JP2015209335A - シート処理装置 - Google Patents

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Naoto Tokuma
直人 徳間
俊行 岩田
Toshiyuki Iwata
俊行 岩田
渡邊 潔
Kiyoshi Watanabe
潔 渡邊
秀樹 ▲櫛▼田
秀樹 ▲櫛▼田
Hideki Kushida
明人 関川
Akihito Sekikawa
明人 関川
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Abstract

【課題】 本発明は、綴じ処理後のシート束の取り出し時にシート束とガイド部材とが干渉して挿し込み綴じ部の破れや装置の破損等が発生しないシート処理装置を提供する。【解決手段】 ユーザにより針無し綴じユニット500に挿入されるシート束1nの両面をガイドする第一、第二のガイド部材171,170gと、該第一、第二のガイド部材171,170gの少なくとも一方を移動する移動手段と、を有し、針無し綴じユニット500によるシート束1nの針無し綴じ動作前の第一のガイド部材171と、第二のガイド部材170gとの間の間隔が、針無し綴じ動作後の第一のガイド部材171と、第二のガイド部材170gとの間の間隔よりも小さい。【選択図】 図15

Description

本発明は、複数のシートからなるシート束を綴じるシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
シートを複数枚重ねて針で綴じてシート束を作成する後処理装置が広く知られている。特許文献1のように針で綴じてシート束を作成するのではなく、穴を開けて折り返してシート束を作成する針無し綴じ手段を搭載した後処理装置、その後処理装置を画像形成装置に接続された装置が知られている。
また、特許文献2のように、マニュアル綴じと呼ばれ、ユーザが未綴じシート束を装置外側から挿入し、そのシート束が針綴じされ、綴じシート束を作成する後処理装置が広く知られている。これら特許文献1、2を組み合わせてマニュアル綴じの綴じ手段を、特許文献1の針無し綴じ手段とする装置も考えられる。
特開2012−025499号公報 特開2013−126911号公報
しかしながら、マニュアル綴じ手段を特許文献1のような針無し綴じ手段とした場合、綴じ処理後のシート束の取り出し時に挿し込み綴じ部がガイドに引っ掛かるという問題が発生する。その詳細を図18を用いて説明する。動作及び構成の詳細は後述するが特許文献1の針無し綴じの場合、図18(a)に示すように、シート束1nの半抜き舌状片1pを折り返して締結する構成である。このため図18(a)に示すように、針無し綴じ後のシート束1nの挿し込み綴じ部1rの厚さt2は、折り返した半抜き舌状片1pと、シート束1nとの間の隙間gも加わって針無し綴じ前のシート束1nの厚さt1よりも二倍程度厚くなる。
一方、図18(b),(c)に示すように、マニュアル綴じ部の入口であるガイド部材1002の間口高さtaは、針無し綴じ前のシート束1nの厚さt1よりも少しだけ高く設定される。これはユーザによるシート1の挿入枚数に応じたシート束1nの厚さt1を制限するためにガイド部材1002の間口高さtaを更に高くすることは望ましくない。このためガイド部材1002の間口高さtaは、針無し綴じ前のシート束1nの厚さt1よりも少しだけ大きい高さに設定される必要がある。
一方、針無し綴じ後のシート束1nの挿し込み綴じ部1rの厚さt2は、針無し綴じ前のシート束1nの厚さt1の二倍以上に盛り上がる。このため針無し綴じ後のシート束1nの挿し込み綴じ部1rの厚さt2は、ガイド部材1002の間口高さtaよりもかなり大きな高さとなる。
このような前提の装置で、図18(b)に示すように、ユーザがマニュアル綴じ部のガイド部材1002の間口高さtaと、針無し綴じ前のシート束1nの厚さt1とが略同じシート束1nを挿入してマニュアル綴じを行なう。その場合、針無し綴じ前のシート束1nの挿入時は以下の数1式に示す通りである。
[数1]
t1≒ta
このため針無し綴じ前のシート束1nであればガイド部材1002に挿入可能である。しかし、針無し綴じ後のシート束1nを取り出すときは、針無し綴じ後のシート束1nの挿し込み綴じ部1rの厚さt2と、ガイド部材1002の間口高さtaとの関係は以下の数2式に示す通りである。
[数2]
t2>>ta
このため図18(c)に示すように、針無し綴じ後のシート束1nの引き出し時にシート束1nの挿し込み綴じ部1rと、ガイド部材1002の内壁面とが干渉する。これによりシート束1nの挿し込み綴じ部1rの破損が発生し、最悪の場合は装置の破損につながってしまう。
また、特許文献1のような針無し綴じユニットの場合、構成上の都合から仕様枚数が5枚程度となり、図18(b)に示すガイド部材1002の間口高さtaは5枚のシート1のシート束1nの厚さt1+クリアランスαに設定される。このためガイド部材1002の間口高さtaは2mm〜3mm程度に設定される。
一方、2枚のシート束1nを針無し綴じした場合でも針無し綴じ後のシート束1nの挿し込み綴じ部1rの厚さt2は2mm〜3mmの厚さとなる。つまり、2枚等の少数枚綴じであっても前述したような針無し綴じ後のシート束1nの取り出し時の問題は発生すると考えられる。
このような問題の解決策として、針無し綴じ後のシート束1nの引き出し時にシート束1nの挿し込み綴じ部1rがガイド部材1002の内壁面と干渉して引っ掛からないようにガイド部材1002の間口高さtaを予め高く設定することも考えられる。しかし、ガイド部材1002の間口高さtaを高く設定した分だけユーザがガイド部材1002からシート束1nを挿入しようとするシート1の枚数が多くなる。
つまり針無し綴じ前のシート束1nの厚さt1が大きくなり、針無し綴じ後のシート束1nの挿し込み綴じ部1rの厚さt2も大きくなる。このため前述したような針無し綴じ後のシート束1nの取り出し時の問題は解決しない。更に、針無し綴じユニット1001が仕様外の多数枚のシート束1nを針無し綴じすると装置の破損や装置内にシート1の紙屑が残り、メンテナンスを必要とする。
また、針無し綴じ後のシート束1nの挿し込み綴じ部1rの厚さt2と、ガイド部材1002の間口高さtaとの関係は以下の数3式に示す通りであれば針無し綴じ後のシート束1nをガイド部材1002から問題なく取り出せる。
[数3]
t2≦ta
