JP2015185901A - ピークホールド検波器 - Google Patents

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Abstract


【課題】入力される高周波パルス信号のパルス幅およびPRIの設定が変更されても、出力される直流電圧の降下を低減することができるピークホールド検波器を提供する。
【解決手段】第1のキャパシタは、第1の電気容量が設定される。第2のキャパシタは、第1の電気容量と異なる、第2の電気容量が設定される。切替器は、制御信号に応じて、パルス信号を入力させる第1のキャパシタと第2のキャパシタとを切り替える。切替制御部は、情報取得部で取得されるパルス繰り返し時間情報から得られる所定のパルス繰り返し時間が、予め設定される条件を満たす場合、切替器による第1のキャパシタおよび第2のキャパシタの切り替えを制御する制御信号を、切替器へ出力する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、例えば、パルスレーダ装置等に用いられるピークホールド検波器に関する。
パルスレーダ装置は、最大探知距離で目標を探知する場合、高周波パルス信号のパルス幅およびパルス繰り返し時間(PRI:Pulse Repetition Interval)を長く設定して運用する。また、パルスレーダ装置は、最小探知距離で目標を探知する場合、高周波パルス信号のパルス幅およびPRIを短く設定して運用する。この種のパルスレーダ装置では、所定間隔で繰り返される高周波パルス信号のピーク値を保持するピークホールド検波器が用いられる。
ピークホールド検波器は、検波ダイオード、キャパシタ、抵抗および積分器を備える。検波ダイオ−ドのカソード端子には、キャパシタの一端と抵抗の一端と積分器の入力端子とが接続される。また、キャパシタの他端および抵抗の他端は接地される。高周波パルス信号は、検波ダイオ−ドのアノード端子から入力される。
上記構成のピークホールド検波器において、検波ダイオ−ドに高周波パルス信号が入力される場合、検波ダイオ−ドは、入力される高周波パルス信号のピーク値を検波する。検波ダイオ−ドによりピーク値が検波された後、充電電流がキャパシタに流入する。この充電電流の流入により、キャパシタが充電される。キャパシタが充電されることにより、検波電圧は発生する。
キャパシタが充電された状態で、検波ダイオ−ドに高周波パルス信号が入力されない場合、キャパシタは蓄積する電荷を放出する。キャパシタから電荷が放出されることにより、時間経過に伴い、検波電圧は降下する。また、キャパシタから放出される電荷の流れを示す放電電流が、抵抗に流入する。
積分器は、検波電圧を直流電圧に変換し、当該直流電圧を積分器の出力端子から出力する。
特開2012−65065号公報
上記のように、従来のパルスレーダ装置は、目標を探知する探知距離に応じて、高周波パルス信号のパルス幅およびPRIの設定を変更する。このとき、高周波パルス信号のパルス幅およびPRIを長く設定すると、パルス幅およびPRIを短く設定する場合と比較し、電荷の放出時間が長くなる。このため、PRIを長く設定する場合、PRIを短く設定する場合より検波電圧の降下量が大きくなる。これにより、PRIを長く設定する場合に出力される直流電圧が、PRIを短く設定する場合に出力される直流電圧より小さくなるという問題がある。
そこで、本実施形態の目的は、入力される高周波パルス信号のパルス幅およびPRIの設定が変更されても、出力される直流電圧の降下を低減することができるピークホールド検波器を提供することにある。
本実施形態によれば、ピークホールド検波器は、第1のキャパシタ、第2のキャパシタ、切替器、情報取得部および切替制御部を具備する。第1のキャパシタは、第1の電気容量が設定される。第2のキャパシタは、前記第1の電気容量より大きい、第2の電気容量が設定される。切替器は、制御信号に応じて、パルス信号を入力させる前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとを切り替える。情報取得部は、前記第1のキャパシタまたは前記第2のキャパシタに入力される前記パルス信号のパルス繰り返し時間情報を取得する。切替制御部は、前記情報取得部で取得されるパルス繰り返し時間情報から得られる前記所定のパルス繰り返し時間が、予め設定される条件を満たす場合、前記切替器による前記第1のキャパシタおよび前記第2のキャパシタの切り替えを制御する前記制御信号を、前記切替器へ出力する。
