JP2015190777A - 歩行者検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被観測物が歩行者であるか否かを精度よく判定すること。【解決手段】装置前方の被観測物に対して電磁波を照射して反射波から被観測物が歩行者であることを検出する歩行者検出装置である。電磁波を照射する照射装置と、被観測物からの反射波を受信する受信装置とを有するレーダ装置を有している。受信装置による受信信号から被観測物における反射箇所までの距離を求める距離分布測定手段と、距離分布測定手段により求められた距離分布の時間特性において、距離が時間に対して周期的に変化する少なくとも一つの反射箇所を有する被観測物を歩行者と判定する判定手段とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の周囲における歩行者の存在を検出する歩行者検出装置に関する。
目標物を検知する装置として、レーダ装置が知られている。レーダ装置は、電波を目標物に対して照射し、目標物によって反射された反射波を受信して目標物までの距離、速度、方位を検出する装置である。距離、速度を測定する方式として、FM−CW方式、多周波CW方式、パルス方式などが知られている。また、方位測定の方式として、デジタルビームフォーミング方式や位相モノパルス方式などが知られている。近年、自動車などにもレーダ装置が搭載され、車両間隔の制御や衝突回避などに利用されている。
特許文献1には、レーダによる反射波を受信して対象物の有無と対象物の座標を特定し、赤外線カメラで撮像した画像上において、その特定された座標周辺の画像を処理して人か否かを判定する方法が開示されている。そして、人である場合には、その人の絶対移動ベクトルを求め、そのベクトルと自車の進行ベクトルとが直交する時に、自車の前方を横断する歩行者が存在すると判定して運転者に警報するようにしている。
特許文献2には、カメラにより撮像された画像からパターンマッチングにより対象物が人であるか否かを判定して、人である場合には、レーダによる距離分解能、速度分解能、角度分解能、送信電力、受信ゲイン、送信アンテナの種類などを切り換えるようにしている。すなわち、人の場合にはレーダによる反射率が低いために検出精度が悪いが、人が検出された場合には検出精度を向上させるように装置の特性を切り換えるようにしている。
特許文献3には、レーダを用いて、受信波の強度、強度の時間変動率、強度の偏差などと、閾値とを比較して、人か、人以外の車、電柱などを判別する方法が記載されている。この方法は、反射物体が人の場合には、反射率は低く、反射波の強度の時間変動が大きく、強度分布がブロードになるという特性を用いて、人を判別する方法である。
特開2009−295184 特開2013−57584 特開2012−229948
特許文献1、2の判定方法では、カメラによって撮像された画像において、パターンマッチングを用いて人を判別する方法である。また、特許文献3の方法は、レーダの受信波の強度、強度の時間変動、強度分布などを用いて、人か否かを判別する方法である。ところが、画像によるパターンマッチングや、レーダによる反射波の強度に基づく判定には、精度に限界があり、より正確な人、特に、歩行者の判別が期待されている。
そこで、本発明は、被観測物が歩行者であるか否かを精度よく判定することが可能なレーダ装置を実現することを目的とする。
本発明は、装置前方の被観測物に対して電磁波を照射して反射波から被観測物が歩行者であることを検出する歩行者検出装置において、電磁波を照射する照射装置と被観測物からの反射波を受信する受信装置とを有するレーダ装置と、受信装置による受信信号から被観測物における反射箇所までの距離を求める距離分布測定手段と、距離分布測定手段により求められた距離分布の時間特性において、距離が時間に対して周期的に変化する少なくとも一つの反射箇所を有する被観測物を歩行者と判定する判定手段とを有することを特徴とする歩行者検出装置である。
本発明において、距離の測定には、周波数、位相、時間などが用いられ、レーダ装置の測距方式に依存する。たとえば、FM−CW方式においては周波数、多周波CW方式においては位相、パルス方式においては時間が、距離の測定に用いられる。レーダの変調方式は、FM−CW方式、多周波CW方式、パルス方式など、距離が測定される限り任意である。
