JP2015191482A - 電子機器、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】手書きによって多くの文字を容易に入力することができる電子機器、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】手書きによって入力される複数の第1ストロークを受信する手段と、第m番目(mは1より大きい整数)までの第1ストロークの入力が完了したことに応じて、第1番目から第m番目までの第1ストロークに対応する複数の第2ストローク群のうちの1以上を、第1入力候補として表示する。第n番目(nはmより大きい整数)までの第1ストロークの入力が完了したことに応じて、第1番目から第n番目までの第1ストロークに対応する複数の第3ストローク群のうちの1以上を、第2入力候補として表示する。第1入力候補として表示された1以上の第2ストローク群と、複数の第3ストローク群の少なくとも1つが重複する場合、第2入力候補として表示する1以上の第3ストローク群から、第1入力候補として表示された第2ストローク群が除外される。【選択図】図11

Description

本発明の実施形態は手書き入力に関する。
近年、タブレット、PDA、スマートフォンといった種々の電子機器が開発されている。この種の電子機器の多くは、ユーザによる入力操作を容易にするために、タッチスクリーンディスプレイを備えている。ユーザは、タッチスクリーンディスプレイ上に表示されるメニューまたはオブジェクトを指などでタッチすることにより、これらメニューまたはオブジェクトに関連づけられた機能の実行を電子機器に指示することができる。
特開平6−251187号公報
文字入力に関しては、ハードウェアキーボードを用いる電子機器の方がタッチ入力の電子機器に優る。従来、手書きによって多くの文字をスムーズに入力することは容易ではなかった。
本発明の一形態の目的は、手書きによって多くの文字を容易に入力することができる電子機器、方法及びプログラムを提供することである。
実施形態によれば、電子機器は、手書きによって入力される複数の第1ストロークを受信する受信手段と、第m(mは1より大きい整数)番目までの第1ストロークの入力が完了したことに応じて、第1番目から第m番目までの第1ストロークに対応する複数の第2ストローク群のうちの1以上を、第1入力候補として表示するための処理を実行する処理手段とを具備する。処理手段は、第n(nはmより大きい整数)番目までの第1ストロークの入力が完了したことに応じて、第1番目から第n番目までの第1ストロークに対応する複数の第3ストローク群のうちの1以上を、第2入力候補として表示するための処理を実行するものであって、前記第1入力候補として表示された1以上の第2ストローク群と、前記複数の第3ストローク群の少なくとも1つが重複する場合、前記処理手段は、前記第2入力候補として表示する1以上の第3ストローク群から、前記第1入力候補として表示された1以上の第2ストローク群を除外するための処理を行う。
図1は実施形態に係る電子機器の外観を示す例示的な斜視図である。 図2は図1の電子機器と外部装置との連携動作を示す例示的な図である。 図3は図1の電子機器のタッチスクリーンディスプレイ上に手書きされる手書き文書の例を示す図である。 図4は図3の手書き文書に対応する時系列情報を説明するための例示的な図である。 図5は図1の電子機器のシステム構成を示す例示的なブロック図である。 図6は図1の電子機器によって実行される手書きノートアプリケーションプログラムの機能構成を示す例示的なブロック図である。 図7は図1の電子機器によって実行されるストローク補完処理の手順を説明するための手書き文書の編集画面の例示的な図である。 図8は図1の電子機器によって実行されるストローク補完処理の手順を説明するための手書き文書の編集画面の例示的な図である。 図9は図1の電子機器によって実行されるストローク補完処理の手順を説明するためのクエリストロークとストローク候補の変遷を示す例示的な図である。 図10は図1の電子機器によって実行されるストローク補完処理の手順の一例を説明するための例示的なフローチャートである。 図11は図1の電子機器によって実行されるストローク補完処理の手順を説明するためのクエリストロークとストローク候補の変遷を示す例示的な図である。 図12は図1の電子機器によって実行されるストローク補完処理の手順の他の例を説明するための例示的なフローチャートである。 図13は図1の電子機器によって実行されるストローク補完処理の手順の他の例を説明するための例示的なフローチャートである。
以下、第1の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図である。電子機器は、例えば、ペン(スタイラスペン、デジタイザペン、タッチペンとも称される)または指によって手書き入力可能なペン・ベースの携帯型機器である。電子機器は、タブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、PDA等として実現され得る。ここでは、電子機器がタブレットコンピュータ10として実現されている。タブレットコンピュータ10は、タブレットまたはスレートコンピュータとも称される。タブレットコンピュータ10は、本体11とタッチスクリーンディスプレイ17とを備える。本体11は、薄い箱形の筐体を有している。タッチスクリーンディスプレイ17は、本体11の上面に重ね合わさるように取り付けられている。
タッチスクリーンディスプレイ17には、フラットパネルディスプレイと、センサとが組み込まれている。センサは、フラットパネルディスプレイの画面上のペンまたは指の接触位置を検出するように構成されている。フラットパネルディスプレイは、例えば、液晶表示装置(LCD)である。センサとしては、例えば、静電容量方式のタッチパネル、電磁誘導方式のデジタイザなどを使用することができる。ここでは、デジタイザとタッチパネルの2種類のセンサの双方がタッチスクリーンディスプレイ17に組み込まれている。
