JP2015210079A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015210079A5 JP2015210079A5 JP2015089137A JP2015089137A JP2015210079A5 JP 2015210079 A5 JP2015210079 A5 JP 2015210079A5 JP 2015089137 A JP2015089137 A JP 2015089137A JP 2015089137 A JP2015089137 A JP 2015089137A JP 2015210079 A5 JP2015210079 A5 JP 2015210079A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stream
- heat exchanger
- natural gas
- nitrogen
- partially
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 312
- 239000003345 natural gas Substances 0.000 claims description 161
- 239000003949 liquefied natural gas Substances 0.000 claims description 156
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 claims description 156
- 238000004821 distillation Methods 0.000 claims description 90
- 235000019628 coolness Nutrition 0.000 claims description 77
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 75
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 62
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 29
- 239000012071 phase Substances 0.000 claims description 24
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims description 21
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 claims description 16
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 14
- 238000010992 reflux Methods 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 9
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 5
- 238000010792 warming Methods 0.000 claims description 5
- 238000009835 boiling Methods 0.000 claims description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 4
- QJGQUHMNIGDVPM-UHFFFAOYSA-N nitrogen group Chemical group [N] QJGQUHMNIGDVPM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 description 3
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 241000183024 Populus tremula Species 0.000 description 1
- CREMABGTGYGIQB-UHFFFAOYSA-N carbon carbon Chemical compound C.C CREMABGTGYGIQB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000006011 modification reaction Methods 0.000 description 1
- ATUOYWHBWRKTHZ-UHFFFAOYSA-N propane Chemical compound CCC ATUOYWHBWRKTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000001294 propane Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
天然ガスを液化するための方法において、例えば、純度および/または回収への要求により、生成物(メタン)の損失を最小化しながら、供給流から窒素を除去することが、多くの場合望ましいかまたは必要である。除去された窒素生成物は、燃料ガスに使用されるか、または大気中に放出されることができる。燃料ガスとして使用される場合、窒素生成物は、その熱量を維持するためにかなりの量のメタン(典型的には>30モル%)を含まなければならない。この場合、窒素の分離は、窒素生成物の純度への仕様を失うことにより困難ではなく、そしてその目的は、最小限の追加の装置および出力消費を有するもっとも効率的な方法を選択することである。しかし、電気モーターにより駆動される多くの小規模および中規模液化天然ガス(LNG)設備において、燃料ガスへの要求はほとんどなく、そして窒素生成物は大気中に放出されなければならない。大気中に放出される場合、窒素生成物は環境への関心および/またはメタン回収への要求により、厳しい純度仕様(例えば、>95モル%、または>99モル%)を満たさなければならない。この純度要求は分離への挑戦を生じる。天然ガス供給における非常に高い窒素濃度(典型的には10モル%超、ある場合には20モル%までまたは20モル%超)の場合、貢献する窒素排除ユニット(Nitrogen Rejection Unit:NRU)は、窒素を効率的に除去し、そして純粋な(>99モル%)窒素生成物を生成する堅牢な方法であることが証明された。しかし、大部分の場合、天然ガスは約1〜10モル%の窒素を含む。供給中の窒素濃度がこの範囲内である場合、NRUの適用性は追加の装置に関連した複雑さによる高い資本コストにより阻まれる。多くの従来技術文献は、窒素リサイクル流をNRUに加えることかまたは貢献する精留塔を使用することを含む、天然ガスから窒素を除去する代替溶液を提案した。しかし、これらの方法は、多くの場合非常に複雑であり、(資本コストと関連した)大量の装置を必要とし、特により低い窒素濃度(<5%)の供給流では、運転が難しくかつ/または非効率である。さらに、天然ガス供給中の窒素濃度は随時変化することが多く、これは現在のところ窒素含有量の高い供給を取り扱う場合ですら、この場合に留まるであろうことを保証できないことを意味する。したがって、単純で効率的でかつ低い窒素濃度を有する天然ガス供給から効果的に窒素を除去できる方法を開発することが望ましい。
米国特許第3、721、099号明細書は、天然ガスを液化し、そして精留によって液化天然ガスから窒素を分離するための方法を開示する。この方法において、天然ガス供給は、一連の熱交換器ユニット中で、予め冷却されかつ部分的に液化され、そして相分離器中で液相と蒸気相とに分離される。次に天然ガス蒸気流は、液化されかつ二重精留塔の下部の中のパイプコイル中で過冷却され、高圧塔に沸騰の義務を提供する。パイプコイルからの液体天然ガス流は、次に熱交換器ユニット中でさらに過冷却され、膨張弁中で膨張させられ、そして高圧塔の中に導入され、そして分離される。高圧精留塔の下部から引き出されたメタンを富化した液体流および相分離器から得られたメタンを富化した液体流は、さらに熱交換器ユニット中で過冷却され、膨張バルブを通して膨張させられ、そして低圧塔の中に導入されかつ分離される。低圧塔への還流は、高圧塔の上部から得られた窒素流を熱交換器ユニット中で液化することで得られた液体窒素流によって提供される。約0.5%の窒素を含む窒素を枯渇させたLNG(主に液体メタン)生成物は、低圧塔の下部から得られ、そしてLNG貯蔵タンクに送られる。窒素を富化した流れは、(約95モル%の窒素を含む)低圧塔の上部および高圧塔の上部から得られる。LNGタンクからの窒素を富化した流れおよびボイルオフ(boil off)ガスは、種々の熱交換器ユニット中で暖められて、そこからの冷却を提供する。
米国特許出願公開第2011/0041389号明細書は、米国特許第7、520、143号明細書中に記載されたものと類似する、高純度の窒素放出流(典型的には90〜100体積%の窒素)を精留塔中で天然ガス供給流から分離する方法を開示する。天然ガス供給流は、主熱交換器の暖かい部分中で冷却されて、冷却された天然ガス流を生成する。この流れの一部は、主熱交換器の第1の中間の場所から回収され、膨張させられかつストリッピングガスとして精留塔の下部に送られる。流れの残りは、主熱交換器の中間部分中でさらに冷却されかつ液化されて、熱交換器の第2の(より冷たい)中間の場所から回収されるLNG流を生成し、膨張させられかつ精留塔の中間の場所に送られる。精留塔からの下部液体は、窒素を枯渇させたLNG流として回収され、主熱交換器の冷たい部分中で過冷却され、そして相分離器中に膨張させられて、窒素を枯渇させたLNG生成物、および圧縮されかつ天然ガス供給流にリサイクルされる窒素を富化した流れを提供する。精留塔からオーバーヘッド蒸気は、分割されるとともに、蒸気の一部が高純度の窒素放出流として回収され、そして残りは相分離器中の熱交換器中で凝結されて精留塔への還流を提供する。
本発明の第1の形態によれば、天然ガス供給流を液化しかつ天然ガス供給流から窒素を除去するための方法であって、
(a)主熱交換器を通して天然ガス供給流を通過させて、該天然ガス流を冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化し、それによって第1のLNG流を生成させることと、
(b)該主熱交換器から該第1のLNG流を回収することと、
(c)液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして該流れが蒸気相と液相とに分離される蒸留塔の中に該流れを導入することであって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からまたは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離しかつ該流れを該主熱交換器中で少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流であることと、
(d)該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気から窒素に富んだ蒸気生成物を生成させることと、
(e)コンデンサー熱交換器中で該蒸留塔からの該オーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることにより該蒸留塔に還流を提供することと、
(f)該蒸留塔から回収された下部の液体から第2のLNG流を生成させることと、を含み、
該主熱交換器のためかつ該コンデンサー熱交換器のための冷却が閉回路冷却システムによって提供され、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、方法が提供される。
(a)主熱交換器を通して天然ガス供給流を通過させて、該天然ガス流を冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化し、それによって第1のLNG流を生成させることと、
(b)該主熱交換器から該第1のLNG流を回収することと、
(c)液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして該流れが蒸気相と液相とに分離される蒸留塔の中に該流れを導入することであって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からまたは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離しかつ該流れを該主熱交換器中で少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流であることと、
(d)該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気から窒素に富んだ蒸気生成物を生成させることと、
(e)コンデンサー熱交換器中で該蒸留塔からの該オーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることにより該蒸留塔に還流を提供することと、
(f)該蒸留塔から回収された下部の液体から第2のLNG流を生成させることと、を含み、
該主熱交換器のためかつ該コンデンサー熱交換器のための冷却が閉回路冷却システムによって提供され、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、方法が提供される。
本発明の第2の形態によれば、天然ガス供給流を液化しかつ天然ガス供給流から窒素を除去するための装置であって、
天然ガス供給流を受けかつ該主熱交換器を通して該天然ガス供給流を通過させて該流れを冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化して、第1のLNG流を生成させるための冷却通路を有する主熱交換器と、
液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を受け、膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして蒸留塔中で該流れを蒸気相と液相とに分離するための該主熱交換器と流体流連通した膨張機器および蒸留塔であって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からかまたは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流である、膨張機器および蒸留塔と、
該蒸留塔から得られたオーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることによって該蒸留塔に還流を提供するためのコンデンサー熱交換器と、
