JP2015192237A - 伝送装置、伝送システム、伝送方法及び伝送プログラム - Google Patents

伝送装置、伝送システム、伝送方法及び伝送プログラム Download PDF

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浩 深谷
茂夫 半田
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茂夫 半田
俊之 坂本
Toshiyuki Sakamoto
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Abstract

【課題】物理帯域の有効活用が図れる伝送装置等を提供する。【解決手段】ノードは、同一ポートに入力するmp2mp信号及びp2p信号の優先度に応じて、優先度が高い方の信号に当該ポートの使用帯域を割り当てる信号処理部を有する。ノードは、自ポート又は自ポートの出力先がmp2mp信号を予備信号として廃棄処理するか否かを判定する判定部を有する。ノードは、自ポート又は出力先がmp2mp信号を予備信号として廃棄処理すると判定された場合に、mp2mp信号の優先度よりも高くなるように、自ポートに入力するp2p信号の優先度を変更する制御部を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、伝送装置、伝送システム、伝送方法及び伝送プログラムに関する。
例えば、広帯域イーサネット(登録商標)等の通信網では、物理パスを複数の信号で共用化し、多種多様なサービスを提供している。サービスには、冗長パスを用いた帯域保証サービスや、信号ロスを許容するベストエフォートサービス等がある。また、通信方式には、mp2mp(multi points to multi points)信号等のマルチキャスト方式やブロードキャスト方式、p2p(peer to peer)信号等のユニキャスト方式がある。
近年、通信網では、ユニキャスト方式に比較してブロードキャスト方式やマルチキャスト方式での信号配信が増加している。ブロードキャスト方式やマルチキャスト方式での信号配信では、冗長パスでの使用帯域の有効活用が望まれている。
複数のパスを冗長化した通信網では、信号の重複受信(ループ)を回避するスパニングツリープロトコル(xstp(spanning tree protocol))が採用されている。そして、通信網内の冗長パス上の伝送装置には、予備ポート(Alternated Port)が設定されると、運用信号を冗長化した予備信号を予備ポートで廃棄する機能がある。
特開2006−49963号公報
しかしながら、伝送装置では、廃棄対象の予備信号と他のサービスの信号とが同一ポートで競合した場合に、予備信号が廃棄されるにもかかわらず、その予備信号にポートの使用帯域が割り当てられて他のサービスの信号伝送が阻害されてしまう。その結果、物理帯域の有効活用が図れていないのが実情である。
一つの側面では、物理帯域の有効活用が図れる伝送装置等を提供することを目的とする。
一つの案は、割当部と、判定部と、制御部とを有する。割当部は、自装置内の同一ポートに入力する第1の信号及び第2の信号の優先度に応じて、前記優先度が高い方の信号に当該ポートの帯域を割り当てる。判定部は、前記自装置内の自ポート又は自ポートの出力先が前記第1の信号を冗長構成の予備に使用するか否かを判定する。制御部は、前記判定部にて前記自ポート又は前記出力先が前記第1の信号を前記予備に使用すると判定された場合に、前記第1の信号の優先度よりも高くなるように、前記自ポートに入力する前記第2の信号の優先度を変更する。
物理帯域の有効活用が図れる。
図1は、本実施例の伝送システムの各ノードの一例を示す説明図である。 図2は、本実施例の伝送システムの一例を示す説明図である。 図3は、優先度テーブルの一例を示す説明図である。 図4は、各ノードのポートの状態遷移図である。 図5は、同一ポート競合時の伝送システムの一例を示す説明図である。 図6は、同一ポート競合時のポート使用帯域の各信号の割当構成の一例を示す説明図である。 図7は、優先度設定処理実行前の伝送システムの動作の一例(相手先ノード側のポートがAlternatedポートの場合)を示す説明図である。 図8は、優先度設定処理実行後の伝送システムの動作の一例(相手先ノード側のポートがAlternatedポートの場合)を示す説明図である。 図9は、優先度設定処理実行前の伝送システムの動作の一例(自ポートがAlternatedポートの場合)を示す説明図である。 図10は、優先度設定処理実行後の伝送システムの動作の一例(自ポートがAlternatedポートの場合)を示す説明図である。 図11は、優先度設定処理に関わるノードの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図12は、優先度設定処理に関わるノードの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図13は、伝送プログラムを実行する伝送装置の一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する伝送装置、伝送システム、伝送方法及び伝送プログラムの実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
