JP2015191099A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光学シート支持部材を透過する光源からの光の透過率が下がることに起因して表示部上の輝度が低下するのを抑制するとともに、表示部に生じる光学シート支持部材による影が視認されるのを抑制することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】この液晶テレビジョン装置100は、表示部1と、LED7と、拡散板11と、LED7から発せられた光を透過可能に構成されているとともに、拡散板11を支持するパネルポスト13とを備え、パネルポスト13は、拡散板11に向かって先細り形状を有するとともに、パネルポスト13の表面の一部には、LED7から発せられた光を拡散可能に構成されている側面13g〜側面13jが設けられている。
【選択図】図7
【解決手段】この液晶テレビジョン装置100は、表示部1と、LED7と、拡散板11と、LED7から発せられた光を透過可能に構成されているとともに、拡散板11を支持するパネルポスト13とを備え、パネルポスト13は、拡散板11に向かって先細り形状を有するとともに、パネルポスト13の表面の一部には、LED7から発せられた光を拡散可能に構成されている側面13g〜側面13jが設けられている。
【選択図】図7
Description
この発明は、表示装置に関し、特に、光学シート支持部材を備えた表示装置に関する。
従来、光学シート支持部材を備えた表示装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、スペーサ部材を備えたディスプレイ装置が開示されている。このディスプレイ装置は、画像表示素子(表示部)と、光源と、光学シートと、スペーサ部材とを備えている。そして、スペーサ部材は、先端を光学シートと接合させて光学シートを支持するように構成されている。これにより、光学シートの撓みが抑制され、光学シートの撓みによる輝度ムラを抑制することが可能となる。また、スペーサ部材の全体に光を分散させる無機物または有機物からなる粒子が含有されている。これにより、スペーサ部材に入射される光が拡散されて、画像表示素子上に生じるスペーサ部材による影が視認されるのを抑制することが可能に構成されている。
一般的に、スペーサ部材と光源との位置関係などによって、スペーサ部材の光が照射される部分のうち、影が生じやすい部分と、影が生じにくい部分とが生じることが知られている。しかしながら、上記特許文献1のディスプレイ装置では、スペーサ部材の全体に光を分散させる無機物または有機物からなる粒子を含有するように構成されているため、スペーサ部材のうちの影が生じにくい部分にも粒子が含まれるので、スペーサ部材を透過する光の透過率が下がるという不都合があると考えられる。その結果、画像表示素子(表示部)上の輝度が低下するという問題点があると考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、光学シート支持部材を透過する光の透過率が下がることに起因して表示部上の輝度が低下するのを抑制するとともに、表示部に生じる光学シート支持部材による影が視認されるのを抑制することが可能な表示装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による表示装置では、表示部と、表示部の背面側に配置され、表示部に光を照射する光源と、表示部と光源との間に配置される光学シートと、光源から発せられた光を透過可能に構成されているとともに、光学シートを光学シートの背面側から支持する光学シート支持部材とを備え、光学シート支持部材は、光学シートを支持する側が光学シートに向かって先細り形状を有するとともに、光学シート支持部材の表面の一部には、光源から発せられた光を拡散可能に構成されている拡散部が設けられている。
この発明の一の局面による表示装置では、上記のように、光源から発せられた光を透過可能に構成されている光学シート支持部材の表面の一部に、光源から発せられた光を拡散可能に構成されている拡散部を設ける。これにより、光学シート支持部材のうちの影が生じやすい部分のみに拡散部を設けるように構成することによって、拡散部を設けない部分では、光学シート支持部材を透過する光の透過率が下がるのを抑制しながら、光学シート支持部材のうちの影が生じやすい部分では拡散部により光が拡散される。その結果、光学シート支持部材を透過する光の透過率が下がることに起因して表示部上の輝度が低下するのを抑制するとともに、表示部に生じる光学シート支持部材による影が視認されるのを抑制することができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、拡散部は、光学シート支持部材の表面のうちの光源と対向する対向表面の少なくとも一方の端部を含むように設けられている。ここで、光を透過可能に構成された光学シート支持部材を用いる表示装置では、光源から光学シート支持部材の端部に光が照射された場合、照射された光が端部により屈折される(照射方向に進む光量が減る)ことによって、光学シート上に影が生じる場合がある。そこで、拡散部を上記のように構成することによって、光源から光学シート支持部材の端部に照射される光が拡散部により拡散される。その結果、照射方向にも光が照射(拡散)されるので、効果的に、表示部に生じる影が視認されるのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、光学シート支持部材は、光源と対向する対向表面と、対向表面とは反対側の裏面と、一方側端面と、他方側端面とを有する平板形状に形成されており、拡散部は、一方側端面および他方側端面のうちの少なくとも一方に設けられている。このように構成すれば、光源から光学シート支持部材の一方側端面または他方側端面に照射される光が拡散部により拡散されるので、照射方向にも光が照射(拡散)される。その結果、より効果的に、表示部に生じる影が視認されるのを抑制することができる。
