JP2015186385A - 磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定システム及び磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定方法 - Google Patents
磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定システム及び磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015186385A JP2015186385A JP2014062350A JP2014062350A JP2015186385A JP 2015186385 A JP2015186385 A JP 2015186385A JP 2014062350 A JP2014062350 A JP 2014062350A JP 2014062350 A JP2014062350 A JP 2014062350A JP 2015186385 A JP2015186385 A JP 2015186385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- magnetic field
- ground
- measurement
- levitation guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Railway Tracks (AREA)
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Abstract
Description
したがって、地上コイルの位置の測定を行い、地上コイルの配置された位置がずれていれば、補正を行う必要がある。
従来においては、磁気浮上鉄道における地上コイルの位置測定及び異常の検出は、地上コイルの配置位置及び異常を検出するための専用の設備を有する測定車を用いて行われている(例えば、特許文献1参照)。
また、測定車を使用した測定の場合、特別なダイヤを組むため、頻繁に行うと通常の列車の走行に影響を与え、一方、通常の運行の合間の測定であると、測定頻度が限られたものとなり、リアルタイムに地上コイルの配置状態及び異常の検出を行うことができない。
本発明の磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定システムは、前記磁界測定回路シートが前記外槽に対して取り外し可能に取り付けられることを特徴とする。
以下、本発明の第1の実施形態による地上コイル磁気測定システムを図面を参照して説明する。図1は第1の実施形態における磁気浮上式鉄道に用いられる列車に搭載される地上コイル位置測定システムを説明するための図である。図1(a)は、磁気浮上式鉄道に用いられる列車の左側面を示す図である。ここで、列車の側面の左右は、列車がH方向に進行している際、進行方向に対しての左右として設定されている。この図1(a)において、列車100の左側面100Lには、外槽101Lが設けられている。この外槽101Lの外壁の表面(外槽101Lの外壁の外側の面)には磁界測定回路シート1Lが配置されている。
一方、すでに図1(a)で示したように、進行方向に対して列車100の左側面100Lには外槽101Lが設けられている。この外槽101Lには、超電導コイルSCLが内部に設けられている。また、外槽101Lの外壁の表面には磁界測定回路シート1Lが設けられている。
図2(b)、地上コイル200R及び地上コイル200Lの各々における浮上案内コイル201R、浮上案内コイル201Lそれぞれの構成を示している。図2(b)に示されるように、浮上案内コイル201R及び浮上案内コイル201Lの各々は、案内側から見ると(列車100の進行方向Hに対して直角方向から見ると)、8の字の形状をしている。そして、浮上案内コイル201R及び浮上案内コイル201Lの各々は、8の字の交差部分近傍がヌルフラックス線211及びヌルフラックス線212それぞれにより接続されている。そして、浮上案内コイル201Rの上部のループにおいて列車100に対向する側がN極となり、浮上案内コイル201Rの下部のループにおいて列車100に対向する側S極となり、一方、浮上案内コイル201L上部のループにおいて列車100に対向する側がN極となり、浮上案内コイル201Lの下部のループにおいて列車100に対向する側がS極となるように、印加される電流が制御される。
本実施形態においては、地上コイル200R及び超電導コイルSCRの各々の間の磁界強度と、地上コイル200L及び超電導コイルSCLの各々の間の磁界強度とを測定する。そして、本実施形態においては、測定した磁界強度により、地上コイル200R及び地上コイル200Lの各々の配置状態あるいは異常の検知を行う。
通常、4個の超電導コイルSCL1、SCL2、SCL3、SCL4は、推進コイル202Lによる3相交流の周期に対するまたは浮上案内コイル201Lの発生する基本空間磁界分布に対応して配置されている。しかしながら、これら磁界は定常磁界であり本構成のようなサーチコイルでは基本的に検出されないため、本実施形態においては、浮上案内コイルが主に生成する空間5次高調波に対応して配置している。一方、本実施形態においては、磁界の測定の際、時間に関して第3次または第6次高調波により生成された磁界を基本的に検出している。しかしながら、3相交流の周期に対するまたは浮上案内コイル201Lの発生する基本空間磁界分布も超電導磁石が浮上案内コイルに対して動揺すると本構成でも検出でき、本発明は左記物理量の利用を排除するものではない。
