JP2015188438A - Combine harvester - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コンバインに関する。 The present invention relates to a combine.
下記特許文献1に、走行装置を備えた車台の前側に刈取装置を設け、車台の上側に操縦部と脱穀装置とグレンタンクを設け、このグレンタンクの底部にグレンタンク内の穀粒を下方の搬送筒内へ繰り出す繰出し装置を設け、搬送筒の入口側に送風装置を設け、搬送筒の出口側には穀粒排出案内用の排出筒を設けたコンバインが記載されている。 In Patent Document 1 below, a cutting device is provided on the front side of a chassis equipped with a traveling device, a control unit, a threshing device, and a Glen tank are provided on the upper side of the chassis, and grains in the Glen tank are placed below the Glen tank. There is described a combine in which a feeding device is provided for feeding into the conveying cylinder, a blower is provided on the inlet side of the conveying cylinder, and a discharge cylinder for the grain discharge guide is provided on the outlet side of the conveying cylinder.
このコンバインは、主に大豆などの粒径の大きい穀物の収穫に適するもので、収穫された穀粒を風力で排出する構成であるため、穀粒を螺旋で排出する場合のように穀粒の表面に傷がつくことがなく、収穫された穀粒の商品価値を高めることができるものである。 This combine is suitable mainly for harvesting grains with a large particle size such as soybeans, and is configured to discharge the harvested grain with wind power. The surface is not damaged, and the commercial value of the harvested grain can be increased.
前記コンバインの送風装置は、収穫作業中に発生する塵挨が混じった空気を吸入するので、内部に塵挨が堆積して詰りが生じやすい。
そこで、本発明では、コンバインの穀粒搬送用の送風装置が出来るだけ塵挨を吸引しないようにして、収穫作業を長く継続出来るようにすることが課題である。
The combine blower sucks air mixed with dust generated during the harvesting operation, so that dust is accumulated inside and tends to be clogged.
Therefore, in the present invention, it is an object to enable the harvesting apparatus to continue the harvesting operation for a long time so as not to suck the dust as much as possible by the blower for conveying the grain of the combine.
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、車台1に搭載したグレンタンク6の底部に設ける繰出し装置29に搬送筒35を設け、該搬送筒35に連結する送風装置37の風力で穀粒を搬出するコンバインにおいて、送風装置37の吸気口45底部で車台1に設ける仕切り板106に開口部104を形成したことを特徴とするコンバインとする。
The problems of the present invention are solved by the following technical means.
The invention according to claim 1 is a combine in which a conveying
請求項2に記載の発明は、開口部104に目抜き板又は網板を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインとする。
請求項3に記載の発明は、送風装置37の吸気口45底部に開口部104に向かって下り傾斜した傾斜ガイド板105を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンバインとする。
The invention according to claim 2 is the combine according to claim 1, wherein a cutout plate or a mesh plate is provided in the
The invention according to
請求項4に記載の発明は、傾斜ガイド板105を車台1に弾発支持したことを特徴とする請求項3に記載のコンバインとする。
The invention according to claim 4 is the combine according to
請求項1に記載の発明で、送風装置37は車台1の設ける開口部104を通して吸気口45から外気を取り込むので、車台1の堆積する塵挨を取り込まず、送風装置37が塵挨で詰ることが少なくなる。
In the invention according to claim 1, since the
請求項2に記載の発明で、請求項1の効果に加えて、開口部104を目抜き板か網板で構成することで塵挨が堆積することが少なく、圃場からの泥土が侵入するのを防ぐ。
請求項3に記載の発明で、請求項1或いは請求項2のいずれか1項の効果に加えて、傾斜ガイド板105がその上面に堆積しようとする塵挨を滑り落して吸引することなく、圃場からの泥土の跳ね上がりを防ぐ。
In the invention according to claim 2, in addition to the effect of claim 1, by forming the
In the invention according to
請求項4に記載の発明で、請求項3の効果に加えて、傾斜ガイド板105がコンバインの走行に伴って振動して上面に堆積する塵挨を振り落とし易くなる。
In the invention according to claim 4, in addition to the effect of
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。なお、本明細書においてコンバインの前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後という。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to examples shown in the drawings. In this specification, the left and right directions in the forward direction of the combine are referred to as left and right, respectively, the forward direction is referred to as forward, and the reverse direction is referred to as rear.
