JP2015190945A - 情報生成装置、通信装置、情報生成方法、通信方法およびプログラム - Google Patents

情報生成装置、通信装置、情報生成方法、通信方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定位置での通信接続の可否を判断でき、通信開始する最適位置が得られること。【解決手段】情報生成装置110は、複数の通信装置100から、位置情報と位置情報における通信状態に関する通信情報とを取得する取得部111と、位置情報と通信情報とに基づき、通信装置100において通信開始を制御するための制御情報を生成する生成部112と、通信装置100からの要求に応じて、生成部112によって生成された制御情報を通信装置100へ送信する送信部113と、を有する。【選択図】図1

Description

この発明は、データ通信に関する情報を生成する情報生成装置、通信装置、情報生成方法、通信方法およびプログラムに関する。ただし、この発明の利用は、情報生成装置、通信装置、情報生成方法、通信方法およびプログラムに限らない。
通信装置は、移動中の通信環境の変化(例えば通信圏外)等によって通信が行えない場合がある。通信が行えない場合には、再度通信接続するためのリトライを行うが、発信回数は法律により規制されており、頻繁に何度もリトライすることはできない。例えば、3回発信失敗した場合には、次の発信に3分間以上の時間を空けてリトライする規則が定められている。
例えば、移動体の移動中の通信の利用可否を移動体の位置とともに収集し、地図データ上で移動体通信網の利用可否を表示するナビゲーションシステムが提案されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
特開2004−96267号公報
しかしながら、上記従来の技術では、移動体通信網を利用できる範囲を知ることはできても、上記のリトライの規制を考慮していないため、実際に通信接続できる可能性がある位置を知ることはできなかった。すなわち、移動中に通信接続できる位置があってもリトライ待機のために通信接続しなかったり、通信接続できる位置に応じて次のリトライの開始時期の制御をおこなっていない。これにより、移動方向上で通信のリトライを開始する最適な時期(位置)を得ることができず、また、回線使用を効率化できないという課題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報生成装置は、複数の通信装置から、位置情報と当該位置情報における通信状態に関する通信情報とを取得する取得手段と、前記位置情報と前記通信情報とに基づき、前記通信装置において通信開始を制御するための制御情報を生成する生成手段と、前記通信装置からの要求に応じて、前記生成手段によって生成された前記制御情報を前記通信装置へ送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる通信装置は、位置情報と当該位置情報における外部装置との通信状態を示す通信情報とが対応付けられた制御情報を情報生成装置から取得する取得手段と、外部装置との通信を行う通信手段と、前記外部装置との通信を行う際に、前記取得手段により取得された前記制御情報に基づいて、前記通信手段が前記外部装置との通信を実行するタイミングを制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる情報生成方法は、情報生成装置が実施する情報生成方法において、複数の通信装置から、位置情報と当該位置情報における通信状態に関する通信情報とを取得する取得工程と、前記位置情報と前記通信情報とに基づき、前記通信装置において通信開始を制御するための制御情報を生成する生成工程と、前記通信装置からの要求に応じて、前記生成工程によって生成された前記制御情報を前記通信装置へ送信する送信工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかる通信方法は、通信装置が実行する通信方法において、位置情報と当該位置情報における外部装置との通信状態を示す通信情報とが対応付けられた制御情報を情報生成装置から取得する取得工程と、前記外部装置との通信を行う際に、前記取得工程により取得された前記制御情報に基づいて、前記外部装置との通信を実行するタイミングを制御する制御工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項11の発明にかかるプログラムは、請求項9または10に記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
図1は、実施の形態にかかる情報生成装置および通信装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施の形態にかかる通信装置と情報生成装置とからなるシステム構成例を示す図である。 図3は、実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、実施例にかかる通信接続状態の各ポイントを説明する図である。 図5は、実施例にかかるナビゲーション装置からサーバへのアップロード処理例を示すフローチャートである。 図6は、実施例にかかるポイントA,Dの通信状態の認識とアップロード開始判断のタイミングの処理例を示すフローチャートである。 図7は、実施例にかかるポイントBの通信状態の認識とアップロード開始判断のタイミングの処理例を示すフローチャートである。 図8は、実施例にかかるポイントCの通信状態の認識とアップロード開始判断のタイミングの処理例を示すフローチャートである。 図9は、実施例にかかるサーバからナビゲーション装置へのダウンロード処理例を示すフローチャートである。 図10は、実施例にかかるサーバによる移動経路の認識処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、実施例にかかるサーバによる移動経路の認識処理の他の例を示すフローチャートである。
