JP2015189470A - 供給量調整装置、容器、電子機器、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの利便性を向上する供給量調整装置を提供する。【解決手段】供給量調整装置は、環境情報と、ユーザに関する情報との少なくとも一方を取得する取得部(313)と、前記取得部が取得した情報に基づいて、物質の供給量を決定する決定部(313)と、前記物質を貯留する貯留部(309)と、前記決定部が決定した前記供給量に基づいて、前記貯留部から供給される前記物質の量を調整する調整部(311,313)と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、供給量調整装置、容器、電子機器、及びプログラムに関する。
従来から、ユーザの日々の行動履歴を記憶するシステムが提案されている。例えば、特許文献1では、人体通信を用いて位置に関する行動履歴を記憶することが提案されている。
しかしながら、従来のシステムでは、記憶された行動履歴情報が、ユーザの利便性の向上に十分に役立てられているとはいえなかった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザの利便性を向上する供給量調整装置及び容器を提供することを目的とする。また、本発明は、供給量調整装置及び容器を使用するユーザの利便性を向上することが可能な電子機器及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の供給量調整装置は、環境情報と、ユーザに関する情報との少なくとも一方を取得する取得部と、前記取得部が取得した情報に基づいて、物質の供給量を決定する決定部と、前記物質を貯留する貯留部と、前記決定部が決定した前記供給量に基づいて、前記貯留部から供給される前記物質の量を調整する調整部と、を備える。
この場合において、前記取得部は、外部機器から、前記環境情報と、前記ユーザに関する情報との少なくとも一方を取得することとしてもよい。
本発明の供給量調整装置は、環境情報と、ユーザに関する情報との少なくとも一方に基づいて算出された物質の供給量に関する情報を外部機器から受信する受信部と、前記物質を貯留する貯留部と、前記供給量に関する情報に基づいて、前記貯留部から供給される前記物質の量を調整する調整部と、を備える。
本発明において、供給量調整装置は、前記貯留部からの供給が許容される前記物質の許容量を算出する算出部と、前記許容量を前記ユーザに報知する報知部と、を備えていてもよい。この場合において、前記報知部は、前記貯留部内の前記物質の残量を報知することとしてもよい。また、本発明において、供給量調整装置は、前記ユーザを検出する検出部を備えていてもよい。
本発明の供給量調整装置は、環境情報と、ユーザに関する情報との少なくとも一方を取得する取得部と、前記取得部が取得した情報に基づいて、物質の供給量を決定する決定部と、前記決定部が決定した前記供給量に基づいて、貯留部から供給される前記物質の量を調整する調整部と、を備える。
本発明の供給量調整装置は、環境情報と、ユーザに関する情報との少なくとも一方に基づいて算出された物質の供給量に関する情報を外部機器から受信する受信部と、前記供給量に関する情報に基づいて、貯留部から供給される前記物質の量を調整する調整部と、を備える。
本発明の容器は、物質を貯留する貯留部と、上記の供給量調整装置と、を備える。
本発明の電子機器は、環境情報と、ユーザに関する情報との少なくとも一方を取得する取得部と、前記取得部が取得した情報に基づいて、物質の供給量を算出する算出部と、前記算出部が算出した前記供給量を外部機器に送信する送信部と、を備える。
この場合において、前記取得部は、前記ユーザの行動履歴を前記ユーザに関する情報として取得することとしてもよい。また、前記取得部は、前記ユーザの身体の状態を前記ユーザに関する情報として取得することとしてもよい。また、前記取得部は、天気、気温、及び湿度の少なくとも1つを前記環境情報として取得することとしてもよい。また、前記取得部は、前記ユーザに関する情報の入力を前記ユーザから受け付ける受付部を備えることとしてもよい。また、前記取得部は、生体センサを備えることとしてもよい。
本発明のプログラムは、コンピュータに、環境情報と、ユーザに関する情報との少なくとも一方を取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得した情報に基づいて、物質の供給量を算出する算出ステップと、前記算出ステップで算出された前記供給量を外部機器に送信する送信ステップと、を実行させるプログラムである。
なお、本発明をわかりやすく説明するために、上記においては一実施形態を表す図面の符号に対応つけて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、後述の実施形態の構成を適宜改良しても良く、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させても良い。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
本発明は、ユーザの利便性を向上する供給量調整装置及び容器を提供することができるという効果を奏する。また、本発明の電子機器及びプログラムは、供給量調整装置及び容器を使用するユーザの利便性を向上することができるという効果を奏する。
《第1の実施形態》
以下、第1の実施形態について、図1〜図4に基づいて、詳細に説明する。図1には、第1の実施形態に係る電子機器システム500Aの構成がブロック図にて示されている。
以下、第1の実施形態について、図1〜図4に基づいて、詳細に説明する。図1には、第1の実施形態に係る電子機器システム500Aの構成がブロック図にて示されている。
電子機器システム500Aは、ユーザの状況や状態に合わせて、ユーザに適量の物質を供給するシステムである。本実施形態では、電子機器システム500は、ユーザに適量の化粧水を供給するものとする。図1に示すように、電子機器システム500Aは、装着型機器10Aと、電子機器20Aと、供給量調整装置30Aと、を備える。
(装着型機器10A)
装着型機器10Aは、ユーザが身につけて使用する情報機器である。装着型機器10Aとしては、ユーザが手首や腕に装着して使用する時計型機器や、ユーザが顔に装着して使用する眼鏡型機器等を採用することができる。本実施形態では、装着型機器10Aは、時計型機器であるものとする。なお、装着型機器10Aは、時計型機器、眼鏡型機器に限定されない。装着型機器10Aは、ユーザが身につける物であればよい。例えば、装着型機器10Aは、アクセサリー等であってもよい。
装着型機器10Aは、ユーザが身につけて使用する情報機器である。装着型機器10Aとしては、ユーザが手首や腕に装着して使用する時計型機器や、ユーザが顔に装着して使用する眼鏡型機器等を採用することができる。本実施形態では、装着型機器10Aは、時計型機器であるものとする。なお、装着型機器10Aは、時計型機器、眼鏡型機器に限定されない。装着型機器10Aは、ユーザが身につける物であればよい。例えば、装着型機器10Aは、アクセサリー等であってもよい。
装着型機器10Aは、図1に示すように、センサ部101と、記憶部103と、カレンダ部104と、通信部105と、制御部107と、を備える。
センサ部101は、加速度センサ101A、生体センサ101B、及び温湿度センサ101Cを有する。
加速度センサ101Aは、装着型機器10Aの加速度を検出し、制御部107に出力する。制御部107は、加速度センサ101Aから入力された加速度に基づいて、装着型機器10Aを装着するユーザの運動量を算出する。加速度に基づく運動量の算出については、一例として、特開2012−020057号公報に開示されている。なお、加速度センサ101Aとしては、圧電素子や歪ゲージなどを用いることができる。また、加速度センサ101Aの軸数としては1〜3軸のいずれかを適宜選択すればよく、その数も任意に設定することができる。
生体センサ101Bは、装着型機器10Aを身につけているユーザの生体情報を取得するセンサである。本実施形態では、ユーザの手首と接触するように設けられているものとする。本実施形態では、生体センサ101Bは、ユーザの体温および発汗量を取得する。なお、生体センサ101Bは、ユーザの血圧および脈拍を取得してもよい。
生体センサ101Bは、一例として、特開2001−276012号公報(米国特許第6,526,315号)に開示されているように、発光ダイオードによりユーザに向けて光を照射し、この光に応じてユーザから反射した光を受光することにより、脈拍を検出する。なお、腕時計型の生体センサ101Bは、一例として、特開2007−215749号公報(米国公開2007−0191718号)に開示されている。
温湿度センサ101Cは、ユーザの周囲の環境の温湿度を計測するセンサであり、ユーザの人体に触れないように生体センサ101Bとは異なる面に設けられている。本実施形態においては、温度センサと湿度センサとが1つのチップに集積されているものとするが、別々に設けられてもよい。また、温湿度センサ101Cの検出方式は、適宜選択することが可能である。
センサ部101が検出した各種データは、制御部107の制御の下、記憶部103に記憶される。
記憶部103は、例えば、不揮発性の半導体メモリであり、センサ部101が検出した各種データ、及び制御部107が算出したユーザの運動量のデータを記憶する。