上記平板形状を有する光学シート支持部材を備える表示装置において、好ましくは、対向表面と裏面とは、光学シートに向かって先細り形状に形成されている。ここで、平板形状の光学シート支持部材の一方側端面および他方側端面の幅(厚み)をそれぞれ小さくして光学シート支持部材の厚みを薄くした場合に、光学シート支持部材の強度が小さくなる場合がある。これに対して、上記のように対向表面と裏面とを光学シートに向かって先細り形状に形成することによって、平板形状の光学シート支持部材の厚みを一定にした状態で、光学シート支持部材を先細り形状に形成することができるので、光学シート支持部材の強度を維持しながら、光学シート支持部材と光学シートとの接触面積を小さくすることができる。その結果、光学シート支持部材の強度を維持しながら、光学シート支持部材と光学シートとの接触位置に対応する位置に生じる光学シートおよび表示部上の影が視認されるのを抑制することができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、拡散部は、シボ加工された形状、または、プリズム形状を有するように形成されている。このように構成すれば、シボ加工またはプリズム形状に加工された表面により、容易に、光源からの光を拡散することができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、光学シート支持部材の光学シート側の先端部には、光学シートと点接触または線接触する接触部が設けられている。このように構成すれば、光学シート支持部材と光学シートとが面接触する場合と異なり、光学シート支持部材と光学シートとの接触面積をより小さくすることができるので、光学シート支持部材と光学シートとの接触位置に対応する位置に生じる光学シートおよび表示部上の影が視認されるのをより抑制することができる。
この場合、好ましくは、接触部は、光学シートと点接触するとともに略半球形状に形成されている。このように構成すれば、接触部が角形状を有する場合と異なり、光学シート支持部材と光学シートとが接触することによって生じる破損を抑制することができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、光学シート支持部材は、複数設けられており、複数の光学シート支持部材は、それぞれ互いに離間して直線状に配置されている。このように構成すれば、安定した状態で(たわみを抑制しながら)、光学シートを支持することができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、光源は、複数設けられており、複数の光源は、第1方向に沿って直線状に配置されており、拡散部は、光学シート支持部材の表面のうちの第1方向に直交する方向に沿った光学シート支持部材の表面部分に設けられている。ここで、光学シート支持部材の表面のうちの第1方向に直交する方向に沿った光学シート支持部材の表面部分は、光源からの光が照射されることによる影が生じやすい場合が多い。この点において、本発明では、上記のように拡散部を、光学シート支持部材の表面のうちの第1方向に直交する方向に沿った光学シート支持部材の表面部分に設けることによって、効果的に、表示部に生じる光学シート支持部材による影が視認されるのを抑制することができる。
本発明によれば、上記のように、光学シート支持部材を透過する光源からの光の透過率が下がることに起因して表示部上の輝度が低下するのを抑制するとともに、表示部に生じる光学シート支持部材による影が視認されるのを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図11を参照して、本発明の第1実施形態による液晶テレビジョン装置100の構成について説明する。なお、液晶テレビジョン装置100は、本発明の「表示装置」の一例である。
まず、図1〜図11を参照して、本発明の第1実施形態による液晶テレビジョン装置100の構成について説明する。なお、液晶テレビジョン装置100は、本発明の「表示装置」の一例である。
図1および図2に示すように、液晶テレビジョン装置100は、映像が表示される液晶セルからなる表示部1と、表示部1を正面側(矢印Y1方向側)から支持する樹脂製の前部筐体2と、液晶テレビジョン装置100を下方(矢印Z2方向側)から支持する樹脂製のスタンド部材3とを備える。具体的には、前部筐体2は、正面視において(矢印Y1方向側から見て)、矩形状の外形を有する枠状に形成されている。前部筐体2の中央部には、表示部1を正面側に露出させるための矩形状の開口部2aが設けられている。
また、図3に示すように、液晶テレビジョン装置100は、前部筐体2と背面側(矢印Y2方向側)から組み合わされる金属製のリアフレーム4を備える。また、このリアフレーム4は、前部筐体2の背面側に嵌り込む矩形状の縁部4aを有する。また、リアフレーム4は、後方(矢印Y2方向)に窪む凹形状に形成されている。なお、リアフレーム4は、ネジ部材(図示せず)によって前部筐体2に固定されている。また、図2に示すように、リアフレーム4の背面側には、リアフレーム4よりも小さい矩形状を有する樹脂製のカバー部材5が配置されている。カバー部材5は、リアフレーム4の背面に配置される電源基板や信号処理基板などの種々の基板(図示せず)を覆うように設けられている。また、カバー部材5は、ネジ部材(図示せず)によってリアフレーム4に固定されている。これらのリアフレーム4およびカバー部材5によって、前部筐体2に対応する後部筐体が構成されている。
そして、図3に示すように、リアフレーム4の表面(矢印Y1方向側の面)には、板金製の2つのヒートシンク6が左右方向(X方向)に沿って配置されている。また、ヒートシンク6の表面には、表示部1に背面側(矢印Y2方向側)から光を照射する8つのLED(Light Emitting Diode)7が実装された基板8がそれぞれ配置されている。なお、LED7は、本発明の「光源」の一例である。また、左右方向(X方向)は、本発明の「第1方向」の一例である。