前記数3式に示される関係をユーザが順守するように取扱説明書等でシート束1nの厚さを制限することをユーザにアナウンスするという対処方法もある。しかし、現実には取扱説明書を読まずに針無し綴じを行ってしまうこともあるため装置構成を工夫することにより前述の問題を解決する方が望ましい。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、綴じ処理後のシート束の取り出し時にシート束とガイド部材とが干渉して挿し込み綴じ部の破れや装置の破損等が発生しないシート処理装置を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係るシート処理装置の代表的な構成は、シート束に半抜き舌状片と、切り込み穴とを形成し、前記半抜き舌状片を前記切り込み穴へ挿入することでシート束を締結する針無し綴じ手段と、ユーザにより前記針無し綴じ手段に挿入されるシート束の一方の面をガイドする第一のガイド部材と、前記シート束の他方の面をガイドする第二のガイド部材と、前記第一、第二のガイド部材の少なくとも一方を移動する移動手段と、を有し、前記針無し綴じ手段によるシート束の針無し綴じ動作前の、前記第一のガイド部材と、前記第二のガイド部材との間の間隔が、前記針無し綴じ動作後の、前記第一のガイド部材と、前記第二のガイド部材との間の間隔よりも小さいことを特徴とする。
上記構成によれば、綴じ処理後のシート束の取り出し時にシート束とガイド部材とが干渉して挿し込み綴じ部の破れや装置の破損等が発生せず、良好なマニュアル針無し綴じが出来る。
本発明に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明に係るシート処理装置の構成を示す断面説明図である。 シート処理装置の制御系の構成を示すブロック図である。 シート処理装置に設けられた中間処理トレイの構成を示す斜視説明図である。 (a),(b)はシート処理装置に設けられた中間処理トレイの構成を断面説明図である。 シート処理装置に設けられたステイプラ及び針無し綴じユニットの配置を示す平面説明図である。 針無し綴じユニットの構成を示す斜視説明図である。 (a),(b)は針無し綴じユニットの動作を説明する断面説明図である。 (a),(b)は針無し綴じユニットの動作を説明する断面説明図である。 針無し綴じが施されたシート束の構成を示す部分拡大図である。 シート処理装置に設けられたマニュアル綴じ部の装置前面から見た斜視説明図である。 (a),(b)は第一、第二のガイド部材の開閉動作を説明する断面説明図である。 (a),(b)は第一、第二のガイド部材の開閉動作を説明する斜視説明図及び断面説明図である。 (a),(b)は第一、第二のガイド部材の開閉動作を説明する斜視説明図及び断面説明図である。 ユーザによるマニュアル綴じ操作を説明する斜視図である。 針無し綴じユニットによるマニュアル針無し綴じモード時の動作を説明するフローチャートである。 (a)〜(c)は従来のシート処理装置の課題を説明する図である。 (a),(b)は第一、第二のガイド部材の両方が開閉する場合の開閉動作を説明する断面説明図である。
図により本発明に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。図1において、502は画像形成装置、550は画像形成装置502本体の上部に設けられた原稿読み取り部(イメージリーダ)、551は複数の原稿を自動的に読み取るための原稿搬送装置である。
<画像形成装置>
画像形成装置502は、トナー画像を形成するための記録材となるシート1を積載する給送カセット909a,909bを有する。更に、電子写真画像形成プロセス手段を用いてシート1上にトナー画像を形成する画像形成手段となる画像形成部503を有する。更に、シート1に形成されたトナー画像を定着させる定着手段となる定着装置904等を備えている。
また、画像形成装置502本体の上面にはユーザが画像形成装置502に対して各種入力や設定を行うための操作部501が設けられている。また、画像形成装置502本体の側方には、シート処理装置となるフィニッシャ100が接続されている。尚、960は画像形成装置502及びシート処理装置となるフィニッシャ100の制御を司る制御手段となる制御部である。
本実施形態の画像形成装置502において、図示しない原稿の画像をシート1に形成する際には、先ず、原稿搬送装置551により搬送された原稿の画像を原稿読み取り部550に設けられた画像読取手段となるイメージセンサ550aにより読み取る。その後、読み取られたデジタルデータを露光手段となる露光装置504に入力し、該露光装置504は、このデジタルデータに応じた光を画像形成部503に設けられた像担持体となる各感光ドラム914a〜914dの表面に照射する。尚、説明の都合上、各感光ドラム914a〜914dを代表して単に感光ドラム914という場合もある。他の画像形成プロセス手段についても同様である。
帯電手段となる帯電装置2により一様に帯電された感光ドラム914の表面に露光装置504により光が照射されると、該感光ドラム914の表面に静電潜像が形成される。この静電潜像に現像手段となる現像装置3により現像剤となるトナーを供給して現像する。これにより感光ドラム914の表面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー画像が形成される。
一方、給送カセット909a,909bから給送されたシート1は搬送パス8を経由して搬送ベルト4により各感光ドラム914a〜914dが対向する位置に搬送される。そして、該搬送ベルト4の内周面側に配置された転写手段となる転写装置5a〜5dの作用により各感光ドラム914a〜914dの表面に形成された4色のトナー画像は搬送ベルト4により搬送されるシート1上に順次転写される。
その後、シート1上に転写されたトナー像を定着手段となる定着装置904により加熱及び加圧により永久定着する。尚、シート1上にトナー画像を定着した後、シート1の片面に画像を形成するモードであれば、そのまま、シート1を排出ローラ907によりフィニッシャ100に排出する。
また、シート1の両面に画像を形成するモードであれば、定着装置904から排出されたシート1をフラッパ9の切り替えにより搬送パス10に導いて反転ローラ905に受け渡す。その後、所定のタイミングで反転ローラ905を逆転させてシート1を両面搬送ローラ906a〜906fにより搬送する。
その後、再度、シート1を画像形成部503に搬送し、シート1の裏面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像を転写する。裏面に4色のトナー像が転写されたシート1は、再度、定着装置904に搬送されてトナー画像が定着され、その後、排出ローラ907により画像形成装置502本体の側部に接続されたシート処理装置となるフィニッシャ100に搬送される。
図2はシート処理装置となるフィニッシャ100を備えた画像形成装置502の制御系の構成を示すブロック図である。図2において、530は画像形成装置502本体の所定の位置に配置された制御手段となるCPU(Central Processing Unit;中央演算装置)回路部である。
CPU回路部530は、CPU529、制御プログラム等を格納したROM(Read Only Memory;リードオンリメモリ)531を有する。更に、制御データを一時的に保持するための領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられるRAM(Randon Access Memory;ランダムアクセスメモリ)560を有している。
