JP2010058613A - Dust arrester of combine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コンバインにおいて、エンジン冷却用の外気がエンジン部の外気取入口から取り入れられエンジンに向けて送られるとき、外気中に含まれる塵埃を除去する除塵装置に関する。 The present invention relates to a dust removing device that removes dust contained in outside air when outside air for cooling an engine is taken in from an outside air intake port of an engine unit and sent toward the engine in a combine.
従来、コンバインにおいて、エンジン部のエンジンルームに内設されるエンジンの一側方にこれを外側方から覆うエンジンカバーが設けられ、このエンジンカバーにエンジン冷却用の外気をエンジンルームに取り入れるための外気取入口が設けられている。また、このエンジンカバーおよびその周辺部分に、塵埃がエンジン冷却用の外気とともに外気取入口からエンジンルームに取り入れられることを防止する除塵装置(ロータリスクリーン)が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。 Conventionally, in a combine, an engine cover that covers the engine from the outside is provided on one side of the engine installed in the engine room of the engine unit, and the outside air for taking the engine cooling outside air into the engine room is provided in the engine cover. An intake is provided. Further, a dust removing device (rotary screen) for preventing dust from being taken into the engine room from the outside air inlet together with outside air for cooling the engine is provided in the engine cover and its peripheral portion (see, for example, Patent Document 1). .)
除塵装置は除塵用のロータリスクリーンや、吸気ダクトや、吸気ファンなどを備え、外気がエンジン部の外気取入口からエンジンルームへ取り入れられるときに、吸気ファンの吸引力によって、ロータリスクリーンの外側面に付着する塵埃を吸気ダクトに吸い込み除去し、このロータリスクリーン外周側方に向かって送り、吸気ファンを内設するファンケースから下方へ排出することができるように構成されている。これにより、コンバインのエンジン部で、外気が除塵装置により浄化された後、冷却風としてエンジンに向けて送風可能とされている。
従来のようなコンバインの除塵装置では、吸気ダクトがロータリスクリーンの外側面でその中央部側から外周側に向かって略水平に延長され、この吸気ダクトの下方に設けられたファンケースに連通接続されている。そのため、塵埃が吸気ダクトに吸い込まれた後、この吸気ダクトからファンケースに向けて送られる際に、円滑に送られないことがあった。 In a conventional combine dust remover, the air intake duct extends substantially horizontally from the center side toward the outer peripheral side on the outer surface of the rotary screen, and is connected to a fan case provided below the air intake duct. ing. Therefore, when dust is sucked into the intake duct and then sent from the intake duct toward the fan case, it may not be smoothly sent.
そこで本発明は、吸気ダクトに吸い込んだ塵埃をファンケースに向けて円滑に送り、塵埃の排出効率の向上を図ることができる、コンバインの塵埃装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a combined dust device capable of smoothly sending dust sucked into an air intake duct toward a fan case and improving dust discharge efficiency.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problems to be solved by the present invention are as described above. Next, means for solving the problems will be described.
即ち、請求項1においては、エンジン部の外気取入口に設けられ、塵埃を外側面に付着可能とする除塵用のロータリスクリーンと、前記ロータリスクリーンの内側方に設けられ、このロータリスクリーンを回転駆動可能とするアクチュエータと、前記ロータリスクリーンの外側面に吸気口を臨ませて設けられ、このロータリスクリーンの中央部側から外周側に向かって延長される吸気ダクトと、前記ロータリスクリーンの内側方に設けられ、このロータリスクリーンを挟んで前記吸気ダクトと対向配置される遮蔽板と、前記ロータリスクリーンの外周側方かつ前記吸気ダクトの内側方に設けられ、この吸気ダクトと連通接続される吸入管と、前記吸入管の内側方かつ前記ロータリスクリーンの外周側方および下方に設けられ、前記吸入管と連通接続されるファンケースと、前記ファンケースの内部に設けられる吸気ファンとを備え、前記吸気ファンの吸引力によって、前記ロータリスクリーンの外側面に付着した塵埃を前記吸気ダクトに吸い込み除去し、前記ファンケースから排出可能とする、コンバインの除塵装置において、前記吸気ダクトは、前記ロータリスクリーンの中央部側から外周側に向かうに従って下方へ移行する傾斜状に配置するものである。 That is, according to the first aspect of the present invention, a rotary screen for dust removal is provided at the outside air intake of the engine unit to allow dust to adhere to the outer surface, and is provided inside the rotary screen, and the rotary screen is driven to rotate. An actuator that can be provided, an intake duct that is provided with an intake port facing the outer surface of the rotary screen, and that extends from the center side of the rotary screen toward the outer peripheral side; and an inner side of the rotary screen. A shielding plate disposed opposite to the intake duct across the rotary screen, an intake pipe provided on the outer peripheral side of the rotary screen and on the inner side of the intake duct, and connected to the intake duct; Provided on the inner side of the suction pipe and on the outer peripheral side and the lower side of the rotary screen and connected to the suction pipe. A fan case to be connected; and an intake fan provided inside the fan case; and the suction force of the intake fan sucks and removes dust adhering to the outer surface of the rotary screen into the intake duct; In the combine dust remover that can be discharged from the case, the intake duct is arranged in an inclined shape that moves downward as it goes from the center side to the outer peripheral side of the rotary screen.
