JP2015191599A - 二輪車管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】二輪車が正しく駐車されないおそれを低減することができる二輪車管理システムを提供する。【解決手段】二輪車の所定の駐車位置への駐車の有無を検出する検出スイッチ37と、二輪車又は二輪車の利用者を識別可能な識別情報(識別番号)を取得する識別情報取得部(6,10,52)と、識別情報取得部(6,10,52)により識別情報(識別番号)が取得されてからの経過時間を計時する計時部102と、計時部102により計時された経過時間が予め設定された基準時間Refを超えるまでの間に、検出スイッチ37がオンしなかった場合、警報を報知するスピーカ7とを備えた。【選択図】図5

Description

本発明は、二輪車を管理する二輪車管理システムに関する。
従来から、自転車の前輪が駐輪ロック機構の所定部位まで押し込まれたことを検出して前輪をロックし、駐輪時間を積算し、駐輪時間に応じた駐輪料金が投入されたことを確認して前輪のロックを解除する駐車場管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−44887号公報
しかしながら、上述の駐車場管理システムでは、自転車が正しく駐輪されない場合、駐輪ロック機構への前輪の押し込み方が不十分となり、前輪がロックされないために自転車の盗難のおそれがある。また、駐輪時間が積算されないため、駐車場の利用者に駐車料金を請求することができないという不都合があった。
本発明の目的は、二輪車が正しく駐車されないおそれを低減することができる二輪車管理システムを提供することである。
本発明に係る二輪車管理システムは、二輪車の所定の駐車位置への駐車の有無を検出する駐車検出部と、前記二輪車又は前記二輪車の利用者を識別可能な識別情報を取得する識別情報取得部と、前記識別情報取得部により前記識別情報が取得されてからの経過時間を計時する計時部と、前記計時部により計時された経過時間が予め設定された基準時間を超えるまでの間に、前記駐車検出部によって前記二輪車の駐車が検出されなかった場合、警報を報知する報知部とを備える。
この構成によれば、識別情報取得部により二輪車又は二輪車の利用者を識別可能な識別情報が取得され、すなわち利用者による二輪車管理システムの利用意思が確認されてから、駐車検出部によって二輪車の駐車が検出されるまでの経過時間が所定の基準時間を超えた場合、二輪車が正しく駐車されない状況になっていると考えられる。このような場合に、報知部により警報を報知することができるので、利用者に対して二輪車が正しく駐車されるように促すことができる。その結果、二輪車が正しく駐車されないおそれを低減することができる。
また、前記二輪車管理システムは、前記二輪車を利用者に貸し出す二輪貸出システムであり、前記二輪車の貸し出しに応じて前記二輪車の利用者に対して料金を課金する課金部をさらに備え、前記識別情報取得部は、前記識別情報を記憶し、かつ電子的に料金決済可能な決済媒体にアクセス可能なアクセス部を含み、前記課金部は、前記アクセス部により前記決済媒体にアクセスさせることによって、前記料金の決済を行い、前記識別情報取得部は、前記アクセス部により前記決済媒体から前記識別情報を読み取らせ、前記報知部は、前記二輪車が返却されるときに、前記経過時間が前記基準時間を超えるまでの間に前記駐車検出部によって前記二輪車の駐車が検出されなかった場合、警報を報知することが好ましい。
この構成によれば、二輪車を利用者に貸し出す二輪貸出システムにおいて、利用者が決済媒体を用いて料金の決済を行い、すなわち二輪車を返却する意思を示したにもかかわらず、その後の経過時間が基準時間を超えるまで駐車検出部によって二輪車の駐車が検出されなかった場合、二輪車が正しく返却されない状況になっていると考えられる。このような場合に、報知部により警報を報知することができるので、利用者に対して二輪車が正しく駐車されるように促すことができる。その結果、二輪車が正しく返却されないおそれを低減することができる。
また、前記二輪車管理システムは、前記二輪車が駐車される二輪駐車場システムであり、前記二輪車の駐車に応じて前記二輪車の利用者に対して料金を課金する課金部をさらに備え、前記識別情報取得部は、前記識別情報を記憶し、かつ電子的に料金決済可能な決済媒体にアクセス可能なアクセス部を含み、前記識別情報取得部は、前記アクセス部により前記決済媒体から前記識別情報を読み取らせ、前記報知部は、前記二輪車が駐車されるときに、前記経過時間が前記基準時間を超えるまでの間に前記駐車検出部によって前記二輪車の駐車が検出されなかった場合、警報を報知することが好ましい。
この構成によれば、二輪車が駐車される二輪駐車場システムにおいて、二輪車が駐車されるときに、識別情報取得部により識別情報が取得され、すなわち利用者による二輪車の駐車の意思が確認されてから、その後の経過時間が基準時間を超えるまで駐車検出部によって二輪車の駐車が検出されなかった場合、二輪車が正しく駐車されない状況になっていると考えられる。このような場合に、報知部により警報を報知することができるので、利用者に対して二輪車が正しく駐車されるように促すことができる。その結果、二輪車が正しく駐車されないおそれを低減することができる。
また、前記駐車位置は、前記二輪車を駐車するための駐車空間内に設けられ、前記アクセス部は、前記駐車空間の外部から内部へ入るための入口よりも外側に設けられ、前記識別情報取得部は、さらに、前記入口を含む所定領域内に無線通信装置が存在した場合に、その無線通信装置との間で無線通信を実行することにより前記識別情報を取得する第1無線読取部を含み、前記報知部は、前記アクセス部により前記決済媒体から前記識別情報が読みとられることなく前記第1無線読取部により前記無線通信装置から前記識別情報が取得されたとき、前記決済媒体の読み取りを促すメッセージを報知することが好ましい。
この構成によれば、識別情報取得部は、入口を含む所定領域内に無線通信装置が存在した場合に、その無線通信装置との間で無線通信を実行することにより識別情報を取得するので、利用者が入口を通って駐車空間内に入ると、識別情報取得部である第1無線読取部によって識別情報が取得される。従って、無線通信装置を利用者が所持、又は二輪車に無線通信装置を取り付けておくことにより、入口より外側に設けられたアクセス部により決済媒体から識別情報が読みとられることなく第1無線読取部により無線通信装置から識別情報が取得されたときは、利用者が決済媒体のアクセス部による読み取りを行わせることなく駐車空間内に入ったことになる。このような場合、報知部によって、決済媒体の読み取りを促すメッセージを報知することができるので、利用者に、決済媒体のアクセス部による読み取りを行ってから駐車空間内に入るように促すことができる。
また、前記識別情報取得部は、さらに、前記駐車位置の少なくとも一部を含む所定領域内に無線通信装置が存在した場合に、その無線通信装置との間で無線通信を実行することにより前記識別情報を取得する第2無線読取部を含み、前記報知部は、前記アクセス部により前記決済媒体から前記識別情報が読みとられることなく前記第2無線読取部により前記無線通信装置から前記識別情報が取得されたとき、前記決済媒体の読み取りを促すメッセージを報知することが好ましい。
