JP2015190031A5 - - Google Patents
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Description
上記の目的を達成するために、本発明の第1発明は、物質をワークに積層する物質積層装置であって、溶融状態又は半溶融状態にある物質が入れられた容器と、容器から物質が供給され、回転しながらワーク上を移動することによって半溶融状態の物質を圧接する回転体と、回転体によって圧接された物質を完全に溶融させる溶融用レーザと、ワーク上で回転体及び溶融用レーザを複数回移動させることにより、ワークに物質が積層されるように、回転体及び溶融用レーザ、及び/又はワークを移動させる移動機構と、を有し、回転体はロールであり、ワークに物質を積層しない箇所に応じた、ロール上にある物質の部分に対して、スクライビング処理を行うスクライビング処理用レーザを更に備える、ことを特徴とする。
このように構成された本発明においては、容器から回転体に物質を供給し、回転体を回転させながらワーク上を移動させることにより半溶融状態の物質を圧接し、回転体によって圧接された物質を溶融用レーザによって完全に溶融させ、ワーク上で回転体及び溶融用レーザを複数回移動させることにより、ワークに物質を積層する(つまりワーク上に物質の複数の層を積み重ねる)。そのため、従来技術のように粉体を用いて積層を行う構成と比較すると、原材料(粉体)を溶融する工程、アトマイズにより粉体を生成する工程、及び粉体を分級する工程を省くことができる。したがって、本発明によれば、物質をワークに積層するためのトータルのコスト及びエネルギーを低減することができる。また、本発明によれば、半溶融状態の物質を圧接しながら積層するため、材料の密度が高く、材質も安定している積層部材を得ることができる。
また、本発明によれば、回転体としてのロールを用いて、当該ロールの長さ分を線で積層するので、従来技術のように点による積層を行う構成と比較して、積層効率を向上させることができる。更に、本発明によれば、ワークに物質を積層しない箇所に応じた、ロール上にある物質の部分に対して、スクライビング処理を行うので、ワーク上に種々の積層パターンを適切に形成することができる。
このように構成された本発明においては、容器から回転体に物質を供給し、回転体を回転させながらワーク上を移動させることにより半溶融状態の物質を圧接し、回転体によって圧接された物質を溶融用レーザによって完全に溶融させ、ワーク上で回転体及び溶融用レーザを複数回移動させることにより、ワークに物質を積層する(つまりワーク上に物質の複数の層を積み重ねる)。そのため、従来技術のように粉体を用いて積層を行う構成と比較すると、原材料(粉体)を溶融する工程、アトマイズにより粉体を生成する工程、及び粉体を分級する工程を省くことができる。したがって、本発明によれば、物質をワークに積層するためのトータルのコスト及びエネルギーを低減することができる。また、本発明によれば、半溶融状態の物質を圧接しながら積層するため、材料の密度が高く、材質も安定している積層部材を得ることができる。
また、本発明によれば、回転体としてのロールを用いて、当該ロールの長さ分を線で積層するので、従来技術のように点による積層を行う構成と比較して、積層効率を向上させることができる。更に、本発明によれば、ワークに物質を積層しない箇所に応じた、ロール上にある物質の部分に対して、スクライビング処理を行うので、ワーク上に種々の積層パターンを適切に形成することができる。
また、本発明の第2発明は、ワークに物質を積層して積層部材を製造する積層部材の製造方法であって、溶融状態又は半溶融状態にある物質を回転体に供給する工程と、回転体を回転させながらワーク上を移動させることによって半溶融状態の物質を圧接する工程と、回転体によって圧接された物質を溶融用レーザによって完全に溶融させる工程と、ワーク上で回転体及び溶融用レーザを複数回移動させることにより、ワークに物質が積層されるように、回転体及び溶融用レーザ、及び/又はワークを移動させる工程と、有し、回転体はロールであり、半溶融状態の物質を圧接する工程の前に、ワークに物質を積層しない箇所に応じた、ロール上にある物質の部分に対して、スクライビング処理用レーザによってスクライビング処理を行う工程を更に備える、ことを特徴とする。
このように構成された本発明によっても、従来技術のように粉体を用いて積層を行う構成と比較すると、原材料(粉体)を溶融する工程、アトマイズにより粉体を生成する工程、及び粉体を分級する工程を省くことができるので、物質をワークに積層するためのトータルのコスト及びエネルギーを低減することが可能となる。また、半溶融状態の物質を圧接しながら積層するため、材料の密度が高く、材質も安定している積層部材を得ることができる。
