JP2015196304A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記憶部の空き容量が不足した場合に、最も早く画像形成を実行させる可能性が高いユーザの印刷ジョブが記憶部から削除されることを抑制できる、画像形成装置を提供する。【解決手段】印刷ジョブ及び当該印刷ジョブに関連づけられたユーザ名が通信インターフェースに受け付けられると、印刷ジョブ及びユーザ名がRAMに記憶される。また、印刷ジョブがRAMに記憶された時刻である記憶時刻がRAMに記憶される。カードリーダによって読み取られたユーザ名及びパスワードが認証されると、当該ユーザ名が関連づけられている印刷ジョブについて、画像形成部によるシートへの画像の形成が一括して実行される。印刷ジョブがRAMに記憶されている途中で、RAMの空き容量が不足した場合には、当該印刷ジョブに関連づけられたユーザ名と異なるユーザ名が関連づけられている印刷ジョブがRAMから削除される。【選択図】図5

Description

本発明は、印刷ジョブを記憶部に蓄積させることができる画像形成装置に関する。
従来、ユーザが印刷ジョブを記憶部に蓄積させることができる画像形成装置がある。この画像形成装置では、印刷ジョブが記憶部に蓄積された後、ユーザによるパスワード入力やカード認証等の認証動作が行われる。そして、印刷ジョブを記憶部に蓄積させたユーザと認証動作を行ったユーザとが一致する場合、記憶部に蓄積されている当該ユーザの全ての印刷ジョブについての画像形成(印刷)が一括して行われる。
印刷ジョブが記憶部に蓄積されていくと、記憶部の空き容量が減少し、新たな印刷ジョブを記憶できなくなる。その場合、例えば、記憶部に蓄積されている印刷ジョブのうち、記憶部に記憶された日時の古い印刷ジョブから順に削除されることにより、記憶部の空き容量が確保される。
特開2006−341591号公報
ユーザは、印刷ジョブを画像形成装置の記憶部に蓄積させた後、さほど時間を空けずに、認証動作を行い、その蓄積させた印刷ジョブについての画像の形成を画像形成装置に実行させることが多い。そのため、印刷ジョブを記憶部に直近に記憶させたユーザが最も早く認証動作を行う可能性が高い。
それにもかかわらず、従来の画像形成装置では、記憶部に記憶された日時が最も古い印刷ジョブが記憶部に印刷ジョブを直近に記憶させたユーザの印刷ジョブである場合、その最も古い印刷ジョブが削除されてしまう。その結果、当該ユーザは、その最も古い印刷ジョブについての画像が形成された印刷物を取得することができないので、当該印刷ジョブを記憶部に再度記憶させなければならない。
本発明の目的は、記憶部の空き容量が不足した場合に、最も早く画像形成を実行させる可能性が高いユーザの印刷ジョブが記憶部から削除されることを抑制できる、画像形成装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、画像形成部を使用する印刷ジョブ及び当該印刷ジョブに関連づけられた識別情報を受け付ける受付部と、識別情報が入力される識別情報入力部と、記憶部と、制御部とを備え、制御部は、受付部によって受け付けられた印刷ジョブ及び識別情報を記憶部に記憶させる受付記憶処理と、印刷ジョブが記憶部に記憶された記憶時刻を記憶部に記憶させる時刻記憶処理と、識別情報入力部から入力された識別情報を認証する認証処理と、記憶部に記憶されている印刷ジョブのうち、認証処理によって認証された識別情報と関連づけられている印刷ジョブについて、画像形成部に一括して画像の形成を実行させる一括画像形成処理と、受付記憶処理の実行中に、記憶部の空き容量が不足した場合には、記憶部に記憶中の印刷ジョブに関連づけられた識別情報と異なる識別情報が関連づけられている印刷ジョブを前記記憶部から削除するジョブ削除処理とを有する。
この構成によれば、印刷ジョブ及び当該印刷ジョブに関連づけられた識別情報が受付部に受け付けられると、印刷ジョブ及び識別情報が記憶部に記憶される。また、印刷ジョブが記憶部に記憶された時刻である記憶時刻が記憶部に記憶される。識別情報入力部に入力された識別情報が認証されると、当該識別情報が関連づけられている印刷ジョブについて、画像形成部によるシートへの画像の形成が一括して実行される。
印刷ジョブが記憶部に記憶されている途中で、記憶部の空き容量が不足した場合には、当該印刷ジョブに関連づけられた識別情報と異なる識別情報が関連づけられている印刷ジョブが記憶部から削除される。
直近に印刷ジョブを受付部に受け付けさせたユーザ(記憶部に記憶中の印刷ジョブのユーザ)は、最も早く画像形成を実行させる可能性が高いユーザである。記憶部の空き容量が不足した場合に、最も早く画像形成を実行させる可能性が高いユーザの印刷ジョブが記憶部から削除されることを抑制できる。そして、他のユーザの印刷ジョブが記憶部から削除されることにより、記憶部の空き容量が確保された場合には、印刷ジョブを記憶部に新たに記憶させることができる。
