JP2015204059A - 停電を予測する情報処理装置、情報処理システム、停電予測方法、及びそのためのプログラム - Google Patents

停電を予測する情報処理装置、情報処理システム、停電予測方法、及びそのためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 停電事前対策を検討するために利用できる、より好適な情報を提示する。
【解決手段】 入力電源の物理的要素の測定値を取得し、その測定値に基づいて、停電が発生したことを検出可能にする記録値を含む停電履歴時系列データを生成する手段と、複数の、停電履歴時系列データ内の所定の期間の情報であって、その所定の期間内の期間時刻のそれぞれに対応する記録値を含む、期間時系列データ内の同一の期間時刻に対応するそれらの記録値を合成した合成値に基づいて、停電が開始される時刻を示す予測情報を出力する手段を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外部電源の停電を予測する技術に関する。
電力会社が運営する電力システムの整備が不十分な地域では、電力需要に対して十分に電力供給力を確保できない場合がある。このような場合、電力会社は、一部の需要家への電力供給を一時的に中断することで、電力需要と供給力のバランスを保つように電力システムを運用する。需要家間の電力供給の公平性を保つために、電力会社は、一定時間毎に電力供給を中断するエリアを切り替える。これは計画停電と呼ばれる。電力需要と供給力の差が大きくなるほど、その計画停電の頻度及び継続時間は大きくなる。
電力会社は、少なくとも前日までに、エリア毎の停電時間帯を、電力会社ホームページ、新聞、電子メールなどの媒体を通して需要家に通知する。これらの事前通知により、事前に需要家は、非常用発電機の発電計画の立案や、蓄電池システムの充放電スケジュールの検討、業務や活動スケジュールの見直しなどの事前停電対策をとることができる。
電力会社は、電力需要と供給力を監視して停電の計画を立てるが、実際には、エリア毎の電力需要の状況や再生可能エネルギーによる発電状況などの停電計画に係る不確定要素の、組み合わせの考慮が必要である。このことから、正確かつ規則正しい停電の計画を算出することは、電力会社にとっても困難である。そのため、電力会社は、当日に、停電計画に基づきつつ、電力需要や供給力などの状況の監視結果を勘案して、どのエリアに対して停電を実施するか判断を行う。
その結果、実際には事前に通知された時間帯とは異なるタイミングで停電が発生したり、停電が発生しなかったりなど、電力会社が立てた停電計画通りに停電が発生するとは限らない現状がある。需要家は、事前に通知された停電計画に基づいて、停電事前対策として様々なスケジュールを調整する。そのため、停電計画通りに停電が発生しないと、電力利用に係る効率が低下するなどの問題が生じる。
このような問題点を解決するための技術の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の停電予測部は、電圧ロガーから商用電源の電圧データを取得し、その電圧データに基づいて、停電の発生と終了、現在停電であるかどうかを示す実停電情報を生成する。また、その停電予測部は、電圧データを蓄積し、蓄積したその電圧データを統計解析して時系列モデルを生成することで、停電の継続時間、間隔、頻度を予測する。
非特許文献1は、電力系統における電力需要の変化が系統周波数に影響を与える性質があることを示す。具体的には、その性質は、電力系統において、電力需要が減少したときに系統周波数は上昇し、電力需要が増加したときに系統周波数が低下し、電力需要の変動が大きいほど周波数の変動が大きくなるという性質である。
特開2013−134550号公報
長谷川 淳他著、「電気学会大学講座 電力系統工学」、電気学会、2012年10月25日、P.13−15
しかしながら、需要家が計画停電の発生タイミングの予測情報を得ることができれば、それは、需要家の、効率的な電力利用を行うための、停電事前対策を可能とする。つまり、停電事前対策を検討するために利用できる、より好適な情報を提示する停電予測手段が求められている。
換言すると、上述した先行技術文献に記載された技術においては、提示される情報が、停電事前対策を検討する上で十分でない場合があるという問題点がある。その理由は、以下のとおりである。特許文献1に記載の停電予測部は、停電の継続時間、間隔及び頻度の予測情報を提示する。しかし、その停電予測部は、停電の発生タイミングの予測情報を提示できない。
本発明の目的は、上述した問題点を解決する情報処理装置、情報処理システム、停電予測方法、及びそのためのプログラムを提供することにある。
本発明の一様態における情報処理装置は、入力電源の物理的要素の測定値を取得し、前記測定値に基づいて、停電が発生したことを検出可能にする記録値を含む停電履歴時系列データを生成する停電履歴時系列データ生成手段を含み、前記停電履歴時系列データの内の所定の期間の情報は期間時系列データであって、前記期間時系列データは前記所定の期間内の期間時刻のそれぞれに対応する前記記録値を含み、複数の前記期間時系列データ内の同一の前記期間時刻に対応する前記記録値を合成した合成値に基づいて、停電が開始される時刻を示す予測情報を出力する停電開始時刻予側手段を更に含む。
本発明の一様態における停電予測方法は、コンピュータが、入力電源の物理的要素の測定値を取得し、前記測定値に基づいて、停電が発生したことを検出可能にする記録値を含む停電履歴時系列データを生成し、前記停電履歴時系列データ内の所定の期間の情報は期間時系列データであって、前記期間時系列データは前記所定の期間内の期間時刻のそれぞれに対応する前記記録値を含み、前記コンピュータが、更に、複数の前記期間時系列データ内の同一の前記期間時刻に対応する前記記録値を合成した合成値に基づいて、停電が開始される時刻を示す予測情報を出力する。
本発明の一様態におけるプログラムは、入力電源の物理的要素の測定値を取得し、前記測定値に基づいて、停電が発生したことを検出可能にする記録値を含む停電履歴時系列データを生成する処理をコンピュータに実行させ、前記停電履歴時系列データ内の所定の期間の情報は期間時系列データであって、前記期間時系列データは前記所定の期間内の期間時刻のそれぞれに対応する前記記録値を含み、複数の前記期間時系列データ内の同一の前記期間時刻に対応する前記記録値を合成した合成値に基づいて、停電が開始される時刻を示す予測情報を出力する処理を、更に前記コンピュータに実行させる。