デジタイザは、例えば、フラットパネルディスプレイの画面の下側に配置される。タッチパネルは、例えば、フラットパネルディスプレイの画面上に配置される。タッチスクリーンディスプレイ17は、指を使用した画面に対するタッチ操作のみならず、ペン100を使用した画面に対するタッチ操作も検出することができる。ペン100は例えばデジタイザペン(電磁誘導ペン)であってもよい。ユーザは、外部オブジェクト(ペン100又は指)を使用してタッチスクリーンディスプレイ17上で手書き入力操作を行うことができる。手書き入力操作中においては、画面上の外部オブジェクト(ペン100又は指)の動きの軌跡、つまり手書きによって入力されるストロークの軌跡がリアルタイムに描画され、これによって各ストロークの軌跡が画面上に表示される。外部オブジェクトが画面に接触されている間の外部オブジェクトの動きの軌跡が1ストロークに相当する。手書きされた文字または図形などに対応する多数のストロークの集合、つまり多数の軌跡の集合が手書き文書を構成する。
本実施形態では、手書き文書は、イメージデータではなく、各ストロークの軌跡の座標列とストローク間の順序関係とを示す時系列情報として記憶媒体に保存される。時系列情報の詳細は図4を参照して後述するが、時系列情報は、複数のストロークにそれぞれ対応するとともに複数のストロークが手書きされた順を示す複数のストロークデータを含む。換言すれば、時系列情報は、複数のストロークにそれぞれ対応する時系列のストロークデータの集合である。各ストロークデータは、ある一つのストロークに対応し、ストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)を含む。これらストロークデータの並びの順序は、ストロークそれぞれが手書きされた順序つまり筆順に相当する。
タブレットコンピュータ10は、記憶媒体から既存の任意の時系列情報を読み出し、時系列情報に対応する手書き文書、つまり時系列情報によって示される複数のストロークデータそれぞれに対応するストロークを画面上に表示することができる。さらに、タブレットコンピュータ10は編集機能を有している。編集機能は、「消しゴム」ツール、「範囲指定」ツール、および他の各種ツール等を用いたユーザによる編集操作に応じて、表示中の手書き文書内の任意のストロークまたは任意の手書き文字等を削除または移動することができる。さらに、編集機能は、幾つかの手書き操作の履歴を取り消す機能も含んでいる。
さらに、タブレットコンピュータ10は、ストローク補完機能も有している。ストローク補完機能は、多くのストロークを手書きによって容易に入力できるようにするために、ユーザの手書き入力操作を補助するための機能である。具体的には、1画のストロークが手書きされる毎に、今まで手書きされた1以上のストローク群を含み、ユーザが入力することが予想される過去に入力されたストローク群を1以上のストローク候補としてユーザに提示する。これにより、ユーザは必ずしも全画数手書きする必要がなく、多くのストロークを手書きによって容易に入力できるようになる。
図2は、タブレットコンピュータ10と外部装置との連携動作の例を示している。タブレットコンピュータ10は、パーソナルコンピュータ1やクラウドコンピューティングシステムと連携することができる。すなわち、タブレットコンピュータ10は、無線LANなどの無線通信デバイスを備えており、パーソナルコンピュータ1との無線通信を実行することができる。さらに、タブレットコンピュータ10は、インターネット上のサーバ2との通信を実行することもできる。サーバ2はオンラインストレージサービス、他の各種クラウドコンピューティングサービスを実行するサーバであってもよい。
パーソナルコンピュータ1はハードディスクドライブ(HDD)のようなストレージデバイスを備えている。タブレットコンピュータ10は、時系列情報(手書き文書)をネットワーク越しにパーソナルコンピュータ1に送信して、パーソナルコンピュータ1のHDDに記録することができる(アップロード)。
これにより、タブレットコンピュータ10内のストレージの容量が少ない場合でも、タブレットコンピュータ10が多数の時系列情報(手書き文書)あるいは大容量の時系列情報(手書き文書)を扱うことが可能となる。
さらに、タブレットコンピュータ10は、パーソナルコンピュータ1のHDDに記録されている任意の1以上の手書き文書を読み出すことすができる(ダウンロード)。タブレットコンピュータ10は、読み出した手書き文書によって示されるストロークそれぞれの軌跡をタブレットコンピュータ10のタッチスクリーンディスプレイ17の画面に表示することができる。この場合、複数の手書き文書それぞれのページを縮小することによって得られるサムネイルの一覧をタッチスクリーンディスプレイ17の画面上に表示してもよいし、これらサムネイルから選ばれた1ページをタッチスクリーンディスプレイ17の画面上に通常サイズで表示してもよい。
さらに、タブレットコンピュータ10が通信する先はパーソナルコンピュータ1ではなく、上述したように、ストレージサービスなどを提供するクラウドコンピューティングシステム上のサーバ2であってよい。タブレットコンピュータ10は、手書き文書をネットワーク越しにサーバ2に送信して、サーバ2のストレージデバイス2Aに記録することができる(アップロード)。さらに、タブレットコンピュータ10は、サーバ2のストレージデバイス2Aに記録されている任意の手書き文書を読み出すことができる(ダウンロード)。タブレットコンピュータ10は、読み出した手書き文書によって示されるストロークそれぞれの軌跡をタブレットコンピュータ10のタッチスクリーンディスプレイ17の画面に表示することができる。
このように、本実施形態では、手書き文書が格納される記憶媒体は、タブレットコンピュータ10内のストレージデバイス、パーソナルコンピュータ1内のストレージデバイス、サーバ2のストレージデバイスのいずれであってもよい。
次に、図3および図4を参照して、ユーザによって手書きされたストローク(文字、マーク、図形(線図)、表など)と手書き文書との関係について説明する。図3は、ペン100などを使用してタッチスクリーンディスプレイ17上に手書きされる手書き文字列の例を示している。
手書き文書では、一旦手書きされた文字や図形などの上に、さらに別の文字や図形などが手書きされるというケースが多い。図3においては、「ABC」の手書き文字列が「A」、「B」、「C」の順番で手書きされ、この後に、手書きの矢印が、手書き文字「A」のすぐ近くに手書きされた場合が想定されている。