図1、図2に示すように、このコンバインは、平面視で矩形に枠組み形成した車台1の下側に走行装置2を設け、車台1の前側には刈取装置3を設け、車台1上の前部右側に操縦部4を設け、車台1上の後部左側に脱穀装置5を設け、車台1上の後部右側にグレンタンク6を設けた構成とする。
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, this combine is provided with a traveling device 2 on the lower side of a chassis 1 formed in a rectangular shape in plan view, and a
前記走行装置2は、走行ミッションケース(図示省略)から駆動される前端部の駆動スプロケット7と、転輪フレーム8に軸支された多数の転輪9と、転輪フレーム8の後端部に軸支された緊張輪10とに、クローラ11を巻き掛けた構成とする。
The traveling device 2 includes a driving sprocket 7 at a front end driven from a traveling mission case (not shown), a large number of wheels 9 supported by the wheel frame 8, and a rear end of the wheel frame 8. A crawler 11 is wound around the
前記刈取装置3は、掻込オーガ(図示省略)を有した枠体12に、穀稈を分草する左右両側の分草体13と、穀稈を掻き込む昇降調節自在の掻込リール14と、掻き込まれた穀稈を切断する刈刃15と、刈り取った穀稈を後方へ搬送する搬送コンベア16とを一体に設けた構成とする。前記搬送コンベア16の後端部は、脱穀装置5の穀稈供給口に接続する。
The reaping
前記操縦部4は、車台1上に搭載したエンジン17を覆うエンジンカバー18の上部に操縦席19を取り付け、この操縦席19の前方に前側操作台20を設け、操縦席19の左側には側部操作盤21を設けた構成とする。前記前側操作台20の上部右側には、前後方向への操作で刈取装置3を昇降調節し、左右方向への操作で機体の走行方向を操作するレバー22を設ける。また、前側操作台20の上側には、車速やグレンタンク6の穀粒貯留量などの作業情報を表示するモニター23を配置し、このモニター23の左側に形成した傾斜面には、自動制御装置用のスイッチを配置する。また、前記側部操作盤21には、車速を調節する変速レバーと、刈取装置3および脱穀装置5を起動操作するクラッチレバー(図示省略)を配置する。これら変速レバーおよびクラッチレバーの後側には、穀粒排出作業用のリモコン24を着脱自在に設置する。
The control unit 4 has a control seat 19 attached to an upper part of an
また、前記操縦席19の前下方に設けたステップ25の左側の部位には、走行ミッションケース内に設けた駐車ブレーキを入り切り操作する駐車ブレーキペダル26を設ける。
この駐車ブレーキペダル26の基部には、この駐車ブレーキペダル26が駐車ブレーキの作動位置まで踏み込まれた状態でONするスイッチ27(駐車ブレーキ踏み込み位置検出装置)を設ける。
A
At the base of the
前記脱穀装置5は、上側の扱室内に、刈取装置3の搬送コンベア16から送り込まれる穀稈の穂先部を脱穀処理する螺旋式の扱胴を備え、下側の選別室内に、揺動選別式の選別装置を備えた構成とする。
The
図1〜図3に示すように、前記グレンタンク6は、底部を漏斗状に形成した箱型の容器であり、脱穀装置5の選別装置で選別した後の穀粒を、揚穀機28で揚穀して投入する構成である。このグレンタンク6の底部の中央部は、下方に向けて開口させ、この開口部に、穀粒繰出し用の繰出し装置29の上部を接続する。
As shown in FIGS. 1 to 3, the Glen
図4〜図7に示すように、この繰出し装置29は、繰出しケース30の内部に、電動モータ31から伝動チェン32を介して回転駆動する6枚の繰出し羽根33を備えた構成とする。この繰出しケース30の上部は、グレンタンク6の底部の開口部に対応して開口しており、グレンタンク6側から流下する穀粒の量を調節するシャッター34を備えている。また、この繰出しケース30の下部には、この繰出しケース30の幅よりも長く形成した搬送筒35を一体化し、繰出しケース30の底部に形成した開口部を、搬送筒35の上面に形成した開口部に連通させる。
