JP2015202867A - 結束具 - Google Patents

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Shinichi Kamiyoshi
眞一 神吉
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Abstract

【課題】1本の被結束材を対象とした結束バンドや、複数本の被結束材を束ねるための結束バンドは提案されているが、複数の被結束材を並設するための結束具は見当たらない。
【解決手段】本発明に係る結束具は、帯状薄板材(1)の一側縁(2)に沿って所定の間隔(L)で他側縁(3)に向かう一側切込み(4)が設けられ、該他側縁(3)には該間隔(L)と同一の間隔(L)で該一側縁(2)に向かう他側切込み(5)が設けられている。該間隔(L)は、被結束材(M)の結束面の周長(m)と同等でも、該帯状薄板材(1)の折返し部分(11)で1.5倍となっている。該一側切込み(4)の深さ(d1)と該他側切込み(5)の深さ(d2)の合計寸法(d1+d2)は、該帯状薄板材(1)の幅(D)以下となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は結束具に係り、被結束材を並べて結束するのに適するようにしたものである。被結束材としては棒やパイプのように長尺のものが適しているが、ブロック状のものでも適用できる。
特許文献1に開示された結束バンドは、要約書の解決手段、図3(a)を参照して分かる通りの構成となっている。即ち、バンド20と留め具30を備える。留め具30とバンド20の間にこのバンド20を挿入できる貫通部90を設ける。バンド20の留め具30を含むエリア側と先端側に、互いに逆止機能を果たす上面側歯71と下面側歯53をそれぞれ設ける。被結束材40の外周面に巻きつけて先端側を留め具30の貫通部90に挿通して引っ張ると、下面側歯53が上面側歯71を弾発しながら乗り越え、先端側を放すと、バンド20の復元力により両歯53と71が係合して被結束材40を結束する。
特許文献2に開示された結束バンドは、要約書の解決手段、図4(b)を参照して分かる通り、バンド部1とロック部2を備え、複数本のケーブルCを束ねて巻きつけ、バンド部1に設けた爪部11をロック部2のロック爪23に係合させる結束バンドであって、バンド部1に破断部13を設け、破断後の残長を均一にして結束後の信頼性を向上させるようにしたものである。
特開2013−124123号公報 特開2013−255295号公報
特許文献1に開示された結束具は1本の被結束材を対象としており(図2)、複数本の被結束材を並設するための結束を意図したものとは考えられない。
特許文献2に開示された結束具も特許文献1に開示された結束具と同様で、図3及び図4で分かる通り、3本の被結束材Cを束ねている。従って、複数本の被結束材を並設するために結束することを意図したものとは考えられない。
本発明は、複数本の被結束材のそれぞれに巻きつきながら相互の被結束材をも結束して被結束材を並設できる結束具を提供することを目的とする。
(請求項1)本発明に係る結束具は、帯状薄板材の一側縁に沿って所定の間隔で他側縁に向かう一側切込みが設けられ、該他側縁には該間隔と同一の間隔で該一側縁に向かう他側切込みが設けられている。
この結束具は帯状薄板材をその長手方向に折り返して使用するのが理想的であるが、2本の帯状薄板材を向い合せに使用してもよい。被結束材を相対する帯状薄板材の一側切込みと他側切込みのない部分に収め、相対する帯状薄板材の一側切込みと他側切込みを係合させる。この係合は、帯状薄板材を相対位置から帯状薄板材の幅方向へ相互にずらし、一側切込みと他側切込みを相互に係合させるだけでよい。
帯状薄板材を折り返して使用する場合、この折返し部分に被結束材を収めるので、一側切込みと他側切込みの係合個所は1個所となるが、それ以外の場所では被結束材の両側面での2個所となる。
このようにして被結束材を順次結束してゆくことにより、複数本の被結束材を並設できるので、作業を迅速にでき、係合も確実で結束が解けることはない。
