JP2015188017A - 太陽電池装置 - Google Patents

太陽電池装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015188017A
JP2015188017A JP2014064763A JP2014064763A JP2015188017A JP 2015188017 A JP2015188017 A JP 2015188017A JP 2014064763 A JP2014064763 A JP 2014064763A JP 2014064763 A JP2014064763 A JP 2014064763A JP 2015188017 A JP2015188017 A JP 2015188017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
solar cell
cell panel
emitting device
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014064763A
Other languages
English (en)
Inventor
木 裕 行 鈴
Hiroyuki Suzuki
木 裕 行 鈴
口 幸 夫 谷
Yukio Taniguchi
口 幸 夫 谷
野 滋 弘 上
Shigehiro Ueno
野 滋 弘 上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2014064763A priority Critical patent/JP2015188017A/ja
Publication of JP2015188017A publication Critical patent/JP2015188017A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/72Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps in street lighting
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

【課題】意匠性に優れ且つ周囲環境との調和を図ることが可能な太陽電池装置を提供する。【解決手段】太陽電池装置11,12は、太陽電池パネル14と、太陽電池パネル14の受光面15に対面して配置された発光装置20,40と、を含む。発光装置は、少なくとも一部分において透光性である。発光装置は、太陽電池パネルで発電された電力を利用して発光する。【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池パネル及び発光装置を有する太陽電池装置に関し、とりわけ、意匠性に優れ、周囲環境との調和を図ることができる太陽電池装置に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、太陽電池パネルを含む太陽電池装置が知られている。特許文献1に開示された太陽電池装置において、発光装置の電源として、太陽電池パネルが利用されている。とりわけ屋外に固定される発光装置に対し、配線の設置を不要とすることができる点において、太陽電池パネルの利用は有用である。
特開2000−54325
しかしながら、太陽電池パネルの受光面は、黒色又は暗色であり意匠性に乏しく、また、周囲環境との調和を図ることも難しい。本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、意匠性に優れ且つ周囲環境との調和を図ることが可能な太陽電池装置を提供することを目的とする。
本発明による太陽電池装置は、
太陽電池パネルと、
前記太陽電池パネルの受光面に対面して配置された、少なくとも一部分において透光性である、発光装置と、を備え、
前記発光装置は、前記太陽電池パネルで発電された電力を利用して発光する。
前記発光装置は、前記太陽電池パネルの受光面に対面して配置された透光性の導光板と、前記導光板の側端面に対面して配置された発光体と、を有し、
前記発光体は、前記太陽電池パネルで発電された電力を利用して光を射出する、請求項1に記載の太陽電池装置。
本発明による太陽電池装置において、前記導光板は、光を拡散させる拡散機能を有していてもよい。
本発明による太陽電池装置において、前記発光装置は、前記太陽電池パネルの前記受光面に対面して配置された透光性の支持体と、前記支持体上に配置された複数の発光体と、前記支持体上に設けられ且つ前記発光体に接続した配線と、を含む発光シートを有するようにしてもよい。
本発明による太陽電池装置において、前記発光装置は、前記発光シートの前記太陽電池パネルとは反対側に配置された拡散シートを、さらに有するようにしてもよい。
本発明による太陽電池装置において、前記発光装置は、表示対象を表示するための表示面を含んでいてもよい。
