JP2015184814A - 電子機器、表示制御方法及びプログラム - Google Patents

電子機器、表示制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より小さい表示画面において、直感的にわかりやすいタッチ操作を実現すること。
【解決手段】リスト端末1において、LCD14は、画像を表示する。移動軌跡検出部51は、LCD14の表示画面においてタッチ操作された接触位置を検出する。操作判定部52は、タッチ操作による表示画面での軌跡となる曲線における始点での接線の方向を判定する。また、操作判定部52は、始点と軌跡上の始点以外の点とを結ぶ線及び接線がなす角度が、画像拡大縮小判定角度以上か否かを判定する。表示制御部53は、操作判定部52によって、軌跡が画像拡大縮小判定角度以上と判定された場合に、LCD14に表示されている画像を拡大または縮小させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示画面に対するタッチ操作が可能な電子機器、表示制御方法及びプログラムに関する。
近年、スマートフォンと呼ばれる携帯型の電子機器が広く利用されている。
スマートフォンはタッチパネルを備えており、表示画面に対するタッチ操作によって各種操作を行うことが可能である。
例えば、スマートフォンにおいては、タッチパネルに接触させた2本の指を近付ける操作(ピンチイン操作)によって表示画面を縮小表示させたり、タッチパネルに接触させた2本の指を遠ざける操作(ピンチアウト操作)によって表示画面を拡大表示させたりすることができる。即ち、スマートフォンにおいては、直感的にわかりやすい操作によって、表示画面の拡大表示あるいは縮小表示を行うことができる。
一方、近年、スマートフォンの機能を腕時計型の電子機器に実装した機器(いわゆるスマートウォッチ)が開発されている。
例えば、特許文献1には、無線通信機能を備えた腕時計に関する技術が記載されている。
特開2006−101505号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術を含め、従来の腕時計型の電子機器では、表示画面がスマートフォンに比べて小さいことが一般的である。そのため、スマートフォンの1つの特徴であるタッチ操作をスマートフォンと同様に行うことが困難である。例えば、ピンチイン操作やピンチアウト操作では、表示画面に2本の指を接触させる必要があるが、腕時計型の電子機器の場合、表示画面のサイズがスマートフォンに比べて小さいことから、このような操作を行うことが容易ではない。
即ち、従来の技術においては、より小さい表示画面において、直感的にわかりやすいタッチ操作を実現することが困難であった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より小さい表示画面において、直感的にわかりやすいタッチ操作を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の電子機器は、
画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の表示画面においてタッチ操作された接触位置を検出する検出手段と、
前記タッチ操作による前記表示画面での軌跡となる曲線における始点での接線の方向を判定する接線方向判定手段と、
前記始点と前記軌跡上の前記始点以外の点とを結ぶ線及び前記接線がなす角度が、画像拡大縮小判定角度以上か否かを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段によって、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上と判定された場合に、前記表示手段に表示されている画像を拡大または縮小させる制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、より小さい表示画面において、直感的にわかりやすいタッチ操作を実現することが可能となる。
本発明の電子機器の一実施形態としてのリスト端末の構成を示す図であり、図1(a)は外観構成図、図1(b)は、ハードウェア構成を示すブロック図である。 リスト端末の機能的構成のうち、タッチ操作制御処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 回旋トレース操作と表示画面の回転あるいは拡大及び縮小との関係を示す模式図である。 回旋トレース操作によって表示画面の拡大が行われる状態を示す模式図である。 回旋トレース操作によって表示画面の縮小が行われる状態を示す模式図である。 リスト端末1が実行するタッチ操作制御処理の流れを説明するフローチャートである。 回旋トレース操作が画像拡大縮小判定角度以上の回旋角度の範囲で反転された場合の動作を示す模式図である。 回旋トレース操作が回転判定角度以上、画像拡大縮小判定角度未満の回旋角度の範囲で反転された場合の動作を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[ハードウェア構成]
図1は、本発明の電子機器の一実施形態としてのリスト端末1の構成を示す図であり、図1(a)は外観構成図、図1(b)は、ハードウェア構成を示すブロック図である。
