JP2015194184A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

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祥広 前田
Yoshihiro Maeda
祥広 前田
平井 信行
Nobuyuki Hirai
信行 平井
雅路 山口
Masaji Yamaguchi
雅路 山口
芳充 兵藤
Yoshimitsu Hyodo
芳充 兵藤
土田 建一
Kenichi Tsuchida
建一 土田
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Abstract

【課題】通常モードとエコランモードとを切り換える切換えバルブのエコランモード側でのスティック対策のためのチェックバルブを他の用途と共用することで部品点数の削減を図る自動変速機の油圧制御装置を提供する。【解決手段】ライン圧PLが供給されず電磁ポンプ20から電磁ポンプ圧PEMOPが供給される場合は、切換えバルブ60を第2の状態として、電磁ポンプ圧PEMOPを油路f1,f2,d1を介して油圧サーボ4に供給すると共に、油路g1に供給された電磁ポンプ圧PEMOPはチェックバルブ40により遮断され、ライン圧PLが供給されると共にマニュアルバルブ30が出力状態であり、かつ切換えバルブ60が第2の状態で固着した場合には、ライン圧PLを油路a1,b1,b2,b3,g1,d1を介して油圧サーボ4に供給する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば車両に搭載される自動変速機の油圧制御装置に係り、詳しくは油圧供給源として機械式オイルポンプと電動オイルポンプとの2種のオイルポンプを有する自動変速機の油圧制御装置に関する。
近年、燃費向上を図るために、例えば停車中に駆動源である内燃エンジンを停止する所謂アイドルストップを実行する車両の開発が進められている。このような車両に搭載される自動変速機、ハイブリッド駆動装置等の車両用駆動装置では、内燃エンジンにより駆動される機械式オイルポンプで油圧制御に用いる油圧を発生させているが、内燃エンジンを停止した際にその機械式オイルポンプも停止してしまう。ここで、クラッチ等の油圧式の摩擦係合要素で車両用駆動装置の伝達経路を形成しておくとレスポンス良く車両の発進等を行えるため、機械式オイルポンプとは独立して駆動できる電動オイルポンプを設けて油圧の発生を行い、当該電動オイルポンプからの油圧を摩擦係合要素に供給するようにした車両用駆動装置の油圧制御装置が開発されている(特許文献1参照)。
また、この車両用駆動装置の油圧制御装置では、内燃エンジンを駆動しながら機械式オイルポンプからの走行レンジ圧を油圧式の摩擦係合要素の油圧サーボに供給する状態(通常モード)と、例えばアイドリングストップのように内燃エンジンを停止して電動オイルポンプのみにより発生された油圧を油圧サーボに供給する状態(以下、エコランモードという)とを切り換える切換えバルブを備えている。更に、この切換えバルブがエコランモード側でスティックしてしまった際に走行レンジ圧を油圧サーボに供給可能なように、フェールセーフ用のチェックバルブが設置されている。これにより、切換えバルブがエコランモード側でスティックしてしまった時は、走行レンジ圧がチェックバルブを通過して、電動オイルポンプから油圧サーボに連通する油路を介して油圧サーボに供給されるようになっている。
特開2013−174259号公報
しかしながら、上述した油圧制御装置では、チェックバルブが切換えバルブのスティック対策のフェールセーフの専用バルブとして用いられているので、部品点数の削減が望まれていた。
そこで、通常モードとエコランモードとを切り換える切換えバルブのエコランモード側でのスティック対策のためのチェックバルブを他の用途と共用することで部品点数の削減を図る自動変速機の油圧制御装置を提供することを目的とするものである。
本開示に係る自動変速機(1)の油圧制御装置(2)は(例えば図1(a)参照)、機械式オイルポンプ(3)の駆動に基づいた第1の油圧(PL)を供給可能な第1の油圧供給部(10)と、電動オイルポンプの駆動に基づいて第2の油圧(PEMOP)を供給可能な第2の油圧供給部(20)と、前記第1の油圧(PL)に基づいて走行レンジ圧(PD)を出力可能な出力状態と所定の走行レンジでドレーン可能なドレーン状態とに切換可能な走行レンジ圧供給部(30)と、を備えた自動変速機(1)の油圧制御装置(2)において、