この構成によれば、識別情報取得部は、駐車位置の少なくとも一部を含む所定領域内に無線通信装置が存在した場合に、その無線通信装置との間で無線通信を実行することにより識別情報を取得するので、利用者が駐車位置に到達すると、識別情報取得部である第2無線読取部によって識別情報が取得される。従って、無線通信装置を利用者が所持、又は二輪車に無線通信装置を取り付けておくことにより、決済媒体から識別情報が読みとられることなく第2無線読取部により無線通信装置から識別情報が取得されたときは、利用者が決済媒体のアクセス部による読み取りを行わせることなく駐車位置まで行ったことになる。このような場合、報知部によって、決済媒体の読み取りを促すメッセージを報知することができるので、利用者に、決済媒体のアクセス部による読み取りを行ってから駐車位置に行くように促すことができる。
また、前記駐車位置は、前記二輪車を駐車するための駐車空間内に設けられ、前記識別情報取得部は、前記駐車空間の外部から内部へ入るための入口を含む所定領域内に無線通信装置が存在した場合に、その無線通信装置との間で無線通信を実行することにより前記識別情報を取得する第1無線読取部を含むことが好ましい。
この構成によれば、識別情報取得部は、入口を含む所定領域内に無線通信装置が存在した場合に、その無線通信装置との間で無線通信を実行することにより識別情報を取得するので、利用者が入口を通って駐車空間内に入ると、識別情報取得部である第1無線読取部によって識別情報が取得される。従って、無線通信装置を利用者が所持、又は二輪車に無線通信装置を取り付けておくことにより、利用者が入口を通ってから駐車検出部によって二輪車の駐車が検出されるまでの経過時間が所定の基準時間を超えた場合、二輪車が正しく駐車されない状況になっていると考えられる。このような場合に、報知部により警報を報知することができるので、利用者に対して二輪車が正しく駐車されるように促すことができる。その結果、二輪車が正しく駐車されないおそれを低減することができる。
また、前記識別情報取得部は、前記駐車位置の少なくとも一部を含む所定領域内に無線通信装置が存在した場合に、その無線通信装置との間で無線通信を実行することにより前記識別情報を取得する第2無線読取部を含むことが好ましい。
この構成によれば、識別情報取得部は、駐車位置の少なくとも一部を含む所定領域内に無線通信装置が存在した場合に、その無線通信装置との間で無線通信を実行することにより識別情報を取得するので、利用者が駐車位置に到達すると、識別情報取得部である第2無線読取部によって識別情報が取得される。従って、無線通信装置を利用者が所持、又は二輪車に無線通信装置を取り付けておくことにより、利用者が駐車位置に到達してから駐車検出部によって二輪車の駐車が検出されるまでの経過時間が所定の基準時間を超えた場合、二輪車が正しく駐車されない状況になっていると考えられる。このような場合に、報知部により警報を報知することができるので、利用者に対して二輪車が正しく駐車されるように促すことができる。その結果、二輪車が正しく駐車されないおそれを低減することができる。
また、前記二輪車が前記駐車位置に駐車されたとき、前記二輪車を前記駐車位置でロックするロック機構をさらに備え、前記駐車検出部は、前記ロック機構により前記ロックされているとき、前記二輪車の駐車を検出することが好ましい。
この構成によれば、駐車位置に二輪車がロックされていなければ、駐車検出部によって二輪車の駐車が検出されず、従って報知部により警報が報知されることになるので、二輪車が正しくロックされないおそれを低減し、防犯効果を向上することが可能となる。
また、前記警報は、前記二輪車の前記駐車位置への駐車を促すメッセージであることが好ましい。
この構成によれば、二輪車が正しく駐車されない状況になっていると考えられる場合に、利用者に対して二輪車が正しく駐車されるように促す効果が増大する。
このような構成の二輪車管理システムは、二輪車が正しく駐車されないおそれを低減することができる。
本発明の一実施形態に係るサイクルシェアリングシステム及び二輪駐車場システムの構成の一例を説明するための概略説明図である。 図1に示す駐車装置の駐車位置に、自転車が駐車された状態を示す説明図である。 図2に示す駐車装置をスロープ側上方から俯瞰して見た説明図である。 図3に示すロック機構の構成の一例を示す説明図である。 図1に示すサイクルシェアリングシステム及び二輪駐車場システムの電気的構成の一例を示すブロック図である。 サイクルシェアリングシステムの動作の一例を示すフローチャートである。 サイクルシェアリングシステムの動作の一例を示すフローチャートである。 サイクルシェアリングシステムの動作の一例を示すフローチャートである。 二輪駐車場システムの動作の一例を示すフローチャートである。 二輪駐車場システムの動作の一例を示すフローチャートである。 二輪駐車場システムの動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るサイクルシェアリングシステム1の構成の一例を説明するための概略説明図である。図1では、サイクルシェアリングシステム1の外観を俯瞰して概略的に示している。サイクルシェアリングシステム1(二輪貸出システム、二輪車管理システム)は、駐車装置2−1〜2−5と、支払機5と、RFID(Radio Frequency IDentification)リーダ6(第1無線読取部)と、スピーカ7(報知部)と、RFIDリーダ10−1〜10−5(第2無線読取部)とを含んで構成されている。
以下、駐車装置2−1〜2−5を総称して駐車装置2と称し、RFIDリーダ10−1〜10−5を総称してRFIDリーダ10と称する。駐車装置2−1〜2−5、RFIDリーダ10−1〜10−5の添え字は、対応する各駐車装置2の番号を示している。駐車装置2−1〜2−5は、例えば壁面8で囲まれた駐輪コーナーA(駐車空間)内に配設されている。スピーカ7は、例えば壁面8の内面に取り付けられている。
サイクルシェアリングシステム1は、例えばマンションなどの集合住宅に併設されており、マンションの居住者などの利用者が、駐輪コーナーAに予じめ準備された自転車を共用使用可能にされている。自転車の利用者(居住者)は、事前にプリペイドカード(決済媒体)を購入し、そのプリペイドカードを用いて自転車の利用代金を支払うようにされている。
プリペイドカードは、例えばNFC(近距離無線通信)方式のICカードである。なお、プリペイドカードは、例えば磁気カードであってもよく、ICカードであってもよく、電子マネーを予めチャージ(入金)して使用するカードであってもよい。また、例えば、プリペイドカードの代わりに認証カードやクレジットカード等の決済媒体で支払いを行うようにしてもよい。あるいは、電子マネー等の決済機能を備えた携帯端末装置を決済媒体として用いてもよい。これらの決済媒体には、識別情報が記憶されており、後述するRFIDリーダライタ52によって、決済媒体の識別情報を読み出し可能にされている。
RFIDリーダ6,10は、例えばRFID用の送受信装置である。RFIDリーダ6は、例えば外部から駐輪コーナーA内に出入りするための出入口9(入口)の上方の天井に取り付けられている。RFIDリーダ6は、図1に示すように、出入口9の上方から出入口9を含む領域6aに対して、後述するRFタグ11(無線通信装置)の読み出し用の電波を出力する。
RFIDリーダ10−1〜10−5は、例えば駐車装置2−1〜2−5の上方の天井に取り付けられている。RFIDリーダ10−1〜10−5は、図1に示すように、駐車装置2−1〜2−5をそれぞれ含む領域10aに対して、RFタグ11の読み出し用の電波を出力する。
なお、無線通信装置は、RFIDリーダ6,10から送信される読み出し用の電波に応答してRFIDリーダ6,10と通信可能であればよく、例えばRFIDカードであってもよく、その他の通信装置であってもよく、RFタグに限らない。
