JP2015190694A - 冷凍空調装置 - Google Patents

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【課題】凝縮水の再利用により冷凍サイクルの必要冷却能力を低減することが可能な冷凍空調装置を得る。【解決手段】圧縮機1、凝縮器2、膨張弁3及び蒸発器4を有し、冷媒が循環する冷凍サイクルと、蒸発器4に空気を送風するファン5と、蒸発器4の空気上流側に配置され、蒸発器4で発生した凝縮水と、ファン5によって送風される空気とが相互に混合しない独立した流路を通過して互いに熱交換する凝縮水用熱交換器6とを備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍空調装置に関するものである。
圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を環状に接続した冷凍サイクルを有する冷凍空調装置では、外気をファンにより蒸発器に送風させて蒸発器内部の冷媒と熱交換させた後、空調用途に供給している。また、蒸発器では、外気が通過した際に外気に含まれる水分が凝縮し、蒸発器の表面に水滴(ドレン水)が発生する。
このように蒸発器にて発生した凝縮水は、そのまま排水される(例えば、特許文献1参照)か、再利用される(例えば、特許文献2参照)。凝縮水を再利用する特許文献2では、凝縮水を凝縮器に直接滴下し、凝縮器における冷媒を凝縮水の蒸発潜熱による熱交換により冷却するようにしている。このように、凝縮器における冷媒を凝縮器冷却用空気との熱交換に加えて更に凝縮水と熱交換することで、凝縮器の熱交換効率の改善を図っている。
特開2008−39208号公報(第7頁、図1) 特開2010−175171号公報(第7頁、図2)
夏場の外気温度が高い高負荷時での運転時は、冷凍空調装置から空調用途に供給する空気を目標温度まで下げるために必要となる冷凍能力が大きくなる。この必要能力を補うためには冷凍サイクル内で圧縮機容量を大きくする必要があり、結果的にユニット全体動力が過大となる。そこで、蒸発器で発生した凝縮水を再利用する方法が考えられるが、特許文献1ではそもそも凝縮水の再利用については示されていない。また、特許文献2では、凝縮水の再利用について示されているものの、冷凍サイクルの必要冷却能力を低減させる方法は示されていない。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、凝縮水の再利用により冷凍サイクルの必要冷却能力を低減することが可能な冷凍空調装置を得ることを目的とする。
本発明に係る冷凍空調装置は、圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器を有し、冷媒が循環する冷凍サイクルと、蒸発器に空気を送風する送風装置と、蒸発器の空気上流側に配置され、蒸発器で発生した凝縮水と、送風装置によって送風される空気とが相互に混合しない独立した流路を通過して互いに熱交換する熱交換装置とを備えたものである。
本発明によれば、凝縮水の再利用により必要冷却能力を低減することが可能である。
本発明の実施の形態1に係る冷凍空調装置の冷媒回路を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍空調装置の凝縮水用熱交換器の作用説明図である。 本発明の実施の形態2に係る冷凍空調装置の凝縮水タンクを含む要部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る冷凍空調装置の凝縮水用熱交換器を含む要部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る冷凍空調装置の作用説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、各図において同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。更に、明細書全文に表れている構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。また、温度、圧力等の高低については、特に絶対的な値との関係で高低等が定まっているものではなく、システム、装置等における状態、動作等において相対的に定まるものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷凍空調装置の冷媒回路を示す図である。
冷凍空調装置は、圧縮機1と、凝縮器2と、減圧装置である膨張弁3と、蒸発器4とを有し、これらが冷媒配管で接続された冷凍サイクルを備えている。冷凍空調装置は更に、蒸発器4に送風する送風装置であるファン5と、凝縮水用熱交換器6とを有する。
本発明は、蒸発器4で発生する凝縮水を再利用して、蒸発器4の空気上流側で、蒸発器4に流入する空気中の水分量が変わらない方法で、凝縮水と蒸発器4に流入する空気とを熱交換させることを特徴としており、その熱交換装置として凝縮水用熱交換器6を蒸発器4の空気上流側に配置している。なお、凝縮水を再利用して空気と熱交換する方法としては、例えば、多孔質板に凝縮水を供給し、この多孔質板に空気を通過させる方法で熱交換する方法もある。しかし、この方法では、凝縮水の水分が空気に加わることになる。本発明では、このような方法は採用せず、以下で改めて説明するが蒸発器4に流入する空気中の水分量が変わらない方法で、凝縮水と蒸発器4に流入する空気とを熱交換させる。