本発明は、歩行者にレーダを照射して反射波から歩行者までの距離分布の時間特性において、距離が周期的に変化する少なくとも一つの反射箇所が存在する場合に被観測物を歩行者と判定することが特徴である。歩行者は歩行周期に同期して腰を含む腰より上の部分(上半身)が進行方向に対して歩行者の左右に揺れる。距離の周期性が測定される限り、反射箇所は、一箇所でも、2箇所以上であっても良い。特に、頭部、肩部、腕の任意部の少なくとも一箇所は、歩行に伴って大きく固有に触れる。また、頭部と肩部や、頭部と腕の任意部や、頭部と腰と脇の間の任意部の組み合わせ部分は、歩行に伴って大きく固有に触れる。この現象を検出すれば、歩行者を検出することができる。
したがって、レーダ装置は、人物の腰より高い領域(頭部を含み、腰以高の上半身)内の一部領域を少なくとも含む特定領域からの反射波を検出する装置とすることが望ましい。特定領域は、人物の腰を含み腰より高い領域全体を含んでいても良いし、その内の一部領域、例えば、肩から頭部までの間の領域を含む領域や、腰を含む領域であっても良い。特定領域は、人物の頭部である第1特定部と、肩部、腕の任意部、及び、腰と脇との間の任意部のうちの少なくとも一つの部分である第2特定部とを含むことが望ましい。特定領域をこのように選択することで、精度良く、歩行者であることを判定できる。第1特定部と第2特定部とを区別して検出するためには、レーダ及び距離分布測定手段は、電磁波の変調及び復調において、第1特定部と第2特定部との距離の差を弁別できる分解能とする必要がある。
上記発明において、装置前方の画像を撮像する撮像装置と、撮像装置により得られた画像から人物を検出する人物検出手段と、人物検出手段により検出された人物の腰を含む腰より高い領域内の一部領域を少なくとも含む特定領域の方向を決定する方向決定手段と、方向決定手段により決定された方向に基づいて、特定領域からの反射波が得られるようにレーダ装置を制御する制御装置とを、さらに、設けることが望ましい。
この場合には、画像からパターンマッチングにより人物を判別したり、人物とされる高さ、幅を有する部分を画像から抽出するなどの方法により、人物を判別できる。なお、歩行者か否かは、レーダにより精密に判定するので、画像による人物判別は人物と思われるものを広く判別することが望ましい。そして、判別した人物の存在する方向を決定し、レーダの照射方向や反射波の検出方向をその方向に一致させる。これにより、人物に対する距離分布の時間特性をより確実に得ることができる。
方向は、水平面内の方位角、水平面に対する仰角の一方、又は、両方を含む。レーダ装置は、照射装置の電磁波ビームを機械的に又は位相制御により走査して、広指向性の受信装置で反射波を受信するようにしても良い。また、照射装置の照射は広指向性として、受信装置において反射波を受信する指向性を機械的に又は位相制御により走査しても良い。さらに、照射装置も受信装置も共に指向性を走査するようにしても良い。また、照射装置は仰角の指向性だけを走査して、受信装置は方位角の指向性を走査するようにしても良い。逆に、照射装置は方位角の指向性だけを走査して、受信装置は仰角の指向性を走査するようにしても良い。
また、撮像装置を設ける場合には、人物検出手段は、検出された人物の歩行周期を検出し、判定手段は、距離分布から検出された距離の変動周期と、人物検出手段の検出した歩行周期とが、一致した場合に、被観測物を歩行者と判定するようにしても良い。人物検出手段により検出すべき歩行周期は、両脚部の中心線を検出して、その動作を追跡することで、求めることができる。また、人物の身長と歩行速度とを検出し、身長と歩行速度から歩行周期を求めることができる。これにより、レーダ装置による歩行者の判別精度をより向上させることができる。
本発明の歩行者検出装置は、被観測物における反射箇所までの距離分布の時間特性において、距離が周期的に変化する少なくとも一つの反射箇所を有する被観測物を歩行者と判定することを特徴としている。本発明は、人は、歩行時に、歩行方向に対して左右に揺れるので、この歩行特性によりレーダによる距離分布が時間に対して周期的に変化することを検出すれば、歩行者を判別できるとの発見に基づくものである。このような観点から歩行者を判別することは、従来には存在しない。