RFIDリーダ6,10、及び無線通信装置としては、例えばISO/IEC18000−6で定められたUHF帯(860〜960MHz)のRFIDシステムを好適に用いることができる。UHF帯のRFIDは、電波の指向性が高いため、RFIDリーダ6,10から領域6a,10aの範囲に略限定してRFタグ読み出し用の電波を送信することが容易である。
RFIDリーダ6は、RFタグ読み出し用の電波を領域6aの範囲に限定して送信することで、出入口9を通る自転車に取り付けられたRFタグから無線通信により識別情報を読み出すことが可能にされている。
駐車装置2は、自転車を駐輪するための駐車装置である。図1に示すサイクルシェアリングシステム1では、駐車装置2が5つ設けられている。
支払機5は、出入口9の外側に配置されている。支払機5は、プリペイドカードに課金する課金装置である。支払機5は、プリペイドカードを読み書き可能にされている。
図2は、図1に示す駐車装置2の駐車位置に、自転車4(二輪車)が駐車された状態を示す説明図である。自転車4には、RFタグ11が取り付けられている。なお、二輪車は、自転車に限らない。自動二輪であってもよく、電動アシスト自転車であってもよい。自転車4には、各自転車4が駐車される駐車装置2−1〜2−5に対応する1〜5の管理番号が付されている。各RFタグ11には、対応する自転車4の識別番号が、各自転車4の識別情報として記憶されている。本実施形態では、各駐車装置2の管理番号と、各駐車装置2に駐車される各自転車4の識別番号とが等しい例を示している。
図2に示す駐車装置2は、自転車4の前輪を所定の駐車位置で保持する本体部20と、本体部20を支持する基台21とを備えている。本体部20には、自転車4の前輪41を、駐車位置に案内するスロープ201が前方に延設されている。
図3は、図2に示す駐車装置2をスロープ201側上方から俯瞰して見た説明図である。本体部20は、前輪41の下部を両側から挟むように平行に立設されたガイド板22,23を含む。ガイド板22とガイド板23の間には、前輪41を下方から受け止めるスロープ板24が掛け渡されている。スロープ板24は、本体部20に向かって上昇するように傾斜している。スロープ板24の上端部には、前輪41の幅方向の外周の曲面に沿うような円弧状の切り欠き部24aが形成されている。
本体部20の下方には、ガイド板22とガイド板23との間に掛け渡されるように立設された支持板25,26が、互いに間隔を空けて配設されている。支持板25,26の上端部には、切り欠き部24aと同様の切り欠き部25a,26aがそれぞれ形成されている。切り欠き部25a,26aの後方には、切り欠き部24aと同様の切り欠き部27aが形成されたガイド板27が、ガイド板22とガイド板23との間に掛け渡されるように切り欠き部27aを前方斜め上方に向けて配設されている。
切り欠き部24a,25a,26a,27aの端部は、前輪41の外周に沿うように円弧状に配置されている。これにより、切り欠き部24a,25a,26a,27aで取り囲まれた空間29に前輪41が嵌まり込んで、前輪41が駐車位置に位置決めされて保持されるようになっている。すなわち、前輪41が空間29に嵌まり込む自転車4の位置が、駐車位置とされている。切り欠き部24a,25a,26a,27aは、駐車位置で前輪41を保持する車輪保持部28を構成している。
そして、自転車4の利用者は、自転車4を駐車装置2の前方側からスロープ201へ向かって前進させ、前輪41をスロープ板24に沿って押し上げる。この状態でさらに利用者が自転車4を前進させると、前輪41が切り欠き部24aを乗り越えて、前輪41が車輪保持部28に嵌まり込んで駐車位置に保持される。
車輪保持部28の右側、ガイド板23の右側面には、ロック機構3が取り付けられている。図4は、図3に示すロック機構3の構成の一例を示す説明図である。ロック機構3は、可動アーム31、ロック片38、及びソレノイド39を備えている。可動アーム31の下方には、可動アーム31の姿勢を検出する検出スイッチ37(駐車検出部)が配設されている。
可動アーム31は、略上下方向に沿って延びる棒状のアーム本体32、アーム本体32の下端から左方へ向かって突出する車輪受レバー33、及びアーム本体32の上端から左方斜め上方へ向かって突出するロックレバー34を含む。
可動アーム31は、アーム本体32の下端付近で、軸36によって回動可能に軸支されている。可動アーム31は、軸36を中心に回動することにより、ロックレバー34がガイド板22とガイド板23とで挟まれたガイド空間から待避し、前輪41を駐車位置に受け入れ可能となる受入姿勢(図中、実線で示す)と、ロックレバー34がガイド空間に突出し、駐車位置に位置する前輪41を駐車位置にロックするロック姿勢(図中、破線で示す)とをとり得るようにされている。
可動アーム31には、引張コイルばね36aが取り付けられている。引張コイルばね36aは、可動アーム31を受入姿勢に付勢する。また、可動アーム31には、ロック片38と係合する係合突起35が形成されている。
検出スイッチ37は、上方に付勢されて突出する干渉突辺37aを備えている。可動アーム31がロック姿勢になると、車輪受レバー33により干渉突辺37aが押下され、検出スイッチ37がオンするようにされている。これにより、検出スイッチ37は、可動アーム31がロック姿勢のときオン、可動アーム31が受入姿勢のときオフすることにより、可動アーム31の姿勢を検出する。検出スイッチ37のオン、オフ信号は、後述するサーバ装置100へ送信される。
ソレノイド39は、後述するサーバ装置100からの制御信号に応じて駆動する。ロック片38は、軸38aにより回動可能に軸支されている。ロック片38は、ソレノイド39と連結され、ソレノイド39の駆動力に応じて、軸38aを中心に回動し、係合突起35と係合する係合姿勢と、係合突起35との係合が解除される解除姿勢とをとり得るようにされている。
可動アーム31がロック姿勢のときにロック片38が係合姿勢となり、ロック片38と係合突起35とが係合すると、可動アーム31が引張コイルばね36aの付勢力に抗してロック姿勢でロックされる。ロック片38が解除姿勢になると、可動アーム31のロックが解除され、引張コイルばね36aの付勢力により可動アーム31が受入姿勢に姿勢変更する。
利用者が前輪41を車輪保持部28にセットする際は、可動アーム31が引張コイルばね36aの付勢力により受入姿勢となっている。この状態で前輪41が車輪保持部28内を降下すると、前輪41が車輪受レバー33と干渉し、前輪41の降下に応じて車輪受レバー33が下方に押し下げられる。その結果、可動アーム31が軸36を中心に回動し、可動アーム31がロック姿勢に姿勢変更して、可動アーム31のロックレバー34により前輪41が駐車位置でロックされる。
また、可動アーム31がロック姿勢に姿勢変更すると、検出スイッチ37がオンする。すなわち、検出スイッチ37がオンすることにより、自転車4が駐車位置に駐車されたことが検出される。また、検出スイッチ37がオンすると、ソレノイド39が駆動されてロック片38が係合姿勢となり、可動アーム31がロック姿勢のまま保持される。
図5は、図1に示すサイクルシェアリングシステム1の電気的構成の一例を示すブロック図である。図5に示すサイクルシェアリングシステム1は、支払機5と、RFIDリーダ6と、スピーカ7と、サーバ装置100と、駐車装置2−1〜2−5にそれぞれ対応する検出スイッチ37−1〜37−5、ソレノイド39−1〜39−5、及びRFIDリーダ10−1〜10−5とを備えている。支払機5は、表示部51と、RFIDリーダライタ52(アクセス部)とを備えている。そして、RFIDリーダライタ52、及びRFIDリーダ6、10によって、識別情報取得部12が構成されている。
