JP2015205852A - 球状の無水リン酸水素カルシウムを用いた崩壊性に優れた錠剤、および球状の無水リン酸水素カルシウムを賦形剤として用いた崩壊性に優れた錠剤 - Google Patents
球状の無水リン酸水素カルシウムを用いた崩壊性に優れた錠剤、および球状の無水リン酸水素カルシウムを賦形剤として用いた崩壊性に優れた錠剤 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】
製剤時の成形性、硬度等の錠剤に必要な諸特性のみならず、小型で服用時の優れた崩壊性も兼備する、カルシウム補給剤として有用な錠剤および該無水リン酸水素カルシウムを賦形剤とした錠剤を提供することにある。
【解決手段】
(a)平均粒子径が50〜100μm、BET比表面積が5〜30m2/gの球状の無水リン酸水素カルシウム、及び(b)平均粒子径が20〜40μmのクロスポビドンを含有することを特徴とする錠剤で、錠剤の全重量を基準として前記(a)成分が65.0〜98.0%、及び前記(b)成分が1.5〜5.0%であり、引張強度が1.2〜2.2MPaかつ平均崩壊時間が2〜7秒である錠剤を提供する。
【選択図】図1
製剤時の成形性、硬度等の錠剤に必要な諸特性のみならず、小型で服用時の優れた崩壊性も兼備する、カルシウム補給剤として有用な錠剤および該無水リン酸水素カルシウムを賦形剤とした錠剤を提供することにある。
【解決手段】
(a)平均粒子径が50〜100μm、BET比表面積が5〜30m2/gの球状の無水リン酸水素カルシウム、及び(b)平均粒子径が20〜40μmのクロスポビドンを含有することを特徴とする錠剤で、錠剤の全重量を基準として前記(a)成分が65.0〜98.0%、及び前記(b)成分が1.5〜5.0%であり、引張強度が1.2〜2.2MPaかつ平均崩壊時間が2〜7秒である錠剤を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は球状の無水リン酸水素カルシウムをカルシウム補給薬とした崩壊性に優れた錠剤、および球状の無水リン酸水素カルシウムを賦形剤として用いた崩壊性に優れた錠剤に関する。
カルシウムは、丈夫な骨や歯の維持のみならず、骨密度を高めて骨粗鬆症の予防と治療に役立てられる(非特許文献1)体内で最も量の多いミネラルである(非特許文献2)。
カルシウムの摂取にはサプリメントがよく用いられており、錠剤は携帯性、服用性の観点から最も使用者に好まれる剤形であり、最も多くの種類が販売されている。現在、上市されているカルシウム補給剤には、成人1日量が24〜30錠と大量の錠剤を服用する場合もあり(非特許文献3)、日常的な服薬のためには錠剤の小型化が望まれている。しかし、錠剤には製剤時の成形性、製剤の硬度、服用したときの口腔内での崩壊性等、諸所の特性も兼備することが求められ、全ての特性を兼備させるには様々な添加剤を配合することになってしまい、十分な小型化が実現できていなかった。
カルシウムの摂取にはサプリメントがよく用いられており、錠剤は携帯性、服用性の観点から最も使用者に好まれる剤形であり、最も多くの種類が販売されている。現在、上市されているカルシウム補給剤には、成人1日量が24〜30錠と大量の錠剤を服用する場合もあり(非特許文献3)、日常的な服薬のためには錠剤の小型化が望まれている。しかし、錠剤には製剤時の成形性、製剤の硬度、服用したときの口腔内での崩壊性等、諸所の特性も兼備することが求められ、全ての特性を兼備させるには様々な添加剤を配合することになってしまい、十分な小型化が実現できていなかった。
サプリメントのカルシウム源は、乳酸カルシウム、L‐アスパラギン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、クエン酸カルシウムなどの有機塩、リン酸水素カルシウムなどの無機塩が挙げられる。一般に無機酸のカルシウム塩は有機酸のカルシウム塩に比べて単位量当たりのカルシウム元素の割合が高く、製剤中に一定量のカルシウム元素を含有させるために必要なカルシウム塩を少なくすることができるため(図1)、無機酸のカルシウム塩を原料とすることで服用量が少量で小型の錠剤が実現できる可能性がある。
