JP2015191742A - 光照射ユニット及び光照射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立て及び設置が容易な、ライン状の照射光を出射する光照射ユニット、及びそれを用いた光照射装置を提供すること。【解決手段】光照射ユニットが、基板と、基板上に第1方向に沿って所定間隔毎に並べて配置されたN個の光源と、各光源の光路上に配置されたN個のレンズと、各レンズの第1面側の縁部周辺を支持すると共にN個のレンズを収容するレンズ収容部と、各レンズの第2面上にそれぞれ突出し該第2面側の縁部周辺を弾性的に押圧し、各レンズをレンズ収容部に付勢する第1及び第2舌片部をN組有するレンズ押圧部と、を備え、レンズ収容部は、各レンズを回転可能に支持し、各レンズの第2面側には、少なくとも第1方向と直交する第2方向に正の屈折力を有する凸面が形成されており、第1及び第2舌片部の少なくとも一方の先端は、各レンズの第2面の第1方向の表面形状に応じた形状を有する。【選択図】図7

Description

この発明は、ライン状の光を照射する光照射ユニットと、それを用いた光照射装置に関する。
従来、オフセット枚葉印刷用のインキとして、紫外光の照射により硬化する紫外線硬化型インキが用いられている。また、液晶パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネル等、FPD(Flat Panel Display)回りの接着剤として、紫外線硬化樹脂が用いられている。このような紫外線硬化型インキや紫外線硬化樹脂の硬化には、一般に、紫外光を照射する紫外光照射装置が用いられるが、特にオフセット枚葉印刷やFPDの用途においては、幅広の照射領域を照射する必要があるため、ライン状の照射光を照射する紫外光照射装置が用いられる。
紫外光照射装置としては、従来から高圧水銀ランプや水銀キセノンランプ等を光源とするランプ型照射装置が知られているが、近年、消費電力の削減、長寿命化、装置サイズのコンパクト化の要請から、従来の放電ランプに替えて、LED(Light Emitting Diode)を光源として利用した紫外光照射装置が開発されている。このような紫外光照射装置は、例えば特許文献1、2に記載されている。
特許文献1に記載の紫外光照射装置(ライン光照明装置)は、帯状のプリント配線基板に複数のLEDパッケージを1列に搭載してなる発光ユニットと、発光ユニットの上部に設けられた長尺のロッドレンズとを備えており、LEDパッケージから出射される紫外光をロッドレンズによってライン状に集光することで、ライン状の照明光を得ている。
特許文献2に記載の紫外光照射装置(照射モジュール)は、LEDと、LEDの光路中に配設されたシリンドリカルレンズと、を有する本体ユニットを複数備えている。各本体ユニットは、LEDから出射される紫外光をシリンドリカルレンズによってライン状に集光するように構成されており、複数の本体ユニットを所定間隔で一列に並べることによって、紫外光照射装置からは長いライン状の照明光が出射される。
特開2013−143350号公報 特開2013−210422号公報
特許文献1に記載の紫外光照射装置によれば、LEDパッケージの数及びロッドレンズの長さに応じたライン状の照明光が得られる。しかしながら、オフセット枚葉印刷においては様々なサイズの用紙が用いられ、またFPDにおいては様々なサイズのものが存在するため、要求される照明光の長さも様々であり、要求される仕様に応じてLEDパッケージの数及びロッドレンズの長さを変更し、その都度、最適な設計をし直さなければならないといった問題がある。
また、特許文献1に記載の構成のように、一本の長尺のロッドレンズやシリンドリカルレンズを用いる場合、要求される仕様に応じた専用の金型を製作しなければならないため、ロッドレンズやシリンドリカルレンズは極めて高価なものとなる。また、ロッドレンズやシリンドリカルレンズの長さが長くなればなるほど、折れ易くなるため、ハンドリングや組立作業工程が複雑になるといった問題も発生する。
かかる問題は、特許文献2に記載の紫外光照射装置のように、複数の本体ユニットから出射される紫外光を一列に繋ぎ合わせる構成とすることで解消することが可能となる。