また、図3に示すように、8つのLED7は、基板8の表面に、基板8の延びる方向(X方向)に沿って間隔を隔ててそれぞれ実装されている。そして、図3に示すように、基板8のLED7が実装された表面(矢印Y1方向側の面)に、LED7をそれぞれ覆う光源レンズ9が取り付けられている。この光源レンズ9は、アクリルなどの樹脂により構成されており、LED7からの出射光の出射角度を広げるように構成されている。また、光源レンズ9には、光源レンズ9の底面から基板8側に延びる柱状のボス9aが設けられている。このボス9aが基板8の表面に接着されることにより、基板8の表面のLED7に対応する位置に光源レンズ9が取り付けられる。
そして、図3に示すように、光源レンズ9の正面側(矢印Y1方向側)から、LED7から発せられる光を表示部1側に反射する樹脂製(たとえば、PET(Polyethyleneterephtalate)など)の反射シート10が基板8に配置されている。この反射シート10は、基板8の表面上に配置された状態で、リアフレーム4に沿った形状(矢印Y2方向側に窪む凹形状)を有する。具体的には、反射シート10は、左右方向(X方向)に延びる長方形形状を有する反射シート底面部10aと、反射シート底面部10aの4辺を取り囲むように配置される4つの反射シート斜面部10bとを含む。なお、図3に示すように、反射シート底面部10aは、後述する拡散板11および偏光フィルタ12に対して平行に延びるように形成されている。また、反射シート斜面部10bは、反射シート底面部10aの端部からリアフレーム4の縁部4aに向かって傾斜して延びるように形成されている。なお、拡散板11および偏光フィルタ12は、本発明の「光学シート」の一例である。
また、図3に示すように、拡散板11は、Z方向およびX方向に延びる平板形状に形成されている。拡散板11と表示部1との間には、拡散板11を透過した光の偏光方向を揃えて表示部1へ出射する偏光フィルタ12が配置されている。偏光フィルタ12は、Z方向およびX方向に延びるように形成されており、拡散板11と同様の平板形状に形成されている。また、表示部1は、偏光フィルタ12から出射された偏光方向を揃えられた光に対して、表示部1に含まれる液晶の透過率を変化させることなどを行うことによって、画像の表示が行われる。
そして、図4に示すように、反射シート10の反射シート底面部10aには、16個のLED7(光源レンズ9)のそれぞれの配置位置に対応する位置に光源用開口部10cが左右方向(X方向)に間隔を隔てて直線状に設けられている。また、反射シート底面部10aには、拡散板11および偏光フィルタ12を支持するためのパネルポスト13を貫通させることが可能に形成されたパネルポスト用開口部10dが2つ設けられている。なお、パネルポスト13は、本発明の「光学シート支持部材」の一例である。
ここで、第1実施形態では、図3に示すように、パネルポスト13は、透明の樹脂等(たとえば、ポリカーボネートなど)により構成されており、LED7から発せられた光を透過可能に構成されている。また、パネルポスト13は、2つ設けられており、それぞれ互いに離間して直線状に(X方向に並んで)配置されている。
そして、図3および図5に示すように、リアフレーム4の表面(矢印Y1方向側の面)には、パネルポスト13の固定部13aを嵌めることが可能に形成された2つのパネルポスト固定用開口部4bが設けられている。また、リアフレーム4の表面(矢印Y1方向側の面)には、パネルポスト13の固定部13bを嵌めることが可能に形成された2つのパネルポスト固定用開口部4cが設けられている。また、パネルポスト13には、固定部13aと固定部13bとが設けられている。そして、パネルポスト13の固定部13aは、一対の引っ掛かり部が設けられており、パネルポスト固定用開口部4bに一旦嵌められると抜けにくくなるように形成されている。また、固定部13bは、パネルポスト固定用開口4cに嵌められることによって、パネルポスト13が回転するのを防止している。これにより、パネルポスト13がリアフレーム4に固定されるとともに、パネルポスト13の設置方向を定めることが可能に構成されている。
ここで、第1実施形態では、図6および図7に示すように、パネルポスト13の拡散板11側(矢印Y1方向)の先端部には、拡散板11と点接触する接触部13cが設けられている。接触部13cは、拡散板11と点接触するとともに略半球形状に形成されている。そして、図5に示すように、パネルポスト13は、拡散板11を拡散板11の背面側(矢印Y2方向)から点接触することにより支持するように構成されている。
また、第1実施形態では、図6および図7に示すように、パネルポスト13は、固定部13aと固定部13bとに正面側(矢印Y1方向)に接続された角部が円弧状の長方形形状を有するベース部13dが設けられている。そして、パネルポスト13は、ベース部13dから正面側(矢印Y1方向)に向かって突出するように設けられた、LED7と対向する対向表面13eと、対向表面13eとは反対側(矢印Z1方向)の裏面13fと、側面13g〜13jとにより形成される平板形状を有するように構成されている。また、対向表面13eと、裏面13fとは、ベース部13d側が長方形形状および接触部13c側が三角形形状を有するように構成されている。また、側面13g〜13jは、いずれも厚み(幅)tの長方形形状を有するように形成されている。なお、側面13gおよび側面13hは、本発明の「一方側端面」、「端部」および「拡散部」の一例である。また、側面13iおよび側面13jは、本発明の「他方側端面」、「端部」および「拡散部」の一例である。
また、第1実施形態では、図6および図7に示すように、パネルポスト13は、対向表面13eと裏面13fとは、拡散板11方向(矢印Y1方向)に向かって先細り形状に形成されている。具体的には、側面13hと側面13jとは、正面方向(Y方向)に向かってベース部13dからそれぞれ平行に延びるように構成されている。そして、対向表面13eのうちの側面13hと側面13jとに挟まれる領域では、対向表面13eは、幅W1を有するように構成されている。そして、側面13gと側面13iとは、それぞれ側面13hと側面13jと接続されるように形成されており、側面13gと側面13iとは、互いにそれぞれ接触部13cに向かって(矢印Y1方向側)距離が小さくなるように(先細り形状に)形成されている。そして、側面13gと側面13iとは、それぞれ接触部13cと接続されるように構成されている。そして、側面13gおよび側面13iと、接触部13cとが接続する位置の対向表面13eおよび裏面13fは、幅W2を有するように構成されている。そして、幅W2と厚みtとの大きさは等しい関係がある。すなわち、接触部13cは、直径tの略半球形状を有するように形成されている。
ここで、第1実施形態では、図6および図7に示すように、パネルポスト13の側面13g〜13jは、シボ加工(サンドブラスト法など)により凹凸形状を有し、LED7から発せられた光を拡散可能に構成されている。すなわち、側面13g〜13jは、パネルポスト13の表面のうちの左右方向(X方向)に直交する方向(Z方向)に沿ったパネルポスト13の表面部分に設けられている。
次に、図8および図9を参照して、パネルポスト13の側面13g〜13jによる正面視(矢印Y1方向から視た場合)におけるLED7からの光の拡散について説明する。
まず、図8に示すように、パネルポスト201は、対向表面201eと、裏面201fと、側面201g〜側面201jとを含み、側面201g〜側面201jにはシボ加工が施されていない。そして、パネルポスト201にLED7からの光が、対向表面201eから矢印A1方向に入射した場合には、一部の光は、パネルポスト201の側面201g〜側面201jの内側で反射される(たとえば、図8では、側面201hの内側で反射される)。そして、側面201hにより反射された光は、パネルポスト201内を導光して、矢印A2方向に進む。また、パネルポスト201の対向表面201eから矢印A1方向に入射した光のうち側面201g〜側面201jにより反射されない光は、裏面201fから矢印A1方向に出射する。そして、LED7から矢印A1方向に進む光のうちパネルポスト201に入射されない光と、裏面201fから矢印A1方向に出射された光との間の領域Bには、矢印A1方向に進む光は少なくなる。すなわち、領域Bの矢印A1方向の延長線上に対応する拡散板11上の位置に影が生じる。
一方、第1実施形態では、図9に示すように、側面13g〜側面13jにはシボ加工が施されている。そして、パネルポスト13にLED7からの光が、対向表面13eから矢印A1方向に入射した場合には、一部の光は、シボ加工による凹凸形状を有する側面13g〜側面13j(たとえば、図9では、側面13h)により拡散される。そして、側面13hにより拡散された光の一部は、側面13hから出射して、矢印A1方向に進む。また、側面13hにより拡散された光の一部は、パネルポスト13内を導光して、矢印A2方向に進む。また、拡散された光の一部は、側面13hから出射して、矢印A3方向に進む。これにより、領域Bには、側面13g〜側面13jがシボ加工されていないパネルポスト13を用いた場合に比べて、矢印A1方向に進む光は多くなる。すなわち、領域Bの矢印A1方向の延長線上に対応する拡散板11上の位置に影が生じるのが抑制される。
次に、図10および図11を参照して、パネルポスト13の側面13g〜13jによる平面視(矢印Z1方向から視た場合)におけるLED7からの光の拡散について説明する。
まず、図10に示すように、パネルポスト201は、固定部201aと、固定部201bと、接触部201cと、ベース部201dと、対向表面201eと、裏面201fと、側面201g〜側面201jとを含む。側面201g〜側面201jがシボ加工されていないパネルポスト201にLED7からの光が、側面201jから矢印A4方向に入射した場合には、入射した光は、パネルポスト201の内部を透過して、側面201hから出射される。そして、出射された光は、側面201hから矢印A4方向に進む。この場合、拡散板11の接触部201cと接触する領域Cには、側面201jから矢印A4方向に入射した光は、照射されない。
一方、第1実施形態では、図11に示すように、側面13g〜側面13jにはシボ加工が施されている。そして、パネルポスト13にLED7からの光が、側面13jから矢印A4方向に入射した場合には、一部の光は、シボ加工による凹凸形状を有する側面13g〜側面13j(たとえば、図11では、側面13j)により拡散される。そして、側面13jにより拡散された光の一部は、パネルポスト13内を導光して、側面13gから出射して、矢印A5方向に進む。また、拡散された光の一部は、側面13hから出射して、矢印A6方向または矢印A7方向に進む。また、拡散された光の一部は、接触部13cから出射して、拡散板11の領域Cに照射される。これにより、領域Cには、側面13g〜側面13jがシボ加工されていないパネルポスト13を用いた場合と異なり、光が照射される。一般的に、パネルポスト13と拡散板11とが接触する接触部13cは、影が生じやすいので、上記のように、拡散された光が照射されることにより、生じる影が薄くなる。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、LED7から発せられた光を透過可能に構成されているパネルポスト13の一部に、LED7から発せられた光を拡散可能に構成されている側面13g〜側面13jを設ける。これにより、パネルポスト13のうちの影が生じやすい部分(たとえば、側面13g〜側面13j)のみにシボ加工を施すことによって、シボ加工が施されていない部分では、パネルポスト13を透過する光の透過率が下がるのを抑制しながら、パネルポスト13のうちの影が生じやすい部分(たとえば、図9の領域Bおよび図11の領域C)では側面13g〜側面13jにより光が照射される(図9および図11参照)。その結果、パネルポスト13を透過する光の透過率が下がることに起因して表示部1上の輝度が低下するのを抑制するとともに、表示部1に生じるパネルポスト13による影が視認されるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、側面13g〜側面13jを、パネルポスト13の表面のうちのLED7と対向する対向表面13eの少なくとも一方の端部を含むように設ける。ここで、光を透過可能に構成されたパネルポスト13を用いるテレビジョン装置100では、LED7からパネルポスト13の端部に光が照射された場合、照射された光が端部により屈折される(照射方向に進む光量が減る)(図8参照)ことによって、拡散板11上に影が生じる場合がある。