請求項2においては、前記吸入管は、前記吸気ダクト側からファンケース側に向かうに従って前記ロータリスクリーンの外周側方へ移行する傾斜状に配置するものである。 According to a second aspect of the present invention, the suction pipe is arranged in an inclined shape so as to move toward the outer peripheral side of the rotary screen as it goes from the suction duct side to the fan case side.
請求項3においては、前記アクチュエータは、前記ロータリスクリーンを常時回転駆動可能とするものである。 According to a third aspect of the present invention, the actuator allows the rotary screen to be always driven to rotate.
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As effects of the present invention, the following effects can be obtained.
請求項1においては、吸気ダクトに吸い込んだ塵埃をファンケースに向けて円滑に送ることが可能となる。したがって、塵埃の排出効率の向上を図ることができる。 According to the first aspect, the dust sucked into the intake duct can be smoothly sent toward the fan case. Therefore, the dust discharge efficiency can be improved.
請求項2においては、吸気ダクトに吸い込んだ塵埃をファンケースに向けて更に円滑に送ることが可能となる。したがって、塵埃の排出効率の向上を図ることができる。 According to the second aspect, the dust sucked into the intake duct can be more smoothly sent toward the fan case. Therefore, the dust discharge efficiency can be improved.
請求項3においては、ロータリスクリーンの外側面に付着した塵埃を吸気ダクトに効率よく吸い込み、この吸気ダクトからファンケースに向けて送ることが可能となる。したがって、塵埃の排出効率の向上を図ることができる。 According to the third aspect, the dust adhering to the outer surface of the rotary screen can be efficiently sucked into the intake duct and sent from the intake duct toward the fan case. Therefore, the dust discharge efficiency can be improved.
次に、発明の実施形態を説明する。 Next, embodiments of the invention will be described.
まず、本発明の一実施形態に係る除塵装置を有するコンバイン1の全体構成について説明する。 First, the whole structure of the combine 1 which has a dust removal apparatus which concerns on one Embodiment of this invention is demonstrated.
図1、図2に示すように、コンバイン1には、機体フレーム2に対して、走行部3と、刈取部4と、脱穀部5と、選別部6と、穀粒貯溜部7と、排藁処理部8と、エンジン部9と、ミッション部10と、操縦部11とが備えられる。
As shown in FIGS. 1 and 2, the combine 1 has a traveling unit 3, a mowing unit 4, a
走行部3は機体フレーム2の下部に設けられる。走行部3は左右一対のクローラを有するクローラ式走行装置12などを有して、クローラ式走行装置12により機体を前進または後進方向に走行させることができるように構成される。
The traveling unit 3 is provided in the lower part of the
刈取部4は機体フレーム2の前端部に機体に対して昇降可能に設けられる。刈取部4は分草具13や、引起装置14や、切断装置15や、搬送装置16などを有して、分草具13により圃場の穀稈を分草し、引起装置14により分草後の穀稈を引き起こし、切断装置15により引起後の穀稈を切断し、搬送装置16により切断後の穀稈を脱穀部5側へ搬送することができるように構成される。