リスト端末1は、腕時計型に構成され、スマートフォンに類する機能を備えた電子機器である。
図1に示すように、リスト端末1は、制御部11と、センサユニット12と、入力部13と、LCD(Liquid Crystal Display)14と、時計回路15と、ROM(Read Only Memory)16と、RAM(Read Access Memory)17と、GPS(Global Positioning System)アンテナ18と、GPSモジュール19と、無線通信用アンテナ20と、無線通信モジュール21と、ドライブ22とを備えている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置によって構成され、リスト端末1全体の動作を制御する。例えば、制御部11は、タッチ操作制御処理(後述)のためのプログラム等、ROM16に記録されているプログラムに従って各種の処理を実行する。
センサユニット12は、3軸加速度センサ、磁気センサ、気圧センサあるいは気温センサ等の各種センサを備えている。
入力部13は、各種釦やLCD14の表示領域に積層される静電容量式または抵抗膜式の位置入力センサ等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
LCD14は、制御部11の指示に従って画像を出力する。例えば、LCD14は、各種画像やユーザインターフェースの画面を表示する。本実施形態においては、LCD14に入力部13の位置入力センサが重畳して配置され、タッチパネルが構成されている。
時計回路15は、システムクロックあるいは発振器により生成される信号から時刻信号を生成し、現在時刻を出力する。
ROM16は、制御部11で実行される制御プログラム等の情報を格納する。
RAM17は、制御部11が各種処理を実行する際のワークエリアを提供する。
GPSアンテナ18は、GPSにおける衛星から発信される電波を受信して電気信号に変換し、変換した電気信号(以下、「GPS信号」と称する。)をGPSモジュール19に出力する。
GPSモジュール19は、GPSアンテナ18から入力されたGPS信号に基づいて、リスト端末1の位置(緯度、経度、高度)及びGPSによって示される現在時刻を検出する。また、GPSモジュール19は、検出した位置及び現在時刻を示す情報を制御部11に出力する。
無線通信用アンテナ20は、無線通信モジュール21によって利用される無線通信に対応した周波数の電波を受信可能なアンテナであり、例えばループアンテナやロッドアンテナによって構成される。無線通信用アンテナ20は、無線通信モジュール21から入力された無線通信の電気信号を電磁波として送信したり、受信した電磁波を電気信号に変換して無線通信モジュール21に出力したりする。
無線通信モジュール21は、制御部11の指示に従って、無線通信用アンテナ20を介して他の装置に信号を送信する。また、無線通信モジュール21は、他の装置から送信された信号を受信し、受信した信号が示す情報を制御部11に出力する。
ドライブ22には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。リムーバブルメディア31は、画像のデータ等の各種データを記憶することができる。
[機能的構成]
次に、リスト端末1の機能的構成について説明する。
図2は、リスト端末1の機能的構成のうち、タッチ操作制御処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
タッチ操作制御処理とは、リスト端末1のタッチパネルに入力されたタッチ操作を検出し、検出されたタッチ操作に応じて、画面の拡大表示あるいは縮小表示等の表示制御を行う一連の処理である。なお、本実施形態におけるリスト端末1は、一般的なフリックやタップ等のタッチ操作に応じて表示を制御することに加えて、タッチ操作制御処理による表示画面の回転、拡大表示あるいは縮小表示を行う。
タッチ操作制御処理が行われる場合、図2に示すように、制御部11において、移動軌跡検出部51と、操作判定部52と、表示制御部53とが機能する。
移動軌跡検出部51は、タッチ操作が行われたか否かを判定し、タッチ操作が行われたと判定した場合、表示画面においてタッチ操作が開始された場所(開始位置)からタッチ操作が終了された場所(終了位置)までの接触位置の移動軌跡を逐次検出する。例えば、移動軌跡検出部51は、タッチ操作が開始された場所からタッチ操作が終了された場所までの表示画面上のアドレスを逐次検出する。
操作判定部52は、移動軌跡検出部51が検出したタッチ操作の移動軌跡に基づいて、回旋した軌跡を描く操作(以下、「回旋トレース操作」と呼ぶ。)が行われたか否かの判定を行う。そして、操作判定部52は、回旋トレース操作が行われたと判定した場合、その回旋トレース操作における開始位置からの回旋角度を検出する。なお、本実施形態における「回旋した軌跡」には、半径が不規則に変化しながら周回するような軌跡や、正円に近い軌跡あるいはらせん状の軌跡等、中心部を囲んで周を描く種々の軌跡が含まれる。