そこで、側面13g〜側面13jを上記のように構成することによって、側面13g〜側面13jによりLED7からパネルポスト13の端部に照射される光が拡散される分、照射方向(図9の矢印A1方向)にも光が照射(拡散)されるので、効果的に、表示部1に生じる影が視認されるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、パネルポスト13を、LED7と対向する対向表面13eと、対向表面13eとは反対側の裏面13fと、側面13g〜側面13jとを有する平板形状に形成して、側面13g〜側面13jを、LED7から発せられた光を拡散可能に構成する。これにより、LED7からパネルポスト13に照射される光が側面13g〜側面13jにより拡散されるので、照射方向(図9の矢印A1方向)にも光が照射(拡散)される。その結果、より効果的に、表示部1に生じる影が視認されるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、対向表面13eと裏面13fとを、拡散板11に向かって先細り形状に形成する。ここで、平板形状のパネルポスト13の側面13g〜側面13jの幅(厚み)をそれぞれ小さくしてパネルポスト13の厚みを薄くした場合に、パネルポスト13の強度が小さくなる場合がある。これに対して、上記のように対向表面13eと裏面13fとを拡散板11に向かって先細り形状に形成することによって、平板形状のパネルポスト13の厚みtを一定にした状態で、パネルポスト13を先細り形状に形成することができるので、パネルポスト13の強度を維持しながら、パネルポスト13と拡散板11との接触面積を小さくすることができる。その結果、パネルポスト13の強度を維持しながら、パネルポスト13と拡散板11との接触位置に対応する位置に生じる拡散板11および表示部1上の影が視認されるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、側面13g〜側面13jを、シボ加工された形状を有するように形成する。これにより、シボ加工に加工された表面により、容易に、LED7からの光を拡散することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、パネルポスト13の拡散板11側(矢印Y1方向側)の先端部は、拡散板11と点接触する接触部13cが設ける。これにより、パネルポスト13と拡散板11とが面接触する場合と異なり、パネルポスト13と拡散板11との接触面積をより小さくすることができるので、パネルポスト13と拡散板11との接触位置に対応する位置に生じる拡散板11および表示部1上の影が視認されるのをより抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、接触部13cを、拡散板11と点接触するとともに略半球形状に形成する。これにより、接触部13cが角形状を有する場合と異なり、パネルポスト13と拡散板11とが接触することによって生じる破損を抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、パネルポスト13を、2つ設けて、2つのパネルポスト13を、それぞれ互いに離間して直線状(X方向)に配置する。これにより、安定した状態で(たわみを抑制しながら)、拡散板11を支持することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、LED7を、16個設けて、16個のLED7を、左右方向(X方向)に沿って直線状に配置して、シボ加工された側面13g〜側面13jを、左右方向(X方向)に直交する方向(Y方向)に沿ったパネルポスト13の表面部分に設ける。ここで、パネルポスト13の表面のうちの左右方向(X方向)に直交する方向(Y方向)に沿ったパネルポスト13の表面部分は、LED7からの光が照射されることによる影が生じやすい場合が多い。上記のようにシボ加工された側面13g〜側面13jを、パネルポスト13の表面のうちの第1方向に直交する方向に沿ったパネルポスト13の表面部分に設けることによって、効果的に、表示部1に生じるパネルポスト13による影が視認されるのを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、図12および図13を参照して、第2実施形態による液晶テレビジョン装置101の構成について説明する。第2実施形態では、パネルポストの対向表面および裏面は、ベース部から拡散板の方向に平行方向沿って延びるように形成されている部分と、先細り形状を有する部分とが設けられていた第1実施形態による液晶テレビジョン装置100と異なり、パネルポストは、ベース部から接触部に向かって直線的に連続して先細りする形状を有するように形成されている。
次に、図12および図13を参照して、第2実施形態による液晶テレビジョン装置101の構成について説明する。第2実施形態では、パネルポストの対向表面および裏面は、ベース部から拡散板の方向に平行方向沿って延びるように形成されている部分と、先細り形状を有する部分とが設けられていた第1実施形態による液晶テレビジョン装置100と異なり、パネルポストは、ベース部から接触部に向かって直線的に連続して先細りする形状を有するように形成されている。
図12に示すように、第2実施形態による液晶テレビジョン装置101は、パネルポスト14を含む。そして、パネルポスト14は、固定部13aと、固定部13bと、接触部13cと、ベース部13dと、対向表面14aと、裏面14bと、側面14cおよび側面14dとを含む。そして、対向表面14aと裏面14bとは、ベース部13dから接触部13c(拡散板11方向(矢印Y1方向))に向かって先細り形状に形成されている。具体的には、対向表面14aおよび裏面14bは、ベース部13dと接続される部分では、幅W1を有するように形成されている。そして、側面14cと側面14dとは、互いにそれぞれ接触部13cに向かって(矢印Y1方向側)距離が小さくなるように(先細り形状に)形成されている。そして、対向表面14aと裏面14bとは、略三角形形状を有するように形成されている。すなわち、パネルポスト14は、ベース部13dから接触部13cに向かって直線的に連続して先細りする形状を有するように形成されている。
