JP2015189031A - インクジェットヘッド、インクジェット記録装置およびインクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッド、インクジェット記録装置およびインクジェットヘッドの製造方法 Download PDF

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Toshio Miyazawa
利夫 宮澤
正志 下里
Masashi Shimozato
正志 下里
楠 竜太郎
Ryutaro Kusunoki
竜太郎 楠
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    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】信頼性が高く、歩留まりが良い、インクジェットヘッドを提供する。
【解決手段】表面に複数の第1溝131および複数の第2溝132を交互に備えた圧電部材118と、少なくとも第1溝131の位置に合わせてノズル301が配置され、圧電部材118の表面を塞ぐノズルプレート300と、第1溝131の一端に連通しインクを供給する第1インク室116aおよび第1溝131の他端に連通しインクを排出する第2インク室116bと、圧電部材118を変形させて第1溝131の容積を変化させる駆動手段とを有するとともに、第2溝132には、第2溝132へのインクの流入を防ぐ感光性樹脂により形成された壁材117が設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、インクジェットヘッド、インクジェット記録装置、およびインクジェットヘッドの製造方法に関する。
圧電部材の表面に複数の溝を設けて、各溝に流入されたインクを圧電部材のシェアモード変形により吐出するインクジェットヘッドにおいては、印加される電圧により溝の両側の側壁が変形して駆動する。このため、隣接する溝の一方の圧力が高まっているときには、他方の溝の圧力は低くなる。よって、隣接する溝の両方から同時にインクを吐出することができない。また、1つおきの溝の側壁を同時に変形駆動させる方法では、間に挟まれた溝から、インクが誤って吐出されるおそれがある。
そこで、インクの誤吐出を防止し、駆動周波数を向上させるために、インクを吐出する溝である圧力室と、インクを吐出しない溝、いわゆるダミー室とを交互に設けたインクジェットヘッドが知られている。圧力室には供給されたインクを吐出するノズルが設けられる。一方、ダミー室にはノズルが設けられず、インクが充填されるのみである。
このように、圧力室とダミー室とを交互に配置することで、圧力室を形成する圧電部材の側壁がシェアモード変形したとしても、インクの誤吐出が防止される。したがって、各圧力室から同時にインクを吐出でき、インクジェットヘッドの駆動周波数が向上する。
特開2013‐43425号公報 特開2013‐10211号公報
しかしながら、ダミー室のインクを介して隣の圧力室に圧力が伝わるため、単独のノズルからインクを吐出するときと、隣接するノズルからインクを吐出するときとで吐出量が異なる。
このため、ダミー室に空気を充填し空気室としたインクジェットヘッドが知られている。このインクジェットヘッドは、圧力室と交互に設けられたダミー室にのみ空気を充填してインクが入らないようにした構造を有している。
しかしながら、このような空気室を設ける構造には、精緻な加工技術が要求されるため、製造コストが増大する。そこで、信頼性が高く、歩留まりが良い、インクジェットヘッドの開発が望まれている。
そこで、実施の形態に係るインクジェットヘッドは、表面に複数の第1溝および複数の第2溝を交互に備えた圧電部材と、少なくとも第1溝の位置に合わせてノズルが配置され、圧電部材の表面を塞ぐノズルプレートと、第1溝の一端に連通しインクを供給する第1インク室および第1溝の他端に連通しインクを排出する第2インク室と、圧電部材を変形させて第1溝の容積を変化させる駆動手段とを有するとともに、第2溝には、第2溝へのインクの流入を防ぐ感光性樹脂により形成された壁材が設けられている。