制御部は、ジョブ削除処理において、記憶部の空き容量が不足した時刻から第1所定時間遡った時刻以前に記憶部に記憶され、かつ、記憶部に記憶中の印刷ジョブに関連づけられた識別情報と異なる識別情報が関連づけられている印刷ジョブを削除することが好ましい。
この構成によれば、直近に印刷ジョブを受付部に受け付けさせたユーザとは異なるユーザの印刷ジョブであっても、第1所定時間内に記憶部に記憶された印刷ジョブについては、シートへの画像形成が実行される可能性が高いので、記憶部に残されることが好ましい。そして、第1所定時間よりも以前に記憶部に記憶された印刷ジョブについては、シートへの画像の形成が実行される可能性が低いので、記憶部から削除されるとよい。これにより、記憶部の空き容量を確保することができる。
制御部は、ジョブ削除処理において、記憶部に記憶中の印刷ジョブに関連づけられた識別情報と異なる識別情報が関連づけられている印刷ジョブのうち、記憶時刻が最も古い印刷ジョブを削除することが好ましい。
この構成によれば、直近に印刷ジョブを受付部に受け付けさせたユーザとは異なるユーザの印刷ジョブうち、記憶時刻が最も古い印刷ジョブが記憶部から削除される。これにより、シートへの画像の形成が実行される可能性が最も低い印刷ジョブを記憶部から削除することができ、その削除により、記憶部の空き容量を確保することができる。
制御部は、ジョブ削除処理において、記憶部に記憶中の印刷ジョブに関連づけられた識別情報と異なる識別情報が関連づけられている印刷ジョブを抽出し、当該抽出した印刷ジョブにおいて、記憶時刻が最も新しい印刷ジョブに関連づけられた識別情報と異なる識別情報が関連づけられている印刷ジョブがある場合、当該印刷ジョブを削除することが好ましい。
この構成によれば、最も早く画像形成を実行させる可能性の高いユーザ及びその次に早く画像形成を実行させる可能性の高いユーザ以外のユーザの印刷ジョブの中で、記憶時刻が最も古い印刷ジョブが削除される。そのため、最も早く画像形成を実行させる可能性が高いユーザの印刷ジョブ及び次に早く画像形成を実行させる可能性が高いユーザの印刷ジョブが記憶部から削除されることを抑制できる。よって、利便性を向上させることができる。
制御部は、第2所定時間内の受付部による印刷ジョブの受付数が所定数以下である場合、第1所定時間を第3時間に設定し、受付数が所定数よりも多い場合、第1所定時間を第3時間より短い第4時間に設定する所定時間設定処理を有していてもよい。
第2所定時間内の受付部による印刷ジョブの受付数が少ない場合は、記憶部に記憶されている印刷ジョブの数が少なく、記憶部の空き容量が不足する可能性が低い。この場合、第1所定時間が相対的に長い第3時間に設定されることにより、記憶部に記憶されている印刷ジョブが削除されにくくなる。
一方、第2所定時間内の受付部による印刷ジョブの受付数が多い場合は、記憶部に記憶されている印刷ジョブの数が多く、記憶部の空き容量が不足する可能性が高い。この場合、第1所定時間が相対的に短い第4時間に設定されることにより、記憶部の空き容量が確保されやすくなる。
制御部は、第2所定時間内の認証処理による認証回数が所定回数以上である場合、第1所定時間を第5時間に設定し、認証回数が所定回数よりも少ない場合、第1所定時間を第5時間より短い第6時間に設定する所定時間設定処理、を有していてもよい。
第2所定時間内の認証処理による認証回数が多い場合は、印刷ジョブが頻繁に実行されており、記憶部の空き容量が不足する可能性が低い。この場合、第1所定時間が相対的に長い第5時間に設定されることにより、記憶部に記憶されている印刷ジョブが削除されにくくなる。
また、第2所定時間内の認証処理による認証回数が少ない場合は、記憶部に記憶されている印刷ジョブの数が多く、記憶部の空き容量が不足する可能性が高い。この場合、第1所定時間が相対的に短い第6時間に設定されることにより、記憶部の空き容量が確保されやすくなる。
本発明によれば、印刷ジョブが記憶部に記憶される途中で、記憶部の空き容量が不足した場合に、最も早く画像形成を実行させる可能性が高いユーザの印刷ジョブが記憶部から削除されることを抑制できる。そして、他のユーザの印刷ジョブが記憶部から削除されることにより、記憶部の空き容量が確保された場合には、印刷ジョブを記憶部に新たに記憶させることができる。
本発明の一実施形態に係るMFPの左前上側から見た斜視図である。 MFPの電気的構成を示すブロック図である。 印刷ジョブ処理の流れを示すフローチャートである。 ジョブ記憶処理の流れを示すフローチャートである。 ジョブ削除処理の流れを示すフローチャートである。 記憶部に蓄積された印刷ジョブの記憶順序を説明するためのタイムチャートである。 第2実施形態に係るジョブ削除処理の流れを示すフローチャートである。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<機械的構成>
