JP2015188519A - 検眼装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アライメントがずれた場合、検者にそのずれを知らせて正確な自覚検査が行えるようにした検眼装置を提供する。【解決手段】被検眼Eの前眼部を観察する観察系12と、被検眼Eに自覚式の視標チャートを提示する自覚式測定系15と、被検眼Eに対する自覚式測定系15のアライメントを検出するアライメント検出手段とを備えた検眼装置であって、自覚式測定系15から被検眼Eに対して自覚式の視標チャートを提示している際、前記アライメント検出手段によってアライメントを検出し、自覚式測定系15のアライメントがずれた場合、検者にアライメントがずれていることを報知する表示部10を設けた。【選択図】 図3

Description

この発明は、自覚検査による測定を行う自覚式検査モードを備えた検眼装置に関する。
従来から、被検者に視標を提示して自覚検査による測定を行う検眼装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
係る検眼装置では、検者は、被検者の前眼部像を表示画面上で観察しながら装置本体のアライメントを行った後、被検眼に視標チャートを提示して自覚検査を行っている。
この自覚検査は、提示する視標チャートを切り換えることによって行っている。
特開平8−317904号公報
しかしながら、このような検眼装置では、視標チャートの提示を切り換えていくと、被検者の視線方向が変わる場合があり、この視線方向に合わせて被検者の眼の位置がずれてしまうことがある。これにより、アライメントが大きくずれてしまうと被検者は光学系の周辺部を介して視標を見入ることになり、正確な自覚検査が行えなくなるという問題があった。
この発明は、視標チャートを提示している際にアライメントがずれた場合、検者にそのずれを知らせて正確な自覚検査が行えるようにした検眼装置を提供することにある。
請求項1の発明は、被検眼の前眼部を観察する観察系と、被検眼に自覚式の視標チャートを提示する自覚式測定系と、被検眼に対する前記自覚式測定系のアライメントを検出するアライメント検出手段とを備えた検眼装置であって、
前記自覚式測定系から被検眼に対して自覚式の視標チャートを提示している際、前記アライメント検出手段によってアライメントを検出し、該自覚式測定系のアライメントがずれた場合、検者にアライメントがずれていることを報知する報知手段を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、被検眼に対して自覚式の視標チャートを提示している際、自覚式測定系のアライメントがずれた場合、検者にアライメントがずれていることを報知手段が報知するので、正確な自覚検査が行える。
図1はこの発明に係る検眼装置の全体構成を示す概略図である。 図2はこの発明に係る検眼装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3はこの発明に係る光学系の説明図であって、前眼部観察系の光路の説明図である。 図4はこの発明に係る光学系の説明図であって、他覚式測定系の測定パターンの投影光路の説明図である。 図5はこの発明に係る光学系の説明図であって、他覚式測定系の測定パターンの受像光路の説明図である。 図6はこの発明に係る光学系の説明図であって、自覚式測定系の視標の提示光路の説明図である。 視力チャートを示した説明図である。 処理部の構成を示したブロック図である。
[検眼装置の外観構成]
図1は本発明に係る検眼装置の全体構成を示す概略図である。この図1において、1は検眼装置を示す。検眼装置1は、ベース2と、このベース2に対して前後左右に移動可能な架台3と、この架台3と一体のヘッド部4と、ベース2と一体の顔受け部5とから概略構成されている。
顔受け部5には、顎受け6と額当て7とが設けられている。この顔受け部5により被検者(図示を略す)の顔が固定される。
その架台3には、ジョイスティック8が設けられ、ヘッド部4はこのジョイスティック8により被検者に対して前後左右に移動される。また、ヘッド部4は、ジョイスティック8をその軸に対して回転させることにより上下方向に移動される。
[検眼装置1のシステムの構成]
そのヘッド部4には、図2に示す処理部9、表示部(報知手段)10としての液晶表示装置(LCDモニタ)が設けられている。その表示部10はタッチパネル式の表示画面10aを有する。
なお、アライメントの操作は、ジョイスティック8を設けずにタッチパネル10aや図示しないマウス等を用いて行うようにしてもよい。
