JP2015201291A - 表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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卓見 久慈
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Abstract

【課題】画質又は表示品質の向上又は歩留りの向上により製造原価を低減することのできる表示装置及びその製造方法を提供する。【解決手段】本発明に係る表示装置は、第1基板と、第2基板と、ダム材と、第1基板と第2基板とを重ね合わせることによって、第1基板及び第2基板とダム材との間の空間に、第1から第4充填材を含む第1から第n充填材が融合して充填される充填材とを含み、前記第1から第n充填材は、第1及び第2の方向において第1距離を隔ててマトリクス状に配置され、第1から第3充填材は、隣接するダム材の第1辺又は第2辺との間に、それぞれ第1距離の2分の1以上かつ前記第1距離以下の距離を隔てて配置され、遮光膜は、ダム材と充填材との境界領域の上に配置されることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は表示装置及びその製造方法に関する。
近年、有機EL(electro−luminescence)表示装置が開発されている。有機EL表示装置は、有機発光ダイオード(organic light−emitting diode)を用いた発光素子を備えた表示装置である。
有機EL表示装置は、有機EL発光層などを含む基板と、カラーフィルタなどを含む基板との間に、エポキシ樹脂等の充填材を充填することによって、両基板を貼り合わせて形成される。
有機EL発光層は、ガラス等の硬質な基板の上に形成され、例えば、基板側から順に、TFT駆動回路層、反射電極、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層、透明電極が積層されることにより構成されてもよい。
図7は、従来例の一実施形態に係る表示装置100の平面図を示したものである。基板の貼り合わせにおいては、一方の基板の上に充填材105がはみ出さないためのダム材104を額縁領域102に塗布し、ダム材104によって囲まれる充填材充填領域の内側に充填材105を等間隔に滴下し、減圧下で他方の基板と貼り合わせるという一連の製法が取られることが一般的である。
しかしながら、従来の有機EL表示装置は、基板と基板とを充填材を介して貼り合わせる際に、基板と基板との間に充填材によって充填されない領域が生じ、充填材の中に気泡(真空だまり)が形成されてしまうことがあった。
図8は、図7に示す従来例の一実施形態に係る表示装置100の右側付近を拡大した概略部分平面図である。図8に示すように、枠状に形成されたダム材104とダム材104で囲まれる領域に同量ずつ等間隔でマトリクス状に滴下された充填材151〜154とを挟んで、基板と基板とを貼り合わせることによって、両基板とダム材104によって囲まれた空間に、一部融合した充填材155〜156が徐々に押し広げられ、融合した充填材105が充填される。
従来例では、図8(d)に示すように、基板と基板との間に滴下された充填材が均等に広がらず、充填材が不足する領域が生じ、充填材105の中に気泡(真空だまり)106が形成されてしまうことがあった。
この場合、図8(d)に示すように、ブラックマトリクスパターンなどによって形成される遮光膜133を含む場合においても、表示領域内に気泡(真空だまり)106が含まれる場合がある。このように気泡106が表示装置の表示領域に含まれると、充填材105が充填された領域と未充填の領域とが顕著に視認されてしまうため、表示品質が著しく損なわれ、不良品となる。
そこで、EL発光層を含むEL素子基板とカラーフィルタを含むカラーフィルタ基板とを貼合わせて製造するカラーEL表示装置の製造方法において、前記EL素子基板またはカラーフィルタ基板の上に粘性を有する樹脂を滴下し、樹脂が滴下された面を下方に向け、他方の基板と対向させて距離をあけた状態で一定時間保持し、その後に両基板を重ね合わせ、両基板の間に樹脂を押し広げて充填し、両基板を貼り合わせるという表示装置の製造方法が存在する(例えば特許文献1)。
特開2001−267070号公報
