JP2015187971A - 基板ユニットおよび電気化学セルユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】基板に対する導線の位置決めを容易に行うことができるとともに、基板に対する導線の接合を自動化することができる基板ユニットおよびこの基板ユニットを備える電気化学セルユニットを提供する。【解決手段】絶縁被覆43から芯線42を露出させた導線40Aと、導線40Aの芯線42が接続される基板20と、を備えた基板ユニット2であって、基板20は、奥面32を有して周縁20fを切り欠くように形成されて、絶縁被覆43の端部41を収容する導線収容部30Aと、電気化学セルの正極タブ及び負極タブに接続する一対のランド27と、を備え、導線40Aは、絶縁被覆43が導線収容部30Aに収容される。【選択図】図2

Description

この発明は、基板ユニットおよびこの基板ユニットを備えた電気化学セルユニットに関するものである。
リチウムイオン電池等の非水電解質二次電池や、電気二重層キャパシタ等の電気化学セルユニットは、各種デバイスの電源等に利用されている。
電気化学セルユニットは、電荷を蓄える電気化学セルと、この電気化学セルに接続される保護回路基板等を備える。保護回路基板は、電気化学セルの充電や過放電を抑制すると同時に、充電時の大電流や放電時の大電流を検知して電気化学セルの機能を制限するものである。
保護回路基板は、例えば一辺が10mm程度の大きさとなることがある。このため、保護回路基板に対する導線の位置決めが容易でなく、導線のはんだ付けを手作業で行わざるを得なかった。
一方で、電気化学セルユニットの製造効率向上や信頼性向上等の要請のため、保護回路基板に対する導線のはんだ付け自動化が検討されている。
例えば、特許文献1には、基板に長孔を形成し、この長孔に導線を挿通して、導線の芯線を、基板の回路パターンに溶着する技術が提案されている。特許文献1に記載された技術では、複数本の導線を束の状態で長孔に通すので、作業が簡単で自動化が容易となるとされている。また、複数の導線の先端部が回路パターンに沿うので、一度に全ての導線を加熱加圧溶着することができるとされている。
登録実用新案第3038053号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、導線を基板に形成した長孔に挿通するので、基板の厚み方向に導線が盛り上がってしまう。このため、薄型化が要求される保護回路基板に対する配線技術には適さないという問題がある。
また、特許文献1には、導線の芯線を回路パターンに対して確実に位置決めする技術は開示されていない。このため、はんだ付けや超音波接合などによる保護回路基板に対する導線の接合を自動化することはできないという問題がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みたものであって、基板に対する導線の位置決めを容易に行うことができるとともに、はんだ付けや超音波接合などによる基板に対する導線の接合を自動化することができる基板ユニットおよびこの基板ユニットを備える電気化学セルユニットを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明の基板ユニットは、絶縁被覆から芯線を露出させた導線と、前記導線の芯線が接続される一対の電極パッドを有する基板と、を備えた基板ユニットであって、前記基板は、奥面を有して周縁を切り欠くように形成されて、前記絶縁被覆の端部を収容する導線収容部と、電気化学セルの正極タブ及び負極タブに接続する一対のランドと、を備え、前記導線は、前記絶縁被覆が前記導線収容部に収容されることを特徴とする。
本発明によれば、導線が導線収容部に保持されるので、導線が基板に対して確実に位置決めできる。したがって、はんだ付けや超音波接合などによる基板に対する導線の接合を自動化することができる。
また、本発明の基板ユニットは、前記導線は、前記導線収容部の奥行方向に沿って収容されて、前記絶縁被覆の端面が前記導線収容部の前記奥面に当接することを特徴とする。
本発明によれば、導線が導線収容部に保持されて、さらに絶縁被覆の端面が導線収容部の奥面に当接するので、導線が導線収容部の奥行方向に対してもより確実に位置決めできる。したがって、はんだ付けや超音波接合などによる基板に対する導線の接合を自動化することができる。さらに、導線が導線収容部の奥行方向に沿って収容されるので、基板ユニットを薄型化することができる。
また、本発明の基板ユニットは、前記導線収容部が、前記周縁から前記奥面に向かって切り欠き幅が漸次大きくなるように形成されることを特徴とする。
