JP2015190674A - 熱媒排出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の太陽熱収集装置の熱媒流路で、ほぼ一斉にベント部を開放して熱媒を高低差に基づいて流下させて排出する際に、流下する熱媒の圧力により、一部の熱媒流路で、熱媒が逆流してベント部から熱媒が流出するのを防止できる熱媒排出装置を提供する。【解決手段】太陽熱収集装置1の熱媒流路2には、当該熱媒流路2内の熱媒を傾斜配管5に流下させるための高低差が設けられている。熱媒流路2の最も高い部分に熱媒を排出する際に空気を取り入れる開閉可能なベント部15が設けられている。ベント部15には、熱媒流路の熱媒が排出方向に対して逆流する場合に、ベント部15から熱媒が流出するのを防止する流出防止手段が設けられている。流出防止手段は、ベント用弁および逆止弁、または、熱媒流路2内の圧力を測定する圧力計32および圧力計32の計測値が陽圧の場合にベント部15を閉とするベント用弁15bから構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、熱媒が循環する熱媒流路を備える太陽熱収集装置の当該熱媒流路から熱媒を排出させるための熱媒排出装置に関する。
再生可能エネルギーを利用した効率的な電力安定供給を実現するためのシステムの一例として、太陽熱を利用した発電プラントが挙げられる(例えば特許文献1および2参照)。
この太陽熱を利用した発電プラントでは、太陽熱を太陽熱収集装置で集め、この集めた熱を、熱媒を介して熱交換器に送り、この送った熱により水を蒸気に変化させ、この蒸気によりタービンを駆動させて発電を行うようになっている。
太陽熱収集装置で集めた熱は、熱媒を介して蓄熱装置により蓄熱することができ、この蓄熱した熱を、夜間といった太陽光を収集できないない時間帯に再び熱媒を通じて熱交換器に送ることにより、発電を行うことができる。このため、電力を安定的に供給することが可能となる。
このような太陽熱発電プラントで使用される熱媒としては、一般的に合成オイルが使用されるが、近年において、熱媒を合成オイルから溶融塩に変更する試みがなされている。
熱媒を合成オイルから溶融塩に変更することで以下のような利点がある。
まず、従来型より高温のスチームを供給することができ、これによって、発電効率の上昇と発電コストの削減が期待できる。また、従来型と比べ、溶融塩を熱媒として使用したシステムでは蓄熱タンクの容量をより小さくすることができる。さらに、従来型(熱媒:合成オイル)は、蓄熱媒体として溶融塩を使用しているため、合成オイルと溶融塩の熱交換が必要であったが、全システムを溶融塩のみで動かすことにより熱交換器が不要となり、プラントをよりシンプルに構成することができるようになる。
米国特許出願公開第2010/43776号明細書 特開2014−31787号公報
ところで、太陽熱収集装置に熱媒を循環させる熱媒流路は、ポンプにより熱媒を循環させているが、例えば、メンテナンス時などに、熱媒流路内の熱媒を排出する場合がある。また、熱媒はポンプにより熱媒流路を循環させられているが、停電や事故等により電源断となったり、ポンプが故障したりすると熱媒の循環が停止することになる。ここで、熱媒として、溶融塩等の凝固点温度が気温よりかなり高いものを用いている場合に、熱媒流路で流れなくなった熱媒が比較的短期間で冷えて固化してしまう可能性がある。この場合に、運転再開時に熱媒流路が固化した熱媒で塞がれた状態となり、熱媒流路を加熱して熱媒を溶融させる必要が生じ、運転再開に時間とコストがかかることになる。
また、例えば、沸点の低い熱媒等において、昼間の晴天時に熱媒の循環が停止すると、太陽熱収集装置内にある熱媒が流れない状態で加熱されることになり、熱媒の温度がその沸点を越えて高くなり過ぎる虞がある。
したがって、何等かの理由で、熱媒を循環させるためのポンプが停止するとともにポンプを再稼働できない場合に、熱媒流路から熱媒を排出することが好ましい。また、排出に際しては、排出にかかる時間が短いことが好ましい。
