JP2015192868A - 走行練習具 - Google Patents
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Abstract
【課題】着用者が肘付近に装着することで、煩雑な調整をしなくても肘を曲げて腕を大きく振る走行フォームを体得できる走行練習具を提供するものである。【解決手段】着用者の前腕に取付けるための伸縮性を有する前腕装着部と、前腕装着部に固定される発音体からなる走行練習具であって、発音体は、筒状の密閉空間を有する本体と、密閉空間内に可動状態で配置される中子とからなり、かつ、発音体は前腕の長さ方向に対して30?乃至70?傾斜するように装着部の手甲側または手掌側に固定されることを特徴とする走行練習具である。【選択図】図3
Description
本発明は好ましい走行フォームを指導するための走行練習具に関し、特に走行フォームが固まる前の子供に適した走行練習具である。
子供のランニングフォームを指導する際には、肘を曲げていることと腕が振れていることが重要なポイントとなる。しかしながら子供に正しいフォームを覚えさせることは難しく、適正なランニングフォームに矯正するさまざまな用具が提供されている。例えば、特開平10−216285号公報には、練習者の身体の任意の位置の運動を検出する運動検出手段と、運動を検出したとき音または音声を発する報知手段を備えたフォーム習得装置が提案されている。
しかしながら、上記公報に記載されたフォーム習得装置は、取り付け位置の運動は検出できるものの腕が曲げられているかどうかの検出はできないものである。また、運動検出手段と報知手段を別々に設けて両者を機械的または電気的に連結する必ものであるため子供の不規則な動きで連結が切れる恐れがある。さらには、それぞれの子供に適する腕の振りの大きさに合わせて報知手段を作動させるために、コントローラーで複雑な調整をする必要がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、着用者が肘付近に装着することで、煩雑な調整をしなくても肘を曲げて腕を大きく振る走行フォームを体得できる走行練習具を提供するものである。
本発明の第一の走行練習具は、着用者の前腕に取付けるための伸縮性を有する前腕装着部と、前腕装着部に固定される発音体からなる走行練習具であって、発音体は、筒状の密閉空間を有する本体と、密閉空間内に可動状態で配置される中子とからなり、かつ、発音体は前腕の長さ方向に対して30°乃至70°傾斜するように装着部の手甲側または手掌側に固定されることを特徴としている。
本発明の第二の走行練習具は、前腕装着部と接続する位置に、上腕部に装着する上腕装着部を含み、前腕装着部と上腕装着部は、着用者の肘を屈曲させるように各々の挿通孔の中心線が平行ではないように接続していることを特徴としている。
本発明の第三の走行練習具は、少なくとも前腕装着部と接する位置に、発音体を装着部に固定するためのホルダーを有することを特徴としている。
本発明の走行練習具では、腕の長さ方向に対して発音体が30°乃至70°傾斜させたことにより、着用者が肘を曲げて大きく腕を振ると衝突音が一定のリズムで生じるので着用者は肘を曲げた状態で腕が振れているかどうかを認識することができる。また腕を大きく振るほど音が大きくなるので腕の振りの大きさも認識することができる。
また、装着部は、前腕部に装着する挿通孔を形成する前腕装着部と、上腕部に装着する挿通孔を形成する上腕装着部とを含み、前腕装着部の挿通孔と上腕装着部の挿通孔は、着用者の肘を屈曲させるように各々の挿通孔の中心線が平行ではないように、肘を挟んで接続されている。このため着用者の肘は軽く曲がるように負荷がかかり、好ましい走行フォームに誘導することができる。
さらに、前腕装着部と接する位置に発音体を装着部に固定するためのホルダーを有しており、発音体をこのホルダーに収めることで上腕の長さ方向に対する発音体の角度を安定させることができる。
