JP2015199273A - プリフォーム、プラスチックボトルおよびその製造方法 - Google Patents

プリフォーム、プラスチックボトルおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015199273A
JP2015199273A JP2014079669A JP2014079669A JP2015199273A JP 2015199273 A JP2015199273 A JP 2015199273A JP 2014079669 A JP2014079669 A JP 2014079669A JP 2014079669 A JP2014079669 A JP 2014079669A JP 2015199273 A JP2015199273 A JP 2015199273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
preform
trunk
neck
sectional area
cross
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014079669A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6296340B2 (ja
Inventor
瀬 量 哉 広
Kazuya Hirose
瀬 量 哉 広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2014079669A priority Critical patent/JP6296340B2/ja
Publication of JP2015199273A publication Critical patent/JP2015199273A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6296340B2 publication Critical patent/JP6296340B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】プリフォームをブロー成形してプラスチックボトルを作製する際のブロー成形性を高めることが可能な、プリフォーム、プラスチックボトルおよびその製造方法を提供する。【解決手段】プリフォーム10は、サポートリング12を有する口部11と、口部11に連結された胴部20とを備えている。胴部20は、サポートリング12側の首部21と、首部21に連結された胴中部22と、胴中部22に連結された底部23とを有している。胴部20の全長に対するサポートリング12直下からの距離を比率で表したものである胴部首下距離をXとし、胴部首下距離がXとなる位置における胴部の断面積比をYとしたとき、16%≰X≰22%の範囲において、Y≧−0.0088X4+0.7276X3−22.656X2+316.6X−1586.9という関係が成立する。【選択図】図2

Description

本発明は、プリフォーム、プラスチックボトルおよびプラスチックボトルの製造方法に関する。
従来より、射出成形により作製されたPET等からなるプリフォーム(予備成形体)を2軸延伸ブロー成形することにより、プラスチックボトルを製造することが行なわれている。このようなプラスチックボトルには各種のものが存在するが、例えば、炭酸飲料等が充填される耐圧用プラスチックボトルが挙げられる。
一般に、PET等の合成樹脂は、延伸されることで強度が増す。このような合成樹脂製のプラスチックボトルに内圧を加えたとき、プラスチックボトルは径方向に膨らむ力を受け、膨張する。例えば、プラスチックボトルに炭酸飲料を充填して密栓し、一定時間が経過した後、開栓した場合、開栓後のプラスチックボトルの満柱容量は、炭酸飲料を充填する前の満柱容量より増加する場合がある。このように、プラスチックボトルの内圧によってプラスチックボトルが膨らむ現象をクリープ変形と呼んでいる。
しかしながら、プラスチックボトルにクリープ変形が生じた場合、例えば炭酸飲料を充填したプラスチックボトルにおいては、飲料内の炭酸ガスが抜けやすくなるという問題が生じる。このため、一般にプラスチックボトルにおいては、クリープ変形に対する耐久性(クリープ耐性)を高めることが求められている。また、プリフォームをブロー成形してプラスチックボトルを作製する際に、ブロー成形性が良好であることが求められている。
特表2008−540185号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、プリフォームをブロー成形してプラスチックボトルを作製する際のブロー成形性を高めることが可能な、プリフォーム、プラスチックボトルおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、プリフォームにおいて、サポートリングを有する口部と、前記口部に連結された胴部とを備え、前記胴部は、前記サポートリング側の首部と、前記首部に連結された胴中部と、前記胴中部に連結された底部とを有し、前記胴部の全長に対する前記サポートリング直下からの距離を比率で表したものである胴部首下距離をXとし、前記胴部首下距離がXとなる位置における前記胴部の断面積比をYとし、前記胴部のうち、断面積が最も小さい箇所における断面積比Yを0%、断面積が最も大きい箇所における断面積比Yを100%としたとき、16%≦X≦22%の範囲において、Y≧−0.0088X+0.7276X−22.656X+316.6X−1586.9という関係が成立することを特徴とするプリフォームである。