RFIDリーダライタ52に利用者がプリペイドカードをタッチすると、RFIDリーダライタ52によって、プリペイドカードの識別情報が読み出され、その識別情報がサーバ装置100へ送信される。プリペイドカードの識別情報は、利用者を識別する識別情報として用いられる。
サーバ装置100は、サイクルシェアリングシステム1の動作を制御する制御装置である。サーバ装置100は、例えば集合住宅の管理人室に配設されていてもよく、支払機5に内蔵されていてもよい。
サーバ装置100は、例えば、所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、所定の制御プログラムを記憶するHDD(Hard Disk Drive)やROM(Read Only Memory)等の記憶部、タイマー回路、音声合成回路、及びこれらの周辺回路を備えて構成されている。サーバ装置100は、所定の制御プログラムを実行することにより、貸出処理部101、計時部102、報知処理部103、課金部104、及び管理情報記憶部105として機能する。
貸出処理部101は、駐車装置2−1〜2−5に予め駐車されている5台の自転車4の貸し出し処理を実行する。また、貸出処理部101は、RFIDリーダライタ52によりプリペイドカードの識別情報が読み取られると、貸し出し対象の自転車4の識別番号(駐車装置2の管理番号)を表示部51に表示させ、その識別番号とプリペイドカードの識別情報とを対応づけて管理情報記憶部105に記憶させると共にその識別番号の駐車装置2のソレノイド39を駆動してロックを解除する。
計時部102は、自転車4の返却時にRFIDリーダライタ52、6、10のいずれかによって識別情報が読み取られたときからの経過時間を計時する。
報知処理部103は、自転車4の返却時に計時部102により計時された経過時間が予め設定された基準時間を超えるまでの間に、検出スイッチ37がオンしなかった場合、警報を報知する。課金部104は、自転車4の貸し出しに応じて利用者に対して料金を課金する。
図6〜図8は、図5に示すサイクルシェアリングシステム1の動作の一例を示すフローチャートである。まず、貸出処理部101は、支払機5のRFIDリーダライタ52によってプリペイドカードの識別情報が読み取られていない場合(ステップS1でNO)、RFIDリーダ6又はRFIDリーダ10によって、貸し出し中の自転車の識別番号が読み取られていないかどうかを確認する(ステップS2)。貸し出し中の自転車か否かは、管理情報記憶部105を参照し、RFIDリーダ6又はRFIDリーダ10で読み取られた識別番号が利用者の識別情報に対応づけられているか否かに基づき判断できる。
RFIDリーダライタ52によってプリペイドカードの識別情報が読み取られておらず(ステップS1でNO)、RFIDリーダ6又はRFIDリーダ10によって貸し出し中の自転車の識別番号が読み取られた場合(ステップS2でYES)、自転車4を借り出した利用者が、支払機5でプリペイドカードによる使用料金の決済を行わずに駐輪コーナーAに入り、自転車4を返却しようとしていることを意味する。
そこで、RFIDリーダ6又はRFIDリーダ10によって貸し出し中の自転車の識別番号が読み取られた場合(ステップS2でYES)、報知処理部103は、「プリペイドカードを支払機5のRFIDリーダライタ52にタッチしてください」というように、プリペイドカードの読み取りを促すメッセージをスピーカ7によって報知させる。これにより、利用者が利用料金の支払いを忘れて自転車4を返却するおそれが低減される。なお、必ずしもステップS2,S3を実行しなくてもよい。
一方、利用者がプリペイドカードをRFIDリーダライタ52にタッチすると、RFIDリーダライタ52はプリペイドカードの識別情報を利用者の識別情報として読み取って貸出処理部101へ送信する(ステップS1でYES)。
貸出処理部101は、管理情報記憶部105を参照し、読み取られた識別情報の利用者と対応づけられた自転車の識別番号があるか否か、すなわちこの利用者に自転車を貸し出し中か否かを確認する(ステップS4)。貸し出し中でなければ(ステップS4でNO)、貸出処理部101は、自転車の貸し出し処理を行うべくステップS5へ移行し、貸し出し中であれば(ステップS4でYES)、貸出処理部101は、自転車の返却処理を行うべくステップS11へ移行する。
ステップS5において、貸出処理部101は、管理情報記憶部105を参照し、利用者の識別情報と対応づけられていない、すなわち貸し出されていない自転車4の識別番号のうち一つを識別番号nとして選択し、貸し出し対象の自転車4を示す識別番号nを表示部51に表示させる(ステップS5)。これにより、利用者は、借り出すべき自転車4を特定できる。
なお、自転車4としてシティ車、電動アシスト自転車、マウンテンバイク等、複数種類の車種を駐車装置2に駐車しておき、貸出処理部101は、貸し出し可能な自転車4の識別番号と車種とを利用者が選択可能に表示部51に表示してもよい。そして、図略の操作スイッチやタッチパネルにより利用者が選択した自転車4を貸し出し対象の自転車として、その識別番号をnとして取得するようにしてもよい。
次に、貸出処理部101は、利用者の識別情報と識別番号nとを対応づけて管理情報記憶部105に記憶させる(ステップS6)。次に、貸出処理部101は、ソレノイド39−nを駆動させて駐車装置2−nのロックを解除する(ステップS7)。これにより、利用者が駐車装置2−nに駐車している自転車4を持ち出し可能となる。
次に、貸出処理部101は、出入口9のRFIDリーダ6によってRFタグ11の識別番号nが読み取られるまで待機する(ステップS8でNO)。利用者が出入口9から出る際に領域6aを通ると、RFIDリーダ6によってRFタグ11の識別番号nが読み取られ(ステップS8でYES)、ステップS9へ移行する。
ステップS9において、課金部104は、識別番号nの自転車4の貸出時間Tk(n)の計時を開始し(ステップS9)、貸し出し処理を終了する。
一方、ステップS11〜S28によって、自転車4の返却処理が実行される。まず、ステップS11において、貸出処理部101は、管理情報記憶部105を参照し、利用者の識別情報と対応づけられた自転車4の識別番号m、すなわちこの利用者が借り出している自転車4の識別番号を取得する(ステップS11)。
次に、計時部102は、識別番号mに対応する経過時間Tp1(m)の計時を開始し(ステップS12)、課金部104は、貸出時間Tk(m)の計時を停止する(ステップS13)。次に、課金部104は、貸出時間Tk(m)に基づき課金すべき貸し出し料金を算出する(ステップS14)。次に、課金部104は、RFIDリーダライタ52により利用者がタッチしたプリペイドカードにアクセスし、貸出料金を決済する(ステップS15)。
次に、報知処理部103は、出入口9のRFIDリーダ6によってRFタグ11の識別番号mが読み取られたか確認し(ステップS16)、読み取られていなければ(ステップS16でNO)、経過時間Tp1(m)が予め設定された基準時間Ref1を超えたか否かを確認する(ステップS17)。
利用者が支払機5でプリペイドカードにより貸し出し料金を支払った後、自転車4を返却するべく出入口9から駐輪コーナーAに入ると、領域6aを通ることになるため、RFIDリーダ6によってRFタグ11の識別番号mが読み取られるはずである。従って、RFIDリーダ6によってRFタグ11の識別番号mが読み取られない場合、利用者が自転車4を返却していないことになる。