手書き文字「A」は、ペン100などを使用して手書きされる2つのストローク(「∧」形状の軌跡、「−」形状の軌跡)によって、つまり2つの軌跡によって表現される。最初に手書きされる「∧」形状のペン100の軌跡は例えば等時間間隔でリアルタイムにサンプリングされ、これによって「∧」形状のストロークの時系列座標SD11、SD12、…SD1nが得られる。同様に、次に手書きされる「−」形状のペン100の軌跡も等時間間隔でリアルタイムにサンプリングされ、これによって「−」形状のストロークの時系列座標SD21、SD22、…SD2nが得られる。
手書き文字「B」は、ペン100などを使用して手書きされた2つのストローク、つまり2つの軌跡によって表現される。手書き文字「C」は、ペン100などを使用して手書きされた1つのストローク、つまり1つの軌跡によって表現される。手書きの「矢印」は、ペン100などを使用して手書きされた手書きされた2つのストローク、つまり2つの軌跡によって表現される。
図4は、図3の手書き文字列に対応する時系列情報200を示している。時系列情報200は、複数のストロークデータSD1、SD2、…、SD7を含む。時系列情報200内においては、これらストロークデータSD1、SD2、…、SD7は、ストローク順に、つまり複数のストロークが手書きされた順に時系列に並べられている。
時系列情報200において、先頭の2つのストロークデータSD1、SD2は、手書き文字「A」の2つのストロークをそれぞれ示している。3番目と4番目のストロークデータSD3、SD4は、手書き文字「B」を構成する2つのストロークをそれぞれ示している。5番目のストロークデータSD5は、手書き文字「C」を構成する1つのストロークを示している。6番目と7番目のストロークデータSD6、SD7は、手書き「矢印」を構成する2つのストロークをそれぞれ示している。
各ストロークデータは、一つのストロークに対応する座標データ系列(時系列座標)、つまり一つのストロークの軌跡上の複数の点それぞれに対応する複数の座標を含む。各ストロークデータにおいては、複数の座標はストロークが書かれた順に時系列に並べられている。例えば、手書き文字「A」に関しては、ストロークデータSD1は、手書き文字「A」の「∧」形状のストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)、つまりn個の座標データSD11、SD12、…SD1nを含む。ストロークデータSD2は、手書き文字「A」の「−」形状のストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列、つまりn個の座標データSD21、SD22、…SD2nを含む。なお、座標データの数はストロークデータ毎に異なっていてもよい。すなわち、ペン100の軌跡は等時間間隔でリアルタイムにサンプリングされるので、ストロークの長さが長いほど、あるいはストロークの手書き速度が遅いほど、座標データの数は増加する。
各座標データは、対応する軌跡内のある1点に対応するX座標およびY座標を示す。例えば、座標データSD11は、「∧」形状のストロークの始点のX座標(X11)およびY座標(Y11)を示す。SD1nは、「∧」形状のストロークの終点のX座標(X1n)およびY座標(Y1n)を示す。
さらに、各座標データは、その座標に対応する点が手書きされた時点に対応するタイムスタンプ情報Tを含んでいてもよい。さらに、各座標データには、筆圧を示す情報(Z)を追加してもよい。
さらに、本実施形態では、上述したように、手書き文書は、イメージまたは文字認識結果ではなく、時系列のストロークデータの集合として記憶されるので、手書き文字の言語に依存せずに手書き文字を扱うことができる。よって、本実施形態の時系列情報200の構造は、使用言語の異なる世界中の様々な国で共通に使用できる。
図5は、タブレットコンピュータ10のシステム構成を示す。
タブレットコンピュータ10は、CPU101、システムコントローラ102、主メモリ103、グラフィクスコントローラ104、BIOS−ROM105、不揮発性メモリ106、無線通信デバイス107、エンベデッドコントローラ(EC)108等を備える。
CPU101は、タブレットコンピュータ10内の各種モジュールの動作を制御するプロセッサである。CPU101は、ストレージデバイスである不揮発性メモリ106から主メモリ103にロードされる各種コンピュータプログラムを実行する。これらプログラムには、オペレーティングシステム(OS)201、および各種アプリケーションプログラムが含まれている。アプリケーションプログラムには、手書きノートアプリケーションプログラム202が含まれている。手書きノートアプリケーションプログラム202は、上述の手書き文書を作成および表示する機能、手書き文書を編集する機能、およびストローク補完機能等を有している。
CPU101は、BIOS−ROM105に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
システムコントローラ102は、CPU101のローカルバスと各種コンポーネントとの間を接続するデバイスである。システムコントローラ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、システムコントローラ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してグラフィクスコントローラ104との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ104は、タブレットコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17Aを制御する表示コントローラである。グラフィクスコントローラ104によって生成される表示信号はLCD17Aに送られる。LCD17Aは、表示信号に基づいて画面イメージを表示する。LCD17A上にはタッチパネル17Bおよびデジタイザ17Cが配置されている。タッチパネル17Bは、LCD17Aの画面上で入力を行うための静電容量式のポインティングデバイスである。指が接触される画面上の接触位置および接触位置の動き等はタッチパネル17Bによって検出される。デジタイザ17CはLCD17Aの画面上で入力を行うための電磁誘導式のポインティングデバイスである。ペン100が接触される画面上の接触位置および接触位置の動き等はデジタイザ17Cによって検出される。