本発明は、断面積比Yが95%である箇所の胴部首下距離Xが18.8%〜20.2%であることを特徴とするプリフォームである。
本発明は、断面積比Yが90%である箇所の胴部首下距離Xが16.9%〜17.8%であることを特徴とするプリフォームである。
本発明は、断面積比Yが100%である箇所の胴部首下距離Xと、断面積比Yが90%である箇所の胴部首下距離Xとの差が5.6%〜8.0%であることを特徴とするプリフォームである。
本発明は、プリフォームをブロー成形することにより作製されたことを特徴とするプラスチックボトルである。
本発明は、サポートリングを有する口部と、前記口部に連結された胴部とを有し、前記胴部は、前記サポートリング側の首部と、前記首部に連結された胴中部と、前記胴中部に連結された底部とを有し、前記胴部の全長に対する前記サポートリング直下からの距離を比率で表したものである胴部首下距離をXとし、前記胴部首下距離がXとなる位置における前記胴部の断面積比をYとし、前記胴部のうち、断面積が最も小さい箇所における断面積比Yを0%、断面積が最も大きい箇所における断面積比Yを100%としたとき、16%≦X≦22%の範囲において、Y≧−0.0088X+0.7276X−22.656X+316.6X−1586.9という関係が成立するプリフォームを準備する工程と、前記プリフォームをブロー成形することによりプラスチックボトルを作製する工程とを備えたことを特徴とするプラスチックボトルの製造方法である。
本発明によれば、胴部首下距離をXとし、胴部首下距離がXとなる位置における胴部の断面積比をYとし、前記胴部のうち、断面積が最も小さい箇所における断面積比Yを0%、断面積が最も大きい箇所における断面積比Yを100%としたとき、16%≦X≦22%の範囲において、Y≧−0.0088X+0.7276X−22.656X+316.6X−1586.9という関係が成立する。これにより、プリフォームをブロー成形し、プラスチックボトルを作製する際のブロー成形性を高めることができる。
図1は、本発明の一実施の形態によるプリフォームを示す断面図。 図2は、本発明の一実施の形態によるプリフォームを示す断面図。 図3は、本発明の一実施の形態によるプリフォームを用いて作製されたプラスチックボトルを示す正面図。 図4は、プリフォームが加熱されている状態を示す概略断面図。 図5は、肉厚T×胴部の長さL/胴中部の径Dの値と、プラスチックボトルの満注容量の増加量との関係を示すグラフ。 図6は、プリフォームの胴中部における肉厚と、射出成形時におけるプリフォームの冷却時間との関係を示すグラフ。 図7は、実施例および比較例に係るプリフォームの首部の変化を表すグラフ。 図8は、実施例および比較例に係るプリフォームの首部の変化を表すグラフ(図7の部分拡大図)。 図9は、プラスチックボトル(角ボトル)を示す正面図。 図10は、プラスチックボトル(丸ボトル)を示す正面図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図4は本発明の一実施の形態を示す図である。以下の各図において、同一部分には同一の符号を付しており、一部詳細な説明を省略する場合がある。
まず、図1および図2により本実施の形態によるプリフォームの概要について説明する。図1および図2は、本発明の一実施の形態によるプリフォームを示す断面図であり、互いに同一のプリフォームを示している。
図1に示すように、プリフォーム10は、開口部15と環状のサポートリング12とを有する口部11と、口部11に連結された胴部20とを備えている。
このうち口部11の外周には、プリフォーム10を2軸延伸ブロー成形してプラスチックボトル40(図3)を作製した後、図示しないキャップを螺合するためのねじ部13が設けられている。なお、口部11の形状は、従来一般的なもの(例えばPCO1810規格に対応するもの)を用いても良い。
胴部20は、ブロー成形によりボトルの形状となるように膨らませられる部分であり、サポートリング12側の首部21と、首部21に連結された胴中部22と、胴中部22に連結された底部23とを有している。
首部21は、長さ方向に肉厚及び胴径が変化する形状からなっている。この場合、首部21は、口部11側から胴中部22側に向けて徐々に縮径する形状からなっている。しかしながら、これに限らず、首部21の径は、口部11側から胴中部22側に向けて徐々に拡大しても良い。
胴中部22は、略円筒形状からなっており、その胴径及び肉厚がほとんど変化しない形状からなっている。なお、プリフォーム10を射出成形により作製するとき、金型から抜き取りやすくするための抜き勾配を設けるため、胴中部22は、首部21側よりも底部23側の胴径が若干細くなるように作られていても良い。また同様の理曲で、肉厚も若干変化していてもよい。
