JP2015191203A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体に対する原稿読取装置のロック解除を確実に行うことが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】ロック部材31は、原稿押さえhがスキャナー部fに対して閉じられた状態のときに開口部12に挿入である。開口部12に挿入されたロック部材31に対して第1のフック部材32が係合する。第2のロック装置70は、スライド部材45と、第2のフック部材41とを有する。スライド部材45は、スキャナー部fにスライド移動自在に設けられ、レバー部材49の操作によってロック解除方向の力を受けることによりスライド移動する。第2のフック部材41は、スライド部材45の移動とともに移動して装置本体10との係合を解除可能である。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
電子写真方式によって用紙に画像を形成する複写機や複合機(MFP)等の画像形成装置においては、装置本体の上部に原稿読取装置を備えているものがある。原稿読取装置は、コンタクトガラスの裏側から原稿を照明し、CCD(Charge Coupled Device)センサー等を用いて原稿を光学的に読み取る。下記特許文献1には、原稿読取装置を備える画像形成装置が開示されている。
特許文献1の画像形成装置には、装置本体の内部に設けられたドラムユニットやトナーカートリッジ等の交換のために、装置本体に対して原稿読取装置が開閉自在に設けられている。この原稿読取装置が開方向へ持ち上げられると、原稿読取装置によって閉塞されていた装置本体の開口部が開放される。これにより、ユーザーは、当該開口部を介して装置本体の内部にアクセスし、所定の部品の交換作業等を行うことができる(特許文献1の図2参照)。
ところで、原稿読取装置には、原稿を原稿載置面に押さえ付けるための原稿押さえが開閉可能に設けられている。ユーザーが原稿読取装置を開いたときに、原稿押さえが開かれると、原稿押さえが装置本体の後方側に大きく倒れ、画像形成装置全体の重心が移動し、装置本体が後方側に転倒するおそれがある。特に、原稿押さえに原稿給送装置(ADF)が付設されている場合には、原稿押さえの重量が大きくなるために、装置本体が後方側に転倒し易くなる。
このため、特許文献1の画像形成装置は、装置本体に対する原稿読取装置の開閉をロックするロック機構、及び原稿読取装置に対する原稿押さえの開閉をロックするロック機構を備えている。
特開2011−227495号公報
しかしながら、装置本体に対する原稿読取装置の開閉をロックするロック機構は、回動軸に設けられたフックと装置本体に設けられた係合部とを係合させる機構であり、前記フックと前記係合部との係合は、前記回動軸を回動させることにより解除するように構成されている。そのため、フックと係合部との係合力が強い場合に、回動軸を回動させたときに回動軸がねじれて、前記フックが動作しなくなり、係合解除できない場合がある。特に、原稿押さえに原稿給送装置(ADF)が付設されている場合、原稿読取装置が重くなる。この場合、原稿読取装置を装置本体に対して開きやすくするために、ダンパーやバネなどによって原稿読取装置を開方向へ付勢する構成が用いられる。この構成の場合、前記フックと前記係合部との係合力がより強くなるため、前記フックの動作不良が生じ易い。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、装置本体に対する原稿読取装置のロック解除を確実に行うことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、装置本体に対して開閉可能に設けられた原稿読取装置と、前記原稿読取装置に対して開閉可能に設けられた原稿押さえと、前記原稿読取装置が開閉されるときに前記原稿押さえの開閉をロックする第1のロック装置と、前記原稿読取装置の開閉をロックする第2のロック装置と、を備える。前記原稿読取装置は、原稿を載置する原稿載置面と同一平面に、前記原稿押さえの開閉をロックするための開口部を有している。前記第1のロック装置は、ロック部材と、第1のフック部材と、を有している。前記ロック部材は、前記原稿押さえに設けられ、前記原稿押さえが前記原稿読取装置に対して閉じられた状態のときに前記開口部に挿入可能に構成されている。前記第1のフック部材は、前記原稿読取装置に設けられ、前記開口部に挿入された前記ロック部材と前記原稿載置面よりも下方で係合可能に構成されている。前記第2のロック装置は、スライド部材と、第2のフック部材と、を有する。前記スライド部材は、前記原稿読取装置にスライド移動自在に設けられ、ロック解除方向の力を受けることによりスライド移動する。前記第2のフック部材は、前記スライド部材の移動とともに移動して前記装置本体との係合を解除可能に構成されている。
本発明によれば、装置本体に対する原稿読取装置のロック解除を確実に行うことが可能である。