(実施の形態)
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報生成装置、通信装置、情報生成方法、通信方法およびプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、実施の形態にかかる情報生成装置および通信装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。移動可能な通信装置100と情報生成装置110はネットワークを介して相互に通信される。通信装置100は、複数設けられ(100,…,100n)、それぞれ情報生成装置110と通信可能である。
はじめに、通信装置100は、外部装置120との間で通信を行う。例えば、通信装置100は、動作中に外部装置120に接続することで、外部装置120との間でデータの送受信を行い、通信装置100のデータを更新したりする。この通信装置100は、取得部101と、通信部102と、制御部103と、を有する。
この通信装置100は、取得部101が情報生成装置110に対して所定の位置情報(経路やエリアを含んでもよい)に対する通信状態の情報(制御情報)の配信(ダウンロード)を要求する。そして、取得部101は、情報生成装置110から位置情報と、この位置情報における外部装置120との通信状態を示す通信情報とが対応付けられた制御情報を取得する。通信部102は、外部装置120との通信を行う。
制御部103は、外部装置120との通信を行う際に、取得部101により取得した制御情報に基づいて、通信部102が外部装置120との通信を実行するタイミングを制御する。
このように、通信装置100は、外部装置120と通信を行う通信部102が制御部103によってタイミング制御される。このタイミングは、情報生成装置110から取得した制御情報に含まれる。例えば、外部装置120との通信状態が良好な位置に移動したときに通信開始するようにタイミング制御される。
より具体的には、例えば、通信接続ができず通信接続のリトライを行う場合、単にリトライ時間の経過を待って行うのではなく、制御情報に基づき、このリトライの時期を通信可能な位置に通信装置100が移動したときに行うよう制御する。この際、通信の規則(例えばリトライ間隔3分以内)での再度のリトライを行うのではなく、通信の規則を遵守した上で、次にリトライを行う時期を制御する。これにより、結果的に例えばリトライ間隔以内での通信接続できる可能性が向上できる。
また、通信装置100は、移動中に各位置での通信状態を取得し、情報生成装置110に情報をアップロードする機能を有する。この情報のアップロードについて、取得部101は、外部装置120との通信接続の開始、通信開始から一定時間経過、通信切断、通信接続の失敗、が生じた各位置の位置情報を取得し、通信部102を介して情報生成装置110に前記位置情報と前記通信情報とを送信する。また、取得部101は、通信装置100の移動中、地図データ上でのノード毎の位置情報を取得し、通信部102を介して情報生成装置110に位置情報と通信情報とを送信することができる。例えば、交差点を曲がった毎の位置情報を送信することで、異なるリンク上の移動状態を通知できるようになる。
また、通信部102は、移動時の位置毎の位置情報と外部装置120との通信の通信状態を示す通信情報とを情報生成装置110に送信する。この際、外部装置120との通信が切断あるいは失敗した場合の通信不能時には、位置情報と通信情報とを不図示の記憶部に記憶しておく。そして、通信部102は、外部装置120と通信可能となった位置に移動したときに記憶しておいた通信不能時の位置情報と通信情報とを併せて情報生成装置110に送信する。
さらに、通信装置100は、移動体の移動経路を探索する経路探索部を有してもよい。例えば、ナビゲーション装置のように、現在地から目的地までの移動経路を探索する。制御部103は、外部装置120との通信を行う際に、経路探索により得た予定の移動経路上で通信部102が外部装置120との通信を実行する最適なタイミングを制御することができるようになる。例えば、外部装置120との間の通信が通信不能となる直前に通信を行っておくことができるようになる。
次に、情報生成装置110は、取得部111と、生成部112と、送信部113、とを有する。
取得部111は、複数の通信装置100(100,…,100n)から、位置情報と、この位置情報における通信状態に関する通信情報とを取得する。
生成部112は、位置情報と通信情報とに基づき、通信装置100において通信開始を制御するための制御情報を生成する。
送信部113は、通信装置100からの要求に応じて、生成部112によって生成された制御情報を通信装置100へ送信する。
また、取得部111は、通信装置100の位置情報と通信情報とを、通信装置100の移動に伴い複数取得する。この際、通信装置100は、複数取得した位置情報の変化に基づき、通信装置100の移動経路(走行方向)を推定する機能を有してもよい。