カレンダ部104は、年、月、日、時刻といった時間情報を取得して制御部107に出力する。カレンダ部104は、計時機能を有していてもよい。
通信部105は、他の機器と通信を行うものであり、例えばBluetooth(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identification)、TransferJet(登録商標)などの近接通信や、人体を介した人体通信、および無線通信などを用いることができる。無線通信としては、例えばWi−Fi(登録商標)などがある。本実施形態において、通信部105は、近接通信により電子機器20Aの通信部211と通信し、記憶部103に記憶されたデータを電子機器20Aに送信する。
制御部107は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、装着型機器10A全体を制御する。本実施形態では、制御部107は、定期的に(例えば、10分毎)、生体センサ101Bからユーザの生体情報(本実施形態では、体温と発汗量)を、温湿度センサ101Cから気温及び湿度を取得し、記憶部103に記憶する。また、制御部107は、前述したように、加速度センサ101Aが検出した加速度に基づいてユーザの運動量を算出し、記憶部103に記憶する。また、制御部107は、定期的に(例えば、1時間に1回)、記憶部103に記憶されたデータを電子機器20Aへと送信する。なお、制御部107は、電子機器20Aからの要求に応じて、記憶部103に記憶されたデータを電子機器20Aに送信してもよい。
(電子機器20A)
電子機器20Aは、ユーザにより携帯された状態で利用される情報機器である。電子機器20Aとしては、携帯電話、スマートフォン、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)等のほか、ユーザが身につけて使用する腕時計型端末(スマートウォッチ)、眼鏡型端末等を採用することができる。本実施形態では、電子機器20Aは、スマートフォンであるものとする。電子機器20Aは、例えば、長方形の主面(表示部207が設けられる面)を有する薄板形状を有し、片手の手のひらで把持することができる程度の大きさであるものとする。電子機器20Aは、電話機能やインターネット等に接続するための通信機能、および、プログラムを実行するためのデータ処理機能等を有する。なお、電子機器20Aが腕時計型端末や眼鏡型端末である場合には、上述した装着型機器10Aの構成の少なくとも一部を、電子機器20Aが備えるようにしてもよい。
電子機器20Aは、ユーザにより携帯された状態で利用される情報機器である。電子機器20Aとしては、携帯電話、スマートフォン、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)等のほか、ユーザが身につけて使用する腕時計型端末(スマートウォッチ)、眼鏡型端末等を採用することができる。本実施形態では、電子機器20Aは、スマートフォンであるものとする。電子機器20Aは、例えば、長方形の主面(表示部207が設けられる面)を有する薄板形状を有し、片手の手のひらで把持することができる程度の大きさであるものとする。電子機器20Aは、電話機能やインターネット等に接続するための通信機能、および、プログラムを実行するためのデータ処理機能等を有する。なお、電子機器20Aが腕時計型端末や眼鏡型端末である場合には、上述した装着型機器10Aの構成の少なくとも一部を、電子機器20Aが備えるようにしてもよい。
電子機器20Aは、図1に示すように、位置検出部201、センサ部203、入力部205、表示部207、記憶部209、通信部211、及び制御部213を備える。
位置検出部201は、例えば、GPS(Global Positioning System)モジュールを備え、電子機器20Aの位置情報(例えば、緯度及び経度)を検出し、制御部213に出力する。制御部213は、位置検出部201から入力した位置情報と、後述する記憶部209に記憶された地図情報とに基づいて、ユーザが室内にいるのか、戸外にいるのかを判断し、ユーザが戸外にいる場合には、ユーザが戸外にいる時間を不図示のカレンダ部により計測する。さらに、制御部213は、ユーザが戸外にいる場合には、通信部211を介してインターネット等に接続し、気象庁のホームページ等から現在の紫外線量の情報(例えば、単位時間あたりの紫外線量)を取得し、ユーザが戸外にいた時間に単位時間あたりの紫外線量を乗算することでユーザが浴びた紫外線量を算出する。算出された紫外線量は、記憶部209に記憶される。なお、電子機器20Aまたは装着型機器10Aに線量計を設けることで、ユーザが浴びた紫外線量を計測してもよい。
センサ部203は、水分検出センサ203Aと、油分検出センサ203Bと、を有する。水分検出センサ203Aと油分検出センサ203Bとは、例えば、表示部207とは反対側の面に設けられる。水分検出センサ203Aは、肌のキャパシタンス又はコンダクタンスを測定することにより、肌の水分量を測定し、制御部213に出力する。油分検出センサ203Bは、例えば、発光素子(LED:Light Emitting Diode)から肌に向けて照射した光の反射光の強度を測定することにより、肌の油分量を測定し、制御部213に出力する。
入力部205は、例えば、タッチパネルを備え、ユーザが触れたことに応じて情報入力を受け付ける。タッチパネルは、表示部207上または表示部207内に組み込まれて設けられる。したがって、入力部205は、ユーザが表示部207の表面をタッチすることに応じて、種々の情報入力を受け付ける。
表示部207は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)であり、電子機器20Aの主面に設けられ、画像、各種情報およびボタン等の操作入力用画像を表示する。
記憶部209は、例えば、不揮発性の半導体メモリ(フラッシュメモリ等)や、ハードディスクドライブ等であり、図3(A)に示すユーザ情報テーブルと、図3(B)に示す供給量決定テーブルとを記憶する。
ユーザ情報テーブルは、ユーザに関する情報やユーザの周囲の環境に関する情報を記憶する。ユーザ情報テーブルは、図3(A)に示すように、日付、平均体温、運動量、発汗量、紫外線量、平均気温、および平均湿度の項目を備える。
日付の項目には、データを取得した日付が格納される。平均体温の項目には、装着型機器10Aから受信したユーザの体温の平均値が格納される。運動量の項目には、装着型機器10Aから受信したユーザの運動量のその日の累積値が格納される。発汗量の項目には、装着型機器10Aから受信したユーザの発汗量のその日の累積値が格納される。紫外線量の項目には、ユーザがその日に浴びた紫外線量が格納される。平均気温の項目には、装着型機器10Aから受信した気温の平均値が格納される。平均湿度の項目には、装着型機器10Aから受信した湿度の平均値が格納される。なお、記憶部209は、定期的(例えば、15分に1回)に計測された体温、運動量、発汗量、紫外線量、気温、湿度を、ユーザ情報テーブルに記憶するようにしてもよい。各項目の累積値または平均値は、定期的に記憶された値に基づいて算出されるようにしてもよい。
供給量決定テーブルは、ユーザの状態・状況およびユーザの周囲の環境に基づいて、ユーザに供給する化粧水の量を決定するのに使用される。供給量決定テーブルは、図3(B)に示すように、健康状態、希望の肌状態、水分量、油分量、発汗量、紫外線量、運動量、平均気温、平均湿度、および供給量の項目を備える。健康状態〜平均湿度の項目には、供給量を決定するための条件が格納される。供給量の項目には、ユーザの身体の状態及びユーザの周囲の環境が、健康状態〜平均湿度の項目に格納された条件に合致する場合に供給される化粧水の量が格納される。なお、供給量決定テーブルのデータは、例えば、各化粧品メーカが提供するデータを電子機器20Aにダウンロードしてもよいし、ユーザが設定してもよい。なお、供給量決定テーブルにおいて、供給量以外の項目については、すべての項目に対して値が入力されている必要はなく、少なくとも1項目に対して値が入力されていればよい。
通信部211は、他の機器と通信を行うものであり、例えばBluetooth(登録商標)、RFID、TransferJet(登録商標)などの近接通信や、人体を介した人体通信、および無線通信などを用いることができる。無線通信としては、例えばWi−Fi(登録商標)などがある。本実施形態において、通信部211は、近接通信により装着型機器10Aの通信部105と通信し、装着型機器10Aから、ユーザの生体情報(体温、発汗量)、ユーザの運動量、および、ユーザの周囲の環境情報(気温、湿度)を受信する。また、通信部211は、近接通信により供給量調整装置30Aの通信部307と通信し、制御部313が決定した、ユーザに供給する化粧水の量(供給量)を供給量調整装置30Aに送信する。なお、通信部211は、インターネット等のネットワークへの接続や、他の外部機器との間で無線通信を行う際にも使用される。
制御部213は、CPU、RAM、ROM等を備え、電子機器20A全体を制御する。制御部213が実行する処理の詳細については、後述する。
(供給量調整装置30A)
供給量調整装置30Aは、図1に示すように、表示部301、電極部303、記憶部305、通信部307、貯留部309、調整部311、及び制御部313を備える。なお、図2(A)には、供給量調整装置30Aの一例を示す斜視図が示され、図2(B)には、供給量調整装置30Aの一例を示す断面図が示されている。