無線通信デバイス107は、無線LANまたは3G移動通信などの無線通信を実行するように構成されたデバイスである。タブレットコンピュータ10は、無線通信デバイス107によりインターネット等を介してサーバ2やパーソナルコンピュータ1と接続される。EC108は、電力管理のためのエンベデッドコントローラを含むワンチップマイクロコンピュータである。EC108は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じてタブレットコンピュータ10を電源オンまたは電源オフする機能を有している。
次に、図6を参照して、手書きノートアプリケーションプログラム202の機能構成について説明する。手書きノートアプリケーションプログラム202は、手書き文書データを扱うことが可能なWYSIWYGアプリケーションである。この手書きノートアプリケーションプログラム202は、例えば、ペン軌跡表示処理部301、時系列情報生成部302、編集処理部303、ページ保存処理部304、ページ取得処理部305、手書き文書表示処理部306、およびストローク補完処理部308等を備える。
手書きノートアプリケーションプログラム202は、タッチスクリーンディスプレイ17を用いて入力されるストロークデータを使用することによって、手書き文書(手書きデータ)の作成、表示、編集等を行う。タッチスクリーンディスプレイ17は、「タッチ」、「移動(スライド)」、「リリース」等のイベントの発生を検出するように構成されている。「タッチ」は、画面上に外部オブジェクトが接触したことを示すイベントである。「移動(スライド)」は、画面上に外部オブジェクトが接触されている間に接触位置が移動されたことを示すイベントである。「リリース」は、画面から外部オブジェクトが離されたことを示すイベントである。
ペン軌跡表示処理部301および時系列情報生成部302は、タッチスクリーンディスプレイ17によって発生される「タッチ」または「移動(スライド)」のイベントを受信し、これによって手書き入力操作を検出する。「タッチ」イベントには、接触位置の座標が含まれている。「移動(スライド)」イベントにも、移動先の接触位置の座標が含まれている。したがって、ペン軌跡表示処理部301および時系列情報生成部302は、タッチスクリーンディスプレイ17から、接触位置の動きの軌跡に対応する座標列を受信することができる。
ペン軌跡表示処理部301は、手書きによって入力されるストロークをタッチスクリーンディスプレイ17の画面上に表示するように構成された表示処理部として機能する。ペン軌跡表示処理部301は、タッチスクリーンディスプレイ17から座標列を受信する。この座標列に基づいて、ペン軌跡表示処理部301は、ペン100等を使用した手書き入力操作によって入力される複数のストロークをタッチスクリーンディスプレイ17内のLCD17Aの画面上に表示する。
時系列情報生成部302は、タッチスクリーンディスプレイ17から出力される上述の座標列を受信する。この座標列に基づいて、時系列情報生成部302は、上述の複数のストロークに対応する複数のストロークデータ(時系列情報)を生成する。これらストロークデータ、つまり各ストロークの各点に対応する座標は作業メモリ401に一時保存してもよい。
ページ保存処理部304は、複数のストロークに対応する複数のストロークデータを含む手書き文書情報を記憶媒体402内の手書きノートデータベース402Aに保存する。記憶媒体402は、上述したように、タブレットコンピュータ10内のストレージデバイス、パーソナルコンピュータ1内のストレージデバイス、サーバ2のストレージデバイスのいずれであってもよい。
ページ取得処理部305は、記憶媒体402から任意の手書き文書情報を読み出す。読み出された手書き文書情報は手書き文書表示処理部306に送られる。手書き文書表示処理部306は、手書き文書情報を解析し、この解析結果に基づいて、手書き文書情報内の複数のストロークデータによって示される複数のストロークの軌跡を画面上に手書きページとして表示する。
編集処理部303は現在表示中の手書き文書(手書きページ)を編集するための処理を実行する。すなわち、編集処理部303は、タッチスクリーンディスプレイ17上でユーザによって行われる編集操作に応じて、表示されている複数のストローク内の1以上のストロークを削除または移動等するための編集処理を実行する。さらに、編集処理部303は、編集処理の結果を表示中の手書き文書に反映するためにこの手書き文書を更新する。
ユーザは、「消しゴム」ツール等を使用して、表示されている複数のストローク内の任意のストロークを削除することができる。また、ユーザは、画面上の任意の部分を丸または四角によって囲むための「範囲指定」ツールを使用して、表示されている手書きページ内の任意の部分を範囲指定することができる。
ストローク補完処理部308は、上述のストローク補完機能を実行するように構成されている。ストローク補完処理部308は、過去に入力され手書きノートデータベース402Aに保存されている時系列情報200(手書き文書情報)から、手書きによって入力される1以上のストロークに対応するストローク群を取得する。そして、ストローク補完処理部308は、取得されたストローク群を、手書き入力を補完するストローク候補として画面上に表示することによって、この取得されたストローク群をユーザに推薦する。換言すれば、ストローク補完処理部308は、入力される1以上のストロークと記憶されている手書き文書情報とに基づいて、ユーザが手書きしようとしているストローク群(例えば、手書き文字列、手書き図形、等)を予測する。ストローク補完処理部308は、予測によって得られるストローク群を画面上に推薦ストローク候補として表示するための処理を実行する。取得する候補の数と、画面に一度に表示する候補の数は一致しても良いし、取得する候補の数が一度に表示できる候補の数より多くても良い。あるいは、取得するストローク群に対して、手書きによって入力される1以上のストロークに対応する程度を示す順位を付与して、画面に一度に表示できる数の上位のストローク群を候補と見なし、それ以下の順位のストローク群は取得されても候補と見なさなくてもよい。
