3で計測した電圧V1と、第2の電圧計測回路20で計測した電圧V2との差は、−0.6V(V1−V2≒−0.6V)、つまりダイオード8の順電圧である。
ヒューズ5,6がどちらも溶断していない正常時には、電圧V1と電圧V2との差は数mVである。断線検知部21は、電圧V1,V2の差が数mVから約0.6Vに変化した場合ヒューズ6が溶断したことを検知し、電圧V1,V2の差が数mVから約−0.6Vに変化した場合ヒューズ5が溶断したことを検知する。
なお、図3の例では、第2の電圧計測回路20の内部に断線検知部21を設ける構成にしたが、第2の電圧計測回路20と断線検知部21とを別々に構成してもよい。例えば、第2の電圧計測回路20をA/Dコンバータで構成し、断線検知部21を比較回路で構成する。
以上より、実施の形態2によれば、電池監視装置1は、セルから負荷4に印加される電圧を計測する第2の電圧計測回路20と、第1の電圧計測回路2により計測された負荷4が接続されたセルの電圧V1と第2の電圧計測回路20により計測された負荷4の電圧V2とを比較してヒューズ5,6の断線を検知する断線検知部21とを備える構成にした。このため、ヒューズ5,6の断線の有無を検知できる。
なお、上記実施の形態1,2において第1の電圧計測回路2が冗長化されている場合に、冗長用の第1の電圧計測回路2とセルとの間にもヒューズとダイオードを追加してもよい。
上記以外にも、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、または各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1,100 電池監視装置、2 第1の電圧計測回路、3 電圧計測端子、4 負荷、5,6,101 ヒューズ、7,8 ダイオード、10 電池、11,12 セル、20 第2の電圧計測回路、21 断線検知部。

Claims (3)

  1. 複数のセルが直列に接続された電池を監視する電池監視装置であって、
    前記複数のセルそれぞれの電圧を計測する第1の電圧計測回路と、
    前記複数のセルのうちの負荷が接続されたセルと前記第1の電圧計測回路との間に接続された第1のヒューズと、
    前記負荷が接続されたセルと前記負荷との間に接続された第2のヒューズとを備えることを特徴とする電池監視装置。
  2. 一方の端子が前記第1のヒューズと前記第1の電圧計測回路との間に接続され、他方の端子が前記第2のヒューズと前記負荷との間に接続された第1のダイオードと、
    前記第1のダイオードとは逆極性方向に並列接続された第2のダイオードとを備えることを特徴とする請求項1記載の電池監視装置。
  3. 前記セルから前記負荷に印加される電圧を計測する第2の電圧計測回路と、
    前記第1の電圧計測回路により計測された前記負荷が接続されたセルの電圧と前記第2の電圧計測回路により計測された前記負荷の電圧とを比較して前記第1のヒューズおよび前記第2のヒューズの断線を検知する断線検知部とを備える請求項2記載の電池監視装置。
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