第1の実施形態に係るピークホールド検波器の構成を示すブロック図。 図1に示すパルス検波器および積分器の一例を示す回路図。 図1に示す制御器の機能構成を示すブロック図。 図1に示すピークホールド検波器に入力されるパルス幅およびパルス繰り返し時間の短い高周波パルス信号と、当該高周波パルス信号が入力される場合の、検波電圧および直流電圧とを示す波形図。 図1に示すピークホールド検波器に入力されるパルス幅およびパルス繰り返し時間の長い高周波パルス信号と、当該高周波パルス信号が入力される場合の、検波電圧および直流電圧とを示す波形図。 従来のピークホールド検波器の構成を示す回路図。 図6に示すピークホールド検波器に入力されるパルス幅およびパルス繰り返し時間の短い高周波パルス信号と、当該高周波パルス信号が入力される場合の、検波電圧および直流電圧とを示す波形図。 図6に示すピークホールド検波器に入力されるパルス幅およびパルス繰り返し時間の長い高周波パルス信号と、当該高周波パルス信号が入力される場合の、検波電圧および直流電圧とを示す波形図。 第2の実施形態に係るピークホールド検波器の構成を示すブロック図。 図9に示す制御器の機能構成を示すブロック図。 図9に示すピークホールド検波器に入力されるパルス幅およびパルス繰り返し時間の短い高周波パルス信号と、当該高周波パルス信号が入力される場合の、検波電圧および直流電圧とを示す波形図。 図9に示すピークホールド検波器に入力されるパルス幅およびパルス繰り返し時間の長い高周波パルス信号と、当該高周波パルス信号が入力される場合の、検波電圧および直流電圧とを示す波形図。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るピークホールド検波器の構成を示すブロック図である。図1に示すピークホールド検波器は、パルス検波器1、積分器2および制御器3を具備する。
パルス検波器1は、高周波パルス信号を入力し、当該高周波パルス信号のピーク値を検波する。また、パルス検波器1は、高周波パルス信号のピーク値を検波した後、高周波パルス信号の検波電圧を積分器2へ出力する。パルス検波器1は、後述する制御器3から出力される制御信号に応じて、検波電圧を出力する経路を切り替える。
積分器2は、パルス検波器1から出力される検波電圧を直流電圧に変換し、当該直流電圧を出力する。
図2は、図1に示すパルス検波器1および積分器2の一例を示す回路図である。
パルス検波器1は、検波ダイオード11、第1の充放電回路121、第2の充放電回路122、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132を備える。
検波ダイオード11は、検波ダイオード11のカソード端子が第1のSPDTスイッチ131に接続される。高周波パルス信号は、検波ダイオ−ド11のアノード端子から入力される。検波ダイオード11は、入力される高周波パルス信号のピーク値を検波する。
第1の充放電回路121および第2の充放電回路122は、第1のSPDTスイッチ131と第2のSPDTスイッチ132とにより、いずれか一方へ切り替えられる。
第1の充放電回路121は、第1のキャパシタ1211および第1の抵抗1212を有する。
第1のキャパシタ1211の一端は、第1のSPDTスイッチ131と、第2のSPDTスイッチ132とが接続される第1の線路L1に接続される。第1のキャパシタ1211の他端は接地される。第1のキャパシタ1211には、第1の電気容量が設定される。
検波ダイオ−ド11によりピーク値が検波された後、充電電流Iが第1のキャパシタ1211に流入する。この充電電流Iの流入により、第1のキャパシタ1211が充電される。第1のキャパシタ1211が充電されることにより、検波電圧は発生する。
第1のキャパシタ1211が充電された状態で、検波ダイオ−ド11に高周波パルス信号が入力されない場合、第1のキャパシタ1211は、蓄積する電荷を放出する。第1のキャパシタ1211から電荷が放出されることにより、時間経過に伴い、検波電圧は降下する。第1のキャパシタ1211から放出される電荷の流れを示す放電電流Iは、第1の抵抗1212に流入する。
第1の抵抗1212の一端は、第1のSPDTスイッチ131と、第2のSPDTスイッチ132とが接続される第1の線路L1に接続される。第1の抵抗1212の他端は接地される。第1の抵抗1212は、第1のキャパシタ1211の一端の接続位置より第2のSPDTスイッチ132側に接続する。
第1のキャパシタ1211が充電された状態で、検波ダイオ−ド11に高周波パルス信号が入力されない場合、第1のキャパシタ1211から放出される電荷の流れを示す放電電流Iは、第1の抵抗1212に流入する。
第2の充放電回路122は、第2のキャパシタ1221および第2の抵抗1222を有する。
第2のキャパシタ1221の一端は、第1のSPDTスイッチ131と、第2のSPDTスイッチ132とが接続される第2の線路L2に接続される。第2のキャパシタ1221の他端は接地される。第2のキャパシタ1221には、第1のキャパシタ1211に設定される第1の電気容量と異なる、第2の電気容量が設定される。具体的に、第2の電気容量は、第1の電気容量に対する第2の電気容量の比が、入力される高周波パルス信号のPRIの最小時間に対する最大時間の比と同等となるように設定される。
例えば、PRIの最小時間を10ms、PRIの最大時間を100msとすると、PRIの最小時間に対する最大時間の比は10となる。これにより、第2のキャパシタ1221は、第1の電気容量より10倍大きい容量となるように、第2の電気容量が設定される。