本発明によれば、太陽電池装置に意匠性を付与することや周囲環境との調和を図ることが可能となる。
図1は、本発明による第1の実施の形態を説明するための図であって、太陽電池装置の縦断面図を示す図である。 図2は、図1の太陽電池装置を示す平面図である。 図3は、図1の太陽電池装置の一変形例を示す図である。 図4は、本発明による第2の実施の形態を説明するための図であって、太陽電池装置の縦断面図を示す図である。 図5は、図4の太陽電池装置の発光シートを示す平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。また、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「同一」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。
また、本明細書において、「シート」、「フィルム」、「板」等の用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。したがって、例えば、「シート」はフィルムや板とも呼ばれ得るような部材も含む概念である。
また、本明細書において、「シート面(フィルム面、板面、パネル面)」とは、対象となるシート状の部材を全体的かつ大局的に見た場合において対象となるシート状部材の平面方向と一致する面のことを指す。さらに、本明細書において、シート状(フィルム状、板状、パネル状)の部材に対して用いる「法線方向」とは、当該部材のシート面への法線方向のことを指す。
図1〜図3は、本発明による第1の実施の形態に係る太陽電池装置およびその一変形例を示す図である。一方、図4及び図5は、本発明による第2の実施の形態に係る太陽電池装置を示す図である。
図1や図4に示すように、太陽電池装置11は、太陽電池パネル14と、太陽電池パネル14の受光面15に少なくとも部分的に重ねて配置された発光装置20と、を有している。発光装置20,40は、少なくとも一部分において透光性を有している。そして、太陽電池パネル14の透光性を有した部分が、少なくとも部分的に、太陽電池パネル14の受光面15に重ねられている。
ここで「透光性」とは、400nm以上1000nm以下の帯域の光透過率が50%以上であることを言う。なお、400nm以上1000nm以下の帯域の光透過率は、分光光度計((株)島津製作所製「UV−3100PC」、JISK0115準拠品)を用いて測定波長400nm〜1000nmの範囲内で測定したときの、各波長における透過率の平均値として特定される。
太陽電池パネル14は、受光面15で受光した光を電気エネルギーに変換する発電装置である。太陽電池パネル14は、種々の形態のものを使用することができる。例えば、単結晶シリコンまたは多結晶シリコン等からなる平板状のシリコン基板を含むシリコン系太陽電池パネル、薄膜太陽電池パネル、カルコパイライト系太陽電池等を、太陽電池パネル14として用いることができる。
一方、発光装置20,40は、太陽電池パネル14で発電された電力を利用して発光する装置である。図1に示すように、発光装置20,40の後述する発光体30,49は、制御回路19を介して、太陽電池パネル14に接続されている。制御回路19は、太陽電池パネル14で発電された電力を発光装置20,40に供給して、発光装置20,40を発光させる。また、制御回路19は、蓄電池18に接続されており、受光面15に日が射している間の余分の電力を蓄電池18にためる。さらに、制御回路19は、受光面15に日が射していない間でも、蓄電池18に蓄電された電力によって、発光装置20を発光させるようにしてもよい。
以下においては、まず図1〜図3に示された第1の実施の形態を説明し、次に図4及び図5に示された第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と第2の実施の形態は、主として発光装置の構成が異なり、他の構成は同様とすることができる。
図1に示すように、第1の実施の形態において、発光装置20は、太陽電池パネル14の受光面15に対面して配置された透光性の導光板25と、導光板25の側端面25aに対面して配置された発光体30と、を有している。図示された第1の実施の形態において、導光板25および太陽電池パネル14は、矩形形状の平面視形状を有している。したがって、導光板25は、平面視において矩形形状となっている一対の主面25bと、一対の主面25b間を結ぶ四つの側端面と、を含んでいる。図示された第1の実施の形態において、導光板25の一つの側端面25aに対面して、発光体30が配置されている。
発光体30は、例えば、線状の冷陰極管等の蛍光灯や、点状のLED(発光ダイオード)や白熱電球等の種々の態様で構成され得る。図示された第1の実施の形態では、導光板25の一つの側端面に対面して、当該側端面の長手方向に並べられた複数の点状発光体、より具体的には、複数の発光ダイオードによって、発光体30が構成されている。なお、発光ダイオードは、消費電力が少ないという点において、好適である。
