JP2015186874A - 積層成形用射出成形機及び射出成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定盤と可動盤と、固定盤と可動盤との間に配置される中間盤(回転盤)とを備える積層成形用射出成形機において、固定盤及び回転盤間で通常成形を行う場合に、積層成形から通常成形、あるいはその逆の段替え作業を簡素化できる積層成形用射出成形機及び射出成形方法を提供する。【解決手段】回転盤4及び可動盤5を、保護ブロック60を介して一体化させた状態で、固定盤3及び回転盤4間に取り付けられた金型の型開閉及び型締めが可能であるとともに、保護ブロック60に配置される製品押出手段70の押出ピン70aを回転盤4に貫通させるように構成される積層成形用射出成形機1により達成される。【選択図】図2

Description

本発明は、固定盤と可動盤と、固定盤と可動盤との間に配置される中間盤(回転盤)とを備える積層成形用射出成形機及び射出成形方法に関する。
樹脂成形品における、異材、同材、異色、同色様々な組み合わせからなる積層成形品の成形方法として、射出成形機に特徴のあるもの、あるいは成形用金型に特徴のあるもの等、種々の積層成形用射出成形機や積層成形用金型、あるいは、これらを採用する積層成形方法が知られている。固定盤と可動盤と、固定盤と可動盤との間に配置される中間盤(回転盤)とを備える積層成形用射出成形機に、固定金型、可動金型、及び、回転金型を取り付けて積層成形品を成形する成形方法もそのひとつである。
一方、このような積層成形品に成形に使用される積層成形用射出成形機や積層成形用金型は、その構成から、積層成形品専用の射出成形機や金型であることが多い。樹脂成形品生産の主流である多品種少量生産において、高品質、多機能等の側面を有する積層成形品を成形するための積層成形品専用の射出成形機や金型の需要がある反面、生産設備の稼働効率を鑑み、汎用の射出成形機に取り付ける汎用金型を使用して、単層成形品等の通常成形が可能な積層成形用射出成形機の提案が行われている。
特許文献1には、上記のような回転盤を有する積層成形用射出成形機において、可動盤と回転盤とを固定した状態で、固定盤及び回転盤間で通常成形を行う際、可動盤側に配置されている突出装置(製品押出手段)によって作動されるロッド(押出ピン)を回転盤に貫通させて、この突出装置により、回転盤に取り付けられた金型に保持させた成形品の突出し(製品押出動作)を行う射出成形機及び成形方法が開示されている。
特開2011−245661号公報
特許文献1の射出成形機においては、第2の可動盤24と回転盤18とを、その間に配置されるダミー型58を介して固定した状態で、第1の可動盤22及び回転盤18間で通常成形を行うことが可能である。そして、その際、第2の可動盤24側に配置されているエジェクタ31(突出装置/製品押出手段)を利用して回転盤18に取り付けられた可動金型55において、製品押出動作を行わせる構成を有している。
具体的には、エジェクタ31の全てのロッド44(押出ピン)に、ロッド51を接続することにより、これらロッド(押出ピン)の全長を、ダミー型58の型厚及び回転盤18の盤厚みを合わせた分、延長するものである。接続されたロッド51は、ダミー型58の孔59及び回転盤18の孔52を貫通して、可動金型55のエジェクタープレート56(製品押出板)の背面に当接される(特許文献1明細書の段落[0026]乃至[0028]並びに図5及び図6参照)。
このような、複数のロッドの延長(接続)作業は、積層成形から通常成形への段替え作業において、所定の作業時間を要するとともに、自動化の障害になるという問題がある。また、エジェクタ31の全てのロッド44に対して、ダミー型58の孔59及び回転盤18の孔52が同芯上に配置されるようにダミー型58の位置決めを行う必要がある。
ここで、特許文献1には、ダミー型58が必須ではない、との記載がある(特許文献1明細書の段落[0027])。ダミー型58を使用せずに、回転盤18と第2の可動盤24を直接当接させることができれば、ロッド51によるロッドの延長量を少なくすることはできる。しかしながら、延長(接続)作業対象となるロッドの数量が減少する等、延長(接続)作業自体を簡素化するものではなく、何より、この形態では、直接当接状態となる回転盤18及び第2の可動盤24の金型取付面が、繰り返される型開閉動作及び型締動作により傷む可能性があり、現実的ではない。