リン酸水素カルシウムはサプリメントや医薬用添加物として有用な無機酸のカルシウム塩のひとつであり(非特許文献4)、特許文献1には無水リン酸水素カルシウムを配合した活性成分および結晶セルロースからなる口腔内速崩壊錠が示されている。ここでは錠剤の実用的な硬度を確保するために、結合剤として結晶セルロースを配合する製法が提案されているが、結果として錠剤の大型化を招いている。
リン酸水素カルシウムはサプリメントや医薬用添加物として有用な無機酸のカルシウム塩のひとつであり(非特許文献4)、特許文献1には無水リン酸水素カルシウムを配合した活性成分および結晶セルロースからなる口腔内速崩壊錠が示されている。ここでは錠剤の実用的な硬度を確保するために、結合剤として結晶セルロースを配合する製法が提案されているが、結果として錠剤の大型化を招いている。
速崩壊性と錠剤の強度を両立させる技術として、糖類、無機粉体及び崩壊剤を湿式造粒し、活性成分、滑沢剤、医薬品に配合可能な添加成分を混合して圧縮成型し、その圧縮成型物を加湿することなしで加温処理する製法(特許文献2)が知られている。ここに示される製法においても錠剤の諸特性を担保するための添加剤の配合が必要となり、結果として錠剤の小型化が実現できない。
本発明は、特定の平均粒子径とBETを有する球状の無水リン酸水素カルシウムの配合量および崩壊剤として特定の粒子径をもつクロスポビドンの配合量を制御することで、結合剤等の添加剤を配合することなく、小型で十分な硬度と速やかな崩壊性を有する、カルシウム補給剤として有用な錠剤および該無水リン酸水素カルシウムを賦形剤とした錠剤を提供する。
骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2011年版
ミネラルの科学と最新応用技術 監修糸川嘉則 シーエムシ―出版2008
第2類医薬品 ブリル錠 添付文書
第16改正日本薬局方解説
製剤時の成形性、硬度等の錠剤に必要な諸特性のみならず、小型で服用時の優れた崩壊性も兼備する、カルシウム補給剤として有用な錠剤および該無水リン酸水素カルシウムを賦形剤とした錠剤を提供することにある。
無水リン酸水素カルシウムは成形性が乏しく、実用的な硬度を保持するために配合成分中に結晶セルロースなどの結合剤を添加することが必要であった。本発明者は、球状の無水リン酸水素カルシウムの打錠特性について鋭意検討した。その結果、特定の平均粒子径とBETを有する球状の無水リン酸水素カルシウムはそれ自体に非常に良好な成形性を有しており、強度増強のための結合剤等の添加を必要としないことが分かった。その圧縮特性はこれまでの無水リン酸水素カルシウムと大きな相違があり、粉体の塑性変形性を示す降伏圧は同程度であるが、粉体の弾性変形性を示す弾性回復率が非常に小さいことから、粒子形状を変更することで粉体同士の粒子間結合が強化されていると考えられた。
また、種々の崩壊剤の添加を検討した結果、いずれの崩壊剤との組み合わせにおいても良好な崩壊性を示し、なかでも特定の粒子径のクロスポビドンを組み合わせることで良好な成形性を保持しつつ、非常に速やか崩壊性を有した錠剤を製することができることを見出した。本錠剤の良好な成形性と速崩壊性について検討した結果、高圧下の圧縮においても高い空隙率を維持することを発見し、この空隙により錠剤内部への水の浸透性が高く速やかな崩壊性を発現していると推察した。
これらの結果より、結合剤の添加なくして錠剤の成形性が保持できることから錠剤の小型化が可能であること、十分な硬度と非常に速やかな崩壊性を有していることから服用しやすく、取扱い性の高い口腔内速崩壊錠への応用が可能であることを見出した。即ち本発明は、(a)平均粒子径が50〜100μm、BET比表面積が5〜30m2/gの球状の無水リン酸水素カルシウム、及び(b)平均粒子径が20〜40μmのクロスポビドンを含有することを特徴とする錠剤で、錠剤の全重量を基準として前記(a)成分が65.0〜98.0%、及び前記(b)成分が1.5〜5.0%であり、引張強度が1.2〜2.2MPaかつ平均崩壊時間が2〜7秒である錠剤である。
