JP2015208249A - ミスト散布装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来品よりも効率良く、より遠方に対してミスト散布を行うことが容易なミスト散布装置を提供すること。【解決手段】ミスト散布装置1は、モーター3と、モーター3から伝達される動力によって回転駆動されることにより所定方向へ送風可能なファン5と、ファン5よりも送風方向上流側において液体を霧状に噴射する噴霧部7とを備える。モーター3を作動させてファン5を回転駆動するとともに、噴霧部7によって液体を霧状に噴射することにより、送風方向下流側への送風及びミスト散布を実施することができる。噴霧部7は、ファン5よりも送風方向上流側において液体を霧状に噴射するため、噴霧部7がファン5からの気流を送風方向下流側で乱したり風力を弱めてしまったりすることがない。したがって、気流の拡散が抑制され、より遠方へのミスト散布を行うことができるようになる。【選択図】図1
Description
本発明は、液体を霧状にして散布するミスト散布装置に関する。
ゴルフ場のグリーンの芝を高温や乾燥等から保護するために、水を霧状にして散布可能な装置(以下、ミスト散布装置とも称する。)が提案されている(例えば、下記特許文献1参照。)。このような装置を利用すれば、芝に対するシリンジング(芝表面が軽く濡れる程度の散水。)を実施することができる。
また、このようなミスト散布装置は、上述のような芝に対するシリンジングの他、公園やその他のパブリックスペース、ショッピングモールや遊園地などの商業施設、建物の屋上、工場の建屋内など、各種施設の屋内外で冷却効果を得るために利用することもできる。
しかしながら、上記特許文献1に記載の装置の場合、送風に伴って水霧を噴射する噴霧機能部(9)が、送風機(5)の送風方向下流側に配設されている。そのため、送風機(5)から送り出される気流は、噴霧機能部(9)を構成する部材にぶつかりつつ、噴霧機能部(9)を通り抜ける。
したがって、このような噴霧機能部(9)が設けられていると、噴霧機能部(9)が設けられていない場合に比べ、気流が噴霧機能部(9)を通過する際に風力が弱まりやすくなる。また、噴霧機能部(9)が設けられていると、噴霧機能部(9)が設けられていない場合に比べ、気流が噴霧機能部(9)を通過する際に乱れるため、送風機(5)から送出される気流が拡散しやすくなる。
このように風力が弱まったり気流が拡散したりすると、送風機(5)からの風や噴霧機能部(9)で噴射した水霧を、より遠方まで到達させることは難しくなる。したがって、上記特許文献1に記載の装置では、装置をグリーンから十分に離れた位置に設置することが難しく、グリーン周りの景観を損なう要因やプレイの障害となる要因になり得る。
また、送風機(5)自体の性能を高めることで風力を強めれば、送風機(5)からの風を相応に遠方まで到達させ得るが、その場合は、送風機(5)が大型化する等の問題があり、これもグリーン周りの景観を損なう要因やプレイの障害となる要因になり得る。しかも、送風機(5)自体の性能を高めても、噴霧機能部(9)によって風力が弱まることや気流に乱れが生じることは改善されない。したがって、送風機(5)の性能を十分に効率良く活かすことはできないままである。
以上のような事情から、従来品よりも効率良く、より遠方に対してミスト散布を行うことが容易なミスト散布装置を提供することが望ましい。
以下に説明するミスト散布装置は、モーターと、前記モーターから伝達される動力によって回転駆動されることにより所定方向へ送風可能なファンと、前記ファンよりも送風方向上流側において液体を霧状に噴射する噴霧部とを備える。
このように構成されたミスト散布装置によれば、モーターを作動させてファンを回転駆動するとともに、噴霧部によって液体を霧状に噴射することにより、送風方向下流側への送風及びミスト散布を実施することができる。しかも、このミスト散布装置の場合、噴霧部は、ファンよりも送風方向上流側において液体を霧状に噴射する。そのため、噴霧部相当物がファンよりも送風方向下流側に設けられたものとは異なり、噴霧部がファンからの気流を送風方向下流側で乱したり風力を弱めてしまったりすることがない。したがって、ファンそのものの送風性能を過剰に高めなくても、気流の拡散が抑制され、より遠方へのミスト散布を行うことができるようになる。