該主熱交換器およびコンデンサー熱交換器に冷却を提供するための閉回路冷却システムであって、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が、該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、閉回路冷却システムと、
を含む、装置が提供される。
天然ガス供給流を受けかつ該主熱交換器を通して該天然ガス供給流を通過させて該流れを冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化して、第1のLNG流を生成させるための冷却通路を有する主熱交換器と、
液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を受け、膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして蒸留塔中で該流れを蒸気相と液相とに分離するための該主熱交換器と流体流連通した膨張機器および蒸留塔であって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からかまたは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流である、膨張機器および蒸留塔と、
該蒸留塔から得られたオーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることによって該蒸留塔に還流を提供するためのコンデンサー熱交換器と、
該主熱交換器およびコンデンサー熱交換器に冷却を提供するための閉回路冷却システムであって、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が、該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、閉回路冷却システムと、
を含む、装置が提供される。
本発明の好ましい形態は、以下の形態#1〜#21を含む:
#1 天然ガス供給流を液化しかつ天然ガス供給流から窒素を除去するための方法であって、
(a)主熱交換器を通して天然ガス供給流を通過させて、該天然ガス流を冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化し、それによって第1のLNG流を生成させることと、
(b)該主熱交換器から該第1のLNG流を回収することと、
(c)液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして該流れが蒸気相と液相とに分離される蒸留塔の中に該流れを導入することであって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からまたは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離しかつ該流れを該主熱交換器中で少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流であることと、
(d)該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気から窒素に富んだ蒸気生成物を生成させることと、
(e)コンデンサー熱交換器中で該蒸留塔からの該オーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることにより該蒸留塔に還流を提供することと、
(f)該蒸留塔から回収された下部の液体から第2のLNG流を生成させることと、を含み、
該主熱交換器のためかつ該コンデンサー熱交換器のための冷却が閉回路冷却システムによって提供され、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、方法。
#2 該コンデンサー熱交換器中を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる該冷媒が、次に該主熱交換器中を通過させられかつ該主熱交換器中でさらに暖められる、形態#1に記載の方法。
#3 冷却が該主熱交換器におよび該コンデンサー熱交換器に提供された後に得られる暖められた冷媒は、1つまたは2つ以上の圧縮機中で圧縮されかつ1つまたは2つ以上の後部冷却器中で冷却されて圧縮された冷媒を生成し、該圧縮された冷媒は、該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で冷却されて該主熱交換器から回収される冷却され圧縮された冷媒を生成し、そして該冷却され圧縮された冷媒は次に分割されて、該冷媒の一部が膨張させられかつ該主熱交換器に直接戻されて該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該冷媒の別の部分が膨張させられかつ該コンデンサー熱交換器に送られて該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、形態#1または#2に記載の方法。
#4 該閉回路冷却システムによって循環する該冷媒が混合冷媒である、形態#1〜#3のいずれか1つに記載の方法。
#5 冷却が該主熱交換器におよび該コンデンサー熱交換器に提供された後で得られる暖められた混合冷媒が、圧縮され、該主熱交換器中で冷却されかつ分離されて、異なる組成を有する複数の液化されたかまたは部分的に液化された冷たい冷媒流を提供するように冷却され、該主熱交換器の冷たい終端から得られる最も高い濃度のより軽い成分を有する該冷たい冷媒流が分割されかつ膨張させられて、該コンデンサー熱交換器中で暖められる冷媒流と、該主熱交換器中で暖められる該主熱交換器の該冷たい終端に戻される冷媒流とを提供する、形態#4に記載の方法。
#6 該コンデンサー熱交換器のための冷却が、該閉回路冷却システムによりおよび該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気を暖めることによりの両方で提供される、形態#1〜#5のいずれか1つに記載の方法。
#7 ステップ(e)が、該コンデンサー熱交換器中で該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気を暖めることと、暖められたオーバーヘッド蒸気の第1の部分を圧縮することと、該コンデンサー熱交換器中で該圧縮された部分を冷却しかつ少なくとも部分的に凝結させることと、冷却されかつ少なくとも部分的に凝結させられた部分を膨張させかつ該蒸留塔の上部の中に再導入することとを含み、そして
ステップ(d)が、該暖められたオーバーヘッド蒸気の第2の部分から該窒素に富んだ蒸気生成物を生成させることを含む、形態#6に記載の方法。
#8 ステップ(c)が、該第1のLNG流を膨張させかつ部分的に蒸発させることと、該蒸留塔の中に該流れを導入して該流れを蒸気相と液相とに分離することとを含む、形態#1〜#7のいずれか1つに記載の方法。
#9 LNG貯蔵タンクに該第2のLNG流を送ることをさらに含む、形態#8に記載の方法。
#10 ステップ(c)が、少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして該蒸留塔の中に該流れを導入して、該流れを蒸気相と液相とに分離することであって、該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流が、該第1のLNG流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成されることを含む、形態#1〜#7のいずれか1つに記載の方法。
#11 該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流が、(i)該第1のLNG流、または該第1のLNG流の一部から生成されたLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、窒素を枯渇させたLNG生成物と、窒素を富化した天然ガス蒸気からなるリサイクル流とを生成させることと、(ii)該リサイクル流を圧縮して圧縮されたリサイクル流を生成させることと、(iii)該天然ガス供給流と別個にかつ並行して、該主熱交換器を通して該圧縮されたリサイクル流を通過させて、該圧縮されたリサイクル流を冷却しかつその全てまたは一部を少なくとも部分的に液化し、それによって該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を生成させることと、によって生成される、形態#10に記載の方法。
#12 該第1のLNG流または該第1のLNG流の一部から生成された該LNG流が膨張させられ、そして該LNGの一部が蒸発するLNG貯蔵タンク中に移送され、それによって窒素を富化した天然ガス蒸気と該窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成し、そして窒素を富化した天然ガス蒸気が該タンクから回収されて該リサイクル流を生成する、形態#11に記載の方法。
#13 該第2のLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して該リサイクル流のための追加の窒素を富化した天然ガス蒸気と追加の窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成させることとをさらに含む、形態#11または#12に記載の方法。
#14 ステップ(c)が、少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させることと、該蒸留塔の中に該流れを導入して該流れを蒸気相と液相とに分離することとを含み、該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流が、該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成される、形態#1〜#7のいずれか1つに記載の方法。
#15 ステップ(a)が、(i)該主熱交換器の暖かい終端の中へ該天然ガス供給流を導入し、該天然ガス供給流を冷却しかつ少なくとも部分的に液化し、そして該主熱交換器の中間の場所から冷却されかつ少なくとも部分的に液化された流れを回収することと、(ii)該冷却されかつ少なくとも部分的に液化された流れを膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、窒素を富化した天然ガス蒸気流と窒素を枯渇させた天然ガス液体流とを生成させることと、(iii)該主熱交換器の中間の場所の中へ該蒸気流と液体流とを別個に再導入し、そして該蒸気流と液体流とを並行してさらに冷却して、該液体流がさらに冷却されて該第1のLNG流を生成し、および該蒸気流がさらに冷却されかつ少なくとも部分的に液化されて該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を生成することとを含む、形態#14に記載の方法。
#16 (g)該第2のLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、窒素を枯渇させたLNG生成物と窒素を富化した天然ガス蒸気からなるリサイクル流とを生成させることと、
(h)該リサイクル流を圧縮して圧縮されたリサイクル流を生成させることと、
(i)該天然ガス供給流と組み合わせてかまたは別個に冷却されかつ少なくとも部分的に液化される該主熱交換器中に該圧縮されたリサイクル流を戻すこととをさらに含む、形態#15に記載の方法。
#17 ステップ(g)が、該第2のLNG流を膨張させ、該LNGの一部が蒸発し、それによって窒素を富化した天然ガス蒸気と該窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成する、LNG貯蔵タンクの中へ該膨張させられた流れを移送し、そして該タンクから窒素を富化した天然ガス蒸気を回収して、該リサイクル流を生成させることを含む、形態#16に記載の方法。
#18 該第1のLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、該リサイクル流のための追加の窒素を富化した天然ガス蒸気と追加の窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成させることをさらに含む、形態#16または#17に記載の方法。
#19 ステップ(a)(ii)が、該冷却されかつ少なくとも部分的に液化された流れを膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、該窒素を富化した天然ガス蒸気流と、窒素を富化した天然ガス蒸気からなるストリッピングガス流と、該窒素を枯渇させた天然ガス液体流とを生成させることを含み、そして、
ステップ(c)が、該蒸留塔の下部の中へ該ストリッピングガス流を導入することをさらに含む、形態#15〜#18のいずれか1つに記載の方法。
#20 該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該蒸留塔の中間の場所において該蒸留塔の中に導入され、および該蒸留塔のための沸騰(boil−up:ボイルアップ)が該蒸留塔の中への該流れの導入前に該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流との間接的な熱交換を介して、再沸騰(reboiler)熱交換器中で該下部の液体の一部を加熱しかつ蒸発させることによって提供される、形態#1〜#19のいずれか1つに記載の方法。
#21 天然ガス供給流を液化しかつ天然ガス供給流から窒素を除去するための装置であって、
天然ガス供給流を受けかつ該主熱交換器を通して該天然ガス供給流を通過させて該流れを冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化して、第1のLNG流を生成させるための冷却通路を有する主熱交換器と、
液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を受け、膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして蒸留塔中で該流れを蒸気相と液相とに分離するための該主熱交換器と流体流連通した膨張機器および蒸留塔であって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からかまたは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流である、膨張機器および蒸留塔と、
該蒸留塔から得られたオーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることによって該蒸留塔に還流を提供するためのコンデンサー熱交換器と、