画像形成装置の一例としてのMFP(Multi-Function Peripheral)1は、図1に示されるように、プリンタ本体2、スキャナ本体3及びADF(Auto Document Feeder)4を備えている。
なお、以下の説明では、平面上に載置したMFP1を操作パネル7(後述する)が設けられている側から見て規定した上下、左右及び前後の各方向を使用する。
プリンタ本体2内には、画像形成部10(図2参照)が収容されている。画像形成部10は、画像データに基づく印刷(カラー印刷又はモノクロ印刷)を実行し、シートに画像を形成する。画像形成の方式は、電子写真方式であってもよいし、インクジェット方式であってもよい。
プリンタ本体2の最下部には、給紙トレイ5が設けられている。給紙トレイ5は、複数枚のシートを積層状態で収容可能に構成されている。プリンタ本体2の上面には、排紙トレイ6が形成されている。給紙トレイ5に収容されているシートは、給紙トレイ5からプリンタ本体2内に1枚ずつ送り出され、プリンタ本体2内を排紙トレイ6に向けて搬送される。シートがプリンタ本体2内を搬送される間に、画像形成部10によって、当該シートに画像が形成される。画像が形成されたシート(印刷物)は、排紙トレイ6に排出される。
スキャナ本体3は、プリンタ本体2の上方に配置され、ADF4は、スキャナ本体3の上方に配置されている。
また、MFP1は、操作パネル7を備えている。操作パネル7は、例えば、スキャナ本体3の前端部に配置されている。操作パネル7には、表示部30、操作部40及びNFC(Near Field Communication)部50が設けられている。
表示部30は、例えば、液晶表示器からなる。表示部30には、各種の情報が表示される。
操作部40は、各種の操作ボタンからなる。操作ボタンの押操作により、各種の入力が可能である。操作ボタンには、例えば、各種の指示(例えば、画像処理の開始指示)を確定するためのOKボタン、各種の指示をキャンセルするためのキャンセルボタン、表示部30に表示されるキーを選択するための十字ボタン、数字や文字を入力するためのテンキーなどが含まれる。
識別情報入力部の一例としてのNFC部50は、IDカードなどの非接触ICカードとの間で無線による双方向通信を行うことができる。
<電気的構成>
MFP1は、図2に示されるように、通信インターフェース(I/F)60及び制御部70を備えている。
受付部の一例としての通信インターフェース60は、LAN(Local Area Network)に接続されているPC(パーソナルコンピュータ)などの外部装置との通信のためのインターフェースである。通信の方式は、無線通信方式であってもよいし、有線通信方式であってもよい。
制御部70は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)71、ROM72、RAM73及びNVRAM74を備えている。
ASIC71は、CPU75を内蔵している。ASIC71には、操作部40の操作による指示、NFC部50によりIDカードから読み取られた識別情報が入力される。また、ASIC71には、外部装置から送信される印刷ジョブが通信インターフェース60を介して入力される。図2には、外部装置の一例として、PC(Personal Computer)80が示されている。CPU75は、ASIC71に入力される情報に基づいて、各種の処理のためのプログラムを実行することにより、画像形成部10及び表示部30を制御し、通信インターフェース60を介した通信を制御する。
なお、以下では、PC80から送信される印刷ジョブがMFP1に受け付けられる場合を例にとる。
ROM72には、CPU75によって実行されるプログラム及び各種のデータなどが記憶されている。
記憶部の一例としてのRAM73及びNVRAM74は、CPU75がプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
<印刷ジョブ処理>
MFP1の電源が投入されている間、ASIC71のCPU75は、図3に示される印刷ジョブ処理を繰り返し実行する。
印刷ジョブ処理では、CPU75は、ジョブ受付数Nのカウンタ及び認証回数Mのカウンタを0に初期化すると共に、タイマーによる計時を開始する(S1)。ジョブ受付数Nのカウンタ及び認証回数Mのカウンタは、ASIC71に設けられている。
ジョブ受付数Nは、MFP1が印刷ジョブを受け付けた数である。認証回数Mは、ユーザがMFP1に対して認証を行った数である。