底部23は、図1の例ではほぼ半球状であるが、円錐形状であったり、角に丸みを持った円柱形状であったり、その他の形状であっても良い。なお、底部23にはプリフォーム10を射出成形により作製する際のゲートが設けられているが、図1ではゲートを省略した形状を示している。
図1において、胴部20の胴中部22における肉厚Tは、3.8mm以下とすることが好ましい。肉厚Tを3.8mm以下とすることにより、プラスチックボトル40をブロー成形により作製する際、溶融した合成樹脂の熱がブロー成形金型に伝達するまでの距離が長くなることが防止され、冷却時間を短くすることができる。これにより、成形サイクルタイムが長くなって製造効率が低下する不具合を防止することができる。なお、胴中部22における肉厚が長さ方向に変化する場合、肉厚Tは、胴中部22の長さ方向中央部における肉厚によって定義する。
また、胴部20の長さLは、サポートリング12の底面と底部23の先端部との間の距離であり、40mm以上135mm以下とすることが好ましい。
さらに、胴部20の胴中部22における径Dは、胴中部22の肉厚中心における直径であり、13mm以上31mm以下とすることが好ましい。なお、胴中部22における径が長さ方向に変化する場合、径Dは、胴中部22の長さ方向中央部における肉厚中心径によって定義する。
この場合、胴中部22の肉厚Tと、胴部20の長さLと、胴中部22の径Dとの間で、T×L/D≧12.7という関係が成立する。T×L/Dの値を12.7以上とすることにより、プリフォーム10をブロー成形し、プラスチックボトル40を作製した後、このプラスチックボトル40にクリープ変形(満注容量の増加による変形)が発生することを抑えることができる。
T×L/Dの値を12.7以上とすることにより、クリープ変形が抑えられる理由は以下のとおりである。一般に、PET等の合成樹脂は、延伸される事で強度が増すことが知られている。プラスチックボトルに内圧を加えたとき、プラスチックボトルは径方向に膨らむ力を受け、膨張する(クリープ変形する)。これを抑えるには、ブロー成形時にPET等の合成樹脂製のプリフォームが径方向に大きく延伸されれば良い。ブロー成形時にPプリフォームが径方向に大きく延伸された場合、ブロー成形後のプラスチックボトルが、内圧によって径方向に延伸することが抑えられるためである。そのためには、プリフォーム10の胴中部22の肉厚Tを大きくすると、径方向の延伸が大きくなる。逆に胴中部22の径Dを大きくすると径方向の延伸は小さくなる。更に、プリフォーム10は、ブロー成形時に径方向だけでなくボトルの高さ方向にも延ばされるが、高さ方向へ延ばされるとプリフォーム10は肉厚が薄くなり、従って径方向の延伸が小さくなる。そのため高さ方向の延伸が少ない、すなわち胴部20の長さLが長ければ径方向の延伸が大きくなるためである。このように、胴中部22の肉厚Tを大きくし、胴部20の長さLを長くし、胴中部22の径Dを小さくすることにより、ブロー成形時にプリフォームを径方向に大きく延伸させ、ブロー成形後のプラスチックボトルが径方向に延伸することを抑えることができる。
また、図2において、胴部20の全長に対するサポートリング12直下からの距離を比率で表したものである胴部首下距離をXとし、胴部首下距離がXとなる位置における胴部の断面積比をYとする。すなわち、胴部首下距離Xとは、胴部20のうち、首部21のうちサポートリング12直下の位置を0%とし、底部23の先端の位置を100%としたときの、首部21のサポートリング12直下(X=0%の位置)からの距離を、比率で表したものである(0%≦X≦100%)。また断面積比Yとは、胴部首下距離Xが0%から100%までの間における、胴部20の水平方向の断面積が最も小さい箇所における値をSminとし、最も大きい箇所における値をSmaxとし、そして胴部首下距離X=Mの時の断面積の値をSMとしたとき、(SM−Smin)/(Smax−Smin)の式によって求めたものである。なお、断面積SMの値は、当該箇所における胴径(DM)と肉厚(TM)とから計算で求めることが出来る。すなわち、胴部20のうち、断面積が最も小さい箇所における断面積比Yは0%となり、断面積が最も大きい箇所における断面積比Yは100%となる。
この場合、16%≦X≦22%の範囲において、Y≧−0.0088X+0.7276X−22.656X+316.6X−1586.9という関係が成立する(0≦X≦100)。上記関係が成立することにより、プリフォーム10をブロー成形してプラスチックボトル40を作製する際に、ブロー成形性を良好にすることができる。具体的には、プリフォーム10をブロー成形する際、プリフォーム10の首部21を適切に延ばす事が容易となるため、ブロー成形条件によるプラスチックボトル40の肉厚分布の調整代が広くなり、より高品質のプラスチックボトル40を作製することができ、ブロー成形不良を低減することができる。
上記関係が成立することにより、プリフォーム10のブロー成形性を良好にすることができる理由は以下のとおりである。すなわち胴部首下距離Xが20%前後となる領域は、首部21の下部であってその断面積が胴中部22に向けて拡大していく領域であり、上記関係式を満たさないとYが急激に変化し、プリフォーム10の首部21にブロー成形で伸びやすい部分と延びにくい部分の2つの領域が生じるのに対し、上記関係式を満たすとYが緩やかに変化することでブロー成形での伸びやすさも緩やかに変化するためである。