通常、4個の超電導コイルSCL1、SCL2、SCL3、SCL4は、推進コイル202Lによる3相交流の周期に対するまたは浮上案内コイル201Lの発生する基本空間磁界分布に対応して配置されている。一方、本実施形態においては、空間5次高調波に対応して配置している。さらに、本実施形態においては、磁界の測定の際、時間第6次高調波により生成された磁界を検出している。この構成の場合、外槽101Rの外壁の表面に貼着された磁界測定回路シート1Rにも、磁界測定回路シート1Lと同様に、ループ状のコイルからなる磁界測定回路が2行30列の配置で60個設けられている。
また、図示はしないが、磁界測定回路シート1Rにおける磁界測定回路UCR1〜UCRn、DCR1〜DCRnの各々も、磁界測定回路シート1Lと同様に、各コイルの検出する測定電圧VUR1からVURn、VDR1からVDRnそれぞれを出力する。
制御部11は、誘起電圧測定回路UCR1〜UCR15、誘起電圧測定回路DCR1〜DCR15の各々の出力する測定電圧VUR1からVUR15、測定電圧VDR1からVDR15それぞれを、磁界測定回路シート1Rから入力する。すなわち、制御部11は、測定電圧情報として測定電圧VUR1からVUR15及び測定電圧VDR1からVDR15を含む情報入力する。ここで、各測定電圧はパルスとして供給される。また、制御部11は、測定電圧情報における測定電圧VUR1からVUR15、VDR1からVDR15それぞれをノイズフィルタを通した後、所定のサンプリング周期(パルスの形状を再現できる程度の分解能を有する)によりA/Dコンバータにより、パルス波形を示すデジタルデータに変換し、内部の内部記憶部に一旦書き込んで記憶させる。
また、制御部11は、列車100における超電導磁石SCRまたは超電導磁石SCRを固定する台車100に配置されたジャイロからのジャイロ情報を入力する。このジャイロ情報は、外槽の絶対位置及び姿勢(上下(y軸)方向、左右(x軸)方向、ロー、ピッチ、ヨーなど)の測定値である。制御部11は、上記サンプリング周期により、上記測定電圧情報とともに、内部の内部記憶部に一旦書き込んで記憶させる。
後述するが、上記ジャイロ情報は、演算部13が行う下記の演算において用いられる。
地上コイルの真の取り付け位置(誤差)=本発明で測定した台車から見た相対的な地上オイルの位置−ジャイロなどで測定した台車の絶対位置
また、現在超電導コイルSC1LからSC4Lの各々が通過している浮上案内コイル201L、推進コイル202Lの各々の位置を検出し、検出結果を制御部11に対して出力する。
例えば、演算部13は、軌道300Lにおける浮上案内コイル201Lの高さを検出するため、以下の演算を行う。
演算部13は、測定値データベース16における浮上案内コイル測定電圧テーブルから、浮上案内コイル番号毎に、測定電圧VUL1から測定電圧VUL15を順次読み出し、測定電圧VUL1から測定電圧VUL15の平均値である平均測定電圧VULを求める。
そして、演算部13は、浮上案内コイル毎に、平均測定電圧VULから平均測定電圧VDLを減算し、減算結果を時間的に平均した平均値と、瞬時瞬時の測定電圧VDL1から測定電圧VDL15の平均値と比較することにより、上下誤差値VUDLを求める。
演算部13は、測定値データベース16における浮上案内コイル測定電圧テーブルから、浮上案内コイル番号毎に、測定電圧VUR1から測定電圧VUR15を順次読み出し、測定電圧VUR1から測定電圧VUR15の平均値である平均測定電圧VURを求める。
演算部13は、浮上案内コイル毎に、平均測定電圧VURから平均測定電圧VDRを減算し、減算結果を時間的に平均した平均値と、瞬時瞬時の測定電圧VDL1から測定電圧VDL15の平均値と比較することにより、上下誤差値VUDRを求める。本演算処理により、短い波長成分の浮上案内コイルの狂いが推定可能である。一方、より長波長の浮上案内コイルの狂いを求めることが可能である。より長波長の浮上案内コイルの狂いを求める場合において、平均測定電圧VURや平均測定電圧VDRそのものと、ジャイロで求めた列車100の台車の絶対位置を直接に比較することにより可能である。
演算部13は、テーブルデータベース15における上下誤差値テーブルを参照して、上下誤差値の電圧値に対応するずれた距離を求め、軌道300Lにおける浮上案内コイル201Lの上下ずれとして評価データベース17に書き込んで記憶させる。軌道300Rにおける浮上案内コイル201Rの上下ずれも、上述したように演算を行い、軌道300Lにおける浮上案内コイル201Lの上下ずれとして評価データベース17に書き込んで記憶させる。また、演算部13は、同様の演算を行い、軌道300Rにおける地上コイルにおける浮上案内コイル201Rの上下ずれを求め、評価データベース17に書き込んで記憶させる。
同様に、演算部13は、演算により求めた浮上案内コイル201Rの上下ずれを、図12(b)に示す浮上案内コイル評価テーブルの浮上案内コイル番号に対応して書き込んで記憶させる。
また、演算部13は、ジャイロなどから得られる磁気測定回路シート1Lの絶対的な位置情報を、相対的な浮上案内コイル201の位置から減算し、浮上案内コイル201の取付位置の誤差(取付誤差)を求める。このジャイロの位置情報を用いた補正は、誘起電圧測定回路の各々が測定する測定電圧に、列車100の絶対位置の変異による誤差成分も含まれるために行う必要がある。