本発明の具体的な実施例1に係る歩行者検出装置の全体の構成図。 実施例1の歩行者検出装置のレーダ装置の構成図。 実施例1の歩行者検出装置における送信信号の周波数の時間特性。 実施例1の歩行者検出装置の処理装置の構成図。 実施例1の歩行者検出装置の処理装置で使用される身長と移動速度と歩行周期との関係記録したメモリーテーブル。 実施例1の歩行者検出装置の処理装置で使用される身長と腰の高さとの関係を記録したメモリーテーブル。 実施例1の歩行者検出装置におけるビート信号の周波数スペクトル。 実施例1の歩行者検出装置で得られる距離の時間変化特性。 実施例2の歩行者検出装置における送信信号の変調方式を示す周波数の時間変化特性。 実施例2の歩行者検出装置におけるビート信号の周波数スペクトル。 実施例3の歩行者検出装置の構成図。 実施例3の送信信号の波形図。
以下、本発明の具体的な実施例について説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
図1は、実施例1の歩行者検出装置1の全体の構成を示した図である。実施例1の歩行者検出装置1は、レーダ装置10と、カメラ(撮像装置)30と、処理装置40とを有している。カメラ30は2台用いており、被観測物の空間座標が決定できるステレオカメラとしている。また、2台のカメラは、視差が正確に得られるようにカメラパラメータは、調整されている。レーダ装置10とカメラ30とは、歩行者検出装置1の前方の同一方向を向き、被観測者を捉えることができる。レーダ装置10は、距離・速度の測定にFM−CW方式を用いている。図2に示すように、レーダ装置10の照射装置は、発振器10と、方向性結合器11と、分配器12、n個の位相変調器13−1…13−n、n本の送信アンテナ14−1…14−nとを有している。また、レーダ装置10の受信装置は、k本の受信アンテナ20−1…20−k、スイッチ21、ミキサ22、帯域通過フィルタ(BPF)23、AD変換器24を有する。距離分布測定手段、判定手段、人物検出手段、方向決定手段、制御装置は、処理装置40で構成されている。処理装置40はコンピュータシステムで構成されている。
以下、歩行者検出装置1の各構成について説明するとともに、その動作について説明する。まず、レーダ装置について説明する。
発振器10は、図3のように周波数変調された送信信号を発振する。その送信信号の周波数特性は、具体的には、周期2T、周波数変位幅ΔF、中心周波数f0 とする三角波であり、0〜Tの区間では周波数が時間に対して線形にΔFだけ増加し、T〜2Tの区間では周波数が時間に対して線形にΔFだけ減少する。発振器10は、方向性結合器11の入力ポートに接続されている。なお、送信信号の周波数特性は0〜Tの区間において周波数が時間に対して線形にΔF増加あるいは減少するの鋸歯状波であってもよい。
発振器10からの送信信号は、方向性結合器11に入力される。方向性結合器11の出力ポートは分配器12に接続され、結合ポートはミキサ22に接続されている。分配器12は、方向性結合器11の出力する送信信号を送信アンテナの数のn本の信号に分配し、分配された各送信信号はそれぞれの位相変調器13−1…13−nに入力される。そして、各位相変調器13−1…13−nによりそれぞれ位相推移された送信信号が各送信アンテナ14−1…14−nに出力される。位相変調器13−1…13−nによる位相は送信アンテナから放射される電磁波の指向性を決定し、これらの位相を変化させることで、指向性(ビーム)を走査することができる。
受信アンテナ20−1…20−kは、被観測物Wによる反射波をそれぞれ受信する。送信アンテナ14−1…14−n、受信アンテナ20−1…20−kには、アレイアンテナなどを用いることができる。スイッチ21は、入力側はk本の受信アンテナ20−1…20−kにそれぞれ接続されており、出力側はミキサ22に接続されている。このスイッチ21は、受信アンテナ20−1…20−kからの受信信号を高速で切り換えるスイッチである。例えば、半周期Tの間のサンプリング点数を1024、受信アンテナの数をkとすると、スイッチ21は、T/(1024×k)の時間間隔Δtで受信アンテナ20−1…20−kのそれぞれの受信信号を順次循環的に切り換えてその期間の信号を通過させる。したがって、スイッチ21からミキサ22に入力される信号は、時間Δt間の受信アンテナ20−1…20−kの受信信号を順次循環的に切り出して、時間軸上に連続させた信号となる。すなわち、ミキサ22に入力される信号は、連続する時間区間Δt毎に、それぞれのアンテナの受信信号の波形を表している。