しかしながら、特許文献2に記載の構成の場合、各本体ユニットから出射される紫外光が一列に並ぶように各本体ユニットのアライメント調整が必要となる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、組み立て及び設置が容易な、ライン状の照射光を出射する光照射ユニット、及びそれを用いた光照射装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の光照射ユニットは、照射面上に、第1方向に延び、かつ、第1方向と直交する第2方向に所定の線幅を有するライン状の光を照射する光照射ユニットであって、基板と、第1方向及び第2方向と直交する第3方向に光軸の向きを揃えて、基板上に第1方向に沿って所定間隔毎に並べて配置されたN個(Nは、2以上の整数)の光源と、第3方向から見たときに円形の形状を有し、各光源の光路上に配置されたN個のレンズと、各レンズの第1面側の縁部周辺を支持すると共に、N個のレンズを収容するレンズ収容部と、各レンズを第2方向から挟むように各レンズの第2面上にそれぞれ突出し、該第2面側の縁部周辺を弾性的に押圧し、各レンズをレンズ収容部に付勢する第1及び第2舌片部をN組有するレンズ押圧部と、を備え、レンズ収容部は、各レンズを第1方向及び第2方向によって規定される平面上で回転可能に支持し、各レンズの第2面側には、少なくとも第2方向に正の屈折力を有する凸面が形成されており、第1及び第2舌片部の少なくとも一方の先端は、各レンズの第2面の第1方向の表面形状に応じた形状を有する。
このような構成によれば、複数のレンズの固定と位置決めを一度に行うことが可能となるため、組み立て及び設置が容易な光照射ユニットが提供される。
また、各レンズの第2面は、シリンドリカル面であり、第1及び第2舌片部の少なくとも一方の先端は、シリンドリカル面に線接触する第1方向に平行な直線部を有することができる。また、この場合、直線部が、第1方向に沿って複数に分かれて形成されてもよい。また、第1及び第2舌片部の少なくとも他方は、第3方向にそれぞれ独立して可動し、シリンドリカル面に点接触する複数の先端部を有することができる。このような構成によれば、シリンドリカル面の焦線を同一直線状に容易に揃えることが可能となる。
また、各レンズの第2面は、シリンドリカル面であり、第1及び第2舌片部の少なくとも一方は、第3方向に一体的に可動し、シリンドリカル面に点接触する複数の先端部を有し、該複数の先端部を結ぶ仮想直線が第1方向に平行となるように構成することができる。
また、各レンズの第2面は、トロイダル面であり、第1及び第2舌片部の少なくとも一方の先端は、トロイダル面が嵌まり込む切欠部を有することができる。このような構成によれば、トロイダル面の向きを同一直線状に容易に揃えることが可能となる。
また、各レンズの第1面は、凹面、凸面又は平面のいずれかであることが望ましい。
また、光源が、少なくとも1つ以上のLED(Light Emitting Diode)素子より構成されていることが望ましい。
また、光が、紫外線硬化型樹脂に作用する波長を含む光であることが望ましい。
また、別の観点からは、本発明の光照射装置は、上述したいずれかの光照射ユニットを複数備え、複数の光照射ユニットが、所定の基準平面上に矩形枠状に並べて配置されることによって構成される。
以上のように、本発明によれば、組み立て及び設置が容易な、ライン状の照射光を出射する光照射ユニット、及びそれを用いた光照射装置が実現される。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るUV照射ユニットの外観斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係るUV照射ユニットの平面図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係るUV照射ユニットを図2のA−A線で切断した断面図である。 図4は、本発明の第1の実施形態に係るUV照射ユニットを用いたUV照射装置の平面図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係るUV照射ユニットのシリンドリカルレンズ収容部の平面図である。 図6は、本発明の第1の実施形態に係るUV照射ユニットのシリンドリカルレンズ押圧部の平面図である。 図7は、本発明の第1の実施形態に係るUV照射ユニットを図2のB−B線で切断した断面の一部拡大図である。 図8は、本発明の第2の実施形態に係るシリンドリカルレンズ押圧部の一部を示す平面図である。 図9は、本発明の第3の実施形態に係るシリンドリカルレンズ押圧部の一部を示す平面図である。 図10は、本発明の第4の実施形態に係るシリンドリカルレンズ押圧部の一部を示す平面図である。 図11は、本発明の第5の実施形態に係るシリンドリカルレンズ押圧部の一部を示す平面図である。 図12は、本発明の第6の実施形態に係るシリンドリカルレンズ押圧部の一部を示す平面図である。 図13は、本発明の第7の実施形態におけるレンズ押圧部の一部を示す平面図である。 図14は、本発明の第8の実施形態におけるレンズ押圧部の一部を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るUV照射ユニット1の外観斜視図である。また、図2は、本発明の実施形態に係るUV照射ユニット1の平面図であり、図3は、本発明の実施形態に係るUV照射ユニット1を図2のA−A線で切断した断面図である。本実施形態のUV照射ユニット1は、オフセット枚葉印刷用のインキとして用いられる紫外線硬化型インキや、FPD(Flat Panel Display)等で接着剤として用いられる紫外線硬化樹脂を硬化させる光源装置に搭載される装置であり、照射対象物の上方に配置され、照射対象物に対してライン状の紫外光を出射する。なお、本明細書においては、図1の座標に示すように、後述するLED(Light Emitting Diode)素子20が紫外光を出射する方向をX軸方向、LED素子20の配列方向をY軸方向、ならびにX軸方向及びY軸方向に直交する方向をZ軸方向と定義して説明する。