しかし、上記方法によると、滴下された樹脂が対向する基板に接触するときにガスを巻き込むことによって形成される気泡を発生しにくくすることは可能であるが、滴下された樹脂の広がりが抑えられているため、滴下された樹脂相互間に気泡が発生しやすくなるという問題がある。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、表示装置の画質又は表示品質を向上させ、又は、歩留りを向上させて製造原価を低減することのできる表示装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態によると、有機EL発光層を有する表示領域を含む第1基板と、前記有機EL発光層に対向して配置されるカラーフィルタ及び前記カラーフィルタの外側に配置される遮光膜を含み、前記第1基板に対向して配置される第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、前記表示領域を囲み、X方向(第1の方向)に延長する第1辺及びY方向(第2の方向)に延長する第2辺を含むダム材と、前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせることによって、前記第1基板及び前記第2基板と前記ダム材との間の空間に、少なくとも、前記ダム材の第1辺と第2辺とが交差する角部に隣接して配置される第1充填材、前記X方向において前記第1充填材と隣接し、前記Y方向において前記ダム材の第1辺と隣接して配置される第2充填材、前記X方向において前記ダム材の第2辺と隣接し、前記Y方向において前記第1充填材と隣接して配置される第3充填材、及び前記X方向において前記第1充填材と隣接し、前記Y方向において前記第2充填材と隣接して配置される第4充填材を含む、第1から第n充填材が融合して充填される充填材とを含み、前記第1から第n充填材は、前記X及びY方向において第1距離を隔ててマトリクス状に配置され、前記第1から第3充填材は、隣接する前記ダム材の第1辺又は第2辺との間に、それぞれ前記第1距離の2分の1以上かつ前記第1距離以下の距離を隔てて配置され、前記遮光膜は、前記ダム材と前記充填材との境界領域の上に配置されることを特徴とする表示装置が提供される。
本発明の他の一態様において、前記遮光膜の全幅は、1.5mmから2.0mmであってもよい。
本発明のさらに他の一態様において、前記充填材の上に配置される前記遮光膜の幅は、0.5mmから1.0mmであってもよい。
本発明のさらに他の一態様において、前記遮光膜は、ブラックマトリクスであってもよい。
本発明のさらに他の一態様において、前記ダム材及び前記充填材は、それぞれ透明な樹脂であり、前記ダム材は前記充填材よりも硬化前の粘度が高い樹脂であってもよい。
本発明のさらに他の一態様において、前記第1基板は、前記有機EL発光層の上に封止膜をさらに含んでもよい。
本発明のさらに他の一態様において、前記第2基板は、前記カラーフィルタ及び前記遮光膜の上にオーバーコート膜をさらに含んでもよい。
本発明の一実施形態によると、第1基板の上に、有機EL発光層を有する表示領域を形成し、第2基板の上に、前記有機EL発光層に対向して配置されるカラーフィルタ及び前記カラーフィルタの外側に配置される遮光膜を形成し、前記有機EL発光層の形成された前記第1基板の上に、前記表示領域を囲み、X方向に延長する第1辺及びY方向に延長する第2辺を含むダム材を配置し、前記ダム材で囲まれる領域の内側に、少なくとも、前記ダム材の第1辺と第2辺とが交差する角部に隣接して配置される第1充填材、前記X方向において前記第1充填材と隣接し、前記Y方向において前記ダム材の第1辺と隣接して配置される第2充填材、前記X方向において前記ダム材の第2辺と隣接し、前記Y方向において前記第1充填材と隣接して配置される第3充填材、及び前記X方向において前記第1充填材と隣接し、前記Y方向において前記第2充填材と隣接して配置される第4充填材を含む、第1から第n充填材を、前記X及びY方向において第1距離を隔ててマトリクス状に配置するとともに、前記第1から第3充填材を、隣接する前記ダム材の第1辺又は第2辺との間に、それぞれ前記第1距離の2分の1以上かつ前記第1距離以下の距離を隔てて配置し、前記ダム材及び前記第1から第n充填材を挟んで、前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせて、前記第1基板及び前記第2基板と前記ダム材との間の空間に、前記第1から第n充填材が融合した充填材を充填し、前記ダム材及び前記充填材を硬化させて前記第1基板と前記第2基板とを接合することを特徴とする表示装置の製造方法が提供される。