図1は、本実施例の伝送システムの各ノードの一例を示す説明図、図2は、本実施例の伝送システムの一例を示す説明図である。図1に示す伝送システム1は、複数のノード2同士を光回線3で接続して構成する。尚、説明の便宜上、図2に示すように伝送システム1内のノード2を4台とし、第1のノード2A、第2のノード2B、第3のノード2C及び第4のノード2Dとする。各ノード2は、複数のインタフェースユニット(以下、IFユニットと称する)11と、スイッチユニット(以下、SWユニットと称する)12と、管理ユニット13とを有する。各IFユニット11は、光回線3と接続する入出力のポートに相当し、光モジュール21と、ネットワークプロセッサ(以下、NWプロセッサと称する)22と、トラフィック管理部23と、ローカル記憶部24と、CPU25とを有する。尚、ノード2は、複数のIFユニット11を有し、例えば、IFユニット11が2個の場合、第1のIFユニット11A及び第2のIFユニット11Bとする。また、例えば、IFユニット11が4個の場合、第1のIFユニット11A、第2のIFユニット11B、第3のIFユニット11C及び第4のIFユニット11Dとする。尚、ノード2内のIFユニット11の個数は適宜変更可能である。
光モジュール21は、光回線3からの光信号を電気信号に変換すると共に、電気信号を光信号に変換して光回線3に出力する光電変換部である。NWプロセッサ22は、電気信号のフレーム構成、例えば、VLAN(Virtual Local Area Network)情報のタグ変換等の信号処理や、電気信号に対するポリシングやシェイピング処理等の信号処理を実行する。
NWプロセッサ22は、優先度制御部22Aと、割当部である信号処理部22Bとを有する。優先度制御部22Aは、自ポートが複数の信号で競合する場合、各信号の優先度を比較する。尚、優先度は、自ポートの使用帯域に優先的に割り当てるべき信号の優先度に相当し、例えば、最上位の優先度を“A”とし、A→B→C→D→E→F→G→Hの順に徐々に優先度が低くなる。信号処理部22Bは、自ポートに入力する各信号の優先度の比較結果に基づき、自ポートに入力する信号に対して信号処理を実行する。優先度制御部22Aは、例えば、自ポートに入力するmp2mp信号の優先度が“C”、p2p信号の優先度が“F”の場合、各信号の優先度を比較する。信号処理部22Bは、mp2mp信号の優先度がp2p信号の優先度よりも高い場合、mp2mp信号に自ポートの使用帯域を優先的に割り当て、更に、自ポートの余剰の使用帯域にp2p信号を割り当てる。その結果、信号処理部22Bは、mp2mp信号を優先的に出力する。また、信号処理部22Bは、例えば、自ポートのポートロール/ポート状態がAlternated/Discardの場合、自ポートに入力するmp2mp信号を廃棄する。
トラフィック管理部23は、帯域制御部23Aを有する。帯域制御部23Aは信号処理部22Bで付加された優先処理情報を参照し出力帯域制御を行う。CPU25は、IFユニット11全体を制御する。更に、CPU25は、他のノード2との間で制御信号であるBPDU(Bridge Protocol Data unit)信号を終端する。ローカル記憶部24は、IFユニット11で使用する、例えば、ローカルソフトウェア等の各種情報を記憶する領域である。
SWユニット12は、IFユニット11同士で信号フロー毎に信号パスを切替えるユニットである。SWユニット12は、パケットSW31と、ローカル記憶部32と、CPU33とを有する。パケットSW31は、IFユニット11同士で信号フロー毎に信号パスを切替える。ローカル記憶部32は、SWユニット12で使用する、例えばローカルソフトウェア等の各種情報を記憶する領域である。CPU33は、SWユニット12全体を制御する。
管理ユニット13は、ノード2全体を制御するユニットに相当し、L2SW41と、記憶部42と、システムCPU43とを有する。L2SW41は、各IFユニット11内のCPU25やSWユニット12内のCPU33と通信するためのスイッチである。記憶部42は、例えば、システムソフトウェア等の各種情報を記憶する領域である。各種情報には、優先度テーブル44を有する。図3は、優先度テーブル44の一例を示す説明図である。
図3に示す優先度テーブル44は、各サービスの信号毎に使用パスを管理し、アドレス44Aと、入力ポート44Bと、出力ポート44Cと、優先度44Dとを対応付けて管理している。アドレス44Aは、優先度テーブル44内の記憶領域を識別する情報である。入力ポート44Bは、使用パスの入力ポートのIFユニット11を識別する情報である。出力ポート44Cは、使用パスの出力ポートのIFユニット11を識別する情報である。優先度44Dは、使用パスを通過する信号の優先度である。
CPU43は、監視部43Aと、判定部43Bと、制御部43Cとを有する。監視部43Aは、各IFユニット11内のNWプロセッサ22を通じて各ノード2のBPDU信号を用いて、各ノード2内のIFユニット11相当のポートのポートロールやポート状態等の状態情報を収集する。
判定部43Bは、状態情報の収集結果に基づき、自ポート又は自ポートの出力先のポートロール/ポート状態を確認し、自ポート又は出力先がmp2mp信号を予備信号として廃棄処理するか否かを判定する。判定部43Bは、自ポートがAlternated/Discardの場合、自ポートがmp2mp信号を予備信号として廃棄処理すると判定する。また、判定部43Bは、自ポートに対応する出力先である相手先ノード2内の入力ポートがAlternated/Discardの場合、出力先がmp2mp信号を予備信号として廃棄処理すると判定する。制御部43Cは、自ポート又は出力先がmp2mp信号を予備信号として廃棄処理すると判定された場合、mp2mp信号及びp2p信号の使用パスを図示せぬテーブルから検索する。制御部43Cは、検索された使用パスのmp2mp信号及びp2p信号の優先度を優先度テーブル44から収集する。制御部43Cは、p2p信号の優先度とmp2mp信号の優先度とを比較し、mp2mp信号の優先度よりも高くなるように自ポートに入力するp2p信号の優先度を変更する。