図1は、第1の実施の形態に係るインクジェットプリンターの概略図である。 図2は、第1の実施の形態に係るインクジェットヘッドを示す分解斜視図である。 図3は、図2のインクジェットヘッドの要部を部分的に拡大した斜視図である。 図4は、図2のインクジェットヘッドをF4−F4線に沿って切断した断面の一部を拡大した部分拡大断面図である。 図5は、図4に示したインクジェットヘッドの動作を説明するための部分拡大断面図である。 図6は、図2に示したインクジェットヘッドの要部を拡大した平面図である。 図7は、図6のインクジェットヘッドをF7‐F7線に沿って切断した断面図である。 図8は、図6のインクジェットヘッドをF8‐F8線に沿って切断した断面図である。 図9は、第1の実施の形態に係るインクジェットヘッドの製造プロセスを示すフローチャートである。 図10は、第1の実施の形態に係るインクジェットヘッドの壁部材の形成プロセスを示すフローチャートである。 図11は、図10とともに壁部材の形成プロセスを説明するための動作説明図である。 図12は、第2の実施の形態に係るインクジェットヘッドの要部を拡大した平面図である。 図13は、図12のインクジェットヘッドをF13−F13線に沿って切断した断面図である。
以下に、第1の実施の形態について、図1から図10を参照して説明する。
図1は、第1の実施の形態に係るインクジェットプリンター1を示す概略図である。インクジェットプリンター1は、インクジェット記録装置の一例である。なお、インクジェット記録装置はこれに限らず、複写機のような他の装置であっても良い。
図1に示すように、インクジェットプリンター1は、例えば、記録媒体である記録紙Pを搬送しながら画像形成等の各種処理を行う。インクジェットプリンター1は、筐体10と、給紙カセット11と、排紙トレイ12と、保持ローラ(ドラム)13と、搬送装置14と、保持装置15と、画像形成装置16と、除電剥離装置17と、反転装置18と、クリーニング装置19とを備える。
給紙カセット11は、複数の記録紙Pを収容して、筐体10内に配置される。排紙トレイ12は、筐体10の上部にある。インクジェットプリンター1によって画像形成がされた記録紙Pは、排紙トレイ12に排出される。
搬送装置14は、記録紙Pが搬送される経路に沿って配置された複数のガイドおよび複数の搬送ローラを有する。当該搬送ローラは、モータによって駆動されて回転することで、記録紙Pを給紙カセット11から排紙トレイ12まで搬送する。
保持ローラ13は、導体によって形成された円筒状のフレームと、このフレームの表面に形成された薄い絶縁層(図示せず)とを有する。このフレームは接地(グランド接続)されている。保持ローラ13は、その表面上に記録紙Pを保持した状態で回転することにより、記録紙Pを搬送する。
保持装置15は、搬送装置14によって給紙カセット11から搬出された記録紙Pを、保持ローラ13の外周面に吸着させて保持させる。保持装置15は、記録紙Pを保持ローラ13に対して押圧した後、帯電による静電気力で記録紙Pを保持ローラ13に吸着させる。
画像形成装置16は、保持装置15によって保持ローラ13の外周面に保持された記録紙Pに、画像を形成する。画像形成装置16は、保持ローラ13の外周面に対向して配置された複数のインクジェットヘッド21を有する。複数のインクジェットヘッド21は、例えば、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの四色のインクを、それぞれ記録紙Pに吐出することで、画像を形成する。
除電剥離装置17は、画像が形成された記録紙Pを、除電することで、保持ローラ13から剥離する。除電剥離装置17は、電荷を供給して記録紙Pを除電し、記録紙Pと保持ローラ13との間に爪を挿入する。これにより、記録紙Pは保持ローラ13から剥離される。保持ローラ13から剥離された記録紙Pは、搬送装置14によって、排紙トレイ12または反転装置18に搬送される。
クリーニング装置19は、保持ローラ13の外周面に残ったインクや紙粉を除去する。クリーニング装置19は、保持ローラ13の回転方向において除電剥離装置17よりも下流にある。クリーニング装置19は、回転する保持ローラ13の外周面にクリーニング部材19aを当接させ、回転する保持ローラ13の外周面をクリーニングする。
反転装置18は、保持ローラ13から剥離された記録紙Pの表裏面を反転させ、当該記録紙Pを再び保持ローラ13の表面上に供給する。反転装置18は、例えば記録紙Pを前後方向逆にスイッチバックさせる所定の反転経路に沿って記録紙Pを搬送することにより、記録紙Pを反転させる。
図2は、インクジェットヘッド21の分解斜視図である。
図2に示すように、インクジェットヘッド21は、例えば、サイドシュータ型のシェアモードシェアウォール方式のインクジェットヘッドである。インクジェットヘッド21は、上記インクジェットプリンター1に搭載され、記録紙Pに向けてインクを吐出する。
インクジェットヘッド21は、基材100と、ノズルプレート300と、枠部材200を含む。また、インクジェットヘッド21は、基材100の実装面121の中央部に基材100の長手方向に延びる2本の圧電部材118を有している。