本発明の一実施形態によると、第1基板の上に、有機EL発光層を有する表示領域を形成し、第2基板の上に、前記有機EL発光層に対向して配置されるカラーフィルタ及び前記カラーフィルタの外側に配置される遮光膜を形成し、前記カラーフィルタ及び前記遮光膜の形成された前記第2基板の上に、前記表示領域を囲み、X方向に延長する第1辺及びY方向に延長する第2辺を含むダム材を配置し、前記ダム材で囲まれる領域の内側に、少なくとも、前記ダム材の第1辺と第2辺とが交差する角部に隣接して配置される第1充填材、前記X方向において前記第1充填材と隣接し、前記Y方向において前記ダム材の第1辺と隣接して配置される第2充填材、前記X方向において前記ダム材の第2辺と隣接し、前記Y方向において前記第1充填材と隣接して配置される第3充填材、及び前記X方向において前記第1充填材と隣接し、前記Y方向において前記第2充填材と隣接して配置される第4充填材を含む第1から第n充填材を、前記X及びY方向において第1距離を隔ててマトリクス状に配置するとともに、前記第1から第3充填材を、隣接する前記ダム材の第1辺又は第2辺との間に、それぞれ前記第1距離の2分の1以上かつ前記第1距離以下の距離を隔てて配置し、前記ダム材及び前記第1から第n充填材を挟んで、前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせて、前記第1基板及び前記第2基板と前記ダム材との間の空間に、前記第1から第n充填材が融合した充填材を充填し、前記ダム材及び前記充填材を硬化させて前記第1基板と前記第2基板とを接合することを特徴とする表示装置の製造方法が提供される。
本発明の他の一態様において、前記有機EL発光層の形成された前記第1基板の上に封止膜をさらに形成し、前記封止膜の上に、前記表示領域を囲むダム材を配置してもよい。
本発明のさらに他の一態様において、前記カラーフィルタ及び前記遮光膜の形成された前記第2基板の上にオーバーコート膜をさらに形成し、前記オーバーコート膜の上に、前記表示領域を囲むダム材を配置してもよい。
本発明によれば、基板と基板との間に充填材を充填して貼り合わせる際に、ダム材との間に、充填材が滴下される間隔の2分の1以上かつ前記間隔以下の距離を隔てて、ダム材と隣接する充填材を滴下することによって、表示領域に気泡が形成されにくくすることができる。これにより、表示装置の画質又は表示品質を向上させ、又は、歩留りを向上させて製造原価を低減することのできる表示装置及びその製造方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る表示装置の平面図である。 図1に示すC―C´線における断面図である。 本発明の第1実施形態に係る充填材とダム材とが押し広げられる工程を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る充填材とダム材とが押し広げられる工程を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る表示装置の平面図である。 本発明の第1実施形態に係る基板貼り合わせ工程を示す平面図である。 従来例の一実施形態に係る表示装置の平面図である。 従来例の一実施形態に係る基板貼り合わせ工程を示す平面図であって、気泡の発生を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の表示装置の実施形態について説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、種々の変形を行なって実施することが可能である。なお、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様の機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率と異なる場合や、構成の一部が図面から省略される場合などがある。また、基板「の上」に形成される、と記載される場合、基板に直接接して形成される場合だけでなく、基板との間に他の構成を挟んで形成される場合を含む。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る有機EL表示装置10の平面図を示したものである。有機EL表示装置10は、画像を表示する表示領域1、額縁領域2、及び外部駆動回路などの外部素子との電気的な接続を行うための端子が配置された端子領域3に分けることができる。ここで、額縁領域2とは、表示領域1の外側であって表示領域1を囲む領域をいう。図1には図示しないが、表示領域1の内部には、例えば、横方向に走る複数の制御信号線と、縦方向に走る複数のデータ信号線と電源供給線、さらに制御信号線とデータ信号線との交差部付近にTFT回路等がマトリクス状に複数配置される。そして、表示領域1の内部には各TFT回路に対応した画素部がマトリクス状に配置され、表示領域1は画像を表示することができる。
図1を参照すると、図1に示すX方向(第1の方向)に延長する第1辺41及び図1に示すY方向(第2の方向)に延長する第2辺42を含むダム材4で囲まれた領域内に充填材5が充填される。ダム材4で囲まれた領域内の充填材5がダム材4を超えて外部に広がらないようにするために、一般にダム材4には高粘度の材質が用いられる。
例えば、ダム材4及び充填材5は、エポキシ樹脂等の透明な樹脂(紫外線硬化型、熱硬化型等)であってもよく、ダム材4は充填材5よりも硬化前の粘度が高いものであってもよい。