本発明は、実用上十分な硬度を有し崩壊性に優れる錠剤を提供する。本発明の錠剤は、結合剤等の添加剤を添加しなくても一般的な流通、患者の携帯に耐えうる十分な成形性を有するため、錠剤の小型化が実現できる。さらに、速やかな崩壊性をも備えることから安全かつ容易に服用することができる。
(球状の無水リン酸水素カルシウムの物性)
本発明に用いる球状の無水リン酸水素カルシウム粒子の平均粒子径は、50〜100μm、好ましくは60〜90μmである。
また、BET比表面積は、5〜30m2/g、より好ましくは18〜22m2/gである。その粒子形状は非常に微細な一次粒子の凝集体であることを特徴とし(図2)、これにより比表面積が大となる。また、粉体の全細孔体積は0.8〜2.0ml/g、好ましくは1.0〜1.5ml/gである。これにより成形物はポーラスな構造を形成し、導水管的な役割を果たす細孔を構造物中に多く有することで優れた崩壊性を提供する。
また、配合量は錠剤の全重量を基準として65.0〜98.0%、好ましくは75.0〜95.0%、更に好ましくは80.0〜90.0%である。
粉体の弾性変形性を示す弾性回復率が0.01〜2%、好ましくは0.1〜1%である。
本発明に用いる球状の無水リン酸水素カルシウム粒子の平均粒子径は、50〜100μm、好ましくは60〜90μmである。
また、BET比表面積は、5〜30m2/g、より好ましくは18〜22m2/gである。その粒子形状は非常に微細な一次粒子の凝集体であることを特徴とし(図2)、これにより比表面積が大となる。また、粉体の全細孔体積は0.8〜2.0ml/g、好ましくは1.0〜1.5ml/gである。これにより成形物はポーラスな構造を形成し、導水管的な役割を果たす細孔を構造物中に多く有することで優れた崩壊性を提供する。
また、配合量は錠剤の全重量を基準として65.0〜98.0%、好ましくは75.0〜95.0%、更に好ましくは80.0〜90.0%である。
粉体の弾性変形性を示す弾性回復率が0.01〜2%、好ましくは0.1〜1%である。
(球状の無水リン酸水素カルシウムの製造方法)
球状の無水リン酸水素カルシウム粒子は、例えば特開昭59−223204、特開昭59−223205、特開昭59−223206示された方法により得ることができる。すなわち、カルシウム化合物とリン酸化合物を、リン酸縮合物の存在下、50℃以上の温度で反応させることによって得られる。
球状の無水リン酸水素カルシウム粒子は、例えば特開昭59−223204、特開昭59−223205、特開昭59−223206示された方法により得ることができる。すなわち、カルシウム化合物とリン酸化合物を、リン酸縮合物の存在下、50℃以上の温度で反応させることによって得られる。
(崩壊剤)
本発明には崩壊剤としてクロスポビドンを用いる。崩壊剤の配合量は、錠剤の全重量を基準として1.5〜5%、好ましくは1.5〜4%、さらに好ましくは1.5〜3%である。配合量は直接的に小型化に寄与する。配合量が1.5%よりも少ない場合は錠剤の崩壊性に寄与し難くなる。
本発明には崩壊剤としてクロスポビドンを用いる。崩壊剤の配合量は、錠剤の全重量を基準として1.5〜5%、好ましくは1.5〜4%、さらに好ましくは1.5〜3%である。配合量は直接的に小型化に寄与する。配合量が1.5%よりも少ない場合は錠剤の崩壊性に寄与し難くなる。
(無水リン酸カルシウム以外の薬効成分)
無水リン酸水素カルシウム以外の薬効成分として含有させる内服用薬剤は、特に限定されるものではないが、解熱鎮痛剤、鼻炎剤、循環器系薬、消化器系薬、抗生物質、化学療法剤、ビタミン剤、麻薬性鎮痛剤、ホルモン剤、抗うつ薬、抗炎症薬、抗精神薬等が挙げられる。薬効成分の含有量は、錠剤の全重量を基準として0.01〜25%が好ましく、さらに好ましくは0.01〜15%である。25%を超えると崩壊性および成形性が悪くなる場合がある。