また、後に詳述するように、インクジェットヘッド21の内部には、基材100とノズルプレート300と枠部材200によって囲まれたインク室116(図7)が設けられている。
図2に示すように、基材100は、矩形の板状に形成される。本実施の形態では、基材100の材料としてアルミナを用いた。基材100の材料としては、これに限られず、例えば、炭化シリコン(SiC)やゲルマニウム基板のような他の半導体であっても良い。また、基材100の材料は、セラミックス、ガラス、石英、樹脂、または金属のような他の材料であっても良い。セラミックスとして、例えば、ジルコニア、炭化ケイ素、窒化ケイ素、またはチタン酸バリウムのような窒化物、炭化物、または酸化物を用いることができる。樹脂として、例えば、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)、ポリアセタール、ポリアミド、ポリカーボネート、またはポリエーテルサルフォンのようなプラスチック材を用いることができる。金属として、例えばアルミまたはチタンを用いることができる。なお、基材100として、金属材料を用いる場合には、実装面121を絶縁材料で被覆する必要がある。
基材100は、実装面121を有している。実装面121の中央部に圧電部材118が、長手方向に2列に並べて設けられている。各圧電部材118は、短手方向の断面が台形であり互いに離間して平行に配置されている。基材100には、圧電部材118の長手方向に沿って複数の供給口125および複数の排出口126が設けられている。
複数の供給口125は、2本の圧電部材118の間、すなわち、基材100の中央部に沿って基材100の長手方向に並んで設けられている。各供給口125は、基材100を貫通してインクタンク(図示せず)に連通している。言い換えれば、インクタンクから供給口125を通ってインクジェットヘッド21へ供給されたインクは、インク室116へ流入する。
図2に示すように、排出口126は、供給口125を間に挟んで2本の圧電部材118の外側に2列に並んで設けられている。各排出口126は、基材100を貫通してインクタンク(図示せず)に連通しており、インク室116内のインクをインクタンクへ排出する。よって、インクは、インクタンクとインク室116との間で、供給口125および排出口126を通って循環する。
図2に示すように、ノズルプレート300は、例えばポリイミドの矩形の薄膜(フィルム)により形成される。その他の樹脂材料として、例えば、他の種類のポリイミド、ABS、ポリアセタール、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエーテルサルフォンのようなプラスチック材を用いることができる。また、セラミックスとして、例えば、ジルコニア、炭化ケイ素、窒化ケイ素、チタン酸バリウムなどの窒化物、または酸化物を用いることができる。また、ノズルプレート300は、金属材料によって形成されても良い。金属材料として、例えば、アルミ、SUS、またはチタンを用いることができる。なお、ノズルプレート300に金属材料を用いた場合には、個別配線136、共通配線137及び電極135と接する箇所に絶縁材料を形成する。
ノズルプレート300のインク吐出側の表面302には、撥インク膜が形成されている(図示せず)。撥インク膜は、例えば、撥液性を有するシリコン系撥液材料またはフッ素含有系有機材料によって形成される。
ノズルプレート300は基材100の実装面121に枠部材200を介して対向して配置されている。ノズルプレート300は、ノズルプレート300を貫通した複数のノズル301を有する。複数のノズル301は、ノズルプレート300の長手方向に沿って2列に並んで配置される。
図2に示すように、枠部材200は、例えばニッケル合金よって、矩形の枠状に形成される。枠部材200は、基材100の実装面121とノズルプレート300との間に配置される。枠部材200は、2本の圧電部材118を囲むとともに、全てのノズル301を囲む大きさを有する。なお、枠部材として金属材料を用いた場合には、個別配線136、共通配線137及び電極135と接する箇所に絶縁材料を形成する。

圧電部材118は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)によって形成される。圧電部材118は、板状の二つの圧電体を互いの分極方向が対向するように張り合わせて形成されている。本実施の形態に係る圧電部材118は、長手方向に伸びた棒状の外形を有する。なお、圧電材料としてはこれに限らず、例えば、PTO(PbTiO:チタン酸鉛)、PMNT(Pb(Mg1/3Nb2/3)O−PbTiO)、PZNT(Pb(Zn1/3Nb2/3)O−PbTiO)、ZnO、およびAlNのような種々の圧電性材料を用いることができる。