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたもので、具体的には、固定盤と可動盤と、固定盤と可動盤との間に配置される中間盤(回転盤)とを備える積層成形用射出成形機において、固定盤及び回転盤間で通常成形を行う場合に、積層成形から通常成形、あるいはその逆の段替え作業を簡素化できる積層成形用射出成形機及び射出成形方法を提供することを目的としている。
本発明の上記目的は、少なくとも2個の回転型が取り付けられ、回転型と、固定盤及び可動盤の少なくとも一方に取り付けられた金型との型開閉及び型締めが可能な回転盤を有する積層成形用射出成形機において、
回転盤及び可動盤を、保護ブロックを介して一体化させた状態で、固定盤及び回転盤間に取り付けられた金型の型開閉及び型締めが可能であるとともに、
保護ブロックに配置される製品押出手段の押出ピンを回転盤に貫通させるように構成される積層成形用射出成形機によって達成される。
本発明に係る積層成形用射出成形機においては、保護ブロックが、回転盤の回転部及び回転支持部に当接する状態で回転盤及び可動盤を一体化させることが好ましい。また、保護ブロックが、回転盤の回転部と回転支持部との、型開閉方向の凹凸に対応して、回転盤及び可動盤を一体化させる凹凸形状を有していても良い。
更に、本発明に係る積層成形用射出成形機においては、製品押出手段の押出ピンが、長手方向に分割されるとともに、押出ピンの回転盤への貫通部分が分割され、予め、回転盤に貫通されても良い。
一方、本発明に係る積層成形用射出成形機においては、製品押出手段を、可動盤に配置される別の製品押出手段により作動させても良い。
また、本発明の上記目的は、このような本発明に係る積層成形用射出成形機を採用し、回転盤及び可動盤を、保護ブロックを介して一体化させた状態で、固定盤及び回転盤間に取り付けられた金型を組み合わせて金型キャビティを形成させるとともに、
保護ブロックに配置される製品押出手段の押出ピンを回転盤に貫通させて、回転盤の固定型側に取り付けられる金型に保持させた成形品の製品押出動作を行わせる射出成形方法によって達成される。
本発明に係る積層成形用射出成形機は、少なくとも2個の回転型が取り付けられ、回転型と、固定盤及び可動盤の少なくとも一方に取り付けられた金型との型開閉及び型締めが可能な回転盤を有する積層成形用射出成形機において、
回転盤及び可動盤を、保護ブロックを介して一体化させた状態で、固定盤及び回転盤間に取り付けられた金型の型開閉及び型締めが可能であるとともに、
保護ブロックに配置される製品押出手段の押出ピンを回転盤に貫通させるように構成されるため、固定盤及び回転盤間で通常成形を行う場合に、積層成形から通常成形、あるいはその逆の段替え作業を簡素化できる。
また、本発明に係る射出成形方法は、このような本発明に係る積層成形用射出成形機を採用し、回転盤及び可動盤を、保護ブロックを介して一体化させた状態で、固定盤及び回転盤間に取り付けられた金型を組み合わせて金型キャビティを形成させるとともに、
保護ブロックに配置される製品押出手段の押出ピンを回転盤に貫通させて、回転盤の固定型側に取り付けられる金型に保持させた成形品の製品押出動作を行わせるため、固定盤及び回転盤間で通常成形を行う場合に、積層成形から通常成形、あるいはその逆の段替え作業を簡素化できる。
本発明の実施例1に係る積層成形用射出成形機の積層成形から通常成形への段替え工程を示す概略平面図である。 本発明の実施例1に係る積層成形用射出成形機における通常成形への段替え後の製品押出手段及び製品押出動作を示す概略平面断面図である。 本発明の実施例2に係る積層成形用射出成形機における通常成形への段替え後の製品押出手段及び製品押出動作を示す概略平面断面図である。 本発明の実施例3に係る積層成形用射出成形機における通常成形への段替え後の製品押出手段を示す概略平面断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1及び図2を参照しながら本発明の実施例1を説明する。図1は、本発明の実施例1に係る積層成形用射出成形機の積層成形から通常成形への段替え工程を示す概略平面図である。図1(a)が積層成形後(段替え前)の型開き状態、図1(b)乃至(d)が保護ブロックの取付工程、図1(d)乃至(f)が汎用金型の取付工程、図1(g)が通常成形への段替え完了後の型開き状態を示す。図2は、本発明の実施例1に係る積層成形用射出成形機における通常成形への段替え後の製品押出手段及び製品押出動作を示す概略平面断面図である。図2(a)が通常成形への段替え後の製品押出手段、図2(b)が製品押出動作を示す。尚、図面中の斜線部は断面を意味する。
