JP2015202041A - 車両の駆動輪用のモータ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の駆動輪のうち少なくとも2つの駆動輪に配置した複数のインホイールモータ部3A〜3Dと、これらのインホイールモータ部3A〜3Dをそれぞれ制御する複数のモータ駆動装置4A〜4Dとを備える。モータ駆動装置4A〜4Dは、平滑回路11、インバータ制御部12、インバータ部13、および冷却器からなる。複数のモータ駆動装置4A〜4Dを1箇所に集めて同一ケース内に配置する。複数のモータ駆動装置4A〜4Dの間で、平滑コンデンサCを互いに共有する。インバータ制御部12は、PWM方式で駆動させる制御方式であり、複数のモータ駆動装置4A〜4Dは、互いにPWMの周期が等しく、かつ前記駆動素子のオン・オフタイミングを互いにずらす。
【選択図】図3
Description
特許文献1に開示の構成例は、モータ駆動装置が1つの場合についてのものであり、インホイールモータ車両のように複数のモータ駆動装置を搭載した場合を想定していない。
前記複数のモータ駆動装置を同一ケース内に配置し、これら複数のモータ駆動装置の間で、これらモータ駆動装置の構成部品である前記平滑コンデンサを互いに共有し、前記複数のモータ駆動装置の前記インバータ制御部は、前記インバータ部の前記駆動素子をPWM方式で駆動させる制御方式であり、前記複数のモータ駆動装置は、互いにPWMの周期が等しく、かつ前記駆動素子のオン・オフタイミングを互いにずらすことを特徴とする。
この構成によると、複数のモータ駆動装置を一箇所に集めて同一ケース内に配置したため、複数のモータ駆動装置の間で、構成部品や付随部品を互いに共有することが可能となる。例えば、上記のように平滑回路の平滑コンデンサを複数のモータ駆動装置で共有できる。また、複数のモータ駆動装置でインバータ制御部の演算部等を共有することも可能となる。このため、駆動装置の小型化、軽量化、および低コスト化が可能となる。
このように、各モータ駆動装置本体部を冷却器の両側に分けて配置する場合には、冷却器の小型化が可能となり、さらには冷却器の冷却効率も向上させることができる。その結果、駆動装置の小型化、軽量化、低コスト化が可能となる。
この場合に、前記各モータ駆動装置が、電源からの供給電圧を昇圧する昇圧部を有し、これら昇圧部が、昇圧用制御部、駆動素子、リアクトル、および整流器からなり、前記冷却器は互いに背向きとなる両面が冷却面であり、前記冷却器の前記インバータ部が配置された面の他方の面側に前記昇圧部を配置し、この昇圧部の駆動素子を前記他方の面側に位置させても良い。
これにより、冷却器の両側の冷却面を利用し、インバータと昇圧部の駆動素子の両方を効率的に冷却することができる。
インバータ制御部を一体化することで、それらの通信用ケーブル、ハーネス類、コネクタ類を共通化して、コンパクト化、低コスト化が図れる。
複数のモータ駆動装置のインバータ制御部を一体化した場合、駆動素子のオン・オフタイミングをずらすことで、平滑回路へのリップル電流を低減することが可能となる。演算部を共有化することで、複数のモータ駆動装置の駆動素子オンタイミングを容易に制御できるため、このようにタイミングをずらすことが出来る。
前記インバータ制御部が、前記インバータ部における前記駆動素子のオン・オフタイミングを決定し前記インホイールモータ部のモータのトルクまたは回転数を制御する機能を有する演算部と、この演算部からの指令に応じて前記インバータ部における前記駆動素子のオン・オフを制御する駆動素子用プリドライバ回路とを有し、前記複数のモータ駆動装置が、前記インバータ制御部の前記演算部を互いに共有するようにしても良い。
前記演算部を共有化することで、複数のモータ駆動装置の駆動素子オンタイミングを容易に制御できるため、上記のようにタイミングをずらすことが出来る。
また、前記複数のモータ駆動装置は、各モータ駆動装置のインバータ部の駆動素子オンタイミングの開始が、PWM周期をモータ駆動装置の個数で分割して等間隔になるようにずらしても良い。
上記のように等間隔でずらすことにより、共有化した平滑コンデンサからのリップル電流のピーク値を低減させることが出来、平滑コンデンサの小型化が可能となる。
このように、4輪駆動では、PWM制御の1周期を4分割し、90度の間隔に各駆動装置のオン動作時間の中心が来るように制御する場合、低負荷時にはバッテリから瞬間的に大電流を供給しなくてもよく、電流が平滑化される。上記と同様に、2輪駆動では180度、8輪駆動では45度ずらせることで、低負荷時にはバッテリから瞬間的に大電流を供給しなくてもよく、電流が平滑化される。
なお、上記2輪駆動、4輪駆動、8輪駆動は、車両として、インホイールモータ部を有する車輪の数がそれぞれ2輪、4輪、8輪である場合に限らず、駆動する車輪を切替え可能である場合には、2輪駆動、4輪駆動、および8輪駆動に切り替えた状態で、上記のずらし角度となるように制御するものであっても良い。