The cutting unit 4 is provided at the front end of the
脱穀部5は機体フレーム2の左側前部に設けられ、刈取部4の後方に配置される。脱穀部5は搬送装置17や、扱胴18や受網などを有して、搬送装置17により刈取部4から搬送されてくる穀稈を受け継いで排藁処理部8側へ搬送し、扱胴18および受網により搬送中の穀稈を脱穀し、その脱穀物を漏下させることができるように構成される。
The
選別部6は機体フレーム2の左側部に設けられ、脱穀部5の下方に配置される。選別部6は揺動選別装置や、風選別装置や、穀粒搬送装置や、藁屑排出装置などを有して、揺動選別装置により脱穀部5から落下する脱穀物を穀粒と藁屑や塵埃などとに揺動選別し、風選別装置により揺動選別後のものを更に穀粒と藁屑や塵埃などとに風選別し、穀粒搬送装置により選別後の穀粒を穀粒貯溜部7側へ搬送する一方、藁屑排出装置により藁屑や塵埃などを外部へ排出することができるように構成される。
The sorting unit 6 is provided on the left side of the
穀粒貯溜部7は機体フレーム2の右側後部に設けられ、脱穀部5および選別部6の右側方に配置される。穀粒貯溜部7は穀粒タンク21や、穀粒排出装置22などを有して、穀粒タンク21により選別部6から搬送されてくる穀粒を貯溜し、穀粒排出装置22により貯溜中の穀粒を任意の方向に搬送してから外部へ排出することができるように構成される。
The grain storage part 7 is provided in the right rear part of the
排藁処理部8は機体フレーム2の左側後部に設けられ、脱穀部5の後方に配置される。排藁処理部8は排藁搬送装置や、排藁切断装置などを有して、排藁搬送装置により脱穀部5から搬送されてくる脱穀済みの穀稈を受け継いでこれを排藁として外部へ排出する、もしくは排藁切断装置へ搬送し、排藁切断装置により切断してから外部へ排出することができるように構成される。
The
エンジン部9は機体フレーム2の右側前部に設けられ、穀粒貯溜部7の前方に配置される。エンジン部9はディーゼルエンジン31などを有して、動力をディーゼルエンジン31からこれを駆動源とする各部の装置に適宜の動力伝達機構を介して供給し、ディーゼルエンジン31により各部の装置を駆動させることができるように構成される。
The
ミッション部10は機体フレーム2の右側前部に設けられ、エンジン部9の前方に配置される。ミッション部10はトランスミッション23などを有して、エンジン部9のディーゼルエンジン31の動力が走行部3や、刈取部4などの各装置へ供給される前に、トランスミッション23により当該動力を変速することができるように構成される。
The mission unit 10 is provided at the front right side of the
操縦部11は機体フレーム2の右側前部に設けられ、エンジン部9およびミッション部10の上方に配置される。操縦部11は操縦席24や、ステアリングハンドル25を含む操作具類や、ステップ26などを有して、操縦席24にステップ26上の操縦者を着座させ、操作具類により操縦者が各部の装置を操作することができるように構成される。
The
このようにして、コンバイン1は、操縦部11での操作具類の操作によって、エンジン部9からディーゼルエンジン31の動力を各部の装置に供給するなどして、走行部3にて機体を走行させながら、刈取部4で圃場の穀稈を刈り取り、脱穀部5で刈取部4からの穀稈を脱穀し、選別部6で脱穀部5からの脱穀物を選別して、穀粒貯溜部7で選別部6からの穀粒を貯溜すると同時に、排藁処理部8で脱穀部5からの排藁を外部へ排出することができるように構成される。
In this way, the combine 1 causes the traveling unit 3 to travel the aircraft by supplying the power of the
次に、エンジン部9の構成について説明する。
Next, the configuration of the
エンジン部9は操縦部11の下方に配置される。図3、図4に示すように、エンジン部9では、ディーゼルエンジン31が機体フレーム2の右側前部に支持され、その周囲にエンジンルーム30が形成される。そして、このエンジンルーム30において、ディーゼルエンジン31のシリンダヘッド32近傍に過給機35や、エアクリーナ40や、DPF(Diesel Particulate Filter)45などが設けられる。
The
過給機35はシリンダヘッド32の前面側に設けられる。過給機35はブロアホイールを内蔵するコンプレッサケース36と、タービンホイールを内蔵するタービンケース37とを有し、シリンダヘッド32に対して、コンプレッサケース36が右側に、タービンケース37が左側に位置するように配置される。
The
