JP2015185144A5 - - Google Patents

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入力制御装置、入力制御方法、およびプログラム
本発明は、文字入力中における、タッチパネルを介した入力操作を制御する入力制御装置、入力制御方法、およびプログラムに関する。
iPhone(商標)やAndroid(商標)等のスマートデバイスでは、文字入力ソフトウェア(IME)により、タッチ操作や、フリック操作と呼ばれるタッチを文字パネルにした後、指を一定距離・方向に動かし離すことで文字入力が可能となっている(例えば、特許文献1、非特許文献1,2参照)。
この文字入力において、文章中に文字の挿入操作を行うためには、文字入力されている入力フォームに、挿入操作の開始位置をタッチすることにより文字入力カーソルが移動させる必要がある。
また、文字コピー等のための文章範囲指定操作は、範囲の開始位置や取得単語が記述されている位置を長押し等の範囲指定操作に移行する操作を行うことにより、範囲指定が可能となっている。また、範囲指定操作においては、範囲開始位置・終了位置を示すシンボルをタッチし、左右に動かすことで範囲を拡大縮小可能となっている。
また、IMEにおいて、左右のカーソルキーを有する文字入力画面や、入力をカーソル表示に切り替えることで文字入力カーソルの移動や範囲指定を可能とするものも存在する(例えば、特許文献2参照)。更には、端末によってはハードウェアキーによって、文字入力カーソルの移動や範囲指定の操作が可能なものも存在する。
特表2010−503127号公報 特開2012−168939号公報
http://support.apple.com/kb/PH3510 http://andronavi.com/2011/07/104892
しかしながら、入力フォームにおける、文字入力カーソルの操作や範囲指定操作は、文字入力操作に比べて一般的に小さな文字間を正しく入力する必要があり、操作に慣れが必要であった。また、左右カーソルキーを有する文字入力画面であっても、文字キーと左右カーソルキーが同一画面に配置されており、誤入力しやすいという課題があった。更には、文字入力ソフトウェアのカーソル表示切り替えにおいては、切り替え操作が必要なために煩雑となり、使いにくさが残り、ハードウェアキーでは端末制約が大きかった。このように、タッチパネルにおける、文字入力カーソルの操作や範囲指定操作は、操作しにくくユーザフレンドリーとは言えないという問題点があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑み、文字入力中におけるタッチパネルを介した入力操作のユーザフレンドリー性を向上させることができる、タッチパネルを介した入力操作を制御する入力制御装置、入力制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の事項を提案している。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
(1) 本発明は、文章および、当該文章中に操作可能な位置を示す指示位置を少なくとも表示する文章表示領域と、当該文章表示領域への操作を受け付ける入力受付領域と、を少なくとも表示する表示手段(例えば、図1の表示部110)と、前記表示手段の表示面上に配置され、当該表示面へのタッチ入力操作を検出するタッチパネル(例えば、図1のタッチパネル130)と、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作が複数である場合に前記指示位置に対する指示位置変更操作と判定する入力操作判定手段(例えば、図1の入力操作判定部140)と前記入力操作判定手段で前記指示位置変更操作と判定された場合に、検出された複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出されたタッチ操作に応じて、前記指示位置を移動する指示位置移動手段(例えば、図1の指示位置移動部180)と、を備えることを特徴とする入力制御装置を提案している。
この発明によれば、タッチパネルにおける文字入力時にマルチタッチにて指示位置の操作を行うことができる。したがって、入力モードを切り替えず同一画面または同一領域上指示位置の移動を行うことができ、文字入力中におけるタッチパネルを介した入力操作のユーザフレンドリー性を向上させることができる。
(2) 本発明は、文章および、当該文章中に操作可能な位置を示す指示位置を少なくとも表示する文章表示領域と、当該文章表示領域への操作を受け付ける入力受付領域と、を少なくとも表示する表示手段(例えば、図1の表示部110)と、前記表示手段の表示面上に配置され、当該表示面へのタッチ入力操作を検出するタッチパネル(例えば、図1のタッチパネル130)と、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作が複数である場合に前記指示位置に対する選択範囲変更操作と判定する入力操作判定手段(例えば、図1の入力操作判定部140)と前記入力操作判定手段で前記選択範囲変更操作と判定された場合に、複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作の変化量と前記指示位置とに応じて、前記文章の選択範囲を設定する範囲設定手段(例えば、図1の範囲設定部190)と、を備えることを特徴とする入力制御装置を提案している。
この発明によれば、タッチパネルにおける文字入力時にマルチタッチにて文章の範囲指定操作も行うことができる。したがって、入力モードを切り替えず同一画面または同一領域上範囲指定操作を行うことができ、文字入力中におけるタッチパネルを介した入力操作のユーザフレンドリー性を向上させることができる。
(3) 本発明は、文章および、当該文章中に操作可能な位置を示す指示位置を少なくとも表示する文章表示領域と、当該文章表示領域への操作を受け付ける入力受付領域と、を少なくとも表示する表示手段(例えば、図1の表示部110)と、前記表示手段の表示面上に配置され、当該表示面へのタッチ入力操作を検出するタッチパネル(例えば、図1のタッチパネル130)と、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作が複数である場合に前記指示位置に対する指示位置操作と判定する入力操作判定手段(例えば、図1の入力操作判定部140)と前記入力操作判定手段で前記指示位置操作と判定された場合に、複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出された全てのタッチ入力操作の変化量が所定のしきい値未満である場合に指示位置変更操作と判定し、一方、少なくとも1つの前記変化量が前記しきい値以上である場合に選択範囲変更操作と判定する指示位置操作判定手段(例えば、図1の指示位置操作判定部170)と、前記指示位置操作判定手段で前記指示位置変更操作と判定された場合に、前記複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作に応じて、前記指示位置を移動する指示位置移動手段(例えば、図1の指示位置移動部180)と、前記指示位置操作判定手段で前記選択範囲変更操作と判定された場合に、前記変化量と前記指示位置とに応じて、前記文章の選択範囲を設定する範囲設定手段(例えば、図1の範囲設定部190)と、を備えることを特徴とする入力制御装置を提案している。