ミキサ22は、その2つの入力端子がそれぞれ方向性結合器11の結合ポートとスイッチ21の出力端子に接続されており、方向性結合器11からの送信信号とスイッチ21からの受信信号とを混合して出力する。そして、その出力信号はバンドパスフィルタ23に通され、受信信号と送信信号との間のビート信号が取り出される。ビート信号は、送信信号の周波数と受信信号の周波数との差の周波数の信号である。ビート信号は、AD変換器24によってディジタル信号としてサンプリングされ、処理装置40に入力される。処理装置40では、得られたデータから各受信アンテナ20−1…20−k毎(各チャネル毎(各タイムスロット毎))のデータを取り出して、各アンテナの受信信号とする。
処理装置40はROM、RAM、CPU等を有するコピュータシステムであり、プログラムによる動作ブロックで示すと、図4のように構成されている。カメラ30により撮像されて画素毎に明度がディジタル値に変換されたデータが、人物検出部401に入力される。人物検出部401では、1つのステレオ画面データD(t)の所定時間間隔毎の時系列データD(t1 ),…,D(tj )がRAMに蓄積される。データの蓄積は動体の動作を検出できる一定時間分だけ蓄積するFIFO(First In First Out) メモリにより行われる。
1ステレオ画像データの中から人物画像を抽出する。まず、画像データから視差が同程度の連続領域を抽出する。すなわち、人物程度の大きさの物体を抽出することを意味する。そして、この物体の3次元の大きさ(高さ、幅、奥行き)を求め、予め人物に対して求められている大きさの範囲に属しているか否かを判定して、属していれば、人物画像とする。また、特定された人物画像を、人物の可能な単位時間間隔当たりの移動距離から想定される存在範囲内において、他の隣接する時刻でのステレオ画像からも対応する人物画像を抽出する。これにより、同一の人物画像の移動速度を求めることができる。そして、移動速度、人物画像の高さとから、歩行周期や歩幅を求める。人物画像の足の長さは、高さに比例しているとして、人物画像の高さから足の長さが分かり、足の長さから歩幅が分かる。移動速度を歩幅で割算すれば、歩行周波数が分かり、その逆数から歩行周期が分かる。勿論、画像から人物画像の歩幅を直接測定しても良い。また、例えば、図5に示すように、人物画像の高さ、すなわち、身長と、移動速度との組み合わせに対する歩行周期との関係をテーブルに記憶しておくことにより、身長と移動速度が画像から求められれば、歩行周期Hを得ることができる。
また、人物画像を抽出する方法として、良く知られているパターンマッチング法を用いることも可能である。例えば、予め準備された参照人物画像を拡大、縮小しつつ、1画像データの部分領域(人物の大きさから想定される大きさの範囲)と相互相関をとり、その部分領域を走査することで、所定の閾値以上であって最大相関値が得られる部分領域を人物画像として特定する。次に、特定された人物画像について、両脚部の中心線を抽出する。この処理を、微小時間間隔毎の時系列のステレオ画面データD(t)に対して実行する。これにより、隣接した時刻における同一人物を特定して、両脚部の中心線の画像を時間軸に沿って追跡することで、1歩当たりの時間、すなわち、歩行周期を求めることができる。なお、カメラは3台以上用いても良く、また、単眼カメラでも良い。単眼カメラの場合には、画像の時間変化から被観測物の方向を検出して、その方向の被測定物の距離をレーダで求めて、画像上の被観測物の距離をその距離として特定しても良い。カメラは可視光カメラでも、赤外カメラであっても良い。