本発明によれば、奥面が長くなるので奥面を平坦に形成しやすくなる。また、プレス加工やリューター等による切削加工により導線収容部を形成する場合には、導線収容部の内側面と奥面を円弧形に繋ぐように形成できるので、内側面と奥面の間に亀裂等が発生する不具合を防止できる。さらに、導線収容部は、基板の周縁側が狭くなるので、導線の位置決めをより精度よく行うことができる。
また、本発明の基板ユニットは、前記導線収容部が、内側面から突出して前記絶縁被覆に係合する係合突部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、係合突部が導線の絶縁被覆に接触するので、導線が導線収容部から離脱することを防止できる。
また、前記導線収容部に充填されて前記導線を固着させる導線固着樹脂を備えることを特徴とする。
本発明によれば、導線固着樹脂が導線を導線収容部に固着させるので、導線が導線収容部から離脱することを確実に防止できるとともに、基板に導線を強固に固定できる。また、導線固着樹脂が導線収容部に充填されるので、導線固着樹脂が基板よりも盛り上がることなく、基板ユニットを薄型化することができる。
また、前記導線収容部が、前記基板の厚み方向に形成された底面を有することを特徴とする。
本発明によれば、絶縁被覆を底面に当接させることにより、基板の厚み方向において導線を位置決めすることができる。したがって、はんだ付けや超音波接合などによる基板に対する導線の接合を自動化することができる。また、導線収容部に充填した導線固着樹脂が基板の裏側に回り込むことを防止できる。
また、前記導線収容部が、前記基板を載置する基板保持治具に形成された位置決め突部が嵌まり込むことを特徴とする。
本発明によれば、はんだ付けや超音波接合などによる基板に対する導線の接合作業の際に、基板保持治具に対して基板を確実に位置決めすることができる。また、基板保持治具の位置決め突部に導線を当接させることにより、基板の厚み方向において導線を位置決めすることができる。したがって、基板に対する導線のはんだ付けを自動化することができる。また、導線収容部に充填した導線固着樹脂が必要以上に、基板の裏側に回り込むことを防止できる。
また、前記芯線と前記基板は、超音波接合により接続されることを特徴とする。
本発明によれば、副材を用いない為、確実に芯線と基板を接続できるとともに、接続部分が必要以上に盛り上がることなく、基板ユニットを薄型化することができる。
また、本発明の電気化学セルユニットは、導線の直径が0.08mmから0.41mmであることを特徴とする。
本発明によれば、小型の基板ユニットの導線と基板の位置決めを確実に実施することができる。したがって、はんだ付けや超音波接合などによる基板に対する導線の接合を自動化することができる。
また、本発明の電気化学セルユニットは、本発明の基板ユニットを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、はんだ付けや超音波接合などによる基板に対する導線の接合が自動化されるので、接続不良等の不具合発生が減少する。また、組立作業の効率化によるコスト低減が図られる。
本発明によれば、導線が導線収容部に保持されて、絶縁被覆の端面が導線収容部に収容されるので、導線が基板に対して確実に位置決めできる。したがって、はんだ付けや超音波接合などによる基板に対する導線の接合を自動化することができる。
本発明の第一実施形態に係る電気化学セルユニットの概略構成を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る基板ユニットを示す模式図である。 基板および基板保持治具を示す模式図である。 本発明の第二実施形態に係る基板ユニットを示す模式図である。 本発明の第三実施形態に係る基板ユニットを示す模式図である。 本発明の第四実施形態に係る基板ユニットを示す模式図である。 本発明の第五実施形態に係る基板ユニットを示す模式図である。
(第一実施形態)
以下に、本発明の第一実施形態について、図面を用いて説明をする。
図1は、本発明の第一実施形態に係る電気化学セルユニット1の概略構成を示す図であって、図1(a)は平面図であり、図1(b)は側面図である。
図1に示すように、電気化学セルユニット1は、主に、電気化学セル11と基板ユニット2により構成される。
電気化学セル11は、例えば、正極および負極を含む電極体13と、電極体13を収納する外装体19と、を備えた、いわゆるリチウムイオン電池である。
電極体13は、平面視で略矩形状をしている。電極体13は、不図示のセパレータを介して互いに積層または捲回された不図示の正極および負極を含んでいる。正極および負極は、例えば電解液や固体電解質などの非水電解質に接している。
