JP2015190639A - 空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な構成とならずに、フィルタにおける塵埃の堆積度合いを精度良く検出することができる空調装置を提供する。【解決手段】フィルタを透過した空気の状態を調整する機能部が内蔵された空調装置本体と、フィルタに光を照射する発光部と、発光部から照射された光を反射する反射部と、反射部で反射された前記発光部からの反射光を受光する第1受光部と、第1受光部が受光した受光量に基づいて、フィルタにおける塵埃の堆積度合いを判定し、その判定結果に対応した制御を実行する制御部と、を備えた、発光部及び第1受光部は、空調装置本体に配設され、発光部及び反射部は、フィルタを挟んで配設されることで、複雑な構成とならずに、フィルタにおける塵埃の堆積度合いを精度良く検出することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、室内の空調を行う空調装置に関する。
従来の空調装置は、空気の吸込口及び吹出口を形成した筐体を備え、吸込口から吸い込まれた空気の温度、湿度等を循環冷媒によって調整し、温度及び湿度が調整された空気を吹出口から送風するように構成されている。また、塵埃の侵入を防ぐために吸込口を覆うフィルタを備えている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、特許文献1に記載の空調装置では、フィルタに堆積した塵埃を検出する反射型のフォトインタラプタを備え、フォトインタラプタの検出結果に基づいて、フィルタに塵埃が堆積しているか否かを判定し、その判定に対応する制御を実行するように構成されている。これにより、フィルタに堆積した塵埃の堆積量を検出し、フィルタの清掃に係る処理を実行することができる。また、運転積算時間を計時する計時部を備え、予め記憶した所定時間を計時した場合、フィルタの清掃を促すように構成される空調装置に比べ、フィルタ清掃の誤報を防ぐことができる。
特開2007−333236号公報 特開昭63−190613号公報
しかしながら、例えば、特許文献1に記載の空調装置においては、フォトインタラプタは、フィルタに光を照射する発光部と、フィルタで反射された反射光を受光する受光部とを備えており、発光部及び受光部は、フィルタの背面側及びフィルタより吸込口側のいずれか一方に配設されている。そのため、部品のばらつきや塵埃の付着の仕方の違いによって受光部が受光する受光量のばらつきが生じることで、誤動作を発生する畏れがある。
一方で、例えば、特許文献2に記載の空調装置においては、発光部と、発光部が発光した光を受光する受光部とを備えており、発光部及び受光部は、フィルタを挟んで対向する位置に配設されている。これにより、部品のばらつきや塵埃の付着の仕方の違いによって受光部が受光する受光量のばらつきが生じることで誤動作が発生してしまうことを抑制することができる。
しかしながら、例えば、特許文献2に記載の空調装置においては、発光部及び受光部は、フィルタを挟んで対向する位置に配設するために、発光部及び受光部のうちいずれか一方を、空調装置の筐体以外の部材、すなわち筐体に対して取り外し可能な部材に取り付けるか、筐体の形状を例えば断面がコの字形状などの形状となるように形成する必要がある。前者の場合、配線を引きまわさなければならず、空調装置を設置する際の手間がかかるという問題がある。また後者の場合、複雑な形状となってしまうという問題がある。つまり、発光部及び受光部は、フィルタを挟んで対向する位置に配設するためには、複雑な構成となってしまうという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、複雑な構成とならずに、フィルタにおける塵埃の堆積度合いを精度良く検出することができる空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を実現するため、本発明のうち第1の態様に係る空調装置においては、空気を吸い込む吸込口と、取り外し可能に設けられ、前記吸込口から空気と共に吸い込まれた塵埃を捕集するフィルタと、前記吸込口から吸い込まれ、前記フィルタを通過した空気を吹き出す吹出口とを備え、前記フィルタを透過した空気の状態を調整して送風する空調装置において、前記フィルタを透過した空気の状態を調整する機能部が内蔵された空調装置本体と、前記フィルタに光を照射する発光部と、前記発光部から照射された光を反射する反射部と、前記反射部で反射された前記発光部からの反射光を受光する第1受光部と、前記第1受光部が受光した受光量に基づいて、前記フィルタにおける塵埃の堆積度合いを判定し、その判定結果に対応した制御を実行する制御部と、を備え、前記発光部及び前記第1受光部は、前記空調装置本体に配設され、前記発光部及び前記反射部は、前記フィルタを挟んで配設されることを特徴とする。