図1に示す充填材5は、後述するように、有機EL表示装置10の製造過程において、基板の上に滴下されるなどして配置された複数の充填材が押し広げられて互いに融合して形成されたものである。
図2は、本発明の第1実施形態に係る有機EL表示装置の断面図であり、図1のC−C’部分を示したものである。本発明の第1実施形態に係る有機EL表示装置10は、第1基板20と第2基板30との間に、充填材5を充填して貼り合わせる構造を有している。
第1基板20には、主成分を透明な素ガラスとする第1ガラス基板21の上に有機EL発光層22が形成される。有機EL発光層22の具体的な構成については詳細な図示を省略しているが、例えば、第1ガラス基板21側から順に、TFT駆動回路層、反射電極、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層、及び透明電極が積層されることにより構成されてもよい。
有機EL発光層22を外気から密閉するため、有機EL発光層22の表面は、例えば、CVD成膜されたSiN膜等からなる透明な封止膜23によって覆われている。図2において、第1基板20は、第1ガラス基板21の上に有機EL発光層22及び封止膜23を備えた構造となっている。第1基板20の封止膜23が形成される面が、充填材5と接する。
有機EL発光層22及び封止膜23を備える第1基板20は、さらに、第2基板30によって覆われる。第2基板30は、例えば、第2ガラス基板31の上に、カラーフィルタ34、遮光膜33、オーバーコート膜34、及び、図示しないタッチパネル機能を備えた薄膜デバイス等が形成されてもよい。
具体的には、第2基板30には、主成分を透明な素ガラスとする透明な第2ガラス基板31の上にカラーフィルタ34、遮光膜33などが形成される。カラーフィルタ34は表示領域1の上に形成され、対応する画素の所望の色のフィルタが用いられる。また、第2基板30の額縁領域2には、第1基板20の表示領域1内に形成された有機EL発光層22の光が漏れることを防ぐために、カラーフィルタ34の外側にブラックマトリクスパターンなどによって遮光膜33が形成される。さらに、カラーフィルタ34及び遮光膜33の上に光透過性を有するオーバーコート膜34が形成される。遮光膜33は充填材5とダム材4との境界領域の上を覆うように配置される。例えば、遮光膜33の全幅Dは1.5mmから2.0mmであってもよく、両基板を重ね合わせた際に充填材5の上を覆う遮光膜33の幅Eは0.5mmから1.0mmであってもよい。第2基板30のオーバーコート膜34が形成される面が充填材5と接する。
第1基板20と第2基板30との間隔には、充填材5が充填されている。後述のように、充填材は第1基板20の充填材充填領域に滴下されるなどして配置され、第1基板20と第2基板30とが貼り合されることによって押し広げられ、充填材充填領域の全体に充填される。
図3及び図4は、本発明の第1実施形態に係る表示装置の製造過程において、第1基板20と第2基板30とが重ね合わされて加圧されることによって充填材とダム材4とが徐々に押し広げられる過程を示す概略平面図である。
図3(a)はダム材4及び充填材55が基板の上に塗布される配置を示したものであり、硬化前の粘度が比較的高い樹脂からなるダム材4が額縁状に形成され、このダム材4によって囲まれた空間内に、硬化前の粘度が比較的低い樹脂からなる充填材55がマトリクス状に滴下されるなどして配置される。
硬化前の粘度が比較的高い樹脂からなるダム材4が、硬化前の粘度の比較的低い樹脂からなる充填材55を取り囲んでいるため、硬化前であっても粘度の比較的低い充填材55が周囲に流れ出すことを防ぎつつ、充填材55を基板の表面上に万遍なく行き渡らせることができる。
具体的には、充填材55は、ダム材4で囲まれた領域の内部に、ディスペンサ等の液体定量吐出装置を用いて点状に滴下されてもよい。充填材55を点状に滴下するのは、滴下された充填材55がその表面張力によって球状の形態をとるためである。充填材55は、図3(a)に示すように、基板の上にマトリクス状に一定間隔を保ちながら規則的に滴下される。
充填材55には、例えば、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂等の、UV硬化型又は熱硬化型の透明樹脂が用いられる。同様の材料で、UV遅延硬化型の材料も用いることができる。このタイプは、UV光の照射後一定時間、たとえば10分経過後に硬化反応が進み粘度が上昇するタイプのものである。この材料を用いることで、充填材を塗布した基板にUV光を全面照射し、貼り合せを行った後加熱して硬化を行ってもよい。
第1基板20と第2基板30とは、減圧チャンバに投入され、チャンバ内を減圧するとともに、必要に応じて両基板に形成したアライメントマーク等を利用して位置合わせを行いながら、両基板の間隔が狭められていく。