上記の走行練習具においては、好ましくは、発音体の一部は、ホルダーから露出している。このため、発音体の一部から外部に伝わる衝突音はホルダーによって遮られない。これにより、衝突音がこもらないようにすることができる。
上記の走行練習具においては、好ましくは、ホルダーは、本体の側面に密着しており、かつ本体の端面に密着しない部分を有している。したがって、ホルダーが本体の側面に密着するため、本体の軸方向の固定を確保することができる。さらに、ホルダーが本体の端面に密着しない部分を有しているため、本体の端面から外部に伝わる衝突音がホルダーによって遮られることを抑制できる。
上記の走行練習具においては、好ましくは、中子は、筒状の内部空間内に本体の長さ方向に可動状態で配置されている。このため、中子が筒状の内部空間内を本体の長さ方向に可動して本体の両端部に衝突することにより衝突音を生じさせることができる。
上記の走行練習具においては、好ましくは、前腕装着部が前腕に取り付けられた着用者が肘を曲げて腕を振ると、中子が筒状の密閉空間を有する本体の両端部のいずれかに衝突することにより衝突音が生じる。このため、前腕装着部が前腕に取り付けられた着用者が肘を曲げて腕を振ることにより、着用者は衝突音を認識することができる。
上記の走行練習具においては、好ましくは、中子は、両端部のいずれかに衝突する凸状曲面を有している。このため、凸状曲面は両端部に点で当たるため、衝突音を大きくすることができる。
上記の走行練習具においては、好ましくは、本体は、両端部の先端に形成された凹部を有している。このため、ホルダーにより両端部の先端が覆われても、凹部によりホルダーとの間に距離を確保できるため、衝突音がこもることを抑制できる。
上記の走行練習具においては、好ましくは、両端部の各々の端部は、互いに異なる厚みを有している。両端部の各々の端部において発生する衝突音を異ならせることができる。
上記の走行練習具においては、好ましくは、両端部の各々の端部は、互いに異なる材料からなっている。両端部の各々の端部において発生する衝突音を異ならせたり、片方の音が出ないようにすることができる。
以上説明したように、本発明の走行練習具によれば、音により好ましい走行フォーム、特に肘の曲がりと腕の振りの大きさを認識し好ましい走行フォームを体得できる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
最初に本発明の一実施の形態の走行練習具の構成について説明する。
最初に本発明の一実施の形態の走行練習具の構成について説明する。
図1を参照して、本発明の第一の形態の走行練習具1は、着用者の前腕に取付けるための伸縮性を有する前腕装着部4と、前記前腕装着部4に固定される発音体2からなる走行練習具1である。前記前腕装着部4の寸法は、腕の長さ方向では20mm以上250mm以下とされ、腕の周長方向では100mm以上400mm以下とされ得る。また前記前腕装着部4は少なくとも一部が伸縮性を有する生地や樹脂、皮革等で形成されてもよい。また前記前腕装着部4は予め挿通孔を形成するように筒状にされていても良いし、周長方向の開口部を面ファスナー6やバックル7等でサイズ調整をしながら繋いで挿通孔を形成するようにしても良い。
図4を用いて発音体2の構造を説明する。図4aは発音体の組立図、図4bは発音体の部品図(斜視図)である。前記発音体2は、筒状の密閉空間17を有する本体15と、前記密閉空間内17に可動状態で配置される中子16とからなる。前記発音体2の外径は10mm以上50mm以下、発音体の長さは30mm以上130mm以下とされ得る。本実施例では密閉空間17は本体15の螺子を切られた蓋を締めることで設けられているが、この方法に限られず、例えば貫通孔を有する本体15の両端を板状部材で閉じてもよい。
また、前記発音体2の本体は前腕の長さ方向に対して30°乃至70°傾斜するように袋状に前期発音体を包み込んだものを縫着や接着等の手段により前腕装着部4の外側(手甲側)に固定される。このように前記発音体2を取り付けることで、着用者が肘を曲げて適切なリズムで腕を振ると衝突音が一定のリズムで生じるから、着用者は肘を曲げた状態で腕が振れているかどうかを認識することができる。また腕を大きく振るほど音が大きくなるので腕の振りの大きさも認識することができる。