動力伝達を行う係合要素を係脱する油圧サーボ(4)に前記第1の油圧(PL)に基づいて係合圧(PSL1)を供給可能なソレノイドバルブ(SL1)と、第1の状態と第2の状態とに切換可能な切換えバルブ(60)と、一方向にのみ油圧を流通可能なチェックバルブ(40)と、油圧の流速を遅延可能な遅延手段(70)と、前記第1の油圧供給部(10)から前記走行レンジ圧供給部(30)と前記チェックバルブ(40)と前記切換えバルブ(60)とを順に介して前記ソレノイドバルブ(SL1)の入力ポート(SL1a)まで接続する第1の油路(a1,b1〜b6)と、前記ソレノイドバルブ(SL1)の出力ポート(SL1b)から前記切換えバルブ(60)まで接続する第2の油路(c1)と、前記切換えバルブ(60)から前記油圧サーボ(4)まで接続する第3の油路(d1)と、前記ソレノイドバルブ(SL1)と前記切換えバルブ(60)との間の前記第1の油路(b5,b6)から分岐して前記遅延手段(70)を介して前記走行レンジ圧供給部(30)と前記チェックバルブ(40)との間の前記第1の油路(b1,b2)に接続する第4の油路(e1)と、前記第2の油圧供給部(20)から前記切換えバルブ(60)まで接続する第5の油路(f1,f2)と、少なくとも前記切換えバルブ(60)が前記第2の状態で前記チェックバルブ(40)と前記切換えバルブ(60)との間の前記第1の油路(b3,b4)と前記第5の油路(f2)とを接続する第6の油路(g1)と、を備え、
前記切換えバルブ(60)は、前記第1の状態では、前記第1の油路(b4,b5)を連通し、前記第2の油路(c1)と前記第3の油路(d1)とを連通し、前記第5の油路(f2)と前記第6の油路(g1)とを遮断し、前記第2の状態では、前記第1の油路(b4,b5)を遮断し、前記第2の油路(c1)を遮断し、前記第3の油路(d1)と前記第5の油路(f2)と前記第6の油路(g1)とを連通し、
前記第1の油圧供給部(10)から前記第1の油圧(PL)が供給されると共に前記走行レンジ圧供給部(30)が前記出力状態である場合は、前記切換えバルブ(60)を前記第1の状態として、前記第1の油圧(PL)を前記第1の油路(a1,b1〜b6)を介して前記ソレノイドバルブ(SL1)に供給し、前記ソレノイドバルブ(SL1)から出力された前記係合圧(PSL1)を前記第2の油路(c1)及び前記第3の油路(d1)を介して前記油圧サーボ(4)に供給し、
前記第1の油圧供給部(10)から前記第1の油圧(PL)が供給されると共に前記走行レンジ圧供給部(30)が前記ドレーン状態に切り換えられた場合には、前記切換えバルブ(60)を前記第1の状態として、前記油圧サーボ(4)に残存する油圧を前記第3の油路(d1)、前記第2の油路(c1)、前記第1の油路(b6)及び前記第4の油路(e1)を介して前記遅延手段(70)により流速を遅延させながら前記走行レンジ圧供給部(30)からドレーンし、
前記第1の油圧供給部(10)から前記第1の油圧(PL)が供給されず前記第2の油圧供給部(20)から前記第2の油圧(PEMOP)が供給される場合は、前記切換えバルブ(60)を前記第2の状態として、前記第2の油圧(PEMOP)を前記第5の油路(f1,f2)及び前記第3の油路(d1)を介して前記油圧サーボ(4)に供給すると共に、前記第6の油路(g1)に供給された前記第2の油圧(PEMOP)は前記チェックバルブ(40)により遮断され、
前記第1の油圧供給部(10)から前記第1の油圧(PL)が供給されると共に前記走行レンジ圧供給部(30)が前記出力状態であり、かつ前記切換えバルブ(60)が前記第2の状態で固着した場合には、前記第1の油圧(PL)を前記第1の油路(a1,b1〜b3)、前記第6の油路(g1)及び前記第3の油路(d1)を介して前記油圧サーボ(4)に供給することを特徴とする。
本開示に係る自動変速機(1)の油圧制御装置(2)は(例えば図1(b)参照)、前記切換えバルブ(60)は、前記第5の油路(f2)が接続される第1のポート(60d)と、前記第6の油路(g1)が接続される第2のポート(60h)と、を備えて、前記第1の状態で前記第1のポート(60d)と前記第2のポート(60h)とを遮断し、前記第2の状態で前記第1のポート(60d)と前記第2のポート(60h)とを連通し、
前記第1のポート(60d)及び前記第2のポート(60h)は、前記切換えバルブ(60)の中心軸に対する周方向に間隔を開けて配置された孔であることを特徴とする。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