該主熱交換器およびコンデンサー熱交換器に冷却を提供するための閉回路冷却システムであって、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が、該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、閉回路冷却システムと、
を含む、装置。
#1 天然ガス供給流を液化しかつ天然ガス供給流から窒素を除去するための方法であって、
(a)主熱交換器を通して天然ガス供給流を通過させて、該天然ガス流を冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化し、それによって第1のLNG流を生成させることと、
(b)該主熱交換器から該第1のLNG流を回収することと、
(c)液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして該流れが蒸気相と液相とに分離される蒸留塔の中に該流れを導入することであって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からまたは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離しかつ該流れを該主熱交換器中で少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流であることと、
(d)該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気から窒素に富んだ蒸気生成物を生成させることと、
(e)コンデンサー熱交換器中で該蒸留塔からの該オーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることにより該蒸留塔に還流を提供することと、
(f)該蒸留塔から回収された下部の液体から第2のLNG流を生成させることと、を含み、
該主熱交換器のためかつ該コンデンサー熱交換器のための冷却が閉回路冷却システムによって提供され、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、方法。
#2 該コンデンサー熱交換器中を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる該冷媒が、次に該主熱交換器中を通過させられかつ該主熱交換器中でさらに暖められる、形態#1に記載の方法。
#3 冷却が該主熱交換器におよび該コンデンサー熱交換器に提供された後に得られる暖められた冷媒は、1つまたは2つ以上の圧縮機中で圧縮されかつ1つまたは2つ以上の後部冷却器中で冷却されて圧縮された冷媒を生成し、該圧縮された冷媒は、該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で冷却されて該主熱交換器から回収される冷却され圧縮された冷媒を生成し、そして該冷却され圧縮された冷媒は次に分割されて、該冷媒の一部が膨張させられかつ該主熱交換器に直接戻されて該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該冷媒の別の部分が膨張させられかつ該コンデンサー熱交換器に送られて該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、形態#1または#2に記載の方法。
#4 該閉回路冷却システムによって循環する該冷媒が混合冷媒である、形態#1〜#3のいずれか1つに記載の方法。
#5 冷却が該主熱交換器におよび該コンデンサー熱交換器に提供された後で得られる暖められた混合冷媒が、圧縮され、該主熱交換器中で冷却されかつ分離されて、異なる組成を有する複数の液化されたかまたは部分的に液化された冷たい冷媒流を提供するように冷却され、該主熱交換器の冷たい終端から得られる最も高い濃度のより軽い成分を有する該冷たい冷媒流が分割されかつ膨張させられて、該コンデンサー熱交換器中で暖められる冷媒流と、該主熱交換器中で暖められる該主熱交換器の該冷たい終端に戻される冷媒流とを提供する、形態#4に記載の方法。
#6 該コンデンサー熱交換器のための冷却が、該閉回路冷却システムによりおよび該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気を暖めることによりの両方で提供される、形態#1〜#5のいずれか1つに記載の方法。
#7 ステップ(e)が、該コンデンサー熱交換器中で該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気を暖めることと、暖められたオーバーヘッド蒸気の第1の部分を圧縮することと、該コンデンサー熱交換器中で該圧縮された部分を冷却しかつ少なくとも部分的に凝結させることと、冷却されかつ少なくとも部分的に凝結させられた部分を膨張させかつ該蒸留塔の上部の中に再導入することとを含み、そして
ステップ(d)が、該暖められたオーバーヘッド蒸気の第2の部分から該窒素に富んだ蒸気生成物を生成させることを含む、形態#6に記載の方法。
#8 ステップ(c)が、該第1のLNG流を膨張させかつ部分的に蒸発させることと、該蒸留塔の中に該流れを導入して該流れを蒸気相と液相とに分離することとを含む、形態#1〜#7のいずれか1つに記載の方法。
#9 LNG貯蔵タンクに該第2のLNG流を送ることをさらに含む、形態#8に記載の方法。
#10 ステップ(c)が、少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして該蒸留塔の中に該流れを導入して、該流れを蒸気相と液相とに分離することであって、該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流が、該第1のLNG流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成されることを含む、形態#1〜#7のいずれか1つに記載の方法。
#11 該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流が、(i)該第1のLNG流、または該第1のLNG流の一部から生成されたLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、窒素を枯渇させたLNG生成物と、窒素を富化した天然ガス蒸気からなるリサイクル流とを生成させることと、(ii)該リサイクル流を圧縮して圧縮されたリサイクル流を生成させることと、(iii)該天然ガス供給流と別個にかつ並行して、該主熱交換器を通して該圧縮されたリサイクル流を通過させて、該圧縮されたリサイクル流を冷却しかつその全てまたは一部を少なくとも部分的に液化し、それによって該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を生成させることと、によって生成される、形態#10に記載の方法。
#12 該第1のLNG流または該第1のLNG流の一部から生成された該LNG流が膨張させられ、そして該LNGの一部が蒸発するLNG貯蔵タンク中に移送され、それによって窒素を富化した天然ガス蒸気と該窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成し、そして窒素を富化した天然ガス蒸気が該タンクから回収されて該リサイクル流を生成する、形態#11に記載の方法。
#13 該第2のLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して該リサイクル流のための追加の窒素を富化した天然ガス蒸気と追加の窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成させることとをさらに含む、形態#11または#12に記載の方法。
#14 ステップ(c)が、少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させることと、該蒸留塔の中に該流れを導入して該流れを蒸気相と液相とに分離することとを含み、該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流が、該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成される、形態#1〜#7のいずれか1つに記載の方法。
#15 ステップ(a)が、(i)該主熱交換器の暖かい終端の中へ該天然ガス供給流を導入し、該天然ガス供給流を冷却しかつ少なくとも部分的に液化し、そして該主熱交換器の中間の場所から冷却されかつ少なくとも部分的に液化された流れを回収することと、(ii)該冷却されかつ少なくとも部分的に液化された流れを膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、窒素を富化した天然ガス蒸気流と窒素を枯渇させた天然ガス液体流とを生成させることと、(iii)該主熱交換器の中間の場所の中へ該蒸気流と液体流とを別個に再導入し、そして該蒸気流と液体流とを並行してさらに冷却して、該液体流がさらに冷却されて該第1のLNG流を生成し、および該蒸気流がさらに冷却されかつ少なくとも部分的に液化されて該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を生成することとを含む、形態#14に記載の方法。
#16 (g)該第2のLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、窒素を枯渇させたLNG生成物と窒素を富化した天然ガス蒸気からなるリサイクル流とを生成させることと、
(h)該リサイクル流を圧縮して圧縮されたリサイクル流を生成させることと、
(i)該天然ガス供給流と組み合わせてかまたは別個に冷却されかつ少なくとも部分的に液化される該主熱交換器中に該圧縮されたリサイクル流を戻すこととをさらに含む、形態#15に記載の方法。
#17 ステップ(g)が、該第2のLNG流を膨張させ、該LNGの一部が蒸発し、それによって窒素を富化した天然ガス蒸気と該窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成する、LNG貯蔵タンクの中へ該膨張させられた流れを移送し、そして該タンクから窒素を富化した天然ガス蒸気を回収して、該リサイクル流を生成させることを含む、形態#16に記載の方法。
#18 該第1のLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、該リサイクル流のための追加の窒素を富化した天然ガス蒸気と追加の窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成させることをさらに含む、形態#16または#17に記載の方法。
#19 ステップ(a)(ii)が、該冷却されかつ少なくとも部分的に液化された流れを膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、該窒素を富化した天然ガス蒸気流と、窒素を富化した天然ガス蒸気からなるストリッピングガス流と、該窒素を枯渇させた天然ガス液体流とを生成させることを含み、そして、
ステップ(c)が、該蒸留塔の下部の中へ該ストリッピングガス流を導入することをさらに含む、形態#15〜#18のいずれか1つに記載の方法。
#20 該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該蒸留塔の中間の場所において該蒸留塔の中に導入され、および該蒸留塔のための沸騰(boil−up:ボイルアップ)が該蒸留塔の中への該流れの導入前に該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流との間接的な熱交換を介して、再沸騰(reboiler)熱交換器中で該下部の液体の一部を加熱しかつ蒸発させることによって提供される、形態#1〜#19のいずれか1つに記載の方法。
#21 天然ガス供給流を液化しかつ天然ガス供給流から窒素を除去するための装置であって、
天然ガス供給流を受けかつ該主熱交換器を通して該天然ガス供給流を通過させて該流れを冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化して、第1のLNG流を生成させるための冷却通路を有する主熱交換器と、
液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を受け、膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして蒸留塔中で該流れを蒸気相と液相とに分離するための該主熱交換器と流体流連通した膨張機器および蒸留塔であって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からかまたは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流である、膨張機器および蒸留塔と、
該蒸留塔から得られたオーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることによって該蒸留塔に還流を提供するためのコンデンサー熱交換器と、
該主熱交換器およびコンデンサー熱交換器に冷却を提供するための閉回路冷却システムであって、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が、該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、閉回路冷却システムと、
を含む、装置。
上記に記載したように、本発明の第1の形態により、天然ガス供給流を液化しかつ天然ガス供給流から窒素を除去するための方法であって、
(a)主熱交換器を通して天然ガス供給流を通過させて、該天然ガス流を冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化(および典型的には過冷却)し、それによって第1のLNG流を生成させることと、
(b)該主熱交換器から該第1のLNG流を回収することと、
(c)液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして該流れが蒸気相と液相とに分離される蒸留塔の中に該流れを導入することであって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からまたは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離しかつ該流れを該主熱交換器中で少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流であることと、
(d)該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気から窒素に富んだ蒸気生成物を生成させることと、
