JP2015204905A - 歯間ケア用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ケア体の強度を十分に確保した上で、ケア体を構成する複数のケア部に、口腔組成物吐出体内に収容された口腔組成物を効率良く供給することの可能な歯間ケア用具を提供することを目的とする。
【解決手段】ケア体12は、吐出用貫通部19から吐出された口腔組成物を受け取ることが可能な位置に設けられ、ケア部26に口腔組成物が向かうように、口腔組成物を誘導する誘導部27を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケア体を構成する複数のケア部に、口腔組成物吐出体内に収容された口腔組成物を供給し、該複数のケア部により、歯間のケアを行う歯間ケア用具に関する。
歯間ケア用具である歯間ブラシは、歯ブラシでは取り除きにくい歯と歯の間の挟まった食物残渣や歯垢等の汚れを効率良く除去したり、歯間部の歯肉をマッサージしたりするためのツールである。
また、歯間部には歯周病の原因菌等が多く潜んでいる。このため、従来、歯間ブラシのブラシに口腔内組成物を付着させて、歯間のケアを行うことが実施されている。
しかしながら、通常の歯間ブラシでは、ケア部に口腔内組成物を保持させることが困難であるため、口腔内組成物を保持するケア部を歯間へ挿入する前の段階で、ケア部から口腔内組成物が簡単に取れてしまうという問題があった。
また、歯間ケアする度に、ケア部に口腔内組成物を保持させる作業を繰り返すことは煩雑である。
このような問題を解決可能な従来技術として、特許文献1〜3がある。
特許文献1には、フィラメントをワイヤに挟んだ後、該ワイヤを捻ってなるブラシと、ワイヤを埋没する挿通孔を形成した合成樹脂製の柄と、からなる歯間ブラシにおいて、柄の内部に挿通孔と連通する室を形成すると共に、室に到達する毛管を挿通孔に嵌挿した上、該毛管にブラシのワイヤを埋没して柄に固定させ、さらに、室に液ハミガキを充填した歯間ブラシが開示されている。
特許文献2には、弾性を有する材料で空洞を有する把手を形成し、該空洞に薬液類を収容すると共に、歯間ブラシ基部を把手一端開口部に嵌脱かつ密封可能に嵌着する一方、ブラシ基部と空洞とを連通する薬液供給小孔を穿設して、その一端をブラシ基部に開口させた歯間清掃具が開示されている。
特許文献3には、ケア体である歯間ブラシ体の軸部内部に設けられた流通路に、薬剤を供給する薬剤一体型ケア具が開示されている。
特許第3844261号公報 実開昭63−194633号公報 国際公開第2012/018030号
しかしながら、特許文献1に開示された歯間ブラシでは、ワイヤが挿入される挿通孔(ワイヤを固定する孔)を介して、ブラシに液ハミガキを供給する構成とされているため、ワイヤの固定を優先すると、ブラシに液ハミガキを供給しにくいという問題があった。
特許文献2に開示された歯間清掃具では、薬液供給小孔とブラシ毛と離間して配置されているため、薬液供給小孔から供給された薬液類をブラシ毛まで供給することが困難であるという問題があった。
特許文献3に開示された薬剤一体型ケア具では、ケア体である歯間ブラシ体の軸部内部に薬剤を流通させるための流通路を設けているため、ケア体の強度を十分に得ることができないという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、ケア体の強度を十分に確保した上で、ケア体を構成する複数のケア部に、口腔組成物吐出体内に収容された口腔組成物を効率良く供給することの可能な歯間ケア用具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る歯間ケア用具は、内部に口腔組成物が収容される中空部、及び該中空部に到達するように一方の端部を貫通し、前記口腔組成物を吐出する吐出用貫通部を含む口腔組成物吐出体と、所定の方向に延在する支持部、及び該支持部の外周面から突出するケア部を含み、前記吐出用貫通部の一端を露出するように、前記口腔組成物吐出体の前記一方の端部に配置されたケア体と、を有し、前記ケア体は、前記吐出用貫通部から吐出された前記口腔組成物を受け取ることが可能な位置に設けられ、前記ケア部に前記口腔組成物が向かうように、前記口腔組成物を誘導する誘導部を有することを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る歯間ケア用具において、前記誘導部は、前記ケア体の外周面から突出すると共に、前記所定の方向に延在し、かつ対向配置された一対のガイド壁と、該一対のガイド壁間に配置された前記ケア体と、で区画された溝部であってもよい。
また、上記本発明の一態様に係る歯間ケア用具において、前記吐出用貫通部は、前記口腔組成物吐出体から露出され、前記誘導部に前記口腔組成物を吐出する吐出口を有し、
前記吐出口を前記一対のガイド壁間に配置してもよい。
また、上記本発明の一態様に係る歯間ケア用具において、前記誘導部は、前記所定の方向に延在する前記ケア体に設けられた凹部であってもよい。
また、上記本発明の一態様に係る歯間ケア用具において、前記ケア部は、前記支持部の周方向、及び前記所定の方向に対して複数配置されており、前記誘導部は、少なくとも前記口腔組成物吐出体の一方の端部と、前記所定の方向に配置された複数の前記ケア部のうち、前記口腔組成物吐出体の前記一方の端部に対して最も近くに配置された前記ケア部と、の間に配置してもよい。
また、上記本発明の一態様に係る歯間ケア用具において、前記ケア部は、前記所定の方向に延在する羽状ケア部であり、前記羽根状ケア部は、前記支持部の外周面に複数配置されており、前記誘導部は、前記吐出用貫通部を構成する吐出口を挟み込むように、隣接して配置された2つの前記羽根状ケア部と、該2つの羽根状ケア部間に配置された前記ケア体と、で区画された溝部であってもよい。
また、上記本発明の一態様に係る歯間ケア用具において、前記ケア体は、前記所定の方向に延在し、かつ合成樹脂よりなる芯部を有し、前記支持部は、前記芯部を覆うように配置されており、前記支持部及び前記ケア部の材料は、軟質素材であってもよい。