無水リン酸水素カルシウム以外の薬効成分として含有させる内服用薬剤は、特に限定されるものではないが、解熱鎮痛剤、鼻炎剤、循環器系薬、消化器系薬、抗生物質、化学療法剤、ビタミン剤、麻薬性鎮痛剤、ホルモン剤、抗うつ薬、抗炎症薬、抗精神薬等が挙げられる。薬効成分の含有量は、錠剤の全重量を基準として0.01〜25%が好ましく、さらに好ましくは0.01〜15%である。25%を超えると崩壊性および成形性が悪くなる場合がある。
本発明の錠剤には崩壊剤以外に、慣用の他の添加剤、例えば滑沢剤、服用性向上を目的とした添加剤、カルシウム吸収促進剤等の錠剤用添加剤を適宜選択して配合することもできる。
(滑沢剤)
滑沢剤はタルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等が挙げられ、好ましくはステアリン酸マグネシウムである。滑沢剤の配合量は、錠剤の全重量を基準として、好ましくは0.2〜1.5%、より好ましくは0.2〜1.0%、さらに好ましくは0.2〜0.6%である。1.5%より多い場合には、錠剤の大型化ばかりか崩壊性、成形性が悪くなる場合がある。
滑沢剤はタルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等が挙げられ、好ましくはステアリン酸マグネシウムである。滑沢剤の配合量は、錠剤の全重量を基準として、好ましくは0.2〜1.5%、より好ましくは0.2〜1.0%、さらに好ましくは0.2〜0.6%である。1.5%より多い場合には、錠剤の大型化ばかりか崩壊性、成形性が悪くなる場合がある。
(服用性向上を目的とした添加剤)
本発明の錠剤は服用性を向上する目的で、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、アスコルビン酸などの酸味料、サッカリンナトリウム、ソーマチン、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、ステビアなどの甘味剤、オレンジ油、レモン油、メントールなどの香料を含むことができる。
本発明の錠剤は服用性を向上する目的で、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、アスコルビン酸などの酸味料、サッカリンナトリウム、ソーマチン、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、ステビアなどの甘味剤、オレンジ油、レモン油、メントールなどの香料を含むことができる。
(カルシウム吸収促進剤)
本発明の錠剤でカルシウム補給を目的とする場合、カルシウム吸収促進物質として炭酸マグネシウム、酸化マグネシウムなどのマグネシウム塩、コレカルシフェロールなどのビタミンD類縁体、ツイントース、フラクトオリゴ糖、カゼインホスホペプチド等を含むことができる。
本発明の錠剤でカルシウム補給を目的とする場合、カルシウム吸収促進物質として炭酸マグネシウム、酸化マグネシウムなどのマグネシウム塩、コレカルシフェロールなどのビタミンD類縁体、ツイントース、フラクトオリゴ糖、カゼインホスホペプチド等を含むことができる。
(錠剤の製造方法)
圧縮成形方法は特に限定されないが、ロータリー打錠機、あるいは単発打錠機を用いるのが好ましい。また、圧縮成形時、滑沢剤を処方中に配合せず、打錠機に装備した杵臼にあらかじめ滑沢剤を塗布してから圧縮成形する外部滑沢法を用いることもできる。
圧縮成形方法は特に限定されないが、ロータリー打錠機、あるいは単発打錠機を用いるのが好ましい。また、圧縮成形時、滑沢剤を処方中に配合せず、打錠機に装備した杵臼にあらかじめ滑沢剤を塗布してから圧縮成形する外部滑沢法を用いることもできる。
(錠剤形状)
本発明で得られる錠剤の形状として、平面、R面、スミカク平面、スミマル平面、二段R面等の面形を有する円形状、もしくは各種異形錠が挙げられる。また、該錠剤に割線を入れた分割錠として用いてもよい。