図1〜図3に示すように、本実施形態のUV照射ユニット1は、2個の本体ユニット100と、放熱部材300と、2個の本体ユニット100及び放熱部材300とを収容する薄い箱形のケース200と、を備えている。2個の本体ユニット100は、共にY軸方向に平行なライン状の紫外光をX軸方向に出射するユニットであり、Y軸方向に並んでケース内に収容されている。また、2個の本体ユニット100の間には、本体ユニット100間の間隔を調整するための調整部材250が設けられている。放熱部材300は、本体ユニット100で発生する熱を放熱するための冷却機構(例えば、ヒートシンク)であり、各本体ユニット100の下側(X軸方向負側)に当接して配置されている。
図3に示すように、各本体ユニット100は、Y軸方向に細長く延びる矩形状の基板10と、同じ特性を有する4個のLED素子20と、各LED素子20の光軸上に配置された4個の球面レンズ30と、各球面レンズ30の光軸上に配置された4個のシリンドリカルレンズ40と、球面レンズ30を固定する球面レンズ収容部31及び球面レンズ押圧部32と、シリンドリカルレンズ40を固定するシリンドリカルレンズ収容部41及びシリンドリカルレンズ押圧部42と、を備えている。
4個のLED素子20は、X軸方向に光軸が揃えられた状態で、Y軸方向に所定の間隔をおいて基板10上に一列に配置され、基板10と電気的に接続されている。基板10は、不図示のLED駆動回路に接続されており、各LED素子20には、基板10を介してLED駆動回路からの駆動電流が供給されるようになっている。各LED素子20に駆動電流が供給されると、各LED素子20からは駆動電流に応じた光量の紫外光が出射され、各本体ユニット100からはY軸方向に平行なライン状の紫外光が出射される。なお、本実施形態の各LED素子20は、略一様な光量の紫外光を出射するように各LED素子20に供給される駆動電流が調整されており、各本体ユニット100から出射されるライン状の紫外光は、Y軸方向において略均一な光量分布を有している。なお、本実施形態の各LED素子20は、略正方形の発光面を備えたLEDチップ(不図示)を備え、LED駆動回路から駆動電流の供給を受けて、波長365nmの紫外光を出射する。
球面レンズ30は、平面の第1面30aと球面の第2面30bを有する円形の平凸レンズであり、LED素子20から第1面30aに入射する紫外光の拡がり角を狭め、所定の拡がり角の紫外光に成形して第2面30bから出射する(図7)。詳細は後述するが、球面レンズ30は、基板10に取り付けられた球面レンズ収容部31に収容され、球面レンズ押圧部32によってLED素子20側に付勢されることで、球面レンズ収容部31内に固定される(図7)。
シリンドリカルレンズ40は、平面の第1面40aとシリンドリカル面の第2面40bを有する円形の平凸レンズである(図7)。なお、本実施形態の各シリンドリカルレンズ40は、同一の形状及び光学特性を有しており、焦線がY軸方向を向くように、球面レンズ30から所定の隙間をあけて、対応するLED素子20及び球面レンズ30の光軸上に配置されている。詳細は後述するが、各シリンドリカルレンズ40は、基板10に取り付けられたシリンドリカルレンズ収容部41に収納され、シリンドリカルレンズ押圧部42によって球面レンズ30側に付勢されることで、シリンドリカルレンズ収容部41内に固定される(図7)。
このように、本実施形態のシリンドリカルレンズ40は、焦線方向(つまり、Y軸方向)には屈折力を有さず、焦線と垂直な方向(つまり、Z軸方向)に屈折力を有している。そのため、LED素子20から出射され、球面レンズ30を透過した紫外光は、シリンドリカルレンズ40の第1面40aに入射し、Z軸方向に集光されて、第2面40bから出射される。そして、各シリンドリカルレンズ40から出射された紫外光は、隣接するシリンドリカルレンズ40から出射された紫外光とY軸方向において重なり合い、各本体ユニット100からは、Y軸方向に延び、Z軸方向に所定の線幅を有する一本のライン状の紫外光が出射される。なお、本実施形態においては、調整部材250を挟んで隣接する2つのLED素子20の間隔が、各本体ユニット100の4個のLED素子20の間隔と同じとなるように設定されている。このため、2個の本体ユニット100から出射される各ライン状の紫外光は、Y軸方向に略均一な光量分布で連続する。なお、図2及び図3に示すように、本実施形態の各本体ユニット100の光照射面(Z軸方向正側の面)には、各シリンドリカルレンズ40に対応する開口を有するカバー50が取り付けられている。