処理部9には、図1、図2に示すように、眼鏡レンズ測定装置11が接続され、被検者が装用する眼鏡レンズの測定データとしてのレンズ度数等が入力可能とされている。
[光学系の構成]
ヘッド部4には、図3ないし図6に示すように、被検眼Eの前眼部を観察する観察系12と、被検眼Eに他覚測定時に固視標を提示する固視標投影系13と、被検眼の眼底Efに測定パターン(図示を略す)を投影しかつ被検眼Eの眼底Efに投影された測定パターンを受像する他覚式測定系14と、被検眼Eに自覚式の視標を提示する自覚式測定系15と、Zアライメント系16と、XYアライメント系17とが設けられている。ここでは、固視標投影系13と自覚式測定系15とは、その光学系を構成する光学素子が共用されている。
[観察系12の構成]
観察系12は、対物レンズ12aと、ダイクロイックミラー12bと、ハーフミラー12cと、リレーレンズ12dと、ダイクロイックミラー12eと、結像レンズ12fと、撮像素子(CCD)12gとから概略構成されている。その撮像素子12gの受光出力は、処理部9に入力される。これにより、前眼部像E’が表示部10の表示画面10a(図3参照)に表示される。
対物レンズ12aの直前方には、被検眼Eの角膜Cに角膜形状測定用リング状光束(図示を略す)を投影するケラト板12hが設けられている。
[Zアライメント系]
ケラト板12hの後方に、図3ないし図6に示すように、被検眼Eに対して観察系12の光軸方向(Z軸方向)のアライメントを行う一対のZアライメント系16が設けられている。
Zアライメント系16は、アライメント光源16aと、アライメント光源16aの光束を、被検眼Eの角膜Cに平行光束として投影する投影レンズ16bとから概略構成されている。
[XYアライメント系]
XYアライメント系17は、赤外光を発光するアライメント光源17aと、このアライメント光源17aの光束を、被検眼Eの角膜Cに投影する投影レンズ17bとから概略構成される。そして、観察系12がXYアライメント受光光学系を構成する。
その角膜Cに形成されたアライメント光源17aの輝点像を視認しつつジョイスティック8を用いてヘッド部4を上下左右に移動させることにより、被検眼Eに対するヘッド部4の上下左右方向(XY方向)のアライメントを行うことができる。図3の表示画面10aには、そのアライメント完了領域ALと輝点像Brとが示されている。この輝点像Brがアライメント完了領域AL内に入るとアライメント完了となる。
アライメント完了領域の大きさは他覚測定時と自覚測定時とでは異なるため、各々のモードでは画面上に表示するアライメント完了領域ALの大きさは変更される。
この実施例では、光軸方向のアライメントは、アライメント光源17aの輝点像Brのピントが合う位置に移動させることにより行っているが、アライメント光源16aの2個の輝点像の間隔とケラトリング像の径の比率が所定範囲にあるとき、自動的に測定を開始させてもよく、また、この比率からアライメントのずれ量を求めて、このアライメントのずれ量を表示画面10aに表示させても良い。また、他覚検査の際にはヘッド部(測定ヘッド)4をモータにより駆動可能として、アライメントのずれ量の情報を用いて自動的にアライメントする構成としても良い。
[固視標投影系13、自覚式測定系15の構成]
固視標投影系13は、白色光を発生するLED光源13aと、色補正フィルタ13bと、コリメータレンズ13b’と、チャート板13cと、ハーフミラー13d、リレーレンズ13e、反射ミラー13f、合焦レンズ13g、リレーレンズ13h、フィールドレンズ13i、バリアブルクロスシリンダレンズ(VCC)13j、反射ミラー13k、ダイクロイックミラー13m,12b、対物レンズ12aから概略構成されている。なお、その自覚式測定系15には、被検眼Eにグレア光を照射するグレア光源13nが設けられている。
チャート板13cには、被検眼Eに固視標を提示するための風景チャート(図示を略す)と、自覚測定の際の視力値を測定するために複数個の視標チャートとが形成されている。
他覚測定の場合には、その風景チャートが被検眼Eの眼底Efに投影され、被検者にその風景チャートを固視させてアライメントを行い、雲霧視状態で眼屈折力の測定が実行される。
他覚式測定系14は、図4に示すように、被検眼Eの眼底Efにリング状の測定パターンを投影するリング状光束投影系14Aと、被検眼Eの眼底Efにおいて反射されたリング状の測定パターンを受像するレフ受光系14Bとから概略構成されている。