本発明は、停電事前対策を検討するために利用される、より好適な情報を提示することが可能になるという効果がある。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る予測装置の構成を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係る予測装置を含む停電予測システムの構成を示すブロック図である。 図3は、第1の実施形態に係る停電履歴時系列データの構造の一例を示す図である。 図4は、第2の実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、第2の実施形態における停電履歴時系列データの一例を示すグラフである。 図6は、第2の実施形態における停電開始イベント加重総和時系列データの一例を示すグラフである。 図7は、第2の実施形態における停電スコア時系列データの一例を示すグラフである。 図8は、第2の実施形態における停電予測時刻時系列データの一例を示すグラフである。 図9は、第3の実施形態における予測装置の動作を示すフローチャートである。 図10は、第3の実施形態における停電履歴時系列データの一例を示すグラフである。 図11は、第3の実施形態における周波数加重平均の時系列データの一例を示すグラフである。 図12は、第3の実施形態における二階差絶対値時系列データの一例を示すグラフである。 図13は、第3の実施形態における停電スコア時系列データの一例を示すグラフである。 図14は、第3の実施形態における停電予測時刻時系列データの一例を示すグラフである。 図15は、第6の実施形態に係る予測装置を実現するコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。尚、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
<<<第1の実施形態>>>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る予測装置(情報処理装置とも呼ばれる)220の構成を示すブロック図である。図2は、予測装置220を含む停電予測システム200の構成を示すブロック図である。
===停電予測システム200===
図2に示すように、停電予測システム200は、停電予測の対象である商用電源などの外部電源(入力電源とも呼ばれる)100を電源として動作する。停電予測システム200は、測定器210、予測装置220、表示機230、無停電電源装置240を備える。
===測定器210===
測定器210は、測定点250における外部電源100の物理的要素を測定する。即ち、測定器210は、停電予測システム200の電源として接続される、外部電源100の物理的要素を測定する。ここで、その物理的要素は、その測定された値により予測装置220が停電の発生を検出することを可能にする、外部電源100の周波数や、電圧、力率などの、電力に関する任意の要素である。
測定器210は、予め設定されたタイミングで、それらの周波数や、電圧、力率などの電力に関する要素を測定し、測定値を得る。その予め定められたタイミングは、例えば、一定時間毎の周期的なタイミングであってよい。また、測定器210は、複数のそれらの要素を任意に(例えば、全てを、或いは1つだけを)選択して測定してよい。測定器210は、それらの選択した複数の要素を、同一のタイミングで測定してもよいし、それぞれ異なるタイミングで測定してもよい。
そして、測定器210は、測定したその測定値を、予測装置220に送信する。
===表示機230===
表示機230は、予測装置220から受信する停電開始時刻の予測結果を表示する。
===無停電電源装置240===
無停電電源装置240は、外部電源100を電源とし、測定器210と予測装置220と表示機230とに、無瞬断かつ無停電で電力を供給する。
===予測装置220===
図1に示すように、予測装置220は、停電履歴時系列データ生成部221及び停電開始時刻予測部222を含む。
===停電履歴時系列データ生成部221===
停電履歴時系列データ生成部221は、測定器210から測定値を取得し、測定日及び測定時刻に対応付けて、その測定時刻毎の測定値に基づいて生成した記録値を時系列データとして含む、停電履歴時系列データを生成する。その記録値は、停電が発生したことを検出可能にする。尚、停電履歴時系列データ生成部221は、停電履歴時系列データを、随時更新し、及び要求に応じて出力してよい。
図3は、停電履歴時系列データ810の構造の一例を示す図である。図3に示すように、停電履歴時系列データ810は、測定日8101と記録値8102とからなる。記録値8102は、例えば1秒間隔の測定値に基づく、1秒間隔の時系列データである。即ち、停電履歴時系列データ810は、測定日8101とその測定日8101毎に対応する86400個(1日の秒数分)の記録値8102を含む。図3に示す期間時系列データ811は、停電履歴時系列データ810内の、所定の期間(図3に示す場合は、1日)に対応する、記録値8102を含む。即ち、期間時系列データ811は、その所定の期間内の1秒単位の時刻(期間時刻とも呼ばれる)のそれぞれに対応する記録値8102を含む。尚、停電履歴時系列データ810は、図3に示す例に係わらず、任意の構造であってよい。また、その所定の期間は任意の期間であってよいし、期間時刻の単位も、任意の時間であってよい。
===停電開始時刻予測部222===
停電開始時刻予測部222は、複数の期間時系列データ811内の同一の期間時刻に対応する記録値8102を合成した合成値に基づいて、停電予測の対象である所定の期間の、停電開始時刻の予測情報を出力する。
具体的には、第1に、停電開始時刻予測部222は、停電履歴時系列データ生成部221から停電履歴時系列データ810を取得する。第2に、停電開始時刻予測部222は、取得したその停電履歴時系列データ810の各測定日8101に対応する期間時系列データ811の、同一期間時刻の記録値8102を合成する。停電開始時刻予測部222は、例えば、同一期間時刻の記録値8102の合計値及び平均値のいずれかを合成値としてもよいし、その他の任意の適切な方法で算出した値を合成値としてもよい。第3に、停電開始時刻予測部222は、その合成値に基づいて、外部電源100の翌日(停電予測の対象である所定の期間)のその停電開始時刻を予測する。例えば、停電開始時刻予測部222は、その合成値が所定の範囲内である期間時刻を、翌日における、その停電開始時刻であると予測する。
次に、停電開始時刻予測部222は、予測したそれらの停電開始時刻の内、停電が発生する確率の高い時刻から順に所定数の停電開始時刻を、その停電開始時刻の予測結果として表示機230へ出力する。この時、停電開始時刻予測部222は、停電履歴時系列データ810に基づいて、翌日の停電回数を予測し、予測したその回数をその所定数としてよい。更に、停電開始時刻予測部222は、予測したその回数に、所定の定数(例えば、1)を加えた値を所定数としてもよい。また、停電開始時刻予測部222は、図示しない手段を介して指示された回数をその所定数としてよい。その所定数は、上記の例に係わらず、任意の適切な手法で決定してよい。
以上説明した本実施形態では、予測装置220は、測定器210より取得した停電履歴時系列データ810のみを用いて、停電開始時刻を予測する。しかし、予測装置220は、例えばインターネットを介して、計画停電情報や、気象情報などの情報を取得し、これらに更に基づいて停電開始時刻を予測してもよい。これらの情報の取得及び管理は、停電履歴時系列データ生成部221及び停電開始時刻予測部222のいずれか、或いは図示しない他の手段が行ってよい。
また、以上説明した本実施形態では、予測装置220が出力する停電開始時刻の予測結果は、表示機230によって表示される。しかし、予測装置220は、図示しないネットワークを介して、その停電開始時刻の予測結果を、蓄電システム(不図示)や発電システム(不図示)などの外部システムに送信してもよい。
上述した本実施形態における効果は、停電事前対策を検討するために利用される、より好適な情報を提示することが可能になる点である。
その理由は、停電履歴時系列データ生成部221が入力電源の測定値に基づいて停電履歴時系列データ810を生成し、停電開始時刻予測部222が停電履歴時系列データ810に基づいて、停電開始時刻の予測情報を出力するからである。