なお、発光装置20は、発光体30を取り囲むようにして配置された反射板32を更に有している。反射板32は、発光体30で発光された光を、導光板25の側端面25aに誘導する。
導光板25は、主部26と、主部26中に分散された拡散成分(光散乱成分)27と、を有している。ここでいう拡散成分27とは、導光板25内を進む光に対し、反射や屈折等によって、当該光の進路方向を変化させる作用を及ぼし得る成分のことである。すなわち、導光板25は、主部26及び拡散成分27を含むことにより、光を拡散させる拡散機能を有するようになる。このような拡散成分27の光拡散機能(光散乱機能)は、例えば、拡散成分27をなす材料とは異なる屈折率を有した材料から拡散成分27を構成することにより、あるいは、光に対して反射作用を及ぼし得る材料から拡散成分27を構成することにより、付与され得る。主部26をなす材料とは異なる屈折率を有する拡散成分27として、金属化合物、有機化合物、気体を含有した多孔質物質、さらには、単なる気泡が例示される。
また、第1の実施の形態において、発光装置20は、表示対象22を表示するための表示面21を含んでいる。表示対象13としては、図形、パターン、デザイン、色彩、絵、写真、キャラクターなどの絵柄またはイメージや、文字、マーク、数字などの情報を例示することができる。具体的な構成として、図2に示された例においては、導光板25の太陽電池パネル14とは反対側の面に、透過光によって観察され得る表示対象22が、例えば印刷によって形成されている。したがって、図示された例において、導光板25の太陽電池パネル14とは反対側の面が、表示対象22を表示するための表示面21をなしている。図2には、表示面21に形成される表示対象22の一例が示されている。図2に示された例では、アルファベットの大文字の「N」が表示対象13として表示されている。
次に、以上のような構成からなる第1の実施の形態に係る太陽電池装置11の作用について説明する。
日中には、太陽電池装置11に光、とりわけ太陽光が入射する。図示された例においては、図2に示すように、発光装置20の導光板25が、太陽電池パネル14の受光面15の全域を覆っている。しかしながら、導光板25は、透光性を有している。したがって、太陽電池装置11の導光板25に入射した光のうち、少なくとも所定の割合の光は、導光板25を透過して、太陽電池パネル14の受光面15に到達する。このような光は、太陽電池パネル14で発電に利用される。太陽電池パネル14で発電された電力は、制御回路19を介して蓄電池18に蓄電される。
なお、第1の実施の形態の導光板25は、主部26及び主部26中に分散した拡散成分27を有しており、拡散機能を発揮することができる。すなわち、太陽電池装置11に入射した光は、導光板25で拡散されて、太陽電池パネル14の受光面15に入射する。したがって、受光面15内の各領域に概ね均一な光量で光が入射するようになる。この場合、太陽電池パネル14は、一般的に普及しているいずれの形式の太陽電池パネルであったとしても、優れた発電効率で発電を行うことができる。
以上のようにして、太陽電池パネル14での発電によって、蓄電池18に蓄電を実施することができる。ただし、この太陽電池装置11では、太陽電池パネル14で発電された電力の一部が、発光装置20の電源として利用され得る。より具体的には、太陽電池パネル14で発電された電力を利用して、発光装置20の発光体30から光が射出する。
発光体30から射出された光は、側端面25aを介して導光板25に入射する。図1に示すように、導光板25へ入射した光L11,L12は、導光板25の一対の主面25bにおいて、反射、とりわけ導光板25をなす材料と空気との屈折率差に起因して全反射を繰り返し、導光板25内を進んでいく。ただし、導光板25の主部26内には拡散成分27が分散されている。このため、図1に示すように、導光板25内を進む光L11,L12は、拡散成分27によって進行方向を不規則に変更され、導光板25から出射するようになる。
導光板25内を進行する光と、導光板25内に分散された拡散成分27と、の衝突は、導光板25内での導光方向(図1における紙面の左右方向)に沿った各区域において、生じる。このため、導光板25内を進んでいる光は、少しずつ、導光板25から出射するようなる。そして、導光板25の太陽電池パネル14とは反対側の主面25bから出射した光によって、発光装置20が面状に発光するようになる。すなわち、導光板25の太陽電池パネル14側とは反対側の面が、発光面として、面状に発光するようになる。なお、導光板25の太陽電池パネル14側の主面25bから出射した光は、太陽電池パネル14の受光面15へ入射し、太陽電池パネル14での発電に利用される。
ところで、多くの形式の太陽電池パネルにおいて、受光面は、黒色または暗色となっている。このような受光面を露出させる太陽電池パネルは、意匠性に劣り、また当該太陽電池パネル14が設置される領域の周囲環境との調和を損なっていた。