単数の候補を取得し、単数の候補を表示する場合、取得されたストロークデータに対応するストロークが、入力されたストロークに続けて表示される。例えば、ストローク「a」が手書きによって入力された場合には、ストローク「a」から始まる過去に入力されたストローク群、例えば手書きの語「access」が、ストローク候補として表示される。もしユーザによってストローク候補「access」を入力ストロークとして採用する操作、例えば、ストローク候補「access」に後続する位置に新たなストロークを手書きによって入力する操作など、が行われた場合には、ストローク候補「access」が入力ストロークとして採用されて、入力された手書き文字列となる。これにより、ユーザは必ずしも全画数手書きする必要がなく、多くのストロークを手書きによって容易に入力できる。ユーザが入力したいストロークがストローク候補「access」ではない場合、ストローク候補の表示を無視して、入力したいストロークを書き続ければよい。すなわち、ストローク候補「access」の2番目の文字「c」の上に、2番目のストローク、例えば「p」を書く。これにより、ストローク「a」、「p」で始まるストローク群が取得され、表示される。
推薦されるストローク候補は、手書きの語に限らず、手書きのフレーズであってもよい。例えば、ストローク「J」が手書きによって入力された場合には、過去に入力された手書き文字列「January 13,2014」のフレーズが、ストローク候補として表示されてもよい。
このため、ストローク候補取得部308Aは、手書きノートデータベース402Aに保存される手書き文書情報の形態素解析をバックグラウンド処理で行い、手書き文書を構成するストローク集合に対して文字認識処理を実行して、手書き文書を構成する全てのストロークを形態素、単語、文節等に分類している。候補はこの分類の単位から選ばれる。
複数の候補を取得し、取得した複数の候補を同時に表示する場合、画面上に同時に表示できるストローク候補の数は限りがあるので、3〜5程度のストローク候補を取得し、一覧を表示することが多い。例えば、ストローク「a」が手書きによって入力された場合、手書きの語「apple」、「area」、「august」等が候補として提示され、次いでストローク「p」が手書きによって入力された場合、手書きの語「apple」、「april」、「application」等が候補として提示される。候補の中にユーザが入力する予定のストロークが含まれている場合、その候補を、タップ等により、選ぶと、手書き入力済みストロークが、選択された候補に置き換えられ、手書き入力が完了する。これにより、ユーザは必ずしも全画数手書きする必要がなく、多くのストロークを手書きによって容易に入力できる。なお、表示可能な行数より少ない数のストローク候補しか求められなかった場合、一覧表示に空白行ができる。
画面上に同時に表示できる行数よりも多い候補を取得する場合、求められたストローク候補を順次に全て表示できるようにスクロール方式、あるいはドラムロール方式のUIが採用される。スクロール方式の場合、通常3から5の候補が表示され、スクロール操作がされると、次の3から5の候補が表示される。ドラムロール式の場合、通常は1つの候補しか表示されず、回転操作がされると、次の候補が順次表示される。
手書きによって入力された1以上のストロークを含むストロークデータ群を手書きノートデータベース402Aから容易に取得できるようにするために、ストローク補完処理部308は、手書きノートデータベース402Aに格納されているストロークの集合(手書き文書情報)に基づいて、ストローク候補データベース402Bを作成しても良い。ストローク候補データベース402Bは、複数種の文字列にそれぞれ対応する複数のエントリを備えていてもよい。各エントリは、エントリの文字列に対応するストロークデータ群を格納していてもよい。ストローク補完処理部308は、まず、ユーザによって入力された1以上のストロークを文字認識してもよい。そして、ストローク補完処理部308は、ストローク候補データベース402Bを参照し、入力された1以上のストロークの文字認識結果(文字列)に前方一致する文字列を見つけ出す。ストローク補完処理部308は、見つけ出した文字列に対応するストロークデータ群を、入力された1以上のストロークに対応するストロークデータ群としてストローク候補データベース402Bから取得する。あるいは、ストローク候補データベース402Bの各エントリは、エントリの文字列に対応するストロークデータ群と、ストロークデータ群内の各ストロークの特徴量とを格納していてもよい。あるストロークの特徴量としては、ストロークの手書き特徴を表すことができる任意の特徴を使用することができる。例えば、特徴量としては、ストロークの形状、ストロークの筆画方向、ストロークの傾斜、等を表す特徴量データを使用しても良い。この場合、ストローク補完処理部308は、入力された1以上のストロークの特徴量に類似する特徴量を有するストロークデータ群をストローク候補データベース402Bから取得してもよい。
ストローク補完処理部308は、ストローク候補取得部308A、例外処理部308B、ストローク候補提示部308Cを備える。ストローク候補取得部308Aは、ストローク候補データベース402Bを参照して、入力された1以上のストロークに対応するストロークデータ群(ストローク候補)を取得する。ストローク候補提示部308Cは、取得されたストロークデータ群をストローク候補として画面上に表示して、ユーザに推薦する。1以上のストローク候補の一つがユーザによって選択された場合、選択されたストローク候補が入力ストロークとして採用される。例外処理部308Bは、ストローク候補取得部308A、ストローク候補提示部308Cに作用し、ストローク候補の取得処理、ストローク候補の提示処理に例外ルールを適用する。1画目の手書きストローク開始から候補選択(ある文字列の手書き入力の完了)までをセッションと称する。この間、1画のストロークの入力毎に、入力ストロークの組み合わせに対応するストローク群の取得、表示が繰り返し行なわれる。候補が表示され、その中に所望のストローク群があれば、それに対応する候補が選択され、セッションは終わるが、表示された候補の中に所望のストローク群がなければ、次のストロークが手書き入力される。すなわち、次のストロークが手書き入力された時点で表示されている候補は不要な候補と言える。例外処理は、このような不要な候補が取得、あるいは表示されることを防止し、選択される可能性の高い候補を優先的に取得、表示する。ただし、本実施形態では、1回表示されて選択されなかった場合に直ぐに不要な候補と見なすに限らず、複数回表示されて選択されなかった場合に初めて不要な候補と見なしてもよい。例外処理の具体例は後述する。