図2を参照して、本発明の第二の形態の走行練習具1は、着用者の前腕に取付けるための前腕装着部4に加えて、上腕部に装着する上腕装着部3を有している。前記上腕装着部3は前記前腕装着部4の肘に近い側の内側(手掌側)と外側(手甲側)に縫着等で接続されている。前記上腕装着部3は伸縮性を有する生地や樹脂、皮革等で形成されてもよい。またその寸法は、腕の長さ方向では15mm以上300mm以下とされ、腕の周長方向では100mm以上400mm以下とされ得る。また前記上腕装着部3は予め挿通孔を形成するように筒状にされていても良いし、周長方向の開口部を面ファスナーやバックル等でサイズ調整をしながら繋いで挿通孔を形成するようにしても良い。
この例では、前記前腕装着部4と前記上腕装着部3の挿通孔は略90度となるように接続され、着用者の肘を曲げるように負荷がかかるので正しい走行フォームに誘導することができる。
また、前記発音体2の本体は前腕の長さ方向に対して30°乃至70°傾斜するように袋状に前期発音体を包み込んだものを縫着や接着等の手段により前腕装着部4の外側(手甲側)に固定される。このように前記発音体2を取り付けることで、着用者が肘を曲げて大きく腕を振ると衝突音が一定のリズムで生じるから、着用者は肘を曲げた状態で腕が振れているかどうかを認識することができる。また腕を大きく振るほど音が大きくなるので腕の振りの大きさも認識することができる。
図3を参照して、本発明の第三の形態の走行練習具1は、前腕装着部4と接する位置に発音体2を前記前腕装着部4に固定するためのホルダー5を有している。前記ホルダー5は伸縮性を有する生地や樹脂、皮革等で袋状に設けられ、袋の中心線(すなわちホルダー中心線11)と前腕中心線が30°乃至70°となるように縫着や接着等により前記前腕装着部4及び前記上腕装着部に固定されている。また、前記ホルダーの一端は伸縮性を有する生地等で開閉可能かつ閉じた状態で固定可能となるように蓋を設けている。
前記発音体2を前記ホルダー5の中に挿入し、蓋を閉じた状態で固定すれば、着用者の前腕と前記発音体2の中心線の角度を30°乃至70°に固定することができる。このように前記発音体2を取り付けることで、着用者が肘を曲げて適切なリズムで腕を振ると衝突音が一定のリズムで生じるから、着用者は肘を曲げた状態で腕が振れているかどうかを認識することができる。また腕を大きく振るほど音が大きくなるので腕の振りの大きさも認識することができる。
表1は、ホルダー5(即ち発音体中心線)の取付け角度を着用者の前腕中心線に対して変化させ、走行フォームが安定している被験者に装着して走路を走らせて発音体の音圧を測定した結果である。角度は前腕中心線に対して発音体中心線が前上方に向う方向を正としている。また音圧は、被験者に装着した音圧測定器を発音体から10cmの距離で固定した状態で測定した。この結果によれば、着用者が発音体の音を認識するためにはおおよそ70db以上あればよく、そのためには前腕中心線とホルダー中心線のなす角度が30°乃至70°が好ましいことがわかる。
次に、本発明の一実施の形態の走行練習具の変形例について説明する。上記の本発明の一実施の形態の走行練習具と同一の要素については同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
図5および図6を参照して、本発明の一実施の形態の走行練習具の変形例1の構成について説明する。本発明の一実施の形態の走行練習具の変形例1では、上記の本発明の一実施の形態の走行練習具と比べてホルダー5の構成が主に異なっている。なお、図5は、着用者の前腕に取り付けられた走行練習具を着用者の肘の上側から見た状態を示す上面図である。また、図6は、着用者の前腕に取り付けられた走行練習具を着用者の肘の外側から見た状態を示す側面図である。