演算部13は、求めた浮上案内コイル201L及び浮上案内コイル201Rの各々の絶対位置としての高さを、評価データベース17の浮上案内コイル評価テーブルに対し、浮上案内コイル番号に対応して書き込んで記憶させる。
同様に、演算部13は、浮上案内コイル201Rの相対的な高さから浮上案内コイル201Rの絶対位置としての高さを減算し、減算結果を取付誤差とする。演算部13は、算出した浮上案内コイル201Rの取付誤差を、評価データベース17の浮上案内コイル評価テーブルに対し、浮上案内コイル番号に対応して書き込んで記憶させる。
同様に、演算部13は、推進コイル毎に、平均測定電圧VURと平均測定電圧VDRとを加算し、加算値VSUMRを求める。
演算部13は、加算値VSUMLから加算値VSUMRを減算し、減算結果を軌間誤差VRLとする。演算部13は、減算結果である軌間誤差VRLを、評価データベース17の推進コイル軌間テーブルに対し、推進コイル番号の組に対応して書き込んで記憶させる。
この軌間誤差により、軌道300Lあるいは軌道300Rの対応する推進コイルの配置状態の判定を行うことができる。例えば、軌道300Lあるいは軌道300Rのいずれか一方の推進コイルが飛び出して配置あるいは断線していたりなど、左右の対応する推進コイルのアンバランスな配置状態の判定を行うことができる。
判定部14は、推進コイルにおける軌間誤差VRLが軌間誤差閾値以上の場合、列車100の進行方向に対して左右の軌間の距離の誤差である軌間誤差VRLが正常範囲を超えた異常の状態であると判定する。そして、判定部14は、左右の軌間の距離の誤差である軌間誤差VRLが正常範囲外の場合、評価データベース17の浮上案内コイル軌間テーブルの判定結果の欄に「異常」を示すデータを書き込む。
同様に、演算部13は、浮上案内コイル毎に、平均測定電圧VURと平均測定電圧VDRとを加算し、加算値VSUMRを求める。
演算部13は、加算値VSUMLから加算値VSUMRを減算し、減算結果を軌間誤差VRLとする。演算部13は、減算結果である軌間誤差VRLを、評価データベース17の浮上案内コイル軌間テーブルに対し、浮上案内コイル番号の組に対応して書き込んで記憶させる。
判定部14は、浮上案内コイルにおける軌間誤差VRLが軌間誤差閾値以上の場合、列車100の進行方向に対して左右の軌間の距離の誤差である軌間誤差VRLが正常範囲を超えた異常の状態であると判定する。そして、判定部14は、左右の軌間の距離の誤差である軌間誤差VRLが正常範囲外の場合、評価データベース17の浮上案内コイル軌間テーブルの判定結果の欄に「異常」を示すデータを書き込む。
図17は、評価データベース17に記憶されている浮上案内コイル左右テーブルの構成を示す図である。図17において、浮上案内コイル左右テーブルは、浮上案内コイル番号の組と、この浮上案内コイル番号の組の示す浮上案内コイル各々の左右誤差と、判定部14における判定結果との対応を示すテーブルである。
判定部14は、浮上案内コイルにおける左右誤差VGRLが左右誤差閾値以上の場合、列車100の進行方向に対して左右の磁界の強度の誤差である左右誤差VGRLが正常範囲を超えた異常の状態であると判定する。そして、判定部14は、左右の磁界の強度の誤差である左右誤差VGRLが正常範囲外の場合、評価データベース17の浮上案内コイル左右テーブルの判定結果の欄に「異常」を示すデータを書き込む。
演算部13は、算出した振動振幅値VUDRB12を、評価データベース17の浮上案内コイル振動テーブルに対し、浮上案内コイル番号に対応して書き込んで記憶させる。
判定部14は、超電導コイルSCRにおける振動振幅値VUDRB12が振動振幅値閾値以上の場合、列車100の進行方向に対する超電導コイルSCRの振動の振幅値である振動振幅値VUDRB12が正常範囲を超えた異常の状態であると判定する。そして、判定部14は、超電導コイルSCRの振動の振幅値である振動振幅値VUDRB12が正常範囲外の場合、評価データベース17の超電導コイル振動テーブルの判定結果の欄に「異常」を示すデータを書き込む。
上述したように、この判定結果により、走行方向に対して列車100の右側面が振動していることが解り、列車100の走行方向に対して左側の軌道、すなわち軌道300Lに配置された浮上案内コイル201Lの配列が異常か否か、あるいは超電導磁石SCLに異常振動が発生しているか否かを判定することができる。本実施形態は各超電導コイルのねじれ振動を検出することに主眼を置いた方法であるが、他の超電導コイル振動モードや超電導磁石振動モードに対応した変更を排除するものではない。
また、超電導コイルの振動の計測のために、一般的には種々の振動計測のセンサが組み込まれているが、センサによる外槽に対する熱進入などの問題があり簡便な測定方法が求められている。本実施形態によれば、センサを特別に設ける構成を必要とせず、外槽に対する熱進入を防止できるため、超電導磁石の異常振動を簡易に検知することができる。
この結果、本実施形態によれば、従来に比較して地上コイルの配置状態の測定のコストを低減させ、かつリアルタイムに地上コイル200の位置の測定及び障害の検出を容易に行うことができる。
また、本実施形態における磁界測定回路シート1L及び磁界測定シート1Rの各々は、軽量化及び機械ギャップ(地上コイルから発生される磁界のギャップ)を確保するため、できる限り薄くかつ軽く形成する必要があり、例えば、シート状の薄い絶縁体表面に対して、誘起電圧測定回路の回路素子(サーチコイルなど)及び配線を印刷(プリント)するなどして制作しても良い。また、磁界測定回路シート1L及び磁界測定シート1Rの各々は、常時において外槽に貼着させても良いし、随時、外槽に対して取り外しが可能な構成としてもよい。