本実施形態においては、回旋トレース操作における回旋角度と、表示画面の回転あるいは拡大及び縮小との関係が予め設定されている。また、回旋トレース操作における回旋方向と表示画面の回転方向との関係、及び、回旋トレース操作における回旋方向と表示画面の拡大及び縮小との関係が予め設定されている。
図3は、回旋トレース操作と表示画面の回転あるいは拡大及び縮小との関係を示す模式図である。
図3において、「開始方向」として示される直線は、軌跡となる曲線における始点での接線であり、タッチ操作を開始した直後の操作軌跡の方向を表している。また、「回転判定角度」として示される直線は、回旋トレース操作が表示画面の回転を指示する操作であると判定するための回旋角度の閾値を表している。さらに、「画像拡大縮小判定角度」として示される直線は、回旋トレース操作が表示画面の拡大あるいは縮小を指示する操作であると判定するための回旋角度の閾値を表している。「回転判定角度」は、例えば「開始方向」から約180度、「画像拡大縮小判定角度」は、例えば「開始方向」から約360度に設定することができる。ただし、回転判定角度及び画像拡大縮小判定角度は、リスト端末1の具体的な構成(サイズや形状)に応じて変更することが可能である。
即ち、操作判定部52は、回旋トレース操作における開始位置からの回旋角度を回転判定角度及び画像拡大縮小判定角度と比較する。そして、回旋トレース操作における開始位置からの回旋角度が回転判定角度以上、画像拡大縮小判定角度未満である場合、操作判定部52は、表示画面の回転を指示する操作であると判定する。このとき、操作判定部52は、回旋トレース操作における回旋方向も併せて判定し、回旋トレース操作の回旋方向が左回転である場合、表示画面の左回転を指示する操作であると判定する。また、回旋トレース操作の回旋方向が右回転である場合、操作判定部52は、表示画面の右回転を指示する操作であると判定する。
また、回旋トレース操作における開始位置からの回旋角度が画像拡大縮小判定角度以上である場合、操作判定部52は、表示画面の拡大あるいは縮小を指示する操作であると判定する。このとき、操作判定部52は、回旋トレース操作における回旋方向も併せて判定し、回旋トレース操作の回旋方向が左回転である場合、表示画面の縮小を指示する操作であると判定する。また、回旋トレース操作の回旋方向が右回転である場合、操作判定部52は、表示画面の拡大を指示する操作であると判定する。
さらに、本実施形態においては、回旋トレース操作において、表示画面の回転または拡大あるいは縮小を指示する操作であると判定された後の回旋角度の大きさと、表示画面の回転量または表示画面の拡大率あるいは縮小率とが予め対応付けられている。即ち、表示画面の回転または拡大あるいは縮小を指示する操作であると判定された後、回旋トレース操作における回旋角度が大きいほど、表示画面の回転または表示画面の拡大あるいは縮小の度合いが大きくなるように設定されている。
図4は、回旋トレース操作によって表示画面の拡大が行われる状態を示す模式図である。なお、図4において、一点鎖線で囲まれた領域は、回旋トレース操作によって拡大表示される領域を表している。
図4に示すように、左回転の回旋トレース操作の回旋角度が画像拡大縮小判定角度以上となった場合、回旋トレース操作の開始位置を中心として、表示画面の拡大表示が行われる。このとき、画像拡大縮小判定角度以上となった回旋トレース操作の回旋角度の大きさに応じて、表示画面の拡大率が大きくなる。
また、図5は、回旋トレース操作によって表示画面の縮小が行われる状態を示す模式図である。なお、図5において、一点鎖線で囲まれた領域は、回旋トレース操作によって縮小表示される領域を示している。
図5に示すように、右回転の回旋トレース操作の回旋角度が画像拡大縮小判定角度以上となった場合、回旋トレース操作の開始位置を中心として、表示画面の縮小表示が行われる。このとき、画像拡大縮小判定角度以上となった回旋トレース操作の回旋角度の大きさに応じて、表示画面の縮小率が大きくなる。
表示制御部53は、タッチ操作が回旋トレース操作であると判定された場合、タッチ操作の開始位置を中心として、回旋トレース操作の回旋方向及び回旋角度に応じた表示画面の回転または拡大あるいは縮小表示を行う。また、回旋トレース操作における回旋方向が反転された場合、表示制御部53は、反転後の回旋方向に対応させて、表示画面の回転方向や、表示画面の拡大あるいは縮小を切り替える。
なお、タッチ操作が直線的である場合や、回転判定角度未満の回旋トレース操作である場合には、表示制御部53は、タッチ操作に合わせて表示画面を平行移動させる制御等を行う。
また、本実施形態において、表示制御部53は、移動軌跡検出部51によって逐次検出される移動軌跡に応じて、表示画面の平行移動、回転あるいは拡大・縮小等を逐次行い、ユーザのタッチ操作と画面の表示制御とをリアルタイムに連動させる。
[動作]
次に、動作を説明する。
図6は、リスト端末1が実行するタッチ操作制御処理の流れを説明するフローチャートである。
タッチ操作制御処理は、リスト端末1の起動と共に開始され、リスト端末1の動作が終了するまで繰り返し実行される。
タッチ操作制御処理が開始されると、ステップS1において、移動軌跡検出部51は、表示画面に対するタッチ操作が行われたか否かの判定を行う。
表示画面に対するタッチ操作が行われた場合、ステップS1においてYESと判定されて、処理はステップS2に移行する。