ホルダー5は、本体部5aと、舌片部5bと、面ファスナー5cとを有している。本体部5aは、発音体2を収容可能な収容部SPを有している。本体部5aは、本体部5aの下端BPに設けられた開口OPを有している。開口OPは収容部SPに連通している。この開口OPから収容部SPに発音体2が挿入されている。また、本体部5aは、本体部5aの上端TPの角部に設けられた切欠きCPを有している。舌片部5bは、本体部5aの下端BPに接続されている。舌片部5bは、開口OPの一部を覆うように構成されている。舌片部5bは、本体部5aの下端BPから上端TP側に向かって折り返されている。
面ファスナー5cは、ループ部5c1と、ループ部5c1に着脱可能なフック部5c2とを有している。ループ部5c1およびフック部5c2はそれぞれ長方形状を有している。ループ部5c1は、本体部5aの外面に取り付けられている。フック部5c2は、舌片部5bの内面に取り付けられている。
舌片部5bが開口OPの一部を覆うように本体部5aの下端BPから上端TP側に向かって折り返された状態で、ループ部5cとフック部5c2とは互いに係合するように構成されている。発音体2がホルダー5の収容部SPに挿入された状態で舌片部5bが折り返されてループ部5c1とフック部5c2とが係合することにより、発音体2がホルダー5に保持されている。ホルダー5は、本体部5a、舌片部5bおよび面ファスナー5cにより、発音体2がホルダー5から抜け落ちないように発音体2を保持している。
発音体2の一部は、ホルダー5から露出している。具体的には、発音体2の一部は切欠きCPから露出している。また、発音体2の一部は開口OPと舌片部5bとの間から露出している。また、ホルダー5は、本体15の側面に密着している。ホルダー5は、本体15の端面に密着しない部分を有している。つまり、ホルダー5は本体15の端面に緩く接触している部分を有している。
また、本発明の一実施の形態の走行練習具の変形例1では、上記の本発明の一実施の形態の走行練習具と比べて面ファスナー6およびバックル7の代わりにバンド8を備えている点でも異なっている。バンド8は前腕装着部4同士を接続している。このバンド8は伸縮自在に構成されている。バンド8はたとえばゴムからなっている。このため、バンド8によって着用者の腕の大きさに合わせてサイズ調整することができる。
次に、図7を参照して、本発明の一実施の形態の走行練習具の変形例2の構成について説明する。本発明の一実施の形態の走行練習具の変形例2では、上記の本発明の一実施の形態の走行練習具と比べて発音体2の構成が異なっている。なお、図7では、説明の便宜のため、中子16については断面ではなく側面が示されている。
本体15は、蓋部材15aと、貫通部材15bとを有している。蓋部材15aは本体15の両端に設けられている。蓋部材15aは、挿入部IPと、フランジ部FPと、凹部HPと、凸部PPとを有している。貫通部材15bは、貫通孔THと、端面FSとを有している。貫通部材15bの貫通孔THを規定する内周面は曲面に形成されている。この内周面の断面形状は円である。つまり、貫通部材15bは円筒形状を有している。端面FSは円筒形状の軸方向の両端に形成されている。
蓋部材15aの挿入部IPは、貫通部材15bの貫通孔THに挿入されている。蓋部材15aのフランジ部FPは、挿入部IPが貫通孔THに挿入された状態で、貫通部材15bの端面FSに係止されている。蓋部材15aの凹部HPは本体15の軸方向に凹んでいる。凹部HPは本体15の径方向の中央に形成されている。
凸部PPは本体15の軸方向にフランジ部FPから突出している。凸部PPは本体15の径方向において凹部HPの外側に配置されている。凸部PPは本体15の径方向において外側に向かって高さが低くなる湾曲部PBを有している。凸部PPは複数形成されている。複数の凸部PPはそれぞれ本体15の周方向に間隔をあけて形成されている。複数の凸部PPはそれぞれ本体15の周方向に等間隔で配置されている。
貫通部材15bの両端は蓋部材15aで封止されている。貫通部材15bの貫通孔THに蓋部材15aの挿入部IPが挿入された状態で、蓋部材15aは貫通部材15bに接着剤により接着されている。貫通部材15bは、たとえば押し出し成型により形成されている。内部空間17の直径Aは、直径Aが小さすぎると衝突音が小さくなり、直径Aが大きすぎると重くなりすぎるため、たとえば5mm以上30mm以下が好ましい。内部空間17の長さBは、短すぎると中子16の移動が少ないため衝突音が大きくならず、長すぎると疾走動作の邪魔になるため、たとえば20mm以上150mm以下が好ましい。