図4は、上記のようなUV照射ユニット1を組み合わせて構成されるUV照射装置1000の一例を示す平面図である。図4に示すように、UV照射装置1000は、4個のUV照射ユニット1を所定の平面上に矩形枠状に並べて配置することで構成される。このような構成により、例えば、液晶パネルなどの矩形の照射対象物の四辺に位置する照射エリアに対して、矩形ライン状の紫外光を照射することができる。なお、上述したように、本実施形態のUV照射ユニット1は、複数の本体ユニット100を直線状に連結したものである。従って、連結する本体ユニット100の数を増減したり、LED素子20、球面レンズ30及びシリンドリカルレンズ40の数の異なる(つまり、長さの異なる)本体ユニット100を組み合わせることにより、様々なサイズの液晶パネルに対応することが可能となる。
上述したように、本実施形態の各本体ユニット100においては、各シリンドリカルレンズ40の焦線がY軸方向を向くように位置決めされている。ここで、本発明の特徴的な構成である、各シリンドリカルレンズ40の位置決め機構について、図5〜図7を参照して詳細に説明する。図5は、シリンドリカルレンズ収容部41の平面図であり、図6は、シリンドリカルレンズ押圧部42の平面図である。また、図7は、UV照射ユニット1を図2のB−B線で切断した断面図である。
シリンドリカルレンズ収容部41は、アルミニウム等の金属を成形加工した部材であり、基板10にねじ止め等により固定される(図3)。図5に示すように、シリンドリカルレンズ収容部41には、シリンドリカルレンズ40をそれぞれ収容するための円形の凹部410が所定の間隔をあけて4箇所に形成されている。凹部410の内径はシリンドリカルレンズ40の外径よりも僅かに大きく形成されており、また、凹部410の底部410aには、LED素子20から出射される紫外光を通すための円形の開口415が形成されている。なお、シリンドリカルレンズ収容部41の材料としては、アルミニウム等の金属に代えて、PEEK(Poly-Ether-Ethe-Keton)、PPS(Poly Phenylene Sulfide)、PEKEKK(Poly-Ether-Keton-Ether-Keton-Keton)、PAI(Polyamid Imide)、PI(Polyimide)、PES(Poly Ether Sulfone)等、耐熱性及び耐紫外線性に優れた有機樹脂材料を使用することも可能である。
4個のシリンドリカルレンズ40は、シリンドリカルレンズ収容部41の4個の凹部410にそれぞれ収容される。そして、各シリンドリカルレンズ40が凹部410に収容されたとき、図7に示すように、凹部410の底部410aによって、シリンドリカルレンズ40の第1面40aの縁部周辺が支持される。なお、本実施形態においては、各シリンドリカルレンズ40が凹部410に収容されたとき、各シリンドリカルレンズ40は、シリンドリカルレンズ収容部41内において、Y軸方向及びZ軸方向で規定される平面上で回転可能な状態になっている。
シリンドリカルレンズ押圧部42は、シリンドリカルレンズ収容部41の上面に取り付けられる、ステンレスなどの薄い金属板で形成された部材である。図6に示すように、シリンドリカルレンズ押圧部42には、シリンドリカルレンズ40から出射される紫外光を通すための略円形の開口420が所定の間隔をあけて4箇所に形成されている。開口420の径は、シリンドリカルレンズ40の外形よりも僅かに大きく形成されており、各開口420のZ軸方向両側には、開口420の中心に向かって突出する、一対の舌片部421a及び421bが形成されている。舌片部421a及び421bは、Y軸方向を長辺とする略矩形の形状を呈しており、Z軸方向に互いに対向するように形成されている。また、舌片部421a及び421bのY軸方向両側には、舌片部421a及び421bに弾性力が生じるようにZ軸方向に延びるスリット421cが形成されており、シリンドリカルレンズ押圧部42が取り付けられるとき、舌片部421a及び421bは、シリンドリカルレンズ40の第2面40bと当接し、X軸方向正側に押し上げられて湾曲する。また、本実施形態の舌片部421a及び421bの先端には、それぞれY軸方向に平行な直線部421as及び421bsが形成されている。