これに対し、表示画面に対するタッチ操作が行われていない場合、ステップS1においてNOと判定されて、ステップS1の処理が繰り返される。
ステップS2において、移動軌跡検出部51は、表示画面におけるタッチ操作の開始位置から終了位置までの接触位置の移動軌跡を検出する。
ステップS3において、操作判定部52は、移動軌跡検出部51が検出したタッチ操作の移動軌跡に基づいて、回旋トレース操作が行われたか否かの判定を行う。
回旋トレース操作が行われていない場合、ステップS3においてNOと判定されて、処理はステップS4に移行する。
これに対し、回旋トレース操作が行われた場合、ステップS3においてYESと判定されて、処理はステップS5に移行する。
ステップS4において、表示制御部53は、タッチ操作に応じた所定処理(表示画面の平行移動等)を実行する。
ステップS5において、操作判定部52は、回旋トレース操作における回旋角度が回転判定角度以上であるか否かの判定を行う。
回旋トレース操作における回旋角度が回転判定角度以上である場合、ステップS5においてYESと判定されて、処理はステップS6に移行する。
これに対し、回旋トレース操作における回旋角度が回転判定角度未満である場合、ステップS5においてNOと判定されて、処理はステップS4に移行する。
ステップS6において、操作判定部52は、回旋トレース操作における回旋角度が画像拡大縮小判定角度以上であるか否かの判定を行う。
回旋トレース操作における回旋角度が画像拡大縮小判定角度未満である場合、ステップS6においてNOと判定されて、処理はステップS7に移行する。
これに対し、回旋トレース操作における回旋角度が画像拡大縮小判定角度以上である場合、ステップS6においてYESと判定されて、処理はステップS10に移行する。
ステップS7において、操作判定部52は、回旋トレース操作における回旋方向の判定を行う。
回旋トレース操作における回旋方向が右回転であると判定された場合、処理はステップS8に移行する。
これに対し、回旋トレース操作における回旋方向が左回転であると判定された場合、処理はステップS9に移行する。
ステップS8において、表示制御部53は、回旋角度に対応させて、表示画面を右回転させる制御を実行する。
ステップS9において、表示制御部53は、回旋角度に対応させて、表示画面を左回転させる制御を実行する。
ステップS10において、操作判定部52は、回旋トレース操作における回旋方向の判定を行う。
回旋トレース操作における回旋方向が右回転であると判定された場合、処理はステップS11に移行する。
これに対し、回旋トレース操作における回旋方向が左回転であると判定された場合、処理はステップS12に移行する。
ステップS11において、表示制御部53は、回旋角度に対応させて、表示画面を拡大表示する制御を実行する。
ステップS12において、表示制御部53は、回旋角度に対応させて、表示画面を縮小表示する制御を実行する。
ステップS4,S8,S9,S11,S12の後、タッチ操作制御処理が繰り返される。
このような処理により、表示画面に対して回旋トレース操作が行われると、その回転角度に応じて、表示画面の平行移動、表示画面の回転及び画面の拡大・縮小表示のいずれかが行われる。また、表示画面の回転が行われる場合、回旋トレース操作の回旋方向に応じて、表示画面の左回転あるいは右回転が実現される。さらに、画面の拡大・縮小表示が行われる場合、回旋トレース操作の回旋方向に応じて、画面の拡大表示あるいは縮小表示が実現される。
したがって、より小さい表示画面において、直感的にわかりやすいタッチ操作を実現することが可能となる。
[応用例1]
上記実施形態において、一方向に回旋する回旋トレース操作が行われる場合を例に挙げて説明したが、回旋方向が変化される場合にも本発明を適用することが可能である。
即ち、回旋トレース操作が、画像拡大縮小判定角度以上の回旋角度の範囲で反転された場合、反転後の回旋角度及び回旋方向に応じて、表示制御部53が、画面を拡大あるいは縮小させる表示制御を行うことができる。
同様に、回旋トレース操作が、回転判定角度以上、画像拡大縮小判定角度未満の回旋角度の範囲で反転された場合、反転後の回旋角度及び回旋方向に応じて、表示制御部53が、表示画面を回転させる表示制御を行うことができる。
図7は、回旋トレース操作が画像拡大縮小判定角度以上の回旋角度の範囲で反転された場合の動作を示す模式図である。
図7に示すように、まず、左回転の回旋トレース操作が画像拡大縮小判定角度以上の回旋角度以上となった場合、操作判定部52によって表示画面の縮小を指示する操作であると判定される。ここで、回旋トレース操作が反転されると、操作判定部52は、表示画面の縮小の反対、即ち、表示画面の拡大を指示する操作であると判定する。その後、表示制御部53は、反転後の回旋角度に応じた拡大率で、画面の拡大表示を行う。
これにより、ユーザが拡大・縮小表示を行おうとして回旋トレース操作の方向を誤った場合でも、直ちにユーザが意図する操作へ修正することが可能となる。
なお、図7に示す場合とは回旋トレース操作が反対の場合(右回転の回旋トレース操作から反転された場合)にも、同様に、反対の操作(表示画面の拡大から縮小を指示する操作)へと切り替えることが可能である。