本発明の歯間ケア用具によれば、内部にケア部に口腔組成物を輸送するための流通路がないケア体を用いることで、ケア体の強度を十分に確保できると共に、ケア体を構成するケア部に、口腔組成物吐出体内に収容された口腔組成物を効率良く供給することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る歯間ケア用具の側面図である。 図1に示す歯間ケア用具をB視した図である。 図1に示す歯間ケア用具のA−A線方向の切断面をC視した図である。 第1の実施の形態の第1変形例に係る誘導部を説明するための図である。 吐出用貫通部の他の例を説明するための図である。 第1の実施の形態の第2変形例に係る誘導部、及び吐出用貫通部のその他の例を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態に係る歯間ケア用具の側面図である。 図7に示す歯間ケア用具をD視した図である。 本発明の第3の実施の形態に係る歯間ケア用具の側面図である。 図9に示す歯間ケア用具をF視した図である。 図9に示す歯間ケア用具のE−E線方向の切断面をG視した図である。 本発明の第4の実施の形態に係る歯間ケア用具の側面図である。 図12に示す歯間ケア用具をH視した図である。 第4の実施の形態の変形例に係るケア体の側面図である。 図14に示すケア体のI−I線方向の断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る歯間ケア用具の側面図である。 図16に示す歯間ケア用具のJ−J線方向の断面をK視した図である。 本発明の第6の実施の形態に係る歯間ケア用具の側面図であり、歯間ケア用具を構成する本体部からキャップ部を外した状態を模式的に示す図である。 図18に示すキャップ部を本体部に装着させた歯間ケア用具の側面図である。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、本発明の実施形態の構成を説明するためのものであり、図示される各部の大きさや厚さや寸法等は、実際の歯間ケア用具の寸法関係とは異なる場合がある。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る歯間ケア用具の側面図である。図2は、図1に示す歯間ケア用具をB視した図である。
図1及び図2では、中空部16に口腔組成物を充填する前の段階(言い換えれば、充填用貫通部18を消滅させる前の段階)の歯間ケア用具10を図示する。
図1に示すZ方向は、一対のガイド壁31,32の突出方向(言い換えれば、上下方向)を示している。図1及び図2に示すX方向は、Y方向及びZ方向に対して直交する方向であり、ケア体12を構成する支持部24の延在方向(所定の方向)を示している。
図2に示すY方向は、X方向と直交する方向(言い換えれば、一対のガイド壁31,32の配置方向)を示している。図2において、図1に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。また、図2では、図1に点線で示す芯部23の図示を省略する。
図1及び図2を参照するに、第1の実施の形態の歯間ケア用具10は、口腔組成物吐出体11と、ケア体12と、を有する。
口腔組成物吐出体11は、口腔組成物を収容でき、かつ該口腔組成物を吐出可能なものであれば特に限定されない。口腔組成物吐出体11としては、例えば、ボトルやフィルムによるピロー包装等を用いることができる。
口腔組成物吐出体11は、本体部15と、中空部16と、充填用貫通部18と、吐出用貫通部19と、を有する。
本体部15は、中空部16、充填用貫通部18、及び吐出用貫通部19を区画するための容器であり、X方向に延在している。本体部15は、その先端側にケア体12が接続される平坦な面である接続面15aを有する。
本体部15は、後述する芯部23と一体としてもよいし、別体としてもよい。
本体部15と芯部23とを一体成型する場合、本体部15の材料としては、例えば、芯部23と同じ材料を用いることができる。
本体部15と芯部23とを別々に成型する場合には、本体部15の材料としては、例えば、低密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−ポリビニルアルコール共重合樹脂、ナイロン等を単独、或いは2種以上を混合させた混合物を用いることができる。
また、本体部15と芯部23とを別々に成型する場合には、本体部15の材料として、アルミ箔とプラスチックフィルムを貼り合せたラミネートを用いてもよい。
中空部16は、本体部15内に設けられており、X方向に延在している。中空部16には、図示していない口腔組成物を収容するための空間である。
ここで、該口腔組成物について説明する。上記口腔組成物としては、例えば、液体歯磨き剤や口腔内に用いられる有効成分を含有する薬液を用いることができる。
該有効成分としては、例えば、歯質強化成分、殺菌成分、抗炎症成分、抗酸化成分、血流促進成分等を用いることができる。
上記歯質強化成分としては、例えば、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化スズ等のフッ素化合物等を用いることができる。
上記殺菌成分としては、例えば、フェノール、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、第4級アンモニウム塩系殺菌剤である塩化セチルピリジウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化デカリニウム、ビグアナイド系殺菌剤のグルコン酸クロルヘキシジン等を用いることができる。
上記抗炎症成分としては、例えば、トラネキサム酸、イプシロンカプロン酸、β−グリチルリチン酸、グリチルリチン酸ジカリウム、アズレン、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、ケトプロフェン等を用いることができる。
上記抗酸化成分としては、例えば、アスコルビン酸、リン酸アスコルビルマグネシウムなどのビタミンC誘導体等を用いることができる。
上記血流促進成分としては、例えば、メントール、トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸トコフェロール等を用いることができる。
上記止血成分としては、例えば、アラントイン、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム等を用いることができる。
また、上記口腔組成物の状態としては、例えば、流動性があり、本体部15を押圧することで、吐出用貫通部19を介して、本体部15の外に吐出させることが可能な状態であればよい。
このような口腔組成物の状態としては、例えば、液体、ジェル状、クリーム状等を例示することができるが、吐出性やケア部26に対する塗布性を考慮すると、液体或いはジェル状が好ましい。
充填用貫通部18は、本体部15の後端を貫通するように設けられており、一方の端が中空部16に到達している。
充填用貫通部18は、中空部16に口腔組成物を充填後、充填用貫通部18に露出された本体部15を接合させることで、消滅する貫通部である。
充填用貫通部18の形状は、例えば、円柱形状にすることができる。この場合、充填用貫通部18の直径は、口腔組成物の粘度に依存するが、例えば、1mmとすることができる。
図3は、図1に示す歯間ケア用具のA−A線方向の切断面をC視した図である。図3において、図1及び図2に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図1〜図3を参照するに、吐出用貫通部19は、本体部15の先端(言い換えれば、一方の端部)を貫通するように設けられている。
吐出用貫通部19は、一方の端である吐出口19Aが接続面15a(言い換えれば、本体部15)から露出され、他方の端が中空部16に到達している。