(e)コンデンサー熱交換器中で該蒸留塔からの該オーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることにより該蒸留塔に還流を提供することと、
(f)該蒸留塔から回収された下部の液体から第2のLNG流を生成させることと、を含み、
該主熱交換器のためかつ該コンデンサー熱交換器のための冷却が閉回路冷却システムによって提供され、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、方法が提供される。
(a)主熱交換器を通して天然ガス供給流を通過させて、該天然ガス流を冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化(および典型的には過冷却)し、それによって第1のLNG流を生成させることと、
(b)該主熱交換器から該第1のLNG流を回収することと、
(c)液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして該流れが蒸気相と液相とに分離される蒸留塔の中に該流れを導入することであって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からまたは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離しかつ該流れを該主熱交換器中で少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流であることと、
(d)該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気から窒素に富んだ蒸気生成物を生成させることと、
(e)コンデンサー熱交換器中で該蒸留塔からの該オーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることにより該蒸留塔に還流を提供することと、
(f)該蒸留塔から回収された下部の液体から第2のLNG流を生成させることと、を含み、
該主熱交換器のためかつ該コンデンサー熱交換器のための冷却が閉回路冷却システムによって提供され、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、方法が提供される。
上記のように、主熱交換器のためのおよびコンデンサー熱交換器のためのいくつかまたはすべての冷却は、閉回路冷却システムによって提供され、閉回路冷却システムによって循環する冷媒は、主熱交換器を通過させられその中で暖められ、およびコンデンサー熱交換器を通過させられその中で暖められる。閉回路冷却システム(または1超が主熱交換器へ冷却を提供するために使用される閉回路冷却システム)は、任意の好適なタイプであることができる。1つまたは2つ以上の閉回路システムを含み、本発明により使用できる例示的な冷却システムは、単一混合冷媒(SMR)システム、デュアル混合冷媒(DMR)システム、ハイブリッドプロパン混合冷媒(C3MR)システム、窒素膨張サイクル(または他のガス状の膨張サイクル)システム、およびカスケード冷却システムを含む。
いくつかの態様において、主熱交換器およびコンデンサー熱交換器のために冷却を提供する閉回路冷却システムによって循環する冷媒は混合冷媒である。冷却が該主熱交換器におよび該コンデンサー熱交換器に提供された後で得られる暖められた混合冷媒が、圧縮され、該主熱交換器中で冷却されかつ分離されて、異なる組成を有する複数の液化されたかまたは部分的に液化された冷たい冷媒流を提供するように冷却され、該主熱交換器の冷たい終端から得られる最も高い濃度のより軽い成分を有する該冷たい冷媒流が次に分割されかつ(分割の前または後で)膨張させられて、該コンデンサー熱交換器中で暖められる冷媒流と、該主熱交換器中で暖められる該主熱交換器の該冷たい終端に戻される冷媒流とを提供することができる。
該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該蒸留塔の中間の場所において該蒸留塔の中に導入され、および該蒸留塔のための沸騰が該蒸留塔の中への該流れの導入前に該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流との間接的な熱交換を介して、再沸騰熱交換器中で該下部の液体の一部を加熱しかつ蒸発させることによって提供されることができる。
上記に記載したように、本発明の第2の形態により、天然ガス供給流を液化しかつ天然ガス供給流から窒素を除去するための装置であって、
天然ガス供給流を受けかつ該主熱交換器を通して該天然ガス供給流を通過させて該流れを冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化して、第1のLNG流を生成させるための冷却通路を有する主熱交換器と、
液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を受け、膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして蒸留塔中で該流れを蒸気相と液相とに分離するための該主熱交換器と流体流連通した膨張機器および蒸留塔であって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からかまたは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流である、膨張機器および蒸留塔と、
該蒸留塔から得られたオーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることによって該蒸留塔に還流を提供するためのコンデンサー熱交換器と、
該主熱交換器およびコンデンサー熱交換器に冷却を提供するための閉回路冷却システムであって、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が、該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、閉回路冷却システムと、
を含む、装置が提供される。
天然ガス供給流を受けかつ該主熱交換器を通して該天然ガス供給流を通過させて該流れを冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化して、第1のLNG流を生成させるための冷却通路を有する主熱交換器と、
液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を受け、膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして蒸留塔中で該流れを蒸気相と液相とに分離するための該主熱交換器と流体流連通した膨張機器および蒸留塔であって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からかまたは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流である、膨張機器および蒸留塔と、
該蒸留塔から得られたオーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることによって該蒸留塔に還流を提供するためのコンデンサー熱交換器と、
該主熱交換器およびコンデンサー熱交換器に冷却を提供するための閉回路冷却システムであって、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が、該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、閉回路冷却システムと、
を含む、装置が提供される。
本発明の操作を具体的に示すために、記載されかつ(SMR冷却プロセスを使用する)図1中に具体的に記載された方法を、1モル%のメタンを有する窒素放出流および1モル%の窒素を有する液化された天然ガス生成物を得るために行った。天然供給ガスの組成を表1に示し、表2は第1の流れの組成を示す。ASPEN Plusソフトウェアを使用して、データを生成した。表2中のデータからわかるように、この方法は、液化された天然ガス流から効果的に窒素を除去する。
当然のことながら、本発明は、好ましい態様を参照して上記の詳細に限定されないが、多数の改質および変形を、以下の請求項に規定された本発明の精神および範囲を離れることなく行うことができる。
(態様)
(態様1)
天然ガス供給流を液化しかつ天然ガス供給流から窒素を除去するための方法であって、
(a)主熱交換器を通して天然ガス供給流を通過させて、該天然ガス流を冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化し、それによって第1のLNG流を生成させることと、
(b)該主熱交換器から該第1のLNG流を回収することと、
(c)液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして該流れが蒸気相と液相とに分離される蒸留塔の中に該流れを導入することであって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が、該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からもしくは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離しかつ該流れを該主熱交換器中で少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流であることと、
(d)該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気から窒素に富んだ蒸気生成物を生成させることと、
(e)コンデンサー熱交換器中で該蒸留塔からの該オーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることにより該蒸留塔に還流を提供することと、
(f)該蒸留塔から回収された下部の液体から第2のLNG流を生成させることと、を含み、
該主熱交換器のためかつ該コンデンサー熱交換器のための冷却が閉回路冷却システムによって提供され、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、方法。
(態様2)
該コンデンサー熱交換器中を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる該冷媒が、次に該主熱交換器中を通過させられかつ該主熱交換器中でさらに暖められる、態様1に記載の方法。
(態様3)
冷却が該主熱交換器におよび該コンデンサー熱交換器に提供された後に得られる暖められた冷媒は、1つまたは2つ以上の圧縮機中で圧縮されかつ1つまたは2つ以上の後部冷却器中で冷却されて圧縮された冷媒を生成し、該圧縮された冷媒は、該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で冷却されて該主熱交換器から回収される冷却され圧縮された冷媒を生成し、そして該冷却され圧縮された冷媒は次に分割されて、該冷媒の一部が膨張させられかつ該主熱交換器に直接戻されて該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該冷媒の別の部分が膨張させられかつ該コンデンサー熱交換器に送られて該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、態様1に記載の方法。
(態様4)
該閉回路冷却システムによって循環する該冷媒が混合冷媒である、態様1に記載の方法。
(態様5)
冷却が該主熱交換器におよび該コンデンサー熱交換器に提供された後で得られる暖められた混合冷媒が、圧縮され、該主熱交換器中で冷却されかつ分離されて、異なる組成を有する複数の液化されたかまたは部分的に液化された冷たい冷媒流を提供するように冷却され、該主熱交換器の冷たい終端から得られる最も高い濃度のより軽い成分を有する該冷たい冷媒流が分割されかつ膨張させられて、該コンデンサー熱交換器中で暖められる冷媒の流れと、該主熱交換器中で暖められる該主熱交換器の該冷たい終端に戻される冷媒の流れとを提供する、態様4に記載の方法。
(態様6)
該コンデンサー熱交換器のための冷却が、該閉回路冷却システムによりおよび該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気を暖めることによりの両方で提供される、態様1に記載の方法。
(態様7)
ステップ(e)が、該コンデンサー熱交換器中で該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気を暖めることと、暖められたオーバーヘッド蒸気の第1の部分を圧縮することと、該コンデンサー熱交換器中で該圧縮された部分を冷却しかつ少なくとも部分的に凝結させることと、冷却されかつ少なくとも部分的に凝結させられた部分を膨張させかつ該蒸留塔の上部の中に再導入することとを含み、そして
ステップ(d)が、該暖められたオーバーヘッド蒸気の第2の部分から該窒素に富んだ蒸気生成物を生成させることを含む、態様6に記載の方法。
(態様8)
ステップ(c)が、該第1のLNG流を膨張させかつ部分的に蒸発させることと、該蒸留塔の中に該流れを導入して該流れを蒸気相と液相とに分離することとを含む、態様1に記載の方法。
(態様9)
LNG貯蔵タンクに該第2のLNG流を送ることをさらに含む、態様8に記載の方法。
(態様10)
ステップ(c)が、少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして該蒸留塔の中に該流れを導入して、該流れを蒸気相と液相とに分離することであって、該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流が、該第1のLNG流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成されることを含む、態様1に記載の方法。
(態様11)
該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流が、(i)該第1のLNG流、または該第1のLNG流の一部から生成されたLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、窒素を枯渇させたLNG生成物と、窒素を富化した天然ガス蒸気からなるリサイクル流とを生成させることと、(ii)該リサイクル流を圧縮して圧縮されたリサイクル流を生成させることと、(iii)該天然ガス供給流と別個にかつ並行して、該主熱交換器を通して該圧縮されたリサイクル流を通過させて、該圧縮されたリサイクル流を冷却しかつその全てまたは一部を少なくとも部分的に液化し、それによって該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を生成させることと、によって生成される、態様10に記載の方法。