図1は、本発明の実施形態における複合機の外観を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施形態における複合機の内部構成を示す概略図である。 図3は、本発明の実施形態におけるスキャナー部の外観を示す平面側斜視図である。 図4は、本発明の実施形態における原稿押さえの外観を示す底面側斜視図 図5は、本発明の実施形態における開閉ロックユニットの構成を示す斜視図である。 図6は、開閉ロックユニットが有する第1のロック装置の内部構成を示す斜視図であり、ロック部材のロック解除状態を示している。 図7は、第1のロック装置の内部構成を示す斜視図であり、ロック部材のロック状態を示している。 図8は、第1のロック装置の内部構成を示す断面図であり、ロック部材のロック解除状態を示している。 図9は、第1のロック装置の内部構成を示す断面図であり、ロック部材のロック状態を示している。 図10(A)及び図10(B)は、開閉ロックユニットが備える移動部材の構成及び動作を示す斜視図である。 図11(A)及び図11(B)は、移動部材の構成及び動作を示す斜視図である。 図12は、開閉ロックユニットが備える第2のロック装置が備えるスライド部材の構成を示す斜視図である。 図13は、第2のロック装置が備えるスライド部材の構成を示す斜視図である。 図14は、スライド部材の作用を説明するための図であり、(A)にはロック時の動作位置が示されており、(B)にはロック解除時の動作位置が示されている。 図15(A)及び図15(B)は、第2のロック装置が備えるレバー部材の構成及びその作用を説明するための図である。 図16(A)及び図16(B)は、レバー部材の構成及びその作用を説明するための図である。 図17は、開閉ロックユニットの作用を説明するための図である。 図18は、ロック部材の作用を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。なお、以下では、本発明に係る画像形成装置として、原稿読取機能を備える複合機を例示して説明する。
図1は、本発明の実施形態における複合機Pの外観を示す斜視図である。図2は、本発明の実施形態における複合機Pの内部構成を示す概略図である。複合機P(画像形成装置)は、図2に示すように、装置本体10、排出部a、トナー収納部b、画像形成部c、用紙部dを備えている。また、複合機Pには、下部に位置する用紙部dから上部に位置する排出部aにかけて、搬送部eが設けられている。また、複合機Pには、排出部aの上部に、スキャナー部f(原稿読取装置)、操作部g、原稿押さえhが設けられている。
排出部aは、所定の画像が形成された用紙(シート材)が搬送部eを介して排出されるように構成されている。この排出部aの底面は傾斜している。そのため、排出部aに複数枚の用紙が排出された場合に、複数枚の用紙は、その一端側を揃えた状態で排出部aに積層される。
トナー収納部bは、例えば、ブラックトナー(BK)のトナーコンテナを含み、画像形成部cの現像ユニットc2にトナーを供給できるように構成されている。
画像形成部cは、レーザースキャンニングユニットc1、現像ユニットc2、ドラムユニットc3、転写ユニットc4及び定着ユニットc5を含んで構成されている。
レーザースキャンニングユニットc1は、周知のレーザースキャンニングユニットと同様に、光ビーム発生器、光ビームを走査するポリゴンミラー、走査された光ビームを結像するfθレンズ等を含んで構成されている。
現像ユニットc2は、感光体ドラム1に対してトナーを供給することによって感光体ドラム1の周面に形成された静電潜像を現像する。現像ユニットc2は、感光体ドラム1の周面に対向して配置された現像ローラー2を有する。
ドラムユニットc3は、感光体ドラム1を有する。感光体ドラム1の周面に、レーザースキャンニングユニットc1によって静電潜像が生成される。前記静電潜像は、トナー収納部bから現像ユニットc2に供給されたトナーによってトナー像として現像される。
感光体ドラム1の周りには、その周面を帯電状態にさせる帯電器3及び転写後にその周面に残存したトナーを除去するクリーナー4等が配置されている。本実施形態の帯電器3及びクリーナー4等は、感光体ドラム1と共にドラムユニットc3として着脱自在にユニット化されている。
転写ユニットc4は、感光体ドラム1の周面に対向して配置される転写ローラー5を有する。転写ローラー5は、感光体ドラム1を押圧するように設けられている。
したがって、転写ローラー5は、感光体ドラム1が回転駆動すると、それに伴って回転することができる。また、所定のシート材の一例である用紙が搬送部eを介して搬送されてきたとき、転写ローラー5は、感光体ドラム1との間にその用紙を介在させた状態で回転されて、用紙を定着ユニットc5側へ搬送させることができる。
定着ユニットc5は、転写ユニットc4の位置よりも搬送部eにおいて用紙搬送方向の下流側に設けられている。定着ユニットc5は、搬送部eの一部に設けられている。定着ユニットc5は、その搬送部eを搬送される用紙を挟持できるように配置された一対のローラーで構成されている。そして、定着ユニットc5は、その一対のローラーによって加圧・加熱して転写ユニットc4で転写された用紙上のトナー像を用紙に定着できるように構成されている。
