JP2015203879A - エネルギー需要管理装置、エネルギー需要管理システム、及びエネルギー需要管理方法 - Google Patents

エネルギー需要管理装置、エネルギー需要管理システム、及びエネルギー需要管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】需要予測や需要調整などの機能を複数のシステムへ分散配置した場合においても、複数のシステム間の通信ネットワークを流れる情報量を抑える。
【解決手段】エネルギー需要管理装置は、複数の需要システムによるエネルギーの総需要量の目標値である目標総需要量と、複数の需要システムの夫々の計画情報とを、複数の時刻の夫々に対して記憶する記憶部と、複数の時刻の夫々に対し、複数の需要システムの計画情報に基づいて、複数の需要システムによるエネルギーの総需要量を算出し、複数の時刻の夫々の総需要量が目標総需要量を上回るか否かを判定し、複数の時刻の中の少なくとも一つの総需要量が目標総需要量を上回ると判定された場合、複数の需要システムの一つを対象需要システムとして選択し、対象需要システムの需要量を調整することを依頼する依頼情報を対象需要システムへ送信する制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、エネルギーの需要を管理する技術に関する。
複数のエネルギー供給設備や、複数のエネルギー需要設備を備えた工場やビルに導入されるエネルギー管理システムでは、電気設備の状態変化に柔軟に対応でき、適切な電気量の調整を行うことを可能とするために、特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1には、「各電気設備には、電気量調整装置が接続されている。これらの電気量調整装置は、通信ネットワークに接続され、相互に情報の送受信を行う通信機能を有する。」、「電気量調整装置が相互に提示し合う提示量について、それぞれの電気設備の状況に応じて調整することができるので、各電気設備に適切な負担量を決定できる。特に、種々の属性パラメータを共有して、これを加味して調整できるので、現状に適した負担量を決定することができる。」と言う記載がある。
特開2013−27210号公報
特許文献1では、各電気量調整装置が適切な判断を下すために、様々な属性パラメータを他電気量調整装置と随時交換する必要があり、大量の情報が通信ネットワークを流れる。そのため、大量な情報を流すことが可能な通信ネットワークが必要になり、導入コストが大きくなるという問題が生じうる。
上記課題を解決するために、本発明の一態様であるエネルギー需要管理装置は、夫々がエネルギーの需要の計画を示す計画情報を作成し前記計画情報に従ってエネルギーを需要する複数の需要システムに対し、前記複数の需要システムによるエネルギーの総需要量の目標値である目標総需要量と、前記複数の需要システムの夫々の計画情報とを、複数の時刻の夫々に対して記憶する記憶部と、前記複数の時刻の夫々に対し、前記複数の需要システムの計画情報に基づいて、前記複数の需要システムによるエネルギーの総需要量を算出し、前記複数の時刻の夫々の総需要量が前記目標総需要量を上回るか否かを判定し、前記複数の時刻の中の少なくとも一つの総需要量が前記目標総需要量を上回ると判定された場合、前記複数の需要システムの一つを対象需要システムとして選択し、前記対象需要システムの需要量を調整することを依頼する依頼情報を前記対象需要システムへ送信する制御部と、を備える。
本発明の一態様によれば、需要予測や需要調整などの機能を複数のシステムへ分散配置した場合においても、複数のシステム間の通信ネットワークを流れる情報量を抑えることができる。
実施例1のエネルギー需給連携システム100の構成を示す。 需要管理装置101の構成を示す。 運転計画管理装置104の構成を示す。 需要調整処理の具体例を示すシーケンス図である。 需要調整処理を示すフローチャートである。 需要調整処理の具体例における第一の需要調整依頼処理を示す。 需要調整処理の具体例における第二の需要調整依頼処理を示す。 需要調整処理の具体例における第三の需要調整依頼処理を示す。 実施例2のセンタサーバとエネルギー需給連携システムの構成を示す。 実施例3のセンタサーバとエネルギー需給連携システムの構成を示す。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は、実施例1のエネルギー需給連携システム100の構成を示す。
エネルギー需給連携システム100は、例えば、エネルギー供給設備やエネルギー需要設備を含む工場や大規模ビルなどの需要家の施設内に設けられている。ここでのエネルギー(資源)は、例えば、電気、熱、ガスである。各種エネルギーは、受変電設備や電力線や熱配管やガス管を通じてエネルギー需給連携システム100の外部から内部の設備へ提供される。
エネルギー需給連携システム100は、エネルギー需給連携システム100内のエネルギー需給状況を管理し、需要調整を指示する需要管理装置101と、エネルギー需給連携システム100内でエネルギーを消費する各種設備へエネルギーを供給するエネルギー供給システム102と、エネルギー需給連携システム100内でエネルギーを消費する各種設備を管理する2つ以上のエネルギー需要システム103とを備える。以後、エネルギー供給システム102とエネルギー需要システム103の夫々をサブシステムと呼ぶことがあり、そのうち、エネルギー供給システム102を供給サブシステムと呼ぶことがあり、エネルギー需要システム103を需要サブシステムと呼ぶことがある。施設の形態によってはエネルギー供給システム102を備えていない場合もある。需要管理装置101と、エネルギー供給システム102と、エネルギー需要システム103とは、施設内の内部通信ネットワーク120を介して互いに接続されている。エネルギー需給連携システム100は、外部システム109と通信ネットワーク121を介して接続され、エネルギー需給連携システム100が消費可能なエネルギーの最大値である目標エネルギー量などに関する情報を外部システム109より受信する。内部通信ネットワーク120は例えば、LAN(Local Area Network)である。通信ネットワーク121は例えば、インターネットである。