このような構成の空調装置によれば、発光部及び第1受光部は、空調装置本体に配設され、発光部及び反射部はフィルタを挟んで配設される。これにより、発光部から照射された光はフィルタを透過して反射部により反射され、その反射された反射光を第1受光部は受光することとなる。よって、複雑な構成とならずに、フィルタにおける塵埃の堆積度合いを精度良く検出することができる。
本発明のうち第2の態様に係る空調装置は、前記発光部は、前記フィルタよりも下流側に配設され、前記第1受光部は、前記フィルタよりも下流側であって、前記発光部に対し前記フィルタの平面方向に沿って所定間隔をあけて配設され、前記反射部は、前記フィルタよりも上流側であって、前記発光部から照射された光を反射角が鋭角となる位置に配設されることを特徴とする。
このような構成の空調装置によれば、発光部は、フィルタよりも下流側に配設され、第1受光部は、フィルタよりも下流側であって、発光部に対しフィルタの平面方向に沿って所定間隔をあけて配設され、反射部は、フィルタよりも上流側であって、発光部から照射された光を反射角が鋭角となる位置に配設される。これにより、発光部から照射された光はフィルタの2箇所を透過することとなる。よって、発光部から照射された光がフィルタの1箇所を透過する場合と比べて、フィルタにおける塵埃の堆積度合いを精度良く検出することができる。
本発明のうち第3の態様に係る空調装置は、前記制御部は、前記第1受光部が受光した受光量が前記堆積度合い判定領域内である場合に、前記フィルタにおける塵埃の堆積度合いを判定することを特徴とする。
このような構成の空調装置によれば、制御部は、第1受光部が受光した受光量が詰まり判定領域内である場合に、フィルタにおける塵埃の堆積度合いを判定する。そのため、第1受光部が受光した受光量に基づいて、フィルタにおける塵埃の堆積度合いを判定することができる。
本発明のうち第4の態様に係る空調装置は、前記フィルタよりも上流側に配設され、空調装置本体に対し取り付け位置から非取り付け位置へと移動可能な表面パネルを備え、前記反射部は、前記表面パネルに配設され、前記制御部は、前記第1受光部が受光した受光量が、前記堆積度合い判定領域よりも低いパネル有無判定領域内である場合に、前記表面パネルが取り付けられた状態でないと判定し、その判定結果に対応した制御を実行することを特徴とする。
このような構成の空調装置によれば、反射部は表面パネルに配設され、制御部は、第1受光部が受光した受光量が、堆積度合い判定領域内よりも低いパネル有無判定領域内である場合に、表面パネルが空調装置本体に対し取り付けられた状態でない、すなわち表面パネルが空調装置本体に対し取り付け位置にないと判定し、その判定結果に対応した制御を実行する。これにより、第1受光部が受光した受光量に基づいて、表面パネルが空調装置本体に対し取り付けられた状態でないことを判定することができるとともに、フィルタにおける塵埃の堆積度合いを精度良く検出することができる。
本発明のうち第5の態様に係る空調装置は、前記制御部は、前記第1受光部が受光した受光量が、前記堆積度合い判定領域内よりも高いフィルタ有無判定領域内である場合に、前記フィルタが取り外された状態であると判定し、その判定結果に対応した制御を実行することを特徴とする。
このような構成の空調装置によれば、制御部は、第1受光部が受光した受光量が、堆積度合い判定領域内よりも高いフィルタ有無判定領域内である場合に、フィルタが取り外された状態であると判定し、その判定結果に対応した制御を実行する。これにより、第1受光部が受光した受光量に基づいて、フィルタが取り外された状態であることを判定することができるとともに、フィルタにおける塵埃の堆積度合いを精度良く検出することができる。
本発明のうち第6の態様に係る空調装置は、前記フィルタで反射された前記発光部からの反射光を受光する第2受光部を備え、前記第2受光部は、前記フィルタに対し前記発光部が配設される側に配設され、前記制御部は、前記第1受光部が受光した受光量が前記パネル有無判定領域内であり且つ前記第2受光部が受光した受光量が第1閾値よりも低い場合に、前記表面パネルが取り付けられた状態でないと判定することを特徴とする。
このような構成の空調装置によれば、フィルタで反射された発光部からの反射光を受光する第2受光部を備え、第2受光部は、フィルタに対し発光部が配設される側に配設され、制御部は、第1受光部が受光した受光量がパネル有無判定領域内であり且つ第2受光部が受光した受光量が第1閾値よりも低い場合に、表面パネルが取り付けられた状態でないと判定する。すなわち、第2受光部が受光した受光量も踏まえて、表面パネルが取り付けられた状態でないことを判定することができる。そのため、より精度良く表面パネルが取り付けられた状態でないことを判定することができる。その結果、フィルタにおける塵埃の堆積度合いをより精度良く検出することができる。
本発明のうち第7の態様に係る空調装置は、前記制御部は、前記第1受光部が受光した受光量が前記フィルタ有無判定領域内であり且つ前記第2受光部が受光した受光量が前記第1閾値よりも低い場合に、前記フィルタが取り外された状態であると判定することを特徴とする。
