JP2015197798A - 無線基地局、通信システム、信号制御方法およびプログラム - Google Patents

無線基地局、通信システム、信号制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】歩行者が手間をかけずに、横断歩道を安全に渡る。【解決手段】携帯通信端末が所定の通信範囲に入ったことを検知する検知部110と、検知部110が、携帯通信端末が通信範囲に入ったことを検知した場合、押しボタン式信号機に対して、押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する要求部120とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、信号を制御する無線基地局、通信システム、信号制御方法およびプログラムに関する。
幹線道路等に設けられた横断歩道には、押しボタン式信号機が設置されている場合が多い。この押しボタン式信号機では、押しボタン式信号機に具備されたボタンを歩行者が押下することで、信号機の点灯状態を、歩行者が横断歩道を安全に渡るための点灯状態へ変更する制御が行われる。
また、交差点に設けられた通信領域に携帯電話機が進入すると、管理装置から携帯電話機へ交差点への接近を通知し、通知が行われた携帯電話機を所持している歩行者が当該携帯電話機を操作することで、その交差点の信号機の点灯状態を制御するシステムが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−190438号公報
しかしながら、上述した押しボタン式信号機においては、信号機の点灯状態を変更するためには、信号機に設けられたボタンを押す手間がかかってしまうという問題点がある。そのため、ボタンを押さずに信号機の点灯状態が赤色を点灯している状態であるにもかかわらず横断してしまう歩行者も見受けられる。
また、特許文献1に記載されたシステムにおいても、信号機の点灯状態を変更するためには、携帯電話機を操作する手間がかかってしまうという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する無線基地局、通信システム、信号制御方法およびプログラムを提供することである。
本発明の無線基地局は、
携帯通信端末が所定の通信範囲に入ったことを検知する検知部と、
前記検知部が、前記携帯通信端末が前記通信範囲に入ったことを検知した場合、押しボタン式信号機に対して、該押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する要求部とを有する。
また、本発明の通信システムは、
携帯通信端末と、押しボタン式信号機と、無線基地局とを有する通信システムであって、
前記無線基地局は、
前記携帯通信端末が所定の通信範囲に入ったことを検知する検知部と、
前記検知部が、前記携帯通信端末が通信範囲に入ったことを検知した場合、前記押しボタン式信号機に対して、該押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する要求部とを有し、
前記押しボタン式信号機は、
前記要求部から前記信号制御処理を行うように要求された場合、該信号制御処理を行う信号点灯制御部を有する。
また、本発明の信号制御方法は、
携帯通信端末が所定の通信範囲に入ったことを検知する処理と、
前記携帯通信端末が前記通信範囲に入ったことを検知した場合、押しボタン式信号機に対して、該押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する処理とを行う。
また、本発明のプログラムは、
コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
携帯通信端末が所定の通信範囲に入ったことを検知する手順と、
前記携帯通信端末が前記通信範囲に入ったことを検知した場合、押しボタン式信号機に対して、該押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、歩行者が手間をかけずに、横断歩道を安全に渡ることができる。
本発明の無線基地局の第1の実施の形態を示す図である。 図1に示した形態における信号制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の無線基地局の第2の実施の形態を示す図である。 図3に示した無線基地局の内部構成の一例を示す図である。 図3に示した無線基地局の通信範囲の一例を示す図である。 図3に示した無線基地局の通信範囲の他の例を示す図である。 図4に示した記憶部に記憶された端末識別情報の一例を示す図である。 図3に示した押しボタン式信号機の内部構成の一例を示す図である。 図3に示した形態における信号制御方法のうち、端末識別情報を登録する処理の第1の例を説明するためのシーケンス図である。 図3に示した形態における信号制御方法のうち、端末識別情報を登録する処理の第2の例を説明するためのシーケンス図である。 図3に示した形態における信号制御方法のうち、端末識別情報を登録する処理の第3の例を説明するためのシーケンス図である。 図3に示した形態における信号制御方法のうち、端末識別情報を登録した後の処理の一例を説明するためのシーケンス図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の無線基地局の第1の実施の形態を示す図である。