この発明によれば、タッチパネルにおける文字入力時にマルチタッチにて指示位置の操作や文章の範囲指定操作を行うことができる。したがって、入力モードを切り替えず同一画面または同一領域上指示位置の操作、および文章の範囲指定操作を行うことができ、文字入力中におけるタッチパネルを介した入力操作のユーザフレンドリー性を向上させることができる。
(4) 本発明は、(3)の入力制御装置について、前記指示位置移動手段が、前記指示位置変更操作は、前記複数のタッチ入力操作のうち、少なくとも1つ以上のタッチ入力操作を一の入力としたとき、他のタッチ入力操作が前記一の入力から見た相対的な位置関係に対応する方向に前記指示位置を移動することを特徴とする入力制御装置を提案している。
この発明によれば、一の入力に対する他のタッチ入力操作の位置と指示位置の移動方向とを対応させることにより、指示位置の移動方向を直感的にわかりやすくすることができる。
(5) 本発明は、(3)または(4)の入力制御装置について、前記タッチ入力操作がタップ入力操作である場合に、前記指示位置移動手段が、前記タップ入力操作が発生する毎に、タップ入力操作1回あたりの単位文字数、前記指示位置を移動することを特徴とする入力制御装置を提案している。
この発明によれば、タップ入力操作1回につき、予め設定された単位文字数分指示位置を移動させることができ、1文字だけの移動等の細かい操作も可能となる。
(6) 本発明は、(3)から(5)の入力制御装置について、前記タッチ入力操作がロングタップ入力操作である場合に、前記指示位置移動手段が、前記ロングタップ入力操作が開始されてから一定時間経過した場合には、所定時間毎にタップ入力操作が検出されていると判定し、判定する毎にタップ入力操作1回あたりの単位文字数、前記指示位置を移動することを特徴とする入力制御装置を提案している。
この発明によれば、指示位置を、現在の位置から離れた位置に移動させたい場合に、タップ入力操作を何回も繰り返すことなく、ロングタップ操作1回で移動させることが可能となり、多くの文字数分移動させたい場合にも容易に対応できる。
(7) 本発明は、(3)から(6)の入力制御装置について、前記範囲設定手段が、前記複数のタッチ入力操作のうち、前記タッチパネル上のタッチ位置が移動しているスライドのタッチ入力操作における、当該タッチ入力操作が開始されたタッチ位置から現位置までの移動距離と、前記指示位置とに応じて、前記選択範囲を設定することを特徴とする入力制御装置を提案している。
この発明によれば、スライド入力操作によって、容易に選択範囲を設定することができ、スライド入力操作の移動量によって範囲の広さを決定することができる。
(8) 本発明は、(7)の入力制御装置について、前記範囲設定手段が、前記複数のタッチ入力操作のうち前記スライドのタッチ入力操作を除いた他のタッチ操作に対する、当該スライドのタッチ入力操作の相対的な位置関係に応じて、前記選択範囲の開始範囲または終了範囲のいずれか変更するかを決定することを特徴とする入力制御装置を提案している。
この発明によれば、複数のタッチ入力操作のうちスライド入力操作を除いたタッチ入力操作に対する、スライド入力操作の位置に対応する開始範囲または終了範囲を変更することにより、範囲の拡大・縮小方向を直感的にわかりやすくすることができる。
(9) 本発明は、(3)から()の入力制御装置について、前記指示位置移動手段で移動した指示位置の位置、または、前記範囲設定手段で設定した選択範囲を記憶する位置範囲記憶手段(例えば、図1の位置範囲記憶部200)と、前記位置範囲記憶手段に指示位置の位置または選択範囲が記憶されている場合に、記憶されている指示位置の位置または選択範囲を文章表示領域に表示する位置範囲設定手段(例えば、図1の位置範囲設定部210)と、を備えることを特徴とする入力制御装置を提案している。
この発明によれば、移動後の指示位置や、設定された範囲を記憶しておくことで、タッチ入力操作を一度終了しても、終了前の指示位置や範囲に継続して変更を行うことができる。
(10) 本発明は、(1)から(9)の入力制御装置について、前記入力操作判定手段が、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作が単数である場合に、前記入力受付領域からの前記文章に対する文章編集操作と判定し、前記入力操作判定手段で前記文章編集操作と判定された場合に、検出されたタッチ入力操作に応じて、前記指示位置を基点に、前記文章を編集する編集手段(例えば、図1の編集部160)を備えることを特徴とする入力制御装置を提案している。
この発明によれば、タッチパネルにおける文字入力時に、シングルタッチによる各種操作によって文章編集操作を行うことができる。したがって、入力モードを切り替えず同一画面または同一領域上で、指示位置の操作および/または文章の範囲指定操作とともに、文章編集を行うことができ、文字入力中におけるタッチパネルを介した入力操作のユーザフレンドリー性を向上させることができる。
(11) 本発明は、入力制御装置における入力制御方法であって、前記入力制御装置が、文章および、当該文章中に操作可能な位置を示す指示位置を少なくとも表示する文章表示領域と、当該文章表示領域への操作を受け付ける入力受付領域と、を少なくとも表示する表示手段と、前記表示手段の表示面上に配置され、当該表示面へのタッチ入力操作を検出するタッチパネルと、入力操作判定手段と指示位置操作判定手段と、指示位置移動手段と、範囲設定手段とを備え、前記入力操作判定手段が、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作が複数である場合に前記指示位置に対する指示位置操作と判定する第1のステップ(例えば、図6のステップS301〜S30)と前記指示位置操作判定手段が、前記第1のステップで前記指示位置操作と判定された場合に、複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出された全てのタッチ入力操作の変化量が所定のしきい値未満である場合に指示位置変更操作と判定し、一方、少なくとも1つの前記変化量が前記しきい値以上である場合に選択範囲変更操作と判定する第のステップ(例えば、図6のステップS305〜S307、S309)と、前記指示位置移動手段が、前記第のステップで前記指示位置変更操作と判定された場合に、前記複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作に応じて、前記指示位置を移動する第のステップ(例えば、図6のステップS310)と、前記範囲設定手段が、前記第のステップで前記選択範囲変更操作と判定された場合に、前記変化量と前記指示位置とに応じて、前記文章の選択範囲を設定する第のステップ(例えば、図6のステップS308)と、を有することを特徴とする入力制御方法を提案している。前記入力制御装置が編集手段を備え、前記入力制御方法が、前記入力操作判定手段が、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作が単数である場合に、前記入力受付領域からの前記文章に対する文章編集操作と判定するステップ(例えば、図6のステップS312)と、前記編集手段が、文章編集操作と判定するステップで前記文章編集操作と判定された場合に、検出されたタッチ入力操作に応じて、前記指示位置を基点に、前記文章を編集するステップ(例えば、図6のステップS313)と、を有してもよい。