吐出口19Aは、誘導部27に口腔組成物を吐出する部分であり、吐出用貫通部19の一部を構成している。吐出口19Aは、ケア体12の芯部23の直上であって、かつ誘導部27を構成する一対のガイド壁31,32間に配置されている。
このように、誘導部27を構成する一対のガイド壁31,32間に、誘導部27に口腔組成物を吐出する吐出口19Aを配置させることで、吐出口19Aから吐出される口腔組成物を誘導部27に効率良く供給することができる。
吐出用貫通部19の形状は、例えば、円柱形状にすることができる。この場合、吐出口19Aを含む吐出用貫通部19の直径は、例えば、200〜600μmの範囲内で適宜設定することができる。
ケア体12は、芯部23と、支持部24と、ケア部26と、誘導部27と、を有する。
芯部23は、本体部15の接続面15aに設けられている。芯部23は、接続面15aから離間するX方向に延在している。
芯部23の形状は、例えば、接続面15aから離間するにつれて、その直径が小さくなるような円錐台形状にすることができる。芯部23は、本体部15と一体に構成してもよいし、別体としてもよい。
芯部23の材料としては、例えば、金型成型の容易な樹脂である合成樹脂を用いるとよい。芯部23の材料となる合成樹脂としては、例えば、ポリスチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、セルロースプロピオネート樹脂、ポリアリレート樹脂、飽和ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリロニトリルスチレン樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリブチレンテレフタレート、生分解性樹脂等の樹脂を単独、或いは2種以上を混合させた混合物を用いることができる。
支持部24は、芯部23の表面のうち、誘導部27を構成する一対のガイド壁31,32間に配置された湾曲した表面23aを露出させた状態で、表面23a以外の芯部23の表面を覆うように配置されている。
これにより、支持部24は、X方向(所定の方向)に延在している。
ケア部26は、支持部24の外周面に設けられており、X方向に対して複数配置されている。複数のケア部26は、本体部15の接続面15aから離間するにつれてサイズが小さくなるように構成されている。複数のケア部26は、支持部24と一体に構成(言い換えれば、一体成型)されている。
複数のケア部26の形状は、例えば、薄板リング形状とすることができる。このように、複数のケア部26の形状を薄板リング形状にすることで、歯間の汚れを掻き出す効果を向上させることができる。
誘導部27は、一対のガイド壁31,32と、一対のガイド壁31,32間に配置された芯部23の表面23aと、で構成されている。
一対のガイド壁31,32は、複数のケア部26のうち、本体部15に最も近接して配置されたケア部26(以下、説明の便宜上、この「ケア部26」を「ケア部26−1」という(図1及び図2参照))と、本体部15の接続面15aと、の間に位置する支持部24の両端(言い換えれば、支持部24の外周面)からZ方向に突出している。
一対のガイド壁31,32は、支持部24と一体に構成されている。一対のガイド壁31,32は、Y方向において、対向するように配置されている。一対のガイド壁31,32は、吐出口19Aを挟み込むように配置されている。
一対のガイド壁31,32は、その一方の端が本体部15の接続面15aと接続されており、他方の端がケア部26−1と接続されている。
このように、一方の端が本体部15の接続面15aと接続され、他方の端がケア部26−1と接続され、かつ対向配置された一対のガイド壁31,32を設けることで、一対のガイド壁31,32、及び芯部23の表面23aで区画された溝部を構成することが可能となるので、該溝部により、吐出口19Aから吐出された口腔組成物をケア部26−1に対して確実に供給することができる。
また、誘導部27は、芯部23の径の一部を細くすることで、ケア部26−1に口腔組成物を供給する溝部を区画するのではなく、ケア部26−1と本体部15の接続面15aとの間に位置する支持部24の両端からZ方向に突出する一対のガイド壁31,32を設けることで、ケア部26−1に口腔組成物を供給する溝部を区画している。
このため、誘導部27を設けることで、芯部23の太さが細くなることがないため、芯部23の強度を十分に保つことができる。
つまり、上記誘導部27を用いることで、ケア体12の内部に口腔組成物を輸送する流通路を形成する必要がないため、ケア体12の強度を十分に確保できると共に、ケア体12を構成するケア部26−1に、口腔組成物吐出体11内に収容された口腔組成物を効率良く供給することができる。
Y方向における一対のガイド壁31,32の厚さは、例えば、支持部24と同じ厚さにすることができる。具体的には、Y方向における一対のガイド壁31,32の厚さは、例えば、200μmとすることができる。
また、吐出口19Aの直径が400μmの場合、芯部23の表面のうち、支持部24で覆われた部分と表面23aとの境界を基準としたときのZ方向における一対のガイド壁31,32の高さは、例えば、800μmとすることができる。
この場合、一対のガイド壁31,32、及び表面23aで区画される溝部のY方向の幅は、例えば、900μmとすることができる。
上記説明した支持部24、ケア部26、及び一対のガイド壁31,32の材料としては、例えば、軟質素材を用いることができる。
このように、支持部24及びケア部26の材料として、軟質素材を用いることで、歯間部にケア体12を挿入する際に、ケア体12により、歯間に位置する歯肉が傷付くことを抑制できると共に、該歯肉をマッサージする効果も得ることができる。
支持部24、ケア部26、及び一対のガイド壁31,32の材料となる軟質材料としては、例えば、オレフィン系エラストマー、塩化ビニル系エラストマー、スチレン系エラストマー、ウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー等の熱可塑性エラストマー樹脂、或いは、シリコンゴム、ウレタンゴム、天然ゴム、合成ゴムなどの熱硬化性エラストマーを用いることができる。
第1の実施の形態の歯間ケア用具によれば、内部に口腔組成物が収容される中空部16、及び中空部16に到達するように一方の端部を貫通し、口腔組成物を吐出する吐出用貫通部19を含む口腔組成物吐出体11と、X方向に延在する支持部24、及び支持部24の外周面から突出する複数のケア部26(ケア部26−1も含む)を含み、吐出用貫通部19の吐出口19A(吐出用貫通部19の一端)を露出するように、口腔組成物吐出体11の一方の端部に配置されたケア体12と、を有し、ケア体12が、吐出用貫通部19から吐出された口腔組成物を受け取ることが可能な位置に設けられ、ケア部26−1に口腔組成物が向かうように、口腔組成物を誘導する誘導部27を含むことにより、ケア体12の内部に口腔組成物を輸送する流通路を設ける必要がなくなるため、ケア体12の強度を十分に確保できると共に、ケア体12を構成するケア部26−1に、口腔組成物吐出体11内に収容された口腔組成物を効率良く供給することができる。