また、生成部112は、位置情報毎の通信情報に基づき、通信が可能な異なる位置間に通信が切断あるいは失敗した位置を含まない場合に、位置間を通信可能区間として特定し、移動経路に対する制御情報を生成する機能を有する。
また、生成部112は、位置情報毎の通信情報に基づき、通信が可能な異なる位置間に通信が切断あるいは失敗した位置を含む場合、これら通信が切断あるいは失敗した位置を通信不能区間として特定し、移動経路に対する制御情報を生成する機能を有する。
さらには、生成部112は、複数取得した位置情報毎の通信情報を集計して、通信可能とされた位置における通信状態を判断する機能を有する。
このように、情報生成装置110は、移動する通信装置100から移動時の位置情報と通信情報を取得し、通信装置100に通信開始できる位置の制御情報を送信する。
また、情報生成装置110は、通信装置100の移動経路を探索する探索部を有してもよい。探索部は、通信装置100から現在地と目的地の情報を得て、目的地までの移動経路を探索する。これにより、通信装置100の移動経路を特定し、移動経路上での通信可能区間および通信不能区間を特定できるようになる。
図2は、実施の形態にかかる通信装置と情報生成装置とからなるシステム構成例を示す図である。この図を用いて通信装置100と情報生成装置110との間でのデータの送受信を中心に説明する。通信装置100は、情報生成装置110に対して情報のアップロード機能と、情報生成装置110から情報のダウンロード機能とを有する。
通信装置100の情報のアップロードについては、移動体とともに通信装置100が移動すると、所定の移動位置(地点)毎に、外部装置120(図1参照)との間の通信状態の通信情報と位置情報とを地点情報211として情報生成装置110に送信する。この際、通信装置100は、通信用のアクセスポイント201(図1の通信部102に相当する通信カード等)を介して地点情報211を情報生成装置110に送信(アップロード:UL)する。
通信装置100は、各地点の地点情報211について、通信装置100が外部装置120との間の通信状態別にポイントA〜Dとして認識する。
ポイントA:外部装置120に通信接続を開始した位置
ポイントB:ポイントAで外部装置120との通信接続が成功してから一定時間(例えば3分)経過した位置(ポイントA以降一定時間継続して通信接続できた場合、および外部装置120と再度通信接続できた場合を含む)
ポイントC:ポイントAで外部装置120と通信接続された後、通信接続が切断された位置
ポイントD:外部装置120との通信接続に失敗した位置
情報生成装置110は、複数の通信装置100からアップロードULされた地点情報211を記憶部210に蓄積記憶する。この際、情報生成装置110の記憶部210には、地図データ上の道路上で複数の位置に通信状態が蓄積記録されていく。この際、複数の通信装置100からアップロードULされた地点情報211に基づき、最新の通信状態が記録されることになる。なお、所定時間経過した古い地点情報211は削除するようにしてもよい。
そして、情報生成装置110は、記憶部210に蓄積記録された地点情報211について、地図データ上の道路上で各地点の通信状態を生成部112(図1参照)により統計的に集計処理する。例えば、記憶部210に記憶された地図データ上の同一の地点の通信状態を統計処理することで地点毎の通信状態の認識の精度を向上できる。
そして、情報生成装置110は、通信装置100が通信開始を制御するための制御情報212を生成し、通信装置100に配信(ダウンロード:DL)する。制御情報212は、地図データの道路上で通信接続可能なポイントの情報(ポイントA,Bに相当)と、通信不能なポイントの情報(ポイントC,Dに相当)を含む。
通信装置100の情報のダウンロードについては、取得部101(図1参照)が情報生成装置110から配信された制御情報212を受信することにより、通信接続可能(および通信不能)なポイントの情報を取得できる。
通信装置100は、所望するエリアのポイントA〜Dの情報(制御情報212)を情報生成装置110に要求することで、対応するエリアのポイントの情報の配信を受ける。この通信接続可能なポイントの情報(制御情報212)は、通信装置100の表示部202上に表示することができる。表示部202は、地図データの道路上で通信接続可能なポイントA,B(および通信不能なポイントC,D)を表示する。
例えば、通信装置100の制御部103は、外部装置120との通信が行えない状態となった場合には、通信可能な次のポイントA,Bに移動体が移動したとき、通信部102を制御して通信接続を開始させる。したがって、単に設定時間単位の無用なリトライを行わずに、通信可能なポイントA,Bに到達したときに直ちに通信開始でき、結果的にリトライにかかる時間を短縮できるようになる。
上記の制御情報212に含まれる通信接続可能なポイントA,Bは、過去のデータの集計に基づいて、外部装置120との通信接続が成功し、維持される確率が高い位置を示すことになる。
ところで、情報生成装置110は、通信装置100の移動時の位置情報を複数取得することで、通信装置100毎の移動経路を特定することができる。これにより、情報生成装置110と通信装置100との間の通信が開始(ポイントA)した後、移動中に切断された場合(例えばポイントC,Dに相当)でも、通信開始から一定時間経過するまで(ポイントB)の移動経路(ポイントA〜D〜C〜B)を特定することができる。
また、情報生成装置110は、特定した移動経路について、通信が切断あるいは失敗した位置(ポイントC,D)を含まない場合に、ポイントA〜B間を通信可能区間として特定することができる。この場合、ポイントA〜B間にポイントC,Dを含む場合、ポイントA〜B間の移動経路全体は通信不能区間として特定する。