また、図13に示すように、側面14cと側面14dとは、ベース部13dから接触部13c(拡散板11方向(矢印Y1方向))に向かって先細り形状に形成されている。具体的には、側面14cおよび側面14bは、ベース部13dと接続される部分では、厚みt1を有するように形成されている。そして、対向表面14aと裏面14bとは、互いにそれぞれ接触部13cに向かって(矢印Y1方向側)距離が小さくなるように(先細り形状に)形成されている。そして、側面14cおよび側面14bは、接触部13cと接続される部分では、厚みt1よりも小さい厚みtを有するように形成されている。
そして、図13に示すように、側面14cと側面14dは、シボ加工により凹凸形状を有するように構成されている。これにより、第1実施形態によるパネルポスト13と同様に、LED7からの光を拡散可能に構成されている。また、第2実施形態による液晶テレビジョン装置101のその他の構成は、第1実施形態における液晶テレビジョン装置100と同様である。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、パネルポスト14を、ベース部13dから接触部13cに向かって直線的に連続して先細りする形状を有するように形成する。これにより、パネルポスト14を、ベース部13dから接触部13cに向かって曲線的に形成する場合、または、パネルポスト14を、ベース部13dから接触部13cに向かって段階的に先細り形状を形成する場合と異なり、パネルポスト14の構成が複雑化するのを抑制することができる。また、第2実施形態による液晶ディスプレイ装置101のその他の効果は、第1実施形態における液晶ディスプレイ装置100と同様である。
(第3実施形態)
次に、図14および図15を参照して、第3実施形態による液晶ディスプレイ装置102の構成について説明する。第3実施形態では、平板形状に形成されたパネルポストを備えていた第1実施形態の液晶ディスプレイ装置100とは異なり、略円錐形状に形成されたパネルポストを備える。
次に、図14および図15を参照して、第3実施形態による液晶ディスプレイ装置102の構成について説明する。第3実施形態では、平板形状に形成されたパネルポストを備えていた第1実施形態の液晶ディスプレイ装置100とは異なり、略円錐形状に形成されたパネルポストを備える。
図14に示すように、第3実施形態による液晶テレビジョン装置102は、パネルポスト15を含む。そして、パネルポスト15は、固定部13aと、固定部13bと、接触部13cと、ベース部13dと、本体部15aとを含む。そして、パネルポスト15の本体部15aは、ベース部13dから接触部13cに向かって先細り形状を有するように構成されており、接触部13cを頂点とした高さh1の略円錐形状を有するように形成されている。具体的には、パネルポスト15の本体部15aとベース部13dとが接続する部分では、本体部15aの断面(XZ平面)は、直径W1の円形形状を有するように構成されている。そして、本体部15aと接触部13cとが接続する部分では、本体部15aの断面(XZ平面)は、直径tの円形形状を有するように構成されている。
そして、図15に示すように、本体部15aの矢印X1方向および矢印X2方向側の側面の一部である側端面15bと側端面15cとは、ベース部13dから高さh2までの領域に、それぞれシボ加工により凹凸形状を有するように構成されている。これにより、第1実施形態によるパネルポスト13と同様に、LED7からの光を拡散可能に構成されている。また、第3実施形態による液晶テレビジョン装置102のその他の構成は、第1実施形態における液晶テレビジョン装置100と同様である。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、パネルポスト15を、略円錐形状に形成する。これにより、パネルポスト15を平板形状に形成する場合に比べて、ベース部13dと接続する面積を大きく構成することができるので、パネルポスト15の破損を抑制することができる。また、第3実施形態による液晶テレビジョン装置102のその他の効果は、第1実施形態における液晶テレビジョン装置100と同様である。
(第4実施形態)
次に、図16および図17を参照して、第4実施形態による液晶ディスプレイ装置103の構成について説明する。第4実施形態では、パネルポストの表面の一部をシボ加工することによりLEDからの光を拡散させるように構成されていた第1実施形態による液晶ディスプレイ装置100とは異なり、パネルポストの表面の一部をプリズム形状に形成する。
次に、図16および図17を参照して、第4実施形態による液晶ディスプレイ装置103の構成について説明する。第4実施形態では、パネルポストの表面の一部をシボ加工することによりLEDからの光を拡散させるように構成されていた第1実施形態による液晶ディスプレイ装置100とは異なり、パネルポストの表面の一部をプリズム形状に形成する。
図16に示すように、第4実施形態による液晶ディスプレイ装置103は、パネルポスト16を含む。そして、パネルポスト16は、固定部13bと、接触部13cと、ベース部13dと、対向表面13eと、側面16a〜側面16dとを含む。
ここで、第4実施形態では、図16および図17に示すように、パネルポスト16の側面16dは、プリズム形状(四角錐形状)(図17参照)を有し、LED7からの光を拡散可能に構成されている。また、側面16a〜側面16cも、側面16dと同様に、プリズム形状を有するように構成されている。そして、側面16a〜側面16dにLED7からの光が照射された場合、照射された光は、拡散されるように構成されている。また、第4実施形態による液晶テレビジョン装置103のその他の構成は、第1実施形態における液晶テレビジョン装置100と同様である。