図7に示すように、シリンドリカルレンズ押圧部42は、シリンドリカルレンズ40が収容されたシリンドリカルレンズ収容部41と共に基板10にねじ止め等により取り付けられる。シリンドリカルレンズ押圧部42が取り付けられるとき、舌片部421a及び421bは、シリンドリカルレンズ40の第2面40b上に突出し、直線部421as及び421bsが第2面40bの縁部周辺を押圧する。シリンドリカルレンズ40の第2面40b(つまり、シリンドリカル面)が舌片部421aの直線部421as及び舌片部421bの直線部421bsによって押圧されると、その応力によって、シリンドリカルレンズ40の第2面40bの先端部(つまり、シリンドリカル面の頂部)が直線部421asと直線部421bsとの間に嵌まり込むようにシリンドリカルレンズ40が回転する。そして、シリンドリカルレンズ40の第2面40bの先端部が舌片部421aと421bとの間に嵌まり込んだ状態でシリンドリカルレンズ40が球面レンズ30側に付勢され、シリンドリカルレンズ収容部41内に固定される。なお、舌片部421a及び421bの付勢力は、シリンドリカルレンズ40の大きさ、シリンドリカルレンズ40の第2面40bの表面形状、舌片部421a及び421bの形状や材質等によって適宜設定されるが、シリンドリカルレンズ40の自重以上であり、かつシリンドリカルレンズ40を破損させない程度の大きさに設定されている。
上述したように、本実施形態の舌片部421a及び421bの先端には、Y軸方向に平行な直線部421as及び421bsが形成されているため、シリンドリカルレンズ40の第2面40bの先端部が舌片部421aと421bとの間に嵌まり込むと、シリンドリカルレンズ40の焦線もY軸方向と平行になる。このように、本実施形態においては、舌片部421a及び421bの先端にY軸方向に平行な直線部421as及び421bsを形成し、これによって各シリンドリカルレンズ40の第2面40bを押圧することで、4個のシリンドリカルレンズ40の焦線がそれぞれY軸方向を向き、同一直線状に揃うように構成している。
上記のように、本実施形態では、シリンドリカルレンズ収容部410に配置したシリンドリカルレンズ40を、舌片部421a及び421bを有するシリンドリカルレンズ押圧部42で押さえるだけで、複数のシリンドリカルレンズ40を一度に固定すると共に、位置決めを行う(つまり、焦線を揃え、かつX方向の位置決めを行う)ことが可能となる。これによって、複数のシリンドリカルレンズ40を用いる場合にも、個別に位置決めや固定を行う必要はなく、容易に組み立て及び設置を行うことが可能となる。
以上が本実施形態の説明であるが、本発明は、上記の構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内において様々な変形が可能である。例えば、本実施形態のUV照射ユニット1は、紫外光を照射する装置であるが、他の波長域の照射光(例えば白色光などの可視光、赤外光等)を照射する装置にも本発明を適用することができる。
また、本実施形態の各LED素子20は、略正方形の発光面を備えたLEDチップを備えているとしたが、このような構成に限定されるものではなく、例えば、LED素子20のLEDチップは、正方形以外の発光面を備えていてもよく、またLED素子20は、複数のLEDチップを備えたものであってもよい。
また、本実施形態においては、球面レンズ30及びシリンドリカルレンズ40の第1面を平面としたが、これに限定されるものではなく、凹面または凸面であってもよい。さらに、球面レンズ収容部31及び球面レンズ押圧部32は、シリンドリカルレンズ収容部41及びシリンドリカルレンズ押圧部42とそれぞれ同様に構成されてもよい。
次に、図8〜図12を参照して、シリンドリカルレンズ押圧部42の別の実施形態について説明する。なお、図8〜図12に示す実施形態においては、シリンドリカルレンズ押圧部の舌片部の形状以外の構成は、第1の実施形態と同様であるため、説明は省略する。また、図8〜図12においては、説明の便宜のため、1個のシリンドリカルレンズ40の周辺の構成のみ拡大して示している。
(第2の実施形態)
図8は、第2の実施形態におけるシリンドリカルレンズ押圧部42Aの一部を示す平面図である。本実施形態におけるシリンドリカルレンズ押圧部42Aは、舌片部422a及び422bの先端部に、それぞれ円弧状の切欠き部422af及び422bfを有する点で、第1の実施形態のシリンドリカルレンズ押圧部42とは異なる。また、切欠き部422af及び422bfの両端(切り欠かれていない部分)には、それぞれY軸方向に平行な直線部422as及び422bsが形成されている。本実施形態においては、舌片部422a及び422bの先端部の4箇所の直線部422as及び422bsで、シリンドリカルレンズ40の第2面40bが押圧される。本実施形態においても、シリンドリカルレンズ40の第2面40bの先端部が舌片部422aの2つの直線部422asと舌片部422bの2つの直線部422bsとの間に嵌まり込むように、シリンドリカルレンズ40が回転し、シリンドリカルレンズ収容部41に固定される。従って、本実施形態のシリンドリカルレンズ押圧部42Aによっても、第1の実施形態と同様に、各シリンドリカルレンズ40の焦線がY軸方向と平行になる。
