JP2015201037A - 電子装置、頭出し行の検索方法および検索プログラム - Google Patents

電子装置、頭出し行の検索方法および検索プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の行を含むリスト画面の中から頭出し行を検索することができる「電子装置、頭出し行の検索方法および検索プログラム」を提供する。【解決手段】 本発明の電子装置は、複数の行を含むリスト画面510内の各行に文字列データを表示する表示手段と、行数m(mは、2以上の整数)で規定される検索範囲を設定する検索範囲設定部206と、表示手段によって表示される全ての文字列データを対象に、検索範囲内の各行の前方一致する文字列を検索する検索部208と、検索部208によって検索された前方一致する文字列が変化する行に基づき頭出し行を識別する頭出し行識別部210と、識別された頭出し行をリスト画面に優先的に表示させる表示制御部212とを有する。【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の行が配列されたリスト画面の各行に情報を表示し、当該リスト画面の中から所望の情報を検索する機能を備えた電子装置に関し、特に、同じ文字列が連続する行の先頭の行などを頭出し行として優先的に表示させる技術に関する。
現在、パソコン、スマートフォン、タブレット端末、車載装置など、様々な電子装置において、ユーザーが情報の検索を行うとき、複数の情報をリスト状に表示し、情報を提示している。ユーザーは、スクロールキーやページ送りキーなどを操作し、そのリスト表示の中から所望の項目を検索している。例えば、ナビゲーション装置において、目的地の住所を検索するとき、選択された都道府県や市町村の住所の一覧が五十音順にリスト表示される。ユーザーは、リスト表示の中から目的地とする住所を検索する。また、ナビゲーション装置において、例えば「ABC」の検索文字列を用いて施設を検索したとき、該当する施設が多数存在する場合には、スクロールキーなどを長押しすることで、検索文字列「ABC」と異なる次のデータまで移動させ、検索の利便性の向上を図っている(例えば、特許文献1)。
特開2011−141725号公報
図10は、従来のナビゲーション装置において住所検索をするときのリスト表示の一例を示している。リスト表示またはリスト画面は、複数の行を列方向に含み、各行には情報が表示される。図8は、住所検索時のリスト画面510を表しており、リスト画面510には、1つ1つの行にそれぞれ住所が表示され、それらの行が列方向に配列されている。リスト画面510は、画面サイズ等に応じて一定数の住所を表示することができるが、ここに表示しきれない住所は、スクロールキー520やページ送りキー530を操作して表示させることができる。
一般に、住所は、市区町村等を含む文字列が五十音順に並べられ、さらに番地等が番号順に並べられるようにリスト表示される。図10(A)には、「平」、「平愛谷町一丁目」、「平愛谷町二丁目」、「平愛谷町三丁目」、「平愛谷町四丁目」、「平赤井」の順で表示される例が示されている。ここでリスト画面510の中から、例えば、「平尼子町」を検索する場合、ページ送りキー530を11回も押さなければ、図10(B)に示すような表示を得ることができない、という不自由さがあった。また、スクロールキー520を操作しても、「平尼子町」が表れるリストを表示させるまでに時間がかかってしまう。
本発明は、このような従来の課題を解決し、複数の行を含むリスト画面の中から頭出し行を検索することができる電子装置、頭出し行の検索方法および検索プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る電子装置は、文字列データを記憶する記憶手段と、複数の行を含むリスト画面内の各行に前記記憶手段から読み出された文字列データを表示する表示手段と、行数m(mは、2以上の整数)で規定される検索範囲を設定する設定手段と、前記表示手段によって表示される全ての文字列データを対象に、前記検索範囲内の各行の前方一致する文字列を検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された前方一致する文字列が変化する行に基づき頭出し行を識別する識別手段と、前記識別手段によって識別された頭出し行を前記表示手段に優先的に表示させる表示制御手段とを有する。
好ましくは電子装置はさらに、ユーザーからの入力を受け取る入力手段を含み、前記設定手段は、前記入力手段からのユーザー入力に基づき行数mを設定する。好ましくは前記入力手段は、頭出し行の表示を指示するための入力操作キーを含み、前記入力操作キーが操作されたとき、前記表示制御手段は、リスト画面内に頭出し行が表示されるようにスクロールを制御する。好ましくは前記表示制御手段は、頭出し行を表示させるときのスクロール速度を、頭出し行以外の行をスクロールさせるときのスクロール速度よりも遅くなるようにスクロール速度を制御する。好ましくは前記検索手段は、前記前方一致する文字列が予め決められた特定文字を含む場合、前記特定文字を他の予め決められた文字に置換し、置換された文字列に一致する文字列を含む他の頭出し行を検索し、前記表示制御手段は、当該他の頭出し行を類似候補として隣接して表示させる。好ましくは前記類似候補がユーザー入力により選択されたとき、前記表示制御手段は、リスト画面の表示を前記類似候補の頭出し行に移動させる。好ましくは前記入力手段を介して次の頭出し行を表示させる指示が入力されたとき、現在リスト画面に表示されていない次の頭出し行が表示されるようにスクロールを制御する。好ましくは前記検索手段は、前記表示手段により表示される全ての文字列データの最初から最後の順に前方一致する文字列を検索するか、あるいは最後から最初の順で前方一致する文字列を検索する。好ましくは前記識別手段は、同じ文字列が連続する最初の行と最後の行の次の行を頭出し行と識別する。好ましくは前記識別手段は、同じ文字列が連続する最初の行と最後の行を頭出し行と識別する。