第4実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第4実施形態では、上記のように、パネルポスト16の側面16a〜側面16dを、プリズム形状(四角錐形状)(図17参照)を有するように形成されている。これにより、側面16a〜側面16dにシボ加工を施すことにより拡散可能に構成する場合と異なり、プリズム形状を設計する(たとえば、プリズム形状のピッチ、プリズム形状のそれぞれの面の傾斜方向などを定める)ことができるので、より影が生じやすい部分(たとえば、接続部13c近傍など)に光を拡散させるように構成することができる。また、第4実施形態による液晶テレビジョン装置103のその他の効果は、第1実施形態における液晶テレビジョン装置100と同様である。
(第5実施形態)
次に、図18を参照して、第5実施形態による液晶ディスプレイ装置104の構成について説明する。第5実施形態では、パネルポストの接触部と拡散板とを点接触させるように構成されていた第1実施形態による液晶ディスプレイ装置100とは異なり、パネルポストの接触部と拡散板とは線接触させるように構成されている。
次に、図18を参照して、第5実施形態による液晶ディスプレイ装置104の構成について説明する。第5実施形態では、パネルポストの接触部と拡散板とを点接触させるように構成されていた第1実施形態による液晶ディスプレイ装置100とは異なり、パネルポストの接触部と拡散板とは線接触させるように構成されている。
図18に示すように、第5実施形態による液晶ディスプレイ装置104は、パネルポスト17を含む。そして、パネルポスト17は、固定部13bと、ベース部13dと、対向表面17aと、裏面17bと、側面17cおよび側面17dと、接触部17gとを含む。
ここで、第4実施形態では、図18に示すように、パネルポスト17は、ベース部13dから、対向表面17aと、裏面17bと、側面17cおよび側面17dとが拡散板11に向かって(矢印Y1方向)突出して平板形状を有するように構成されている。また、側面17cと側面17dとは、それぞれベース部13d側(矢印Y2方向側)が平面を有するとともに、拡散板11側(矢印Y1方向側)が曲面を有するように構成されており、接触部17gを介して接続されるように構成されている。すなわち、パネルポスト17の拡散板11側は、アーチ形状(円弧状)を有するように構成されている。そして、パネルポスト17の接触部17eと拡散板11とは線接触させるように構成されている。また、第5実施形態による液晶テレビジョン装置104のその他の構成は、第1実施形態における液晶テレビジョン装置100と同様である。
第5実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第5実施形態では、上記のように、パネルポスト17の接触部17eと拡散板11とを、線接触させるように構成する。これにより、パネルポスト17と拡散板11とが面接触する場合と異なり、パネルポスト17と拡散板11との接触面積をより小さくすることができるので、パネルポスト17と拡散板11との接触位置に対応する位置に生じる拡散板11および表示部1上の影が視認されるのをより抑制することができる。また、パネルポスト17と拡散板11とが点接触する場合と異なり、接触部17eを半球形状に形成する必要がないので、パネルポスト17の構成が複雑化するのを抑制することができる。また、第5実施形態による液晶テレビジョン装置104のその他の効果は、第1実施形態における液晶テレビジョン装置100と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第5実施形態では、本発明の表示装置として、液晶テレビジョン装置を用いる例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明は、表示装置として液晶テレビジョン装置以外を用いてもよい。たとえば、PC(Personal Computer)用の表示装置などの一般的な表示装置に用いてもよい。
また、上記第1実施形態では、本発明のパネルポストの側面のうち全ての側面を、シボ加工することによりLED7からの光を拡散可能に構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、パネルポストの側面のうち一部の側面を、シボ加工することによりLED7からの光を拡散可能に構成してもよい。たとえば、図19に示す第1変形例によるパネルポスト18では、パネルポスト18の側面(側面18c〜側面18f)のうち一部の側面(側面18cおよび側面18e(拡散板11側の側面))を、シボ加工することによりLED7からの光を拡散可能に構成している。
ここで、第1変形例によるパネルポスト18は、図19に示すように、固定部13bと、ベース部13dと、対向表面18aと、裏面18bと、側面18c〜側面18fと、接触部18gとを含む。側面18cおよび側面18eは、シボ加工が施されており、LED7からの光を拡散可能に構成されている。また、パネルポスト18は、ベース部13dから拡散板11の方向に向かって平板形状を有するとともに、接触部18gは、拡散板11と線接触するように構成されている。
また、上記第1〜第5実施形態では、本発明のパネルポストを、平板形状または略円錐形状に形成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、パネルポストを、平板形状および略円錐形状以外の形状により形成してもよい。たとえば、図20に示す第2変形例によるパネルポスト19では、パネルポスト19を、円柱形状と略円錐形状とを組み合わせた形状により形成している。
また、上記第1〜第5実施形態では、本発明のパネルポストのLEDと対向する対向表面の両方の端部(たとえば、側面13g〜側面13j(図7参照))を、拡散可能に構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、パネルポストのLEDと対向する対向表面の一方の端部のみを拡散可能に構成してもよい。たとえば、図20に示す第2変形例によるパネルポスト19では、パネルポスト19を、パネルポスト19のLED7と対向する本体部19aの一方の端部19bのみを拡散可能に構成している。