このように演算部を一体化させた場合に、昇圧部の複数の駆動素子のオン・オフタイミングをずらせても、平滑回路へのリップル電流を低減することが可能となる。
オン・オフタイミングの中心ではなく、オン・オフタイミングの開始をずらせるようにしても良い。すなわち、前記昇圧部の昇圧用制御部は、各駆動素子のオン・オフタイミングの開始が、PWM周期を駆動素子の個数で分割して等間隔になるようにずらすものとしても良い。
この場合に、前記昇圧部の昇圧用制御部は、複数の駆動素子を全て同じ周期で駆動するようにしても良い。
この場合に、前記昇圧部の昇圧用制御部は、複数の駆動素子のPWMのオンの割合が、PWM周期を複数の駆動素子の個数で分割した間隔になるように固定し、各駆動素子のオンタイミングが重ならないようにずらすものであっても良い。
また、前記昇圧部の昇圧用制御部は、複数の駆動素子のPWMのオフの割合が、PWM周期を複数の駆動素子の個数で分割した間隔になるように固定し、各駆動素子のオンタイミングが重ならないようにずらすものであっても良い。
昇圧部が複数のリアクトルを持ち、各リアクトルへの電流印加のタイミングをずらすことにより、平滑回路のリップル電流を低減でき、平滑回路のコンデンサを小型化できる。リアクトルを複数にすることで、リアクトルの小型化も可能である。これらにより、より一層、車両の駆動輪用のモータ駆動装置を小型化、軽量化、低コスト化できる。
この発明のインホイールモータ車両は、この発明の車両の駆動輪用のモータ駆動装置を搭載したものであるため、インホイールモータを駆動する装置の小型化、軽量化、および低コスト化が可能となる。
前記複数のモータ駆動装置を同一ケース内に配置し、これら複数のモータ駆動装置の間で、これらモータ駆動装置の構成部品である前記平滑コンデンサを互いに共有し、前記複数のモータ駆動装置の前記インバータ制御部は、前記インバータ部の前記駆動素子をPWM方式で駆動させる制御方式であり、前記複数のモータ駆動装置は、互いにPWMの周期が等しく、かつ前記駆動素子のオン・オフタイミングを互いにずらすため、小型化、軽量化、および低コスト化が可能となる。
なお、上記各符号2A〜2D,3A〜3D,4A〜4D等において、特に区別が必要でない場合は、数字に続くA〜Dの文字は、省略する場合がある。後に記載の各符号についても、特に区別が必要でない場合は数字に続くA〜Dの文字は、省略する場合がある。
これに対して、この実施形態のインホイールモータ車両1の駆動装置では、全てのモータ駆動装置4A〜4Dを一箇所に集めて同一ケース7内に配置したため、1つの平滑回路11を全てのモータ駆動装置4A〜4Dに共用する構成が可能となる。また、図4や図5の配置構成例のように、全てのモータ駆動装置4A〜4Dの本体部10を1つの冷却器14に搭載することが可能となるので、1つの冷却器14を共用して各モータ駆動装置4A〜4Dのインバータ部13を冷却することができる。図5のように、モータ駆動装置4A〜4Dの各本体部10を冷却器14の両側に分けて配置する場合には、冷却器14の小型化が可能となり、さらには冷却器14の冷却効率も向上させることができる。その結果、駆動装置の小型化、軽量化、低コスト化が可能となる。
例えば、各モータ駆動装置4A〜4Dのインバータ部13の駆動素子15のオンタイミングの中心が、PWM周期をモータ駆動装置4A〜4Dの個数で分割して等間隔になるようにずらすのが良い。オンタイミングの中心の代わりに、オンタイミングの開始が、PWM周期をモータ駆動装置4A〜4Dの個数で分割して等間隔になるようにずらしても良い。
4輪駆動の場合は、モータ駆動装置4A〜4Dは、インバータ部13の駆動素子のオン・オフタイミングを、互いにPWM周期で90度ずらすのが良い。
8輪駆動の場合は、モータ駆動装置4A〜4D等は、インバータ部13の駆動素子15のオン・オフタイミングを、互いにPWM周期で45度ずらすのが良い。
図9にはモータ駆動装置4Aとモータ駆動装置4Bの駆動素子15のオン(ON)タイミングを示す。図9(A)は、モータ駆動装置4Aとモータ駆動装置4Bの各オン動作時間の中心を基準に等間隔になるようにタイミングを決定している。図9(B)は、各オン動作の開始を基準にして等間隔になるようにタイミングを決定している。図7のように演算部22を共有化することで、複数のモータ駆動装置4A〜4Dの駆動素子オンタイミングを容易に制御できるため、このようにタイミングをずらすことが出来る。また、図9(A),(B)のようにモータ駆動装置4Aとモータ駆動装置4Bを等間隔でずらすことにより、共有化した平滑コンデンサCからのリップル電流のピーク値を低減させることが出来、平滑コンデンサの小型化が可能となる。
このように演算部を一体化させた場合に、昇圧部の複数の駆動素子のオン・オフタイミングをずらせても、平滑回路へのリップル電流を低減することが可能となる。