図8は、回旋トレース操作が回転判定角度以上、画像拡大縮小判定角度未満の回旋角度の範囲で反転された場合の動作を示す模式図である。
図8に示すように、まず、左回転の回旋トレース操作が回転判定角度以上、画像拡大縮小判定角度未満の回旋角度となった場合、操作判定部52によって表示画面の左回転を指示する操作であると判定される。ここで、回旋トレース操作が反転されると、操作判定部52は、表示画面の左回転の反対、即ち、表示画面の右回転を指示する操作であると判定する。その後、表示制御部53は、反転後の回旋角度に応じた回転角度で、表示画面を右回転させる。
これにより、ユーザが表示画面の回転を行おうとして回旋トレース操作の方向を誤った場合でも、直ちにユーザが意図する操作へ修正することが可能となる。
なお、図8に示す場合とは回旋トレース操作が反対の場合(右回転の回旋トレース操作から反転された場合)にも、同様に、反対の操作(表示画面の左回転から右回転を指示する操作)へと切り替えることが可能である。
[応用例2]
上記実施形態において、表示制御部53は、ユーザのタッチ操作と画面の表示制御とをリアルタイムに連動させるものとしたが、これに限られない。即ち、ユーザのタッチ操作と画面の表示制御とをリアルタイムに連動させることなく、一連の回旋トレース操作について、終了位置が確定したときに、その終了位置に対応する表示画面の回転や、表示画面の拡大あるいは縮小等の表示制御を実行してもよい。
これにより、ユーザは静的に表示された表示画面に対して容易に操作を行うことができる。
[応用例3]
上記実施形態において、回旋トレース操作の回旋角度に応じて、表示画面の回転角度や、拡大表示における拡大率あるいは縮小表示における縮小率を決定するものとした。これに対し、表示画面の回転角度や、拡大表示における拡大率あるいは縮小表示における縮小率を回旋トレース操作における他の要素を用いて決定することができる。
例えば、回旋トレース操作における操作速度(即ち、軌跡を描く速度)に応じて、表示画面の回転角度や、拡大表示における拡大率あるいは縮小表示における縮小率を変化させることができる。この場合、回旋トレース操作における操作速度が速いほど、表示画面の回転角度をより大きくしたり、拡大率をより増加させたり、縮小率をより減少させたりすることができる。
同様に、例えば、回旋トレース操作の操作半径(即ち、開始位置を中心とする軌跡の半径)に応じて、表示画面の回転角度や、拡大表示における拡大率あるいは縮小表示における縮小率を回旋トレース操作における他の要素を用いて決定することができる。この場合、回旋トレース操作における操作半径が大きいほど、表示画面の回転角度をより大きくしたり、拡大率をより増加させたり、縮小率をより減少させたりすることができる。また、回旋トレース操作において、回旋方向への移動を停止後、開始位置からの距離(即ち、操作半径)を変化させる操作を行うことによって、表示画面の回転角度をより大きくしたり、拡大率をより増加させたり、縮小率をより減少させたりすることもできる。
これにより、回旋トレース操作の回旋角度のみならず、操作速度や操作半径を利用して表示画面の回転や、表示画面の拡大あるいは縮小のための操作を行うことができるため、タッチ操作の操作性を向上させることができる。
以上のように構成されるリスト端末1は、LCD14と、移動軌跡検出部51と、操作判定部52と、表示制御部53とを備える。
LCD14は、画像を表示する。
移動軌跡検出部51は、LCD14の表示画面においてタッチ操作された接触位置を検出する。
操作判定部52は、タッチ操作による表示画面での軌跡となる曲線における始点での接線の方向を判定する。また、操作判定部52は、始点と軌跡上の始点以外の点とを結ぶ線及び接線がなす角度が、画像拡大縮小判定角度以上か否かを判定する。
表示制御部53は、操作判定部52によって、軌跡が画像拡大縮小判定角度以上と判定された場合に、LCD14に表示されている画像を拡大または縮小させる。
これにより、表示画面に対してタッチ操作が行われると、その軌跡の開始方向からの回転角度に応じて、表示画面の拡大または縮小が行われる。
したがって、より小さい表示画面において、直感的にわかりやすいタッチ操作を実現することが可能となる。
また、操作判定部52は、始点と軌跡上の始点以外の点とを結ぶ線及び接線でなした角の角度であって、画像拡大縮小判定角度よりも小さい角度である回転判定角度以上か否かを判定する。
これにより、画像の拡大縮小の操作と画像の回転の操作とを実現することができる。
また、表示制御部53は、操作判定部52によって、軌跡が画像拡大縮小判定角度以上と判定された場合に、LCD14に表示されている画像を拡大または縮小させ、軌跡が画像拡大縮小判定角度未満と判定され、軌跡が回転判定角度以上と判定された場合に、LCD14に表示されている画像を回転させる。
これにより、表示画面に対してタッチ操作が行われると、その軌跡の開始方向からの回転角度に応じて、表示画面の回転及び表示画面の拡大または縮小のいずれかが行われる。
したがって、より小さい表示画面において、直感的にわかりやすいタッチ操作を実現することが可能となる。
また、表示制御部53は、表示画面に対して描かれた軌跡の方向に応じて、LCD14に表示されている画像を軌跡の始点または終点を中心に拡大または縮小する。