最初に、図1(a)を参照しながら、本発明の実施例1に係る積層成形用射出成形機の構成を説明した後、図1を参照しながら、積層成形から通常成形への段替え工程を説明する。
図1(a)に示すように、積層成形用射出成形機1は、固定型3aが取り付けられる固定盤3と、図示しない型締装置により、固定盤3に対して型開閉方向に移動可能に配置される可動盤5とを有する。可動盤5には可動型5aが取り付けられる。そして、固定盤3及び可動盤5間に、回転部41及び回転支持部42からなる回転盤4が配置されている。
回転盤4の回転部41は、鉛直方向の回転軸43回りに回転可能に回転支持部42に支持されている。この回転部41には、互いに対向するように2個の回転型(第1回転型4a及び第2回転型4b)が取り付けられ、図示しない回転駆動手段により回転部41を回転させるとともに、回転盤4を型開閉方向に移動させることにより、2個の回転型のいずれをも、固定型3a及び可動型5aのいずれに対しても、型開閉及び型締めが可能に構成されている。回転盤4の移動は図示しない回転盤移動手段により行われ、回転支持部42が図示しないタイバーに案内される。回転支持部42が回転盤移動手段に載置される構成であっても良い。
また、固定盤3の固定型3aが取り付けられた面の背面(図面右側)に第1射出ユニット6が、固定盤3の厚み方向に貫通する挿入孔3bを介して固定型3aに射出充填可能に配置されている。更に、第2射出ユニット7が、固定型3aと回転型との間、及び、回転型と可動型5aとの間の、少なくとも一方の間に形成される金型キャビティに射出充填可能に配置されている。第2射出ユニット7は、射出成形機の側面や上方、あるいは、可動盤5の可動型5aが取り付けられた面の背面(図面左側)等、様々な位置に配置される。
このような積層成形用射出成形機1においては、一般的に、固定型3aと一方の回転型と間に形成される金型キャビティに、第1射出ユニット6から射出充填(一次成形)させて一次成形体を成形させた後、この一次成形体を一方の回転型に保持させた状態で回転させ、この一次成形体を保持させた一方の回転型と可動型5aとの間に形成される新たな金型キャビティに、第2射出ユニット7から射出充填(二次成形)させて、一次成形体に二次成形体を積層成形させる。そして、この二次成形と平行して、固定型3aと他方の回転型と間に形成される金型キャビティにおいて、先に説明した一次成形が行われ、回転盤4及び可動盤5の間から、一次成形体及び二次成形体からなる積層成形品が型開き毎に連続して成形される。
尚、積層成形用射出成形機1において、一次成形体を固定型3aに保持させた状態で、回転型を回転させて、再び、一次成形体を保持させた固定型3aと回転型との間に形成される新たな金型キャビティにおいて二次成形を行う形態等、様々な積層成形方法も可能であるが、本出願とは直接関係ないため、積層成形方法のこれ以上の説明は割愛する。
次に、図1を参照しながら、積層成形から通常成形への段替え工程を説明する。図1(a)は積層成形後(段替え前)の型開き状態である。この状態から、第1射出ユニット6及び第2射出ユニット7を射出充填する金型から離間させる。その後、積層成形用の固定型3a、第1回転型4a、第2回転型4b及び可動型5aを各盤から取り外して射出成形機外に搬出させる。図示はしていないが、図1(a)の型開き状態から一度型閉じ状態にさせた後、固定型3a及び第1回転型4a、第2回転型4b及び可動型5aのそれぞれを一体化させて、クレーン設備や金型交換装置に支持させた後、それぞれの金型と盤との固定を解除させ、各金型を射出成形機外に搬出させれば良い。回転盤4の回転部41が金型交換を考慮して回転盤4から分離可能な構成であれば、回転部41を含むすべての金型を一体で搬出させても良い。
すべての積層成形用の金型が搬出された後、図1(b)に示すように、クレーン設備や金型交換装置により、保護ブロック60を回転盤4と可動盤5との間に搬入させる。保護ブロック60の盤間への搬入を金型交換装置で行う場合は、保護ブロック60の位置決めを高精度かつ自動で行なわせることができる。保護ブロック60の盤間への搬入をクレーン設備等で行う場合は、保護ブロック60の盤間への搬入をより容易にするために、回転盤4を固定盤3側へ移動させて、搬入幅をより広く確保しても良い。