したがって、太陽熱発電プラントに複数の太陽熱収集装置が設けられ、各太陽熱収集装置の熱媒流路が、熱媒流路に熱媒を供給する配管および熱媒流路から熱媒を回収する配管に接続され、この配管を介して熱媒流路から熱媒を排出する構造となっている場合に後述のような問題が生じる。なお、熱媒流路や上述の配管においては、熱媒を循環させるためのポンプが停止しても熱媒を排出できるように、熱媒を流下させるための高低差がある必要がある。
上述のように短時間で熱媒を排出するためには、各太陽熱収集装置で、ほぼ一斉に熱媒を排出させることが好ましい。この際に高低差で熱媒を流下させるために、熱媒流路の最も高い部分に開閉可能なベント部としての弁を設けておき、熱媒排出時にこの弁を開放して、空気を取り入れることにより、熱媒流路の傾斜(高低差)にしたがって熱媒流路内で熱媒を流下させることになる。
この際に、熱媒流路から熱媒が流入する配管では、熱媒が流入することにより圧が上昇する。また、配管にも高低差がある場合に、配管の上側に接続された熱媒流路から排出される熱媒が高低差の下方側に流下し、配管の下側に接続された熱媒流路の配管の接続部に熱媒の圧がかかり、熱媒流路内の熱媒が、その排出方向に対して逆流した状態となる虞がある。すなわち、熱媒流路内の熱媒に熱媒の排出方向と逆側に圧が作用することになる。
この場合に、開放したベント部から熱媒が流出してしまう虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みて為されたもので、複数の太陽熱収集装置の熱媒流路で、ほぼ一斉にベント部を開放して熱媒を高低差に基づいて流下させて排出する際に、同じ配管に流下する熱媒の圧力により、一部の熱媒流路で、熱媒が逆流してベント部から熱媒が流出するのを防止できる熱媒排出装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の熱媒排出装置は、太陽熱により熱媒を加熱する太陽熱収集装置に前記熱媒を流す熱媒流路から前記熱媒を排出させる熱媒排出装置であって、
前記熱媒流路は、前記熱媒の排出先となる被排出部に接続され、当該熱媒流路内の前記熱媒を前記被排出部に流下させるための高低差が前記熱媒流路に設けられ、前記熱媒流路の最も高い部分に前記熱媒を排出する際に空気を取り入れる開閉可能なベント部が設けられ、
前記熱媒流路の前記熱媒が当該熱媒の排出方向に対して逆流する場合に、前記ベント部を閉とする流出防止手段が設けられていることを特徴とする。
このような構成によれば、太陽熱収集システムの熱排出装置により、例えば、容器、貯槽、配管等である被排出部に熱媒が排出される際に、熱媒流路が接続された被排出部内の圧が高くなることにより、熱媒が逆流し、開放されたベント部から熱媒が流出する虞がある場合に、ベント部を閉とすることにより、ベント部からの熱媒の流出を防止することができる。
本発明の上記構成において、前記被排出部に複数の前記太陽熱収集装置それぞれの前記熱媒流路が接続され、これら熱媒流路のうちの少なくとも1つに前記流出防止手段が設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、複数の熱媒流路から被排出部に熱媒が排出されることにより、被排出部の内圧が高くなり、一部の熱媒流路で熱媒が逆流する場合に、一部の熱媒流路に設けられた逆流防止手段により熱媒のベント部からの流出を防止できる。なお、逆流防止手段は、全ての熱媒流路に設けてもよいが、例えば、複数の熱媒流路から一度に熱媒を排出した際に、熱媒流路の被排出部への接続位置等により、熱媒が逆流し易い熱媒流路だけに逆流防止手段を設けてもよい。
本発明の上記構成において、前記熱媒流路の前記熱媒が当該熱媒の排出方向に対して逆流する場合に、前記流出防止手段として前記ベント部を閉とする逆止弁が前記ベント部に設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、簡単な構成で熱媒のベント部からの流出を防止できる。逆止弁は、例えば、熱媒流路のベント部に設けられ、ベント部を開閉する弁と直列に配置される。
