JP2015188603A - 拍検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 生体から得られた測定信号から呼吸拍を正確に抽出できるようした拍数検出装置を提供する。【解決手段】 相関値算出時間Tc1において、生体から得られた測定信号の自己相関値が求められる。相関値算出時間Tc1内に自己相関値の極大値P1aが存在していたら、その時刻に呼吸拍が存在していると推定し、検出拍B1が抽出される。この時刻から新たな相関値算出時間Tc2を設定し、新たな相関値算出時間Tc2内に自己相関値の最大値P1bが存在するか否かを判別する。検出拍B1,B2が抽出されたらその時間Tbから呼吸数が算出される。【選択図】図5

Description

本発明は、呼吸拍など生体に生じている拍数を検出する拍検出装置に関する。
特許文献1には、生体から得られる脈波データから脈拍を抽出する脈拍データ解析方法に関する発明が記載されている。
この脈拍データ解析方法は、脈拍データ内の隣接するボトム値とピーク値とをペアとしてボトムーピーク振幅値が求められる。時間軸上で順番に第1の振幅値と第2の振幅値ならびに第3の振幅値が得られるときに、第1の振幅値に対する第2の振幅値の相対値が所定のしきい値よりも小さいときは、第2の振幅値に係わるボトム値とピーク値を仮削除し、第2の振幅値と第3の振幅値の相対値が所定のしきい値よりも大きいときは、第2の振幅値の仮削除を解除して、このときのボトム値とピーク値を利用データとする。また、第2の振幅値と第3の振幅値の相対値が所定のしきい値よりも小さいときは、第2の振幅値のボトム値とピーク値をノイズとみなして本削除する、というものである。
特開2008−253579号公報
特許文献1に記載のように、生体から得られた脈拍データのボトム値とピーク値とを脈拍計測の基準とする方法では、脈拍データに欠落がある場合に、これを補正することはできない。また、脈拍データにノイズが重畳しているときは、脈拍に関するデータであるかノイズであるかを判別する精度を高くするのが困難である。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、生体から得られる戻り信号波から呼吸拍などを高精度に検出できる拍検出装置を提供することを目的としている。
本発明は、生体に向けて所定周波数の送信信号を含む検査信号波を送信する送信部と、生体からの戻り信号波を受信する受信部と、前記受信部で受けた受信信号と前記送信信号とから測定信号を取り出す信号抽出部と、前記測定信号を分析する制御部とが設けられた拍検出装置において、
前記制御部では、参照時間Trとこれよりも長い相関値算出時間Tcとが設定され、前記参照時間Trに前記測定信号から得られた参照信号と、前記測定信号との自己相関値が、前記相関値算出時間Tcに演算され、
前記自己相関値から、所定のしきい値を超えている極大値を抽出し、抽出された前記極大値を、自己相関値が予め決められた第1の区分値を超えているレベル1の分類に属する極大値と、前記第1の区分値よりも低いレベル1未満の分類に属する極大値との、少なくとも2種類に区分し、前記相関値算出時間Tc内に、前記レベル1の分類に属する極大値が存在しているときは、その極大値のうちの最も早く検出されたものを検出拍として抽出し、
前記検出拍が得られたときを起点として新たに前記参照時間Trと前記相関値算出時間Tcとが設定され、新たに自己相関値が演算されて、次の検出拍が抽出されることを特徴とするものである。
本発明の拍検出装置は、前記相関値算出時間Tc内に、前記レベル1の分類に属する極大値が存在しないときは、前記相関値算出時間をTc+ΔTに延長し、延長時間ΔT内にレベル1の分類の属する極大値が存在しているときは、その極大値を検出拍として抽出することが好ましい。
さらに、本発明の拍検出装置は、前記レベル1未満の分類が、さらに少なくとも2つの分類に区分され、時間Tc+ΔT内に、前記レベル1の分類に属する前記極大値が存在していないときは、前記レベル1未満の分類に属する前記極大値のうち、前記自己相関値が大きい値の分類から小さい値の分類へ向かう順番にしたがって、分類ごとに前記極大値を検索し、時系列で最初に見つかった前記極大値を検出拍とすることが好ましい。