これにより、表示画面に対するタッチ操作の方向に応じて、画像の拡大と縮小とを切り替えて操作できるため、より小さい表示画面において、直感的にわかりやすいタッチ操作を実現することが可能となる。
また、表示制御部53は、軌跡が画像拡大縮小判定角度以上描かれた際に、軌跡の始点と終点とを結ぶ線と画像拡大縮小判定角度との間の角度に応じて、画像の拡大率または縮小率を制御する。
これにより、タッチ操作によって描かれた軌跡の始点を中心とする角度に従って、画像の拡大率または縮小率を変化させることができるため、より小さい表示画面において、直感的にわかりやすいタッチ操作を実現することが可能となる。
また、表示制御部53は、軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上描かれた際に、軌跡を描く速度に応じて、画像の拡大率または縮小率、あるいは、画面の回転角度を制御する。
これにより、操作速度が速いほど、表示画面の回転角度をより大きくしたり、拡大率をより増加させたり、縮小率をより減少させたりすることができる。
また、表示制御部53は、軌跡が画像拡大縮小判定角度以上描かれた際に、軌跡の半径に応じて、画像の拡大率または縮小率、あるいは、画面の回転角度を制御する。
これにより、軌跡の角度のみならず、軌跡を描く速度や軌跡の半径を利用して表示画面の回転や、表示画面の拡大あるいは縮小のための操作を行うことができるため、タッチ操作の操作性を向上させることができる。
また、表示制御部53は、画像拡大縮小判定角度以上と判定された後に、当該軌跡の進行方向が反転された場合、当該進行方向の反転に応じて、画像の拡大から縮小に、または、画像の縮小から拡大に制御を切り替える。
したがって、タッチ操作の方向を誤った場合でも、ユーザは速やかに意図する拡大または縮小のための操作へと修正することが可能となる。
また、軌跡が回転判定角度以上で、かつ画像拡大縮小判定角度未満と判定された後に、当該軌跡の進行方向が反転された場合、当該進行方向の反転に応じて、画像を回転させる。
したがって、タッチ操作の方向を誤った場合でも、ユーザは速やかに意図する回転方向の操作へと修正することが可能となる。
また、軌跡は、回旋した軌跡を含む。
これにより、円を描くように周回させる軌跡(ねじを回すような軌跡)によって、画像の拡大または縮小等の操作を行うことができるため、より小さい表示画面において、直感的にわかりやすいタッチ操作を実現することが可能となる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、画面の拡大表示あるいは縮小表示を行う場合に、回旋トレース操作の開始位置を中心に拡大あるいは縮小を行うこととしたが、これに限られない。即ち、回旋トレース操作の終了位置を中心に拡大あるいは縮小を行うこととしてもよい。
また、上述の実施形態では、回旋トレース操作の回旋方向が右回転である場合に拡大表示、左回転である場合に縮小表示であるものとしたが、回旋トレース操作の回旋方向が右回転である場合に縮小表示、左回転である場合に拡大表示とすることとしてもよい。
また、リスト端末1において、上記実施形態及び応用例で説明した制御を組み合わせて実行してもよい。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される電子機器として、リスト端末を例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、タッチ操作による入力機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、タブレット型端末、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、または光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM16等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の表示画面においてタッチ操作された接触位置を検出する検出手段と、
前記タッチ操作による前記表示画面での軌跡となる曲線における始点での接線の方向を判定する接線方向判定手段と、
前記始点と前記軌跡上の前記始点以外の点とを結ぶ線及び前記接線がなす角度が、画像拡大縮小判定角度以上か否かを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段によって、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上と判定された場合に、前記表示手段に表示されている画像を拡大または縮小させる制御手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。
[付記2]
前記始点と前記軌跡上の前記始点以外の点とを結ぶ線及び前記接線でなした角の角度であって、前記画像拡大縮小判定角度よりも小さい角度である回転判定角度以上か否かを判定する第2の判定手段と、
を備えることを特徴とする付記1に記載の電子機器。
[付記3]
前記制御手段は、
前記第1の判定手段によって、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上と判定された場合に、前記表示手段に表示されている画像を拡大または縮小させ、