(第3の実施形態)
図9は、第3の実施形態におけるシリンドリカルレンズ押圧部42Bの一部を示す平面図である。本実施形態におけるシリンドリカルレンズ押圧部42Bは、Z軸方向正側に所定の間隔をあけてY軸方向に並んで形成された細長い帯状の一対の舌片部423aと、Z軸方向負側に所定の間隔をあけてY軸方向に並んで形成された細長い帯状の一対の舌片部423bと、を有する点で、第1の実施形態のシリンドリカルレンズ押圧部42とは異なる。一対の舌片部423a、及び一対の舌片部423bの先端部は、それぞれY軸方向に平行な直線部423as及び423bsを有しており、一対の舌片部423aと一対の舌片部423bはZ軸方向に対向するように配置されている。本実施形態のシリンドリカルレンズ押圧部42Bが取り付けられるとき、一対の舌片部423a及び一対の舌片部423bは、X軸方向にそれぞれ独立して移動するが、一対の舌片部423a、及び一対の舌片部423bの先端部の4箇所の直線部423as及び423bsで、シリンドリカルレンズ40の第2面40bが押圧される。従って、本実施形態においても、シリンドリカルレンズ40の第2面40bの先端部が一対の舌片部423aの2つの直線部423asと一対の舌片部423bの2つの直線部423bsとの間に嵌まり込むように、シリンドリカルレンズ40が回転し、シリンドリカルレンズ収容部41に固定される。従って、本実施形態のシリンドリカルレンズ押圧部42Bによっても、第1の実施形態と同様に、各シリンドリカルレンズ40の焦線がY軸方向と平行になる。
(第4の実施形態)
図10は、第4の実施形態におけるシリンドリカルレンズ押圧部42Cの一部を示す平面図である。本実施形態におけるシリンドリカルレンズ押圧部42Cは、Z軸方向正側に所定の間隔をあけてY軸方向に並んで形成された帯状の一対の舌片部424aと、Z軸方向負側に形成された帯状の舌片部424bと、を有する点で、第1の実施形態のシリンドリカルレンズ押圧部42とは異なる。本実施形態の舌片部424bは、シリンドリカルレンズ40の中心を通り、かつZ軸方向に平行な仮想直線上に配置されており、一対の舌片部424aは、該仮想直線を挟んで対称に配置されている。また、一対の舌片部424a、及び舌片部424bの先端部は、それぞれY軸方向に平行な直線部424as及び424bsを有している。本実施形態のシリンドリカルレンズ押圧部42Cが取り付けられるとき、一対の舌片部424a及び舌片部42bは、X軸方向にそれぞれ独立して移動するが、一対の舌片部424aの先端部の2つの直線部424asと、舌片部424bの先端部の1つの直線部424bsとで、シリンドリカルレンズ40の第2面40bが押圧される。従って、本実施形態においても、シリンドリカルレンズ40の第2面40bの先端部が一対の舌片部424aの2つの直線部424asと舌片部424bの1つの直線部424bsとの間に嵌まり込むように、シリンドリカルレンズ40が回転し、シリンドリカルレンズ収容部41に固定される。従って、本実施形態のシリンドリカルレンズ押圧部42Cによっても、第1の実施形態と同様に、各シリンドリカルレンズ40の焦線がY軸方向と平行になる。
(第5の実施形態)
図11は、第5の実施形態におけるシリンドリカルレンズ押圧部42Dの一部を示す平面図である。本実施形態におけるシリンドリカルレンズ押圧部42Dは、Z軸方向正側に所定の間隔をあけてY軸方向に並び、角状に突出する一対の舌片部425aと、Z軸方向負側に所定の間隔をあけてY軸方向に並び、角状に突出する一対の舌片部425bと、を有する点で、第1の実施形態のシリンドリカルレンズ押圧部42とは異なる。一対の舌片部425a、及び一対の舌片部425bは、それぞれY軸方向に平行な直線部425as及び425bsを有しており、一対の舌片部425aと一対の舌片部425bはZ軸方向に対向するように配置されている。本実施形態のシリンドリカルレンズ押圧部42Dが取り付けられるとき、一対の舌片部425a及び一対の舌片部425bは、X軸方向にそれぞれ独立して移動するが、本実施形態においても、一対の舌片部425a、及び一対の舌片部425bの4箇所の直線部425as及び425bsで、シリンドリカルレンズ40の第2面40bが押圧される。従って、本実施形態においても、シリンドリカルレンズ40の第2面40bの先端部が一対の舌片部425aの2つの直線部425asと一対の舌片部425bの2つの直線部425bsとの間に嵌まり込むように、シリンドリカルレンズ40が回転し、シリンドリカルレンズ収容部41に固定される。従って、本実施形態のシリンドリカルレンズ押圧部42Dによっても、第1の実施形態と同様に、各シリンドリカルレンズ40の焦線がY軸方向と平行になる。なお、本実施形態の一対の舌片部425a及び一対の舌片部425bは、角状に突出するものとして説明したが、直線部425as及び425bsが形成されればよく、一対の舌片部425a及び一対の舌片部425bの先端部は必ずしも尖っている必要はない。