エアクリーナ40はシリンダヘッド32の右後部の上方に設けられる。エアクリーナ40は吸気排出側でコンプレッサケース36の吸気取入側に吸気管41を介して接続され、吸気取入側でプレクリーナ42に吸気ダクト43を介して接続される。プレクリーナ42は、操縦部11と穀粒貯溜部7との間であって、穀粒貯溜部7の穀粒タンク21の上面よりも高い位置に配置される。
The air cleaner 40 is provided above the right rear portion of the
また、エアクリーナ40に接続されるコンプレッサケース36は、吸気排出側でシリンダヘッド32の後面側に備えられる吸気マニホールド33に過給管44を介して接続される。こうして、ディーゼルエンジン31の吸気系において、プレクリーナ42からエアクリーナ40に吸い込まれた外気が、エアクリーナ40により浄化された後、コンプレッサケース36からディーゼルエンジン31の各気筒に供給可能とされる。
Further, the
DPF45は排気に含まれる粒子状物質を減少させるものであり、シリンダヘッド32の左側面側に設けられる。DPF45は排気取入側でタービンケース37の排気排出側に前部排気管46を介して接続され、排気排出側でマフラー47の排気取入側に中間排気管48を介して接続される。なお、DPF45はシリンダヘッド32(ディーゼルエンジン31)の上面よりも低い位置に配置される。
The
マフラー47はDPF45の後上方に設けられる。マフラー47の排気排出側にはテールパイプ49が接続され、脱穀部5と穀粒貯溜部7との間で、マフラー47から上方へ向けて延長された後、屈曲されて後方へ向けて更に延長される。そして、テールパイプ49は脱穀部5よりも高い位置であって、ブレクリーナ42よりも低い位置で、このプレクリーナ42から離れる方向に開口される。
The
また、DPF45に接続されるタービンケース37は、排気取入側でシリンダヘッド32の前面側に備えられる排気マニホールド34に接続される。こうして、ディーゼルエンジン31の排気系において、ディーゼルエンジン31の各気筒から排気マニホールド34に排出された排気ガスが、タービンケース37を経由してDPF45により浄化された後、マフラー47を経由してテールパイプ49から外部に放出可能とされる。
The
さらに、エンジンルーム30においては、図5、図6にも示すように、ディーゼルエンジン31の右側方にラジエータ51が右向きに設けられ、これらのディーゼルエンジン31とラジエータ51との間に冷却ファン52が設けられる。冷却ファン52はディーゼルエンジン31から右側方へ突出される出力軸38に支持され、ディーゼルエンジン31により回転駆動可能とされる。
Further, in the
ラジエータ51の右側方にはエンジンカバー55が設けられる。エンジンカバー55は中空状の筐体で構成され、図7に示すように、操縦部11の下部形状、即ち操縦席24の右側方に設けられる手摺27や、ステップ26およびその右下方に連設される階段状の乗降ステップ28の形状にあわせて、外周縁部の前側上部を湾曲形状とするとともに、その前下側を前方へ突出させて上狭下広に形成される。
An
そのうえで、エンジンカバー55は右側面視で穀粒タンク21との間に隙間が略無くなるように後方へ向けて延長され、その右外側面の表面積ができるだけ大きくなるように形成される。そして、エンジンカバー55は外周縁部の後側で機体フレーム2から立設される支持フレームに支軸54を介して水平方向に回動自在に支持され、閉位置または開位置に移動可能とされる。エンジンカバー55は閉位置ではラジエータ51に臨んで、右外側面が操縦部11の右外側面と略同一面上に位置するように配置される。
In addition, the
こうして、エンジンカバー55が閉位置とされる場合、このエンジンカバー55によって、ディーゼルエンジン31およびラジエータ51が覆われ、エンジンルーム30が右外側から閉じられる。一方、エンジンカバー55が閉位置から右外側方へ回動されて開位置とされる場合、このエンジンカバー55によって、ディーゼルエンジン31およびラジエータ51が覆われず、エンジンルーム30が開放される。
Thus, when the
図5、図6に示すように、エンジンカバー55と機体との間にはロック手段56が設けられる。ロック手段56は、操作レバー付きフック57や、ロックピン58などで構成される。操作レバー付きフック57は上下中途部でエンジンカバー55の前面下部に支軸59を介して揺動自在に支持される。ロックピン58はエンジンカバー55の前方で機体側の乗降ステップ28に後方へ突出するように設けられる。
As shown in FIGS. 5 and 6, locking means 56 is provided between the
そして、操作レバー付きフック57が揺動されることによってロックピン58に係合、またはロックピン58から離脱可能とされる。なお、操作レバー付きフック57はロックピン58との係合時にその係合状態が維持されるように付勢部材にて付勢される。
Then, the
こうして、操作レバー付きフック57がロックピン58に係合される場合、エンジンカバー55が閉位置にロックされ、エンジンルーム30が閉じられた状態に保持される。この状態で操作レバー付きフック57がロックピン58から離脱された場合、エンジンカバー55が右外側方に回動可能とされ、その回動によりエンジンルーム30が開放可能とされる。