前記第1の判定手段によって、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度未満と判定され、前記第2の判定手段によって前記軌跡が前記回転判定角度以上と判定された場合に、前記表示手段に表示されている画像を回転させることを特徴とする付記1に記載の電子機器。
[付記4]
前記制御手段は、前記表示画面に対して描かれた軌跡の方向に応じて、前記表示手段に表示されている画像を前記軌跡の始点または終点を中心に拡大または縮小することを特徴とする付記1から3に記載の電子機器。
[付記5]
前記制御手段は、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上描かれた際に、前記軌跡の始点と終点とを結ぶ線と前記画像拡大縮小判定角度との間の角度に応じて、画像の拡大率または縮小率を制御することを特徴とする付記1から4のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記6]
前記制御手段は、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上描かれた際に、前記軌跡を描く速度に応じて、画像の拡大率または縮小率、あるいは、画面の回転角度を制御することを特徴とする付記1から4のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記7]
前記制御手段は、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上描かれた際に、前記軌跡の半径に応じて、画像の拡大率または縮小率、あるいは、画面の回転角度を制御することを特徴とする付記1から4のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記8]
前記制御手段は、前記画像拡大縮小判定角度以上と判定された後に、当該軌跡の進行方向が反転された場合、当該進行方向の反転に応じて、画像の拡大から縮小に、または、画像の縮小から拡大に制御を切り替えることを特徴とする付記1から7のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記9]
前記制御手段は、前記軌跡が前記回転判定角度以上で、かつ画像拡大縮小判定角度未満と判定された後に、当該軌跡の進行方向が反転された場合、当該進行方向の反転に応じて、画像を回転させることを特徴とする付記2または3に記載の電子機器。
[付記10]
前記軌跡は、回旋した軌跡を含むことを特徴とする付記1から9のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記11]
画像を表示する表示手段の表示画面においてタッチ操作された接触位置を検出する検出ステップと、
前記タッチ操作による前記表示画面での軌跡となる曲線における始点での接線の方向を判定する接線方向判定ステップと、
前記始点と前記軌跡上の前記始点以外の点とを結ぶ線及び前記接線がなす角度が、画像拡大縮小判定角度以上か否かを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップにおいて、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上と判定された場合に、前記表示手段に表示されている画像を拡大または縮小させる制御ステップと、
を含むことを特徴とする表示制御方法。
[付記12]
画像を表示する表示手段を制御するコンピュータに、
前記表示手段の表示画面においてタッチ操作された接触位置を検出する検出機能と、
前記タッチ操作による前記表示画面での軌跡となる曲線における始点での接線の方向を判定する接線方向判定機能と、
前記始点と前記軌跡上の前記始点以外の点とを結ぶ線及び前記接線がなす角度が、画像拡大縮小判定角度以上か否かを判定する第1の判定機能と、
前記第1の判定機能によって、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上と判定された場合に、前記表示手段に表示されている画像を拡大または縮小させる制御機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
1・・・表示装置,11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・バス,15・・・入出力インターフェース,16・・・撮像部,17・・・入力部,18・・・出力部,19・・・記憶部,20・・・通信部,21・・・ドライブ,31・・・リムーバブルメディア,51・・・移動軌跡検出部,52・・・操作判定部,53・・・表示制御部

Claims (12)

  1. 画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段の表示画面においてタッチ操作された接触位置を検出する検出手段と、
    前記タッチ操作による前記表示画面での軌跡となる曲線における始点での接線の方向を判定する接線方向判定手段と、