需要管理装置101は、各サブシステムから需要計画情報を収集し、収集された需要計画情報に基づいて、エネルギー需給連携システム100全体でのエネルギーの総需要計画情報を算出し管理する。また、需要管理装置101は、各需要サブシステムの優先度を記憶し管理する。優先度は、需要家によって予め定められる。優先度は、各需要システムの重要度であっても良い。優先度が高いほど、需要調整されにくくなり、需要が削減されにくくなる。また、需要管理装置101は、複数の対象時刻の中から、エネルギー需給連携システム100内のエネルギーの総需要量が目標エネルギー量を超過する時刻を検知した場合、複数の需要サブシステムから優先度に従って需要調整の対象需要サブシステムを選択し、対象需要サブシステムに対し、需要調整を依頼する。対象時刻は、未来の予め定められた時刻である。目標エネルギー量は、外部システム109から受信しても良いし、需要家により入力されても良い。需要計画情報や総需要計画情報は、時刻を表す情報とその時刻から開始される時間帯におけるエネルギーの需要量に関する情報を含む。例えば、一つの時間帯は、開始時刻から所定の時間帯長さの期間である。例えば、一つの時間帯の長さが1時間であり、需要計画情報が、電気エネルギーについて12時間分の計画を示す場合、「時刻=1:00、エネルギー量=100kWh」という組を、12組含む。目標エネルギー量とは、例えば契約電力などである。
需要管理装置101は、サブシステムから需要計画情報のみの情報を収集し、エネルギー需給連携システム100全体の需要状況を総需要計画情報として管理している。また、需要管理装置101は、優先度に従って需要調整を依頼することで、需要調整が必要な需要サブシステムだけに情報を送信する。
これにより、サブシステムを制御する複数の制御装置の夫々が、他の制御装置との間で情報を送受信し、各自の計画作成や需要調整を自律的に判断し実行するシステムに比べ、通信ネットワークに流れる情報量を削減することができる。
エネルギー供給システム102は、熱源設備107や電源設備106等の管理対象設備と、当該管理対象設備に接続され、当該管理対象設備を制御する設備制御装置105と、設備制御装置105及び需要管理装置101に接続され、当該管理対象設備の運転計画を作成する運転計画管理装置104を備える。
エネルギー需要システム103は、管理対象設備である需要設備108と、当該需要設備108を制御する設備制御装置105と、当該需要設備108の運転計画を示す運転計画情報を作成する運転計画管理装置104を備える。
エネルギー供給システム102内の運転計画管理装置104は、需要管理装置101から熱エネルギーや電力等の各エネルギーに関して総需要計画情報を取得し、取得した総需要を満たすために熱源設備107及び電源設備106の運転計画情報を作成する。エネルギー需要システム103内の運転計画管理装置104は、需要設備108の運転計画情報を作成する。例えば、電源設備106が空調機である場合、それを管理するエネルギー需要システム103は、空調機の温湿度設定値やON/OFF時刻などを示す運転計画情報を作成する。
設備制御装置105は、それ自体に接続され制御対象とする設備の運転計画情報を運転計画管理装置104から受け取り、受け取った運転計画情報に従って熱源設備、電源設備、需要設備を制御する。
電源設備106は例えば、蓄電池や太陽光発電パネルやエンジン発電機等の、電力を蓄積又は供給できる設備である。例えば、電源設備106がガスを消費して発電する場合、ガス管に接続される。電源設備106からの電力は、電力線を介して需要設備108へ送られる。
熱源設備107は例えば、冷凍機やボイラやヒートポンプや太陽熱パネルや蓄熱槽などの冷温水で熱エネルギーを蓄積又は供給できる設備である。
需要設備108は例えば、居住環境の温湿度を制御する空調機や、工場における生産設備などの熱エネルギーや電力を消費する設備である。例えば、需要設備108が電力を消費する場合、電力線に接続される。需要設備108がガスを消費する場合、ガス管に接続される。需要設備108がガスを消費する場合、ガス管に接続される。需要設備108が冷温水等の熱を消費する場合、熱配管に接続される。
外部システム109は、エネルギー需給連携システム100の外部に位置するシステムであり、例えば地域全体のエネルギー管理を行うエネルギー管理システムや、電力会社が需給調整を実施するための需給調整システムなどである。
図2は、需要管理装置101の構成を示す。
需要管理装置101は、各種情報を保持する記憶装置205と、各部を制御する制御部200と、記憶装置205への入出力を行う入出力機能201と、他のサブシステムや装置と内部通信ネットワーク120を介して通信するための通信機能202とを含む。制御部200は、各サブシステムの需要計画情報を収集する需要計画収集機能203と、各システムへ需要計画の調整依頼を実施する需要調整要求機能204を含む。需要管理装置101は、コンピュータであっても良く、制御部200は、CPU(Central Processing Unit)等のマイクロプロセッサであっても良い。
記憶装置205は、エネルギー需給連携システム100が各時刻で利用可能な目標エネルギー量を表す目標エネルギー量情報206と、各サブシステムの需要計画情報を表すサブシステム需要計画情報208と、各サブシステムの需要計画情報に示されている需要量の合計である総需要量を表す総需要計画情報209と、各需要サブシステムの需要調整の優先度を表す優先度情報207とを保持する。
目標エネルギー量情報206は、時刻を表す情報と、その時刻の目標エネルギー量とを含む。エネルギー需給連携システム100の設備管理者やエネルギー管理者等の管理者は、入出力機能201を介して記憶装置205へ目標エネルギー量情報206を入力する。また、通信機能202が外部システム109から目標エネルギー量情報206を受信し、記憶装置205へ保存する場合もある。この場合、目標エネルギー量は、デマンドレスポンスのための需要の制限を示していても良い。