次に、CPU75は、MFP1が印刷ジョブを受け付けたか否かを判断する(S2)。
MFP1が印刷ジョブを受け付けると(S2:YES)、CPU75は、ジョブ受付数Nのカウンタをインクリメントする(S3)。
そして、CPU75は、ジョブ受付数Nが5より大きいか(S4、「印刷ジョブの受付数が所定数より多い場合」の一例)、又は、認証回数Mが3より小さいかを判断する(S4、「印刷ジョブの受付数が所定数以下である場合」の一例)。
ジョブ受付数Nが5より大きいか、又は、認証回数Mが3より小さい場合には(S4:YES)、CPU75は、第1所定時間を1時間に設定する(S5)。
ジョブ受付数Nが5以下であるか、又は、認証回数Mが3以上である場合には(S4:NO)、CPU75は、第1所定時間を12時間に設定する(S6)。
次に、CPU75は、ジョブ記憶処理を実行する(S7)。ジョブ記憶処理は、受け付けられた印刷ジョブをRAM73に記憶する処理である。ジョブ記憶処理の詳細については、後述する。
ジョブ記憶処理が実行された後、CPU75は、認証が行われ、認証が成功したか否かを判断する(S8)。例えば、ユーザが所有するIDカードをNFC部50に近づける。NFC部50によりIDカードから識別情報が読み取られ、その識別情報がASIC71に入力される。識別情報には、ユーザIDとユーザ認証用パスワードとが含まれる。そして、IDカードから読み取られた識別情報がNVRAM74に予め記憶されている識別情報と一致した場合に、認証が成功する。
認証がない場合、又は、認証が成功しなかった場合は(S8:NO)、ステップS2の処理に戻り、CPU75は、MFP1が印刷ジョブを受け付けたか否かを再び判断する(S2)。
認証が成功した場合は(S8:YES)、認証回数Mのカウンタをインクリメントする(S9)。
そして、CPU75は、RAM73に記憶されている印刷ジョブの中で、認証が成功した識別情報に含まれるユーザIDが関連づけられている印刷ジョブを全て実行し(S10)、印刷ジョブ処理を終了する。印刷ジョブの実行とは、CPU75により、印刷ジョブに含まれる画像データに基づいて画像形成部10が制御され、画像形成部10により、当該画像データに対応した画像(印刷ジョブに応じた画像)がシートに形成されることをいう。
印刷ジョブが受け付けられなかった場合には(S2:NO)、CPU75は、タイマーによる計時が1時間(「第2所定時間」の一例)を経過しているか否かを判断する(S11)。
1時間を経過している場合には(S11:YES)、CPU75は、ジョブ受付数Nのカウンタ及び認証回数Mのカウンタを0に初期化すると共に、タイマーによる計時を再び開始する(S12)。
タイマーによる計時が1時間を経過していない場合には(S11:NO)、ステップS2の処理に戻り、CPU75は、MFP1が印刷ジョブを受け付けたか否かを再び判断する(S2)。
<ジョブ記憶処理>
図3のステップS7で実行されるジョブ記憶処理の流れは、図4に示されている。
ジョブ記憶処理では、CPU75は、印刷ジョブの送信元情報として印刷ジョブに関連づけられて送信されてきたユーザIDをRAM73に記憶する(S701)。ユーザIDは、例えば、印刷ジョブの送信元のPCにおいて、印刷ジョブを送信しユーザがログインに使用したユーザIDである。
そして、CPU75は、受け付けた印刷ジョブのRAM73への記憶を開始する(S702)。
そして、CPU75は、RAM73がメモリフル(空き容量が不足)になったか否かを判断する(S703)。
RAM73がメモリフルになったときには(S703:YES)、CPU75は、印刷ジョブのRAM73への記憶を停止し(S704)、ジョブ削除処理を実行する(SS705)。ジョブ削除処理は、RAM73に記憶されている印刷ジョブを削除する処理である。ジョブ削除処理の詳細については、後述する。
次に、CPU75は、RAM73に記憶領域が確保できたか否かを判断する(S706)。
RAM73に記憶容量が確保できた場合には(S706:YES)、CPU75は、停止している印刷ジョブのRAM73への記憶を再開し(S707)、ステップS703の処理に戻り、RAM73がメモリフルであるか否かを再び判断する(S703)。
RAM73に記憶容量が確保できなかった場合には(S706:NO)、CPU75は、操作パネル7の表示部30にメモリがフルである旨を表示させ(S708)、ジョブ記憶処理をリターンする。
RAM73がメモリフルでなければ(S703:NO)、CPU75は、印刷ジョブのRAM73への記憶が終了したか否かを判断する(S709)。
印刷ジョブのRAM73への記憶が終了した場合には(S709:YES)、CPU75は、記憶が終了した日時を当該印刷ジョブの記憶時刻として、RAM73に記憶させ(S710)、ジョブ記憶処理をリターンする。