よって、例えば、このようなミスト散布装置で、ゴルフ場のグリーンに対してシリンジングを実施するに当たっては、ミスト散布装置をグリーンから十分に離れた場所に設置できるようになる。これにより、グリーン周りの景観が損なわれるのを抑制でき、また、ミスト散布装置がプレイの障害となるのを抑制することができる。また、より遠方からのミスト散布を実施できれば、装置を設置可能な場所を選定する際に自由度が高くなり、装置の設置場所を容易に確保することができるようになる。なお、このようなミスト散布装置は、ゴルフ場のグリーンの芝のみを対象とする装置ではなく、ゴルフ場のフェアウェイの芝、公園やその他のパブリックスペースに植えられた芝を対象にミスト散布を行うこともできる。
また、このようなミスト散布装置は、芝に対するシリンジング以外の用途でも利用可能である。例えば、芝以外の植物を対象にミスト散布を行うこともでき、あるいは、植物以外を対象にミスト散布を行うこともできる。植物以外の例としては、例えば、ショッピングモールや遊園地などの商業施設、建物の屋上、工場の建屋内など、各種施設の屋内外において、ミスト散布を行うことができ、これにより、ミスト散布対象箇所周辺の雰囲気温度を低下させることができる。この場合、ミストの散布対象が濡れないようにする必要があれば、噴霧部が備えるミストノズルのノズル径、噴霧部へ供給する水量や水圧等を調整して、ミストの粒径を小径化(例えば、十数μm以下程度。)にすればよい。このようにすれば、散布されたミストが直ちに気化して、散布対象箇所周辺において気化熱が奪われるので、ミストの散布対象を濡らすことなく、散布対象箇所の雰囲気温度を低下させることができる。
以上のようなミスト散布装置は、更に以下に挙げるような構成を備えていてもよい。
まず、上述のミスト散布装置において、前記ファンは、前記モーターが有する回転軸に対して取り付けられた軸流ファンであり、前記噴霧部は、前記モーターが有するケーシングの外周側となる箇所に配設されていてもよい。
まず、上述のミスト散布装置において、前記ファンは、前記モーターが有する回転軸に対して取り付けられた軸流ファンであり、前記噴霧部は、前記モーターが有するケーシングの外周側となる箇所に配設されていてもよい。
このように構成されたミスト散布装置によれば、モーターが有する回転軸に対して軸流ファンが取り付けられている。そのため、モーターとファンとの間には、無端ベルトなどを利用した動力伝達機構を介装する必要がなく、装置の構造を簡素化することができる。また、噴霧部は、モーターが有するケーシングの外周側となる箇所に配設されている。そのため、噴霧部がモーターよりも送風方向上流側に配設される場合に比べ、モーターの軸方向について、噴霧部及びモーターが配設された箇所をコンパクトな構造にすることができる。
また、上述のミスト散布装置において、前記噴霧部は、前記ファン側に向かって前記液体を霧状に噴射するように構成されていてもよい。
このように構成されたミスト散布装置によれば、噴霧部からファン側に向かってミストが噴射される。したがって、噴霧部がファン側に向けられていない構造を採用している場合に比べ、噴霧部から噴射されるミストを、ファンによる送風方向下流側に向かって効率良く散布することができる。
このように構成されたミスト散布装置によれば、噴霧部からファン側に向かってミストが噴射される。したがって、噴霧部がファン側に向けられていない構造を採用している場合に比べ、噴霧部から噴射されるミストを、ファンによる送風方向下流側に向かって効率良く散布することができる。
また、上述のミスト散布装置は、支柱と、前記支柱の上端に取り付けられた台座部とを備え、前記台座部は、前記支柱に対して相対的に変位することで水平角を調整可能な第一可動部と、当該第一可動部に対して相対的に変位することで上下角を調整可能な第二可動部とを有し、前記モーター及び前記噴霧部は、前記第二可動部に取り付けられていてもよい。
このように構成されたミスト散布装置によれば、モーター及び噴霧部は、上述のような台座部の第二可動部に取り付けられている。そのため、第一可動部を支柱に対して相対的に変位させれば、モーター及び噴霧部の水平角(すなわち、方位角。)を任意に調整できる。また、第二可動部を第一可動部に対して相対的に変位させれば、モーター及び噴霧部の上下角(すなわち、仰俯角。)を任意に調整できる。よって、これら支柱及び台座部を含むミスト散布装置を所定の場所に設置した後で、ファンによる送付方向を任意に調整し、送風方向の最適化を図ることができる。