このような構成の空調装置によれば、制御部は、第1受光部が受光した受光量がフィルタ有無判定領域内であり且つ第2受光部が受光した受光量が第1閾値よりも低い場合に、フィルタが取り外された状態であると判定する。すなわち、第2受光部が受光した受光量も踏まえて、フィルタが取り外された状態であることを判定することができる。そのため、より精度良くフィルタが取り外された状態であることを判定することができる。その結果、フィルタにおける塵埃の堆積度合いをより精度良く検出することができる。
本発明のうち第8の態様に係る空調装置は、前記フィルタは、前記フィルタを取り外す際に、前記発光部、前記第1受光部、及び前記反射部のうち少なくとも1つに付着した塵埃を除去するブラシを有することを特徴とする。
このような構成の空調装置によれば、フィルタを取り外す際に、発光部、第1受光部、及び反射部のうち少なくとも1つに付着した塵埃を除去するブラシを有するため、フィルタが取り外されると同時に、発光部、第1受光部、及び反射部のうち少なくとも1つに付着した塵埃を除去することができる。よって、付着した塵埃による誤判定を抑制することができる。
本発明の態様によれば、複雑な構成とならずに、フィルタにおける塵埃の堆積度合いを精度良く検出することができる空調装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る空調装置を天井パネルに取り付けた状態を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る空調装置の発光部、受光部、反射部の配置関係を示す部分拡大図である。 本発明の実施の形態に係る空調装置のフィルタのブラシを示す部分拡大図である。 本発明の実施の形態に係る空調装置のフィルタにおける塵埃の堆積度合い判定動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る発光部、受光部、反射部の配置関係の第1の変形例を示す部分拡大図である。 本発明の実施の形態に係る発光部、受光部、反射部の配置関係の第2の変形例を示す部分拡大図である。 本発明の実施の形態に係る発光部、受光部、反射部の配置関係の第3の変形例を示す部分拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
まず、本発明の実施の形態に係る空調装置について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る空調装置を天井パネルに取り付けた状態を模式的に示す図である。
図1に示すように、空調装置1は、空調装置本体2と、表面パネル10と、から構成される。空調装置本体2は、全体が略直方体となるように形成されており、その内部に、室内の空気の状態を調整して送風する機能部を有している。ここで、空気の状態の調整とは、具体例として、温度調整、湿度調整、ミスト混合やイオン混合などがある。空調装置本体2の底面は開放されており、側面(側壁)の下端部にはフランジ3が形成されている。
空調装置本体2は、上方から見た場合において、フランジ3を除く部分の外形が天井パネル20の開口部20aよりもわずかに小さくなるように形成されている。また、フランジ3の外形は、開口部20aよりも大きく形成されている。
空調装置1を天井パネル20に取り付ける際は、空調装置本体2を天井パネル20の下方から開口部20aに挿入した後、フランジ3と天井パネル20とを図示しないボルトで固定する。更に、フランジ3を覆うように表面パネル10を取り付けた後、表面パネル10をフランジ3に対して図示しないボルトで固定する。このように、表面パネル10は空調装置本体2に取り付けられている。
空調装置本体2の内部、すなわち表面パネル10の上方には、吸込口12と吹出口14とを連通させる内部流路4が形成されている。内部流路4は、吸込口12から吸い込んだ空気が吹出口14へと流れるための流路である。なお、本願明細書では、「上流」、「下流」という語句は、吸込口12から吹出口14へ向かう気流の方向を基準としている。
ファン6は内部流路4に配置された送風機であって、内部流路4における空気の流れを発生させるものである。ファン6の上部には、ファン6を回転駆動するファンモータ7が設けられている。ファン6は、複数の羽根を円形に並べた所謂シロッコファンと呼ばれるものである。ファンモータ7が回転すると、ファン6が回転駆動され、ファン6の下方から空気を吸い込み、ファン6の側面から水平方向に空気が放出される。
ファン6よりも下流側を流れる空気は、ヒータ8を経由して吹出口14を通過し、室内に吹き出る。ヒータ8は、整風板9の直上に配置された電気ヒータであって、吹出口14から吹き出す空気を加熱するものである。ヒータ8は常に空気を加熱するものではなく、空調装置1の運転モードに応じて、図示しない制御部により加熱のON/OFFが適宜制御される。
空調装置本体1には、ファンモータ7及びヒータ8の動作を制御する制御部(図示しない)を有している。