さらに、断面積比Yが95%である箇所の胴部首下距離Xが18.8%〜20.2%であり、断面積比Yが90%である箇所の胴部首下距離Xが16.9%〜17.8%であることが好ましい。さらにまた、断面積比Yが100%である箇所の胴部首下距離Xと、断面積比Yが90%である箇所の胴部首下距離Xとの差が5.6%〜8.0%であることが好ましい。
なお、プリフォーム10の主材料としては熱可塑性樹脂、特にPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)を使用する事が好ましく、植物由来のバイオマス系プラスチック、例えばPLA(ポリ乳酸)を用いる事も可能である。
次に、図3により、このようなプリフォーム10を2軸延伸ブロー成形する事により作製された、プラスチックボトルの一例について説明する。なお、上述したプリフォーム10を用いて作製されるプラスチックボトルは、これに限定されないことは勿論である。これに限定されず、後述する図9、図10の様なボトルもある。
図3において、プラスチックボトル40は、口部41と、口部41下方に設けられた円筒状の胴部42と、胴部42に連続して設けられた底部43とを備えている。また口部41と胴部42との間に首部44が設けられている。首部44と胴部42との間には、肩部48が形成されている。
さらに口部41外周には、図示しないキャップを螺合するためのねじ部46(上述したプリフォーム10のねじ部13に対応する)が設けられ、口部41外周のうちねじ部46下方部分には、外方に突出する環状のサポートリング47(上述したプリフォーム10のサポートリング12に対応する)が形成されている。
底部43は、いわゆるペタロイド底形状をなしている。すなわち底部43は、周方向に等間隔に配置され下方へ突出する複数個のペタロイド脚45を有している。このペタロイド脚45の個数は、プラスチックボトル40を安定して正立させるという観点、および軽量化ボトルの成形性を良好にするという観点から、5個〜9個とする事が好ましい。
このようなプラスチックボトル40のサイズ(容量)は限定されるものではなく、どのようなサイズのボトルからなっていても良いが、例えば500ml〜600mlとすることができる。プラスチックボトル40の肉厚は、底部43のペタロイド脚45において0.15mm〜0.50mmとする事ができる。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用(プラスチックボトルの製造方法)について述べる。
まずPET(ポリエチレンテレフタレート)等の熱可塑性樹脂製ペレットを図示しない射出成形機に投入し、このペレットが射出成形機によって加熱溶融される。その後ペレットは溶融プラスチックとなって、プリフォーム10に対応する内部形状を有する射出成形金型内に射出及び加圧される。
所定時間の経過後、射出成形金型内で溶融プラスチックが冷却固化し、プリフォーム10が形成される。その後、射出成形金型を分離し、射出成形金型内から図1および図2に示すプリフォーム10を取り出す。
プリフォーム10は、次にブロー成形機内の加熱部において加熱される(加熱工程:図4参照)。この加熱工程において、プリフォーム10は加熱部のヒーターL1〜L7によって例えば90℃〜130℃の温度に加熱される。
加熱工程の後、加熱されたプリフォーム10は、図示しない搬送装置によって図示しないブロー成形部に送られる。ブロー成形部に送られたプリフォーム10は、ブロー成形部のブロー成形金型内に挿着される。その後、延伸ロッドが伸長するとともにプリフォーム10内へ高圧エアを供給することによってプリフォーム10を延伸させ、2軸延伸ブロー成形が行なわれる(ブロー成形工程)。このようなブロー成形によって、図3に示すプラスチックボトル40が得られる。
ブロー成形工程で成形されたプラスチックボトル40は、エア搬送手段またはネック搬送手段により、ブロー成形部から図示しない充填機内に搬送される。またはプラスチックボトル40は一時的に保管されて、ボトル成形工場から充填工場に輸送され、充填工場では充填機内に搬送される。
その後、充填機内でプラスチックボトル40内に飲料(内容物)が充填される。このようにして飲料が充填された後、図示しないキャップによって密閉され、さらにラベル等が付される。キャップによって密閉されるまでの各工程が無菌状態である方が更に好ましい。このようにしてプラスチックボトル40と内容物とキャップとから構成される商品ボトルが製造される。
このように、本実施の形態によれば、胴中部22の肉厚をTとし、胴部20の長さをLとし、胴中部22の径をDとしたとき、T×L/Dの値が12.7以上となっている。これにより、プリフォーム10をブロー成形し、プラスチックボトル40を作製した後、このプラスチックボトル40にクリープ変形が発生することを抑えることができる。また、本実施の形態によれば、胴部首下距離をXとし、胴部首下距離がXとなる位置における胴部の断面積比をYとしたとき、16%≦X≦22%の範囲において、Y≧−0.0088X+0.7276X−22.656X+316.6X−1586.9という関係が成立する。これにより、プリフォーム10をブロー成形してプラスチックボトル40を作製する際に、ブロー成形性を良好にすることができる。