この点について、第1の実施の形態による太陽電池装置11では、太陽電池パネル14の受光面15上に発光装置20が配置され、この発光装置20は、少なくとも一部分において透光性を有している。すなわち、発光装置20は、太陽電池パネル14の受光面15での受光を可能にしながら当該受光面15を覆い、さらに面状に発光している。したがって、発光装置20は、太陽電池パネル14の発電機能を害することなく、発光して受光面15を不可視化している。このように、太陽電池パネル14の受光面15を隠すことによって、太陽電池装置11の意匠性を改善し、周囲環境との調和を図ることが可能となる。
とりわけ第1の実施の形態においては、透光性を有した導光板25が、太陽電池パネル14の受光面15上に重ねられている。したがって、受光面15の全域をむらなく不可視化することが可能となる。これにより、太陽電池装置11の意匠性をより効果的に改善し、周囲環境との調和をより図ることが可能となる。
また、第1の実施の形態においては、太陽電池パネル14の受光面15上に配置された導光板25が、拡散機能を有している。したがって、太陽電池パネル14の受光面15をより確実に不可視化することが可能となる。これにより、太陽電池装置11の意匠性をより効果的に改善し、周囲環境との調和をより図ることが可能となる。
さらに、第1の実施の形態において、太陽電池装置11の発光装置20は、単に発光するだけでなく、表示対象22を表示する表示面21を有している。発光装置20が発光して、表示対象22をより明瞭に表示することにより、太陽電池パネル14の受光面15の存在をより意識しなくさせることができる。また、太陽電池装置11の意匠性を積極的に向上させること、さらには、周囲環境との調和を積極的に確保することが可能となる。
以上のように第1の実施の形態によれば、発光装置20が、太陽電池パネル14の受光面15に対面して配置されている。ただし、発光装置20が透光性を有しているので、太陽電池パネル14の受光面15での受光を妨げない。その一方で、太陽電池パネル14の受光面15が露出することを防止することができ、太陽電池装置14に意匠性を付与することや周囲環境との調和を図ることが可能となる。
さらに、太陽電池パネル14で発電された電力を発光装置の発光に利用することができる。したがって、別途の電源を確保することや、当該別途の電源から発光装置20へ電力供給するための設備や配線を設置することを省略することができる。このような太陽電池装置11は、設置場所の選択の自由度が極めて高く、様々な用途で利用可能であり、例えば、屋外看板、道路情報掲示板、建築物の外壁として利用することも可能である。また、太陽電池パネル14の受光面15に日が射し込んでいない状況においては、蓄電池18に蓄電された電力を利用して、発光装置20を発光させることができる。この利用において、太陽電池装置11は、例えば、照明装置として利用され得る。
なお、以上の第1の実施の形態において、導光板25を有する発光装置20の一例を説明したが、太陽電池装置11に適用される発光装置20は、上述の例に限られず、種々の変更が可能である。
まず、導光板25の複数の側端面に対面する位置に発光体30がそれぞれ配置されるようにしてもよい。
また、導光板から光を取り出すための手段として、拡散成分27を設けることに代えて又は拡散成分27を設けることに加えて、種々の公知の光取り出し手段を使用することができる。一例として、図3に示すように、導光板25の一対の主面25bが、発光体30から離間するに連れて接近していくように、互いに対して傾斜していてもよい。図3に示す例では、導光板25の太陽電池パネル14に対面する主面25bが、平坦な傾斜面として形成されているが、曲面として形成されていてもよいし、或いは、複数の傾斜面が、導光板25の概ね法線方向に延びる接続面を介して接続されている構成を取ることも可能である。さらに、他の例として、導光板25の一対の主面25bの少なくとも一方に光を拡散させる拡散機能を付与することも可能である。主面25bに拡散機能する付与する構成としては、主面25bを凹凸面とする構成や、主面25b上に白色散乱層のパターンを設ける構成を例示することができる。
さらに、導光板25の太陽電池パネル14とは反対側に、種々の光学機能を発揮し得る光学シートを配置してもよい。このような光学シートとして、光を拡散させる拡散シート、導光板25からの出射光の光路を偏向させるプリズムシートやレンズシート等を例示することができる。さらに、表示対象22を表示するための表示面21を有した表示シートを、導光板25の太陽電池パネル14とは反対側に設けるようにしてもよい。
次に、主として、図4及び図5を参照しながら,第2の実施の形態の実施の形態について説明する。