As shown in FIGS. 4 to 7, the
尚、図7に示すように、繰出し羽根33の回転軸芯に対して、開口部を備えた繰出しケース30の上部は、繰出し羽根33の下降回転側または上昇回転側に偏倚させている。この構成により、グレンタンク6内の穀粒が、6枚の繰出し羽根33の各羽根の間に形成された6つの室に流入してから下方へ繰り出されるので、電動モータ31を一定速度で駆動することで、常に一定量ずつ、搬送筒35内へ繰り出されることとなる。
As shown in FIG. 7, the upper part of the
そして、図1〜図3に示すように、前記搬送筒35の入口側となる前側端部に、筒体36を介して送風装置37の送風口46を接続する。
図3、図8に示すように、この送風装置37は、外面に多数の冷却フィン39を備えた一方の前側ケース40の内部に、駆動軸41によって回転自在に支持された円形の回転盤42を設けた構成である。この回転盤42の周縁部に沿って、駆動軸41の軸芯方向に沿う断面形状を円弧状に形成した凹部を設け、この凹部を、円周方向に沿って一定の間隔で仕切る多数の仕切り板43を設ける。仕切り板43の駆動軸41の軸芯方向に沿う方向での断面形状は、半円状に形成される。また、前記前側ケース40に対向する後側ケース44には、前記回転盤42の周縁部に沿って設けた凹部に対向する凹部を形成し、この凹部の円周方向での2箇所に、外気を吸い込む吸気口45と、風を噴き出す送風口46を設ける。そして、前側ケース40と後側ケース44を接合することで、回転盤42の周縁部に沿って設けた凹部と後側ケース44側の凹部を対向して配置する。
Then, as shown in FIGS. 1 to 3, a
As shown in FIGS. 3 and 8, the
この構成により、駆動軸41の端部に固定した入力プーリ51にエンジン17の駆動力が入力されると、回転盤42が回転し、仕切り板43の周回によって、吸気口45から外気が吸入され、送風口46から風が噴き出す。
With this configuration, when the driving force of the
図3に示すように、車台1上に固定したベベルギヤケース52の出力軸53に出力プーリ54を固定し、この出力プーリ54と前記入力プーリ51の間に、常時張力を付与した伝動ベルト55を巻き掛ける。また、ベベルギヤケース52の入力軸56は、このベベルギヤケース52内の2つのベベルギヤの噛合いによって、出力軸53に対して平面視で90度だけ姿勢変更し、機体の左右方向を向けて配置する。そして、エンジン17から外側へ向けて突出した出力軸57に出力プーリ58を固定し、この出力プーリ58と、前記入力軸56の端部に固定した入力プーリ59の間に伝動ベルト60を弛緩状態で巻き掛ける。この伝動ベルト60の上側には、この伝動ベルト60を緊張させて出力プーリ58から入力プーリ59へエンジンの駆動力を伝達するテンションローラ61を配置する。このテンションローラ61は、車台1側に上下回動自在に軸支したテンションアーム62の自由端側に軸支され、車台1側に固定した電動モータ63の作動によって上下動する構成とする。
As shown in FIG. 3, an
この構成により、排出クラッチ64が構成され、電動モータ63の作動によってテンションローラ61が下降し、このテンションローラ61によって伝動ベルト60が緊張すると、エンジン17の駆動力によって送風装置37の回転盤42が回転し、送風口46から風が噴き出す。
With this configuration, the
尚、実体図は省略するが、上記テンションアーム62の回動位置または電動モータ63の作動停止位置から、排出クラッチ64が接続されたことを検出する排出クラッチ入り検出センサ96と、排出クラッチ64が遮断されたことを検出する排出クラッチ切り検出センサ97を設ける。
Although not shown, the exhaust
そして、図8に示すように、この吸気口45と送風口46に連通する吸気筒47と送風筒48を一体で備えた取付部材49を、送風装置37の後側ケース44の後側面にボルト50で締結して固定する。前記送風筒48は、搬送筒35の入口側に接続する。