図2に示すように、圧電部材118は、基材100の実装面121に接着されている。この接着材としては、例えば、熱硬化性を有するエポキシ系接着材が用いられる。
図3は、基材100に2列に並べられた圧電部材118の一方を部分的に拡大した斜視図である。図3では、内部構造を見やすくするため、ノズルプレート300の一部を破断して示してある。
図3に示すように、圧電部材118は、基材100の実装面121と平行な上面118c、およびこの上面118cの短手方向の両端辺から実装面121に向けて広がるように傾斜した2つの傾斜面118bを有する。圧電部材118は、その表面118aに基材100の短手方向に延びた複数の第1溝131(以下、圧力室131とも言う。)と複数の第2溝132(以下、空気室132ともいう。)を交互に有する。第1溝131および第2溝132の両端は傾斜面118bにつながっている。本実施の形態においては、圧力室131と空気室132とは、それぞれ同一形状に形成された溝である。なお、圧力室131と空気室132との形状は異なっていても良い。見方を変えると、圧電部材118は、これらの圧力室131および空気室132を形成する複数の側壁133を有している。側壁133は、言い換えれば、第1溝131と第2溝132の間に設けられた凸部である。
そして、第2溝132の両端部には、壁材117が設けられている。壁材117は、第2溝132の両端を封止する。壁材117は、圧電部材118の上面118cと面一に設けられた上面117aを有する。圧電部材118の上面118cおよび壁材117の上面117aは、ノズルプレート300と接着される。これにより、インク室116へ充填されたインクが第2溝132へ侵入することを防いでいる。
図4は、図2のインクジェットヘッド21を長手方向にF4−F4で切断した部分の拡大断面図である。図5は、図4の圧電部材118をシェアモード変形させた状態の一例を示す部分拡大断面図である。
図4および図5に示すように、ノズルプレート300のノズル301は、一つの圧力室131に一つのノズル301が連通するように設けられている。つまり、ノズルプレート300は、2列の圧電部材118に設けられた圧力室131に対応して、2列のノズル301を有する。一方、空気室132に対応するノズルはない。
ここで、インク室116の構造およびインクの流れ方について詳細に説明する。
図6は、図2に示したインクジェットヘッド21の圧電部材118の一方を部分的に拡大した平面図である。図7は、図6に示したインクジェットヘッド21をF7−F7で切断した断面図である。そして、図8は、図6に示したインクジェットヘッド21をF8−F8で切断した断面図である。インク室116は、基材100とノズルプレート300と枠部材200とに囲まれた空間である。
インク室116は、基材100の実装面121とノズルプレート300と枠部材200とに囲まれた空間である。インク室116には、第1インク室116aと第2インク室116bとを含む。第1インク室116aは2つの圧電部材118の間の空間である。第1インク室116aには、複数の供給口125が連通する。一方、第2インク室116bは、2つの圧電部材118の枠部材200側(外側)の空間である。第2インク室116bには、それぞれ複数の排出口126が連通している。
インクタンク内のインクは、ポンプ(図示せず)によってインク室116へ供給される。このとき、インクは、インクタンクから第1インク室116aに供給される。インク室116は、供給されるインクにより徐々に満たされる。具体的には、第1インク室116aに流入したインクは、その両側にある圧電部材118の複数の圧力室131を通って、外側にある2つの第2インク室116bへ向けて流出する。これにより、枠部材200で囲まれたインク室116全体がインクで満たされる。そして、第2インク室116bへ流れたインクは、複数の排出口126を介してインクタンクへ戻される。
複数の圧力室131の間に交互に配置された複数の空気室132は、図7に示すように、その両端が壁材117により塞がれているため、インクが侵入することがない。このため、複数の圧力室131がインクを循環させる流路の一部として機能する一方で、複数の空気室132はインクが侵入しないダミー室として機能する。
次に、基材100および圧電部材118に配置される電極および配線について説明する。