上述したように、第2の実施の形態に係る太陽電池装置12では、発光装置40が、第1の実施の形態に係る太陽電池装置11の発光装置20と異なっており、その他の構成は、第1の実施の形態に係る太陽電池装置11と同一とすることができる。すなわち、第2の実施の形態に係る太陽電池装置12において、太陽電池パネル14、蓄電池18及び制御回路19は、上述した第1の実施の形態と同一とすることができる。したがって、以下の第2の実施の形態に関する説明では、第1の実施の形態と同一に構成され得る構成について、第1の実施の形態と同一の符号を用いるともに、重複する説明を省略する。
なお、第1の実施の形態では、発光装置20の発光体30が、図1及び図2に示すように、平面視において太陽電池パネル14の受光面15と重ならない位置に配置されていた。一方、第2の実施の形態では、発光装置40の発光体49が、平面視において太陽電池パネル14の受光面15と重なる位置に配置されている。したがって、第2の実施の形態に係る太陽電池装置12の平面形状において、側方への突出し且つ発光しない部分が存在しない。このため、太陽電池装置12の平面形状を小型化させることができ、また、意匠性においても優れる。以下、第2の実施の形態に係る太陽電池装置12の発光装置40ついて詳述する。
図4に示すように、発光装置40は、太陽電池パネル14の受光面15に対面して配置された発光シート45と、発光シート45の太陽電池パネル14とは反対側に配置された拡散シート50と、を有している。発光シート45は、太陽電池パネル14の受光面15に対面して配置された透光性の支持体46と、支持体46上に互いから離間して配置された複数の発光体49と、支持体46上に設けられ且つ発光体49に接続した配線47と、を含んでいる。
支持体46は、透光性を有した樹脂やガラス等からなるシート状の部材であり、発光体49を支持する支持部材として機能する。
発光体49は、第1の実施の形態と同様に、種々の公知の発光体を利用することができる。図4及び図5に示された例では、支持体46上に規則的に配列された複数の点状発光体、より具体的には、複数の発光ダイオードによって、発光体49が構成されている。一例として、発光体49は、互いに交差する二方向に、それぞれ、一定の配列ピッチにて支持体46上に配列される。とりわけ図5に示された例では、複数の発光体49は、平面視矩形形状からなる支持体46の互いに直交する二つの側縁の長手方向のそれぞれに沿って、同一のピッチで配列されている。このような発光体49の配列によれば、発光装置40が発光した際における明るさの分布の均一化を図ることができる。
配線47は、例えば、銅、アルミニウム、銀等から形成されており、各発光体49と制御回路19との間を延びている。このような発光シート45は、所謂プリント基板として形成され得る。
発光シート45は、当該発光シート45をその法線方向から観察した際に、支持体46の全領域のうちの50%以上の部分が露出するようになっている。すなわち、支持体46の全領域のうちの、配線47や発光体49で覆われている面積が50%未満となっている。このような発光シート45によれば、当該発光シート45を全体として捉えた場合の、光透過率を50%以上に確保することができる。つまり、発光シート45が全体として透光性を確保することが可能となる。
拡散シート50は、図示された例において、主部51と、主部51中に分散された拡散成分(光散乱成分)52と、を有している。拡散成分52は、拡散シート50内を進む光に対し、反射や屈折等によって、当該光の進路方向を変化させる作用を及ぼし得る成分のことである。ただし、この例に限られず、拡散シート50の表面を凹凸にすることにより、拡散シート50が拡散機能を発現するようにしてもよい。
さらに、第2の実施の形態に係る太陽電池装置12おいても、表示対象を表示するための表示面が設けられるようにしてもよい。例えば、拡散シート50が、表示対象を表示するための表示面を有するようにしてもよい。この例では、拡散シート50の発光シート45に対面する側の面、及び、この面とは反対側の面の少なくとも一方に、表示対象を形成することができる。また、拡散シート50の内部に、表示対象を表示するための表示面を形成してもよい。さらに、表示対象を表示するための表示面を有した表示シートを、発光シート45の太陽電池パネル14とは反対側に設けるようにしてもよい。
以上の構成からなる第2の実施の形態に係る太陽電池装置12の作用について説明する。
日中には、太陽電池装置12に光、とりわけ太陽光が太陽電池装置12に入射する。図示された例においては、図4に示すように、発光装置40の発光シート45及び拡散シート50が、太陽電池パネル14の受光面15の全域を覆っている。ただし、発光シート45及び拡散シート50はいずいれも十分な透光性を有している。このため、太陽電池装置12に入射した光のうち、少なくとも所定の割合の光は、拡散シート50及び発光シート45を透過して、太陽電池パネル14の受光面15に到達する。このような光は、太陽電池パネル14で発電に利用される。太陽電池パネル14で発電された電力は、制御回路19を介して蓄電池18に蓄電される。