このように、本実施形態では、室内の空気の状態を調整して送風する機能部として、ファン6、ファンモータ7、ヒータ8、制御部(図示なし)が内蔵されている。
表面パネル10は、フィルタ16よりも上流側に配設されており、空調装置本体1に対し、取り付け位置から非取り付け位置へと可動である。表面パネル10は、空気を吸い込む吸込口12と、吸込口12から吸い込まれ、フィルタを通過した空気を吹き出す吹出口14と、フィルタ16と、を備えている。なお、表面パネル10は、空調装置本体1に対して表面パネル10の全体を取り付け位置から非取り付け位置へと可動なものでもよいし、空調装置本体1に対して表面パネル10の一部は軸などにより固定し、その他の部分を取り付け位置から非取り付け位置へと開閉可動なものであってもよい。言い換えると、表面パネル10は、空調装置本体1に対して表面パネル10の全体を取り外すことができるものでもよいし、空調装置本体1に対して開閉可能とすることで表面パネル10の一部を取り外すことができるものでもよい。
フィルタ16は、吸込口12から空気と共に吸い込まれた塵埃を捕集するためのものであり、ファン6よりも上流側で且つ吸込口12よりも下流側に配設されている。フィルタ16は、表面パネル10に対して取り外し可能に設けられている。なお、本実施形態では、フィルタ16は、表面パネル10に対して取り外し可能に設けられているが、例えば、表面パネル10とは別の部材に取り付けられていてもよい。
なお、図1において図示を省略しているが、空調装置本体1は、発光部31と、反射部32と、第1受光部33と、第2受光部34と、を備えている。発光部31は、フィルタ16に光を照射するものである。反射部32は、発光部31から照射された光を反射するものである。第1受光部33は、反射部32で反射された発光部31からの反射光を受光するものである。第2受光部34は、フィルタ16で反射された発光部31からの反射光を受光するものである。なお、それぞれの配置関係については、後述する。制御部(図示なし)は、第1受光部33が受光した受光量に基づいて、フィルタ16における塵埃の堆積度合いを判定し、その判定結果に対応した制御を実行する。
次に、本発明の実施の形態に係る空調装置の発光部、受光部、反射部の配置関係について、図2および図3を参照して説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る空調装置の発光部、受光部、反射部の配置関係を示す部分拡大図である。図3は、本発明の実施の形態に係る空調装置のフィルタのブラシを示す部分拡大図である。なお、図2に示す矢印は、最大指向方向を示している。
図2および図3に示すように、発光部31及び第1受光部33は、空調装置本体1に配設され、フィルタ16よりも下流側に配設されている。第1受光部33は、発光部31に対しフィルタ16の平面方向に沿って所定間隔をあけて配設されている。第2受光部34は、フィルタ16に対し発光部31が配設される側、すなわちフィルタ16よりも下流側に配設されている。
反射部32は、フィルタ16よりも上流側の表面パネル10に配設されている。すなわち、反射部32は、発光部31とはフィルタ16を挟んで配設されている。反射部32は、発光部31から照射された光を反射角が鋭角となる位置に配設される。言い換えると、発光部31から照射された光の最大指向方向と、反射部32から反射された反射光の最大指向方向とが同じ直線上とならないように、反射部32は配設される。
図4に示すように、フィルタ16は、フィルタ16を取り外す際に、発光部31、反射部32、第1受光部33、および第2受光部34に付着した塵埃を除去するブラシ17を有する。ブラシ17は、フィルタ16の取り外し方向(図4示す矢印の方向)とは、反対側の端部に設けられている。そのため、フィルタ16を表面パネル10から取り外すために、フィルタ16を取り外し方向へ移動させフィルタ16を取り外す際に、ブラシ17が発光部31、反射部32、第1受光部33、および第2受光部34のそれぞれの表面に接触してそれぞれに付着した塵埃を除去することができる。
次に、本発明の実施の形態に係る空調装置のフィルタにおける塵埃の堆積度合い判定動作手順について、図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る空調装置のフィルタにおける塵埃の堆積度合い判定動作を示すフローチャートである。
図4に示すように、制御部は、所定のタイミングで発光部を発光させる(ステップS10)。所定のタイミングとは、空調装置1の操作を行う図示しないリモコンから信号を受信した場合や、空調装置1の駆動時間が所定時間を越えた場合などである。
次に、制御部は、第1受光部33及び第2受光部34がそれぞれ受光した光の強度(受光量)を演算する(ステップS12)。そして、制御部は、第1受光部33の受光量が堆積度合い判定領域内か否か判断する(ステップS14)。第1受光部33の受光量が堆積度合い判定領域内であると判断すると(ステップS14−Yes)、制御部は、フィルタ16における塵埃の堆積度合いを判定する(ステップS16)。続いて、制御部は、塵埃の堆積度合いの判定結果に対応した制御を実行する(ステップS18)。そして、フィルタ16における塵埃の堆積度合い判定を終了する。
