JP2015190584A - 二軸ヒンジ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】360度開閉ができ、部品点数を減らして構造を簡素化して低コスト化を図った電子機器等の二軸ヒンジ装置である。【解決手段】第1軸体に回動可能に支持され、端部に第1噛合部と第1カムを有する第1ヒンジカム体3を、第1取付部3aを介して第1の筐体2aに固定する。第1軸体と平行に配置される第2軸体に回動可能に支持され、端部に第2噛合部と第2カムを有する第2ヒンジカム体4を、第2取付部4aを介して第2の筐体2bに固定する。第1軸体と第2軸体とは連結部材7で連結される。第1噛合部と第2噛合部とは第1軸体と直角方向に回動自在に配置される歯車9に噛みあい同時回動する。【選択図】 図2

Description

本発明は、ノートパソコン等の電子機器に適用される二軸ヒンジ装置に関する。更に詳しくは、2つの筐体を有するノートパソコン等の折り畳み開閉を360度の揺動を可能にする電子機器等に対応可能な二軸ヒンジ装置に関する。
一般的なノート型のパーソナルコンピュータ(以下、「ノートパソコン」という。)は、キーボード部を設けた筐体と、ディスプレイ部を設けた筐体で構成され、双方はヒンジ装置を介して結合され折り畳み開閉ができる構造のものが主流である。即ち、2つの筐体は、このヒンジ装置を介して回動することで開閉するようになっている。このヒンジ装置は、2つの筐体に跨って端部側に対の構造で設けられているものが多く、既に多種の構造のものが知られ公知である。
このヒンジ装置の主な構造としては、1軸式と2軸式とがある。1軸式は、構造は単純化できるが2つの筐体を開閉させる角度に制約がある。2軸式は、1軸式に比し多少構造は複雑になるものの開閉角度に制約がない。この2軸式は、2つの軸を介して開閉させる構造のもので、2軸の各軸構造物が回転すると同時にヒンジ部全体も回転する構造になっている。この2軸式は平行する2軸間に距離があり開閉角の余裕代が生ずることから360度の開閉も可能となっている。
この360度開閉可能な二軸ヒンジ装置の開閉構造の形態は、種々提案されていて、例えば、カム機構を介して2つの筐体の各々を別に180度で開閉できる構造にして、360度の開閉を可能とする例が知られている(例えば、特許文献1参照)。又、カムとギヤを使用して、2つの筐体の開閉動作を同期させて360度の開閉を行なう構造が知られている(例えば、特許文献2参照)。更に、ギヤとオルダム継ぎ手を使用して、2つの筐体を同期させ360度の開閉動作を可能にしている例も知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2013−249855号公報 特開2012−37049号公報 特開2008−275139号公報
従来から、これらのヒンジ装置は、比較的小型であるノートパソコン等の電子機器に適用されることで、構造をコンパクトにする努力がなされている。小さくするため、例えば、カム機構やギヤを使用した構造にしているが、小さくするが故に構造は複雑になる傾向があった。前述の特許文献1に記載されたものは、一方はカム構造のみで、2つの筐体を連動させず別々に180度回動させ、2つの筐体で合せて360度の開閉を行なう構造である。
このため開閉動作に伴い、他方の筐体の回動を規制する等の構造で複雑になっている。又、前述の特許文献2に記載のものは、ギヤを使用する構造であるが、カム機構も使用している。この構造は、筐体のヒンジ部位に、一方側をカム機構のものにし、他方側をギヤ機構のものに分離させたヒンジ装置になっている。これは、構造が複雑になっているが故であって、しかもそのヒンジ装置の一部は筐体の外部に張り出した構造になっている。