制御部43Cは、出力先がmp2mp信号を予備信号として廃棄処理すると判定し、例えば、p2p信号の優先度が“F”、mp2mp信号の優先度が“D”の場合、p2p信号の優先度を“F”→“C”に変更する。そして、制御部43Cは、p2p信号及びmp2mp信号の予備信号が入力する自ポート前段の入力ポートであるIFユニット11の優先度制御部22Aに対してp2p信号の優先度を“F”→“C”に変更する変更要求を出力する。尚、説明の便宜上、図8に示すように、例えば、自ポートを第3のノード2Cの第4のIFユニット11Dとした場合、自ポート前段の入力ポートは、第3のノード2C内の第3のIFユニット11Cである。更に、制御部43Cは、p2p信号及びmp2mp信号の予備信号が入力する自ポートであるIFユニット11の優先度制御部22Aに対して、使用帯域の割当後にp2p信号の優先度を“C”→“F”の変更前に戻す回復要求を出力する。自ポート前段のIFユニット11内の優先度制御部22Aは、変更要求を検出すると、p2p信号の優先度を“F”→“C”に変更する。そして、自ポート前段のIFユニット11内の信号処理部22Bは、p2p信号の優先度を変更し、SWユニット12経由で“C”のp2p信号を自ポートであるIFユニット11に入力する。
自ポートのIFユニット11内の信号処理部22Bは、mp2mp信号の予備信号及びp2p信号を入力し、p2p信号の優先度がmp2mp信号の優先度よりも高くなるため、p2p信号に自ポートの使用帯域を優先的に割り当てる。そして、自ポートのIFユニット11内の信号処理部22Bは、p2p信号に自ポートの使用帯域を優先的に割り当てた後、p2p信号を優先的に出力する。また、p2p信号を優先的に出力する際、信号処理部22Bは、回復要求を検出しているため、出力するp2p信号の優先度を“C”から変更前の“F”に戻し、優先度“F”のp2p信号を対向ノード2に出力する。つまり、p2p信号に自ポートの使用帯域を優先的に割り当てた後、p2p信号の優先度を変更前の優先度に戻すことで、出力先の対向ノード2への優先度変更の影響を防止できる。
また、制御部43Cは、出力先が自ノード2内の自ポートに対応する出力ポートに相当し、出力先がmp2mp信号を予備信号として廃棄処理すると判定する。制御部43Cは、出力先がmp2mp信号を予備信号として廃棄処理すると判定され、例えば、p2p信号の優先度が“F”、mp2mp信号の優先度が“D”の場合、p2p信号の優先度を“F”→“C”に変更する。制御部43Cは、p2p信号及びmp2mp信号の予備信号が入力する自ポートのIFユニット11の優先度制御部22Aに対してp2p信号の優先度を“F”→“C”に変更する変更要求を出力する。尚、説明の便宜上、図10に示すように、例えば、自ポートを第2ノード2Bの第4のIFユニット11Dとした場合、自ポートに対応する出力ポートは第2のノード2Bの第3のIFユニット11Cに相当する。更に、制御部43Cは、p2p信号及び予備信号が入力する自ポートのIFユニット11内の優先度制御部22Aに対してp2p信号の優先度を“C”→“F”の変更前に戻す回復要求を出力する。
自ポートのIFユニット11内の優先度制御部22Aは、変更要求を検出すると、p2p信号の優先度を“F”→“C”に変更する。そして、自ポートのIFユニット11内の信号処理部22Bは、p2p信号の優先度を変更し、SWユニット12経由で“C”のp2p信号を出力ポートのIFユニット11に入力する。
出力ポートのIFユニット11内の信号処理部22Bは、mp2mp信号の予備信号及びp2p信号を入力し、p2p信号の優先度がmp2mp信号の優先度よりも高いため、p2p信号に出力ポートの使用帯域を優先的に割り当てる。そして、出力ポートのIFユニット11内の信号処理部22Bは、p2p信号に使用帯域を優先的に割り当てた後、p2p信号を優先的に出力する。また、p2p信号を優先的に出力する際、信号処理部22Bは、回復要求を検出しているため、使用帯域をp2p信号に優先的に割当てた後、出力するp2p信号の優先度を“C”から変更前の“F”に戻し、優先度“F”のp2p信号を相手先ノード2に出力する。つまり、p2p信号に自ポートの使用帯域を優先的に割り当てた後、p2p信号の優先度を変更前の優先度に戻すことで相手先ノード2に対する優先度変更の影響を防止できる。
図2に示す伝送システム1では、例えば、第1のノード2AをRootノードとし、第1のノード2Aから第4のノード2Dに対してmp2mp信号を配信するものとする。mp2mp信号配信時の運用パスは、第1のノード2A→第2のノード2B→第4のノード2Dとする。この際、第1のノード2A→第2のノード2Bの運用パス上の第1のノード2A側のポートロール/ポート状態はDesignated/Forward、第2のノード2B側のポートロール/ポート状態はRoot/Forwardとなる。第2のノード2B→第4のノード2Dの運用パス上の第2のノード2B側のポートロール/ポート状態はDesignated/Forward、第4のノード2D側のポートロール/ポート状態はRoot/Forwardとなる。