ここで、発光部31が発光した光は、フィルタ16で反射するかフィルタ16を透過する。フィルタ16を透過した光は、反射部32で反射し、この反射光を第1受光部33が受光する。そのため、第1受光部33は受光する受光量は、フィルタ16における塵埃の堆積度合いにより変化するものである。具体的には、フィルタ16における塵埃の堆積度合いが高い場合は、フィルタ16に堆積した塵埃によりフィルタ16を透過する光が少なくなるため、第1受光部33が受光する受光量は、小さくなる(少なくなる)。一方、フィルタ16における塵埃の堆積度合いが少ない場合は、第1受光部33が受光する受光量は、フィルタ16における塵埃の堆積度合いが高い場合に比べて大きくなる(多くなる)。なお、塵埃の堆積度合いの判定結果に対応した制御とは、例えば、塵埃の堆積度合いの判定結果により、フィルタ16における塵埃の堆積度合いが高いと判断した場合、ランプの点灯や音などにより使用者へ清掃を促す制御や、ファン6の回転を調整する制御、ヒータ8の出力を調整する制御などである。
一方、ステップS14において、第1受光部33の受光量が堆積度合い判定領域内でないと判断すると(ステップS14−No)、制御部は、第1受光部33の受光量がパネル有無判定領域内であるか否かを判断する(ステップS20)。パネル有無判定領域とは、堆積度合い判定領域よりも低い領域である。第1受光部33の受光量がパネル有無判定領域内であると判断すると(ステップS20−Yes)、制御部は、第2受光部34の受光量が第1閾値よりも低いか否かを判断する(ステップS22)。第2受光部34の受光量が第1閾値よりも低いと判断すると(ステップS22−Yes)、制御部は、表面パネル10が取り付けられた状態でないと判定し、その判定結果に対応した制御を実行する(ステップS24)。そして、フィルタ16における塵埃の堆積度合い判定を終了する。一方、ステップS22において、第2受光部34の受光量が第1閾値よりも高いと判断すると(ステップS22−No)、制御部は、フィルタ16における塵埃の堆積度合いが高い場合の制御を実行する(ステップS26)。具体的には、例えば、フィルタ16の清掃を使用者に促す制御を実行する。そして、フィルタ16における塵埃の堆積度合い判定を終了する。
ここで、第1受光部33が受光した受光量が堆積度合い判定閾値よりも低い場合、2つの原因が考えられる。1つ目は、フィルタ16における塵埃の堆積度合いが高いこと、2つ目は、表面パネル10が取り付けられた状態でないことである。
発光部31が発光した光は、フィルタ16で反射するかフィルタ16を透過する。フィルタ16で反射した反射光は、第2受光部34が受光する。そのため、第2受光部が受光する受光量は、フィルタ16が取り付けられた状態でない場合に小さくなる(少なくなる)。
よって、第2受光部34が受光した受光量が第1閾値よりも低い場合、第1受光部33が受光した受光量が低い原因は、表面パネル10が取り付けられた状態でないことであると判定することができる。一方、第2受光部34が受光した受光量が第1閾値よりも高い場合、フィルタ16における塵埃の堆積度合いが高いことであると判定することができる。なお、表面パネル10が取り付けられた状態でないという判定結果に対応した制御とは、例えば、ランプの点灯や音などにより、表面パネル10が取り付けられた状態でないことを使用者に報知する制御、動作を禁止する制御、動作を停止する制御などである。
一方、ステップS20において、第1受光部33の受光量がパネル有無判定領域内でないと判断すると(ステップS20−No)、制御部は、第2受光部34の受光量が第1閾値よりも低いか否かを判断する(ステップS28)。ここで、本実施形態では、第1受光部33の受光量の領域を、第1受光部33の受光量に応じて、塵埃の堆積度合いを判定する堆積度合い判定領域と、この堆積度合い判定領域よりも受光量の高い領域であるフィルタ有無判定領域と、堆積度合い判定領域よりも受光量が低いパネル有無判定領域と、の3つの領域に分けている。そのため、第1受光部33の受光量が堆積度合い判定領域内でなく且つパネル有無判定領域内でないということは、フィルタ有無判定領域内であるということである。
第2受光部34の受光量が第1閾値よりも低いと判断すると(ステップS28−Yes)、制御部は、フィルタ16が取り外された状態であると判定し、その判定結果に対応した制御を実行する(ステップS30)。そして、フィルタ16における塵埃の堆積度合い判定を終了する。一方、ステップS28において、第2受光部34の受光量が第1閾値よりも高いと判断すると(ステップS22−No)、制御部は、フィルタ16における塵埃の堆積度合いが低い場合の制御を実行する(ステップS32)。具体的には、例えば、フィルタ16が正常であることを報知する制御を実行する。そして、フィルタ16における塵埃の堆積度合い判定を終了する。