印刷ジョブの記憶が終了していない場合には(S709:NO)、ステップS703の処理に戻り、CPU75は、RAM73がメモリフルであるか否かを再び判断する(S703)。
<ジョブ削除処理>
図4のステップS705で実行されるジョブ削除処理の流れは、図5に示されている。
ジョブ削除処理では、CPU75は、第1所定時間以前にRAM73に蓄積された印刷ジョブがあるか否かを判断する(S7051)。
第1所定時間以前にRAM73に蓄積された印刷ジョブがある場合には(S7051:YES)、CPU75は、それらの印刷ジョブの中に、当該印刷ジョブに関連づけられているユーザIDと異なるユーザIDが関連付けられている印刷ジョブで、第1所定時間以前にRAM73に蓄積された印刷ジョブがあるか否かを判断する(S7052)。
当該印刷ジョブに関連づけられているユーザIDと異なるユーザIDが関連付けられている印刷ジョブで、第1所定時間以前にRAM73に蓄積された印刷ジョブがあれば(S7052:YES)、CPU75は、その印刷ジョブの中で記憶時刻が一番古い印刷ジョブを削除し(S7053)、ジョブ削除処理をリターンする。
ジョブ受付数Nが比較的大きい場合、又は、認証回数Mが比較的小さい場合には、第1所定時間が相対的に短い時間(例えば、1時間)に設定される。
ジョブ受付数Nが比較的大きい場合は、RAM73に記憶されている印刷ジョブの数が多く、RAM73の空き容量が不足する可能性が高い。また、認証回数Mが比較的小さい場合は、RAM73に記憶されている印刷ジョブの数が多く、RAM73の空き容量が不足する可能性が高い。これらの場合、第1所定時間が相対的に短い時間(例えば、1時間)に設定されることにより、RAM73の空き容量が確保されやすくなる。
ジョブ受付数Nが比較的小さい場合、又は、認証回数Mが比較的大きい場合には、第1所定時間が相対的に長い時間(例えば、12時間)に設定される。
ジョブ受付数Nが比較的小さい場合は、RAM73に記憶されている印刷ジョブの数が少なく、RAM73の空き容量が不足する可能性が低い。また、認証回数Mが比較的大きい場合は、RAM73に記憶されている印刷ジョブの数が少なく、RAM73の空き容量が不足する可能性が低い。これらの場合、第1所定時間が相対的に長い時間(例えば、12時間)に設定されることにより、RAM73に記憶されている印刷ジョブが削除されにくくなる。
<ジョブ削除処理の具体例>
図6の具体例を用いて、新たに印刷ジョブ「ジョブ9」を受け付けたときのジョブ削除処理による動作について説明する。なお、第1所定時間は、12時間に設定されている。
図6に示される一例では、8個の印刷ジョブがRAM73に蓄積されている。
最も古い(最も過去に蓄積された)印刷ジョブには、ユーザID「ユーザA」、ジョブ名「ジョブ1」及びこの印刷ジョブの記憶時刻が対応付けられている。以下では、ジョブ名「ジョブ1」の印刷ジョブを「印刷ジョブ1」という。
2番目に古い印刷ジョブには、ユーザID「ユーザB」、ジョブ名「ジョブ2」及びこの印刷ジョブの記憶時刻が対応付けられている。以下では、ジョブ名「ジョブ2」の印刷ジョブを「印刷ジョブ2」という。
3番目に古い印刷ジョブには、ユーザID「ユーザC」、ジョブ名「ジョブ3」及びこの印刷ジョブの記憶時刻が対応付けられている。以下では、ジョブ名「ジョブ3」の印刷ジョブを「印刷ジョブ3」という。
4番目に古い印刷ジョブには、ユーザID「ユーザA」、ジョブ名「ジョブ4」及びこの印刷ジョブの記憶時刻が対応付けられている。以下では、ジョブ名「ジョブ4」の印刷ジョブを「印刷ジョブ4」という。
5番目に古い印刷ジョブには、ユーザID「ユーザB」、ジョブ名「ジョブ5」及びこの印刷ジョブの記憶時刻が対応付けられている。以下では、ジョブ名「ジョブ5」の印刷ジョブを「印刷ジョブ5」という。
6番目に古い印刷ジョブには、ユーザID「ユーザC」、ジョブ名「ジョブ6」及びこの印刷ジョブの記憶時刻が対応付けられている。以下では、ジョブ名「ジョブ6」の印刷ジョブを「印刷ジョブ6」という。
7番目に古い印刷ジョブには、ユーザID「ユーザC」、ジョブ名「ジョブ7」及びこの印刷ジョブの記憶時刻が対応付けられている。以下では、ジョブ名「ジョブ7」の印刷ジョブを「印刷ジョブ7」という。
8番目に古い印刷ジョブには、ユーザID「ユーザB」、ジョブ名「ジョブ8」及びこの印刷ジョブの記憶時刻が対応付けられている。以下では、ジョブ名「ジョブ8」の印刷ジョブを「印刷ジョブ8」という。
最も新しい印刷ジョブには、ユーザID「ユーザA」及びジョブ名「ジョブ9」が対応付けられている。この印刷ジョブは、RAM73に記憶されている途中である。以下では、ジョブ名「ジョブ9」の印刷ジョブを「印刷ジョブ9」という。