特許文献3に記載された例は、前者に比しヒンジ装置を比較的簡素にした例のものであるが、オルダム継手を使用している例である。オルダム継手のすべり動作は、常時発生する構成であり、長時間の使用に際しては、磨耗で安定性に欠け確実性を求める点においては、不安を残すおそれのある構造である。構造を簡素化したとはいえ、筐体に対しての取り付けは別に取り付け部材を要する構造でもあり、取り付け部を含めて簡素化したとは言いがたく、前述したように、ヒンジ構造としての安定性、確実性にはなお問題がある。本発明は以上のような技術背景のもとになされたものであり、これら従来の構造の問題点を解決したもので、下記の目的を達成する。
本発明の目的は、構造が簡素で部品点数が少ない二軸ヒンジ装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、動作がスムースで確実性がある二軸ヒンジ装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、構造が簡素にして低コスト可能な二軸ヒンジ装置を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するため、次の手段を採る。
本発明1の二軸ヒンジ装置は、
第1の筐体(2a)と第2の筐体(2b)を相対的に開閉させるヒンジ装置であって、
前記第1の筐体(2a)に対する第1取付部(3a)を有し、端部に第1噛合部(3c)と第1カム(3d)を有する第1ヒンジカム体(3)と、
前記第2の筐体(2b)に対する第2取付部(4a)を有し、端部に第2噛合部(4c)と第2カム(4d)を有する第2ヒンジカム体(4)と、
前記第1ヒンジカム体(3)を回動自在に支持する第1軸体(5)と、
前記第1軸体(5)と平行に配置され前記第2ヒンジカム体(4)を回動自在に支持する第2軸体(6)と、
前記第1軸体(5)と前記第2軸体(6)とを端部で固定する連結部材(7)と、
前記第1軸体(5)と前記第2軸体(6)とに跨って軸線方向の直角方向に回動可能に支持され、一端部に前記第1噛合部(3c)と噛合する第3噛合部(9a)を有し、他端部に前記第2噛合部(4c)と噛合する第4噛合部(9b)を有する歯車部材(9)と、
前記第1軸体(5)と前記第2軸体(6)とに跨って支持され、カム面(10a,10b)を有して前記第1カム(3d)及び前記第2カム(4d)と当接し、前記第1軸体(5)と前記第2軸体(6)の軸線方向に移動可能なカムプレート(10)と、
前記カムプレート(10)と前記連結部材(7)との間に設けられ、前記カムプレート(10)を前記第1カム(3d)及び前記第2カム(4d)側に付勢する付勢部材(11a,11b)とからなる。
本発明2の二軸ヒンジ装置は、本発明1において、前記カム面(10a,10b)には、前記第1カム(3d)及び前記第2カム(4d)が嵌り込む凹部(10c)が設けられ、この嵌り込み係合により前記2つの筐体(2a,2b)を一定の開閉角度位置に保持できる構成にしたことを特徴とする。
本発明3の二軸ヒンジ装置は、本発明1において、前記第1取付部(3a)と前記第2取付部(4a)の一方をスライド構成体(13)とし、このスライド構成体(13)と重ね合せて前記第1の筐体(2a)又は前記第2の筐体(2b)に固定される取付部材(14)との間で相対移動し、開閉時に前記第1の筐体(2a)と前記第2の筐体(2b)の位置ずれを生じさせる構成にしたことを特徴とする。
本発明4の二軸ヒンジ装置は、本発明1において、開閉位置を検知するための検知装置(19,20)を前記第1の筐体(2a)又は第2の筐体(2b)に設けたことを特徴とする。
本発明5の二軸ヒンジ装置は、本発明3において、前記位置ずれを生じさせる構成は、前記スライド部(13)を支持軸(15)で案内して重ね合わせ方向とスライド方向の動きを規制し、且つ付勢部材(21)で前記取付部材(14)に付勢させる構成により、位置ずれを生じさせるようにしたことを特徴とする。
本発明の二軸ヒンジ装置は、対をなして配置される二軸ヒンジ装置であり、主要部をなすヒンジカム体は、筐体への取付部を有し、更に2つのヒンジカム体同士を同期させて回動させる噛合部と開閉位置を定めるカムを一体に設けたものである。このため、装置の部品点数が少なく、構成を簡素化することができ、操作の確実性と安定性を増し、低コストの構成が可能となった。