本発明で得られる錠剤の形状として、平面、R面、スミカク平面、スミマル平面、二段R面等の面形を有する円形状、もしくは各種異形錠が挙げられる。また、該錠剤に割線を入れた分割錠として用いてもよい。
(錠剤空隙率)
本発明で得られる錠剤の空隙率は圧縮圧100MPaで40〜50%である。
本発明で得られる錠剤の空隙率は圧縮圧100MPaで40〜50%である。
以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明する。実施例において、各物性は以下の方法で測定した。
(a)球状の無水リン酸水素カルシウムの粒子物性
粒子形状は走査型電子顕微鏡(SEM)JSM‐6510V(日本電子)を用いて300倍で観察した。累積体積粒径が10、50および90%となる体積平均粒子径(それぞれD10、D50およびD90)はレーザー回折式粒度測定装置 LDSA‐2400(東日本コンピュータ)により測定した。真密度はULTRAPYCNOMETER1000(ユアサアイオニクス)を用いて測定した。BET比表面積はBET測定装置(Quantachrome)を用いて測定した。粉体の全細孔体積は水銀ポロシメータ AutoPoreIV(MICROMERITICS)により求めた。
粒子形状は走査型電子顕微鏡(SEM)JSM‐6510V(日本電子)を用いて300倍で観察した。累積体積粒径が10、50および90%となる体積平均粒子径(それぞれD10、D50およびD90)はレーザー回折式粒度測定装置 LDSA‐2400(東日本コンピュータ)により測定した。真密度はULTRAPYCNOMETER1000(ユアサアイオニクス)を用いて測定した。BET比表面積はBET測定装置(Quantachrome)を用いて測定した。粉体の全細孔体積は水銀ポロシメータ AutoPoreIV(MICROMERITICS)により求めた。
(b)無水リン酸水素カルシウムの圧縮特性
粉末200mgをφ8mm平面杵を用い、万能引張圧縮試験機 AUTOGRAPH AG5000(島津製作所)にて応力・変位曲線を求めた。最大圧縮時までの曲線下面積および最大圧縮時から抜圧が完了するまでの曲線下面積から下記数式(1)を用いて弾性回復率を算出した。なお、数式(1)中、Iは粉体層圧縮時の総仕事量を、Eは抜圧時の弾性回復仕事量を示す。
弾性回復率(%)=E/I×100・・・・・(1)
粉末200mgをφ8mm平面杵を用い、万能引張圧縮試験機 AUTOGRAPH AG5000(島津製作所)にて応力・変位曲線を求めた。最大圧縮時までの曲線下面積および最大圧縮時から抜圧が完了するまでの曲線下面積から下記数式(1)を用いて弾性回復率を算出した。なお、数式(1)中、Iは粉体層圧縮時の総仕事量を、Eは抜圧時の弾性回復仕事量を示す。
弾性回復率(%)=E/I×100・・・・・(1)
(c)錠剤寸法
デジマチックマイクロメーターで錠剤直径、錠剤厚みを測定した。
デジマチックマイクロメーターで錠剤直径、錠剤厚みを測定した。
(d)錠剤硬度
錠剤硬度はPORTABLE CHECKER(岡田精工)を用いて、錠剤を直径方向に一定速度で圧裂破断させたときの圧力を測定した。
錠剤硬度はPORTABLE CHECKER(岡田精工)を用いて、錠剤を直径方向に一定速度で圧裂破断させたときの圧力を測定した。
(e)引張強度の算出
下記数式(2)により、引張強度 を算出した。なお、下記数式(2)中、Fは錠剤硬度、Dは錠剤直径、Lは錠剤厚みである。
引張強度=2F/πDL・・・・・(2)
下記数式(2)により、引張強度 を算出した。なお、下記数式(2)中、Fは錠剤硬度、Dは錠剤直径、Lは錠剤厚みである。
引張強度=2F/πDL・・・・・(2)
(f)錠剤空隙率の算出
下記数式(3)により、錠剤空隙率 を算出した。なお、下記数式(3)中、Vは錠剤体積、Wは錠剤質量、pは錠剤を構成する成分の比重である。
錠剤空隙率=V−(W/p)/V・・・・・(3)
下記数式(3)により、錠剤空隙率 を算出した。なお、下記数式(3)中、Vは錠剤体積、Wは錠剤質量、pは錠剤を構成する成分の比重である。
