JP2015208140A - 車両盗難防止装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】盗難された車両に対して、簡単な制御で車両の使用に制限を与え、盗難車の所在位置を特定することを可能にする。【解決手段】充電制御部101は、タイマ時間のカウントを実行し、タイマ時間の終了を通知するタイマ部105と、タイマ部105からのタイマ時間の終了の通知により、充電状態信号を充電禁止に設定する充電状態信号設定部106と、充電コネクタ102が電力供給コネクタに接続された後、車両の電池への充電を開始する前に、充電状態信号が充電禁止に設定されているとき、充電コネクタ102の接続をロックさせるロック信号を充電コネクタロック機構110に送出する充電禁止部107と、ユーザの認証を行い、該認証に成功したとき、充電状態信号を充電許可に設定し、充電コネクタロック機構110のロックを解除させる充電禁止解除部108を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、盗難車両等、正規のユーザ以外によって使用される車両に対して、該車両の使用に制限を与える車両盗難防止装置及び方法に関する。
ハイブリッドカー、プラグインハイブリッドカー、電気自動車等のように、充電可能な電池を搭載し、外部の充電システムによって充電される車両が実用化されている。そして、このような車両の盗難等の不正使用に対する対策も要望されている。
車両の盗難を防止するための従来技術として、遠隔操作又は車両盗難通報により、車両のエンジンやドアロック装置等を機能させないように制御する技術が知られている(例えば特許文献1,2に記載の技術)。これらの従来技術は、盗難車等に対して車両そのものを使用不可にしてしまうものである。
しかし、車両のエンジンに停止指令を与えてエンジンを強制的に停止させることは、車両の走行中のときなど、周囲の往来等に対する安全性が必ずしも確保されないという問題点を有している。
また、車両の盗難を防止するための他の従来の技術として、盗難車両情報を受信して記憶する手段を備え、車両の電池の充電時に、該車両の車両情報と記憶された盗難車両情報とを照合し、それらの情報が一致したとき、該車両の電池への充電を禁止する技術が知られている(例えば特許文献3に記載の技術)。この従来技術では、車両の電池容量がなくなった時点で車両を使用不可とする点で、安全性への配慮がなされており、有効な技術である。
しかし、この従来技術は、盗難車両情報を無線で受信する手段を備えなければならないため、システムが複雑でコストアップを招く。また、盗難車両情報を受信できるか否かは必ずしも保証されず、盗難車両情報が無ければ、電池の充電を制限することができないという問題点を有していた。
さらに、携帯型の情報端末に搭載された電池の容量が一旦不足した後は、専用の充電器を用いなければ、当該情報端末を使用することができないようにした従来技術が知られている(例えば特許文献4に記載の技術)。
しかし、この従来技術は、専用の充電器が必要であり、充電器と情報端末との間でプログラムの通信を行わなければならず、制御が複雑である。一般に、電池で駆動される車両に対する充電システムは、車両毎に専用のものではないため、このような従来技術は適用することができないという問題点を有していた。
また、盗難された車両に対して、該車両の電池への充電を禁止することを可能にした技術として、車両のユーザの認証を行い、該認証に成功したときに、充電動作を開始させる技術が知られている(例えば特許文献5に記載の技術)。
特開2005−97835号公報 特開2002−59812号公報 特開2011−183839号公報 特開2009−183119号公報 特開2013−138575号公報
前述の特許文献5に記載された技術のように、盗難された車両に対して、該車両の電池への充電を禁止し、充電を不可能にするだけでは、盗難された車両の所在位置を特定することは難しい。また、特許文献3に記載の技術のように、盗難車両情報を受信して記憶し、充電しようとする車両の車両情報と盗難車両情報とを照合して充電を禁止する技術では、車両情報を送信する通信モジュールを車両に搭載しておく必要があるため、高コストを招く。
上記課題に鑑み、本発明は、盗難された車両の電池への充電が開始されようとしたとき、簡単な制御で、盗難された車両の使用に制限を与え、盗難された車両の所在位置を特定することができる車両盗難防止装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の一つの形態に係る車両盗難防止装置は、設定されたタイマ時間のカウントを実行し、該タイマ時間のカウントの終了時にタイマ時間の終了を通知するタイマ部と、前記タイマ部からのタイマ時間の終了の通知により、充電状態信号を充電禁止に設定する充電状態信号設定部と、充電コネクタが電力供給コネクタに接続された後、車両の電池への充電を開始する前に、前記充電状態信号が充電禁止に設定されているとき、前記充電コネクタの接続をロックさせるロック信号を充電コネクタロック機構に送出する充電禁止部と、を備えたものである。