更に、2つの筐体位置を開閉時に相対的にずらすことを可能にした。これにより開閉時の干渉を避けるための筐体角部を大きなR面形状にする必要がなく、デザイン性の向上が図られた。更に2つの筐体の開閉状態を検知することもできる構成となった。
図1は、本発明の実施の形態1の二軸ヒンジ装置を適用したノートパソコンの平面図で、180度開いた状態を示す。 図2は、本発明の実施の形態1の二軸ヒンジ装置の構成を示す外観図である。 図3は、本発明の実施の形態1の二軸ヒンジ装置を部品分解で展開した展開図である。 図4は、本発明の実施の形態1の二軸ヒンジ装置の開閉形態を部分側面図で示す説明図である。 図5は、本発明の実施の形態2の二軸ヒンジ装置の構成を示す外観図である。 図6は、本発明の実施の形態2の二軸ヒンジ装置の構成を部品分解で展開した展開図である。 図7は、本発明の実施の形態2の二軸ヒンジ装置で、カム部材とプレートカム部の当接状態を示す説明図である。 図8は、本発明の実施の形態2の二軸ヒンジ装置で、2つの筐体の位置ずれ構成を示す説明図である。 図9は、本発明の実施の形態2の二軸ヒンジ装置で、R面形状の小さい2つの筐体の閉じた状態を示す部分側面図である。 図10は、本発明の実施の形態3の二軸ヒンジ装置で、検知装置取り付けの構成を示す外観図である。 図11は、本発明の実施の形態3の二軸ヒンジ装置で、検知装置の検知状態を部分断面図で示す説明図である。
次に、本発明の実施の形態を図にもとづき説明する。本発明は、折り畳み開閉のできる小型の電子機器であればどのような機器でも適用できるが、実施の形態は、二軸ヒンジ装置をノートパソコンに適用した場合の構成で説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1の二軸ヒンジ装置1を適用したノートパソコン2を開いたときの正面図である。このノートパソコン2は、例えば、表示部である第1筐体2aと操作部である第2筐体2bで構成され、二軸ヒンジ装置1はこの2つの筐体2a,2bの間に対の配置で設けられている。この2つの筐体2a,2bは、開閉の相対的動作で二軸ヒンジ装置1を介して折り畳むことができ、360度の開閉動作が可能である。図1に示した状態は、180度の開いた状態を示す平面図である。
図2は、本発明に関わる二軸ヒンジ装置1の対構成の一方の全体構造を示す外観図である。図3は、その構造を成す分解部品図であり、図2で示す二軸ヒンジ装置1の展開図である。図4は、2つの筐体2a,2bが二軸ヒンジ装置1により開閉される状態を示す部分側面図で、図4(a)は閉じた状態を示し、図4(b)は、180度開いた状態を示し、図4(c)は360度開いた状態を示す。
二軸ヒンジ装置1は、図に示すように2軸の同時回動動作で開閉が可能なヒンジ構成となっていて、2つの筐体2a,2bに跨ってこの2つの筐体2a,2bの左右に、対の状態で取り付けられている。基本的に、この対の構成は、勝手違いはあるがどちらも同一構造なので、一方の側のみの構造、本例においては図1の右側の構造について説明する。
第1筐体2aには、第1取付部3aを有して第1ヒンジカム体3がビス等により固定されている。第1取付部3aは、第1ヒンジカム体3と一体構成であり、第1筐体2a側に張り出した構成になっている。第1取付部3aには、ビス等(図示せず)を挿入し、第1筐体2aに取り付けるための貫通孔が設けられている。従って、第1筐体2aとはビス等を介して固定される。図3に示すように、この第1ヒンジカム体3は、中心に貫通孔3bを有し、又、この第1ヒンジカム体3の一方の端部には、円周に沿って歯車状の第1噛合部3cと凸状(軸線方向)の第1カム3dが形成されている。第1噛合部3cは、円周180度以上に亘って歯状の噛合部が成形によって形成されている。
第1カム3dは、第1噛合部3cを外れた範囲の部位に凸状に張り出し単独で形成されている。この第1ヒンジカム体3は、第1取付部3aと、孔3bと、第1噛合部3cと、第1カム3dが一体成形された変形筒状の成形部材である。この成形部材は、例えば、金属を含み強度のあるMIM等の成形品である。他方、第2筐体2b側にも、勝手違いで第2ヒンジカム体4が、第2取付部4aを有して固定されている。この第2ヒンジカム体4も同様に成形品であって中心に孔4bを有し、端部に歯車状の第2噛合部4cと凸状の第2カム4dが形成されている。