被結束材の並設は、例えば下水熱の利用に必要とされる。この場合、被結束材はパイプとなり、複数本を並設して下水道に設置され、熱交換に利用される。勿論、これ以外にも種々の用途があり、棚板、柵のように、棒材を並設使用する物品には適用可能である。
(請求項2)該間隔は被結束材の結束面の周長と同等となっていてもよい。
こうすると、被結束材の結束面に帯状薄板材が隙間なく巻きつき、結束が安定する。
(請求項3)該間隔は該帯状薄板材の折返し部分で1.5倍となっていてもよい。
こうすると、1本の帯状薄板材を折り返して使用することにより、この折返し部分での端部処理をしなくて済み、結束作業が容易となる。
(請求項4)該一側切込みの深さと該他側切込みの深さの合計寸法は、該帯状薄板材の幅と等しくなっていてもよい。
こうすると、該一側切込みの深さと該他側切込みを係合させたとき、相対する帯状薄板材の幅同士が一致するので、結束力を有効に被結束材に与えることができる。
(請求項5)該一側切込みと該他側切込みの少なくとも一方は開口が拡寸の楔形となっていてもよい。
こうすると、該一側切込みと該他側切込みの係合作業がし易くなる。
(請求項6)該被結束材は断面外周が、円、楕円、三角及び多角の各形状の内の一つとなっていてもよい。
こうすると、複数の断面外周形状の該被結束材の結束に適用できる。
(請求項7)該帯状薄板材は金属製であってもよい。
こうすると、該帯状薄板材は結束強度が大なので、重量があったり、結束面の長い被結束材であっても、確実に結束できる。
(請求項8)該帯状薄板材は樹脂製であってもよい。
こうすると、該帯状薄板材を廉価に提供でき、製造も容易である。
本発明によれば、被結束材を相対する帯状薄板材の一側切込みと他側切込みのない部分に収め、相対する帯状薄板材を相対位置から帯状薄板材の幅方向へ相互にずらし、一側切込みと他側切込みを相互に係合させるだけで結束できる。また、このようにして被結束材を順次結束してゆくことにより、複数本の被結束材を並設できるので、作業を迅速にでき、係合も確実で結束が解けることはない。
請求項2によれば、被結束材の結束面に帯状薄板材が隙間なく巻きつき、結束が安定する。
請求項3によれば、1本の帯状薄板材を折り返して使用することにより、この折返し部分での端部処理をしなくて済み、結束作業が容易となる。
請求項4によれば、被結束材同士はその結束面の中間位置で結束されるので、被結束材同士の横並びが確実となる。
請求項5によれば、該一側切込みと該他側切込みの係合作業がし易くなる。
請求項6によれば、複数の断面外周形状の該被結束材の結束に適用できる。
請求項7によれば、該帯状薄板材は結束強度が大なので、重量があったり、結束面の長い被結束材であっても、確実に結束できる。
請求項8によれば、該帯状薄板材を廉価に提供でき、製造も容易である。
本発明にかかる結束具の具体例を、その一部を取り出して示す斜面図である。 発明にかかる結束具の別の具体例で、一本の帯状薄板材を折り返して結束するものの一部を取り出して示す斜面図である。 帯状薄板材が折返し部分で、断面外周が円形の被結束材を結束している状態の正面図である。 被結束材を結束する部分を形成した状態の斜面図である。 本発明にかかる結束具により4本の被結束材を結束している状態の斜面図である。 正四角形端面を有する被結束材の結束長の説明図である。
本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(請求項1)図1で、本発明に係る結束具は、帯状薄板材1の一側縁2に沿って所定の間隔Lで他側縁3に向かう一側切込み4が設けられ、この他側縁3には、一側縁2での間隔Lと同一の間隔Lで、この一側縁2に向かう他側切込み5が設けられている。
この結束具は、図2に示すような構成のものを採用し、図3及び図4に示すように、帯状薄板材1をその長手方向に折り返して使用するのが理想的であるが、図1の帯状薄板材1を採用し、その1対の帯状薄板材を向い合せに使用してもよい。以下の説明では、帯状薄板材1、1同士が相対して被結束材Mを結束する部分に言及するので、帯状薄板材1が折返し形式か、1対形式かについては補足的な説明に止める。