しかしながら、磁界測定回路の各々が検出する磁界により発生するパルスの数をカウント(計数)することにより、通過したコイルの数をコイルカウント数として示し、地上コイルの特定を行う構成としても良い。
例えば、浮上案内コイルの配置状態の検出を行う際、軌道300Lにおける浮上案内コイル201L及び超電導コイルSCRの磁界測定を行う際、測定タイミングで推進コイル202Lの駆動を停止し、推進コイル202Lの磁界の影響を排除して行う。この測定タイミングにおいては、列車100の走行に対して影響を与えない程度の微少な時間範囲で推進コイルの駆動を停止させる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
10…地上コイル位置測定システム
11…制御部
12…地上コイル特定部
13…演算部
14…判定部
15…テーブルデータベース
16…測定値データベース
17…評価データベース
100…列車
100L…左側面
100R…右側面
101L,101R…外槽
200L,200R…地上コイル
201L,201R…浮上案内コイル
202L,202R…推進コイル
300L,300R…軌道
DCL1,DCL2,DCL3,DCL4,DCL5,DCL6,DCL7,DCL8,DCL9,DCL10,DCL11,DCL12,DCL13,DCL14,DCL15,UCL1,UCL2,UCL3,UCL4,UCL5,UCL6,UCL7,UCL8,UCL9,UCL10,UCL11,UCL12,UCL13,UCL14,UCL15…磁界測定回路
SCL,SCR、SCL1,SCL2,SCL3,SCL4…超電導コイル
Claims (7)
- 磁気浮上式鉄道の軌道に沿って配置される、走行に必要な磁界を列車の超電導コイルに対して与える地上コイルの配置位置の評価を行う磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定システムであり、
前記列車の車両の左右両側の各々における前記超電導コイルが格納された外槽の外側表面に設けられ、上下2段に当該超電導コイルと前記地上コイルとの間の磁束の変化及び磁界強度を測定する誘起電圧測定回路が配置された磁界測定回路シートと、
上下2段の前記誘起電圧測定回路各々の測定値に基づき、前記地上コイルの配置位置の評価値を、予め設定された演算により算出する演算部と
を備えることを特徴とする磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定システム。 - 前記磁界測定回路が磁界の測定を行っている、前記超電導コイルが対向する前記地上コイルを示す地上コイル番号を判定する地上コイル特定部
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定システム。 - 前記磁界測定回路が前記超電導コイルと平面視で重なる位置に配置されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定システム。 - 前記磁界測定装置が上下段に複数配列して形成されている
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定システム。 - 前記演算部が、
前記軌道に配置されている地上コイルの上下方向のずれ、前記軌道において左右に対向して配置される地上コイル同士の上下方向のずれ、前記超電導コイルと左右各々の地上コイルとの軌間距離のずれを少なくとも含む前記評価値を算出する
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定システム。 - 前記磁界測定回路シートが前記外槽に対して取り外し可能に取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定システム。
- 磁気浮上式鉄道の軌道に沿って配置される、走行に必要な磁界を列車の超電導コイルに対して与える地上コイルの配置位置の評価を行う磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定方法であり、
前記列車の車両の左右両側の各々における超電導コイルが格納された外槽の外側表面に設けられた磁界測定回路シートに上下2段に配列した誘起電圧測定回路が、当該超電導コイルと前記地上コイルとの間の磁束の変化及び磁界強度を測定する地上コイル位置測定過程と、
演算部が、上下2段の前記誘起電圧測定回路各々の測定値に基づき、前記地上コイルの配置位置の評価値を予め設定された演算により算出する演算過程と
を備えることを特徴とする磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014062350A JP6232684B2 (ja) | 2014-03-25 | 2014-03-25 | 磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定システム及び磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014062350A JP6232684B2 (ja) | 2014-03-25 | 2014-03-25 | 磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定システム及び磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015186385A true JP2015186385A (ja) | 2015-10-22 |