そのリング状光束投影系14Aは、レフ測定ユニット部14aと、リレーレンズ14bと、瞳リング14cと、フィールドレンズ14dと、穴開きミラー14eと、ロータリープリズム14fと、ダイクロイックミラー13m、12bと、対物レンズ12aとから概略構成されている。そのレフ測定ユニット部14aは、レフ測定用の光源(LED)14h、コリメータレンズ14i、円錐プリズム14j、リング状の測定パターンの形成板14kから構成されている。
そのレフ受光系14Bは、対物レンズ12a、ダイクロイックミラー12b、ダイクロイックミラー13m、ロータリープリズム14f、穴開きミラー14e、フィールドレンズ14m、反射ミラー14n、リレーレンズ14p、合焦レンズ14q、反射ミラー14r、ダイクロイックミラー12e、結像レンズ12f、赤外光の感度を有する撮像素子(CCD)12gから構成されている。
LED光源13a、光源14h、グレア光源13n、アライメント光源16a、17a、ケラト板12hのケラトリング光源12h’、レフ測定ユニット部14a、合焦レンズ13g、14q、チャート板13c、バリアブルクロスシリンダレンズ13j、表示部10等は処理部9によって制御される。
[観察系12、角膜形状測定の際の光路]
ダイクロイックミラー12bは、角膜Cに投影された角膜形状測定用リング状光束、アライメント光源16a、17aの光束を透過させる役割を有する。処理部9により、これらの光源が点灯されると、その点灯に応じて、撮像素子12gに前眼部像E’、リング状光束の虚像(図示を略す)、輝点像Brなどが形成される。
[他覚測定の際の測定光路]
処理部9により、他覚測定モードが設定されると、光源14hが点灯される。また、リング状光束投影系14Aのレフ測定ユニット部14aが光軸方向に移動すると共に、これに同期して、レフ受光系14Bの合焦レンズ14qが光軸方向に移動する。
そのリング状の測定パターンは、図4に示すように、リレーレンズ14b、瞳絞り14c、フィールドレンズ14d、穴開きミラー14eの反射面14e’により反射され、ダイクロイックミラー13mに導かれる。そして、このダイクロイックミラー13m,12bを反射した後、対物レンズ12aに導かれ、被検眼Eの眼底Efにリング状光束が投影される。
その被検眼Eの眼底Efに形成されたリング状の測定パターンは、図5に示すように、対物レンズ12a、ダイクロイックミラー12b,13m、ロータリープリズム14f、穴開きミラー14eの穴部14e”、フィールドレンズ14m、反射ミラー14n、リレーレンズ14p、合焦レンズ14q、反射ミラー14r、ダイクロイックミラー12e、結像レンズ12fを経由して撮像素子12gに結像される。これにより、撮像素子12gにリング状の測定パターンの像(図示を略す)が形成される。この測定パターンの像及び合焦レンズ14qの移動量から眼屈折力が求められる。
[自覚測定の際の光路]
処理部9により、自覚測定が設定されると、図6に示すように、LED光源13aが点灯され、色補正フィルタ13bを介してチャート板13cが照明される。チャート板13cには、後述する各種のチャートが設けられている。また、眼屈折力測定結果に応じた位置に合焦レンズ13gがセットされる。また、同様に眼屈折力時に測定した被検眼の乱視を矯正するようにバリアブルクロスシリンダレンズ13jがセットされる。
[チャート板]
チャート板13cには、例えば図7(A),(B),(C)などに示すように、視力値に応じた視力チャートが複数設けられており、チャート板13cを回転させることにより、任意の視力チャートが被検眼に提示されることになる。また、チャート板13cには、図示しない他覚測定時の固視チャートや各種自覚検眼用乱視チャートなどが設けられている。
チャート板13cは、発光ダイオードや液晶などの電子的な表示デバイスを用いてもよく、この場合、提示する視標を自由に設定することが可能となる。
検者が提示すべき視標(チャート)を指示すると、その視標を透過した光束が、ハーフミラー13d、リレーレンズ13e、反射ミラー13f、合焦レンズ13g、リレーレンズ13h、フィールドレンズ13i、バリアブルクロスシリンダレンズ13j、反射ミラー13k、ダイクロイックミラー13m,12b、対物レンズ12aを経由して被検眼Eの眼底Efに投影される。
被検者は、検者の質問に対してこの視標の見え方を応答し、検者はこの視標の見え方の有無により、処方値を確定する。
被検者の応答は、口頭によるものの他、被検者がレバーやスイッチを操作して入力してもよい。また、グレアテストを行いたい場合には、グレア光源13nをオンさせた状態で、自覚測定を行う。
また、LED光源13aの輝度を変更し固視標の明るさを変更した状態での自覚測定も可能である。
[処理部]