凝縮水用熱交換器6は、伝熱管とフィンとを有するフィンチューブ型熱交換器で構成され、伝熱管内を凝縮水が通過するように構成される。凝縮水用熱交換器6は、言い換えれば、蒸発器4で発生した凝縮水と、ファン5によって送風される空気とがそれぞれ相互に混合しない独立した流路を通過して互いに熱交換する構成となっている。この構成により、上述したように蒸発器4に流入する空気中の水分量が変わらない方法で凝縮水と熱交換する。
また、蒸発器4もフィンチューブ型熱交換器で構成される。凝縮器2は、冷媒と外部からの熱源として供給される熱媒体とが熱交換し、熱媒体に放熱する熱交換器であればよく、フィンチューブ型熱交換器としてもよいし、プレート型熱交換器としてもよい。
以上のように構成された冷凍空調装置における動作について説明する。
冷凍サイクルでは、圧縮機1から吐出された冷媒が凝縮器2に流入し、凝縮器2を通過する例えば空気等の熱媒体と熱交換して高圧液冷媒となって流出する。凝縮器2を流出した高圧液冷媒は膨張弁3で減圧されて低圧二相冷媒となり、蒸発器4に流入する。蒸発器4に流入した低圧二相冷媒は、ファン5により蒸発器4を通過する空気と熱交換して低圧ガス冷媒となり、再び圧縮機1に吸入される。
一方、ファン5によって蒸発器4を通過する空気は、蒸発器4内の冷媒と熱交換して冷却され、空調用途に供給空気として供給される。ここで、蒸発器4を通過する空気中の水分は、蒸発器4のフィンの表面で凝縮する。この凝縮水は、蒸発器4の空気上流側に設けられた凝縮水用熱交換器6に導かれる。
ファン5により凝縮水用熱交換器6に流入した空気は、凝縮水用熱交換器6にて凝縮水と熱交換して冷却される。凝縮水用熱交換器6は上述したようにフィンチューブ型熱交換器で構成されており、ファン5から凝縮水用熱交換器6に供給された空気は凝縮水の水分が加わることなく凝縮水と熱交換して冷却され、蒸発器4に供給される。蒸発器4に流入した空気は、蒸発器4における冷媒と熱交換して更に冷却されて空調用途に供給される。なお、凝縮水用熱交換器6においてファン5からの空気と熱交換した後の凝縮水は、外部に排出される。
図2は、本発明の実施の形態1に係る冷凍空調装置の凝縮水用熱交換器の作用説明図で、空気線図を示している。横軸が乾球温度[℃]、縦軸が絶対湿度[kg/kg(DA)]である。なお、図2には、夏場の外気温度が高い高負荷運転時において、ファン5から凝縮水用熱交換器6に吐出される空気の温度が42℃、空調用途に供給する供給空気の供給温度(目標温度)が13℃の場合の例を示している。また、図2において点B及び点Cを通る曲線は、凝縮水用熱交換器6を備えた本実施の形態1の空気線図、点A、点B及び点Cを通る曲線は凝縮水用熱交換器6を備えない比較例の空気線図を示している。なお、ここで示した各温度の具体的数値は一例を示したに過ぎず、実使用条件等に応じて変わる。
ファン5から凝縮水用熱交換器6に吐出された約42℃のファン空気(点A)は、凝縮水用熱交換器6での凝縮水との熱交換により、絶対湿度が変わらないまま約40℃まで冷却される(点B)。凝縮水用熱交換器6にて冷却された空気は、その後、蒸発器4に供給され、蒸発器4の冷媒と熱交換して温度が供給温度まで低下すると共に、空気中の水分が凝縮することにより絶対湿度が下がる(点C)。
ここで、本実施の形態1と比較例とを比較すると、凝縮水の再利用による熱交換効果により、蒸発器4に流入する空気の状態を、絶対湿度を変えずに乾球温度42℃から約40℃まで下げることができる。よって、蒸発器4に流入する空気を供給温度まで低下させるにあたり、本実施の形態1で必要となる蒸発器4の入口側と出口側との比エンタルピ差(Δ比エンタルピ)がΔh1となり、比較例の比エンタルピ差Δh2に比べて下げることが可能となる。
冷却能力は、風量とΔ比エンタルピとの乗算で求められる。ここでは風量は同じであるとすると、凝縮水用熱交換器6にて凝縮水を再利用することにより、上述したようにΔ比エンタルピが少なくなるため、蒸発器4で必要な冷却能力を抑えることができる。なお、除湿量は、風量と絶対湿度差(Δ絶対湿度)との乗算で求められる。
以上説明したように、本実施の形態1によれば、凝縮水の再利用により蒸発器4における必要冷却能力を抑制することができるため、冷凍サイクル内の圧縮機1容量を減少させることが可能となり、ユニット全体の動力を小さくすることができる。例えば、60馬力の一般的な冷凍空調装置では、ファン5から送り出された約42℃のファン空気(点A)を供給温度(目標温度)13℃まで冷却する場合、本実施の形態1で必要となる蒸発器4の入口側と出口側との比エンタルピ差(Δ比エンタルピ)がΔh1=50kg/kJ、比較例の比エンタルピ差Δh2=53kg/kJとなり約6%程度、ユニット全体の必要冷却能力を低減させることができる。よって、ユニット全体動力を抑えつつも、夏場の外気温度が高い高負荷時にも対応可能な冷凍空調装置を構成できる。
なお、凝縮水用熱交換器6の設置位置は、蒸発器4よりも上流側であれば良いため、ファン5の上流側、下流側は問わない。
実施の形態2.