本発明の上記構成において、前記流出防止手段として、前記熱媒流路内の圧力を計測する圧力計測手段と、前記圧力計測手段に計測された圧力が陽圧の場合に前記ベント部を閉とする弁が設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、熱媒流路の内圧が陽圧となった際にベント部を閉とすることによりベント部からの熱媒の流出を防止できる。なお、熱媒を熱媒流路の傾斜に沿って流下させて熱媒を排出する場合には、熱媒流路内は基本的に陰圧となり、ベント部から熱媒が流出しない状態となる。それに対して、熱媒流路の被排出部に接続された部分から圧がかかって熱媒流路が陽圧となった場合に、熱媒流路が逆流し、ベント部から流出する虞があるが、この場合には、熱媒流路が陽圧となったことに基づいてベント部の弁が閉となり、熱媒の流出が阻止される。
本発明によれば、太陽熱収集装置に熱媒を循環させる熱媒流路から熱媒を重力により排出するためにベント部を開放した際に、熱媒流路の熱媒排出先側での圧により熱媒が逆流する状態となっても、ベント部から熱媒が流出するのを防止できる。
本発明の第1の実施の形態に係る熱媒排出装置を備える太陽熱取集システムを示す概略図である・ 同、熱媒排出装置を示す要部概略図である。 本発明の第2の実施の形態に係る熱媒倍出装置を示す要部概略図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施の形態の熱媒排出装置30(図2に図示)を備える太陽熱収集システムの概略構成を示すものである。図1に示す太陽熱収集システムは、複数の太陽熱収集装置1を備えている。なお、図1では太陽熱収集装置1を2つ記載しているが、実際には太陽熱収集装置1は多数(例えば100台以上)設けられている。なお、太陽熱収集システムで収集された太陽熱は、熱媒を介して発電システムに送られて発電が行われる。これら太陽熱収集システムと発電システムとから太陽熱発電プラントが構成される。
太陽熱収集装置1は、略U形の熱媒流路2を有しており、この熱媒流路2は、集光鏡3で集光された太陽光によって加熱され、これによって、熱媒流路2を流れる熱媒の温度が例えば550℃程度まで上昇するようになっている。
なお、本実施の形態では熱媒としては、硝酸ナトリウムと硝酸カリウムとの混合物からなる溶融塩が使用されている。
また、図1において、小さな直角三角形で示すものは勾配記号であり、この勾配記号にしたがって、熱媒流路2および後述する傾斜配管5が水平面に対して傾斜している。
太陽熱収集装置1の熱媒流路2は傾斜配管5に接続されている。傾斜配管5はループ状に構成されており、図1において左端部が右端部より高くなっている。つまり、傾斜配管5は水平面に対して図1において右下がりに傾斜している。また、傾斜配管5は、平行に配置された2本の傾斜配管5a,5bを有しており、一方の傾斜配管5aと他方の傾斜配管5bとはその両端部においてそれぞれ配管5cよって接続されている。
傾斜配管5には2つのタンク6,7が接続されている。タンク6,7はそれぞれ熱媒を貯留するものであり、タンク6は太陽熱収集装置1によって加熱される前の熱媒を貯留し、タンク7は太陽熱収集装置1によって加熱された後の熱媒を貯留するようになっている。したがって、以下ではタンク6をコールド側タンク6と称し、タンク7をホット側タンク7と称する。
コールド側タンク6と傾斜配管5aとは接続配管10によって接続されており、コールド側タンク6に設けられた図示しないポンプによって、コールド側タンク6から傾斜配管5aに熱媒を送り込むようになっている。傾斜配管5aに送り込まれた熱媒は、接続配管10と傾斜配管5aとの接続部において分岐して、その一部が傾斜配管5aの勾配に沿って右側に流れ、残りの一部が傾斜配管5aの勾配に逆らって左側に流れるようになっている。
また、ホット側タンク7と傾斜配管5bとは接続配管11によって接続されており、太陽熱収集装置1によって加熱された後の熱媒を前記ポンプの圧力によってホット側タンク7に送り込むようになっている。なお、接続配管11は途中で分岐して、コールド側タンク6にも必要に応じて熱媒を送り込むことが可能となっている。例えば、太陽が出ていない夜間等は太陽熱収集装置1にて熱媒を加熱できないので、その場合、前記分岐部に設けられた切替弁によって、熱媒をコールド側タンク6にのみ送り込むようにして、加熱されていない熱媒がホット側タンク7に送り込まれるのを防止する。