また、外部インターフェイス537は、画像形成装置502と、外部PC(コンピュータ)520との外部インターフェイスである。この外部インターフェイス537は、外部PC520からのプリントデータを受信すると、このデータをビットマップ画像に展開し、画像データとして画像信号制御部534へ出力する。
画像信号制御部534は、この画像データをプリンタ制御部535へ出力し、プリンタ制御部535は、画像信号制御部534からの画像データを図示しない露光制御部へ出力する。尚、イメージリーダ制御部533から画像信号制御部534へは、図1に示すイメージセンサ550aで読み取った原稿の画像が出力され、画像信号制御部534は、この画像出力をプリンタ制御部535へ出力する。
また、操作部501は、画像形成に関する各種機能を設定するための複数のキー及び設定状態を表示するための表示部等を有している。そして、ユーザによる各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部530に出力すると共に、該CPU回路部530からの信号に基づいて対応する情報を表示部に表示する。
CPU回路部530は、ROM531に格納された制御プログラム及び操作部501の設定に従って画像信号制御部534を制御すると共に、原稿搬送装置制御部532を介して図1に示す原稿搬送装置551を制御する。また、イメージリーダ制御部533を介して図1に示す原稿読み取り部550を制御する。また、プリンタ制御部535を介して図1に示す画像形成部503を制御する。また、フィニッシャ制御部536を介して図1に示すフィニッシャ100をそれぞれ制御する。
尚、本実施形態において、フィニッシャ制御部536はフィニッシャ100に搭載され、CPU回路部530のCPU529等との情報のやり取りを行うことによってフィニッシャ100の駆動制御を行う。また、フィニッシャ制御部536をCPU回路部530と一体的に画像形成装置502本体側に配設し、該画像形成装置502本体側から直接、フィニッシャ100を制御するようにしても良い。
<シート処理装置>
図3はシート処理装置となるフィニッシャ100の断面説明図である。本実施形態のフィニッシャ100は、画像形成装置502に設けられた画像形成手段となる画像形成部503に各搬送パスを介して接続され、画像形成部503により画像形成されたシート1に対して該フィニッシャ100によりシート処理を実施する。
フィニッシャ100は、画像形成装置502本体から排出されたシート1を中間処理トレイ138へ順に取り込み、取り込んだ複数のシート1を整合して一つのシート束1nに束ねる。更に、取り込んだシート1の後端部1a付近に孔を開けるパンチ処理を行うようになっている。また、シート束1nの後端側をステイプラ132によりステイプルする綴じ処理、製本処理等の各種処理を行うようになっている。
フィニッシャ100は、シート搬送手段となる搬送パス103,121,126によって搬送されたシート1を積載する中間積載手段となる中間処理トレイ138を有する。更に、中間処理トレイ138上でシート束1nをステイプルするステイプル部100A及びシート束1nを二つ折りにして製本するサドルユニット135等を備えている。
ステイプラ132はフィニッシャ100本体の前側及び奥側に移動してシート束1nの様々な箇所をステイプルする綴じ処理が可能である。図8〜図10に示す針無し綴じ手段となる針無し綴じユニット500がステイプラ132と並列にフィニッシャ100本体の前面に配置されている。
針無し綴じユニット500は、シート束1nに半抜き舌状片1pと、切り込み穴となるスリット1sとを形成し、該半抜き舌状片1pをスリット1sへ挿入することでシート束1nを針無しで締結する。フィニッシャ100は、その他、パンチ処理、製本処理等の複数の処理を行うシート処理装置である。
フィニッシャ100は、画像形成装置502本体側の排出ローラ907により排出されたシート1を該フィニッシャ100内部に取り込むための入口ローラ102を備えている。画像形成装置502本体から排出されたシート1は入口ローラ102に受け渡される。尚、このとき、入口センサ101によりシート1の受渡しタイミングも同時に検知される。
その後、入口ローラ102により搬送されたシート1は搬送パス103を通過しながら搬送ローラ105,106を経由して搬送ローラ110及び離間ローラ111により搬送されてバッファローラ115に達する。その後、シート1が上トレイ136上に排出される場合は、上パス切換部材118が図示しないソレノイド等の駆動手段により所定の姿勢状態になる。これにより、シート1は上パス搬送パス117に導かれて上排出ローラ120により上トレイ136上に排出される。
シート1が上トレイ136上に排出されない場合は、バッファローラ115により搬送されたシート1は、図3に示す姿勢状態の上パス切換部材118により搬送パス121に導かれる。その後、搬送ローラ122,124により順次搬送パス内を通過していく。
次に、フィニッシャ100に搬送されてきた複数枚のシート1をシート束1nとしてステイプラ132、或いは、針無し綴じユニット500により綴じる。その後、該シート束1nを順次積載する積載手段となる下トレイ137上に排出する。その場合は、図3に示す姿勢状態のサドルパス切換部材125により搬送パス126に搬送される。
その後、下排出ローラ対128により中間処理トレイ138上に排出される。そして、中間処理トレイ138上に排出されたシート1はパドル131やベルトローラ158等の戻し手段によりシート1を順次積載しながら整合し、整合積載されたシート束1nに対して処理を施すための中間処理トレイ138上で所定枚数だけ整合処理される。
中間処理トレイ138上で整合処理されたシート束1nは、必要に応じてステイプラ132、或いは、針無し綴じユニット500により綴じ処理が施される。その後、シート束排出ローラ対130により下トレイ137上に排出される。
一方、シート1をサドル(中綴じ)処理する場合には、図示しないソレノイド等の駆動手段によりサドルパス切換部材125を所定の姿勢位置に移動させる。これにより、シート1はサドルパス133に搬送され、サドル入口ローラ134によりサドルユニット135に導かれてサドル(中綴じ)処理される。
尚、シート搬送手段となる搬送パス103,121,126を搬送中のシート1のタイミングは、搬送センサ104,123,127等によって、シート1の端部を検知しながら制御する。
尚、ステイプラ132は、図7に示すように、シート束1nの排出方向と直交する方向(以下、「奥行き方向」という)に移動自在である。例えば、シート束1nのフィニッシャ100本体の奥側の端部に綴じ処理を施したり、シート束1nの後端部の二箇所を綴じ処理する等、シート束1nの後端部の様々な箇所を綴じ処理することができる。
また、図16に示すように、ユーザにより針無し綴じ手段となる針無し綴じユニット500に挿入される未綴じのシート束1nの一方の面をガイドする第一のガイド部材171を有する。更に、該未綴じのシート束1nの他方の面をガイドする第二のガイド部材170gとを有する。