第1ヒンジカム体3の孔3bには、第1軸体5が相対回動自在に挿入され、又、この第1軸体5に平行に、第2ヒンジカム体4の孔4bにも、第2軸体6が相対回動自在に挿入されている。この両軸体5,6の端部には、両軸体5,6に跨って連結部材7が連結されている。従って、第1軸体5と第2軸体6は、連結部材7により一体化されている。又、第1ヒンジカム体3と第2ヒンジカム体4の間には、両軸体5,6の軸線に直角方向に、両軸体5,6に跨ってピン8が挿入されている。
このピン8に歯車9が支持され、回動可能に設けられている。本実施の形態では、ピン8で歯車9を回転自在に支承する構成にしているが、ピン8を使用せず歯車9の端部に支持部を設け、この支持部を介し両軸体5,6で支持される構造にしてもよい。この歯車9の両端部には噛合部が形成されていて、一方の第3噛合部9aは第1噛合部3cと噛みあい、他方の第4噛合部9bは第2噛合部4cとが交差して噛みあうようになっている。この噛合部は、回転、又は揺動を伝達するものであれば、ピン歯車状のものであってもよく、又はベベルギヤ状のかみ合い構成のものであってもよい。
即ち、第1噛合部3cと第2噛合部4cとは、歯車9を介して90度向きを変えて連動し同期して回動する構成になっているので、第1噛合部3cが回動すると、歯車9を介して同時に第2噛合部4cが回動する。一方、第1軸体5と第2軸体6に跨って、軸方向移動可能にカムプレート10が設けられている。このカムプレート10には、第1ヒンジカム体3と第2ヒンジカム体4に対向して、各々の位置にカム面10a,10bが形成され、このカム面10a,10bに各々第1カム3d及び第2カム4dが当接している。
カムプレート10と連結部材7との間の各軸体5,6には、コイルスプリングである付勢部材11a,11bが設けられ、この付勢部材11a,11bの付勢力により、カムプレート10は、第1カム3d及び第2カム4d側に常時押圧されている。図においては、この付勢部材11a,11bを、第1軸体5と第2軸体6に各々挿入された構造になっているが、単独の付勢部材を連結部材7に直接保持させ、カムプレート10を付勢させる構造のものであってもよい。
カム面10a,10bは、第1カム3d及び第2カム4dが当接する際に、筐体の開閉位置を選択的に位置決めするための凹部10cが設けられている。第1カム3d及び第2カム4dが、この凹部10cに嵌りこむと、2つの筐体2a,2bの回動状態を停止(角度位置決め)させることができ、筐体の開閉角度を定位置で保持することができる。例えば、180度の開閉位置を保持させる構造にする場合は、筐体がこの位置に保持できるように、カムプレート10のカム面10a,10bの所定位置に、ノッチ穴状の凹部10cを設けるようにすればよい。
再び開閉操作を行なう場合は、手操作で筐体の開閉を強制的に行なうと、第1カム3d及び第2カム4dが凹部10cから外れ、カムプレート10は、第1カム3d及び第2カム4dの回動動作で、付勢部材11a,11bの付勢力に抗し連結部材7側に戻され移動する。この移動で、第1カム3d及び第2カム4dは、カム面10a,10bのフラット面に乗り上げ、2つの筐体2a,2bの回動が可能となる。
二軸ヒンジ装置1は、このような部品点数の少ない簡素な構成になるが、詳細は図示していないが、動作部分をカバー12で覆うことがなされているので、前述した内容の構成は操作者に露見することはない。このような構成になる二軸ヒンジ装置1の開閉操作を行う状態が、図4に示された形態となる。図4(a)は、2つの筐体が閉じられた状態を示す。
このとき二軸ヒンジ装置1は、筐体内に内装された状態になるので、外部に露出することはない。図は表示部である第1筐体2aを第2筐体2bに比し薄い形状としている。通常ノートパソコン2を机上において開閉するときは、第2筐体2bを机上に置き、第1筐体2aを持ち上げ開閉する。