中子16は球状に形成されている。中子16は、たとえばステンレスからなっている。また、中子16は、鉄、アルミニウム、樹脂、ガラスなどからなっていてもよい。中子16は、大きすぎると重くなりかけっこ運動を阻害し、小さすぎると衝突音が小さくなり着用者にフィードバックできないため、たとえば直径15mmに形成されている。同様の観点から中子16は、たとえば直径3mm以上30mm以下に形成されていることが好ましい。
中子16は、筒状の内部空間17内に本体15の長さ方向に可動状態で配置されている。中子16は、筒状の内部空間17に沿って移動する。中子16と内部空間17の直径方向の側面との間隔は合計でたとえば1mmである。
前腕装着部4が前腕に取り付けられた着用者が肘を曲げて腕を振ると、中子16が筒状の密閉空間17を有する本体15の両端部のいずれかに衝突することにより衝突音が生じる。中子16は本体15の両端部の各々に交互に衝突する。これにより、中子16が本体15の両端部の各々に衝突する毎に衝突音が生じる。中子16は、両端部のいずれかに衝突する凸状曲面を有している。
本体15は、両端部の先端に形成された凹部HPを有している。本体15の両端部の各々の端部は、互いに異なる厚みを有していてもよい。また、本体15の両端部の各々の端部は、互いに異なる材料からなっていてもよい。また、中子16は円柱状に形成されていてもよい。さらに、中子16は、側面が円柱状に形成されており、端面が凸状曲面に形成されていてもよい。
次に、本発明の一実施の形態の走行練習具の変形例の作用効果について説明する。
本発明の一実施の形態の走行練習具の変形例1によれば、発音体2の一部は、ホルダー5から露出している。このため、発音体2の一部から外部に伝わる衝突音はホルダー5によって遮られない。これにより、衝突音がこもらないようにすることができる。
本発明の一実施の形態の走行練習具の変形例1によれば、発音体2の一部は、ホルダー5から露出している。このため、発音体2の一部から外部に伝わる衝突音はホルダー5によって遮られない。これにより、衝突音がこもらないようにすることができる。
また、本発明の一実施の形態の走行練習具の変形例1によれば、ホルダー5は、本体15の側面に密着しており、かつ本体15の端面に密着しない部分を有している。したがって、ホルダー5が本体15の側面に密着するため、本体15の軸方向の固定を確保することができる。さらに、ホルダー5が本体15の端面に密着しない部分を有しているため、本体15の端面から外部に伝わる衝突音がホルダー5によって遮られることを抑制できる。
本発明の一実地の形態の走行練習具の変形例2によれば、中子16は、筒状の内部空間17内に本体15の長さ方向に可動状態で配置されている。このため、中子16が筒状の内部空間17内を本体15の長さ方向に可動して本体15の両端部に衝突することにより衝突音を生じさせることができる。
また、本発明の一実地の形態の走行連取具の変形例2によれば、前腕装着部4が前腕に取り付けられた着用者が肘を曲げて腕を振ると、中子16が筒状の密閉空間17を有する本体15の両端部のいずれかに衝突することにより衝突音が生じる。このため、前腕装着部4が前腕に取り付けられた着用者が肘を曲げて腕を振ることにより、着用者は衝突音を認識することができる。
また、本発明の一実地の形態の走行連取具の変形例2によれば、中子16は、両端部のいずれかに衝突する凸状曲面を有している。このため、凸状曲面は両端部に点で当たるため、衝突音を大きくすることができる。
また、本発明の一実地の形態の走行連取具の変形例2によれば、本体15は、両端部の先端に形成された凹部HPを有している。このため、ホルダー5により両端部の先端が覆われても、凹部HPによりホルダー5との間に距離を確保できるため、衝突音がこもることを抑制できる。