そこで、経過時間Tp1(m)が基準時間Ref1を超えたとき(ステップS17でYES)、報知処理部103は、自転車4の駐車位置への駐車を促すメッセージをスピーカ7によって報知させ(ステップS18)、ステップS16へ移行する。例えば、「自転車4を駐車装置2−mに返却してください」といったメッセージが報知される。
これにより、利用者に対して自転車4の返却を促すことができる。基準時間Ref1は、支払機5から出入口9(領域6a)への移動に必要な時間を考慮して、適宜設定される。経過時間Tp1(m)が基準時間Ref1を超えた場合(ステップS17でYES)、RFIDリーダライタ52で識別情報が取得されてからの経過時間が基準時間Ref1を超えるまでの間に、検出スイッチ37−mがオンしなかったことになる。
一方、出入口9のRFIDリーダ6によってRFタグ11の識別番号mが読み取られた場合(ステップS16でYES)、利用者は自転車4を返却するべく出入口9から駐輪コーナーAに入ったことになるから、計時部102は、入口9から自転車4が駐車装置2−mに返却されるまでの時間を監視するべく経過時間Tp2(m)の計時を開始する(ステップS21)。
次に、報知処理部103は、駐車装置2−m上方のRFIDリーダ10−mによってRFタグ11の識別番号mが読み取られたか確認し(ステップS22)、読み取られていなければ(ステップS22でNO)、経過時間Tp2(m)が予め設定された基準時間Ref2を超えたか否かを確認する(ステップS23)。
利用者が、自転車4の正しい返却位置である駐車装置2−mまで自転車4を移動させると、RFIDリーダ10−mの領域10a内に自転車4のRFタグ11が入ることになるため、RFIDリーダ10−mによってRFタグ11の識別番号mが読み取られるはずである。従って、RFIDリーダ10−mによってRFタグ11の識別番号mが読み取られない場合、利用者が自転車4を正しい返却場所に返却していないことになる。
そこで、経過時間Tp2(m)が基準時間Ref2を超えたとき(ステップS23でYES)、報知処理部103は、自転車4の正しい駐車位置への駐車を促すメッセージをスピーカ7によって報知させ(ステップS24)、ステップS22へ移行する。例えば、「自転車4を駐車装置2−mに返却してください」といったメッセージが報知される。
これにより、利用者に対して自転車4の正しい駐車位置への返却を促すことができる。基準時間Ref2は、出入口9(領域6a)から駐車装置2−mへの移動に必要な時間を考慮して、適宜設定される。経過時間Tp2(m)が基準時間Ref2を超えた場合(ステップS23でYES)、RFIDリーダ6で識別情報である識別番号mが取得されてからの経過時間が基準時間Ref2を超えるまでの間に、検出スイッチ37−mがオンしなかったことになる。
一方、RFIDリーダ10−mによってRFタグ11の識別番号mが読み取られた場合(ステップS22でYES)、利用者は自転車4を駐車装置2−mまで移動させたことになるから、計時部102は、自転車4が駐車装置2−mに正しくセットされ、前輪41が車輪保持部28に嵌まり込んで駐車位置に保持されるまでの時間を監視するべく経過時間Tp3(m)の計時を開始する(ステップS25)。
次に、報知処理部103は、検出スイッチ37−mがオンしたか否か、すなわち自転車4が駐車装置2−mに正しくセットされたか否かを確認し(ステップS26)、オンしていなければ(ステップS26でNO)、経過時間Tp3(m)が予め設定された基準時間Ref3を超えたか否かを確認する(ステップS27)。
利用者が、自転車4を駐車装置2−mに正しくセットし、前輪41が車輪保持部28に嵌まり込んで自転車4が駐車位置に保持されると、可動アーム31がロック姿勢となり、検出スイッチ37−mがオンするはずである。従って、検出スイッチ37−mオンしない場合、利用者が自転車4を駐車装置2−mに正しくセットしていないことになる。
そこで、経過時間Tp3(m)が基準時間Ref3を超えたとき(ステップS27でYES)、報知処理部103は、自転車4の正しい駐車位置への駐車を促すメッセージをスピーカ7によって報知させ(ステップS28)、ステップS26へ移行する。例えば、「自転車4を駐車装置2−mに正しくセットしてください」といったメッセージが報知される。
これにより、利用者に対して自転車4を駐車装置2−mに正しくセットさせ、自転車4が駐車装置2−mでロックされるように促すことができる。その結果、利用者による前輪41の車輪保持部28への押し込み方が不十分で、自転車4が正しく駐車されず、自転車4がロックされないまま放置されるおそれが低減される。
基準時間Ref3は、駐車装置2−mに自転車4をセットするのに必要な時間を考慮して、適宜設定される。経過時間Tp3(m)が基準時間Ref3を超えた場合(ステップS27でYES)、RFIDリーダ10−mで識別情報である識別番号mが取得されてからの経過時間が基準時間Ref3を超えるまでの間に、検出スイッチ37−mがオンしなかったことになる。
一方、報知処理部103は、検出スイッチ37−mがオンしていれば(ステップS26でYES)、自転車4が正しい駐車位置に返却され、ロックされたことになるから、処理を終了する。
なお、RFIDリーダ10を備えず、ステップS25〜S28を実行せず、ステップS22,S24の代わりにステップS26,S28を実行する構成としてもよい。しかしながら、RFIDリーダ10を備え、ステップS25〜S28を実行することで、利用者が駐車装置2−mまで自転車4を運んでいながら正しく駐車していないことを精度よく判定できるので(ステップS27でYES)、ユーザに的確な警告メッセージを報知し、自転車4の正しい駐車位置への駐車を促すことが可能となる点で、より好ましい。
また、RFIDリーダ6を備えず、ステップS16〜S18を実行せず、ステップS15からステップS21へ移行する構成としてもよい。あるいは、RFIDリーダ6,10を備えず、ステップS16〜S18、S25〜S28を実行せず、ステップS22,S24の代わりにステップS26,S28を実行する構成としてもよい。
しかしながら、RFIDリーダ6を備えず、ステップS16〜S18を実行しなかった場合、プリペイドカードによる決済(ステップS15)が行われてから警報メッセージが報知されるまでの監視時間(経過時間)として、例えば経過時間Tp2(m)のように、支払機5から遠い位置にある駐車装置2−5まで自転車4を運ぶのに必要な時間より長い時間を設定する必要がある。この場合、プリペイドカードによる決済(ステップS15)を行った利用者が自転車4を返却せずに立ち去った場合、警報メッセージが報知されたときには既にスピーカ7から遠く離れており、警報メッセージが聞こえないおそれがある。
一方、RFIDリーダ6を備え、ステップS16〜S18を実行する場合、RFIDリーダ6が、RFIDリーダ10−5や検出スイッチ37−5よりも支払機5に近い位置に配置されるので、経過時間Tp1(m)を短い時間に設定し、プリペイドカードによる決済(ステップS15)が行われてから、警報メッセージが報知(ステップS18)されるまでの時間を短くすることができる。その結果、プリペイドカードによる決済(ステップS15)を行った利用者が自転車4を返却せずに立ち去った場合であっても、利用者が支払機5から遠く離れる前に警報メッセージを報知できる確実性が向上する点でより好ましい。