供給量調整装置30Aは、図1に示すように、表示部301、電極部303、記憶部305、通信部307、貯留部309、調整部311、及び制御部313を備える。なお、図2(A)には、供給量調整装置30Aの一例を示す斜視図が示され、図2(B)には、供給量調整装置30Aの一例を示す断面図が示されている。
表示部301は、例えば、LCDであり、図2(A)に示すように、供給量調整装置30Aの貯留部309の外面に設けられる。表示部301は、制御部313の制御の下、貯留部309に貯留されている物質M(本実施形態では、化粧水)の残量や、物質の使用量、ユーザへの警告等の情報を表示する。例えば、制御部313は、表示部301に化粧水の使用量や残量を数値や目盛り、色等を用いて表示する。例えば、化粧水の残量が所定量以上のときは青色、所定量未満のときは黄色や赤色で表示する。
電極部303は、図2(A)に示すように、ユーザの手に触れやすい位置に設けられる。制御部313は、電極部303の出力値の変化に基づいて、ユーザが供給量調整装置30Aを保持したか否かを検出する。なお、電極部303としては、シート状の電極を採用することができる。これにより、シート状の電極と、手(指)との接触面積に基づいて、制御部313は、供給量調整装置30Aを保持した人物が子供であるか大人であるかを判別することができる。また、電極部303として、所定の間隔を設けた複数の電極を採用してもよい。これにより、複数の電極と手(指)との接触状態から、ユーザの指の大きさや指の間隔を取得し、供給量調整装置30Aを保持した人物が子供であるか大人であるかを判別することができる。
記憶部305は、例えば、半導体の不揮発性メモリであり、貯留部309内の物質Mの残量等を記憶する。なお、貯留部309内の物質Mの初期残量(使い始める前の量)は、ユーザが物質Mの詰め替えを行った際に、不図示のボタンを押す等の操作によって設定するものとする。
通信部307は、他の機器と通信を行うものであり、例えばBluetooth(登録商標)、RFID、TransferJet(登録商標)などの近接通信や、人体を介した人体通信、および無線通信などを用いることができる。無線通信としては、例えばWi−Fi(登録商標)などがある。本実施形態において、通信部307は、近接通信により電子機器20Aの通信部211と通信し、ユーザに供給する化粧水の量(供給量)を受信する。
貯留部309は、図2(B)に示すように、物質M(本実施形態では化粧水)を貯留する。ユーザは、供給量調整装置30Aを傾けたり、逆さにしたりすることで、排出口321から排出される物質Mを使用することができる。
調整部311は、例えば、図2(B)に示すように、貯留部309と排出口321を連通する通路320に設けられた電磁弁311Aと流量計311Bとを備える。電磁弁311Aは、制御部313の制御の下、開閉し、貯留部309内の物質Mの外部への排出を制御する。流量計311Bは、通路320を介して排出口321から排出される物質Mの流量を計測し、制御部313に出力する。制御部313は、当該流量に基づいて、排出口321から排出された物質Mの総量を算出する。
制御部313は、CPU、RAM、ROM等を備え、供給量調整装置30A全体を制御する。
(電子機器システム500Aの処理)
次に、電子機器システム500Aが実行する処理について、図4(A)及び図4(B)のフローチャートを参照して説明する。図4(A)は、電子機器20Aが実行する処理の一例を示すフローチャートであり、図4(B)は、供給量調整装置30Aが実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、図4(A)及び図4(B)の処理の前提として、電子機器20Aと供給量調整装置30Aとは、例えば電子機器20Aと供給量調整装置30Aとを接触させたり、近接させたりすることによって、予めペアリングされているものとする。本実施形態においてペアリングとは、複数の装置間の協働処理を実行され得る状態にすることである。また、電磁弁311Aは閉じているものとする。本実施形態において、図4(A)の処理は、ユーザが電子機器20Aにおいて所定のアプリケーションソフトウェアを起動すると開始される。また、図4(B)の処理は、予めペアリングされた電子機器20Aとの近接通信が成立すると開始される。なお、前述の近接通信や人体通信の成立により電子機器20Aと供給量調整装置30Aとがペアリングを行うようにしてもよい。また、供給量調整装置30Aの電源がオフの場合にも不図示の電池から通信部307に電源を供給し、電子機器20Aとの近接通信や人体通信の成立により供給量調整装置30Aの電源をオンするようにしてもよい。
次に、電子機器システム500Aが実行する処理について、図4(A)及び図4(B)のフローチャートを参照して説明する。図4(A)は、電子機器20Aが実行する処理の一例を示すフローチャートであり、図4(B)は、供給量調整装置30Aが実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、図4(A)及び図4(B)の処理の前提として、電子機器20Aと供給量調整装置30Aとは、例えば電子機器20Aと供給量調整装置30Aとを接触させたり、近接させたりすることによって、予めペアリングされているものとする。本実施形態においてペアリングとは、複数の装置間の協働処理を実行され得る状態にすることである。また、電磁弁311Aは閉じているものとする。本実施形態において、図4(A)の処理は、ユーザが電子機器20Aにおいて所定のアプリケーションソフトウェアを起動すると開始される。また、図4(B)の処理は、予めペアリングされた電子機器20Aとの近接通信が成立すると開始される。なお、前述の近接通信や人体通信の成立により電子機器20Aと供給量調整装置30Aとがペアリングを行うようにしてもよい。また、供給量調整装置30Aの電源がオフの場合にも不図示の電池から通信部307に電源を供給し、電子機器20Aとの近接通信や人体通信の成立により供給量調整装置30Aの電源をオンするようにしてもよい。
電子機器20Aの制御部213は、図4(A)のステップS11において、ユーザからの入力を受け付けるまで待機している。例えば、ユーザが入力部205を用いて、本日の体調や、肌の調子で気になっていること(吹き出物が出てきた等)等ユーザの健康状態に関する情報と、希望する肌の状態(しっとり、さっぱり、すべすべ、さらさら等)とを入力すると、制御部213は、ステップS13に移行する。なお、ステップS11の処理を省略してもよい。
ステップS13に移行すると、制御部213は、センサ部203を用いて、ユーザの肌の水分量及び油分量を取得する。このとき、制御部213は、ユーザの肌をセンサ部203に接触させて、水分量及び油分量を計測するよう促すメッセージを表示部207に表示したり、不図示のスピーカから同様のメッセージを出力したりする。なお、制御部213は、所定時間(例えば、10秒)が経過しても、ユーザの肌の水分量及び油分量を取得できない場合には、ステップS13の処理を省略して、ステップS15に移行するようにしてもよい。なお、制御部213は、例えば、装着型機器10Aからユーザの体温の情報も取得するようにしてもよい。
ステップS15に移行すると、制御部213は、ステップS11及びステップS13で取得した情報、記憶部209に記憶されているユーザ情報テーブルのデータ(図3(A))、及び、供給量決定テーブル(図3(B))に基づいて、供給量調整装置30Aの貯留部309に貯留されている物質(化粧水)の供給量を決定する。具体的には、制御部213は、供給量決定テーブル(図3(B))の健康状態〜平均湿度が、ステップS11及びステップS13で取得した情報及びユーザ情報テーブルのデータと合致するデータの供給量の項目に格納された値を、化粧水の供給量として決定する。なお、制御部213は、ステップS11及びステップS13で取得した情報及びユーザ情報テーブルのデータと合致するデータがない場合には、供給量決定テーブル(図3(B))の中から、最も近いデータを選択し、化粧水の供給量を決定してもよい。あるいは、供給量を決定する条件を格納する健康状態〜平均湿度の項目に優先順位を付け、優先順位の高い項目において合致するデータを使用して、化粧水の供給量を決定してもよい。
続くステップS17において、制御部213は、ステップS15で決定した供給量を供給量調整装置30Aに送信し、図4(A)の全処理を終了する。
一方、供給量調整装置30Aの制御部313は、電子機器20Aから供給量を受信するまで待機している。そして、電子機器20AがステップS17において、供給量を送信した段階で、ステップS31の判断が肯定され、制御部313は、ステップS33に移行する。
ステップS33に移行すると、制御部313は、供給量調整装置30Aがユーザによって保持されるまで待機する。なお、制御部313は、電極部303の出力に基づいて、供給量調整装置30Aが保持されたか否かを判断することができる。供給量調整装置30Aが保持されると、ステップS33の判断が肯定され、制御部313は、ステップS37に移行する。
ステップS37に移行すると、制御部313は、電極部303の出力に基づいて、供給量調整装置30Aを保持した人物が子供であるか否かを判断する。例えば、電極部303がシート状の電極を備える場合、制御部313は、シート状の電極と、手(指)との接触面積に基づいて、供給量調整装置30Aを保持した人物が子供であるか否かを判断する。あるいは、電極部303が所定の間隔を設けた複数の電極を備える場合、制御部313は、複数の電極と手(指)との接触状態から推定される指の太さや指の間隔に基づいて、供給量調整装置30Aを保持した人物が子供であるか否かを判断する。供給量調整装置30Aを保持した人物が子供である場合、ステップS33に戻るが、大人である場合には、ステップS39に移行する。