また、太陽熱収集装置1の熱媒流路2の一方の端部は傾斜配管5aに接続されており、他方の端部は傾斜配管5bに接続されている。したがって、通常の運転時に傾斜配管5aを流れる熱媒は太陽熱収集装置1によって加熱される前の熱媒であり、傾斜配管5bを流れる熱媒は太陽熱収集装置1によって加熱された後の熱媒である。太陽熱収集装置1の熱媒流路2では、傾斜配管5aに接続された端部から傾斜配管5bに接続される端部に熱媒が流れることになり、熱媒が太陽熱収集装置1を循環している状態となる。
また、図2に示すように、各太陽熱収集装置1の熱媒流路2の最高位置(高さ方向の最高位置)には、熱媒排出時に空気を熱媒流路2に取り入れるためのベント部15が設けられるベント用流路2aが接続されている。ベント用流路2aは、熱媒流路2の最高位置から上方に向かって設けられている。なお、ベント用流路2aおよび熱媒流路2は、管体からなっている。また、ベント用流路2aは、熱媒流路2に対してT字状もしくはY字状等の2つに分岐する形状となるように接続されており、ベント用流路2aが、熱媒流路2に接続される部分で2方向に分岐した形状となっている。これにより、ベント用流路2aからループ状の熱媒流路2の最高位置に空気を流入させる際に、空気がベント用流路2aから2方向に向かって熱媒流路2に流入するようになっている。
また、本実施の形態において、ベント用流路2aと、ベント用流路2aから2方向に枝分かれした形状となる熱媒流路2のベント用流路2aに接続される部分は、それより傾斜下側の熱媒流路2に対して略鉛直方向に沿って立ち上がった状態となっており、この部分の熱媒の荷重により、僅かな圧で熱媒が逆流するのを防止する構造となっている。
熱媒流路2の一部としてのベント用流路2aには、熱媒の排出時に熱媒流路2に空気を導入するベント部15が設けられている。本実施の形態において、このベント部15は、熱媒排出装置30の一部として、ベント用弁15aと、逆止弁31とから構成されている。熱媒流路2からの熱媒の排出時にベント用弁15aを開放することによって、熱媒流路2に空気を導入するようになっている。なお、このベント用弁15aは電磁弁でもよいし、手動で開閉可能な弁でもよいが、停電時に弁を開放させるために手動でも開閉できるような電磁弁が好ましい。また、ベント用弁15aを電磁弁で構成する場合に、バックアップ電源としての電池を設けておき、停電時でも電池からの電力でベント用弁15aが作動可能な構成としてもよい。
逆止弁31は、後述のように熱媒の排出時に傾斜配管5側から熱媒流路2に圧がかかり、熱媒が排出方向に対して逆流する状態となった際に、熱媒のベント部15からの流出を防止する流出防止手段となっている。逆止弁31は、ベント用流路2aにおいて、ベント用弁15aの下側、すなわち、熱媒流路2側に配置されており、逆止弁31を超えないと、熱媒がベント用弁15aに至らないようになっている。また、逆止弁31は、図2において、熱媒または空気の上側から下側への流動を許可し、下側から上側への流動を阻止する。なお、本実施の形態において、熱媒排出装置30は、少なくとも太陽熱収集システムの熱媒流路2、ベント用流路2a、ベント部15(ベント用弁15a、逆止弁31)、傾斜配管5(傾斜配管5a、傾斜配管5b等)から構成される。なお、後述のドレイン容器16やポンプ20を含むものとしてもよい。
また、複数の太陽熱収集装置1のうち最も低い位置に配置されている太陽熱収集装置1の熱媒流路2が接続された位置より低い位置にドレイン容器16が配置されており、このドレイン容器16は傾斜配管5に接続されている。具体的には、傾斜配管5の右側端部の配管5cにドレイン容器16が接続されている。
配管5cの中央部には弁17が設けられ、この弁17より傾斜配管5a側の配管5cとドレイン容器16とが配管18aによって接続され、弁17より傾斜配管5b側の配管5cとドレイン容器16とが配管18bによって接続されている。なお、この弁17は通常は閉じた状態となっている。