ここで、保護ブロック60は、通常成形のために一体化され、直接当接状態となる回転盤4及び可動盤5の金型取付面を、繰り返される型開閉動作及び型締動作から保護するために搬入されるものである。そのため、保護ブロック60は、回転盤4の回転部41及び回転支持部42に当接する状態で回転盤4及び可動盤5を一体化させることが好ましい。すなわち、回転盤4の回転部41を超えて、回転支持部42に達する面積を有する保護ブロック60であれば、図1のように、回転盤4の回転部41と回転支持部42の、型開閉方向に凹凸がある場合でも、この凹凸に対応する凹凸形状を設けることにより、回転部41及び回転支持部42に当接する状態で回転盤4及び可動盤5を一体化させ、通常成形における型開閉や型締め時に回転部41を介して回転盤4及び可動盤5の金型取付面に作用する面圧をより広く分散させ、低下させることができる。
図示はしていないが、この回転盤4の回転部41と回転支持部42の型開閉方向の凹凸が、図1と逆の場合(回転部41の厚みの方が回転支持部の厚みよりも少ない)でも、これに対応する凹凸形状を保護ブロック60に設けることは可能である。また、このような凹凸が全くない場合でも、保護ブロック60を、回転盤4の回転部41及び回転支持部42に当接する面積を有する平板形状にする方が、回転盤4及び可動盤5の金型取付面に作用する面圧を低下させることは言うまでもない。
尚、保護ブロック60には製品押出手段70が配置(内蔵)されているが、その詳細は図2を参照しながら後述する。よって、図を簡単にするために、製品押出手段70は、図1中には図示していない。
保護ブロック60が所定位置まで搬入された後、図1(c)に示すように、回転盤4を可動盤5側に移動させる。回転盤4が保護ブロック60と当接した後も回転盤4の移動を継続させ、図1(d)に示すように、回転盤4及び可動盤5を、保護ブロック60を介して一体化させる。図示しないセンサ等により、回転盤4、保護ブロック60及び可動盤5の一体化が確認された後、回転盤4及び保護ブロック60、保護ブロック60及び可動盤5、それぞれを固定する。それぞれの固定には、クランプ装置等、公知の固定手段が採用されれば良い。
回転盤4、保護ブロック60及び可動盤5が一体化され、それぞれの固定が確認された後、図1(d)に示すように、クレーン設備や金型交換装置により、通常成形用の固定型30a及び可動型50aを一体化させた状態で、固定型3と回転盤4との間に搬入させる。これら固定型30a及び可動型50aの盤間への搬入を金型交換装置で行う場合は、金型の位置決めを高精度かつ自動で行なわせることができる。これら金型が所定位置まで搬入された後、図1(e)に示すように、一体化された回転盤4、保護ブロック60及び可動盤5(以後:通常成形用可動盤部50)を、図示しない型締装置により固定盤3側に移動させる。固定盤3、固定型30a及び可動型50a、及び、通常成形用可動盤部50が型閉じ状態(図1(f))になった後、固定型30aを固定盤3に、可動型50aを通常成形用可動盤部50に固定する。それぞれの固定には、クランプ装置等、公知の固定手段が採用されれば良い。図示しないセンサ等により、これら固定型30a及び可動型50aのそれぞれの盤への固定が確認された後、固定型30a及び可動型50aの一体化を解除させ、図示しない型締装置により可動型50aを型開きさせると、図1(g)に示す、通常成形への段替え完了後の型開き状態となる。
通常成形から積層成形への段替え工程については、基本的に、先に説明した積層成形から通常成形への段替え工程の逆になり、また、先の説明からの類推は容易であるため、説明は割愛する。
続いて、図2を参照しながら、本発明の実施例1に係る積層成形用射出成形機による、通常成形時の製品押出動作について説明する。図2は図1(g)に示す、通常成形への段替え完了後の型開き状態をより詳細に図示したものである。
図2(a)に示すように、保護ブロック60には、製品押出手段70が配置(内蔵)されている。製品押出手段70は、複数の押出ピン70aが固定された押出板70b及び図示しない駆動手段から構成されており、押出ピン70aの先端は保護ブロック60の回転盤4側の端面から突出しない後退限位置にある。製品押出手段70の図示しない駆動手段は、油圧シリンダや、サーボモータ及びボールねじを組み合わせた電動駆動手段等により、押出板70bを型開閉方向に任意量移動可能に構成されている。