次に、方向決定部402では、求められた人物画像の腰部を含む腰部より上部、すなわち、上半身の中心部分が存在する方向(方位角αと仰角β)が求められる。方位角αは、歩行者検出装置1に固定された座標系において、座標原点から被観測物に至る線分の水平面上の角度、仰角βは、この線分と水平面との成す角である。ステレオ画像から被観測物の3次元座標が求められるので、被観測物のxz座標から方位角αをtan -1(x/z)で求めることができる。z軸は画面の法線方向、すなわち、測定装置の前方の法線、x軸は水平面上でz軸に垂直な軸である。また、仰角βは、次のようにして求めることができる。図6に示すように、身長と腰の高さとの関係をテーブルに記憶しておく。人物画像から人物の身長が得られるので、その身長から腰の高さhを得ることができる。そして、腰の高さhと、求められた被観測物までの距離zとから、tan -1(h/z)により仰角βを求めることができる。
次に、制御部403において、仰角βの方向に電磁波が放射されるように各位相変調器13−1…13−nでの位相角が決定される。なお、各送信アンテナ14−1…14−nは、方位角については、照射範囲において同一の広指向特性を有している。これにより、人物の腰を含む腰より高い領域(上半身)の内の一部領域を少なくとも含む特定領域に向けて、電磁波が照射される。これにより、特定領域、すなわち、人物の上半身に含まれる一部領域(全領域を含む)を少なくとも含む領域からの反射波を受信することができる。また、特定領域を上半身全体、又は、上半身全体を含む領域とすれば、距離が周期的な変動をする反射箇所に電磁波を確実に照射することができる。以下、本実施例では、特定領域は、人物の腰から頭部までの上半身(腰、頭部を含む)の領域とする。方向決定部402により決定された方位角αは、位相制御部406に入力している。位相制御部406では、受信アンテナの指向性を方位角αに向けるための指令位相が決定される。そして、各受信アンテナの受信信号の位相を指令位相にした後に、合成することで、方位角αに指向性を持たせた受信アンテナを実現している。すなわち、位相制御部406の出力は、方位角αに指向性を有した受信信号のビート信号の時系列のディジタル値となる。例えば、上記の例では、半周期Tの間につき1024サンプリング点のディジタル値列となる。これにより、人物の腰から上の領域内の少なくとも一部領域を含む特定領域からの反射波を検出することができる。
上記実施例では受信アンテナは、各受信信号に重み(複素数)付けて加算して合成するアダプティブ受信方式により方位角αの方向に指向性を制御している。この他、送信アンテナと受信アンテナの指向性の制御は、送信アンテナテの指向性を方位角αに関して制御し、受信アンテナの指向性を仰角βについて制御するようにしても良い。また、送信アンテナと受信アンテナ、共に、2次元配列のアレイアンテナとすることで、方位角α、仰角βの両方の指向性を制御するようにしても良い。また、機械的に指向性を変化させるアンテナを用いても良い。要は、方向が時間的に変動する人物の腰を含む腰から上の特定領域からの反射波を選択的に受信できるように、送信アンテナと受信アンテナとを構成すれば良い。メタマテリアルを用いて電磁波ビームの方向を変化させるようにしても良い。
このように、レーダ装置において、人物の腰を含む腰より上の特定領域からの反射波が受信されるように調整される。この状態で、人物までの距離が次のようにして測定される。距離の演算は、処理装置40により実行される。図4に示す、位相制御部406から出力される方位角αに指向性を有した受信信号のビート信号の時系列のディジタル値は、距離分布測定部404に入力される。距離分布測定部404においては、入力した時系列のディジタル値のFFT演算が実行される。図3に示す時間窓T毎にm(例えば、1024)個のデータがFFT変換される。すなわち、サンプリング周期をΔpとすると、mΔp=Tを満たす。また、mは、2q である。これにより、FFT演算により、周波数間隔Δf=1/Tのm個の周波数スペクトルが得られる。
周波数スペクトルのピーク位置から被観測物の距離L、速度Vを測定する。具体的には、周波数増加区間(図3における0〜Tの区間)でのビート信号の周波数スペクトルを算出し、正領域の周波数スペクトルのピーク位置からビート周波数fuを求める。例えば、この区間のスペクトルは図7(a)に示すようになる。また、周波数減少区間(図3におけるT〜2Tの区間)でのビート信号の周波数スペクトルを算出し、正領域でのピーク位置からビート周波数fdを求める。例えば、この区間のスペクトルは図7(b)に示すようになる。ドップラーシフトをΔfとし、ドップラーシフトのない場合のビート信号の周波数をfaとすると、次式が成立する。