この発明によれば、タッチパネルにおける文字入力時にマルチタッチにて指示位置の操作や文章の範囲指定操作を行うことができる。したがって、入力モードを切り替えず同一画面または同一領域上指示位置の操作、および文章の範囲指定操作を行うことができ、文字入力中におけるタッチパネルを介した入力操作のユーザフレンドリー性を向上させることができる。更には、入力モードを切り替えず同一画面または同一領域上で文章編集も行うことができる。
(12) 本発明は、入力制御装置における入力制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記入力制御装置が、文章および、当該文章中に操作可能な位置を示す指示位置を少なくとも表示する文章表示領域と、当該文章表示領域への操作を受け付ける入力受付領域と、を少なくとも表示する表示手段と、前記表示手段の表示面上に配置され、当該表示面へのタッチ入力操作を検出するタッチパネルと、入力操作判定手段と指示位置操作判定手段と、指示位置移動手段と、範囲設定手段とを備え、前記入力操作判定手段が、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作が複数である場合に前記指示位置に対する指示位置操作と判定する第1のステップ(例えば、図6のステップS301〜S30)と前記指示位置操作判定手段が、前記第1のステップで前記指示位置操作と判定された場合に、複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出された全てのタッチ入力操作の変化量が所定のしきい値未満である場合に指示位置変更操作と判定し、一方、少なくとも1つの前記変化量が前記しきい値以上である場合に選択範囲変更操作と判定する第のステップ(例えば、図6のステップS305〜S307、S309)と、前記指示位置移動手段が、前記第のステップで前記指示位置変更操作と判定された場合に、前記複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作に応じて、前記指示位置を移動する第のステップ(例えば、図6のステップS310)と、前記範囲設定手段が、前記第のステップで前記選択範囲変更操作と判定された場合に、前記変化量と前記指示位置とに応じて、前記文章の選択範囲を設定する第のステップ(例えば、図6のステップS308)と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。前記入力制御装置が編集手段を備え、前記入力制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが、前記入力操作判定手段が、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作が単数である場合に、前記入力受付領域からの前記文章に対する文章編集操作と判定するステップ(例えば、図6のステップS312)と、前記編集手段が、文章編集操作と判定するステップで前記文章編集操作と判定された場合に、検出されたタッチ入力操作に応じて、前記指示位置を基点に、前記文章を編集するステップ(例えば、図6のステップS313)と、を有してもよい。
この発明によれば、タッチパネルにおける文字入力時にマルチタッチにて指示位置の操作や文章の範囲指定操作を行うことができる。したがって、入力モードを切り替えず同一画面または同一領域上指示位置の操作、および文章の範囲指定操作を行うことができ、文字入力中におけるタッチパネルを介した入力操作のユーザフレンドリー性を向上させることができる。更には、入力モードを切り替えず同一画面または同一領域上で文章編集も行うことができる。
本発明によれば、文字入力中におけるタッチパネルを介した入力操作のユーザフレンドリー性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る入力制御装置の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る入力制御装置における指示位置変更処理のフローを示す図である。 本発明の実施形態に係る入力制御装置における選択範囲変更処理の処理フローを示す図である。 本発明の実施形態に係る入力制御装置における指示位置変更操作の説明図である。 本発明の実施形態に係る入力制御装置における範囲変更操作の説明図である。 本発明の実施形態に係る入力制御装置のおける入力制御処理フローを示す図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組み合わせを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<入力制御装置の機能構成>
図1は、本発明の実施形態に係る入力制御装置100の機能構成を示す図である。図1に示すように、入力制御装置100は、表示部110、表示制御部120、タッチパネル130、入力操作判定部140、タッチ位置記憶部150、編集部160、指示位置操作判定部170、指示位置移動部180、範囲設定部190、位置範囲記憶部200、および位置範囲設定部210を備える。入力制御装置100は、具体的には、スマートフォンやタブレット型端末等である。
表示部110は、例えば、液晶ディスプレイ等であって、表示制御部120からの指示に応じて、画面を表示する。
表示制御部120は、文章および、操作可能な位置を示す指示位置を少なくとも表示するための文章表示領域と、文章表示領域への入力操作を受け付ける入力受付領域と、を少なくとも表示する画面を表示部110に表示させる。ここで、指示位置は、文字の挿入や削除といった編集を行う位置や、文章の選択範囲の開始位置や終了位置をユーザに示すものである。
文章表示領域とは、文章作成アプリケーション(テキストエディタ、ドキュメント作成ソフトウェア)の画面表示や、Webページ表示アプリケーション(ウェブブラウザ)における文字入力欄を有するWebページ表示において、入力された文章を表示する領域である。入力受付領域とは、文章表示領域に入力する文字や記号の入力をユーザから受け付ける領域であって、例えば、記号や文字等のキーが配列された仮想キーボードが表示される。
また、表示制御部120は、編集部160、指示位置移動部180、範囲設定部190、および位置範囲設定部210の結果を、表示部110に表示されている画面の文章表示領域に表示させる。