このようにして、図3(a)から図3(c)に示すように、ダム材4で囲まれた領域の内部に点状に滴下された充填材55は、両基板の間で徐々に加圧されることによって、略同心円状に押し広げられる。同時に、枠状に配置されたダム材4も、両基板の間で徐々に加圧されることによって幅方向に押し広げられる。
図4(a)から図4(c)に示すように、充填材55は、両基板の間で徐々に加圧されることによって、略同心円状に押し広げられて一部融合した充填材56となり、さらに押し広げられて一つに融合した充填材5となる。理想的には、図4(c)に示すように、充填材5は、ダム材4で囲まれた領域の内部に万遍なく広がって隙間なく充填される。
ここで、第1実施形態の構成の特徴をより明確に説明するために、図8に示す従来例の一実施形態に係る表示装置100における基板貼り合わせ工程について説明する。
図8(a)に示すように、従来例における表示装置100において、第1から第4充填材151〜154を含むn個の第1から第n充填材は、ダム材104で囲まれた充填材充填領域の内部に、一定の距離A´(第1充填材151と第2充填材152の各中心点間の距離)を隔ててマトリクス状に滴下される。本発明が解決する課題を意識しない場合、通常はダム材に隣接して滴下される第1から第3充填材151〜153も、他の位置に滴下される第4充填材154等と同じ間隔で滴下されるため、ダム材104の第2辺142に隣接して滴下される第1充填材151とダム材104との間の距離B´(第1充填材151の中心点とダム材の第2辺142の幅方向における中心点との間の距離)は、距離A´の2分の1となる。
図8(b)に示すように、点状に滴下された第1〜第4充填材151〜154は、両基板の間で徐々に加圧されることによって、略同心円状に押し広げられる。同時に、枠状に配置されたダム材104も、両基板の間で徐々に加圧されることによって幅方向に押し広げられる。
ダム材104に隣接する位置に滴下された第1から第3充填材151〜153等を除く、より内側に滴下された第4充填材154等は、それぞれ同じように略同心円状に押し広げられるため、押し広げられた充填材の円と円とは、距離A´の2分の1に位置する円の外周の一点で(円対円で)接触を開始する。
他方で、ダム材104に隣接して滴下され、略同心円状に押し広げられた第1から第3充填材151〜153は、略直線からなるダム材104の内側の辺と、円対線で接触することになる。このように、充填材105の円がダム材104の辺と円対線で接触すると、表面張力によって、充填材が略直線状の辺を有するダム材104側に吸い寄せられるという現象が生じる。
ダム材104に隣接して滴下された充填材は、隣接するダム材104に先に接触することでダム材側に引き寄せられるため、反対側の隣接する充填材と接触するタイミングが遅れる。図8(c)に示すように、ダム材104に隣接して滴下されて一部融合した充填材156はダム材側に引き寄せられるため、反対側の隣接する一部融合した充填材155との間に未充填の領域が生じる。その結果、図8(d)に示すように、充填材がダム材104側に引き寄せられて反対側の隣接する充填材との間に十分に充填されなかった領域に気泡(真空だまり)106が発生し得る。
このように、ダム材104に隣接する位置に滴下される第1から第3充填材151〜153と、第1から第3充填材151〜153に隣接し、より内側に滴下される第4充填材154との接触状態が、より内側に滴下される他の充填材と比べてアンバランスになるため、気泡106が発生しやすくなる。
このように、ダム材104に隣接する位置に滴下された第1から第3充填材151〜153と第4充填材154との接触領域に気泡106が発生すると、第2基板20の上にブラックマトリクスパターンなどによって遮光膜33が形成される場合であっても、表示領域1内に気泡(真空だまり)106が含まれ得る。このように気泡106が表示装置の表示領域1に含まれると、充填材104が充填された領域と未充填の領域とが顕著に視認されてしまうため、表示品質が著しく損なわれ、不良品となる。
そこで、本発明の発明者は、ダム材に隣接する位置に滴下される充填材を、ダム材との間に、他の充填材との間に隔てられる距離の2分の1以上の距離を隔てて滴下することにより、表示装置の歩留りを向上させ、又は画質を向上させることのできる有機EL表示装置の製造方法を考察し、本発明の実施形態に係る有機EL表示装置10の製造方法に至った。
以下、図5及び図6を参照して、本発明の第1実施形態に係る有機EL表示装置10における基板貼り合わせ工程について、より詳細に述べる。図5は本発明の第1実施形態に係る表示装置10の平面図であり、図6は本発明の第1実施形態に係る基板貼り合わせ工程を示す平面図である。なお、図1から図4を参照してすでに上述した、本発明の第1実施形態に係る有機EL表示装置10の構成又は製造工程については、繰り返しを避けるため、その詳細な説明を省略する。