JP6232684B2 JP6232684B2 (ja) | 2017-11-22 |
Family
ID=54352400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014062350A Active JP6232684B2 (ja) | 2014-03-25 | 2014-03-25 | 磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定システム及び磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6232684B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180062640A (ko) * | 2016-12-01 | 2018-06-11 | 한국철도기술연구원 | 공심형 선형동기모터 제어용 차량-지상 코일 상대 위치 검지 시스템 및 이를 이용한 차량-지상 코일 상대 위치 검지 방법 |
CN108230847A (zh) * | 2018-01-16 | 2018-06-29 | 北京航空航天大学 | 一种双超导倒挂磁悬浮小车演示系统 |
CN108252165A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-07-06 | 中铁二局第四工程有限公司 | 一种中低速磁悬浮低置线路路基结构及其施工方法 |
CN111114338A (zh) * | 2020-01-15 | 2020-05-08 | 宁波中车时代传感技术有限公司 | 一种高速磁悬浮列车测速传感器及磁悬浮列车 |
CN115837842A (zh) * | 2023-02-20 | 2023-03-24 | 成都西交华创科技有限公司 | 一种轮式磁悬浮交通系统、控制方法以及磁盘系统的应用 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0686410A (ja) * | 1992-09-01 | 1994-03-25 | Hitachi Ltd | 磁気浮上列車装置 |
JPH06217421A (ja) * | 1993-01-13 | 1994-08-05 | Hitachi Ltd | 磁気浮上列車用軌道 |
JPH0715941A (ja) * | 1993-06-29 | 1995-01-17 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | コイル系の診断装置 |
JPH08191507A (ja) * | 1995-01-10 | 1996-07-23 | Central Japan Railway Co | 磁気浮上列車装置の地上コイル異常検出装置 |
JP2014051179A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Railway Technical Research Institute | 温度情報管理システム |
-
2014
- 2014-03-25 JP JP2014062350A patent/JP6232684B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0686410A (ja) * | 1992-09-01 | 1994-03-25 | Hitachi Ltd | 磁気浮上列車装置 |
JPH06217421A (ja) * | 1993-01-13 | 1994-08-05 | Hitachi Ltd | 磁気浮上列車用軌道 |
JPH0715941A (ja) * | 1993-06-29 | 1995-01-17 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | コイル系の診断装置 |
JPH08191507A (ja) * | 1995-01-10 | 1996-07-23 | Central Japan Railway Co | 磁気浮上列車装置の地上コイル異常検出装置 |
JP2014051179A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Railway Technical Research Institute | 温度情報管理システム |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180062640A (ko) * | 2016-12-01 | 2018-06-11 | 한국철도기술연구원 | 공심형 선형동기모터 제어용 차량-지상 코일 상대 위치 검지 시스템 및 이를 이용한 차량-지상 코일 상대 위치 검지 방법 |
KR101898573B1 (ko) | 2016-12-01 | 2018-09-14 | 한국철도기술연구원 | 공심형 선형동기모터 제어용 차량-지상 코일 상대 위치 검지 시스템 및 이를 이용한 차량-지상 코일 상대 위치 검지 방법 |
CN108230847A (zh) * | 2018-01-16 | 2018-06-29 | 北京航空航天大学 | 一种双超导倒挂磁悬浮小车演示系统 |