サブシステム需要計画情報208は、サブシステムを一意に特定するための識別子とそのサブシステムの需要計画情報を含む。需要計画収集機能203は、通信ネットワーク1020及び通信機能202を介して各サブシステムより需要計画情報を収集し、各サブシステムを識別するための識別子と紐付けして、サブシステム需要計画情報208へ保存する。
総需要計画情報209は、エネルギー需給連携システム100全体でのエネルギーの総需要量を表す。需要計画収集機能203は、各サブシステムの需要計画情報を収集し、各時刻でのエネルギーの需要量の合計値を算出することで総需要計画情報209を生成し、記憶装置205へ保存する。
優先度情報207は、需要サブシステムを一意に特定するための識別子とその需要サブシステムの需要調整の優先度を表す情報を含む。設備管理者やエネルギー管理者は入出力機能201を介して各需要サブシステムの優先度を記憶装置205へ入力する。
図3は、運転計画管理装置104の構成を示す。
運転計画管理装置104は、制御部210と入出力機能211と通信機能212と記憶装置215とを含む。制御部210は、運転計画作成機能301と需要計画作成機能302とを含む。運転計画管理装置104は、コンピュータであっても良く、制御部210は、CPU等のマイクロプロセッサであっても良い。
記憶装置215は、需要計画情報303を保持する。需要計画情報303は、需要管理装置101に関する説明で言及した需要計画情報と同じである。
エネルギー供給システム102内の運転計画作成機能301は、需要管理装置101より取得したエネルギー需要システム103の需要計画情報を元に、熱源設備107や電源設備106の運転計画情報を作成する。エネルギー需要システム103内の運転計画作成機能301は、空調機器や工場のラインなどの需要設備108の運転計画情報を作成する。
需要計画作成機能302は、運転計画作成機能301が作成した運転計画情報と、予め記憶装置215に格納されている設備稼働特性情報とを元に、運転計画情報通りに機器が動作した場合の需要計画情報を作成する。設備稼働特性情報は、各種設備が稼働することにより消費するエネルギーに関する情報である。例えば、運転計画情報に設備Pが9:00から10:00までの時刻に動作するという情報が含まれ、設備Pの設備稼働特性情報に動作時の消費エネルギー量が10kWhという情報が含まれた場合、9:00の時刻における需要計画情報は10kWhとなる。
以下、エネルギー需給連携システム100が需要を調整する処理である需要調整処理について説明する。
図4は、需要調整処理の具体例を示すシーケンス図である。
エネルギー需給連携システム100では、この図に示す一連の処理を所定の時間間隔で実施し、各サブシステムの運転計画情報、需要計画情報を作成する。所定の時間間隔は例えば、数時間や1日などである。この具体例において、サブシステムは、エネルギー供給システム102であるエネルギー供給システムxと、エネルギー需要システム103であるエネルギー需要システムa及びエネルギー需要システムbとである。このシーケンスは、需要管理装置101と、エネルギー供給システムxと、エネルギー需要システムaと、エネルギー需要システムbとの動作を示す。
処理S411及びS412においてそれぞれエネルギー需要システムa、bは、需要計画情報を作成し、需要管理装置101へ送信する。処理S421において需要管理装置101の需要計画収集機能203は、エネルギー需要システムa、bから需要計画情報を収集し、需要計画情報内の需要量の合計値である総需要量を算出し、総需要計画情報を生成し、記憶装置205へ保存する。
次に、処理S422において需要計画収集機能203は、総需要計画情報を生成後、エネルギー供給システムxへ配信する。処理S423においてエネルギー供給システムxの運転計画作成機能301は、受信した総需要計画情報を元に熱源設備107や電源設備106の運転計画情報を作成する。その後、処理S424において需要計画作成機能302は、受信した総需要計画情報を元に熱源設備107や電源設備106の需要計画情報を作成する。ここで、運転計画作成機能301は、例えば、需要管理装置101より受信した需要計画情報を満たしかつ熱源設備107や電源設備106の運転コストが最小となるような目的関数の下で最適な運転計画を作成する。目的関数はこの他、CO2排出量や1次エネルギー消費量やエネルギー利用効率などであっても良い。需要計画作成機能302は、作成した運転計画情報から、熱源設備107及び電源設備106に関する設備稼働特性情報を基に、需要計画情報を作成する。その後、処理S425において需要計画作成機能302は、需要計画情報を需要管理装置101へ送信する。
処理S441において需要管理装置101の需要計画収集機能203は、エネルギー供給システムx、エネルギー需要システムa、bから収集した需要計画情報から、総需要計画情報を作成し記憶装置205へ保存する。処理S442において需要調整要求機能204は、総需要計画情報における総需要量が目標エネルギー量情報206における目標エネルギー量を超過する時刻が存在するかを判定する。以後、対象時刻のうち、総需要量が目標エネルギー量を超過する時刻を超過時刻と呼び、それ以外の時刻を非超過時刻と呼ぶ。超過時刻が存在すると判定された場合、需要調整要求機能204は、優先度に基づいて需要調整を依頼するエネルギー需要システムaを対象需要サブシステムとして選択する。処理S443において需要調整要求機能204は、エネルギー需要システムaに対し需要調整を依頼する。ここで、需要調整要求機能204は、非超過時刻毎に対象需要サブシステムにより消費可能なエネルギー量の上限量を含む需要調整依頼情報を送信する。これにより、対象需要サブシステムは、非超過時刻の需要量が上限量を超えないことを条件として、超過時刻の需要量の一部を非超過時刻の需要量へ移動させることができる。更に需要調整依頼情報は、超過時刻における対象需要サブシステムにより消費可能なエネルギー量の上限量を含んでも良い。超過時刻の上限量は例えば、調整前の需要計画情報における超過時刻の需要量である。これにより、対象需要サブシステムは調整前の需要計画情報に比べて超過時刻の需要量を削減することができる。更に需要調整依頼情報は、超過時刻における対象需要サブシステムにより消費可能なエネルギー量の下限量を含んでも良い。これにより、対象需要サブシステムが必要以上に超過時刻の需要量を削減することを防ぎ、対象需要サブシステムの過度の負担を防ぐことができる。