また、mp2mp信号配信時の予備パスは、第1のノード2A→第3のノード2C→第4のノード2Dの第1の予備パスと、第1のノード2A→第3のノード2C→第2のノード2B→第4のノード2Dの第2の予備パスとを有する。第1のノード2A→第3のノード2Cの第1の予備パス上の第1のノード2A側のポートロール/ポート状態はDesignated/Forward、第3のノード2C側のポートロール/ポート状態はRoot/Forwardとなる。更に、第3のノード2C→第4のノード2Dの第1の予備パス上の第3のノード2C側のポートロール/ポート状態は、Designated/Forward、第4のノード2D側のポートロール/ポート状態は、Alternated/Discardとなる。尚、第4のノード2Dは、運用パス上の第1のノード2Aからのmp2mp信号の重複受信を回避するため、第3のノード2Cからの予備信号を廃棄すべく、Alternated/Discardに設定している。
また、第1のノード2A→第3のノード2Cの第2の予備パス上の第1のノード2A側のポートロール/ポート状態は、Designated/Forward、第3のノード2C側のポートロール/ポート状態は、Root/Forwardとなる。更に、第3のノード2C→第2のノード2Bの第2の予備パス上の第3のノード2C側のポートロール/ポート状態は、Designated/Forward、第2のノード2B側のポートロール/ポート状態は、Alternated/Discardとなる。尚、第2のノード2Bは、運用パス上の第1のノード2Aからのmp2mp信号の重複受信を回避するため、第3のノード3Cからの予備信号を廃棄すべく、Alternated/Discardに設定している。
つまり、図2に示す伝送システム1では、第1のノード2Aから第4のノード2Dへのmp2mp信号配信に運用パスを使用し、運用パスに障害が生じた場合、運用パスを第1の予備パス又は第2の予備パスに切り替える。第1のノード2Aは、例えば、切替後の第1の予備パス経由でmp2mp信号を第4のノード2Dに配信する。この際、第1の予備パス上の第4のノード2Dは、Alternated/Discardに設定しているため、第3のノード2Cからのmp2mp信号の予備信号を廃棄する。また、第2の予備パス上の第3のノード2Cは、Alternated/Discardに設定しているため、第2のノード2Bからのmp2mp信号の予備信号を廃棄する。
図4は、各ノード2のポートの状態遷移図である。各ノード2内のポートに相当するIFユニット11のポートロールは、Designated、Root、Alternated及びDisableの4種類である。Designatedは、運用パス又は予備パスで使用するポート、Rootは、Rootノードからの信号に使用するポート、Alternatedは、予備パスで受信した予備信号を廃棄するポート、Disableは、閉鎖中のポートに相当する。ポート状態は、例えば、Forward及びDiscardの2種類ある。Forwardは、信号を転送するポート状態、Discardは、信号を廃棄するポート状態である。
Designated、Root及びAlternatedのポートは、パス上の障害を検出すると、Disable/Discardに遷移する(ステップS61)。Disable/Discardのポートは、パス上の障害復旧を検出すると、Designated/Forward(Discard)に遷移する(ステップS62)。Root/Forward(Discard)のポートは、相手先ノード2からBPDU信号断を検出すると、Designated/Forward(Discard)に遷移する(ステップS63)。Alternated/Forward(Discard)のポートは、相手先ノード2からBPDU信号断を検出すると、Designated/Forward(Discard)に遷移する(ステップS64)。Designated/Forward(Discard)のポートは、相手先ノード2とのBPDU信号のProposalに応じてAlternated又はRoot/Forward(Discard)に遷移する(ステップS65)。Alternated/Forward(Discard)のポートは、BPDU信号のProposalに応じてDesignated又はRoot/Forward(Discard)に遷移する(ステップS65)。Root/Forward(Discard)のポートは、BPDU信号のProposalに応じてDesignated又はAlternated/Forward(Discard)に遷移する(ステップS65)。
図5は、同一ポート競合時の伝送システム1の一例を示す説明図である。図5に示すp2p信号の配信は、例えば、第3のノード2C→第2のノード2Bのパスを使用するものとする。尚、説明の便宜上、mp2mp信号の運用パス、第1の予備パス及び第2の予備パスは、図2に示す伝送システム1の設定と同一とする。また、mp2mp信号の優先度を“D”、p2p信号の優先度を“F”とする。
各ノード2の各IFユニット11では、自ポートで複数の信号が競合した場合、各信号の優先度を収集し、各信号の優先度を比較する。IFユニット11は、優先度の比較結果に基づいて、優先度が上位の信号に自ポートの使用帯域を優先的に割り当てるシェイピング処理を実行する。