<<<第2の実施形態>>>
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本実施形態の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
本実施形態では、予測装置220は、過去の停電開始時刻のデータを用いて、翌日(停電予測の対象である所定の期間)の停電開始時刻を予測する。
本実施形態の構成は、図1及び図2に示す構成と同じである。
本実施形態の動作を、図面を参照して詳細に説明する。図4は、本実施形態に係る予測装置220による、停電開始時刻を予測する処理の流れを示すフローチャートである。
また、図5は、本実施形態に係る予測装置220が取得する停電履歴時系列データ810の一例を示すグラフである。図6は、本実施形態に係る予測装置220が生成する合成時系列データ820の一例を示すグラフである。図7は、本実施形態に係る予測装置220が生成する停電スコア時系列データ840の一例を示すグラフである。図8は、本実施形態に係る予測装置220が生成する停電予測時系列データ850の一例を示すグラフである。
まず、停電開始時刻予測部222は、停電履歴時系列データ生成部221から、過去の停電開始時刻を示す停電履歴時系列データ810を1日単位で、任意の日数分取得する(ステップS101)。
例えば、停電開始時刻予測部222は、図4に示す処理を実行する日の前日までの、過去30日分の停電履歴時系列データ810を取得する。ここでは、図4に示す処理を停電予測対象日に実行するものとし、停電開始時刻予測部222は、停電予測対象日の30日前から1日前までの停電履歴時系列データ810を取得するものとする。
本実施形態の停電履歴時系列データ810は、停電開始イベントの時系列データである。本実施形態の記録値8102は、値が「1」である場合に、その記録値8102に対応する期間時刻が過去の停電開始時刻であることを表し、値が「0」である場合に、その記録値8102に対応する期間時刻が過去の停電開始時刻ではないことを表す。
本実施形態の記録値8102は、停電履歴時系列データ生成部221によって、測定器210から取得した電圧または周波数の測定値から生成される。
具体的には、停電履歴時系列データ生成部221は、測定値が閾値以上から閾値未満へ変化する期間時刻を検出し、検出した期間時刻の記録値8102を「1」、それ以外の期間時刻の記録値8102を「0」とした停電履歴時系列データ810を生成する。例えば、停電履歴時系列データ生成部221が電圧の測定値を用いて停電開始イベントの履歴を示す停電履歴時系列データ810を生成する場合、閾値は、例えば外部電源100の公称電圧の50%であってよい。また、停電履歴時系列データ生成部221が周波数の測定値を用いて停電開始イベントの履歴を示す停電履歴時系列データ810を生成する場合、閾値は、例えば外部電源100の公称周波数の50%とであってよい。閾値は、上記の例に係わらず、任意の適切な値であってよい。
ステップS101において、停電開始時刻予測部222が取得する停電履歴時系列データ810の例を図5のグラフに示す。図5は、30日分の期間時系列データ811(1日分毎の停電履歴時系列データ810)を含む、停電履歴時系列データ810を示す。各グラフの左上隅の数字は、「1」が前日の期間時系列データ811であることを、「2」が2日前の期間時系列データ811であることを、「30」が30日前の期間時系列データ811であることを示す。図5において、3日前から29日前までのグラフは、省略されている。図5を参照すると、前日の期間時系列データ811のグラフは、例えば、8時から10時の間において1回の過去の停電開始時刻を検出したことを示す。
次に、停電開始時刻予測部222は、ステップS101で取得した停電履歴時系列データ810に基づいて、期間時刻(例えば、1秒単位の時刻)毎に、30日分の期間時系列データ811の総和をとった合成時系列データ820を生成する(ステップS102)。
具体的には、停電開始時刻予測部222は、生成する合成時系列データ820の各期間時刻T秒(以下、「秒」の記載を省略する)の合成値A(T)を、I=1,2,・・・,Nについての総和ΣVI(T)×WIとして算出する。ここで、Nは、ステップS101で取得した停電履歴時系列データ810に対応する日数(即ち、期間時系列データ811の数)である。VD(T)は、停電予測対象日D日前の期間時系列データ811の期間時刻Tにおける記録値8102である。
WDは、停電予測対象日のD日前の記録値8102に対する重み係数である。例えば、停電予測対象日に近い日の記録値8102ほど重みが大きくなるように、WD=(N+1−D)/Nとしてよい。また、重みをつけない場合は、WD=1としてもよい。換言すると、停電開始時刻予測部222は、期間時系列データ811のそれぞれの特徴に基づいて、記録値8102を重み付けし、重み付けされた記録値8102を合成した合成値を含む合成時系列データ820を生成する。
ステップS102において、停電開始時刻予測部222が生成する合成時系列データ820の例を図6のグラフに示す。図6は、例えば0時と2時の間や4時頃などに、停電開始が集中していることを示す。但し、図6は、集中の正確な密度を示さない。また、A(T)の値が「2」であるのは、同じ期間時刻(秒)に停電が発生したことを示す。
次に、停電開始時刻予測部222は、ステップS102で生成した合成時系列データ820の各期間時刻Tに対応する合成値A(T)を、停電の起こる可能性の高さを表すスコアに変換した停電スコア時系列データ840を生成する(ステップS103)。
具体的には、停電開始時刻予測部222は、停電スコア時系列データ840の期間時刻Tにおける値S(T)を、I=1,2,・・・,WTについての総和Σ(A(T+I)/T(I)+A(T−I)/T(I))+A(T)として算出する。ここで、WTは十分大きい値、例えばWT=30×60(1800秒=30分)、であり、T(I)は、単位を分とした時間Iについて、I以下の最大の整数(例えば、1秒から1分以下が「1」、1分1秒から2分以下が「2」)である。
S(T)を算出する方法は上記に限らず、A(T)が大きい、または、期間時刻Tに近い期間時刻(T+ΔT)において比較的大きいA(T+ΔT)が多数ある場合に、S(T)が大きな値をとるような算出方法であればよい。
更に、停電開始時刻予測部222は、期間時刻Tから所定時間の範囲内の期間時刻(T+ΔT)について、S(T)がS(T+ΔT)より大きければ、S(T+ΔT)を0に置き換えてもよい。即ち、停電開始時刻予測部222は、その所定時間の範囲内の複数のスコアについて、最大のスコア以外を「0」に置き換えてよい。こうすることにより、停電開始時刻予測部222は、停電開始時刻の予測時刻が狭い範囲の時間帯に集中することを防止する。換言すると、停電開始時刻予測部222は、過去の停電開始時刻の揺らぎを吸収することができる。
ステップS102において、停電開始時刻予測部222が生成する停電スコア時系列データ840の例を図7のグラフに示す。図7は、例えば、0時と2時の間に、スコアが「1.5」の停電開始の予測時刻があることを示す。
次に、停電開始時刻予測部222は、前述の所定数だけ、ステップS103で生成した停電スコア時系列データ840から、値の大きいスコアから順に、そのスコアに対応する期間時刻を取得する(ステップS104)。