または、本発明の拍検出装置は、前記レベル1未満の分類が、さらに少なくとも2つの分類に区分され、時間Tc+ΔT内に、前記レベル1の分類に属する前記極大値が存在していないときは、前記レベル1未満のいずれかの分類に属するものであって、時系列で最初に見つかった前記極大値を検出拍とすることが好ましい。
本発明の拍検出装置は、前記制御部において、続いて得られる2つの検出拍の時間から、単位時間当たりの拍数が算出される。
本発明の拍検出装置は、参照時間Trに測定信号から得られた参照信号を用い、相関値算出時間Tc内に、参照信号と前記測定信号との自己相関値を求め、自己相関値のいずれかの極大値を検出拍としている。そのため、測定信号に一部の欠落がある場合やノイズが重畳している場合、あるいは擬似的な信号が混在している場合であっても、拍間隔が誤って選択されるのを防ぎ、正確な検出拍を抽出する精度を高めることができる。
したがって、例えば呼吸拍のように、拍の周期が変動しやすいものであって、過去の拍間隔を参照してそれに近い拍間隔を選択することができないものであっても、精度の良い拍数測定が可能となる。
本発明の実施の形態の拍検出装置の使用例を示す説明図、 本発明の実施の形態の拍検出装置のブロック図、 生体からの戻り信号波から検波された検波信号ならびに、前記検波信号から抽出された脈拍の情報を含む測定信号と、呼吸拍の情報を含む測定信号とを示す線図、 (A)は呼吸拍の情報を含む測定信号を示す線図、(B)および(C)は参照信号を説明する線図、 参照信号と測定信号との自己相関値を表す線図、 自己相関値から検出拍を抽出する制御方法を示す線図、 制御部で行われる検出処理のフローチャートの前半の処理動作を示す、 制御部で行われる検出処理のフローチャートであり、図7に続く処理動作を示す、
図1は、本発明の実施の形態の拍検出装置10が自動車の座席1に取付けられている状態を示している。拍検出装置10は、座席1のバックシート3内に配置されている。拍検出装置10から、運転者などの生体5に検査信号波Waが送信される。検査信号波Waは生体5で反射され、その戻り信号波Wbが拍検出装置10で受信されて、拍数が検出される。
図2に示すように、拍検出装置10にはRF送信部11が設けられている。RF送信部11から所定周波数の送信信号(搬送波信号)を含む検査信号波Waが生成されて生体5に向けて送信される。検査信号波Waに含まれる前記送信信号はRF帯域の周波数の電波である。拍検出装置10にはRF受信部12が設けられており、生体5から反射された戻り信号波WbがRF受信部12で受信される。戻り信号波Wbは、生体5に与えられた検査信号波Waが、生体5で生じている拍情報で変調されて反射された信号波である。
RF受信部12で戻り信号波Wbを受信して得られた受信信号S1は信号抽出部13に与えられる。信号抽出部13は、検波回路14とバンドパスフィルタ15ならびにローパスフィルタ16を有している。RF送信部11から前記送信信号(搬送波信号)の情報が検波回路14に与えられ、検波回路14では、受信信号S1から検査信号波Waに含まれる前記送信信号の周波数成分が除去されて、生体の拍情報を含む検波信号S2が得られる。
バンドパスフィルタ15は、例えば0.7〜3Hzの周波数帯の信号を抽出するものであり、検波信号S2から、主に脈拍情報を含む測定信号S4が抽出されて制御部7に与えられる。
ローパスフィルタ16は、例えば0.7Hz未満または0.7Hz以下の周波数帯の信号抽出するものであり、検波信号S2から、主に呼吸拍情報を含む測定信号S5が抽出されて制御部17に与えられる。
制御部17は、CPUを主体とするほか、メモリやA/D変換部などを含んで構成される。測定信号S4,S5はA/D変換部でディジタル値に変換されてCPUに与えられる。CPUでは、予めインストールされているソフトウエアに基づいて演算処理が行われる。
図3の線図には、生体5からの戻り信号波Wbを受信して検波回路14で検波した検波信号S2と、バンドパスフィルタ15で抽出された主に脈拍情報を含む測定信号S4と、ローパスフィルタ16で抽出された主に呼吸拍情報を含む測定信号S5が示されている。
制御部17では、前記測定信号S4,S5について自己相関値の演算が行われる。自己相関値の演算はディジタル演算であるが、説明の都合上、図4ないし図6では、アナログ波形を使用して自己相関値の演算を説明する。以下の説明では、測定信号S5から呼吸拍の情報を検出する動作について説明する。ただし、同じ演算手法を用いて、測定信号S4から脈拍の情報を検出することも可能である。