図4に示すように、圧力室131および空気室132の側面138および底面139には、電極135が形成されている。そして、図6に示すように、第1インク室116aの実装面121には、第2溝132に延びる共通配線137が設けられている。第2インク室116bの基材100上には、第1溝131へ延びる個別配線136が設けられている。各配線は、その一端で電極135に接続されるとともに、他端でインクジェットヘッド21のインクジェットヘッド駆動用IC(図示せず)に接続されている。
圧力室131および空気室132に設けられる電極135は、例えば、ニッケル薄膜により形成されている。電極135は、これに限らず、例えば、Pt(白金)およびAl(アルミニウム)、Ti(チタン)の薄膜で形成してもよい。さらに電極135の材料として、Cu(銅)、A1(アルミニウム)、Ag(銀)、Ti(チタン)、W(タングステン)、Mo(モリブデン)、Au(金)のような他の材料も用いることができる。
次に、インクジェットヘッド21の動作について説明する。
インクジェットプリンター1で印刷処理の指令が伝達されると、図示しないインクタンクから複数の供給口125を通ってインクが供給される。供給口125を通してインクジェットヘッド21へ供給されたインクは、第1インク室116aと連通する第1溝(圧力室)131の一端から圧力室131へ流入する。圧力室131から流出したインクは第2インク室116bへ流れる。第2インク室116bへ流出したインクは、複数の排出口126を介してインクタンクへ排出される。
インク室116に供給されるインクの供給量および排出量は、インク室116内部の空気泡を排出し、且つ、ノズル301からインクが押し出されることがない値に調節される。さらに、インク室116内にインクが滞留しないように、インク室116内のインクは供給口125と排出口126を通ってインク室116とインクタンクとの間を循環する。
この状態で、インクジェットプリンター1に対して印刷の指示がされると、インクジェットプリンター1の制御部(図示せず)は、インクジェットヘッド21のインクジェットヘッド駆動用IC(図示せず)に対して印刷信号を出力する。印刷信号を受信したインクジェットヘッド駆動用ICは、駆動電圧を第1溝131および第2溝132の内壁に配置された電極135に印加する。
図5は、電極135に電圧が印加され、側壁133がシェアモード変形した状態を説明するためのインクジェットヘッド21の部分拡大断面図である。インクジェットヘッド駆動用ICから圧力室131の電極135に駆動電圧が印加されると圧力室131の電極135と、共通配線137を介してグランドされた空気室132の電極135との間に電位差が生じ、両者の間の側壁133がシェアモード変形する。
以下、このシェアモード変形について、図5の一方(図示左側)の圧力室131aに着目して説明する。
圧力室131aの電極135に駆動電圧が印加されると、圧力室131aの左側の側壁133aおよび圧力室131aの右側の側壁133bがそれぞれ外側へ湾曲する。これにより、圧力室131aの容積が増加し、圧力室131内の圧力が減少し、圧力室131aに第1インク室116aからインクが流入する。一方、圧力室131aに隣接する空気室132aおよび132bは、側壁133aおよび133bの変形に伴って容積が減少する。
この後、インクジェットヘッド駆動用ICが圧力室131aの電極135に対して逆電位の駆動電圧を印加すると、図5で二点鎖線として示すように圧力室131aの両側の側壁133a,133bが内側に湾曲する。これにより、圧力室131aの容積が減少し、圧力室131a内の圧力が上昇する。この圧力室131aの圧力の上昇により、圧力室131aに連通したノズル301からインクが吐出される。
本実施の形態では、上述したように、第2溝132の両端を壁材117で塞いでいるため、第2溝132にインクが流入することがない。この結果、圧電部材118のシェアモード変形の変形率がすべての側壁133で同じになり、圧力室131からのインクの吐出量を均一化できる。
次に本実施の形態に係るインクジェットヘッド21の製造方法について図9から図11を用いて説明する。
図9は、インクジェットヘッド21の製造工程を示すフローチャートである。
まず、第1インク室116aに連通する複数の供給口125および第2インク室116bに連通する複数の排出口126を基材100に形成する(動作401)。
次に、基材100の実装面121に圧電部材118をエポキシ系の樹脂接着剤を用いて接着する(動作402)。そして、研削砥石を用いた研削機により、圧電部材118を削って2本の圧電部材118を形成する。このとき、圧電部材118の断面が台形となるように圧電部材118を基材100の長手方向に沿って削り、傾斜面118bを形成する(動作403)。