また、保護ブロック60に固定された回転盤4の回転部41には、製品押出手段70の複数の押出ピン70aと同軸に、複数の貫通孔41aが加工されている。これら複数の貫通孔41aは、製品押出手段70の複数の押出ピン70aを貫通させるためのものである。一方、回転盤4の固定盤3側の面には、通常成形用の可動型50aが取り付けられている。可動型50aには、複数の製品押出ピン51aが固定された製品押出板51bから構成される製品押出手段51が内蔵されている。製品押出手段51は、スプリングリターン等、図示しない弾性体等により押圧され、後退限位置が維持される戻し機構を有しており、製品押出ピン51aの先端は、その後退限位置において、可動型50aの金型キャビティ面を形成するように構成されている。そして、可動型50aの製品押出板51b側(保護ブロック60側)には、製品押出板51b端面から可動型50aの端面に連通する貫通孔51cが、回転盤4の貫通孔41aと同軸に複数個加工されている。貫通孔51cは、製品押出手段70の複数の押出ピン70aを貫通させるためのものである。
通常成形から積層成形への段替え工程が完了した後、図2(b)の図面上方に示すように、製品押出手段70を図示しない駆動手段により固定型30a側に移動(以後:前進)させ、押出ピン70aを、回転部41の貫通孔41a及び可動型50aの貫通孔51cに貫通させて、押出ピン70aの先端を、可動型50aの押出板51bの端面に当接させる。この状態が、通常成形時における製品押出手段70の待機位置となる。尚、図2において、製品押出手段70の押出ピン70a及び可動型50aの製品押出ピン51aが一直線上に配置されているが、押出ピン70aを、可動型50aの押出板51bの端面のいずれの部分に当接させても良く、これら2種類の押出ピンの配置に制約はない。
こうして、通常成形において射出成形が完了し、成形品を可動型50aに保持させた状態で型開きさせた後、図2(b)の図面下方に示すように、製品押出手段70を待機位置から更に前進させ、押出ピン70aにより可動型50aの押出板51bを押圧させる。この押圧により、可動型50aの製品押出ピン51aの先端を金型キャビティ面から突出させて、可動型50aに保持させた成形品を金型キャビティ面から離間させることができる(製品押出動作)。製品押出動作が完了した後、製品押出手段70を可動盤5側に移動(以後:後退)させ待機位置に戻すと、可動型50aの製品押出ピン51aも、先に説明した戻し機構により後退限位置に戻される。
このように、回転盤4及び可動盤5を、保護ブロック60を介して一体化させることにより、通常成形のために一体化され、直接当接状態となる回転盤4及び可動盤5の金型取付面を、繰り返される型開閉動作及び型締動作から保護することができる。また、保護ブロック60に配置(内蔵)される製品押出手段70の押出ピン70aを回転盤4(回転部41)に貫通させる構成により、同押出ピン70aにより、可動型50aの製品押出手段51を直接押圧させて、可動盤50aに保持させた成形品の製品押出動作を行わせることができる。
また、製品押し出し手段70が保護ブロック60に配置(内蔵)されているため、保護ブロック60の可動盤5への取り付けによって、通常成形用の製品押出手段70の配置が完了する。そのため、特許文献1の射出成形機のように、通常成形への段換え工程において、押出ピン(ロッド/エジェクタピン)を延長する必要がなく、製品押出手段70の構成がシンプルである。更に、積層成形用射出成形機に、金型交換装置が設けられている場合は、通常成形への段換え工程において、積層成形用の金型の搬出から、保護ブロック60及び通常成形用の金型の搬入まで、一連の段替え工程の自動化に好適である。段替え後の製品押出動作も、先に説明したように、製品押出手段70を通常成形時における待機位置に前進させるだけで良いため、段替え工程の自動化の障害になることはない。
図3を参照しながら本発明の実施例2を説明する。図3は本発明の実施例2に係る積層成形用射出成形機における通常成形への段替え後の製品押出手段及び製品押出動作を示す概略平面断面図である。図3(a)が通常成形への段替え後の製品押出手段、図3(b)が製品押出動作を示す。尚、図1及び図2と同様に、図面中の斜線部は断面を意味する。実施例2における実施例1との相違点は、実施例1の通常成形への段換え工程完了後、回転盤4に貫通させる製品押出手段70の押出ピン70aの貫通部分が、自動脱着機構を介して長手方向に分割されるとともに、予め、回転盤4に貫通されている点である。それ以外の積層成形用射出成形機1の基本構成や射出成形方法は実施例1と基本的に同じため、実施例1との相違点についてのみ説明する。
図3は、本実施例2における、図1(g)に示す、通常成形への段替え完了後の型開き状態をより詳細に図示したものである。固定盤3側の構成は実施例1と同じため図示は割愛している。図3(a)に示すように、保護ブロック160には、製品押出手段170が配置(内蔵)されている。製品押出手段170は、複数の押出ピン170aが固定された押出板170b及び図示しない駆動手段から構成されており、押出ピン170aの先端は保護ブロック160の回転盤4側の端面から突出しない後退限位置にある。尚、本実施例2においては、図1(e)に示すような、一体化された回転盤4、保護ブロック160及び可動盤5を、通常成形用可動盤部150とする。