本発発明に係る頭出し行の検索方法は、複数の行を含むリスト画面の各行に文字列を表示するステップと、行数m(mは、2以上の整数)で規定される検索範囲を設定するステップと、表示される全ての文字列データを対象に、検索範囲内の各行の前方一致する文字列を検索するステップと、検索された前方一致する文字列が変化する変化行を識別するステップと、識別された変化行に基づき頭出し行を優先的に表示させるステップとを有する。
本発明に係る頭出し行の検索プログラムは、複数の行を含むリスト画面の各行に文字列を表示する機能を備えた電子装置が実行するものであって、行数m(mは、2以上の整数)で規定される検索範囲を設定するステップと、表示される全ての文字列データを対象に、検索範囲内の各行の前方一致する文字列を検索するステップと、検索された前方一致する文字列が変化する変化行を識別するステップと、識別された変化行に基づき頭出し行を優先的に表示させるステップとを有する。
本発明によれば、行数mで規定される検索範囲により、表示される全ての文字列データを対象に、検索範囲内の各行の前方一致する文字列を検索し、前方一致する文字列が変化する行に基づき識別された頭出し行を優先的に表示されるようにしたので、複数の文字列の中から所望の文字列を少ない操作で容易に検索することができる。
本発明の実施例に係る電子装置の一例である車載装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係るリスト表示検索プログラムの機能的な構成を示すブロック図である。 本実施例による頭出しキーの一例を示す図である。 本実施例のリスト画面の一例を説明する図である。 本発明の実施例による頭出し行の検索フローを説明するフローチャートである。 本実施例による頭出し行の検索の具体例を説明する図である。 本実施例による頭出し行の表示例を説明する図である。 本実施例のナビゲーション部において住所検索による目的地設定動作を説明するフローチャートである。 所望の住所検索を行った時の従来の操作回数と本実施例との操作回数との比較例を示し、図6(A)は、検索対象の住所リストの一例、図6(B)は、頭出しキーの操作前のリスト画面、図6(C)は、頭出しキーを操作した後のリスト画面である。 本発明の第2の実施例によるリスト表示検索プログラムの機能的なブロック図である。 本発明の第2の実施例による類似文字列検索部によって検索された類似候補の表示例とその類似候補へのジャンプ動作を説明する図である。 本発明の第3の実施例による頭出し行の検索動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施例による頭出し行の表示例である。 従来の住所検索時のリスト画面の一例を示す図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明の好ましい態様に係る電子装置は、複数の行を含みリスト画面の各行内に情報を表示し、リスト画面の中から所望の情報を検索する機能を備える。例えば、スクロールキー、次ページキーなどを操作してリスト画面に表示される情報を変化させ、その中から所望の情報を見つけることができる。さらに好ましい態様では、リスト画面に表示される情報の中から頭出し行を簡単に見つけ出す機能が電子装置に搭載される。典型的に、リスト画面に表示される文字列は、五十音順、アルファベット順、数字順などで表示される。リスト画面に表示される文字列の数が多くなればなるほど、所望の文字列を検索する手間および時間がかかる。連続する行に一致する文字列が存在するような場合、その先頭の行や最終行が頭出し行として優先的に表示されれば、所望の文字列の検索が容易になる。本発明の電子装置は、このような頭出し行の検索を容易に実行し得る機能を搭載し、ユーザーの利便性の向上を図る。
本発明の電子装置は、その機能が特に制限されるものではないが、例えば、ナビゲーション装置、スマートフォン、ノート型PC、タブレット型PC、パーソナルコンピュータ、ゲーム機器、その他リスト画面の表示機能を備えた電子装置であることができる。なお、以下の説明において、リスト画面またはリスト表示が使用されるが、両者は同義である。
本発明の実施例は、移動体等の車両に搭載される電子装置(以下、車載装置という)を例に説明する。図1は、車載装置の構成例を示すブロック図である。車載装置10は、例えば、自車位置周辺の道路地図を表示したり、目的地までの誘導経路を案内するナビゲーション部20と、CD、DVD、ブルーレイディスク、ハードディスク装置などから得られたオーディオデータやビデオデータを再生するマルチメディア再生部40と、デジタルテレビ放送、ワンセグテレビ放送、AM/FMラジオ放送などを受信するテレビ/ラジオ受信部60と、外部ネットワークや外部装置等との通信を可能にする通信部80と、スイッチ、操作キー、マウス、タッチパネルを用いてユーザーからの指示を受け取る入力部100と、ディスプレイにナビゲーション画像、リスト画面などの画像を表示する表示部120と、スピーカなどから目的地までの経路案内、道路交通情報、警告等を音声出力する音声出力部140と、プログラムやデータ等を記憶する記憶部160と、プログラム等を実行することで各部を制御する制御部180を含んで構成される。上記の構成は一例であり、車載装置は、他の構成であってもよい。