用紙部dは、給紙トレイd1と、給紙カセットd2とを備えている。給紙トレイd1は、装置本体10に対して開閉自在に設けられている。給紙カセットd2は、装置本体10に対して引き出し自在に設けられている。そして、用紙部dは、給紙トレイd1あるいは給紙カセットd2から搬送部eへ1枚ずつ用紙を供給できるように構成されている。
搬送部eは、下部に位置する用紙部dから上部に位置する排出部aにかけて設けられている。搬送部eは、複数の搬送ローラー及びガイド板によって構成されている。そして、この搬送部eは、用紙部dから供給された用紙を1枚ずつ排出部aへ向けて搬送できるように構成されている。
スキャナー部fは、セットされた原稿を読み取り、その原稿の画像を示す原稿画像データを取得する。スキャナー部fは、キャリッジに搭載されたCCD(Charge Coupled Device)センサー(不図示)を備える。スキャナー部fは、コンタクトガラスf1(図3参照)上にセットされた原稿、あるいは原稿給送装置h1によって順次給紙される原稿を読み取るように構成されている。スキャナー部fは、装置本体10に対して開閉可能に設けられている(図17参照)。
操作部gは、ユーザーによる操作に応じた信号(操作信号)を出力すると共に、複合機Pの状態を示す情報等の各種情報を表示する。操作部gは、操作キーg1及び操作表示部g2(図1参照)を備えている。操作キーg1は、コピースタートキー、コピーストップ/クリアキー、テンキー(数値入力キー)及び機能切替キー等のハードキーである。操作表示部g2は、液晶パネル或いは有機ELパネルの表示画面に対向配置されたタッチパネルであり、操作信号としてユーザーに押下された部位の座標を示す信号を出力する。
原稿押さえhは、スキャナー部fの読取面に原稿を押さえ付ける。原稿押さえhは、スキャナー部fに対して開閉可能に設けられている。原稿押さえhには、読み取りを行うべき原稿を順次自動給紙する原稿給送装置h1が付設されている。原稿給送装置h1は、セットされた原稿をピックアップローラー(不図示)によってスキャナー部fを経由する搬送路(不図示)に連続して給送する。スキャナー部fは、コンタクトガラスf1とは別にスリット状のコンタクトガラスf2(図3参照)を備えており、原稿給送装置h1により自動給送された原稿は、当該スリット状のコンタクトガラスf2を介して読み取られる。
上述の構成からなる複合機Pは、画像データに対応したレーザー光がレーザースキャンニングユニットc1から感光体ドラム1に照射されて、感光体ドラム1上に静電潜像が形成される。そして、前記静電潜像は、供給されたトナーによってトナー像に現像される。そして、この感光体ドラム1上に担持されたトナー像は転写ユニットc4で用紙に転写され、その後に、定着ユニットc5で加圧・加熱されて定着処理される。最後に、画像が定着された用紙が排出部aに排出される。
次に、図3〜図18を参照して、複合機Pに設けられたスキャナー部f、原稿押さえhの開閉ロックユニット50の構造について詳しく説明する。
図3は、本発明の実施形態におけるスキャナー部fの外観を示す平面側斜視図である。図4は、本発明の実施形態における原稿押さえhの外観を示す底面側斜視図である。
図5は、本発明の実施形態における開閉ロックユニット50の構成を示す斜視図である。図6及び図7は、開閉ロックユニット50が備える第1のロック装置60の内部構成を示す斜視図である。図6は、ロック解除状態を示す図であり、図7はロック状態を示す図である。図8及び図9は、第1のロック装置60の内部構成を示す断面図である。図8は、ロック解除状態を示す図であり、図9はロック状態を示す図である。図10及び図11は、開閉ロックユニット50が備える移動部材33の構成及び動作を示す斜視図である。図12及び図13は、開閉ロックユニット50が備える第2のロック装置70の構成を示す斜視図である。図14は、スライド部材45の動作を説明するための図である。図15及び図16は、第2のロック装置70のレバー部材49の構成及びその作用を説明するための図である。図15(A)及び図16(A)には斜視図が示されており、図15(B)及び図16(B)には上面図が示されている。
図17は、開閉ロックユニット50の作用を説明するための図である。図18は、ロック部材31の作用を説明するための図である。
上述したように、原稿押さえhは、スキャナー部fに対して開閉可能に設けられている。また、スキャナー部fは、図17に示すように、装置本体10に対して開閉可能に設けられている。
開閉ロックユニット50は、スキャナー部fに対する原稿押さえhの開閉をロックする第1のロック装置60と、装置本体10に対するスキャナー部fの開閉をロックする第2のロック装置70と、を有する。開閉ロックユニット50は、第1のロック装置60の動作と第2のロック装置70とが連係動作するよう機構的にユニット化したものである(図6及び図7参照)。
第1のロック装置60は、スキャナー部fが開閉されるときに原稿押さえhの開閉をロックするものである。図3に示すように、スキャナー部fには、原稿を載置する原稿載置面11と同一平面に、原稿押さえhの開閉をロックするための開口部12が形成されている。開口部12は、スキャナー部fの前側の角隅部において、上方に開口して形成されている。この開口部12は、ユーザーが触り易いコンタクトガラスf1に対し、スリット状のコンタクトガラスf2よりも離間した位置に配置されている。