処理部9は、図8に示すように、撮像素子12gの受光信号に基づいてXYアライメントを検出するXYアライメント検出回路100と、眼屈折力を求める眼屈折力測定回路110と、角膜形状を求めるケラト検出回路120などとを有している。
[XYアライメント検出回路]
XYアライメント検出回路100は、撮像素子12gの受光信号から輝点像Brの位置を検出する輝点像位置検出回路101と、この輝点像位置検出回路101が検出した輝点像Brの位置がアライメント完了領域AL内にあるか否かを判定する判定回路102とを有している。判定回路102は、輝点像Brがアライメント完了領域AL内にないと判定したとき、表示画面10aにアライメントがずれていることを表示する。
この表示は、「アライメントずれ」などの文字表示や、その文字の点滅表示、表示するマークの色などを変える、などで行うが、別に設置したLEDなどの点滅や音で報知するようにしてもよい。
そして、XYアライメント系17と、観察系(XYアライメント受光光学系)12と、XYアライメント検出回路とでアライメント検出手段が構成されている。
眼屈折力測定回路110及びケラト検出回路120は従来と同様なので、ここではその説明は省略する。
そのアライメント系、他覚式測定系14、自覚式測定系15の構成、ケラト系等の光学構成、眼屈折力(レフ)の測定原理、角膜形状の測定原理等は既に公知であるので、その詳細な説明は省略する。
表示部10の表示画面10aには、電源スイッチ(図示を略す)をオンすると、各種の操作ボタンが表示され、各操作ボタンをタッチすることにより他覚測定モード(レフモード、ケラトモード),自覚測定モードに設定することができる他、各種の操作が行えるようになっている。
[動 作]
次に、上記のように構成される検眼装置1の動作について説明する。
先ず、図示しない電源スイッチをオンにする。これにより表示部10の表示画面10aに各種のモードを設定する操作ボタンが表示される。
[他覚測定]
他覚式測定モードが設定された場合、他覚測定モードが設定されると、他覚式測定系14の光源14hが点灯されて、測定パターンの形成板14kによるリング状の測定パターンが、図4に示すように、リレーレンズ14b、瞳リング14c、フィールドレンズ14d、穴開きミラー14eの反射面14e’により反射され、ダイクロイックミラー13mに導かれる。そして、このダイクロイックミラー13mにより反射された後、ダイクロイックミラー12bを経由して、対物レンズ12aに導かれ、被検眼Eの眼底Efにリング状光束が投影される。
眼底Efに形成されたリング状の測定パターンは、対物レンズ12aにより集光され、ダイクロイックミラー12b、13m、ロータリープリズム14f、穴開きミラー14eの穴部14e”、フィールドレンズ14m、反射ミラー14n、リレーレンズ14p、合焦レンズ14q、反射ミラー14r、ダイクロイックミラー12e、結像レンズ12fを経由して撮像素子12gに結像される。そして、処理部9の眼屈折力測定回路110が撮像素子12g上に形成されるリング形状と合焦レンズ14aの移動量とに基づいて眼屈折力を求める。この眼屈折力は表示部10の表示画面10aに表示される。
[自覚測定]
検者は、例えば、自覚式測定モードを設定する操作ボタンをタッチすると、自覚式測定モードが設定される。自覚式測定モードが設定されると、固視標投影系13のLED光源13aが点灯され、自覚測定用視標が被検眼Eの眼底Efに投影される。この際、移動レンズ13gの位置及びバリアブルクロスシリンダレンズ13jが上記の他覚測定値に基づきセットされる。
一方、XYアライメント系17のアライメント光源17aが点灯され、撮像素子12g上には前眼部像E’と輝点像Brとが形成される。そして、表示部10の表示画面10aには、図3に示すように前眼部像E’とともに輝点像Brが表示される。
検者は、表示部10の表示画面10aを見ながら、輝点像Brのピントが合う位置に検眼装置1のヘッド部4を前後方向(Z軸方向)に移動させてZアライメントを行う。また、輝点像Brがアライメント完了領域AL内に位置するように、ヘッド部4を上下・左右に移動させてXYアライメントを行う。
Zアライメント関しては、アライメントのズレ量を検出し、このズレ量を画面上に表示することにより、この表示を頼りにZアライメントを行えるようにしてよい。
Zアライメント及びXYアライメントが完了したら、表示部10の表示画面10aに表示される視力値を指定する指定ボタン(図示せず)をタッチする。例えば、視力値を「0.1」を指定すると、固視標投影系13のチャート板13cが回動して、「0.1」の視力値を示す視力チャートが固視標投影系13の光路に挿入され、被検者に例えば図7の(A)に示す視力チャート(視標チャート)が提示されて自覚検査が行われる。