ナビゲーション部20は、目的地までの経路を探索し、これを案内する機能を備える。目的地は、ジャンル、施設名称、住所、電話番号などから検索することができる。例えば、住所検索の場合、都道府県、あるいは市町村などの広域エリアが選択されると、そのエリアの住所の一覧がリスト表示され、その中から所望の住所を検索することができる。目的地を検索するための住所、施設名称などのデータは記憶部160に記憶され、目的地の検索をするときの読み出される。
マルチメディア再生部40は、CD、DVD、ハードディスク装置などの記録媒体、あるいは記憶部160から読み出されたオーディオデータやビデオデータを再生する。例えば、記憶部160には、多数の楽曲データが記憶され、ユーザーにより楽曲の再生の指示がなされると、記憶部160から読み出された楽曲データがリスト表示され、その中から所望の楽曲を検索することができる。例えば、リスト画面には、楽曲名やアルバム名などの文字列が表示される。
通信部80は、例えば、インターネット等のネットワークを介して外部サーバーに接続したり、通信機能を備えたスマートフォンのような多機能型携帯端末に接続したり、マルチメディアデータを記憶するメディアストレージに接続することができる。ある態様では、車載装置10は、通信部80を介して接続された外部サーバーから必要なデータを記憶部160へダウンロードすることができる。
入力部100は、ユーザーと車載装置間のインターフェースを提供する。入力部100は、ディスプレイに設置されたタッチパネル、ハードウエアーキー、マウス、音声認識などの入力を含み得る。
表示部120は、ナビゲーションの道路地図画面、マルチメディアの再生画面などを表示したり、メニュー画面や各種設定画面をディスプレイに表示する。また、情報を検索するとき、表示部120は、複数の情報を検索可能なリスト画面を表示する。
例えば、目的地の設定が行われるとき、施設名称による検索、住所による検索、電話番号による検索、カテゴリーによる検索などの検索画面が表示される。住所による検索が選択された場合、例えば、選択された都道府県、市町村など特定エリア内の住所一覧を含むリスト画面が表示され、ユーザーは、スクロールキー、ページ送りキー、頭出しキーなどを操作し、リスト画面の中から所望の情報を検索することができる。
記憶部160には、車載装置のシステム動作に必要とされるプログラムや、ナビゲーション部20、マルチメディア再生部40などの各部の機能を制御するためのプログラム、データベースからデータを検索するプログラムなどを含むことができる。さらに記憶部160は、ナビゲーション20に必要とされるデータ、例えば、道路地図データ、住所データ、施設データや、マルチメディア再生部40によって再生可能なデータ、例えば、楽曲等のオーディオデータ、ビデオデータなどを含むことができる。記憶部160は、通信部80を介して接続された外部装置から取得されたデータや外部サーバーからダウンロードされたデータを格納することができる。
制御部180は、好ましい態様では、ROM、RAMなどを含むマイクロコントローラあるいはマイクロプロセッサ等から構成され、記憶部160またはROM、RAMに格納されたプログラムを実行し、車載装置の各部の動作を制御する。さらに本実施例では、制御部180は、情報の検索を行うときに表示されるリスト表示において、リスト表示の中から所望の情報の検索を容易にするためのリスト表示検索プリグラムを含む。リスト表示検索プログラムは、後述するように、リスト表示に含まれる多数の情報の中から、同一の文字が複数行で連続している場合の頭出し行の検索を容易にする。
次に、本実施例によるリスト表示の検索動作について説明する。上記したように、車載装置10において、ユーザーが種々の情報の検索を行うとき、ディスプレイには検索対象の情報を表すリスト画面が表示される。典型的なリスト画面は、列方向に複数の行を含み、各行に検索対象の情報が表示される。リスト画面によって一度に表示できる行数には制限があるため、他の情報を表示させる場合には、スクロールキーや次ページキーなどを操作する。本実施例の好ましい例では、頭出しキーまたは頭出しボタンが用意され、リスト表示の中の頭出し行の検索が容易にされる。頭出しキーまたは頭出しボタンは、検索画面に表示されるソフトキーであってもよいし、表示画面とは別に用意されたハードキーであってもよい。
図2に、本実施例に係るリスト表示検索プログラムの機能的なブロックである。リスト表示検索プログラム200は、リスト表示されているとき、ユーザーから頭出し行を表示させる入力があったか否かを判定する入力判定部202と、リスト表示される情報を取得する情報取得部204、入力判定部202によって頭出し行の表示の入力があったと判定されたとき、リスト表示される情報の中から頭出し行を検索する検索範囲を設定する検索範囲設定部206、検索範囲内の各行の文字列が前方一致する文字列を検索する検索部208、前方一致する文字列が変化する行に基づき頭出し行を識別する頭出し識別部210、頭出し識別部210によって識別された頭出し行を優先的に表示させる表示制御部212とを有する。