(第6の実施形態)
図12は、第6の実施形態におけるシリンドリカルレンズ押圧部42Eの一部を示す平面図である。本実施形態におけるシリンドリカルレンズ押圧部42Eは、Z軸方向正側に矩形状に形成された舌片部426aと、Z軸方向負側に所定の間隔をあけてY軸方向に並び、角状に突出する一対の舌片部426bと、を有する点で、第1の実施形態のシリンドリカルレンズ押圧部42とは異なる。舌片部426aは、Y軸方向に平行な直線部426asを有しており、本実施形態においては、舌片部426aの直線部426asと、一対の舌片部426bの先端部とで、シリンドリカルレンズ40の第2面40bが押圧される。従って、本実施形態においても、シリンドリカルレンズ40の第2面40bの先端部が舌片部426aの直線部426asと一対の舌片部426bとの間に嵌まり込むように、シリンドリカルレンズ40が回転し、シリンドリカルレンズ収容部41に固定される。従って、本実施形態のシリンドリカルレンズ押圧部42Eによっても、第1の実施形態と同様に、各シリンドリカルレンズ40の焦線がY軸方向と平行になる。
以上のように、第1〜第6の実施形態においては、シリンドリカルレンズ40のシリンドリカル面(つまり、第2面40b)を押圧するシリンドリカルレンズ押圧部42、42A、42B、42C、42D、42Eの構成について説明したが、本発明はシリンドリカルレンズ40を押圧する構成に限定されるものではない。例えば、シリンドリカルレンズ40に代えて、Y軸方向に所定の曲率を有するトロイダルレンズを用いることも可能である。
(第7の実施形態)
図13は、本発明の第7の実施形態におけるレンズ押圧部42Fの一部を示す平面図である。レンズ押圧部42Fは、Y軸方向に所定の曲率を有するトロイダルレンズ40Mを押圧するように構成されている点で、第1〜第6の実施形態のシリンドリカルレンズ押圧部42、42A、42B、42C、42D、42Eとは異なる。図13に示すように、本実施形態のレンズ押圧部42Fは、Z軸方向に対向して配置される一対の舌片部427a及び427bを有する。舌片部427a及び427bは、Y軸方向に長辺を有する略矩形の形状を有しているが、先端部は、直線ではなく、トロイダルレンズ40Mの第2面40MbのY軸方向の表面形状(つまり、曲率)に対応した円弧状の切欠き部427as及び427bsが形成されている。このように、舌片部427a及び427bの先端に、切欠き部427as及び427bsを設けると、トロイダルレンズ40Mの第2面40Mbが舌片部427a及び427bによって押圧されたとき、トロイダルレンズ40Mの第2面40Mbの先端部(つまり、頂部)が切欠き部427as及び427bsとの間に嵌まり込むように、トロイダルレンズ40Mが回転して固定される。従って、本実施形態のレンズ押圧部42Fによれば、第1〜第6の実施形態の各シリンドリカルレンズ40と同様、各トロイダルレンズ40Mの向きをY軸方向に沿って揃えることが可能となる。
(第8の実施形態)
図14は、本発明の第8の実施形態におけるレンズ押圧部42Gの一部を示す平面図である。図14に示すように、本実施形態のレンズ押圧部42Gは、舌片部428a及び428bの先端にV字状の切欠き部428as及び428bsが形成されている点で、第7の実施形態のレンズ押圧部42Fとは異なる。本実施形態においては、舌片部428aの切欠き部428asの両端(つまり、先端)を結ぶ仮想直線、及び舌片部428bの切欠き部428bsの両端(つまり、先端)を結ぶ仮想直線が、それぞれY軸方向と平行となるように構成されており、切欠き部428asの両端及び切欠き部428bsの両端の4点でトロイダルレンズ40Mの第2面40bを押圧するように構成されている。切欠き部428asの両端及び切欠き部428bsの両端がトロイダルレンズ40Mの第2面40bを押圧すると、舌片部428aの切欠き部428asの両端及び切欠き部428bsの両端は、それぞれX軸方向に移動する(つまり、持ち上がる)が、切欠き部428asの両端は、該両端を結ぶ仮想直線が常にY軸方向と平行となるように一体的に動き、また切欠き部428bsの両端も、該両端を結ぶ仮想直線が常にY軸方向と平行となるように一体的に動く。従って、トロイダルレンズ40Mの第2面40bが、切欠き部428asの両端及び切欠き部428bsの両端の4点で押圧されると、トロイダルレンズ40Mの第2面40Mbの先端部が切欠き部428as及び428bsとの間に嵌まり込むように、トロイダルレンズ40Mが回転して固定される。従って、本実施形態のレンズ押圧部42Gによれば、第7の実施形態と同様、各トロイダルレンズ40Mの向きをY軸方向に沿って揃えることが可能となる。また、本実施形態の構成については、第1〜第6の実施形態のように、シリンドリカルレンズ40を押圧して向きを揃える構成に適用することも可能である。