ステップS39に移行すると、制御部313は、電子機器20Aから受信した供給量に基づいて、ユーザに化粧水を供給する。具体的には、制御部313は、電磁弁311Aを開け、通路320を介して排出口321から化粧水を供給する。そして、化粧水の排出量が供給量に達すると、制御部313は、電磁弁311Aを閉め、化粧水の供給を停止する。これにより、ユーザの状態や状況に合った量の化粧水をユーザに提供することができる。
続くステップS41において、制御部313は、化粧水の残量を算出し、記憶部305に記憶する。具体的には、制御部313は、記憶部305に記憶されていた残量から、今回の供給量を差し引いた値を、記憶部305に記憶する。
続くステップS43において、制御部313は、表示部301に化粧水の残量を表示し、図4(B)の全処理を終了する。
以上、詳細に述べたように、本第1の実施形態によれば、電子機器20Aの制御部213は、ユーザの周囲の環境情報(気温、湿度)と、ユーザに関する情報(運動量、発汗量、ユーザが浴びた紫外線量、肌の水分量、油分量、健康状態、希望の肌状態)とを取得し、取得した情報に基づいて、化粧水の供給量を決定し、決定した供給量を供給量調整装置30Aに送信する。一方、供給量調整装置30Aの制御部313は、通信部307を介して、ユーザの周囲の環境情報(気温、湿度)と、ユーザに関する情報(運動量、発汗量、ユーザが浴びた紫外線量、肌の水分量、油分量、健康状態、希望の肌状態)とに基づいて決定された化粧水の供給量を電子機器20Aから受信し、当該供給量に基づいて、調整部311を制御して貯留部309から供給される化粧水の量を調整する。化粧水等の基礎化粧品は、各メーカから基本となる使用量がユーザに示されるが、当該使用量がユーザにとって適量でない場合もある。また、ユーザは、通常、目分量で化粧水の使用量を決定するため、当該使用量が適切な量とはならない場合もある。本実施形態によれば、ユーザのその日の行動や、肌状態、周囲の環境に基づいた適切な量の化粧水がユーザに供給されるため、ユーザの利便性が向上する。
また、本第1の実施形態によれば、表示部301が、貯留部309内の化粧水の残量を表示するので、ユーザは、貯留部309内にどれだけ化粧水が残っているかを知ることができ、購入時期などの決定に役立てることができる。
また、本第1の実施形態によれば、制御部313は、電極部303を用いて、供給量調整装置30Aを保持した人物が大人であるか子供であるかを検出し、子供である場合には、化粧水が供給されないように調整部311を制御する。これにより、子供のいたずらによって、化粧水が使用されるのを防ぐことができる。
なお、上記第1の実施形態において、供給量調整装置30Aの表示部301に化粧水の残量を表示していたが、これに限られるものではない。例えば、供給量調整装置30Aから化粧水の残量を電子機器20Aに送信して、電子機器20Aの表示部207に化粧水の残量を表示するようにしてもよい。この場合、供給量調整装置30Aの表示部301を省略することができる。また、例えば、電子機器20Aで供給量調整装置30Aの貯留部309内の物質の残量を管理して、供給量調整装置30Aの記憶部305を省略するようにしてもよい。これにより、供給量調整装置30Aの構成を簡易にすることができ、製造コスト等を抑えることができる。
なお、上記第1の実施形態において、電子機器20Aの制御部213は、供給量決定テーブル(図3(B))を用いて、化粧水の供給量を決定していたが、これに限られるものではない。制御部213は、所定の計算式を用いて、供給量を決定してもよい。
また、上記第1の実施形態では、制御部213が供給量を決定する物質Mは、化粧水に限られるものではない。例えば、物質Mは、乳液でもよいし、薬(塗り薬、飲み薬)であってもよい。この場合、薬は、液体の薬であってもよいし、粉末の薬であってもよい。
なお、上記第1の実施形態において、電子機器20Aが実行する処理の少なくとも一部を供給量調整装置30Aが実行してもよい。例えば、電子機器20Aが、ユーザが電子機器20Aに入力した情報(健康状態、希望の肌状態)、ユーザ情報テーブル、ならびに、ユーザの肌の水分量及び油分量を供給量調整装置30Aに送信し、供給量調整装置30Aが化粧水の供給量を算出するようにしてもよい。この場合、供給量調整装置30Aの記憶部305に、供給量決定テーブル(図3(B))を記憶しておけばよい。なお、電子機器20Aが実行する処理の一部を、不図示のサーバが実行するようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態では、制御部313は、電極部303の出力に基づいて、供給量調整装置30Aが保持されたか否かを判断していたが、これに限られるものではない。例えば、供給量調整装置30Aは、加速度センサを備え、制御部313は、当該加速度センサの出力値が所定値を超えた場合に、供給量調整装置30Aが保持されたと判断してもよい。この場合、図4(B)のステップS37の判断を省略してもよい。また、供給量調整装置30Aが圧力センサを有していてもよい。制御部313が、圧力センサの出力に応じて調整部311を調整することで、貯留部309から単位時間あたりに供給される物質Mの量を変化させてもよい。例えば、ユーザが供給量調整装置30Aを強く握った場合(圧力センサの出力が所定値以上の場合)、制御部313は単位時間あたりに供給される物質量Mの量を増やす。ユーザが供給量調整装置30Aを弱く握った場合(圧力センサの出力が所定値未満の場合)、制御部313は単位時間あたりに供給される物質量Mの量を減らす。また、供給量調整装置30Aは、電極部303に代えて、指紋センサ等の生体認証用のセンサを備えていてもよい。これにより、供給量調整装置30Aを保持した人物をより正確に特定することができ、例えば、供給量を送信した電子機器20Aのユーザが供給量調整装置30Aを保持しているか否か等を判断することができる。生体認証用センサによる人物の特定は、供給量調整装置30Aを複数の人物で共有する場合に特に有効である。なお、この場合、各電子機器20Aのユーザと、各ユーザの指紋情報とを記憶部305に記憶しておけばよい。なお、電子機器20Aと供給量調整装置30Aとのペアリング時に、電子機器20Aのユーザを供給量調整装置30Aのユーザとして特定するようにしてもよい。
なお、上記第1の実施形態では、供給量調整装置30Aが貯留部309を備えていたが、これに限られるものではない。例えば、図5(A)及び図5(B)に示すように、供給量調整装置30Aを容器に取り付け可能なキャップに適用してもよい。この場合、図5(A)に示すように、キャップの上面に表示部301を設け、キャップの側面に電極部303を設ければよい。また、前述したように表示部301を省略してもよい。
また、上記第1の実施形態では、電子機器20Aの制御部213は、水分検出センサ203A及び油分検出センサ203Bからユーザの肌の状態(水分量、油分量)を取得していたが、これに限られるものではない。例えば、制御部213は、不図示の撮像部により撮像されたユーザの肌の画像からユーザの肌の状態を推定してもよい。
また、上記第1の実施形態では、装着型機器10Aが加速度センサ101Aを備え、制御部107がユーザの運動量を算出していたが、これに限られるものではない。例えば、電子機器20Aが加速度センサを備え、制御部213が当該加速度センサの出力に基づいてユーザの運動量を算出するようにしてもよい。また、電子機器20Aが温湿度センサを備えるようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態では、装着型機器10Aと電子機器20Aとを別体としていたが、装着型機器10Aと電子機器20Aを統合して、供給量を決定する専用の端末をユーザに提供してもよい。
なお、上記第1の実施形態において、電子機器20Aの制御部213は、算出した供給量の化粧水をユーザが肌に塗布した結果(肌の状態)を記憶部209に記憶し、当該結果を供給量の算出に反映させてもよい(学習機能)。算出した供給量の化粧水をユーザが肌に塗布した結果(肌の状態)は、センサ部203により取得することができる。
また、上記第1の実施形態において、電子機器20Aの制御部213は、通信部211を介して、インターネット等からその日の天気の情報を取得し、当該天気の情報に基づいて、化粧水の使用量を補正するようにしてもよい。例えば、ユーザが美白化粧水を使用しており、その日の天気が晴れであった場合には、化粧水の供給量を、供給量決定テーブルに格納されている量よりも多くするようにしてもよい。また、制御部213は、天気の情報に基づいて、ユーザに、どの基礎化粧品(例えば、化粧水と乳液、化粧水と乳液とパック等)を使用すればよいかを提案するようにしてもよい。
なお、上記第1の実施形態において、電子機器20Aは装着型機器10Aからではなく、ユーザの身体に装着された生体センサ101Bから直接、ユーザの生体情報を取得するようにしてもよい。この場合、電子機器20Aが、装着型機器10Aが備える加速センサ101A、温湿度センサ101C、及び、カレンダ部104を備えればよい。
《第2の実施形態》