検波ダイオ−ド11によりピーク値が検波された後、充電電流Iが第2のキャパシタ1221に流入する。この充電電流Iの流入により、第2のキャパシタ1221が充電される。第2のキャパシタ1221が充電されることにより、検波電圧は発生する。
第2のキャパシタ1221が充電された状態で、検波ダイオ−ド11に高周波パルス信号が入力されない場合、第2のキャパシタ1221は、蓄積する電荷を放出する。第2のキャパシタ1221から電荷を放出することにより、時間経過に伴い、検波電圧は降下する。第2のキャパシタ1221から放出される電荷の流れを示す放電電流Iは、第2の抵抗1222に流入する。
第2の抵抗1222の一端は、第1のSPDTスイッチ131と、第2のSPDTスイッチ132とが接続される第2の線路L2に接続される。第2の抵抗1222の他端は接地される。第2の抵抗1222は、第2のキャパシタ1221の一端の接続位置より第2のSPDTスイッチ132側に接続される。第2の抵抗1222の抵抗値は、第1の抵抗1212の抵抗値と同じ値にする。
第2のキャパシタ1221が充電された状態で、検波ダイオ−ド11から高周波パルス信号が入力されない場合、第2のキャパシタ1221から放出される電荷の流れを示す放電電流Iは、第2の抵抗1222に流入する。
積分器2は、オペアンプOP、抵抗R1、抵抗R2およびキャパシタC1を備える。オペアンプOPは、プラス端子が接地され、マイナス入力端子に抵抗R1が接続される。抵抗R2およびキャパシタC1は、オペアンプOPのマイナス入力端子と出力端子との間に並列接続される。
積分器2は、上記構成を利用し、検波電圧を直流電圧に変換し、当該直流電圧を出力する。
図3は、図1に示す制御器3の機能構成を示すブロック図である。
図3に示す制御器3は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、並びにROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等のCPUが処理を実行するためのプログラムやデータの格納領域等を含む。制御器3は、CPUにプログラムを実行させることで、情報取得部31および切替制御部32を実現する。
情報取得部31は、パルス検波器1に入力される高周波パルス信号のパルス繰り返し時間情報(以降、PRI情報と記載)を取得する。情報取得部31は、取得したPRI情報を切替制御部32へ出力する。ここで、上記PRI情報の取得先は、例えば、送信パルス信号を生成し、所定のPRIで送信パルス信号を空間へ放射する送信装置等である。すなわち、パルス検波器1に入力される高周波パルス信号のPRIは、既知である。
切替制御部32は、情報取得部31から出力されるPRI情報に基づいて、上記第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132の切り替えを制御する制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力する。すなわち、切替制御部32は、第1の条件を満たす場合、第1の充放電回路121(図2に示す実線のパス)へ信号経路を切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力する。第1の条件とは、上記送信装置から送信されるPRIの短い高周波パルス信号が入力されることである。また、切替制御部32は、第2の条件を満たす場合、第2の充放電回路122(図2に示す破線のパス)へ信号経路を切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力する。第2の条件とは、上記送信装置から送信されるPRIの長い高周波パルス信号が入力されることである。
ここで、第1の実施形態に係るピークホールド検波器の動作について、具体例を挙げて説明する。なお、具体例では、第2の電気容量が、第1の電気容量より10倍大きい容量となるように設定される。また、2種類の高周波パルス信号がピークホールド検波器に入力される。図4は、図1に示すピークホールド検波器に入力されるパルス幅およびPRIの短い高周波パルス信号と、第1のパルスが入力される場合の検波電圧および直流電圧とを示す波形図である。図5は、図1に示すピークホールド検波器に入力されるパルス幅およびPRIの長い高周波パルス信号と、第2のパルスが入力される場合の検波電圧および直流電圧とを示す波形図である。なお、入力されるパルス幅およびPRIの短い高周波パルス信号を、第1のパルスと記載する。また、パルス幅およびPRIの長い高周波パルス信号を、第2のパルスと記載する。
図4(a)に示す第1のパルスが入力される場合、情報取得部31は、送信装置からPRI情報を取得する。情報取得部31は、当該PRI情報を切替制御部32へ出力する。切替制御部32は、上記送信装置から送信されるPRIの短い高周波パルス信号が入力されるため、第1の充放電回路121へ信号経路を切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力する。第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132は、切替制御部32から出力される制御信号に応じて、第1の充放電回路121へ切り替える。