入力判定部202は、表示部120にリスト画面が表示されているとき、ユーザーから頭出し行の検索および表示の指示が入力されたか否かを判定する。図2Aに示すように、住所検索が行われるとき、表示部120は、表示画面500にリスト画面510を表示させ、かつスクロールキー520や次ページキー530などを表示させる。さらに本実施例では、表示部120は、リスト画面510の中から頭出し行を検索させ、これを表示させるための頭出しキー540を表示させる。スクロールキー520、次ページキー530および頭出しキー540は、タッチ操作によって入力を受け取ることができる。但し、このような表示画面500に表示されるソフトウエアーキー以外にも、ハードウエアーキーを用意してもよい。入力判定部202は、頭出しキー540の操作が行われたと判定すると、その判定結果を、リスト表示検索プログラム200内の各部へ提供する。
情報取得部204は、リスト画面510に表示されている情報を取得する。リスト画面510によって表示される情報は、情報検索時に検索された情報であり、これらの情報は記憶部160から読み出されるものである。例えば、ナビゲーション部20によって目的地設定のために住所検索が行われたとき、リスト画面510には住所一覧が表示される。情報取得部204は、リスト画面510に表示される住所一覧を表す文字列データを取得する。また、マルチメディア再生部40によって音楽データの検索が行われたとき、リスト画面510には楽曲データの一覧が表示され、情報取得部204は、それらの楽曲データを表す文字列データを取得する。
図2Bは、リスト画面の一例である。リスト画面510は、1つのページ内にP個の行を含み、各行に検索対象の情報が表示される。検索対象の情報数がQ個(Q>P)であるとき、リスト画面510にはその一部のP個の情報が表示される。同じ文字列が複数の行において連続するときのその先頭の行または最後の行が頭出し行となり得る。図2Bの例では、3つの連続する行230において「XXX」が前方一致しており、2つの連続する行232において「XXXXXX」が前方一致しており、4つの連続する行234において「XX」が前方一致している。このような場合、3つの行230の先頭行、2つの行232の先頭行、4つの行234の先頭行が頭出し行となり得る。あるいは、それらの最終行が頭出し行となり得る。
検索範囲設定部206は、リスト画面510によって表示される情報の中から頭出し行を検索するための検索範囲を設定する。検索範囲は、行数m(mは、2以上の整数)によって規定される。頭出し行は、上記したように、同一文字列が複数の行で連続するときの先頭行または最終行であるが、本実施例では、検索範囲で規定される行数mにおいて同一文字列が連続するか否かが判定される。つまり、検索範囲で規定される行数mが大きくなればなるほど、頭出し行が検索される可能性が低くなり、行数mが小さくなればなるほど、頭出し行が検索される可能性が高くなる。
好ましい例では、検索範囲設定部206は、ユーザーによって選択された行数mを設定する。他の好ましい例では、リスト画面によって表示される情報の数、すなわち検索対象の情報の数Qに応じて自動的に設定される。例えば、情報の数Qが、第1の値よりも大きい場合には、m=3、情報の数Qが第2の値よりも大きい場合には、m=4、情報の数Qが第3の値よりも大きい場合には、m=5に設定される。
1つの好ましい態様では、行数m以上の範囲において、前方一致する文字列の数n(nは、1以上の整数)は任意である。他の好ましい態様では、前方一致する文字列の数nは、ユーザーからの指示によって決定されるようにしてもよい。例えば、前方一致する文字列の数がn=3に設定されたならば、前方一致する文字列の数が3以上でなければ、頭出し行にはなれない。
検索部208は、検索範囲設定部206によって設定された検索範囲に基づき同じ文字列が連続する行を検索する。文字列には、文字、数字、アルファベット等が含まれる。すなわち、検索部208は、リスト画面に表示される全ての情報の数Qを対象に、前方一致する文字列を含む連続する行数が検索範囲で規定される行数m以上で存在するか否かを判別する。具体的には、表示対象の情報が1行づつ入れ替わるように検索範囲がスクロールされ、当該検索範囲内において前方一致する文字列の検索が行われる。例えば、図2Bの例において、検索範囲の行数m=3が設定されているならば、「XXX」を含む連続する行が3であるため(m=3)、3つの連続する行230が頭出し行を含むことを示す検索結果が保持される。例えば、3つの連続する行230の最初の行と文字列とを識別するデータが検索結果として保持される。次に、「XXXXXX」を含む連続する行が2であるため(2<m)、2つの連続する行232はヒットされない。次の「XX」を含む連続する行が4であるため(m<4)、この検索結果が保持される。こうして、リスト画面内のすべての情報を対象に、行数m以上の前方一致する文字列nの検索が行われ、その検索結果が頭出し行識別部210へ提供される。