図5を参照すると、本発明の第1実施形態に係る有機EL表示装置10の製造工程において、第1基板20の上に、硬化前の粘度が比較的高い樹脂からなるダム材4が額縁状に形成され、このダム材4によって囲まれた空間内に、硬化前の粘度が比較的低い樹脂からなる第1から第4充填材51〜54を含む、n個の第1から第n充填材がマトリクス状に滴下される。
図5及び図6(a)に示すように、第1から第3充填材51〜53のようにダム材4に隣接する位置に滴下される充填材を除く、第4充填材54のように、より内側に滴下される充填材は、ダム材4で囲まれた領域の内部にマトリクス状に規則的に滴下されており、滴下される他の充填材との間に一定の距離A(第1充填材51と第2充填材52の各中心点間の距離)を隔てて滴下される。
他方で、ダム材に隣接する第1から第3充填材51〜53等の滴下位置は、他の位置に滴下される第4充填材54等よりも広い間隔を隔てて滴下される。具体的には、ダム材4の第2辺42に隣接して滴下される第1充填材51とダム材4との間の距離B(第1充填材51の中心点とダム材の第2辺42の幅方向における中心点との間の距離)は、距離Aの2分の1以上かつ距離A以下である。
図6(b)に示すように、点状に滴下された第1から第4充填材51〜54は、両基板の間で徐々に加圧されることによって、略同心円状に押し広げられる。同時に、枠状に配置されたダム材4も、両基板の間で徐々に加圧されることによって幅方向に押し広げられる。
第1から第3充填材51〜53のようなダム材4に隣接する位置に滴下された充填材を除く、第4充填材54のような、より内側に滴下された隣接する充填材は、それぞれ同じように略同心円状に押し広げられるため、押し広げられた充填材の円と円とは、距離Aの2分の1に位置する円の外周の一点で(円対円で)接触を開始する。
同様に、第4充填材54のような、ダム材4に隣接して滴下され、略同心円状に押し広げられた充填材も、略直線からなるダム材4の内側の辺との間に距離B(距離Aの2分の1以上かつ距離A以下)という比較的広い距離を隔てているため、図6(b)に示すように、ダムの辺と円対線で接触するより先に、当該充填材5に隣接する、より内側に滴下される充填材の円と円対円で接触し、一部融合した充填材55となる。
このように、ダム材4に隣接する充填材の円がダム材4の辺と円対線で接触するより先に、より内側に滴下される充填材と円対円で接触して一部融合した充填材55となることによって、充填材が表面張力によって略直線状の辺を有するダム材4側に吸い寄せられるという現象を抑えることができる。
これにより、図6(c)に示すように、ダム材4に隣接する位置に滴下される充填材と、当該充填材に隣接する、より内側に滴下される充填材との接触状態を、他の位置に滴下される充填材と同程度にすることができる。これにより、少なくともダム材4で囲まれた充填材充填領域の外周側を除く領域においては、一つに融合した充填材5をダム材4で囲まれた領域内にバランスよく広げて表示領域に気泡6が発生することを抑えることができる。
また、図6(d)に示すように、本発明の第1実施形態に係る有機EL表示装置10における基板貼り合わせ工程によれば、充填材の接触状態がアンバランスとなり得る部分を、ダム材で囲まれた充填材充填領域の外周側に偏在させることができるため、気泡6が発生し得る領域を当該外周側に偏在させることができる。
図6(d)に示すように、ダム材4で囲まれた充填材充填領域の外周側、すなわち、ダム材4と充填材5との境界領域の上に気泡6が発生したとしても、両基板を張り合わせた場合、図6(e)に示すように、第2基板20に形成される遮光膜33の下に気泡6が位置するため、気泡6は遮光膜33の下に隠れて視認されない。
このような遮光膜33の幅は、ダム材4と充填材5との境界領域の上を覆うものであればよく、通常の有機EL表示装置において用いられているものと同様であってもよい。好ましくは、遮光膜33の全幅Dは1.5mmから2.0mmであってもよく、両基板を重ね合わせた際に充填材5の上を覆う遮光膜33の幅Eは0.5mmから1.0mmであってもよい。
したがって、本発明の第1実施形態に係る有機EL表示装置10における基板貼り合わせ工程によれば、表示領域ではなく、ダム材で囲まれた充填材充填領域の外周側、すなわち、ダム材と充填材との境界領域に、気泡の発生を偏在させることができ、このような領域に気泡が発生したとしても遮光膜の下に隠れて視認されないため不良品にはならない。