第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132を第1の充放電回路121へ切り替えた後、検波ダイオード11に、第1のパルスが入力される。検波ダイオード11は、入力した第1のパルスのピーク値を検波する。第1のパルスのピーク値が検波された後、充電電流Iが第1のキャパシタ1211に流入する。この充電電流Iの流入により、第1のキャパシタ1211が充電される。第1のキャパシタ1211が充電されることにより、検波電圧は、図4(b)の実線のように発生する。
第1のキャパシタ1211が充電された状態で、検波ダイオ−ド11に高周波パルス信号が入力されない場合、第1のキャパシタ1211は、蓄積する電荷を放出する。第1のキャパシタ1211から電荷が放出されることにより、時間経過に伴い、検波電圧は、図4(b)の実線のように降下する。
積分器2は、図4(b)の破線のように、図4(b)の実線で示す検波電圧を直流電圧に変換し、当該直流電圧を出力する。
図5(a)に示す第2のパルスが入力される場合、情報取得部31は、送信装置からPRI情報を取得する。情報取得部31は、当該PRI情報を切替制御部32へ出力する。切替制御部32は、上記送信装置から送信されるPRIの長い高周波パルス信号が入力されるため、第2の充放電回路122へ信号経路を切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力する。第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132は、切替制御部32から出力される制御信号に応じて、第2の充放電回路122へ切り替える。
第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132を第2の充放電回路122へ切り替えた後、検波ダイオード11に第2のパルスが入力される。検波ダイオード11は、入力した第2のパルスのピーク値を検波する。第2のパルスのピーク値が検波された後、充電電流Iが第2のキャパシタ1221に流入する。この充電電流Iの流入により、第2のキャパシタ1221が充電される。第2のキャパシタ1221が充電されることにより、検波電圧は、図5(b)の実線のように発生する。
第2のキャパシタ1221が充電された状態で、検波ダイオ−ド11に高周波パルス信号が入力されない場合、第2のキャパシタ1221は、蓄積する電荷を放出する。第2のキャパシタ1221から電荷が放出されることより、時間経過に伴い、検波電圧は、図5(b)の実線のように降下する。
積分器2は、図5(b)の破線のように、図5(b)の実線で示す検波電圧を直流電圧に変換し、当該直流電圧を出力する。
上記構成によれば、第1の実施形態に係るピークホールド検波器において、切替制御部32は、上記送信装置から送信されるPRIの短い高周波パルス信号が入力される場合、第1のキャパシタ1211を有する第1の充放電回路121へ信号経路を切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力する。第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132は、切替制御部32から出力される制御信号に応じて、第1の充放電回路121へ切り替えるようにしている。
また、切替制御部32は、上記送信装置から送信されるPRIの短い高周波パルス信号が入力される場合、第1のキャパシタ1211より容量の大きい第2のキャパシタ1221を有する第2の充放電回路122へ信号経路を切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力する。第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132は、切替制御部32から出力される制御信号に応じて、第2の充放電回路122へ切り替えるようにしている。
ここで、第1の実施形態に係るピークホールド検波器と、従来のピークホールド検波器とを比較する。
図6は、従来のピークホールド検波器の構成を示す回路図である。図7は、図6に示すピークホールド検波器に入力される第1のパルスと、第1のパルスが入力される場合の検波電圧および直流電圧とを示す波形図である。図8は、図6に示すピークホールド検波器に入力される第2のパルスと、第2のパルスが入力される場合の検波電圧および直流電圧とを示す波形図である。なお、図7(a)に示す第1のパルスのPRIは、図4(a)に示す第1のパルスのPRIと同じである。また、図8(a)に示す第2のパルスのPRIは、図5(a)に示す第2のパルスのPRIと同じである。
図7(b)と図8(b)とを比較すると、時間経過に伴い、図8(b)に示す検波電圧は、図7(b)に示す検波電圧より降下する。図8(b)に示す検波電圧より図7(b)に示す検波電圧が降下するのは、PRIを長く設定すると、電荷の放出時間が長くなるためである。これにより、図8(b)に示す直流電圧は、図7(b)に示す直流電圧より低下する。