図4(b)は、2つの筐体2a,2bが180度開閉した状態を示す。2つの筐体2a,2bは、二軸ヒンジ装置1の第1軸体5と第2軸体6の各々の軸周りに90度回動すると同時に、二軸ヒンジ装置1そのものも公転状態で90度回動し、筐体は180度の開きとなる。2つの筐体2a,2bは、この開閉を相互に干渉なく、スムースに行なえるように角部はR面形状となっている。
このR面形状により、図4(b)の二点鎖線の開閉途中の状態で示すように、第1の筐体2aは第2の筐体2bとの間で干渉することなく開閉させることができる。図4(c)は、2つの筐体2a,2bが360度開閉した状態を示す。この状態になると、両筐体は表示部と操作部が両表面に露出した外観となる。本発明の構成は、基本的に以上説明した構成になるが、次に他の実施の形態について説明する。
[実施の形態2]
図5に示す実施の形態2の構造は、基本構成は前述した図1の右側に示す同様構造のものとほぼ同一であるが、この例は、2つの筐体2a,2bを開閉させる際、相対的に2つの筐体2a,2bの位置をずらすことを可能にした構成である。前述の場合は開閉動作に伴い、2つの筐体2a,2bの角部の干渉を避けるため、角部をR面形状としている。
実施の形態2の構造は、そのR面形状を大きく施さなくても干渉することなく開閉操作を行なえるようにしたものである。図6は、図5で示す構成において、本実施の形態2に関わる部分のみ部品分解で示した展開図である。本構造は、2つの筐体2a,2bの一方の第2筐体2b側の取付部の構造を、変形させたものである。第2ヒンジカム体4の第2筐体2b側をステー状に張り出し、前述した取付部4aの構成を、スライド部13への取付構造に変形したものである。
このスライド部13は、2つの長溝13a,13bを有している。一方、第2筐体2bに対しては、第2ヒンジカム体4とは分離して単独に第2の取付部である取付プレート14を固定する。この取付プレート14には、この取付プレート14を第2筐体2bへ取り付けるための貫通孔14aと、スライド部13をこの取付プレート14に重ね合わせの状態で、固定ピン15を取り付けるための貫通孔14bが設けられている。固定ピン15は、貫通孔14bに貫通後、先端をかしめにより固定される。
この取り付けは、スライド部13の長溝13a,13bを介し固定ピン15によっていて、プレート16を挟んで、スライド部13と取付プレート14とは、第2軸体6の軸線に対し直角方向に相対的に移動可能に取り付けられるようになっている。この固定ピン15は、首下に段差部15aを有してプレート16に当接し、スライド部13の長溝13a,13bに対しての部位は、ピン形状部15bを有している。
スライド部13の取り付けの孔は、長楕円状の長溝13a,13bになっているので、取付プレート14との間では長溝13a,13bに沿って、ピン形状部15bによって案内され取り付け位置の移動が可能である。この移動のためには、所定の隙間が必要となる。しかし、この隙間のためスライド部13と取付プレート14との間にガタが生じると支障が出るので、このガタを除くため、固定ピン15の首下の段差部15aとプレート16との間に、重ね合せ方向に付勢する付勢部材21を設けた。
この付勢部材21は、中央に弾性変形する凹部を有する板状のもので、2つの貫通孔を有し、挟み重ね合わせ方向に凹部で弾性押圧する板バネである。この板バネの付勢力でスライド部13を取付プレート14に押圧しガタを除いている。しかし、この付勢部材21は、板バネに限定されず、皿バネであってもよく、付勢機能を有するものであればどのようなものでもよい。
一方の長溝13aには、付勢部材17が設けられていて、取付プレート14に固定されている固定ピン15を付勢し、取付プレート14を第2軸体6側に押圧している。即ち、第2ヒンジカム体4と第2筐体2b側とは近寄る方向に押圧されて、2つの筐体2a,2bの姿勢を維持している。