Thus, when the
図8から図11に示すように、エンジンカバー55には、エンジン冷却用の外気を冷却風としてエンジンルーム30に取り入れる開口として、エンジン部9の外気取入口60が設けられる。このエンジン部9の外気取入口60は、中空状の筐体であるエンジンカバー55の右外側面に設けられる第一外気取入口61と、左内側面に設けられる第二外気取入口62とからなり、第一外気取入口61と第二外気取入口62とを左右方向に並置して構成される。
As shown in FIGS. 8 to 11, the
第一外気取入口61はエンジンカバー55の右外側面の略中央部に円状に形成され、外部を臨むように開口される。第二外気取入口62はエンジンカバー55の左内側面の下部に四角状に形成され、エンジンカバー55が閉位置とされるとき、エンジンルーム30のラジエータ51を臨むように開口される。これらの第一外気取入口61と第二外気取入口62とは互いに一部が対向するように配置される。
The first
こうして、エンジンカバー55が外気取入口60にて左右方向に貫通され、エンジン冷却用の外気が、エンジンルーム30で冷却ファン52が回転駆動される場合に、その吸引力によって、エンジン部9の外気取入口60、即ち第一外気取入口61および第二外気取入口62からエンジンルーム30に導入され、ディーゼルエンジン31に向けて送られるように構成される。
In this way, when the
ここで、エンジンカバー55は前述のように穀粒タンク21と前後方向で互いの間に隙間が略無くなる大きさとされ、右外側面の表面積が従来のものに比べて拡大される。これにより、エンジン部9の外気取入口60、特にそのうちの第一外気取入口61がエンジンカバー55の右外側面の表面積に対してできるだけ大きな開口面積をもって開口され、ここからの外気の取入量の増大化が図られる。
Here, as described above, the
図5から図7に示すように、操縦部11の下方でエンジンカバー55およびその周辺部分には、塵埃がエンジン冷却用の外気とともにエンジンルーム30に取り入れられることを防止する除塵装置70が設けられる。除塵装置70には、ロータリスクリーン71と、アクチュエータとしてのモータ80と、吸気ダクト85と、遮蔽板105と、吸入管101と、ファンケース90と、吸気ファン94とが備えられる。
As shown in FIG. 5 to FIG. 7, a
図8から図11に示すように、ロータリスクリーン71はハブ72や、スポーク73や、リム74や、除塵網75などを有し、これらのハブ72と、スポーク73と、リム74とで車輪形のフレームを形成し、このフレームの右外側面に円形の除塵網75を張設して構成される。そして、ロータリスクリーン71はエンジンカバー55の右外側部に設けられる。
As shown in FIGS. 8 to 11, the
具体的には、ロータリスクリーン71は第一外気取入口61を右外側方から覆うように配置されて、ハブ72で第一外気取入口61に直径方向に斜設される支持フレーム76に左右方向の支軸77を介して回転自在に支持される。また、この支持フレーム76には従動歯車78が当該支持フレーム76とハブ72との間で支軸77を介して回転自在に支持され、ロータリスクリーン71と一定的に回転可能とされる。
Specifically, the
支持フレーム76の中途部にはブラケット79が斜上方へ向けて突出するように設けられ、そのブラケット79の突出部にモータ80が設けられる。モータ80の出力軸81には駆動歯車82が固定され、駆動歯車82と支軸77上の従動歯車78とが噛合される。こうして、ロータリスクリーン71がモータ80の駆動時に駆動歯車82、従動歯車78、支軸77を介して回転可能とされる。
A
モータ80はたとえば機体の任意位置に備えられる制御装置に接続され、この制御装置によりディーゼルエンジン31や刈取部4の各装置などの駆動または停止に連動して同じく駆動または停止するように制御される。この制御時において、モータ80は間欠駆動ではなく常時駆動するように制御されると同時に、間欠駆動するように制御される場合に比べて低速で駆動するように制御される。
The
エンジンカバー55の第一外気取入口61の外周部には、ブラシ状のシール部材83が第一外気取入口61の周方向に沿って設けられ、ロータリスクリーン71のリム74の左内側面に摺接される。こうして、ロータリスクリーン71とエンジンカバー55との隙間がシール部材83により塞がれ、この隙間からエンジンルーム30への塵埃の侵入防止が図られる。
A brush-
なお、前述のようにエンジンカバー55がその右外側面の表面積ができるだけ大きくなるように設けられている。このことから、エンジンカバー55においては、エンジン部9の外気取入口60(第一外気取入口61)、ひいてはロータリスクリーン71もできるだけ右外側面の表面積が大きくなるとともに、走行部3に対してできるだけ高い位置となるように設けられる。