    前記始点と前記軌跡上の前記始点以外の点とを結ぶ線及び前記接線がなす角度が、画像拡大縮小判定角度以上か否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段によって、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上と判定された場合に、前記表示手段に表示されている画像を拡大または縮小させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記始点と前記軌跡上の前記始点以外の点とを結ぶ線及び前記接線でなした角の角度であって、前記画像拡大縮小判定角度よりも小さい角度である回転判定角度以上か否かを判定する第2の判定手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御手段は、
    前記第1の判定手段によって、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上と判定された場合に、前記表示手段に表示されている画像を拡大または縮小させ、
    前記第1の判定手段によって、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度未満と判定され、前記第2の判定手段によって前記軌跡が前記回転判定角度以上と判定された場合に、前記表示手段に表示されている画像を回転させることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記表示画面に対して描かれた軌跡の方向に応じて、前記表示手段に表示されている画像を前記軌跡の始点または終点を中心に拡大または縮小することを特徴とする請求項1から3に記載の電子機器。
  5. 前記制御手段は、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上描かれた際に、前記軌跡の始点と終点とを結ぶ線と前記画像拡大縮小判定角度との間の角度に応じて、画像の拡大率または縮小率を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記制御手段は、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上描かれた際に、前記軌跡を描く速度に応じて、画像の拡大率または縮小率、あるいは、画面の回転角度を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記制御手段は、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上描かれた際に、前記軌跡の半径に応じて、画像の拡大率または縮小率、あるいは、画面の回転角度を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記制御手段は、前記画像拡大縮小判定角度以上と判定された後に、当該軌跡の進行方向が反転された場合、当該進行方向の反転に応じて、画像の拡大から縮小に、または、画像の縮小から拡大に制御を切り替えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記制御手段は、前記軌跡が前記回転判定角度以上で、かつ画像拡大縮小判定角度未満と判定された後に、当該軌跡の進行方向が反転された場合、当該進行方向の反転に応じて、画像を回転させることを特徴とする請求項2または3項に記載の電子機器。
  10. 前記軌跡は、回旋した軌跡を含むことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 画像を表示する表示手段の表示画面においてタッチ操作された接触位置を検出する検出ステップと、
    前記タッチ操作による前記表示画面での軌跡となる曲線における始点での接線の方向を判定する接線方向判定ステップと、
    前記始点と前記軌跡上の前記始点以外の点とを結ぶ線及び前記接線がなす角度が、画像拡大縮小判定角度以上か否かを判定する第1の判定ステップと、
    前記第1の判定ステップにおいて、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上と判定された場合に、前記表示手段に表示されている画像を拡大または縮小させる制御ステップと、
    を含むことを特徴とする表示制御方法。
  12. 画像を表示する表示手段を制御するコンピュータに、
    前記表示手段の表示画面においてタッチ操作された接触位置を検出する検出機能と、
    前記タッチ操作による前記表示画面での軌跡となる曲線における始点での接線の方向を判定する接線方向判定機能と、
    前記始点と前記軌跡上の前記始点以外の点とを結ぶ線及び前記接線がなす角度が、画像拡大縮小判定角度以上か否かを判定する第1の判定機能と、
    前記第1の判定機能によって、前記軌跡が前記画像拡大縮小判定角度以上と判定された場合に、前記表示手段に表示されている画像を拡大または縮小させる制御機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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