相対する帯状薄板材1、1の、一側切込み4と他側切込み5のない部分に被結束材Mを収め、この被結束材Mの断面外周面の各半長を帯状薄板材1、1で各別に卷装する。そして、この卷装の終端部で一方の帯状薄板材1の一側切込み4と他方の帯状薄板材1の他側切込み5を係合させる。この係合は、相対する帯状薄板材1、1を幅の方向へ相互にずらすことによって、簡単に行える。これにより、双方の帯状薄板材1、1間に被結束材Mが拘束される。
図5に示すように、このようにして被結束材を順次結束してゆくことにより、複数本の被結束材を並設できるので、作業を迅速にでき、係合も確実で結束が解けることはない。
なお、帯状薄板材1を折り返して使用する場合、この折返し部分11に被結束材Mを収めるので、一側切込み4と他側切込み5の係合個所は1個所となるが、それ以外の並設場所では被結束材Mの断面外周上で相対する2個所となる。
(請求項2)図3及び図6に示すように、間隔Lは被結束材Mの結束面の周長mと同等となっている。
この場合、被結束材Mの結束面に帯状薄板材1が隙間なく巻きつき、結束が安定する。
(請求項3)図2に示すように、間隔Lは帯状薄板材1の折返し部分11で1.5倍となっている。
この場合、1本の帯状薄板材1を折り返して使用することにより、この折返し部分11での端部処理をしなくて済み、結束作業が容易となる。
(請求項4)図1で、一側切込み4の深さdと他側切込み5の深さdの合計寸法d+dは、帯状薄板材1の幅D以下となっている。
この場合、一側切込み4の深さdと他側切込み5を係合させたとき、相対する帯状薄板材1、1が相手の幅Dを越えて反対側へ臨出するような深さでは係合しないので、一側切込み4と他側切込み5の係合時にそれらの周辺部に大きな力が加わっても奥端部に亀裂を生じて帯状薄板材1、1が破断することがない。
(請求項5)一側切込み4と他側切込み5の少なくとも一方は開口6が拡寸の楔形となっている。
この場合、一側切込み4と他側切込み5の係合作業がし易くなる。
(請求項6)被結束材Mは断面外周が、円、楕円、三角及び多角の各形状の内の一つとなっている。
この場合、複数の断面外周形状の被結束材Mの結束に適用できる。
(請求項7)帯状薄板材1は金属製となっている。
この場合、帯状薄板材1は結束強度が大なので、重量があったり、結束面Pの長い被結束材Mであっても、確実に結束できる。
(請求項8)帯状薄板材1は樹脂製となっている。
この場合、帯状薄板材1を廉価に提供でき、製造も容易である。
L 間隔
M 被結束材
m 周長
深さ
深さ
D 幅
P 結束面
1 帯状薄板材
2 一側縁
3 他側縁
4 一側切込み
5 他側切込み
6 開口
11 折返し部分

Claims (8)

  1. 帯状薄板材(1)の一側縁(2)に沿って所定の間隔(L)で他側縁(3)に向かう一側切込み(4)が設けられ、該他側縁(3)には該間隔(L)と同一の間隔(L)で該一側縁(2)に向かう他側切込み(5)が設けられていることを特徴とする結束具。
  2. 該間隔(L)は被結束材(M)の結束面の周長(m)と同等となっている請求項1に記載の結束具。
  3. 該間隔(L)は該帯状薄板材(1)の折返し部分(11)で1.5倍となっている請求項1又は2に記載の結束具。
  4. 該一側切込み(4)の深さ(d1)と該他側切込み(5)の深さ(d2)の合計寸法(d1+d2)は、該帯状薄板材(1)の幅(D)以下となっている請求項1、2又は3に記載の結束具。
  5. 該一側切込み(4)と該他側切込み(5)の少なくとも一方は開口(6)が拡寸の楔形となっている請求項1、2、3又は4に記載の結束具。
  6. 該被結束材(M)は断面外周が、円、楕円、三角及び多角の各形状の内の一つとなっている請求項2に記載の結束具。
  7. 該帯状薄板材(1)は金属製である請求項1から6のいずれか一つの項に記載の結束具。
  8. 該帯状薄板材(1)は樹脂製である請求項1から6のいずれか一つの項に記載の結束具。
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