(態様12)
該第1のLNG流または該第1のLNG流の一部から生成された該LNG流が膨張させられ、そして該LNGの一部が蒸発するLNG貯蔵タンク中に移送され、それによって窒素を富化した天然ガス蒸気と該窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成し、そして窒素を富化した天然ガス蒸気が該タンクから回収されて該リサイクル流を生成する、態様11に記載の方法。
(態様13)
該第2のLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して該リサイクル流のための追加の窒素を富化した天然ガス蒸気と追加の窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成させることとをさらに含む、態様11に記載の方法。
(態様14)
ステップ(c)が、少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させることと、該蒸留塔の中に該流れを導入して該流れを蒸気相と液相とに分離することとを含み、該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流が、該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成される、態様1に記載の方法。
(態様15)
ステップ(a)が、(i)該主熱交換器の暖かい終端の中へ該天然ガス供給流を導入し、該天然ガス供給流を冷却しかつ少なくとも部分的に液化し、そして該主熱交換器の中間の場所から冷却されかつ少なくとも部分的に液化された流れを回収することと、(ii)該冷却されかつ少なくとも部分的に液化された流れを膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、窒素を富化した天然ガス蒸気流と窒素を枯渇させた天然ガス液体流とを生成させることと、(iii)該主熱交換器の中間の場所の中へ該蒸気流と液体流とを別個に再導入し、そして該蒸気流と液体流とを並行してさらに冷却して、該液体流がさらに冷却されて該第1のLNG流を生成し、および該蒸気流がさらに冷却されかつ少なくとも部分的に液化されて該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を生成することとを含む、態様14に記載の方法。
(態様16)
(g)該第2のLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、窒素を枯渇させたLNG生成物と窒素を富化した天然ガス蒸気からなるリサイクル流とを生成させることと、
(h)該リサイクル流を圧縮して圧縮されたリサイクル流を生成させることと、
(i)該天然ガス供給流と組み合わせてかまたは別個に冷却されかつ少なくとも部分的に液化される該主熱交換器中に該圧縮されたリサイクル流を戻すこととをさらに含む、態様15に記載の方法。
(態様17)
ステップ(g)が、該第2のLNG流を膨張させ、該LNGの一部が蒸発し、それによって窒素を富化した天然ガス蒸気と該窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成する、LNG貯蔵タンクの中へ該膨張させられた流れを移送し、そして該タンクから窒素を富化した天然ガス蒸気を回収して、該リサイクル流を生成させることを含む、態様16に記載の方法。
(態様18)
該第1のLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、該リサイクル流のための追加の窒素を富化した天然ガス蒸気と追加の窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成させることをさらに含む、態様16に記載の方法。
(態様19)
ステップ(a)(ii)が、該冷却されかつ少なくとも部分的に液化された流れを膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、該窒素を富化した天然ガス蒸気流と、窒素を富化した天然ガス蒸気からなるストリッピングガス流と、該窒素を枯渇させた天然ガス液体流とを生成させることを含み、そして、
ステップ(c)が、該蒸留塔の下部の中へ該ストリッピングガス流を導入することをさらに含む、態様15に記載の方法。
(態様20)
該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該蒸留塔の中間の場所において該蒸留塔の中に導入され、および該蒸留塔のための沸騰が該蒸留塔の中への該流れの導入前に該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流との間接的な熱交換を介して、再沸騰熱交換器中で該下部の液体の一部を加熱しかつ蒸発させることによって提供される、態様1に記載の方法。
(態様21)
天然ガス供給流を液化しかつ天然ガス供給流から窒素を除去するための装置であって、
天然ガス供給流を受けかつ主熱交換器を通して該天然ガス供給流を通過させて該流れを冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化して、第1のLNG流を生成させるための冷却通路を有する主熱交換器と、
液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を受け、膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして蒸留塔中で該流れを蒸気相と液相とに分離するための該主熱交換器と流体流連通した膨張機器および蒸留塔であって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からかまたは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流である、膨張機器および蒸留塔と、
該蒸留塔から得られたオーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることによって該蒸留塔に還流を提供するためのコンデンサー熱交換器と、
該主熱交換器およびコンデンサー熱交換器に冷却を提供するための閉回路冷却システムであって、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が、該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、閉回路冷却システムと、
を含む、装置。
(態様)
(態様1)
天然ガス供給流を液化しかつ天然ガス供給流から窒素を除去するための方法であって、
(a)主熱交換器を通して天然ガス供給流を通過させて、該天然ガス流を冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化し、それによって第1のLNG流を生成させることと、
(b)該主熱交換器から該第1のLNG流を回収することと、
(c)液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして該流れが蒸気相と液相とに分離される蒸留塔の中に該流れを導入することであって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が、該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からもしくは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離しかつ該流れを該主熱交換器中で少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流であることと、
(d)該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気から窒素に富んだ蒸気生成物を生成させることと、
(e)コンデンサー熱交換器中で該蒸留塔からの該オーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることにより該蒸留塔に還流を提供することと、
(f)該蒸留塔から回収された下部の液体から第2のLNG流を生成させることと、を含み、
該主熱交換器のためかつ該コンデンサー熱交換器のための冷却が閉回路冷却システムによって提供され、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、方法。
(態様2)
該コンデンサー熱交換器中を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる該冷媒が、次に該主熱交換器中を通過させられかつ該主熱交換器中でさらに暖められる、態様1に記載の方法。
(態様3)
冷却が該主熱交換器におよび該コンデンサー熱交換器に提供された後に得られる暖められた冷媒は、1つまたは2つ以上の圧縮機中で圧縮されかつ1つまたは2つ以上の後部冷却器中で冷却されて圧縮された冷媒を生成し、該圧縮された冷媒は、該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で冷却されて該主熱交換器から回収される冷却され圧縮された冷媒を生成し、そして該冷却され圧縮された冷媒は次に分割されて、該冷媒の一部が膨張させられかつ該主熱交換器に直接戻されて該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該冷媒の別の部分が膨張させられかつ該コンデンサー熱交換器に送られて該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、態様1に記載の方法。
(態様4)
該閉回路冷却システムによって循環する該冷媒が混合冷媒である、態様1に記載の方法。
(態様5)
冷却が該主熱交換器におよび該コンデンサー熱交換器に提供された後で得られる暖められた混合冷媒が、圧縮され、該主熱交換器中で冷却されかつ分離されて、異なる組成を有する複数の液化されたかまたは部分的に液化された冷たい冷媒流を提供するように冷却され、該主熱交換器の冷たい終端から得られる最も高い濃度のより軽い成分を有する該冷たい冷媒流が分割されかつ膨張させられて、該コンデンサー熱交換器中で暖められる冷媒の流れと、該主熱交換器中で暖められる該主熱交換器の該冷たい終端に戻される冷媒の流れとを提供する、態様4に記載の方法。
(態様6)
該コンデンサー熱交換器のための冷却が、該閉回路冷却システムによりおよび該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気を暖めることによりの両方で提供される、態様1に記載の方法。
(態様7)
ステップ(e)が、該コンデンサー熱交換器中で該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気を暖めることと、暖められたオーバーヘッド蒸気の第1の部分を圧縮することと、該コンデンサー熱交換器中で該圧縮された部分を冷却しかつ少なくとも部分的に凝結させることと、冷却されかつ少なくとも部分的に凝結させられた部分を膨張させかつ該蒸留塔の上部の中に再導入することとを含み、そして
ステップ(d)が、該暖められたオーバーヘッド蒸気の第2の部分から該窒素に富んだ蒸気生成物を生成させることを含む、態様6に記載の方法。
(態様8)
ステップ(c)が、該第1のLNG流を膨張させかつ部分的に蒸発させることと、該蒸留塔の中に該流れを導入して該流れを蒸気相と液相とに分離することとを含む、態様1に記載の方法。
(態様9)
LNG貯蔵タンクに該第2のLNG流を送ることをさらに含む、態様8に記載の方法。
(態様10)
ステップ(c)が、少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして該蒸留塔の中に該流れを導入して、該流れを蒸気相と液相とに分離することであって、該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流が、該第1のLNG流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成されることを含む、態様1に記載の方法。
(態様11)
該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流が、(i)該第1のLNG流、または該第1のLNG流の一部から生成されたLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、窒素を枯渇させたLNG生成物と、窒素を富化した天然ガス蒸気からなるリサイクル流とを生成させることと、(ii)該リサイクル流を圧縮して圧縮されたリサイクル流を生成させることと、(iii)該天然ガス供給流と別個にかつ並行して、該主熱交換器を通して該圧縮されたリサイクル流を通過させて、該圧縮されたリサイクル流を冷却しかつその全てまたは一部を少なくとも部分的に液化し、それによって該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を生成させることと、によって生成される、態様10に記載の方法。
(態様12)
該第1のLNG流または該第1のLNG流の一部から生成された該LNG流が膨張させられ、そして該LNGの一部が蒸発するLNG貯蔵タンク中に移送され、それによって窒素を富化した天然ガス蒸気と該窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成し、そして窒素を富化した天然ガス蒸気が該タンクから回収されて該リサイクル流を生成する、態様11に記載の方法。
(態様13)
該第2のLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して該リサイクル流のための追加の窒素を富化した天然ガス蒸気と追加の窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成させることとをさらに含む、態様11に記載の方法。
(態様14)
ステップ(c)が、少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させることと、該蒸留塔の中に該流れを導入して該流れを蒸気相と液相とに分離することとを含み、該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流が、該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成される、態様1に記載の方法。