そして、フィニッシャ100に設けられた第一のガイド部材171と、第二のガイド部材170gとの間の隙間12に挿入して針無し綴じ手段となる針無し綴じユニット500に挿入される。すると、該針無し綴じユニット500によりシート束1nの針無し綴じによる締結を行うマニュアル針無し綴じモードを有する。
尚、本実施形態のシート処理装置となるフィニッシャ100は、シート搬送手段となる搬送パス103,121,126により針無し綴じ手段となる針無し綴じユニット500に搬送されたシート束1nの締結を自動で行う自動針無し綴じモードも有する。
図4は本実施形態においてフィニッシャ100を制御するフィニッシャ制御部536の構成を示すブロック図である。フィニッシャ制御部536は、マイクロコンピュータからなるCPU701、RAM702、ROM703、入出力部(I/O)705、通信インターフェイス706、ネットワークインターフェイス704等を有して構成されている。
入出力部(I/O)705には、搬送制御部707、中間処理トレイ制御部708及び綴じ制御部709が接続されている。搬送制御部707は、シート1の横レジ検知処理、シートバッファリング処理、搬送処理等の制御を行うものである。中間処理トレイ制御部708は、前整合板モータ340a、奥整合板モータ341a、パドル駆動モータ155a、シート束排出駆動モータ130a等の駆動制御を行う。
綴じ制御部709は、ステイプルクリンチモータ132a、ステイプラ移動モータ303a、針無し綴じモータ500a、第一のガイド部材171を移動する移動手段となるガイド部材昇降モータ171a等の駆動制御を行う。
また、中間処理トレイ制御部708には、前整合板ホームポジションセンサ340b、奥整合板ホームポジションセンサ341b等が接続されている。中間処理トレイ制御部708により中間処理トレイ138上にシート1を整合する整合手段となる前整合板340及び奥整合板341の動作制御を行なう。更に、中間処理トレイ制御部708により引き込みパドル131の動作制御を行なう。更に、中間処理トレイ制御部708により揺動ガイド149の開閉制御を行なう。
これらの制御は、前整合板ホームポジションセンサ340b、奥整合板ホームポジションセンサ341b等によって行われる。更に、前整合板モータ340a、奥整合板モータ341a、パドル駆動モータ155a、シート束排出駆動モータ130a等によって行われる。
また、綴じ制御部709には、ステイプルクリンチモータ132a、ステイプラ移動モータ303a、ステイプラホームポジションセンサ303b、針無し綴じモータ500aが接続されている。更に、カムホームポジションセンサ500b、ガイド部材昇降モータ171a、ガイド部材昇降センサ171b、ガイド部材シート束有無センサ171c及びマニュアル綴じスイッチ172b等が接続されている。
<綴じ処理部>
次に図5〜図7を用いて中間処理トレイ138を備えた針無し綴じ手段となるステイプル部100Aの構成について説明する。図5に示すように、前整合板340及び奥整合板341により中間処理トレイ138上に排出されたシート1の幅方向の両側端位置を揃える。
図5に示すように、中間処理トレイ138の上方に設けられた引き込みパドル131が駆動軸157を中心に回転することにより中間処理トレイ138上に排出されたシート1の後端部1aを後端ストッパ150へ突き当てて搬送方向の位置を揃える。
図6(a),(b)に示すように、中間処理トレイ138は、シート束1nの排出方向に対して下流側(図6の左側)を上方に、上流側(図6の右側)を下方に傾斜して配設されている。中間処理トレイ138の上流側である下方端部には後端ストッパ150が配置されている。尚、中間処理トレイ138は水平であっても良い。
また、中間処理トレイ138の引き込み方向下流側である図6の上方端部には図5に示す引き込みパドル131と、図6に示す揺動ガイド149とが配置されている。ここで、図5に示す引き込みパドル131は、中間処理トレイ138の上方に配設され、パドル駆動モータ155aによって回転する駆動軸157上に該駆動軸157に沿って複数固定されている。図5に示す引き込みパドル131は、パドル駆動モータ155aにより適切なタイミングで駆動軸157を中心に図6の反時計回り方向に回転するようになっている。
図6に示す下排出ローラ対128を構成するローラ128a,128bにより挟持排出されたシート1は以下の通り滑降する。中間処理トレイ138の傾斜配置及び引き込みパドル131の回転作用によって、該中間処理トレイ138の積載面上、または中間処理トレイ138上に積載されたシート1上を滑降する。
このように滑降したシート1は、その後、シート搬送手段としてのベルトローラ158の図6の反時計回り方向の回転によって、該シート1の後端部1a(排出方向上流側の端部)が後端ストッパ150に突き当てられて停止する。
尚、図6に示すように、ベルトローラ158は、その下方部が中間処理トレイ138上に積載された最上位のシート1と接するような位置関係で該中間処理トレイ138の上方に設けられている。また、ベルトローラ158は、下排出ローラ対128を構成するローラ128aの外周に掛けられ、該ローラ128aの回転に従動して図6の反時計回り方向に回転する。
一方、シート排出部を構成する揺動ガイド149は、中間処理トレイ138の下流側端部に設けられた下部排出ローラ130cと共に図3に示すシート束排出ローラ対130を構成する上部排出ローラ130bを回転自在に保持している。
揺動ガイド149の図6の上下方向の揺動動作に伴って上部排出ローラ130bは、下部排出ローラ130cに対して接離するようになっている。尚、シート束排出ローラ対130(例えば、下部排出ローラ130c)は、図4に示すシート束排出駆動モータ130aによって正逆回転するようになっている。
また、このシート束排出ローラ対130の一方のローラである上部排出ローラ130bを保持する揺動ガイド149は、図示しない揺動ガイド開閉モータからの駆動により支持軸154を支点として図6の上下方向に揺動するようになっている。
通常、シート1が中間処理トレイ138上に排出されるとき、揺動ガイド149は支持軸154を支点として図6の上方へ揺動する。これに伴って上部排出ローラ130bがシート束排出ローラ対130の他方のローラである下部排出ローラ130cから離れた開口状態となる。
また、中間処理トレイ138上でのシート1の処理が終了したとき、揺動ガイド149は支持軸154を支点として図6の下方に揺動し、上部排出ローラ130bと下部排出ローラ130cとによりシート束1nを挟持する。その後、上部排出ローラ130bと下部排出ローラ130cとによりシート束1nを挟持した状態でシート束排出ローラ対130が回転する。これによりシート束1nは下トレイ137上に排出される。
図6に示す中間処理トレイ138の上方に設けられた引き込みパドル131及びベルトローラ158によって中間処理トレイ138上のシート1の後端部1aを後端ストッパ150へ突き当てて搬送方向の整合を行う。
そして、中間処理トレイ138上に順次積載された複数のシート1からなるシート束1nをステイプラ132により針綴じ処理を行う。その後、針綴じ処理されたシート束1nはシート束排出ローラ対130によって下トレイ137上に排出される。