本自動変速機の油圧制御装置によると、第2の油圧を油圧サーボに供給する際には第1の油路への漏れを防止すると共に、切換えバルブの第2の状態でのスティック時に第1の油圧を油圧サーボに供給する際には第1の油圧の流通を許可するフェールセーフ機能を有するチェックバルブを、油圧サーボのドレーン時にドレーン時間の遅延化を図るために遅延手段と協働するチェックバルブと共用することができる。これにより、通常モードとエコランモードとを切り換える切換えバルブのエコランモード側でのスティック対策のためのチェックバルブを他の用途と共用することで、部品点数の削減を図ることができる。
本自動変速機の油圧制御装置によると、第1のポート及び第2のポートは、切換えバルブの中心軸に対する周方向に間隔を開けて配置された孔であるので、これらのポートが全周ポートである場合に比べて漏れ量を少なくすることができる。このため、例えば、切換えバルブが第2の状態にあり、第2の油圧が第5の油路から第6の油路に連通される場合、第2の油圧の漏れ量を低減することができる。これにより、第2の油圧から第1の油路への漏れ防止のための専用のチェックバルブを設ける場合に比べて、部品点数を削減しながらもほぼ同等の漏れ防止を図ることができる。
実施の形態に係る油圧制御装置の概略図であり、(a)は概略の油圧回路図、(b)は(a)中のI−I線で切断した切換えバルブの断面図。
以下、本実施の形態の自動変速機の油圧制御装置を、図1に沿って説明する。
本実施の形態の自動変速機の油圧制御装置は、少なくとも1つの係合要素と、油圧供給源として機械式オイルポンプと電動オイルポンプとの2種のオイルポンプを有すると共に、動力伝達を行う少なくとも1つの係合要素を有する自動変速機の油圧制御装置に用いられて好適である。ここでの自動変速機としては、例えば、4つのクラッチ、2つのブレーキ、1つのワンウェイクラッチを有し、そのうち2つの係合要素の同時係合により前進8速段及び後進1速段を選択的に形成可能な多段変速機を利用できるものとする(例えば、特開2011−214644号公報参照)。尚、本実施の形態の自動変速機の油圧制御装置は、多段変速機への適用に限るものではなく、例えばベルト式無段変速機(CVT)やハイブリッド駆動装置等に対しても同様に適用可能である。
図1(a)に示すように、自動変速機1は、油圧制御装置2と、駆動源(内燃エンジン)に連結された機械式オイルポンプ3と、油圧により作動され第1クラッチC1を係脱可能な油圧サーボ4と、各部を電気的に制御する制御部(ECU)5と、を備えている。
油圧制御装置2は、バルブボディにより構成され、第1の油圧供給部10と、電磁ポンプ(第2の油圧供給部)20と、マニュアルバルブ(走行レンジ圧供給部)30と、チェックバルブ40と、アキュムレータ50と、切換えバルブ60と、リニアソレノイドバルブ(ソレノイドバルブ)SL1と、オリフィス(遅延手段)70と、を備えている。
第1の油圧供給部10は、ECU5により制御されると共に、機械式オイルポンプ3により生成される元圧をライン圧(第1の油圧)PLに調圧するプライマリレギュレータバルブ等を備え、ライン圧PLの他、モジュレータ圧Pmod等、各種の元圧を調圧して生成している。これにより、第1の油圧供給部10は、内燃エンジンの駆動時にライン圧PLを油路a1に供給するようになっている。また、油圧制御装置2は、各種の元圧に基づく油圧をそれぞれの油路に選択的に切換え、あるいは調圧するための、スプール位置が切換え、あるいは制御される不図示の潤滑リレーバルブ、循環モジュレータバルブ、ロックアップリレーバルブ、シークエンスバルブ等を備えている。ライン圧PL及びモジュレータ圧Pmod等を生成するための油圧回路構成は、一般的な自動変速機の油圧制御装置のものと同様であるので、詳細な説明は省略する。
電磁ポンプ20は、例えば不図示のオイルパンに設置されたストレーナに接続され、オン制御された際に電動により駆動されて出力状態となって電磁ポンプ圧PEMOPを生成し、該電磁ポンプ圧PEMOPを油路f1に出力し、オフ制御された際に非出力状態となって遮断するようになっている。尚、本実施の形態では、第2の油圧供給部を電動オイルポンプとし、電磁ポンプ20を適用しているが、これには限られず、他の種類の電動オイルポンプを適用してもよい。