ここで、第1受光部33が受光した受光量が比較的高い場合、2つの原因が考えられる。1つ目は、フィルタ16における塵埃の堆積度合いが低いこと、2つ目は、フィルタ16が取り外されている状態であることである。
よって、第2受光部34が受光した受光量が第1閾値よりも低い場合、第1受光部33が受光した受光量が低い原因は、フィルタ16が取り外されている状態であることであると判定することができる。一方、第2受光部34が受光した受光量が第1閾値よりも高い場合、フィルタ16における塵埃の堆積度合いが低いことであると判定することができる。なお、フィルタ16が取り外された状態であるという判定結果に対応した制御とは、例えば、ランプの点灯や音などにより、フィルタ16が取り外された状態であることを使用者に報知する制御、動作を禁止する制御、動作を停止する制御などである。
なお、本実施形態では、ステップS20において、第1受光部の受光量がパネル有無判定領域内であるか否かについて判断したが、ステップS20において、第1受光部の受光量がフィルタ有無判定領域内であるか否かについて判断してもよい。
以上のように、本実施形態に係る空調装置1では、発光部31および第1受光部33は、空調装置本体2に配設され、発光部31および反射部32はフィルタ16を挟んで配設される。これにより、発光部31から照射された光はフィルタ16を透過して反射部32により反射され、その反射された反射光を第1受光部33は受光することとなる。よって、複雑な構成とならずに、フィルタ16における塵埃の堆積度合いを精度良く検出することができる。
また、本実施形態に係る空調装置1では、発光部31は、フィルタ16よりも下流側に配設され、第1受光部33は、フィルタ16よりも下流側であって、発光部31に対しフィルタの平面方向に沿って所定間隔をあけて配設され、反射部32は、フィルタ16よりも上流側であって、発光部31から照射された光を反射角が鋭角となる位置に配設される。これにより、発光部31から照射された光はフィルタ16の2箇所を透過することとなる。よって、発光部31から照射された光がフィルタの1箇所を透過する場合と比べて、フィルタ16における塵埃の堆積度合いを精度良く検出することができる。
また、本実施形態に係る空調装置1では、制御部は、第1受光部33が受光した受光量が堆積度合い判定領域内である場合に、フィルタ16における塵埃の堆積度合いを判定する。これにより、第1受光部33が受光した受光量に基づいて、フィルタ16における塵埃の堆積度合いを判定することができる。
また、本実施形態に係る空調装置1では、反射部32は表面パネル10に配設され、制御部は、第1受光部33が受光した受光量が、堆積度合い判定領域内よりも低いパネル判定領域内である場合に、表面パネル10が取り付けられた状態でないと判定し、その判定結果に対応した制御を実行する。これにより、第1受光部33が受光した受光量に基づいて、表面パネル10が取り付けられた状態でないことを判定することができるとともに、フィルタ16における塵埃の堆積度合いを精度良く検出することができる。
また、本実施形態に係る空調装置1では、フィルタ16で反射された発光部31からの反射光を受光する第2受光部34を備え、第2受光部34は、フィルタ16に対し発光部31が配設される側に配設され、制御部は、第1受光部33が受光した受光量が堆積度合い判定領域よりも低いパネル判定領域内であり且つ第2受光部34が受光した受光量が第1閾値よりも低い場合に、表面パネル10が取り付けられた状態でないと判定する。すなわち、第2受光部34が受光した受光量も踏まえて、表面パネル10が取り付けられた状態でないことを判定することができる。そのため、より精度良く表面パネル10が取り付けられた状態でないことを判定することができる。その結果、フィルタ16における塵埃の堆積度合いをより精度良く検出することができる。
また、本実施形態に係る空調装置1では、制御部は、第1受光部33が受光した受光量が、堆積度合い判定領域内よりも高いフィルタ判定領域内である場合に、フィルタ16が取り外された状態であると判定し、その判定結果に対応した制御を実行する。これにより、第1受光部33が受光した受光量に基づいて、フィルタ16が取り外された状態であることを判定することができるとともに、フィルタ16における塵埃の堆積度合いを精度良く検出することができる。
また、本実施形態に係る空調装置1では、制御部は、第1受光部33が受光した受光量が堆積度合い判定領域よりも高いフィルタ判定領域内であり且つ第2受光部34が受光した受光量が第1閾値よりも低い場合に、フィルタ16が取り外された状態であると判定する。すなわち、第2受光部34が受光した受光量も踏まえて、フィルタ16が取り外された状態であることを判定することができる。そのため、より精度良くフィルタ16が取り外された状態であることを判定することができる。その結果、フィルタ16における塵埃の堆積度合いをより精度良く検出することができる。