シート束1nに対して針綴じ処理を行うステイプラ132は、図7に示す位置132A〜132Cの間を移動可能に構成される。
例えば、シート束1nの一辺の二箇所を綴じるときは、ステイプラ132は、図7に示す位置132A,132Bへ移動する。
また、シート束1nの角部の一箇所を綴じるときは、ステイプラ132は、図7に示す位置132Cへ移動する。
図7に示すように、針無し綴じ手段となる針無し綴じユニット500は、フィニッシャ100本体の手前側の固定位置に配置される。図1に示す画像形成装置502から排出ローラ907により排出されたシート1がフィニッシャ100に設けられたシート搬送手段となる搬送パス103,121,126により搬送される。そして、中間処理トレイ138上に積載されたシート束1nのフィニッシャ100本体の手前側(図7の下側)を針無し綴じが可能である。
画像形成装置502において画像形成されたシート束1nに対して針無し綴じユニット500により針無し綴じを行う。このとき、シート1を中間処理トレイ138上に順次積載し、シート束1nの搬送方向及び幅方向の整合動作、並びに、綴じ処理動作、シート束1nの排出動作は、ステイプラ132による針綴じ処理のときと同様である。
また、針無し綴じユニット500は、フィニッシャ100本体の手前側からユーザがシート束1nを挿入し、針無し綴じ動作を行うマニュアル針無し綴じモードによりシート束1nを針無し綴じすることも出来る。
<針無し綴じ手段>
次に、図8〜図10を用いて針無し綴じユニット500の構成について説明する。図8は針無し綴じユニット500の構成を示す斜視説明図である。図9(a),(b)及び図10(a),(b)は針無し綴じユニット500の動作を説明する断面説明図である。
針無し綴じユニット500は、図8〜図10に示すように、シート束1nに図11に示す半抜きの舌状片1pを形成するための半抜きポンチ601がポンチホルダ603に固定されて設けられる。更に、該半抜きポンチ601により形成された半抜き舌状片1pの先端部1p1を差し込むためのスリット1sを形成するための図10(a)に示すスリットポンチ602がポンチホルダ603に固定されている。
針無し綴じ手段となる針無し綴じユニット500は、中間処理トレイ138上に積載されたシート束1nに対して一部が各シート1と連結した状態で半抜きポンチ601により切削された半抜き舌状片1pを各シート1に形成する。更に、スリットポンチ602により切削された貫通穴からなるスリット1sを各シート1に形成する。そして、シート束1nの各半抜き舌状片1pの先端部1p1を該シート束1nの各スリット1sに一体的に挿入する。これにより該シート束1nの端部を針無しで綴じる。
図8に示すように、図8の上下方向に移動可能なポンチホルダ603の対向側にはダイ604が図示しない装置フレームに対して固定配置されている。ダイ604には、半抜きポンチ601と、スリットポンチ602とが貫通するための一連の貫通穴604aが形成されている。
ポンチホルダ603とダイ604との間には、シート束1nが収納出来る間隔tを設けてスライド支持板605が図示しない装置フレームに対して固定配置されている。
スライド支持板605の上面605eには複数のスライド軸606が立設されており、ポンチホルダ603に設けられた貫通穴603b内をスライド軸606が移動可能に挿通されている。これによりポンチホルダ603がスライド軸606に沿って図8の上下方向にスライド可能に構成される。
スライド軸606の外周には、該スライド軸606の外径よりも大きい内径を有する圧縮バネ607が嵌装されている。圧縮バネ607はスライド軸606と同軸上で、且つポンチホルダ603の下面603cと、スライド支持板605の上面605eとの間に配置されている。このためポンチホルダ603には圧縮バネ607の伸長力により常に図8の上方へと持ち上げられる力が働くようになっている。
ポンチホルダ603の図8の上方には、カム軸609を中心に回転する偏芯カム608が該ポンチホルダ603の上面603aと接触可能に配置されている。偏芯カム608のカム軸609の近傍には偏芯カム608を回転させる駆動源となる図4に示すステイプルクリンチモータ132aが設けられている。
ステイプルクリンチモータ132aの回転駆動によりカム軸609を中心に偏芯カム608が回転する。これにより偏芯カム608の長径部のカム面608aがポンチホルダ603の上面603aを圧縮バネ607の伸長力に抗して図9(b)の下方向に押す。或いは、偏芯カム608の短径部のカム面608aがポンチホルダ603の上面603aに当接する際には圧縮バネ607の伸長力によりポンチホルダ603は図10(b)の上方向に退避する。これにより偏芯カム608の回転に伴ってポンチホルダ603を図9(a)の上下方向に自在に昇降させることが出来る。
図8に示すように、偏芯カム608のカム軸609上にはカムホームポジションフラグ610が取り付けられている。更に、該カムホームポジションフラグ610の位置を検出するためのカムホームポジションセンサ500bが設けられている。
本実施形態ではポンチホルダ603が図9(a)の上方位置にあるとき、つまり半抜きポンチ601とスリットポンチ602とがスライド支持板605とダイ604との間に形成されるシート束収納部6から退避した位置をホームポジションとして設定している。
スライド支持板605には、半抜きポンチ601が貫通可能な貫通穴605aと、スリットポンチ602が貫通可能な貫通穴605bとが開けられている。
半抜きポンチ601はシート束1nに半抜き舌状片1pを形成する。このためにポンチホルダ603のスライド方向(図8の上下方向)から見た半抜きポンチ601の切削刃の断面形状は図11に示す半抜き舌状片1pを切削したU字形状の切削部1uに対応するU字型となっている。
図8〜図10に示すように、半抜きポンチ601の切削刃の内側にはコ字型をした折り返しレバー611がレバー回動軸612を中心に回動可能に設けられている。折り返しレバー611は半抜きポンチ601によって形成された図10(b)に示す半抜き舌状片1pをスリット1s側へと折り返す。
また、図8に示すように、スリットポンチ602には貫通穴602aが形成されている。貫通穴602aは折り返しレバー611がレバー回動軸612を中心に回動した際に該折り返しレバー611の舌状片押し面611a及び半抜き舌状片1pの先端部1p1が貫通する。
図9(a)に示すように、折り返しレバー611のレバー回動軸612の回動中心よりも図9(a)の上方には、引っ張りバネ613の一端が係止される引っ掛け部611cが設けられている。引っ張りバネ613の他端はスリットポンチ602に係止されている。これにより引っ張りバネ613を介して折り返しレバー611とスリットポンチ602とが係合されている。
図9(a)に示すように、偏芯カム608の短径部のカム面608aがポンチホルダ603の上面603aに当接して該ポンチホルダ603が圧縮バネ607の伸長力により図9(a)の上方向に退避したホームポジションにある。そのときは、折り返しレバー611の舌状片押し面611aが半抜きポンチ601の切削刃の内側に常に収納された状態で保持される。