頭出し行識別部210は、検索部208からの検索結果に基づき頭出し行を識別する。具体的には、頭出し行識別部210は、前方一致する文字列が変化する行を頭出し行として識別する。図2Bの例において、例えば、検索範囲の行数m=4であれば、「XX」が4つ連続する行234の最初の行または最後の行が頭出し行として識別される。頭出し行識別部210の識別結果は、表示制御部212へ提供される。
表示制御部212は、頭出し識別部210の識別結果に基づき、頭出し行が優先的に表示されるようにリスト表示を制御する。具体的には、リスト画面の1ページ内に最初の頭出し行が表示されるようにスクロール制御し、さらにユーザーから頭出しキー540が押下されると、次の頭出し行がリスト画面に表示されるようにスクロール制御される。従って、ユーザーが頭出しキー540を押下するたびに、頭出し行が順々にリスト画面510に表示されるようにスクロール制御される。
次に、本実施例の頭出し行の検索動作を図3のフローチャートを参照して説明する。図4は、頭出し行の具体的な検索例である。ここでは、ユーザーによって住所検索が指示され、表示部120には、図4に示すようなリスト画面510が表示されているものとする。なお、左側の数字は、行を表すために便宜上表したものであり、実際には表示されない。また、太枠は、検索範囲において一致する文字列を便宜上表し、斜線の行は頭出し行となり得る行を便宜上示している。さらに、初期設定として、検索範囲設定部206は、行数m=4、前方一致の文字数n=1を設定しているものとする。
リスト画面510に住所の一覧が表示されているとき、ユーザーによって頭出しキー540(図2A)が操作されると、入力判定部202は、頭出し行の検索の入力があったことを判定する(S100)。この判定を受けて、情報取得部204は、記憶部160から検索対象である文字列データを取得する(S102)。
次に、検索部208は、検索範囲設定部206で設定された検索範囲に基づき前方一致する文字列の検索を開始する。検索部208は、図4(A)の1行目から4行目の検索範囲内において、前方一致する文字数までnを変更し(S104)、nが拡大したか否かを判定する(S106)。ここでは、「平」のみが重複するため、n=1に変更はない。従って、nは、拡大も縮小もしていないので(S106、S108)、検索部208は、検索範囲を1行だけ下げる処理を行う(S114)。
次に、検索部208は、図4(A)の2行目から5行目の検索範囲内において、前方一致する文字数までnを変更する(S104)。ここでは、「平愛谷町」の文字列が一致するため、n=4となる。n=4に拡大されたので(S106)、検索部208は、当該検索範囲内に頭出し行が含まれることを識別できるような検索結果を保持し(S110)、次の検索のために検索範囲を1行下げる(S114)。
次に、図4(C)に示すように、検索部208は、3行面から6行目の検索を行い、図4(D)に示すように、前方一致する文字数が変更される(S104)。ここでは、「平」のみが重複する。従って、ステップS108の判断において範囲が縮小「Yes」を進み、頭出し行を識別可能な検索結果が保持される(S112)。この検索結果は、検索範囲で最初に不一致だった行が頭出し行であることが識別できるような検索結果、つまり、「平赤井」が識別できるような検索結果である。
次に、検索部208は、図4(F)に示すように、検索範囲を1行下げて(S114)、4行目から7行目の検索を行う。このような検索処理が、リスト画面の表示対象となる全ての行の文字列を対象に行われる(S116)。
頭出し行識別部210は、上記検索処理によって得られた検索結果に基づき頭出し行を識別する。好ましい態様では、頭出し識別部210は、nが拡大および/または縮小されたときの検索範囲の最初の行および/または最後の行を頭出し行として識別する。図4の例では、2行目、6行目の文字列が頭出し行として識別される。また、他の態様では、初期設定されたn=1よりもnが拡大されたときのみ、検索範囲の最初の行を頭出し行として識別するようにしてもよい。この場合には、図4の2行目の文字列が頭出し行として識別される。なお、図4に示す例において、同一の文字列を含む行が5行以上連続するような場合には、中間の行において前方一致する文字数nが変更されないので、最初の行と最後の行とが頭出し行となり得る。
次に、本実施例の頭出し行の好ましいスクロール表示について説明する。表示制御部212は、頭出し行識別部210の識別結果を受け取り、様々な態様で頭出し行を表示させることができる。ある態様では、頭出し行であることがユーザーにとって容易に認識できるようにするため、頭出し行は、他の行から区別できるように表示される。例えば、頭出し行の背景色を変更したり、文字サイズを変更したり、頭出し行に枠線を設けるなどして強調表示される。
また、ある態様では、ユーザーが頭出しキー540を操作したことに応答して頭出し行がリスト画面内に表示されるようなスクロール制御をする。つまり、頭出し行以外の行がスキップされる。図4A(A)に示すように、リスト画面510の視認可能なページ内の所定の位置に頭出し行H1が表示され、次に、頭出しキー540が操作されると、視認できなかった次の頭出し行H2が表示されるようにスクロール制御される。但し、同図(B)に示すように、リスト画面510の視認可能なページ内に頭出し行H1の次の頭出し行H2が既に表示されているような場合には、頭出し行H2は既に認識されているので、頭出しキー540が操作されたとき、頭出し行H2が無視されるようにし、次の頭出し行H3が表示されるようにスクロール制御される。