マニュアルバルブ30は、不図示のシフトレバーの操作により移動されるスプール30pと、油路a1を介してライン圧PLが入力される入力ポート30aと、スプール30pがD(ドライブ)レンジ位置の際にライン圧PLを前進レンジ圧PD(走行レンジ圧、広義としてライン圧PL)として油路b1に供給する出力ポート30bと、スプール30pがDレンジ位置以外の際に前進レンジ圧PDや電磁ポンプ圧PEMOPを油路b7,f4を介して排出する排出ポート30cと、を備えている。即ち、マニュアルバルブ30は、ライン圧PLに基づいて走行レンジ圧を出力可能な出力状態(例えば、Dレンジ)と、所定の走行レンジでドレーン可能なドレーン状態(例えば、N(ニュートラル)レンジ)とに切換可能になっている。尚、本実施の形態では、走行レンジ圧供給部としてマニュアルバルブを適用しているが、これには限られず、例えばシフトバイワイヤー式の走行レンジ圧供給部としてもよい。
チェックバルブ40は、油路b2に連通する入力ポート40aと、油路b3に連通する出力ポート40bと、入力ポート40a及び出力ポート40bの連通及び遮断を切換可能な封止部材40pと、圧縮コイルばねから成るスプリング40sと、を備えている。ここで、スプリング40sは、入力ポート40a及び出力ポート40bを遮断するように封止部材40pに付勢すると共に、前進レンジ圧PDより低い油圧で入力ポート40a及び出力ポート40bを連通させるように設定されている。このため、入力ポート40aに前進レンジ圧PDが入力されることにより、封止部材40pはスプリング40sに抗して切り換わり、入力ポート40a及び出力ポート40bを連通し、入力ポート40aから出力ポート40bの一方向にのみ油圧を流通可能にしている。
アキュムレータ50は、可動部材50pと、該可動部材50pを押圧する圧縮コイルばねから成るスプリング50sと、可動部材50pをスプリング50sに抗して押し込んで蓄圧するための蓄圧油室50aと、を備えている。蓄圧油室50aは、油路h1を介して油路b3に接続されており、該油路h1に供給される前進レンジ圧PD又は電磁ポンプ圧PEMOPを蓄圧可能になっている。アキュムレータ50は、内燃エンジンが停止されて機械式オイルポンプ3が停止し、ライン圧PLが発生しなくなって前進レンジ圧PDが無くなる際、あるいは電磁ポンプ20が停止した際に、一定時間の間、リニアソレノイドバルブSL1に前進レンジ圧PDに相当する油圧を供給し続けるようになっている。
切換えバルブ60は、本実施の形態ではC1アプライリレーバルブであり、リニアソレノイドバルブSL1により第1の状態と第2の状態とに切換可能になっている。切換えバルブ60は、図中右半分で示す位置(第1の状態、通常モード)(以下、「右半位置」という)と図中左半分で示す位置(第2の状態、エコランモード)(以下、「左半位置」という)とを切換え自在なスプール60pと、該スプール60pを左半位置に付勢する圧縮コイルばねから成るスプリング60sと、を備えている。また、切換えバルブ60は、油路b4から前進レンジ圧PDを入力する第1の入力ポート60cと、油路f2から電磁ポンプ圧PEMOPを入力する第2の入力ポート(第1のポート)60dと、油路c1から係合圧PSL1を入力する第3の入力ポート60eと、油路f3を介して油路f1,f2,f4に連通すると共に電磁ポンプ20に連通する接続ポート60fと、を備えている。更に、切換えバルブ60は、油路b5に連通する第1の出力ポート60gと、油路g1に連通する第2の出力ポート(第2のポート)60hと、油路d1に連通する第3の出力ポート60iと、排出ポート60jと、を備えている。また、切換えバルブ60は、スプール60pを右半位置に押圧作用する方向にモジュレータ圧Pmod(広義としてライン圧PL)を入力する第1の作動油室60aと、スプール60pを左半位置に押圧作用する方向に不図示のソレノイドバルブSC2からの信号圧PSC2を入力する第2の作動油室60bと、を備えている。
そして、切換えバルブ60は、スプール60pが右半位置の第1の状態にある時は、第1の入力ポート60cと第1の出力ポート60gとが連通され、第2の入力ポート60dと第2の出力ポート60hとが遮断され、第3の入力ポート60eと第3の出力ポート60iとが連通され、接続ポート60fと排出ポート60jとが連通されるようになっている。また、切換えバルブ60は、スプール60pが左半位置の第2の状態にある時は、第1の入力ポート60cと第1の出力ポート60gとが遮断され、第2の入力ポート60dと第2の出力ポート60hと第3の出力ポート60iとが連通され、第3の入力ポート60eは遮断され、接続ポート60fと排出ポート60jとが遮断されるようになっている。即ち、後述する油路の連結関係としては、切換えバルブ60は、第1の状態では、油路b4,b5を連通し、油路c1と油路d1とを連通し、油路f2と油路g1とを遮断するようになっており、第2の状態では、油路b4,b5を遮断し、油路c1を遮断し、油路d1と油路f2と油路g1とを連通するようになっている。