As described above, the
吸気ダクト85は断面視略コ字状となるように筒型で構成される。吸気ダクト85はロータリスクリーン71の右外側方に設けられ、開放側の吸気口86をロータリスクリーン71に臨ませて配置される。このとき、吸気ダクト85の開放側端面とロータリスクリーン71の右外側面との間には、ロータリスクリーン71に付着した塵埃を通過可能とする所定幅の間隙が形成される。
The
そして、吸気ダクト85はロータリスクリーン71の半径方向に当該ロータリスクリーン71の中央部と外周部付近との間にわたって延長されて、一端部で支軸77に支持され、他端部でエンジンカバー55の前下部に支持される。こうして、吸気ダクト85はロータリスクリーン71の右外側面上で一端部側から塵埃の排出側である他端部側に向かって漸次下がる前低後高の傾斜状に配置される。つまり、吸気ダクト85はロータリスクリーン71の中央部側から外周側に向かうに従って下方へ移行する傾斜状に配置される。
The
図5、図6に示すように、ファンケース90は吸入管101の内側方かつロータリスクリーン71の外周側方および下方、即ち前下方に設けられる。ファンケース90はエンジンカバー55の前下部の内側方であってラジエータ51および冷却ファン52の前方に配置され、機体フレーム2の右側前部に支持される。
As shown in FIGS. 5 and 6, the
このファンケース90の後部は上方へ向けて延長される。そして、その延長された上部に吸入口91が右向きに設けられて、エンジンカバー55の前下部の左内側面を臨むように開口される。一方、ファンケース90の前下部には排出口92が前下向きに設けられて、機体フレーム2よりも高い位置でクローラ式走行装置12の前下方を臨むように開口される。
The rear part of the
吸気ファン94はファンケース90の内部に設けられ、ファンケース90に従動軸95を介して回転自在に支持される。従動軸95はディーゼルエンジン31から右側方へ突出される駆動軸39とベルト式動力伝達機構97で接続される。こうして、吸気ファン94はディーゼルエンジン31の駆動時にベルト式動力伝達機構97を介して回転駆動可能とされる。
The
図8から図11にも示すように、吸入管101はエンジンカバー55の前下部にこれを右外側面から左内側面にわたって左右方向に貫通するように設けられる。吸入管101は吸気ダクト85とファンケース90との間にわたって略水平方向に延長され、一端部で吸気ダクト85の他端部と連通接続されるとともに、他端部でファンケース90の後上部と吸入口91を介して連通接続される。
As shown in FIGS. 8 to 11, the
ここで、吸入管101はファンケース90との接続部が吸気ダクト85との接続部よりも前方に位置する傾斜状に配置される。つまり、吸入管101はエンジンカバー55の前下部の内部で吸気ダクト85側からファンケース90側に、言い換えれば右外側から左内側に向かうに従って前方へ移行する傾斜状に配置される。
Here, the
遮蔽板105は吸気ダクト85のロータリスクリーン71を挟んだ反対側、即ちロータリスクリーン71よりも内側であって、吸気ダクト85の吸気口86の対向位置に設けられ、支持フレーム76の前部寄りに支持される。遮蔽板105は、吸気ダクト85の内部で吸気ファン94の吸引力が冷却ファン52の吸引力の影響を受けないように、吸気口86よりも大形状とされる。
The shielding
そして、この遮蔽板105が支持フレーム76に沿って傾斜状に配置されることで、支持フレーム76、ひいてはこれを斜設するエンジンカバー55の剛性の向上が図られる。これにより、エンジン部9の外気取入口60ができるだけ大きな開口面積とされても、ロータリスクリーン71およびモータ80が支持フレーム76を介して強固に支持可能とされる。
The shielding
このような構成により、ディーゼルエンジン31が駆動されて、冷却ファン52が回転駆動される場合、エンジン冷却用の外気がエンジンカバー55の外気取入口60、即ち第一外気取入口61および第二外気取入口62からエンジンルーム30に向けて吸引され、第一外気取入口61の通過時に、その中に含まれる塵埃が駆動中の除塵装置70にて除去される。そして、浄化された外気が冷却風としてラジエータ51およびディーゼルエンジン31に向けて送られる。
With such a configuration, when the
この際、除塵装置70においては、回転中のロータリスクリーン71が外気中に含まれる塵埃を付着させ、吸気ファン94が回転駆動されて、吸気ダクト85および吸入管101の内部に負圧を発生させることとなる。その結果、回転中のロータリスクリーン71で遮蔽板105と対向する部分に付着した塵埃が、吸気口86から吸気ダクト85の内部に吸い込まれ、ついで吸入管101を通じてファンケース90まで送られて、その排出口92から排風に含まれてクローラ式走行装置12の前下方付近へ排出されることとなる。
At this time, in the