また、ある態様では、ユーザーが1回の頭出しキー540を操作したとき、全ての頭出し行が順次表示されるようにスクロール制御されるようにしてもよい。つまり、頭出し行H1、H2、…Hkがあるとき、表示制御部212は、頭出し行H1を表示し、次に、頭出しH2を表示し、そして最後の頭出し行Hkを順々に表示する。この際、スクロールする速度は、例えば、同図(C)に示すように、頭出し行の前後でのスクロール速度が遅くなり、それ以外の行でのスクロール速度が速くする。また、頭出し行が表示されたとき、同図(D)に示すように、一定の期間、スクロールを停止させ、その間に、ユーザーが頭出し行やそれに隣接する行を選択することができるようにしてもよい。
なお、上記した図3に示すフローでは、検索部208がリスト画面のすべての文字列データの検索を終了した後に、頭出し行識別部210が頭出し行を識別し、その後、表示制御部212が頭出し行が他の行よりも優先的に表示されるようにスクロール制御をする例を示したが、これに限らず、検索部208による検索、頭出し行識別部210による識別、および表示制御部212による頭出し行のスクロール制御は、同時にまたは並行して行われるようにしてもよい。例えば、図4(B)において検索部208によって「平愛谷町」が検索されたとき、頭出し行識別部210によって2行目が頭出し行と識別され、表示制御部212が2行目を頭出し行として表示されるようにスクロール制御され、次に、図4(E)に示す「平赤井」が検索されたときに、6行目が頭出し行としてスクロール制御されるようにしてもよい。
次に、本実施例の車載装置において、ナビゲーションの目的地設定の動作フローを図5に示す。ここでは、住所検索により目的地を設定するものとする。メニュー画面等から住所検索による目的地の設定が選択され(S200)、さらにユーザーによって住所の条件が指示されると、制御部180は、記憶部160の住所データベースを参照して該当する住所データを読出す(S202)。次に、表示部120には、住所の文字列が表されたリスト画面が表示される(S204)。入力判定部202は、頭出しキー540の操作を監視し、頭出しキー540が操作されると(S206)、図3に示したような検索処理によって頭出し行が検索される(S208)。
頭出しの検索が終了すると、表示制御部212によってリスト画面内に頭出し行が表示されるようにスクロールが制御される(S210)。制御部180は、ユーザーが住所を選択したか否かを監視し(S212)、住所が選択された場合には、当該住所を目的地に設定する(S214)。一定期間内に住所が選択されなかったとき、あるいはユーザーによって頭出しキー540が操作されたとき、表示制御部212は、次の頭出し行が表示されるようにスクロールを制御する(S210)。
図6は、所望の住所検索を行った時の従来の操作回数と本実施例との操作回数との比較例である。図6(A)は、検索対象の住所リストの一例を示しており、その総数は70である。斜線の行2、6、50、53、68、69は、頭出し行として識別された行である。図6(B)は、頭出しキーの操作前のリスト画面510の表示であり、図6(C)は、頭出しキーを操作した後のリスト画面510の表示である。また、リスト画面510の1ページには、最大で6行の住所が表示可能である。
住所リストは、50音順で並べられており、ユーザーが所望する住所が「平尼子町」であったとき、「平尼子町」は、68行目に位置する。このため、従来の方法では、次ページキー530の操作回数が11回となる。これに対し、本実施例では、「平尼子町」は、5番目の頭出し行であるため、頭出しキー540の操作回数は5回で済むことになる。
このように本実施例によれば、複数の行数mで規定される検索範囲を設定し、検索範囲内で前方一致する文字列を検索し、前方一致する文字数が可変する境界を頭出し行として優先的に表示されるようにしたので、リスト画面の中から所望の情報を検索する操作が容易になり、かつ短時間で見つけることができる。
上記実施例では、リスト画面の検索対象の文字列が50音順に並べられているとき、検索部208は、文字列の最上行から最下行に向けて頭出し行の検索を行う例を示したが、これに限らず、最下行から最上行に向けて頭出し行の検索を行うようにしてもよい。さらに上記実施例では、住所の検索を例示しているが、本発明は、これに限らず、例えば、アルバム名と曲名のような文字列で構成されるプレイリストのアルバム名の頭出しにも適用することができる。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。第2の実施例は、第1の実施例で検索された頭出し行を表示するとき、これに類似する情報を表示させる機能を有する。図7は、第2の実施例に係るリスト表示検索プログラムの機能的な構成を示すブロック図である。第2の実施例のリスト表示検索プログラム200Aはさらに、頭出し行識別部210によって識別された頭出し行の文字列に類似する文字列を検索する類似文字列検索部214と、ユーザー選択に応答して類似文字列に移動する類似文字列移動部216とを備える。これ以外の構成は、第1の実施例のときと実質的に同様であるのでここでの説明を省略する。
