JP2015184756A - プログラム変換装置及び変換処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】一つのソースプログラムを複数のプラットフォーム上で動作するアプリケーションプログラムに変換できるようにする。【解決手段】入力部は、ソースコードの入力を受け付ける。有効化部は、複数のプラットフォームの中からいずれか1つのプラットフォームが選択されると、プラットフォーム別にソースコードをそのプラットフォーム上で動作するオブジェクトコードに変換するための定義情報が設定された変換設定ファイルにアクセスして、選択されたプラットフォームに対応した変換設定ファイルを有効化する。変換部は、入力部を介して入力されたソースコードを有効化された変換設定ファイルに記憶された定義情報にしたがってオブジェクトコードに変換する。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、ソースプログラムをプラットフォームに対応したアプリケーションプログラムに変換するプログラム変換装置及びコンピュータを当該プログラム変換装置として機能させるための変換処理プログラムに関する。
近年、携帯型の多機能情報処理端末(以下、スマートデバイスと称する)が広く普及している。スマートデバイスは、システムの基盤となるプラットフォームが製品によって異なる。プラットフォームが異なると、ソフトウェアを開発するための開発言語等もそのプラットフォームに特化したものとなる。したがって、複数のプラットフォーム上で動作するスマートデバイス用のアプリケーションプログラムを開発する場合、プラットフォームの数だけソースプログラムを用意しなければならない。このため、アプリケーションプログラムの開発にコストが掛かっていた。
そこで、一つのソースプログラムを複数のプラットフォーム上で動作するアプリケーションプログラムに変換できる技術が求められている。
特開2012‐128878号公報
一実施形態が解決しようとする課題は、一つのソースプログラムを複数のプラットフォーム上で動作するアプリケーションプログラムに変換できるプログラム変換装置を提供しようとするものである。
一実施形態において、プログラム変換装置は、入力手段と、有効化手段と、変換手段とを含む。入力手段は、ソースコードの入力を受け付ける。有効化手段は、複数のプラットフォームの中からいずれか1つのプラットフォームが選択されると、プラットフォーム別にソースコードをそのプラットフォーム上で動作するオブジェクトコードに変換するための定義情報が設定された変換設定ファイルにアクセスして、選択されたプラットフォームに対応した変換設定ファイルを有効化する。変換手段は、入力手段を介して入力されたソースコードを有効化された変換設定ファイルに記憶された定義情報にしたがってオブジェクトコードに変換する。
一実施形態におけるプログラム変換装置の機能構成を説明するためのブロック図。 同プログラム変換装置のハードウェア構成を示すブロック図。 同プログラム変換装置がアクセスする変換設定ファイルを示す模式図。 図3の変換設定ファイルに格納されるレコードのデータ構造を示す模式図。 同プログラム変換装置におけるCPUの設定処理プログラムに従った情報処理手順を示す流れ図。 同プログラム変換装置におけるCPUの変換処理プログラムに従った情報処理手順を示す流れ図。
以下、一つのソースプログラムを複数のプラットフォーム上で動作するアプリケーションプログラムに変換できるプログラム変換装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、一実施形態におけるプログラム変換装置1の機能構成を説明するためのブロック図である。本プログラム変換装置1は、同一のソースプログラム2を、プラットフォームが異なる複数のスマートデバイス3a,3b…で動作するアプリケーションプログラム4a,4b…に変換するものである。この機能を実現するために、本プログラム変換装置1は、プラットフォーム選択機能11、共通変換機能12及び個別変換機能13を有する。
プラットフォーム選択機能11は、スマートフォン、タブレット端末等のスマートデバイス3a,3b…に搭載される様々なプラットフォームのなかから、プログラム実装対象のスマートデバイス3i(i:a,b,…)が使用するプラットフォームを選択する機能である。この機能は、例えば、一般的なプラットフォームのリストを表示デバイスに表示させ、入力デバイスの操作入力によってリストからスマートデバイス3iが使用するプラットフォームが選択されるのを受け付ける機能であってもよい。あるいは、本プログラム変換装置1に通信手段を介してスマートデバイス3iを接続し、このスマートデバイス3に搭載されているプラットフォームを本プログラム変換装置1が通信手段を介して認識して、上記リストから自動的に選択する機能であってもよい。