タッチパネル130は、表示部110の表示面上に配置され、ユーザの手や指といった人体の一部やタッチペン等によるタッチ入力操作を検出する。本実施形態では、タッチパネル130は、複数のタッチ入力操作を同時に検知することができるマルチタッチセンサであって、検出方式には、マトリクススイッチ方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式等のいずれが用いられてもよい。
タッチパネル130は、所定時間毎にタッチ入力操作を検出して、タッチ位置を取得する。ここで、タッチ入力操作のタッチ位置は、例えば、スクリーン座標系の座標値として表される。
入力操作判定部140は、タッチパネル130がタッチ入力操作を検出していない状態(以下、無タッチ状態という)から、1つのタッチ入力操作(以下、第1タッチ操作という)を検出したことに応じて、検出した第1タッチ入力操作のタッチ位置(以下、第1タッチ位置という)をタッチ位置記憶部150に記憶する。
入力操作判定部140は、第1タッチ入力操作の検出後、タッチパネル130から受信したタッチ位置の数に基づいて、タッチパネル130により同時に検出されたタッチ入力操作が単数であるか複数であるかを判定する。すなわち、第1タッチ入力操作のみが検出されているか、第1タッチ入力操作とともに他のタッチ入力操作が検出されているかを判定する。
検出されたタッチ位置の数が単数、すなわち、第1タッチ入力操作検出後に他のタッチ入力操作が無いまま第1タッチ入力操作が解除された場合には、入力操作判定部140は、文章表示領域への文章編集操作と判定する。一方、検出されたタッチ位置の数が複数、すなわち第1タッチ入力操作とともに他のタッチ入力操作が検出された場合には、入力操作判定部140は、文章表示領域に表示されている指示位置に対する指示位置操作と判定する。
編集部160は、入力操作判定部140で文章編集操作と判定されたことに応じて、タッチパネル130が取得したタッチ位置およびタッチ入力の開始位置からの移動距離および方向に基づいて入力内容を特定し、指示位置を基点に、文章を編集する。
具体的には、編集部160は、まず、操作情報に含まれるタッチ操作の位置に対応して予め設定された文字や処理を特定する。そして、予め設定された文字が特定された場合には、文字表示領域に表示されている指示位置に特定された文字を挿入する。また、予め設定された処理、例えば、削除処理が特定された場合には、文字表示領域に表示されている指示位置の前の一文字を削除する。
指示位置操作判定部170は、入力操作判定部140で指示位置操作と判定されると、第1タッチ入力操作を除く、タッチパネル130で検出された複数のタッチ入力操作のタッチ位置を第2タッチ位置、第3タッチ位置等として、それぞれタッチ位置記憶部150に記憶する。次に、指示位置操作判定部170は、タッチパネル130で検出された複数のタッチ入力操作が、指示位置変更操作であるか選択範囲変更操作であるかを判定する。
指示位置操作判定部170が選択範囲変更操作と判定するのは、複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、タッチパネル130により検出された少なくとも1つのタッチ入力操作の変化量が所定のしきい値以上の場合である。
ここで、タッチ入力操作の変化量は、例えば、タッチ位置の移動距離であって、しきい値は、タッチ入力操作がタップ操作かスライド操作かを分ける移動距離である。なお、しきい値は0ではなく、0より少し大きい値に設定しておく。ユーザがタッチ入力操作としてタップ操作を行ったにもかかわらず、手の震えや手が汗等で滑ったために、タッチ位置が移動してしまった場合でもタップ入力操作と判定でき、誤判定を減らすためである。
よって、指示位置操作判定部170は、複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、タッチパネル130により検出された少なくとも1つのタッチ入力操作がスライド操作である場合に、選択範囲変更操作と判定する。
例えば、タッチパネル130が2つのタッチ入力操作を検出し、一のタッチ入力操作が同じ位置で継続され、他のタッチ入力操作がしきい値以上の距離を移動したスライド操作である場合には、指示位置操作判定部170は、選択範囲変更操作と判定する。他のタッチ入力操作とともに、一のタッチ入力操作もしきい値以上の距離を移動したスライド操作である場合にも、指示位置操作判定部170は、選択範囲変更操作と判定する。
指示位置操作判定部170が指示位置変更操作と判定するのは、複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、タッチパネル130により検出された全てのタッチ入力操作の変化量が所定のしきい値未満の場合である。
例えば、タッチパネル130が2つのタッチ入力操作を検出し、一のタッチ入力操作が同じ位置で継続され、他のタッチ入力操作がタップ入力操作である場合には、2つのタッチ入力操作いずれも変化量はしきい値未満であるので、指示位置操作判定部170は、指示位置変更操作と判定する。また、タッチパネル130が3つのタッチ入力操作を検出し、一のタッチ入力操作が同じ位置で継続され、他の2つのタッチ入力操作がタップ入力操作である場合や、二つのタッチ入力操作が同じ位置で継続され、残りの一のタッチ入力操作がタップ入力操作である場合にも、同様にして、指示位置操作判定部170は、指示位置変更操作と判定する。
なお、指示位置操作は、指示位置変更操作または選択範囲変更操作のいずれか一方のみであってもよい。この場合、指示位置変更操作または選択範囲変更操作かを判定する指示位置操作判定部170は、不要であって、入力操作判定部140が、文章編集操作か指示位置変更操作か、または、文章編集操作か選択範囲変更操作かを判定する。
指示位置移動部180は、指示位置操作判定部170で指示位置変更操作と判定された場合に、複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、タッチパネル130により検出されたタップ入力操作に応じて、指示位置を移動する。
具体的な指示位置変更処理について、タッチパネル130が検出したタッチ入力操作が2つである場合を例に、図2を用いて説明する。なお、2つのタッチ入力操作には、第1タッチ入力操作と、第1タッチ入力操作後に行われた第2タッチ入力操作とが含まれ、同一内容であれば第2タッチ入力操作は複数であってもよい。また、横書きの文章に対する指示位置変更処理とする。
まず、ステップS101において、指示位置移動部180は、2つのタッチ入力操作のうち1つが解除されたか否かを判定する。1つが解除されたと判定した場合(YES)には、ステップS102に処理を進め、一方、2つとも解除されたと判定した場合(NO)には、処理を終了する。2つのタッチ入力操作の両方が解除されない、第2タッチ入力操作がロングタップ操作の場合については、後述する。
次に、ステップS102において、指示位置移動部180は、解除されたのが、第2タッチ入力操作か否かを判定する。解除されたのが第2タッチ入力操作である場合には、ステップS103の処理を進め、一方、解除されたのが第2タッチ入力操作でなく第1タッチ入力操作場合には、ステップS107に処理を進める。