また、ユーザの認証を行い、該認証に成功したとき、前記充電状態信号を充電許可に設定し、前記充電コネクタロック機構のロックを解除させる充電禁止解除部を備えたものである。
また、前記車両の電池への充電が行われたとき、前記タイマ時間を前記タイマ部に再設定し、該タイマ時間のカウント動作を再スタートさせるタイマ制御部を備えたものである。
本発明によれば、通常使用時に正規ユーザに煩雑な操作を強いることなく、盗難された車両の電池への充電が開始されようとしたとき、簡単な制御で、盗難された車両の使用に制限を与え、盗難された車両の所在位置を容易に特定することが可能になる。
本実施形態の車両盗難防止装置の構成例を示す図である。 タイマ部の制御動作を示すフローチャートである。 充電禁止部、充電禁止解除部、タイマ制御部の制御動作を示すフローチャートである。 ユーザ認証の画面の表示例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態の車両盗難防止装置の構成例を示す。本実施形態は、車両の走行モータ駆動用の電池104に対して、充電スタンドなどの充電電力を供給する充電システムから充電を行うための充電制御システムとして実施される。
充電コネクタ102は、不図示の充電スタンドなどの電力供給コネクタと接続される電力接続口である。充電器103は、不図示の充電スタンドから充電コネクタ102を介して供給される電力を電源として、電池104へ充電電力を供給し、電池104を充電する。
充電制御部101は、充電器103の充電動作を制御するほか、充電時に盗難車両に対する使用制限を与えるための動作を制御する。この制御のために、充電制御部101は、タイマ部105、充電状態信号設定部106、充電禁止部107、充電禁止解除部108、及びタイマ制御部109を備える。
タイマ部105は、設定されたタイマ時間まで一定周期のタイミング信号のカウントによる計時を実行し、該タイマ時間にカウント値が到達すると、カウントを終了し、充電状態信号設定部106にタイマ時間終了を知らせる信号を送出する。
充電状態信号設定部106は、タイマ部105がカウントを実行している最中は、充電状態信号を、充電許可を示す信号に設定し、タイマ部105からタイマ時間終了の信号を受信すると、充電禁止を示す信号に設定する。
充電禁止部107は、ユーザによる車両の電池104への充電の開始要求に対して、充電状態信号設定部106から出力される充電状態信号が充電許可を示しているとき、充電器103に対して充電動作を開始させる。一方、充電禁止部107は、充電状態信号設定部106から出力される充電状態信号が充電禁止を示しているとき、ユーザに充電禁止を通知し、充電器103に対して充電動作を禁止させる。
また、このとき、充電禁止部107は、充電コネクタロック機構110に対して充電コネクタロック信号を送出し、充電コネクタロック機構110に、充電コネクタ102を電力供給コネクタから外すことができないようにロックさせる。
ここで、ユーザによる車両の電池104への充電の開始要求は、例えば、ユーザが充電コネクタ102を充電システムの電力供給コネクタ(図示省略)と接続したことを、充電コネクタ102に接続された電力供給ケーブル(図示省略)の電圧変化として充電禁止部107で検出し、該電圧変化により認識する構成とすることができる。
或いは、ユーザが充電コネクタ102を充電システムの電力供給コネクタ(図示省略)と接続した後、充電ボタン(図示省略)を押下したことを充電禁止部107で検出することにより、充電の開始要求を認識するようにしてもよい。
充電禁止解除部108は、ユーザへの充電禁止の通知に対するユーザの操作により、充電禁止の解除要求がユーザからあったときに該ユーザの認証を行い、該認証が成功したときに、充電状態信号設定部106に対して充電状態信号を充電許可の信号に設定させ、充電器103に対して充電動作を開始させる。
また、このとき、該認証が成功し、状態信号設定部106から出力される充電状態信号が充電許可の信号になると、充電禁止部107は、充電コネクタロック機構110に充電コネクタロック解除信号を送出する。充電コネクタロック機構110は、充電コネクタロック解除信号を受信すると、充電コネクタ102と電力供給コネクタとの接続のロックを解除する。
タイマ制御部109は、充電禁止部107が充電許可の充電状態信号を受信して充電動作を開始させたとき、又は充電禁止解除部108でユーザ認証が成功したことにより充電動作を開始させたときに、タイマ部105のカウント値をリセットし、タイマ部105にタイマ時間を再設定してタイマ部105のカウント動作を再開させるよう制御する。なお、タイマ部105のカウント値のリセット及びカウント動作の再開は、充電動作に連係して行われればよく、上述のように充電動作の開始時に行う構成に代えて、充電動作の終了時に行うようにしてもよい。