本形態における無線基地局100は図1に示すように、検知部110と、要求部120とを有している。なお、図1には、本形態における無線基地局100に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。ここで、無線基地局100は、フェムトセルエリアを通信範囲とする小型無線基地局(フェムトセル用基地局)である。
検知部110は、携帯通信端末が無線基地局100の通信範囲に入ったことを検知する。この検知方法は、一般的な無線基地局の通信エリアに移動通信端末が在圏するかどうかを判定する方法を用いるもので良い。
要求部120は、検知部110が、携帯通信端末が通信範囲に入ったことを検知した場合、押しボタン式信号機に対して、押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する。この要求には、無線基地局100と押しボタン式信号機との間であらかじめ決められた要求信号を用いる。
ここで、押しボタン式信号機は、横断歩道や交差点等に設置された、歩行者が押下するボタンが具備された信号機であって、歩行者がボタンを押下することで、信号機の点灯状態を、歩行者が横断歩道を安全に渡るための点灯状態へ変更する制御を行う。
以下に、本形態における信号制御方法について説明する。
図2は、図1に示した形態における信号制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、検知部110が、携帯通信端末が無線基地局100の通信範囲に入ったことを検知する(ステップS1)。検知部110が、携帯通信端末が無線基地局100の通信範囲に入ったことを検知すると、要求部120は、押しボタン式信号機に対して、押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する(ステップS2)。
このように、無線基地局100が、携帯通信端末が無線基地局100の通信範囲に入ったことを検知すると、押しボタン式信号機に対して、押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する。これにより、押しボタン式信号機はボタンが押下された場合の信号制御処理を行い、歩行者が手間をかけずに、横断歩道を安全に渡ることができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の無線基地局の第2の実施の形態を示す図である。
本形態は図3に示すように、無線基地局101と、携帯通信端末200と、押しボタン式信号機300とが設けられた通信システムとなっている。
無線基地局101は、フェムトセルエリアを通信範囲とする小型無線基地局(フェムトセル用基地局)である。また、無線基地局101は、押しボタン式信号機300内に設けられているものであっても良いし、押しボタン式信号機300の近くに設置されているものであっても良い。
図4は、図3に示した無線基地局101の内部構成の一例を示す図である。
図3に示した無線基地局101は図4に示すように、検知部110と、要求部121と、記憶部130と、報知部140とを有している。なお、図4には、図3に示した無線基地局101に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
検知部110は、第1の実施の形態で説明したものと同じものである。ここで、検知部110が検知の基準として用いる無線基地局101の通信範囲について説明する。この通信範囲は、無線基地局101がカバーする通信エリアである。つまり、この通信範囲は、無線基地局101が通信可能なエリアである。
図5は、図3に示した無線基地局101の通信範囲の一例を示す図である。
図5にて破線で囲んで示すように、図3に示した無線基地局101の通信範囲400は、制御対象となる押しボタン式信号機300が設置された横断歩道500の両端よりも外側の部分であって、所定の広さを持つ範囲である。
図6は、図3に示した無線基地局101の通信範囲の他の例を示す図である。
図6にて破線で囲んで示すように、図3に示した無線基地局101の通信範囲401は、制御対象となる押しボタン式信号機300が設置された横断歩道500および横断歩道500の周囲の部分であって、所定の広さを持つ範囲である。
記憶部130は、携帯通信端末を識別するための端末識別情報をあらかじめ記憶(登録)する。この端末識別情報の登録方法については後述する。
図7は、図4に示した記憶部130に記憶された端末識別情報の一例を示す図である。
図4に示した記憶部130には図7に示すように、端末識別情報が一覧となって記憶されている。この端末識別情報は、例えば、携帯通信端末のIMSI(International Mobile Subscriber Identity)であっても良く、検知部110が通信範囲に入った携帯通信端末を識別できるものであれば良い。
要求部121は、検知部110が、携帯通信端末200が通信範囲に入ったことを検知した場合、押しボタン式信号機300に対して、押しボタン式信号機300に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する。この要求には、第1の実施の形態で説明したような要求信号が用いられる。なお、このとき、要求部121は、通信範囲に入ったことが検知された携帯通信端末200から端末識別情報を取得する。そして、要求部121は、取得した端末識別情報と一致する端末識別情報が記憶部130に記憶されている場合、押しボタン式信号機300に対して信号制御処理を行うように要求する。