類似文字列検索部214は、頭出し行識別部210によって識別された頭出し行に示された文字列が予め決められた特定文字を包含するか否かを判定する。もし、予め決められた特定文字を包含している場合には、当該特定文字を、予め決められた他の特定文字に置換する(以下、便宜上、置換文字列という)。類似文字列検索部214はさらに、置換文字列が、頭出し行識別部210によって識別された他の頭出し行の文字列に存在するか否かを検索する。置換文字列が他の頭出し行の文字列に一致するとき、表示制御部212は、頭出し行に近接して置換文字列(他の頭出し行の文字列)を表示させる。また、類似文字列移動部216は、置換文字列がユーザーによって選択された場合には、当該置換文字列の行が表示がジャンプされるようにスクロールを制御する。
日本の地名や住所には、「東」、「西」、「南」、「北」、「上」、「中」、「下」を含むものがある。例えば、「東新宿」と「西新宿」、「上好間」と「中好間」、「下落合」と「中落合」などである。これらの地名は、文字順にソートすると近い地名であっても、リスト画面上では必ずしも近い位置に並ばない。そこで、「東」、「西」、「南」、「北」、「上」、「中」、「下」などの方向や位置を示す特定文字が頭出し行の文字列に含まれている場合には、これを他の特定文字に置換する。例えば、「東新宿」であれば、特定文字が「東」であり、これを、他の「西」、「南」、「北」、「上」、「中」、「下」の特定文字に置換する。そして、置換文字例、すなわち、「西新宿」、「南新宿」、「北新宿」、「上新宿」、「中新宿」、「下新宿」が、他の頭出し行の文字列に一致するか否かが検索され、一致する場合には、「東新宿」の頭出し行とともに、置換文字列の他の頭出し行が一緒に表示される。
図7Aは、第2の実施例によるリスト表示検索の一例を説明する図である。図7Aに示すように、リスト画面510の頭出し行HPが「平上平窪」であるとき、「平上平窪」HPの下に、「平下平窪」と「平中平窪」の2つの類似候補HP1、HP2が表示される。これは、上記したように、「平上平窪」の「上」の特定文字が、他の特定文字に置換され、その置換文字列が他の頭出し行の文字列に一致したためである。ユーザーが類似候補の「平中平窪」HP2を選択すると、同図(B)に示すように、類似文字列移動部216によって「平中平窪」が表示される。本例では、「平中平窪」を選択することで、591行分をショートカットすることができた。このように、第2の実施例によれば、頭出し行を優先的に表示することに加えて、これに類似する頭出し行を表示することで、リスト画面からの所望の情報を見つける手間が軽減される。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。図8は、第3の実施例による頭出し行の検索動作を説明するフローチャートである。第3の実施例は、第1の実施例と同様に、m×nの検索範囲を用いて頭出し行を検索する。第1の実施例のときと同様に、行数mは固定であり、前方一致する文字列の数nは可変である。
第3の実施例では、検索部208は、検索範囲内の2行目以降の文字列が、検索範囲の最初の行と全て一致するか、あるいは全て不一致であれば、文字列が一致する最大範囲までnを変更する(ステップS300)。次に、nが変更されたか否かが判定され(S302)、nが変更された場合には、検索範囲の最初の行と最後の行が頭出し行とされる(S304)。この場合、検索部208が、頭出し行として識別可能な検索結果を保持してもよいし、頭出し行識別部210がこのタイミングでそのような識別を行うようにしてもよい。
nが変更されないとき、および検索範囲の最初の行が頭出し行とされたとき、検索範囲が1行下げられ(S306)、上記と同様の検索処理が、リスト画面の全ての表示対象についての検索が終了するまで繰り返される(S308)。
第1の実施例では、同じ文字列が連続する最初の行と最後の行の次の行が頭出し行として識別されるようにしたが、第3の実施例では、同じ文字列が連続する最初の行と最後の行を頭出し行して識別される点が異なる。図9は、第3の実施例による頭出し行H1〜H9を示している。図6に示す第1の実施例のときと比較すると、例えば、5行目の「平愛谷四丁目」が検索範囲の最後の行が頭出し行H2として識別されている。このように、第3の実施例によっても、頭出し行を容易に識別することができる。
本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
10:車載装置 20:ナビゲーション部
40:マルチメディア再生部 60:テレビ/ラジオ受信部
80:通信部 100:入力部
120:表示部 140:音声出力部
160:記憶部 180:制御部
200:リスト表示検索プログラム 202:入力判定部
204:情報取得部 206:検索範囲設定部
208:検索部 210:頭出し行識別部
212:表示制御部 214:類似文字列検索部
216:類似文字列移動部 510:リスト画面
540:頭出しキー

Claims (22)

  1. 文字列データを記憶する記憶手段と、
    複数の行を含むリスト画面内の各行に前記記憶手段から読み出された文字列データを表示する表示手段と、
    行数m(mは、2以上の整数)で規定される検索範囲を設定する設定手段と、
    前記表示手段によって表示される全ての文字列データを対象に、前記検索範囲内の各行の前方一致する文字列を検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された前方一致する文字列が変化する行に基づき頭出し行を識別する識別手段と、