この取付プレート14には、折り曲げ構造によるプレートカム部14cが一体で設けられていて、第2軸体6に固定されたカム部材18とこのプレートカム部14cのカム面が当接するようになっている。即ち、開閉動作に伴い、第2ヒンジカム体4が第2軸体6と相対的に回動すると、カム部材18の中心位置Sに対するプレートカム部14cの当接位置が付勢部材17の付勢力に抗して相対的にずれる。このずれが第2ヒンジカム体4と取付プレート14の位置ずれとなり、結果的に二軸ヒンジ装置1は、第2筐体2bから離れる方向に位置が相対的に変わることになる。
このずれは、カム部材18のカム形状によって定められる。このカム形状は2つの筐体2a,2bが角部を大きくR面形状に施さなくても、干渉しない位置を維持しながら、開閉動作を行なうことができる離間寸法の得られる形状とする。例えば、カム部材18のカム形状を図7に示す形状にすると、開閉回動に伴い、図の二点鎖線位置Hに示すように、プレートカム部14cはカム部材18の中心位置Sに対し、相対的に位置がずれる。
このような構成において、この位置ずれの各動作部の動きをよくするためグリース等の潤滑剤を塗布している。本例では、スライド13a,13bの固定ピン15のピン形状部15bまわり、スライド部13と取付プレート14との間、カム部材18とプレートカム部14cの当接部である。しかしこの各動作部の動きをよくするため、グリースを要しない潤滑性のある部材構成にしてもよい。
この開閉に伴う筐体の開閉軌跡は、図8に示す形態となる。図8は、カム部材18の中心Sを基点にしてのずれを示すための模式的な説明図としている。図8のX位置の軌跡が、本実施の形態2の構造を有しない、前述した実施の形態1の場合の開閉軌跡である。これに対し、Y位置の軌跡が、本実施の形態2における筐体の開閉軌跡となる。X,Yは2つの筐体2a,2b間の位置構成を示しているが、Zはその寸法差を示し、本発明構成によって生ずるずれである。
図8で示すように、第1筐体2aは第2筐体2bに対し、開閉動作に伴い相互の筐体が離間しながら開閉を行なうことができる。このため筐体の角部を大きくR面形状にする必要がない筐体構成が実現できる。この構成を示したのが図9で、R面形状の小さい構成の2つの筐体2a,2bが閉じたときの部分側面図である。大きくR面形状にしない構成の筐体はデザイン性の効果が大きく、この筐体を閉じたときは、箱状形態のすっきりしたデザイン構成の筐体構成が可能となる。以上本実施の形態2を第2筐体2bに設けることで説明したが、第1筐体2aに適用してもよいことはいうまでもない。
[実施の形態3]
次に、図10、11をもとに、本発明の実施の形態3の二軸ヒンジ装置を説明する。実施の形態3の二軸ヒンジ装置は、開閉動作に伴う開閉角度位置を検知するための検知装置を有するものである。本実施の形態3のものは、2つの筐体2a,2bが閉じたことを検知するための構成である。本構造を第1筐体2aに適用したときの例で説明する。図10に示すように、第1軸体5の端部に接触子19が固定されている。この接触子19は、取り付け部がフラット構成で、端部が検知子19aとなっている。
この検知子19aの位置を検知する検知手段20が、第1筐体2aに設けられている。この検知手段20は、図11に模式的に示すように、第2筐体2b内部の壁面に固定されている。図11(a)に示すように、開閉時に二軸ヒンジ装置1は、第1筐体2aが第2筐体2bと相対動作を行ない閉じたとき、検知子19aが検知手段20に接触し導電状態となり、閉じたことを検知している。このように本実施の形態3の検知装置においては、2つの筐体2a,2bが閉じたときに接触して閉じたことを検知している。
この検知により例えば、ノートパソコンが閉じたときは、使用していない状態であるので、閉じたことを検知しノートパソコンの電源を自動的に遮断する等のことを行なうことができる。又、360度回動させた状態を検知する設定にすると、表示部が露出し、タブレット端末として利用が可能となり、そのため操作部の機能を停止させる検知手段とすることも可能である。このように、検知子19aが検知手段20に対して相対位置の設定ができるので、この位置関係を検知したい2つの筐体の開閉角度を任意に設定することができる。