一方、図10(a)に示すように、偏芯カム608の長径部のカム面608aが圧縮バネ607の伸長力に抗してポンチホルダ603の上面603aを押圧して該ポンチホルダ603が図10(a)の下方へ移動して図10(a)に示すように最下点に達する。その際に、折り返しレバー611がレバー回動軸612を中心に図10(a)の反時計回り方向に回動して舌状片押し面611aが図8に示す貫通穴602aを貫通してスリットポンチ602から突出する。
折り返しレバー611には、スライド支持板605の当接面605cと当接する当接面611bが設けられている。図10(a)に示すように、ポンチホルダ603が最下点まで下降した際にスライド支持板605に設けられた二つの貫通穴605a,605bの間にある当接面605cと、折り返しレバー611の当接面611bとが当接する。これにより折り返しレバー611がレバー回動軸612を中心に図10(a)の反時計回り方向に回動して舌状片押し面611aが図8に示す貫通穴602aを貫通してスリットポンチ602から突出する構成となっている。
尚、半抜きポンチ601により切削されてシート束1nに形成される半抜き舌状片1pの形成動作、及びスリットポンチ602により切削されてシート束1nに形成されるスリット1sに該半抜き舌状片1pを折り込む動作の詳細については後述する。
<針無し綴じ動作>
次に図9(a),(b)及び図10(a),(b)を用いて針無し綴じユニット500によるシート束1nに対する針無し綴じ動作について説明する。図9(a)に示すように、シート束1nが針無し綴じユニット500内のダイ604とスライド支持板605との間の間隔tを有する平担部からなるシート束収納部6に収納される。その後、図4に示すステイプルクリンチモータ132aの回転駆動により図9(a)に示す偏芯カム608がカム軸609を中心に図9(a)の矢印A方向に回転する。
偏芯カム608の図9(b)の矢印A方向の回転により、図9(b)に示すように、半抜きポンチ601とスリットポンチ602とを備えたポンチホルダ603が偏芯カム608のカム面608aにより圧縮バネ607の伸長力に抗して押圧されて下降する。そして、シート束収納部6に収納されたシート束1nに対して半抜きポンチ601による切削により半抜き舌状片1pが形成される。更に、スリットポンチ602による切削によりスリット1sが形成される。
その後、図9(b)に示すように、折り返しレバー611の舌状片押し面611aが半抜きポンチ601により切削された半抜き舌状片1pに当接して該半抜き舌状片1pをスリット1s側へ折り返し始める。
そして、偏芯カム608がカム軸609を中心に図10(a)の矢印A方向に更に回転し、図10(a)に示すように、ポンチホルダ603が最下点付近に到達する。すると、折り返しレバー611の当接面611bと、スライド支持板605の当接面605cとが当接する。
すると、折り返しレバー611が該折り返しレバー611の引っ掛け部611cとスリットポンチ602との間に係止された引っ張りバネ613の引っ張り力に抗してレバー回動軸612を中心に図10(a)の矢印B方向に回動する。
そして、折り返しレバー611の舌状片押し面611aによりシート束1nの半抜き舌状片1pが図10(a)の上方に押される。そして、該半抜き舌状片1pの先端部1p1が図8に示すスリットポンチ602に設けられた貫通穴602aを貫通して図8の右側に突出する。
その後、偏芯カム608がカム軸609を中心に図10(a)の矢印A方向に更に回転すると、図10(b)に示すように、圧縮バネ607の伸長力によりポンチホルダ603が図10(b)の上方へと押し上げられる。
すると、引っ張りバネ613の引っ張り力により折り返しレバー611がレバー回動軸612を中心に図10(b)の矢印C方向に回動して該折り返しレバー611の当接面611bと、スライド支持板605の当接面605cとが離間した状態となる。これにより折り返しレバー611の舌状片押し面611aが図8に示すスリットポンチ602に形成された貫通穴602aから図8の左側に退避する。
また、図10(a)に示すように、ポンチホルダ603が図10(b)の上方へ移動する。その際に半抜きポンチ601により切削されたシート束1nの半抜き舌状片1pの先端部1p1は図8に示すスリットポンチ602に形成された貫通穴602aを貫通した状態である。
その状態でスリットポンチ602に形成された貫通穴602aを貫通した半抜き舌状片1pの先端部1p1がスリットポンチ602の図10(b)の上方への移動動作と一体的に上昇する。そして、スリットポンチ602により切削されて形成されたシート束1nのスリット1sを通過して図10(b)に示すようにシート束1nの上面側に移動する。
これにより図10(b)に示すように、シート束1nの半抜き舌状片1pがスリット1sに折り込まれて該シート束1nが一体的に係止されて綴じられる。その後、偏芯カム608が図9(a)に示すホームポジションまで回転すると、図4に示すステイプルクリンチモータ132aが停止して針無し綴じユニット500によるシート束1nに対する針無し綴じ動作が完了する。
そして、図11に示すように、シート束1nは、半抜き舌状片1pの先端部1p1がシート束1nのスリット1sに折り込まれて複数のシート1からなるシート束1nが針無し綴じにより一つのシート束1nに締結された状態となる。
このように針無し綴じユニット500では、シート束1nの半抜き舌状片1pを折り返してスリット1sに挿入することで針を使わずに締結する。このため図18(a)に示して前述したように、シート束1nの針無し綴じ後の挿し込み綴じ部1rの厚さt2は、針無し綴じ前のシート束1nの厚さt1の二倍以上となる。
<ガイド部材の開閉動作>
次に図12〜図16を用いてマニュアル針無し綴じモード時にシート束1nをフィニッシャ100に挿入する入口に設けられる第一のガイド部材171の開閉動作について説明する。図12はフィニッシャ100本体の前斜め方向から見た斜視図である。図12において、フィニッシャ100の外装カバー170に設けられた第二のガイド部材170gと、図12の上下方向に昇降して移動可能な第一のガイド部材171との間にスリット状の隙間12が設けられいる。ユーザは、その隙間12から未綴じシート束1nを針無し綴じユニット500の受け入れ口である間口7へ挿入してマニュアル針無し綴じを施すことが可能である。
マニュアル針無し綴じモードにおいて、ユーザがシート束1nを第一のガイド部材171と、第二のガイド部材170gとの隙間12に挿入する。その際に第一のガイド部材171と、第二のガイド部材170gとはシート束1nの両面をガイドしつつ通過させる。
図13(a),(b)に示すように、第一のガイド部材171は、図13の上下方向に昇降移動して開閉可能である。図14(a),(b)は第一のガイド部材171が閉じたときのフィニッシャ100本体の内側から見た図である。図14(a)はフィニッシャ100本体の内側から見た斜視説明図である。図14(b)はフィニッシャ100本体の内側から見た断面説明図である。