次に、停電開始時刻予測部222は、ステップS104で取得した各時刻について、その前後の固定時間を停電が起こる可能性が高い時間帯を表す停電開始予測時間帯とした停電予測時系列データ850を出力する(ステップS105)。例えば、ステップS104で取得した時刻をU秒、その固定時間を15分とすると、停電開始予測時間時間帯は、期間時刻(U−15×60)秒から期間時刻(U+15×60)秒までとなる。
更に、停電開始時刻予測部222は、その停電開始予測時間時間帯に対応するスコアを対応付けて出力してもよい。
ステップS105において、停電開始時刻予測部222が出力する停電予測時系列データ850の例を図8のグラフに示す。図8は、例えば、0時と2時の間に、停電開始が予測される時間帯があることを示す。
上述した本実施形態における第1の効果は、第1の実施形態の効果と同様に、停電事前対策を検討するために利用される、より好適な情報を提示することが可能になる点である。
その理由は、以下のような構成を含むからである。即ち、第1に、停電履歴時系列データ生成部221が入力電源の電圧の測定値に基づいて、停電開始時刻を示す情報を含む停電履歴時系列データ810を生成する。第2に、停電開始時刻予測部222が停電履歴時系列データ810に基づいて合成値を算出し、その合成値に基づいてスコアを算出し、そのスコアに基づいて停電開始予測時間帯を出力する。
上述した本実施形態における第2の効果は、より正確な停電開始予測時間帯を出力することが可能になる点である。
その理由は、停電開始時刻予測部222が、期間時系列データ811のそれぞれの特徴に基づいて、記録値8102を重み付けし、合成値を算出するからである。
上述した本実施形態における第3の効果は、より有効な停電開始予測時間帯を出力することが可能になる点である。
その理由は、停電開始時刻予測部222が、所定時間の範囲内の複数のスコアについて、最大のスコア以外を「0」に置き換えるからである。
<<<第3の実施形態>>>
次に、本発明の第3の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本実施形態の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
本実施形態では、予測装置220は、過去の周波数の測定値を用いて、翌日の停電開始時刻を予測する。本実施形態は、非特許文献1に開示された、電力系統の周波数と電力負荷との関係に関する性質を利用する。計画停電が実行されたとき、電力負荷が電力系統から瞬間的に開放されるため、短時間に電力需要が減少し、系統周波数が上昇する。つまり、計画停電と系統周波数の上昇には関係があるので、周波数の測定値を用いることで、高精度な停電予測を実現する。
本実施形態の構成は、図1及び図2に示す構成と同じである。
本実施形態の動作を、図面を参照して詳細に説明する。図9は、本実施形態に係る予測装置220による、停電開始時刻を予測する処理の流れを示すフローチャートである。
また、図10は、本実施形態に係る予測装置220が取得する停電履歴時系列データ810の一例を示すグラフである。図11は、本実施形態に係る予測装置220が生成する合成時系列データ820の一例を示すグラフである。図12は、本実施形態に係る予測装置220が生成する二階差絶対値時系列データ830の一例を示すグラフである。図13は、本実施形態に係る予測装置220が生成する停電スコア時系列データ840の一例を示すグラフである。図14は、本実施形態に係る予測装置220が生成する停電予測時系列データ850の一例を示すグラフである。
まず、停電開始時刻予測部222は、停電履歴時系列データ生成部221から、過去の周波数の測定値を含む停電履歴時系列データ810を1日単位で、任意の日数分取得する(ステップS201)。
例えば、停電開始時刻予測部222は、図9に示す処理を実行する日の前日までの、過去30日分の周波数の測定値を含む停電履歴時系列データ810を取得する。ここでは、図9に示す処理を停電予測対象日に実行するものとし、停電開始時刻予測部222は、停電予測対象日の30日前から1日前までの停電履歴時系列データ810を取得するものとする。
ステップS201において、停電開始時刻予測部222が取得する停電履歴時系列データ810の例を図10のグラフに示す。図10は、30日分の期間時系列データ811(1日分毎の停電履歴時系列データ810)を含む、停電履歴時系列データ810を示す。各グラフの左上隅の数字は、「1」が前日の期間時系列データ811であることを、「2」が2日前の期間時系列データ811であることを、「30」が30日前の期間時系列データ811であることを示す。図10において、3日前から29日前までのグラフは、省略されている。
次に、停電開始時刻予測部222は、ステップS201で取得した停電履歴時系列データ810に基づいて、期間時刻毎に、停電時の値を除いて、30日分の期間時系列データ811の平均をとった合成時系列データ820を生成する(ステップS202)。
具体的には、停電開始時刻予測部222は、生成する加重平均時系列データの各期間時刻Tの合成値A’(T)を、I=1,2,・・・,N’についての総和ΣV’I(T)×W’I/N’(T)として算出する。ここで、N’は、ステップS201で取得した周波数の測定値を含む停電履歴時系列データ810の日数である。
V’D(T)は、停電予測対象日のD日前の期間時系列データ811の期間時刻Tにおける記録値8102である。但し、停電開始時刻予測部222は、V’D(T)が閾値より小さい場合は、そのV’D(T)の値を「0」に置き換えて総和計算を行う。N’(T)は、その閾値より大きいV’I(T)の個数である。例えば、閾値は、外部電源100の公称周波数の50%とする。
W‘Dは、停電予測対象日のD日前の記録値8102に対する重み係数である。第2の実施形態の場合と同様に、W’D=1やW‘D=(N’+1−D)/N’としてよい。
ステップS202において、停電開始時刻予測部222が生成する合成時系列データ820の例を図11のグラフに示す。
次に、停電開始時刻予測部222は、ステップS202で生成した合成時系列データ820の各期間時刻Tに対応する合成値A’(T)を、二階差絶対値に変換した二階差絶対値時系列データ830を生成する(ステップS203)。
具体的には、停電開始時刻予測部222は、生成する二階差絶対値時系列データ830の各期間時刻Tの値D’(T)を、|A’(T)−2A’(T−1)+A’(T−2)|として算出する。ここで、A’(T)は、ステップS202で生成した加重平均時系列データにおける期間時刻Tの合成値である。
また、|A’(T)−2A’(T−1)+A’(T−2)|が閾値より小さい場合、停電開始時刻予測部222は、生成する時系列データの各期間時刻Tの値D’(T)を0としてもよい。例えば、その閾値は、全ての期間時刻Tについての|A’(T)−2A’(T−1)+A’(T−2)|の平均値としてもよい。こうすることにより、停電開始時刻予測部222は、二階差絶対値時系列データ830における、計画停電以外の原因による周波数の変化の影響を、低減する。
ステップS203において、停電開始時刻予測部222が生成する二階差絶対値時系列データ830の例を図12のグラフに示す。図12は、例えば、4時直後の期間時刻Tに、比較的大きな周波数の変化があったことを示す。