一方、図5(b)と図6(b)とを比較すると、PRIの変化前後で、出力される直流電圧に差異が生じない。PRIの変化前後で、出力される直流電圧に差異が生じないのは、第2のパルスが入力される場合に、容量の大きいキャパシタを有する第2の充放電回路122へ切り替えるためである。すなわち、第2のパルスが入力される場合、容量の大きいキャパシタを有する第2の充放電回路122へ切り替えることにより、従来よりも検波電圧が緩やかに降下する。これにより、第1の実施形態に係るピークホールド検波器は、第2のパルスが入力される場合、従来のピークホールド検波器よりも、時間経過に伴う検波電圧の降下量を小さくすることが可能になる。
したがって、第1の実施形態に係るピークホールド検波器は、入力される高周波パルス信号のパルス幅およびパルス繰り返し時間の設定が変更されても、出力される直流電圧の低下を低減することができる。
なお、第1の実施形態では、制御器3は、上記PRI情報を、送信装置等から取得しているが、これに限らない。制御器3は、装置内のメモリ等に、上記PRI情報を予め記憶しておいてもよい。
また、上記切替制御部32は、初期設定として、上記第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132をいずれの充放電回路にも接続しておらず、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132を選択的に切り替える制御信号を出力しているが、これに限らない。
第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132は、初期設定として、第1の充放電回路121に接続されている。切替制御部32は、上記送信装置から送信されるPRIの長い高周波パルス信号が入力される場合、第1の充放電回路121から第2の充放電回路122へ切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力してもよい。
第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132は、初期設定として、第2の充放電回路122に接続されている。切替制御部32は、上記送信装置から送信されるPRIの短い高周波パルス信号が入力される場合、第2の充放電回路122から第1の充放電回路121へ切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力してもよい。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態に係るピークホールド検波器の構成を示すブロック図である。図9に示すピークホールド検波器は、パルス検波器1、積分器2および制御器4を具備する。
図10は、図9に示す制御器4の機能構成を示すブロック図である。
図10に示す制御器4は、例えば、CPU、並びにROMおよびRAM等のCPUが処理を実行するためのプログラムやデータの格納領域等を含む。制御器4は、CPUにプログラムを実行させることで判定部41および切替制御部42を実現する。
判定部41は、パルス検波器1に入力される高周波パルス信号を入力する。判定部41は、入力した高周波パルス信号のパルス繰り返し時間(以降、PRIと記載)を判定する。判定部41は、高周波パルス信号のPRI判定結果を切替制御部42へ出力する。ここで、パルス検波器1に入力される高周波パルス信号のPRIは、未知である。
切替制御部42は、判定部41から出力されるPRI判定結果に基づいて、上記第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132の切り替えを制御する制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力する。すなわち、切替制御部32は、第3の条件を満たす場合、第1の充放電回路121(図2に示す実線のパス)へ信号経路を切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力する。第3の条件とは、判定されるPRIが、想定されるPRIの最小時間に、想定されるPRIの最大時間および最小時間の差の半分を加えた時間以下となること、である。また、切替制御部42は、第4の条件を満たす場合、第2の充放電回路122(図2に示す破線のパス)へ信号経路を切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力する。第4の条件とは、判定されるPRIが、想定されるPRIの最小時間に、想定されるPRIの最大時間および最小時間の差の半分を加えた時間以上となること、である。