    前記識別手段によって識別された頭出し行を前記表示手段に優先的に表示させる表示制御手段と、
    を有する電子装置。
  2. 電子装置はさらに、ユーザーからの入力を受け取る入力手段を含み、前記設定手段は、前記入力手段からのユーザー入力に基づき行数mを設定する、請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記入力手段は、頭出し行の表示を指示するための入力操作キーを含み、前記入力操作キーが操作されたとき、前記表示制御手段は、リスト画面内に頭出し行が表示されるようにスクロールを制御する、請求項1に記載の電子装置。
  4. 前記表示制御手段は、頭出し行を表示させるときのスクロール速度を、頭出し行以外の行をスクロールさせるときのスクロール速度よりも遅くなるようにスクロール速度を制御する、請求項1に記載の電子装置。
  5. 前記検索手段は、前記前方一致する文字列が予め決められた特定文字を含む場合、前記特定文字を他の予め決められた文字に置換し、置換された文字列に一致する文字列を含む他の頭出し行を検索し、前記表示制御手段は、当該他の頭出し行を類似候補として隣接して表示させる、請求項1に記載の電子装置。
  6. 前記類似候補がユーザー入力により選択されたとき、前記表示制御手段は、リスト画面の表示を前記類似候補の頭出し行に移動させる、請求項5に記載の電子装置。
  7. 前記入力手段を介して次の頭出し行を表示させる指示が入力されたとき、現在リスト画面に表示されていない次の頭出し行が表示されるようにスクロールを制御する、請求項1に記載の電子装置。
  8. 前記検索手段は、前記表示手段により表示される全ての文字列データの最初から最後の順に前方一致する文字列を検索するか、あるいは最後から最初の順で前方一致する文字列を検索する、請求項1ないし7いずれか1つに記載の電子装置。
  9. 前記識別手段は、同じ文字列が連続する最初の行と最後の行の次の行を頭出し行と識別する、請求項1ないし8いずれか1つに記載の電子装置。
  10. 前記識別手段は、同じ文字列が連続する最初の行と最後の行を頭出し行と識別する、請求項1ないし8いずれか1つに記載の電子装置。
  11. 複数の行を含むリスト画面の各行に文字列を表示するステップと、
    行数m(mは、2以上の整数)で規定される検索範囲を設定するステップと、
    表示される全ての文字列データを対象に、検索範囲内の各行の前方一致する文字列を検索するステップと、
    検索された前方一致する文字列が変化する変化行を識別するステップと、
    識別された変化行に基づき頭出し行を優先的に表示させるステップと、
    を有する頭出し行の検索方法。
  12. 前記行数mをユーザー入力により指示するステップを含む、請求項11に記載の検索方法。
  13. 前記頭出し行を優先的に表示させるステップは、ユーザー入力に応答してリスト画面内に頭出し行が表示されるようにスクロールを制御する、請求項11に記載の検索方法。
  14. 頭出し行を表示させるときのスクロール速度が頭出し行以外の行をスクロールさせるときのスクロール速度よりも遅くなるようにスクロール速度が制御される、請求項13に記載の検索方法。
  15. 前記検索するステップは、前記前方一致する文字列が予め決められた特定文字を含む場合、前記特定文字を他の予め決められた文字に置換し、置換された文字列に一致する文字列を含む他の頭出し行を検索し、前記他の頭出し行を類似候補として隣接して表示される、請求項11に記載の検索方法。
  16. 前記類似候補がユーザー入力により選択されたとき、リスト画面の表示を前記類似候補の頭出し行に移動させる、請求項15に記載の検索方法。
  17. 複数の行を含むリスト画面の各行に文字列を表示する機能を備えた電子装置が実行する頭出し行の検索プログラムであって、
    行数m(mは、2以上の整数)で規定される検索範囲を設定するステップと、
    表示される全ての文字列データを対象に、検索範囲内の各行の前方一致する文字列を検索するステップと、
    検索された前方一致する文字列が変化する変化行を識別するステップと、
    識別された変化行に基づき頭出し行を優先的に表示させるステップと、
    を有する検索プログラム。
  18. 前記行数mをユーザー入力により指示するステップを含む、請求項17に記載の検索プログラム。
  19. 前記頭出し行を優先的に表示させるステップは、ユーザー入力に応答してリスト画面内に頭出し行が表示されるようにスクロールを制御する、請求項17に記載の検索プログラム。
  20. 頭出し行を表示させるときのスクロール速度が頭出し行以外の行をスクロールさせるときのスクロール速度よりも遅くなるようにスクロール速度が制御される、請求項19に記載の検索プログラム。
  21. 前記検索するステップは、前記前方一致する文字列が予め決められた特定文字を含む場合、前記特定文字を他の予め決められた文字に置換し、置換された文字列に一致する文字列を含む他の頭出し行を検索し、前記他の頭出し行を類似候補として隣接して表示される、請求項15に記載の検索プログラム。
  22. 前記類似候補がユーザー入力により選択されたとき、リスト画面の表示を前記類似候補の頭出し行に移動させる、請求項21に記載の検索プログラム。
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