また、保護ブロック160に固定された回転盤4の回転部41には、製品押出手段170の複数の押出ピン170aと同軸に、複数の貫通孔41aが加工されている。ここで、本実施例2においては、この貫通孔41aに、貫通押出ピン180aが予め挿入(貫通)されている。貫通押出ピン180aは、図3(c)に示すように、その一方の端部(保護ブロック160側)に、押出ピン170aと任意で脱着可能な自動脱着機構180bを有する。
貫通押出ピン180aは、自動脱着機構180bを有する一方の端部及び他方の端部(可動型50a側)がともに保護ブロック160の端面から突出しない貫通待機位置にあり、図示しない位置保持手段でその貫通待機位置に保持されている。これは、積層成形時においても同様であり、積層成形用の金型取り付けや、積層成形時になんら影響を与えるものではない。尚、この位置保持手段は、通常成形時における製品押出動作(戻り動作も含む)を阻害せず、回転盤4(回転部41)に金型が取り付けられていない状態において、貫通押出ピン180aの貫通孔41aからの脱落を防止する単純な脱落防止手段(構造)であっても良い。一方、回転盤4の固定盤3側の面には、通常成形用の可動型50aが取り付けられているが、これは実施例1と同じ構成であるため、説明は割愛する。
通常成形から積層成形への段替え工程が完了した後、図3(b)の図面上方に示すように、製品押出手段170を図示しない駆動手段により図示していない固定型30a側に前進させる。この前進により、押出ピン170aの先端が、回転部41(回転盤4)の貫通孔41aに挿入(貫通)されている貫通押出ピン180aの自動脱着機構180bに挿入され、押出ピン170a及び貫通押出ピン180aが一体化される。そして、更に、製品押出手段170を前進させ、貫通押出ピン180aの先端を、可動型50aの押出板51bの端面に当接させる。この状態が、通常成形時における製品押出手段70の待機位置となる。
こうして、通常成形において射出成形が完了し、成形品を可動型50aに保持させた状態で型開きさせた後、図3(b)の図面下方に示すように、製品押出手段70を待機位置から更に前進させ、貫通押出ピン180aにより可動型50aの押出板51bを押圧させる。この押圧により、可動型50aの製品押出ピン51aの先端を金型キャビティ面から突出させて、可動型50aに保持させた成形品を金型キャビティ面から離間させることができる(製品押出動作)。
回転部41(回転盤4)の貫通孔41aに挿入(貫通)されている貫通押出ピン180aの位置保持手段、及び、貫通押出ピン180aの自動脱着機構180bについては、弾性体を利用した構成や、電磁石や油圧源等の駆動源を利用した構成等、様々な公知技術が適宜採用されれば良いため、詳細な説明は割愛する。また、通常成形から積層成形への段換え作業においては、製品押出手段170を後退させ、貫通押出ピン180aが貫通待機位置に到達した時点で、後退を停止させるとともに図示しない位置保持手段でその貫通待機位置を保持させる。そして、自動脱着機構180bを開放させ、製品押出手段170を待機位置まで後退させれば、図3(a)に示す状態となり、段替え作業を次工程へと進めることができる。
このような実施例2の形態においては、保護ブロック160に配置(内蔵)される製品押出手段170の押出ピンを分割させ、その先端部を予め回転盤4に貫通させることにより、保護ブロック160の型開閉方向の厚みを大きく減少させることができる。これは、実施例1の図2及び本実施例2の図3を比較すれば容易に理解することができる。この形態の最大の効果は、使用可能な通常成形用の金型の型厚の制約が少なくなることである。
また、先に説明したような、貫通押出ピン180aの自動脱着機構180bや、貫通押出ピン180aの位置保持手段により、押出ピン170a及び貫通押出ピン180aの一体化や分割を自動で行っても良い。同様の一体化や分割を特許文献1の射出成形機で行う場合、押出ピン(ロッド)が本実施例2の2分割に対して3分割構造にならざるを得ない。すなわち、エジェクタ31の本来のロッド44(押出ピン)に接続するロッド51を、ダミー型58の孔59及び回転盤18の孔52の2箇所に分割させて配置させるため、貫通押出ピンの自動脱着機構や、貫通押出ピンの位置保持手段をもう一組増やす必要がある。その結果、製品押出手段の構造が複雑にならざるを得ない。