第1のロック装置60は、図4に示すように、原稿押さえhに設けられたロック部材31を有する。ロック部材31は、原稿押さえhがスキャナー部fに対して閉じられた状態のときに開口部12に挿入可能に構成されている。原稿押さえhの後側には、ヒンジユニット13が設けられている。ヒンジユニット13は、図3に示すスキャナー部fの後側の開口部14に取り付けられるものである。このため、原稿押さえhは、スキャナー部fの後側を支点として開閉可能とされている。一方で、ロック部材31は、原稿押さえhの前側の角隅部において、下方に突出して設けられている。
また、第1のロック装置60は、図6及び図7に示すように、スキャナー部fに設けられた第1のフック部材32を有する。第1のフック部材32は、開口部12に挿入されたロック部材31と原稿載置面11よりも下方で係合可能に構成されている。ロック部材31には、突出方向と直交する方向に貫通する貫通穴31aが設けられている。第1のフック部材32は、図7に示すように貫通穴31aに挿入されることで、ロック部材31と係合するようになっている。このように、第1のフック部材32がロック部材31に係合すると、スキャナー部fに対する原稿押さえhの開閉がロックされる。つまり、スキャナー部fに対して原稿押さえhが開かないようにロックされる。
また、第1のロック装置60は、移動部材33を有する。移動部材33は、開口部12を閉塞する閉塞位置(図6参照)と、原稿載置面11よりも下方に移動し開口部12を開放する開放位置(図7参照)との間で移動自在に構成されている。移動部材33は、図6に示すように、スキャナー部fに固定される開閉ロックユニット50のフレーム21に対して上下方向にスライド自在な構成となっている。移動部材33の上部には、平板形状の蓋部33aが設けられている。前記閉塞位置において蓋部33aが開口部12を閉塞し、前記開放位置において蓋部33が開口部12を開放する。なお、蓋部33aは、開口部12を下側から閉塞できるサイズに形成されている。
また、第1のロック装置60は、図8に示すように、スキャナー部fに設けられたバネ部材34(第1の付勢部材)を有する。バネ部材34は、移動部材33を前記開放位置から前記閉塞位置へ向かって付勢する。バネ部材34は、フレーム21の内部に配置され、移動部材33を上方へ付勢する構成となっている。具体的には、バネ部材34は、フレーム21に設けられたバネ座21aと、バネ座21aの上側に位置する蓋部33との間に配置されている。これにより、移動部材33は、ロック部材31の押圧によって、バネ部材34による付勢に抗して前記閉塞位置から前記開放位置に移動可能である。また、移動部材33は、ロック部材31の押圧が解除されると、バネ部材34の付勢力によって前記開放位置から前記閉塞位置へ向かって自動的に上方に移動可能である。なお、バネ部材34は、移動部材33を押し上げるだけの軽微な力があればよい。
移動部材33と当接するロック部材31は、原稿押さえhから突出する突出位置(図8及び図9参照)と、原稿押さえhに没入する没入位置(図18参照)との間で移動自在に設けられている。ロック部材31は、原稿押さえhに形成された開口部15に対し出没自在に設けられている。ロック部材31の基端部31bは、図8に示すように、開口部15の幅よりも大きく形成されており、開口部15の裏側に係止可能となっている。これにより、ロック部材31は、原稿押さえhから抜け落ちることなく、原稿押さえhの底面側に突出するようになっている。
また、第1のロック装置60は、原稿押さえhに設けられたバネ部材35(第2の付勢部材)を有する。バネ部材35は、ロック部材31を没入位置から突出位置へ向かって付勢する。バネ部材35は、開口部15の内側に設けられ、ロック部材31を下方に付勢する構成となっている。これにより、ロック部材31は、図18に示すように、開口部12との間で原稿等の異物100を挟んだときには、バネ部材35の付勢に抗して原稿押さえhに没入可能である。また、ロック部材31は、平常時では、図8及び図9に示すように、ロック部材31がバネ部材35の付勢によって原稿押さえhから自動的に突出する。このバネ部材35は、移動部材33を軽微な力で押し上げるバネ部材34よりも強い付勢力を有しており、ロック部材31が移動部材33に押し負けないようになっている。
第1のフック部材32は、ロック部材31と係合可能である。第1のフック部材32は、ロック部材31と係合する第1の係合位置(図7及び図9参照)と、ロック部材31との係合を解除する第1の係合解除位置(図6及び図8参照)との間で移動自在に設けられている。第1のフック部材32は、支軸32aを有しており、支軸32aを中心に回動自在に設けられている。支軸32aは、図6及び図7に示すように、開閉ロックユニット50のフレーム21に回転自在に保持されている。この第1のフック部材32は、前記第1の合解除位置に位置するとき、移動部材33の移動経路から退避するようになっている。また、第1のフック部材32は、前記第1の係合位置に位置するとき、移動部材33の移動経路に突出して、ロック部材31の貫通穴31aに係合するようになっている。