以上のように、本発明の第1実施形態に係る有機EL表示装置10における基板貼り合わせ工程によれば、基板と基板との間に充填材を充填して貼り合わせる際に、ダム材との間に、充填材が滴下される間隔の2分の1以上かつ前記間隔以下の距離を隔てて、ダム材と隣接する充填材を滴下することによって、表示領域に気泡が形成されにくくすることができる。これにより、表示装置の画質又は表示品質を向上させ、又は、歩留りを向上させて製造原価を低減することのできる表示装置及びその製造方法を提供することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態は、本発明の第1実施形態に係る有機EL表示装置10の製造方法と異なり、第2基板30の上に、硬化前の粘度が比較的高い樹脂からなるダム材4が額縁状に形成され、このダム材4によって囲まれた空間内に、硬化前の粘度が比較的低い樹脂からなる充填材が滴下される点で異なる。その他の構成は第1実施形態と同様である。
第2実施形態に係る有機EL表示装置10の製造方法によれば、第1実施形態に係る有機EL表示装置10と同様に、表示領域ではなく、ダム材で囲まれた充填材充填領域の外周側、すなわち、ダム材と充填材との境界領域に気泡の発生を偏在させることができ、このような領域に気泡が発生したとしても遮光膜の下に隠れて視認されないため不良品にはならない。
したがって、第2実施形態に係る有機EL表示装置10の製造方法によれば、基板と基板との間に充填材を充填して貼り合わせる際に、ダム材との間に、充填材が滴下される間隔の2分の1以上かつ前記間隔以下の距離を隔てて、ダム材と隣接する充填材を滴下することによって、表示領域に気泡が形成されにくくすることができる。これにより、表示装置の画質又は表示品質を向上させ、又は、歩留りを向上させて製造原価を低減することのできる表示装置及びその製造方法を提供することができる。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。例えば、前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
また、本実施形態において述べた態様によりもたらされる他の作用効果について本明細書記載から明らかなもの、又は当業者において適宜想到し得るものついては、当然に本発明によりもたらされるものと解される。
10、100 有機EL表示装置
1、101 表示領域
2、102 額縁領域
3、103 端子領域
4、104 ダム材
41、141 第1辺
42、142 第2辺
5、105 充填材
51、151 第1充填材
52、152 第2充填材
53、153 第3充填材
54、154 第4充填材
6、106 気泡(真空だまり)
20 第1基板
22 有機EL発光層
23 封止膜
30 第2基板
32 カラーフィルタ
33、133 遮光膜
34 オーバーコート膜

Claims (11)

  1. 有機EL発光層を有する表示領域を含む第1基板と、
    前記有機EL発光層に対向して配置されるカラーフィルタ及び前記カラーフィルタの外側に配置される遮光膜を含み、前記第1基板に対向して配置される第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、前記表示領域を囲み、第1の方向に延長する第1辺と前記第1の方向に交差する第2の方向に延長する第2辺とを含むダム材と、
    前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせることによって、前記第1基板及び前記第2基板と前記ダム材との間の空間に、
    少なくとも、前記ダム材の第1辺と第2辺とが交差する角部に隣接して配置される第1充填材、
    前記第1の方向において前記第1充填材と隣接し、前記第2の方向において前記ダム材の第1辺と隣接して配置される第2充填材、
    前記第1の方向において前記ダム材の第2辺と隣接し、前記第2の方向において前記第1充填材と隣接して配置される第3充填材、及び
    前記第1の方向において前記第1充填材と隣接し、前記第2の方向において前記第2充填材と隣接して配置される第4充填材を含む、第1から第n充填材が融合して充填される充填材とを含み、
    前記第1から第n充填材は、前記第1の方向及び第2の方向において第1距離を隔ててマトリクス状に配置され、
    前記第1から第3充填材は、隣接する前記ダム材の第1辺又は第2辺との間に、それぞれ前記第1距離の2分の1以上かつ前記第1距離以下の距離を隔てて配置され、
    前記遮光膜は、前記ダム材と前記充填材との境界領域の上に配置されることを特徴とする表示装置。
  2. 前記遮光膜の全幅は、1.5mmから2.0mmであることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記充填材の上に配置される前記遮光膜の幅は、0.5mmから1.0mmであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記遮光膜は、ブラックマトリクスであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の表示装置。