ストローク補完処理部308の処理を説明する。説明の便宜上、例外処理を行わない場合の手書き文書の編集画面の遷移を説明する。図7に示すように、手書き文書の編集画面600上で行われる手書き入力操作によって1ストローク(クエリストローク)「d」が入力されると、その入力されたクエリストローク611が編集画面600上に表示される。ストローク補完処理部308は、ストローク候補データベース402Bを参照して、クエリストローク「d」に対応するストローク群を取得する。例えば、ユーザが文字列「JSF」の次に手書き文字列「development」を手書き入力しようとしている場合を想定する。ここでは、手書き文字列「development」、「discover」、「duplicate」がストローク候補データベース402Bに既に蓄積されているものとする。手書き入力したストロークの近傍にストローク候補ウィンドウ612が表示され、そこにこれらの3つの手書き文字列が表示される。各候補は取得時に順位が付けられ、表示の順番は順位の順番である。4つ以上取得される場合、3番目までの候補が表示され、3番目以降の候補は表示されない。
図8に示すように、候補中の手書き文字列「development」が選択されると、編集画面600上に表示されているクエリストローク611に代えて選択文字列「development」が周囲の筆跡のサイズと合うようにサイズが調整された後表示される。
図9にクエリストロークとストローク候補の他の例を示す。1画目のクエリストロークとして「s」が入力され、2画目のクエリストロークとして「tの横棒」が入力され、3画目のクエリストロークとして「tの縦棒」が入力され、4画目のクエリストロークとして「a」が入力され、5画目のクエリストロークとして「tの横棒」が入力されるとする。
1画目のクエリストローク「s」が入力されると、「static」、「status」、「space」、「speak」、「street」の5つの候補が表示される。2画目のクエリストローク「tの横棒」が入力されると、「static」、「status」、「street」、「system」、「symbol」の5つの候補が表示される。3画目のクエリストローク「tの縦棒」が入力されると、「static」、「status」、「street」、「stand」、「symtem」の5つの候補が表示される。4画目のクエリストローク「aの横棒」が入力されると、「static」、「status」、「stand」、「station」、「star」の5つの候補が表示される。5画目のクエリストローク「tの縦棒」が入力されると、「static」、「status」、「station」、「stay」、「stationary」の5つの候補が表示される。
ストローク候補取得部308Aはストロークが1画入力され、クエリストロークが変化する毎にストローク候補を取得し直す。そのため、取得されるストローク候補は動的に更新されるが、ストローク候補取得部308Aは文脈、過去の選択回数等を基に候補の順位を決めているので、この例では、第1画目から第5画目のストロークの入力において、「static」、「status」は常に第1位、第2位の候補として表示され続けている。このように何度も候補として表示されるということは、その候補が選ばれずに、ストロークが手書き入力されていることである。そのような候補は選択される可能性が非常に低い不要な候補であると見なすことができ、本実施形態では、そのような不要な候補は取得されても表示しないという例外処理を行っている。
図10のフローチャートは、例外処理を含むストローク補完処理の一手順例を示す。図11は、図10の動作中のクエリストロークとストローク候補ウィンドウ612の表示との関係を示す図である。ストローク候補ウィンドウ612は5つの候補を表示する。
手書き文書の編集画面上で行われる手書き入力操作によって1クエリストロークが入力されると、入力されたクエリストローク(2画目以降の場合は、1画目からのトータルのストローク)が編集画面上に表示される(ブロックB102)。ストローク補完処理部308は、ストローク候補データベース402Bを参照して、入力されたストロークに対応するストローク候補を取得する(ブロックB104)。1画目のクエリストロークが「s」である場合、図9と同様に「static」、「status」、「space」、「speak」、「street」の5つの候補が取得され、表示される。ストローク候補取得部308Aは、クエリストロークを含むストローク群である候補を先ず取得し、選択回数や文脈等を考慮して、取得した候補に順位を付ける。同時に表示する候補数が決まっている場合は、その数だけ上位の候補を取得する。しかし、クエリストロークによっては、表示候補数以下の候補しか取得されないことがある。
ブロックB106で、取得された候補の数がi個(例えば、4個)以上であるか否か判定される。例外処理は、候補として取得されないようにする、あるいは取得されても表示されないようにするものであるが、取得した候補が少ない場合、表示候補数が非常に少なくなってしまうので、その場合は例外処理を実施しないようにするためである。取得候補が4個、5個の場合だけ、例外処理を実施するようにしている。
ブロックB106で取得候補の数が4個以上であると判定された場合、ブロックB108で各候補について、上位候補(例えば、順位1位の候補)について、現在のセッションにおける取得回数がj回(例えば、3回)以上か否か判定される。すなわち、3回も順位1で取得された(2回表示された)にも関わらず選択されなかったということは選択される可能性は非常に低い不要な候補であると見なすことができる。上位候補は順位1位に限らず、2位、3位まで含めても良いし、必ずしも同じ順位の取得回数でなくても、上位3位以内の取得回数で判断しても良い。要は、ストローク候補が過去に上位候補として所定回数以上取得されたか否かを判定する。
ブロックB108で現在のセッションにおける取得回数が3回以上と判定された候補はブロックB110で候補から除外される(例外処理)。その後、ブロックB112でストローク候補が表示される。
ブロックB106で、取得候補数が4個以上ではないと判定された場合、あるいはブロックB108で、取得回数が3回以上ではないと判定された場合、ブロックB110の例外処理は実行されず、直ぐにブロックB112の候補表示が行なわれる。