また、一対のガイド壁31,32と、一対のガイド壁31,32間に配置された芯部23の表面23aと、で誘導部27を構成することで、芯部23の径の一部を細くすることなく、誘導部27を構成することが可能となる。
これにより、芯部23の強度を低下させることなく、ケア部26−1に口腔組成物を誘導する誘導部27を構成することができる。
なお、第1の実施の形態では、一対のガイド壁31,32、及び芯部23の表面23aにより、誘導部27を構成した場合を例に挙げて説明したが、誘導部27に替えて、誘導部27の形成領域に対応する芯部23に、凹部(図示せず)を設け、該凹部を誘導部として用いてもよい。
この場合、ケア体である歯間ブラシ体の軸部内部に口腔組成物を流通させるための流通路を有する特許文献3に開示された薬剤一体型ケア具のケア体と比較して、ケア体の強度を十分に確保することが可能となる。
したがって、この場合、ケア体の強度を十分に確保した上で、ケア体を構成するケア部に、口腔組成物吐出体内に収容された口腔組成物を効率良く供給することができる。
図4は、第1の実施の形態の第1変形例に係る誘導部を説明するための図である。図4において、図3に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図4を参照するに、第1の実施の形態の第1変形例に係る誘導部35は、表面23aに替えて、平坦面23bを有すること以外は、図3に示す第1の実施の形態の誘導部27と同様に構成される。
平坦面23bは、一対のガイド壁31,32間に位置する芯部23を平坦にすることで形成される面である。
このように、一対のガイド壁31,32、及び芯部23の平坦面23bにより構成された誘導部35を有することで、図3に示す湾曲した表面23aを構成要素とする誘導部27よりも、図1及び図2に示すケア部26−1に向かう方向に口腔組成物を流れやすくすることが可能となるため、ケア部26−1に口腔組成物をさらに効率良く供給することができる。
なお、図4では、図3に示す吐出口19Aの位置を変更していないため、Z方向に対して平坦面23bと吐出口19Aとが離間しているが、図4に示す吐出口19Aの位置を下方に下げて、平坦面23bと吐出口19Aとを近接して配置してもよい。
また、先に説明した図3において、吐出口19Aを芯部23の表面23aの上方に配置することで、吐出口19Aと表面23aとを離間して配置させてもよいが、吐出口19Aと芯部23の表面23aとを近接して配置することが好ましい。
図5は、吐出用貫通部の他の例を説明するための図である。図5において、図4に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図5を参照するに、他の吐出用貫通部38は、図3に示す吐出用貫通部19とは形状が異なること以外は、吐出用貫通部19と同様に構成される。
吐出用貫通部38の形状は、四角柱とされている。吐出用貫通部38を構成する吐出口38Aは、長方形とされており、接続面15aから露出されている。吐出口38Aは、平坦面23bの直上に配置されている。
Y方向における吐出口38Aの幅は、一対のガイド壁31,32間の幅と等しくなるように構成されている。
このように、平坦面23bを有する誘導部35と、平坦面23bの直上に配置され、Y方向の幅が一対のガイド壁31,32間の幅と等しく、かつ長方形とされた吐出口38Aを含む吐出用貫通部38と、を有することにより、図3及び図4に示す構造体と比較して、ケア部26−1に、より多くの量の口腔組成物を効率良く供給することができる。
平坦面23bを基準としたときのZ方向の吐出口38Aの高さは、一対のガイド壁31,32の高さよりも低くなるように構成されている。
平坦面23bを基準としたときのZ方向の一対のガイド壁31,32の高さが800μmの場合、平坦面23bを基準としたときのZ方向の吐出口38Aの高さは、例えば、400μmとすることができる。
なお、先に説明した図3に示す構造体において、図3に示す吐出用貫通部19に替えて、図5に示す吐出用貫通部38を用いてもよい。
図6は、第1の実施の形態の第2変形例に係る誘導部、及び吐出用貫通部のその他の例を説明するための図である。図6において、図4に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図6を参照するに、第1の実施の形態の第2変形例に係る誘導部41は、一対のガイド壁31,32を平坦面23bから上方に離間するにつれて、一対のガイド壁31,32間の距離が広くなるように、一対のガイド壁31,32を逆ハの字型に配置させたこと以外は、図4に示す誘導部35と同様に構成される。
このように、一対のガイド壁31,32を逆ハの字型に配置させることで、図3〜図5に示す構造体と比較して、一対のガイド壁31,32、及び平坦面23bで区画された溝部に、より多くの量の口腔組成物を収容させることが可能となるので、該溝部を介して、ケア部26−1により多くの量の口腔組成物を供給することができる。
図6を参照するに、その他の吐出用貫通部43は、円柱を半割した形状とされていること以外は、図4に示す吐出用貫通部19と同様に構成されている。吐出用貫通部43を構成する半円形状とされた吐出口43Aは、その直線部分が平坦面23bと重なるように配置されている。
このように、平坦面23b側に向かうにつれて幅が広くなる吐出口43Aを有することで、本体部15(図1及び図2参照)内に収容された口腔組成物を誘導部41に吐出させやすくすることができる。
なお、図3〜図5に示す一対のガイド壁31,32を、図6に示す一対のガイド壁31,32のように逆ハの字型に配置させてもよい。
また、先に説明した図3及び図4に示す構造体において、該構造体を構成する吐出用貫通部19に替えて、図6に示す吐出用貫通部43を用いてもよい。
ここで、第1の実施の形態の歯間ケア用具10の製造方法を簡単に説明する。
始めに、合成樹脂を口腔組成物吐出体11及び芯部23の母材とする射出成型により、図示していない第1の金型(口腔組成物吐出体11及び芯部23の形状に対応する中空部を有する金型)内に該合成樹脂を射出することで、口腔組成物吐出体11及び芯部23を成型する。
次いで、第1の金型から、一体成型された口腔組成物吐出体11及び芯部23を取り出す。次いで、歯間ケア用具10の形状に対応した中空部を有する第2の金型(図示せず)内の中空部に、成型された口腔組成物吐出体11及び芯部23を収容させる。
次いで、軟質素材を支持部24及び複数のケア部26の母材とする射出成型により、第2の金型内に該軟質素材を射出することで、支持部24及び複数のケア部26を成型する。
次いで、第2の金型から、歯間ケア用具10を取り出すことで、歯間ケア用具10が製造される。
その後、歯間ケア用具10の充填用貫通部18を介して、中空部16に口腔組成物を充填し、熱接着により、本体部15のうち、充填用貫通部18に露出された部分を接合させる。
(第2の実施の形態)