オン・オフタイミングの中心ではなく、オン・オフタイミングの開始をずらせるようにしても良い。すなわち、前記昇圧部25の昇圧用制御部26は、各駆動素子27のオン・オフタイミングの開始が、PWM周期を駆動素子27の個数で分割して等間隔になるようにずらすものとしても良い。
この場合に、前記昇圧部25の昇圧用制御部26は、複数の駆動素子27を全て同じ周期で駆動するようにしても良い。
この場合に、前記昇圧部25の昇圧用制御部26は、複数の駆動素子27のPWMのオンの割合が、PWM周期を複数の駆動素子27の個数で分割した間隔になるように固定し、各駆動素子27のオンタイミングが重ならないようにずらすものであっても良い。
また、前記昇圧部25の昇圧用制御部26は、複数の駆動素子27のPWMのオフの割合が、PWM周期を複数の駆動素子27の個数で分割した間隔になるように固定し、各駆動素子27のオンタイミングが重ならないようにずらすものであっても良い。
昇圧部25が複数のリアクトル28を持ち、各リアクトル28への電流印加のタイミングをずらすことにより、平滑回路のリップル電流を低減でき、平滑回路のコンデンサを小型化できる。リアクトル28を複数にすることで、リアクトル28の小型化も可能である。これらにより、より一層、インホイールモータ車両の駆動装置を小型化、軽量化、低コスト化できる。
複数の駆動素子27の出力電流のタイミングがずれることによって、リップル電流を低減できるため、各駆動素子27のオン作動タイミングを等間隔にすることが効率がよい。
図17では、各オン動作時間の中心を基準に等間隔になるようにタイミングを決定している。図18では、各オン動作時間の開始を基準に等間隔になるようにタイミングを決定している。
図20は、駆動素子27のオフタイミングが重ならずかつ断続的な電流にならないように、駆動素子27の内常に1つがオフした状態となった場合である。この場合、図からもわかるように出力電流のリップルが最も小さくなる。
また、リップル電流の小さい図19もしくは図20のオン・オフの割合でタイミングを固定し、PWMの周期を可変することで、出力電流を制御することができる。
ここで、周期を可変する場合、オン・オフの割合は図19もしくは図20に限定したものではない。周期の可変とオン・オフの割合の可変を組み合わせることも可能である。例えば、周期可変範囲を可聴帯域以上に設定し、周期の上限値から更に出力を上げる場合は、オン動作時間の割合を増やす、または周期設定の最小値において出力が大きい場合は、オン動作時間の割合を下げるといった動作である。
2A〜2D…車輪
3A〜3D…インホイールモータ部
4A〜4D…モータ駆動装置
7…ケース
10…モータ駆動装置の本体部
11…平滑回路
12,12A〜12D…インバータ制御部
13…インバータ部
14…冷却器
15…駆動素子
22…演算部
25…昇圧部
26…昇圧用制御部
27…駆動素子
28…リアクトル
29…整流器
30…バイパス経路
C…平滑コンデンサ
Claims (18)
- 車両の複数の駆動輪のうち少なくとも2つの駆動輪にそれぞれ配置した複数の駆動モータと、これら各駆動モータをそれぞれ制御する複数のモータ駆動装置とを備え、前記モータ駆動装置が、平滑コンデンサを有しバッテリ部から供給される直流電力を平滑化する平滑回路と、スイッチング動作を行う複数の駆動素子からなり前記平滑回路を経て入力される直流電力を前記駆動素子の断続により三相交流に変換するインバータ部と、このインバータ部を制御するインバータ制御部と、前記インバータ部を冷却する冷却器とを有する車両の駆動輪用のモータ駆動装置において、
前記複数のモータ駆動装置を同一ケース内に配置し、これら複数のモータ駆動装置の間で、これらモータ駆動装置の構成部品である前記平滑コンデンサを互いに共有し、前記複数のモータ駆動装置の前記インバータ制御部は、前記インバータ部の前記駆動素子をPWM方式で駆動させる制御方式であり、前記複数のモータ駆動装置は、互いにPWMの周期が等しく、かつ前記駆動素子のオン・オフタイミングを互いにずらすことを特徴とする車両の駆動輪用のモータ駆動装置。 - 請求項1において、前記インバータ制御部が、前記インバータ部における前記駆動素子のオン・オフタイミングを決定し前記インホイールモータ部のモータのトルクまたは回転数を制御する機能を有する演算部と、この演算部からの指令に応じて前記インバータ部における前記駆動素子のオン・オフを制御する駆動素子用プリドライバ回路とを有し、前記複数のモータ駆動装置が、前記インバータ制御部の前記演算部を互いに共有する車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
- 請求項1または請求項2において、前記複数のモータ駆動装置は、各モータ駆動装置のインバータ部の駆動素子のオンタイミングの中心が、PWM周期をモータ駆動装置の個数で分割して等間隔になるようにずらす車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