また、ステップS12,S17,S18を実行せず、計時部102は、プリペイドカードから識別情報が読み取られた場合に経過時間の計時を行わず、RFIDリーダ6又はRFIDリーダ10によって識別情報が読み取られた場合にのみ経過時間の計時を開始する構成としてもよい。
また、出入口9のRFIDリーダ6によってRFタグ11の識別番号nが読み取られ(ステップS8でYES)、すなわち利用者が出入口9から出てから再び支払機5のRFIDリーダライタ52にタッチするまでの時間を貸出時間として計時する例を示したが、貸出時間はこの例に限らない。RFIDリーダライタ52,RFIDリーダ6,10による識別情報の読み出しタイミングや検出スイッチ37のオン、オフタイミングを適宜組み合わせて貸出時間を計時し、あるいはこのようにして計時された時間に適宜補正を加えて貸出時間としてもよい。
また、RFIDリーダライタ52,RFIDリーダ6,10による識別情報の読み出し処理や検出スイッチ37のオン、オフを履歴情報としてHDD等の記憶手段に記憶させる構成としてもよい。例えばプリペイドカードの識別情報とその利用者とを対応づける利用者情報を予め記憶しておくことにより、自転車4が正しく返却されなかった場合、その履歴情報から、自転車4を正しく返却しなかった利用者を特定することが可能となる。
また、報知部はスピーカに限らない。報知部は、例えば液晶表示器等の表示装置であってもよく、警告ランプ等であってもよい。
また、RFタグ11を自転車4に取り付ける例に限らない。RFタグ11、又はRFタグ11と同様の機能を有し、利用者の識別情報が記憶された無線通信装置を利用者が所持する構成としてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る二輪駐車場システムについて説明する。第2実施形態に係る二輪駐車場システム1aの構成は、サイクルシェアリングシステム1と同様、図1で示される。駐車装置2は、利用者が持ち込んだ自転車4を駐車するようになっている。二輪駐車場システム1aとサイクルシェアリングシステム1とは、図5に示すサーバ装置100aの構成が異なる。図5では、二輪駐車場システム1aがサイクルシェアリングシステム1と異なっている構成について、カッコを付して記載している。
二輪駐車場システム1aでは、自転車4にはRFタグ11が取り付けられていない。代わりに、利用者がRFタグ11と同様の機能を有し、利用者の識別情報が記憶されたIC(Integrated Circuit)カード(無線通信装置)を所持している。
サーバ装置100aは、サーバ装置100とは、下記の点で異なる。すなわち、サーバ装置100aは、貸出処理部101の代わりに駐輪処理部101aを備える。駐輪処理部101aは、駐車装置2−1〜2−5への、利用者の自転車4の駐輪処理を実行する。また、駐輪処理部101aは、RFIDリーダライタ52によりプリペイドカードの識別情報が読み取られると、駐輪可能な駐車装置2の識別番号nを表示部51に表示させ、識別番号nとプリペイドカードの識別情報とを対応づけて管理情報記憶部105に記憶させる。
計時部102aは、RFIDリーダライタ52、6、10のいずれかによって識別情報が読み取られたときからの経過時間を計時する。
報知処理部103aは、自転車4の返却時に計時部102aにより計時された経過時間が予め設定された基準時間を超えるまでの間に、検出スイッチ37がオンしなかった場合、警報を報知する。課金部104aは、自転車4を駐車した利用者に対して料金を課金する。
その他の構成はサイクルシェアリングシステム1と同様であるのでその説明を省略し、以下本実施形態の特徴的な点について説明する。図9〜図11は、図5に示す二輪駐車場システム1aの動作の一例を示すフローチャートである。まず、駐輪処理部101aは、支払機5のRFIDリーダライタ52によってプリペイドカードの識別情報が読み取られていない場合(ステップS31でNO)、RFIDリーダ6又はRFIDリーダ10によって、ICカードから利用者の識別番号が読み取られていないかどうかを確認する(ステップS32)。
RFIDリーダライタ52によってプリペイドカードの識別情報が読み取られておらず(ステップS31でNO)、RFIDリーダ6又はRFIDリーダ10によってICカードから利用者の識別番号が読み取られた場合(ステップS32でYES)、利用者は、支払機5でプリペイドカードをRFIDリーダライタ52にタッチせずに駐輪コーナーAに入り、自転車4を駐輪、又は駐輪されている自転車4を取りに行こうとしていることを意味する。
そこで、RFIDリーダ6又はRFIDリーダ10によってICカードから利用者の識別番号が読み取られた場合(ステップS32でYES)、報知処理部103aは、「プリペイドカードを支払機5のRFIDリーダライタ52にタッチしてください」というように、プリペイドカードの読み取りを促すメッセージをスピーカ7によって報知させる。これにより、利用者がプリペイドカードをRFIDリーダライタ52にタッチせずに自転車4を駐輪、又は駐輪されている自転車4を取りに行こうとするおそれが低減される。なお、必ずしもステップS32,S33を実行しなくてもよい。
一方、利用者がプリペイドカードをRFIDリーダライタ52にタッチすると、RFIDリーダライタ52はプリペイドカードの識別情報を利用者の識別情報Uとして読み取って駐輪処理部101aへ送信する(ステップS31でYES)。
駐輪処理部101aは、管理情報記憶部105を参照し、読み取られた識別情報Uの利用者に対応づけられた駐車装置2の番号があるか否か、すなわちこの利用者が自転車を駐車中か否かを確認する(ステップS34)。駐車中でなければ(ステップS34でNO)、駐輪処理部101aは、自転車の駐輪処理を行うべくステップS41へ移行し、駐輪中であれば(ステップS34でYES)、駐輪処理部101aは、自転車の返却処理を行うべくステップS35へ移行する。
ステップS41において、計時部102aは、識別情報Uに対応する経過時間Tp1(U)の計時を開始し(ステップS41)、駐輪処理部101aは、管理情報記憶部105を参照し、利用者の識別情報Uと対応づけられていない、すなわち駐輪されていない駐車装置2のうち一つの識別番号を選択し、駐車可能な駐車装置2の識別番号nとして表示部51に表示させる(ステップS42)。これにより、利用者は、自分の自転車4を駐輪すべき駐車装置2の番号を特定できる。
次に、駐輪処理部101aは、利用者の識別情報Uと識別番号nとを対応づけて管理情報記憶部105に記憶させる(ステップS43)。
次に、報知処理部103aは、出入口9のRFIDリーダ6によって利用者のICカードの識別情報Uが読み取られたか確認し(ステップS44)、読み取られていなければ(ステップS44でNO)、経過時間Tp1(U)が基準時間Ref1を超えたか否かを確認する(ステップS45)。
利用者が支払機5でプリペイドカードをタッチした後、自転車4を駐車するべく出入口9から駐輪コーナーAに入ると、領域6aを通ることになるため、RFIDリーダ6によってICカードの識別情報Uが読み取られるはずである。従って、RFIDリーダ6によってICカードの識別情報Uが読み取られない場合、利用者が駐輪コーナーAに向かっていないことになる。
そこで、経過時間Tp1(U)が基準時間Ref1を超えたとき(ステップS45でYES)、報知処理部103aは、自転車4の駐車位置への駐車を促すメッセージをスピーカ7によって報知させ(ステップS46)、ステップS44へ移行する。例えば、「自転車を駐車装置2−nに駐輪してください」といったメッセージが報知される。