電極体13の正極は、例えば金属箔等の集電体に正極活物質を付着させたものである。正極活物質は、例えばコバルト酸リチウムやチタン酸リチウム、マンガン酸リチウム等のように、リチウムと遷移金属とを含む複合酸化物である。
電極体13の負極は、例えば金属箔等の集電体に負極活物質を付着させたものである。負極活物質は、例えばシリコンやシリコン酸化物、グラファイト、ハードカーボン、チタン酸リチウム、LiAl等である。
セパレータは、リチウムイオンを通す特性を有する。セパレータは、例えば樹脂ポーラスフィルム、ガラス製不織布、樹脂製不織布のいずれか一つまたはこれらの組み合わせを含む。
電極体13は、正極または負極の一方から他方にリチウムイオンが移動することにより、電荷を蓄積(充電)したり、電荷を放出(放電)したりする。
外装体19は、平面視すると略矩形状のシートを、電極体13を包み込むように折り曲げて形成される。外装体19は、例えば金属箔と金属箔に積層された樹脂層とを有するラミネートフィルムである。金属箔は、例えばアルミニウム、ステンレススチール等の水分や酸素を遮断する金属材料を用いて形成される。内面の樹脂層は、例えばポリエチレンやポリプロピレン、アイオノマー、エチレン‐プロピレン共重合樹脂等の熱可塑性樹脂を用いて形成される。外面の樹脂層は、例えばポリアミド等の熱可塑性樹脂を用いて形成される。電極体13は、外装体19により封止される。
基板ユニット2は、電気化学セル11の側方に配置されており、主に基板20と、正極タブ15と、負極タブ16と、正極導線40Aと、負極導線40Bとにより構成される。
基板20は、例えばガラスを含有するエポキシ系の樹脂からなるガラスエポキシ基板であって、平面視すると略矩形状に形成される。
基板20は、電気化学セル11の厚み方向の一方側において、電気化学セル11の主面12に沿うように配置される。
基板20の主面のうち、電気化学セル11の主面12と同じ方向を向く第一主面21には、配線パターン(不図示)が配索される。配線パターンは、例えば銅(Cu)等の金属材料を成膜して形成される。
基板20の第一主面21には、複数の電子素子23が実装される。電子素子23は、例えば抵抗器やトランジスタ等のスイッチング回路がパッケージングされたICである。
電子素子23および配線パターンは、保護回路を形成する。この保護回路は、電気化学セル11の充放電を制御して過充電や過放電を防止したり、過電流が発生した時に外部機器から電気化学セル11を電気的に遮断したりする。
第一主面21には、一対の電極パッド24A,24Bが設けられる。電極パッド24A,24Bは、例えば銅(Cu)等の金属材料を成膜して形成されており、配線パターンと同時に形成される。
電極パッド24A,24Bには、それぞれ正極導線40Aおよび負極導線40Bの芯線が電気的および機械的に接続される。正極導線40Aおよび負極導線40Bは、外部機器に対して電気化学セルユニット1を電気的に接続するための導線である。
第一主面21には、一対のランド27が形成される。一対のランド27には、それぞれ正極タブ15および負極タブ16が、例えば抵抗溶接により接合される。ランド27は、配線パターンに対して積層して成膜される。
正極タブ15は、例えばアルミニウム(Al)を主成分とする材料により、細長い平板形に形成される。負極タブ16は、例えばニッケル(Ni)を主成分とする材料により、細長い平板形に形成される。
正極タブ15は、電極体13の正極に対して電気的および機械的に接続される。負極タブ16は、電極体13の負極に対して電気的および機械的に接続される。正極タブ15と負極タブ16は、電気化学セル11の電極体13から延出する。
正極タブ15および負極タブ16は、それぞれ電極体13の側面から基板ユニット2に向けて延出する。そして、正極タブ15および負極タブ16の先端部15a,16aは、ランド27に対して抵抗溶接される。
図2は、本発明の第一実施形態に係る基板ユニット2を示す模式図であって、図2(a)は平面図であり、図2(b)は側面断面図であり、図2(c)は正面図である。
基板ユニット2は、基板20、正極導線40Aおよび負極導線40B等を備える。
以下では、正極導線40A、負極導線40Bを単に導線40A、導線40Bという。
基板20は、平面視すると略矩形状に形成された平板形の部材である。基板20の第一主面21には、周縁20fの近傍に電極パッド24A,24Bが配置される。
基板20の周縁20fには、導線収容部30A,30Bが設けられる。導線収容部30A,30Bは、それぞれ基板20の周縁20fを矩形状に切り欠くように形成される。導線収容部30A,30Bは、基板20を厚み方向に貫通する。
導線収容部30Aは、周縁20fから電極パッド24Aに向かうように形成される。導線収容部30Bは、周縁20fから電極パッド24Bに向かうように形成される。