ここで、第2の実施形態に係るピークホールド検波器の動作について、具体例を挙げて説明する。なお、具体例では、第2の電気容量が、第1の電気容量より10倍大きい容量となるように設定される。また、2種類の高周波パルス信号がピークホールド検波器に入力される。図11は、図9に示すピークホールド検波器に入力されるパルス幅およびPRIの短い高周波パルス信号と、当該高周波パルス信号が入力される場合の、検波電圧および直流電圧とを示す波形図である。図12は、図6に示すピークホールド検波器に入力されるパルス幅およびPRIの長い高周波パルス信号と、当該高周波パルス信号が入力される場合の、検波電圧および直流電圧とを示す波形図である。
図11(a)に示す高周波パルス信号が入力される場合、判定部41は、当該高周波パルス信号を入力し、入力した高周波パルス信号のPRIを判定する。判定部41は、判定した高周波パルス信号のPRI判定結果を切替制御部42へ出力する。切替制御部42は、PRI判定結果が第3の条件を満たすため、第1の充放電回路121へ信号経路を切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力する。第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132は、切替制御部42から出力される制御信号に応じて、第1の充放電回路121へ切り替える。
第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132を第1の充放電回路121へ切り替えた後、検波ダイオード11に、図11(a)に示す高周波パルス信号が入力される。検波ダイオード11は、入力した高周波パルス信号のピーク値を検波する。高周波パルス信号のピーク値が検波された後、充電電流Iが第1のキャパシタ1211に流入する。この充電電流Iの流入により、第1のキャパシタ1211が充電される。第1のキャパシタ1211が充電されることにより、検波電圧は、図11(b)の実線のように発生する。
第1のキャパシタ1211が充電された状態で、検波ダイオ−ド11に高周波パルス信号が入力されない場合、第1のキャパシタ1211は、蓄積する電荷を放出する。第1のキャパシタ1211から電荷が放出されることにより、検波電圧は、図11(b)の実線のように降下する。
積分器2は、図11(b)の破線のように、図11(b)の実線で示す検波電圧を直流電圧に変換し、当該直流電圧を出力する。
図12(a)に示す高周波パルス信号が入力される場合、判定部41は、当該高周波パルス信号を入力し、入力した高周波パルス信号のPRIを判定する。判定部41は、判定した高周波パルス信号のPRI判定結果を切替制御部42へ出力する。切替制御部42は、PRI判定結果が第4の条件を満たすため、第2の充放電回路122へ信号経路を切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力する。第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132は、切替制御部32から出力される制御信号に応じて、第2の充放電回路122へ切り替える。
第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132を第2の充放電回路122へ切り替えた後、検波ダイオード11に、図12(a)に示す高周波パルス信号が入力される。検波ダイオード11は、入力した高周波パルス信号のピーク値を検波する。高周波パルス信号のピーク値が検波された後、充電電流Iが第2のキャパシタ1221に流入する。この充電電流Iの流入により、第2のキャパシタ1221が充電される。第2のキャパシタ1221が充電されることにより、検波電圧は、図12(b)の実線のように発生する。
第2のキャパシタ1221が充電された状態で、検波ダイオ−ド11に高周波パルス信号が入力されない場合、第2のキャパシタ1221は、蓄積する電荷を放出する。第2のキャパシタ1221から電荷が放出されることにより、検波電圧は、図12(b)の実線のように降下する。
積分器2は、図12(b)の破線のように、図12(b)の実線で示す検波電圧を直流電圧に変換し、当該直流電圧を出力する。
上記構成によれば、第2の実施形態に係るピークホールド検波器において、切替制御部42は、PRI判定結果が第3の条件を満たす場合、第1のキャパシタ1211を有する第1の充放電回路121へ信号経路を切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力する。第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132は、切替制御部32から出力される制御信号に応じて、第1の充放電回路121へ切り替えるようにしている。
また、切替制御部32は、PRI判定結果が第4の条件を満たす場合、第1のキャパシタ1211より容量の大きい第2のキャパシタ1221を有する第2の充放電回路122へ信号経路を切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力する。第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132は、切替制御部32から出力される制御信号に応じて、第2の充放電回路122へ切り替えるようにしている。