このほか、情報生成装置110は、ポイントC、D間のみを通信不能区間として特定することもできる。この場合、ポイントA〜Dと、ポイントC〜Bは通信可能区間として特定する。これら特定した通信可能区間および通信不能区間の情報は制御情報212として通信装置100に送信(DL)できる。
さらには、情報生成装置110は、複数の通信装置100から取得した地点情報211(位置情報毎の通信情報)を生成部112(図1参照)が集計することにより、通信可能なポイントA,B、および通信不能なポイントC,Dの数を蓄積記録していくことができる。例えば、集計結果を統計処理し、全体のポイントA〜Dの総数のうち、通信可能なポイントA、Bの数の割合に基づいて、通信可能なポイント(ポイントA,B)であるかを評価し、通信可能なポイントの精度を向上することもできる。
次に、本発明の実施例について説明する。実施例では、ユーザの車両にナビゲーション装置300が搭載され、サーバに通信接続されている。そして、ナビゲーション装置300が上記の通信装置100の機能を実行し、サーバが上記の情報生成装置110の機能を実行する場合の一例について説明する。
(ナビゲーション装置300のハードウェア構成)
図3は、実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301、ROM302、RAM303、磁気ディスクドライブ304、磁気ディスク305、光ディスクドライブ306、光ディスク307、音声I/F(インターフェース)308、マイク309、スピーカ310、入力デバイス311、映像I/F312、ディスプレイ313、通信I/F314、GPSユニット315、各種センサ316、カメラ317、を備えている。各構成部301〜317は、バス320によってそれぞれ接続されている。
CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、経路探索プログラム等を記録している。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU301は、RAM303をワークエリアとして使用しながら、ROM302に記録された各種プログラムを実行することによって、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、例えば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
また、光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどを用いることができる。
磁気ディスク305および光ディスク307に記録される情報の一例としては、地図データ、車両情報、画像、走行履歴などが挙げられる。地図データは、ナビゲーションシステムにおいて経路探索するときに用いられ、建物、河川、地表面、エネルギー補給施設などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データ、道路の形状をリンクやノードなどであらわす道路形状データなどを含むベクタデータである。
音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。マイク309は、例えば、車両のダッシュボード部などに設置され、その数は単数でも複数でもよい。スピーカ310からは、所定の音声信号を音声I/F308内でD/A変換した音声が出力される。
入力デバイス311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス311は、リモコン、キーボード、タッチパネルのうちいずれか一つの形態によって実現されてもよいが、複数の形態によって実現することも可能である。
映像I/F312は、ディスプレイ313に接続される。映像I/F312は、具体的には、例えば、ディスプレイ313全体を制御するグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいてディスプレイ313を制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ313には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。ディスプレイ313としては、例えば、TFT液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどを用いることができる。
カメラ317は、車両外部の例えば、道路を含む映像を撮影する。映像は静止画あるいは動画のどちらでもよく、例えば、カメラ317によって車両外部を撮影し、撮影した画像をCPU301において画像解析したり、映像I/F312を介して磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体に出力したりする。
通信I/F314は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置300およびCPU301のインターフェースとして機能する。ネットワークとして機能する通信網には、CANやLIN(Local Interconnect Network)などの車内通信網や、公衆回線網や携帯電話網、DSRC(Dedicated Short Range Communication)、LAN、WANなどがある。通信I/F314は、例えば、公衆回線用接続モジュールやETC(ノンストップ自動料金支払いシステム)ユニット、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System:登録商標)/ビーコンレシーバなどである。