処理S444において需要調整依頼情報を受信したエネルギー需要システムaの運転計画管理装置104の需要計画作成機能302は、需要調整依頼情報を元に需要計画情報を再作成する。再作成をする際、需要計画作成機能302は、各時刻における需要量が上限量以下になるように需要計画情報を作成する。需要計画作成機能302は、需要調整依頼情報が超過時刻における上限量と下限量で示された範囲を含む場合、超過時刻における需要量がその範囲内で可能な限り小さくなるように需要計画情報を作成する。処理S445において需要計画作成機能302は、作成された需要計画情報を需要管理装置101へ送信する。
処理S451において需要管理装置101の需要計画収集機能203は、エネルギー需要システムaより受信した需要計画情報を用いて総需要計画情報を更新する。処理S452において需要調整要求機能204は、総需要量が目標エネルギー量を超過する時刻があるかを判定する。超過する時刻があると判定された場合、需要調整要求機能204は、優先度に基づいて、需要調整を依頼するエネルギー需要システムbを選択する。処理S453において需要調整要求機能204は、選択されたエネルギー需要システムbへ需要調整を依頼する。処理S454において依頼を受けたエネルギー需要システムbの運転計画管理装置104の需要計画作成機能302は、需要調整依頼情報を元に需要計画情報を再作成する。その後、処理S455において需要計画作成機能302は、需要管理装置101へ送信する。
処理S461において需要管理装置101の需要計画収集機能203は、エネルギー需要システムbより受信した需要計画情報を用いて総需要計画情報を更新する。処理S462において需要調整要求機能204は、総需要量が目標エネルギー量を超過する時刻があるかを判定する。超過時刻があると判定された場合、処理S463、S464、及びS465において需要調整要求機能204は、計画確定を全てのサブシステムx、a、bへ通知し、このシーケンスを終了する。
以上のシーケンスによれば、需要管理装置101が、対象需要サブシステムを選択し、対象需要サブシステムへ需要調整を依頼することにより、各時刻の総需要量を目標エネルギー以下にすることができる。また、優先度が低い需要サブシステムを優先して需要調整を割り当てることができる。また、需要サブシステムの総需要計画情報を供給サブシステムへ送信することにより、供給サブシステムに需要計画情報を作成させ、供給サブシステムに需要計画情報を含む総需要計画情報を作成することができる。
なお、エネルギー需要システムa、bは、複数のエネルギーを用いる場合、エネルギー毎の需要計画情報を作成する。エネルギー供給システムxは、複数のエネルギーを用いる場合、エネルギー毎の運転計画情報と、エネルギー毎の需要計画情報とを作成する。需要管理装置101は、エネルギー毎の目標エネルギー量を記憶し、エネルギー毎の総需要量を算出する。
図5は、需要調整処理を示すフローチャートである。
処理S501:需要調整要求機能204は、複数の対象時刻の中に、総需要量が目標エネルギー量を超過する時刻があるかを判定する。超過時刻がないと判定された場合、需要調整要求機能204は、処理を終了する。超過時刻があると判定された場合、需要調整要求機能204は、処理S502へ移る。以下、複数の対象時刻のうち、超過時刻の集合をToverと呼び、非超過時刻の集合をTokと呼ぶ。
処理S502:需要調整要求機能204は、優先度情報207に基づいて、未だ需要調整をしていないエネルギー需要システム103のうち、優先度の最も低いエネルギー需要システム103を対象需要サブシステムとして選択し、対象需要サブシステムへの需要調整依頼情報を作成し、対象需要サブシステムへ送信する。需要調整依頼情報は、対象の複数の時刻の夫々における対象需要サブシステムの需要量の上限量を含む。ここでの需要調整依頼情報は更に、Toverにおける対象需要サブシステムの需要量の下限量を含む。
Tokに含まれる時刻における上限量は次式により算出される。
Figure 2015203879
Toverに含まれる時刻における下限量は次式により算出される。
Figure 2015203879
Toverに含まれる時刻における上限量は次式により算出される。
Figure 2015203879
式(1)、(2)、(3)において、tは時刻を示し、kは対象需要サブシステムの識別子であると共に優先度を示す。Luk(t)は、時刻tにおける対象需要サブシステムkの需要量の上限量を示す。Llk(t)は、時刻tにおける対象需要サブシステムkの需要量の下限量を示す。Max(t)は、時刻tにおける目標エネルギー量を示す。D1i(t)は、時刻tにおける調整済みの需要サブシステムiの需要量を示す。Dj(t)は、時刻tにおける未調整の需要サブシステムiの需要量を示す。Cは、需要計画情報が調整済みである需要サブシステムの集合を示す。Nは、需要計画情報が未調整である需要サブシステムの集合を示す。
処理S502により、需要調整要求機能204が、優先度が低い需要サブシステムから順に需要調整を依頼する。これにより、例えば、優先度の低い、それほど重要でない需要サブシステムほど、需要の調整を実施する確率が高くなり、優先度の高い、重要な需要サブシステムほど、需要の調整を実施する確率が低くなる。需要調整要求機能204は、需要調整依頼情報を作成後、対象需要サブシステムに対し需要調整依頼情報を送信し、処理S503へ移る。
処理S503:需要計画収集機能203は、処理S502にて需要調整依頼を打診した対象需要サブシステムから調整結果の需要計画情報を受信後、処理S504へ移る。
処理S504:需要計画収集機能203は、受信した需要計画情報を用い、エネルギー需給連携システム100の総需要計画情報を更新し、需要調整要求機能204は、処理S501で判定されたTokの夫々の時刻について、総需要量が目標エネルギー量を超過していないかを再判定する。ここで、需要調整要求機能204は、次式を用いて超過を判定する。