これにより、利用者に対して自転車4の駐輪を促すことができる。経過時間Tp1(U)が基準時間Ref1を超えた場合(ステップS45でYES)、RFIDリーダライタ52で識別情報Uが取得されてからの経過時間が基準時間Ref1を超えるまでの間に、検出スイッチ37−nがオンしなかったことになる。
一方、出入口9のRFIDリーダ6によってICカードの識別情報Uが読み取られた場合(ステップS44でYES)、利用者は自転車4を駐輪するべく出入口9から駐輪コーナーAに入ったことになるから、計時部102aは、入口9から自転車4が駐車装置2−nに駐輪されるまでの時間を監視するべく経過時間Tp2(U)の計時を開始する(ステップS51)。
次に、報知処理部103aは、駐車装置2−n上方のRFIDリーダ10−nによってICカードの識別情報Uが読み取られたか確認し(ステップS52)、読み取られていなければ(ステップS52でNO)、経過時間Tp2(U)が基準時間Ref2を超えたか否かを確認する(ステップS53)。
利用者が、自転車4の正しい駐輪位置である駐車装置2−nまで自転車4を移動させると、RFIDリーダ10−nの領域10a内に利用者が所持しているICカードの識別情報Uが入ることになるため、RFIDリーダ10−nによってICカードの識別情報Uが読み取られるはずである。従って、RFIDリーダ10−nによってICカードの識別情報Uが読み取られない場合、利用者が自転車4を正しい駐車場所に駐輪していないことになる。
そこで、経過時間Tp2(U)が基準時間Ref2を超えたとき(ステップS53でYES)、報知処理部103aは、自転車4の正しい駐車位置への駐車を促すメッセージをスピーカ7によって報知させ(ステップS54)、ステップS52へ移行する。例えば、「自転車4を駐車装置2−nに返却してください」といったメッセージが報知される。
これにより、利用者に対して自転車4の正しい駐車位置への駐輪を促すことができる。経過時間Tp2(U)が基準時間Ref2を超えた場合(ステップS53でYES)、RFIDリーダ6で識別情報Uが取得されてからの経過時間が基準時間Ref2を超えるまでの間に、検出スイッチ37−nがオンしなかったことになる。
一方、RFIDリーダ10−nによってICカードの識別情報Uが読み取られた場合(ステップS52でYES)、利用者は自転車4を駐車装置2−nまで移動させたことになるから、計時部102aは、自転車4が駐車装置2−nに正しくセットされ、前輪41が車輪保持部28に嵌まり込んで駐車位置に保持されるまでの時間を監視するべく経過時間Tp3(U)の計時を開始する(ステップS55)。
次に、報知処理部103aは、検出スイッチ37−nがオンしたか否か、すなわち自転車4が駐車装置2−nに正しくセットされたか否かを確認し(ステップS56)、オンしていなければ(ステップS56でNO)、経過時間Tp3(U)が予め設定された基準時間Ref3を超えたか否かを確認する(ステップS57)。
利用者が、自転車4を駐車装置2−nに正しくセットし、前輪41が車輪保持部28に嵌まり込んで自転車4が駐車位置に保持されると、可動アーム31がロック姿勢となり、検出スイッチ37−nがオンするはずである。従って、検出スイッチ37−nオンしない場合、利用者が自転車4を駐車装置2−nに正しくセットしていないことになる。
そこで、経過時間Tp3(U)が基準時間Ref3を超えたとき(ステップS57でYES)、報知処理部103aは、自転車4の正しい駐車位置への駐車を促すメッセージをスピーカ7によって報知させ(ステップS58)、ステップS56へ移行する。例えば、「自転車4を駐車装置2−nに正しくセットしてください」といったメッセージが報知される。
これにより、利用者に対して自転車4を駐車装置2−nに正しくセットさせ、自転車4が駐車装置2−nでロックされるように促すことができる。その結果、利用者による前輪41の車輪保持部28への押し込み方が不十分で、自転車4が正しく駐車されず、自転車4がロックされないまま放置されるおそれが低減される。経過時間Tp3(U)が基準時間Ref3を超えた場合(ステップS57でYES)、RFIDリーダ10−nで識別情報Uが取得されてからの経過時間が基準時間Ref3を超えるまでの間に、検出スイッチ37−nがオンしなかったことになる。
一方、報知処理部103aは、検出スイッチ37−nがオンしていれば(ステップS56でYES)、自転車4が正しい駐車位置に駐輪され、ロックされたことになるから、識別情報Uで識別される利用者Uによる自転車4の駐車時間Tt(U)の計時を開始し(ステップS59)、処理を終了する。
一方、ステップS34において、利用者Uが自転車4を駐車中であれば(ステップS34でYES)、駐輪処理部101aは、駐車時間Tt(U)の計時を停止し(ステップS35)、課金部104aが駐車時間Tt(U)に基づき課金すべき駐車料金を算出する(ステップS36)。次に、課金部104aは、RFIDリーダライタ52により利用者がタッチしたプリペイドカードにアクセスし、駐車料金を決済する(ステップS37)。
次に、駐輪処理部101aは、ソレノイド39−nを駆動させて駐車装置2−nのロックを解除する(ステップS38)。次に、駐輪処理部101aは、駐車装置2−nの識別番号nを表示部51に表示する(ステップS39)。これにより、利用者は、自分の自転車4が駐車されている駐車装置2−nを特定することができ、駐車装置2−nから自分の自転車4を持ち出すことができる。
なお、RFIDリーダ10を備えず、ステップS55〜S58を実行せず、ステップS52,S54の代わりにステップS56,S58を実行する構成としてもよい。しかしながら、RFIDリーダ10を備え、ステップS55〜S58を実行することで、利用者が駐車装置2−nまで自転車4を運んでいながら正しく駐車していないことを精度よく判定できるので(ステップS57でYES)、ユーザに的確な警告メッセージを報知し、自転車4の正しい駐車位置への駐車を促すことが可能となる点で、より好ましい。
また、RFIDリーダ6を備えず、ステップS44〜S46を実行せず、ステップS43からステップS51へ移行する構成としてもよい。あるいは、RFIDリーダ6,10を備えず、ステップS44〜S46、S55〜S58を実行せず、ステップS52,S54の代わりにステップS56,S58を実行する構成としてもよい。
しかしながら、RFIDリーダ6を備えず、ステップS44〜S46を実行しなかった場合、利用者が支払機5にプリペイドカードをタッチ(ステップS31)が行われてから警報メッセージが報知されるまでの監視時間(経過時間)として、例えば経過時間Tp2(U)のように、支払機5から遠い位置にある駐車装置2−5まで自転車4を運ぶのに必要な時間より長い時間を設定する必要がある。この場合、プリペイドカードでタッチを行った利用者が自転車4を駐輪せずに立ち去った場合、警報メッセージが報知されたときには既にスピーカ7から遠く離れており、警報メッセージが聞こえないおそれがある。
一方、RFIDリーダ6を備え、ステップS44〜S46を実行する場合、RFIDリーダ6が、RFIDリーダ10−5や検出スイッチ37−5よりも支払機5に近い位置に配置されるので、経過時間Tp1(U)を短い時間に設定し、プリペイドカードによるタッチ(ステップS31)が行われてから、警報メッセージが報知(ステップS46)されるまでの時間を短くすることができる。その結果、プリペイドカードによるタッチ(ステップS31)を行った利用者が自転車4を駐輪せずに立ち去った場合であっても、利用者が支払機5から遠く離れる前に警報メッセージを報知できる確実性が向上する点でより好ましい。