図15(a),(b)は第一のガイド部材171が図15の上方に上昇移動して開いたときのフィニッシャ100本体の内側から見た図である。図15(a)はフィニッシャ100本体の内側から見た斜視説明図である。図15(b)はフィニッシャ100本体の内側から見た断面説明図である。
図4、図14及び図15に示す移動手段の駆動源となるガイド部材昇降モータ171aが回転する。すると、図14及び図15に示す移動手段を構成する昇降ベルト174、昇降プーリ173、該昇降プーリ173と図示しない平行ピンで係合された昇降軸175も回転する。昇降軸175は図示しない平行ピンで昇降リンク172と係合されている。更に、該昇降リンク172は昇降軸177と係合されている。このため昇降軸175,177は同期して回転する。
昇降軸177は第一のガイド部材171に設けられた長穴171h内に移動自在に嵌合されている。このため昇降軸177が図15(b)の矢印F方向に回転すると、図15(b)に示すように、第一のガイド部材171は昇降軸177によって持ち上げられるように上昇する。第一のガイド部材171の上昇量となるガイド部材昇降モータ171aの回転量は、昇降センサフラグ176によるガイド部材昇降センサ171bのON/OFFによって制御されている。
昇降センサフラグ176が昇降軸177を中心に図15(b)の矢印F方向に回転し、ガイド部材昇降センサ171bが遮光状態(ON)から透光状態(OFF)へ変わった後、所定パルスだけガイド部材昇降モータ171aが回転した後、停止する。このように、ガイド部材昇降モータ171aを回転させ、ガイド部材昇降センサ171bの検知により、所定の位置へ第一のガイド部材171を昇降可能である。
また、図14及び図15に示すように、外装カバー170に設けられた第二のガイド部材170gには検知手段となるガイド部材シート束有無センサ171cが設けられている。ガイド部材シート束有無センサ171cは第一のガイド部材171と第二のガイド部材170gとの間に存在するシート束1nの有無を検知する。
<マニュアル針無し綴じ動作>
次に、図16及び図17を用いてユーザが針無し綴じユニット500を使用してマニュアル針無し綴じを行う動作について説明する。図16はユーザが針無し綴じユニット500を使用してマニュアル針無し綴じを行う様子を示す斜視説明図である。図17はユーザが針無し綴じユニット500を使用してマニュアル針無し綴じを行う際のフィニッシャ100の動作を説明するフローチャートである。
図17のステップS1において、フィニッシャ100に電源が入ると、図15(b)に示すガイド部材昇降モータ171aが回転駆動し、ガイド部材昇降センサ171bのON/OFFを検知する。第一のガイド部材171は図13(a)に示すように閉じた位置で停止してホームポジション出しを行う(ステップS2)。そして、ステップS3においてマニュアル綴じ受け入れ可能となる。
このとき、図14(b)に示す第一のガイド部材171と、外装カバー170に設けられた第二のガイド部材170gとの隙間12の高さt3は以下の通りである。針無し綴じユニット500で針無し綴じ可能な図18(a)に示す針無し綴じ前のシート束1nの厚さt1と略同じか、或いは、針無し綴じ前のシート束1nの厚さt1よりも少しだけ大きい。
上昇前の第一のガイド部材171と、外装カバー170に設けられた第二のガイド部材170gとの隙間12の高さt3を以下のように設定する。針無し綴じ前のシート束1nの厚さt1と略同じか、或いは、針無し綴じ前のシート束1nの厚さt1よりも少しだけ大きい高さに設定する。すると、ユーザにより仕様以上の枚数のシート束1nが挿入されても針無し綴じユニット500でのシート1の詰まりや装置の破損を回避できる。
その後、ステップS4において、図16に示すように、ユーザが未綴じシート束1nを、第一のガイド部材171と、外装カバー170に設けられた第二のガイド部材170gとの隙間12に挿入する。すると、ステップS5において、図14(b)に示す外装カバー170に設けられた第二のガイド部材170g上に配置されたガイド部材シート束有無センサ171cが第二のガイド部材170g上のシート束1nを検知する。
その後、ステップS6において、ユーザにより図4に示すマニュアル綴じスイッチ172bが押される。すると、ステップS7において、針無し綴じユニット500が前述したと同様にシート束1nの綴じ動作を実施する。これによりシート束1nの綴じ処理が施される。
シート束1nの綴じ処理が完了した後、ステップS8において、ガイド部材昇降モータ171aが回転駆動して、図13(b)及び図15(b)に示すように、第一のガイド部材171が上昇する。上昇後の第一のガイド部材171と、外装カバー170に設けられた第二のガイド部材170gとの隙間12の高さt4は大きく取る方が望ましい。
図18(a)に示して前述したように、針無し綴じ後のシート束1nの挿し込み綴じ部1rの厚さt2は、針無し綴じ前のシート束1nの厚さt1の二倍以上となる。このため図15(b)に示す上昇後の第一のガイド部材171と、外装カバー170に設けられた第二のガイド部材170gとの隙間12の高さt4は以下の通りである。
図14(b)に示す上昇前の第一のガイド部材171と、外装カバー170に設けられた第二のガイド部材170gとの隙間12の高さt3の少なくとも三倍以上である。ユーザの取り出し性を考えると、図15(b)に示す上昇後の第一のガイド部材171と、外装カバー170に設けられた第二のガイド部材170gとの隙間12の高さt4は出来るだけ大きい方が望ましい。
本実施形態では、図14(b)に示す針無し綴じユニット500によるシート束1nの針無し綴じ動作前の第一のガイド部材171と、第二のガイド部材170gとの間の間隔となる隙間12の高さt3は以下の通りである。図15(b)に示す針無し綴じ動作後の第一のガイド部材171と、第二のガイド部材170gとの間の間隔となる隙間12の高さt4よりも小さい。
また、第一、第二のガイド部材171,170gのうちで、図11に示すシート束1nの半抜き舌状片1pが切り込み穴となるスリット1sへ挿入されて形成された突出部となる先端部1p1側(突出側)の第一のガイド部材171が昇降移動される。第一のガイド部材171はガイド部材昇降モータ171a、昇降ベルト174、昇降プーリ173、昇降軸175、昇降リンク172、昇降軸177等により構成される移動手段により昇降移動される。
その後、ステップS9において、図15(b)に示すように、第一のガイド部材171が上昇する。その状態で、ユーザによって針無し綴じシート束1nが第一のガイド部材171と、外装カバー170に設けられた第二のガイド部材170gとの隙間12から引き抜かれて取り出される。
そして、ステップS10において、図14(b)に示すガイド部材シート束有無センサ171cによって、針無し綴じ後のシート束1nが第二のガイド部材170g上から引き抜かれたことを検知する。すると、ステップS11において、再び、ガイド部材昇降モータ171aが回転駆動して第一のガイド部材171が図14(b)に示す元の閉じた位置に戻り、次の未綴じシート束1nを受け入れることが可能となる(ステップS12)。