導線収容部30A,30Bは、一対の内側面31と奥面32をそれぞれ有する。一対の内側面31は、それぞれ周縁20fに直交し、互いに対向する。内側面31同士の間隔(切り欠き幅)は、導線40A,40Bの外径よりもやや大きくなるように設定される。具体的には導線40A,40Bの外径に対し1.1〜2.0倍である。内側面31の奥行方向の長さは、電極パッド24A,24Bの位置に応じて任意に設定される。
奥面32は、一対の内側面31に対してそれぞれ直交する。つまり、奥面32は、周縁20fに対して平行に形成される。奥面32は、平面視すると、電極パッド24A,24Bに近接する位置に配置される。これにより、導線収容部30A,30Bは、平面視で矩形状に形成される。なお、奥面32は、平面視すると、電極パッド24A,24Bの周縁に一致する位置に配置されてもよい。
導線40A,40Bは、外部機器に対して基板20を電気的に接続するための導線である。導線40A,40Bは、例えば銅等の低効率の低い金属からなる芯線42と、この芯線42を覆う絶縁被覆43とからそれぞれ構成される。絶縁被覆43には、例えばゴムやビニル等の絶縁材料が用いられる。導線40A,40Bのそれぞれの端部41は、絶縁被覆43が剥ぎ取られて、芯線42が露出する。
導線40A,40Bは、それぞれの端部41が基板20の導線収容部30A,30Bに収容される。端部41は、導線収容部30A,30Bに対して奥行方向に沿って収容される。
具体的には、正極導線40Aは、端部41の絶縁被覆43が導線収容部30Aに収容される。負極導線40Bは、端部41の絶縁被覆43が導線収容部30Bに収容される。また、導線40A,40Bの絶縁被覆43の端面43tは、導線収容部30A,30Bの奥面32にそれぞれ当接する。
導線40A,40Bのそれぞれの芯線42は、基板20の第一主面21の電極パッド24A,24Bに密着配置される。そして、それぞれの芯線42は、第一主面21の電極パッド24A,24Bにはんだ付けや超音波接合などにより接合される。なお、本実施形態においてははんだ付けする場合を記載する。
導線40A,40Bの端部41を導線収容部30A,30Bに収容すると、内側面31同士の間に絶縁被覆43がそれぞれ配置される。また、導線収容部30A,30Bの奥面32に絶縁被覆43の端面43tがそれぞれ当接する。
このため、導線40A,40Bが第一主面21に沿って転がってずれることが抑止される。また、導線40A,40Bが第一主面21に沿って長手方向にずれることが抑止される。したがって、導線40A,40Bの基板20に対する移動が抑止される。
このように、本実施形態の基板ユニット2では、導線40A,40Bの端部41が導線収容部30A,30Bに収容されることにより、導線40A,40Bが基板20に対して位置決めされる。したがって、それぞれの芯線42を電極パッド24A,24Bにはんだ付けするときに、自動はんだ付け装置(不図示)を用いることができる。
導線収容部30A,30Bには、導線40A,40Bを基板20に対して固着する導線固着樹脂35が充填される。導線固着樹脂35には、例えばエチレン酢酸ビニル等の熱可塑性プラスチックが用いられる。導線固着樹脂35は、導線収容部30A,30Bのみに配置される。
導線固着樹脂35は、絶縁被覆43を覆うことなく配置される。従来は、第一主面21に密着配置した導線40A,40Bの絶縁被覆43を導線固着樹脂35で覆うため、基板ユニット2の厚み(高さ)が増加することがあった。
これに対して、基板ユニット2では、導線固着樹脂35を導線収容部30A,30Bのみに配置して導線40A,40Bを固着しているので、導線収容部30A,30B内に導線固着樹脂35を充填するとともに導線固着樹脂35が絶縁被覆43を覆うことなく配置できる。したがって、基板ユニット2の薄型化を図ることができる。
図3は、基板20および基板保持治具50を示す模式図であって、図3(a)は平面図であり、図3(b)は正面図である。なお、図3においては、導線40A,40Bを二点鎖線で図示している。
導線40A,40B(芯線42)の基板20(電極パッド24A,24B)に対するはんだ付けを自動化するためには、導線40A,40Bの基板20に対する位置決めが必要である。さらに、基板20の自動はんだ付け装置(不図示)に対する位置決めも必要である。
このため、図3に示すように、基板20を基板保持治具50に載置して、基板20の位置ずれを防止する。以下、基板保持治具50および基板20と基板保持治具50との位置決めについて詳細に説明する。
基板保持治具50は、矩形の平板形の部材等であって、ベース51と、複数の位置決めピン52と、複数の位置決め突部53とを備える。