図10(A)に示すように、移動部材33は、胴体部33bを有する。胴体部33bは、上端に蓋部33aを有し、その蓋部33aから下方へ延びる上下に長い部材である。胴体部33bの下端部33cには、後述のスライド部材45の係合片47が挿入可能な開口33dと、係合片47と係合してスライド部材45のスライド移動を規制する規制部33eとを有する。開口33d及び規制部33eは、移動部材33の下端部33cの側面に設けられている。規制部33eは、開口33dの下方に設けられており、係合片47を移動部材33の内側から当接して係合する。
図10(B)に示すように、原稿押さえhが閉じられてロック部材31によって押圧されると、移動部材33が前記開放位置に位置する。この場合は、係合片47が開口33dに対して挿抜可能である。つまり、スライド部材45は、開口33dに対して接離する方向へスライド移動可能である。言い換えると、装置本体10に対して原稿押さえhが閉じられているときは、スライド部材45はスライド自在である。
一方、図11(A)に示すように、原稿押さえhが開けられてロック部材31の押圧が解除されると、移動部材33は前記閉塞位置へ向かって上方へ移動する。スライド部材45の係合片47が開口33dに挿入された状態のままで移動部材33が上方へ移動すると、図11(B)に示すように、係合片47の位置が相対的に下方へ移動して係合片47が規制部33eに達する。つまり、規制部33eが移動部材33の移動とともに上方へ移動して、係合片47と係合可能な位置に達する。この状態で、規制部33eは係合片47と当接して係合し、係合片47が移動部材31から離れる方向への移動を規制する。つまり、規制部33eは、係合片47と係合して、スライド部材をスライド移動させなくする。言い換えると、装置本体10に対して原稿押さえhが開けられているときは、係合片47が規制部33eに係合した位置からスライド部材45がスライド移動することが規制される。
図8及び図9に示すように、第1のロック装置60は、スキャナー部fに設けられたバネ部材36(第3の付勢部材)と、装置本体10に設けられた突起部37と、スキャナー部fに設けられたリンク部材38と、を有する。バネ部材36は、第1のフック部材32を前記第1の係合解除位置から前記第1の係合位置へ向かって付勢する。リンク部材38は、スキャナー部fが装置本体10に対して閉じられた状態のときに突起部37に当接し、第1のフック部材32をバネ部材36の付勢に抗して前記第1の係合位置から前記第1の係合解除位置に移動させる。バネ部材36は、フレーム21などに設けられた支持片21bと、第1フック部材32の端部32bとの間に設けられている。端部32bは、第1のフック部材32のフック形状の部分(支軸32aよりも上側の部分)に対し支軸32aを挟んだ逆側の部分である。バネ部材36は、支持片21bと端部32bとを連結している引っ張りバネであり、端部32bを支持片21b側へ引っ張ることにより、前記第1の係合解除位置から前記第1の係合位置に向かう方向へ第1のフック部材32を付勢している。
突起部37は、装置本体10のスキャナー部fを載置する面に立設しており、先端が平面の柱形状を有している。この突起部37は、スキャナーfの底面に設けられた開口部16を介して、スキャナーfの内部に挿入可能となっている。リンク部材38は、支軸38aを有しており、支軸38aを中心に回動自在に設けられている。支軸38aは、開閉ロックユニット50のフレーム21に回転自在に保持されている。リンク部材38の一端部は、図8に示すように、第1のフック部材32の端部32bに対しバネ部材36が連結される側の面に当接可能な構成となっている。また、リンク部材38の他端部は、突起部37の先端に当接可能な構成となっている。
これにより、第1のフック部材32は、図8に示すように、スキャナー部fが装置本体10に対して閉じられた状態のときに、突起部37と当接するリンク部材38によって、バネ部材36の付勢に抗して前記係合解除位置に移動する。また、第1のフック部材32は、図9に示すように、スキャナー部fが装置本体10に対して開かれた状態のときに、突起部37との当接が解除されたリンク部材38を押し返し、前記第1の係合解除位置から前記第1の係合位置へ向かって自動的に移動する。したがって、スキャナー部fが装置本体10に対して閉じられた状態のときには、原稿押さえhのロックがかからず、一方で、スキャナー部fが装置本体10に対して開かれるときに、原稿押さえhのロックがかかる。
第2のロック装置70は、スキャナー部fの開閉をロックするものである。第2のロック装置70は、スキャナー部fに設けられる。第2のロック装置70は、図12及び図13に示すように、スライド部材45と、第2のフック部材41と、係合片47と、を有する。スライド部材45は、長尺な部材で構成されており、スキャナー部fの内部で長手方向にスライド可能に支持されている。具体的には、スライド部材45は、スキャナー部fの幅方向に延在して設けられている。第2のフック部材41及び係合片47は、スライド部材45に一体に設けられており、それぞれがスライド部材45と一体的にスライド移動するようになっている。本実施形態では、第2の六装置70は、スキャナー部fが二つの第2のフック部材41によって装置本体10と係合可能な構成となっている。