また、上述のミスト散布装置において、前記噴霧部は、前記モーターが有するケーシングの周囲において当該ケーシングを取り囲むように湾曲させて配置された配管と、当該配管に沿った複数の箇所それぞれに配設された複数のミストノズルとを有し、前記配管を介して前記ミストノズルに対して前記液体を供給可能に構成されていてもよい。
このように構成されたミスト散布装置によれば、ケーシングを取り囲むように湾曲させた配管が、モーターが有するケーシングの周囲に配設され、この配管に沿った複数の箇所それぞれにミストノズルが配設されている。したがって、これら複数のミストノズルに対して単一の配管を介して液体を供給することができる。よって、複数のミストノズルそれぞれに対して別々の配管を配設する必要がなく、その分だけ装置の構造を簡素化することができる。
また、前記ミストノズルは、前記モーターの軸方向から見て、前記ファンの外周よりも内周側となる位置に配設されていてもよい。
このように構成されたミスト散布装置によれば、ファンの外周よりも更に外周側となる位置にミストノズルが配設されている場合に比べ、ミストノズルから噴射されたミストを効率良くファンへ供給することができる。
このように構成されたミスト散布装置によれば、ファンの外周よりも更に外周側となる位置にミストノズルが配設されている場合に比べ、ミストノズルから噴射されたミストを効率良くファンへ供給することができる。
また、上述のミスト散布装置は、ゴルフ場に設置されることにより、当該ゴルフ場の芝に対してシリンジングを実施可能に構成されていてもよい。
このように構成されたミスト散布装置によれば、ゴルフ場の芝に対してシリンジングを実施でき、芝を高温や乾燥から保護することができる。
このように構成されたミスト散布装置によれば、ゴルフ場の芝に対してシリンジングを実施でき、芝を高温や乾燥から保護することができる。
次に、上述のミスト散布装置について、例示的な実施形態を挙げて説明する。
[ミスト散布装置の構成]
ミスト散布装置1は、図1に示すように、モーター3と、ファン5と、噴霧部7と、支柱8と、台座部9とを備えている。これらのうち、噴霧部7には、耐圧ホース11を介してポンプ13が接続され、水源15(例えば、水道水や井戸水等。)から噴霧部7へ水を供給可能に構成されている。また、モーター3は、電線17を介して電源19に接続され、電源19からモーター3へ電力を供給可能に構成されている。
[ミスト散布装置の構成]
ミスト散布装置1は、図1に示すように、モーター3と、ファン5と、噴霧部7と、支柱8と、台座部9とを備えている。これらのうち、噴霧部7には、耐圧ホース11を介してポンプ13が接続され、水源15(例えば、水道水や井戸水等。)から噴霧部7へ水を供給可能に構成されている。また、モーター3は、電線17を介して電源19に接続され、電源19からモーター3へ電力を供給可能に構成されている。
ファン5は、図2に拡大して示すように、モーター3が有する回転軸31に取り付けられた軸流ファンである。噴霧部7は、モーター3が有するケーシング33の外周側となる箇所に配設され、ファン5よりも送風方向上流側において液体を霧状に噴射する。
より詳しく説明すると、噴霧部7は、図3に示すように、金属製の配管71(本実施形態では内径20mmのステンレスパイプ。)と、複数(本実施形態では四つ。)のミストノズル73(本実施形態では長径5mm、短径3mmの楕円形開口部を有するノズル。)とを有する。配管71は、モーター3が有するケーシング33の周囲において当該ケーシング33を取り囲むように湾曲させて配置されている。
更に具体的には、配管71には、図3に示す方向から見て略C字状に湾曲する湾曲部71Aと、湾曲部71Aの一端から延出する延出部71Bとが形成されている。これらのうち、湾曲部71Aにおいて、配管71はケーシング33を取り囲むように湾曲させてある。また、湾曲部71Aの両端付近において、配管71は台座部9を構成する第二可動部93に固定されている。
複数のミストノズル73は、配管71の湾曲部71Aに沿った複数の箇所それぞれに配設されている。これらのミストノズル73は、それぞれの噴霧方向がファン5側に向けられることにより、ファン5側に向かって水を霧状に噴射するように構成されている。
また、これらのミストノズル73は、図3に示すように、モーター3の軸方向から見て、ファン5の外周よりも内周側となる位置に配設されている。配管71の延出部71Bには、上述の耐圧ホース11が接続され、耐圧ホース11から供給される水を、配管71を介してミストノズル73へ供給可能となっている。