錠剤空隙率=V−(W/p)/V・・・・・(3)
(g)崩壊特性
平均崩壊時間は、DISINTEGRATION TESTER(富山産業)を用いて第16改正局方崩壊試験に準じて3回測定し、その平均値を求めた。
平均崩壊時間は、DISINTEGRATION TESTER(富山産業)を用いて第16改正局方崩壊試験に準じて3回測定し、その平均値を求めた。
実施例1および比較例1〜3は表1の配合処方にしたがって製剤サンプルを作製した。
球状の無水リン酸水素カルシウム94.527%、崩壊剤としてクロスポビドン(Kollidon CL‐F(BASF JAPAN株式会社))4.975%および滑沢剤としてステアリン酸マグネシウム0.498%の配合比で混合し、圧縮プロセス解析装置(TabAll(岡田精工))を用いて設定質量200mg、φ8mmの平面杵を用いて打錠圧100MPaにて打錠し、製剤サンプル1を得た。
用いた球状の無水リン酸水素カルシウムの粒子形状は図2に、平均粒子径、真密度、BET比表面積、粉体の全細孔体積および弾性回復率ついては表2にそれぞれ示す。サンプル1の物性評価値を表3に示す。
用いた球状の無水リン酸水素カルシウムの粒子形状は図2に、平均粒子径、真密度、BET比表面積、粉体の全細孔体積および弾性回復率ついては表2にそれぞれ示す。サンプル1の物性評価値を表3に示す。
(比較例1)
球状の無水リン酸水素カルシウムを無水リン酸水素カルシウム(日本薬局方無水リン酸水素カルシウムGS(協和化学工業株式会社))とした以外は実施例1と同様にして打錠し、製剤サンプル2を得た。
用いた無水リン酸水素カルシウムの粒子形状は図3に、平均粒子径、真密度、BET比表面積、粉体の全細孔体積および弾性回復率ついては表2にそれぞれ示す。サンプル2の物性評価値を表3に示す。
球状の無水リン酸水素カルシウムを無水リン酸水素カルシウム(日本薬局方無水リン酸水素カルシウムGS(協和化学工業株式会社))とした以外は実施例1と同様にして打錠し、製剤サンプル2を得た。
用いた無水リン酸水素カルシウムの粒子形状は図3に、平均粒子径、真密度、BET比表面積、粉体の全細孔体積および弾性回復率ついては表2にそれぞれ示す。サンプル2の物性評価値を表3に示す。
(比較例2)
崩壊剤を低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(NBD−022(信越化学工業株式会社))とした以外は実施例1と同様にして打錠し、製剤サンプル3を得た。サンプル3の物性評価値を表3に示す。
崩壊剤を低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(NBD−022(信越化学工業株式会社))とした以外は実施例1と同様にして打錠し、製剤サンプル3を得た。サンプル3の物性評価値を表3に示す。
(比較例3)
球状の無水リン酸水素カルシウムを無水リン酸水素カルシウム(日本薬局方無水リン酸水素カルシウムGS(協和化学工業株式会社))とし、崩壊剤を低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(NBD−022(信越化学工業株式会社))とした以外は実施例1と同様にして打錠し、製剤サンプル5を得た。サンプル4の物性評価値を表3に示す。
球状の無水リン酸水素カルシウムを無水リン酸水素カルシウム(日本薬局方無水リン酸水素カルシウムGS(協和化学工業株式会社))とし、崩壊剤を低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(NBD−022(信越化学工業株式会社))とした以外は実施例1と同様にして打錠し、製剤サンプル5を得た。サンプル4の物性評価値を表3に示す。
実施例1で用いた球状の無水リン酸水素カルシウムは、表面が滑らかな球状の粒子形状を示し、微細な一次粒子の凝集体である(図2)。一方、比較例1で用いた無水リン酸水素カルシウムの粒子形状は球状でなく、一次粒子が確認できるほどの大きさの凝集体である(図3)。そのため、実施例1で用いた球状の無水リン酸水素カルシウムは、比較例1で用いた無水リン酸水素カルシウムに比べて平均粒子径およびBET比表面積がともに大きい。