共通変換機能12は、ソースプログラム2を、プラットフォーム選択機能11によって選択されたプラットフォーム上で動作するアプリケーションプログラム4iに変換する機能である。スマートデバイス3a,3b,…に搭載される様々なプラットフォームは、開発言語等がそのプラットフォームに特化する。しかし、種々の開発言語で記述されるソースコードの多くは共通化されている。共通変換機能12は、ソースプログラム2の中から共通化されているソースコードをオブジェクトコードに変換する。このオブジェクトコードは共通化されているので、プラットフォーム選択機能11によって選択されたプラットフォームが解釈可能である。
個別変換機能13は、共通変換機能12では変換できない一部のソースコードについて、変換設定ファイル5に設定された定義情報に従い、プラットフォーム選択機能11によって選択されたプラットフォームが解釈可能なオブジェクトコードに変換する機能である。なお、図1ではプログラム変換装置1が変換設定ファイル5を内包しているが、必ずしも内包していなくてもよい。プログラム変換装置1とは別に変換設定ファイル5の記憶装置を設け、プログラム変換装置1が記憶装置との間でデータ通信を行って、変換設定ファイル5の情報を処理することも可能である。
図2は、プログラム変換装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。プログラム変換装置1は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、補助記憶デバイス104、通信インターフェース105、入力デバイス106、表示デバイス107、記憶媒体6のドライブ装置108等を備える。また、プログラム変換装置1は、CPU101に、アドレスバス,データバス等のバスライン109を接続する。そしてプログラム変換装置1は、このバスライン109に、ROM102、RAM103、補助記憶デバイス104、通信インターフェース105、入力デバイス106、表示デバイス107及びドライブ装置108等を直接的にあるいは入出力回路を介して間接的に接続する。このような構成のプログラム変換装置1は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置によって実現可能である。
CPU101は、コンピュータの中枢部分に相当する。CPU101は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、プログラム変換装置1としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
ROM102は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM102は、上記のオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。ROM102は、CPU101が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを記憶する場合もある。
RAM103は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM103は、CPU101が処理を実行する上で必要なデータを記憶する。またRAM103は、CPU101によって情報が適宜書き換えられるワークエリアとしても利用される。
補助記憶デバイス104は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス104は、例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)などである。補助記憶デバイス104は、CPU101が各種の処理を行う上で使用するデータや、CPU101での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス104は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
ROM102または補助記憶デバイス104が保存するアプリケーションプログラムには、後述する設定処理プログラムと変換処理プログラムとが含まれる。プログラム変換装置1の譲渡は一般に、この変換処理プログラムがROM102または補助記憶デバイス104に記憶された状態にて行われる。しかし、コンピュータ装置が備える書き込み可能な記憶デバイスに、このコンピュータ装置とは個別に譲渡された変換処理プログラムがユーザなどの操作に応じて書き込まれても良い。変換処理プログラムの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。