GPSユニット315は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在位置を示す情報を出力する。GPSユニット315の出力情報は、後述する各種センサ316の出力値とともに、CPU301による車両の現在位置の算出に際して利用される。現在位置を示す情報は、例えば、緯度・経度、高度などの、地図データ上の1点を特定する情報である。
各種センサ316は、車速センサ、加速度センサ、角速度センサ、傾斜センサなどの、車両の位置や挙動を判断するための情報を出力する。各種センサ316の出力値は、CPU301による車両の現在位置の算出や、速度や方位の変化量の算出に用いられる。
(サーバの構成例)
上記のサーバ(情報生成装置110)についても、図3と同様の構成を有する。なお、このサーバにおいては、図3に記載のGPSユニット315、各種センサ316、カメラ317等は不要である。
図1に示した通信装置100は、図3に記載のナビゲーション装置300のROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU301が所定のプログラムを実行することによって、地点情報211(位置情報と通信情報)をサーバにアップロードし、また、サーバから通信接続可能なポイント(および通信不能な)の制御情報212をダウンロードする機能を実現する。
また、サーバもCPUが所定のプログラムを実行することによって、ナビゲーション装置300から位置情報と通信情報を受信して通信接続可能なポイントを判断し、また、ナビゲーション装置300に対して通信接続可能なポイントの制御情報212を配信(ダウンロード)する。なお、図1に記載の外部装置120についてもサーバと同様の構成を有し、ナビゲーション装置300との通信接続により、ナビゲーション装置300で必要なデータ(例えば、更新地図データや経路探索ルート等)を配信する。
(ポイントの表示例について)
図4は、実施例にかかる通信接続状態の各ポイントを説明する図である。図4には、ナビゲーション装置300がサーバからダウンロードした制御情報212に含まれる各ポイントA〜Dを地図画面400上に表示した例を示す。図4を用いて上述したポイントA〜Dの表示例を説明する。
地図画面400上の移動経路401と402は、それぞれポイントA〜B間で通信接続可能な経路である。移動経路401,402は、車両(ナビゲーション装置300)の走行時に、外部装置120と通信接続を開始(通信接続)できたポイントAと、ポイントAからの移動後、一定時間(例えば3分)経過したときに通信接続できたポイントBとを結ぶ道路(地図データ上のリンク)である。ポイントA,Bは、任意のタイミング(例えば、ナビゲーション装置300に設定された所定の通信間隔)の際の車両位置に相当する(ノード上とは限らない)。
移動経路403は、ポイントA,Bを結ぶ道路であるが、途中に外部装置120との通信接続が失敗したポイントCと、通信接続が切断されたポイントDを含んでいる。この場合、車両に搭載されたナビゲーション装置300は、通信接続可能なポイントBに到達したときに、ポイントBの地点情報211(位置情報と通信接続可能な通信情報と)をサーバにアップロードする。この際、ナビゲーション装置300は、途中のポイントD,Cでの地点情報211(ポイントC,Dの位置情報と通信不能な通信情報)を記録しておき、ポイントBの地点情報211とともにサーバにアップロードする。
サーバでは、移動経路401,402については、全区間が通信可能区間として判断する。そしてサーバは、ナビゲーション装置300に対してポイントA,Bが通信可能ポイントA,Bとし、移動経路401,402全体が通信可能区間とした制御情報212を配信(ダウンロード)する。
ナビゲーション装置300は、ダウンロードした制御情報212に基づき、通信可能ポイントA,Bおよび通信可能区間を所定の表示色(例えば青)等で表示することで、ユーザに対して通信接続可能な位置を容易に知らせることができるようになる。
また、サーバでは、移動経路403については、ポイントC,Dを通信不能ポイントとし、ポイントA〜Bの全区間を通信不能区間とした制御情報212を配信することができる。これに限らず、サーバは、ポイントA〜Bへの移動中にポイントD〜C間で通信接続できなかったことを判断できるため、ポイントD〜Cのみ通信不能区間403xとした制御情報212を配信することもできる。この際、ポイントA〜Dを通信可能区間403aとし、ポイントC〜Bを通信可能区間403bとした制御情報212を配信することもできる。
この際、ナビゲーション装置300は、ダウンロードした制御情報212に基づき、通信不能ポイントD,Cおよび通信不能区間403xを所定の表示色(例えば赤)等で強調表示することで、ユーザに対して通信接続できない位置を容易に知らせることができるようになる。
そして、ナビゲーション装置300は、ダウンロードした制御情報212(表示例で示した図4)に基づき、経路探索した走行予定の移動経路上での通信接続の状態をあらかじめ知ることができる。したがって、例えば、移動経路403を走行予定であれば、ナビゲーション装置300は、次の通信接続の開始時期を通信不能ポイントDに到達する前の時期(通信不能区間403x外)で行うよう制御することができる。これにより、ナビゲーション装置300は、通信不能区間403xを走行中のタイミングで不要な通信接続(リトライ)等を行うことを事前に回避できるようになる。