(態様15)
ステップ(a)が、(i)該主熱交換器の暖かい終端の中へ該天然ガス供給流を導入し、該天然ガス供給流を冷却しかつ少なくとも部分的に液化し、そして該主熱交換器の中間の場所から冷却されかつ少なくとも部分的に液化された流れを回収することと、(ii)該冷却されかつ少なくとも部分的に液化された流れを膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、窒素を富化した天然ガス蒸気流と窒素を枯渇させた天然ガス液体流とを生成させることと、(iii)該主熱交換器の中間の場所の中へ該蒸気流と液体流とを別個に再導入し、そして該蒸気流と液体流とを並行してさらに冷却して、該液体流がさらに冷却されて該第1のLNG流を生成し、および該蒸気流がさらに冷却されかつ少なくとも部分的に液化されて該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を生成することとを含む、態様14に記載の方法。
(態様16)
(g)該第2のLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、窒素を枯渇させたLNG生成物と窒素を富化した天然ガス蒸気からなるリサイクル流とを生成させることと、
(h)該リサイクル流を圧縮して圧縮されたリサイクル流を生成させることと、
(i)該天然ガス供給流と組み合わせてかまたは別個に冷却されかつ少なくとも部分的に液化される該主熱交換器中に該圧縮されたリサイクル流を戻すこととをさらに含む、態様15に記載の方法。
(態様17)
ステップ(g)が、該第2のLNG流を膨張させ、該LNGの一部が蒸発し、それによって窒素を富化した天然ガス蒸気と該窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成する、LNG貯蔵タンクの中へ該膨張させられた流れを移送し、そして該タンクから窒素を富化した天然ガス蒸気を回収して、該リサイクル流を生成させることを含む、態様16に記載の方法。
(態様18)
該第1のLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、該リサイクル流のための追加の窒素を富化した天然ガス蒸気と追加の窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成させることをさらに含む、態様16に記載の方法。
(態様19)
ステップ(a)(ii)が、該冷却されかつ少なくとも部分的に液化された流れを膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、該窒素を富化した天然ガス蒸気流と、窒素を富化した天然ガス蒸気からなるストリッピングガス流と、該窒素を枯渇させた天然ガス液体流とを生成させることを含み、そして、
ステップ(c)が、該蒸留塔の下部の中へ該ストリッピングガス流を導入することをさらに含む、態様15に記載の方法。
(態様20)
該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該蒸留塔の中間の場所において該蒸留塔の中に導入され、および該蒸留塔のための沸騰が該蒸留塔の中への該流れの導入前に該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流との間接的な熱交換を介して、再沸騰熱交換器中で該下部の液体の一部を加熱しかつ蒸発させることによって提供される、態様1に記載の方法。
(態様21)
天然ガス供給流を液化しかつ天然ガス供給流から窒素を除去するための装置であって、
天然ガス供給流を受けかつ主熱交換器を通して該天然ガス供給流を通過させて該流れを冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化して、第1のLNG流を生成させるための冷却通路を有する主熱交換器と、
液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を受け、膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして蒸留塔中で該流れを蒸気相と液相とに分離するための該主熱交換器と流体流連通した膨張機器および蒸留塔であって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からかまたは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流である、膨張機器および蒸留塔と、
該蒸留塔から得られたオーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることによって該蒸留塔に還流を提供するためのコンデンサー熱交換器と、
該主熱交換器およびコンデンサー熱交換器に冷却を提供するための閉回路冷却システムであって、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が、該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、閉回路冷却システムと、
を含む、装置。
Claims (19)
- 天然ガス供給流を液化しかつ天然ガス供給流から窒素を除去するための方法であって、
(a)主熱交換器を通して天然ガス供給流を通過させて、該天然ガス流を冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化し、それによって第1のLNG流を生成させることと、
(b)該主熱交換器から該第1のLNG流を回収することと、
(c)液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして該流れが蒸気相と液相とに分離される蒸留塔の中に該流れを導入することであって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が、該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からもしくは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離しかつ該流れを該主熱交換器中で少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流であることと、
(d)該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気から窒素に富んだ蒸気生成物を生成させることと、
(e)コンデンサー熱交換器中で該蒸留塔からの該オーバーヘッド蒸気の一部を凝結させることにより該蒸留塔に還流を提供することと、
(f)該蒸留塔から回収された下部の液体から第2のLNG流を生成させることと、を含み、
該主熱交換器のためかつ該コンデンサー熱交換器のための冷却が閉回路冷却システムによって提供され、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められ、
該コンデンサー熱交換器のための冷却が、該閉回路冷却システムによりおよび該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気を暖めることによりの両方で提供され、
ステップ(e)が、該コンデンサー熱交換器中で該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気を暖めることと、暖められたオーバーヘッド蒸気の第1の部分を圧縮することと、該コンデンサー熱交換器中で該圧縮された部分を冷却しかつ少なくとも部分的に凝結させることと、冷却されかつ少なくとも部分的に凝結させられた部分を膨張させかつ該蒸留塔の上部の中に再導入することとを含み、そして、
ステップ(d)が、該暖められたオーバーヘッド蒸気の第2の部分から該窒素に富んだ蒸気生成物を生成させることを含む、方法。 - 該コンデンサー熱交換器中を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる該冷媒が、次に該主熱交換器中を通過させられかつ該主熱交換器中でさらに暖められる、請求項1に記載の方法。
- 冷却が該主熱交換器におよび該コンデンサー熱交換器に提供された後に得られる暖められた冷媒は、1つまたは2つ以上の圧縮機中で圧縮されかつ1つまたは2つ以上の後部冷却器中で冷却されて圧縮された冷媒を生成し、該圧縮された冷媒は、該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で冷却されて該主熱交換器から回収される冷却され圧縮された冷媒を生成し、そして該冷却され圧縮された冷媒は次に分割されて、該冷媒の一部が膨張させられかつ該主熱交換器に直接戻されて該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該冷媒の別の部分が膨張させられかつ該コンデンサー熱交換器に送られて該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、請求項1に記載の方法。
- 該閉回路冷却システムによって循環する該冷媒が混合冷媒である、請求項1に記載の方法。
- 冷却が該主熱交換器におよび該コンデンサー熱交換器に提供された後で得られる暖められた混合冷媒が、圧縮され、該主熱交換器中で冷却されかつ分離されて、異なる組成を有する複数の液化されたかまたは部分的に液化された冷たい冷媒流を提供するように冷却され、該主熱交換器の冷たい終端から得られる最も高い濃度のより軽い成分を有する該冷たい冷媒流が分割されかつ膨張させられて、該コンデンサー熱交換器中で暖められる冷媒の流れと、該主熱交換器中で暖められる該主熱交換器の該冷たい終端に戻される冷媒の流れとを提供する、請求項4に記載の方法。
- ステップ(c)が、該第1のLNG流を膨張させかつ部分的に蒸発させることと、該蒸留塔の中に該流れを導入して該流れを蒸気相と液相とに分離することとを含む、請求項1に記載の方法。
- LNG貯蔵タンクに該第2のLNG流を送ることをさらに含む、請求項6に記載の方法。
- ステップ(c)が、少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして該蒸留塔の中に該流れを導入して、該流れを蒸気相と液相とに分離することであって、該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流が、該第1のLNG流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成されることを含む、請求項1に記載の方法。
- 該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流が、(i)該第1のLNG流、または該第1のLNG流の一部から生成されたLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、窒素を枯渇させたLNG生成物と、窒素を富化した天然ガス蒸気からなるリサイクル流とを生成させることと、(ii)該リサイクル流を圧縮して圧縮されたリサイクル流を生成させることと、(iii)該天然ガス供給流と別個にかつ並行して、該主熱交換器を通して該圧縮されたリサイクル流を通過させて、該圧縮されたリサイクル流を冷却しかつその全てまたは一部を少なくとも部分的に液化し、それによって該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を生成させることと、によって生成される、請求項8に記載の方法。
- 該第1のLNG流または該第1のLNG流の一部から生成された該LNG流が膨張させられ、そして該LNGの一部が蒸発するLNG貯蔵タンク中に移送され、それによって窒素を富化した天然ガス蒸気と該窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成し、そして窒素を富化した天然ガス蒸気が該タンクから回収されて該リサイクル流を生成する、請求項9に記載の方法。
- 該第2のLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して該リサイクル流のための追加の窒素を富化した天然ガス蒸気と追加の窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成させることとをさらに含む、請求項9に記載の方法。
- ステップ(c)が、少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を膨張させかつ部分的に蒸発させることと、該蒸留塔の中に該流れを導入して該流れを蒸気相と液相とに分離することとを含み、該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流が、該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成される、請求項1に記載の方法。
- ステップ(a)が、(i)該主熱交換器の暖かい終端の中へ該天然ガス供給流を導入し、該天然ガス供給流を冷却しかつ少なくとも部分的に液化し、そして該主熱交換器の中間の場所から冷却されかつ少なくとも部分的に液化された流れを回収することと、(ii)該冷却されかつ少なくとも部分的に液化された流れを膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、窒素を富化した天然ガス蒸気流と窒素を枯渇させた天然ガス液体流とを生成させることと、(iii)該主熱交換器の中間の場所の中へ該蒸気流と液体流とを別個に再導入し、そして該蒸気流と液体流とを並行してさらに冷却して、該液体流がさらに冷却されて該第1のLNG流を生成し、および該蒸気流がさらに冷却されかつ少なくとも部分的に液化されて該少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流を生成することとを含む、請求項12に記載の方法。
- (g)該第2のLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、窒素を枯渇させたLNG生成物と窒素を富化した天然ガス蒸気からなるリサイクル流とを生成させることと、
(h)該リサイクル流を圧縮して圧縮されたリサイクル流を生成させることと、
(i)該天然ガス供給流と組み合わせてかまたは別個に冷却されかつ少なくとも部分的に液化される該主熱交換器中に該圧縮されたリサイクル流を戻すこととをさらに含む、請求項13に記載の方法。 - ステップ(g)が、該第2のLNG流を膨張させ、該LNGの一部が蒸発し、それによって窒素を富化した天然ガス蒸気と該窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成する、LNG貯蔵タンクの中へ該膨張させられた流れを移送し、そして該タンクから窒素を富化した天然ガス蒸気を回収して、該リサイクル流を生成させることを含む、請求項14に記載の方法。