この後、圧電部材118の短手方向に延びた複数本の溝を形成する。形成された溝は、後の圧力室131および空気室132となる(動作403)。複数の溝の形成には、例えば、スラーサー等の切削加工機を用いることができる。なお、溝の形成方法は、この方法に限らず、微細な溝を正確に効率よく形成できるものであればよい。
続いて、基材100の実装面121に共通配線137および個別配線136を設ける(動作404)。また、圧電部材118の複数の溝の側面138および底面139に電極135を設ける(動作404)。配線および電極の設置方法としては、例えば、サブトラクティブ法を用いて、個々の圧力室131に接続する個別配線136、空気室132に接続される共通配線137、および圧力室131および空気室132の側面138および底面139の電極135を形成する。
具体的には、まず圧電部材118の表面118aに金属薄膜を形成する。ここで言う表面118aとは、圧電部材118の上面118c、傾斜面118b、側面138および底面139を含む面である。言い換えれば、基材100の実装面121との接着面(図示せず)以外の面である。そして、表面118aに形成された金属薄膜上にレジストマスクを積層する。さらに、当該金属薄膜を酸性エッチング液によりエッチングし、レジストマスクのない部分の金属薄膜を除去する。その後、レジストマスクを除去し配線および電極を形成する。
金属薄膜の成膜方法として、例えば、スパッタリング法や蒸着および鍍金のような他の製法等を用いることもできる。そして同様に、形成された金属薄膜をエッチングすることで、共通配線137、個別配線136および電極135をパターニングする。レジストマスクは、例えば、感光性のレジストマスクにより形成される。また、別のパターニングの方法として、基材100の実装面121の金属薄膜の不要な部分にレーザーを照射することにより除去することもできる。
次に、圧電部材118の第2溝132の両端に壁材117を形成する。この動作405については、図10および図11を用いて後で説明する。
図9に示すように、第2溝132の両端に壁材117を形成した後、基材100の圧電部材118の周囲に枠部材200をエポキシ系樹脂等の接着剤により接着する(動作406)。そして、圧電部材118および枠部材200を覆うようにノズルプレート300を接着し、圧電部材118の上面118c及び枠部材200の上面201にノズルプレート300を接着する(動作407)。ノズルプレート300を設置した後、ノズルプレート300の第1溝131と対向する位置にノズル301を形成する(動作408)。これにより、インクジェットヘッド21が製造される。そして、製造されたインクジェットヘッド21は、実装工程(動作409)を経てインクジェットプリンター1にアセンブリされる(動作410)。ここで、実装工程とは、インクジェットヘッド21に設けられた個別配線136及び共通配線137に、これらに対応するインクジェットヘッド駆動用ICの回路基板に設けられた配線とを、ACF(Anisotropic Conductive Film)を介して接続することである。また、アセンブリとは、実装されたインクジェットヘッド21とインクをインクジェットヘッド21に供給するためのインク供給部材とを組み付けるとともに、IC回路基板を覆うようにカバー体を取り付ける動作である。
図10は、第1の実施の形態に係る壁材117の製造プロセスを示したフローチャートである。図11は、図10の工程を説明するための説明図である。
図11(a)に示すように、個別配線136、共通配線137および電極135が配置された基材100の表面に仮枠123(ガラス、セラミックス、樹脂等)が接着される(図10、動作501)。仮枠123は、加熱や紫外線照射により剥離可能な接着剤124を用いて固定される。仮枠123は、圧電部材118の周囲を囲むように配置される。仮枠123の厚みは圧電部材118よりも少し厚いものとする。
この後、図11(a)に示すように、仮枠123の内側(圧電部材118側)に感光性樹脂122を充填する(動作502)。感光性樹脂122は、圧電部材118の上面118cを覆う位置まで充填する(図11(a))。本実施の形態においては、感光性樹脂122として、いわゆるネガ型の感光性樹脂122を使用した。比較的粘度が低い液体状の感光性樹脂122を用いることにより、感光性樹脂122が第1溝131および第2溝132の隅々まで毛細管現象を利用して浸透するようにした。本実施の形態においては、ネガ型の感光性樹脂122として、紫外線硬化型の感光性樹脂を用いた。また、感光性樹脂は、比較的粘度が低く液体状のものを用いた。例えば、ユーヴィックス社製の3580等を用いることができる。
次に、図11(b)に示すように、感光性樹脂122を覆う露光マスク127を設ける。本実施の形態における露光マスク127は、壁材117として硬化させたい部分以外の部分を覆い、硬化させたい部分に透孔128を有する。