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る歯間ケア用具の側面図である。図7において、図1に示す第1の実施の形態の歯間ケア用具10と同一構成部分には、同一符号を付す。
図8は、図7に示す歯間ケア用具をD視した図である。図8において、図2及び図7に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図7及び図8を参照するに、第2の実施の形態の歯間ケア用具50は、第1の実施の形態の歯間ケア用具10を構成するケア体12(図1及び図2参照)に替えて、ケア体51を有すること以外は、歯間ケア用具10と同様に構成される。
ケア体51は、ケア体12を構成する支持部24、及び誘導部27に替えて、支持部52、及び誘導部54を有すること以外は、ケア体12と同様に構成される。
支持部52は、芯部23の基部23Aを露出するように、図1及び図2に示す支持部24の長さを短くしたこと以外は、支持部24と同様に構成される。
このように、支持部52が芯部23の基部23Aを露出することで、支持部52と基部23Aとの境界には、支持部52の厚さ分の段差が形成されている。
誘導部54は、一対のガイド壁56,57と、一対のガイド壁56,57間に位置する芯部23(具体的には、基部23A)の表面23aと、一対のガイド壁56,57間に位置する支持部52と、で構成されている。
一対のガイド壁56,57は、本体部15の接続面15aとケア部26−1との間に配置されている。一対のガイド壁56,57は、Y方向において対向すると共に、吐出口19Aを挟み込むように配置されている。
ガイド壁56は、X方向に延在しており、一方の端が本体部15の接続面15aと接続されており、他方の端がケア部26−1と接続されている。ガイド壁56は、Z方向にも延在しており、その下端は、支持部52に露出された基部23A、及び接続面15aとケア部26−1との間に位置する支持部52と接続されている。
ガイド壁57は、X方向に延在しており、一方の端が本体部15の接続面15aと接続されており、他方の端がケア部26−1と接続されている。ガイド壁57は、Z方向にも延在しており、その下端は、支持部52に露出された基部23A、及び接続面15aとケア部26−1との間に位置する支持部52と接続されている。
Y方向における一対のガイド壁56,57の厚さは、例えば、先に説明した図2に示すガイド壁31,32と同じ厚さにすることができる。また、一対のガイド壁56,57間の間隔についても、先に説明したガイド壁31,32の間隔と同じ間隔にすることができる。
第2の実施の形態の歯間ケア用具によれば、X方向に延在しており、一方の端が本体部15の接続面15aと接続されると共に、他方の端がケア部26−1と接続され、かつ下端が支持部52に露出された基部23A、及び接続面15aとケア部26−1との間に位置する支持部52と接続された一対のガイド壁56,57と、一対のガイド壁56,57間に位置する芯部23(具体的には、基部23A)の表面23aと、一対のガイド壁56,57間に位置する支持部52と、で構成された誘導部54を有することで、ケア部26−1と接続面15aとの間に位置する支持部52と芯部23の基部23Aとの間に段差がある場合でも、該段差が障害となることなく、ケア部26−1に吐出口19Aから吐出された口腔組成物を効率良く供給することができる。
第2の実施の形態の歯間ケア用具50は、第1の実施の形態の歯間ケア用具10と同様な手法により製造することができる。
なお、第2の実施の形態では、一例として、吐出用貫通部19を用いた場合を例に挙げて説明したが、吐出用貫通部19に替えて、図5に示す吐出用貫通部38、或いは、図6に示す吐出用貫通部43を用いてもよい。
また、第2の実施の形態では、一対のガイド壁56,57をZ方向に延在させた場合を例に挙げて説明したが、図6に示す一対のガイド壁31,32のように、一対のガイド壁56,57を逆ハの字型となるように、Z方向に対して傾斜するように、一対のガイド壁56,57を延在させてもよい。
また、第2の実施の形態では、一対のガイド壁56,57、及び芯部23(具体的には、基部23A)の表面23aにより、誘導部54を構成した場合を例に挙げて説明したが、誘導部54に替えて、誘導部54の形成領域に対応する芯部23及び支持部52に、凹部(図示せず)を設け、該凹部を誘導部として用いてもよい。
この場合、ケア体である歯間ブラシ体の軸部内部に薬剤を流通させるための流通路を有する特許文献3に開示された薬剤一体型ケア具のケア体と比較して、ケア体の強度を十分に確保することが可能となる。
したがって、上記凹部を誘導部として用いることで、ケア体の強度を十分に確保できると共に、ケア体を構成するケア部に、口腔組成物吐出体内に収容された口腔組成物を効率良く供給することができる。
また、上記凹部は、一対のガイド壁56,57間において、芯部23と支持部24との境界に形成される段差をなくすように形成するとよい。これにより、該凹部により、ケア部26−1に口腔組成物を供給しやすくすることができる。
(第3の実施の形態)
図9は、本発明の第3の実施の形態に係る歯間ケア用具の側面図である。図9において、図1に示す第1の実施の形態の歯間ケア用具10と同一構成部分には、同一符号を付す。
図10は、図9に示す歯間ケア用具をF視した図である。図10において、図2及び図9に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。図10では、図9に点線で示す芯部23の図示を省略する。
図11は、図9に示す歯間ケア用具のE−E線方向の切断面をG視した図である。図11において、図9及び図10に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図9〜図11を参照するに、第3の実施の形態の歯間ケア用具60は、第1の実施の形態の歯間ケア用具10を構成するケア体12(図1及び図2参照)に替えて、ケア体61を有すること以外は、歯間ケア用具10と同様に構成される。
ケア体61は、ケア体12を構成する誘導部27に替えて、誘導部63を有すると共に、誘導部63の配設領域に位置する一部のケア部26(ケア部26−1を含む4つのケア部26)に、切欠き部26Aを形成したこと以外は、第1の実施の形態で説明したケア体12と同様に構成される。
誘導部63は、一対のガイド壁65,66と、芯部23に設けられた平坦面23cと、を有する。
ガイド壁65は、芯部23の先端側に図2に示すガイド壁31を延在させた構成とされている。ガイド壁65は、X方向に配置された複数のケア部26(図9及び図10の場合、一例として、13個のケア部26を図示)のうち、4個のケア部26(ケア部26−1を含む)を貫通するように設けられている。
ガイド壁65は、その一方の端が本体部15の接続面15aと接続されており、他方の端が接続面15a側から数えて5個目のケア部26(以下、説明の便宜上、このケア部26を「ケア部26−2」という)と接続されている。
ガイド壁66は、芯部23の先端側に図2に示すガイド壁32を延在させた構成とされている。つまり、ガイド壁66は、Y方向において、ガイド壁65と対向するように配置されている。
ガイド壁66は、X方向に配置された複数のケア部26のうち、4個のケア部26(ケア部26−1を含む)を貫通するように設けられている。ガイド壁66は、その一方の端が本体部15の接続面15aと接続されており、他方の端がケア部26−2と接続されている。
上記一対のガイド壁65,66は、支持部24と一体に構成されている。平坦面23cを基準としたときの一対のガイド壁65,66の高さは、例えば、800μmとすることができる。
平坦面23cは、一対のガイド壁65,66間に位置する芯部23に設けられた平坦な面である。
一対のガイド壁65,66、及び芯部23の平坦面23cは、ケア部26−1、ケア部26−1とケア部26−2との間に配置された3つのケア部26、及びケア部26−2に、吐出口19Aから吐出された口腔組成物を供給するための溝部を区画している。
切欠き部26Aは、ケア部26−1、及びケア部26−1とケア部26−2との間に配置された3つのケア部26に設けられている。
切欠き部26Aは、ケア部26−1、及びケア部26−1とケア部26−2との間に配置された3つのケア部26のうち、平坦面23cの上方に位置する部分を除去するように配置されている。
上記第3の実施の形態の歯間ケア用具60は、第1の実施の形態の歯間ケア用具10と同様な手法により製造することができる。
第3の実施の形態の歯間ケア用具によれば、X方向において、複数のケア部26のうち、いくつかのケア部26(図9及び10の場合、ケア部26−1を含む4個)を貫通する一対のガイド壁65,66、及び一対のガイド壁65,66間に配置された平坦面23cを含む誘導部63と、一対のガイド壁65,66が貫通するケア部26に設けられた切欠き部26Aと、を有することで、一対のガイド壁65,66が貫通する複数のケア部26(図9及び図10の場合、一例として、4個のケア部26)に口腔組成物を供給することができる。
なお、上記第3の実施の形態の歯間ケア用具60は、第1の実施の形態の歯間ケア用具10と同様な効果(具体的には、ケア体61の強度を十分に確保した上で、ケア体61を構成する複数のケア部26に、口腔組成物吐出体11内に収容された口腔組成物を効率良く供給することができるという効果)を得ることができる。
また、図9及び図10では、一対のガイド壁65,66の一例として、X方向に配置された4個のケア部26を貫通する場合を例に挙げて説明したが、一対のガイド壁65,66が貫通するケア部26の数は、1個以上であればよく、4個に限定されない。
また、第3の実施の形態では、一対のガイド壁65,66、及び芯部23の平坦面23cにより、誘導部63を構成した場合を例に挙げて説明したが、誘導部63に替えて、誘導部63の形成領域に対応する芯部23に、凹部(図示せず)を設け、該凹部を誘導部として用いてもよい。
この場合、ケア体である歯間ブラシ体の軸部内部に薬剤を流通させるための流通路を有する特許文献3に開示された薬剤一体型ケア具のケア体と比較して、ケア体の強度を十分に確保することが可能となる。
したがって、この場合、ケア体の強度を十分に確保した上で、ケア体を構成するケア部に、口腔組成物吐出体内に収容された口腔組成物を効率良く供給することができる。
(第4の実施の形態)
図12は、本発明の第4の実施の形態に係る歯間ケア用具の側面図である。図12において、図1に示す第1の実施の形態の歯間ケア用具10と同一構成部分には、同一符号を付す。
図13は、図12に示す歯間ケア用具をH視した図である。図13において、図2及び図12に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。図13では、図12に点線で示す芯部23の図示を省略する。
図12及び図13を参照するに、第4の実施の形態の歯間ケア用具70は、第1の実施の形態の歯間ケア用具10を構成するケア体12(図1及び図2参照)に替えて、ケア体71を有すること以外は、歯間ケア用具10と同様に構成される。
ケア体71は、第1の実施の形態で説明したケア体12を構成する複数のケア部26に替えて、複数のケア部73を有すること以外は、ケア体12と同様に構成される。
複数のケア部73は、支持部24の周方向及び延在方向(X方向)に所定の間隔で配置されている。ケア部73は、支持部24の周方向において、離間した状態で十字状に4個配置されている。
複数のケア部73は、支持部24から離間する方向に突出する円錐状の突起体である。複数のケア部73は、接続面15aから芯部23の先端に向かうにつれて、サイズが小さくなるように構成されている。
複数のケア部73は、支持部24と一体とされている。複数のケア部73の材料としては、第1の実施の形態で説明したケア部26と同様な材料を用いることができる。
誘導部27は、複数のケア部73のうち、接続面15aに近接して配置され、かつ吐出口19Aと対向するように配置されたケア部73(以下、説明の便宜上、このケア部73を「ケア部73−1」という)に、吐出口19Aから吐出された口腔組成物を供給する。
誘導部27により区画される溝部のY方向の幅は、例えば、ケア部73−1の基部のY方向の幅よりも広くするとよい。
このように、誘導部27により区画される溝部のY方向の幅を、ケア部73−1の基部のY方向の幅よりも広くすることで、支持部24の周方向に口腔組成物が供給されやすくなるため、該周方向に配置された複数のケア部73に口腔組成物を効率良く供給することができる。
上記説明したように、第1の実施の形態で説明した薄板リング形状とされた複数のケア部26に替えて、支持部24の周方向及び延在方向(X方向)に所定の間隔で配置された円錐形状の複数のケア部73を用いてもよく、このような構成とされた第3の実施の形態の歯間ケア用具70は、第1の実施の形態の歯間ケア用具10と同様な効果(具体的には、ケア体71の強度を十分に確保した上で、ケア体71を構成する複数のケア部73(ケア部73−1を含む)に、口腔組成物吐出体11内に収容された口腔組成物を効率良く供給することができるという効果)を得ることができる。
また、図12及び図13では、一例として、支持部24の周方向に十字状に4個のケア部73を配置させた場合を例に挙げて説明したが、支持部24の周方向に配置するケア部73の数は、複数であればよく、4個に限定されない。
さらに、図12及び図13では、ケア部74の形状の一例として、円錐形状を例に挙げて説明したが、ケア部74の形状は、口腔組成物を保持可能な形状であればよく、円錐形状に限定されない。
また、第4の実施の形態では、一対のガイド壁31,32、及び芯部23の表面23aにより、誘導部27を構成した場合を例に挙げて説明したが、誘導部27に替えて、誘導部27の形成領域に対応する芯部23に、凹部(図示せず)を設け、該凹部を誘導部として用いてもよい。
第4の実施の形態の歯間ケア用具70は、第1の実施の形態の歯間ケア用具10と同様な手法により製造することができる。
図14は、第4の実施の形態の変形例に係るケア体の側面図である。図14において、図9及び図12に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図15は、図14に示すケア体のI−I線方向の断面図である。図15において、図9〜図12に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図14及び図15を参照するに、第4の実施の形態の変形例に係るケア体75は、誘導部27(図12及び図13参照)に替えて、第3の実施の形態で説明した誘導部63を有し、かつ誘導部63を構成する一対のガイド壁65,66間に配置された複数のケア部73(図14の場合、一例として4個のケア部73(ケア部73−1を含む))を芯部23と一体に構成したこと以外は、図12及び図13に示すケア体71と同様に構成される。
上記構成とされたケア体75によれば、一対のガイド壁65,66間に、X方向に配置された複数のケア部73を挟み込むことで、X方向に配置された複数のケア部73に口腔組成物を供給させることができる。
なお、図15では、一例として、図6に示す一対のガイド壁31,32ように、逆ハの字型に一対のガイド壁65,66を突出(言い換えれば、Z方向に対して傾斜する方向に突出)させた場合を例に挙げて図示したが、図15に示す一対のガイド壁65,66は、図11に示す一対のガイド壁65,66のように、Z方向に延在するように、突出させてもよい。
また、図15では、誘導部63の構成要素として、平坦面23cを用いた場合を例に挙げて説明したが、平端面23cに替えて、図3に示す湾曲した表面23aを用いてもよい。
上記第4の実施の形態の変形例に係るケア体75では、一対のガイド壁65,66、及び芯部23の平坦面23cにより、誘導部63を構成した場合を例に挙げて説明したが、誘導部63に替えて、誘導部63の形成領域に対応する芯部23に、凹部(図示せず)を設け、該凹部を誘導部として用いてもよい。
この場合、誘導部63の形成領域に対応するケア部73は、該凹部の底面からZ方向に突出するように配置させるとよい。
(第5の実施の形態)
図16は、本発明の第5の実施の形態に係る歯間ケア用具の側面図である。図16において、図1に示す第1の実施の形態の歯間ケア用具10と同一構成部分には、同一符号を付す。
図17は、図16に示す歯間ケア用具のJ−J線方向の断面をK視した図である。図17において、図16に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図16及び図17を参照するに、第5の実施の形態の歯間ケア用具80は、第1の実施の形態の歯間ケア用具10を構成するケア体12(図1及び図2参照)に替えて、ケア体81を有すること以外は、歯間ケア用具10と同様に構成される。
ケア体81は、ケア体12を構成する複数のケア部26、及び誘導部27に替えて、羽状ケア部83〜86、及び誘導部88を有すること以外は、第1の実施の形態で説明したケア体12と同様に構成される。
羽状ケア部83は、支持部24の上部側に設けられており、支持部24の外周面からY方向と成す角度が45度となる方向に突出している。羽状ケア部83は、支持部24と一体に構成されている。
羽状ケア部83は、一方の端が接続面15aと接続されており、他方の端が支持部24の先端まで延在している。
羽状ケア部84は、支持部24の上部側に設けられており、支持部24の外周面からY方向と成す角度が135度となる方向に突出している。羽状ケア部84は、一方の端が接続面15aと接続されており、他方の端が支持部24の先端まで延在している。
羽状ケア部84は、羽状ケア部83と同様な部材であり、支持部24と一体に構成されている。羽状ケア部84は、羽状ケア部83とのなす角度が90度とされている。羽状ケア部83,84間には、吐出口19Aが配置されている。
羽状ケア部85は、支持部24の下部側に設けられており、支持部24及び芯部23を介して、羽状ケア部83と対向するように配置されている。羽状ケア部85は、支持部24と一体に構成されている。
羽状ケア部85は、一方の端が接続面15aと接続されており、他方の端が支持部24の先端まで延在している。羽状ケア部85は、羽状ケア部83と同様な形状とされている。
羽状ケア部86は、支持部24の下部側に設けられており、支持部24及び芯部23を介して、羽状ケア部84と対向するように配置されている。羽状ケア部86は、支持部24と一体に構成されている。
羽状ケア部86は、一方の端が接続面15aと接続されており、他方の端が支持部24の先端まで延在している。羽状ケア部86は、羽状ケア部83と同様な形状とされている。
上記説明したように、羽状ケア部83〜86は、十字状に配置されている。羽状ケア部83〜86の材料としては、例えば、支持部24と同じ材料を用いることができる。
誘導部88は、羽状ケア部83の基部83Aと、羽状ケア部84の基部84Aと、羽状ケア部83,84間に配置された支持部24の表面24aと、で区画されている。誘導部88は、接続面15aから支持部24の先端まで延在する溝部である。
第5の実施の形態の歯間ケア用具によれば、接続面15aから支持部24の先端に延在し、吐出口19Aを挟むように、支持部24の上部側に配置された羽状ケア部83,84を有することで、別途、口腔組成物を誘導する誘導部を設けることなく、羽状ケア部83の基部83Aと、羽状ケア部84の基部84Aと、羽状ケア部83,84間に配置された支持部24の表面24aと、で誘導部88を区画することができる。
また、誘導部88を構成する羽状ケア部83,84が、口腔組成物を誘導するガイド壁として機能するため、接続面15aから支持部24の先端までの区間に、吐出口19Aから吐出された口腔組成物を供給することができる。
第5の実施の形態の歯間ケア用具80は、第1の実施の形態の歯間ケア用具10と同様な手法により製造することができる。
なお、図17では、一例として、支持部24の周方向に4個の羽状ケア部(具体的には、羽状ケア部83〜86)を配置させた場合を例に挙げて説明したが、支持部24の周方向に配置する羽状ケア部の数は複数であればよく、4個に限定されない。
また、図16及び図17では、支持部24に対して、直線状に羽状ケア部83〜86を配置させた場合を例に挙げて説明したが、直線状の羽状ケア部83〜86に替えて、例えば、支持部24に対して、曲線状に複数の羽状ケア部を配置させてもよい。
また、図16及び図17では、一例として、円形とされた吐出口19Aを図示したが、吐出口の形状は、これに限定されない。また、吐出口19Aの形成位置は、羽状ケア部83,84間であればよく、図17に示す位置に限定されないが、支持部24の表面24aの近傍に配置することが好ましい。
(第6の実施の形態)
図18は、本発明の第6の実施の形態に係る歯間ケア用具の側面図であり、歯間ケア用具を構成する本体部からキャップ部を外した状態を模式的に示す図である。図18において、図1に示す第1の実施の形態の歯間ケア用具10と同一構成部分には、同一符号を付す。