(ナビゲーション装置からサーバへのアップロード処理例)
図5は、実施例にかかるナビゲーション装置からサーバへのアップロード処理例を示すフローチャートである。車両の移動時、ナビゲーション装置300は、各位置での地点情報211(位置情報と通信情報)を逐次更新する(ステップS501)。地点情報211は、一旦図示しない記憶部に蓄積され、アップロードのタイミングまで保持される(アップロード時期の処理は後述する)。
次に、ナビゲーション装置300は、現在サーバと通信接続できる状態かを判定する(ステップS502)。通信接続できない状態であれば(ステップS502:No)、今回のアップロード処理を終了する。通信接続できる状態であれば(ステップS502:Yes)、記憶部に蓄積した地点情報211(位置情報と通信情報)をサーバに送信(アップロード)する(ステップS503)。
この後、ナビゲーション装置300は、地点情報211のアップロードが終了したか判断する(ステップS504)。アップロードが終了していなければ(ステップS504:Noのループ)、アップロードの終了を待つ。アップロードが終了すれば(ステップS504:Yes)、記憶部に蓄積していた地点情報211のデータを削除し(ステップS505)、今回のアップロード処理を終了する。
次に、ナビゲーション装置300が行う外部装置120の通信状態の認識とアップロード開始判断のタイミングをポイントA〜Dそれぞれについて説明する。
図6は、実施例にかかるポイントA,Dの通信状態の認識とアップロード開始判断のタイミングの処理例を示すフローチャートである。はじめに、ナビゲーション装置300は、外部装置120との通信が未接続状態であったとする。
この後、所定時期となり、例えば、ナビゲーション装置300が予め定めた一定時間経過する毎や所定地点に到達する毎に(ステップS601)、ナビゲーション装置300は、外部装置120との間のデータ通信のための接続処理を開始する(ステップS602)。この所定時期とは、ナビゲーション装置300に設定された外部装置120との所定の通信間隔や、所定時間、道路上のノード到達毎、その他不定期な時期を含んでもよい。
そして、ナビゲーション装置300は、外部装置120との通信接続が成功したか判断する(ステップS603)。外部装置120との通信接続に成功すれば(ステップS603:Yes)、このときの位置をポイントAと認識する(ステップS604)。そして、このポイントAに関する地点情報211(位置情報と通信情報)をサーバにアップロード処理する(ステップS605、図5の処理)。ポイントAの場合、ナビゲーション装置300は、外部装置120と通信接続済状態となる。
また、ステップS603において、外部装置120との通信接続に成功しなければ(ステップS603:No)、このときの位置をポイントDと決定する(ステップS606)。そして、このポイントDに関する地点情報211(位置情報と通信情報)のデータをサーバにアップロード処理する(ステップS605、図5の処理)。ポイントDの場合、ナビゲーション装置300は、外部装置120と通信未接続状態のままとなる。
図7は、実施例にかかるポイントBの通信状態の認識とアップロード開始判断のタイミングの処理例を示すフローチャートである。ポイントBの場合、ポイントAで外部装置120と通信接続済となってから一定時間後に同様に通信接続できる状態(例えば通信接続が継続)の場合(ステップS701)、このときの位置をポイントBと認識する(ステップS702)。そして、このポイントBに関する地点情報211(位置情報と通信情報)をサーバにアップロード処理する(ステップS703、図5の処理)。このとき、ポイントBのデータだけに限らず、ポイントAからポイントBまでの移動経路(図4参照)のデータも同時にアップロードしてもよい。ポイントBの場合、ナビゲーション装置300は、外部装置120と通信接続済状態のままとなる。
図8は、実施例にかかるポイントCの通信状態の認識とアップロード開始判断のタイミングの処理例を示すフローチャートである。ポイントCの場合、ポイントAで通信接続済であり、この後、電波状態が悪くなるなどして外部装置120との通信接続が切断されたとき(ステップS801)、このときの位置をポイントCと認識する(ステップS802)。そして、このポイントCに関する地点情報211(位置情報と通信情報)をサーバにアップロード処理する(ステップS803、図5の処理)。ポイントCの場合、ナビゲーション装置300は、外部装置120と通信未接続状態に変わる。
(サーバからナビゲーション装置へのダウンロード処理例)
図9は、実施例にかかるサーバからナビゲーション装置へのダウンロード処理例を示すフローチャートである。サーバは、ナビゲーション装置300からの要求により、通信接続に関するポイントA〜Dの情報を制御情報212としてナビゲーション装置300に配信(ダウンロード)する。
図9の処理例では、サーバ側の処理を主に記載してあるがナビゲーション装置300側の処理も含めて記載してある。はじめに、ナビゲーション装置300は、所定の位置や範囲を指定するなどしてサーバに対しこれら所定の位置や範囲に含まれるポイントA〜Dの通信接続に関する情報(制御情報212)の取得を要求し(ステップS901)、サーバは、この取得に対応した所定の位置や範囲に含まれるポイントA〜Dのデータ(制御情報212)のダウンロード処理を開始する(ステップS902)。