また、配管18bと配管5cとの接続部には、図示しない弁が設けられている。そして、この弁を開放することによって、傾斜配管5bを流れる熱媒を配管5c、配管18bを介してドレイン容器16に受け入れることができるようになっている。
また、傾斜配管5aを流れる熱媒は配管5c,18aによって常にドレイン容器16に送り込まれるようになっている。
また、ドレイン容器16から熱媒をコールド側タンク6に送り出すポンプ20を備えている。ドレイン容器16には排出管21が接続されており、この排出管21の途中にポンプ20が設けられている。
一方、傾斜配管5a,5bの間に排出管22が傾斜配管5a,5bと平行に設けられ、この排出管22の一方の端部はコールド側タンク6に向けて折曲され、当該コールド側タンク6に接続されている。また、排出管22の他方の端部は排出管21と接続されている。
したがって、ドレイン容器16に受け入れられた熱媒は、ポンプ20によって排出管21,22を介してコールド側タンク6に送り出され、当該コールド側タンク6に貯留されるようになっている。
このような構成の熱媒排出装置30を備えた太陽熱収集システムでは、通常の運転時には、コールド側タンク6から前記図示しないポンプによって、熱媒が傾斜配管5aに送り込まれ、この傾斜配管5aから各太陽熱収集装置1の熱媒流路2に熱媒が送り込まれ、太陽光によって加熱された熱媒が傾斜配管5bから接続配管11を通ってホット側タンク7に貯留される。このホット側タンク7に貯留された熱媒が図示しない配管によって発電システムに送り込まれ、タービンによって発電する。発電に使用されて温度が低くなった熱媒は図示しない配管によってコールド側タンク6に戻され、再びコールド側タンク6から図示しないポンプによって、熱媒が傾斜配管5bに送り込まれて、前記と同様にして太陽熱収集装置1で熱媒が加熱され、この加熱された熱媒がホット側タンク7に貯留される。
このような工程を行うことによって、熱媒を発電システムに安定的に供給することが可能となる。すなわち、ホット側タンク7に貯留された熱媒は、発電システムの熱交換器に送られて、水を加熱して蒸気とし、発電システムのタービンを回転させて電力を発生するようになっている。発電システムで蒸気を発生させるのに使用されて温度が低下した熱媒はコールド側タンク6に戻される。
また、傾斜配管5aを流れる熱媒の一部は配管5c、18aを介してドレイン容器16に送り込まれるとともに、このドレイン容器16からポンプ20によって排出管21,22を介してコールド側タンク6に送り出され、当該コールド側タンク6に貯留される。
一方、例えばメンテナンス時や停電等によって熱媒流路2を流れる熱媒に温度低下が生じて固化する虞がある場合、熱媒流路2から熱媒を以下のようにして排出する。
まず、各太陽熱収集装置1の熱媒流路2の最高位置に設けられたベント部15のベント用弁15aを開放して熱媒流路2に空気を導入するとともに、配管18bと配管5cとの接続部に設けられた弁を開放する。
すると、各太陽熱収集装置1の熱媒流路2から傾斜配管5(5a,5b)に熱媒が重力によって流れ込み、さらにこの熱媒が重力によって傾斜配管5(5a,5b)を流れて、配管18a,18bを介してドレイン容器16に受け入れられる。
ドレイン容器16に受け入れられた熱媒はポンプ20によってコールド側タンク6に排出管21,22を介して送り出され、当該コールド側タンク6に貯留される。
したがって、複数の太陽熱収集装置1から排出される熱媒を、コールド側タンク6を太陽熱収集装置1より低い位置に設置することなく、太陽熱収集装置1から熱媒を重力によって排出できる。
ここで、各太陽熱収集装置1において熱媒流路2のベント用弁15aを略同時に開放した場合に、各太陽熱収集装置1の熱媒流路2から略同時に傾斜配管5に熱媒が流入することになる。この場合に、各太陽熱収集装置1の熱媒流路2が同じ傾斜配管5に接続されていることから、例えば、傾斜配管5の傾斜の上側に接続された複数の熱媒流路2から流入する熱媒により、その熱媒流路2より傾斜配管5の傾斜下側に接続された熱媒流路2には、圧がかかり、熱媒が熱媒流路2の熱媒の排出方向(傾斜下側に向かう方向)に対して逆流する虞がある。