通信インターフェース105は、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続される外部機器との間でデータ通信を行う。外部機器は、例えばソースプログラム2の作成に供せられるコンピュータ機器である。その場合、プログラム変換装置1は、通信インターフェース105を介してソースプログラム2の入力を受け付ける。外部機器は、例えばアプリケーションプログラム4の出力先であるスマートデバイス3である。その場合、プログラム変換装置1は、通信インターフェース105を介してアプリケーションプログラム4をスマートデバイス3に出力する。
入力デバイス106は、プログラム変換装置1のユーザによって操作される入力装置であり、キーボード、マウス等が用いられる。表示デバイス107は、プログラム変換装置1のユーザに対して種々の情報を表示する表示装置であり、液晶ディスプレイ等が用いられる。液晶ディスプレイの画面上にタッチセンサを配置してなるタッチパネルを、入力デバイス106及び表示デバイス107として併用することも可能である。
ドライブ装置108は、記憶媒体6からのデータの読取りおよび記憶媒体6へのデータの書込みを行う。記憶媒体は、DVD-RAM、DVD-RW、DVD+RW、CD-RW等の光ディスクでもよいし、ハードディスク等の磁気ディスクであってもよい。あるいは記憶媒体は、USBメモリであってもよい。記憶媒体の種類は、特に限定されない。ドライブ装置108は、記憶媒体の種類に対応したものであることは言うまでもない。複数種類の記憶媒体を使用できるように、プログラム変換装置1がドライブ装置108を複数備えてもよい。記憶媒体6は、ソースプログラムを記憶可能である。その場合、プログラム変換装置1は、ドライブ装置108を介してソースプログラム2の入力を受け付ける。記憶媒体6は、スマートデバイス3の補助記憶デバイスとして機能する。その場合、プログラム変換装置1は、ドライブ装置108を介してアプリケーションプログラム4を記憶媒体6に出力する。
かかる構成のプログラム変換装置1は、例えば補助記憶デバイス104で変換設定ファイル5を保存する。変換設定ファイル5は、図3に示すようにプラットフォーム別に設けられる。図3において、変換設定ファイル51は、第1プラットフォーム用である。本実施形態においては、スマートデバイス3aのシステムの基盤となるプラットフォームを第1プラットフォームと称する。変換設定ファイル52は、第2プラットフォーム用である。本実施形態においては、スマートデバイス3bのシステムの基盤となるプラットフォームを第2プラットフォームと称する。
第2プラットフォームは、ソフトウェアを開発するための開発言語等が第1プラットフォームとは異なる。ただし、第1プラットフォーム用の変換設定ファイル51と第2プラットフォーム用の変換設定ファイル52とに格納されるレコードのデータ体系は共通である。すなわち図4に示すように、変換元オブジェクト71、変換元プロパティ72、変換先オブジェクト73、変換先プロパティ74、変換用アセンブリ75及び変換メソッド76の各項目データからなるレコード7が、変換設定ファイル51,52,…にそれぞれ格納される。
変換元オブジェクト71は、共通変換機能12では変換できない一部のソースコードで表されるオブジェクトである。変換元プロパティ72は、変換元オブジェクト71に設定されたオブジェクトに関する情報であり、例えばオブジェクトを表すソースコードのデータ型である。変換先オブジェクト73は、変換元オブジェクト71に設定されたオブジェクトを、対応するプラットフォームが解釈できる形式に変換した後のオブジェクトである。変換先プロパティ74は、変換先オブジェクト73に設定されたオブジェクトに関する情報であり、例えばオブジェクトを表すオブジェクトコードのデータ型である。変換用アセンブリ75は、変換元オブジェクト71に設定されたオブジェクトを変換先オブジェクト73に設定されたオブジェクトに変換するためのプログラムであり、変換メソッド76は、このプログラムで実行する処理である。
プログラム変換装置1は、各変換設定ファイル51,52,…に対して選択的にレコード7を登録する機能を有する。この機能は、プログラム変換装置1の動作モードを設定モードに切り替えることで可能である。設定モードは、入力デバイス106の操作入力により選択可能である。
設定モードが選択されると、CPU101は、図5の流れ図に示す手順の情報処理を開始する。この処理は、設定処理プログラムに従う。
先ずCPU101は、登録先プラットフォームの選択画面を表示デバイス107に表示させる(Act1)。選択画面には、例えば「第1プラットフォーム」、「第2プラットフォーム」、…というように、本プログラム変換装置1で対応可能なプラットフォームのリストが表示される。