次に、停電開始時刻予測部222は、ステップS203で生成した二階差絶対値時系列データ830の各期間時刻Tに対応する値D’(T)を、停電の起こる可能性の高さを表すスコアに変換した停電スコア時系列データ840を生成する(ステップS204)。
具体的には、停電開始時刻予測部222は、停電スコア時系列データ840の期間時刻Tにおける値S’(T)を、I=1,2,・・・,WT’についての総和Σ(D’(T+I)/T’(I)+D’(T−I)/T’(I))+D’(T)として算出する。ここで、WT’は十分大きい値、例えばWT’=30×60(1800秒=30分)、であり、T’(I)は、単位を分とした時間Iについて、I以下の最大の整数(例えば、1秒から1分以下が「1」、1分1秒から2分以下が「2」)である。
S’(T)を算出する方法は上記に限らず、D’(T)が大きい、または、期間時刻Tに近い期間時刻(T+ΔT)において比較的大きいD’(T+ΔT)が多数ある場合に、S’(T)が大きな値をとるような算出方法であればよい。
更に、停電開始時刻予測部222は、時刻Tに近い期間時刻(T+ΔT)について、S’(T)がS’(T+ΔT)より大きければ、S’(T+ΔT)を0に置き換えてもよい。
ステップS204において、停電開始時刻予測部222が生成する停電スコア時系列データ840の例を図13のグラフに示す。図13は、例えば、8時直後の期間時刻Tが、スコアが「0.04」の停電開始の予測時刻であることを示す。
次に、停電開始時刻予測部222は、前述の所定数だけ、ステップS204で生成した停電スコア時系列データ840から、値の大きいスコアから順に、そのスコアに対応する期間時刻を取得する(ステップS205)。
次に、停電開始時刻予測部222は、ステップS205で取得した各期間時刻について、その前後の固定時間を停電が起こる可能性が高い時間帯を表す停電開始予測時間帯とした停電予測時系列データ850を出力する(ステップS206)。
例えば、ステップS205で取得した期間時刻をU’秒、その固定時間を15分とすると、停電開始予測時間時間帯は、期間時刻(U’−15×60)秒から期間時刻(U’+15×60)秒までとなる。
ステップS206において、停電開始時刻予測部222が出力する停電予測時系列データ850の例を図14のグラフに示す。図14は、例えば、4時や8時などに、停電開始が予測される時間帯があることを示す。
上述した本実施形態における効果は、第2の実施形態の効果に加えて、停電事前対策を検討するために利用される、より好適かつ精密な情報を提示することが可能になる点である。
その理由は、停電履歴時系列データ生成部221が入力電源の周波数の測定値を含む停電履歴時系列データ810を生成するからである。即ち、予測装置220が、停電予測システム200へ供給される外部電源100における周波数の変化の情報に基づいて、他の地域で発生した計画停電を検出し、停電開始時刻を予測するからである。
<<<第4の実施形態>>>
次に、本発明の第4の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本実施形態の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
本実施形態は、第2の実施形態及び第3の実施形態の改良例である。本実施形態において、予測装置220は、停電履歴時系列データ810から期間時系列データ811のそれぞれの類似度に基づいて、複数の所定の期間からなる一部期間分の時系列データを選択する。ここで、「複数の所定の期間からなる一部期間分の時系列データ」は、即ち「その一部期間に対応する複数の期間時系列データ811」である。そして、予測装置220は、選択したその一部期間に対応する複数の期間時系列データ811を用いて停電予測の処理を行う。こうして、予測装置220は、関係性が低いと判定される期間時系列データ811を除外して停電予測の処理を行い、より高精度な停電予測を実現する。
本実施形態では、停電開始時刻予測部222は、停電履歴時系列データ生成部221から取得した停電履歴時系列データ810から、その一部期間に対応する複数の期間時系列データ811を選択して停電予測の処理を行う。以下では、第2の実施形態の変形例及び、第3の実施形態の変形例のそれぞれを説明する。
まず、第2の実施形態の変形として、過去の停電開始時刻を含む停電履歴時系列データ810からその一部期間に対応する複数の期間時系列データ811をそれらの類似度に基づいて選択する例を説明する。
予測装置220は、選択する停電履歴時系列データ810のその一部期間を決定するために、停電状態の履歴を示す停電時系列データを用いる。この停電時系列データは、値が1の期間時刻において外部電源100が停電状態であることを表し、値が0の期間時刻において外部電源100が停電状態でないことを表す時系列データである。
停電履歴時系列データ生成部221は、測定器210から取得した測定値に基づいて、その停電状態時系列データを生成する。
停電開始時刻予測部222は、停電履歴時系列データ生成部221から、停電履歴時系列データ810と同じ期間の停電状態時系列データを取得する。
次に、停電開始時刻予測部222は、全てのIとJとの組み合わせについて、停電予測対象日I日前の停電状態時系列データと停電予測対象日J日前の停電状態時系列データとの類似度R(I,J)を算出する。類似度R(I,J)は、Jaccard係数や相関係数としてよいがこれらに限定されない。
次に、停電開始時刻予測部222は、全てのIとJとの組み合わせについてのR(I,J)の平均値以上となるR(I,J)の、IとJとを要素する集合を取得する。そして、停電開始時刻予測部222は、この集合の要素の最小値をMIN、最大値をMAXとしたときの停電予測対象日MIN日前から停電予測対象日MAX日前までを、選択する停電履歴時系列データ810のその一部期間とする。また、以下の場合、停電開始時刻予測部222は、選択する停電履歴時系列データ810のその一部期間を停電予測対象日1日前から停電予測対象日(MIN−1)日前としてもよい。その場合は、停電予測対象日1日前から停電予測対象日(MIN−1)日前までの日数(MIN−1)が、停電予測対象日MIN日前から停電予測対象日MAX日前までの日数(MAX−MIN+1)よりも大きい場合である。
停電履歴時系列データ810の一部期間の選択方法は、上記に限らず、類似度が高くなるように停電履歴時系列データ810から一部期間を選択する方法であればよい。例えば、停電開始時刻予測部222は、HolzingerのB係数を用いたデータクラスタリングにより、類似度が高い期間を選択してもよい。
次に、第3の実施形態の変形として、周波数の測定値を含む停電履歴時系列データ810からその一部期間に対応する複数の期間時系列データ811を選択する例を説明する。
予測装置220は、選択する停電履歴時系列データ810のその一部期間を決定するために、停電履歴時系列データ810を用いる。
停電開始時刻予測部222は、全てのIとJの組み合わせについて、停電予測対象日I日前の期間時系列データ811と停電予測対象日J日前の期間時系列データ811の類似度R(I,J)を算出する。このとき、停電開始時刻予測部222は、閾値以下の記録値8102を除外して相互相関係数R(I,J)を算出する。例えば、閾値は、外部電源100の公称周波数の50%とする。類似度R(I,J)は相関係数としてよいがこれに限定されない。