この場合に、傾斜配管5から熱媒が逆流した状態に流入した熱媒流路2では、ベント用弁15aから熱媒が流出する虞があるが、ベント部15に流出防止手段としての逆止弁31が設けられているので、熱媒は逆止弁31を超えてベント部15から流出することができない。また、傾斜配管5の傾斜上側に接続された熱媒流路2の熱媒が排出されていくにつれて、傾斜配管5の傾斜下側に接続される熱媒流路2にかかる圧が減少し、熱媒が流下可能な状態となる。このような状況となった熱媒流路2において、ベント用弁15aは、既に開放した状態なので、圧が下がることにより、熱媒の排出が開始されることになる。すなわち、ベント用弁15aを開とすれば、熱媒流路2の圧が大気圧以下に下がった際に自動的に熱媒流路2からの熱媒の流出が開始される。
これにより、ベント部15から熱媒が流出するのを防止しつつ、できるだけ速やかに熱媒の排出を行うことができる。
また、傾斜配管5および熱媒流路2を流れる熱媒は、それが固化しないような温度に保持されるとともに、ドレイン容器16内は、当該ドレイン容器16内に受け入れた熱媒が固化しない温度に保温されている。つまり、傾斜配管5および熱媒流路2からの放熱量を考慮して熱媒が固化しないように、その流量が決定されるとともに、コールド側タンク6、ホット側タンク7およびドレイン容器16が保温される。
したがって、熱媒を固化させることなく、太陽熱収集装置1の熱媒流路2から熱媒を重力によってドレイン容器16に受け入れることができるとともに、当該ドレイン容器16からコールド側タンク6に熱媒を送り出して、当該コールド側タンク6で固化されることなく貯留できる。
(第2の実施の形態)
図3は、第2の実施の形態の熱媒排出装置30aを含む太陽熱収集システムの要部の概略構成を示すものである。この図に示す熱媒排出装置30aが前記第1の実施の形態の熱媒排出装置30と異なる点は、ベント部15の構造であるので、以下ではこの点について説明し、第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付してその説明を省略ないし簡略化する。
第2の実施の形態のベント部15は、第1の実施の形態と同様の構造となっているベント用流路2aに設けられている。ベント用流路2aには、電磁弁(電子制御弁)としてのベント用弁15bが設けられるとともに、ベント用弁15bより下側の熱媒流路2側に圧力計32(圧力計測手段)が設けられている。この圧力計32は、熱媒流路2に連通するベント用流路2a内の圧力を測定するためのものである。
ベント用弁15bは、前記圧力計32から出力される圧力の値に基づいて開閉制御されるようになっている。
例えば、圧力計32の値が大気圧より高い場合に、ベント用弁15bが閉となり、大気圧以下の場合に、ベント用弁15bが開となるように制御される。上述のように傾斜配管5側から熱媒が熱媒流路2側に逆流する場合には、傾斜配管5からの圧力により熱媒流路2内の圧力は、大気圧より高くなり、この場合には、ベント用弁15bが閉となり、ベント部15からの熱媒の流出が阻止される。したがって、圧力計32の圧力の測定値によって制御可能なベント用弁15bと、圧力計32とからベント部15における熱媒の流出を防止する流出防止手段が構成される。
ベント用弁15bの制御方法は、例えば、太陽熱収集システムの通常運転時に常時閉とし、熱媒の排出時にだけ、圧力計32から出力される測定値の信号に開閉が制御されることになる。すなわち、熱媒排出時に電子制御弁としてのベント用弁15bがオンとなり、ベント用弁15bが圧力計32で測定された圧力値に制御される状態となる。
なお、ベント用弁15b、圧力計32、図示しない制御装置は、バックアップ電源としての電池により停電時も作動可能になっている。なお、制御装置は、例えば、ベント用弁15bまたは圧力計32の少なくとも一方に含まれる構造となっていてもよい。