ここで、第2の実施形態に係るピークホールド検波器と、従来のピークホールド検波器とを比較する。なお、図7(a)に示す高周波パルス信号は、図11(a)に示す高周波パルス信号と同じである。また、図8(a)に示す高周波パルス信号は、図12(a)に示す高周波パルス信号と同じである。
図7(b)と図8(b)とを比較すると、時間経過に伴い、図8(b)に示す検波電圧は、図7(b)に示す検波電圧より降下する。図8(b)に示す検波電圧より図7(b)に示す検波電圧が降下するのは、PRIを長く設定すると、電荷の放出時間が長くなるためである。これにより、図8(b)に示す直流電圧は、図7(b)に示す直流電圧より低下する。
一方、図11(b)と図12(b)とを比較すると、PRIの変化前後で、出力される直流電圧に差異が生じない。PRIの変化前後で、出力される直流電圧に差異が生じないのは、PRI判定結果が第4の条件を満たす場合に、容量の大きいキャパシタを有する第2の充放電回路122へ切り替えるためである。すなわち、PRI判定結果が第4の条件を満たす場合、容量の大きいキャパシタを有する第2の充放電回路122へ切り替えることにより、従来よりも検波電圧が緩やかに降下する。これにより、第2の実施形態に係るピークホールド検波器は、PRI判定結果が第4の条件を満たす場合、従来のピークホールド検波器よりも、時間経過に伴う検波電圧の降下量を小さくすることが可能になる。
したがって、第2の実施形態に係るピークホールド検波器は、入力される高周波パルス信号のパルス幅およびパルス繰り返し時間の設定が変更されても、出力される直流電圧の低下を低減することができる。
また、ピークホールド検波器は、入力される高周波パルス信号のパルス幅およびパルス繰り返し時間が未知であっても、想定されるPRIの最大時間および最小時間の範囲内で、出力される直流電圧の低下を低減することができる。
なお、第1の実施形態では、上記切替制御部32は、初期設定として、上記第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132をいずれの充放電回路にも接続しておらず、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132を選択的に切り替える制御信号を出力しているが、これに限らない。
第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132は、初期設定として、第1の充放電回路121に接続されている。切替制御部32は、PRI判定結果が第4の条件を満たす場合、第1の充放電回路121から第2の充放電回路122へ切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力してもよい。
第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132は、初期設定として、第2の充放電回路122に接続されている。切替制御部32は、PRI判定結果が第3の条件を満たす場合、第2の充放電回路122から第1の充放電回路121へ切り替える制御信号を、第1のSPDTスイッチ131および第2のSPDTスイッチ132へ出力してもよい。
また、制御器4は、装置内のメモリ等に、上記想定されるPRIの最小時間および最大時間を予め記憶しておいてもよい。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載される発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…パルス検波器、11…検波ダイオ−ド、121…第1の充放電回路、1211…第1のキャパシタ、1212…第1の抵抗、122…第2の充放電回路、1221…第2のキャパシタ、1222…第2の抵抗、131…第1のSPDTスイッチ、132…第2のSPDTスイッチ、2…積分器、3,4…制御器、31…情報取得部、41…判定部、32,42…切替制御部。

Claims (15)

  1. 第1の電気容量が設定される第1のキャパシタと、
    前記第1の電気容量より大きい、第2の電気容量が設定される第2のキャパシタと、
    制御信号に応じて、パルス信号を入力させる前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとを切り替える切替器と、
    前記第1のキャパシタまたは前記第2のキャパシタに入力される前記パルス信号のパルス繰り返し時間情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部で取得されるパルス繰り返し時間情報から得られる所定のパルス繰り返し時間が、予め設定される条件を満たす場合、前記切替器による前記第1のキャパシタおよび前記第2のキャパシタの切り替えを制御する前記制御信号を、前記切替器へ出力する切替制御部と
    を具備するピークホールド検波器。