次に、本実施の形態の具体的実施例を説明する。
まず、以下に挙げる8種類のプリフォーム10(実施例1〜実施例4、および比較例1〜比較例4)を射出成形により作製した。各プリフォーム10の胴中部22における肉厚T、胴部20の重量(胴部重量)、胴部20の長さ(胴部長さ)L、胴中部22の径(胴径)D、及び肉厚T×胴部20の長さL/胴中部22の径Dの値は、それぞれ表1に示すとおりである。なお、各プリフォーム10の口部11の形状は、従来一般的なPCO1810規格に対応するものを用いた。
Figure 2015199273
〔クリープ耐性〕
表1に示す各プリフォーム10を用いて、内容量500mlのペタロイド形状のプラスチックボトル40(図3参照)をブロー成形して得た。このプラスチックボトル40は、口部41を除いたボトルの胴部42の高さが184.57mmであり、最大胴径φが67mmであった。各プラスチックボトル40について、満注容量を測定した後、プラスチックボトル40にガスボリュームが4になるよう炭酸水を充填し、密栓した。このプラスチックボトル40を22℃で24時間保存し、続いて38℃で24時間保存した。その後、プラスチックボトル40内の炭酸水を排出し、プラスチックボトル40の満注容量を測定した。このときの満注容量の増加量(表1参照)に基づいてクリープ耐性を評価した。
ここで、肉厚T×胴部の長さL/胴中部の径Dの値と、上述した満注容量の増加量とをグラフにプロットした結果、負の相関(相関係数:−0.91)が観察された(図5参照)。
上述した満注容量の増加量は、プラスチックボトル40の内容量(500ml)の5%以内に収まることが好ましいため、クリープ変形の基準は、満注容量の増加量が25ml以上増加したか否かに設定した。クリープ変形の基準を満たすものは、実施例1、実施例2、実施例3、実施例4、及び比較例1と比較例3となった。そして図5に示す近似直線に基づき、満注容量の増加量25ml以下を満足する肉厚×胴部長さ/胴径(T×L/D)の値は、12.7以上となった。
〔製造効率〕
次に、各プリフォーム10について、製造効率の面を評価した。一般に、プリフォーム10は射出成形によって製造される。射出成形時には、溶融したPETが金型内に流入し、金型内で冷却固化される。このとき、プリフォーム10の胴中部22における肉厚(T)が大きいと、溶融したPETの熱が金型に伝達するまでの距離が長いため、冷却時間が長くなり(図6参照)、成形サイクルタイムが長くなって製造効率が低下するおそれがある。射出成形時におけるプリフォーム10の冷却時間は、13秒以下が好ましいため、この観点から肉厚(T)は3.8mm以下とすることが好ましい。この場合、実施例1、実施例2、実施例3、実施例4、及び比較例2と比較例4とが当てはまる。
〔ブロー成形性〕
次に、各プリフォーム10について、ブロー成形性を評価した。具体的には、6種類のプリフォーム10(実施例1〜実施例4、および比較例1〜比較例2)をブロー成形することにより、内容量500mlのペタロイド形状のプラスチックボトル40(図3参照)を作製した。このプラスチックボトル40は、口部41を除いたプラスチックボトル40の胴部42の高さが184.57mmであり、最大胴径φが67mmであった。
この場合、1個取りのブロー成形機(ドイツ国、SIG Corpoplast社製、LB01)を使用した。各プリフォーム10をブロー成形機に設けられた複数の棒状のヒーターL1〜L7でおよそ90℃から130℃に加熱した。なおヒーターL1〜L7は、図4に示すようにプリフォーム10の高さ方向に沿って間隔を空けて配置されていた。ヒーターL1〜L7の出力は、ヒーターL1が2500Wで、ヒーターL2〜L7が2000Wである。ブロー成形の際には、プラスチックボトル40の肩部48の肉厚が胴部42の肉厚の90〜110%になるようにヒーターL1〜L7の条件を調整した。ヒーターL1〜L7による加熱時間は全て17秒である。このときのヒーターL1〜L7の出力を表2に示す。
Figure 2015199273
実施例1〜4のプリフォーム10については、ヒーターL1〜L7の出力が最も高いものでも62%に抑えられたため、加熱時間を短縮するためにヒーターL1〜L7の出力を高める余裕が大きかった。しかしながら、比較例1〜2のプリフォームについては、最も高いヒーターL1〜L7の出力は76%〜92%となり、ヒーターL1〜L7の出力を高めて加熱時間を短縮する余裕が少ないことが判明した。また各ヒーターL1〜L3の出力の最大と最小の差(L1〜L3のmax−min)は、実施例1〜4については13%〜16%であるのに対し、比較例1〜2については34%〜56%と差が大きい事が判った。これは比較例1〜2のプリフォームに関しては、ヒーターL1またはL2の出力が特に高いためであり、これはプリフォームの首部が伸びにくいことが原因であった。以上より、実施例1〜4のプリフォーム10はブロー成形性が良好であり、比較例1〜2のプリフォームはブロー成形性が良好でないと言えた。