1 UV照射ユニット
100 本体ユニット
10 基板
20 LED素子
30 球面レンズ
31 球面レンズ収容部
32 球面レンズ押圧部
40 シリンドリカルレンズ
41 シリンドリカルレンズ収容部
42、42A、42B、42C、42D、42E シリンドリカルレンズ押圧部
42F、42G レンズ押圧部
410 凹部
410a 底部
415 開口
420 開口
421a、421b 舌片部
421as、421bs 直線部
421c スリット
50 カバー
200 ケース
250 調整部材
300 放熱部材
1000 UV照射装置

Claims (10)

  1. 照射面上に、第1方向に延び、かつ、前記第1方向と直交する第2方向に所定の線幅を有するライン状の光を照射する光照射ユニットであって、
    基板と、
    前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向に光軸の向きを揃えて、前記基板上に前記第1方向に沿って所定間隔毎に並べて配置されたN個(Nは、2以上の整数)の光源と、
    前記第3方向から見たときに円形の形状を有し、前記各光源の光路上に配置されたN個のレンズと、
    前記各レンズの第1面側の縁部周辺を支持すると共に、前記N個のレンズを収容するレンズ収容部と、
    前記各レンズを前記第2方向から挟むように前記各レンズの第2面上にそれぞれ突出し、該第2面側の縁部周辺を弾性的に押圧し、前記各レンズを前記レンズ収容部に付勢する第1及び第2舌片部をN組有するレンズ押圧部と、
    を備え、
    前記レンズ収容部は、前記各レンズを前記第1方向及び第2方向によって規定される平面上で回転可能に支持し、
    前記各レンズの第2面側には、少なくとも前記第2方向に正の屈折力を有する凸面が形成されており、
    前記第1及び第2舌片部の少なくとも一方の先端は、前記各レンズの第2面の前記第1方向の表面形状に応じた形状を有する
    ことを特徴とする光照射ユニット。
  2. 前記各レンズの第2面は、シリンドリカル面であり、
    前記第1及び第2舌片部の少なくとも一方の先端は、前記シリンドリカル面に線接触する前記第1方向に平行な直線部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光照射ユニット。
  3. 前記直線部が、前記第1方向に沿って複数に分かれて形成されていることを特徴とする請求項2に記載の光照射ユニット。
  4. 前記第1及び第2舌片部の少なくとも他方は、前記第3方向にそれぞれ独立して可動し、前記シリンドリカル面に点接触する複数の先端部を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の光照射ユニット。
  5. 前記各レンズの第2面は、シリンドリカル面であり、
    前記第1及び第2舌片部の少なくとも一方は、前記第3方向に一体的に可動し、前記シリンドリカル面に点接触する複数の先端部を有し、該複数の先端部を結ぶ仮想直線が前記第1方向に平行となることを特徴とする請求項1に記載の光照射ユニット。
  6. 前記各レンズの第2面は、トロイダル面であり、
    前記第1及び第2舌片部の少なくとも一方の先端は、前記トロイダル面が嵌まり込む切欠部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光照射ユニット。
  7. 前記各レンズの第1面は、凹面、凸面又は平面のいずれかであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の光照射ユニット。
  8. 前記光源が、少なくとも1つ以上のLED(Light Emitting Diode)素子より構成されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の光照射ユニット。
  9. 前記光が、紫外線硬化型樹脂に作用する波長を含む光であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の光照射ユニット。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の光照射ユニットを複数備え、
    前記複数の光照射ユニットが、所定の基準平面上に矩形枠状に並べて配置されていることを特徴とする光照射装置。
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