CN108252165A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-07-06 | 中铁二局第四工程有限公司 | 一种中低速磁悬浮低置线路路基结构及其施工方法 |
CN111114338A (zh) * | 2020-01-15 | 2020-05-08 | 宁波中车时代传感技术有限公司 | 一种高速磁悬浮列车测速传感器及磁悬浮列车 |
CN111114338B (zh) * | 2020-01-15 | 2022-12-06 | 宁波中车时代传感技术有限公司 | 一种高速磁悬浮列车测速传感器及磁悬浮列车 |
CN115837842A (zh) * | 2023-02-20 | 2023-03-24 | 成都西交华创科技有限公司 | 一种轮式磁悬浮交通系统、控制方法以及磁盘系统的应用 |
CN115837842B (zh) * | 2023-02-20 | 2023-05-02 | 成都西交华创科技有限公司 | 一种轮式磁悬浮交通系统、控制方法以及磁盘系统的应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6232684B2 (ja) | 2017-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6232684B2 (ja) | 磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定システム及び磁気浮上式鉄道の地上コイル位置測定方法 | |
JP6175183B2 (ja) | 重量検出手段を有する輸送レールシステム | |
CN104052348B (zh) | 具备异常检测诊断功能的同步电动机的控制系统 | |
CN102001340B (zh) | 移动体系统 | |
TWI297670B (ja) | ||
EP3456606B1 (en) | Position determination method and system | |
CN105151927A (zh) | 磁悬浮导向直驱运输系统及其控制方法 | |
JP2007082307A (ja) | 有軌道台車システム | |
CN107207196A (zh) | 电梯系统评估装置 | |
US8970142B2 (en) | Control apparatus for linear motor, and linear motor apparatus | |
CN106258001A (zh) | 用于检测配备有角位置传感器的同步机中的短路的方法 | |
CN109987116B (zh) | 一种高温超导磁悬浮轨检车 | |
CN103552581B (zh) | 车轮传感器 | |
CN204661056U (zh) | 磁悬浮导向直驱运输系统 | |
Yasukawa et al. | Design optimization of magnetic sensor for train detection | |
CN203511692U (zh) | 车轮传感器 | |
CN101113886A (zh) | 一种用于检测移动物体与其轨道间距离的装置 | |
Lv et al. | Electromagnetic characteristics analysis of superconducting electrodynamic suspension system with rolling transient condition | |
JP2012044774A (ja) | 磁気浮上式列車の超電導磁石の起磁力制御システム | |
KR101329363B1 (ko) | Ls-lsm 기반 자기부상열차의 추진인버터 위상제어를 위한 차량위치 추정장치 | |
JP6059885B2 (ja) | 渦電流式レール左右変位検出方法及び装置 | |
EP3330719B1 (en) | System and method for measuring the speed of a guided vehicle | |
JP5198100B2 (ja) | 超電導磁気浮上式車両の超電導磁石位置の変位量の測定方法及びその装置 | |
JP3310124B2 (ja) | 磁気浮上列車装置の地上コイル異常検出装置 | |
JPH10125526A (ja) | 超電導磁石のねじり振動検出コイルを備えた磁気浮上列車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170404 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170512 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170808 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170911 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170926 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171006 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6232684 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |