JP2015204067A - 入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチ操作の誤認識を防止できるようにする。
【解決手段】選択項目を示す表示体の表示位置に反応エリアを設定し、タッチパネルより出力される信号に基づいて反応エリア内へのタッチ操作があるか否かを判定し(S106)、反応エリア内へのタッチ操作があると判定された場合、該タッチ操作があると判定された反応エリアを拡大する(S110)。
【選択図】図5
【解決手段】選択項目を示す表示体の表示位置に反応エリアを設定し、タッチパネルより出力される信号に基づいて反応エリア内へのタッチ操作があるか否かを判定し(S106)、反応エリア内へのタッチ操作があると判定された場合、該タッチ操作があると判定された反応エリアを拡大する(S110)。
【選択図】図5
Description
本発明は、表示面に表示体を表示させる表示部と、表示面の上に配置されるタッチパネルを有する入力装置に関するものである。
従来より、表示部の上にユーザによりタッチ操作された位置を示す信号を出力するタッチパネルを配置するようにした入力装置が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような入力装置として、表示面に選択項目を示すタッチスイッチを表示させる表示部と、表示面の上に配置されるタッチパネルを備え、表示面のタッチスイッチの表示位置に対応させて反応エリアを設定し、タッチパネルより出力される信号に基づいて反応エリア内へのタッチ操作を監視してタッチスイッチへのタッチ操作があるか否かを判定するようにしたものがある。
このような入力装置では、反応エリア内へのタッチ操作を定期的に監視するようになっており、タッチ操作している位置を移動させていなくてもタッチ操作された位置がばらついて検出されてしまったり、タッチ操作している位置を移動させたつもりがなくても手のぶれによりタッチ操作された位置(座標)が移動しているように検出されてしまう場合がある。
特に、反応エリアの境界部(縁部)がタッチ操作された場合には、タッチ操作された位置(座標)が反応エリアの内側と外側を交互に移動しているように検出されてしまい、タッチ操作された位置を移動させていないのに、あたかも反応エリアを何度も繰り返し連打しているように誤認識されてしまうといった問題が発生する。
本発明は上記問題に鑑みたもので、タッチ操作の誤認識を防止できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、表示面に選択項目を示す表示体を表示させる表示部(10)と、表示面の上に配置され、ユーザによりタッチ操作された位置を示す信号を出力するタッチパネル(20)と、表示体の表示位置に反応エリアを設定し、タッチパネルより出力される信号に基づいて反応エリア内へのタッチ操作があるか否かを判定するタッチ操作判定手段(S100〜S106、S200〜S206)と、タッチ操作判定手段により反応エリア内へのタッチ操作があると判定された場合、該タッチ操作があると判定された反応エリアを拡大する反応エリア拡大手段(S110、S214)と、を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、選択項目を示す表示体の表示位置に反応エリアを設定し、タッチパネルより出力される信号に基づいて反応エリア内へのタッチ操作があるか否かを判定し、反応エリア内へのタッチ操作があると判定された場合、該タッチ操作があると判定された反応エリアを拡大するので、タッチ操作の誤認識を防止することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る入力装置のブロック構成を図1に示す。本入力装置1は、表示部10、タッチパネル20および制御部30を備えている。また、本入力装置1には、制御対象機器(例えば、ナビゲーション装置)2が接続されている。本入力装置1は、ユーザのタッチパネル20に対する操作に応じた信号を制御対象機器2へ出力する。
本発明の第1実施形態に係る入力装置のブロック構成を図1に示す。本入力装置1は、表示部10、タッチパネル20および制御部30を備えている。また、本入力装置1には、制御対象機器(例えば、ナビゲーション装置)2が接続されている。本入力装置1は、ユーザのタッチパネル20に対する操作に応じた信号を制御対象機器2へ出力する。
表示部10は、表示面を有し、この表示面に選択項目を示す表示体(例えば、タッチスイッチやアイコン)を表示することが可能となっている。
タッチパネル20は、表示部10の表示面の上に配置され、ユーザによりタッチ操作された位置(座標)を示す信号を出力する。
制御部30は、CPU、RAM、ROM、I/O等を備えたマイクロコンピュータとして構成されており、CPUはROMに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。
本実施形態における制御部30は、表示部10の表示面に選択項目を示すタッチスイッチを表示させるとともに、タッチスイッチと重なるように反応エリアを設定し、ユーザのタッチパネル20に対する操作に応じた信号に基づいてタッチスイッチに対応する反応エリア内に対するタッチ操作があるか否かを判定し、判定結果を制御対象機器2へ通知する。
本入力装置1においては、図2(a)に示すように、タッチパネル20に設定された反応エリア200内の位置Pがユーザによりタッチ操作された場合、制御部30は反応エリア200の座標とタッチパネル20から出力されるタッチ操作された位置(座標)を示す信号に基づいてスイッチ押下と判断する。すなわち、制御部30は、反応エリア200内がタッチ操作されたと判断する。
また、図2(b)に示すように、タッチパネル20に設定された反応エリア200外の位置Pがユーザによりタッチ操作された場合、あるいはタッチパネル20からタッチ操作された位置(座標)を示す信号が取得できない場合、制御部30はスイッチ離上と判断する。すなわち、制御部30は、反応エリア200内がタッチ操作されていないと判断する。
図3に、本発明の第1実施形態に係る制御部30のフローチャートを示す。本実施形態においては、図4に示すようなタッチスイッチAが表示部10の表示面の一部に表示されており、このタッチスイッチAがタッチ操作される場合について説明する。制御部30は、動作状態になると、図3に示す処理を実施する。
まず、タッチスイッチAの反応エリア200を設定する(S100)。本実施形態では、図5(a)に示すように、タッチスイッチAの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、80%)で縮小した反応エリア200を初期値として設定する。なお、本実施形態において、タッチスイッチAの表示エリア100の大きさを変更することはない。
このように、タッチスイッチAの表示エリア100に対して一定の倍率で縮小した反応エリア200を初期値として設定することで、タッチパネル20の検出ばらつきを抑えることができるとともに、ユーザはタッチスイッチAの中央をタッチ操作しようと意識するようになり、ユーザの操作の精度を向上することにもつながる。
次に、タッチ座標を取得する(S102)。具体的には、タッチパネル20よりタッチ操作された位置(座標)を示す信号を取得する。
次に、タッチパネル20へのタッチ操作があるか否かを判定する(S104)。具体的には、タッチパネル20より取得したタッチ操作された位置(座標)を示す信号に基づいて、タッチ操作された位置(座標)を特定できたか否かを判定する。
ここで、タッチパネル20に対するタッチ操作がなく、タッチパネル20より出力される信号に基づいてタッチ操作された位置(座標)を特定できない場合、S104の判定はNOとなり、次に、タッチスイッチAの離上状態処理を実施する(S116)。具体的には、タッチスイッチAがタッチ操作されていないことを制御対象機器2へ通知する。
次に、タッチスイッチAの反応エリア200を初期値に設定する(S118)。具体的には、図5(a)に示したように、タッチスイッチAの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、80%)で縮小した反応エリア200の状態を継続し、S102へ戻る。
また、例えば、ユーザがタッチパネル20をタッチ操作し、タッチパネル20より出力される信号に基づいてタッチ操作された位置(座標)を特定できた場合、S104の判定はYESとなり、次に、タッチ操作された位置(座標)がタッチスイッチAの反応エリア200内であるか否かを判定する(S106)。
ここで、例えば、図5(b)に示すように、ユーザがタッチスイッチAの反応エリア200内のP点をタッチ操作した場合、S106の判定はYESとなり、次に、タッチスイッチAの押下状態処理を実施する(S108)。具体的には、タッチスイッチAがタッチ操作されたことを制御対象機器2へ通知する。
次に、タッチスイッチAの反応エリア200を拡大し(S110)、S102へ戻る。具体的には、図5(c)に示すように、タッチスイッチAの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、120%)で拡大した反応エリア200を設定する。
ここで、図5(b)に示したように、タッチ操作された位置が反応エリア200の境界部であっても、タッチスイッチAの反応エリア200を拡大することで、図5(c)に示すように、タッチ操作された位置が反応エリア200の境界部ではなくなる。そして、このような状態が継続されると、タッチ操作された位置が反応エリア200の中に収まるため、次回以降も、S106の判定はYESとなり、タッチ操作された位置が反応エリア200の内側と外側を交互に移動しているように検出されてしまうといったことを防止することができる。
例えば、車両の振動やユーザの手ぶれにより、タッチ操作された位置が、図5(d)に示すP点からP1点へ移動しても、タッチ操作された位置は拡大された反応エリア200の中に収まるため、次回以降も、S106の判定はYESとなり、誤検出を防止することができる。
また、タッチパネル20の検出ばらつきにより、タッチ操作された位置が、図5(d)に示すP点からP1点へ移動して検出された場合も、タッチ操作された位置は拡大された反応エリア200の中に収まるため、次回以降も、S106の判定はYESとなり、誤検出を防止することができる。
そして、タッチ操作された位置が、図5(d)に示すP点からP2点へ移動すると、S106の判定はNOとなり、次に、タッチスイッチAの離上状態処理を実施する(S112)。具体的には、タッチスイッチAがタッチ操作されていないことを制御対象機器2へ通知する。
次に、タッチスイッチAの反応エリア200を初期値に設定する(S114)。具体的には、図5(e)に示すように、拡大する前の状態、すなわち、タッチスイッチAの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、80%)で縮小した反応エリア200に戻し、S102へ戻る。
また、図5(c)に示したように、ユーザがタッチスイッチAの反応エリア200内のP点をタッチ操作した状態で、表示パネルから手を離し、タッチ操作を止めた場合には、S104の判定はNOとなり、次に、タッチスイッチAの離上状態処理を実施する(S116)。具体的には、タッチスイッチAがタッチ操作されていないことを制御対象機器2へ通知する。
次に、タッチスイッチAの反応エリア200を初期値に設定する(S118)。具体的には、図5(a)に示したように、拡大する前の状態、すなわち、タッチスイッチAの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、80%)で縮小した反応エリア200に戻し、本処理を終了する。
上記した構成によれば、本入力装置1は、表示体の表示位置に反応エリアを設定し、タッチパネル20より出力される信号に基づいて反応エリア内へのタッチ操作があるか否かを判定し、反応エリア内へのタッチ操作があると判定された場合、該タッチ操作があると判定された反応エリアを拡大するので、タッチ操作の誤認識を防止することができる。
また、本入力装置1は、反応エリアを拡大させた後、この反応エリア内へのタッチ操作がないと判定された場合、拡大させた反応エリアを、拡大する前の状態に復帰させるので、ユーザは普段通りの使い勝手でタッチ操作を行うことができる。
また、本入力装置1は、表示体の表示エリアよりも縮小して反応エリアを設定するので、タッチパネル20の検出ばらつきを抑えることができるとともに、ユーザが反応エリアの中央をタッチ操作しようと意識するようになり、ユーザの操作の精度を向上することが可能である。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る入力装置のブロック構成を図1に示す。本実施形態に係る入力装置に構成は第1実施形態と同じである。第1実施形態では、表示パネルにタッチスイッチAを表示させるように構成したが、本実施形態では、タッチスイッチAとタッチスイッチBを隣り合うように配置する。
本発明の第2実施形態に係る入力装置のブロック構成を図1に示す。本実施形態に係る入力装置に構成は第1実施形態と同じである。第1実施形態では、表示パネルにタッチスイッチAを表示させるように構成したが、本実施形態では、タッチスイッチAとタッチスイッチBを隣り合うように配置する。
図6に、本発明の第2実施形態に係る制御部30のフローチャートを示す。制御部30は、動作状態になると、図6に示す処理を実施する。
まず、タッチスイッチAの反応エリア200を初期値に設定する(S100)。本実施形態では、図7(a)に示すように、タッチスイッチAの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、80%)で縮小した反応エリア200を初期値として設定する。
次に、タッチスイッチBの反応エリアを初期値に設定する(S200)。本実施形態では、図7(a)に示すように、タッチスイッチAと隣り合うように配置されたタッチスイッチBの表示エリア300に対し、一定の倍率(例えば、80%)で縮小した反応エリア400を初期値として設定する。なお、本実施形態においても、タッチスイッチAの表示エリア100の大きさを変更することはない。
次に、タッチ座標を取得する(S102)。具体的には、タッチパネル20よりタッチ操作された位置(座標)を示す信号を取得する。
次に、タッチパネル20へのタッチ操作があるか否かを判定する(S104)。具体的には、タッチパネル20より取得したタッチ操作された位置(座標)を示す信号に基づいて、タッチ操作された位置(座標)を特定できたか否かを判定する。
ここで、タッチパネル20に対するタッチ操作がなくタッチ操作された位置(座標)を特定できない場合、S104の判定はYESとなり、次に、タッチスイッチAの離上状態処理を実施する(S116)。具体的には、タッチスイッチAがタッチ操作されていないことを制御対象機器2へ通知する。
次に、タッチスイッチAの反応エリア200を初期値に設定する(S118)。具体的には、タッチスイッチAの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、80%)で縮小した反応エリア200を継続する。
次に、タッチスイッチBの離上状態処理を実施する(S218)。具体的には、タッチスイッチBがタッチ操作されていないことを制御対象機器2へ通知する。
次に、タッチスイッチBの反応エリア400を初期値に設定する(S220)。具体的には、タッチスイッチBの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、80%)で縮小した反応エリア400を継続し、S102へ戻る。
また、ユーザがタッチパネル20に対するタッチ操作を実施すると、S104の判定はNOとなり、次に、タッチ操作された位置がタッチスイッチAの反応エリア200内であるか否かを判定する(S106)。
ここで、図7(b)に示すように、タッチ操作された位置がタッチスイッチAの反応エリア200内となっている場合、次に、タッチスイッチAの押下状態処理を実施する(S108)。具体的には、タッチスイッチAがタッチ操作されたことを制御対象機器2へ通知する。
次に、タッチスイッチAの反応エリア200を拡大する(S110)。具体的には、図7(b)に示すように、タッチスイッチAの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、120%)で拡大した反応エリア200を設定する。
ここで、図7(b)に示したように、タッチ操作された位置がタッチスイッチAの反応エリア200の境界部であっても、タッチスイッチAの反応エリア200を拡大することで、タッチ操作された位置が反応エリア200の境界部ではなくなる。そして、このような状態が継続されると、タッチ操作された位置が反応エリア200の中に収まるため、次回以降も、S106の判定はYESとなり、タッチ操作された位置がタッチスイッチAの反応エリア200の内側と外側を交互に移動しているように検出されてしまうといったことを防止することができる。
次に、タッチスイッチBの離上状態処理を実施する(S202)。具体的には、タッチスイッチBがタッチ操作されていないことを制御対象機器2へ通知する。
次に、タッチスイッチBの反応エリア400を更に縮小する(S204)。具体的には、図7(b)に示すように、タッチスイッチBの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、50%)で縮小した反応エリア400を設定し、S102へ戻る。なお、既に、S200にて、タッチスイッチBの反応エリア400を一定の倍率(例えば、80%)で縮小しているので、ここでは、更に、タッチスイッチBの反応エリア400を縮小することになる。
このように、タッチ操作されたタッチスイッチAに隣り合うタッチスイッチBの反応エリア400を更に縮小することで、タッチ操作された位置が、隣り合う2つのタッチスイッチの各反応エリアで交互に移動しているように検出されてしまい、タッチ操作された位置を移動させていないのに、隣り合う2つのスイッチを何度も交互に繰り返す操作として誤認識してしまうということを防止することもできる。
また、ユーザがタッチパネル20に対するタッチ操作を実施すると、S104の判定はNOとなり、次に、タッチ操作された位置がタッチスイッチAの反応エリア200内であるか否かを判定する(S106)。
ここで、ユーザがタッチスイッチAの反応エリア200外をタッチ操作している場合、次に、タッチ操作された位置がタッチスイッチBの反応エリア400内であるか否かを判定する(S206)。
ここで、タッチ操作された位置がタッチスイッチBの反応エリア400内となっている場合、次に、タッチスイッチAの離上状態処理を実施する(S208)。具体的には、タッチスイッチAがタッチ操作されていないことを制御対象機器2へ通知する。
次に、タッチスイッチAの反応エリア200を更に縮小する(S210)。具体的には、タッチスイッチAの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、50%)で縮小した反応エリア200を設定する。なお、既に、S200にて、タッチスイッチAの反応エリア200を一定の倍率(例えば、80%)で縮小しているので、ここでは、更に、タッチスイッチAの反応エリア200を縮小することになる。
このように、タッチ操作されたタッチスイッチBに隣り合うタッチスイッチAの反応エリア400を更に縮小することで、タッチ操作された位置が、隣り合う2つのタッチスイッチの各反応エリアで交互に移動しているように検出されてしまい、タッチ操作された位置を移動させていないのに、隣り合う2つのスイッチを何度も交互に繰り返す操作として誤認識してしまうということを防止することもできる。
次に、タッチスイッチBの押下状態処理を実施する(S212)。具体的には、タッチスイッチBがタッチ操作されたことを制御対象機器2へ通知する。
次に、タッチスイッチBの反応エリア400を拡大する(S214)。具体的には、タッチスイッチBの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、120%)で拡大した反応エリア400を設定し、S102へ戻る。
このように、タッチ操作された位置がタッチスイッチBの反応エリア400の境界部であっても、タッチスイッチBの反応エリア200を拡大することで、タッチ操作された位置が反応エリア200の境界部ではなくなる、そして、このような状態が継続されると、タッチ操作された位置が反応エリア400の中に収まるため、次回以降も、S206の判定はYESとなり、タッチ操作された位置がタッチスイッチBの反応エリア400の内側と外側を交互に移動しているように検出されてしまうといったことを防止することができる。
また、タッチ操作された位置がタッチスイッチAの反応エリア200外で、かつ、タッチスイッチBの反応エリア400外になると、S106の判定とS206の判定はそれぞれNOとなり、次に、タッチスイッチAの離上状態処理を実施する(S112)。具体的には、タッチスイッチAがタッチ操作されていないことを制御対象機器2へ通知する。
次に、タッチスイッチAの反応エリア200を手記値に設定する(S314)。具体的には、図7(a)に示したように、タッチスイッチAの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、80%)で縮小した反応エリア200に戻す。
次に、タッチスイッチBの離上状態処理を実施する(S216)。具体的には、タッチスイッチBがタッチ操作されていないことを制御対象機器2へ通知する。
次に、タッチスイッチBの反応エリア400を手記値に設定する(S218)。具体的には、図7(a)に示したように、タッチスイッチBの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、80%)で縮小した反応エリア400に戻し、S102へ戻る。
上記した構成によれば、本入力装置1は、表示体の表示位置に反応エリアを設定し、タッチパネル20より出力される信号に基づいて反応エリア内へのタッチ操作があるか否かを判定し、反応エリア内へのタッチ操作があると判定された場合、該タッチ操作があると判定された反応エリアを拡大するので、上記第1実施形態に示した入力装置1と同様の効果を得ることができる。
また、隣り合うように複数のタッチスイッチが表示されており、隣り合うタッチスイッチの各反応エリアの境界部がタッチ操作された場合、タッチ操作している位置を移動させていなくてもタッチ操作された位置がばらついて検出されてしまったり、タッチ操作している位置を移動させたつもりがなくても手のぶれによりタッチ操作された位置(座標)が移動しているように検出されてしまうと、タッチ操作された位置(座標)が、隣り合う2つのタッチスイッチの各反応エリアで交互に移動しているように検出されてしまい、タッチ操作された位置を移動させていないのに、隣り合う2つのスイッチを何度も交互に繰り返す操作(チャタリング)として誤認識してしまうという問題が発生する。
しかし、上記したように、本入力装置1は、表示体を複数並べて表示部に表示させ、複数の表示体の各表示位置に複数の反応エリアを設定し、反応エリア内へのタッチ操作があると判定された場合、該タッチ操作があると判定された反応エリアと隣り合う反応エリアを縮小するので、タッチ操作された位置を移動させていないのに、隣り合う2つのスイッチを何度も交互に繰り返す操作として誤認識してしまうということを防止することもできる。
また、本入力装置1は、反応エリアを縮小させた後、タッチ操作があると判定された反応エリア内へのタッチ操作がないと判定された場合、縮小させた反応エリアを、縮小する前の状態に復帰させることもできる。
