JP2013042968A - 咀嚼回数計 - Google Patents

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健 青木
Mitsuyoshi Kaseda
光義 加世田
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Abstract

【課題】本発明は、咀嚼回数を計測するために外耳道の動きをイヤーチップで受けて測定する咀嚼回数計に関するものである。
【解決手段】咀嚼回数計1は、ハウジング2に設けられて外方へ突出する可撓性及び弾性を有するイヤーチップ3と、該イヤーチップ3と対峙した離間位置でハウジング2に支持された振動センサ4と、前記イヤーチップ3に一方が係止され他方が自由端となって振動センサ4の感知面4aに衝合する伝導部材10とからなって、イヤーチップ3に加わった振動を伝動部材10を介して振動センサ4に伝達して、咀嚼回数を計測することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、咀嚼回数を計測するために外耳道の動きをイヤーチップで受けて測定する咀嚼回数計に関するものである。
食物をよく咬むこと、即ち、咀嚼回数を多くすることは一般的に健康を保つだけでなく、生活習慣病の予防にも効果があり、また脳の各種働きを活性化し、美容や健康だけでなく認知症の予防にも効果があると言われており、咀嚼回数をカウントするための咀嚼計が種々知られている。
咀嚼回数を計測する方法としては、例えば、咀嚼に際して発生する音をマイクロフォンで検出して回数を検出する方法があるが、マイクロフォンの性能によっては咀嚼以外の周囲の音声なども収集してしまう虞れがあり、簡便なマイクロフォンで咀嚼音だけを選別することはできず正確な計測は困難であった。
そこで、頬の咬筋や顎の動きを検出するために人の頬に貼り付ける張力検出センサや筋電圧検出センサを用いたもの、人の外聴道に挿着する圧力センサを用いたものが知られているが、いずれも構造が複雑であったり、弱い動きに対してはカウントできず正確な回数の測定が難しく、また廉価に提供できない欠点があり、家庭向けとして普及しにくいという問題点がある。
特開2010−154985公報 特開2003−339675公報
そこで、測定位置を一定にするためにイヤーチップを用い、外耳道に装着したイヤーチップに伝わる咀嚼時の咬筋や顎の振動を伝動部材を介して検知センサに伝えることで咀嚼回数を計測することができる簡単で廉価な咀嚼回数計を提供することを課題とする。
この発明は上記課題を解決するために、請求項1の発明では、
ハウジングに設けられて外方へ突出する可撓性及び弾性を有するイヤーチップと、
該イヤーチップと対峙した離間位置でハウジングに支持された振動センサと、
前記イヤーチップに一方が係止され他方が自由端となって振動センサの感知面に衝合する伝導部材とからなって、
イヤーチップに加わった振動を伝動部材を介して振動センサに伝達して、咀嚼回数を計測することを特徴とする。
請求項2の発明では、
前記伝動部材が、1枚のプレートを曲成したもので、イヤーチップの内部に係止される支持片部と、該支持片部に連設された弾性を有する曲成部と、該曲成部に連設されて振動センサ側へ伸びる延出片部と、該延出片部の先端で振動センサと衝合する衝合片部とからなっていることを特徴とする。
請求項3の発明では、
前記曲成部が、略山形状に曲成された1つの突部形状からなっていることを特徴とする。
請求項4の発明では、
前記衝合片部が、延出片部の中途位置から2つに分岐されると共に先端が振動センサの感知面と面接触するように折り曲げられていることを特徴とする。
伝動部材は、一方がイヤーチップに係止され、自由端の他方が常に振動センサの感知面に接しているので、イヤーチップに振動が伝わると伝動部材が連動し、正確に振動を検知することができる。
また、伝動部材は一枚のプレートを曲成した構造からなるので、信頼性が高くまたイヤーチップに係止するだけなので組立作業が容易であり、更に廉価に提供することができる。
実施例1の咀嚼回数計の断面図である。 同イヤーチップと伝動部材と振動センサの関係を示す要部断面図である。 伝動部材の側面図である。 伝動部材の平面図である。 実施例2の咀嚼回数計の断面図である。 実施例3の咀嚼回数計のイヤーチップの拡大正面図である。