Figure 2015203879
超過している時刻がないと判定された場合、需要調整要求機能204は、処理S506へ移る。超過している時刻があると判定された場合、需要調整要求機能204は、処理S505へ移る。以下、S504で総需要量が目標エネルギー量を超過していると判定された時刻を新規超過時刻と呼び、新規超過時刻の集合をTover1と呼ぶ。
処理S505:需要調整要求機能204は、処理S502で選択された対象需要サブシステムより優先度が低く、且つTover1における超過原因となっている需要サブシステムを新たな対象需要サブシステムとして選択し、その新たな対象需要サブシステムに対して需要調整依頼情報を送信する。Tover1における超過原因となっている需要サブシステムは、次の二つの式の両方を満たす需要サブシステムである。
Figure 2015203879
Figure 2015203879
ここで、需要調整要求機能204は、処理S501により抽出されたToverを用いて需要調整依頼情報を算出する。更に需要調整要求機能204は、需要調整依頼情報のうち、Tokに含まれる時刻の上限量を式(1)により算出し、Toverに含まれる時刻の下限量を式(2)により算出し、Toverに含まれる時刻の上限量を式(3)により算出する。
この処理S505により、需要サブシステムがToverの中の時刻の需要を他の時刻に移動させる際、優先度の高い需要サブシステムほど移動先の時刻の選択肢が多くなり調整の自由度が高く、優先度の低いシステムほど移動先の時刻の選択肢が狭まり調整の自由度が低くなる。
処理S506:需要調整要求機能204は、Toverの中の時刻について、処理S504で更新された総需要量が目標エネルギー量以下かどうか判定する。ここで需要調整要求機能204は、次式の条件を満たす場合に総需要量が目標エネルギー量を超過していると判定する。超過していると判定された場合、需要調整要求機能204は、処理S502へ戻る。超過していないと判定された場合、処理を終了する。
Figure 2015203879
処理S502及びS505により、優先度が高い需要サブシステムほど、需要を調整する確率を減らすと共に、需要を他の時刻へ移動させる際には、移動先の時刻の選択肢を多くして調整の自由度を高くすることができる。これにより、優先度が高い需要サブシステムは、それより優先度の低い需要サブシステムに比べ、需要調整の負担を削減することができる。
以下、需要調整処理の具体例について説明する。
ここで、需要調整処理のうち、処理S502及びS503を需要調整依頼処理と呼ぶ。即ち、需要調整依頼処理は、需要管理装置101が対象需要サブシステムを決定し、需要調整依頼情報を対象需要サブシステムへ送信し、対象需要サブシステムが需要を調整して調整結果を需要管理装置101へ送信する処理である。
ここでは、需要サブシステムが、生産システムA、生産システムB、実験システムであるとする。また、供給サブシステムがない、又は供給サブシステムの需要量がないとする。供給サブシステムがある場合、総需要量は、供給サブシステムの需要量を含む。なお、目標エネルギー量は、全てのサブシステムが利用可能なエネルギー量から、供給サブシステムが利用可能なエネルギー量を減じた値であっても良い。総需要量は、全てのサブシステムの需要量の合計から、供給サブシステムの需要量を減じた値でも良い。また、生産システムAの優先度が最も高く、次いで生産システムBの優先度であり、実験システムの優先度が最も低い。
図6は、需要調整処理の具体例における第一の需要調整依頼処理を示す。
ここでは、需要管理装置101は、各サブシステムから受信した需要計画情報に基づいて総需要計画情報を作成する。図中の(a)は、総需要計画情報であり、複数の対象時刻t1、t2、t3、t4、t5の中の各時刻に対し、各サブシステムの需要量とその合計とを示す。Etは、目標エネルギー量を示す。
処理S501において需要管理装置101は、時刻t4の総需要量が目標エネルギー量を超過していると判定する。処理S502において需要管理装置101は、最も低い優先度を有する実験システムを対象需要サブシステムとして選択し、対象需要サブシステムに対する需要調整依頼情報を作成し、需要調整依頼情報を対象需要サブシステムへ送信する。図中の(b)は、対象需要サブシステムに対する需要調整依頼情報であり、時刻t1、t2、t3、t4、t5に夫々対応する需要量の上限量Du1、Du2、Du3、Du4、Du5と、時刻t4における需要量の下限量Dl4とを含む。ここで、需要調整依頼情報(b)は、対象需要サブシステムに対し、超過時刻t4における需要量Du4を下限量Dl4から上限量Du4までの範囲に削減することを依頼すると共に、非超過時刻t1、t2、t3、t5に夫々対応する需要量を上限量Du1、Du2、Du3、Du5以下に抑えることを依頼する。
図中の(c)は、対象需要サブシステムに記憶されている調整前の需要計画情報であり、各時刻における対象需要サブシステムの需要量を示す。対象需要サブシステムは、需要管理装置101からの需要調整依頼情報(b)に基づいて需要計画情報(c)を調整して新たな需要計画情報(d)を作成して需要管理装置101へ送信する。図中の(d)は、調整後の需要計画情報であり、各時刻における対象需要サブシステムの需要量を示す。調整後の需要計画情報(d)によれば、対象需要サブシステムは、超過時刻t4における需要量の一部を移動量として、非超過時刻t5へ移動させる。ここで、対象需要サブシステムは、移動量が、超過時刻における需要量から上限量を減じた値以上で、且つ超過時刻における需要量から下限量を減じた値以下で、且つ移動先の非超過時刻の上限量から移動先の非超過時刻の需要量を減じた値以下になるように、移動先の非超過時刻と移動量とを決定する。調整前の需要計画情報(c)と比較すると、調整後の需要計画情報(d)は、時刻t4における需要量の一部が時刻t5へシフトされ、時刻t4における需要量が削減されることを示す。