図1(b)に示すように、切換えバルブ60の第1の入力ポート60cと第1の出力ポート60gとは、スプール60pの中心軸に対する周方向に間隔を開けて配置された孔により形成されると共に、中心軸方向の位置を同じにして並んで配置されている。これにより、切換えバルブ60が第2の状態にある際には、油路b4から第1の入力ポート60cに供給された前進レンジ圧PDは、スプール60pを付勢力Fで付勢してバルブボディの壁面60w(点線部)に押圧する。このため、スプール60pとバルブボディとの隙間が小さくなるので、当該部位からの作動油の漏れ量を減らすことができ、制御性を向上することができる。しかも、2つのポートが中心軸方向の位置を同じにして配置されているので、軸方向にずらして配置する場合に比べて切換えバルブ60の長さを短縮化することができる。
同様に、切換えバルブ60の第2の入力ポート60dと第2の出力ポート60hとも、スプール60pの中心軸に対する周方向に間隔を開けて配置された孔により形成されると共に、中心軸方向の位置を同じにして並んで配置されている。更に、切換えバルブ60の接続ポート60fと排出ポート60jとも、スプール60pの中心軸に対する周方向に間隔を開けて配置された孔により形成されると共に、中心軸方向の位置を同じにして並んで配置されている。いずれの場合も、上述と同様に制御性の向上と切換えバルブ60の短縮化を図ることができる。
尚、本実施の形態では、上述した第1の入力ポート60cと第1の出力ポート60g、第2の入力ポート60dと第2の出力ポート60h、接続ポート60fと排出ポート60jのいずれも孔形状としているが、これら全てのポートを孔形状にすることには限られず、これらのポートのうちの一部を孔形状として残りを全周ポートとしたり、あるいは全てのポートについて全周ポートにするようにしてもよい。
リニアソレノイドバルブSL1は、油路b6から前進レンジ圧PDが入力される入力ポートSL1aと、油路c1により第3の入力ポート60eに連通される出力ポートSL1bと、ドレーンポートSL1cとを備え、入力される前進レンジ圧PDを自在に調圧制御し、油圧サーボ4に供給するための係合圧PSL1を生成して出力ポートSL1bから油路c1に供給するようになっている。
オリフィス70は、リニアソレノイドバルブSL1の入力ポートSL1aと切換えバルブ60の第1の出力ポート60gとの間の油路b5,b6からマニュアルバルブ30の出力ポート30bまでを接続する油路e1に介在されており、油路e1での油圧の流速を遅延するようになっている。
次に、油圧制御装置2における油路について説明する。油圧制御装置2は、第1〜第6の油路を備えている。
第1の油路は、第1の油圧供給部10からマニュアルバルブ30とチェックバルブ40と切換えバルブ60とを順に介してソレノイドバルブSL1まで接続する。即ち、第1の油路は、第1の油圧供給部10からマニュアルバルブ30の入力ポート30aまで接続する油路a1と、出力ポート30bからチェックバルブ40まで接続する油路b1,b2と、チェックバルブ40から切換えバルブ60の第1の入力ポート60cまで接続する油路b3,b4と、第1の出力ポート60gからリニアソレノイドバルブSL1の入力ポートSL1aまで接続する油路b5,b6と、を備えている。
第2の油路は、リニアソレノイドバルブSL1の出力ポートSL1bから切換えバルブ60の第3の入力ポート60eまで接続する油路c1を備えている。第3の油路は、切換えバルブ60の第3の出力ポート60iから油圧サーボ4まで接続する油路d1を備えている。第4の油路は、リニアソレノイドバルブSL1と切換えバルブ60との間の油路b5,b6の分岐部から、オリフィス70を介してマニュアルバルブ30とチェックバルブ40との間の油路b1,b2の分岐部まで接続する油路e1を備えている。
第5の油路は、電磁ポンプ20から切換えバルブ60の第2の入力ポート60dまで接続する油路f1,f2を備えている。尚、油路f1,f2の分岐部には、接続ポート60fに接続される油路f3と、マニュアルバルブ30の排出ポート30cに接続される油路f4とが接続されている。第6の油路は、切換えバルブ60が第2の状態で、チェックバルブ40と切換えバルブ60との間の油路b3,b4と油路f2とを接続するために、油路b3,b4の分岐部と第2の出力ポート60hとを接続する油路g1を備えている。更に、本実施の形態では、第7の油路を備えている。この第7の油路は、チェックバルブ40と切換えバルブ60との間の油路b3,b4の分岐部とアキュムレータ50の蓄圧油室50aとを接続する油路h1を備えている。