選択画面を確認したユーザは、所望のスマートデバイスのプラットフォームを選択する。ここでは、スマートデバイス3bの第2プラットフォームを選択したものとする。
CPU101は、選択画面からいずれかのプラットフォームが選択されるのを待機する(Act2)。入力デバイス106の操作入力により、第2プラットフォームが登録先として選択されると(Act2にてYES)、CPU101は、表示デバイス107の画面を、プラットフォームの選択画面からレコード項目の入力画面に切り替える(Act3)。この画面には、例えば「変換元オブジェクト」、「変換元プロパティ」、「変換先オブジェクト」、「変換先プロパティ」、「変換用アセンブリ」及び「変換メソッド」の各項目データを入力するためのボックスが表示される。ボックスは、テキストデータを入力する形式でもよいし、プルダウン表示されるリストの中から選択する形式であってもよい。
入力画面を確認したユーザは、所望の変換元オブジェクト、変換元プロパティ、変換先オブジェクト、変換先プロパティ、変換用アセンブリ及び変換メソッドをそれぞれ入力する。ここでは、変換元オブジェクトとして「共通ボタン」を、変換元プロパティとして「Opacity(Double型)」を、変換先オブジェクトとして「第2プラットフォーム用ボタン」を、変換先プロパティとして「Alpha(Float型)」を、変換用アセンブリとして「Convert Second」を、変換メソッドとして「Double To Float(型変換)」をそれぞれ入力したものとする。すなわち変換用アセンブリ「Convert Second」を実行することによって、ソフトウェア部品「ボタン」が有する属性の1つである透過度(Opacity)に関して、Double型のソースコード「Opacity」を、第2プラットフォームが解釈可能なFloat型のオブジェクトコード「Alpha」に変換する場合である。
CPU101は、各項目データの入力が終了するのを待機する(Act4)。入力デバイス106の操作入力により各項目のボックス内にデータが入力され、さらに入力デバイス106を介して入力終了を宣言する操作入力を受け付けると(Act4にてYES)、CPU101は、入力条件を満足するか否かを判断する(Act5)。例えば、少なくとも1つのボックスにデータの入力漏れがあるか、ボックスに入力されているデータが不正なデータであるとき、入力条件を満足しない。この場合(Act5にてNO)、CPU101は、表示デバイス107にエラーメッセージを表示させる(Act6)。そしてCPU101は、Act4の処理に戻る。
入力条件を満足する場合(Act5にてYES)、CPU101は、入力画面の各ボックス内に入力されたデータでレコード7を作成する(Act7)。レコード7を作成した後、CPU101は、Act2の処理で選択されたプラットフォーム用の変換設定ファイル、ここでは第2プラットフォーム用の変換設定ファイル52にレコード7を登録する(Act8:登録手段)。
CPU101は、処理を継続するか終了するかの選択入力を待機する(Act9)。入力デバイス106を介して処理継続を宣言する操作入力を受け付けると(Act9にてYES)、CPU101は、Act3の処理に戻る。入力デバイス106を介して処理終了を宣言する操作入力を受け付けた場合には(Act9にてNO)、CPU101は、この設定処理プログラムに従った処理を終了する。
以上の処理により、第2プラットフォーム用の変換設定ファイル52には、変換元オブジェクトが「共通ボタン」であり、変換元プロパティが「Opacity(Double型)」であり、変換先オブジェクトが「第2プラットフォーム用ボタン」であり、変換先プロパティが「Alpha(Float型)」であり、変換用アセンブリが「Convert Second」であり、変換メソッドが「Double To Float(型変換)」であるレコード7aが新たに登録される。
プログラム変換装置1はまた、前述したプラットフォーム選択機能11、共通変換機能12及び個別変換機能13を有する。これらの機能は、プログラム変換装置1の動作モードを変換モードに切り替えることで可能である。変換モードは、入力デバイス106の操作入力により選択可能である。あるいは変換モードはデフォルトのモードであり、設定モードの処理が終了すると、自動的に変換モードに戻るようにしてもよい。
変換モードが選択されると、CPU101は、図6の流れ図に示す手順の情報処理を開始する。この処理は、変換処理プログラムに従う。