報知部140は、記憶部130が端末識別情報をあらかじめ記憶するための登録信号をフェムトセル内に報知(ブロードキャスト)する。報知部140が報知した登録信号に対して、携帯通信端末200から送信されてきた端末識別情報を記憶部130が記憶する。
押しボタン式信号機300は、横断歩道や交差点等に設置された、歩行者が押下するボタンが具備された信号機である。また、押しボタン式信号機300は、歩行者がボタンを押下することで、信号機の点灯状態を、歩行者が横断歩道を安全に渡るための点灯状態へ変更する(例えば、信号機の点灯状態を、横断の禁止を示す点灯状態から横断の許可を示す点灯状態へ変更する)制御を行う。この制御は、押しボタン式信号機300が接続された交通システムとの間でやり取りされる信号を用いて行うものであっても良いし、押しボタン式信号機300にあらかじめ記憶されて、実行しているプログラムを用いて行うものであっても良い。
図8は、図3に示した押しボタン式信号機300の内部構成の一例を示す図である。
図3に示した押しボタン式信号機300は図8に示すように、信号点灯制御部310と、押しボタン部320と、信号点灯部330とを有している。なお、図8には、図3に示した押しボタン式信号機300に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
信号点灯制御部310は、信号点灯部330の点灯状態を制御する。具体的には、信号点灯制御部310は、信号点灯部330が赤色を点灯しているときに押しボタン部320が押下された場合、その点灯状態を赤色の点灯から青色の点灯へ変更させる信号制御処理を行う。この信号制御処理は、一般的なものと同様に、押しボタン部320が押下された直後に、点灯状態を赤色の点灯から青色の点灯へ変更させるものでなくても良い。例えば、この信号制御処理は、赤色の点灯状態となってから押しボタン部320が押下されるまでの時間が所定の時間以下である場合、あらかじめ設定された時間が経過した後に点灯状態を赤色の点灯から青色の点灯へ変更させるものであっても良い。また、この信号制御処理は、赤色の点灯状態となってから押しボタン部320が押下されるまでの時間が所定の時間よりも長い場合、押しボタン部320が押下された直後に点灯状態を赤色の点灯から青色の点灯へ変更させるものであっても良い。また、信号点灯制御部310は、要求部121から押しボタン部320が押下された場合の上述した信号制御処理を行うように要求された場合、当該信号制御処理を行う。また、信号点灯制御部310は、一般的なものと同様に、青色の点灯状態となってから所定の時間が経過すると、信号点灯部330の信号の点灯状態を青色の点滅状態へ変更させ、さらに所定の時間が経過すると、信号点灯部330の信号の点灯状態を赤色の点灯状態へ変更させる。
押しボタン部320は、信号点灯部330が赤色を点灯している場合、その点灯状態を赤色の点灯から青色の点灯へ変更させるために、歩行者が押下するボタンである。
信号点灯部330は、信号点灯制御部310からの制御で、赤色の信号の点灯、または青色の信号の点灯・点滅を行う。
以下に、本形態における信号制御方法について説明する。まずは、携帯通信端末を識別するための端末識別情報をあらかじめ登録する処理について3つの例を挙げて説明する。
図9は、図3に示した形態における信号制御方法のうち、端末識別情報を登録する処理の第1の例を説明するためのシーケンス図である。
まず、携帯通信端末を所持する利用者が、携帯通信端末やPC(Personal Computer)等(以下、通信端末と称する)を操作することで、通信端末が通信ネットワークを介して無線基地局101へ接続し、無線基地局101へ登録要求信号を送信する(ステップS11)。登録要求信号を受信した無線基地局101は、登録要求信号を送信してきた通信端末へ登録応答信号を送信する(ステップS12)。この登録応答信号には、携帯通信端末の端末識別情報を無線基地局101に登録するための情報が含まれている。
その後、利用者が登録応答信号に従って通信端末を操作することで、通信端末が端末識別情報の入力を受け付けると(ステップS13)、通信端末は受け付けた端末識別情報を無線基地局101へ送信する(ステップS14)。この操作は、例えば、通信端末が受信した登録応答信号に従って所定の入力画面を表示し、その入力画面に端末識別情報を入力する操作であっても良い。
通信端末から端末識別情報が送信されてくると、無線基地局101の記憶部130は、送信されてきた端末識別情報を記憶(登録)する(ステップS15)。
図10は、図3に示した形態における信号制御方法のうち、端末識別情報を登録する処理の第2の例を説明するためのシーケンス図である。
まず、無線基地局101の報知部140が、登録信号をブロードキャスト(報知)する(ステップS21)。この登録信号には、携帯通信端末200の端末識別情報を無線基地局101に登録することを促す情報が含まれている。携帯通信端末200が無線基地局101の通信範囲に在圏した場合、携帯通信端末200は、無線基地局101からブロードキャストされた登録信号を受信し、受信した登録信号に従って端末識別情報の登録することを促す入力画面を表示する(ステップS22)。この入力画面は、端末識別情報を登録するかどうかを入力するために「登録する」と「登録しない」とを選択できるように表示する画面であっても良い。
その後、利用者が入力画面に従って通信端末を操作することで、携帯通信端末200が端末識別情報を登録する旨の入力を受け付けると(ステップS23)、携帯通信端末200は、自身の端末識別情報を無線基地局101へ送信する(ステップS24)。