支柱8は、図1に示すように、地表上に立設されている。なお、支柱8の下端(図示略。)は、根巻きコンクリートとともに地中に埋設されている。台座部9は、支柱8の上端に取り付けられている。台座部9は、図2に示すように、第一可動部91と、第二可動部92とを有する。
第一可動部91は、支柱8を中心に回動可能に構成され、回動に伴って支柱8に対して相対的に変位することで水平角(方位角)を調整可能に構成されている。第一可動部91の水平角を所望の角度に調整した後は、ねじ93,94を締めることにより、第一可動部91を支柱8に対して固定することができる。
第二可動部92は、回動軸95を中心に回動可能に構成され、回動に伴って第一可動部91に対して相対的に変位することで上下角(仰俯角)を調整可能に構成されている。第二可動部92の上下角を所望の角度に調整した後は、ねじ96を締めることにより、第二可動部92を第一可動部91に対して固定することができる。モーター3及び噴霧部7は、双方とも第二可動部92に取り付けられ、これにより、ファン5及び噴霧部7の水平角と上下角を調整可能に構成されている。
以上のように構成されるミスト散布装置1は、例えば、ゴルフ場のグリーン付近に設置されることにより、ゴルフ場のグリーンの芝に対するシリンジングを実施可能に構成される。シリンジングを実施する際には、図示しない電源スイッチをオンにすることにより、電源19からモーター3に対して電力を供給するとともに、ポンプ13によって噴霧部7へ水を供給する。これにより、モーター3によってファン5が回転駆動されるとともに、噴霧部7によって水が霧状に噴霧され、その結果、送風方向下流側への送風及びミスト散布を実施することができる。
また、このミスト散布装置1の場合、噴霧部7をファン5よりも送風方向上流側に設けたことにより、噴霧部7がファン5による送風を阻害することはない。そのため、噴霧部7相当物がファン5よりも送風方向下流側に設けられたものとは異なり、噴霧部7がファン5からの気流を送風方向下流側で乱したり風力を弱めてしまったりすることがない。したがって、ファン5そのものの送風性能を過剰に高めなくても、気流の拡散が抑制され、より遠方へのミスト散布を行うことができる。
よって、このミスト散布装置1の設置場所を選定するに当たっては、例えばグリーン周りにあるOBゾーン等、グリーンから十分に離れた場所において、グリーン周りの景観を損ねず、かつ装置がプレイの障害とならないような場所を容易に選定することができる。
また、このミスト散布装置1によれば、噴霧部7からファン5側に向かってミストが噴射されるので、噴霧部7から噴射されるミストを、ファン5による送風方向下流側に向かって効率良く散布することができる。
また、このミスト散布装置1によれば、モーター3及び噴霧部7の水平角及び上下角を任意に調整できるので、支柱8及び台座部9を含むミスト散布装置1を所定の場所に設置した後で、ファン5による送付方向を任意に調整し、送風方向の最適化を図ることができる。
また、このミスト散布装置1によれば、複数のミストノズル73に対して単一の配管71を介して液体を供給することができる。よって、複数のミストノズル73それぞれに対して別々の配管71を配設する必要がなく、その分だけ装置の構造を簡素化することができる。
また、ミストノズル73及び配管71が、モーター3の軸方向から見て、ファン5の外周よりも内周側となる位置に配設されているので、ファン5の外周よりも更に外周側となる位置にミストノズル73が配設されている場合に比べ、ミストノズル73から噴射されたミストを効率良くファン5へ供給することができる。
[他の実施形態]
以上、ミスト散布装置について、例示的な実施形態を挙げて説明したが、本発明は、上述の例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、様々な形態で実施することができる。
以上、ミスト散布装置について、例示的な実施形態を挙げて説明したが、本発明は、上述の例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、様々な形態で実施することができる。
例えば、上述のミスト散布装置1は、ゴルフ場のグリーンの芝のみを対象とする装置ではなく、ゴルフ場のフェアウェイの芝、公園やその他のパブリックスペースに植えられた芝を対象にミスト散布を行うこともできる。