先ずCPU101は、ソースプログラム2の入力受付画面を表示デバイス107に表示させる(Act11)。この画面には、例えば「ソースプログラムを取り込んでください」なるメッセージが表示される。このメッセージを確認したプログラム変換装置1のユーザは、入力デバイス106を操作して、ソースプログラム2のデータファイルを外部機器から通信インターフェース105を介してプログラム変換装置1内に取り込ませる。あるいはユーザは、入力デバイス106を操作して、記憶媒体6に記憶されているソースプログラム2のデータファイルを、ドライブ装置108を介してプログラム変換装置1内に取り込ませる。
CPU101は、ソースプログラム2が入力されるのを待機する(Act12:入力手段)。ソースプログラム2が入力されると(Act12にてYES)、CPU101は、そのソースプログラム2をRAM103の変換前エリアに格納する(Act13)。
CPU101は、変換先プラットフォームの選択画面を表示デバイス107に表示させる(Act14)。この画面には、例えば「第1プラットフォーム」、「第2プラットフォーム」、…というように、本プログラム変換装置1で対応可能なプラットフォームのリストが表示される。
選択画面を確認したユーザは、所望のスマートデバイスのプラットフォームを選択する。ここでは、スマートデバイス3bの第2プラットフォームを選択するものとする。
CPU101は、選択画面からいずれかのプラットフォームが選択されるのを待機する(Act15:選択手段)。入力デバイス106の操作入力により、第2プラットフォームが変換先として選択されると(Act15にてYES)、CPU101は、前記補助記憶デバイス104に保存される変換設定ファイル5の中から第2プラットフォーム用の変換設定ファイル52をRAM103に読み出して有効化する(Act16:有効化手段)。
CPU101は、変換前エリア内のソースプログラム2を解析する(Act17)。そして解析によって得たソースコードが、各プラットフォームで共通化されているソースコードであるか否かを確認する(Act18)。共通化されているソースコードである場合(Act18にてYES)、CPU101は、所定の共通変換プログラムにしたがって、このソースコードをオブジェクトコードに変換する(Act19)。
これに対し、各プラットフォームで共通化されているソースコードでない場合(Act18にてNO)、CPU101は、RAM103上に読み出した変換設定ファイル52を検索して、変換元オブジェクト71として当該ソースコードで表されるオブジェクトが設定されたレコード7を探出する(Act20)。該当するレコード7を探出したならば、CPU101は、このレコード7の変換用アセンブリ75及び変換メソッド76を用いて、ソースコードをオブジェクトコードに変換する(Act21:変換手段)。
Act19またはAct21の処理において、ソースコードをオブジェクトコードに変換すると、CPU101は、オブジェクトコードをRAM103の変換後エリアに格納する(Act22)。
このような変換処理により、変換元プロパティ72に設定された情報のオブジェクトが変換先プロパティ74に設定された情報のオブジェクトとなる。すなわち、ソースプログラムを解析して得たソースコードが「共通ボタン」のコードであった場合、変換設定ファイル52からレコード7aが検出される。そして変換用アセンブリ「Convert Second」が実行される。その結果、ソフトウェア部品「ボタン」の透過度(Opacity)に関して、Double型のソースコード「Opacity」がFloat型のオブジェクトコード「Alpha」に変換される。このFloat型のオブジェクトコード「Alpha」は、第2プラットフォームが解釈可能である。
CPU101は、ソースプログラム2の変換を終了したか否かを確認する(Act23)。終了していない場合(Act23にてNO)、CPU21は、Act17の処理に戻る。そしてCPU21は、次のソースコードを解析する。
ソースプログラム2を変換し終えた場合には(Act23にてYES)、CPU101は、変換後エリア内のデータ、つまりは第2プラットフォームが解釈可能なオブジェクトコード群からなるアプリケーションプログラム4を、スマートデバイス3bに出力する(Act24:出力手段)。すなわちCPU101は、通信インターフェース105を介して接続されるスマートデバイス3bにアプリケーションプログラム4をダウンロードする。あるいはCPU101は、ドライブ装置108に装着されたスマートデバイス3b対応の記憶媒体6にアプリケーションプログラム4を書き込む。以上で、変換処理プログラムに従った処理が終了する。
上記説明では、Act15にて第2プラットフォームが選択された場合を示したが、第1プラットフォームが選択された場合も同様に処理される。すなわち、第1プラットフォーム用の変換設定ファイル51が有効化される。そして、ソースプログラム2を解析して得たソースコードが各プラットフォームで共通化されているソースコードでない場合、変換設定ファイル51に登録されているレコード7の定義にしたがって、第1プラットフォームで解釈可能なオブジェクトコードに変換される。