Then, as shown in FIG. 8, a mounting
図9に示すように、この送風筒48の上面を切り欠いて、平面視で矩形の開放部65を形成し、この開放部65を上側から覆う断面が弧状の閉鎖板66を溶接固定する。また、この閉鎖板66の中央部を切り欠いて、平面視で矩形の開放部67を形成する。そして、図8に示すように、この開放部67を上側から覆うように、切換弁68を備えたバルブブロック69を溶接固定する。
As shown in FIG. 9, the upper surface of the
図8、図10、図11に示すように、このバルブブロック69の上部には、前記開放部65と開放部67を介して送風筒48の内部に連通する噴出口70を形成する。そして、この噴出口70に連通する噴出筒71を、バルブブロック69の上面から上方へ突出させて設ける。図1に示すように、この噴出筒71には、可撓性を有したホース83を接続し、このホース83を、グレンタンク6の下側空間に設けた係止具84に巻き付けて収納しておく。清掃作業時には、このホース83を引き出して使用すればよい。
As shown in FIGS. 8, 10, and 11, a
また、このバルブブロック69には、バルブブロック69を左右方向に貫通し、前記送風筒48の内部および噴出口70に連通する貫通孔72を形成する。そして、この貫通孔72に、軸芯方向に直交する方向に貫通孔73を有した弁軸74を回動自在に挿し込み、この弁軸74の基部に、切換操作レバー75の基部を固定する。
Further, the
この構成により、図13に示すように、切換操作レバー75を穀粒排出作業位置側に回動操作して、弁軸74の貫通孔73が、送風筒48の内部または噴出口70と連通しない状態になると、噴出筒71から外部への風の噴出が止まる。一方、図14に示すように、切換操作レバー75を清掃作業位置側に回動操作し、弁軸74の貫通孔73を介して送風筒48の内部と噴出口70が連通されると、送風筒48内の風が、噴出筒71から外部へ噴出する状態となる。
With this configuration, as shown in FIG. 13, the switching
また、図13、図14に示すように、この弁軸74の外周面には、風向案内板76の上端部を螺子77で締結固定する。この風向案内板76は、閉鎖板66の内面に沿う断面弧状の板体であり、弁軸74の外周面の接線方向に沿う姿勢で取り付けられている。そして、図13に示すように、弁軸74が穀粒排出作業位置へ回動操作された状態では、風向案内板76が送風筒48内の風路から退避し、閉鎖板66の内面に接する状態となる。この状態において、風向案内板76の肉厚は、送風筒48の肉厚より薄いため、風向案内板76は送風筒48の開放部65内に収まって送風筒48内に突出せず、送風筒48内を流れる風の抵抗とならない。これによって、送風筒48内の送風効率が高まる。
As shown in FIGS. 13 and 14, the upper end portion of the wind
一方、図14に示すように、弁軸74が清掃作業位置へ回動操作された状態では、風向案内板76が起立方向へ回動して送風筒48内に侵入し、この風向案内板76によって、送風筒48内の風が噴出筒71側へ導かれる。尚、前記弁軸74と風向案内板76を、切換弁68と総称する。また、弁軸74が清掃作業位置へ回動操作された状態で、前記風向案内板76は、送風筒48内の搬送筒35側への送風経路を完全に塞がず、僅かな隙間が残る構成とする。これによって、噴出筒71から噴出する風が、清掃作業に適した風量まで弱まる。
On the other hand, as shown in FIG. 14, in a state where the
また、図8、図10〜図12に示すように、バルブブロック69の外側上部には、切換操作レバー75を穀粒排出作業位置と清掃作業位置とに係止する断面が逆L字形状の切換操作案内板78を、ボルト79で締結固定する。そして、前記取付部材49または送風筒48の側面にマイクロスイッチ80を固定し、切換操作レバー75の基部に固定したカム板81によって、このマイクロスイッチ80をONまたはOFFさせる構成とする。即ち、切換操作レバー75を穀粒排出作業位置へ回動操作すると、カム板81の回動によってマイクロスイッチ80がOFFし、切換弁68が穀粒排出作業状態(第1状態)に切り換えられたことが検出される。一方、切換操作レバー75を清掃作業位置へ回動操作すると、カム板81の回動によってマイクロスイッチ80がONし、切換弁68が清掃作業状態(第2状態)に切り換えられたことが検出される。尚、このマイクロスイッチ80とカム板81を、切換位置検出装置82と総称する。