スライド部材45の一方の端部46aに係合片47が設けられている。この係合片47が、開閉ロックユニット50のフレーム21を貫通して移動部材33の下端部33cに係合される。スライド部材45の他方の端部46bには、カム部44が設けられている。このカム部44は、後述するレバー部材49の動作に連動するものであり、具体的には、レバー部材49の動作に連動してスライド部材45をスライドさせるように設けられている。
スライド部材45には、2つの第2のフック部材41が設けられている。第2のフック部材41それぞれは、スライド部材45の長手方向に隔てた位置に設けられており、スライド部材45から下方へ突出している。スライド部材45は、後述する第2の係合位置と第2の係合解除位置との間で変位するようにスライド移動可能に支持されている。図13に示すように、第2のフック部材41それぞれには、装置本体10と上下方向に係合可能な鉤状部48が設けられている。前記第2の係合位置は、鉤状部48が装置本体10と係合する位置であり、前記第2の係合解除位置は、鉤状部48が装置本体10との係合を解除する位置である。
図14(A)に示すように、装置本体10のスキャナー部fを載置する面よりも下方に係合部17が設けられている。第2のフック部材41は、スキャナー部fが装置本体10に対して閉じられた状態のときに、係合部17と係合可能に構成されている。具体的には、スライド部材45がスライド移動して前記第2の係合位置に配置されると、鉤状部48が係合部17の下側に配置される(図14(A)参照)。これにより、第2のフック部材41と係合部17とが係合する。また、図14(B)に示すように、スライド部材45がスライド移動して前記第2の係合解除位置に配置されると、鉤状部48が係合部17の下側から外れる。これにより、第2のフック部材41と係合部17との係合が解除される。
このようにスライド部材45が構成されているため、移動部材33が前記開放位置に位置するときに規制部33eによって係合片47が係合されず、スライド部材45の第2の係合解除位置への移動が規制部33eによって規制されない。また、移動部材33が前記閉塞位置に位置するときにスライド部材45の第2の係合解除位置への移動が規制される。
図17に示すように、スキャナー部fの後側には、ヒンジユニット19が設けられている。ヒンジユニット19は、装置本体10の後側に取り付けられるものである。このため、スキャナー部fは、装置本体10の後側を支点として開閉可能とされている。ヒンジユニット19には、装置本体10に対してスキャナー部fを開方向へ付勢するバネやダンパーなどの付勢部材が内蔵されている。このため、ヒンジユニット19は、スキャナー部fが装置本体10に閉じられた状態で、スキャナー部fを開方向へ付勢する。これにより、第2のフック部材41による係合が解除されると、スキャナー部fは、ヒンジユニット19によって付勢されて、装置本体10に対して浮き上がった状態で保持される。ユーザーは、この浮き上がった状態を目視することにより、装置本体10に対してスキャナー部fが係合されていないことを容易に確認することができる。
また、第2のロック装置70は、図15及び図16に示すように、第2のフック部材41の係合を解除するためのレバー部材49を有する。レバー部材49は、スキャナー部fの底面に沿って奥行き方向にスライド自在に設けられた部材である。レバー部材49は、スキャナー部fの前面に露出される操作部49aを有する。レバー部材49は、操作部49aからスキャナー部fの奥側へ延出された長尺な樹脂部材であり、その奥側の端部に傾斜面を有するカム部49bが設けられている。レバー部材49は、スキャナー部fに設けられた支持フレーム91に奥行き方向へスライド移動可能に支持されている。支持フレーム91には、操作部49aを奥側へ付勢するバネ部材92が設けられている。バネ部材92によって操作部49aが奥側へ付勢され、レバー部材49が奥側へ付勢される。
操作部49aは、装置本体10に対するスキャナー部fのロックを解除する際に操作される。具体的には、解除のために、操作部49aはユーザーによって手前方向(ロック解除方向)に操作される。カム部49bは、操作部49aが手前方向へ操作されてレバー部材49が手前側へ移動したときに、その移動に伴ってスライド部材45のカム部44を押圧して、スライド部材45を開閉ロックユニット50から離れる方向(ロック解除方向)へスライド移動させる。これにより、スライド部材45は、前記第2の係合位置から前記第2の係合解除位置に移動する。操作部49aの操作が行われなくなると、バネ部材92によってレバー部材49は元の位置に戻される。これにより、カム部49b及びカム部44を介して、スライド部材45も前記第2の係合解除位置から前記第2の係合位置に戻される。なお、規制部33eと係合片47とが係合されていて、スライド部材45の移動が規制されているとき、操作部49aは手前方向へ移動させることができない。この構成により、原稿押さえhが閉じていない状態(原稿押さえhがロックできない状態)でのスキャナー部fの開閉を防止できるようになっている。