次に、ステップS103において、指示位置移動部180は、タッチ位置記憶部150を参照して、第1タッチ位置のx座標と第2タッチ位置のx座標との大小関係を比較する。第1タッチ位置のx座標が第2タッチ位置のx座標よりも小さい場合には、ステップS104に処理を進め、一方、第1タッチ位置のx座標が第2タッチ位置のx座標以上の場合には、ステップS105に処理を進める。なお、縦書きの場合には、y座標を比較する。
次に、ステップS104において、指示位置移動部180は、第2タッチ位置が第1タッチ位置の右に位置することから、指示位置の移動方向を右に決定する。なお、縦書きの場合には、第2タッチ位置が第1タッチ位置の上に位置することから、指示位置の移動方向を上に決定する。
次に、ステップS105において、指示位置移動部180は、第2タッチ位置が第1タッチ位置の左に位置することから、指示位置の移動方向を左に決定する。なお、縦書きの場合には、第2タッチ位置が第1タッチ位置の下に位置することから、指示位置の移動方向を下に決定する。
次に、ステップS106において、指示位置移動部180は、ステップS104またはS105で決定された移動方向に、予め設定されているタップ入力操作1回あたりの単位文字数分、指示位置を移動する。例えば、単位文字数が1文字である場合には、1文字分指示位置は移動する。なお、第2タッチ入力操作が複数の場合、例えば、3つである場合には、指示位置移動部180は、タップ入力操作3回と判断して単位文字数×3分、指示位置を移動する。
次に、ステップS107において、指示位置移動部180は、第1タッチ操作が解除されたことに応じて、第2タッチ操作を第1タッチ操作とし、新たな第1タッチ操作のタッチ位置で、タッチ位置記憶部150の第1タッチ位置を更新する。この更新により、移動操作を過剰に行った場合でも、逆側に戻す操作が自然なかたちで可能となる。
第2タッチ入力操作がロングタップ入力操作である場合には、指示位置移動部180は、ロングタップ入力操作が開始されてから一定時間経過すると、所定時間毎にタップ入力操作が検出されていると判定し、判定する毎にタップ入力操作1回あたりの単位文字数、指示位置を移動する。例えば、指示位置移動部180には、タッチ時間が6秒以上となった場合に2秒おきにタップ入力操作を検出すると設定されている場合に、指示位置移動部180は、第2タッチ入力操作のタッチが開始されてから6秒経過後のタップ操作が1回されたと判定し、その後タッチが終了するまで、2秒おきにタップ入力操作が1回されたと判定する。
範囲設定部190は、指示位置操作判定部170で選択範囲変更操作と判定された場合に、複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、タッチパネル130により検出されたスライド操作に応じて、文章の選択範囲を設定する。
具体的な選択範囲変更処理について、タッチパネル130が検出したタッチ入力操作が2つである場合を例に、図3を用いて説明する。なお、2つのタッチ入力操作には、第1タッチ入力操作と、第1タッチ入力操作後に行われた第2タッチ入力操作とが含まれ、同一内容であれば第2タッチ入力操作は複数であってもよい。また、横書きの文章に対する選択範囲変更処理とする。
まず、ステップS201において、範囲設定部190は、2つのタッチ入力操作に、単位移動距離以上移動したタッチ入力操作があるか否か判定する。単位移動距離以上移動したタッチ入力操作があると判定した場合には、ステップS202に処理を進め、一方、単位移動距離以上移動したタッチ入力操作がないと判定した場合には、ステップS210に処理を進める。ここで、単位移動距離とは、選択範囲の開始範囲または終了範囲を1文字分変更するのに必要となる、タッチ入力操作のタッチ位置の移動距離であって、範囲設定部190に設定されている。
次に、ステップS202において、範囲設定部190は、単位移動距離以上移動したタッチ入力操作を特定する。本例において、2つのタッチ入力操作のうち、単位移動距離以上の移動を伴うタッチを、以下、移動入力操作とし、もう一方のタッチ入力操作を、以下、固定入力操作とし、以下に記述する本処理を行う。なお、固定入力操作としたタッチ入力操作においても単位移動距離以上の移動を伴った場合、すなわち、両タッチ入力操作において単位移動距離以上の移動を伴った場合には、同タッチを移動入力操作とし、他方、すなわち、前記移動入力操作としたタッチ入力操作を固定入力操作として、同様に以下に記述する本処理を行う。
次に、ステップS203において、範囲設定部190は、ステップS202で特定したタッチ入力操作から1つを選択する。
次に、ステップS204において、範囲設定部190は、タッチ位置記憶部150を参照して、固定入力操作のx座標と移動入力操作のx座標との大小関係を比較する。固定入力操作のx座標が移動入力操作のx座標よりも小さい場合には、ステップS205に処理を進め、一方、固定入力操作のx座標が移動入力操作のx座標以上の場合には、ステップS206に処理を進める。なお、縦書きの場合には、y座標を比較する。
次に、ステップS205において、範囲設定部190は、移動入力操作が固定入力操作の右に位置することから、変更対象を選択範囲の終了範囲と決定する。なお、縦書きの場合には、移動入力操作が固定入力操作の上に位置することから、変更対象を選択範囲の開始範囲と決定する。
次に、ステップS206において、範囲設定部190は、移動入力操作が固定入力操作の左に位置することから、変更対象を選択範囲の開始範囲と決定する。なお、縦書きの場合には、移動入力操作が固定入力操作のに位置することから、変更対象を選択範囲の終了範囲と決定する。
次に、ステップS207において、範囲設定部190は、移動入力操作の現在位置からタッチ位置記憶部150に記憶されている移動入力操作の初期位置を引いて算出した移動距離と、単位移動距離と、から開始範囲または終了範囲の移動範囲として移動文字数を決定する。このとき、範囲設定部190は、タッチ位置記憶部150に記憶されている移動入力操作の初期位置を移動入力操作の現在位置で更新する。
次に、ステップS208において、範囲設定部190は、ステップS205で変更対象を選択範囲の終了範囲と決定した場合には、指示位置を開始範囲および終了範囲として、終了範囲をステップS207で決定した移動範囲分移動させて、開始範囲および終了範囲で囲まれた範囲を設定する。移動距離がプラス値の場合には終了範囲は右方向へ拡大し、マイナス値の場合には終了範囲は左方向へ縮小する。
また、範囲設定部190は、ステップS206で変更対象を選択範囲の開始範囲と決定した場合には、指示位置を開始範囲および終了範囲として、開始範囲をステップS207で決定した移動範囲分移動させて、開始範囲および終了範囲で囲まれた範囲を設定する。移動距離がプラス値の場合には開始範囲は左方向へ拡大し、マイナス値の場合には開始範囲は右方向へ縮小する。
次に、ステップS209において、範囲設定部190は、ステップS202で特定したタッチ入力操作全てを処理したか否か判定する。ステップS202で特定したタッチ入力操作全てを処理した場合には、ステップS210に処理を進め、一方、ステップS202で特定したタッチ入力操作全てを処理していない場合には、ステップS203に処理を戻す。