第一、第二のガイド部材171,170Gの間からシート束1nが取り除かれる。すると、検知手段となるガイド部材シート束有無センサ171cの検知結果に基づいて移動手段となるガイド部材昇降モータ171a等により第一のガイド部材171を移動する。そして、図15(b)に示すマニュアル針無し綴じモードの針無し綴じユニット500による針無し綴じ動作後の第一のガイド部材171と、第二のガイド部材170gとの間の間隔となる隙間12の高さt4から以下の高さt3に復帰する。
図14(b)に示すマニュアル針無し綴じモードの針無し綴じユニット500による針無し綴じ動作前の第一のガイド部材171と、第二のガイド部材170gとの間の間隔となる隙間12の高さt3に復帰する。
図11及び図18(c)に示すように、針無し綴じ後のシート束1nに形成される半抜き舌状片1pの先端部1p1が突出部となって第一のガイド部材171に最も引っ掛かり易い。このため本実施形態ではシート束1nの半抜き舌状片1pの先端部1p1側(突出部側)であるフィニッシャ100本体の上側に設けられた第一のガイド部材171を上昇する。これにより外装カバー170に設けられた第二のガイド部材170gと第一のガイド部材171との隙間12を大きくしている。
本実施形態では、針無し綴じ手段となる針無し綴じユニット500により針無し綴じ可能な上限枚数のシート束1nの厚さは以下のように設定される。ユーザにより挿入されたシート束1nを綴じるマニュアル針無し綴じモードの針無し綴じ動作前の第一のガイド部材171と、第二のガイド部材170gとの間の間隔となる隙間12の高さtとが略同一に設定される。
本実施形態によれば、シート束1nの半抜き舌状片1pを折り返してスリット1sへ挿入して締結する針無し綴じ手段となる針無し綴じユニット500をマニュアル綴じ部に配置したシート処理装置となるフィニッシャ100において以下の通りである。針無し綴じ処理後のシート束1nの取り出し時にシート束1nの挿し込み綴じ部1rがガイド部材に干渉して挿し込み綴じ部1rが破れることがない。これにより装置の破損等も発生せず、良好なマニュアル針無し綴じが出来る。
他に、移動手段により昇降移動するガイド部材をフィニッシャ100本体の下側に配置してフィニッシャ100本体の上側を固定ガイドにしても良い。更には、移動手段により昇降移動する一対のガイド部材をフィニッシャ100本体の上下両方側に配置し、上下両方側に一対のガイド部材が開く構成でも良い。その際、上下共通の駆動源で上下両方のガイド部材を開閉しても良い。また、別々の駆動源で上下両方のガイド部材をそれぞれ開閉しても良い。即ち、移動手段により第一、第二のガイド部材の少なくとも一方を移動させても良い。移動手段により第一、第二のガイド部材の両方を移動させても良い。
図19(a),(b)は第一、第二のガイド部材171,170g両方が図示しない移動手段により昇降移動されて開閉する場合の開閉動作を説明する断面説明図である。図19(a)は第一、第二のガイド部材171,170gの両方を閉じた状態を示す。図19(b)は第二のガイド部材170gの両方を開いた状態を示す。図19(a),(b)に示す第二のガイド部材170gについても前記図14及び図15に示す第一のガイド部材171の移動手段と同様な構成で昇降移動することが出来る。他の構成は、前記実施形態と同様に構成され、同様な効果を得ることが出来る。
t3 …上昇前の隙間の高さ(間隔)
t4 …上昇後の隙間の高さ(間隔)
1n …シート束
170g …第二のガイド部材
171 …第一のガイド部材
171a …ガイド部材昇降モータ(移動手段)

Claims (7)

  1. シート束に半抜き舌状片と、切り込み穴とを形成し、前記半抜き舌状片を前記切り込み穴へ挿入することでシート束を締結する針無し綴じ手段と、
    ユーザにより前記針無し綴じ手段に挿入されるシート束の一方の面をガイドする第一のガイド部材と、
    前記シート束の他方の面をガイドする第二のガイド部材と、
    前記第一、第二のガイド部材の少なくとも一方を移動する移動手段と、
    を有し、
    前記針無し綴じ手段によるシート束の針無し綴じ動作前の、前記第一のガイド部材と、前記第二のガイド部材との間の間隔が、前記針無し綴じ動作後の、前記第一のガイド部材と、前記第二のガイド部材との間の間隔よりも小さいことを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記第一、第二のガイド部材のうちで、前記半抜き舌状片が前記切り込み穴へ挿入されて形成された突出部側のガイド部材が前記移動手段により移動されることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記第一、第二のガイド部材の両方が前記移動手段により移動されることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  4. シート搬送手段により前記針無し綴じ手段に搬送されたシート束の締結を自動で行う自動針無し綴じモードを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  5. 前記針無し綴じ手段により針無し綴じ可能な上限枚数のシート束の厚さと、ユーザにより挿入されたシート束を綴じるマニュアル針無し綴じモードの針無し綴じ動作前の前記第一のガイド部材と、前記第二のガイド部材との間の間隔とが略同一であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  6. 前記第一、第二のガイド部材の間に存在するシート束の有無を検知する検知手段を有し、
    前記第一、第二のガイド部材の間からシート束が取り除かれると、前記検知手段の検知結果に基づいて前記移動手段により前記第一、第二のガイド部材の少なくとも一方を移動して、前記針無し綴じ動作後の前記第一のガイド部材と、前記第二のガイド部材との間の間隔から、前記針無し綴じ動作前の前記第一のガイド部材と、前記第二のガイド部材との間の間隔に復帰することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のシート処理装置と、
    画像を形成する画像形成手段と、
    を有し、
    前記シート処理装置は、前記画像形成手段に接続され、前記画像形成手段により画像形成されたシートに対して前記シート処理装置によりシート処理を実施することを特徴とする画像形成装置。
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US11027567B2 (en) 2018-04-10 2021-06-08 Canon Finetech Nisca Inc. Sheet processing apparatus and image forming system comprising the same

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