ベース51は、基板20を載置する部材である。基板20は、第二主面22をベース51に密着させた状態でベース51に載置される。
位置決めピン52は、基板20の四隅に形成された凹部29に密着する四本の軸体である。位置決めピン52は、ベース51に対して垂直に立設される。
位置決め突部53は、ベース51から突出する部位であり、基板20に形成された導線収容部30A,30Bに嵌まり込む。
位置決め突部53の高さ(厚み)は、例えば基板20の厚みから導線40A,40B(絶縁被覆43)の半径を引いた長さと同等に設定される。これにより、導線40A,40Bは、それぞれ端部41が導線収容部30A,30Bに収容されたときに、芯線42が第一主面21の位置(高さ)に一致するように配置される。
基板20の四個の角部には、それぞれ位置決めピン52に対応する円弧形の凹部29が予め形成される。また、基板20には、導線収容部30A,30Bが予め形成される。
このため、基板20を基板保持治具50に載置すると、四本の位置決めピン52が基板20の凹部29にそれぞれ密着(嵌合)する。また、このとき、位置決め突部53が導線収容部30A,30Bに嵌まり込む。これにより、基板20が基板保持治具50に対して精度よく位置決めされる。すなわち、基板20は、自動はんだ付け装置(不図示)に対して位置決めされる。
位置決め突部53は、導線収容部30A,30Bに導線40A,40Bを配置するときに、導線40A,40Bを基板20の厚み方向において位置決めする。上述したように、位置決め突部53を用いることにより、導線40A,40Bの芯線42を第一主面21の位置(高さ)に一致させることができる。このため、基板20に対する導線40A,40Bのはんだ付けを自動化することができる。さらに、導線収容部30A,30Bに導線固着樹脂35を充填するときに、導線固着樹脂35が第二主面22に回り込むことを防止できる。
このように、基板ユニット2では、導線40A,40Bが導線収容部30A,30Bに収容および保持される。このため、導線40A,40Bの基板20に対する移動が抑止される。つまり、導線40A,40Bが基板20に対して確実に位置決めされる。
したがって、本実施形態によれば、基板20に対する導線40A,40Bのはんだ付けを自動化することができる。
さらに、絶縁被覆43の端面43tが導線収容部30A,30Bの奥面32に当接する。このため、導線40A,40Bが基板20の導線収容部の奥行方向に対してもより確実に位置決めされる。また、導線40A,40B(絶縁被覆43)が導線収容部30A,30Bに対して奥行方向に沿って収容されるので、基板ユニット2を薄型化できる。
また、本実施形態によれば、導線固着樹脂35が導線40A,40Bを導線収容部30A,30Bに固着させるので、導線40A,40Bが導線収容部30A,30Bから離脱することを確実に防止できるとともに、基板20に導線40A,40Bを強固に固定できる。また、導線固着樹脂35が導線収容部30A,30Bに充填されるので、導線固着樹脂35が基板20よりも盛り上がることなく、基板ユニット2を薄型化することができる。
また、導線収容部30A,30Bが、基板20を載置する基板保持治具50に形成された位置決め突部53が嵌まり込むので、基板20に対する導線40A,40Bのはんだ付け作業の際に、基板保持治具50に対して基板20を確実に位置決めすることができる。また、基板保持治具50の位置決め突部53に導線40A,40Bを当接させることにより、基板20の厚み方向において導線40A,40Bを位置決めすることができる。したがって、基板20に対する導線40A,40Bのはんだ付けを自動化することができる。また、導線収容部30A,30Bに充填した導線固着樹脂35が基板20の裏側に回り込むことを防止できる。
また、電気化学セルユニット1は、基板20に対する導線40A,40Bのはんだ付けが自動化されるので、接続不良等の不具合発生が減少して高い信頼性を確保できる。また、組立作業の効率化により製造コストが抑えられるので、電気化学セルユニット1の低価格化を実現できる。
(他の実施形態)
続いて、他の実施形態に係る基板ユニットについて説明する。
第一実施形態の基板ユニット2は、導線収容部30A,30Bが平面視で矩形状に切り欠かれて形成されていた(図1(a)参照)。これに対して、導線収容部30A,30Bの形状は第一実施形態に限定されることはなく、以下に説明する各実施形態のような形状であってもよい。なお、以下では、第一実施形態と同様の構成部分については詳細な説明を省略する。
(第二実施形態)
図4は、本発明の第二実施形態に係る基板ユニット102を示す模式図である。なお、図4においては、導線40A,40Bを二点鎖線で図示している。