この後、露光マスク127を介して、感光性樹脂122に紫外線を照射して、感光性樹脂122を露光する(動作503)。このとき、透孔128を通過した紫外線により、その部分の感光性樹脂122は硬化される。一方、露光マスク127で覆われている箇所の感光性樹脂122は硬化されない。
そして、一定時間の紫外線照射の後、露光マスク127を取り外し、仮枠123内の硬化していない感光性樹脂122を取り除く(動作504)。このとき、硬化されなかった感光性樹脂122は、インク室116および第1、第2溝131,132の中から除去される。
次に、図11(c)に示すように、仮枠123を取り外す(動作505)。この際、基材100を加熱して接着剤124を溶解し仮枠123を取り外す。この時の仮枠123の取り外し手段については、使用する接着剤124に合わせて適宜選択される。本実施の形態においては、比較的粘性の低い感光性樹脂122を壁材117として用いることにより、第2溝132の内側の隅々まで感光性樹脂122が浸透して硬化する。このため、第2溝132の両端の内側に隙間なく壁材117を設けることができる。よって、インク室116への壁材117のはみ出しを少なくすることができる。
なお、図11においては、感光性樹脂122がインク室116側に少しはみ出して硬化されて示されているが、透孔128を第2溝132の端部近傍で傾斜面118bよりも内側に配置して、感光性樹脂122を第2溝132の内側(インク室116側へはみ出ない位置)で硬化させ、壁材117とすることもできる。これにより、感光性樹脂122が第2溝132の両端部からはみ出してインク室116に広がって硬化されることを防ぐことができる。言い換えれば、空気室132と隣接する圧力室131のインク室116との通路を壁材117が誤って閉塞することを防ぐことができる。
さらにこの後、図11(d)に示すように、硬化した壁材117の上面117aが圧電部材118の上面118cと面一になるように壁材117の上面117aを研磨する(動作506)。このとき、圧電部材118の上面118cも一緒に研磨すると加工が容易である。本実施の形態においては、感光性樹脂122を圧電部材118よりも厚く充填し硬化させて壁材117を形成することにより、壁材117の上面117aと圧電部材118の上面118cを面一にする動作において、圧電部材118を研磨する量を最小限に抑えられるようにした。
なお、本実施の形態においては、ネガ型の感光性樹脂122を用いた壁材117の形成工程を示したが、感光性樹脂122として、ポジ型感光性樹脂を用いることもできる。この場合には、露光マスク127の透孔128の位置がネガ型の感光性樹脂122を用いた場合と逆の配置になる。つまり、壁材117に対応する部分を遮光する。
次に、仮枠123を用いない壁材117の形成方法(第2の実施の形態)を図12および図13を用いて説明する。
図12は、第2の実施の形態に係るインクジェットヘッド21の要部を拡大して示す部分拡大平面図である。図13は、図12のインクジェットヘッド21をF13−F13線に沿って切断した断面図である。
図12および図13に示すように、比較的粘度の高い感光性樹脂422をディスペンサー等を用いて、圧電部材118の壁材117を形成する箇所(第1溝131および第2溝132の両端付近)に帯状に塗布する。その後の感光性樹脂422の硬化工程および研磨工程は図10および図11に示したものと同様であるため省略する。なお、このように粘性が比較的高い感光性樹脂422として、例えば、日本化薬株式会社製のSU−8等を用いることができる。
粘度が高い感光性樹脂122を用いることにより液だれを防ぐことができるため、仮枠123の設置工程を省略することができる。また、使用する感光性樹脂122の量を減らすことができる。当該感光性樹脂422は、圧電部材118の上面118cの長手方向両側の縁付近から、傾斜面118bにかけて塗布され、第2溝132の両端を塞ぐ。感光性樹脂422は、比較的粘度が高いため、溝の隅まで感光性樹脂422が行き渡らないことがあるが、第2溝132の両端を外側から隙間なく覆うことで、インク室116から第2溝132へのインクの侵入を防止することができる。