また、本発明の一実地の形態の走行連取具の変形例2によれば、両端部の各々の端部は、互いに異なる厚みを有していてもよい。このため、両端部の各々の端部において発生する衝突音を異ならせることができる。
また、本発明の一実地の形態の走行連取具の変形例2によれば、両端部の各々の端部は、互いに異なる材料からなっていてもよい。このため、両端部の各々の端部において発生する衝突音を異ならせたり、片方の音が出ないようにすることができる。
なお、走行練習具は着用者の両腕に装着されてもよい。これにより、衝突音をリズム良く鳴らすことにより左右のバランスの崩れも認識することができる。
本発明は、走行フォームを体得させる練習具として適用が可能である。
1 走行練習具、2 発音体、3 上腕装着部、4 前腕装着部、5 ホルダー、6 面ファスナー、7 バックル、10 前腕中心線、11 ホルダー中心線、12 上腕中心線、15 本体、16 中子。
Claims (12)
- 着用者の前腕に取付けるための伸縮性を有する前腕装着部と、
前記前腕装着部に固定される発音体からなる走行練習具であって、
前記発音体は、筒状の密閉空間を有する本体と、前記密閉空間内に可動状態で配置される中子とからなり、
かつ、前記発音体は前腕の長さ方向に対して30°乃至70°傾斜するように前記前腕装着部の手甲側または手掌側に固定されることを特徴とする走行練習具。 - さらに、前記前腕装着部と接続する位置に、上腕部に装着する上腕装着部を含み、
前記前腕装着部と前記上腕装着部は、前記着用者の肘を屈曲させるように各々の挿通孔の中心線が平行ではないように接続していることを特徴とする請求項1の走行練習具。 - 少なくとも前記前腕装着部と接する位置に、前記発音体を前記前腕装着部に固定するためのホルダーを有することを特徴とする、請求項1または請求項2の走行練習具。
- 前腕装着部と、上腕装着部と、前記前腕装着部と前記上腕装着部に接するように設けられたホルダーと、前記ホルダーに挿入される発音体とからなる走行練習具であって、
前記前腕装着部が形成する挿通部と前記上腕装着部が形成する挿通部は、前記着用者の肘を屈曲させるように各々の挿通孔の中心線が交差するように接続されており、
前記ホルダーは、前腕の長さ方向に対して30°乃至70°傾斜するように配置され、
前記発音体は、円筒状の密閉空間を有する本体と、前記密閉空間内に可動状態で配置される中子とからなることを特徴とする走行練習具。 - 前記発音体の一部は、前記ホルダーから露出している、請求項3または4に記載の走行練習具。
- 前記ホルダーは、前記本体の側面に密着しており、かつ前記本体の端面に密着しない部分を有している、請求項3〜5の少なくともいずれか1項に記載の走行練習具。
- 前記中子は、前記筒状の内部空間内に前記本体の長さ方向に可動状態で配置されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の走行練習具。
- 前記前腕装着部が前記前腕に取り付けられた前記着用者が肘を曲げて腕を振ると、前記中子が前記筒状の密閉空間を有する前記本体の両端部のいずれかに衝突することにより衝突音が生じる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の走行練習具。
- 前記中子は、前記両端部のいずれかに衝突する凸状曲面を有している、請求項8に記載の走行練習具。
- 前記本体は、前記両端部の先端に形成された凹部を有している、請求項8または9に記載の走行練習具。
- 前記両端部の各々の端部は、互いに異なる厚みを有している、請求項8〜10のいずれか1項に記載の走行練習具。
- 前記両端部の各々の端部は、互いに異なる材料からなっている、請求項8〜11のいずれか1項に記載の走行練習具。
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JP2014058402 | 2014-03-20 | ||
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