ここで、サーバは、制御情報212を版数(バージョン)を付して最新版を保持している。このため、サーバは、取得要求された所定の位置や範囲に対応するバージョンを確認する(ステップS903)。そして、サーバは、ナビゲーション装置300に対し、ナビゲーション装置300がダウンロード済の制御情報212のバージョンを確認する(ステップS904)。
そして、サーバは、サーバが保持する制御情報212の版数と、ナビゲーション装置300が保持する制御情報212の版数とを比較し、新しい版数の制御情報212がサーバに存在する(保持されている)かを確認する(ステップS905)。サーバに新しい版数の制御情報212がなければ(ステップS905:No)、制御情報212のダウンロードを行わずに処理終了する。
一方、ステップS905にて新しい版数の制御情報212がサーバに存在すれば(ステップS905:Yes)、サーバは、この新しい版数の制御情報212をナビゲーション装置300にダウンロードし、ナビゲーション装置300は制御情報212を新しい版数のものに更新し(ステップS906)、以上の処理を終了する。
(サーバによる各ポイントの認識処理例)
サーバは、ナビゲーション装置300からポイントに関する位置情報と通信情報のアップロードにより、各ポイントが上述したポイントA〜Dのいずれのポイントであるかを認識する。
図10は、実施例にかかるサーバによる移動経路の認識処理の一例を示すフローチャートである。図示の例では、サーバが移動中のナビゲーション装置300からアップロードされた地点情報211が示す通信状態別のポイントA〜Dに基づき、移動経路に対する通信可能区間/通信不能区間を認識する処理例を記載してある。ここで、ナビゲーション装置300は、移動中に(例えば図4参照)、複数の地点の地点情報211をアップロードするものとする。
はじめに、サーバは、アップロードされた地点情報211を認識処理する(ステップS1001)。そして、サーバは、アップロードされた移動経路上に含まれる複数の地点について一つの地点毎にポイントA〜Dのいずれであるかを認識する。
この際、サーバは、移動経路上の複数の地点にポイントAまたはポイントBが含まれているかを判断する(ステップS1002)。判断した結果、ポイントAまたはポイントBが含まれていれば(ステップS1002:Yes)、続いて移動経路上の複数の地点にポイントCまたはポイントDが含まれているかを判断する(ステップS1003)。そして、移動経路上の複数の地点にポイントCまたはポイントDが含まれていなければ(ステップS1003:No)、この移動経路を通信可能区間と認識する(ステップS1004)。
一方、ステップS1002においてポイントAまたはポイントBが含まれていない場合(ステップS1002:No)、あるいは、移動経路上の複数の地点にポイントCまたはポイントDが含まれている場合には(ステップS1003:Yes)、この移動経路を通信不能区間と認識する(ステップS1005)。
また、ステップS1005の処理では、上述したように(図4参照)、ポイントD〜Cのみ通信不能区間403xとして認識し、ポイントA〜D、およびポイントC〜Bを通信可能区間403a,403bとして認識することもできる。
図11は、実施例にかかるサーバによる移動経路の認識処理の他の例を示すフローチャートである。図10同様に、サーバが移動中のナビゲーション装置300からアップロードされた地点情報211が示す通信状態別のポイントA〜Dに基づき、移動経路に対する通信可能区間/通信不能区間を認識する処理例を記載してある。
はじめに、サーバは、アップロードされた地点情報211を認識処理する(ステップS1101)。そして、サーバは、アップロードされた移動経路上に含まれる複数の地点について一つの地点毎にポイントA〜Dのいずれであるかを認識する。
そして、サーバは、移動経路(ポイントA〜ポイントB)に対応する地図データ上で蓄積された複数の地点の全体のポイント数(Allポイント)と、この移動経路(ポイントA〜ポイントB)上で蓄積してあるポイントAとポイントBの合計数とを比べる。そして、この移動経路(ポイントA〜ポイントB)上で蓄積してあるポイントAとポイントB(すなわち通信可能ポイント)の数が所定の閾値(例えば一定数)を超えているかを判断する(ステップS1102)。
ステップS1102の判断結果、ポイントAとポイントBの合計数が閾値以上であれば(ステップS1102:Yes)、移動経路を通信可能区間と認識する(ステップS1103)。一方、ポイントAとポイントBの合計数が閾値未満のときには(ステップS1102:No)、移動経路を通信不能区間と認識する(ステップS1104)。
上記処理によれば、移動経路上で過去に通信できたポイント(ポイントA,Bに相当)の数が多いほど、この移動経路を通信可能区間として認識し、通信接続の可能性が高いことをナビゲーション装置300に通知できるようになる。なお、ポイントA〜D毎に所定の重み付けを付けて認識してもよく、認識の程度を(厳しくあるいは緩く)調整できるようになる。
上記の説明では通信装置100としてナビゲーション装置300を用い、移動体の車両に搭載され、移動時に地点情報211をサーバに通知する構成とした。したがって、ナビゲーション装置300に限らず、地点情報211(通信情報と位置情報)を送出できる機能を有するもの、例えば、スマートフォンやタブレット端末などを通信装置100として用いることもできる。また、サーバから制御情報212が配信(ダウンロード)される通信装置100としては、単に地図上で各ポイントの通信状態を表示してもよく、例えば、汎用のPCに制御情報212を配信する構成とすることもできる。