ここで、回転中のロータリスクリーン71に付着した塵埃は、このロータリスクリーン71がモータ80により常時駆動されることから、随時除去される。そのため、ロータリスクリーン71の除塵網75での目詰りが防止され、外気の浄化が継続的に行われる。よって、除塵装置70により浄化された外気がエンジンルーム30に十分に取り入れられて、ラジエータ51及びディーゼルエンジン31の冷却に必要な外気が不足しないように供給されることとなる。
Here, dust adhering to the
以上のように、本発明の一実施形態に係るコンバイン1の除塵装置70、即ちエンジン部9の外気取入口60に設けられ、塵埃を外側面に付着可能とする除塵用のロータリスクリーン71と、ロータリスクリーン71の内側方に設けられ、このロータリスクリーン71を回転駆動可能とするアクチュエータとしてのモータ80と、ロータリスクリーン71の外側面に吸気口86を臨ませて設けられ、このロータリスクリーン71の中央部側から外周側に向かって延長される吸気ダクト85と、ロータリスクリーン71の内側方に設けられ、このロータリスクリーン71を挟んで吸気ダクト85と対向配置される遮蔽板105と、ロータリスクリーン71の外周側方かつ吸気ダクト85の内側方に設けられ、この吸気ダクト85と連通接続される吸入管101と、吸入管101の内側方かつ吸気ダクト85の外周方および下方に設けられ、吸入管101と連通接続されるファンケース90と、ファンケース90の内部に設けられる吸気ファン94とを備え、吸気ファン94の吸引力によって、ロータリスクリーン71の外側面に付着した塵埃を吸気ダクト85に吸い込み除去し、ファンケース90から排出可能とする、コンバイン1の除塵装置70においては、特に吸気ダクト85がロータリスクリーン71の中央部側から外周側に向かうに従って下方へ移行する傾斜状に配置される。これにより、除塵装置70の駆動時に、吸気ダクト85に吸い込まれた塵埃が、ファンケース90に向けて円滑に送られることとなる。したがって、塵埃の排出効率の向上を図ることができる。
As described above, the
また、このような除塵装置70においては、吸入管101が吸気ダクト85側からファンケース90側に向かうに従ってロータリスクリーン71の前方(外周側方)へ移行する傾斜状に配置される。これにより、除塵装置70の駆動時に、吸気ダクト85に吸い込まれた塵埃が、ファンケース90に向けて更に円滑に送られることとなる。したがって、塵埃の排出効率の向上を図ることができる。
Further, in such a
また、このような除塵装置70においては、アクチュエータとしてのモータ80がロータリスクリーン71を常時回転駆動可能とする構成とされる。これにより、除塵装置70の駆動時に、ロータリスクリーン71の外側面に付着した塵埃が、モータ80が間欠駆動するように制御される場合に比べて、吸気ダクト85に効率よく吸い込まれて、この吸気ダクト85からファンケース90に向けて送られることとなる。したがって、塵埃の排出効率の向上を図ることができる。
Further, in such a
また、このような除塵装置70においては、モータ80が間欠駆動するように制御される場合に比べて低速で駆動するように制御される。これにより、回転中のロータリスクリーン71の一部が吸気ダクト85と対向する時間が長くなり、除塵装置70の駆動時に、ロータリスクリーン71の外側面に付着した塵埃が、吸気ダクト85に効率よく吸い込まれて、この吸気ダクト85からファンケース90に向けて送られることとなる。したがって、塵埃の排出効率の向上を図ることができる。
Moreover, in such a
また、このような除塵装置70においては、エンジン部9の外気取入口60(第一外気取入口61)、ひいてはロータリスクリーン71ができるだけ右外側面の表面積が大きくなるように設けられる。これにより、外気が冷却風として外気取入口60からエンジンルーム30に取り入れられる場合に、ロータリスクリーン71を通過するときの風速の低下が図られることとなる。したがって、詰まりを発生させやすい大きな塊の塵埃のロータリスクリーン71への付着を抑制することができる。
In such a
また、このような除塵装置70においては、エンジン部9の外気取入口60(第一外気取入口61)、ひいてはロータリスクリーン71が走行部3に対してできるだけ高い位置となるように設けられる。これにより、外気が冷却風として外気取入口60からエンジンルーム30に取り入れられる場合に、塵埃がロータリスクリーン71へ付着しにくくなる。したがって、塵埃のロータリスクリーン71への付着率の低下を図ることができる。
Further, in such a
1 コンバイン
9 エンジン部
60 外気取入口
70 除塵装置
71 ロータリスクリーン
80 モータ(アクチュエータ)
85 吸気ダクト
86 吸気口
90 ファンケース
94 吸気ファン
101 吸入管
105 遮蔽板
1 Combine 9
85
Claims (3)
前記ロータリスクリーンの内側方に設けられ、このロータリスクリーンを回転駆動可能とするアクチュエータと、