(その他の実施形態)
上記第1、第2実施形態では、離上状態では、タッチスイッチAの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、80%)で縮小した反応エリア200を初期値として設定するようにしたが、例えば、タッチパネル20の検出誤差に基づいて縮小した反応エリア200を初期値として設定するようにしてもよい。例えば、タッチパネル20の検出誤差が±5ミリメートルの場合、タッチスイッチAの表示エリア100の境界から5ミリメートル内側に反応エリアの境界を設定するようにしてもよい。
上記第1、第2実施形態では、離上状態では、タッチスイッチAの表示エリア100に対し、一定の倍率(例えば、80%)で縮小した反応エリア200を初期値として設定するようにしたが、例えば、タッチパネル20の検出誤差に基づいて縮小した反応エリア200を初期値として設定するようにしてもよい。例えば、タッチパネル20の検出誤差が±5ミリメートルの場合、タッチスイッチAの表示エリア100の境界から5ミリメートル内側に反応エリアの境界を設定するようにしてもよい。
また、上記第2実施形態では、タッチスイッチAとタッチスイッチBを並べて表示するようにしたが、3つ以上のタッチスイッチを並べて表示するようにしてもよい。
また、上記第2実施形態では、反応エリア内へのタッチ操作があると判定された場合、該タッチ操作があると判定された反応エリアと隣り合う反応エリアを縮小するようにしたが、タッチ操作があると判定された反応エリアと隣り合う反応エリアを無効にしてもよい。
1 入力装置
2 制御対象機器
10 表示部
20 タッチスイッチ
30 制御部
2 制御対象機器
10 表示部
20 タッチスイッチ
30 制御部
Claims (5)
- 表示面に選択項目を示す表示体を表示させる表示部(10)と、
前記表示面の上に配置され、ユーザによりタッチ操作された位置を示す信号を出力するタッチパネル(20)と、
前記表示体の表示位置に反応エリアを設定し、前記タッチパネルより出力される信号に基づいて前記反応エリア内へのタッチ操作があるか否かを判定するタッチ操作判定手段(S100〜S106、S200〜S206)と、
前記タッチ操作判定手段により前記反応エリア内へのタッチ操作があると判定された場合、該タッチ操作があると判定された反応エリアを拡大する反応エリア拡大手段(S110、S214)と、を備えたことを特徴とする入力装置。 - 前記反応エリア拡大手段により前記反応エリアが拡大された後、前記タッチ操作判定手段により前記反応エリア内へのタッチ操作がないと判定された場合、前記反応エリア拡大手段により拡大された前記反応エリアを、拡大する前の状態に復帰させる第1の復帰手段(S114)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
- 前記表示部は、前記表示体を複数並べて表示させ、
前記タッチ操作判定手段は、複数の前記表示体の各表示位置に複数の反応エリアを設定し、
前記タッチ操作判定手段により前記反応エリア内へのタッチ操作があると判定された場合、該タッチ操作があると判定された反応エリアと隣り合う反応エリアを縮小する反応エリア縮小手段(S204、S210)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。 - 前記反応エリア拡大手段により前記反応エリアが拡大され、かつ、前記反応エリア縮小手段により前記反応エリアが縮小された後、前記タッチ操作判定手段により前記反応エリア内へのタッチ操作がないと判定された場合、前記反応エリア拡大手段により拡大された前記反応エリアを、拡大する前の状態に復帰させるとともに、前記反応エリア縮小手段により縮小された前記反応エリアを、縮小する前の状態に復帰させる第2の復帰手段(S314、S218、S118、S220)を備えたことを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
- 前記タッチ操作判定手段は、前記表示体の表示エリアよりも縮小して前記反応エリアを設定することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の入力装置。
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JP2021114229A (ja) * | 2020-01-21 | 2021-08-05 | 株式会社東海理化電機製作所 | 遠隔制御装置、処理装置、およびコンピュータプログラム |
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