- 該第1のLNG流を膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、該リサイクル流のための追加の窒素を富化した天然ガス蒸気と追加の窒素を枯渇させたLNG生成物とを生成させることをさらに含む、請求項14に記載の方法。
- ステップ(a)(ii)が、該冷却されかつ少なくとも部分的に液化された流れを膨張させ、部分的に蒸発させかつ分離して、該窒素を富化した天然ガス蒸気流と、窒素を富化した天然ガス蒸気からなるストリッピングガス流と、該窒素を枯渇させた天然ガス液体流とを生成させることを含み、そして、
ステップ(c)が、該蒸留塔の下部の中へ該ストリッピングガス流を導入することをさらに含む、請求項13に記載の方法。 - 該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該蒸留塔の中間の場所において該蒸留塔の中に導入され、および該蒸留塔のための沸騰が該蒸留塔の中への該流れの導入前に該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流との間接的な熱交換を介して、再沸騰熱交換器中で該下部の液体の一部を加熱しかつ蒸発させることによって提供される、請求項1に記載の方法。
- 天然ガス供給流を液化しかつ天然ガス供給流から窒素を除去するための装置であって、
天然ガス供給流を受けかつ主熱交換器を通して該天然ガス供給流を通過させて該流れを冷却しかつ該流れの全てまたは一部を液化して、第1のLNG流を生成させるための冷却通路を有する主熱交換器と、
液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流を受け、膨張させかつ部分的に蒸発させ、そして蒸留塔中で該流れを蒸気相と液相とに分離するための該主熱交換器と流体流連通した膨張機器および蒸留塔であって、該液化されたかまたは部分的に液化された天然ガス流が該第1のLNG流であるか、または該第1のLNG流からかまたは該天然ガス供給流から窒素を富化した天然ガス流を分離し、そして該主熱交換器中で該流れを少なくとも部分的に液化することで生成された少なくとも部分的に液化された窒素を富化した天然ガス流である、膨張機器および蒸留塔と、
該蒸留塔から得たオーバーヘッド蒸気の一部を圧縮して圧縮されたオーバーヘッド蒸気流を生成するための圧縮機と、
該蒸留塔から回収されたオーバーヘッド蒸気を暖めるための、および該蒸留塔から得られた凝結した圧縮されたオーバーヘッド蒸気流を生成するために該圧縮されたオーバーヘッド蒸気流の一部を少なくとも部分的に液化し凝結させることによって該蒸留塔に還流を提供するためのコンデンサー熱交換器と、
該凝結した圧縮されたオーバーヘッド蒸気流の圧力を低下させて該蒸留塔への還流を生成するための膨張機器と、
該主熱交換器およびコンデンサー熱交換器に冷却を提供するための閉回路冷却システムであって、該閉回路冷却システムによって循環する冷媒が、該主熱交換器を通過させられかつ該主熱交換器中で暖められ、および該コンデンサー熱交換器を通過させられかつ該コンデンサー熱交換器中で暖められる、閉回路冷却システムと、
を含む、装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US14/260,753 US9945604B2 (en) | 2014-04-24 | 2014-04-24 | Integrated nitrogen removal in the production of liquefied natural gas using refrigerated heat pump |
US14/260,753 | 2014-04-24 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015210079A JP2015210079A (ja) | 2015-11-24 |
JP2015210079A5 true JP2015210079A5 (ja) | 2017-02-09 |
JP6126163B2 JP6126163B2 (ja) | 2017-05-10 |
Family
ID=53015563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015089137A Active JP6126163B2 (ja) | 2014-04-24 | 2015-04-24 | 冷却ヒートポンプを使用する液化された天然ガスの生産における統合された窒素の除去 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9945604B2 (ja) |
EP (2) | EP3470761B1 (ja) |
JP (1) | JP6126163B2 (ja) |
KR (1) | KR101659224B1 (ja) |
CN (2) | CN105004139B (ja) |
AU (1) | AU2015201969B2 (ja) |
BR (1) | BR102015009191B1 (ja) |
CA (1) | CA2887252C (ja) |
MY (1) | MY176364A (ja) |
PE (1) | PE20151712A1 (ja) |
RU (1) | RU2702829C2 (ja) |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10563913B2 (en) * | 2013-11-15 | 2020-02-18 | Black & Veatch Holding Company | Systems and methods for hydrocarbon refrigeration with a mixed refrigerant cycle |
US9945604B2 (en) * | 2014-04-24 | 2018-04-17 | Air Products And Chemicals, Inc. | Integrated nitrogen removal in the production of liquefied natural gas using refrigerated heat pump |
EP3162870A1 (en) * | 2015-10-27 | 2017-05-03 | Linde Aktiengesellschaft | Low-temperature mixed-refrigerant for hydrogen precooling in large scale |
KR102137940B1 (ko) * | 2015-12-14 | 2020-07-27 | 엑손모빌 업스트림 리서치 캄파니 | 액화 질소를 사용하여 액화 천연 가스로부터 질소를 분리하기 위한 방법 및 시스템 |
WO2017144919A1 (en) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | Liquid Gas Equipment Limited | Method of cooling boil-off gas and apparatus therefor |
DE102016003588A1 (de) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | Linde Aktiengesellschaft | Verfahren zum Verflüssigen einer Kohlenwasserstoff-reichen Fraktion |
US10359228B2 (en) * | 2016-05-20 | 2019-07-23 | Air Products And Chemicals, Inc. | Liquefaction method and system |
EP3309488A1 (en) * | 2016-10-13 | 2018-04-18 | Shell International Research Maatschappij B.V. | System for treating and cooling a hydrocarbon stream |
CN106500460B (zh) * | 2016-11-24 | 2018-10-19 | 中国矿业大学 | 天然气液化过程中氮气脱除并提纯装置及方法 |
JP6815213B2 (ja) * | 2017-01-30 | 2021-01-20 | 株式会社神戸製鋼所 | ボイルオフガス回収システム |
CN106679332A (zh) * | 2017-02-17 | 2017-05-17 | 查都(上海)科技有限公司 | 一种提高甲烷深冷分离lng收率的系统 |
RU2645185C1 (ru) | 2017-03-16 | 2018-02-16 | Публичное акционерное общество "НОВАТЭК" | Способ сжижения природного газа по циклу высокого давления с предохлаждением этаном и переохлаждением азотом "арктический каскад" и установка для его осуществления |
US20190162469A1 (en) * | 2017-11-27 | 2019-05-30 | Air Products And Chemicals, Inc. | Method and system for cooling a hydrocarbon stream |
US20190162468A1 (en) | 2017-11-27 | 2019-05-30 | Air Products And Chemicals, Inc. | Method and system for cooling a hydrocarbon stream |
GB201706265D0 (en) | 2017-04-20 | 2017-06-07 | Babcock Ip Man (Number One) Ltd | Method of cooling a boil-off gas and apparatus therefor |
CN109323126A (zh) * | 2017-08-01 | 2019-02-12 | 通用电气公司 | 天然气液化系统和方法 |
CN107560321B (zh) * | 2017-09-15 | 2023-04-25 | 长江大学 | Bog回收与氮气液化系统及工艺方法 |
JP7026490B2 (ja) * | 2017-11-21 | 2022-02-28 | レール・リキード-ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | Bog再凝縮装置およびそれを備えるlng貯蔵システム。 |
EP3517869A1 (en) * | 2018-01-24 | 2019-07-31 | Gas Technology Development Pte Ltd | Process and system for reliquefying boil-off gas (bog) |
WO2019177705A1 (en) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | Exxonmobil Upstream Research Company | Method and system for liquefaction of natural gas using liquid nitrogen |
CN108917291A (zh) * | 2018-07-06 | 2018-11-30 | 辽宁石油化工大学 | 一种加气站废气余冷梯级利用的系统及方法 |
US11221176B2 (en) | 2018-08-14 | 2022-01-11 | Air Products And Chemicals, Inc. | Natural gas liquefaction with integrated nitrogen removal |
US11686528B2 (en) | 2019-04-23 | 2023-06-27 | Chart Energy & Chemicals, Inc. | Single column nitrogen rejection unit with side draw heat pump reflux system and method |
EP4014001A1 (de) | 2019-08-13 | 2022-06-22 | Linde GmbH | Verfahren und anlage zur verarbeitung eines stickstoff und methan enthaltenden gasgemischs |
GB201912126D0 (en) * | 2019-08-23 | 2019-10-09 | Babcock Ip Man Number One Limited | Method of cooling boil-off gas and apparatus therefor |
US11674749B2 (en) * | 2020-03-13 | 2023-06-13 | Air Products And Chemicals, Inc. | LNG production with nitrogen removal |
US20220252341A1 (en) * | 2021-02-05 | 2022-08-11 | Air Products And Chemicals, Inc. | Method and system for decarbonized lng production |
CN114777418B (zh) * | 2022-03-24 | 2023-12-01 | 浙江大学 | 一种冷凝法天然气bog提氦的系统 |
Family Cites Families (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1551612B1 (de) | 1967-12-27 | 1970-06-18 | Messer Griesheim Gmbh | Verfluessigungsverfahren fuer Gasgemische mittels fraktionierter Kondensation |
DE1915218B2 (de) | 1969-03-25 | 1973-03-29 | Linde Ag, 6200 Wiesbaden | Verfahren und vorrichtung zum verfluessigen von erdgas |