図4に示すように、第二実施形態の基板ユニット102は、基板20の周縁20fに導線収容部130A,130Bが設けられる。導線収容部130A,130Bは、それぞれ基板20の周縁20fを略矩形状に切り欠くように形成される。導線収容部130A,130Bは、基板20を厚み方向に貫通する。
導線収容部130A,130Bは、一対の内側面131と奥面132をそれぞれ有する。
一対の内側面131は、それぞれ周縁20fに対して交差し、周縁20fから奥面132に向かって内側面131同士の間隔(切り欠き幅)が漸次大きくなるように形成される。内側面131同士の間隔は、周縁20fの近傍では、導線40A,40Bの外径よりもやや大きくなるように設定される。具体的には、切り欠き幅は周縁20fの近傍であれば導線直径に対し1.1〜2.0倍、奥面132の近傍であれば切り欠き幅は周縁20fの近傍に対し1.1〜2.0倍であると導線の位置決めがより確実にできるため好ましい。 奥面132は、周縁20fに対して平行に形成される。
一対の内側面131と奥面132は、円弧形に繋がるように形成される。内側面131同士の間隔が奥面132に近づくにしたがって大きくなるように設定される。
第二実施形態によれば、導線収容部130A,130Bが、周縁20fから奥面132に向かって切り欠き幅が漸次大きくなるように形成されるので、奥面132が長くなり奥面132を平坦に形成しやすくなる。また、プレス加工やリューター等による切削加工により導線収容部130A,130Bを形成する場合には、導線収容部130A,130Bの内側面131と奥面132を円弧形に繋ぐように形成できるので、内側面131と奥面132の間に亀裂等が発生する不具合を防止できる。さらに、導線収容部130A,130Bは、基板20の周縁20f側が狭くなるので、導線40A,40Bの位置決めをより精度よく行うことができる。
(第三実施形態)
図5は、本発明の第三実施形態に係る基板ユニット202を示す模式図である。
図5に示すように、第三実施形態の基板ユニット202は、基板20の周縁20fに、導線収容部230A,230Bが設けられる。導線収容部230A,230Bは、それぞれ基板20の周縁20fを略矩形状に切り欠くように形成される。導線収容部230A,230Bは、基板20を厚み方向に貫通する。
導線収容部230A,230Bは、一対の内側面231と奥面232をそれぞれ有する。
一対の内側面231には、それぞれ複数の係合突部235が設けられる。複数の係合突部235は、内側面231に沿って平面視で三角形状に形成される。複数の係合突部235は、導線40A,40Bの絶縁被覆43に係合して、導線40A,40Bの移動を抑止する。
内側面231同士の間隔は、導線40A,40Bの外径よりもやや小さくなるように設定される。具体的には、対向する係合突部235同士の最短距離が、導線40A,40Bの外径よりもやや小さく設定される。係合突部235同士の最短距離は導線直径に対し0.7〜1.0倍である。このため、導線収容部230A,230Bに導線40A,40Bを収容すると、複数の係合突部235が絶縁被覆43を押圧して、絶縁被覆43を保持する。これにより、導線40A,40Bの移動が抑止されるので、基板20に対する導線40A,40Bのはんだ付けを自動化することができる。
(第四実施形態)
図6は、本発明の第四実施形態に係る基板ユニット302を示す模式図であって、図6(a)は平面図であり、図6(b)は側面図である。
図6に示すように、第四実施形態の基板ユニット302は、基板20の周縁20fに、導線収容部330A,330Bが設けられる。導線収容部330A,330Bは、それぞれ基板20の周縁20fを略矩形状に切り欠くように形成される。導線収容部330A,330Bは、基板20を厚み方向に貫通することなく、第一主面21側のみを切り欠くように形成される。
導線収容部330A,330Bは、一対の内側面331、奥面332および底面333をそれぞれ有する。
一対の内側面331は、それぞれ周縁20fに直交し、互いに対向する。奥面332は、一対の内側面331に対してそれぞれ直交する。つまり、奥面332は、周縁20fに対して平行に形成される。
底面333は、第一主面21および第二主面22に対して平行に形成される。
第一主面21から底面333までの距離(導線収容部330A,330Bの深さ)は、導線40A,40B(絶縁被覆43)の半径と同等に設定される。これにより、導線40A,40Bは、それぞれ端部41が導線収容部330A,330Bに収容されたときに、芯線42が第一主面21の位置(高さ)に一致するように配置される。
底面333は、導線収容部330A,330Bに導線40A,40Bを配置するときに、導線40A,40Bを基板20の厚み方向において位置決めする。底面333に導線40A,40B(絶縁被覆43)を載置することにより、芯線42を第一主面21の位置(高さ)に一致させることができる。