Figure 2015190777
Figure 2015190777
また、被観測物までの距離をLとすると、反射波の遅延時間Δtは、2L/cである。よって、faは次式を満たす。
Figure 2015190777
(1)、(2)式より、次式が得られる。
Figure 2015190777
よって、距離Lは、次式により求められる。
Figure 2015190777
ΔFが大きくなると、周波数スペクトルのピーク幅は狭くなり、距離Lの分解能が大きくなる。分解能はc/(2ΔF)で与えられる。歩行者の頭部と肩部との距離差は0.1m程度である。よって、頭部と肩部とを弁別できるには、分解能は0.05m程度必要でる。この分解能を得るにはΔFは、3GHzである。
また、ドップラー周波数Δfと、被観測物の相対速度Vとの関係は次式を満たす。
Figure 2015190777
電磁波は周波数変調されているので、周波数は中心周波数f0 を用いる。
(1)、(2)式より、Vは次式で得られる。
Figure 2015190777
このような距離Lは、スペクトルの各ピーク値毎に求められる。そして、判定部405において、各ピークに対応する距離Lの時間変動が求められる。周波数スペクトルの各ピークから得られる距離の時間変動は、図8に示すようになる。すなわち、被観測物が歩行者の場合には、頭部と肩部からの反射波を解析して得られる距離の時間関数LA (t)とLB (t)は、図8に示すように歩行周期に合わせて、距離が変動する。すなわち、車両の前方を横断するような場合に、歩行者から見て頭と肩が歩行周期に合わせて左右に揺れることにより、各部の距離が周期的に変動することになる。判定部405は、まず、距離Lが時間軸に対して周期的に変動しているか否かを判定する。周期的に変動している場合には、距離Lの時間変動から周期Gや変動幅を求める。この周期Gが、考えられる歩行速度(走っている場合も含む)から得られる所定の周期範囲に存在すれば、被観測物を歩行者と判定する。また、距離の変動幅が所定範囲に存在すれば、被観測物を歩行者と判定するようにしても良いし、周期と変動幅の両者が、それぞれの所定範囲に存在する場合に、歩行者と判定するようにしても良い。
そして、レーダ装置により歩行者が距離の周期性により検出された場合において、人物検出部401においてカメラの撮像画像から得られた歩行周期Hと、判定部405において、レーダにより得られた周期Gとから、絶対値偏差Δ=|G−H|が、所定の閾値よりも小さい場合に、最終的に、被観測物を歩行者と判定する。また、これにより、歩行者のより正確な検出が可能となる。そして、被観測物が歩行者と判定された場合には、警報装置50を駆動して、運転者に警報する。また、ブレーキ操作などの速度制御、回避のためのハンドル制御などを行うための制御信号を出力する。なお、レーダにより得られた周期Gだけで、その周期Gが、所定範囲に存在する場合には、歩行者と判定するようにしても良い。本発明は被観測物に対する距離の時間的変化特性に所定の周期性がある場合に歩行者と判定している。したがって、歩行者が大きな荷物を保持している場合に、画像だけでは歩行者と判別し難い場合にも、歩行者の判別ができる。また、単に、レーダの反射率が低いことだけで、人物と判定するのではないために、反射率が低い物体と歩行者とを区別することができる。このようにして、正確に歩行者の存在を検出することができる。
本実施例は、放射する電磁波の変調方式をFM−CWに代えて、多周波CW変調方式としたものである。構成は図1、2と同様である。
実施例2では、発振器10は、図9に示すような送信信号を発振する装置である。この送信信号は、周波数が時間に対して階段状に増加して戻るのを繰り返すものである。図9のように、f0 を最初の値として、周波数が、f0 、f0 +Δf、f0 +2Δf、・・・とΔfずつ時間間隔tで段階的に増加し、nステップ(nは4以上の自然数)で元の周波数f0 に戻るものである。送信信号として、上記とは逆に周波数が時間に対して階段状に減少する信号を用いることもできるし、あるいは階段状に増加と減少を繰り返す信号を用いることもできる。
電磁波を放射して、反射波を受信して、送信信号とミキシングして距離情報を含むビート信号を検出するまでは、実施例1と同一である。処理装置40の構成は図4と同様である。ただし、このビート信号の周波数はドップラー周波数であり、位相は電磁波の伝搬遅延時間に対応した位相である。位相が距離情報となる。