実施の形態1では、熱交換装置として凝縮水用熱交換器6を用いていたが、実施の形態2では凝縮水タンクを用いるようにしたものである。
図3は、本発明の実施の形態2に係る冷凍空調装置の凝縮水タンクを含む要部の構成を示す図である。冷凍空調装置における他の構成は図1と同様である。以下、実施の形態2が実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
凝縮水タンク7は、凝縮水用熱交換器6と同様、蒸発器4の空気上流側に配置される。そして、蒸発器4で発生した凝縮水を溜め、ファン5から送り出された圧縮空気を蒸発器4に流入させる前に凝縮水と熱交換するようにする。この凝縮水タンク7は、ファン5から蒸発器4に至る流路を塞がない大きさに構成され、ファン5からの空気と凝縮水タンク7内の凝縮水との熱交換を行う。凝縮水タンク7もまた、凝縮水用熱交換器6と同様、凝縮水の水分が加わることなく空気と熱交換する構成となっている。
凝縮水用熱交換器6においてファン5からの空気と熱交換後の凝縮水は、外部に排出される。凝縮水タンク7を設けたことによる作用効果は実施の形態1と同様である。凝縮水タンク7の設置位置は、実施の形態1と同様、蒸発器4よりも上流側であれば良いため、ファン5の上流側、下流側は問わない。
以上説明したように、本実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。
実施の形態3.
上記実施の形態1、2では、蒸発器4が1つのいわば一段冷却であったが、実施の形態3は、蒸発器4を複数備えた多段冷却としたものである。
図4は、本発明の実施の形態3に係る冷凍空調装置の凝縮水用熱交換器を含む要部の構成を示す図である。冷凍空調装置における他の構成は図1と同様である。以下、実施の形態3が実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態1、2では、冷凍サイクルが1つであったが、実施の形態3の冷凍空調装置では、独立した複数の冷凍サイクルを備えている。ここでは、圧縮機1A、凝縮器2A、膨張弁3A及び蒸発器4Aを有する冷凍サイクルと、圧縮機1B、凝縮器2B、膨張弁3B及び蒸発器4Bを有する冷凍サイクルとの2つの冷凍サイクルを備えている。そして、各冷凍サイクルの蒸発器4A、4Bで蒸発器群40が構成されている。ここでは、空気上流側を蒸発器4A、空気下流側を蒸発器4Bとしている。
そして、実施の形態3の冷凍空調装置は、実施の形態1と同様、蒸発器群40の空気上流に凝縮水用熱交換器6を備えている。ここでは、ファン5の上流に凝縮水用熱交換器6を配置した例を示しているが、凝縮水用熱交換器6は、蒸発器群40の空気上流であれば良く、ファン5の上流側、下流側は問わない。また、凝縮水用熱交換器6に代えて、実施の形態2の凝縮水タンク7としてもよい。
図5は、本発明の実施の形態3に係る冷凍空調装置の作用説明図で、空気線図を示している。横軸が乾球温度[℃]、縦軸が絶対湿度[kg/kg(DA)]である。なお、図5には、夏場の外気温度が高い高負荷運転時において、ファン5により凝縮水用熱交換器6に流入する空気の温度が42℃、空調用途に供給する供給空気の供給温度(目標温度)が0℃の場合の例を示している。また、図5において点B及び点Cを通る曲線は、凝縮水用熱交換器6を備えた本実施の形態3の空気線図、点A、点B及び点Cを通る曲線は凝縮水用熱交換器6を備えない比較例の空気線図を示している。なお、ここで示した各温度の具体的数値は一例を示したに過ぎず、実使用条件等に応じて変わる。
ファン5の回転により、約42℃のファン空気(点A)は凝縮水用熱交換器6に流入し、凝縮水との熱交換により、絶対湿度が変わらないまま約40℃まで冷却される(点B)。凝縮水用熱交換器6にて冷却された空気は、その後、蒸発器4Aに供給され、蒸発器4Aの冷媒と熱交換して温度が約12℃まで低下すると共に、空気中の水分が凝縮することにより絶対湿度が下がる(点D)。蒸発器4Aを通過後の空気は、蒸発器4Bに供給され、蒸発器4Bの冷媒と熱交換して温度が約0℃まで低下すると共に、空気中の水分が凝縮することにより絶対湿度が更に下がる(点E)。