図6には、9個の「印刷ジョブ1〜9」を記憶時刻によって時系列に並べたタイムチャートが示されている。
RAM73がメモリフルになった場合、図5に示されるジョブ削除処理により、以下のような動作が行われる。
「印刷ジョブ1」、「印刷ジョブ2」及び「印刷ジョブ3」は、第1所定時間である12時間より以前にRAM73に蓄積されている。RAM73に記憶中の「印刷ジョブ9」に関連づけられたユーザIDは、「ユーザA」である。従って、これらの印刷ジョブの中からユーザID「ユーザB]が関連づけられている「印刷ジョブ2」及びユーザID「ユーザC」が関連付けられている「印刷ジョブ3」が選択される。
次に、選択された「印刷ジョブ2」及び「印刷ジョブ3」のうち、記憶時刻が古い「印刷ジョブ2」が選択されて、RAM73から削除される。
そして、「印刷ジョブ9」の残りがRAM73に記憶される。
<作用効果>
以上のように、印刷ジョブ及び当該印刷ジョブに関連づけられたユーザIDが通信インターフェース60に受け付けられると、印刷ジョブ、ユーザID及び記憶時刻がRAM73に記憶される。NFC部50によって読み取られた識別情報(ユーザID及びユーザ認証パスワード)が認証されると、当該ユーザIDが関連づけられている印刷ジョブについて、画像形成部10によるシートへの画像の形成が一括して実行される。
印刷ジョブがRAM73に記憶されている途中で、RAM73の空き容量が不足した場合には、当該印刷ジョブに関連づけられたユーザIDと異なるユーザIDが関連づけられている印刷ジョブがRAM73から削除される。
直近に通信インターフェース60によって受け付けられた印刷ジョブのユーザ(RAM73に記憶中の印刷ジョブのユーザ)は、最も早く画像形成を実行させる可能性が高いユーザである。RAM73の空き容量が不足した場合に、最も早く画像形成を実行させる可能性が高いユーザの印刷ジョブがRAM73から削除されることを抑制できる。そして、他のユーザの印刷ジョブがRAM73から削除されることにより、RAM73の空き容量が確保された場合には、印刷ジョブをRAM73に新たに記憶させることができる。
CPU75は、RAM73の空き容量が不足した時刻から第1所定時間(1時間又は12時間)遡った時刻以前にRAM73に記憶され、かつ、RAM73に記憶中の印刷ジョブに関連づけられたユーザIDと異なるユーザIDが関連づけられている印刷ジョブを削除する。
これにより、通信インターフェース60によって直近に受け付けられた印刷ジョブのユーザとは異なるユーザの印刷ジョブであっても、第1所定時間内にRAM73に記憶された印刷ジョブについては、シートへの画像形成が実行される可能性が高いので、RAM73に残される。そして、第1所定時間よりも以前にRAM73に記憶された印刷ジョブについては、シートへの画像の形成が実行される可能性が低いので、RAM73から削除される。これにより、RAM73の空き容量を確保することができる。
CPU75は、RAM73に記憶中の印刷ジョブに関連づけられたユーザIDと異なるユーザIDが関連づけられている印刷ジョブのうち、記憶時刻が最も古い印刷ジョブを削除する。
これにより、通信インターフェース60によって直近に印刷ジョブが受け付けられたユーザとは異なるユーザの印刷ジョブうち、記憶時刻が最も古い印刷ジョブがRAM73から削除される。その結果、シートへの画像の形成が実行される可能性が最も低い印刷ジョブをRAM73から削除することができ、その削除により、RAM73の空き容量を確保することができる。
CPU75は、通信インターフェース60によって1時間内に受け付けられた印刷ジョブの受付数が5以下である場合、第1所定時間を12時間に設定し、受付数が5よりも多い場合、第1所定時間を12時間より短い1時間に設定する。
通信インターフェース60によって1時間内に受け付けられた印刷ジョブの受付数が少ない場合は、RAM73に記憶されている印刷ジョブの数が少なく、RAM73の空き容量が不足する可能性が低い。この場合、第1所定時間が相対的に長い12時間に設定されることにより、RAM73に記憶されている印刷ジョブが削除されにくくなる。
一方、通信インターフェース60によって1時間内に受け付けられた印刷ジョブの受付数が多い場合は、RAM73に記憶されている印刷ジョブの数が多く、RAM73の空き容量が不足する可能性が高い。この場合、第1所定時間が相対的に短い1時間に設定されることにより、RAM73の空き容量が確保されやすくなる。
CPU75は、1時間内の認証処理による認証回数が3回以上である場合、第1所定時間を12時間に設定し、認証回数が所定回数よりも少ない場合、第1所定時間を12時間より短い1時間に設定する。
1時間内の認証処理による認証回数が多い場合は、印刷ジョブが頻繁に実行されており、RAM73の空き容量が不足する可能性が低い。この場合、第1所定時間が相対的に長い12時間に設定されることにより、RAM73に記憶されている印刷ジョブが削除されにくくなる。