携帯通信端末200から端末識別情報が送信されてくると、無線基地局101の記憶部130は、送信されてきた端末識別情報を記憶(登録)する(ステップS25)。
図11は、図3に示した形態における信号制御方法のうち、端末識別情報を登録する処理の第3の例を説明するためのシーケンス図である。
まず、押しボタン式信号機300の押しボタン部320や、押しボタン式信号機300が設置された電柱やポール等に、無線基地局101へ接続するための接続情報が含まれるバーコードや二次元コード等が記載されたラベルを貼付しておく。以下、ラベルには二次元コードが記載されている場合を例に挙げて説明する。
携帯通信端末200が、利用者の操作で、携帯通信端末200に具備されたコードリーダー等を用いて二次元コードを読み取る(ステップS31)。続いて、利用者の操作で、携帯通信端末200が読み取った二次元コードに含まれる接続情報に基づいた接続を行う入力を受け付けると(ステップS32)、携帯通信端末200は、無線基地局101へ接続し、自身の端末識別情報を無線基地局101へ送信する(ステップS33)。
携帯通信端末200から端末識別情報が送信されてくると、無線基地局101の記憶部130は、送信されてきた端末識別情報を記憶(登録)する(ステップS34)。
なお、携帯通信端末200が接続情報を取得するために、バーコードや二次元コードを用いるものではなく、接続情報が電子的に格納されたRF(Radio Frequency)タグ等を用いるものであっても良い。
以下に、図3に示した形態における信号制御方法のうち、端末識別情報を登録した後の処理について説明する。
図12は、図3に示した形態における信号制御方法のうち、端末識別情報を登録した後の処理の一例を説明するためのシーケンス図である。
まず、検知部110が、携帯通信端末が無線基地局101の通信範囲に入ったことを検知する(ステップS41)。検知部110が、携帯通信端末が無線基地局101の通信範囲に入ったことを検知すると、要求部121は、通信範囲に入ったことが検知された携帯通信端末から端末識別情報を取得する(ステップS42)。続いて、要求部121は、記憶部130に記憶(登録)されている端末識別情報を参照し、取得した端末識別情報と一致する端末識別情報が記憶部130に記憶(登録)されているかどうかを判定する(ステップS43)。
取得した端末識別情報と一致する端末識別情報が記憶部130に記憶(登録)されていない場合、処理は終了する。一方、取得した端末識別情報と一致する端末識別情報が記憶部130に記憶(登録)されている場合は、要求部121は、押しボタン式信号機300に対して、押しボタン部320が押下された場合の信号制御処理を行うように要求する(ステップS44)。
すると、押しボタン式信号機300の信号点灯制御部310は、信号点灯部330の点灯状態を赤色の点灯から青色の点灯へ変更させる信号制御処理を行う(ステップS45)。
このように、無線基地局101が、あらかじめ登録された携帯通信端末が無線基地局101の通信範囲に入ったことを検知すると、押しボタン式信号機300に対して、押しボタン式信号機300に具備された押しボタン部320が押下された場合の信号制御処理を行うように要求する。これにより、押しボタン式信号機300は押しボタン部320が押下された場合の信号制御処理を行い、歩行者が手間をかけずに、横断歩道を安全に渡ることができる。
上述した無線基地局100,101それぞれに設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を無線基地局100,101それぞれにて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを無線基地局100,101それぞれに読み込ませ、実行するものであっても良い。無線基地局100,101それぞれにて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disc)などの移設可能な記録媒体の他、無線基地局100,101それぞれに内蔵されたROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリやHDD(Hard Disk Drive)等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、無線基地局100,101それぞれに設けられたCPU(Central Processing Unit)(不図示)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)携帯通信端末が所定の通信範囲に入ったことを検知する検知部と、
前記検知部が、前記携帯通信端末が前記通信範囲に入ったことを検知した場合、押しボタン式信号機に対して、該押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する要求部とを有する無線基地局。
(付記2)前記要求部は、前記押しボタン式信号機に対して、該押しボタン式信号機の点灯状態を、横断の禁止を示す点灯状態から横断の許可を示す点灯状態へ変更させる信号制御処理を行うように要求する、付記1に記載の無線基地局。
(付記3)前記携帯通信端末を識別するための端末識別情報をあらかじめ記憶する記憶部を有し、
前記要求部は、前記通信範囲に入ったことが検知された携帯通信端末から前記端末識別情報を取得し、該取得した端末識別情報と一致する端末識別情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記信号制御処理を行うように要求する、付記1または付記2に記載の無線基地局。