続いて、複合機Pにおけるスキャナー部fの開閉操作について説明する。
ユーザーは、先ず、図1に示すように、スキャナー部fに対して開閉可能に設けられた原稿押さえhを閉じる。原稿押さえhが閉じられると、図4に示すロック部材31が、図3に示す開口部12に挿入される。開口部12は、原稿載置面11と同一平面に設けられており、図18に示すように、移動部材33によって閉塞されている。この移動部材33は、ロック部材31の押圧によって、バネ部材34の付勢に抗して前記閉塞位置から前記開放位置に移動する(図8参照)。移動部材33が下がると、移動部材33に形成された規制部33eも下がる。図10(A)に示すように、移動部材33が前記開放位置に位置するとき、開口33dが係合片47と対向状態となる。これにより、スライド部材45のスライド移動の規制が解除され、ユーザーがレバー部材49の操作部49aを操作することが可能となる。
次に、ユーザーは、図3に示すように、スキャナー部fの前面に露出する操作部49aを手前方向へ引き寄せるように操作されると、図14(B)に示すように、カム部49b及びカム部44を介して引っ張り方向の力がスライド部材45をロック解除方向へ移動させる。これにより、第2のフック部材41と係合部17との係合が解除される。操作部49aの操作により、第2のフック部材41が係合部17から外れると、装置本体10に対するスキャナー部fの開閉のロック(第2のロック装置70によるロック)が解除され、装置本体10に対してスキャナー部fが開閉可能となる。
次に、ユーザーは、図17に示すように、装置本体10に対して開閉可能に設けられたスキャナー部fを開く。スキャナー部fが開かれると、図9に示すように、突起部37とリンク部材38との当接が解除される。突起部37との当接が解除されたリンク部材38は、バネ部材36に付勢されている第1のフック部材32によって押し返される。リンク部材38を押し返した第1のフック部材32は、バネ部材36の付勢によって前記第1の係合解除位置から前記第1の係合位置へ向かって自動的に回動する。
前記第1の係合位置へ向かって回動した第1のフック部材32は、貫通穴31aに挿入され、ロック部材31と係合する。第1のフック部材32がロック部材31に係合すると、スキャナー部fに対する原稿押さえhの開閉のロック(第1のロック装置60によるロック)がなされる。
このように、スキャナー部fに対する原稿押さえhの開閉がロックされると、図17に示すように、スキャナー部fを開いたときに原稿押さえhが開かれることがないため、複合機Pの全体の重心が後方側に移動することがなく、装置本体10の転倒を確実に防止することができる。
上述したように、本実施形態の複合機Pには開閉ロックユニット50が設けられているため、移動部材33の蓋部33aによって開口部12が閉塞される。このため、開口部12に原稿の端部が落ち込むことによる破損や、開口部12を介して装置内部に異物(紙屑、埃等)が混入することを防止することができる。
また、本実施形態では、スキャナー部fに前記第2の係合位置と前記第2の係合解除位置との間でスライド移動自在なスライド部材45を設け、そのスライド部材45に第2のフック部材41を設けて、装置本体10に対する開閉のロック/ロック解除を可能とした。具体的には、スキャナー部fの開閉のロック/ロック解除はスライド部材45のスライド移動により実現される。このため、部材を回転させて第2のフック部材41の係合を解除する構成に比べて、回転方向のねじりによる係合不良又は係合解除不良が防止され、より確実に第2のフック部材41による係合及び係合解除が可能となる。
また、スライド部材45のスライド移動に伴いスキャナー部fの開閉のロック解除が可能になるため、ヒンジユニット19に内蔵された付勢部材による付勢力を強くしても、係合解除不良が生じない。このため、ヒンジユニット19の付勢力を強くして、スキャナー部fが開けられたときの装置本体10に対するスキャナー部fの浮き上がりを大きくすることができる。その結果、ユーザーは、この浮き上がった状態を目視により容易に且つ確実に確認することができる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上述の実施形態では、ロック部材が挿入される開口部をスキャナー部の手前側に配置した構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、スキャナー部の原稿載置面と同一平面であればどの位置に設けても良い。
また、例えば、上述の実施形態では、移動部材33がバネ部材34により移動する構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、例えばモーターやソレノイド等の駆動源を用いて移動させる構成であってもよい。他の移動する構成も同様である。