このように、プログラム変換装置1においては、各プラットフォームで共通化されているソースコードについては共通変換機能12によってオブジェクトコードに変換され、共通化されていないソースコードについては個別変換機能13によってオブジェクトコードに変換される。共通変換機能12あるいは個別変換機能13によって得られたオブジェクトコードは、プラットフォーム選択機能11によって選択されたプラットフォームが解釈可能なコードである。したがって、プログラム変換装置1によれば、一つソースプログラムを複数のプラットフォーム上で動作するアプリケーションプログラムに変換することができる。
しかも、各プラットフォームで共通化されていないソースコードについては、変換設定ファイル51,52…に登録されるレコード7で定義される処理により変換される。したがって、新規プラットフォームの拡張や、プラットフォーム側の仕様変更に対しても、それに合わせて変換設定ファイル51,52…に登録されるレコード7で定義すればよく、ソースコードを変更する必要はない。例えば、変換先プロパティに仕様変更があっても、該当するレコード7の変換先プロパティ74の値を変更するだけで対応できる。かくして、複数のプラットフォーム上で動作するスマートデバイス用アプリケーションプログラムの開発コストを低減できる効果を奏する。
なお、上記実施形態は、スマートデバイス3a,3bに実装されるアプリケーションプログラムの変換装置について説明したが、スマートデバイス3a,3b以外の情報処理端末に実装されるアプリケーションプログラムの変換装置にも適用できることは言うまでもないことである。
また上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…プログラム変換装置、2…ソースプログラム、3a,3b…スマートデバイス、4a、4b…アプリケーションプログラム、5…変換設定ファイル、11…プラットフォーム選択機能、12…共通変換機能、13…個別変換機能。

Claims (6)

  1. ソースコードの入力を受け付ける入力手段と、
    複数のプラットフォームの中からいずれか1つのプラットフォームが選択されると、プラットフォーム別に前記ソースコードをそのプラットフォーム上で動作するオブジェクトコードに変換するための定義情報が設定された変換設定ファイルにアクセスして、前記選択されたプラットフォームに対応した前記変換設定ファイルを有効化する有効化手段と、
    前記入力手段を介して入力された前記ソースコードを前記有効化された変換設定ファイルに記憶された定義情報にしたがってオブジェクトコードに変換する変換手段と、
    を具備したことを特徴とするプログラム変換装置。
  2. 前記複数のプラットフォームの中からいずれか1つのプラットフォームの選択を受け付ける選択手段、をさらに具備し、
    前記有効化手段は、前記選択手段で選択を受け付けた前記プラットフォームに対応した前記変換設定ファイルを有効化することを特徴とする請求項1記載のプログラム変換装置。
  3. 前記変換手段により変換されたオブジェクトコードから作成されるアプリケーションプログラムを出力する出力手段、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項1または2記載のプログラム変換装置。
  4. 前記変換設定ファイルに前記定義情報を登録する登録手段、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1に記載のプログラム変換装置。
  5. 前記定義情報は、変換元のソースコードを変換先のオブジェクトコードに変換するための変換用アセンブリを少なくとも定義することを特徴とする請求項4に記載のプログラム変換装置。
  6. コンピュータに、
    ソースコードの入力を受け付けさせる機能、
    複数のプラットフォームの中からいずれか1つのプラットフォームが選択されると、プラットフォーム別に前記ソースコードをそのプラットフォーム上で動作するオブジェクトコードに変換するための定義情報が設定された変換設定ファイルにアクセスして、選択された前記プラットフォームに対応した前記変換設定ファイルを有効化させる機能、及び
    前記入力された前記ソースコードを前記有効化された変換設定ファイルに記憶された定義情報にしたがってオブジェクトコードに変換させる機能、
    を実現させるための変換処理プログラム。
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