次に、実施例1〜4のプリフォーム10および比較例1〜2のプリフォームのそれぞれについて、プリフォーム10の首部21の形状について調査した。各プリフォーム10の首部21の変化を表したグラフを、図7及び図8に示す。
図7及び図8において、グラフの横軸「胴部首下距離X」とは、上述したように、胴部20のサポートリング12直下の位置を0%とし、底部23の先端の位置を100%としたときの、サポートリング12直下の位置からの距離を、比率であらわしたものである(図2参照)。また、「断面積比Y」とは、上述したように、胴部首下距離Xが0%から100%までの間で、断面積が最も小さい箇所における断面積をSminとし、断面積が最も大きい箇所における断面積をSmaxとし、胴部首下距離がMである時の断面積の値をSMとしたとき、(SM−Smin)/(Smax−Smin)という式によって求めたものである。
図8は、図7の部分拡大図であり、胴部首下距離Xが12%〜27%の範囲かつ断面積比Yが75%〜100%の範囲を拡大して示す図である。図8に示すように、ブロー成形性が良好であった実施例1〜4のプリフォーム10は、胴部首下距離Xおよび断面積比Yに関して、16%≦X≦22%の範囲において、Y≧−0.0088X+0.7276X−22.656X+316.6X−1586.9という関係が成立していた。
また、ブロー成形性が良好であった実施例1〜4のプリフォーム10は、断面積比Yが95%の箇所における胴部首下距離Xが18.8%〜20.2%であり、断面積比Yが90%の箇所における胴部首下距離Xが16.9%〜17.8%であり、かつ断面積比Yが100%の箇所における胴部首下距離Xと断面積比Yが90%の箇所における胴部首下距離Xとの差が5.6%〜8.0%であった。一方、ブロー成形性が良好でなかった比較例1〜2のプリフォームは、断面積95%の箇所における胴部首下距離Xの値が22.2%〜23.1%であり、断面積比Yが90%の箇所における胴部首下距離Xの値が20,5%〜21.9%であり、かつ断面積比Yが100%の箇所における胴部首下距離Xの値と断面積比Yが90%の箇所における胴部首下距離Xとの差が4.5%〜4.7%であった。
上述した実施例1〜4および比較例1〜2に係るプリフォームについて、クリープ耐性、製造効率及びブロー成形性の結果をまとめると、表3のとおりであった。
Figure 2015199273
このように、実施例1〜4のプリフォーム10は、クリープ耐性、製造効率及びブロー成形性のいずれもが良好であったのに対し、比較例1〜2のプリフォームは、クリープ耐性、製造効率及びブロー成形性のうち少なくとも1つが良好ではなかった。
〔ブロー成形性2〕
次に、実施例1のプリフォーム10および比較例2のプリフォームについて、上記と異なる方法によりブロー成形性を評価した。
この場合、実施例1および比較例2のプリフォームを用い、図9に示す内容量500mlのプラスチックボトル(角ボトル)60及び図10に示す内容量500mlのプラスチックボトル(丸ボトル)70をブロー成形により作製した。ここでは、それぞれの強度が最適になるようにブロー成形機を設定して、プラスチックボトル60、70を得た。
(1)座屈
各プラスチックボトル60、70に水を500ml充填して閉栓した後、プラスチックボトル60、70の上部に対して0.8mm/秒の速度で鉛直下方に向けて荷重を加え、各プラスチックボトル60、70が3mm変位したときの荷重の大きさを用いて座屈強度を評価した。座屈強度が大きいほど強いと言える。
(2)側壁
各プラスチックボトル60、70に水を500ml充填して閉栓した後、各プラスチックボトル60、70を横向きに倒し、倒したプラスチックボトル60、70の上にそれぞれボトルの長手方向と平行に幅1cmの鉄の棒を乗せた。この鉄の棒に0.8mm/秒の速度で荷重を加え、荷重が58.8Nに達したときの各プラスチックボトル60、70の変形量の大きさによって側壁の強さを評価した。この側壁の変形量が小さいほどプラスチックボトル60、70の強度が高いといえる。
それぞれのプラスチックボトル60、70の強度を評価した結果を表4に示す。
Figure 2015199273
なお、表4中、側壁の対面側とは、プラスチックボトル(角ボトル)60を、その一つの側面61が下方を向くように置き、その対向する側面61に鉄の棒を乗せて評価したものである。また、側壁の対角側とは、同様に、プラスチックボトル(角ボトル)60を、その一つの角部62が下方を向くように置き、その対向する角部62に鉄の棒を乗せて評価したものである。
表4中、側壁の柱面側とは、プラスチックボトル(丸ボトル)70を、その1つの柱面71が下方を向くように置き、その対向する柱面71側に鉄の棒を乗せて評価したものである。また、側壁のパネル面側とは、同様に、プラスチックボトル(丸ボトル)70を、そのパネル面72が下方を向くように置き、その対向するパネル面72に鉄の棒を乗せて評価したものである。
さらに、重量分布(g)とは、各プラスチックボトル60、70の接地面からの所定距離の箇所でボトルをそれぞれ切断し、それぞれの部分(207mm〜140mm、140mm〜105mm、105mm〜70mm、70mm〜35mm、35mm〜0mmの各部分)の重量を計測したデータである。この重量が大きければその部分のボトルの肉厚が厚いといえる。