図1に示す本実施形態の構成により、タイマ部105は、一定期間(例えば、一日、一週間又は一ヶ月等)の計時が終了すると、充電状態信号設定部106に対して充電状態信号を充電禁止の信号に設定させる。この状態でユーザが充電を開始しようとすると、充電禁止部107は、充電が禁止されている旨をユーザに通知し、充電コネクタロック機構110にロック信号を送出する。
ユーザはこの通知に対して、充電禁止解除のためのユーザ認証の操作を行う。ユーザは、例えば、音声発声によりパスワードを入力し、該パスワードが充電禁止解除部108に伝えられると、充電禁止解除部108は、該パスワードの認証を行い、該認証が成功すると、充電状態信号設定部106に対して充電状態信号を充電許可に設定させる。充電禁止部107は、充電状態信号が充電許可となったことにより、充電器103に対して充電を開始させ、充電コネクタロック機構110にロック解除信号を送出する。
タイマ部105が一定期間(タイマ時間)の計時を終了する前に、ユーザが充電を開始しようとした場合、充電状態信号設定部106で設定されている充電状態信号は、充電許可を示しているため、ユーザは、ユーザ認証を要求されることなく、充電を開始することができる。
そして、充電を行うことによりタイマ部105がリセットされて再スタートされるため、タイマ部105のタイマ時間を通常の充電間隔より若干長めに設定しておくことにより、タイマ部105がタイマ時間に到達する前に充電を行うユーザは、認証を行うことなく充電することができる。
ここで、盗難された車両の場合について説明すると、盗難された車両は、暫らくの間はそのまま走行可能であるが、電池104の残容量が無くなって充電を開始しようとしたとき、タイマ部105が一定期間の計時を終了し、充電状態信号が充電禁止に設定されていた場合、充電禁止部107により充電禁止が盗難者に通知される。
しかし、盗難者はパスワードを知らないため、充電禁止解除部108によるユーザ認証を成功させることができず、充電を開始することができなくなるとともに、充電コネクタ102が電力供給コネクタに接続されたままロックされるので、該車両を移動させることもできなくなる。これにより、盗難車の所在位置を特定することが容易になり、車両の盗難抑止の効果も発揮される。
本実施形態では、従来技術のように、盗難情報を無線通信等によって受信する必要がなく、タイマによる簡単な制御で、車両の電池への充電の間隔が一定時間(タイマ時間)以上経過した車両のユーザに対してユーザ認証を実施し、ユーザ認証に失敗した車両に対して、充電コネクタ102の接続をロックしたままにすることで、低コストで盗難車両の所在位置の特定を容易に行うことが可能となる。
図2は、タイマ部105の制御動作を示すフローチャートである。この制御動作は、例えば充電制御部101を構成する不図示のマイクロコンピュータ内のCPU(中央演算処理装置)が、不図示のメモリに記憶された制御プログラムを実行する動作として実現される。
まず、タイマ部105は、充電動作(充電の開始又は終了)に応答してタイマ制御部109により不図示のメモリ又はレジスタに設定されているタイマ時間の計時(カウント)を開始する(ステップS201)。次に、タイマ部105は、上述のタイマ時間分のカウントが終了してタイマ時間に到達したか否かを判定する(ステップS202)。
タイマ時間に到達しておらず、ステップS202の判定がNOの場合、タイマ部105は、タイマ時間のカウントを続行する(ステップS202→S201の繰返し処理)。ただし、タイマ部105は、タイマ時間のカウントの続行中に、充電動作(充電の開始又は終了)に応答して、タイマ制御部109によりリセットされ、ステップS201からタイマ時間のカウントを再スタートさせられることがある。
タイマ時間に到達し、ステップS202の判定がYESになると、タイマ部105は、充電状態信号設定部106にタイマ時間の終了を通知し、充電状態信号設定部106に、充電状態信号の状態値を充電許可から充電禁止に設定させる(S203)。その後、タイマ部105は、タイマ時間の計時(カウント)動作を終了する。
以上のようにして、充電動作(充電の開始又は終了)に応答してタイマ部105が計時(カウント)動作を開始してから、一定時間(タイマ時間)経過してしまうと、充電状態信号が、充電許可から充電禁止を示す信号に設定される。
図3は、充電禁止部107、充電禁止解除部108、及びタイマ制御部109の制御動作を示すフローチャートである。この制御動作も、図2の場合と同様に、例えば充電制御部101を構成する不図示のマイクロコンピュータ内のCPUが、不図示のメモリに記憶された制御プログラムを実行する動作として実現される。