ECU5は、内燃エンジンの駆動時には第1の油圧供給部10を作動させてライン圧PLを生成し、切換えバルブ60を第1の状態にすると共に、アキュムレータ50にライン圧PL(前進レンジ圧PD)を蓄圧するようになっている。また、ECU5は、内燃エンジンのアイドルストップ時には電磁ポンプ20を作動させて電磁ポンプ圧PEMOPを生成し、切換えバルブ60を第2の状態にすると共に、油圧サーボ4に油圧を供給しつつアキュムレータ50に電磁ポンプ圧PEMOPを蓄圧するようになっている。
次に、本実施の形態に係る自動変速機1の油圧制御装置2の動作について、詳細に説明する。
内燃エンジンが駆動している場合は、ECU5により第1の油圧供給部10からライン圧PLが油路a1を介してマニュアルバルブ30の入力ポート30aに供給され、またモジュレータ圧Pmodが切換えバルブ60の第1の作動油室60aに供給されて切換えバルブ60は第1の状態になる。
この時、マニュアルバルブ30がDレンジに位置すると、出力ポート30bから前進レンジ圧PDが供給され、油路b1,b2を介してチェックバルブ40の入力ポート40aに入力される。前進レンジ圧PDは、チェックバルブ40のスプリング40sに打ち勝って、封止部材40pを移動させ、出力ポート40bから出力される。更に、前進レンジ圧PDは、油路b3,b4を介して切換えバルブ60の第1の入力ポート60cに供給され、第1の出力ポート60gから油路b5,b6を介してリニアソレノイドバルブSL1の入力ポートSL1aに供給される。ECU5は、第1クラッチC1を係合する際は、リニアソレノイドバルブSL1を作動させ、出力ポートSL1bから係合圧を出力し、切換えバルブ60の第3の入力ポート60eから第3の出力ポート60iを介して油圧サーボ4に供給する。また、油路b3に供給された油圧の一部は、油路h1からアキュムレータ50の蓄圧油室50aに供給され、スプリング50sに抗して蓄圧油室50aに油圧が蓄圧される。
そして、マニュアルバルブ30が、Nレンジに切り換えられると、マニュアルバルブ30からの前進レンジ圧PDの出力は0になる。この時、内燃エンジンは駆動されているので、モジュレータ圧Pmodは発生しており、切換えバルブ60は第1の状態になっている。ここで、Nレンジであることに対応して第1クラッチC1を解放するために、油圧サーボ4に残存する油圧をドレーンする。この場合、油圧サーボ4からの油圧は、油路d1,c1からリニアソレノイドバルブSL1を介して油路b6,e1,b7を経てマニュアルバルブ30の排出ポート30cに入力され、ドレーンされる。油路e1にはオリフィス70が設けられているので、ドレーンの速度は遅延される。
この時、アキュムレータ50に蓄圧された油圧が放出され、油路h1から油路b3,b4に供給される。この油圧は、チェックバルブ40では遮断されるので、切換えバルブ60の第1の入力ポート60cに供給され、第1の出力ポート60gから油路b5,b6,e1に供給される。これにより、油圧サーボ4からの油圧の急激なドレーンを抑制することができるので、ドレーンしながらも第1クラッチC1を制御可能な時間を延ばすことができる。
そして、内燃エンジンのアイドルストップ時には、機械式オイルポンプ3が停止するので、ライン圧PL及びモジュレータ圧Pmod等は発生しなくなり、切換えバルブ60は第2の状態に切り換わる。ここで、通常の走行時からアイドルストップ状態に移行する際には、内燃エンジンを停止する前に、ソレノイドバルブSC2からの信号圧PSC2を切換えバルブ60の第2の作動油室60bに供給し、切換えバルブ60を第2の状態にするようにする。
ECU5は、電磁ポンプ20を作動させ、電磁ポンプ圧PEMOPを生成する。電磁ポンプ圧PEMOPは、油路f1,f2を介して第2の入力ポート60dに供給され、第3の出力ポート60iから油路d1を介して油圧サーボ4に供給され、第1クラッチC1を係合することができる。
一方、第2の入力ポート60dに供給された電磁ポンプ圧PEMOPは、第2の出力ポート60hから油路g1,b3,h1を介してアキュムレータ50の蓄圧油室50aに供給される。これにより、電磁ポンプ圧PEMOPがアキュムレータ50に蓄圧される。また、油路b3に供給された電磁ポンプ圧PEMOPは、チェックバルブ40の出力ポート40bにも供給されるが遮断される。これにより、機械式オイルポンプ3の駆動のみならず、電磁ポンプ20の駆動によってもアキュムレータ50に油圧が蓄圧されるので、例えば、エコランモード時の電磁ポンプ20による油圧サーボ4の作動時に内燃エンジンを始動するための電圧低下があっても第1クラッチC1の係合圧の低下を抑制することができる。