次に、停電開始時刻予測部222は、全てのIとJとの組み合わせについてのR(I,J)の平均値以上となるR(I,J)のIとJとを要素する集合を取得する。そして、停電開始時刻予測部222は、この集合の要素の最小値をMIN、最大値をMAXとしたときの停電予測対象日MIN日前から停電予測対象日MAX日前までを、選択する停電履歴時系列データ810のその一部期間とする。また、以下の場合、停電開始時刻予測部222は、選択する停電履歴時系列データ810のその一部期間を停電予測対象日1日前から停電予測対象日(MIN−1)日前としてもよい。その場合は、停電予測対象日1日前から停電予測対象日(MIN−1)日前までの日数(MIN−1)が、停電予測対象日MIN日前から停電予測対象日MAX日前までの日数(MAX−MIN+1)よりも大きい場合である。
停電履歴時系列データ810の一部期間の選択方法は、上記に限らず、類似度が高くなるように停電履歴時系列データ810から一部期間を選択する方法であればよい。
例えば、停電開始時刻予測部222は、HolzingerのB係数を用いたデータクラスタリングにより、類似度が高い期間を選択してもよい。
本実施形態は、以下のような場合に、効果が特に大きい。毎年、発電状況及び需要状況が変化するため、停電計画及び停電パターンも毎年同じなることない。そのため、前年度以前の停電に関係するデータを有効に使うことは困難である。1年間の中においても、気温や天気などの季節変化に伴い発電状況、需要状況が変化する。このため、停電計画及び停電パターンは、月単位などの短期間においても、同じになることはない。以上より、単純に長期間のデータを用いた停電予測については、十分な予測精度が出ないという問題がある。高精度に、計画停電を予測するためには、有効なその一部期間のデータを適切に選択することが必要である。
上述した本実施形態における効果は、第2及び3のそれぞれの実施形態の効果に加えて、停電事前対策を検討するために利用される、より好適かつ精密かつ高精度な情報を提示することが可能になる点である。
その理由は、停電開始時刻予測部222が所定の期間に対応する測定値の類似度に基づいて、停電履歴時系列データ810のその一部期間を選択し、選択したその一部期間に対応する期間時系列データ811に基づいて停電開始時刻を予測するからである。
<<<第5の実施形態>>>
次に、本発明の第5の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本実施形態の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
上述した第2の実施形態及び第3の実施形態は、1種類の停電履歴時系列データ810を用いて停電予測を行うものであった。本実施形態は、2種類以上の停電履歴時系列データ810を用いて停電予測を行うものである。本実施形態の予測装置220は、2種類以上の停電履歴時系列データ810を用いることで、より高精度な停電予測を実現する。
本実施形態では、停電開始時刻予測部222は、第2及び3の実施形態と同様の処理により、停電履歴時系列データ810の種類毎に停電スコア時系列データ840を生成する。次に、停電開始時刻予測部222は、これらの生成した停電スコア時系列データ840を正規化、及び、重み付けしたものを重ね合わせて合成停電スコア時系列データを取得する。次に、停電開始時刻予測部222は、第2及び3の実施形態と同様の処理により停電予測時系列データ850を出力する。即ち、停電開始時刻予測部222は、合成停電スコア時系列データから、値の大きいスコアから順に、そのスコアに対応する期間時刻を取得し、その期間時刻の前後の固定時間を停電予測時間帯とした停電予測時系列データ850を出力する。
具体的には、停電開始時刻予測部222は、合成停電スコア時系列データの期間時刻Tにおける値(スコア)のSSYN(T)をI=1,2,・・・,Mについての総和Σ(SI(T)‐MIN(SI(T)))/(MAX(SI(T))‐MIN(SI(T)))×WIとして算出する。ここで、Mは、停電履歴時系列データ810の種類数である。SK(T)は、K種類目の停電履歴時系列データ810から生成された停電スコア時系列データ840における期間時刻Tの値である。MIN(SK(T))は、全ての期間時刻TについてのSK(T)の最小値であり、MAX(SK(T))は全ての期間時刻TについてのSK(T)の最大値である。
WKは、K種類目の停電履歴時系列データ810から生成された停電スコア時系列データ840の重み係数とする。より重要なK種類目の停電履歴時系列データ810についてWKに大きな値を設定することで、高精度な停電予測を実現できる。
また、停電開始時刻予測部222は、期間時刻Tに近い期間時刻(T+ΔT)について、SSYN(T)がSSYN(T+ΔT)より大きければ、SSYN(T+ΔT)を「0」に置き換えてもよい。
上述した本実施形態における効果は、第2及び3の実施形態の効果に加えて、停電事前対策を検討するために利用される、より好適かつ精密かつ高精度な情報を提示することが可能になる点である。
その理由は、停電開始時刻予測部222が複数種類に停電履歴時系列データ810に基づいて、停電開始時刻を予測するからである。
<<<第6の実施形態>>>
次に、本発明の第6の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本実施形態の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
本発明は上述した実施形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、上述の実施形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、任意の処理を、CPU(CENTRAL PROCESSING UNIT)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(NON−TRANSITORY COMPUTER READABLE MEDIUM)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(TANGIBLE STORAGE MEDIUM)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体は、例えば、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(READ ONLY MEMORY)、CD−R、CD−R/Wである。そして、非一時的なコンピュータ可読媒体は、DVD(DIGITAL VERSATILE DISC)、BD(BLU−RAY(登録商標) DISC)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(PROGRAMMABLE ROM)であってもよい。そして、非一時的なコンピュータ可読媒体は、EPROM(ERASABLE PROM)、フラッシュROM、RAM(RANDOM ACCESS MEMORY))であってもよい。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(TRANSITORY COMPUTER READABLE MEDIUM)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、または無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