第四実施形態によれば、導線収容部330A,330Bが、基板20の厚み方向に形成された底面333を有するので、導線40A,40Bの絶縁被覆43を底面333に当接させることにより、基板20の厚み方向において導線40A,40Bを位置決めすることができる。したがって、基板20に対する導線40A,40Bのはんだ付けを自動化することができる。また、導線収容部330A,330Bに充填した導線固着樹脂35が基板20の裏側に回り込むことを防止できる。
(第五実施形態)
図7は、第五実施形態に係る基板20および基板保持治具150の説明図である。
図7に示すように、第五実施形態の基板20は、導線収容部430A,430Bが平面視で円弧状に凹み形成されている。また、導線収容部430A,430Bと対向する位置には、窪部129,129が平面視で円弧状に凹み形成されている。導線収容部430A,430Bと窪部129,129とは、それぞれ同一の形状に形成されている。
基板保持治具150は、基板20の四角に対応した位置に設けられた四個の角部位置決め治具152と、導線収容部430A,430Bおよび窪部129,129に対応した位置に設けられた四個の突部153とを備える。
角部位置決め治具152は、平面視でL字状に形成されており、それぞれ基板20の角部に対応した位置に隅部を有している。基板20の角部が角部位置決め治具152の隅部に当接することにより、基板20の位置決めがなされる。また、四個の突部153を位置決めに用いてもよい。
また、突部153は、周面の曲率が導線収容部430A,430Bおよび窪部129,129の曲率と略同一となるように形成されている。導線収容部430A,430Bおよび窪部129,129内に突部153が配置されることにより、基板20の位置決めがさらに精度よくなされるとともに、導線収容部430A,430Bに導線固着樹脂を充填する場合に、導線固着樹脂が導線40A,40Bの絶縁被覆43の周囲に回り込み、基板20と導線40A,40Bとの接続を強固にすることが可能である。
第五実施形態によれば、第一実施形態と同様に精度よく基板20の位置決めを行うとことができる。すなわち、基板20は、自動はんだ付け装置(不図示)に対して位置決めされる。したがって、基板20に対する導線40A,40Bのはんだ付けを自動化することができる。
この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
上述した各実施形態では、導線収容部30A,30B(130A,130B,230A,230B,330A,330B,430A,430B)に対して導線40A,40Bがそれぞれ一本ずつ収容される場合について説明したが、これに限らない。したがって、例えば一つの導線収容部30A(130A,230A,330A,430A)に対して、複数本の導線40A,40Bが収容されてもよい。この場合には、複数本の導線は、奥面32(132,232,332,432)に沿って一列に配置される。
基板20に形成された四つの凹部29に対して四本の位置決めピン52を密着(嵌合)させる場合に限らない。例えば、対角方向にある二つの凹部29に対して二本の位置決めピン52を密着(嵌合)させる場合でも、基板20が位置決めされる。
また、四つの凹部29のうち、導線収容部30A,30Bが設けられた周縁20fに対向する周縁20fに設けられた二つの凹部29に対して二本の位置決めピン52を密着させる場合でもよい。つまり、導線40A,40B(絶縁被覆43の端面43t)を導線収容部30A,30Bの奥面32に押し当てたときに、基板20が移動しないように保持されていればよい。
上記各実施形態では、導線40A,40Bは直径が0.24mmであり、小型の基板ユニットが対象である。導線40A,40Bの直径は、0.08から0.41mm程度でも本発明の効果を有するが、0.08から0.32mmがより好ましい。これにより、小型の基板ユニットの導線と基板の位置決めを確実に実施することができる。したがって、はんだ付けや超音波接合などによる基板に対する導線の接合を自動化することができる。
また上述した各実施形態では、芯線42と電極パッド24A,24Bとの接合をはんだ付けにより行っているが、超音波接合によっても可能である。この場合、導線40A,40Bのそれぞれの芯線42は、基板20の第一主面21の電極パッド24A,24Bに密着配置される。