次に、第2の実施形態について、図6〜図9を参照して詳細に説明する。図6には、第2の実施形態に係る電子機器システム500Bのブロック図が示されている。また、図7(A)には、第2の実施形態に係る供給量調整装置30Bの一例を示す斜視図が示され、図7(B)には、供給量調整装置30Bの一例を示す断面図が示されている。
次に、第2の実施形態について、図6〜図9を参照して詳細に説明する。図6には、第2の実施形態に係る電子機器システム500Bのブロック図が示されている。また、図7(A)には、第2の実施形態に係る供給量調整装置30Bの一例を示す斜視図が示され、図7(B)には、供給量調整装置30Bの一例を示す断面図が示されている。
図6に示すように、電子機器システム500Bは、装着型機器10Bと、電子機器20Bと、供給量調整装置30Bとを備える。なお、本実施形態において、装着型機器10Bは、腕時計型機器であり、電子機器20Bは、スマートフォンであり、供給量調整装置30Bは醤油さしであるものとする。
(装着型機器10B)
装着型機器10Bは、センサ部101において温湿度センサ101Cが省略されている点を除き、第1の実施形態に係る装着型機器10Aと同一又は同等の構成を備えるため、詳細な説明を省略する。
装着型機器10Bは、センサ部101において温湿度センサ101Cが省略されている点を除き、第1の実施形態に係る装着型機器10Aと同一又は同等の構成を備えるため、詳細な説明を省略する。
なお、本実施形態において、装着型機器10Bの生体センサ101Bは、ユーザの体温、脈拍、及び血圧を検出し、制御部107に出力するものとする。制御部107は、ユーザの起床時の脈拍及び血圧を生体センサ101Bから取得し、記憶部103に記憶する。また、制御部107は、定期的に(例えば、10分毎)、ユーザの体温、脈拍、および血圧を生体センサ101Bから取得し、記憶部103に記憶する。また、制御部107は、第1の実施形態と同様に、加速度センサ101Aが検出した加速度に基づいてユーザの運動量を算出し、記憶部103に記憶する。また、制御部107は、定期的に(例えば、1時間に1回)、記憶部103に記憶されたデータを電子機器20Bへと送信する。なお、制御部107は、電子機器20Bからの要求に応じて、記憶部103に記憶されたデータを電子機器20Bに送信してもよい。
(電子機器20B)
電子機器20Bは、第1の実施形態に係る電子機器20Aからセンサ部203を省略した構成を備える。
電子機器20Bは、第1の実施形態に係る電子機器20Aからセンサ部203を省略した構成を備える。
なお、本実施形態において、電子機器20Bの通信部211は、人体通信により供給量調整装置30Bと通信するものとする。この場合において、人体通信用の電極は、ユーザが電子機器20Bを携帯した状態でユーザに接触する部分(例えば、表示部207と反対側の面)に設けられる。なお、人体通信には、人体に微弱な電流を流して、その電流を変調して情報を伝達する電流方式や、人体の表面に誘起する電界を変調して情報を伝達する電界方式などがある。本実施形態では、電流方式及び電界方式のいずれのタイプを用いることも可能である。なお、ユーザの皮膚と電極が接触している場合はもちろん、ユーザの皮膚と電極との間に布等が存在している場合(すなわち、電極が手と対向している場合)でも、人体通信は可能である。
記憶部209は、図8(A)に示すユーザ情報テーブル、図8(B)に示す健康管理テーブル、図8(C)に示す許容量決定テーブル、及び図8(D)に示す許容量管理テーブルを記憶する。
本実施形態において、ユーザ情報テーブルは、図8(A)に示すように、日付、平均体温、起床時脈拍、起床時血圧、平均脈拍、平均血圧、及び運動量の項目を備える。
日付の項目には、データを取得した日付が格納される。平均体温の項目には、装着型機器10Bから受信したユーザの体温の平均値が格納される。起床時脈拍及び起床時血圧の項目には、装着型機器10Bから受信したユーザの起床時の脈拍及び血圧がそれぞれ格納される。平均脈拍及び平均血圧の項目には、装着型機器10Bから受信したユーザの脈拍及び血圧の平均値がそれぞれ格納される。運動量の項目には、装着型機器10Bから受信したユーザの運動量のその日の累積値が格納される。なお、記憶部209は、定期的(例えば、15分に1回)に計測された体温、脈拍、血圧、運動量を、ユーザ情報テーブルに記憶するようにしてもよい。各項目の累積値または平均値は、定期的に記憶された値に基づいて算出されるようにしてもよい。
健康管理テーブルは、ユーザの健康状態を管理するテーブルである。健康管理テーブルは、図8(B)に示すように、健康状態、既往歴、病歴、年齢、性別、身長、体重、コレステロール値、及び血糖値の項目を備える。
健康状態の項目には、ユーザの現在の健康状態が入力される。ユーザの現在の健康状態は、ユーザが入力部205を用いて、電子機器20Bに入力してもよいし、制御部213がユーザ情報テーブルのデータ(血圧、脈拍、体温等)に基づいて推定してもよい。既往歴の項目には、ユーザが入力部205を用いて電子機器20Bに入力したユーザの既往歴が格納される。病歴の項目には、ユーザが入力部205を用いて電子機器20Bに入力したユーザの病歴が格納される。年齢、性別、身長、体重、コレステロール値、及び、血糖値の項目は、ユーザが入力部205を用いて電子機器20Bに入力したユーザの年齢、性別、身長、体重、コレステロール値、及び、血糖値がそれぞれ格納される。なお、ユーザが通信機能を有する体重計を所有している場合には、電子機器20Bは、体重計からユーザの体重を受信し、健康管理テーブルに登録してもよい。
許容量決定テーブルは、ユーザの状態に基づいて、ある物質をユーザが摂取してもよい量(摂取許容量)を決定するのに使用される。図8(C)には、一例として、ユーザの塩分の摂取許容量を決定する許容量決定テーブルを示す。なお、本実施形態において、ユーザが摂取可能な物質の例を塩分として説明する。物質は糖分、油分等であってもよい。許容量決定テーブルは、図8(C)に示すように、健康状態、既往歴、病歴、年齢、性別、コレステロール値、血糖値、起床時血圧、平均血圧、運動量、及び摂取許容量の項目を備える。健康状態〜運動量の項目には、摂取許容量を決定するための条件が格納される。摂取許容量の項目には、ユーザの状態が、健康状態〜運動量の項目に格納された条件に合致する場合に、ユーザが摂取可能な塩分の量が格納される。なお、許容量決定テーブルが備える項目は、これに限定されるものではなく、例えば、平均脈拍、起床時脈拍、平均体温等の項目を備えていてもよい。また、許容量決定テーブルにおいて、摂取許容量以外の項目については、すべての項目に対して値が入力されている必要はなく、少なくとも1項目に対して値が入力されていればよい。
許容量管理テーブルは、許容量決定テーブルを用いて決定された、物質の摂取許容量に対し、現時点で、ユーザが摂取している物質の量(既摂取量)を管理するものである。許容量管理テーブルは、図8(D)に示すように、日付、摂取許容量、及び既摂取量の項目を備える。日付の項目は、データが記録された日付を格納する。摂取許容量は、許容量決定テーブルに基づいて決定されたその日にユーザが摂取可能な物質(塩分)の量を格納する。既摂取量は、現時点で、ユーザが既に摂取した物質の量を格納する。なお、既摂取量は、例えば、ユーザが不図示の撮像部によりユーザが食べる前の食事の画像を撮影すると、制御部313が、当該画像に基づいてユーザが食べる食事に含まれる塩分の量を算出し、既摂取量の項目の値を更新する構成をとることができる。あるいは、ユーザが入力部205を用いて食べたメニューを入力し、制御部313が当該メニューに含まれる標準的な塩分の量(例えば、約3g)に基づき、既摂取量の項目の値を更新するという構成をとってもよい。なお、各メニューに含まれる標準的な塩分の量に関する情報は、例えば、厚生労働省のホームページ等から取得できる。また、例えば、ユーザが使用する食器(例えば、フォーク)に電極を設け、ユーザが食品を口にした場合の抵抗値に基づいてユーザが摂取した食品を特定し、ユーザが食べた食事に含まれていた塩分の量を算出してもよい。
(供給量調整装置30B)
供給量調整装置30Bは、表示部301に代えて、報知部315を備える点が第1の実施形態に係る供給量調整装置30Aと異なる。
供給量調整装置30Bは、表示部301に代えて、報知部315を備える点が第1の実施形態に係る供給量調整装置30Aと異なる。
報知部315は、ユーザに、ユーザが使用できる醤油の量を報知するためのものであり、図7(A)に示すように、上面に設けられている。本実施形態においては、報知部315は、青色LED、黄色LED、及び赤色LEDを備える。報知部315は、制御部313の制御の下、青色LEDを点灯したり、黄色LEDを点灯したり、赤色LEDを点灯したりする。
なお、本実施形態において、通信部307は、人体通信により電子機器20Bと通信を行うものとする。本実施形態では、電極部303を、人体通信用の電極として用いるものとする。
(電子機器システム500Bの処理)
次に、図9(A)および図9(B)を参照して、電子機器システム500Bが実行する処理の一例について説明する。図9(A)は、供給量調整装置30Bが実行する処理の一例を示すフローチャートであり、図9(B)は、電子機器20Bが実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、図9(A)及び図9(B)の処理の前提として、電磁弁311Aは閉じているものとする。なお、本実施形態において、図9(A)及び図9(B)の処理は、供給量調整装置30Bと電子機器20Bとの間で人体通信が成立すると開始される。