処理S503において需要管理装置101は、調整後の需要計画情報(d)に基づいて総需要計画情報を更新する。図中の(e)は、更新後の総需要計画情報である。更新前の総需要計画情報(a)と比較すると、更新後の総需要計画情報(e)では、時刻t4において、目標エネルギー量に対する総需要量の超過量が減少している。
図7は、需要調整処理の具体例における第二の需要調整依頼処理を示す。
第一の需要調整依頼処理後、処理S504において、非超過時刻t1、t2、t3、t5における総需要量が目標エネルギー量を超過していないと判定され、処理S506において、未だ超過時刻t4における総需要量が目標エネルギー量を超過していると判定されるため、需要管理装置101は、処理S502において第二の需要調整依頼処理を行う。
図中の(e)は、第一の需要調整依頼処理における調整後の総需要計画情報(e)と同一である。処理S502において需要管理装置101は、対象需要サブシステムの次に優先度が高い需要サブシステムである生産システムBを新たな対象需要サブシステムとして選択する。その後、需要管理装置101は、対象需要サブシステムに対する需要調整依頼情報を作成し、需要調整依頼情報を対象需要サブシステムへ送信する。図中の(f)は、対象需要サブシステムに対する需要調整依頼情報であり、時刻t1、t2、t3、t4、t5に夫々対応する需要量の上限量Du1、Du2、Du3、Du4、Du5と、時刻t4における需要量の下限量Dl4とを含む。ここで、需要調整依頼情報(f)は、対象需要サブシステムに対し、超過時刻t4における需要量Du4を下限量Dl4から上限量Du4までの範囲に削減することを依頼すると共に、非超過時刻t1、t2、t3、t5に夫々対応する需要量を上限量Du1、Du2、Du3、Du5以下に抑えることを依頼する。
図中の(g)は、対象需要サブシステムに記憶されている調整前の需要計画情報である。対象需要サブシステムは、需要管理装置101からの需要調整依頼情報(f)に基づいて需要計画情報(g)を調整して新たな需要計画情報(h)を作成して需要管理装置101へ送信する。図中の(h)は、調整後の需要計画情報である。調整後の需要計画情報(h)によれば、対象需要サブシステムは、超過時刻t4における需要量の一部を移動量として、非超過時刻t5へ移動させる。
処理S503において需要管理装置101は、調整後の需要計画情報(h)に基づいて総需要計画情報を更新する。図中の(i)は、更新後の総需要計画情報である。更新前の総需要計画情報(e)と比較すると、更新後の総需要計画情報(i)では、時刻t4において、目標エネルギー量に対する総需要量の超過量が減少している。一方、時刻t5において、総需要量が目標エネルギー量を超過している。
図8は、需要調整処理の具体例における第三の需要調整依頼処理を示す。
第二の需要調整依頼処理後、処理S504において、非超過時刻t5における総需要量が目標エネルギー量を超過していると判定されるため、需要管理装置101は、処理S505において第三の需要調整依頼処理を行う。
図中の(i)は、第二の需要調整依頼処理における調整後の総需要計画情報(i)と同一である。処理S505において需要管理装置101は、対象需要サブシステムより優先度が低く、且つ超過原因となっている需要サブシステムである実験システムを新たな対象需要サブシステムとして選択する。その後、需要管理装置101は、対象需要サブシステムに対する需要調整依頼情報を作成し、需要調整依頼情報を対象需要サブシステムへ送信する。図中の(j)は、対象需要サブシステムに対する需要調整依頼情報であり、時刻t1、t2、t3、t4、t5に夫々対応する需要量の上限量Du1、Du2、Du3、Du4、Du5と、時刻t4における需要量の下限量Dl4とを含む。ここで、需要調整依頼情報(j)は、対象需要サブシステムに対し、超過時刻t4における需要量Du4を下限量Dl4から上限量Du4までの範囲に削減することを依頼すると共に、非超過時刻t1、t2、t3、t5に夫々対応する需要量を上限量Du1、Du2、Du3、Du5以下に抑えることを依頼する。
図中の(k)は、対象需要サブシステムに記憶されている第一の需要調整依頼処理前の需要計画情報であり、第一の需要調整依頼処理における需要計画情報(c)と同一である。対象需要サブシステムは、需要管理装置101からの需要調整依頼情報(j)に基づいて需要計画情報(k)を調整して新たな需要計画情報(l)を作成して需要管理装置101へ送信する。図中の(l)は、調整後の需要計画情報である。調整後の需要計画情報(l)によれば、対象需要サブシステムは、以前の調整を取り消し、超過時刻t4における需要量の一部を移動量として、非超過時刻t1へ移動させる。
処理S503において需要管理装置101は、調整後の需要計画情報(l)に基づいて総需要計画情報を更新する。図中の(m)は、更新後の総需要計画情報である。更新前の総需要計画情報(i)と比較すると、更新後の総需要計画情報(m)では、時刻t5において、目標エネルギー量に対する総需要量の超過が解消している。更に、全ての対象時刻において、総需要量は、目標エネルギー量を超過していない。
この具体例によれば、第一の需要調整依頼処理において、優先度が最も低い実験システムによる需要の移動で超過が解消しない場合、第二の需要調整依頼処理において、実験システムより優先度が高い生産システムBによる需要の移動を優先し、第三の需要調整依頼処理において、残りの超過分を実験システムによる需要の移動に割り当てることができる。これにより、複数の需要サブシステムの中で優先度が低い需要サブシステムを優先して需要の調整を割り当てることができると共に、調整する需要サブシステムの中で優先度が高い需要サブシステムを優先して需要の調整を行うことができる。
また、複数の制御装置の間で情報を送受信するシステムに比べて、運転計画管理装置104の通信量を低減することができるため、内部ネットワーク120の負荷を抑えることができる。
本実施例では、センタサーバを用いるエネルギー需給連携システムについて説明する。
図9は、実施例2のセンタサーバとエネルギー需給連携システムの構成を示す。
