JP2015197052A5 - - Google Patents
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Description
また、本態様の遠心圧縮機によれば、環状部材の径と円筒状部材の径が一致している。そのため、環状部材と円筒状部材とは、ロータ軸回りに案内筒を取り囲む同一円筒面を形成する。案内筒を脆性破壊して径方向の外側に飛散する羽根車の全部または一部は、同一円筒面を形成する環状部材と円筒状部材とのいずれかに衝突する。同一円筒面が形成されているため、環状部材の外周面の径と円筒状部材の外周面の径が相違する場合に生じる隙間が形成されない。そのため、羽根車の全部または一部が、環状部材と円筒状部材の外周面の径の違いにより形成される隙間から外部に飛散する不具合が抑制される。
本発明の第3態様の遠心圧縮機において、前記環状部材は、前記案内筒とともに前記吐出口から吐出される前記圧縮流体が流通する流路の流路壁を形成しており、前記環状部材は、前記軸線に直交する径方向の内周側かつ前記軸線方向の前記流路側に、前記径方向の内側に突出する環状突起部を有し、前記連結位置における前記案内筒は、前記径方向の外周側かつ前記軸線方向の前記流路側に環状段部を有し、前記案内筒と前記環状部材は、前記環状段部に前記環状突起部を配置した状態で接続されていることを特徴とする。
図2に示すように、羽根車11は、ロータ軸30に取り付けられるハブ11cと、ハブ11cの外周面上に取り付けられるブレード11dと、流路11eとを備える。羽根車11には、ハブ11cの外周面と空気案内筒12の内周面により形成される空間が設けられており、この空間が複数枚のブレード11dにより複数の空間に仕切られている。そして、羽根車11は、軸線X方向に沿って取込口11aから流入する空気に径方向の遠心力を与えて軸線X方向に直交した方向(傾斜した方向;羽根車11の半径方向)に吐出させ、吐出口11bから吐出された圧縮空気をディフューザ13aに流入させる。
図2に示すように、第1コンテインメントリング14は、空気案内筒12とともに吐出口11bから吐出される圧縮空気が流通する流路11eの外周側の流路壁を形成している。
図3に示すように、第1コンテインメントリング14は、径方向の内周側かつ軸線X方向の流路11e側に、径方向の内側に突出する環状突起部14bを有している。
図3に示すように、第1コンテインメントリング14は、径方向の内周側かつ軸線X方向の流路11e側に、径方向の内側に突出する環状突起部14bを有している。
また、図3に示すように、空気案内筒12は、径方向の外周側かつ軸線X方向の流路11e側に環状段部12aを有する。空気案内筒12と第1コンテインメントリング14は、環状段部12aに環状突起部14bを配置した状態で接続されている。この環状段部12aと環状突起部14bの間には、隙間が設けられている。この隙間により、空気案内筒12の熱膨張があっても熱膨張による変形が第1コンテインメントリング14に伝搬しないようにすることができる。
Claims (6)
- ロータ軸に取り付けられるとともに取込口から流入する流体を圧縮して吐出口から吐出する羽根車と、
該羽根車を収容する案内筒と、
該案内筒よりも外周側に配置されるとともに前記吐出口から吐出された圧縮流体が流入するスクロール部と、
前記ロータ軸の軸線回りに前記羽根車を取り囲むように前記案内筒の前記吐出口側と前記スクロール部との連結位置に取り付けられるとともに前記案内筒よりも延性が高い材料で構成される環状部材と、を備えることを特徴とする遠心圧縮機。 - 前記案内筒よりも前記軸線に直交する径方向の外周側かつ前記スクロール部よりも前記径方向の内周側に前記ロータ軸と同軸に配置されるとともに前記案内筒よりも延性が高い材料で構成される円筒状部材を備え、
前記軸線に対して、前記環状部材の径と前記円筒状部材の径が一致しており、
前記環状部材の前記軸線方向の端面と前記円筒状部材の前記軸線方向の端面とが、前記軸線方向に所定距離を空けて離間していることを特徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機。 - 前記環状部材が配置される前記軸線方向の位置範囲に、前記羽根車の前記軸線方向の重心位置が存在することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遠心圧縮機。
- 前記環状部材は、前記案内筒とともに前記吐出口から吐出される前記圧縮流体が流通する流路の流路壁を形成しており、
前記環状部材は、前記軸線に直交する径方向の内周側かつ前記軸線方向の前記流路側に、前記径方向の内側に突出する環状突起部を有し、
前記連結位置における前記案内筒は、前記径方向の外周側かつ前記軸線方向の前記流路側に環状段部を有し、
前記案内筒と前記環状部材は、前記環状段部に前記環状突起部を配置した状態で接続されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の遠心圧縮機。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の遠心圧縮機と、
内燃機関から排出された排気ガスにより前記軸線回りに回転するとともに前記ロータ軸に連結されるタービンと、を備えることを特徴とする過給機。 - 取込口から流入する流体を圧縮して吐出口から吐出する羽根車をロータ軸に取り付ける工程と、
前記羽根車を収容するように案内筒を取り付けて前記取込口から流入する流体を前記吐出口へ導く流路を形成する工程と、
前記吐出口から吐出された圧縮流体が流入するスクロール部を、前記案内筒よりも前記軸線方向に直交する径方向の外周側に配置する工程と、
前記軸線回りに前記羽根車を取り囲むように前記案内筒と前記スクロール部との連結位置に前記案内筒を構成する主材料よりも延性が高い材料で構成される環状部材を取り付ける工程と、を備えることを特徴とする遠心圧縮機の製造方法。
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