実施例1のプリフォームを用いて作製されたプラスチックボトル60、70は、比較例2のプリフォームを用いて作製されたプラスチックボトル60、70よりも、いずれの強度も優れていた。その理由は、各プラスチックボトル60、70のうち十分な強度をもつ部分の肉厚を薄くし、その分、強度の弱い部分の肉厚を厚くする事が出来たためである。
10 プリフォーム
11 口部
12 サポートリング
13 ねじ部
15 開口部
20 胴部
21 首部
22 胴中部
23 底部
40 プラスチックボトル

Claims (6)

  1. プリフォームにおいて、
    サポートリングを有する口部と、
    前記口部に連結された胴部とを備え、
    前記胴部は、前記サポートリング側の首部と、前記首部に連結された胴中部と、前記胴中部に連結された底部とを有し、
    前記胴部の全長に対する前記サポートリング直下からの距離を比率で表したものである胴部首下距離をXとし、
    前記胴部首下距離がXとなる位置における前記胴部の断面積比をYとし、前記胴部のうち、断面積が最も小さい箇所における断面積比Yを0%、断面積が最も大きい箇所における断面積比Yを100%としたとき、
    16%≦X≦22%の範囲において、Y≧−0.0088X+0.7276X−22.656X+316.6X−1586.9という関係が成立することを特徴とするプリフォーム。
  2. 断面積比Yが95%である箇所の胴部首下距離Xが18.8%〜20.2%であることを特徴とする請求項1記載のプリフォーム。
  3. 断面積比Yが90%である箇所の胴部首下距離Xが16.9%〜17.8%であることを特徴とする請求項1又は2記載のプリフォーム。
  4. 断面積比Yが100%である箇所の胴部首下距離Xと、断面積比Yが90%である箇所の胴部首下距離Xとの差が5.6%〜8.0%であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のプリフォーム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項記載のプリフォームをブロー成形することにより作製されたことを特徴とするプラスチックボトル。
  6. サポートリングを有する口部と、前記口部に連結された胴部とを有し、前記胴部は、前記サポートリング側の首部と、前記首部に連結された胴中部と、前記胴中部に連結された底部とを有し、前記胴部の全長に対する前記サポートリング直下からの距離を比率で表したものである胴部首下距離をXとし、前記胴部首下距離がXとなる位置における前記胴部の断面積比をYとし、前記胴部のうち、断面積が最も小さい箇所における断面積比Yを0%、断面積が最も大きい箇所における断面積比Yを100%としたとき、16%≦X≦22%の範囲において、Y≧−0.0088X+0.7276X−22.656X+316.6X−1586.9という関係が成立するプリフォームを準備する工程と、
    前記プリフォームをブロー成形することによりプラスチックボトルを作製する工程とを備えたことを特徴とするプラスチックボトルの製造方法。
JP2014079669A 2014-04-08 2014-04-08 プリフォーム、プラスチックボトルおよびその製造方法 Active JP6296340B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014079669A JP6296340B2 (ja) 2014-04-08 2014-04-08 プリフォーム、プラスチックボトルおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014079669A JP6296340B2 (ja) 2014-04-08 2014-04-08 プリフォーム、プラスチックボトルおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015199273A true JP2015199273A (ja) 2015-11-12
JP6296340B2 JP6296340B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=54551019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014079669A Active JP6296340B2 (ja) 2014-04-08 2014-04-08 プリフォーム、プラスチックボトルおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6296340B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6218215A (ja) * 1985-07-17 1987-01-27 Toyo Seikan Kaisha Ltd 延伸ブロ−成形用プリフオ−ム
JPH05124093A (ja) * 1990-11-28 1993-05-21 Toyo Seikan Kaisha Ltd ポリエステルボトルとその製造方法