なお、太陽電池パネル14に入射する光は、当該太陽電池パネル14の受光面15へ到達する前に、発光装置40の拡散シート50によって拡散される。このため、受光面15内の各領域に概ね均一な光量で光が入射するようになる。この場合、太陽電池パネル14は、一般的に普及しているいずれの形式の太陽電池パネルであったとしても、優れた発電効率で発電を行うことができる。
以上のようにして、太陽電池パネル14での発電によって、蓄電池18に蓄電を実施することができる。ただし、この太陽電池装置11では、太陽電池パネル14で発電された電力の一部が、発光装置40の電源として利用され得る。より具体的には、太陽電池パネル14で発電された電力を利用して、発光装置40の発光体49から光が射出する。発光シート45において、複数の発光体49は、互いにから離間して支持体46上に二次元的に配列されている。そして、発光体49から発光された光は、拡散シート50によって拡散される。したがって、拡散シート50の太陽電池パネル14側とは反対側の面が、発光面として、面状に発光するようになる。
以上のような、第2の実施の形態に係る太陽電池装置12によれば、第1の実施の形態に係る太陽電池装置11と同様の作用効果を奏することができる。
すなわち、第2の実施の形態による太陽電池装置12では、太陽電池パネル14の受光面15上に発光装置40が配置され、この発光装置40は、少なくとも一部分において透光性を有している。このため、発光装置40は、太陽電池パネル14の受光面15での受光を可能にしながら当該受光面15を覆い、さらに面状に発光している。したがって、発光装置20は、太陽電池パネル14の発電機能を害することなく、発光することによって、意匠性を損ない且つ周囲環境との調和を崩し得る暗色または黒色の受光面15を不可視化している。このように太陽電池パネル14の受光面15を隠すことにより、太陽電池装置11の意匠性を改善し、周囲環境との調和を図ることが可能となる。
とりわけ第2の実施の形態においては、複数の発光体49が、発光シート45の支持体46上に分散して配置されている。これにより、受光面15の全域をむらなく不可視化することが可能となる。
また、第2の実施の形態では、拡散シート50が、発光シート45の太陽電池パネル14とは反対側に設けられている。したがって、太陽電池パネル14の受光面15をより確実に不可視化することが可能となる。
さらに、第2の実施の形態において、太陽電池装置11の発光装置40は、単に発光するだけでなく、表示対象を表示する表示面を有することができる。発光装置20が発光して、表示対象をより明瞭に表示することにより、太陽電池パネル14の受光面15の存在をより意識しなくさせることができる。また、太陽電池装置11の意匠性を積極的に向上させること、さらには、周囲環境との調和を積極的に確保することが可能となる。
さらに、太陽電池パネル14で発電された電力を発光装置の発光に利用することができる。したがって、別途の電源を確保することや、当該別途の電源から発光装置40へ電力供給するための設備や配線を設置することを省略することができる。このような太陽電池装置12は、設置場所の選択の重度が極めて高く、様々な用途で利用可能であり、例えば、屋外看板、道路情報掲示板、建築物の外壁として利用することも可能である。また、太陽電池パネル14の受光面15に日が射し込んでいない状況においては、蓄電池18に蓄電された電力を利用して、発光装置40を発光させることができる。この利用において、太陽電池装置12は、例えば、照明装置として利用され得る。
なお、以上の第2の実施の形態において、太陽電池パネル14の受光面15に対面する位置に配置された発光体49を含む発光装置40の一例を説明したが、太陽電池装置12に適用される発光装置40は、上述の例に限られず、種々の変更が可能である。
まず、拡散シート50を設けることに加え或いは拡散シート50を設けることに代えて、発光シート45の支持体46が拡散機能を有するようにしてもよい。支持体46に拡散機能を付与する構成としては、支持体46が拡散成分を含有する構成や、支持体46が凹凸面を有する構成を採用することができる。
また、第2の実施の形態の発光装置40から、拡散シート50を省くことができる。発光体49が短ピッチで配列されている場合や、観察者から離れた位置に太陽電池装置12が設置される場合、拡散シート50を用いなくとも、平面上に分散して配列された複数の発光体49で発光される光によって、発光装置40が面状に発光しているかのように観察され、これにより、太陽電池パネル14の受光面15を十分に不可視化することが可能となる。
さらに、発光シート45に代えて、公知となっている透光性の発光装置や透光性の表示装置を用いることができる。透光性の発光装置や透光性の表示装置としては、例えば、一対の電極が共に透明導電体で形成された有機EL発光装置や有機EL表示装置を例示することができる。