上記のように、本実施の形態においては、感光性樹脂122の塗布と露光およびエッチングを組み合わせることで、壁材117を簡易に形成することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…インクジェット記録装置、10…筐体、11…給紙カセット、12…排紙トレイ、13…保持ローラ、14…搬送装置、15…保持装置、16…画像形成装置、17…除電剥離装置、18…反転装置、19…クリーニング装置、19a…クリーニング部材、21…インクジェットヘッド、100…基材、114…駆動手段、116…インク室、116a…第1インク室、116b…第2インク室、117…壁材、117…上面、117a…上面、118…圧電部材、118a…表面、118b…傾斜面、118c…上面、121…実装面、122…感光性樹脂、123…仮枠、124…接着剤、125…供給口、126…排出口、127…露光マスク、128…透孔、131、131a,131b…第1溝(圧力室)、132,132a,132b…第2溝(空気室)、133,133a,133b…側壁、135…電極、136…個別配線、137…共通配線、138…側面、139…底面、200…枠部材、300…ノズルプレート、301…ノズル、302…表面、422…感光性樹脂

Claims (8)

  1. 表面に複数の第1溝および複数の第2溝を交互に備えた圧電部材と、
    少なくとも前記第1溝の位置に合わせてノズルが配置された前記圧電部材の表面を塞ぐノズルプレートと、
    前記第1溝の一端に連通しインクを供給する第1インク室および前記第1溝の他端に連通しインクを排出する第2インク室と、
    前記第1溝と隣接する前記第2溝へのインクの流入を防ぐ感光性樹脂により形成された壁材と、
    前記圧電部材を変形させて前記第1溝の容積を変化させる駆動手段と、
    を有することを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 前記壁材が、前記第2溝の両端を前記第1インク室および前記第2インク室の両側から封止していることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  3. 前記壁材が、前記第2溝の両端よりも前記第2溝の内側を封止していることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  4. 前記第1および第2インク室は、前記ノズルプレート、表面に前記圧電部材を設けた基材、および前記ノズルプレートと前記基材に挟まれる前記圧電部材の周囲に設けられた枠部材により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  5. 前記感光性樹脂がポジ型感光性樹脂である請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  6. 前記感光性樹脂がネガ型感光性樹脂である請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一つに記載のインクジェットヘッドを用いたインクジェット記録装置。
  8. 圧電部材の表面に複数の第1溝および複数の第2溝を交互に形成する動作と、
    前記第1溝の一端と連通しインクの供給する第1インク室および前記第1溝の他端と連通しインクを排出する第2インク室を形成する動作と、
    前記圧電部材に金属薄膜をパターニングして電極を形成する動作と、
    感光性樹脂を光により硬化させて得られる壁材により前記第2溝の両端を塞ぐ動作と、
    前記圧電部材の表面にノズルプレートを配置する動作と、
    少なくとも前記第1溝の位置に合わせて前記ノズルプレートにノズルを形成する動作と、
    を有することを特徴とするインクジェットヘッド製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017209799A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 東芝テック株式会社 インクジェットヘッド、インクジェットプリンタ及びインクジェットヘッドの製造方法
US10086610B2 (en) 2016-09-15 2018-10-02 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Inkjet head and method of manufacturing inkjet head
WO2021219987A1 (en) * 2020-04-27 2021-11-04 Xaar Technology Limited An actuator component for a droplet ejection head and method for manufacturing the same

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