これにより、ブロックB112では、ブロックB104で取得され、ブロックB110で除外されなかった候補が表示される。このように、ストローク候補取得部308Aは、クエリストロークを含むストローク群を取得するが、1セッション中で何度も候補として挙げられたものは、表示されない。これにより、選択される可能性が低いと見なされる候補は表示されることが無い。
候補の表示後、ブロックB114でいずれかの候補が選択されたか否か判定される。いずれかの候補が選択された場合は、ブロックB116で、編集画面に表示されているクエリストローク611に代えて選択候補が周囲のストロークのサイズと合うようにサイズが調整された後表示される。
ブロックB114でいずれかの候補も選択されない場合、クエリストロークの入力を続けるために、ブロックB102に戻り、次の1画のストロークが入力される。
このように選択される可能性の低い候補が表示されることがなく、選択される可能性の高いストローク候補が表示され、手書きによって多くの文字を容易に入力することができる。
図10のフローチャートによると、図11に示す2画目のクエリストローク「tの横棒」の入力までは、図9の場合と同様に、「static」、「status」、「street」、「system」、「symbol」の5つの候補が表示される。しかし、3画目のクエリストローク「tの縦棒」が入力されると、「static」、「status」、「street」、「stand」、「symtem」の5つの候補が取得されるが、1位の「static」は3回目の取得なので、候補から外され、ストローク候補「static」の表示が中止され、2位から5位の候補が順次1つ繰り上がり、「status」、「street」、「stand」、「symtem」の4つの候補が表示され、さらに5番目の候補として「symbol」が表示される。
4画目のクエリストローク「aの横棒」が入力されると、「status」、「stand」、「station」、「star」、「stay」の5つの候補が表示される。5画目のクエリストローク「tの縦棒」が入力されると、「status」、「station」、「stay」、「stationary」の5つの候補が取得されるが、1位の「status」は3回目の取得なので、候補から外され、ストローク候補「status」の表示が中止され、2位から5位の候補が順次1つ繰り上がり、「station」、「stay」、「stationary」、「state」の4つの候補が表示される。この場合は、これ以上候補が取得されず、5番目の候補は空白である。
図12のフローチャートは、例外処理を含むストローク補完処理の他の手順例を示す。ブロックB102(クエリストロークの入力)、ブロックB104(ストローク候補の取得)、ブロックB106(取得回数の判定)までは、図10のフローチャートと同じである。ただし、図10の場合は、取得するストローク候補の数は、同時に表示できる候補の数と一致させたが、図12の場合は、取得するストローク候補の数は、同時に表示できる候補の数より多くてもよい。
ブロックB106で取得候補の数が4個以上であると判定された場合、ブロックB122で各候補に対して順位に応じたポイントを付与する。例えば、候補が10個取得されるとすると、1位に10ポイント、2位に9ポイント、…、10位に1ポイントを付与し、各候補に付与したポイントの累計を求める。ただし、候補が11位以下になった場合、累計値はクリアされる。
ブロックB124で、各候補の累計値が所定値k(例えば、30)以上であるか否か判定される。候補の累計値が大きいということは、過去に上位の候補として度々取得されたにも関わらず選択されなかったことであり、選択される可能性は非常に低い不要な候補であると見なすことができる。
ブロックB124で、各候補の累計値が30以上であると判定された候補はブロックB110で候補から除外される(例外処理)。その後、図10の場合同様にブロックB112でストローク候補が表示される。
図12の例でも、選択される可能性の低い候補が表示されることがなく、選択される可能性の高いストローク候補が表示され、手書きによって多くの文字を容易に入力することができる。
図13のフローチャートは、例外処理を含むストローク補完処理のさらに他の手順例を示す。ブロックB102(クエリストロークの入力)、ブロックB104(ストローク候補の取得)までは、図10のフローチャートと同じである。ただし、図10の場合は、取得するストローク候補の数は、同時に表示できる候補の数と一致させたが、図13の場合は、取得するストローク候補の数は、同時に表示できる候補の数より多くてもよい。
ブロックB132で、上位の候補が以前のストローク入力時にも取得されていれば、当該候補の順位を下げる。例えば、2回連続して2位以内として取得された候補は、例えば、5位と順位を下げる。
ブロックB134で、候補を表示する。図11のように、所定個数の上位候補のみを表示してもよいが、ここではスクロール方式あるいはドラムロール方式のUIによりすべての候補を1位から順に順位順に表示する。このため、ストローク候補取得部308Aが高順位で取得しても、以前のストローク入力時にも取得されていれば、当該候補の優先度が下がり、優先的に表示されることがなくなり、代わりに選択される可能性の高い候補が表示され、手書きによって多くの文字を容易に入力することができる。
なお、本実施形態の各種処理はコンピュータプログラムによって実現することができるので、このコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのコンピュータプログラムをコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
このコンピュータプログラムがインストールされたコンピュータ内のCPUは上述のストローク補完処理を実行するように構成されたプロセッサとして機能し得る。このコンピュータ内のGPUはストロークそれぞれを画面上に表示するように構成された表示プロセッサとして機能し得る。
また、本実施形態では、タブレットコンピュータを使用する場合を例示して説明したが、本実施形態の手書き文書処理機能は、通常のデスクトップパーソナルコンピュータに適用することもできる。この場合、手書き入力のための入力デバイスであるタブレット等をデスクトップパーソナルコンピュータに接続すれば良い。