図4(A)に、測定信号S5の例が示されている。ローパスフィルタ16で抽出された所定の時間長の測定信号S5は、制御部17の図示しないメモリに蓄えられる。例えば、メモリは、ディジタル化された測定信号S5を20秒間蓄える容量を有しており、新たなデータが次々と蓄えられるのにしたがって、古いデータが順番に消去されていく。
制御部17では、測定開始時(図4(A)の横軸で0の位置)から参照時間Trが設定される。図4(B)(C)に示すように、参照時間Trにおいて測定信号S5から切出されたものが参照信号Srとなる。制御部17では、参照信号Srと、元の測定信号S5との自己相関値が演算される。この演算は、図4(B)から図4(C)までの相関値算出時間Tcにおいて、連続して行われる。ここでの連続とは、制御部17のCPUにおいて、短い時間で自己相関値の演算が繰り返して行われることを含む概念である。
相関値算出時間Tcは、健康な大人の生体が1回は呼吸をするであろう時間を基準にして決められる。図4に示す実施の形態では、相関値算出時間Tcが8秒間に設定されている。参照時間Trは相関値算出時間Tcよりも短ければよく、この実施の形態では、参照時間Trが6秒間に設定されている。
正規化自己相関値R(k)は、例えば以下の数1に示された近似式で求められる。
上記近似式において、f(t)は時系列tにおける測定信号の値、nは参照時間Trに含まれるf(t)のデータ数、μとσはそれぞれf(t)の時系列標本の平均値と分散である。kはゼロから始まる相関値算出時間Tc内の時系列である。
参照信号Srと測定信号S5との相関値が、相関値算出時間Tcにおいて連続して演算されて得られた正規化自己相関値R(k)の変化曲線が図5に示されている。縦軸に示されている正規化自己相関値R(k)の目盛り「+1」は、その時刻で、参照信号Srと測定信号S5の波形の変化が完全に一致していることを示している。正規化自己相関値R(k)のマイナスの値は、その時刻で、参照信号Srと測定信号S5とが逆相となる関係が支配的であることを意味している。
制御部17では、相関値算出時間Tc内に正規化自己相関値R(k)に、予め設定されたしきい値よりも大きい値において極大値が存在するか否かを監視し、この極大値が存在している場合には、極大値の時刻に呼吸拍が存在していると推定される。以下では、この状態を、極大値を検出拍として抽出する、と表現する。
制御部17では、正規化自己相関値R(k)の極大値が検出拍であるか否かを判別する基準として、正規化自己相関値R(k)の極大値の存在する範囲を、少なくとも2つの区分のレベル範囲に分類している。
この実施の形態では、正規化自己相関値R(k)の極大値が、第1の区分値である「+0.7」以上のとき、その極大値が「レベル1」の分類に属するものとする。極大値の値が前記「+0.7」未満のとき、この極大値が「レベル1未満」の分類に属するものとなる。
「レベル1未満」の分類には、さらに第2の区分値「+0.5」が設定されている。極大値が「+0.5」以上で「+0.7未満」の範囲にあるとき、その極大値は「レベル2」の分類に属する。また、極大値が「+0.5未満」で、且つ極大値を抽出するための前記しきい値(例えば+0.2)以上のとき、極大値は「レベル3」の分類に区分される。
このレベル設定は、2段階以上であればいくつの段階で設定されてもよい。また各レベルでの正規化自己相関値R(k)の数値範囲はこの実施の形態の数値に限られるものではない。ただし、正規化自己相関値R(k)が+0.2未満の場合には、その正規化自己相関値R(k)の一致成分がノイズに起因する可能性が高いので、一番低いレベル3が+0.2以上に設定されることが好ましい。すなわち、「+0.2」を、極大値を抽出するための前記しきい値として設定し、このしきい値よりも正規化自己相関値R(k)が大きい範囲に現れる極大値を判別対象とすることが好ましい。
図5には、検出を開始した時刻から開始される最初の相関値算出時間Tc1に得られた正規化自己相関値R(k)の変化曲線が符号(i)で示されている。この変化曲線(i)内には、レベル1に分類される極大値P1aが1つ存在し、レベル3の極大値P3bが2つ存在している。制御部17では、レベル1の極大値P1aが現れた時刻に呼吸拍があると推定し、極大値P1aが検知拍B1として抽出される。変化曲線(i)にレベル1の極大値P1aが複数存在する場合には、相関値算出時間Tc1において最初に現れた極大値P1aを検出拍B1として抽出する。