なお、以上において二つの実施の形態と、各実施の形態に対するいくつかの変形例とを説明してきたが、上述した構成を適宜組み合わせることも可能である。
11 太陽電池装置
12 太陽電池装置
14 太陽電池パネル
15 受光面
18 蓄電池
19 制御回路
20 発光装置
21 表示面
22 表示対象
25 導光板
25a 側端面
25b 主面
26 主部
27 拡散成分
30 発光体
32 反射板
40 発光装置
41 表示面
45 発光シート
46 支持体
47 配線
49 発光体
50 拡散シート
51 主部
52 拡散成分

Claims (6)

  1. 太陽電池パネルと、
    前記太陽電池パネルの受光面に対面して配置された、少なくとも一部分において透光性である、発光装置と、を備え、
    前記発光装置は、前記太陽電池パネルで発電された電力を利用して発光する、太陽電池装置。
  2. 前記発光装置は、前記太陽電池パネルの受光面に対面して配置された透光性の導光板と、前記導光板の側端面に対面して配置された発光体と、を有し、
    前記発光体は、前記太陽電池パネルで発電された電力を利用して光を射出する、請求項1に記載の太陽電池装置。
  3. 前記導光板は、光を拡散させる拡散機能を有している、請求項2に記載の太陽電池装置。
  4. 前記発光装置は、前記太陽電池パネルの前記受光面に対面して配置された透光性の支持体と、前記支持体上に配置された複数の発光体と、前記支持体上に設けられ且つ前記発光体に接続した配線と、を含む発光シートを有する、請求項1に記載の太陽電池装置。
  5. 前記発光装置は、前記発光シートの前記太陽電池パネルとは反対側に配置された拡散シートを、さらに有する、請求項4に記載の太陽電池装置。
  6. 前記発光装置は、表示対象を表示するための表示面を含んでいる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の太陽電池装置。
JP2014064763A 2014-03-26 2014-03-26 太陽電池装置 Pending JP2015188017A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014064763A JP2015188017A (ja) 2014-03-26 2014-03-26 太陽電池装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014064763A JP2015188017A (ja) 2014-03-26 2014-03-26 太陽電池装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015188017A true JP2015188017A (ja) 2015-10-29

Family

ID=54430130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014064763A Pending JP2015188017A (ja) 2014-03-26 2014-03-26 太陽電池装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015188017A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101905570B1 (ko) 2018-02-09 2018-11-20 주식회사 문화전기 태양광 모듈이 내장된 절전형 엣지 조명등

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003084281A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Sharp Corp 携帯端末機器
JP2004103411A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Alps Electric Co Ltd 面発光装置及び液晶表示装置
JP2005163274A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Sekisui Jushi Co Ltd 自発光式誘導装置及び災害時誘導システム
JP2008214892A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Sekisui Jushi Co Ltd 発光表示装置
JP2010263039A (ja) * 2009-05-01 2010-11-18 Konica Minolta Holdings Inc 照明装置