次に、ステップS210において、範囲設定部190は、2つのタッチ入力操作の1つが解除されたか否か判定する。1つが解除された場合には、処理を終了し、一方、2つのタッチ操作のいずれもが解除されていない場合には、選択範囲変更操作が継続中であると判定して、ステップ201に処理を戻す。
位置範囲記憶部200は、指示位置移動部180が指示位置を移動させたことに応じて、指示位置の位置を記憶する。指示位置が移動される毎に、位置範囲記憶部200に記憶されている指示位置の位置は、更新される。また、位置範囲記憶部200は、範囲設定部190で範囲が設定されたことに応じて、範囲の開始位置および終了位置を記憶する。範囲が設定される毎に、位置範囲記憶部200に記憶されている範囲の開始位置および終了位置は更新される。位置範囲記憶部200は、入力操作判定部140が文章表示領域への文章編集操作と判定したことに応じて、指示位置への文字挿入、指示位置前または指示位置後の文字削除や、選択範囲の文字の上書き、切り取り、コピー等の文章編集処理を実施後、記憶している指示位置の位置や範囲の開始位置および終了位置を削除する。
位置範囲設定部210は、位置範囲記憶部200に、指示位置の位置または選択範囲が記憶されている場合に、記憶されている指示位置の位置または選択範囲を表示制御部120に設定し、表示部110内の文章表示領域に表示する。それにより、一度、指示位置操作を終了しても、継続して指示位置を変更したり選択範囲の変更を行ったりすることができる。
<指示位置変更操作>
図4を用いて、本発明の実施形態に係る入力制御装置100における、具体的な指示位置変更操作について説明する。図4では、入力制御装置100のタッチパネル130面を示し、タッチパネル130は、文章表示領域10および仮想キーボードや変換候補を表示する入力受付領域20を有する。
ユーザが、「今日は歯医者に」と入力した後、「今日は、歯医者に」と修正する場合を例に説明する。従来では、文章表示領域10の「は」と「歯」の間を指41でタッチして指示位置を移動させ、「、」を入力して修正を行っていた。
本実施形態に係る入力制御装置100の場合には、まず、図4(a)に示すように、入力受付領域20に指41をタッチさせる。次に、ユーザは、図4(b)に示すように、指41をタッチしたまま、新たに指42を入力受付領域20にタッチする。そして、指42は移動させることなくその位置で解除するタップ入力操作を行う。
そうすると、指41がタッチされている間に指42によってタップ入力操作がされたことに応じて、入力制御装置100は、指示位置変更操作と判定する。次に、タップ入力操作を行った指42が、タッチを継続している指41に対して左側にあることから、入力制御装置100は、指示位置30の移動方向は現在の指示位置30の左方向と判定し、タップ操作1回あたりの単位文字数、左に指示位置30を移動させる。
単位文字数が1文字である場合には、指42によるタップ操作を4回繰り返し、図4(c)に示すように、指示位置30を「は」と「歯」の間に移動させる。そして、ユーザは指41を解除し、「、のキー」タッチして「は」と「歯」の間に「、」を入力することで、修正することができる。
なお、タップ操作を5回繰り返してしまって、指示位置30が「日」と「は」の間まで移動してしまった場合には、図4(b)に示すような指位置において、指42をタッチさせたまま、指41を離し、更に指41によってタップ入力操作を1回行う。それにより、タップ入力操作を行った指41がタッチを継続している指42に対して右側であることから、指示位置30を右方向に1文字移動させ、指示位置30は「は」と「歯」の間に移動する。
このように、本発明の実施形態に係る入力制御装置100では、ユーザは、文章表示領域10に指を移動させることなく、また、文章表示領域10の文章に対して操作することなく、入力受付領域20上での操作によって指示位置30を移動させることができる。
<選択範囲変更操作>
次に、図5を用いて、本発明の実施形態に係る入力制御装置100における、範囲変更操作について説明する。図も図と同様に、入力制御装置100のタッチパネル130面を示し、タッチパネル130は、文章表示領域10、および仮想キーボードや変換候補を表示する入力受付領域20を有する。
文章表示領域10に表示されている「今週末、映画を見に行きませんか」の文章の「ませんか」を範囲選択する場合を例に説明する。従来では、「ませんか」の上をダブルクリックしたりロングタッチしたりすることで、選択範囲を表示させ、範囲開始位置・終了位置を示すシンボルをそれぞれタッチし、左右に動かすことで範囲を決定していた。
本実施形態に係る入力制御装置100の場合には、まず、図5(a)に示すように、入力受付領域20に指51をタッチさせる。次に、ユーザは、図5(b)に示すように、指51をタッチしたまま、新たに指52を入力受付領域20にタッチする。そして、指52を指51に対して左方向へスライドするスライド入力操作を行う。
そうすると、指51がタッチされている間に指52によってスライド入力操作がされたことに応じて、入力制御装置100は、選択範囲変更操作と判定する。次に、スライド入力操作を行った指52が、タッチを継続している指51に対して左側にあることから、入力制御装置100は、変更対象は開始範囲と判定し、指52の移動量に応じて開始範囲を移動させる。この時、終了範囲は、指示位置30の位置となる。
指52を、単位移動距離の4倍移動させることで、図5(c)に示すように、開始位置を指示位置30から右に4文字分移動させ、範囲31を選択する。指52の1回のスライドで位移動距離の4倍まで移動させることができない場合には、スライド入力操作後に、一度指52を離し、再度、指52をタッチしなおしてスライド入力操作を行い、選択範囲を更に拡大すればよい。
なお、指52をスライド操作入力した結果「行きませんか」と開始範囲が2文字前まで移動してしまった場合には、指52を図5(b)に示す方向と逆方向に移動させることで、開始位置を左に移動させることで範囲を縮小することができる。
このように、本発明の実施形態に係る入力制御装置100では、ユーザは、文章表示領域10に指を移動させることなく、また、文章表示領域10の文章に対して操作することなく、入力受付領域20上での操作によって、文章表示領域10の文章の範囲を設定することができる。
<入力制御処理フロー>
図6は、本発明の実施形態に係る入力制御装置100のおける入力制御処理フローを示す図である。タッチパネル130が、無タッチ状態から、第1タッチ操作を検出したことに応じて、本処理が開始する。なお、本処理フローでは、タッチパネル130が同時に検出するタッチ入力操作は2つとする。
まず、ステップS301において、入力操作判定部140は、タッチパネル130が検出した第1タッチ入力操作の第1タッチ位置をタッチ位置記憶部150に記憶する。
次に、ステップS302において、入力操作判定部140は、第1タッチ入力操作が解除されたか否かを判定する。第1タッチ入力操作が解除されていない場合(NO)には、ステップS303に処理を進め、一方、第1タッチ入力操作が解除された場合(YES)には、ステップS312に処理を進める。