検知拍B1が抽出されたら、その時刻よりも後に続く変化曲線(i)による正規化自己相関値R(k)を消去する。あるいはその時刻よりも後に続く変化曲線(i)による正規化自己相関値R(k)を無視する。
次に、前記検出拍B1が抽出された時刻を起点として、次の8秒間に新たな相関値算出時間Tc2が設定され、相関値算出時間Tc2での正規化自己相関値R(k)が新たに演算される。このときは、前記検出拍B1が抽出された時刻を起点として、その後の6秒間の参照時間Trにおいて測定信号S5から切り出された参照信号Srを使用して、測定信号S5との正規化自己相関値R(k)が求められる。図5には、相関値算出時間Tc2に得られた正規化自己相関値R(k)の変化曲線が(ii)で示されている。
図5の例では、新たに設定された相関値算出時間Tc2に得られた正規化自己相関値の変化曲線(ii)にレベル1の極大値P1bが存在している。このときも、最初に現れるこの極大値P1bが検出拍B2として抽出される。検出拍B2を抽出した時刻以降に得られている変化曲線(ii)の正規化自己相関値R(k)は消去され、または無視される。そして、検出拍B2を抽出した時刻からさらに8秒間の相関値算出時間Tcが設定され、その後の参照時間Trに得られた測定信号S5を参照信号Srとして正規化自己相関値R(k)が求められる。図5では、このときの自己相関値R(k)の変化曲線が(iii)で示されている。この変化曲線(iii)にレベル1の極大値P1cが存在したら、その極大値P1cを検出拍B3として抽出する。
制御部17では、検出拍B1の次に検出拍B2が抽出されるまでの時間Tb(秒)が計測され、60/Tbの計算値が1分間の呼吸数としてbpm(beat per minute)を単位として算出される。次に検出拍B2から検出拍B3までの時間が計測され、そのときの呼吸数が算出される。これが繰り返される。
この制御方法(検出方法)では、相関値算出時間Tc内において、正規化自己相関値R(k)にレベル1の極大値が存在したときに、その極大値が呼吸拍として抽出されるとともに、その時刻を基準として新たな参照信号Srが切出されて正規化自己相関値R(k)が演算される。参照信号Srが次々と更新されて正規化自己相関値が演算されることにより、測定信号S5にノイズが重畳していても呼吸拍を検出しやすくなる。また信号の欠落が有ったとしても、その後に、新たに相関値算出時間Tcが設定され、参照信号Srが更新されるために、信号の欠落による影響が継続することがない。
ここで、同じ参照信号Srを継続して使用し、その後の長時間にわたって正規化自己相関値を繰り返して演算することを比較例とすると、この比較例では、測定信号S5が経時的に変化したような場合に、呼吸拍が存在している場合でも正規化自己相関値の極大値のレベルが徐々に低下していく現象が発生しやすく、呼吸拍を正確に抽出するのが難しくなる。
これに対し、前記実施の形態での拍検出装置1では、レベル1の極大値が現れたときに、相関値算出時間Tcと参照信号Srとを新たに更新することで、測定信号S5が経時的に変化したときであっても、呼吸拍を正確に抽出することができるようになる。特に、呼吸拍の検出では、生体の周囲の温度変化や生体の運動量の変化によって呼吸拍の間隔が変化しやすく、測定信号S5が経時的に変化しやすいため、本実施の形態による拍検出方法が有効である。
なお、8秒間の相関値算出時間Tcにおいて、正規化自己相関値R(k)にレベル1の極大値が現れないこともある。この場合、呼吸数がきわめて低くなっていることが疑われる。そこで、相関値算出時間Tcのデータを消去して、8秒経過後に新たな相関値算出時間Tcを設定し、更新した参照信号Srを用いて自己相関値の演算を再開することで、呼吸拍を抽出できる確率を高くすることができる。
また、8秒間の相関値算出時間Tcにおいて、自己相関値R(k)にレベル1の極大値が現れないときには、図6と図7、図8に示す制御を行なえば、さらに呼吸拍を高精度に検出できるようになる。
図7と図8では、制御部17で実行される各処理ステップが「ST」の符号で示されている。