図5に示す伝送システム1のp2p信号の配信に使用する第3のノード2CのポートXは、mp2mp信号の第2の予備パスにも使用しているため、p2p信号及びmp2mp信号の配信に競合している。第3のノード2Cは、ポートXでp2p信号及びmp2mp信号が競合し、mp2mp信号の優先度がp2p信号の優先度よりも高くても、mp2mp信号が第2の予備パス上の第2のノード2B側で廃棄対象となる。従って、第3のノード2Cは、p2p信号の優先度をmp2mp信号の優先度よりも高くなるように変更する。その結果、第3のノード2Cは、p2p信号にポートXの使用帯域を優先的に割り当て第3のノード2C→第2のノード2Bのパス上でp2p信号を優先的に出力する。
図6は、同一ポート競合時のポート使用帯域の各信号の割当構成の一例を示す説明図である。図6の(A)に示す第3のノード2CのポートXでは、mp2mp信号の優先度が“D”、p2p信号の優先度が“F”のため、mp2mp信号に使用帯域を優先的に割り当て、余剰の使用帯域にp2p信号を割り当てる。しかしながら、第3のノード2CのポートXは、mp2mp信号が予備信号で第2の予備パス上の第2のノード2B側で廃棄することになるため、p2p信号の優先度を“F”→“C”に変更する。その結果、図6の(B)に示す第3のノード2CのポートXでは、p2p信号の優先度“C”がmp2mp信号の優先度よりも高くなるため、p2p信号に使用帯域を優先的に割り当て、余剰の使用帯域にmp2mp信号を割り当てる。その結果、p2p信号が廃棄対象のmp2mp信号に阻害されることなく伝送できる。
次に本実施例の伝送システム1の動作について説明する。図7は、優先度設定処理実行前の伝送システム1の動作の一例(相手先ノード2のポートがAlternatedポートの場合)を示す説明図である。図8は、優先度設定処理実行後の伝送システム1の動作の一例(相手先ノード2のポートがAlternatedポートの場合)を示す説明図である。尚、図7及び図8の伝送システム1は、説明の便宜上、第3のノード2C→第2のノード2Bのパスにp2p信号を使用し、図2に示すようにmp2mp信号の運用パス、第1の予備パス及び第2の予備パスを使用しているものとする。更に、mp2mp信号の優先度を“D”、p2p信号の優先度を“F”とする。そして、第3のノード2Cの第4のIFユニット11Dは、p2p信号及びmp2mp信号の予備信号が競合している。
第2のノード2Bの管理ユニット13内のシステムCPU43内の監視部43Aは、第3のノード2Cの管理ユニット13内のシステムCPU43との間のBPDU通信で状態情報を取得する。第3のノード2CのシステムCPU43内の判定部43Bは、第2のノード2B内の第3のIFユニット11Cのポートロール及びポート状態がAlternated/Discardと判断する。
第3のノード2Cの判定部43Bは、相手ポートがAlternated/Discardの場合、相手ポートがmp2mp信号を予備信号として廃棄処理すると判定する。第3のノード2Cの制御部43Cは、相手ポートがmp2mp信号の予備信号として廃棄処理すると判定された場合、p2p信号の優先度がmp2mp信号の優先度よりも高くなるように“F”→“C”に変更する変更要求を自ポートの入力段である第3のIFユニット11Cの優先度制御部22Aに出力する。
図8に示す第3のノード2C内の第3のIFユニット11C内のNWプロセッサ22は、変更要求を検出すると、入力したp2p信号の優先度を“F”→“C”に変更する。第3のノード2C内の第4のIFユニット11Dは、第3のIFユニット11Cからのp2p信号と、第2のIFユニット11Bからのmp2mp信号との優先度を比較する。第4のIFユニット11Dは、p2p信号の優先度“C”とmp2mp信号の優先度“D”とを比較し、p2p信号に自ポートの使用帯域を優先的に割り当てる。そして、第4のIFユニット11Dは、p2p信号に自ポートの使用帯域を優先的に割り当てた後、p2p信号の優先度を変更前の優先度に戻して対向側である第2のノード2Bの第3のIFユニット11Cに出力する。その結果、自ポートがp2p信号及びmp2mp信号の予備信号で競合した場合でも、mp2mp信号によるp2p信号の伝送阻害を防止できる。
図9は、優先度設定処理実行前の伝送システム1の動作の一例(自ポートがAlternatedポートの場合)を示す説明図、図10は、優先度設定処理実行後の伝送システム1の動作の一例(自ポートがAlternatedポートの場合)を示す説明図である。尚、図9及び図10の伝送システム1は、説明の便宜上、第2のノード2B→第3のノード2Cのパスにp2p信号を使用し、mp2mp信号の運用パスとして、第4のノード2C→第2のノード2B→第1のノード2Aを使用する。また、第1の予備パスとして第4のノード2D→第3のノード2C→第1のノード2Aを使用し、第2の予備パスとして第4のノード2D→第2のノード2B→第3のノード2C→第1のノード2Aを使用する。更に、mp2mp信号の優先度を“D”、p2p信号の優先度を“F”とする。そして、第2のノード2Bの第3のIFユニット11Cは、p2p信号及びmp2mp信号の予備信号が競合している。
第2のノード2Bの管理ユニット13内のシステムCPU43内の監視部43Aは、自ノード内のIFユニット11の状態を監視する。第2のノード2BのシステムCPU43内の判定部43Bは、自ノードである第3のIFユニット11Cのポートロール及びポート状態を確認し、Alternated/Discardと判断する。