また、本発明においては、ワークに物質を積層しない箇所に応じた、ロール上にある物質の部分に対して、スクライビング処理を行うので、ワーク上に種々の積層パターンを適切に形成することができる。
このように構成された本発明によっても、従来技術のように粉体を用いて積層を行う構成と比較すると、原材料(粉体)を溶融する工程、アトマイズにより粉体を生成する工程、及び粉体を分級する工程を省くことができるので、物質をワークに積層するためのトータルのコスト及びエネルギーを低減することが可能となる。また、半溶融状態の物質を圧接しながら積層するため、材料の密度が高く、材質も安定している積層部材を得ることができる。
また、本発明においては、ワークに物質を積層しない箇所に応じた、ロール上にある物質の部分に対して、スクライビング処理を行うので、ワーク上に種々の積層パターンを適切に形成することができる。
Claims (3)
- 物質をワークに積層する物質積層装置であって、
溶融状態又は半溶融状態にある物質が入れられた容器と、
上記容器から物質が供給され、回転しながらワーク上を移動することによって半溶融状態の物質を圧接する回転体と、
上記回転体によって圧接された物質を完全に溶融させる溶融用レーザと、
上記ワーク上で上記回転体及び上記溶融用レーザを複数回移動させることにより、上記ワークに物質が積層されるように、上記回転体及び上記溶融用レーザ、及び/又は上記ワークを移動させる移動機構と、
を有し、
上記回転体はロールであり、
上記ワークに物質を積層しない箇所に応じた、上記ロール上にある物質の部分に対して、スクライビング処理を行うスクライビング処理用レーザを更に備える、ことを特徴とする物質積層装置。 - 上記スクライビング処理により、上記ワークに圧接されずに上記ロール上に残存した物質を、回収して上記容器に戻す回収機構を更に有する、請求項1に記載の物質積層装置。
- ワークに物質を積層して積層部材を製造する積層部材の製造方法であって、
溶融状態又は半溶融状態にある物質を回転体に供給する工程と、
上記回転体を回転させながらワーク上を移動させることによって半溶融状態の物質を圧接する工程と、
上記回転体によって圧接された物質を溶融用レーザによって完全に溶融させる工程と、
上記ワーク上で上記回転体及び上記溶融用レーザを複数回移動させることにより、上記ワークに物質が積層されるように、上記回転体及び上記溶融用レーザ、及び/又は上記ワークを移動させる工程と、
を有し、
上記回転体はロールであり、
上記半溶融状態の物質を圧接する工程の前に、上記ワークに物質を積層しない箇所に応じた、上記ロール上にある物質の部分に対して、スクライビング処理用レーザによってスクライビング処理を行う工程を更に備える、ことを特徴とする積層部材の製造方法。
Priority Applications (2)
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JP2014069697A JP6305807B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 物質積層装置及び積層部材の製造方法 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014069697A JP6305807B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 物質積層装置及び積層部材の製造方法 |
Publications (3)
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---|---|
JP2015190031A JP2015190031A (ja) | 2015-11-02 |
JP2015190031A5 true JP2015190031A5 (ja) | 2016-11-10 |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014069697A Expired - Fee Related JP6305807B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 物質積層装置及び積層部材の製造方法 |
Country Status (2)
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- 2014-03-28 JP JP2014069697A patent/JP6305807B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 2015-03-16 WO PCT/JP2015/057639 patent/WO2015146662A1/ja active Application Filing
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