図19は、図18に示すキャップ部を本体部に装着させた歯間ケア用具の側面図である。図19において、図18に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図18及び図19を参照するに、第6の実施の形態の歯間ケア用具90は、第1の実施の形態の歯間ケア用具10を構成する口腔組成物吐出体11に替えて、口腔組成物吐出体91及びキャップ部92を有すること以外は、歯間ケア用具10と同様に構成される。
口腔組成物吐出体91は、充填用貫通部18及び吐出用貫通部19を構成要素から除き、これらに替えて、おねじ部94と、おねじ部94の中央を貫通し、かつ中空部16と接続された充填口95と、を有する。
キャップ部92は、ケア体12と一体に構成されている。ケア体12は、キャップ部92の接続面92aに配置されている。
キャップ部92は、おねじ部94を収容する収容部97と、収容部97の側壁に設けられ、おねじ部94と螺合するめねじ部98と、収容部97と接続面92aとの間に位置するキャップ部92を貫通する吐出用貫通部19と、を有する。
上記構成とされた第6の実施の形態の歯間ケア用具90は、ケア体12と一体とされたキャップ部92が口腔組成物吐出体91に対して着脱可能な構成とされているため、使用者が中空部16内に何度も口腔組成物を補充することができる。
また、ケア体12が摩耗した場合には、ケア体12及びキャップ部92を交換すればよいので(言い換えれば、歯間ケア用具90全体を交換する必要がないので)、経済的である。
また、別途、キャップ部(具体的には、ケア体12が接続されていなくて、かつ吐出用貫通部19を有していないキャップ部)を準備し、歯間ケア用具90を使用しないときには、該キャップ部を本体部11に装着させることで、本体部11の外に口腔組成物が漏れることを防止できる。
また、歯間ケア用具90を使用しない場合には、キャップ部92の吐出用貫通部19から口腔組成物が吐出することを防止するための突起部を有し、かつケア体12全体を収容可能な保管用キャップ(図示せず)をキャップ部92に装着させてもよい。
このような保管用キャップを用いることで、歯間ケア用具90を使用しないときに、本体部11の外に口腔組成物が漏れることを防止できると共に、ケア体12に汚れが付着することを抑制できる。
ここで、第6の実施の形態の歯間ケア用具90の製造方法について説明する。
始めに、射出成型により、図示していない第1の金型(キャップ部92及び芯部23の形状に対応する中空部を有する金型)内に合成樹脂(キャップ部92及び芯部23の母材)を射出することで、キャップ部92及び芯部23を成型する。その後、第1の金型から、一体成型されたキャップ部92及び芯部23を取り出す。
次いで、ケア部26の形状に対応した中空部を有する第2の金型(図示せず)内の該中空部に、成型されたキャップ部92及び芯部23を収容させる。
次いで、軟質素材を支持部24及び複数のケア部26の母材とする射出成型により、第2の金型内に該軟質素材を射出することで、支持部24及び複数のケア部26を成型する。
口腔組成物吐出体91は、合成樹脂で作製したパリソンを金型(図示せず)に収容し、ブロー成形により口腔組成物吐出体91に中空部16を成型することで製造する。次いで、中空部16に口腔組成物を充填し、その後、充填口95アルミフィルム等で封印する。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、第1ないし第6の実施の形態では、ケア体12,15,61,71,75,81として、ノンワイヤのケア体を例に挙げて説明したが、本発明は、特許文献1に開示されたようなワイヤを捻ってなるブラシを有するケア体を備えた歯間ケア用具にも適用可能である。
本発明は、ケア体を構成する複数のケア部に、口腔組成物吐出体内に収容された口腔組成物を供給し、該複数のケア部により、歯間のケアを行う歯間ケア用具に適用できる。
10,50,60,70,80,90…歯間ケア用具、11,91…口腔組成物吐出体、12,51,61,71,75,81…ケア体、15…本体部、15a,92a…接続面、16…中空部、18…充填用貫通部、19,38,43…吐出用貫通部、19A,38A,43A…吐出口、23…芯部、23a,24a…表面、23b,23c…平坦面、23A…基部、24,52…支持部、26,26−1,26−2,73,73−1…ケア部、26A…切欠き部、27,35,41,54,63,88…誘導部、31,32,56,57,65,66…ガイド壁、83〜86…羽状ケア部、92…キャップ部、94…おねじ部、95…充填口、97…収容部、98…めねじ部、M1…厚さ

Claims (7)

  1. 内部に口腔組成物が収容される中空部、及び該中空部に到達するように一方の端部を貫通し、前記口腔組成物を吐出する吐出用貫通部を含む口腔組成物吐出体と、
    所定の方向に延在する支持部、及び該支持部の外周面から突出するケア部を含み、前記吐出用貫通部の一端を露出するように、前記口腔組成物吐出体の前記一方の端部に配置されたケア体と、
    を有し、
    前記ケア体は、前記吐出用貫通部から吐出された前記口腔組成物を受け取ることが可能な位置に設けられ、前記ケア部に前記口腔組成物が向かうように、前記口腔組成物を誘導する誘導部を有することを特徴とする歯間ケア用具。
  2. 前記誘導部は、前記ケア体の外周面から突出すると共に、前記所定の方向に延在し、かつ対向配置された一対のガイド壁と、該一対のガイド壁間に配置された前記ケア体と、で区画された溝部であることを特徴とする請求項1記載の歯間ケア用具。
  3. 前記吐出用貫通部は、前記口腔組成物吐出体から露出され、前記誘導部に前記口腔組成物を吐出する吐出口を有し、
    前記吐出口を前記一対のガイド壁間に配置することを特徴とする請求項2記載の歯間ケア用具。
  4. 前記誘導部は、前記所定の方向に延在する前記ケア体に設けられた凹部であることを特徴とする請求項1記載の歯間ケア用具。
  5. 前記ケア部は、前記支持部の周方向、及び前記所定の方向に対して複数配置されており、
    前記誘導部は、少なくとも前記口腔組成物吐出体の一方の端部と、前記所定の方向に配置された複数の前記ケア部のうち、前記口腔組成物吐出体の前記一方の端部に対して最も近くに配置された前記ケア部と、の間に配置することを特徴とする請求項1ないし4のうち、いずれか1項記載の歯間ケア用具。
  6. 前記ケア部は、前記所定の方向に延在する羽状ケア部であり、
    前記羽根状ケア部は、前記支持部の外周面に複数配置されており、
    前記誘導部は、前記吐出用貫通部を構成する吐出口を挟み込むように、隣接して配置された2つの前記羽根状ケア部と、該2つの羽根状ケア部間に配置された前記ケア体と、で区画された溝部であることを特徴とする請求項1記載の歯間ケア用具。
  7. 前記ケア体は、前記所定の方向に延在し、かつ合成樹脂よりなる芯部を有し、
    前記支持部は、前記芯部を覆うように配置されており、
    前記支持部及び前記ケア部の材料は、軟質素材であることを特徴とする請求項1ないし6のうち、いずれか1項記載の歯間ケア用具。
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