図7のST1では、相関値算出時間Tcが新たに設定される。図7の「スタート」は、呼吸拍の検出を開始する時刻である。あるいは、それ以前の相関値算出時間Tcにおいて算出された正規化自己相関値の極大値が呼吸拍として抽出されたときは、その極大値が現れた時刻が前記「スタート」である。
ST1で、新たな相関値算出時間Tcが設定されると、ST2において、相関値算出時間Tcの開始時刻から開始される参照時間Trから参照信号Srが切出されて、正規化自己相関値の演算が開始される。
ST3では、相関値算出時間Tc内において、正規化自己相関値R(k)に、レベル1に分類される極大値が存在しているか否かが判別される。存在していたときは、図5に示した制御例と同様に、ST4に移行して最初に現れたレベル1の極大値を選択し、ST5でその極大値を検出拍として抽出する。そして、ST6でその前に抽出された検出拍から今回抽出された検出拍までの時間Tbが求められて、呼吸数が算出されて、ST1に戻り、新たに相関値算出時間Tcが設定される。
ここで、図6に示すように、相関値算出時間Tcにおいて、正規化自己相関値R(k)にレベル1に分類される極大値が存在していないときは、ST3がNOとなり、ST7に移行する。ST7では、相関値算出時間に延長時間ΔTが加算され実質的な相関値算出時間が(Tc+ΔT)に変更される。この相関値算出時間(Tc+ΔT)は、呼吸拍数が最少の場合であっても呼吸拍が1回現われるであろうと想定される時間に設定される。実施の形態では延長時間ΔTが2秒間に設定される。
ST8では、延長時間ΔTを含む相関値算出時間(Tc+ΔT)において、正規化自己相関値R(k)にレベル1に分類される極大値が存在するか否かが判断される。図6に示すように、延長時間ΔTにレベル1に分類される極大値P1が存在していれば、ST4に移行して、その極大値P1が検出拍として抽出される。
前記延長時間ΔTを設けることで、呼吸数が低い場合であっても、呼吸拍を抽出することができるようになる。なお、相関値算出時間を最初から(Tc+ΔT)の長さで例えば10秒程度に設定しておくと、1区間の相関値算出時間内での正規化自己相関値算出の演算量が多くなり好ましくない。また1つの相関値算出時間内にレベル1の極大値が2回現われる確率も高くなり、正確に呼吸拍を抽出できないことが生じやすくなる。
ST8において、相関値算出時間(Tc+ΔT)にレベル1に分類される極大値P1が存在していない場合には、図8に示すST9に移行する。ST9以降の処理ステップでは、「レベル1未満」の分類に属する極大値のうち、正規化自己相関値が大きい値の分類から小さい値の分類へ向かう順番にしたがって、分類ごとに極大値を検索し、時系列で最初に見つかった極大値を検出拍として抽出する。
すなわち、ST9では、相関値算出時間(Tc+ΔT)にレベル2に分類される極大値P1が存在しているか否かが判定される。図6に示すように、相関値算出時間(Tc+ΔT)にレベル2に分類される極大値P2が存在しているときは、ST10に移行して、最初に現れる極大値P2を選択し、ST11でその極大値P2を検出拍として抽出する。ST12では、その前に抽出された検出拍から新たな検出拍までの時間Tbが求められ、呼吸数が算出される。
ST9において、相関値算出時間(Tc+ΔT)にレベル2に分類される極大値P2が存在していなかったときは、ST13に移行し、相関値算出時間(Tc+ΔT)にレベル3に分類される極大値P3が存在しているか否か判定される。極大値P3が存在しているときは、ST14,ST15,ST16に移行し、最初に現れる極大値P3が新たな呼吸拍として抽出され、呼吸拍の時間Tbが求められる。
ST13において、相関値算出時間(Tc+ΔT)にレベル3に分類される極大値P3が存在していないと判断されたときは、ST17に移行して、最初に設定された相関値算出時間Tcのデータが消去され、ST1に戻って新たに相関値算出時間Tcが設定される。
延長時間ΔTを含む相関値算出時間(Tc+ΔT)内には、呼吸拍が存在している確率が高いので、レベル2またはレベル3の極大値が得られた時刻を呼吸拍の時刻として抽出することで、ノイズが重畳しているときや測定信号S5に欠落が有った場合であっても、呼吸拍の存在を抽出する確率を高めることができる。