次に、図9(A)および図9(B)を参照して、電子機器システム500Bが実行する処理の一例について説明する。図9(A)は、供給量調整装置30Bが実行する処理の一例を示すフローチャートであり、図9(B)は、電子機器20Bが実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、図9(A)及び図9(B)の処理の前提として、電磁弁311Aは閉じているものとする。なお、本実施形態において、図9(A)及び図9(B)の処理は、供給量調整装置30Bと電子機器20Bとの間で人体通信が成立すると開始される。
まず、供給量調整装置30Bの制御部313が、図9(A)のステップS103において、人体通信が成立した電子機器20Bに、供給量調整装置30Bを保持したユーザが使用してもよい醤油の量(許容量)の送信を要求する。その後、制御部313は、ステップS105において、電子機器20Bから許容量を受信するまで待機する。
一方、電子機器20Bの制御部213は、図9(B)のステップS131において、供給量調整装置30Bから許容量の送信要求を受信するまで待機している。したがって、供給量調整装置30Bが図9(A)のステップS103の処理を実行した段階で、ステップS131の判断が肯定され、制御部213は、ステップS135に移行する。
ステップS135に移行すると、制御部213は、記憶部209に記憶されている許容量管理テーブル(図8(D))に基づいて、ユーザが使用してもよい醤油の量(許容量)を算出する。具体的には、制御部213は、まず、摂取許容量から既摂取量を差し引いて、塩分の摂取許容量を算出する。そして、制御部213は、当該塩分の摂取許容量と、醤油の塩分濃度とに基づいて、醤油の許容量を算出する。なお、ユーザがその日最初の食事をとる場合には、許容量管理テーブルに当該日付のデータが登録されていない。この場合、制御部213は、ユーザ情報テーブル(図8(A))と健康管理テーブル(図8(B))と、許容量決定テーブル(図8(C))とに基づいて、その日の塩分の摂取許容量を決定し、許容量管理テーブルに登録する。具体的には、制御部213は、許容量決定テーブル(図8(C))の健康状態〜運動量が、ユーザ情報テーブル及び健康管理テーブルのデータと合致するデータの摂取許容量の項目に格納された値を、塩分の摂取許容量として決定する。この場合の、既摂取量は0gとなる。なお、制御部213は、許容量決定テーブル(図8(C))の健康状態〜運動量が、ユーザ情報テーブル及び健康管理テーブルのデータと合致するデータがない場合には、許容量決定テーブル(図8(C))の中から、最も近いデータを選択し、塩分の摂取許容量を決定してもよい。あるいは、摂取許容量を決定する条件を格納する健康状態〜運動量の項目に優先順位を付け、優先順位の高い項目において合致するデータを使用して、塩分の摂取許容量を決定してもよい。
そして、続くステップS137において、制御部213は、算出した許容量を供給量調整装置30Bに送信すると、ステップS139において、ユーザが実際に使用した醤油の量(使用量)を受信するまで待機する。
一方、供給量調整装置30Bの制御部313は、ステップS105において、許容量を受信するまで待機しているので、電子機器20Bが図9(B)のステップS137の処理を実行した段階で、ステップS107に移行する。
ステップS107に移行すると、制御部313は、ステップS105で受信した許容量に基づいて、電磁弁311Aの開度を調整し、単位時間あたりに供給される醤油の量を調整する。例えば、制御部313は、許容量が所定量(例えば、2ml)以下の場合、醤油が少量ずつ(例えば、単位時間あたり1ml)供給されるように、電磁弁311Aの開き度合を調整する。
続くステップS109において、制御部313は、流量計311Bの出力に基づいて、ユーザが使用した醤油の量(使用量)を取得(算出)する。
続くステップS111において、許容量から使用量を引き算してユーザが使用可能な醤油の量(残許容量)を算出し、ユーザに報知する。例えば、制御部313は、残許容量が所定量(例えば、5ml)以上である場合、報知部315の青色LEDを点灯させる。また、制御部313は、残許容量が所定の範囲内(例えば、2ml以上5ml未満)にある場合、報知部315の黄色LEDを点灯させる。さらに、制御部313は、残許容量が所定量(例えば、2ml)未満の場合、報知部315の赤色LEDを点灯させる。これにより、ユーザは、あとどの位の量の醤油を使用できるのかを直感的に知ることができる。
続くステップS112において、制御部313は、使用量が許容量に達したか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合、ステップS113に移行する。
ステップS113に移行すると、制御部313は、ユーザが供給量調整装置30Bの使用を終了したか否かを判断する。例えば、制御部313は、電子機器20Bとの人体通信が途切れたか否かに基づいて、ユーザが供給量調整装置30Bの使用を終了したか否かを判断することができる。ここでの判断が否定された場合、ステップS107に戻る。なお、この場合、制御部313は、ステップS107において、残許容量に基づいて、電磁弁311Aの開度を調整する。
一方、使用量が許容量に達した場合(ステップS112/YES)、又は、ユーザが供給量調整装置30Bの使用を終了した場合(ステップS113/YES)、制御部313は、ステップS114において、電磁弁311Aを閉じ、醤油の供給を停止する。なお、制御部313は、使用量が許容量に達した場合に、電磁弁311Aの開度を調整し、醤油がごく少量ずつ(例えば、単位時間あたり0.5ml)供給されるようにし、報知部315の赤色LEDを点滅させるようにしてもよい。これにより、ユーザは、使用量が許容量を超えたことを認識できる。
続くステップS115において、制御部313は、ユーザが実際に使用した醤油の量を電子機器20Bに送信し、図9(A)の全処理を終了する。
一方、電子機器20Bの制御部213は、図9(B)のステップS139において、使用量を受信するまで待機しているので、供給量調整装置30Bが図9(A)のステップS115の処理を実行した時点で、ステップS141に移行する。
ステップS141に移行すると、制御部313は、当該使用量から醤油の塩分濃度に基づいてユーザが摂取した塩分量を算出し、健康管理テーブル(図8(D)の既摂取量を更新し、図9(B)の全処理を終了する。
以上の処理により、ユーザが許容量を超えて醤油を使用することで、ユーザが摂取許容量を超えて塩分を摂取してしまうのを防止することができる。
以上、詳細に述べたように、上記第2の実施形態によれば、電子機器20Bの制御部213は、ユーザの身体に関する情報(血圧、脈拍、運動量、既往歴、病歴等)を取得し、取得した当該情報に基づいて、ユーザが使用できる醤油の量(許容量)を算出し、当該許容量を供給量調整装置30Bに送信する。供給量調整装置30Bの制御部313は、電子機器20Bから受信した許容量に基づいて、電磁弁311Aの開度を調整し、単位時間あたりの醤油の供給量を調整する。これにより、ユーザが塩分を過剰摂取することを防止でき、ユーザの利便性が向上する。
また、上記第2の実施形態によれば、供給量調整装置30Bの制御部313は、電子機器20Bから受信した許容量から、ユーザが実際に使用した醤油の量(使用量)を差し引いて、ユーザが使用できる残りの醤油の量(残許容量)を算出し、当該残許容量を報知部315によりユーザに報知する。これにより、ユーザは、あとどの位の量の醤油を使用できるのかを直感的に知ることができる。
なお、上記第2の実施形態においても、電子機器20Bの制御部213が実行する処理の少なくとも一部を供給量調整装置30Bの制御部313が実行してもよい。例えば、電子機器20Bが、ユーザが許容量管理テーブルを供給量調整装置30Bに送信し、供給量調整装置30Bの制御部313が醤油の許容量を算出するようにしてもよい。また、電子機器20Bが実行する処理の一部を、不図示のサーバが実行するようにしてもよい。
なお、上記第2の実施形態において、報知部315は、貯留部309内の醤油の残量を報知してもよい。例えば、ユーザが供給量調整装置30Bの使用を終了した場合に、報知部315は、貯留部309内の醤油の残量が所定量以上であれば、青色LEDを点灯させ、所定量未満であれば、赤色LEDを点灯させるなどして、残量を報知することができる。また、報知部315にLCD等を用いて、残許容量を表示してもよい。
なお、上記第2の実施形態において、供給量調整装置30Bは醤油さしであったが、これに限られるものではない。第2の実施形態は、マヨネーズやケチャップ、ソース、塩、こしょう等の調味料を収容する容器に適用可能である。この場合、電子機器20Bの制御部213は、各調味料の塩分濃度と、塩分の摂取許容量とに基づいて、各調味料の許容量を算出すればよい。
また、上記第2の実施形態では、塩分の摂取許容量に基づいて、醤油の許容量を算出していたが、糖分や油分についても本実施形態を適用することができる。
また、上記第2の実施形態においても、供給量調整装置30Bを容器に取り付け可能なキャップに適用してもよい。
なお、上記第2の実施形態においても、電子機器20Bは装着型機器10Bからではなく、ユーザの身体に装着された生体センサ101Bから直接、ユーザの生体情報を取得するようにしてもよい。この場合、電子機器20Bが、装着型機器10Bが備える加速センサ101A、及び、カレンダ部104を備えればよい。