また、例えば、上述の実施形態では、第1のロック装置60と第2のロック装置70とを連係動作させる構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、各々が独立して動作する構成であってもよい。
また、例えば、上述の実施形態では、画像形成装置として、複合機を例示したが、本発明は、例えば、複写機、プリンター、ファクシミリ装置等の画像形成装置にも適用可能である。
P…複合機(画像形成装置)、f…スキャナー部(原稿読取装置)、h…原稿押さえ、10…装置本体、11…原稿載置面、12…開口部、31…ロック部材、32…フック部材、33…移動部材、34…バネ部材(第1の付勢部材)、35…バネ部材(第2の付勢部材)、36…バネ部材(第3の付勢部材)、37…突起部、38…リンク部材、41…第2のフック部材、42…規制部(規制部材)、45・・・スライド部材、50…開閉ロックユニット、60…第1のロック装置、70…第2のロック装置、100…異物

Claims (8)

  1. 装置本体に対して開閉可能に設けられた原稿読取装置と、前記原稿読取装置に対して開閉可能に設けられた原稿押さえと、前記原稿読取装置が開閉されるときに前記原稿押さえの開閉をロックする第1のロック装置と、前記原稿読取装置の開閉をロックする第2のロック装置と、を備え、
    前記原稿読取装置は、原稿を載置する原稿載置面と同一平面に、前記原稿押さえの開閉をロックするための開口部を有しており、
    前記第1のロック装置は、
    前記原稿押さえに設けられ、前記原稿押さえが前記原稿読取装置に対して閉じられた状態のときに前記開口部に挿入可能なロック部材と、
    前記原稿読取装置に設けられ、前記開口部に挿入された前記ロック部材と前記原稿載置面よりも下方で係合可能な第1のフック部材と、を有し、
    前記第2のロック装置は、
    前記原稿読取装置にスライド移動自在に設けられ、ロック解除方向の力を受けることによりスライド移動するスライド部材と、
    前記スライド部材の移動とともに移動して前記装置本体との係合を解除可能な第2のフック部材とを有するものである画像形成装置。
  2. 前記第2のロック装置は、
    前記装置本体に設けられた係合部を更に備え、
    前記第2のフック部材は、前記係合部と係合することにより前記原稿読取装置の開閉をロックする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2のロック装置は、前記原稿読取装置に設けられ、前記第2のフック部材の係合を解除するためのレバー部材を更に備え、
    前記スライド部材は、前記レバー部材が操作されたことにより前記レバー部材から前記ロック解除方向の力を受けて前記第2のフック部材とともにスライド移動する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記原稿読取装置に設けられ、前記開口部を閉塞する閉塞位置と、前記原稿載置面よりも下方に移動し前記開口部を開放する開放位置との間で移動自在な移動部材を更に備える請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記第1のロック装置は、前記原稿読取装置に設けられ、前記移動部材を前記開放位置から前記閉塞位置へ向けて付勢する第1の付勢部材を有し、
    前記移動部材は、前記ロック部材の押圧によって前記第1の付勢部材による付勢に抗して前記閉塞位置から前記開放位置に移動する請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記ロック部材は、前記原稿押さえから突出する突出位置と、前記原稿押さえに没入する没入位置との間で移動自在に設けられている請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記第1のロック装置は、前記原稿押さえに設けられ、前記ロック部材を前記没入位置から前記突出位置へ向けて付勢する第2の付勢部材を有し、
    前記ロック部材は、前記開口部に挿入される間に異物を挟んだときに前記第2の付勢部材による付勢に抗して前記突出位置から前記没入位置に移動する請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1のフック部材は、前記ロック部材と係合する第1の係合位置と、前記ロック部材との係合を解除する第1の係合解除位置との間で移動自在に設けられており、
    前記第1のロック装置は、
    前記原稿読取装置に設けられ、前記フック部材を前記第1の係合解除位置から前記第1の係合位置へ向けて付勢する第3の付勢部材と、
    前記装置本体に設けられた突起部と、
    前記原稿読取装置に設けられ、前記原稿読取装置が前記装置本体に対して閉じられた状態のときに前記突起部と当接し、前記第1のフック部材を前記第3の付勢部材による付勢に抗して前記第1の係合位置から前記第1の係合解除位置に移動させるリンク部材と、を有する請求項1から7のいずれかに記載の画像形成装置。
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