また、本発明では、ST9において、レベル1に分類される極大値P1が存在していないときに、「レベル1未満」のいずれかのレベルの分類に属するものであって、時系列で最初に見つかった極大値を検出拍として抽出してもよい。例えば、相関値算出時間(Tc+ΔT)内に、最初にレベル3に分類される極大値が現れ、その後にレベル2に分類される極大値が現れたとしても、最初に現れた「レベル3」に分類される極大値を検出拍として抽出する。
「レベル1未満」の区分においても、「レベル2」「レベル3」の極大値は、いずれも正規化自己相関値が所定のしきい値を超えているものであるため、これらの分類の極大値のうちに、早い時刻に現れたものを検出拍とすることで、早い間隔で呼吸拍の存在検知を行うことが可能である。仮に、最初に現れた極大値にノイズが重畳していたとしても、検出間隔が早いことから、早い段階で正しい呼吸拍への補正が可能となる。
なお、本発明では、延長時間ΔTを設けることなく、相関値算出時間Tcにレベル1に分類される極大値P1が存在していないときに、それよりも低いレベル2の極大値を抽出し、レベル2の極大値が存在していなかったらば、さらにはレベル3の極大値を抽出して検出拍としてもよい。あるいは、相関値算出時間Tcにレベル1の極大値P1が存在していないときに、レベル1未満であっても最初に現れる極大値を検出拍としてもよい。
1 自動車の座席
3 バックシート
5 生体
10 拍検出装置
11 RF送信部
12 RF受信部
13 信号抽出部
14 検波回路
15 バンドパスフィルタ
16 ローパスフィルタ
17 制御部
B1,B2,B3 検出拍
P1,P2,P3 極大値
R(k) 自己相関値
S5 測定信号
Sr 参照信号
Tc 相関値算出時間
Tr 参照時間
ΔT 延長時間
Wa 検査信号波
Wb 戻り信号波

Claims (5)

  1. 生体に向けて所定周波数の送信信号を含む検査信号波を送信する送信部と、生体からの戻り信号波を受信する受信部と、前記受信部で受けた受信信号と前記送信信号とから測定信号を取り出す信号抽出部と、前記測定信号を分析する制御部とが設けられた拍検出装置において、
    前記制御部では、参照時間Trとこれよりも長い相関値算出時間Tcとが設定され、前記参照時間Trに前記測定信号から得られた参照信号と、前記測定信号との自己相関値が、前記相関値算出時間Tcに演算され、
    前記自己相関値から、所定のしきい値を超えている極大値を抽出し、抽出された前記極大値を、自己相関値が予め決められた第1の区分値を超えているレベル1の分類に属する極大値と、前記第1の区分値よりも低いレベル1未満の分類に属する極大値との、少なくとも2種類に区分し、前記相関値算出時間Tc内に、前記レベル1の分類に属する極大値が存在しているときは、その極大値のうちの最も早く検出されたものを検出拍として抽出し、
    前記検出拍が得られたときを起点として新たに前記参照時間Trと前記相関値算出時間Tcとが設定され、新たに自己相関値が演算されて、次の検出拍が抽出されることを特徴とする拍検出装置。
  2. 前記相関値算出時間Tc内に、前記レベル1の分類に属する極大値が存在しないときは、前記相関値算出時間をTc+ΔTに延長し、延長時間ΔT内にレベル1の分類の属する極大値が存在しているときは、その極大値を検出拍として抽出する請求項1記載の拍検出装置。
  3. 前記レベル1未満の分類が、さらに少なくとも2つの分類に区分され、
    時間Tc+ΔT内に、前記レベル1の分類に属する前記極大値が存在していないときは、前記レベル1未満の分類に属する前記極大値のうち、前記自己相関値が大きい値の分類から小さい値の分類へ向かう順番にしたがって、分類ごとに前記極大値を検索し、
    時系列で最初に見つかった前記極大値を検出拍とする請求項2記載の拍検出装置。
  4. 前記レベル1未満の分類が、さらに少なくとも2つの分類に区分され、
    時間Tc+ΔT内に、前記レベル1の分類に属する前記極大値が存在していないときは、前記レベル1未満のいずれかの分類に属するものであって、時系列で最初に見つかった前記極大値を検出拍とする請求項2記載の拍検出装置。
  5. 前記制御部では、続いて得られる2つの検出拍の時間から、単位時間当たりの拍数が算出される請求項1ないし4のいずれかに記載の拍検出装置。
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