第2のノード2Bの判定部43Bは、自ポートがAlternated/Discardの場合、出力ポートがmp2mp信号を予備信号として廃棄処理すると判定する。第2のノード2Bの制御部43Cは、自ポートがmp2mp信号の予備信号として廃棄処理すると判定した場合、p2p信号の優先度をmp2mp信号の優先度よりも高くなるように“F”→“C”に変更する変更要求を自ポートの入力段である第4のIFユニット11Dの優先度制御部22Aに出力する。
図10に示す第2のノード2B内の第4のIFユニット11D内のNWプロセッサ22は、変更要求を検出すると、入力したp2p信号の優先度を“F”→“C”に変更する。第2のノード2B内の第3のIFユニット11Cは、第4のIFユニット11Dからのp2p信号と、第5のIFユニット11Eからのmp2mp信号との優先度を比較する。第3のIFユニット11Cは、p2p信号の優先度“C”とmp2mp信号の優先度“D”とを比較し、p2p信号に自ポートの使用帯域を優先的に割り当てる。そして、第3のIFユニット11Cは、p2p信号に自ポートの使用帯域を優先的に割り当てた後、p2p信号の優先度を変更前の優先度に戻して第3のノード2Cの第4のIFユニット11Dに出力する。その結果、自ポートがp2p信号及びmp2mp信号の予備信号で競合した場合でも、mp2mp信号によるp2p信号の伝送阻害を防止できる。
図11及び図12は、優先度設定処理に関わるノード2の処理動作の一例を示すフローチャートである。優先度設定処理は、p2p信号及びmp2mp信号が同一ポートで競合し、自ポート及び自ポートの出力先がmp2mp信号を予備信号として廃棄処理する場合に、p2p信号の優先度をmp2mp信号の優先度よりも高く設定する処理である。
図11においてノード2のシステムCPU43内の監視部43Aは、他のノード2との間でBPDU信号を送受信したか否かを判定する(ステップS11)。監視部43Aは、BPDU信号を送受信した場合(ステップS11肯定)、自ノード2がRootノードであるか否かを判定する(ステップS12)。
監視部43Aは、自ノード2がRootノードでない場合(ステップS12否定)、自ノード2側のポートロールを確認する(ステップS13)。判定部43Bは、自ノード2側のポートロールの確認結果として自ポートがDesignatedの場合(ステップS14)、相手先ノード2からAgreementを受信したか否かを判定する(ステップS15)。監視部43Aは、相手先ノード2からAgreementを受信した場合(ステップS15肯定)、相手先ノード2側のポートロールを確認する(ステップS16)。
判定部43Bは、相手先ノード2側のポートロールの確認結果として相手先ポートがAlternatedの場合(ステップS17)、自ポートロール:相手先ポートロールがDesignated:Alternatedと判断する(ステップS18)。そして、判定部43Bは、Designated:Alternatedと判断し、図12に示すM1に移行する。
図12に示すM1においてシステムCPU43内の制御部43Cは、p2p信号のパスを検索し(ステップS31)、検索されたp2p信号のパス上を通過するp2p信号の優先度を優先度テーブル44から取得する(ステップS32)。更に、制御部43Cは、mp2mp信号のパス上を通過するmp2mp信号の優先度を優先度テーブル44から取得する(ステップS33)。
制御部43Cは、p2p信号の優先度がmp2mp信号の優先度未満であるか否かを判定する(ステップS34)。制御部43Cは、p2p信号の優先度がmp2mp信号の優先度未満の場合(ステップS34肯定)、p2p信号の優先度をmp2mp信号の優先度よりも高く設定し(ステップS35)、図11に示すM2に移行する。その結果、IFユニット11は、p2p信号及びmp2mp信号の予備信号が競合した場合、p2p信号の優先度をmp2mp信号の優先度よりも高く設定したので、使用帯域にp2p信号を優先的に割り当てる。更に、余剰の使用帯域がある場合、その余剰の使用帯域にmp2mp信号を割り当てる。
また、制御部43Cは、p2p信号の優先度がmp2mp信号の優先度未満でない場合(ステップS34否定)、優先度を変更することなく、図11に示すM2に移行する。その結果、IFユニット11は、p2p信号及びmp2mp信号の予備信号の優先度を比較し、優先度の高い方の信号に使用帯域を優先的に割り当てる。
また、図11において判定部43Bは、ステップS13の自ノード2のポートロールの確認結果として自ポートがAlternatedの場合(ステップS19)、図11に示すM1に移行する。図11において監視部43Aは、BPDU信号を送受信しなかった場合(ステップS11否定)、又は、自ノードがRootノードの場合(ステップS12肯定)、ステップS11に移行する。
また、監視部43Aは、ステップS13の自ノード2のポートロール確認結果として自ポートがRootの場合(ステップS20)、p2p信号のパス上のp2p信号の優先度を設定し(ステップS21)、優先度を変更することなく、ステップS11に移行する。
また、監視部43Aは、相手先ノード2からAgreementを受信しなかった場合(ステップS15否定)、TCNのBPDU信号を転送されたか否かを判定する(ステップS22)。監視部43Aは、TCNのBPDU信号を送信する場合(ステップS22肯定)、BPDU信号を送信し(ステップS23)、優先度を変更することなく、ステップS11に移行する。監視部43Aは、TCNのBPDUを転送されない場合(ステップS22否定)、優先度を変更することなく、ステップS11に移行する。