JP2009045877A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Dainippon Printing Co Ltd プラスチックボトル成形用プリフォーム
JP2013107397A (ja) * 2013-02-05 2013-06-06 Dainippon Printing Co Ltd プラスチックボトル成形用プリフォーム
JP2013543805A (ja) * 2010-11-12 2013-12-09 ナイアガラ・ボトリング・エルエルシー 軽量ボトルを加工するための伸長仕上げされたプリフォーム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6218215A (ja) * 1985-07-17 1987-01-27 Toyo Seikan Kaisha Ltd 延伸ブロ−成形用プリフオ−ム
JPH05124093A (ja) * 1990-11-28 1993-05-21 Toyo Seikan Kaisha Ltd ポリエステルボトルとその製造方法
JP2009045877A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Dainippon Printing Co Ltd プラスチックボトル成形用プリフォーム
JP2013543805A (ja) * 2010-11-12 2013-12-09 ナイアガラ・ボトリング・エルエルシー 軽量ボトルを加工するための伸長仕上げされたプリフォーム
JP2013107397A (ja) * 2013-02-05 2013-06-06 Dainippon Printing Co Ltd プラスチックボトル成形用プリフォーム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6296340B2 (ja) 2018-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5817409B2 (ja) プリフォームおよびプラスチックボトルの製造方法
US20150166211A1 (en) Preform for large container, large container, and method for producing large container
JP2016529142A (ja) プラスチック材料製の容器のためのプリフォーム
JP2014008636A (ja) 容器内部の陽圧化方法及び充填容器
JP2011218722A (ja) 合成樹脂製ボトルのブロー成形方法
JP6327517B2 (ja) プリフォーム、プラスチックボトルおよびその製造方法
JP6296340B2 (ja) プリフォーム、プラスチックボトルおよびその製造方法
JP6296341B2 (ja) プリフォーム、プラスチックボトルおよびその製造方法
EP2493671B1 (en) Preform for making a blow-molded container and having a concave gate portion, injection mold stack and process for making the preform, process for making the container and container.
JP2005067683A (ja) プラスチックボトル容器
JP6727760B2 (ja) 中空容器の製造方法及びブロー成形装置
JP2911557B2 (ja) 樹脂製予備成形体、それを用いた二軸延伸ブロー成形容器及びその製造方法
JP2003103607A (ja) 耐熱性ボトルの底部構造
JP6553453B2 (ja) 液体ブロー成形方法
CN216735222U (zh) 一种高强度吹塑瓶胚
JP6120153B2 (ja) プリフォームおよびプラスチックボトル
JP2022056259A (ja) プリフォームおよびプラスチックボトル
CN216832152U (zh) 用于对预成型坯进行充气的拉伸杆以及装置
JP6120154B2 (ja) プリフォームおよびプラスチックボトル
JP7103121B2 (ja) プリフォーム
JP2010042546A (ja) プリフォームおよびプラスチックボトル
KR101116169B1 (ko) 유리용기 대체용 합성수지용기의 블로잉 성형장치 및 이를 이용한 블로잉 성형방법
US9567128B2 (en) Wide mouth container and method of making the same
JP5446162B2 (ja) プリフォーム
JP2019130735A (ja) プリフォームおよびプラスチックボトルの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171027

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6296340

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150