ここで、内燃エンジンの駆動時でマニュアルバルブ30がDレンジである際に切換えバルブ60が第2の状態でスティック(固着)してしまった場合は、前進レンジ圧PDがリニアソレノイドバルブSL1に供給されず、リニアソレノイドバルブSL1から油圧を出力しないため係合圧PSL1が油圧サーボ4に供給されなくなる。また、電磁ポンプ20は駆動されないため電磁ポンプ圧PEMOPは第2の入力ポート60dから油圧サーボ4に供給されなくなる。しかし、マニュアルバルブ30から出力された前進レンジ圧PDは油路b1,b2,b3,g1を介して第2の出力ポート60hに逆入力される。そして、前進レンジ圧PDは、第2の出力ポート60hからスプール60pに沿って第3の出力ポート60iから出力され、油圧サーボ4に供給される。また、この時、油路b3に供給された油圧の一部は、油路h1からアキュムレータ50の蓄圧油室50aに供給され、スプリング50sに抗して蓄圧油室50aに油圧が蓄圧される。
以上説明したように、本実施の形態の油圧制御装置2によれば、エコラン時に電磁ポンプ圧PEMOPを油圧サーボ4に供給する際には第1の油路への漏れを防止すると共に、切換えバルブ60の第2の状態でのスティック時に前進レンジ圧PDを油圧サーボ4に供給する際には前進レンジ圧PDの流通を許可するフェールセーフ機能を有するチェックバルブ40を、油圧サーボ4のドレーン時にドレーン時間の遅延化を図るためにオリフィス70と協働するチェックバルブ40と共用することができる。これにより、切換えバルブ60のスティック対策のためのチェックバルブ40を他の用途と共用することで、部品点数の削減を図ることができる。
また、本実施の形態の油圧制御装置2によれば、第2の入力ポート60d及び第2の出力ポート60hは、切換えバルブ60のスプール60pの中心軸に対する周方向に間隔を開けて配置された孔であるので、これらのポート60d,60hが全周ポートである場合に比べて漏れ量を少なくすることができる。このため、例えば、切換えバルブ60が第2の状態にあり、電磁ポンプ圧PEMOPが油路f2から油路g1に連通される場合、電磁ポンプ圧PEMOPの漏れ量を低減することができる。これにより、電磁ポンプ圧PEMOPから第1の油路への漏れ防止のための専用のチェックバルブを設ける場合に比べて、部品点数を削減しながらもほぼ同等の漏れ防止を図ることができる。
また、本実施の形態の油圧制御装置2によれば、切換えバルブ60の第1の入力ポート60cと第1の出力ポート60g、第2の入力ポート60dと第2の出力ポート60h、接続ポート60fと排出ポート60jのいずれも、2つのポートが中心軸方向の位置を同じにして配置されているので、軸方向にずらして配置する場合に比べて切換えバルブ60の長さを短縮化することができる。
また、本実施の形態の油圧制御装置2では、チェックバルブ40は、第1の油路b1〜b4における第6の油路h1との分岐部よりも第1の油圧供給部10側に配置されている。このため、電磁ポンプ20の駆動時に電磁ポンプ圧PEMOPをアキュムレータ50に蓄圧する際に、電磁ポンプ圧PEMOPは油路b3においてチェックバルブ40で遮断されるので、油路b3から逃げてしまう油圧が殆ど無く効果的に蓄圧することができる。
また、本実施の形態の油圧制御装置2では、電動オイルポンプは電磁ポンプ20であるようにしている。このため、第1クラッチC1の油圧サーボ4を効率よく確実に作動させることができると共に、電磁ポンプ20はモータ駆動の電動オイルポンプよりも体格が小さいため、モータ駆動の電動オイルポンプを採用する場合に比べて油圧制御装置2をコンパクトに構成することができる。
尚、上述した本実施の形態の油圧制御装置2では、油路f2と油路g1とを、切換えバルブ60が第1の状態では遮断し、第2の状態では連通するようにしたが、これには限られない。例えば、油路f3が設けられていなければ、油路f2と油路g1とを切換えバルブ60を介さずに接続するようにしてもよい。この場合、切換えバルブ60が第1の状態である場合は、前進レンジ圧PDが油路g1から油路f2に供給されるが、電磁ポンプ20及びDレンジ時のマニュアルバルブ30の排出ポート30cにより閉回路となるので、正常に動作することができる。
また、上述した本実施の形態の油圧制御装置2では、アキュムレータ50を備えた場合について説明したが、これには限定されず、アキュムレータ50を備えていなくてもよい。
1 自動変速機
2 油圧制御装置
3 機械式オイルポンプ
4 油圧サーボ
10 第1の油圧供給部
20 電磁ポンプ(第2の油圧供給部)
30 マニュアルバルブ(走行レンジ圧供給部)
40 チェックバルブ