次に、ステップS303において、入力操作判定部140は、検出されたタッチ入力操作が2つ、すなわち、第1タッチ入力操作とともに他のタッチ入力操作が検出されたか否かを判定する。検出されたタッチ入力操作が2つの場合(YES)には、ステップS304に処理を進め、一方、検出されたタッチ入力操作が1つの場合(YES)には、ステップS302に処理を戻す。
次に、ステップS304において、入力操作判定部140は、文章表示領域に表示されている指示位置に対する指示位置操作と判定する。
次に、ステップS305において、指示位置操作判定部170は、タッチパネル130で検出された他のタッチ入力操作のタッチ位置を第2タッチ位置として、タッチ位置記憶部150に記憶する。
次に、ステップS306において、指示位置操作判定部170は、2つのタッチ入力操作のうち一のタッチ入力操作が継続されている間に、タッチパネル130により検出された少なくとも1つのタッチ入力操作の変化量が所定のしきい値以上であるか否かを判定する。少なくとも1つのタッチ入力操作の変化量が所定のしきい値以上である場合(YES)には、ステップS307に処理を進め、一方、全てのタッチ入力操作の変化量が所定のしきい値未満である場合(NO)には、ステップS309に処理を進める。
次に、ステップS307において、指示位置操作判定部170は、選択範囲変更操作と判定する。
次に、ステップS308において、範囲設定部190は、図3に示した選択範囲変更処理を行う。
次に、ステップS309において、指示位置操作判定部170は、指示位置変更操作と判定する。
次に、ステップS310において、指示位置移動部180は、図2に示した指示位置変更処理を行う。
次に、ステップS311において、入力操作判定部140は、2つのタッチ入力操作のいずれもが解除されたか否かを判定する。2つのタッチ入力操作のいずれもが解除された、いわゆる無タッチ状態となった場合(YES)には、処理を終了し、一方、2つのタッチ入力操作の少なくとも1つが解除されていない場合(NO)には、ステップS303に処理を戻す。
次に、ステップS312において、入力操作判定部140は、第1タッチ入力操作のみが検出されているので、文章表示領域への文章編集操作と判定する。
次に、ステップS313において、編集部160は、タッチパネル130が取得したタッチ位置およびタッチ入力の開始位置からの移動距離および方向に基づいて入力内容を特定し、指示位置を基点に、文章を編集する。例えば、図5(c)に示すように、範囲選択後にポップアップ表示された「コピー」「切り取り」等の各種編集機能をタッチして選択することにより、所定の文字のコピーや切り取りを行うことができる。また、範囲選択後に仮想キーボードといった入力受付領域20へのタッチ入力操作により、図5(c)に示す範囲31の「ませんか」の部分を、映画を見に行き「ましょう」と上書きすることもできる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、文字入力を行っている入力受付領域上で文字入力カーソルの操作や範囲指定操作を行うことができ、文字入力中におけるタッチパネルを介した入力操作のユーザフレンドリー性を向上させることができる。また、指示位置を1文字移動や1文字範囲設定するといった細かい操作も可能となる。
なお、入力制御装置の処理をコンピュータシステムが読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録された入力制御装置に読み込ませ、実行することによって本発明の入力制御装置を実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。更に、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100 入力制御装置
110 表示部
120 表示制御部
130 タッチパネル
140 入力操作判定部
150 タッチ位置記憶部
160 編集部
170 指示位置操作判定部
180 指示位置移動部
190 範囲設定部
200 位置範囲記憶部
210 位置範囲設定部

Claims (12)

  1. 文章および、当該文章中に操作可能な位置を示す指示位置を少なくとも表示する文章表示領域と、当該文章表示領域への操作を受け付ける入力受付領域と、を少なくとも表示する表示手段と、
    前記表示手段の表示面上に配置され、当該表示面へのタッチ入力操作を検出するタッチパネルと、
    前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作が複数である場合に前記指示位置に対する指示位置変更操作と判定する入力操作判定手段と
    前記入力操作判定手段で前記指示位置変更操作と判定された場合に、検出された複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出されたタッチ操作に応じて、前記指示位置を移動する指示位置移動手段と、
    を備えることを特徴とする入力制御装置。
  2. 文章および、当該文章中に操作可能な位置を示す指示位置を少なくとも表示する文章表示領域と、当該文章表示領域への操作を受け付ける入力受付領域と、を少なくとも表示する表示手段と、
    前記表示手段の表示面上に配置され、当該表示面へのタッチ入力操作を検出するタッチパネルと、
    前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作が複数である場合に前記指示位置に対する選択範囲変更操作と判定する入力操作判定手段と
    前記入力操作判定手段で前記選択範囲変更操作と判定された場合に、複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作の変化量と前記指示位置とに応じて、前記文章の選択範囲を設定する範囲設定手段と、
    を備えることを特徴とする入力制御装置。
  3. 文章および、当該文章中に操作可能な位置を示す指示位置を少なくとも表示する文章表示領域と、当該文章表示領域への操作を受け付ける入力受付領域と、を少なくとも表示する表示手段と、
    前記表示手段の表示面上に配置され、当該表示面へのタッチ入力操作を検出するタッチパネルと、
    前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作が複数である場合に前記指示位置に対する指示位置操作と判定する入力操作判定手段と
    前記入力操作判定手段で前記指示位置操作と判定された場合に、複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出された全てのタッチ入力操作の変化量が所定のしきい値未満である場合に指示位置変更操作と判定し、一方、少なくとも1つの前記変化量が前記しきい値以上である場合に選択範囲変更操作と判定する指示位置操作判定手段と、