なお、これまでの説明では、ある手書き文字の一部に対応する1以上のストロークが入力された段階でストローク候補が表示される構成を説明したが、手書き文字全体が手書き入力されて始めて候補が表示される構成を適用してもよい。
図10、図12の例では、過去に入力され手書きノートデータベース402Aに保存されている時系列情報200(手書き文書情報)から、手書きによって入力される1以上のストロークに対応するストローク群を候補として取得し、取得した候補を表示するとしたが、候補の概念はこれに限定されない。すなわち、取得した候補を全て表示するUIではなく、候補は多数取得し、表示するのはその一部の上位候補のみとしてもよいし、取得したストローク群に順位を付けて、上位のストローク群のみを候補と見なしてもよい。さらに、候補表示UIは、所定数の候補のみを同時に表示するものや、複数の候補をスクロールしたりドラムロール的に順次表示するものでもよい。要は、過去に上位の候補として取得されたが選択されないスクロール群が上位の候補として表示され続けることを回避するUIであれば、何でも良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
17…タッチスクリーンディスプレイ、100…ペン、102…システムコントローラ、103…主メモリ、201…OS、202…手書きノートアプリケーション、301…ペン軌跡表示処理部、302…時系列情報生成部、306…手書き文書表示処理部、308…ストローク補完処理部、308A…ストローク候補取得部、308B…例外処理部、308C…ストローク候補提示部、402…記憶媒体、402A…手書きノートデータベース、402B…ストローク候補ノートデータベース

Claims (11)

  1. 手書きによって入力される複数の第1ストロークを受信する受信手段と、
    mは1より大きい整数であり、第m番目までの第1ストロークの入力が完了したことに応じて、第1番目から第m番目までの第1ストロークに対応する複数の第2ストローク群のうちの1以上を、第1入力候補として表示するための処理を実行する処理手段とを具備し、
    前記処理手段は、nはmより大きい整数であり、第n番目までの第1ストロークの入力が完了したことに応じて、第1番目から第n番目までの第1ストロークに対応する複数の第3ストローク群のうちの1以上を、第2入力候補として表示するための処理を実行するものであって、
    前記第1入力候補として表示された1以上の第2ストローク群と、前記複数の第3ストローク群の少なくとも1つが重複する場合、前記処理手段は、前記第2入力候補として表示する1以上の第3ストローク群から、前記第1入力候補として表示された1以上の第2ストローク群を除外するための処理を行う電子機器。
  2. 前記処理手段は、前記複数の第2または第3ストローク群のいずれかが選択されると、選択されたストローク群を前記複数の第1ストロークに代えて表示するための処理を行う請求項1記載の電子機器。
  3. 前記処理手段は、対応する程度に応じた順位に応じて前記複数の第2または第3ストローク群表示し、前記表示の更新時に上位の第2または第3ストローク群の表示を中止する請求項1記載の電子機器。
  4. 前記処理手段は、表示の更新時に、最上位の第2ストローク群の連続表示回数を所定回数以下に制限する請求項3記載の電子機器。
  5. 前記処理手段は、前記表示の更新時に、上位の第2ストローク群の累積表示回数を所定回数以下に制限する請求項3記載の電子機器。
  6. 前記処理手段は、表示される前記第2または第3ストローク群の数が所定数以上の場合、第2または第3ストローク群の表示を中止する請求項1記載の電子機器。
  7. 前記処理手段は、対応する程度に応じた順位に応じて前記複数の第2または第3ストローク群を表示し、順位に応じたポイントの累計値に応じて第2または第3ストローク群の表示を中止する請求項1記載の電子機器。
  8. 前記処理手段は、上位候補に高ポイントを、下位候補に低ポイントを付与し、前記ポイントの累計値が所定値以上の第2または第3ストローク群の表示を中止する請求項7記載の電子機器。
  9. 前記処理手段は、所定順位以下の第2または第3ストローク群のポイントの累計値をクリアする請求項8記載の電子機器。
  10. 手書きによって入力される複数の第1ストロークを受信することと、
    mは1より大きい整数であり、第m番目までの第1ストロークの入力が完了したことに応じて、第1番目から第m番目までの第1ストロークに対応する複数の第2ストローク群のうちの1以上を、第1入力候補として表示するための処理を実行することとを具備し、
    前記処理を実行することは、nはmより大きい整数であり、第n番目までの第1ストロークの入力が完了したことに応じて、第1番目から第n番目までの第1ストロークに対応する複数の第3ストローク群のうちの1以上を、第2入力候補として表示するための処理を実行するものであって、
    前記第1入力候補として表示された1以上の第2ストローク群と、前記複数の第3ストローク群の少なくとも1つが重複する場合、前記処理手段は、前記第2入力候補として表示する1以上の第3ストローク群から、前記第1入力候補として表示された1以上の第2ストローク群を除外する方法。
  11. コンピュータにより実行されるプログラムであって、前記プログラムは、
    手書きによって入力される複数の第1ストロークを受信することと、
    mは1より大きい整数であり、第m番目までの第1ストロークの入力が完了したことに応じて、第1番目から第m番目までの第1ストロークに対応する複数の第2ストローク群のうちの1以上を、第1入力候補として表示するための処理を実行することとを具備し、
    前記処理を実行することは、nはmより大きい整数であり、第n番目までの第1ストロークの入力が完了したことに応じて、第1番目から第n番目までの第1ストロークに対応する複数の第3ストローク群のうちの1以上を、第2入力候補として表示するための処理を実行するものであって、
    前記第1入力候補として表示された1以上の第2ストローク群と、前記複数の第3ストローク群の少なくとも1つが重複する場合、前記処理手段は、前記第2入力候補として表示する1以上の第3ストローク群から、前記第1入力候補として表示された1以上の第2ストローク群を除外するプログラム。
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