図4を参照しながら本発明の実施例3を説明する。図4は本発明の実施例3に係る積層成形用射出成形機における通常成形への段替え後の製品押出手段を示す概略平面断面図である。図4(a)が実施例1の構成を前提とした製品押出手段、図4(b)が実施例2の構成を前提とした製品押出手段を示す。尚、図3と同様に、図面中の斜線部は断面を意味する。実施例3における実施例1及び実施例2との相違点は、保護ブロック60(160)に配置される製品押出手段70(170)を、可動盤5に配置される別の製品押出手段により作動させる点である。それ以外の積層成形用射出成形機1の基本構成、射出成形方法及び製品押出動作は実施例1及び実施例2と基本的に同じため、これら実施例との相違点についてのみ説明する。
図4(a)に示す実施例1の構成を前提とした製品押出手段から説明する。可動盤5の背面(図面左側)に、複数の押出ピン80aが固定された押出板80b及び図示しない駆動手段から構成される製品押出手段80が配置されている。押出ピン80aの先端は可動盤5に設けられた貫通孔5cを介して、可動盤5の回転盤4側の端面から突出しない後退限位置にある。製品押出手段80の図示しない駆動手段は、油圧シリンダや、サーボモータ及びボールねじを組み合わせた電動駆動手段等により、押出板80bを型開閉方向に任意量移動可能に構成されている。このような可動盤5の背面に配置される製品押出手段80は、通常、可動盤5に取り付けられた可動型に保持させた成形品の製品押出動作を行わせるためのものである。
一方、保護ブロック60の製品押出手段70が、複数の押出ピン70aが固定された押出板70bを有している点は実施例1と同じであるが、これを作動させる駆動手段がなく、代わりに、可動型50aの製品押出手段51と同様に、製品押出手段70の後退限位置が維持される、図示しない戻し機構を有している点が相違する。
こうして、通常成形において射出成形が完了し、成形品を可動型50aに保持させた状態で型開きさせた後、図示しない駆動手段により製品押出手段80を待機位置から前進させ、押出ピン80aの先端を、貫通孔61cを介して、製品押出手段70の押出板70bの端面に当接させる。製品押出手段70の戻し機構の押圧に抗して、製品押出手段80を更に前進させ、製品押出手段70の押出ピン70aの先端を、可動型50aの製品押出板51bの端面に当接させる。この状態が、実施例1の図2(b)の図面上方に示す、通常成形時における製品押出手段70の待機位置となる。ここから、製品押出手段80を更に前進させると、図2(b)の図面下方に示すように、保護ブロック60の製品押出手段70を介して、可動型50aの製品押出手段51を作動させ、可動型50aに保持させた成形品の製品押出動作を行わせることができる。
図4(b)に示す実施例2の構成を前提とした製品押出手段においても、上記説明と同様である。すなわち、図示しない駆動手段により製品押出手段80を待機位置から前進させ、押出ピン80aの先端を、製品押出手段170の押出板170bの端面に当接させる。製品押出手段170の戻し機構の押圧に抗して、製品押出手段80を更に前進させ、製品押出手段170の押出ピン170aの先端が、回転部41(回転盤4)の貫通孔41aに挿入(貫通)されている貫通押出ピン180aの自動脱着機構180bに挿入されると、押出ピン170a及び貫通押出ピン180aが一体化される。
そして、更に、製品押出手段80を前進させ、貫通押出ピン180aの先端を、可動型50aの押出板51bの端面に当接させる。この状態が、実施例2の図3(b)の図面上方に示す、通常成形時における製品押出手段70の待機位置となる。ここから、製品押出手段80を更に前進させると、図3(b)の図面下方に示すように、保護ブロック160の製品押出手段170を介して、可動型50aの製品押出手段51を作動させ、可動型50aに保持させた成形品の製品押出動作を行わせることができる。
実施例1や実施例2において説明したように、実施例1の形態においては、保護ブロック60に配置される製品押出手段の構成がシンプルであり、実施例2の形態においては、保護ブロック160の型開閉方向の厚みを大きく減少させることができる。よって、本実施例3を、実施例1及び実施例2のいずれの構成を前提として実施するかは、このような実施例1及び実施例2の構成上の特徴と、保護ブロック60(160)や、回転盤4(回転部41)の型開閉方向の厚みと、可動盤5の背面に配置されている製品押出手段80の押出ストローク等の機械的仕様とを鑑み、適宜判断されれば良い。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく色々な形で実施できる。例えば、実施例2において、製品押出手段170の押出ピン170aの先端が、貫通押出ピン180aの自動脱着機構180bに挿入され、押出ピンが一体化される構成としたが、製品押出手段170の押出ピン170aの先端に自動脱着機構180bが配置される構成であっても良い。