WO2012171396A1 (en) * 2011-06-17 2012-12-20 Yaping Wang Integrated module integrating amoled display with solar panel and electronic device applying such integrated module
JP2013040977A (ja) * 2009-12-17 2013-02-28 Sharp Corp 液晶表示装置、バックライトユニット、透光板および導光体

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003084281A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Sharp Corp 携帯端末機器
JP2004103411A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Alps Electric Co Ltd 面発光装置及び液晶表示装置
JP2005163274A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Sekisui Jushi Co Ltd 自発光式誘導装置及び災害時誘導システム
JP2008214892A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Sekisui Jushi Co Ltd 発光表示装置
JP2010263039A (ja) * 2009-05-01 2010-11-18 Konica Minolta Holdings Inc 照明装置
JP2013040977A (ja) * 2009-12-17 2013-02-28 Sharp Corp 液晶表示装置、バックライトユニット、透光板および導光体
WO2012171396A1 (en) * 2011-06-17 2012-12-20 Yaping Wang Integrated module integrating amoled display with solar panel and electronic device applying such integrated module

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101905570B1 (ko) 2018-02-09 2018-11-20 주식회사 문화전기 태양광 모듈이 내장된 절전형 엣지 조명등

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11106083B2 (en) Illumination apparatus with a catadioptric lens array that reflects and transmits light from an array of LEDs with a smaller light distribution cone
JP5512380B2 (ja) 表示装置
JP6749170B2 (ja) エネルギー効率の高い標識用の光偏向複合フィルム
JP3187635U (ja) 薄型直下型ledバックライトモジュール
JP2012083684A (ja) 背面照明とソーラーパネルを一体とした大型表示装置
US20130272025A1 (en) Lighting device and cove lighting module using the same
KR101867372B1 (ko) 입체형 엘이디 간판
US6864864B2 (en) Virtual stereoscopic light emitting diode display panel
JP2015188017A (ja) 太陽電池装置
JP2009283197A (ja) 照明器具
JP3211553U (ja) 照明装置
JP2009252447A (ja) 導光器、照明装置、表示装置
JP2010044900A (ja) バックライト装置
JP5202227B2 (ja) バックライト装置
JP6013040B2 (ja) 有機elモジュール
JP2008234876A (ja) 照明装置
KR20210014344A (ko) 조명광고장치용 led 모듈
JP2013054380A (ja) 集光型太陽光発電パネル、集光型太陽光発電装置及び集光型太陽光発電システム
JP6287550B2 (ja) 太陽電池パネル付き表示体
JP5817029B2 (ja) 表示装置
US20090056182A1 (en) Billboard
JP2019029201A (ja) 導光板及び面光源装置
JP6528991B2 (ja) 太陽電池複合型表示体
KR20160055581A (ko) 3d 광고 문자용 찬넬
JP6627456B2 (ja) 太陽電池複合型表示体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180306