60 切換えバルブ
60d 第2の入力ポート(第1のポート)
60h 第2の出力ポート(第2のポート)
70 オリフィス(遅延手段)
a1 第1の油路
b1〜b6 第1の油路
c1 第2の油路
d1 第3の油路
e1 第4の油路
f1,f2 第5の油路
g1 第6の油路
PD 前進レンジ圧PD(走行レンジ圧)
PEMOP 電磁ポンプ圧(第2の油圧)
PL ライン圧(第1の油圧)
PSL1 係合圧
SL1 リニアソレノイドバルブ(ソレノイドバルブ)
SL1a 入力ポート
SL1b 出力ポート

Claims (2)

  1. 機械式オイルポンプの駆動に基づいた第1の油圧を供給可能な第1の油圧供給部と、電動オイルポンプの駆動に基づいて第2の油圧を供給可能な第2の油圧供給部と、前記第1の油圧に基づいて走行レンジ圧を出力可能な出力状態と所定の走行レンジでドレーン可能なドレーン状態とに切換可能な走行レンジ圧供給部と、を備えた自動変速機の油圧制御装置において、
    動力伝達を行う係合要素を係脱する油圧サーボに前記第1の油圧に基づいて係合圧を供給可能なソレノイドバルブと、第1の状態と第2の状態とに切換可能な切換えバルブと、一方向にのみ油圧を流通可能なチェックバルブと、油圧の流速を遅延可能な遅延手段と、前記第1の油圧供給部から前記走行レンジ圧供給部と前記チェックバルブと前記切換えバルブとを順に介して前記ソレノイドバルブの入力ポートまで接続する第1の油路と、前記ソレノイドバルブの出力ポートから前記切換えバルブまで接続する第2の油路と、前記切換えバルブから前記油圧サーボまで接続する第3の油路と、前記ソレノイドバルブと前記切換えバルブとの間の前記第1の油路から分岐して前記遅延手段を介して前記走行レンジ圧供給部と前記チェックバルブとの間の前記第1の油路に接続する第4の油路と、前記第2の油圧供給部から前記切換えバルブまで接続する第5の油路と、少なくとも前記切換えバルブが前記第2の状態で前記チェックバルブと前記切換えバルブとの間の前記第1の油路と前記第5の油路とを接続する第6の油路と、を備え、
    前記切換えバルブは、前記第1の状態では、前記第1の油路を連通し、前記第2の油路と前記第3の油路とを連通し、前記第5の油路と前記第6の油路とを遮断し、前記第2の状態では、前記第1の油路を遮断し、前記第2の油路を遮断し、前記第3の油路と前記第5の油路と前記第6の油路とを連通し、
    前記第1の油圧供給部から前記第1の油圧が供給されると共に前記走行レンジ圧供給部が前記出力状態である場合は、前記切換えバルブを前記第1の状態として、前記第1の油圧を前記第1の油路を介して前記ソレノイドバルブに供給し、前記ソレノイドバルブから出力された前記係合圧を前記第2の油路及び前記第3の油路を介して前記油圧サーボに供給し、
    前記第1の油圧供給部から前記第1の油圧が供給されると共に前記走行レンジ圧供給部が前記ドレーン状態に切り換えられた場合には、前記切換えバルブを前記第1の状態として、前記油圧サーボに残存する油圧を前記第3の油路、前記第2の油路、前記第1の油路及び前記第4の油路を介して前記遅延手段により流速を遅延させながら前記走行レンジ圧供給部からドレーンし、
    前記第1の油圧供給部から前記第1の油圧が供給されず前記第2の油圧供給部から前記第2の油圧が供給される場合は、前記切換えバルブを前記第2の状態として、前記第2の油圧を前記第5の油路及び前記第3の油路を介して前記油圧サーボに供給すると共に、前記第6の油路に供給された前記第2の油圧は前記チェックバルブにより遮断され、
    前記第1の油圧供給部から前記第1の油圧が供給されると共に前記走行レンジ圧供給部が前記出力状態であり、かつ前記切換えバルブが前記第2の状態で固着した場合には、前記第1の油圧を前記第1の油路、前記第6の油路及び前記第3の油路を介して前記油圧サーボに供給する、
    ことを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
  2. 前記切換えバルブは、前記第5の油路が接続される第1のポートと、前記第6の油路が接続される第2のポートと、を備えて、前記第1の状態で前記第1のポートと前記第2のポートとを遮断し、前記第2の状態で前記第1のポートと前記第2のポートとを連通し、
    前記第1のポート及び前記第2のポートは、前記切換えバルブの中心軸に対する周方向に間隔を開けて配置された孔である、
    ことを特徴とする請求項1記載の自動変速機の油圧制御装置。
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