DE1939114B2 (de) | 1969-08-01 | 1979-01-25 | Linde Ag, 6200 Wiesbaden | Verflüssigungsverfahren für Gase und Gasgemische, insbesondere für Erdgas |
US4225329A (en) | 1979-02-12 | 1980-09-30 | Phillips Petroleum Company | Natural gas liquefaction with nitrogen rejection stabilization |
US4411677A (en) | 1982-05-10 | 1983-10-25 | Air Products And Chemicals, Inc. | Nitrogen rejection from natural gas |
US4504295A (en) | 1983-06-01 | 1985-03-12 | Air Products And Chemicals, Inc. | Nitrogen rejection from natural gas integrated with NGL recovery |
US4710214A (en) * | 1986-12-19 | 1987-12-01 | The M. W. Kellogg Company | Process for separation of hydrocarbon gases |
US4869740A (en) * | 1988-05-17 | 1989-09-26 | Elcor Corporation | Hydrocarbon gas processing |
US4878932A (en) | 1989-03-21 | 1989-11-07 | Union Carbide Corporation | Cryogenic rectification process for separating nitrogen and methane |
GB2297825A (en) | 1995-02-03 | 1996-08-14 | Air Prod & Chem | Process to remove nitrogen from natural gas |
MY114649A (en) | 1998-10-22 | 2002-11-30 | Exxon Production Research Co | A process for separating a multi-component pressurized feed stream using distillation |
MY117068A (en) | 1998-10-23 | 2004-04-30 | Exxon Production Research Co | Reliquefaction of pressurized boil-off from pressurized liquid natural gas |
US6401486B1 (en) * | 2000-05-18 | 2002-06-11 | Rong-Jwyn Lee | Enhanced NGL recovery utilizing refrigeration and reflux from LNG plants |
GB0111961D0 (en) | 2001-05-16 | 2001-07-04 | Boc Group Plc | Nitrogen rejection method |
US6758060B2 (en) | 2002-02-15 | 2004-07-06 | Chart Inc. | Separating nitrogen from methane in the production of LNG |
GB0216537D0 (en) | 2002-07-16 | 2002-08-28 | Boc Group Plc | Nitrogen rejection method and apparatus |
US6978638B2 (en) * | 2003-05-22 | 2005-12-27 | Air Products And Chemicals, Inc. | Nitrogen rejection from condensed natural gas |
EP1715267A1 (en) * | 2005-04-22 | 2006-10-25 | Air Products And Chemicals, Inc. | Dual stage nitrogen rejection from liquefied natural gas |
US20070157663A1 (en) * | 2005-07-07 | 2007-07-12 | Fluor Technologies Corporation | Configurations and methods of integrated NGL recovery and LNG liquefaction |
RU2406949C2 (ru) | 2005-08-09 | 2010-12-20 | Эксонмобил Апстрим Рисерч Компани | Способ ожижения природного газа для получения сжиженного природного газа |
US9528759B2 (en) | 2008-05-08 | 2016-12-27 | Conocophillips Company | Enhanced nitrogen removal in an LNG facility |
US20100077796A1 (en) | 2008-09-30 | 2010-04-01 | Sarang Gadre | Hybrid Membrane/Distillation Method and System for Removing Nitrogen from Methane |
FR2936864B1 (fr) | 2008-10-07 | 2010-11-26 | Technip France | Procede de production de courants d'azote liquide et gazeux, d'un courant gazeux riche en helium et d'un courant d'hydrocarbures deazote et installation associee. |
US8522574B2 (en) | 2008-12-31 | 2013-09-03 | Kellogg Brown & Root Llc | Method for nitrogen rejection and or helium recovery in an LNG liquefaction plant |
DE102009015766A1 (de) | 2009-03-31 | 2010-10-07 | Linde Aktiengesellschaft | Verfahren zum Verflüssigen einer Kohlenwasserstoff-reichen Fraktion |
DE102009038458A1 (de) | 2009-08-21 | 2011-02-24 | Linde Ag | Verfahren zum Abtrennen von Stickstoff aus Erdgas |
GB2462555B (en) | 2009-11-30 | 2011-04-13 | Costain Oil Gas & Process Ltd | Process and apparatus for separation of Nitrogen from LNG |
US10113127B2 (en) | 2010-04-16 | 2018-10-30 | Black & Veatch Holding Company | Process for separating nitrogen from a natural gas stream with nitrogen stripping in the production of liquefied natural gas |
KR101704738B1 (ko) | 2010-07-26 | 2017-02-08 | 한국전자통신연구원 | 고해상도 홀로그래픽 디스플레이 |
DE102010044646A1 (de) * | 2010-09-07 | 2012-03-08 | Linde Aktiengesellschaft | Verfahren zum Abtrennen von Stickstoff und Wasserstoff aus Erdgas |
DE102011109234A1 (de) | 2011-08-02 | 2013-02-07 | Linde Ag | Verflüssigen eines Methan-reichen Gases |
JP5679201B2 (ja) | 2011-08-08 | 2015-03-04 | エア・ウォーター株式会社 | ボイルオフガス中の窒素除去方法およびそれに用いる窒素除去装置 |
CA2858756C (en) | 2011-12-12 | 2020-04-28 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Method and apparatus for removing nitrogen from a cryogenic hydrocarbon composition |
JP2015501917A (ja) * | 2011-12-12 | 2015-01-19 | シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイShell Internationale Research Maatschappij Beslotenvennootshap | 極低温の炭化水素組成物から窒素を除去するための方法と装置 |
WO2013087571A2 (en) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Method and apparatus for removing nitrogen from a cryogenic hydrocarbon composition |
US10563913B2 (en) | 2013-11-15 | 2020-02-18 | Black & Veatch Holding Company | Systems and methods for hydrocarbon refrigeration with a mixed refrigerant cycle |
US9945604B2 (en) * | 2014-04-24 | 2018-04-17 | Air Products And Chemicals, Inc. | Integrated nitrogen removal in the production of liquefied natural gas using refrigerated heat pump |
-
2014
- 2014-04-24 US US14/260,753 patent/US9945604B2/en active Active
-
2015
- 2015-04-09 CA CA2887252A patent/CA2887252C/en active Active
- 2015-04-20 RU RU2015114715A patent/RU2702829C2/ru active
- 2015-04-20 AU AU2015201969A patent/AU2015201969B2/en active Active
- 2015-04-21 MY MYPI2015701259A patent/MY176364A/en unknown
- 2015-04-22 PE PE2015000532A patent/PE20151712A1/es active IP Right Grant
- 2015-04-24 KR KR1020150058166A patent/KR101659224B1/ko active IP Right Grant
- 2015-04-24 JP JP2015089137A patent/JP6126163B2/ja active Active
- 2015-04-24 EP EP18208666.0A patent/EP3470761B1/en active Active
- 2015-04-24 BR BR102015009191-5A patent/BR102015009191B1/pt active IP Right Grant
- 2015-04-24 CN CN201510199141.5A patent/CN105004139B/zh active Active
- 2015-04-24 CN CN201520253500.6U patent/CN204718299U/zh active Active
- 2015-04-24 EP EP15165004.1A patent/EP2944902B1/en active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015210079A5 (ja) | ||
JP6126163B2 (ja) | 冷却ヒートポンプを使用する液化された天然ガスの生産における統合された窒素の除去 | |
JP6144714B2 (ja) | 中間供給ガス分離を使用した液化された天然ガスの生産における統合された窒素除去 | |
JP6087978B2 (ja) | 貢献する再注入回路を使用した液化天然ガスの生成における統合された窒素除去 | |
JP2015210078A5 (ja) | ||
JP6272921B2 (ja) | 天然ガスの液化と統合した天然ガスからの重質炭化水素及びnglの改良分離 | |
JP4216765B2 (ja) | 凝縮天然ガスからの窒素除去方法及び装置 | |
JP5032562B2 (ja) | 天然ガス流の液化方法及び装置 | |
US9222724B2 (en) | Natural gas liquefaction method with high-pressure fractionation | |
JP2009530583A (ja) | 炭化水素流の液化方法及び装置 | |
CN108700373B (zh) | 用于稀有气体回收的系统和方法 | |
JP2020026947A (ja) | 統合された窒素除去を有する天然ガス液化 | |
US9746233B2 (en) | Process for the separation of a gas rich in carbon dioxide | |
RU2690508C2 (ru) | Способ удаления азота из обогащенной углеводородом фракции |