また、実施例1で用いた球状の無水リン酸水素カルシウムは、比較例1で用いた無水リン酸水素カルシウムに比べて弾性回復率が非常に小さいことから、粒子形状を変更することで粉体同士の粒子間結合が強化されていると考えられる。
また、実施例1で用いた球状の無水リン酸水素カルシウムは、比較例1で用いた無水リン酸水素カルシウムに比べて弾性回復率が非常に小さいことから、粒子形状を変更することで粉体同士の粒子間結合が強化されていると考えられる。
サンプル1は十分な強度があるにもかかわらず、非常に優れた崩壊性を示した。これは非常に高い錠剤空隙率が保持されており、錠剤内部に水が浸透しやすい構造であることから、速やかな崩壊性が実現していると考えられる。サンプル2および4は速やかな崩壊を示すが、引張強度は低いため実用的な強度とは言えない。サンプル3は十分な錠剤強度を示したが、サンプル1に比べて崩壊性が大きく劣る。
実施例2〜4および比較例4〜8は表4の配合処方にしたがって製剤サンプルを作製した。
(比較例4)
球状の無水リン酸水素カルシウム98.507%、崩壊剤としてクロスポビドン(Kollidon CL‐F(BASF JAPAN株式会社))0.995%とした以外は実施例1と同様にして打錠し、製剤サンプル5を得た。サンプル5の物性評価値を表5に示す。
球状の無水リン酸水素カルシウム98.507%、崩壊剤としてクロスポビドン(Kollidon CL‐F(BASF JAPAN株式会社))0.995%とした以外は実施例1と同様にして打錠し、製剤サンプル5を得た。サンプル5の物性評価値を表5に示す。
球状の無水リン酸水素カルシウム97.512%、崩壊剤としてクロスポビドン(Kollidon CL‐F(BASF JAPAN株式会社))1.990%とした以外は実施例1と同様にして打錠し、製剤サンプル6を得た。サンプル6の物性評価値を表5に示す。
球状の無水リン酸水素カルシウム96.517%、崩壊剤としてクロスポビドン(Kollidon CL‐F(BASF JAPAN株式会社))2.985%とした以外は実施例1と同様にして打錠し、製剤サンプル7を得た。サンプル7の物性評価値を表5に示す。
球状の無水リン酸水素カルシウム95.522%、崩壊剤としてクロスポビドン(Kollidon CL‐F(BASF JAPAN株式会社))3.980%とした以外は実施例1と同様にして打錠し、製剤サンプル8を得た。サンプル8の物性評価値を表5に示す。
(比較例5)
球状の無水リン酸水素カルシウムを無水リン酸水素カルシウム(日本薬局方無水リン酸水素カルシウムGS(協和化学工業株式会社))とした以外は比較例4と同様にして打錠し、製剤サンプル9を得た。サンプル9の物性評価値を表5に示す。
球状の無水リン酸水素カルシウムを無水リン酸水素カルシウム(日本薬局方無水リン酸水素カルシウムGS(協和化学工業株式会社))とした以外は比較例4と同様にして打錠し、製剤サンプル9を得た。サンプル9の物性評価値を表5に示す。
(比較例6)
球状の無水リン酸水素カルシウムを無水リン酸水素カルシウム(日本薬局方無水リン酸水素カルシウムGS(協和化学工業株式会社))とした以外は実施例2と同様にして打錠し、製剤サンプル10を得た。サンプル10の物性評価値を表5に示す。
球状の無水リン酸水素カルシウムを無水リン酸水素カルシウム(日本薬局方無水リン酸水素カルシウムGS(協和化学工業株式会社))とした以外は実施例2と同様にして打錠し、製剤サンプル10を得た。サンプル10の物性評価値を表5に示す。
(比較例7)
球状の無水リン酸水素カルシウムを無水リン酸水素カルシウム(日本薬局方無水リン酸水素カルシウムGS(協和化学工業株式会社))とした以外は実施例3と同様にして打錠し、製剤サンプル11を得た。サンプル11の物性評価値を表5に示す。