まず、充電コネクタ102が充電システムの不図示の電力供給コネクタと接続されるまで、待機状態が維持される(ステップS301の判定がNOの繰返し)。充電コネクタ102が電力供給コネクタと接続されてステップS301の判定がYESになると、充電状態信号設定部106から出力される充電状態信号の状態値を確認し(ステップS302)、該状態値が充電禁止であるか否かを判定する(ステップS303)。
充電状態信号が充電許可を示し、ステップS303の判定がNOの場合、充電禁止部107は、図1の充電器103に対して充電動作の開始を指示する(S304)。一方、充電状態信号が充電禁止を示し、ステップS303の判定がYESの場合、充電禁止部107は、充電コネクタロック機構110に対して充電コネクタロック信号を送出し(S308)、また、ユーザに充電禁止を通知する(ステップS309)。以上のステップS302、S303、S304、S308、S309の処理は、図1の充電禁止部107により実行される。
ステップS308により充電コネクタロック信号を受信した充電コネクタロック機構110は、充電コネクタ102を電力供給コネクタからユーザによっては外すことができないようにロックする。そして、ステップS309によりユーザに充電禁止を通知した後、ユーザが充電禁止解除を要求したか否かを判定する(ステップS310)。
ユーザが充電禁止解除を要求せず、ステップS310の判定がNOの場合(例えば盗難者が解除を諦めたような場合)には、ステップS301の充電コネクタ接続判定の待機処理に戻る(ステップS310→S301)。
ユーザが充電禁止解除を要求し、ステップS310の判定がYESの場合は、さらにユーザからの認証情報の入力を受け付けて該認証情報を確認する(ステップS311)。その結果、認証が成功したか否かを判定する(ステップS312)。
ユーザ認証が成功せず、ステップS312の判定がNOの場合(例えば盗難者が正しい認証情報を入力できなかった場合)には、ステップS301の充電コネクタ接続判定の待機処理に戻る(ステップS312→S301)。
ユーザ認証が成功してステップS312の判定がYESとなった場合は、充電状態信号設定部106の充電状態信号の状態値を充電許可に設定し(ステップS313)、それにより、充電禁止部107から充電コネクタロック機構110に充電コネクタロック解除信号を送出させる(ステップS314)。
充電コネクタロック解除信号を受信した充電コネクタロック機構110は、充電コネクタ102と電力供給コネクタとの接続のロック状態を解除する。その後、ステップS304に移行して、図1の充電器103に対して充電動作を開始させる。
以上のステップS310からS314の制御動作は、図1の充電禁止解除部108により実行される。ステップS303又はS314の処理の後に、充電動作が開始すると(ステップS304)、不図示のメモリ又はレジスタにタイマ時間を再設定し、図2のフローチャートで示すタイマ部105のカウント動作を再スタートさせる(ステップS305)。
そして、充電制御部101は、充電器103により電池104へ充電電力を給電させ(ステップS306)、所定の充電量(例えば満充電)となるまで電池104が充電されて充電が終了したか否かを判定し(ステップS307)、充電が終了するまで、充電電力の給電を継続する(ステップS306→S307の判定がNO→S306の繰返し)。充電が終了すると(ステップS307でYes)、ステップS301の充電コネクタ接続の待機処理に戻る。
なお、図3ではタイマ部105のカウント動作の再スタート(ステップS305)を、ステップS304の充電開始の後に行う動作例を示したが、タイマ部105のカウント動作の再スタートは、ステップS304の充電開始の直前でも、ステップS306の充電電力給電の直後でも、ステップS307の充電終了の直前又は直後でもよい。即ち、タイマ部105のカウント動作の再スタートは、充電動作に連係する任意のタイミングでよい。
図4は、図3のステップS309からS312の処理に伴って、例えば運転席横のディスプレイ等に表示されるユーザ認証の画面の表示例を示す図である。この表示例は、車両が音声認識システムを搭載している場合の例である。
まず、図3のステップS309のユーザへの充電禁止の通知として、図4(a)に示すような画面を表示する。これによりユーザが例えば「解除」と発声すると、その音声がシステム側で認識された後に、図3のステップS310の判定がYESになる。一方、ユーザが例えば「終了」と発声すると、その音声がシステム側で認識された後に、図3のステップS310の判定がNOになる。
「解除」の要求があった場合、例えば図4(b)に示すような画面を表示し、暗証番号の入力(ユーザ認証)を促す。これに応答してユーザが暗証番号を発声すると、その音声がシステム側で認識された後に、図3のステップS311の確認処理を実行する。
そして、暗証番号の認証に成功して、図3のステップS312の判定が例えばYESになると、例えば図4(c)に示すような画面を表示し、充電禁止の状態が解除されて充電が開始されたことを表示する。