また、実施例2における、製品押出手段170の押出ピン170aの先端が、貫通押出ピン180aの自動脱着機構180bに挿入され、押出ピンが一体化される構成は必須ではない。何故なら、貫通押出ピン180aの前進方向は、前進方向へ押圧されない限り、戻し機構により後退限位置が維持される製品押出手段51の製品押出板51bの端面において移動が制限され、後退方向は、保護ブロック160に配置(内蔵)される製品押出手段170の押出ピン170aの先端において移動が制限されるからである。
このような貫通押出ピン180aの長手方向の移動制限により、自動脱着機構180bが無くても、位置保持手段さえあれば、製品押出動作時(前進時)は、押出ピン170aの前進により、貫通押出ピン180aの先端を製品押出板51bの端面に当接させた状態で製品押出ピン51aを前進させることができる。一方、戻り時(後退時)は、貫通押出ピン180aの先端が、製品押出手段51の戻し機構により後退方向へ押圧されるため、貫通押出ピン180aの後端を押出ピン170aの先端に当接させた状態で押出ピン170aを後退方向へ押圧させることができる。自動脱着機構180bの採用は、貫通押出ピン180aの長さ等、状況に応じて適宜選択されれば良い。
1 積層成形用射出成形機
3 固定盤
3a 固定型
4 回転盤
4a 第1回転型
4b 第2回転型
5 可動盤
5a 可動型
30a 固定型
41 回転部
41a 貫通孔
42 回転支持部
50 通常成形用可動盤部
50a 可動型
60 保護ブロック
70 製品押出手段
70a 押出ピン
70b 押出板
80 製品押出手段
80a 押出ピン
80b 押出板
150 通常成形用可動盤部
160 保護ブロック
170 製品押出手段
170a 押出ピン
170b 押出板
180a 貫通押出ピン

Claims (6)

  1. 少なくとも2個の回転型が取り付けられ、前記回転型と、固定盤及び可動盤の少なくとも一方に取り付けられた金型との型開閉及び型締めが可能な回転盤を有する積層成形用射出成形機において、
    前記回転盤及び前記可動盤を、保護ブロックを介して一体化させた状態で、前記固定盤及び前記回転盤間に取り付けられた金型の型開閉及び型締めが可能であるとともに、
    前記保護ブロックに配置される製品押出手段の押出ピンを前記回転盤に貫通させるように構成される積層成形用射出成形機。
  2. 前記保護ブロックが、前記回転盤の回転部及び回転支持部に当接する状態で前記回転盤及び前記可動盤を一体化させる、請求項1に記載の積層成形用射出成形機。
  3. 前記保護ブロックが、前記回転盤の前記回転部と前記回転支持部との、型開閉方向の凹凸に対応して、前記回転盤及び前記可動盤を一体化させる凹凸形状を有する、請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の積層成形用射出成形機。
  4. 前記製品押出手段の前記押出ピンが、長手方向に分割されるとともに、前記押出ピンの前記回転盤への貫通部分が分割され、予め、前記回転盤に貫通されている、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の積層成形用射出成形機。
  5. 前記製品押出手段を、可動盤に配置される別の製品押出手段により作動させる、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の積層成形用射出成形機。
  6. 前記回転盤及び前記可動盤を、前記保護ブロックを介して一体化させた状態で、前記固定盤及び前記回転盤間に取り付けられた金型を組み合わせて形成される金型キャビティにおいて射出成形を行い、
    前記保護ブロックに配置される前記製品押出手段の前記押出ピンを前記回転盤に貫通させて、前記回転盤の前記固定型側に取り付けられる金型に保持させた成形品の製品押出動作を行わせる、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の積層成形用射出成形機を使用する射出成形方法。
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