また、本実施形態に係る空調装置1では、フィルタ16を取り外す際に、発光部31、反射部32、第1受光部33、および第2受光部34のそれぞれに付着した塵埃を除去するブラシを有するため、フィルタ16が取り外されると同時に、発光部31、反射部32、第1受光部33、および第2受光部34のそれぞれに付着した塵埃を除去することができる。よって、付着した塵埃による誤判定を抑制することができる。
なお、本実施形態に係る空調装置1の発光部、受光部、反射部の配置関係は、本実施形態に係る空調装置1のように、発光部31から照射された光はフィルタ16の2箇所を透過するためには、発光部31、第1受光部33、および第2受光部34がフィルタ16より下流側に配設され、反射部32がフィルタ16よりも上流側に配設さえることが望ましが、これに配置関係に限定されない。例えば、図5に示す配置関係でもよい。図5は、本発明の実施の形態に係る発光部、受光部、反射部の配置関係の第1の変形例を示す部分拡大図である。なお、図5に示す矢印は、最大指向方向を示している。
以下、図5を参照して、本発明の実施形態に係る発光部、受光部、反射部の配置関係の第1の変形例について説明する。
図5に示すように、発光部31及び第1受光部33は、空調装置本体1に配設されている。発光部31は、フィルタ16よりも下流側に配設されており、第1受光部33は、フィルタ16よりも上流側に配設されている。第2受光部34は、フィルタ16に対し発光部31が配設される側、すなわちフィルタ16よりも下流側に配設されている。
反射部32は、フィルタ16よりも上流側の表面パネル10に配設されている。すなわち、反射部32は、発光部31とはフィルタ16を挟んで配設されている。反射部32は、発光部31から照射された光を反射角が鋭角となる位置に配設される。言い換えると、発光部31から照射された光の最大指向方向と、反射部32から反射された反射光の最大指向方向とが同じ直線上とならないように、反射部32は配設される。反射部32は、反射光の最大指向方向が水平方向となるように配設されている。なお、第1受光部33は、反射部31で水平方向に反射された反射光を受光するために、第1受光部33の受光面が反射光の最大指向方向に対し垂直となるように配設されている。
発光部31から反射部32へ向けて照射された光は、フィルタ16を透過して、反射部32に到達する。そして、反射部32により反射光の最大指向方向が水平方向となるように反射される。第1受光部33は、反射部32で反射された反射光を受光する。
また、本実施形態に係る空調装置1のように、第1受光部および第2受光部を備えていることが望ましいが、第1受光部のみでもよい。例えば、図6、図7に示す配置関係でもよい。その場合、空調装置1のフィルタにおける塵埃の堆積度合い判定動作手順は、例えば、図4において、ステップS22、ステップS26、ステップ28、ステップ32を削除した形となる。図6は、本発明の実施の形態に係る発光部、受光部、反射部の配置関係の第2の変形例を示す部分拡大図である。図7は、本発明の実施の形態に係る発光部、受光部、反射部の配置関係の第3の変形例を示す部分拡大図である。なお、図6および図7に示す矢印は、最大指向方向を示している。
以下、図6を参照して、本発明の実施形態に係る発光部、受光部、反射部の配置関係の第2の変形例について説明する。
図6に示すように、発光部31及び第1受光部33は、空調装置本体1に配設されている。発光部31は、フィルタ16よりも下流側に配設されており、第1受光部33は、フィルタ16よりも上流側に配設されている。
反射部32は、フィルタ16よりも上流側の表面パネル10に配設されている。すなわち、反射部32は、発光部31とはフィルタ16を挟んで配設されている。反射部32の反射面は、反射光の最大指向方向が水平方向となるように配設されている。なお、第1受光部33は、反射部31で水平方向に反射された反射光を受光するために、第1受光部33の受光面が反射光の最大指向方向に対し垂直となるように配設されている。
発光部31から反射部32へ向けて照射された光は、フィルタ16を透過して、反射部32に到達する。そして、反射部32により反射光の最大指向方向が水平方向となるように反射される。第1受光部33は、反射部32で反射された反射光を受光する。
次に、図7を参照して、本発明の実施形態に係る発光部、受光部、反射部の配置関係の第3の変形例について説明する。
図7に示すように、発光部31、第1受光部33、および反射部32は、空調装置本体1に配設されている。発光部31は、フィルタ16よりも上流側に配設されており、第1受光部33および反射部32は、フィルタ16よりも下流側に配設されている。すなわち、反射部32は、発光部31とはフィルタ16を挟んで配設されている。発光部31は、照射する光の最大指向方向が反射部32へ向けた直線方向となるように配設されている。反射部32の反射面は、反射光の最大指向方向が水平方向となるように配設されている。また、第1受光部33は、反射部31で水平方向に反射された反射光を受光するために、第1受光部33の受光面が反射光の最大指向方向に対し垂直となるように配設されている。