As shown in FIGS. 8 and 10 to 12, the cross section for locking the switching
図8と図16に示すように、送風装置37の吸気口45と送風口46は、グレンタンク6の下部で後下方へ向かい、吸気口45から外気を吸気し、送風口46を繰出しケース30に連結している。吸気口45の下部に傾斜ガイド板105を設け、その下端が車台1の仕切り板106上に形成する開口部104上に位置している。開口部104は大きく開口するが目抜き鉄板か網板を組み付ける。このために、収穫作業中に発生する塵挨が傾斜ガイド板105上に溜まろうとしても機体の振動で滑り落ちて仕切り板106の開口部104を通して圃場へ排出されるので、開口部104を通って吸気口45から吸い込まれる空気に塵挨が混入することが少なくなる。なお、傾斜ガイド板105をバネなどで支持して振動し易くすると、塵挨の堆積がより少なくなる。
As shown in FIG. 8 and FIG. 16, the
図17は、揚穀機28の上部断面図で、水平回転する拡散バネ107で穀粒をグレンタンク6に放出しているが、拡散バネ107を囲む揚穀筒108の周囲に穀粒よりも小さな穴を多数設けた泥排出部として、穀粒に付着する泥を筒外に放出するようにしている。この泥排出部には穴を覆う覆い板を取り付けて、穴を閉じることで米や麦等の小さな穀粒を処理できるようにする。
FIG. 17 is an upper cross-sectional view of the
また、図1に示す如く、前記グレンタンク6の後側には、揚穀用支持筒85を起立させて設け、この揚穀用支持筒85の上端部には、油圧シリンダ87によって横軸回動自在な排出用支持筒86の基部を接続する。そして、前記搬出筒35の出口側に、可撓性を有した排出筒88の入口側を接続し、この排出筒88を、前記揚穀用支持筒85および排出用支持筒86の内部を通して排出用支持筒86の先端部まで設ける。穀粒排出作業を行わない状態では、前記排出用支持筒86の中間部を、脱穀装置5側に固定した支持部材89の上端部に支持させておく。
Further, as shown in FIG. 1, a
また、揚穀用支持筒85は電磁モータで水平回動して排出用支持筒86の方向を変更して穀粒の排出位置を決め、その側方へ張り出した位置を固定するために電磁ブレーキで揚穀用支持筒85の回転を止めておく。そして、変速レバーを前進或いは後進にすると、そのレバー基部に設けた変速センサが変速を検出して約0.5秒間は電磁ブレーキのブレーキ作用を解除して水平回動を可能にすることで、揚穀用支持筒85の回転駆動部に急激な停止慣性力が作用して破損するのを防いでいる。
Further, the
なお、排出用支持筒86の先端に穀粒の排出方向を照射するレーザーポインタを設け、穀粒の放出前に放出落下位置を確認できるようにすると良い。
また、図20に示す如く、排出用支持筒86の先端を屈曲させて構成すると、先端位置を機体の幅内に収められ、旋回排出時に排出口を従来よりも機体から遠ざけられる。
In addition, it is good to provide the laser pointer which irradiates the discharge direction of a grain at the front-end | tip of the discharge |
Also, as shown in FIG. 20, if the tip of the
図1に示すように、グレンタンク6の外側面の前側下部には、清掃作業時に操作する清掃スイッチ91を設ける。前記切換操作レバー75は、グレンタンク6の下側空間内において、清掃スイッチ91の下方に配置される。
As shown in FIG. 1, a cleaning
そして、前記操縦部4には、リモコン24の操作によって、排出クラッチ64を作動させる電動モータ63と、繰出し装置29を駆動する電動モータ31の起動および停止を制御する制御装置92を設ける。