ここでは、凝縮水用熱交換器6を設けた場合と、設けない場合とで、空気上流側の蒸発器4Aでの冷却能力を同じとして考えた場合、つまり、2つの蒸発器4A、4Bと凝縮水用熱交換器6とを備えた図4の構成において、蒸発器4Aの比エンタルピ差Δh11を、凝縮水用熱交換器6を設けずに点Cまで一つの蒸発器で空気を冷却する場合の比エンタルピ差Δh21と同じとする場合、蒸発器4Aの上流側での凝縮水による熱交換により、本来、蒸発器4全体として必要であった冷却能力に有余ができる。つまり、この余った冷却能力(=風量×Δh3)を用いて、蒸発器4Bに供給する空気を、その空気上流側の蒸発器4Aにて更に冷却してから蒸発器4Bに供給することで、蒸発器4Bにおける冷却能力、除湿量を、凝縮水用熱交換器6を設けない場合に比べて抑えることができる。
図5の例では、蒸発器4Bの入口側と出口側との比エンタルピ差(Δ比エンタルピ)が、凝縮水用熱交換器6を用いることで、凝縮水用熱交換器6を設けない場合の比エンタルピ差Δh22が比エンタルピ差Δh12に下がり、冷却能力を「風量×Δh3」分、抑えることができる。また、除湿量については、「風量×ΔSH」分、抑えることができる。つまり、ファン空気を供給温度まで低下させるにあたり、蒸発器群40全体で必要な比エンタルピ差が、凝縮水用熱交換器6を設けたことによってΔh3分少なくなるため、この比エンタルピ差Δh3分、蒸発器群40のうちの空気下流側の蒸発器4Bで必要とする比エンタルピを下げることが可能となり、蒸発器4Bにおける冷却能力を抑えることができる。
以上説明したように、実施の形態3によれば、実施の形態1と同様のユニット動力低減効果が得られることに加え、空気の流れ方向の下流側の蒸発器4Bにおける除湿量を低減できるため、蒸発器群40全体としての着霜量も抑制することが可能となる。例えば120馬力の一般的な冷凍空調装置では、ファン5から送り出された約42℃のファン空気(点A)を供給温度(目標温度)0℃まで冷却する場合に、本実施の形態3において空気上流側の冷凍サイクル(蒸発器4A)での冷却能力を同じとして考えると、蒸発器4Bで発生する除湿量=54L/h、比較例の除湿量=61L/hとなり、空気下流側の蒸発器4Bにて発生する除湿量を約11%程度低減させることができる。これにより蒸発器4Bの着霜量を低減させることができる。
なお、ここでは、二段冷却の場合を例示して説明したが、二段よりも多い多段冷却方法でも同様の効果が得られる。
1、1A、1B 圧縮機、2、2A、2B 凝縮器、3、3A、3B 膨張弁、4、4A、4B 蒸発器、5 ファン、6 凝縮水用熱交換器、7 凝縮水タンク、40 蒸発器群。

Claims (5)

  1. 圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器を有し、冷媒が循環する冷凍サイクルと、
    前記蒸発器に空気を送風する送風装置と、
    前記蒸発器の空気上流側に配置され、前記蒸発器で発生した凝縮水と、前記送風装置によって送風される空気とが相互に混合しない独立した流路を通過して互いに熱交換する熱交換装置と
    を備えたことを特徴とする冷凍空調装置。
  2. 圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器を有し、冷媒が循環する複数の冷凍サイクルと、
    前記複数の冷凍サイクルの複数の前記蒸発器で構成される蒸発器群に空気を送風する送風装置と、
    前記蒸発器群の空気上流側に配置され、前記蒸発器群で発生した凝縮水と、前記送風装置によって送風される空気とが相互に混合しない独立した流路を通過して互いに熱交換する熱交換装置と
    を備えたことを特徴とする冷凍空調装置。
  3. 前記熱交換装置によって得られる冷却能力分、前記複数の蒸発器のうち空気下流側の蒸発器の冷却能力を減らした構成とした
    ことを特徴とする請求項2記載の冷凍空調装置。
  4. 前記熱交換装置は、前記凝縮水が通過する伝熱管を備えたフィンチューブ型熱交換器である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の冷凍空調装置。
  5. 前記熱交換装置は、前記凝縮水が溜められるタンクである
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の冷凍空調装置。
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