ここで、第2変形例によるパネルポスト19は、図20に示すように、固定部13bと、ベース部13dと、本体部19aと、本体部19aの矢印X2方向側の一部である側面19bと、円錐形状部19cと、接続部19dとを含む。側面19bは、シボ加工が施されており、LED7からの光を拡散可能に構成されている。また、パネルポスト19は、ベース部13dから拡散板11の方向に向かって円柱形状を有するとともに、拡散板11側に略円錐形状を有する円錐形状部19cを有するように構成されている。そして、円錐形状部19cの略円錐形状の頂点に対応する位置に略半球形状の接続部19dが設けられており、接触部19dと拡散板11とは接触するように構成されている。
また、上記第1〜第5実施形態では、本発明のパネルポストの接触部にシボ加工を施さない例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、パネルポストの接触部にシボ加工を施してもよい。たとえば、図21に示す第3変形例によるパネルポスト20では、接触部20bにシボ加工を施して、LED7からの光をより拡散可能に構成している。
ここで、第3変形例によるパネルポスト20は、図21に示すように、固定部13bと、ベース部13dと、本体部20aと、接触部20bとを含む。そして、ベース部13dから拡散板11の方向に向かって円柱形状を有するとともに、略半球形状に形成された接触部20bに拡散板11側で接続するように構成されている。そして、接触部20bは、拡散板11と点接触するように構成されている。また、接触部20bは、シボ加工が施されており、LED7からの光を拡散可能に構成されている。
また、上記第1〜第5実施形態では、本発明の光源として、LEDを用いる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、光源として、LED以外の光源を用いてもよい。たとえば、光源として冷陰極蛍光管などの線光源を用いてもよい。
また、上記第1〜第5実施形態では、本発明の光源の配置位置として、LEDを2列に間隔を隔てて配置する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、光源の配置位置として、LEDを2列以外に配置するように構成してもよい。たとえば、LEDを1列に配置するように構成してもよいし、LEDを3列以上に配置するように構成してもよい。
1 表示部
7 LED(光源)
11 拡散板(光学シート)
12 偏光フィルム(光学シート)
13〜20 パネルポスト(光学シート支持部材)
13c、17e、18g、19d、20b 接触部
13e、14a、17a、18a 対向表面
13f、14b、17b、18b 裏面
13g〜13j、14c、14d、16a〜16d、17c、17d、18c〜18f 側面(端部、一方側端面、他方側端面、拡散部)
15a、19a、20a 本体部(対向表面、表面)
15b、15c、19b 側端面(対向表面の端部、一方側端面、他方側端面、拡散部)
100〜104 液晶テレビジョン装置(表示装置)
7 LED(光源)
11 拡散板(光学シート)
12 偏光フィルム(光学シート)
13〜20 パネルポスト(光学シート支持部材)
13c、17e、18g、19d、20b 接触部
13e、14a、17a、18a 対向表面
13f、14b、17b、18b 裏面
13g〜13j、14c、14d、16a〜16d、17c、17d、18c〜18f 側面(端部、一方側端面、他方側端面、拡散部)
15a、19a、20a 本体部(対向表面、表面)
15b、15c、19b 側端面(対向表面の端部、一方側端面、他方側端面、拡散部)
100〜104 液晶テレビジョン装置(表示装置)
Claims (9)
- 表示部と、
前記表示部の背面側に配置され、前記表示部に光を照射する光源と、
前記表示部と前記光源との間に配置される光学シートと、
前記光源から発せられた光を透過可能に構成されているとともに、前記光学シートを前記光学シートの背面側から支持する光学シート支持部材とを備え、
前記光学シート支持部材は、前記光学シートを支持する側が前記光学シートに向かって先細り形状を有するとともに、前記光学シート支持部材の表面の一部には、前記光源から発せられた光を拡散可能に構成されている拡散部が設けられている、表示装置。 - 前記拡散部は、前記光学シート支持部材の表面のうちの前記光源と対向する対向表面の少なくとも一方の端部を含むように設けられている、請求項1に記載の表示装置。
- 前記光学シート支持部材は、前記光源と対向する対向表面と、前記対向表面とは反対側の裏面と、一方側端面と、他方側端面とを有する平板形状に形成されており、
前記拡散部は、前記一方側端面および前記他方側端面のうちの少なくとも一方に設けられている、請求項2に記載の表示装置。 - 前記対向表面と前記裏面とは、前記光学シートに向かって先細り形状に形成されている、請求項3に記載の表示装置。
- 前記拡散部は、シボ加工された形状、または、プリズム形状を有するように形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記光学シート支持部材の前記光学シート側の先端部には、前記光学シートと点接触または線接触する接触部が設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記接触部は、前記光学シートと点接触するとともに略半球形状に形成されている、請求項6に記載の表示装置。
- 前記光学シート支持部材は、複数設けられており、
前記複数の光学シート支持部材は、それぞれ互いに離間して直線状に配置されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記光源は、複数設けられており、
前記複数の光源は、第1方向に沿って直線状に配置されており、
前記拡散部は、前記光学シート支持部材の表面のうちの前記第1方向に直交する方向に沿った前記光学シート支持部材の表面部分に設けられている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171031 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180605 |