    前記指示位置操作判定手段で前記指示位置変更操作と判定された場合に、前記複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作に応じて、前記指示位置を移動する指示位置移動手段と、
    前記指示位置操作判定手段で前記選択範囲変更操作と判定された場合に、前記変化量と前記指示位置とに応じて、前記文章の選択範囲を設定する範囲設定手段と、
    を備えることを特徴とする入力制御装置。
  4. 前記指示位置移動手段が、前記指示位置変更操作は、前記複数のタッチ入力操作のうち、少なくとも1つ以上のタッチ入力操作を一の入力としたとき、他のタッチ入力操作が前記一の入力から見た相対的な位置関係に対応する方向に前記指示位置を移動することを特徴とする請求項3に記載の入力制御装置。
  5. 前記タッチ入力操作がタップ入力操作である場合に、
    前記指示位置移動手段が、前記タップ入力操作が発生する毎に、タップ入力操作1回あたりの単位文字数、前記指示位置を移動することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の入力制御装置。
  6. 前記タッチ入力操作がロングタップ入力操作である場合に、
    前記指示位置移動手段が、前記ロングタップ入力操作が開始されてから一定時間経過した場合には、所定時間毎にタップ入力操作が検出されていると判定し、判定する毎にタップ入力操作1回あたりの単位文字数、前記指示位置を移動することを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載の入力制御装置。
  7. 前記範囲設定手段が、前記複数のタッチ入力操作のうち、前記タッチパネル上のタッチ位置が移動しているスライドのタッチ入力操作における、当該タッチ入力操作が開始されたタッチ位置から現位置までの移動距離と、前記指示位置とに応じて、前記選択範囲を設定することを特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載の入力制御装置。
  8. 前記範囲設定手段が、前記複数のタッチ入力操作のうち前記スライドのタッチ入力操作を除いた他のタッチ入力操作に対する、当該スライドのタッチ入力操作の相対的な位置関係に応じて、前記選択範囲の開始範囲または終了範囲のいずれか変更するかを決定することを特徴とする請求項7に記載の入力制御装置。
  9. 前記指示位置移動手段で移動した指示位置の位置、または、前記範囲設定手段で設定した選択範囲を記憶する位置範囲記憶手段と、
    前記位置範囲記憶手段に指示位置の位置または選択範囲が記憶されている場合に、記憶されている指示位置の位置または選択範囲を文章表示領域に表示する位置範囲設定手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3から請求項のいずれかに記載の入力制御装置。
  10. 前記入力操作判定手段が、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作が単数である場合に、前記入力受付領域からの前記文章に対する文章編集操作と判定し、
    前記入力操作判定手段で前記文章編集操作と判定された場合に、検出されたタッチ入力操作に応じて、前記指示位置を基点に、前記文章を編集する編集手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の入力制御装置。
  11. 入力制御装置における入力制御方法であって、
    前記入力制御装置が、文章および、当該文章中に操作可能な位置を示す指示位置を少なくとも表示する文章表示領域と、当該文章表示領域への操作を受け付ける入力受付領域と、を少なくとも表示する表示手段と、前記表示手段の表示面上に配置され、当該表示面へのタッチ入力操作を検出するタッチパネルと、入力操作判定手段と指示位置操作判定手段と、指示位置移動手段と、範囲設定手段とを備え、
    前記入力操作判定手段が、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作が複数である場合に前記指示位置に対する指示位置操作と判定する第1のステップと
    前記指示位置操作判定手段が、前記第1のステップで前記指示位置操作と判定された場合に、複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出された全てのタッチ入力操作の変化量が所定のしきい値未満である場合に指示位置変更操作と判定し、一方、少なくとも1つの前記変化量が前記しきい値以上である場合に選択範囲変更操作と判定する第のステップと、
    前記指示位置移動手段が、前記第のステップで前記指示位置変更操作と判定された場合に、前記複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作に応じて、前記指示位置を移動する第のステップと、
    前記範囲設定手段が、前記第のステップで前記選択範囲変更操作と判定された場合に、前記変化量と前記指示位置とに応じて、前記文章の選択範囲を設定する第のステップと、
    を有することを特徴とする入力制御方法。
  12. 入力制御装置における入力制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記入力制御装置が、文章および、当該文章中に操作可能な位置を示す指示位置を少なくとも表示する文章表示領域と、当該文章表示領域への操作を受け付ける入力受付領域と、を少なくとも表示する表示手段と、前記表示手段の表示面上に配置され、当該表示面へのタッチ入力操作を検出するタッチパネルと、入力操作判定手段と指示位置操作判定手段と、指示位置移動手段と、範囲設定手段とを備え、
    前記入力操作判定手段が、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作が複数である場合に前記指示位置に対する指示位置操作と判定する第1のステップと
    前記指示位置操作判定手段が、前記第1のステップで前記指示位置操作と判定された場合に、複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出された全てのタッチ入力操作の変化量が所定のしきい値未満である場合に指示位置変更操作と判定し、一方、少なくとも1つの前記変化量が前記しきい値以上である場合に選択範囲変更操作と判定する第のステップと、
    前記指示位置移動手段が、前記第のステップで前記指示位置変更操作と判定された場合に、前記複数のタッチ入力操作のうち少なくとも一のタッチ入力操作が継続されている間に、前記タッチパネルにより検出されたタッチ入力操作に応じて、前記指示位置を移動する第のステップと、
    前記範囲設定手段が、前記第のステップで前記選択範囲変更操作と判定された場合に、前記変化量と前記指示位置とに応じて、前記文章の選択範囲を設定する第のステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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