  2. 前記第2の電気容量は、前記第1の電気容量に対する前記第2の電気容量の比が、前記予め設定されるパルス繰り返し時間の最小時間に対する最大時間の比と同等となるように設定される請求項1記載のピークホールド検波器。
  3. 前記予め設定される条件とは、前記パルス繰り返し時間情報から得られる、パルス繰り返し時間の短いパルス信号が入力されることであり、
    前記切替制御部は、前記第1のキャパシタへ切り替える制御信号を、前記切替器へ出力する請求項1記載のピークホールド検波器。
  4. 前記予め設定される条件とは、前記パルス繰り返し時間情報から得られる、パルス繰り返し時間の長いパルス信号が入力されることであり、
    前記切替制御部は、前記第2のキャパシタへ切り替える制御信号を、前記切替器へ出力する請求項1記載のピークホールド検波器。
  5. 前記予め設定される条件とは、前記パルス繰り返し時間情報から得られる、パルス繰り返し時間の長いパルス信号が入力されることであり、
    前記切替器は、初期設定として前記第1のキャパシタに接続され、
    前記切替制御部は、前記第1のキャパシタから前記第2のキャパシタへ切り替える制御信号を、前記切替器へ出力する請求項1記載のピークホールド検波器。
  6. 前記予め設定される条件とは、前記パルス繰り返し時間情報から得られる、パルス繰り返し時間の短いパルス信号が入力されることであり、
    前記切替器は、初期設定として前記第2のキャパシタに接続され、
    前記切替制御部は、前記第2のキャパシタから前記第1のキャパシタへ切り替える制御信号を、前記切替器へ出力する請求項1記載のピークホールド検波器。
  7. 前記情報取得部は、前記パルス信号を生成し、前記生成したパルス信号を送信する送信装置から、前記パルス信号のパルス繰り返し時間情報を取得する請求項1記載のピークホールド検波器。
  8. 前記パルス信号のパルス繰り返し時間情報を記憶する記憶部をさらに具備し、
    前記情報取得部は、前記記憶部から前記パルス信号のパルス繰り返し時間情報を取得する請求項1記載のピークホールド検波器。
  9. 第1の電気容量が設定される第1のキャパシタと、
    前記第1の電気容量と異なる、第2の電気容量が設定される第2のキャパシタと、
    制御信号に応じて、パルス信号を入力させる前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとを切り替える切替器と、
    前記第1のキャパシタまたは前記第2のキャパシタに入力される、前記パルス信号のパルス繰り返し時間を判定する判定部と、
    前記判定されるパルス繰り返し時間が、予め設定される条件を満たす場合、前記切替器による前記第1のキャパシタおよび前記第2のキャパシタの切り替えを制御する制御信号を、前記切替器へ出力する切替制御部と
    を具備するピークホールド検波器。
  10. 前記第2の電気容量は、前記第1の電気容量に対する前記第2の電気容量の比が、想定されるパルス繰り返し時間の最小時間に対する最大時間の比と同等となるように設定される請求項9記載のピークホールド検波器。
  11. 前記予め設定される条件とは、前記判定されるパルス繰り返し時間が、想定されるパルス繰り返し時間の最小時間に、想定されるパルス繰り返し時間の最大時間および最小時間の差の半分を加えた時間以下となること、であり、
    前記切替制御部は、前記第1のキャパシタへ切り替える制御信号を、前記切替器へ出力する請求項9記載のピークホールド検波器。
  12. 前記予め設定される条件とは、前記判定されるパルス繰り返し時間が、想定されるパルス繰り返し時間の最小時間に、想定されるパルス繰り返し時間の最大時間および最小時間の差の半分を加えた時間以上となること、であり、
    前記切替制御部は、前記第2のキャパシタへ切り替える制御信号を、前記切替器へ出力する請求項9記載のピークホールド検波器。
  13. 前記予め設定される条件とは、前記判定されるパルス繰り返し時間が、想定されるパルス繰り返し時間の最小時間に、想定されるパルス繰り返し時間の最大時間および最小時間の差の半分を加えた時間以上となること、であり、
    前記切替器は、初期設定として前記第1のキャパシタに接続され、
    前記切替制御部は、前記第1のキャパシタから前記第2のキャパシタへ切り替える制御信号を、前記切替器へ出力する請求項9記載のピークホールド検波器。
  14. 前記予め設定される条件とは、前記判定されるパルス繰り返し時間が、想定されるパルス繰り返し時間の最小時間に、想定されるパルス繰り返し時間の最大時間および最小時間の差の半分を加えた時間以下となること、であり、
    前記切替器は、初期設定として前記第2のキャパシタに接続され、
    前記切替制御部は、前記第2のキャパシタから前記第1のキャパシタへ切り替える制御信号を、前記切替器へ出力する請求項9記載のピークホールド検波器。
  15. 想定されるパルス繰り返し時間の最大時間および最小時間を記憶する記憶部をさらに具備する請求項9記載のピークホールド検波器。
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