(付記4)前記記憶部が前記端末識別情報をあらかじめ記憶するための登録信号を報知する報知部を有し、
前記記憶部は、前記報知部が報知した登録信号に対して、前記携帯通信端末から送信されてきた前記端末識別情報を記憶する、付記3に記載の無線基地局。
(付記5)フェムトセル用基地局である、付記1から4のいずれか1項に記載の無線基地局。
(付記6)前記押しボタン式信号機内に設けられた、付記1から5のいずれか1項に記載の無線基地局。
(付記7)携帯通信端末と、押しボタン式信号機と、無線基地局とを有する通信システムにおいて、
前記無線基地局は、
前記携帯通信端末が所定の通信範囲に入ったことを検知する検知部と、
前記検知部が、前記携帯通信端末が通信範囲に入ったことを検知した場合、前記押しボタン式信号機に対して、該押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する要求部とを有し、
前記押しボタン式信号機は、
前記要求部から前記信号制御処理を行うように要求された場合、該信号制御処理を行う信号点灯制御部を有する通信システム。
(付記8)携帯通信端末が所定の通信範囲に入ったことを検知する処理と、
前記携帯通信端末が前記通信範囲に入ったことを検知した場合、押しボタン式信号機に対して、該押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する処理とを行う信号制御方法。
(付記9)コンピュータに、
携帯通信端末が所定の通信範囲に入ったことを検知する手順と、
前記携帯通信端末が前記通信範囲に入ったことを検知した場合、押しボタン式信号機に対して、該押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する手順とを実行させるためのプログラム。
100,101 無線基地局
110 検知部
120,121 要求部
130 記憶部
140 報知部
200 携帯通信端末
300 押しボタン式信号機
310 信号点灯制御部
320 押しボタン部
330 信号点灯部
400,401 通信範囲
500 横断歩道

Claims (9)

  1. 携帯通信端末が所定の通信範囲に入ったことを検知する検知部と、
    前記検知部が、前記携帯通信端末が前記通信範囲に入ったことを検知した場合、押しボタン式信号機に対して、該押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する要求部とを有する無線基地局。
  2. 請求項1に記載の無線基地局において、
    前記要求部は、前記押しボタン式信号機に対して、該押しボタン式信号機の点灯状態を、横断の禁止を示す点灯状態から横断の許可を示す点灯状態へ変更させる信号制御処理を行うように要求する無線基地局。
  3. 請求項1または請求項2に記載の無線基地局において、
    前記携帯通信端末を識別するための端末識別情報をあらかじめ記憶する記憶部を有し、
    前記要求部は、前記通信範囲に入ったことが検知された携帯通信端末から前記端末識別情報を取得し、該取得した端末識別情報と一致する端末識別情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記信号制御処理を行うように要求する無線基地局。
  4. 請求項3に記載の無線基地局において、
    前記記憶部が前記端末識別情報をあらかじめ記憶するための登録信号を報知する報知部を有し、
    前記記憶部は、前記報知部が報知した登録信号に対して、前記携帯通信端末から送信されてきた前記端末識別情報を記憶する無線基地局。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の無線基地局において、
    フェムトセル用基地局である無線基地局。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の無線基地局において、
    前記押しボタン式信号機内に設けられた無線基地局。
  7. 携帯通信端末と、押しボタン式信号機と、無線基地局とを有する通信システムにおいて、
    前記無線基地局は、
    前記携帯通信端末が所定の通信範囲に入ったことを検知する検知部と、
    前記検知部が、前記携帯通信端末が通信範囲に入ったことを検知した場合、前記押しボタン式信号機に対して、該押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する要求部とを有し、
    前記押しボタン式信号機は、
    前記要求部から前記信号制御処理を行うように要求された場合、該信号制御処理を行う信号点灯制御部を有する通信システム。
  8. 携帯通信端末が所定の通信範囲に入ったことを検知する処理と、
    前記携帯通信端末が前記通信範囲に入ったことを検知した場合、押しボタン式信号機に対して、該押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する処理とを行う信号制御方法。
  9. コンピュータに、
    携帯通信端末が所定の通信範囲に入ったことを検知する手順と、
    前記携帯通信端末が前記通信範囲に入ったことを検知した場合、押しボタン式信号機に対して、該押しボタン式信号機に具備された、信号の点灯状態を制御するためのボタンが押下された場合の信号制御処理を行うように要求する手順とを実行させるためのプログラム。
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