さらに、超音波接合の場合には、電極パッド24A,24Bの表面は酸化防止のためあらかじめメッキしておくことが良い。メッキの材質としては、スズ、二ッケル、またはそれらの合金が好ましい。ニッケルメッキの場合には、メッキの組成にリンを含ませることがより好ましい。メッキにリンを含ませるためには、リンを含有する還元剤を併用した無電解メッキを用いることが好ましい。この場合、例えば、リン化合物として次亜リン酸を用いる場合、その濃度はメッキ液に対し1wt%〜15wt%とすることが好ましい。また、メッキの層は、結晶子のサイズを10μm以下とすると良く、より好ましくは、0.1μ以下、さらに好ましくは、0.02μ以下であると良い。このように結晶子を小さく、アモルファスにすることによって接合強度を高くすることができる。
超音波接合の場合、副材を用いない為、確実に芯線と基板を接続できるとともに、接続部分が必要以上に盛り上がることなく、基板ユニットを薄型化することができる。
上述した各実施形態を任意に組み合わせた形態としてもよい。したがって、例えば、第三実施形態と第四実施形態とを組み合わせることにより、導線収容部は、内側面から突出して絶縁被覆に係合する係合突部を備えるとともに、基板の厚み方向に形成された底面を有していてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1・・・電気化学セルユニット 2・・・基板ユニット 20・・・基板 20f・・・周縁 30A,30B・・・導線収容部 31・・・内側面 32・・・奥面 35・・・導線固着樹脂 40A・・・正極導線(導線) 40B・・・負極導線(導線) 41・・・端部 42・・・芯線 43・・・絶縁被覆 43t・・・端面 50・・・基板保持治具 53・・・位置決め突部 102・・・基板ユニット 130A,130B・・・導線収容部 131・・・内側面 132・・・奥面 202・・・基板ユニット 230A,230B・・・導線収容部 231・・・内側面 232・・・奥面 235・・・係合突部 302・・・基板ユニット 330A,330B・・・導線収容部 331・・・内側面 332・・・奥面 333・・・底面 430A,430B・・・導線収容部 432・・・奥面

Claims (10)

  1. 絶縁被覆から芯線を露出させた導線と、前記導線の芯線が接続される一対の電極パッドを有する基板と、を備えた基板ユニットであって、
    前記基板は、奥面を有して周縁を切り欠くように形成されて、前記絶縁被覆の端部を収容する導線収容部と、電気化学セルの正極タブ及び負極タブに接続する一対のランドと、を備え、
    前記導線は、前記絶縁被覆が前記導線収容部に収容されることを特徴とする基板ユニット。
  2. 請求項1に記載の基板ユニットであって、
    前記導線は、前記導線収容部の奥行方向に沿って収容されて、前記絶縁被覆の端面が前記導線収容部の前記奥面に当接することを特徴とする基板ユニット。
  3. 請求項1または2に記載の基板ユニットであって、
    前記導線収容部は、前記周縁から前記奥面に向かって切り欠き幅が漸次大きくなるように形成されることを特徴とする基板ユニット。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の基板ユニットであって、
    前記導線収容部は、内側面から突出して前記絶縁被覆に係合する係合突部を備えることを特徴とする基板ユニット。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の基板ユニットであって、
    前記導線収容部に充填されて前記導線を固着させる導線固着樹脂を備えることを特徴とする基板ユニット。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の基板ユニットであって、
    前記導線収容部は、前記基板の厚み方向に形成された底面を有することを特徴とする基板ユニット。
  7. 請求項1から5のいずれか1項に記載の基板ユニットであって、
    前記導線収容部は、前記基板を載置する基板保持治具に形成された位置決め突部が嵌まり込むことを特徴とする基板ユニット。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の基板ユニットであって、
    前記芯線と前記電極パッドは、超音波接合により接続されることを特徴とする基板ユニット。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の基板ユニットであって、
    前記導線の直径が0.08mmから0.41mmであることを特徴とする基板ユニット。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の基板ユニットを備えたことを特徴とする電気化学セルユニット。
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