距離分布測定部404によるビート信号の処理手順が実施例1とは異なる。図9の周波数一定の時間区間t毎に、ビート信号を微小時間間隔でサンプリングして、実施例1と同様にFFTを行う。各時間区間t毎に、図10に示すスペクトルが得られる。横軸はドップラー周波数である。各周波数スペクトルから対応する同一ドップラー周波数のピーク値を1つずつ計n個抽出する。そのピーク値Sk は、送信波と受信波の位相差である位相値θk を含む複素数値である。その値Sk は、次式で表される。
Figure 2015190777
ここでLは被観測物までの距離変数、cは光速である。同一ドップラー周波数おけるSk は、異なるLを含んでいる。その抽出したピーク値Sk を、ステップ数の小さな順に並べて配列Sを構成する。そして、配列Sを周波数ステップ方向でフーリエ変換することで、2L/cに関する(距離Lに関する)スペクトルを得ることができる。被観測物の大きさに応じて、Lは幅を有しているのでLに関するスペクトルは広がりを持つ。そのスペクトルのピークを抽出して被観測物までの距離Lを算出する。なお、ビート信号を周波数解析した周波数スペクトルはドップラー周波数を示すものであり、ピーク位置の違いは速度の違いを示している。したがって、同一距離で自車に対する相対速度の異なる被観測物を分離して検出することが可能である。図10の場合においては、ドップラー周波数f1 のピーク値と、f2 のピーク値でそれぞれの配列Sを構成することで、それぞれ分離して距離を検出することができる。
このようにて、被観測物の距離Lに関する分布が距離分布測定部404で求められると、判定部405において、距離特性の各ピークに対して、時間の経過に対して距離が周期的に変動するか否かを判定し、所定の周期範囲内で周期的に変動している場合のそのピークに対応する被観測物を歩行者と判定する。この判定処理は実施例1と同一である。
本実施例において、送信信号の帯域幅はΔf・nである。この帯域幅が広いと距離Lに関するスペクトルのピーク幅は狭くなる。換言すれば、距離の分解能が高くなる。分解能0.05mを得るには、実施例1と同様に、Δf・nを3GHzとすれば良い。
本実施例は、電磁波の変調をパルス方式としたものである。つまり、パルスの時間遅延から被観測物までの距離を測定するものである。構成は図1と同様であるが、図11に示すように、図1の構成において、方向性結合器11と分配器12との間にスイッチ15を設けている。
発振器10aは、所定の周波数の連続波(正弦波)である搬送波を発振する。スイッチ15は、処理装置40の制御により、方向性結合器11からの信号を所定の間隔で導通・遮断するものである。このスイッチ15によって、正弦波がパルス幅τのパルス状に振幅変調される(図12参照)。そして、送信アンテナよりパルス状の送信波が送信される。
図11の復調回路は、直交復調回路である。方向性結合器11の分岐出力は分配器25に入力して2分配される。2分配された一方の信号はミキサ22aに入力し、他方の信号はπ/2だけ位相を進めるπ/2位相器26に入力して、π/2位相器26の出力がミキサ22bに入力している。ミキサ22a、BPF23a、A/D変換器24aの系統と、ミキサ22a、BPF23a、A/D変換器24aの系統と2系統存在することにより、π/2位相差を有する2つの搬送波による直交復調が実行される。処理装置40の構成は図4と同様である。ただし、この復調信号は、ドップラー周波数の正弦波をパルス幅τで振幅変調した波形となる。ドップラーシフトがない場合には、パルス幅τのパルス波形である。
距離分布測定部404による復調信号の処理手順が実施例1とは異なる。距離分布測定部404は、スイッチ15のオンオフタイミングを制御しているので、パルスの立ち上がりタイミングは、距離分布測定部404において既知である。復調信号の立ち上がりタイミングとの差Δtが測定される。Δtが得られれば、被観測物までの距離Lは、L=cΔt/2で求めることができる。