前記ロータリスクリーンの外側面に吸気口を臨ませて設けられ、このロータリスクリーンの中央部側から外周側に向かって延長される吸気ダクトと、
前記ロータリスクリーンの内側方に設けられ、このロータリスクリーンを挟んで前記吸気ダクトと対向配置される遮蔽板と、
前記ロータリスクリーンの外周側方かつ前記吸気ダクトの内側方に設けられ、この吸気ダクトと連通接続される吸入管と、
前記吸入管の内側方かつ前記ロータリスクリーンの外周側方および下方に設けられ、前記吸入管と連通接続されるファンケースと、
前記ファンケースの内部に設けられる吸気ファンとを備え、
前記吸気ファンの吸引力によって、前記ロータリスクリーンの外側面に付着した塵埃を前記吸気ダクトに吸い込み除去し、前記ファンケースから排出可能とする、コンバインの除塵装置において、
前記吸気ダクトは、前記ロータリスクリーンの中央部側から外周側に向かうに従って下方へ移行する傾斜状に配置することを特徴とする、コンバインの除塵装置。 A rotary screen for dust removal that is provided at the outside air intake port of the engine unit and allows dust to adhere to the outer surface;
An actuator provided on the inner side of the rotary screen and capable of rotating the rotary screen;
An intake duct that is provided with an intake port facing the outer surface of the rotary screen, and that extends from the center side of the rotary screen toward the outer peripheral side;
A shielding plate provided on the inner side of the rotary screen and disposed opposite to the intake duct across the rotary screen;
A suction pipe provided on the outer peripheral side of the rotary screen and on the inner side of the intake duct, and connected to the intake duct;
A fan case that is provided on the inner side of the suction pipe and on the outer circumferential side and the lower side of the rotary screen and is connected to the suction pipe;
An intake fan provided inside the fan case,
In the dust remover for a combine, wherein the suction force of the intake fan sucks and removes dust adhering to the outer surface of the rotary screen into the intake duct and can be discharged from the fan case.
The dust remover for a combine according to claim 1, wherein the intake duct is disposed in an inclined shape so as to move downward as it goes from the central portion side to the outer peripheral side of the rotary screen.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008225228A JP2010058613A (en) | 2008-09-02 | 2008-09-02 | Dust arrester of combine |
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JP2010058613A true JP2010058613A (en) | 2010-03-18 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2008
- 2008-09-02 JP JP2008225228A patent/JP2010058613A/en active Pending
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