ベント用弁15bの制御装置は、ベント用弁15bが閉の状態でオンとなると、圧力計32の測定値が大気圧より低い陰圧ならば、ベント用弁15bを開とし、測定値が大気圧または大気圧以上の陽圧ならば、ベント用弁15bを閉の状態に維持する。この場合には、圧力計32の測定値が大気圧に下がるまで閉の状態が保持され、大気圧より低くなった場合に開となる。なお、大気圧としては、実際の現状の気圧を大気圧として用いてもよいが、略大気圧となる所定の圧の値を制御に用いてもよい。なお、ベント用弁15bからの熱媒の流出を確実に防止するためには、実際の大気圧より少しだけ低い値を上述の所定の圧の値とし、所定の圧の値より圧力計32の測定値が低くなった場合にだけ、ベント用弁15bを開とすることが好ましい。
ここで、ベント用弁15bが閉じた状態では、傾斜配管5に熱媒流路2が接続される部分の圧がベント用流路2aの圧力計32の圧と略等しくなり、容易に熱媒が逆流する状態か否かを判定することができる。
また、ベント用弁15bが開放されると、圧も開放されるので、一度ベント用弁15bを開放した後に、熱媒が逆流する状態となった場合には、閉の場合よりも小さな圧力の変化に基づいてベント用弁15bの開閉を制御する。なお、圧力計32の設置位置は、ベント用流路2aに限定されるものではなく、例えば、熱媒流路2の傾斜配管5に接続される端部に設けてもよい。この場合に、ベント用弁15bが開放された状態でも、熱媒逆流時の圧力変化が大きく、制御が容易になる。なお、圧力計32の設置位置は、ベント用流路2aや熱媒流路2の端部に限定されるものではなく、熱媒流路2のいずれに設けるものとしてもよい。
このような第2の実施の形態の熱媒排出装置30aにおいても、熱媒排出時にベント部15から熱媒が流出するのを防止することができる。また、熱媒が逆流しない状態、すなわち、熱媒流路2が大気圧以下となる場合に、自動的にベント用弁15bが開放して、熱媒流路2からの熱媒の排出が開始される。したがって、熱媒を速やかに排出することができる。
なお、上述の各実施の形態では、熱媒として硝酸ナトリウムと硝酸カリウムとの混合物からなる溶融塩を使用した場合を例にとって説明したが、熱媒は他の溶融塩やその他の液体金属や水溶液等であってもよいし、さらにオイル等であってもよい。
1 太陽熱収集装置
2 熱媒流路
2a ベント用流路
5 傾斜配管(熱媒循環用配管)
15 ベント部
15a ベント用弁
15b ベント用弁(流出防止手段)
30 熱媒排出装置
30a 熱媒排出装置
31 逆止弁(流出防止手段)
32 圧力計(流出防止手段:圧力計測手段)

Claims (4)

  1. 太陽熱により熱媒を加熱する太陽熱収集装置に前記熱媒を流す熱媒流路から前記熱媒を排出させる熱媒排出装置であって、
    前記熱媒流路は、前記熱媒の排出先となる被排出部に接続され、当該熱媒流路内の前記熱媒を前記被排出部に流下させるための高低差が前記熱媒流路に設けられ、前記熱媒流路の最も高い部分に前記熱媒を排出する際に空気を取り入れる開閉可能なベント部が設けられ、
    前記熱媒流路の前記熱媒が当該熱媒の排出方向に対して逆流する場合に、前記ベント部を閉とする流出防止手段が設けられていることを特徴とする熱媒排出装置。
  2. 前記被排出部に複数の前記太陽熱収集装置それぞれの前記熱媒流路が接続され、これら熱媒流路のうちの少なくとも1つに前記流出防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の熱媒排出装置。
  3. 前記熱媒流路の前記熱媒が当該熱媒の排出方向に対して逆流する場合に、前記流出防止手段として前記ベント部を閉とする逆止弁が前記ベント部に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱媒排出装置。
  4. 前記流出防止手段として、前記熱媒流路内の圧力を計測する圧力計測手段と、前記圧力計測手段に計測された圧力が陽圧の場合に前記ベント部を閉とする弁が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱媒排出装置。
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