また、1時間内の認証処理による認証回数が少ない場合は、RAM73に記憶されている印刷ジョブの数が多く、RAM73の空き容量が不足する可能性が高い。この場合、第1所定時間が相対的に短い1時間に設定されることにより、RAM73の空き容量が確保されやすくなる。
<第2実施形態>
図7のステップS705は、図5に示されるジョブ削除処理に代えて、図7に示されるジョブ削除処理が実行されてもよい。
第2実施形態に係るジョブ削除処理では、CPU75は、第1所定時間以前にRAM73に蓄積された印刷ジョブがあるか否かを判断する(S7061)。
第1所定時間以前にRAM73に蓄積された印刷ジョブがある場合には(S7061:YES)、CPU75は、それらの印刷ジョブの中に、当該印刷ジョブに関連づけられたユーザIDと異なるユーザIDが関連付けられている印刷ジョブで、第1所定時間以前に蓄積された印刷ジョブがあるか否かを判断する(S7062)。
当該印刷ジョブに関連づけられているユーザIDと異なるユーザ名が関連付けられている印刷ジョブで、第1所定時間以前にRAM73に蓄積された印刷ジョブがあれば(S7062:YES)、CPU75は、それらの印刷ジョブを抽出する(S7063)。
そして、CPU75は、抽出された印刷ジョブに関連づけられたユーザIDと同じユーザIDが関連づけられている印刷ジョブの中で、最も新しくRAM73に蓄積された印刷ジョブに関連づけられているユーザIDを抽出する(S7064)。
次に、CPU75は、RAM73に記憶されている印刷ジョブの中に、抽出されたユーザIDと異なるユーザIDが関連づけられている印刷ジョブがあるか否かを判断する(S7065)。
抽出されたユーザIDと異なるユーザIDが関連づけられている印刷ジョブがあれば(S7065:YES)、CPU75は、その印刷ジョブの中で記憶時刻が一番古い印刷ジョブを削除し(S7066)、ジョブ削除処理をリターンする。
抽出されたユーザIDと異なるユーザIDが関連付けられている印刷ジョブがなければ(S7065:NO)、CPU75は、抽出されたユーザIDと同じユーザIDが関連付けられている印刷ジョブの中で、記憶時刻が一番古い印刷ジョブを削除し(S7067)、ジョブ削除処理をリターンする。
<第2実施形態に係るジョブ削除処理の具体例>
図6の具体例を用いて、新たに「印刷ジョブ9」を受け付けたときの第2実施形態に係るジョブ削除処理による動作について説明する。第1所定時間は、第1実施形態と同様、12時間に設定されている。
RAM73がメモリフルになった場合、図7に示されるジョブ削除処理により、以下のような動作が行われる。
「印刷ジョブ1」、「印刷ジョブ2」及び「印刷ジョブ3」は、第1所定時間である12時間より以前にRAM73に蓄積されている。RAM73に記憶中の「印刷ジョブ9」に関連づけられたユーザIDは、「ユーザA」である。従って、RAM73に記憶中の印刷ジョブの中から、ユーザID「ユーザB」及びユーザID「ユーザC」が関連付けられている「印刷ジョブ5」、「印刷ジョブ6」、「印刷ジョブ7」及び「印刷ジョブ8」が抽出される。そして、これらの印刷ジョブの中で記憶時刻が最も新しい「印刷ジョブ8」が選択され、この「印刷ジョブ8」に関連づけられたユーザID「ユーザB」が抽出される。
そして、RAM73に記憶中の「印刷ジョブ9」に関連づけられたユーザID「ユーザA」と異なり、抽出されたユーザID「ユーザB」とも異なるユーザID「ユーザC」が選択され、そのユーザID「ユーザC」に関連付けられている「印刷ジョブ3」、「印刷ジョブ6」及び「印刷ジョブ7」が抽出される。そして、これらの印刷ジョブの中で記憶時刻が最も古い「印刷ジョブ3」がRAM73から削除される。
そして、「印刷ジョブ9」の残りがRAM73に記憶される。
<作用効果>
以上のように、CPU75は、RAM73に記憶中の印刷ジョブに関連づけられたユーザIDと異なるユーザIDが関連づけられている印刷ジョブを抽出し、当該抽出した印刷ジョブにおいて、記憶時刻が最も新しい印刷ジョブに関連づけられたユーザIDと異なるユーザIDが関連づけられている印刷ジョブがある場合、当該印刷ジョブを削除する。
これにより、最も早く画像形成を実行させる可能性の高いユーザ及びその次に早く画像形成を実行させる可能性の高いユーザ以外のユーザの印刷ジョブの中で、記憶時刻が最も古い印刷ジョブが削除される。そのため、最も早く画像形成を実行させる可能性が高いユーザの印刷ジョブ及び次に早く画像形成を実行させる可能性が高いユーザの印刷ジョブがRAM」73から削除されることを抑制できる。よって、利便性を向上させることができる。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