ハウジング外または可能な限りハウジング側端部に近い位置からイメージを入力するという目的を、最小の部品点数で、光学系構成部品の厚みを損なわずに実現した。
図1は、咀嚼回数計1の模式図であって、ハウジング2と、該ハウジング2の上部に取り付けられたイヤーチップ(ピース)3と、ハウジング2内に設けられた振動センサ4及び該振動センサ4に接続されたカウンター回路5と、前記イヤーチップ3と振動センサ4の間に設けられた伝動部材10とからなっている。
[イヤーチップ]
イヤーチップ3は、円柱上もしくは円錐状のスポンジ、ウレタンフォームや砲弾型、もしくはくらげ型のシリコン、ラバー材質などの柔軟性及び弾性を有する構造からなっており、使用時に外耳道の入口側に隙間無く挿入される公知の構造からなっている。
このイヤーチップ3は、貫通孔が形成されているものでもよいし、表面が塞がった中空構造のもの、伝動部材10を内蔵した無垢のものでもよい。
図示例のイヤーチップ3は、中空構造からなっており、頂部近傍の内周面に中心側へ向かって隆起する環状の隆起部3aが一体に形成されており、伝動部材10の先端を係止するようになっている。
[伝動部材]
伝動部材10は、1枚のプレートを曲成したもので、図3及び図4に示すようにイヤーチップ3に係止する支持片部11と、該支持片部11弾性を付加する曲成部13と、延出片部14と、自由端からなって振動センサ4と衝合する衝合片部15とからなっている。
[支持片部]
支持片部11は、横方向に延びる矩形状からなっており、その左右両端縁部がイヤーチップ3の内壁、図示例では隆起部3aの端部から先方に向かって差し込まれる(図1及び図2参照)。
ここで隆起部3aには予め切り込みを入れておいて前記支持片部11の両端縁部11aを挿入するようにしてもよいが、切り込みを入れずに前記支持片部11の両端縁部11aを強く差し込んでもよい。
[抜け止め部]
この支持片部11の両端縁部11aの後方には、延出方向に直線状の切断線を形成して、外方へ斜めに切り起こした抜け止め部12を形成することが好ましい。
これにより、前記支持片部11の両端縁部11aが隆起部3aに差し込まれた際に抜け止め部12が引抜き方向への動きに対して抵抗となり、支持片部11を強固にイヤーチップ3と一体の隆起部3aに係止することができる。
[曲成部]
支持片部11に連設される曲成部13は、支持片部11と同一中心線上でより幅狭に延び、略山形状に曲成された突部形状からなっている。
本実施例では、曲成部13は1つの突部からなっているが、波形状に連続する形状であってもよい。
この曲成部13は支持片部11に伝達された動きを緩衝すると共に、連接された延出片部14に動きを伝達する。
[延出片部]
延出片部14は、前記曲成部13と同一中心線上にあって、曲成部13より幅広で前記支持片部11と同じ横幅に設定されている。
延出片部14を設けることで、その長さに比例して、前記曲成部13を介して伝達された支持片部11の動きを大きく増幅することができる。
[衝合片部]
前記延出片部14の先端側に、振動センサ4の扁平な感知面4aと接触する衝合片部15が形成されている。
衝合片部15は、延出片部14の先端側を中心線に沿って切欠いて二股に分岐し、その分岐した先端を折り曲げて振動センサ4の感知面4aと面接触するように感知面4aと同一角度に形成されている。
伝動部材10は上記構成からなっているので、まず、使用者は外耳道にイヤーチップ3を挿入しておく。
その後、使用者が食物等を噛むと、それに伴う咬筋や顎の動きでイヤーチップ3が僅かに変形する。
上記変形はイヤーチップ3と一体に連動する伝動部材10支持片部11に伝達され、曲成部13によって支持片部11からの動きは緩衝し、延出片部14には反発力として伝達する。
延出片部14の先端の衝合片部15は、振動センサ4の感知面4a上を摺動するので、振動センサ4は上記摺動を検知して、カウンター回路5に送り、カウンター回路5にてカウントを行う。
ここで振動センサ4は、前記感知面4a上の摺動を検知して検知信号を発信する構造であれば公知のセンサを用いることができる。
これにより1噛みを1回とカウントすることで、該カウントを積算し、外部表示部6に表示する。