(変形例)
上記第2の実施形態では、供給量調整装置30Bは、電子機器20Bとの連携により醤油の供給量を調整していたが、供給量調整装置30B単体で供給量を調整することも可能である。
上記第2の実施形態では、供給量調整装置30Bは、電子機器20Bとの連携により醤油の供給量を調整していたが、供給量調整装置30B単体で供給量を調整することも可能である。
図10には、第2の実施形態の変形例に係る供給量調整装置30B’のブロック図が示されている。図10に示すように、供給量調整装置30B’は、電極部303に代えて、ユーザ認証部317を備える。また、供給量調整装置30B’は、カレンダ部319を備える。
ユーザ認証部317は、例えば、指紋センサ、静脈センサ、虹彩センサ等の生体認証センサである。本実施形態では、ユーザ認証部317は、指紋センサであるものとする。ユーザ認証部317は、ユーザの指紋情報を取得し、制御部313に出力する。制御部313は、記憶部305に記憶されている指紋情報とユーザとの関連付けから、供給量調整装置30B’を保持したユーザを特定する。
カレンダ部319は、年、月、日、時刻といった時間情報を取得して制御部313に出力する。制御部313は、カレンダ部319から取得した時刻に基づいて、ユーザが当該時刻までに摂取したと推定される塩分の量を算出する。
記憶部305は、図11に示す許容量決定テーブルを記憶する。許容量決定テーブルは、図11に示すように、ユーザ、指紋データ、年齢、性別、摂取許容量の項目を備える。ユーザの項目には、ユーザを一意に識別するための情報(例えば、ユーザ名、ユーザID)が格納される。指紋データの項目には、ユーザ認証に使用されるユーザの指紋データが格納される。年齢、性別の項目には、ユーザの年齢及び性別の項目が格納される。なお、ユーザの年齢及び性別は、供給量調整装置30B’に入力部を設けて、当該入力部を介してユーザに入力させればよい。摂取許容量の項目には、ユーザの年齢及び性別から決定される塩分の摂取許容量が格納される。なお、塩分の摂取許容量は、例えば、制御部313が、記憶部305に記憶された年齢及び性別ごとに摂取許容量を管理するテーブルを用いて決定すればよい。
(供給量調整装置30B’が実行する処理)
次に、供給量調整装置30B’が実行する処理について、図12のフローチャートを参照して説明する。なお、図12の処理は、ユーザが供給量調整装置30B’を保持すると開始されるものとする。ユーザが供給量調整装置30B’を保持したか否かは、ユーザ認証部317からの入力に基づいて判断することができる。
次に、供給量調整装置30B’が実行する処理について、図12のフローチャートを参照して説明する。なお、図12の処理は、ユーザが供給量調整装置30B’を保持すると開始されるものとする。ユーザが供給量調整装置30B’を保持したか否かは、ユーザ認証部317からの入力に基づいて判断することができる。
図12の処理では、まず、ステップS161において、制御部313は、ユーザ認証部317から取得した指紋データと、許容量決定テーブル(図11)に基づいて、供給量調整装置30B’を保持したユーザを特定する。これにより、制御部313は、当該ユーザの摂取許容量を取得することができる。
続くステップS163において、制御部313は、カレンダ部319から取得した時刻に基づき、ユーザが当該時刻までの食事で摂取したと推定される塩分量を算出する。例えば、現在時刻が午前11時30分である場合、制御部313は、ユーザの年齢と性別とに基づいて、ユーザが朝食を食べた場合に摂取すると推定される塩分量を算出する。また、例えば、現在時刻が午後7時である場合、制御部313は、ユーザの年齢と性別とに基づいて、ユーザが朝食と昼食とで摂取すると推定される塩分量を算出する。当該推定塩分量の算出は、例えば、ユーザが食事(朝食、昼食、夕食)ごとに予め算出し、記憶部305に記憶させた塩分量に基づいて行ってもよいし、記憶部305に、ユーザの食の好み(例えば、和食が好き、揚げ物が好き等)を記憶させておき、当該ユーザの食の好みと、インターネット等から取得した情報とに基づいて、制御部313が算出してもよい。
続くステップS165において、制御部313は、ユーザが使用してもよい醤油の量(許容量)を算出する。具体的には、制御部213は、許容量決定テーブルの摂取許容量からステップS163で算出した推定摂取量を差し引きし、ユーザが現時点で摂取できる塩分の残量を算出する。そして、制御部313は、当該残量と、醤油の塩分濃度とから、ユーザが使用してもよい醤油の量(許容量)を算出する。
次いで、制御部313は、図9(A)のステップS107〜ステップS114と同様に、ステップS167〜ステップS177の処理を実行し、図12の全処理を終了する。
このように、変形例によれば、供給量調整装置30B’は、ユーザを認証するユーザ認証部317を備え、制御部313が、当該ユーザ認証部317の認証結果に基づいて特定したユーザの年齢と性別とに基づいて、醤油の許容量を決定し、ユーザに醤油を供給するので、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
《第3の実施形態》
次に、第3の実施形態について、図13〜図15を参照して、詳細に説明する。図13は、第3の実施形態に係る電子機器システム500Cの構成を示すブロック図である。
次に、第3の実施形態について、図13〜図15を参照して、詳細に説明する。図13は、第3の実施形態に係る電子機器システム500Cの構成を示すブロック図である。
図13に示すように、電子機器システム500Cは、洗濯機40と供給量調整装置30Cとを備える。ここで、供給量調整装置30Cは、液体の洗濯洗剤を収容しているものとする。
(洗濯機40)
洗濯機40は、センサ部401、温湿度計402、操作部403、表示部405、記憶部407、通信部409、及び制御部411を備える。
洗濯機40は、センサ部401、温湿度計402、操作部403、表示部405、記憶部407、通信部409、及び制御部411を備える。
センサ部401は、温度センサ401Aと、重量センサ401Bと、布質センサ401Cと、を備える。温度センサ401Aは、洗濯機40の洗濯槽に給水される水の温度を検出し、検出結果を制御部411に出力する。重量センサ401Bは、洗濯機40の洗濯槽に投入された衣類の重量を検出し、検出結果を制御部411に出力する。布質センサ401Cは、例えば、布質により相違する吸水速度に基づいて、洗濯槽に投入された衣類の布質を検出し、検出結果を制御部411に出力する。給水速度に基づく衣類の布質検知については、例えば、特開2013−094622号公報に開示されている。
温湿度計402は、洗濯機40の周囲の温度及び湿度を検出し、検出結果を制御部411に出力する。なお、温湿度計402を供給量調整装置30Cに設けてもよい。
操作部403は、各種スイッチを備え、ユーザから洗濯機40に対する操作を受け付ける。ユーザは、操作部403を操作することにより、洗濯機のコース(標準、手洗い、ドライなど)を選択したり、衣類の仕上げ方を指定したりすることができる。
表示部405は、例えば、LCDであり、ユーザが選択したコースや、洗濯にかかる時間等を表示する。
記憶部407は、図14に示す使用量決定テーブルを記憶する。使用量決定テーブルは、例えば、図14に示すように、コース、仕上げ方、水温、衣類重量、布質、気温、湿度、及び使用量の項目を備える。コース〜湿度の項目には、洗剤の使用量を決定するための条件が格納される。使用量の項目には、コース〜湿度の項目に格納された条件が満たされた場合の、洗剤の使用量が格納される。
通信部409は、他の機器と通信を行うものであり、例えばBluetooth(登録商標)、RFID、TransferJet(登録商標)などの近接通信や、人体を介した人体通信、および無線通信などを用いることができる。無線通信としては、例えばWi−Fi(登録商標)などがある。本実施形態において、通信部409は、近接通信により供給量調整装置30Cの通信部307と通信し、供給量調整装置30Cの貯留部309に貯留された洗剤の供給量を送信する。
制御部411は、CPU、RAM、ROM等を備え、洗濯機40全体を制御する。制御部411が実行する処理の詳細については、後述する。
(供給量調整装置30C)
供給量調整装置30Cは、第1の実施形態に係る供給量調整装置30Aと同一又は同等の構成を備えるため、詳細な説明を省略する。
供給量調整装置30Cは、第1の実施形態に係る供給量調整装置30Aと同一又は同等の構成を備えるため、詳細な説明を省略する。
(電子機器システム500Cの処理)
次に、図15(A)及び図15(B)を用いて、電子機器システム500Cが実行する処理の一例について説明する。図15(A)は、洗濯機40が実行する処理の一例を示すフローチャートであり、図15(B)は、供給量調整装置30Cが実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、本実施形態において、洗濯機40と近接通信を行う供給量調整装置30Cとは、予めペアリングされているものとする。図15(A)の処理は、洗濯機40の電源がオンされると開始され、図15(B)の処理は、洗濯機40との近接通信が成立すると開始されるものとする。