本発明のジョブ削除処理は、選択的に作動するか否かを、ユーザが決められるようにしてもよい。
例えば、前述の実施形態では、識別情報としてユーザIDが印刷ジョブに関連づけられたが、識別情報として、印刷ジョブの送信元のPC80のPC名(PCのID)が印刷ジョブに関連づけられてもよい。この場合、MFP1における認証では、印刷ジョブを送信したPC80のPC名が記憶されたIDカードが用いられてもよいし、NVRAM74にユーザIDとPC名とを対応付けされて記憶させておき、認証に用いられたIDカードに記憶されているユーザIDからPC名が取得されて、このPC名と印刷ジョブに関連づけられたPC名とが比較されてもよい。
また、前述の実施形態における記憶時刻は、通信インターフェース60によって印刷ジョブが受け付けられた時刻でもよいし、RAM73への印刷ジョブの記憶が開始された時刻でもよいし、RAM73への印刷ジョブの記憶が完了した時刻でもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 MFP
30 画像形成部
50 NFC部
60 通信インターフェース
70 制御部
73 RAM

Claims (6)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を使用する印刷ジョブ及び当該印刷ジョブに関連づけられた識別情報を受け付ける受付部と、
    前記識別情報が入力される識別情報入力部と、
    記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記受付部によって受け付けられた印刷ジョブ及び識別情報を前記記憶部に記憶させる受付記憶処理と、
    前記印刷ジョブが前記記憶部に記憶された記憶時刻を前記記憶部に記憶させる時刻記憶処理と、
    前記識別情報入力部から入力された識別情報を認証する認証処理と、
    前記記憶部に記憶されている印刷ジョブのうち、前記認証処理によって認証された識別情報と関連づけられている印刷ジョブについて、前記画像形成部に一括して画像の形成を実行させる一括画像形成処理と、
    前記受付記憶処理の実行中に、前記記憶部の空き容量が不足した場合には、前記記憶部に記憶中の印刷ジョブに関連づけられた識別情報と異なる識別情報が関連づけられている印刷ジョブを前記記憶部から削除するジョブ削除処理と、
    を有する、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、前記ジョブ削除処理において、前記記憶部の空き容量が不足した時刻から第1所定時間遡った時刻以前に前記記憶部に記憶され、かつ、前記記憶部に記憶中の印刷ジョブに関連づけられた識別情報と異なる識別情報が関連づけられている印刷ジョブを削除する、
    画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、前記ジョブ削除処理において、前記記憶部に記憶中の印刷ジョブに関連づけられた識別情報と異なる識別情報が関連づけられている印刷ジョブのうち、前記記憶時刻が最も古い印刷ジョブを削除する、
    画像形成装置。
  4. 請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、前記ジョブ削除処理において、前記記憶部に記憶中の印刷ジョブに関連づけられた識別情報と異なる識別情報が関連づけられている印刷ジョブを抽出し、当該抽出した印刷ジョブにおいて、前記記憶時刻が最も新しい印刷ジョブに関連づけられた前記識別情報と異なる識別情報が関連づけられている印刷ジョブがある場合、当該印刷ジョブを削除する、
    画像形成装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    第2所定時間内の前記受付部による前記印刷ジョブの受付数が所定数以下である場合、前記第1所定時間を第3時間に設定し、前記受付数が前記所定数よりも多い場合、前記第1所定時間を前記第3時間より短い第4時間に設定する所定時間設定処理、
    を有する、画像形成装置。
  6. 請求項2〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    第2所定時間内の前記認証処理による認証回数が所定回数以上である場合、前記第1所定時間を第5時間に設定し、前記認証回数が前記所定回数よりも少ない場合、前記第1所定時間を前記第5時間より短い第6時間に設定する所定時間設定処理、
    を有する、画像形成装置。
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