複数のエネルギー需給連携システム100bが、センタサーバ110bに接続されている。センタサーバ110bは、データセンタ等の施設であっても良い。実施例1と比較すると、エネルギー需給連携システム100における需要管理装置101と複数の運転計画管理装置104は、エネルギー需給連携システム100bから省かれ、センタサーバ110bに設けられている。需要管理装置101と複数の運転計画管理装置104は、センタサーバ110b内のセンタ通信ネットワーク122を介して互いに接続されている。センタ通信ネットワーク122は、ルータ等を介して外部通信ネットワーク121に接続されている。センタサーバ110bは、外部通信ネットワーク121を介して、各サブシステム内の設備制御装置105に接続されている。需要管理装置101と複数の運転計画管理装置104の動作は、実施例1と同様である。
センタサーバ110bは、複数のエネルギー需給連携システム100bに接続されても良い。この場合、センタサーバ110bが、需要管理装置101及び運転計画管理装置104の機能を、複数のエネルギー需給連携システム100bに提供する。これにより、夫々のエネルギー需給連携システム100bは、需要管理装置101及び運転計画管理装置104を含まず、複数のエネルギー需給連携システム100bに対する需要管理装置101及び運転計画管理装置104を集約できるため、実施例1に比べて、エネルギー需給連携システムの導入や維持のコストを低減することができる。
複数の需要家のエネルギー需給連携システム100bに対し、クラウドサービス等としてセンタサーバ110bを提供する場合、複数の制御装置の間で情報を送受信するシステムに比べて、運転計画管理装置104の通信量を低減することができるため、センタサーバ110bの負荷を抑えることができる。
本実施例では、センタサーバを用いるエネルギー需給連携システムの別の例について説明する。
図10は、実施例3のセンタサーバとエネルギー需給連携システムの構成を示す。
複数のエネルギー需給連携システム100cが、センタサーバ110cに接続されている。実施例1と比較すると、エネルギー需給連携システム100における需要管理装置101は、エネルギー需給連携システム100cから省かれ、センタサーバ110cに設けられている。需要管理装置101は、外部通信ネットワーク121を介して、各サブシステム内の運転計画管理装置104に接続されている。需要管理装置101と複数の運転計画管理装置104の動作は、実施例1と同様である。
センタサーバ110cは、複数のエネルギー需給連携システム100cに接続されても良い。この場合、センタサーバ110cが、需要管理装置101の機能を、複数のエネルギー需給連携システム100cに提供する。これにより、夫々のエネルギー需給連携システム100cは、需要管理装置101を含まず、複数のエネルギー需給連携システム100cに対する需要管理装置101を集約できるため、実施例1に比べて、エネルギー需給連携システムの導入や維持のコストを低減することができる。
複数の需要家のエネルギー需給連携システム100cに対し、クラウドサービス等としてセンタサーバ110cを提供する場合、複数の制御装置の間で情報を送受信するシステムに比べて、運転計画管理装置104の通信量を低減することができるため、センタサーバ110c及び内部ネットワーク120の負荷を抑えることができる。
以上の各実施例によれば、需要予測、運転計画立案、需要調整などの各種機能を、各サブシステムへ分散配置することにより、各装置の負荷を抑えることができると共に、各通信ネットワークを流れる情報量を抑えることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、IC(Integrated Circuit)カード、フラッシュメモリ、光ディスク等の記録媒体に置くことができる。
本発明の表現のための用語について説明する。需要管理装置は、需要管理装置101等に対応する。需要システムは、エネルギー需要システム103やエネルギー供給システム102やサブシステム等に対応する。記憶部は、記憶装置205等に対応する。制御部は、制御部200等に対応する。計画情報は、需要計画情報等に対応する。目標総需要量は、目標エネルギー量等に対応する。依頼情報は、需要調整依頼情報等に対応する。複数の時刻は、複数の対象時刻等に対応する。対象需要システムは、対象需要サブシステム等に対応する。通信ネットワークは、外部通信ネットワーク121等に対応する。需要管理システムは、エネルギー需給連携システム100、或いはセンタサーバ110b及びエネルギー需給連携システム100b、或いはセンタサーバ110c及びエネルギー需給連携システム100c等に対応する。
100、100b、100c…エネルギー需給連携システム 101…需要管理装置 102…エネルギー供給システム 103…エネルギー需要システム 104…運転計画管理装置 105…設備制御装置 106…電源設備 107…熱源設備 108…需要設備 109…外部システム 110、110b、110c…センタサーバ 200…制御部 201…入出力機能 202…通信機能 203…需要計画収集機能 204…需要調整要求機能 205…記憶装置 206…目標エネルギー量情報 207…需要調整優先度情報 208…サブシステム需要計画情報 209…総需要計画情報 210…制御部 211…入出力機能 212…通信機能 215…記憶装置 301…運転計画作成機能 302…需要計画作成機能 303…需要計画情報

Claims (12)

  1. 夫々がエネルギーの需要の計画を示す計画情報を作成し前記計画情報に従ってエネルギーを需要する複数の需要システムに対し、前記複数の需要システムによるエネルギーの総需要量の目標値である目標総需要量と、前記複数の需要システムの夫々の計画情報とを、複数の時刻の夫々に対して記憶する記憶部と、
    前記複数の時刻の夫々に対し、前記複数の需要システムの計画情報に基づいて、前記複数の需要システムによるエネルギーの総需要量を算出し、前記複数の時刻の夫々の総需要量が前記目標総需要量を上回るか否かを判定し、前記複数の時刻の中の少なくとも一つの総需要量が前記目標総需要量を上回ると判定された場合、前記複数の需要システムの一つを対象需要システムとして選択し、前記対象需要システムの需要量を調整することを依頼する依頼情報を前記対象需要システムへ送信する制御部と、