次に、図15(A)及び図15(B)を用いて、電子機器システム500Cが実行する処理の一例について説明する。図15(A)は、洗濯機40が実行する処理の一例を示すフローチャートであり、図15(B)は、供給量調整装置30Cが実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、本実施形態において、洗濯機40と近接通信を行う供給量調整装置30Cとは、予めペアリングされているものとする。図15(A)の処理は、洗濯機40の電源がオンされると開始され、図15(B)の処理は、洗濯機40との近接通信が成立すると開始されるものとする。
洗濯機40の制御部411は、図15(A)のステップS301において、ユーザからの入力を受け付けるまで待機している。本実施形態では、ユーザは、操作部403を用いて、洗濯コースと、希望する洗濯物の仕上げ方法(ふんわり仕上げる、静電気を防ぐよう仕上げる)とを入力する。制御部411は、ユーザからの入力を受け付けると、ステップS303に移行する。
ステップS303に移行すると、制御部411は、センサ部401を用いて水温、洗濯物の量及び布質を取得するとともに、温湿度計402を用いて洗濯機40の周囲の環境情報(温度、湿度)を取得する。
続くステップS307において、制御部411は、ユーザがステップS301で入力した情報、センサ部401及び温湿度計402から取得した情報、及び、使用量決定テーブル(図14)に基づいて、洗濯に使用する洗剤の量(使用量)を決定する。
続くステップS309において、制御部411は、ステップS307で算出した使用量を供給量調整装置30Cに送信し、図15(A)の全処理を終了する。
一方、供給量調整装置30Cの制御部313は、図15(B)のステップS331において、洗濯機40から洗剤の使用量を受信するまで待機している。そして、洗濯機40がステップS309において、使用量を供給量調整装置30Cに送信した段階で、ステップS331の判断が肯定され、制御部313は、ステップS333に移行する。
ステップS333に移行すると、制御部313は、図4(B)のステップS33と同様に、供給量調整装置30Cがユーザによって保持されるまで待機する。供給量調整装置30Cが保持されると、ステップS333の判断が肯定され、制御部313は、ステップS335に移行する。
ステップS335に移行すると、制御部313は、洗濯機40から受信した使用量に基づいて、洗剤を供給する。具体的には、制御部313は、電磁弁311Aを開け、通路320を介して排出口321から洗剤を供給する。そして、流量計311Bにより計測した洗剤の量が、使用量に達すると、制御部313は、電磁弁311Aを閉め、洗剤の供給を停止する。これにより、ユーザは、洗濯物の量や布質、水温、洗濯環境(温度、湿度)にあった量の洗剤を用いて洗濯を行うことができる。
続くステップS337において、制御部313は、貯留部309に貯留されている洗剤の残量を算出し、記憶部305に記憶する。具体的には、制御部313は、記憶部305に記憶されていた残量から、今回の使用量を引いた値を、記憶部305に記憶する。
続くステップS339において、制御部313は、表示部301に洗剤の残量を表示し、図15(B)の全処理を終了する。なお、このとき、制御部313は、同様の条件で洗濯を行った場合、あと何回程度で洗剤が終わるか等を表示してもよい。
以上、詳細に述べたように、本第3の実施形態によれば、洗濯機40の制御部411は、ユーザの周囲の環境情報(気温、湿度)と、ユーザがこれから行う洗濯に関する情報(水温、衣類の重量、布質、コース、仕上げ方)とを取得し、取得した情報に基づいて、洗剤の使用量を算出し、算出した使用量を供給量調整装置30Cに送信する。一方、供給量調整装置30Cの制御部313は、当該使用量に基づいて、調整部311を制御して貯留部309から供給される洗剤の量を調整する。これにより、ユーザは、洗濯物の量や布質、水温、洗濯環境(温度、湿度)にあった量の洗剤を用いて洗濯を行うことができるので、ユーザの利便性が向上する。
なお、上記第3の実施形態において、使用量決定テーブル(図12)が備える項目は、上記の項目に限られるものではない。例えば、使用量決定テーブルは、柔軟剤や漂白剤の併用の有無に関する項目を備えていてもよい。
また、上記第3の実施形態において、洗濯機40の制御部411は、ユーザが保持するスマートフォン等の携帯機器と近接通信し、その日の天気の情報を取得するようにしてもよい。制御部411は、当該天気の情報に基づいて、洗剤の使用量を補正するようにしてもよい。例えば、制御部411は、雨の日には、洗剤の量を使用量決定テーブルに格納されている使用量よりも増やすようにしてもよい。また、制御部411が、天気の情報に基づいて、ユーザに、柔軟剤や漂白剤の併用を提案するようにしてもよい。
また、上記第3の実施形態において、制御部411が決定する使用量は、液体の洗濯洗剤に限られるものではなく、粉末の洗濯洗剤、柔軟剤、又は漂白剤の使用量であってもよい。
また、上記第3の実施形態においても、ユーザの周囲の環境情報(気温、湿度)と、ユーザがこれから行う洗濯に関する情報(水温、衣類の重量、布質、コース、仕上げ方)とを洗濯機40から供給量調整装置30Cに送信し、供給量調整装置30Cが洗剤の使用量を決定するようにしてもよい。この場合、使用量決定テーブル(図14)を、記憶部305に記憶しておけばよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置(CPU)が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例であり、適宜組み合わせることができる。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
20A,20B 電子機器
30A,30B,30B’,30C 供給量調整装置
40 洗濯機
203 センサ部
211 通信部
213 制御部
303 電極部
307 通信部
311 調整部
313 制御部
311 表示部
315 報知部
317 ユーザ認証部
30A,30B,30B’,30C 供給量調整装置
40 洗濯機
203 センサ部
211 通信部
213 制御部
303 電極部
307 通信部
311 調整部
313 制御部
311 表示部
315 報知部
317 ユーザ認証部
Claims (16)
- 環境情報と、ユーザに関する情報との少なくとも一方を取得する取得部と、
前記取得部が取得した情報に基づいて、物質の供給量を決定する決定部と、
前記物質を貯留する貯留部と、
前記決定部が決定した前記供給量に基づいて、前記貯留部から供給される前記物質の量を調整する調整部と、
を備える供給量調整装置。 - 前記取得部は、外部機器から、前記環境情報と、前記ユーザに関する情報との少なくとも一方を取得する請求項1記載の供給量調整装置。
- 環境情報と、ユーザに関する情報との少なくとも一方に基づいて算出された物質の供給量に関する情報を外部機器から受信する受信部と、
前記物質を貯留する貯留部と、
前記供給量に関する情報に基づいて、前記貯留部から供給される前記物質の量を調整する調整部と、
を備える供給量調整装置。 - 前記貯留部からの供給が許容される前記物質の許容量を算出する算出部と、
前記許容量を前記ユーザに報知する報知部と、
を備える請求項1から3のいずれか一項記載の供給量調整装置。 - 前記報知部は、前記貯留部内の前記物質の残量を報知する請求項4に記載の供給量調整装置。
- 前記ユーザを検出する検出部を備える請求項1から5のいずれか一項記載の供給量調整装置。
- 環境情報と、ユーザに関する情報との少なくとも一方を取得する取得部と、
前記取得部が取得した情報に基づいて、物質の供給量を決定する決定部と、
前記決定部が決定した前記供給量に基づいて、貯留部から供給される前記物質の量を調整する調整部と、
を備える供給量調整装置。 - 環境情報と、ユーザに関する情報との少なくとも一方に基づいて算出された物質の供給量に関する情報を外部機器から受信する受信部と、
前記供給量に関する情報に基づいて、貯留部から供給される前記物質の量を調整する調整部と、
を備える供給量調整装置。 - 物質を貯留する貯留部と、
請求項7又は8に記載の供給量調整装置と、を備える容器。 - 環境情報と、ユーザに関する情報との少なくとも一方を取得する取得部と、
前記取得部が取得した情報に基づいて、物質の供給量を算出する算出部と、
前記算出部が算出した前記供給量を外部機器に送信する送信部と、
を備える電子機器。 - 前記取得部は、前記ユーザの行動履歴を前記ユーザに関する情報として取得する請求項10に記載の電子機器。
- 前記取得部は、前記ユーザの身体の状態を前記ユーザに関する情報として取得する請求項10または11に記載の電子機器。
- 前記取得部は、天気、気温、及び湿度の少なくとも1つを前記環境情報として取得する請求項10から12のいずれか一項記載の電子機器。
- 前記取得部は、前記ユーザに関する情報の入力を前記ユーザから受け付ける受付部を備える請求項10から13のいずれか一項記載の電子機器。
- 前記取得部は、生体センサを備える請求項10から14のいずれか一項記載の電子機器。
- コンピュータに、
環境情報と、ユーザに関する情報との少なくとも一方を取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得した情報に基づいて、物質の供給量を算出する算出ステップと、
前記算出ステップで算出された前記供給量を外部機器に送信する送信ステップと、
を実行させるプログラム。
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