以上説明したように、通信装置100は、情報生成装置110に対して移動中の通信状態(外部装置120との通信状態)をアップロードし、情報生成装置110は、複数の通信装置100からアップロードされた位置毎の通信状態に基づき、通信装置100に最適な外部装置120と通信開始が行える位置を含みダウンロードする。これにより、通信装置100は、無用なリトライ、例えば、通信不能区間でのリトライを防ぎ通信可能区間でリトライできるようになり、最適な位置で通信開始できるようになる。また、外部装置120との接続の待ち時間を短縮でき、回線使用効率を向上できるようになる。
なお、本実施の形態で説明した情報生成の方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 通信装置
101 取得部
102 通信部
103 制御部
110 情報生成装置
111 取得部
112 生成部
113 送信部
120 外部装置
211 地点情報
212 制御情報
300 ナビゲーション装置

Claims (11)

  1. 複数の通信装置から、位置情報と当該位置情報における通信状態に関する通信情報とを取得する取得手段と、
    前記位置情報と前記通信情報とに基づき、前記通信装置において通信開始を制御するための制御情報を生成する生成手段と、
    前記通信装置からの要求に応じて、前記生成手段によって生成された前記制御情報を前記通信装置へ送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする情報生成装置。
  2. 前記生成手段は、前記位置情報毎の前記通信情報に基づき、通信が可能な異なる位置間に前記通信が切断あるいは失敗した位置を含まない場合に、前記位置間を通信可能区間として特定し、移動経路に対する前記制御情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報生成装置。
  3. 前記生成手段は、前記位置情報毎の前記通信情報に基づき、通信が可能な異なる位置間に前記通信が切断あるいは失敗した位置を含む場合、当該通信が切断あるいは失敗した位置を通信不能区間として特定し、移動経路に対する前記制御情報を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の情報生成装置。
  4. 前記生成手段は、複数取得した前記位置情報毎の前記通信情報を集計して、通信可能とされた位置における通信状態を判断することを特徴とする請求項1に記載の情報生成装置。
  5. 位置情報と当該位置情報における外部装置との通信状態を示す通信情報とが対応付けられた制御情報を情報生成装置から取得する取得手段と、
    外部装置との通信を行う通信手段と、
    前記外部装置との通信を行う際に、前記取得手段により取得された前記制御情報に基づいて、前記通信手段が前記外部装置との通信を実行するタイミングを制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  6. 前記通信手段は、移動時の位置毎の位置情報と前記外部装置との通信の通信状態を示す通信情報とを前記情報生成装置に送信し、
    前記外部装置との通信が切断あるいは失敗した場合には、当該通信不能時の位置情報と前記通信情報とを記憶しておき、通信可能となった位置に移動したときに記憶しておいた通信不能時の位置情報と前記通信情報とを併せて前記情報生成装置に送信することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記取得手段は、前記外部装置との通信接続の開始、通信開始から一定時間経過、通信切断、通信接続の失敗、が生じた各位置の位置情報を取得し、前記通信手段を介して前記情報生成装置に前記位置情報と前記通信情報とを送信することを特徴とする請求項5または6に記載の通信装置。
  8. 前記取得手段は、通信装置の移動中、地図データ上でのノード毎の位置情報を取得し、前記通信手段を介して前記情報生成装置に前記位置情報と前記通信情報とを送信することを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の通信装置。
  9. 情報生成装置が実施する情報生成方法において、
    複数の通信装置から、位置情報と当該位置情報における通信状態に関する通信情報とを取得する取得工程と、
    前記位置情報と前記通信情報とに基づき、前記通信装置において通信開始を制御するための制御情報を生成する生成工程と、
    前記通信装置からの要求に応じて、前記生成工程によって生成された前記制御情報を前記通信装置へ送信する送信工程と、
    を含むことを特徴とする情報生成方法。
  10. 通信装置が実行する通信方法において、
    位置情報と当該位置情報における外部装置との通信状態を示す通信情報とが対応付けられた制御情報を情報生成装置から取得する取得工程と、
    前記外部装置との通信を行う際に、前記取得工程により取得された前記制御情報に基づいて、前記外部装置との通信を実行するタイミングを制御する制御工程と、
    を含むことを特徴とする通信方法。
  11. 請求項9または請求項10に記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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