また、ステップS41,S45,S46を実行せず、計時部102aは、プリペイドカードから識別情報が読み取られた場合に経過時間の計時を行わず、RFIDリーダ6又はRFIDリーダ10によって識別情報が読み取られた場合にのみ経過時間の計時を開始する構成としてもよい。
また、検出スイッチ37−nがオンし(ステップS56でYES)、すなわち自転車4が駐車装置2−nに正しく駐輪されてから再び支払機5のRFIDリーダライタ52にプリペイドカードをタッチするまでの時間を駐輪時間として計時する例を示したが、駐輪時間はこの例に限らない。RFIDリーダライタ52,RFIDリーダ6,10による識別情報の読み出しタイミングや検出スイッチ37のオン、オフタイミングを適宜組み合わせて駐輪時間を計時し、あるいはこのようにして計時された時間に適宜補正を加えて駐輪時間としてもよい。
また、RFIDリーダライタ52,RFIDリーダ6,10による識別情報の読み出し処理や検出スイッチ37のオン、オフを履歴情報としてHDD等の記憶手段に記憶させる構成としてもよい。例えばプリペイドカードの識別情報とその利用者とを対応づける利用者情報を予め記憶しておくことにより、自転車4が適切に駐車されなかったり、自転車4が引き取られなかったりした場合、その履歴情報から、その利用者を特定することが可能となる。
また、ICカードを利用者が所持する例に限らない。二輪駐車場システム1aの利用者にRFタグ11を配布しておき、利用者の自転車4にRFタグ11を取り付ける構成としてもよい。
1 サイクルシェアリングシステム(二輪貸出システム、二輪車管理システム)
1a 二輪駐車場システム(二輪車管理システム)
2,2−1〜2−5 駐車装置
3 ロック機構
4 自転車
5 支払機
6 RFIDリーダ(第1無線読取部)
10,10−1〜10−5 RFIDリーダ(第2無線読取部)
6a,10a 領域
7 スピーカ(報知部)
8 壁面
9 出入口(入口)
11 RFタグ
12 識別情報取得部
20 本体部
28 車輪保持部
37,37−1〜37−5 検出スイッチ(駐車検出部)
39,39−1〜39−5 ソレノイド
51 表示部
52 RFIDリーダライタ(アクセス部)
100,100a サーバ装置
101 貸出処理部
101a 駐輪処理部
102,102a 計時部
103,103a 報知処理部
104,104a 課金部
105 管理情報記憶部
A 駐輪コーナー(駐車空間)
Ref1,Ref2,Ref3 基準時間
Tk 貸出時間
Tp1,Tp2,Tp3 経過時間
Tt 駐車時間
U 識別情報

Claims (9)

  1. 二輪車の所定の駐車位置への駐車の有無を検出する駐車検出部と、
    前記二輪車又は前記二輪車の利用者を識別可能な識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記識別情報取得部により前記識別情報が取得されてからの経過時間を計時する計時部と、
    前記計時部により計時された経過時間が予め設定された基準時間を超えるまでの間に、前記駐車検出部によって前記二輪車の駐車が検出されなかった場合、警報を報知する報知部とを備える二輪車管理システム。
  2. 前記二輪車管理システムは、前記二輪車を利用者に貸し出す二輪貸出システムであり、
    前記二輪車の貸し出しに応じて前記二輪車の利用者に対して料金を課金する課金部をさらに備え、
    前記識別情報取得部は、前記識別情報を記憶し、かつ電子的に料金決済可能な決済媒体にアクセス可能なアクセス部を含み、
    前記課金部は、前記アクセス部により前記決済媒体にアクセスさせることによって、前記料金の決済を行い、
    前記識別情報取得部は、前記アクセス部により前記決済媒体から前記識別情報を読み取らせ、
    前記報知部は、前記二輪車が返却されるときに、前記経過時間が前記基準時間を超えるまでの間に前記駐車検出部によって前記二輪車の駐車が検出されなかった場合、警報を報知する請求項1記載の二輪車管理システム。
  3. 前記二輪車管理システムは、前記二輪車が駐車される二輪駐車場システムであり、
    前記二輪車の駐車に応じて前記二輪車の利用者に対して料金を課金する課金部をさらに備え、
    前記識別情報取得部は、前記識別情報を記憶し、かつ電子的に料金決済可能な決済媒体にアクセス可能なアクセス部を含み、
    前記識別情報取得部は、前記アクセス部により前記決済媒体から前記識別情報を読み取らせ、
    前記報知部は、前記二輪車が駐車されるときに、前記経過時間が前記基準時間を超えるまでの間に前記駐車検出部によって前記二輪車の駐車が検出されなかった場合、警報を報知する請求項1記載の二輪車管理システム。
  4. 前記駐車位置は、前記二輪車を駐車するための駐車空間内に設けられ、
    前記アクセス部は、前記駐車空間の外部から内部へ入るための入口よりも外側に設けられ、
    前記識別情報取得部は、さらに、前記入口を含む所定領域内に無線通信装置が存在した場合に、その無線通信装置との間で無線通信を実行することにより前記識別情報を取得する第1無線読取部を含み、
    前記報知部は、前記アクセス部により前記決済媒体から前記識別情報が読みとられることなく前記第1無線読取部により前記無線通信装置から前記識別情報が取得されたとき、前記決済媒体の読み取りを促すメッセージを報知する請求項2又は3に記載の二輪車管理システム。
  5. 前記識別情報取得部は、さらに、前記駐車位置の少なくとも一部を含む所定領域内に無線通信装置が存在した場合に、その無線通信装置との間で無線通信を実行することにより前記識別情報を取得する第2無線読取部を含み、
    前記報知部は、前記アクセス部により前記決済媒体から前記識別情報が読みとられることなく前記第2無線読取部により前記無線通信装置から前記識別情報が取得されたとき、前記決済媒体の読み取りを促すメッセージを報知する請求項2〜4のいずれか1項に記載の二輪車管理システム。
  6. 前記駐車位置は、前記二輪車を駐車するための駐車空間内に設けられ、
    前記識別情報取得部は、前記駐車空間の外部から内部へ入るための入口を含む所定領域内に無線通信装置が存在した場合に、その無線通信装置との間で無線通信を実行することにより前記識別情報を取得する第1無線読取部を含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の二輪車管理システム。
  7. 前記識別情報取得部は、前記駐車位置の少なくとも一部を含む所定領域内に無線通信装置が存在した場合に、その無線通信装置との間で無線通信を実行することにより前記識別情報を取得する第2無線読取部を含む請求項1〜4のいずれか1項に記載の二輪車管理システム。
  8. 前記二輪車が前記駐車位置に駐車されたとき、前記二輪車を前記駐車位置でロックするロック機構をさらに備え、
    前記駐車検出部は、前記ロック機構により前記ロックされているとき、前記二輪車の駐車を検出する請求項1〜7のいずれか一項に記載の二輪車管理システム。
  9. 前記警報は、前記二輪車の前記駐車位置への駐車を促すメッセージである請求項1〜8のいずれか1項に記載の二輪車管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019121034A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 株式会社ぐるなび 決済支援システム、決済支援装置、及び決済支援方法

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