図15は、本実施形態における予測装置220を実現するコンピュータ700のハードウェア構成を示す図である。
図15に示すように、コンピュータ700は、CPU701、記憶部702、記憶装置703、入力部704、出力部705及び通信部706を含む。更に、コンピュータ700は、外部から供給される記録媒体(または記憶媒体)707を含む。例えば、記録媒体707は、情報を非一時的に記憶する不揮発性記録媒体(非一時的記録媒体)である。また、記録媒体707は、情報を信号として保持する、一時的記録媒体であってもよい。
CPU701は、オペレーティングシステム(不図示)を動作させて、コンピュータ700の全体の動作を制御する。例えば、CPU701は、記憶装置703に装着された記録媒体707から、そのプログラムやデータを読み込み、読み込んだそのプログラムやそのデータを記憶部702に書き込む。ここで、そのプログラムは、例えば、図4及び図9に示すフローチャートの動作をコンピュータ700に実行させるためのプログラムである。
そして、CPU701は、その読み込んだプログラムに従って、またその読み込んだデータに基づいて、図1に示す停電履歴時系列データ生成部221及び停電開始時刻予測部222として各種の処理を実行する。
尚、CPU701は、通信網(不図示)に接続される外部コンピュータ(不図示)から、記憶部702にそのプログラムやそのデータをダウンロードしてもよい。
記憶部702は、そのプログラムやそのデータを記憶する。記憶部702は、停電履歴時系列データ810、合成時系列データ820、二階差絶対値時系列データ830、停電スコア時系列データ840及び停電予測時系列データ850を記憶してよい。
記憶装置703は、例えば、光ディスクや、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスク、半導体メモリなどであって、記録媒体707を含む。記憶装置703(記録媒体707)は、そのプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶する。また、記憶装置703は、そのデータを記憶してもよい。記憶装置703は、停電履歴時系列データ810、合成時系列データ820、二階差絶対値時系列データ830、停電スコア時系列データ840及び停電予測時系列データ850を記憶してよい。
入力部704は、オペレータによる操作の入力や外部からの情報の入力を受け付ける。入力操作に用いられるデバイスは、例えば、マウスや、キーボード、内蔵のキーボタン及びタッチパネルなどである。例えば、予測装置220は、入力部704を介して、図4及び図9に示す処理を実行する指示を受けてよい。更に、予測装置220は、入力部704を介して、停電履歴時系列データ810の収集期間や、対象とする入力電源の物理的要素の種類など、図4及び図9に示す処理を実行する場合のパラメータを受け付けてもよい。
出力部705は、例えばディスプレイで実現される。出力部705は、例えばGUI(GRAPHICAL User Interface)によるオペレータへの入力要求や、オペレータに対する出力提示などのために用いられる。例えば、予測装置220は、停電予測時系列データ850を出力部705に出力してよい。
通信部706は、測定器210、表示機230及び他の図示しない外部機器とのインタフェースを実現する。通信部706は、停電履歴時系列データ生成部221及び停電開始時刻予測部222の一部として含まれる。例えば、予測装置220は、停電予測時系列データ850を、通信部706を介して外部機器に送信してよい。
以上説明したように、図1に示す予測装置220の機能単位のブロックは、図15に示すハードウェア構成のコンピュータ700によって実現される。但し、コンピュータ700が備える各部の実現手段は、上記に限定されない。すなわち、コンピュータ700は、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線または無線で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
上述した本実施形態における効果は、予測装置220を一般的な情報処理装置上で実現することが可能になる点である。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)入力電源の物理的要素の測定値を取得し、前記測定値に基づいて、停電が発生したことを検出可能にする記録値を含む停電履歴時系列データを生成する停電履歴時系列データ生成部を含み、
前記停電履歴時系列データの内の所定の期間の情報は期間時系列データであって、前記期間時系列データは前記所定の期間内の期間時刻のそれぞれに対応する前記記録値を含み、
複数の前記期間時系列データ内の同一の前記期間時刻に対応する前記記録値を合成した合成値に基づいて、停電が開始される時刻を示す予測情報を出力する停電開始時刻予側部を更に含む
情報処理装置。
(付記2)前記停電開始時刻予測部は、前記期間時系列データ間の類似度に基づいて前記停電履歴時系列データから特定の前記期間時系列データを選択し、前記特定の期間時系列データの前記記録値を合成した前記合成値に基づいて、前記予測情報を出力する
ことを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
(付記3)前記停電開始時刻予測部は、前記期間時系列データのそれぞれの特徴に基づいて、前記記録値を重み付けし、重み付けされた前記記録値を合成した前記合成値に基づいて、前記予測情報を出力する
ことを特徴とする付記1または2記載の情報処理装置。
(付記4)前記停電開始時刻予測部は、
前記合成値を含む時系列データを停電の発生のしやすさを示すスコアを含む停電スコア時系列データに変換し、
前記停電履歴時系列データに基づいて、前記所定の期間における停電回数を予測し、
前記予測した停電回数に基づいて、前記停電スコア時系列データから、値の大きい前記スコアから順に前記スコアに対応する期間時刻を取得し、
取得した前記期間時刻に基づいて前記予測情報を出力する
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記5)前記停電履歴時系列データ生成部は、複数の物理的要素の前記測定値を取得し、前記複数の物理的要素のそれぞれに対応する前記停電履歴時系列データを生成し、
前記停電開始時刻予側部は、前記停電履歴時系列データのそれぞれに対応する前記停電スコア時系列データを生成し、各前記停電スコア時系列データに正規化及び重み付けの少なくともいずれかの処理を実施し、前記処理を実施された停電スコア時系列データを合成した合成停電スコア時系列データに基づいて、前記予測情報を出力する
ことを特徴とする付記4記載の情報処理装置。
(付記6) 前記停電開始時刻予側部は、更に前記予測情報に対応する前記スコアを出力する
ことを特徴とする付記4及び5記載の情報処理装置。
(付記7)前記停電履歴時系列データ生成部は、前記測定値に基づいて生成した、過去の停電開始時刻を示す、前記記録値を含む前記停電履歴時系列データを生成する
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記8)前記停電履歴時系列データ生成部は、前記入力電源の周波数の測定値を、前記記録値として含む前記停電履歴時系列データを生成する