このように、本実施形態によれば、充電コネクタ102が電力供給コネクタに接続されると、前回の充電から一定時間経過して充電状態信号が充電禁止を示していれば、ユーザに充電禁止を通知すると同時に、充電コネクタロック機構110に対して充電コネクタロック信号を送出する。一方、前回の充電から一定時間経過する前で充電状態信号が充電許可を示していれば、充電コネクタロック機構110に充電コネクタロックロック信号を送出することなく、充電を開始させる。
そして前回の充電からタイマ部105に設定した一定時間が経過した後に、充電コネクタ102が電力供給コネクタに接続され、充電コネクタ102と電力供給コネクタとの接続をロックした場合、ユーザによっては充電コネクタ102を電力供給コネクタから外せないようにする。該ロックは、ユーザ認証が成功したときに解除する。
本実施形態を適用することにより、公共施設の充電システムで車両の電池へ充電しようとしたとき、タイマ時間経過により充電コネクタ102がロックされ、該車両のユーザの認証が失敗した場合、該車両が公共施設の充電システムに繋がれたままロックされるため、該公共施設と警備システム等との連携により、該車両が盗難車か否かの調査及び盗難車である場合には盗難車の所在位置の特定が可能となる。
また、家庭用の充電システムで充電コネクタ102の接続がロックされた場合、該ロックの解除のためには、車両を指定工場へ持ち込まなければ、ロックを解除することができないようにしておくことにより、指定工場と警備システム等との連携により、盗難車か否かの調査及び盗難車である場合には盗難車の所在位置の特定が可能となる。
本実施形態によれば、車両のユーザに対して、常時、ユーザ認証を行うことなく、前回の充電時からタイマ部105に設定した一定時間が経過したときのみ、ユーザ認証を行うため、ユーザに大した不便をかけることなく、簡単な制御により、盗難された車両に対する使用制限を与えて盗難車の所在位置を特定することが可能となる。
なお、本実施形態の充電制御部101は、充電システム側に設置しても、車両側に設置してもよい。本発明の実施形態は、以上に述べた実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成又は実施形態を取ることができる。
101 充電制御部
102 充電コネクタ
103 充電器
104 電池
105 タイマ部
106 充電状態信号設定部
107 充電禁止部
108 充電禁止解除部
109 タイマ制御部
110 充電コネクタロック機構

Claims (6)

  1. 設定されたタイマ時間のカウントを実行し、該タイマ時間のカウントの終了時にタイマ時間の終了を通知するタイマ部と、
    前記タイマ部からのタイマ時間の終了の通知により、充電状態信号を充電禁止に設定する充電状態信号設定部と、
    充電コネクタが電力供給コネクタに接続された後、車両の電池への充電を開始する前に、前記充電状態信号が充電禁止に設定されているとき、前記充電コネクタの接続をロックさせるロック信号を充電コネクタロック機構に送出する充電禁止部と、
    を備えた車両盗難防止装置。
  2. ユーザの認証を行い、該認証に成功したとき、前記充電状態信号を充電許可に設定し、前記充電コネクタロック機構のロックを解除させる充電禁止解除部を、
    備えたことを特徴とする請求項1記載の車両盗難防止装置。
  3. 前記車両の電池への充電が行われたとき、前記タイマ時間を前記タイマ部に再設定し、該タイマ時間のカウント動作を再スタートさせるタイマ制御部を、
    備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の車両盗難防止装置。
  4. 設定されたタイマ時間のカウントを実行し、該タイマ時間のカウントの終了時に、タイマ時間の終了を通知するタイマ時間カウントステップと、
    前記タイマ時間の終了の通知により、充電状態信号を充電禁止に設定する充電状態信号設定ステップと、
    充電コネクタが電力供給コネクタに接続された後、車両の電池の充電が開始する前に、前記充電状態信号が充電禁止に設定されているとき、前記充電コネクタの接続をロックさせるロック信号を充電コネクタロック機構に送出する充電禁止ステップと、
    を含む車両盗難防止方法。
  5. ユーザの認証を行い、該認証に成功したとき、前記充電状態信号を充電許可に設定し、前記充電コネクタロック機構のロックを解除させる充電禁止解除ステップを、
    含むことを特徴とする請求項4記載の車両盗難防止方法。
  6. 前記車両の電池への充電が行われたとき、前記タイマ時間をタイマに再設定し、該タイマ時間のカウント動作を再スタートさせるタイマ制御ステップを、
    含むことを特徴とする請求項4又は5記載の車両盗難防止方法。
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