監視部43Aは、ステップS16の相手先ノード2のポートロールの確認結果として相手先ポートがRootの場合(ステップS24)、自ノード2のポートロール:相手先ノード2のポートロールがDesignated:Rootと判断する(ステップS25)。制御部43Cは、p2p信号の優先度を設定し(ステップS26)、優先度を変更することなく、ステップS11に移行する。
優先度設定処理のノード2は、p2p信号及びmp2mp信号が同一ポートで競合し、相手先ノード2のポートがmp2mp信号の予備信号を廃棄処理する場合、p2p信号の優先度をmp2mp信号の優先度よりも高く設定する。ノード2は、p2p信号にポートの使用帯域を優先的に割り当てる。その結果、p2p信号が優先的に出力されるため、廃棄対象のmp2mp信号の予備信号によるp2p信号の伝送阻害を防止できる。そして、物理帯域の有効活用が図れる。
ノード2は、p2p信号及びmp2mp信号が同一ポートで競合し、自ポートがmp2mp信号の予備信号を廃棄処理する場合、p2p信号の優先度をmp2mp信号の優先度よりも高く設定する。ノード2は、p2p信号にポートの使用帯域を優先的に割り当てる。その結果、p2p信号が優先的に出力されるため、廃棄対象のmp2mp信号の予備信号によるp2p信号の伝送阻害を防止できる。そして、物理帯域の有効活用が図れる。
上記実施例のノード2は、自ポートでmp2mp信号及びp2p信号が競合し、自ポートがmp2mp信号を冗長構成の予備信号として廃棄処理する場合に、mp2mp信号の優先度よりも高くなるように自ポートに入力するp2p信号の優先度を変更する。その結果、p2p信号の優先度を高くすることで、廃棄対象のmp2mp信号によるp2p信号の伝送阻害を防止し、物理帯域の有効活用が図れる。
ノード2は、自ポートでmp2mp信号及びp2p信号が競合し、自ポートの出力先がmp2mp信号を予備信号として廃棄処理する場合に、mp2mp信号の優先度よりも高くなるように自ポートに入力するp2p信号の優先度を変更する。その結果、p2p信号の優先度を高くすることで、廃棄対象のmp2mp信号によるp2p信号の伝送阻害を防止し、物理帯域の有効活用が図れる。
ノード2は、mp2mp信号及びp2p信号が自ポートに入力する前段のIFユニット11でp2p信号の優先度を変更し、p2p信号を自ポートの使用帯域に優先的に割り当てる。その結果、mp2mp信号と競合する自ポートに入力する前段のIFユニット11でp2p信号の優先度を変更するため、優先度変更の影響を最小限に抑えることができる。
ノード2は、p2p信号の優先度を変更し、mp2mp信号及びp2p信号に自ポートの使用帯域を割り当てた後、p2p信号の優先度を変更前の優先度に戻して出力する。その結果、相手先ノード2側での優先度変更による影響を防止できる。
ノード2は、相手先ノード2か相手先ノードのポートの状態を示す状態情報をBPDU信号で収集し、相手先ポートの状態情報がAlternated/Discardの場合に、相手先ポートがmp2mp信号を予備信号として廃棄処理すると判定する。その結果、ノード2は、BPDU信号を使用して相手先ノード2のポート状態を簡単に認識できる。
尚、上記実施例では、mp2mp信号及びp2p信号を同一ポートで競合した場合を例示したが、同一ポートでmp2mp信号を廃棄するか否かに関係なく、mp2mp信号が予備信号の場合にはp2p信号の優先度を変更するようにしても良い。
また、上記実施例では、マルチキャスト方式の冗長構成のmp2mp信号を例示したが、冗長構成を有するブロードキャスト方式の信号にも適用可能である。
また、上記実施例では、自ポートでp2p信号及びmp2mp信号が競合し、自ポート又は自ポートの出力先でmp2mp信号を予備信号として廃棄処理する場合にp2p信号の優先度を変更する。しかしながら、p2p信号のユニキャスト方式の信号に限定されるものではなく、マルチキャスト方式又はブロードキャスト方式の信号にも適用可能である。例えば、自ポートでマルチキャスト方式の第1の信号(運用信号)及び第2の信号(予備信号)が競合し、自ポートが第2の信号を廃棄処理する場合に、運用信号である第1の信号の優先度を変更するようにしても良い。
上記実施例では、p2p信号がmp2mp信号の優先度よりも高くなるように、p2p2信号の優先度を変更するようにしたが、p2p信号がmp2mp信号の優先度よりも高くなるようにmp2mp信号の優先度を変更しても良い。しかしながら、mp2mp信号は、マルチキャスト方式であるため、優先度を変更した場合には、その影響は他のノード2に及ぶため、p2p信号の優先度を変更する方が望ましい。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムを伝送装置内のCPU等のプロセッサで実行させることによって実現できる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行する伝送装置の一例を説明する。図13は、伝送プログラムを実行する伝送装置の一例を示す説明図である。
図13に示す伝送プログラムを実行する伝送装置100は、通信インタフェース110と、HDD120と、ROM130と、RAM140と、CPU150とを有する。更に、通信インタフェース110、HDD120、ROM130、RAM140及びCPU150は、バス160を介して接続される。
そして、ROM130には、上記実施例と同様の機能を発揮する伝送プログラムが予め記憶されている。ROM130は、伝送プログラムとして割当プログラム130A、判定プログラム130B及び制御プログラム130Cが記憶されている。尚、ROM130ではなく、図示せぬドライブで読取可能な記録媒体に伝送プログラムが記録されていても良い。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でも良い。