図11(b)に示すように、開くときは接触状態にならないので、非導電状態となり自動的に遮断解除の状態となる。このように本実施の形態3のものは、ノートパソコン使用時に仮に電源を遮断せず閉じたとしても、自動的に電源遮断が実現できるので、節電効果を高めるのにも寄与し効果がある。
この検知手段20は、本実施の形態3においては、接触する検知手段として説明したが、無接触の検知手段であってもよい。検知装置は2つの筐体のいずれの筐体に適用してもよいが、本実施の形態3を実施の形態2に適用する場合は、位置ずれを行なわない側の筐体と二軸ヒンジ装置に適用する。
1…二軸ヒンジ装置
2a…第1筐体
2b…第2筐体
3…第1ヒンジカム体
4…第2ヒンジカム体
5…第1軸体
6…第2軸体
7…連結部材
8…ピン
9…歯車
10…カムプレート
11a,11b、17,21…付勢部材
12…カバー
13…スライド部
14…取付プレート
15…固定ピン
16…プレート
18…カム部材
19…接触子
20…検知手段

Claims (5)

  1. 第1の筐体(2a)と第2の筐体(2b)を相対的に開閉させるヒンジ装置であって、
    前記第1の筐体(2a)に対する第1取付部(3a)を有し、端部に第1噛合部(3c)と第1カム(3d)を有する第1ヒンジカム体(3)と、
    前記第2の筐体(2b)に対する第2取付部(4a)を有し、端部に第2噛合部(4c)と第2カム(4d)を有する第2ヒンジカム体(4)と、
    前記第1ヒンジカム体(3)を回動自在に支持する第1軸体(5)と、
    前記第1軸体(5)と平行に配置され前記第2ヒンジカム体(4)を回動自在に支持する第2軸体(6)と、
    前記第1軸体(5)と前記第2軸体(6)とを端部で固定する連結部材(7)と、
    前記第1軸体(5)と前記第2軸体(6)とに跨って軸線方向の直角方向に回動可能に支持され、一端部に前記第1噛合部(3c)と噛合する第3噛合部(9a)を有し、他端部に前記第2噛合部(4c)と噛合する第4噛合部(9b)を有する歯車部材(9)と、
    前記第1軸体(5)と前記第2軸体(6)とに跨って支持され、カム面(10a,10b)を有して前記第1カム(3d)及び前記第2カム(4d)と当接し、前記第1軸体(5)と前記第2軸体(6)の軸線方向に移動可能なカムプレート(10)と、
    前記カムプレート(10)と前記連結部材(7)との間に設けられ、前記カムプレート(10)を前記第1カム(3d)及び前記第2カム(4d)側に付勢する付勢部材(11a,11b)と
    からなる二軸ヒンジ装置。
  2. 請求項1に記載の二軸ヒンジ装置において、
    前記カム面(10a,10b)には、前記第1カム(3d)及び前記第2カム(4d)が嵌り込む凹部(10c)が設けられ、この嵌り込み係合により前記2つの筐体(2a,2b)を一定の開閉角度位置に保持できる構成にしたことを特徴とする二軸ヒンジ装置。
  3. 請求項1に記載の二軸ヒンジ装置において、
    前記第1取付部(3a)と前記第2取付部(4a)の一方をスライド構成体(13)とし、このスライド構成体(13)と重ね合せて前記第1の筐体(2a)又は前記第2の筐体(2b)に固定される取付部材(14)との間で相対移動し、開閉時に前記第1の筐体(2a)と前記第2の筐体(2b)の位置ずれを生じさせる構成にしたことを特徴とする二軸ヒンジ装置。
  4. 請求項1に記載の二軸ヒンジ装置において、
    開閉位置を検知するための検知装置(19,20)を前記第1の筐体(2a)又は第2の筐体(2b)に設けたことを特徴とする二軸ヒンジ装置。
  5. 請求項3に記載の二軸ヒンジ装置において、
    前記位置ずれを生じさせる構成は、前記スライド部(13)を支持軸(15)で案内して重ね合わせ方向とスライド方向の動きを規制し、且つ前記付勢部材(21)で前記取付部材(14)に付勢させる構成で、位置ずれを生じさせるようにしたことを特徴とする二軸ヒンジ装置。
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