カウントの表示方法としては、例えば外部表示部6のケースにリセットボタンを設ける等して、1口毎の噛み数、1回の食事毎の噛み数、1日の合計噛み数など、適宜計算方法を用いることができる。
図5には実施例2の咀嚼回数計1を示す。
この咀嚼回数計1では、ハウジング2の上部にイヤーチップ3を設け、下方に離間した位置に、頬と接触する補助チップ7を設けている。
前記イヤーチップ3及びこれに設けられた伝動部材10と振動センサ4とは前記実施例1と同一構造からなっているので説明を省略する。
補助チップ7は、表面が塞がった中空構造からなっておりイヤーチップ3の形状に準じている。
そして、該補助チップ7の頂部近傍の内周面に中心側へ向かって隆起する環状の隆起部71が一体に形成されており、伝動部材10’の先端を係止するようになっている。
伝動部材10’の構造はイヤーチップ3に設けられた伝動部材10と同一の構造からなっており、前記振動センサ4と同一構造の補助振動センサ4’の感知面4a’と接している。
そして、補助振動センサ4’の検知信号は、前記カウンター回路5に入力される。
これにより、カウンター回路5では、イヤーチップ3で検出された振動と、補助チップ7で検出された振動とを同時に入力することにより、双方の検知信号が一致した場合だけをカウントする判定手段を設ける。
判定手段では、振動センサ4または補助振動センサ4’の双方から検知信号がほぼ同時に入力された場合にカウントし、いずれか一方だけの検知信号しか入力しない場合はノイズとしてカウントしないように判定する。
あるいは、逆に、いずれか一方のセンサだけで検知された場合もカウントするようにして、測定洩れを防ぐようにしてもよい。
上記実施例では、イヤーチップ3は、噛み数検出用としてのみ用いられるが、例えば、図6に示すように、イヤーチップ3を二分し、一方に伝動部材10を取付け、他方にはイヤホン用の振動板などのドライバーユニットを取り付けるようにしてもよい。
これにより、咀嚼回数計1を通常のイヤホンとしても用いることができるので、例えば、噛むピッチをガイドする音をドライバーユニットから流すことで、使用者は音を聞きながらリズミカルに噛み、噛んだ回数は、前記実施例と同様に伝動部材10を介して同時にカウントすることができる。
振動板などのドライバーユニットと伝導部材10とは隔壁によって分離されており、音声が流れても伝動部材10が影響を受けることがない。
両者の仕切りとして制振部材を間に設けてもよい。
この発明は上記実施例に限定されず、要するに、この発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
1 咀嚼回数計
2 ハウジング
3 イヤーチップ
3a 隆起部
4 振動センサ
4a 感知面
5 カウンター回路
6 外部表示部
10 伝動部材
11 支持片部
11a 両端縁部
12 抜け止め部
13 曲成部
14 延出片部
15 衝合片部

Claims (4)

  1. ハウジングに設けられて外方へ突出する可撓性及び弾性を有するイヤーチップと、
    該イヤーチップと対峙した離間位置でハウジングに支持された振動センサと、
    前記イヤーチップに一方が係止され他方が自由端となって振動センサの感知面に衝合する伝導部材とからなって、
    イヤーチップに加わった振動を伝動部材を介して振動センサに伝達して、咀嚼回数を計測することを特徴とした咀嚼回数計。
  2. 伝動部材が、1枚のプレートを曲成したもので、イヤーチップの内部に係止される支持片部と、該支持片部に連設された弾性を有する曲成部と、該曲成部に連設されて振動センサ側へ伸びる延出片部と、該延出片部の先端で振動センサと衝合する衝合片部とからなっていることを特徴とする請求項1に記載の咀嚼回数計。
  3. 曲成部が、略山形状に曲成された1つの突部形状からなっていることを特徴とする請求項2に記載の咀嚼回数計。
  4. 衝合片部が、延出片部の中途位置から2つに分岐されると共に先端が振動センサの感知面と面接触するように折り曲げられていることを特徴とする請求項2に記載の咀嚼回数計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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