そして、CPU150は、割当プログラム130AをROM130から読み出して割当プロセス150Aとして機能する。更に、CPU150は、判定プログラム130BをROM130から読み出して判定プロセス150Bとして機能する。更に、CPU150は、制御プログラム130CをROM130から読み出して制御プロセス150Cとして機能する。
CPU150は、自装置内の同一ポートに入力する第1の信号及び第2の信号の優先度に応じて、前記優先度が高い方の信号に当該ポートの帯域を割り当てる。CPU150は、自装置内の自ポート又は自ポートの出力先が前記第1の信号を冗長構成の予備に使用するか否かを判定する。CPU150は、自ポート又は出力先が前記第1の信号を前記予備に使用すると判定された場合に、前記第1の信号の優先度よりも高くなるように、前記自ポートに入力する前記第2の信号の優先度を変更する。その結果、物理帯域の有効活用が図れる。
1 伝送システム
2 ノード
11 IFユニット
22B 信号処理部
43A 監視部
43B 判定部
43C 制御部

Claims (8)

  1. 自装置内の同一ポートに入力する第1の信号及び第2の信号の優先度に応じて、前記優先度が高い方の信号に当該ポートの帯域を割り当てる割当部と、
    前記自装置内の自ポート又は自ポートの出力先が前記第1の信号を冗長構成の予備に使用するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部にて前記自ポート又は前記出力先が前記第1の信号を前記予備に使用すると判定された場合に、前記第1の信号の優先度よりも高くなるように、前記自ポートに入力する前記第2の信号の優先度を変更する制御部と
    を有することを特徴とする伝送装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1の信号及び前記第2の信号が前記自ポートに入力する前段で前記第2の信号の優先度を変更し、
    前記割当部は、
    前記変更後の優先度に応じて前記第1の信号及び前記第2の信号に前記自ポートの前記帯域を割り当てる
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第2の信号の優先度を変更し、前記割当部で前記変更後の優先度に応じて前記第1の信号及び前記第2の信号に当該自ポートの前記帯域を割り当てた後、前記第2の信号の優先度を変更前の優先度に戻し、当該第2の信号を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の伝送装置。
  4. 前記出力先が前記自ポートに対向する相手先伝送装置のポートであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の伝送装置。
  5. 前記判定部は、
    前記相手先伝送装置から当該相手先伝送装置のポートの状態を示す状態情報を収集し、前記状態情報に基づき、前記相手先伝送装置側の前記ポートが前記第1の信号の前記予備に使用するか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の伝送装置。
  6. 複数の伝送装置を有し、複数の伝送装置との間で第1の信号及び第2の信号を伝送する伝送システムであって、
    各伝送装置は、
    自装置内の同一ポートに入力する第1の信号及び第2の信号の優先度に応じて、前記優先度が高い方の信号に当該ポートの帯域を割り当てる割当部と、
    前記自装置内の自ポート又は自ポートの出力先が前記第1の信号を冗長構成の予備に使用するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部にて前記自ポート又は前記出力先が前記第1の信号を前記予備に使用すると判定された場合に、前記第1の信号の優先度よりも高くなるように、前記自ポートに入力する前記第2の信号の優先度を変更する制御部と
    を有することを特徴とする伝送システム。
  7. 自装置内の同一ポートに入力する第1の信号及び第2の信号の優先度に応じて、前記優先度が高い方の信号に当該ポートの帯域を割り当て、
    前記自装置内の自ポート又は自ポートの出力先が前記第1の信号を冗長構成の予備に使用するか否かを判定し、
    前記自ポート又は前記出力先が前記第1の信号を前記予備に使用すると判定された場合に、前記第1の信号の優先度よりも高くなるように、前記自ポートに入力する前記第2の信号の優先度を変更する
    処理を実行することを特徴とする伝送方法。
  8. 伝送装置に、
    自装置内の同一ポートに入力する第1の信号及び第2の信号の優先度に応じて、前記優先度が高い方の信号に当該ポートの帯域を割り当て、
    前記自装置内の自ポート又は自ポートの出力先が前記第1の信号を冗長構成の予備に使用するか否かを判定し、
    前記自ポート又は前記出力先が前記第1の信号を前記予備に使用すると判定された場合に、前記第1の信号の優先度よりも高くなるように、前記自ポートに入力する前記第2の信号の優先度を変更する
    処理を実行させることを特徴とする伝送プログラム。
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