球状の無水リン酸水素カルシウムを無水リン酸水素カルシウム(日本薬局方無水リン酸水素カルシウムGS(協和化学工業株式会社))とした以外は実施例3と同様にして打錠し、製剤サンプル11を得た。サンプル11の物性評価値を表5に示す。
(比較例8)
球状の無水リン酸水素カルシウムを無水リン酸水素カルシウム(日本薬局方無水リン酸水素カルシウムGS(協和化学工業株式会社))とした以外は実施例4と同様にして打錠し、製剤サンプル12を得た。サンプル12の物性評価値を表5に示す。
球状の無水リン酸水素カルシウムを無水リン酸水素カルシウム(日本薬局方無水リン酸水素カルシウムGS(協和化学工業株式会社))とした以外は実施例4と同様にして打錠し、製剤サンプル12を得た。サンプル12の物性評価値を表5に示す。
球状の無水リン酸水素カルシウムとクロスポビドンの組み合わせは、サンプル6で示すようにクロスポビドンを1.990%添加した場合に速やかな崩壊性を示した。また、クロスポビドンの添加量が2.985%、3.980%と増大して場合においても崩壊時間、錠剤強度はいずれも優れていた(表5)。サンプル5で示すようにクロスポビドンの添加量が0.995%の場合は崩壊性が著しく悪くなった。これは崩壊剤の添加量が少ないために崩壊性に寄与しなかったと考えられる。サンプル9〜12で示す無水リン酸水素カルシウムを用いた場合では、いずれも球状の無水リン酸水素カルシウムを配合した場合と比べて崩壊時間が悪くなった。
実施例5および比較例9は表6の配合処方にしたがって製剤サンプルを作製した。
無水リン酸水素カルシウム以外の薬効成分としてアセトアミノフェン9.950%、賦形剤として球状の無水リン酸水素カルシウム84.577%、崩壊剤としてクロスポビドン(Kollidon CL‐F(BASF JAPAN株式会社))4.975%および滑沢剤としてステアリン酸マグネシウム0.498%の配合比で混合し、圧縮プロセス解析装置(TabAll(岡田精工))を用いて設定質量200mg、φ8mmの平面杵を用いて打錠圧100MPaにて打錠し、製剤サンプル13を得た。サンプル13の物性評価値を表7に示す。
(比較例9)
球状の無水リン酸水素カルシウムを乳糖(ダイラクトーズS(フロイント産業))とした以外は実施例5と同様に打錠し、サンプル14を得た。サンプル14の物性評価値を表7に示す。
球状の無水リン酸水素カルシウムを乳糖(ダイラクトーズS(フロイント産業))とした以外は実施例5と同様に打錠し、サンプル14を得た。サンプル14の物性評価値を表7に示す。
サンプル13のように球状の無水リン酸水素カルシウムを賦形剤とし、さらに無水リン酸カルシウム以外の主薬成分を配合した錠剤は、実用的強度および速やかな崩壊性を示した(表7)。一方、サンプル14のように汎用の賦形剤である乳糖を配合した錠剤は、強度および崩壊性がともに悪くなった(表7)。すなわち、無水リン酸水素カルシウムとクロスポビドンに加えて薬効成分を配合した場合も、硬度と崩壊性に優れた錠剤となる。
Claims (5)
- (a)平均粒子径が50〜100μm、BET比表面積が5〜30m2/gの球状の無水リン酸水素カルシウム、及び(b)平均粒子径が20〜40μmのクロスポビドンを含有することを特徴とする錠剤で、錠剤の全重量を基準として前記(a)成分が65.0〜98.0%、及び前記(b)成分が1.5〜5.0%であり、引張強度が1.2〜2.2MPaかつ平均崩壊時間が2〜7秒である錠剤。
- 無水リン酸水素カルシウム以外の薬効成分として内服用薬剤を、錠剤の全重量を基準として0.01〜25%含有する請求項1記載の錠剤。
- 球状の無水リン酸水素カルシウムの弾性回復率が0.01〜2%以下である請求項1または2のいずれかに記載の錠剤。
- 球状の無水リン酸水素カルシウムの粉体での全細孔体積が0.8〜2.0ml/gである請求項請求項1〜3のいずれかに記載の錠剤。
- 錠剤の空隙率が圧縮圧100MPaで40〜50%の請求項1〜4のいずれかに記載の錠剤。
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