発光部31から反射部32へ向けて照射された光は、フィルタ16を透過して、反射部32に到達する。そして、反射部32により反射光の最大指向方向が水平方向となるように反射される。第1受光部33は、反射部32で反射された反射光を受光する。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、空調装置1などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 空調装置
2 空調装置本体
3 フランジ
4 内部流路
6 ファン
7 ファンモータ
8 ヒータ
10 表面パネル
12 吸込口
14 吹出口
16 フィルタ
17 ブラシ
20 天井パネル
20a 開口部
31 発光部
32 反射部
33 第1受光部
34 第2受光部

Claims (8)

  1. 空気を吸い込む吸込口と、取り外し可能に設けられ、前記吸込口から空気と共に吸い込まれた塵埃を捕集するフィルタと、前記吸込口から吸い込まれ、前記フィルタを通過した空気を吹き出す吹出口とを備え、前記フィルタを透過した空気の状態を調整して送風する空調装置において、
    前記フィルタを透過した空気の状態を調整する機能部が内蔵された空調装置本体と、
    前記フィルタに光を照射する発光部と、
    前記発光部から照射された光を反射する反射部と、
    前記反射部で反射された前記発光部からの反射光を受光する第1受光部と、
    前記第1受光部が受光した受光量に基づいて、前記フィルタにおける塵埃の堆積度合いを判定し、その判定結果に対応した制御を実行する制御部と、
    を備え、
    前記発光部及び前記第1受光部は、前記空調装置本体に配設され、
    前記発光部及び前記反射部は、前記フィルタを挟んで配設されることを特徴とする空調装置。
  2. 前記発光部は、前記フィルタよりも下流側に配設され、
    前記第1受光部は、前記フィルタよりも下流側であって、前記発光部に対し前記フィルタの平面方向に沿って所定間隔をあけて配設され、
    前記反射部は、前記フィルタよりも上流側であって、前記発光部から照射された光を反射角が鋭角となる位置に配設されることを特徴とする請求項1に記載の空調装置。
  3. 前記制御部は、前記第1受光部が受光した受光量が堆積度合い判定領域内である場合に、前記フィルタにおける塵埃の堆積度合いを判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空調装置。
  4. 前記フィルタよりも上流側に配設され、空調装置本体に対し取り付け位置から非取り付け位置へと可動な表面パネルを備え、
    前記反射部は、前記表面パネルに配設され、
    前記制御部は、前記第1受光部が受光した受光量が、前記堆積度合い判定領域よりも低いパネル有無判定領域内である場合に、前記表面パネルが取り付けられた状態でないと判定し、その判定結果に対応した制御を実行することを特徴とする請求項3に記載の空調装置。
  5. 前記制御部は、前記第1受光部が受光した受光量が、前記堆積度合い判定領域内よりも高いフィルタ有無判定領域内である場合に、前記フィルタが取り外された状態であると判定し、その判定結果に対応した制御を実行することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の空調装置。
  6. 前記フィルタで反射された前記発光部からの反射光を受光する第2受光部を備え、
    前記第2受光部は、前記フィルタに対し前記発光部が配設される側に配設され、
    前記制御部は、前記第1受光部が受光した受光量が前記パネル有無判定領域内であり且つ前記第2受光部が受光した受光量が第1閾値よりも低い場合に、前記表面パネルが取り付けられた状態でないと判定することを特徴とする請求項4に記載の空調装置。
  7. 前記フィルタで反射された前記発光部からの反射光を受光する第2受光部を備え、
    前記第2受光部は、前記フィルタに対し前記発光部が配設される側に配設され、
    前記制御部は、前記第1受光部が受光した受光量が前記フィルタ有無判定領域内であり且つ前記第2受光部が受光した受光量が前記第1閾値よりも低い場合に、前記フィルタが取り外された状態であると判定することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の空調装置。
  8. 前記フィルタは、前記フィルタを取り外す際に、前記発光部、前記第1受光部、及び前記反射部のうち少なくとも1つに付着した塵埃を除去するブラシを有することを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の空調装置。
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