自覚検査時の移動レンズ13gの位置は、検者によって適宜調整可能であり、例えば、裸眼視力測定時には5mm(0.2D)位置に提示することもでき、他覚測定結果に基づく位置にセットした場合でも被検者の視力によって変更することが可能である。また、外付けのレンズメータにより被検者が現在使用している眼鏡の度数が得られた場合、その位置にセットし、現状眼鏡での視力を確認することができる。また、移動レンズ13gは近用測定位置への移動も可能である。
この後、視力値を例えば「0.2」に指定すると、「0.2」の視力値を示す視力チャートが固視標投影系13の光路に挿入され、被検者に例えば図7の(B)に示す視力チャートが提示される。
視力チャートが切り換わると、図8に示す処理部9の輝点像位置検出回路101が輝点像Brの位置を画像処理により検出し、この検出した輝点像Brがアライメント完了領域AL内にあるか否かを判定回路102が判定する。輝点像Brがアライメント完了領域AL内にないと判定回路102が判定すると、表示部10の表示画面10aに「アライメントずれ」などの文字が表示される。
この表示により、検者はXYアライメントをやり直すことにより、正確な自覚検査を行うことができる。XYZのアライメントを電動で制御する場合は検者が画面のタップやジョイスティック上部のボタンを押下することで自動的にアライメントをやり直すこともできる。
また、XYアライメントがずれた状態で検査した場合でも、XYアライメントがずれていることの表示により、その検査は不正確であることが分かり、再度検査をし直すことにより正確な自覚検査を行うことができる。
同様に、提示するチャートを切り換えた場合に、輝点像Brがアライメント完了領域AL内にあるか否かが判定され、輝点像Brがアライメント完了領域AL内にない場合、XYアライメントがずれていることが表示部10の表示画面10aに表示されるので、正確な自覚検査を行うことができることになる。
このように、視標チャートの切り換わりにより被検者の視線方向が変わってアライメントがずれると、表示部10の表示画面10aにXYアライメントがずれていることが表示されるので、常に正確な自覚検査を行うことが可能となる。
この実施例では、チャートを切り換えた際に、輝点像Brがアライメント完了領域AL内にあるか否かが判定されるが、自覚検査の実施中、逐一XYアライメントを検出するようにしてもよい。
また、上記判定を行うときのみXYアライメント系17のアライメント光源17aを点灯させるようにしてもよい。
この発明は、上記実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加なども許容される。
1…検眼装置
9…処理部
10…表示部
10a…表示画面(報知手段)
12…観察系
13…固視標投影系
15…自覚式測定系
E…被検眼
Ef…眼底

Claims (4)

  1. 被検眼の前眼部を観察する観察系と、被検眼に自覚式の視標チャートを提示する自覚式測定系と、被検眼に対する前記自覚式測定系のアライメントを検出するアライメント検出手段とを備えた検眼装置であって、
    前記自覚式測定系から被検眼に対して自覚式の視標チャートを提示している際、前記アライメント検出手段によってアライメントを検出し、該自覚式測定系のアライメントがずれた場合、検者にアライメントがずれていることを報知する報知手段を設けたことを特徴とする検眼装置。
  2. 前記アライメント検出手段は、前記自覚式測定系が被検眼に提示する視標チャートを切り換える毎にアライメントの検出を行うことを特徴とする請求項1に記載の検眼装置。
  3. 前記観察系は、前眼部を表示する表示部を有し、
    前記報知手段は、前記表示部にアライメントがずれたことを表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の検眼装置。
  4. 被検眼の眼底に測定パターンを投影しかつ被検眼の眼底に投影された測定パターンを受像する他覚式測定系を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の検眼装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021029304A1 (ja) * 2019-08-09 2021-02-18 キヤノン株式会社 眼科装置、眼科装置の制御方法、及びプログラム

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