    を備えるエネルギー需要管理装置。
  2. 前記制御部は、前記複数の需要システムの夫々から、前記計画情報を受信して前記記憶部へ保存し、
    前記依頼情報に応じて、前記対象需要システムにより前記対象需要システムの計画情報が変更され、
    前記制御部は、前記変更された計画情報を前記対象需要システムから受信する、
    請求項1に記載のエネルギー需要管理装置。
  3. 前記記憶部は、前記複数の需要システムの夫々の優先度を記憶し、
    前記制御部は、前記複数の需要システムの中から、前記優先度に基づいて前記対象需要システムを選択する、
    請求項2に記載のエネルギー需要管理装置。
  4. 前記制御部は、前記複数の時刻の中から前記総需要量が前記目標総需要量を上回ると判定された時刻である超過時刻と、前記複数の時刻の中で前記超過時刻以外の時刻である非超過時刻とを選択し、前記非超過時刻における前記対象需要システムの需要量の上限である非超過時刻上限量を算出し、
    前記依頼情報は、前記非超過時刻上限量を含み、前記対象需要システムに対し、前記非超過時刻における前記対象システムの需要量が前記非超過時刻上限量以下になることを条件として、前記超過時刻における前記対象システムの需要量の一部が前記非超過時刻における前記対象需要システムの需要量へ移動させることを依頼する、
    請求項3に記載のエネルギー需要管理装置。
  5. 前記制御部は、前記複数のエネルギー需要システムの中から、未だ調整を行っていない需要システムで優先度が最も低い需要システムを前記対象需要システムとして選択する、
    請求項4に記載のエネルギー需要管理装置。
  6. 前記制御部は、前記複数の時刻の夫々に対し、前記変更された計画情報に基づく総需要量である第二総需要量を算出し、前記非超過時刻の第二総需要量が前記目標総需要量を上回るか否かを判定し、前記非超過時刻の第二総需要量が前記目標総需要量以下であると判定された場合、前記超過時刻の第二総需要量が前記目標総需要量を上回るか否かを判定し、前記超過時刻の第二総需要量が前記目標総需要量を上回ると判定された場合、未だ調整を行っていない需要システムで優先度が最も低い需要システムを前記対象需要システムとして選択し、依頼情報を前記対象需要システムへ送信する、
    請求項5に記載のエネルギー需要管理装置。
  7. 前記制御部は、前記非超過時刻の第二総需要量が前記目標総需要量を上回ると判定された場合、前記対象需要システムより優先度が低く且つ前記非超過時刻の第二総需要量が前記目標総需要量を上回る原因となった需要システムを、前記対象需要システムとして選択し、依頼情報を前記対象需要システムへ送信する、
    請求項6に記載のエネルギー需要管理装置。
  8. 前記複数の需要システムの少なくとも一つは、前記複数の需要システムへエネルギーを供給する供給設備を含む特定システムであり、
    前記制御部は、前記複数の時刻の夫々の総需要量を示す総需要量情報を、前記特定システムへ送信し、
    前記総需要量情報に応じて、前記特定システムにより前記特定システムの計画情報が作成され、
    前記制御部は、前記特定システムの計画情報を受信する、
    請求項1乃至7の何れか一項に記載のエネルギー需要管理装置。
  9. エネルギーを需要する複数の需要システムの夫々によるエネルギーの需要量の計画を示す計画情報を、複数の時刻の夫々に対して作成して送信する運転計画管理装置と、
    前記複数の需要システムによるエネルギーの総需要量の目標値である目標総需要量を複数の時刻の夫々に対して記憶し、前記複数の時刻の夫々に対し、前記複数の需要システムの計画情報に基づいて、前記複数の需要システムによるエネルギーの総需要量を算出し、前記複数の時刻の夫々の総需要量が前記目標総需要量を上回るか否かを判定し、前記複数の時刻の中の少なくとも一つの総需要量が前記目標総需要量を上回ると判定された場合、前記複数の需要システムの一つを対象需要システムとして選択し、前記対象需要システムの需要量を削減することを依頼する依頼情報を、前記対象需要システムに対応する運転計画管理装置へ送信する需要管理装置と、
    を備えるエネルギー需要管理システム。
  10. 複数の施設の夫々の中に、前記複数の需要システムが設けられ、
    前記運転計画管理装置は、前記複数の需要システムに、通信ネットワークを介して接続される、
    請求項9に記載のエネルギー需要管理システム。
  11. 複数の施設の夫々の中に、前記複数の需要システムと、前記複数の需要システムに接続された前記運転計画管理装置とが設けられ、
    前記需要管理装置は、前記運転計画管理装置に、通信ネットワークを介して接続される、
    請求項9に記載のエネルギー需要管理システム。
  12. 需要管理装置が、夫々がエネルギーの需要の計画を示す計画情報を作成し前記計画情報に従ってエネルギーを需要する複数の需要システムに対し、前記複数の需要システムによるエネルギーの総需要量の目標値である目標総需要量を複数の時刻の夫々に対して記憶し、
    運転計画管理装置が、前記複数の需要システムの夫々によるエネルギーの需要量の計画を複数の時刻の夫々に対して示す計画情報を作成して送信し、
    前記需要管理装置が、前記複数の時刻の夫々に対し、前記複数の需要システムの計画情報に基づいて、前記複数の需要システムによるエネルギーの総需要量を算出し、前記複数の時刻の夫々の総需要量が前記目標総需要量を上回るか否かを判定し、前記複数の時刻の中の少なくとも一つの総需要量が前記目標総需要量を上回ると判定された場合、前記複数の需要システムの一つを対象需要システムとして選択し、前記対象需要システムの需要量を削減することを依頼する依頼情報を、前記対象需要システムに対応する運転計画管理装置へ送信する、
    ことを備えるエネルギー需要管理方法。
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