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記9)前記予測処理において、前記合成時系列データを二階差絶対値をとった二階差絶対値時系列データを生成し、
前記二階差絶対値時系列データから前記停電スコア時系列データに変換する
ことを特徴とする付記8に記載の情報処理装置。
(付記10)前記付記1乃至9のいずれか1つに記載の情報処理装置と、
前記入力電源の任意の物理的要素についての測定値を出力する計測部と、
前記情報処理装置及び前記計測部に無瞬断かつ無停電で電力を供給する無停電電源部と、
を含む停電予測システム。
(付記11)コンピュータが、入力電源の物理的要素の測定値を取得し、前記測定値に基づいて、停電が発生したことを検出可能にする記録値を含む停電履歴時系列データを生成し、
前記停電履歴時系列データ内の所定の期間の情報は期間時系列データであって、前記期間時系列データは前記所定の期間内の期間時刻のそれぞれに対応する前記記録値を含み、
前記コンピュータが、更に、複数の前記期間時系列データ内の同一の前記期間時刻に対応する前記記録値を合成した合成値に基づいて、停電が開始される時刻を示す予測情報を出力する
停電予測方法。
(付記12)入力電源の物理的要素の測定値を取得し、前記測定値に基づいて、停電が発生したことを検出可能にする記録値を含む停電履歴時系列データを生成する処理をコンピュータに実行させ、
前記停電履歴時系列データ内の所定の期間の情報は期間時系列データであって、前記期間時系列データは前記所定の期間内の期間時刻のそれぞれに対応する前記記録値を含み、
複数の前記期間時系列データ内の同一の前記期間時刻に対応する前記記録値を合成した合成値に基づいて、停電が開始される時刻を示す予測情報を出力する処理を、更に前記コンピュータに実行させる
プログラム。
以上、各実施形態及び実施例を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態及び実施例に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しえる様々な変更をすることができる。
100 外部電源
200 停電予測システム
210 測定器
220 予測装置
221 停電履歴時系列データ生成部
222 停電開始時刻予測部
230 表示機
240 無停電電源装置
250 測定点
700 コンピュータ
701 CPU
702 記憶部
703 記憶装置
704 入力部
705 出力部
706 通信部
707 記録媒体
810 停電履歴時系列データ
811 期間時系列データ
820 合成時系列データ
830 二階差絶対値時系列データ
840 停電スコア時系列データ
850 停電予測時系列データ
8101 測定日
8102 記録値

Claims (10)

  1. 入力電源の物理的要素の測定値を取得し、前記測定値に基づいて、停電が発生したことを検出可能にする記録値を含む停電履歴時系列データを生成する停電履歴時系列データ生成手段を含み、
    前記停電履歴時系列データの内の所定の期間の情報は期間時系列データであって、前記期間時系列データは前記所定の期間内の期間時刻のそれぞれに対応する前記記録値を含み、
    複数の前記期間時系列データ内の同一の前記期間時刻に対応する前記記録値を合成した合成値に基づいて、停電が開始される時刻を示す予測情報を出力する停電開始時刻予側手段を更に含む
    情報処理装置。
  2. 前記停電開始時刻予測手段は、前記期間時系列データ間の類似度に基づいて前記停電履歴時系列データから特定の前記期間時系列データを選択し、前記特定の期間時系列データの前記記録値を合成した前記合成値に基づいて、前記予測情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記停電開始時刻予測手段は、前記期間時系列データのそれぞれの特徴に基づいて、前記記録値を重み付けし、重み付けされた前記記録値を合成した前記合成値に基づいて、前記予測情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 前記停電開始時刻予測手段は、
    前記合成値を含む時系列データを停電の発生のしやすさを示すスコアを含む停電スコア時系列データに変換し、
    前記停電履歴時系列データに基づいて、前記所定の期間における停電回数を予測し、
    前記予測した停電回数に基づいて、前記停電スコア時系列データから、値の大きい前記スコアから順に前記スコアに対応する期間時刻を取得し、
    取得した前記期間時刻に基づいて前記予測情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記停電履歴時系列データ生成手段は、複数の物理的要素の前記測定値を取得し、前記複数の物理的要素のそれぞれに対応する前記停電履歴時系列データを生成し、
    前記停電開始時刻予側手段は、前記停電履歴時系列データのそれぞれに対応する前記停電スコア時系列データを生成し、各前記停電スコア時系列データに正規化及び重み付けの少なくともいずれかの処理を実施し、前記処理を実施された停電スコア時系列データを合成した合成停電スコア時系列データに基づいて、前記予測情報を出力する
    ことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記停電履歴時系列データ生成手段は、前記測定値に基づいて生成した、過去の停電開始時刻を示す、前記記録値を含む前記停電履歴時系列データを生成する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記停電履歴時系列データ生成手段は、前記入力電源の周波数の測定値を、前記記録値として含む前記停電履歴時系列データを生成する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
    前記入力電源の任意の物理的要素についての測定値を出力する計測手段と、
    前記情報処理装置及び前記計測手段に無瞬断かつ無停電で電力を供給する無停電電源手段と、
    を含む停電予測システム。
  9. コンピュータが、入力電源の物理的要素の測定値を取得し、前記測定値に基づいて、停電が発生したことを検出可能にする記録値を含む停電履歴時系列データを生成し、
    前記停電履歴時系列データ内の所定の期間の情報は期間時系列データであって、前記期間時系列データは前記所定の期間内の期間時刻のそれぞれに対応する前記記録値を含み、
    前記コンピュータが、更に、複数の前記期間時系列データ内の同一の前記期間時刻に対応する前記記録値を合成した合成値に基づいて、停電が開始される時刻を示す予測情報を出力する
    停電予測方法。
  10. 入力電源の物理的要素の測定値を取得し、前記測定値に基づいて、停電が発生したことを検出可能にする記録値を含む停電履歴時系列データを生成する処理をコンピュータに実行させ、
    前記停電履歴時系列データ内の所定の期間の情報は期間時系列データであって、前記期間時系列データは前記所定の期間内の期間時刻のそれぞれに対応する前記記録値を含み、
    複数の前記期間時系列データ内の同一の前記期間時刻に対応する前記記録値を合成した合成値に基づいて、停電が開始される時刻を示す予測情報を出力する処理を、更に前記コンピュータに実行させる
    プログラム。
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