The steering unit 4 is provided with an
図15に示すように、この制御装置92は、コントローラ93の入力側に、前記清掃スイッチ91と、マイクロスイッチ80と、スイッチ27と、排出クラッチ入り検出センサ96と、排出クラッチ切り検出センサ97と、エンジン17を始動操作するキースイッチ94と、エンジン17の回転数を検出するエンジン回転センサ95と、排出用支持筒86が支持部材89に支持されて収納された状態を検出する収納検出スイッチ102を接続する。そして、コントローラ93の出力側には、電動モータ63と、電動モータ31と、モニター23と、警報ブザー99と、エンジン17を始動するセルモータ101と、エンジン17のスロットルを開閉調節するスロットル調節モータ103と、電動モータ104と、油圧シリンダ87を接続する。また、排出スイッチ100を有するリモコン24を接続したサブコントローラ98を、コントローラ93と通信回線で接続する。
As shown in FIG. 15, the
尚、リモコン24には、排出スイッチ100の他に、排出用支持筒86を旋回させる旋回スイッチ(図示省略)と、排出用支持筒86を昇降回動させる昇降スイッチ(図示省略)と、排出用支持筒86を排出作業位置まで自動的に旋回させる自動張出スイッチ(図示省略)と、排出用支持筒86を排出作業位置から支持部材89まで自動的に旋回させて収納する自動収納スイッチ(図示省略)と、排出用支持筒86の自動旋回を停止させる緊急停止スイッチ(図示省略)を設ける。
In addition to the discharge switch 100, the
図18と図19は、グレンタンク6の別構成を示し、タンク内に上下二段に側方へ向かう上下選別板109,110を設ける。この上下選別板109,110には穀粒よりも小さな選別穴を多数形成し、選別穴を通過した泥が下部排出口112から外部へ排出され、穀粒が側部シュート111で揚穀機28に送られる。なお、側部シュート111の底部にも選別穴を形成する。
18 and 19 show another configuration of the
以上の構成により、切換操作レバー75を穀粒排出作業位置へ切り換えてマイクロスイッチ80がOFFした状態で、排出スイッチ100をON操作すると、コントローラ93から電動モータ63へ出力がなされ、この電動モータ63が起動して排出クラッチ64が接続される。これによって、送風装置37が起動し、送風口38から噴き出された風が、切換弁68部を通過して搬送筒35内へ送られる。このようにして送風装置37が起動してから設定時間経過後に、コントローラ93から電動モータ31へ出力がなされ、この電動モータ31が起動して繰出し装置29が起動し、グレンタンク6内の穀粒が搬送筒35内へ繰り出される。この搬送筒35内へ繰り出された穀粒は、搬送筒35内に送られてきた風で搬送され、排出筒88内を搬送されて、この排出筒88の先端から外部へ排出される。このように、穀粒を風力搬送して排出するため、螺旋で搬送する場合よりも穀粒の表面に傷が付きにくく、収穫された穀粒の商品価値を高めることができる。
With the above configuration, when the discharge switch 100 is turned on in a state where the switching
図示を省略するが、グレンタンク6内で穀粒の乾燥を行える構成を説明する。
グレンタンク6の前面下部に内部へ送風する送風機を設け、グレンタンク6の後面上部に排出口を設けて、エンジンを冷却した排風で適当な温度の場合に送風機に送る。また、グレンタンク6の上部に設ける排出螺旋の底部を開いて穀粒をタンク内部に落下して循環させる。
Although illustration is abbreviate | omitted, the structure which can dry a grain in the
A blower for blowing air to the inside is provided at the lower front surface of the
1 車台
29 繰出し装置
35 搬送筒
37 送風装置
45 吸気口
104 開口部
105 傾斜ガイド板
106 仕切り板
1
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