  5. 前記ダム材及び前記充填材は、それぞれ透明な樹脂であり、前記ダム材は前記充填材よりも硬化前の粘度が高い樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記第1基板は、前記有機EL発光層の上に封止膜をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記第2基板は、前記カラーフィルタ及び前記遮光膜の上にオーバーコート膜をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  8. 第1基板の上に、有機EL発光層を有する表示領域を形成し、
    第2基板の上に、前記有機EL発光層に対向して配置されるカラーフィルタ及び前記カラーフィルタの外側に配置される遮光膜を形成し、
    前記有機EL発光層の形成された前記第1基板の上に、前記表示領域を囲み、第1の方向に延長する第1辺と前記第1の方向に交差する第2の方向に延長する第2辺とを含むダム材を配置し、
    前記ダム材で囲まれる領域の内側に、
    少なくとも、前記ダム材の第1辺と第2辺とが交差する角部に隣接して配置される第1充填材、
    前記第1の方向において前記第1充填材と隣接し、前記第2の方向において前記ダム材の第1辺と隣接して配置される第2充填材、
    前記第1の方向において前記ダム材の第2辺と隣接し、前記第2の方向において前記第1充填材と隣接して配置される第3充填材、及び
    前記第1の方向において前記第1充填材と隣接し、前記第2の方向において前記第2充填材と隣接して配置される第4充填材を含む、第1から第n充填材を、
    前記第1の方向及び第2の方向において第1距離を隔ててマトリクス状に配置するとともに、
    前記第1から第3充填材を、隣接する前記ダム材の第1辺又は第2辺との間に、それぞれ前記第1距離の2分の1以上かつ前記第1距離以下の距離を隔てて配置し、
    前記ダム材及び前記第1から第n充填材を挟んで、前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせて、前記第1基板及び前記第2基板と前記ダム材との間の空間に、前記第1から第n充填材が融合した充填材を充填し、
    前記ダム材及び前記充填材を硬化させて前記第1基板と前記第2基板とを接合することを特徴とする表示装置の製造方法。
  9. 第1基板の上に、有機EL発光層を有する表示領域を形成し、
    第2基板の上に、前記有機EL発光層に対向して配置されるカラーフィルタ及び前記カラーフィルタの外側に配置される遮光膜を形成し、
    前記カラーフィルタ及び前記遮光膜の形成された前記第2基板の上に、前記表示領域を囲み、第1の方向に延長する第1辺と前記第1の方向に交差する第2の方向に延長する第2辺とを含むダム材を配置し、
    前記ダム材で囲まれる領域の内側に、
    少なくとも、前記ダム材の第1辺と第2辺とが交差する角部に隣接して配置される第1充填材、
    前記第1の方向において前記第1充填材と隣接し、前記第2の方向において前記ダム材の第1辺と隣接して配置される第2充填材、
    前記第1の方向において前記ダム材の第2辺と隣接し、前記第2の方向において前記第1充填材と隣接して配置される第3充填材、及び
    前記第1の方向において前記第1充填材と隣接し、前記第2の方向において前記第2充填材と隣接して配置される第4充填材を含む第1から第n充填材を、
    前記第1の方向及び第2の方向において第1距離を隔ててマトリクス状に配置するとともに、
    前記第1から第3充填材を、隣接する前記ダム材の第1辺又は第2辺との間に、それぞれ前記第1距離の2分の1以上かつ前記第1距離以下の距離を隔てて配置し、
    前記ダム材及び前記第1から第n充填材を挟んで、前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせて、前記第1基板及び前記第2基板と前記ダム材との間の空間に、前記第1から第n充填材が融合した充填材を充填し、
    前記ダム材及び前記充填材を硬化させて前記第1基板と前記第2基板とを接合することを特徴とする表示装置の製造方法。
  10. 前記有機EL発光層の形成された前記第1基板の上に封止膜をさらに形成し、
    前記封止膜の上に、前記表示領域を囲むダム材を配置することを特徴とする請求項8に記載の表示装置の製造方法。
  11. 前記カラーフィルタ及び前記遮光膜の形成された前記第2基板の上にオーバーコート膜をさらに形成し、
    前記オーバーコート膜の上に、前記表示領域を囲むダム材を配置することを特徴とする請求項9に記載の表示装置の製造方法。
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