- 請求項1または請求項2において、前記複数のモータ駆動装置は、各モータ駆動装置のインバータ部の駆動素子オンタイミングの開始が、PWM周期をモータ駆動装置の個数で分割して等間隔になるようにずらす車両の駆動装置
- 請求項1ないし請求項4のいずれ1項において、前記モータ駆動装置は、インバータ部の駆動素子のオン・オフタイミングを、互いにPWM周期で90度ずらす車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
- 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、前記各モータ駆動装置が、電源からの供給電圧を昇圧する昇圧部を有し、これら昇圧部が、昇圧用制御部、駆動素子、リアクトル、および整流器からなり、前記複数のモータ駆動装置は、前記インバータ制御部と、前記昇圧部の前記昇圧用制御部を、それぞれ複数のモータ駆動装置の間で少なくとも一部が共有されるように一体化した車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
- 請求項6において、前記インバータ制御部は、前記インバータ部における前記駆動素子のオン・オフタイミングを決定し前記インホイールモータ部のモータのトルクまたは回転数を制御する機能を有する第1の演算部を有し、第1の演算部を、前記複数のインバータ制御部が共有し、前記昇圧用制御部は、第2の演算部を有し、前記インバータ制御部の第1の演算部と、前記昇圧用制御部の第2の演算部とを共有することで、前記インバータ制御部および前記昇圧用制御部をそれぞれ一体化させた車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
- 請求項7において、前記昇圧部は1つの昇圧用制御部に対して、複数の駆動素子および複数のリアクトルを有する車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
- 請求項8において、前記昇圧部の昇圧用制御部は、複数の駆動素子をPWM方式で駆動し、これら複数の駆動素子のPWMの周期を等しくし、各駆動素子のオン・オフタイミングをずらす車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
- 請求項9において、前記昇圧部の昇圧用制御部は、各駆動素子のオン・オフタイミングの中心が、PWM周期を駆動素子の個数で分割して等間隔になるようにずらす車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
- 請求項9において、前記昇圧部の昇圧用制御部は、各駆動素子のオン・オフタイミングの開始が、PWM周期を駆動素子の個数で分割して等間隔になるようにずらす車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
- 請求項8ないし請求項11のいずれか1項において、前記昇圧部の昇圧用制御部は、複数の駆動素子の全てのオンタイミングが重畳しないように制御する車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
- 請求項8ないし請求項11のいずれか1項において、前記昇圧部の昇圧用制御部は、複数の駆動素子のPWMの周期を可変とした車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
- 請求項13において、前記昇圧部の昇圧用制御部は、複数の駆動素子を全て同じ周期で駆動する車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
- 請求項13または請求項14において、前記昇圧部の昇圧用制御部は、PWMのオンとオフの割合を固定にして、PWMの周期を可変とした車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
- 請求項15において、前記昇圧部の昇圧用制御部は、複数の駆動素子のPWMのオンの割合が、PWM周期を複数の駆動素子の個数で分割した間隔になるように固定し、各駆動素子のオンタイミングが重ならないようにずらす車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
- 請求項15において、前記昇圧部の昇圧用制御部は、複数の駆動素子のPWMのオフの割合が、PWM周期を複数の駆動素子の個数で分割した間隔になるように固定し、各駆動素子のオンタイミングが重ならないようにずらす車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
- 請求項7ないし請求項17のいずれか1項において、前記リアクトルを介さずに電流を供給するバイパス経路を有する車両の駆動輪用のモータ駆動装置。
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