また、上述のミスト散布装置1は、芝に対するシリンジング以外の用途でも利用可能である。例えば、芝以外の植物を対象にミスト散布を行うこともでき、あるいは、植物以外を対象にミスト散布を行うこともできる。植物以外の例としては、例えば、ショッピングモールや遊園地などの商業施設、建物の屋上、工場の建屋内など、各種施設の屋内外において、ミスト散布を行うことができ、これにより、ミスト散布対象箇所周辺の雰囲気温度を低下させることができる。この場合、ミストの散布対象が濡れないようにする必要があれば、噴霧部7が備えるミストノズル73のノズル径、噴霧部7へ供給する水量や水圧等を調整して、ミストの粒径を小径化(例えば、十数μm以下程度。)にすればよい。このようにすれば、散布されたミストが直ちに気化して、散布対象箇所周辺において気化熱が奪われるので、ミストの散布対象を濡らすことなく、散布対象箇所の雰囲気温度を低下させることができる。
また、上述の実施形態では、ミスト散布装置1によって水を霧状に噴射する例を示したが、ミスト化する液体は水に限らず、何らかの成分が溶解している溶液等であってもよい。例えば、芝へのミスト散布を行う際には、芝の肥料となるような成分を含む溶液をミスト化して散布してもよい。あるいは、雰囲気温度を低下させるためにミスト散布を行う際には、各種香料を含む溶液をミスト化して散布してもよい。
1…ミスト散布装置、3…モーター、5…ファン、7…噴霧部、8…支柱、9…台座部、11…耐圧ホース、13…ポンプ、15…水源、17…電線、19…電源、31…回転軸、33…ケーシング、71…配管、71A…湾曲部、71B…延出部、73…ミストノズル、91…第一可動部、92…第二可動部。
Claims (7)
- モーターと、
前記モーターから伝達される動力によって回転駆動されることにより所定方向へ送風可能なファンと、
前記ファンよりも送風方向上流側において液体を霧状に噴射する噴霧部と
を備えるミスト散布装置。 - 前記ファンは、前記モーターが有する回転軸に対して取り付けられた軸流ファンであり、
前記噴霧部は、前記モーターが有するケーシングの外周側となる箇所に配設されている
請求項1に記載のミスト散布装置。 - 前記噴霧部は、前記ファン側に向かって前記液体を霧状に噴射するように構成されている
請求項2に記載のミスト散布装置。 - 支柱と、
前記支柱の上端に取り付けられた台座部と
を備え、
前記台座部は、前記支柱に対して相対的に変位することで水平角を調整可能な第一可動部と、当該第一可動部に対して相対的に変位することで上下角を調整可能な第二可動部とを有し、
前記モーター及び前記噴霧部は、前記第二可動部に取り付けられている
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のミスト散布装置。 - 前記噴霧部は、前記モーターが有するケーシングの周囲において当該ケーシングを取り囲むように湾曲させて配置された配管と、当該配管に沿った複数の箇所それぞれに配設されたミストノズルとを有し、前記配管を介して前記ミストノズルに対して前記液体を供給可能に構成されている
請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のミスト散布装置。 - 前記ミストノズルは、前記モーターの軸方向から見て、前記ファンの外周よりも内周側となる位置に配設されている
請求項5に記載のミスト散布装置。 - ゴルフ場に設置されることにより、当該ゴルフ場の芝に対してシリンジングを実施可能に構成されている
請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のミスト散布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014090326A JP2015208249A (ja) | 2014-04-24 | 2014-04-24 | ミスト散布装置 |
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2014
- 2014-04-24 JP JP2014090326A patent/JP2015208249A/ja active Pending
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