本発明の歩行者検出装置におけるレーダ装置による距離測定方法は、実施例に示した距離、速度の測定方式に限定されるものではない。たとえば、FMCW方式と多周波CW方式とを組み合わせた方式など、従来知られている各種測定方式に適用することができる。また、パルス圧縮方式のレーダを用いても良い。すなわち、実施例3のパルス状の送信信号に対して、周波数が直線的に増加する周波数変調を行った信号で電磁波を放射する。そして、反射波を受信して得られる受信信号を、圧縮器によって、時間に対して周波数が減少する特性でパルス幅を圧縮する。これにより、距離の分解能を大きくすることができる。
また、実施例1、2、3のように、受信信号は各受信信号の位相を制御して、受信アンテナの指向性を制御させている。これに代えて、各受信アンテナの出力する各受信信号のビート信号を求めて、各ビート信号をサンプリングして、FFT演算を行うようにしても良い。この各FFT演算の結果である周波数スペクトル(複素数)において、周波数は距離を、各受信信号間の位相差が方位を表している。よって、被観測物の距離と方位を求めることができる。
また、上記実施例1、2、3において、頭部を第1特定部、肩部を第2特定部として、距離の周期的変動のある反射箇所を2点抽出している。周期的変動のある箇所が2点以上の複数点存在すれば、歩行者と判断できる精度が向上する。しかし、距離の周期的変動が検出されれば良いので、周期変動がある反射箇所を検出するには、頭部だけ、肩部だけでも良い。すなわち、検出すべき周期変動がある反射箇所は少なくとも一つあれば良い。
本発明のレーダ装置は、たとえば車載レーダとして用いて歩行者の検出などを行うことができる。
10、10a:発振器
11:方向性結合器
12:分配器
24:AD変換器
40:処理装置

Claims (7)

  1. 装置前方の被観測物に対して電磁波を照射して反射波から被観測物が歩行者であることを検出する歩行者検出装置において、
    電磁波を照射する照射装置と、前記被観測物からの反射波を受信する受信装置とを有するレーダ装置と、
    前記受信装置による受信信号から前記被観測物における反射箇所までの距離を求める距離分布測定手段と、
    前記距離分布測定手段により求められた距離分布の時間特性において、距離が時間に対して周期的に変化する少なくとも一つの反射箇所を有する被観測物を歩行者と判定する判定手段と
    を有することを特徴とする歩行者検出装置。
  2. 前記レーダ装置は、人物の腰を含む腰より高い領域内の一部領域を少なくとも含む特定領域からの反射波を検出する装置であることを特徴とする請求項1に記載の歩行者検出装置。
  3. 装置前方の画像を撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置により得られた画像から人物を検出する人物検出手段と、
    前記人物検出手段により検出された人物の腰を含む腰より高い領域内の一部領域を少なくとも含む特定領域の方向を決定する方向決定手段と、
    前記方向決定手段により決定された前記方向に基づいて、前記特定領域からの反射波が得られるように前記レーダ装置を制御する制御装置と
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の歩行者検出装置。
  4. 前記特定領域の前記方向は、方位角又は仰角であることを特徴とする請求項3に記載の歩行者検出装置。
  5. 前記人物検出手段は、検出された人物の歩行周期を検出し、
    前記判定手段は、前記距離分布から検出された距離の変動周期と、前記人物検出手段の検出した歩行周期とが、一致した場合に、前記被観測物を歩行者と判定する
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の歩行者検出装置。
  6. 前記特定領域は、人物の頭部である第1特定部と、肩部、腕の任意部、及び、腰と脇との間の任意部のうちの少なくとも一つの部分である第2特定部とを含むことを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れか1項に記載の歩行者検出装置。
  7. 前記レーダ及び前記距離分布測定手段は、前記電磁波の変調及び復調において、前記第1特定部と前記第2特定部との距離の差を弁別できる分解能を有することを特徴とする請求項6に記載の歩行者検出装置。
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